JP2003153213A - 映像生成装置および受信装置 - Google Patents

映像生成装置および受信装置

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JP2003153213A
JP2003153213A JP2001348631A JP2001348631A JP2003153213A JP 2003153213 A JP2003153213 A JP 2003153213A JP 2001348631 A JP2001348631 A JP 2001348631A JP 2001348631 A JP2001348631 A JP 2001348631A JP 2003153213 A JP2003153213 A JP 2003153213A
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JP2001348631A
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Nagahito Narita
長人 成田
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Japan Broadcasting Corp
Original Assignee
Nippon Hoso Kyokai NHK
Japan Broadcasting Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の多画素映像の画素数変換は、撮影時に
おける撮影条件を全く考慮することなく、多画素映像を
モニターの画素数に合うように画素数変換をし、あるい
は映像の一部を切り取ったりしていたため、解像度の低
下や絵柄内容の喪失を起こしていた。また、モニターに
表示される映像を多視点から観た映像とすることはでき
なかった。 【解決手段】 入力映像の撮影情報(カメラレンズの焦
点距離fとレンズのズーム比n)および画素数情報(そ
れぞれ、撮影情報デコーダー1および画素数情報抽出部
2から抽出される)に基づいて、モニターの表示画素数
および画面サイズに適合するように画素数変換比Kまた
はLを決定する画素数変換比決定手段3と、その画素数
変換比決定手段により決定された画素数変換比Kまたは
Lに基づいて、入力映像信号に画素数変換を施す画素数
変換手段4とを具えて構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、テレビ映像等の
多画素映像から画素数変換した映像を生成する映像生成
装置および受信装置に関し、特に、撮影によって得られ
たテレビ映像の画素数を、さまざまな画素数とサイズの
モニターでの表示に適合し得るようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】多画素映像を大画面に表示する場合、ハ
イビジョンあるいはVGAやSVGAのようなVESA
(米国の規格団体)規格に従ったCRT(陰極線管)や
液晶を光源として、これらを複数用いて大型スクリーン
上でつなぎ合わせたり、位相をずらせて重ね合わせたり
する投射型表示方式が主流であった。また、PDA(携
帯情報端末)や携帯電話のような小型モニターに多画素
映像を表示する場合、撮影条件にかかわらず表示装置の
画素数に合わせて画素数変換を施すか、あるいはそれに
加えて映像の一部を切り取る処理を施す方法が用いられ
てきた。
【0003】また、放送局において、ハイビジョン用な
どの目的で高解像度で撮影された映像(多画素映像)を
NTSC標準テレビ用の解像度に画素数変換し、すなわ
ち画素数を減少させて放送する場合もあり、この場合に
は、高解像度の元の映像を十分に活用しているとは言え
ない。さらにまた、これらのモニターで表示された映像
を観るとき、想定される映像の視点は撮影時の特定のカ
メラから見た一視点のみであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の多画素映像の画素数変換は、撮影時における撮影条件
を全く考慮することなく、多画素映像をモニターの画素
数に合うように画素数変換をし、あるいは映像の一部を
切り取ったりしていたため、解像度の低下や絵柄内容の
喪失を起こしていた。このことは、受信側で画素数変換
を行って映像表示を行おうとする受信装置についても言
えることである。
【0005】本発明の目的は、さまざまな画素数とサイ
ズのモニターに元の多画素映像から画素数変換された映
像を表示するにあたり、解像度の低下や絵柄内容の喪失
を起こすことなく、また映像を多視点から観ることを可
能にした映像生成装置および受信装置を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明映像生成装置は、入力映像の撮影情報および
画素数情報に基づいて、モニターの表示画素数および画
面サイズに適合するように画素数変換比KまたはLを決
定する画素数変換比決定手段と、該画素数変換比決定手
段により決定された画素数変換比KまたはLに基づい
て、入力映像信号に画素数変換を施す画素数変換手段と
を具えていることを特徴とするものである。
【0007】また、本発明映像生成装置は、前記画素数
変換比KまたはLが、前記入力映像の横または縦方向の
画素数に対する前記モニターのそれぞれ横または縦方向
の画素数の比に、前記入力映像の撮影角度αまたはカメ
ラレンズの焦点距離fに関連したそれぞれ定数kまたは
lを乗じた値であることを特徴とするものである。
【0008】また、本発明映像生成装置は、前記関連し
たそれぞれ定数kまたはlが、前記入力映像の撮影角度
αが大くなるかまたは前記カメラレンズの焦点距離fが
小さくなるに従って大きい値に設定した値であることを
特徴とするものである。
【0009】また、本発明映像生成装置は、前記入力映
像は前記撮影情報と前記画素数情報を含んでいることを
特徴とするものである。
【0010】また、本発明映像生成装置は、前記入力映
像の撮影情報には、前記カメラレンズの焦点距離f、ズ
ーム比n、および前記撮影画角αのうちの少なくとも1
つを含んでいることを特徴とするものである。
【0011】また、本発明映像生成装置は、さらに、前
記入力映像信号から前記撮影情報および画素数情報を抽
出する手段を具えていることを特徴とするものである。
【0012】また、本発明映像生成装置は、さらに、前
記画素数変換が施された映像信号を仮想映像データとし
て格納する格納手段と、該格納手段に格納された仮想映
像データの画素数を前記モニターの表示画素数より大き
く構成するとともに、前記仮想映像データを前記格納手
段から読み出して前記モニターに表示するにあたって、
前記仮想映像データの領域内において、前記モニターの
画素数および/または画面サイズに対応した任意所望の
領域を選択する選択手段と、該選択手段によって選択さ
れた領域の仮想映像データを出力映像信号として出力す
る映像出力手段とを具えていることを特徴とするもので
ある。
【0013】また、本発明映像生成装置は、さらに、前
記入力映像信号から生成される映像、前記仮想映像デー
タの全領域のデータから生成される仮想映像、および前
記仮想映像データ中の前記選択された領域のデータから
生成される仮想映像のいずれか1つを選択する映像切替
え手段を具えていることを特徴とするものである。
【0014】また、本発明受信装置は、本発明による映
像生成装置を具えていることを特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照し、発明の
実施の形態に基づいて本発明を詳細に説明する。上述し
たように、本発明映像生成装置および受信装置は、画素
数変換に撮影情報を利用することで、多画素映像の解像
度の低下や絵柄内容を喪失を起こすことなくさまざまな
画素数とサイズのモニターに、元の多画素映像から画素
数変換された映像を表示し得るようにしたものである。
【0016】図1は、本発明映像生成装置の一実施形態
の全体構成を示すブロック図である。図1において、1
は撮影情報デコーダー、2は画素数情報抽出部、3は画
素数変換比決定部、4は画素数変換部、5はメモリ、6
は映像読出し部、および7は映像変換装置である。
【0017】動作について説明する。図1に示すよう
に、撮影情報デコーダー1は、カメラ撮影時の撮影情報
を含む撮影映像信号(以下、入力映像信号と言う)か
ら、カメラレンズの焦点距離とズーム比などの撮影情報
を抽出する。撮影情報は、予め多重するなどして入力映
像信号に包含させておくか、あるいは入力映像信号の映
像内容から推定するようにしてもよい。
【0018】画素数情報抽出部2は、入力映像信号から
画素数情報を抽出する。この情報も、例えば、入力映像
信号のブランキング期間(垂直帰線期間)に予め多重し
て入力映像信号に包含させておくか、あるいは、予め観
視者が数値情報として入力するようにしてもよい。な
お、以上述べた撮影情報デコーダー1と画素数情報抽出
部2とは、これらを組合せて1個の情報抽出部として構
成することもできる。
【0019】また、画素数変換比決定部3は、当該決定
部3に、一方では、撮影情報デコーダー1で抽出された
カメラレンズの焦点距離とズーム比などの撮影情報と、
画素数情報抽出部2で抽出された画素数情報とが入力さ
れ(図示の上方から下方への矢印で示される)、他方で
は、入力映像信号を画素数変換した信号が表示されるモ
ニターの画素数および画面サイズが入力され(図示の下
方から上方への矢印で示される)、モニターの表示画素
数および画面サイズに適合するように入力映像の画素数
を変換して表示させるための画素数変換比(以下、Kで
表記する)を決定する。
【0020】以下に、画素数変換比Kの決定方法につい
て説明する。画素数変換比Kは、後述するように、撮像
映像の横、縦それぞれの画素数、カメラレンズの焦点距
離とズーム比、およびモニターの横、縦それぞれの画素
数、横、縦それぞれの画面サイズによって決定される
が、カメラレンズの撮影画角(撮影水平画角および撮影
垂直画角)も画素数変換比Kの決定に影響を与える。こ
こでは、撮影時の撮影画角を含めた主要なカメラパラメ
ータについて、図2を参照して説明する。なお、実際の
カメラのレンズは複数のレンズから構成されるが、図2
では、説明を簡単にするために、理想的な1枚のレンズ
8に置き換えて説明する。
【0021】図2に示すように、カメラレンズ8の焦点
距離をf、レンズ8の主点と前側焦点面9(すなわち、
被写体)との間の距離をd1 、レンズ8の主点と後側焦
点面10(すなわち、結像面)との間の距離をd2 でそ
れぞれ表すものとする。このとき、無限遠点を基準にと
る(d1 →∞)と、d2 =fとなる。いま、結像面の横
幅をW、縦幅をHとすると、それぞれ 撮影水平画角θW =2tan -1(W/2f) 撮影垂直画角θH =2tan -1(H/2f) として算出される。
【0022】また、ズーム比をnとすると、ズーム比n
でレンズをズームさせた後の焦点距離f′は、f′=n
fとなるため、レンズをズームさせた後の撮影画角は、
それぞれ 撮影水平画角θ′W =2tan -1(W/2nf) 撮影垂直画角θ′H =2tan -1(H/2nf) として算出される。また、上記のほか、結像面の横幅W
および縦幅Hは、撮像管の仕様(例えば、1インチ、あ
るいは2/3インチなどの情報やアスペクト比情報な
ど)から予め分かっているので、これも撮影情報として
利用することができる。
【0023】以上で、カメラレンズの撮影時の焦点距離
f,f′とズーム比nからカメラレンズの撮影画角(撮
影水平画角θW ,θ′W および撮影垂直画角θH ,θ′
H )が求まった(ダッシュ付きは、レンズをズームさせ
た後であることを示す)ので、これらのカメラパラメー
タを用いてある撮影条件で撮影され、横、縦それぞれM
×N画素の入力映像を、画素数a×b、画面サイズX×
Y(cm)のモニターに表示する場合について画素数変
換比Kの決定方法について説明する。
【0024】入力映像からモニターに表示される映像
(いずれも多画素映像)への画素数変換を考えるにあた
って、基本的な考え方は以下のとおりである。また、こ
こでは、入力映像(撮影映像)の撮影画角をαで表記す
る。レンズをズームさせない(n=1)状態では、撮影
画角αが大きいと被写体サイズが小さくなり、このよう
な状態で映像全体を携帯端末のような小さなモニターの
画面で見ると内容が不明瞭になるため、入力映像をその
まま画面全体に表示するのでなく、画素変換比を大きく
必要部分を拡大して表示するようにする。反対に、撮影
画角αが小いと被写体サイズが大きくなり、また、モニ
ター画面が大きくなるにつれて被写体サイズが大きくな
るため、映像全体を明瞭に表示することが可能となる。
これらの相互関係を勘案して以下のように画素数変換比
Kを決定する。
【0025】以下に説明する画素数変換比Kは、横、縦
それぞれM×N画素の入力映像を、横、縦それぞれの画
素数a×b、横、縦それぞれの画面サイズX×Y(c
m)のモニターに表示する場合についてである。まず、
入力映像がハイビジョンのように横長画面で、モニター
の画面がNTSC標準テレビの縦横比を有している場合
(ただし、画面の画素間隔は横、縦方向とも等しいとす
る)、すなわち、(N/M)≦(b/a)のときの画素
数変換比Kを、k=1のときに画面の一部を切り取るこ
となく画面全体を表示するという前提で、k・(a/
M)で表記すると、モニターの画面サイズが2インチ
(対角線の長さ)以下の場合、例えば、 α<30°のときk=1に、 30°<α<60°のときk=2に、 60°<α<90°のときk=3に、 90°<α<120°のときk=4に、 120°<α<150°のときk=5に、 α>150°のとき=6に kの値をそれぞれ設定し、
【0026】また、モニターの画面サイズが2〜8イン
チの場合、例えば、 α<45°のときk=1に、 45°<α<90°のときk=2に、 90°<α<135°のときk=3に、 α<135°のときk=4に kの値をそれぞれ設定し、
【0027】また、モニターの画面サイズが100イン
チ以上の場合、αにかかわらずkの値をk=1に設定す
る。以上のようにして設定した値kに基いて、画素数変
換比K(=k・(a/M))を図1に示す画素数変換部
4へ出力して画素数変換を行う。なお、撮影画角αとし
ては、ここでは、撮影水平画角θw,θ′wを使用する
ものとする。
【0028】次に、上述例とは逆に、入力映像が標準テ
レビの縦横比を有し、モニターの画面がハイビジョンの
ように横長画面である場合(ただし、画面の画素間隔は
横、縦方向とも等しいとする)、すなわち、(N/M)
>(b/a)のときは、画素数変換比Lをl・(b/
N)で表記すると、上述例と同様に、l=1のときに画
面全体を表示するという前提でカメラの撮影画角αに応
じてlの値を設定し、その設定した画素数変換比L(=
l・(b/N))を図1に示す画素数変換部4へ出力し
て画素数変換を行う。
【0029】上記においては、カメラの撮影画角αをk
乃至lの値決定の基準としたが、これに代えて、撮影画
角のtanαとは逆数関係にあるカメラレンズの焦点距
離fをk乃至lの値決定の基準にすることもできる。こ
の場合においても、(N/M)≦(b/a)のときの画
素数変換比Kをk・(a/M)で表記すると、モニター
の画面サイズが2インチ以下の場合、例えば、 f>80mmのときk=1に、 60mm<f<80mmのときk=2に、 40mm<f<60mmのときk=3に、 20mm<f<40mmのときk=4に、 10mm<f<20mmのときk=5に、 f<10mmのときk=6に kの値をそれぞれ設定する。
【0030】また、モニターの画面サイズが2〜8イン
チの場合、例えば、 f>50mmのときk=1に、 35mm<f<50mmのときk=2に、 15mm<f<35mmのときk=3に、 f<15mmのときk=4に kの値をそれぞれ設定する。
【0031】また、モニターの画面サイズが100イン
チ以上の場合には、fにかかわらずkの値をk=1に設
定する。以上のようにして設定した値kに基いて、画素
数変換比K(=k・(a/M))を図1に示す画素数変
換部4へ出力して画素数変換を行う。
【0032】画素数変換部4は、画素数変換比決定部3
から出力された画素数変換比KまたはLに基づいて、入
力映像信号の画素数を変換し、画素数が変換された映像
データを一点鎖線で囲んで示す映像変換装置7の外部に
配置されるメモリ5に格納する。画素数変換方法として
は、種々の方法を使用することができるが、例えば、従
来から用いられている標本化周波数変換の方法などを適
用することができる。なお、入力映像信号の画素数変換
は、画面の横、縦両方向について行なうものとし、横、
縦の画素ピッチが同じである場合には、同じ比率(Kま
たはL)による変換でよい。
【0033】映像変換装置7の外部に配置される映像読
出し部6は、メモリ5に格納され、映像読出し部6を介
してこの格納された映像データを読み出し、本発明映像
生成装置の出力映像信号として出力する。この出力映像
信号はモニターの画面に表示する映像信号として供され
る。
【0034】以上説明した実施形態では、広画角で撮影
された映像を携帯端末サイズの小さな画面で観ると内容
が不明瞭になるため、入力映像を画素数変換して映像全
体を拡大したうえで、その拡大した映像の中から必要部
分を取り出して画面表示することもできる。このように
構成した本発明の他の実施形態を以下に説明する。以下
では、入力映像を画素数変換して得られた映像全体を仮
想映像と言う。
【0035】図3は、実際の表示領域とメモリ上の仮想
映像との関係を、本発明の他の実施形態として示す模式
図である。図3において、いま、入力映像の横、縦の画
素数がそれぞれM,Nであり、実際の表示領域であるモ
ニターの横、縦の画素数がそれぞれa,bであり、画素
数変換比Kが2×(a/M)、すなわち、k=2であ
り、そして、(N/M)=(b/a)、すなわち、横、
縦の画素数の比は入力映像とモニターとで変わらないも
のとすると、仮想映像11(図3参照)の横、縦の画素
数は、それぞれ{2×(a/M)}×M=2a,{2a
×(N/M)}=2aN/Mとなる。これに対し、モニ
ターの表示領域l2(図3参照)の横、縦の画素数がそ
れぞれa,bであるから、モニターの表示領域12の画
素数と仮想映像11(図3参照)の画素数の比は、横、
縦それぞれについて、1/2、およびbM/2aNとな
る。従って、観視者が見たい部分を含み、横方向には連
続するM/2の画素、縦方向には連続するbM/2aの
画素からなる矩形領域を入力映像画素から取出して画素
数変換してモニターに表示することによて、従来のよう
に、表示された被写体が小さくなりすぎて内容が不明瞭
になるといったことを防ぐことができる。
【0036】このように、観視者が観たい部分を含むよ
うにするためには、マウスやジョイスティツク(図示し
ない)などの指示選択手段を用いて、メモリ内の映像デ
ータから生成されるであろう仮想映像11から、ユーザ
の所望する位置の表示領域l2をリアルタイムで適宜選
択して表示させる。実際には、ユーザーによって指示選
択された位置に相当する範囲の画素を含む映像データを
読み出して、これを出力映像信号として出力するものと
する。このように、メモリに格納される映像データの画
素数がモニターの表示画面の画素数よりも大きい場合、
映像を多視点から観ることが可能となる。
【0037】総務省では、日韓ワールドカップサッカー
を放送するにあたって、フィールド全体をハイビジョン
カメラ3台で撮影して大型スクリーンに表示する計画を
立てている。しかし、このような広画角で撮影された映
像を携帯端末サイズの小さな画面で見る場合、入力映像
をそのまま縮小すると映像内容が不明瞭になるが、本発
明によれば、この問題を解決することができる。
【0038】図4(a),(b)は、上記問題を解決す
るために、本実施形態による映像生成装置(仮想映像と
実際の表示領域とを有する映像を生成する映像生成装
置)によって結合された仮想映像の一例を示す図であ
る。本実施形態においては、例えば、図4(a)に示す
ように、サッカーの試合を3台の高解像度カメラで同時
に撮影する。得られた複数の映像13、14、15を実
質的にシームレスに繋ぎ合せて(結合して)1つの入力
映像信号に変換し、図4(b)に示す仮想映像16を表
示することが可能な仮想映像データを得るものとする。
しかしながら、この図4(b)に示す仮想映像は、これ
を携帯テレビ(または、携帯型情報機器:PDA(Pers
onal Digital Assistant))などの小さなスクリーンに
表示したのでは、被写体が小さく不明瞭となる。
【0039】図5(a),(b),(c)は、この問題
を解決するために、本発明映像生成装置によって作成さ
れた映像信号による映像をモニターに表示させる場合の
仮想映像と実際の表示領域との関係を、本発明のさらに
他の本実施形態として示す模式図である。図5(a)で
は、符号17によって携帯テレビ(またはPDA)を示
している。本実施形態においては、図5(b)に示す仮
想映像データから生成される仮想映像18から、図5
(a)に示す携帯テレビ17の表示画面の画素数に相当
するサイズであって、かつユーザーが表示することを希
望する領域19の映像を選択して出力することができる
ように、ジョイスティック20等を用いて構成する。
【0040】このように構成することにより、ユーザー
は所望の表示箇所を適宜リアルタイムで選択しながら臨
場感がある映像を、解像度を損なうことなく観ることが
できる。また、この場合、ユーザが最初の選択を実行す
る前に、デフォルトとして仮想映像の中央の領域か、或
いは、仮想映像全体かを表示させることもできる。
【0041】また、本実施形態において、モニターの表
示画面に表示される映像に、希望領域19の選択が可能
な方向を表示するよう、画面上にアイコンなどをスーパ
ーインポーズすることも可能である。例えば、図5
(b)に示すように、仮想映像18の中央部分が希望領
域19として選択されている場合は、画面上に、例え
ば、上下左右方向の矢印(図示しない)を表示し、図5
(c)に示すように、仮想映像18の左下の部分が希望
領域19として選択されている場合は、画面上に、例え
ば、上方向と右方向のみの矢印(図示しない)を表示し
て、ユーザーに領域選択が可能な方向を表示することも
できる。また、上記とは異なって、ユーザーに仮想映像
の全領域か、希望領域のみかを選択させ、適宜表示領域
の切り替えが可能なようにすることも可能である。
【0042】以下では、本発明を実施するにあたって必
要な撮影情報の取得方法、および撮影情報と画素数情報
を撮影映像信号(入力映像信号)に包含させる方法につ
いて説明する。撮影情報取得する参考文献としては、鄭
文涛等による「高精度カメラ操作パラメータ計測システ
ムおよび当該システムのイメージ動作予測への応用」
((A High-Precision Camera Operation Parameter m
easurement System and Its Application to Image Mot
ion Inferring )IEEE Transactions on Broadcasting
,Vol.47, No.1, pp.46-55 , March 2001 )を参照され
たい。
【0043】図6は、上記文献記載の撮影情報取得方法
を示すブロック図である。図6において、カメラ21の
レンズ22に装着されたセンサ23は、同期回路24に
よりフレーム(またはフィールド)と同期を取りなが
ら、ズーム比、焦点距離などの撮影情報を取得する。セ
ンサ23で取得された撮影情報は、PC(パソコン)2
5内のメモリに格納される。姿勢制御部26は、カメラ
21の姿勢を制御する機能を有する。姿勢制御部26に
装着されたセンサ27は、レンズ22の向く方向(パ
ン、チルトなど)や、カメラの台座の位置などの情報を
取得してPC25内のメモリに格納する。PC25は、
コントローラー28内のドライバー29に指令を出し
て、姿勢制御部26を介してカメラ21の移動、レンズ
22のパン、チルトを行わせることができる。ズームや
フォーカスに関しても、PC25は、コントローラー2
8内のドライバー30に指令を出して、レンズ22のズ
ーム比を操作する。このように、PC25のメモリ内に
格納されたたデータは、本発明映像生成装置の撮影情報
として使用することができる。あるいは、次に説明する
ように、メタデータ化したり、入力映像信号に多重化の
かたちで包含させることも可能である。
【0044】本発明は、本発明映像生成装置を具えてい
る受信装置も含んでいる。この場合、受信装置内で撮影
情報や画素数情報を得ることが必要となる。撮影情報を
送られてきた映像内容から推定する場合は別として、送
信側から撮影情報を映像信号に多重して受信側に伝送す
る例を、2例につき説明する。図7は、本発明映像生成
装置で使用する撮影情報の伝送例を示すブロック図であ
る。図7おいて、カメラ31に取り付けられたズームや
フォーカスを検出するセンサ(図示しない)からの撮影
情報をエンコーダー32を介してメモリ(図示しない)
に取込み、取込んだ撮影情報を多重化手段33により入
力映像信号のブランキング期間(垂直帰線期間)に多重
して、伝送装置34により伝送する。伝送された撮影情
報は、図1に示した撮影情報デコーダー1から取り出す
ことができる。
【0045】図8も、本発明映像生成装置で使用する撮
影情報の伝送例を示すブロック図である。すなわち、図
7に示す撮影情報の伝送方法に代えて、図8に示すよう
に、カメラ35に取り付けられたズームやフォーカスを
検出するセンサ(図示しない)からの撮影情報をエンコ
ーダー36を介してメモリ(図示しない)に取込み、取
込んだ撮影情報をデジタル信号化手段37を使用してこ
の撮影情報をメタデータとしてデジタル映像信号に包含
させパケット化して送ることも可能である。また、撮影
情報を入手するには、図7や図8に示すように撮影情報
を伝送することはやめて、受信側で映像内容から撮影情
報を推定するようにしてもよい。なお、これらのこと
(撮影情報や撮影映像の画素数情報を入力映像信号に包
含させて伝送し、または、受信側で映像内容から撮影情
報を推定すること)は、本明細書の発明の実施の形態の
項の最初において概略説明した。
【0046】本発明は、本明細書の特許請求の範囲に記
載された範囲内において、幾多の変形や修正が可能であ
る。例えば、本発明による映像生成装置をインターネッ
ト用配信サーバ上に組み込み、予め本発明による表示変
換技法を施した映像データや映像信号をインターネット
を介して配信するような形態にも本発明は実施可能であ
る。あるいは、前述の説明においては、撮影情報を包含
させた入力信号(撮影信号)を利用することを前提とし
ているが、入力信号とは別に用意した撮影情報データを
取り込むような形態でも本発明を実施可能であること勿
論である。
【0047】また、本発明は、ハードウエアによっての
みでなく、コンピュータ処理によっても実施することが
できる。すなわち、上記の方法を実現するプログラム、
あるいはプログラムを記録した記憶媒体などの形態でも
実施することが可能である。この場合の本発明は、入力
映像の撮影情報および画素数に基づいて、モニターの表
示画素数および画面サイズに適合するように画素数変換
比Kを決定するステップと、該ステップにより決定され
た画素数変換比Kに基づいて、入力映像信号に画素数変
換を施すステップとを実行させるためのプログラムとな
る。
【0048】また、本発明は、入力映像の撮影情報およ
び画素数に基づいて、モニターの表示画素数および画面
サイズに適合するように画素数変換比Kを決定するステ
ップと、該ステップにより決定された画素数変換比Kに
基づいて、入力映像信号に画素数変換を施すステップと
を実現させるためのプログラムを記録したコンピュータ
読み取り可能な記録媒体となる。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、ユーザーが使用するモ
ニターの表示画素数とサイズに適合する映像が得られ、
さらに多画素映像の絵柄内容の喪失なく、しかも解像度
低下を軽減した映像を得ることができる。
【0050】また、本発明によれば、放送局の放送シス
テムに組み込んで使用することができ、その場合には、
予め、放送局側で、画素数が少なくかつ画面サイズの小
さい携帯テレビ向けの出力映像信号を生成したり、ある
いは、画素数が高精細画像のものより少ない中くらいで
画面サイズでかつ中くらいの表示画面を持つNTSC標
準テレビ向けの出力映像信号を生成するなどして、これ
らのモニター向けに専用の伝送路に合わせて画素数をカ
スタマイズした放送をすることが可能となる。あるい
は、本発明映像生成装置は、家庭用の受信機、すなわ
ち、テレビ受像機、PDA、またはパーソナルコンピュ
ータなどに組み込んで使用することも可能である。
【0051】また、本発明によれば、メモリ内の仮想映
像から、ユーザーが所望する表示エリアをリアルタイム
で指示選択して映像を表示することが可能となる。すな
わち、仮想映像からユーザーが希望する任意の表示領域
の映像をリアルタイムで、ジョイスティックやマウスな
どの指示選択手段を用いて選択することが可能となる。
これによって、スポーツ中継、例えば、サッカー中継や
野球中継などで非常に臨場感あふれる映像を表示でき、
さらに、ユーザが興味のある表示領域をリアルタイムで
選択して表示することができる。
【0052】具体的には、サッカー中継の場合、競技場
全体を表示する通常の映像か、画素数が最適化された仮
想映像か、ボール付近のプレイヤーを撮影した表示領域
かを適宜、リアルタイムに選択切替え表示することによ
って、インタラクティブ(対話式)な映像を楽しむこと
ができるようになる。例えば、通常の映像を選択すれ
ば、直接ボールに触れていないプレイヤーの動きを全体
的に観覧することが可能になり、また、仮想映像を選択
すれば、画素数が最適化された解像度の高い映像を観覧
することができる。さらに、ボール付近のプレイヤーを
撮影した表示領域を選択すれば、高解像度の鮮明な映像
でボール付近のプレイヤーの動きを随時追跡しながら観
覧することができる。すなわち、本発明によれば、ユー
ザーがあたかも撮影者になったような感覚で、映像を随
時切り替えながら多視点の映像を楽しむことも可能とな
る。
【0053】また、本発明によれば、複数のカメラで撮
影された複数の映像を1つに結合して、貴重な映像デー
タを有効に活用できるようになる。すなわち、従来は、
複数のカメラで撮影された映像であっても、放送時には
取捨選択してただ1つ視点の1つの映像のみが放送され
ていたが、本発明によれば、残りの捨てられていた映像
もすべてユーザーに提供して、ユーザが希望する映像部
分(表示領域)を選択してモニター画面に表示させるよ
うにすることができる。例えば、広角度の映像を携帯テ
レビやPDAの小さな画面で見る場合、解像度を減少さ
せることなく、かつ、映像を不鮮明にすることなく、1
つに結合された映像データの中から所望の表示領域を観
ることができ、映像データを十分に活用することができ
るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明映像生成装置の一実施形態の全体構成
を示すブロック図である。
【図2】 撮影時の撮影画角を含めた主要なカメラパラ
メータについて説明するための模式図である。
【図3】 実際の表示領域とメモリ上の仮想映像との関
係を、本発明の他の実施形態として示す示す模式図であ
る。
【図4】 本実施形態による映像生成装置によって結合
された仮想映像の一例を示す図である。
【図5】 本発明映像生成装置によって作成された映像
信号による映像をモニターに表示させる場合の仮想映像
と実際の表示領域との関係を、本発明のさらに他の本実
施形態として示す模式図である。
【図6】 文献記載の撮影情報取得方法を示すブロック
図である。
【図7】 本発明映像生成装置で使用する撮影情報の伝
送例を示すブロック図である。
【図8】 本発明映像生成装置で使用する撮影情報の伝
送例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 撮影情報デコーダー 2 画素数情報抽出部 3 画素数変換比決定部 4 画素数変換部 5 メモリ 6 映像読出し部 7 映像変換装置 8 レンズ 9 前側焦点面 10 後側焦点面 11 仮想映像 12 表示領域 13,14,15 複数の映像 16 仮想映像 17 携帯テレビ 18 仮想映像 19 希望する領域 20 ジョイスティック 21 カメラ 22 レンズ 23,27 センサ 24 同期回路 25 PC(パソコン) 26 姿勢制御部 28 コントローラー 29,30 ドライバー 31 カメラ 32 エンコーダー 33 多重化手段 34 伝送装置 35 カメラ 36 エンコーダー 37 デジタル信号化手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/222 Fターム(参考) 5C022 AB36 AB66 AB68 AC01 5C063 AA02 BA01 BA03 BA08 BA14 CA25 CA29 DA13 EB45 5C082 AA02 BA12 BB15 BB25 BB42 BC03 BD09 CA32 CA54 CA76 CB05 DA42 DA86 MM05 MM10

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力映像の撮影情報および画素数情報に
    基づいて、モニターの表示画素数および画面サイズに適
    合するように画素数変換比KまたはLを決定する画素数
    変換比決定手段と、 該画素数変換比決定手段により決定された画素数変換比
    KまたはLに基づいて、入力映像信号に画素数変換を施
    す画素数変換手段とを具えていることを特徴とする映像
    生成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の映像生成装置において、
    前記画素数変換比KまたはLは、前記入力映像の横また
    は縦方向の画素数に対する前記モニターのそれぞれ横ま
    たは縦方向の画素数の比に、前記入力映像の撮影角度α
    またはカメラレンズの焦点距離fに関連したそれぞれ定
    数kまたはlを乗じた値であることを特徴とする映像生
    成装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の映像生成装置において、
    前記関連したそれぞれ定数kまたはlは、前記入力映像
    の撮影角度αが大くなるかまたは前記カメラレンズの焦
    点距離fが小さくなるに従って大きい値に設定した値で
    あることを特徴とする映像生成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項記載の映
    像生成装置において、前記入力映像は前記撮影情報と前
    記画素数情報を含んでいることを特徴とする映像生成装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1項記載の映
    像生成装置において、前記入力映像の撮影情報には、前
    記カメラレンズの焦点距離f、ズーム比n、および前記
    撮影画角αのうちの少なくとも1つを含んでいることを
    特徴とする映像生成装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか1記載の映像
    生成装置において、該装置はさらに、 前記入力映像信号から前記撮影情報および画素数情報を
    抽出する手段を具えていることを特徴とする映像生成装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか1項記載の映
    像生成装置において、該装置はさらに、 前記画素数変換が施された映像信号を仮想映像データと
    して格納する格納手段と、 該格納手段に格納された仮想映像データの画素数を前記
    モニターの表示画素数より大きく構成するとともに、前
    記仮想映像データを前記格納手段から読み出して前記モ
    ニターに表示するにあたって、前記仮想映像データの領
    域内において、前記モニターの画素数および/または画
    面サイズに対応した任意所望の領域を選択する選択手段
    と、 該選択手段によって選択された領域の仮想映像データを
    出力映像信号として出力する映像出力手段とを具えてい
    ることを特徴とする映像生成装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の映像生成装置において、
    該装置はさらに、 前記入力映像信号から生成される映像、前記仮想映像デ
    ータの全領域のデータから生成される仮想映像、および
    前記仮想映像データ中の前記選択された領域のデータか
    ら生成される仮想映像のいずれか1つを選択する映像切
    替え手段を具えていることを特徴とする映像生成装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれか1項記載の映
    像生成装置を具えていることを特徴とする受信装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7924297B2 (en) * 2006-09-26 2011-04-12 Canon Kabushiki Kaisha Display control apparatus and display control method
US7944865B2 (en) 2001-03-30 2011-05-17 Daita Frontier Fund, Llc Wireless LAN system and control method and control program of wireless LAN system
US7969918B2 (en) 2001-03-30 2011-06-28 Daita Frontier Fund, Llc Slave communication device for use in wireless LAN system and control method and control program of slave communication device
TWI406531B (zh) * 2005-06-10 2013-08-21 Nvidia Corp 圖像系統及其多重使用者電腦系統

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