JP2003152878A - 遠隔装置自動管理システム - Google Patents

遠隔装置自動管理システム

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JP2003152878A
JP2003152878A JP2001342615A JP2001342615A JP2003152878A JP 2003152878 A JP2003152878 A JP 2003152878A JP 2001342615 A JP2001342615 A JP 2001342615A JP 2001342615 A JP2001342615 A JP 2001342615A JP 2003152878 A JP2003152878 A JP 2003152878A
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JP2001342615A
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Kazuhiro Yoshinaga
和弘 吉永
Yukio Miyatake
行夫 宮武
Takayuki Noguchi
孝行 野口
Masaru Nishida
勝 西田
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遠隔地に設置されている管理対象装置の自動
管理において、実行される処理内容を必要に応じて自動
更新できるようにする。 【解決手段】 監視手段21は、定期的に接続手段22
を呼び出して監視データを渡す一方、必要な際には接続
手段22を即時に呼び出して監視データを渡す。接続手
段22は、管理装置3に対する接続を自動で確立した後
に監視データをデータ蓄積手段31に送信する。データ
蓄積手段31は、監視データを監視データベース32に
蓄積する。処理変更手順発行手段33は、処理変更手順
を処理変更手順自動実行手段23に送信する。処理変更
手順自動実行手段23は、処理変更手順発行手段33か
ら処理変更手順を受信し、処理変更手順を管理対象装置
または監視装置2にて自動実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は遠隔装置自動管理シ
ステムに関し、特に管理対象装置,管理対象装置を監視
する監視装置,および監視装置に通信回線を介して接続
された管理装置を含む遠隔装置自動管理システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の遠隔装置自動管理システムでは、
遠隔地(リモート)に設置された管理対象となる装置
(以下、管理対象装置という)の管理は、管理装置(セ
ンタ)側サイトにいる管理者が行っているのが一般的で
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の遠隔装
置自動管理システムでは、管理対象装置の管理を管理装
置側サイトにいる管理者が行っていたので、多数の管理
対象装置の各状態を把握し、異常発生の際に管理対象装
置の状態を即時に保守担当者に伝達して、管理対象装置
を監視するための処理内容を更新することは困難である
という問題点があった。
【0004】本発明の目的は、遠隔地に設置されている
管理対象装置の自動管理において、管理対象装置を監視
するための処理内容を必要に応じて自動更新できるよう
にした遠隔装置自動管理システムを提供することにあ
る。
【0005】また、本発明の他の目的は、遠隔地に設置
されている管理対象装置および監視装置の自動管理にお
いて、管理対象装置および監視装置を監視するための処
理内容を必要に応じて自動更新できるようにした遠隔装
置自動管理システムを提供することにある。
【0006】なお、先行技術文献として、特開2001
―072489,特開平08―202775,特開平0
8―231012がある。
【0007】特開2001―072489に開示された
「単結晶製造装置の集中管理システム」では、群管理コ
ンピュータには遠隔操作制御部を、単結晶製造装置には
変更制御部をそれぞれ設ける。運転中の単結晶製造装置
の運転動作を変更させたいときには、群管理コンピュー
タの遠隔操作制御部が、その運転動作を変更させたい単
結晶製造装置に向けて運転動作変更用の制御情報を出力
する。単結晶製造装置の変更制御部は上記運転動作変更
用の制御情報を群管理コンピュータから受け取ると、運
転動作変更指令を発する。単結晶製造装置の運転制御部
は、通常、予め与えられていた運転制御用情報に基づい
て運転動作を制御するが、上記運転動作変更指令が発せ
られると、運転制御用情報ではなく、群管理コンピュー
タからの上記運転動作変更用の制御情報に基づいて、運
転動作を制御する。このように、上記「単結晶製造装置
の集中管理システム」では、運転制御用情報を変更して
いるのみであるが、本発明においては、処理内容自体の
更新が可能になっており、管理対象装置の状態に応じて
処理内容を更新することで、より詳しい状態把握を管理
装置側で行うことが可能になっている。
【0008】特開平08―202775に開示された
「製造プロセス品質異常処置システム」では、プロセス
データ収集装置で収集された各プロセスデータは収集デ
ータチェック装置によって、製品仕様値から決められた
管理値,および管理上限値,管理下限値と比較され、管
理幅内に収まっているか判定される。と同時にサンプリ
ングによって平均値、バラツキを算出して、これら収集
データの動向を調べて、その求めた値に応じて管理値自
動更新装置によって厳しい側に管理幅を自動的に再設定
する。管理幅を越えたり所定の条件から外れる場合、ア
ラームを発したり、ロットを自動停止させる。このよう
に、上記「製造プロセス品質異常処置システム」では、
監視するデータに対する基準値の設定を変更するのみで
あり、本発明のように、処理内容自体を更新できるもの
ではない。
【0009】特開平08―231012に開示された
「工程管理装置」では、各工程に1つ以上存在する作業
エリアと該作業エリア間に配置された工程間バッファを
有する自動倉庫とで構成された製造ライン上の製品の移
動を検出手段により検出してクレーン制御する工程管理
装置において、各作業エリアがどの工程に属するかを管
理する工程管理データベースと、製品を搬送する単位と
なるラックを管理するラック管理データベースと、各製
品を製造するときに必要となる作業工数を工程毎に管理
する工数管理データベースとを有し、該ラック管理デー
タベースおよび該工数管理データベースに基づいて所定
ラックの所定工程での作業工数を求めて該工程間バッフ
ァに存在しているラックの保有作業工数を求め、一定期
間内の該保有作業工数の増減傾向を監視することにより
工程間のタクトバランスが崩れたと判定し、このとき各
工程毎の該保有作業工数の比を求め、該比で全作業エリ
ア数を比例配分することにより各工程の新しい作業エリ
アの再配置を決定し該工程管理データベースを更新する
ことにより工程間のタクトバランスを保持する。このよ
うに、上記「工程管理装置」では、工程管理データベー
スを自動更新する際に基準となるデータの採取法までは
変更することはできない。これに対して、本発明におい
ては、管理対象装置の状態に応じて監視するための処理
内容自体の更新が可能になっている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の遠隔装置自動管
理システムは、管理対象装置,該管理対象装置を監視す
る監視装置,および該監視装置に通信回線を介して接続
された管理装置を含む遠隔装置自動管理システムにおい
て、前記管理装置が、前記監視装置の接続手段より送信
された前記管理対象装置の監視データを蓄積するデータ
蓄積手段と、蓄積された監視データに基づいて作成され
た処理変更手順を前記監視装置の処理変更手順自動実行
手段に送信する処理変更手順発行手段とを備え、前記監
視装置が、管理対象装置用処理内容設定ファイルに定義
された処理内容に基づいて前記管理対象装置の状態を監
視しており、定期的に接続手段を呼び出して監視データ
を渡す一方、必要な際には前記接続手段を即時に呼び出
して監視データを渡す監視手段と、前記監視手段により
定期的または必要時に呼び出され、前記管理装置に対す
る接続を自動で確立した後に該管理装置のデータ蓄積手
段に監視データを送信する接続手段と、前記管理装置の
処理変更手順発行手段から処理変更手順を受信して自動
実行し、前記管理対象装置用処理内容設定ファイルを更
新する処理変更手順自動実行手段とを備えていることを
特徴とする・
【0011】また、本発明の遠隔装置自動管理システム
は、管理対象装置,該管理対象装置を監視する監視装
置,および該監視装置に通信回線を介して接続された管
理装置を含む遠隔装置自動管理システムにおいて、前記
管理装置が、前記監視装置の接続手段より送信された前
記管理対象装置および前記監視装置の監視データを蓄積
するデータ蓄積手段と、蓄積された監視データに基づい
て作成された処理変更手順を前記監視装置の処理変更手
順自動実行手段に送信する処理変更手順発行手段とを備
え、前記監視装置が、管理対象装置用処理内容設定ファ
イルおよび監視装置用処理内容設定ファイルに定義され
た処理内容に基づいて前記管理対象装置および前記監視
装置の状態を監視しており、定期的に接続手段を呼び出
して監視データを渡す一方、必要な際には前記接続手段
を即時に呼び出して監視データを渡す監視手段と、前記
監視手段により定期的または必要時に呼び出され、前記
管理装置に対する接続を自動で確立した後に該管理装置
のデータ蓄積手段に監視データを送信する接続手段と、
前記管理装置の処理変更手順発行手段から処理変更手順
を受信して自動実行し、前記管理対象装置用処理内容設
定ファイルおよび前記監視装置用処理内容設定ファイル
を更新する処理変更手順自動実行手段とを備えているこ
とを特徴とする。
【0012】さらに、本発明の遠隔装置自動管理システ
ムは、前記管理対象装置が前記監視装置と直接接続され
ていない場合に、前記監視装置に接続されている他の管
理対象装置が、前記管理対象装置用処理内容設定ファイ
ルに定義された処理内容に基づいて前記管理対象装置を
監視し、前記監視装置がさらに前記他の管理対象装置を
監視することで間接的に監視することを特徴とする。
【0013】さらにまた、本発明の遠隔装置自動管理シ
ステムは、前記管理対象装置が処理内容をその上で実行
することができない場合、処理内容を前記監視装置上の
みで実行することを特徴とする。
【0014】また、本発明の遠隔装置自動管理システム
は、前記処理変更手順発行手段が、前記管理装置におけ
る管理者からの指示を契機として処理変更手順を前記監
視装置の処理変更手順自動実行手段に送信することを特
徴とする。
【0015】さらに、本発明の遠隔装置自動管理システ
ムは、前記処理変更手順発行手段が、前記監視装置にお
ける前記処理変更手順自動実行手段からの要求を契機と
して処理変更手順を前記監視装置の処理変更手順自動実
行手段に送信することを特徴とする。
【0016】さらにまた、本発明の遠隔装置自動管理シ
ステムは、前記処理変更手順が、処理変更手順が記述さ
れた処理変更手順ファイル,および処理変更手順にて参
照される処理内容が記述された処理内容ファイルとして
作成され、ファイル転送プロトコルによって前記管理装
置から前記監視装置に転送されることを特徴とする。
【0017】一方、本発明の遠隔装置自動管理方法は、
管理対象装置用処理内容設定ファイルに定義されている
処理内容に基づいて管理対象装置の監視を行う工程と、
監視結果に異常が見つかった場合に管理装置に接続した
後に監視データを送信する工程と、受信された監視デー
タを蓄積する工程と、蓄積された監視データを分析して
前記管理対象装置の状態を判断し、前記管理対象装置に
対して必要な処理変更手順を作成する工程と、作成され
た処理変更手順を監視装置に送信する工程と、受信した
処理変更手順を自動実行して前記管理対象装置用処理内
容設定ファイルを更新する工程とを含むことを特徴とす
る。
【0018】また、本発明の遠隔装置自動管理方法は、
管理対象装置用処理内容設定ファイルおよび監視装置用
処理内容設定ファイルに定義されている処理内容に基づ
いて管理対象装置および監視装置の監視を行う工程と、
監視結果に異常が見つかった場合に管理装置に接続した
後に監視データを送信する工程と、受信された監視デー
タを蓄積する工程と、蓄積された監視データを分析して
前記管理対象装置および前記監視装置の状態を判断し、
前記管理対象装置および前記監視装置に対して必要な処
理変更手順を作成する工程と、作成された処理変更手順
を前記監視装置に送信する工程と、受信した処理変更手
順を自動実行して前記管理対象装置用処理内容設定ファ
イルおよび前記監視装置用処理内容設定ファイルを更新
する工程とを含むことを特徴とする。
【0019】他方、本発明のプログラムは、コンピュー
タを、監視装置の接続手段より送信された管理対象装置
の監視データを蓄積するデータ蓄積手段,および蓄積さ
れた監視データに基づいて作成された処理変更手順を前
記監視装置の処理変更手順自動実行手段に送信する処理
変更手順発行手段として動作させることを特徴とする。
【0020】また、本発明のプログラムは、コンピュー
タを、管理対象装置用処理内容設定ファイルに定義され
た処理内容に基づいて管理対象装置の状態を監視してお
り、定期的に接続手段を呼び出して監視データを渡す一
方、必要な際には前記接続手段を即時に呼び出して監視
データを渡す監視手段,前記監視手段により定期的また
は必要時に呼び出され、前記管理装置に対する接続を自
動で確立した後に該管理装置のデータ蓄積手段に監視デ
ータを送信する接続手段,および前記管理装置の処理変
更手順発行手段から処理変更手順を受信して自動実行
し、前記管理対象装置用処理内容設定ファイルを更新す
る処理変更手順自動実行手段として動作させることを特
徴とする。
【0021】さらに、本発明のプログラムは、コンピュ
ータを、監視装置の接続手段より送信された管理対象装
置の監視データを蓄積するデータ蓄積手段,蓄積された
監視データに基づいて作成された処理変更手順を前記監
視装置の処理変更手順自動実行手段に送信する処理変更
手順発行手段,管理対象装置用処理内容設定ファイルに
定義された処理内容に基づいて管理対象装置の状態を監
視しており、定期的に接続手段を呼び出して監視データ
を渡す一方、必要な際には前記接続手段を即時に呼び出
して監視データを渡す監視手段,前記監視手段により定
期的または必要時に呼び出され、前記管理装置に対する
接続を自動で確立した後に該管理装置のデータ蓄積手段
に監視データを送信する接続手段,および前記管理装置
の処理変更手順発行手段から処理変更手順を受信して自
動実行し、前記管理対象装置用処理内容設定ファイルを
更新する処理変更手順自動実行手段として動作させるこ
とを特徴とする。
【0022】さらにまた、本発明のプログラムは、コン
ピュータを、監視装置の接続手段より送信された管理対
象装置および前記監視装置の監視データを蓄積するデー
タ蓄積手段,および蓄積された監視データに基づいて作
成された処理変更手順を前記監視装置の処理変更手順自
動実行手段に送信する処理変更手順発行手段として動作
させることを特徴とする。
【0023】また、本発明のプログラムは、コンピュー
タを、管理対象装置用処理内容設定ファイルおよび監視
装置用処理内容設定ファイルに定義された処理内容に基
づいて管理対象装置および監視装置の状態を監視してお
り、定期的に接続手段を呼び出して監視データを渡す一
方、必要な際には前記接続手段を即時に呼び出して監視
データを渡す監視手段,前記監視手段により定期的また
は必要時に呼び出され、前記管理装置に対する接続を自
動で確立した後に該管理装置のデータ蓄積手段に監視デ
ータを送信する接続手段,ならびに前記管理装置の処理
変更手順発行手段から処理変更手順を受信して自動実行
し、前記管理対象装置用処理内容設定ファイルおよび前
記監視装置用処理内容設定ファイルを更新する処理変更
手順自動実行手段として動作させることを特徴とする。
【0024】さらに、本発明のプログラムは、コンピュ
ータを、監視装置の接続手段より送信された管理対象装
置および前記監視装置の監視データを蓄積するデータ蓄
積手段,蓄積された監視データに基づいて作成された処
理変更手順を前記監視装置の処理変更手順自動実行手段
に送信する処理変更手順発行手段,管理対象装置用処理
内容設定ファイルおよび監視装置用処理内容設定ファイ
ルに定義された処理内容に基づいて管理対象装置および
監視装置の状態を監視しており、定期的に接続手段を呼
び出して監視データを渡す一方、必要な際には前記接続
手段を即時に呼び出して監視データを渡す監視手段,前
記監視手段により定期的または必要時に呼び出され、前
記管理装置に対する接続を自動で確立した後に該管理装
置のデータ蓄積手段に監視データを送信する接続手段,
ならびに前記管理装置の処理変更手順発行手段から処理
変更手順を受信して自動実行し、前記管理対象装置用処
理内容設定ファイルおよび前記監視装置用処理内容設定
ファイルを更新する処理変更手順自動実行手段として動
作させることを特徴とする。
【0025】図1において、監視装置2は、管理対象装
置であるサーバ11,ディスク装置12およびセンサ1
3を監視している。監視装置2は、定期的に管理装置3
に自動接続し監視データを送信する。また、監視装置2
は、必要に応じて管理装置3に即時に自動接続し監視デ
ータを送信する。これにより、管理装置3による管理対
象装置の自動管理が可能となる。
【0026】また、管理対象装置の監視のために、管理
対象装置および監視装置2において自動実行されている
処理内容は、必要に応じて更新(追加,変更,削除)す
ることができる。処理内容に更新が必要になった際に
は、管理装置3にて処理変更手順を作成した後、監視装
置2に送信される。処理変更手順を受信した監視装置2
は、その処理変更手順の内容に応じて監視装置2および
管理対象装置で実行されている処理内容を更新する。こ
れにより、管理対象装置の管理を状態に応じたものに自
動更新することが可能となる。
【0027】 [発明の詳細な説明]以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0028】(1) 第1の実施の形態 図1を参照すると、本発明の第1の実施の形態に係る遠
隔装置自動管理システムは、管理対象装置であるサーバ
11,ディスク装置12およびセンサ(温度,湿度,地
震等)13と、これら管理対象装置を監視する監視装置
2と、監視装置2と通信回線4を介して接続された管理
装置3とから、その主要部が構成されている。なお、通
信回線4は、たとえば公衆回線,インターネット等でな
る。
【0029】サーバ11には、同サーバ11に接続され
たディスク装置12を監視するための処理内容が定義さ
れたディスク装置用処理内容設定ファイル111が設け
られている。ここで、ディスク装置用処理内容設定ファ
イル111のファイル名をD、場所(ディレクトリ)を
dであるものとする。また、ディスク装置用処理内容設
定ファイル111に定義されている処理内容は、図2の
左半部にあるように、「パフォーマンスモニタ用コマン
ドを10分おきに実行せよ」であるものとする。
【0030】ディスク装置12は、監視装置2と直接接
続することはできないが、このような装置については、
監視装置2に接続されているサーバ11が、ディスク装
置用処理内容設定ファイル111に定義された処理内容
に基づいてディスク装置12を監視し、監視装置21
が、さらにサーバ11を監視することで間接的に監視す
る。
【0031】監視装置2は、監視手段21と、接続手段
22と、処理変更手順自動実行手段23とを備えてい
る。
【0032】監視手段21には、サーバ11を監視する
ための処理内容が定義されたサーバ用処理内容設定ファ
イル211と、センサ13を監視するための処理内容が
定義されたセンサ用処理内容設定ファイル212と、監
視装置2自体を監視するための処理内容が定義された監
視装置用処理内容設定ファイル213とが設けられてい
る。ここで、サーバ用処理内容設定ファイル211のフ
ァイル名および場所をAおよびa、センサ用処理内容設
定ファイル212のファイル名および場所をBおよび
b、監視装置用処理内容設定ファイル213のファイル
名および場所をCおよびcであるものとする。また、図
2の左半部にあるように、サーバ用処理内容設定ファイ
ル211に定義されている処理内容は「サーバからデー
タを1時間おきに収集せよ」であり、センサ用処理内容
設定ファイル212に定義されている処理内容は「セン
サからデータを1時間おきに収集せよ」であり、監視装
置用処理内容設定ファイル213に定義されている処理
内容は「監視装置からデータを1時間おきに収集せよ」
であるものとする。
【0033】センサ13では、監視するために必要な処
理内容をその上で実行することができないが、このよう
な装置については必要な処理内容を監視装置2上のみで
実行する。
【0034】監視手段21は、サーバ用処理内容設定フ
ァイル211に定義された処理内容に基づいてサーバ1
1の状態を監視し、センサ用処理内容設定ファイル21
2に定義された処理内容に基づいてセンサ13の状態を
監視し、監視装置用処理内容設定ファイル213に定義
された処理内容に基づいて監視装置2の状態を監視して
いる。また、監視手段21は、定期的に接続手段22を
呼び出して監視データを渡す一方、必要な際には接続手
段22を即時に呼び出して監視データを渡す。監視デー
タとしては、たとえばディスクの使用量やCPU(Ce
ntal Processing Unit)の使用率
等がある。また、必要な際とは、管理対象装置に異常が
認められる場合、たとえば、ディスクの使用量が100
%になった,CPUの使用率100%が継続しているな
どの状態が認められた場合である。
【0035】接続手段22は、監視手段21により定期
的または必要時に呼び出され、管理装置3に対する接続
を自動で確立した後、監視データを管理装置3のデータ
蓄積手段31に送信する。接続を自動で確立する方法と
しては、たとえば、公衆回線経由,インターネット経由
等の方法がある。公衆回線経由では、接続手段22がモ
デムやターミナルアダプタを制御し管理装置3に対して
ダイヤルアップ接続を行い、データ送信することにな
る。また、インターネット経由では、電子メールの形態
でのデータ送信,その他独自のデータ送信等がある。
【0036】処理変更手順自動実行手段23は、管理装
置3の処理変更手順発行手段33から処理変更手順を受
信し、処理変更手順をサーバ11または監視装置2にて
自動実行する。この処理変更手順の自動実行により、サ
ーバ用処理内容設定ファイル211,センサ用処理内容
設定ファイル212,およびディスク装置用処理内容設
定ファイル111に定義された処理内容が更新される。
サーバ用処理内容設定ファイル211,センサ用処理内
容設定ファイル212,およびディスク装置用処理内容
設定ファイル111の処理内容の更新としては、パフォ
ーマンスモニタ用コマンドの実行時間間隔を変更する,
実行するパフォーマンスモニタ用コマンドを変更する等
が想定される。また、監視装置用処理内容設定ファイル
213の処理内容の更新としては、監視装置2の監視の
時間間隔を変更する,管理装置3への定期接続の間隔を
変更する等が想定される。
【0037】管理装置3は、データ蓄積手段31と、監
視データベース32と、処理変更手順発行手段33とを
備えている。
【0038】データ蓄積手段31は、監視装置2の接続
手段22より送信されたサーバ11,ディスク装置12
およびセンサ13,ならびに監視装置2の監視データを
監視データベース32に蓄積する。
【0039】管理装置3では、管理者が、データ蓄積手
段31に蓄積された監視データを分析し、分析結果を元
に処理変更手順を作成して、作成された処理変更手順を
処理変更手順発行手段33に送る。いま、処理変更手順
が処理変更手順ファイルF0に記述されると同時に、処
理変更手順にて参照される処理内容が処理内容ファイル
F1〜F5として作成されたものとする。
【0040】ここでは、図3に例示するように、処理変
更手順ファイルF0には、「処理内容ファイルF1を今
すぐに実行」,「処理内容ファイルF2の名前をAに変
更し、監視装置の場所aに送信」,「処理内容ファイル
F3の名前をBに変更し、監視装置の場所bに送信」,
「処理内容ファイルF4の名前をCに変更し、監視装置
の場所cに送信」,および「処理内容ファイルF5の名
前をDに変更し、サーバの場所dに送信」の5行の処理
変更手順が記述されているものとする。また、処理内容
ファイルF1,F2,F3,F4およびF5には、「パ
フォーマンスモニタ用コマンドを実行せよ」,「サーバ
からデータを30分おきに収集せよ」,「センサからデ
ータを10分おきに収集せよ」,「監視装置からデータ
を20分おきに収集せよ」,および「パフォーマンスモ
ニタ用コマンドを5分おきに実行せよ」の各処理内容が
格納されているものとする。
【0041】処理変更手順発行手段33は、監視装置2
の処理変更手順自動実行手段23に処理変更手順ファイ
ルF0および処理内容ファイルF1〜F5を処理変更手
順として送信する。
【0042】図4を参照すると、監視装置2における監
視処理は、管理対象装置および監視装置監視ステップS
101と、即時接続判定ステップS102と、定期接続
時刻判定ステップS103と、自動定期接続ステップS
104と、即時自動接続ステップS105と、監視デー
タ送信ステップS106とからなる。
【0043】図5を参照すると、第1の実施の形態に係
る遠隔装置自動管理システムにおける処理内容の更新時
の処理は、処理変更手順作成ステップS201と、処理
変更手順送信ステップS202と、処理変更手順自動実
行ステップS203とからなる。
【0044】次に、このように構成された第1の実施の
形態に係る遠隔装置自動管理システムの動作について詳
細に説明する。
【0045】遠隔装置自動管理システムが稼動すると、
まず、監視装置2の監視手段21が、サーバ用処理内容
設定ファイル211,センサ用処理内容設定ファイル2
12および監視装置用処理内容設定ファイル213に定
義されている処理内容に基づいてサーバ11,センサ1
3および監視装置2の監視を開始するとともに、サーバ
11がディスク装置用処理内容設定ファイル111に定
義されている処理内容に基づいてディスク装置12の監
視を開始する(ステップS101)。
【0046】監視結果に異常がなければ、監視手段21
は、サーバ11,センサ13および監視装置2の監視を
続行し、サーバ11は、ディスク装置12の監視を続行
し、即時接続必要時または定期接続時刻になるまでこれ
を繰り返す(ステップS102,S103)。
【0047】監視データからサーバ11,ディスク装置
12およびセンサ13,ならびに監視装置2のいずれか
にイベントが発生した(監視結果に異常が見つかった,
障害が発生した、設定した閾値に達した等)場合,定期
接続時間になった場合,およびその他即時接続の必要が
生じた場合には、監視手段21は、接続手段22を呼び
出して管理装置3に接続した後(ステップS104およ
びS105)、監視データをデータ蓄積手段31に送信
する(ステップS106)。その他即時接続の必要が生
じた場合としては、管理対象装置の構成に変更が生じ
て、処理内容を見直す必要が生じたような場合、たとえ
ばディスク装置が増設された場合などが想定される。
【0048】たとえば、サーバ11のオペレーティング
システムがUNIX(登録商標)で、パフォーマンスモ
ニタ用コマンドとしてdfコマンドを用いてディスク装
置12の使用量を10分おきにチェックして監視データ
を収集しており、また監視手段21は接続されているサ
ーバ11から1時間おきに収集された監視データを取り
に行くように設定されている場合について考えると、デ
ィスク装置12の使用量があらかじめ設定した閾値を超
え、これを示す監視データをサーバ11から監視手段2
1が取得すると、監視手段21は、監視データが閾値を
上回っていることから、接続手段22により管理装置3
に自動接続し、監視データを即時に管理装置3へと送信
する。
【0049】管理装置3では、監視データを受信する
と、データ蓄積手段31が、監視データを監視データベ
ース32に蓄積する。
【0050】管理装置3側サイトにいる管理者は、監視
データベース32に蓄積された監視データを分析して、
サーバ11,ディスク装置12およびセンサ13,なら
びに監視装置2の各状態を判断し、各々の装置に対して
必要な処理変更手順を人手または自動で処理変更手順フ
ァイルF0および処理内容ファイルF1〜F5として作
成する(ステップS201)。管理対象装置の状態とし
ては、パフォーマンスモニタ用コマンドの実行結果から
判断される、CPU(Central Process
ing Unit),HDD(Hard Disk D
rive),メモリなどの状態が想定される。また、監
視装置2の状態としては、パフォーマンスモニタ用コマ
ンドの監視装置2での実行結果から判断される、CP
U,HDD,メモリなどの状態が想定される。ここで
は、ディスク使用量が閾値を超えたためにディスクが一
杯になったとして、監視時間間隔を短くするための処理
変更手順ファイルF0および処理内容ファイルF1〜F
5を作成したものとする。
【0051】次に、管理者は、処理変更手順発行手段3
3により、処理変更手順ファイルF0および処理内容フ
ァイルF1〜F5を処理変更手順として監視装置2の処
理変更手順自動実行手段23に送信する(ステップS2
02)。
【0052】処理変更手順ファイルF0および処理内容
ファイルF1〜F5の送信は、たとえばファイル転送プ
ロトコル(FTP)を介して行われる。この場合、FT
Pには、監視装置2のアドレス,監視装置2へのログイ
ンID,監視装置2へのログインパスワード,送信ファ
イル名,および送信場所の各パラメータが与えられ、処
理変更手順ファイルF0および処理内容ファイルF1〜
F5が送信される。送信ファイル名および送信場所を適
切に設定すれば、監視装置2およびサーバ11にすでに
存在しているサーバ用処理内容設定ファイル211,セ
ンサ用処理内容設定ファイル212および監視装置用処
理内容設定ファイル213,ならびにディスク装置用処
理内容設定ファイル111を追加したり、上書したり、
削除したりすることができる。
【0053】監視装置2では、処理変更手順として処理
変更手順ファイルF0および処理内容ファイルF1〜F
5を受信すると、処理変更手順自動実行手段23が、処
理変更手順ファイルF0中の処理変更手順を処理内容フ
ァイルF1〜F5を参照しながら自動実行する(ステッ
プS203)。
【0054】なお、処理変更手順が自動実行される契機
には、処理変更手順ファイルF0および処理内容ファイ
ルF1〜F5を受信し次第即時に実行する場合と、定期
的な実行時間になった場合との2つのケースがある。処
理変更手順が、どちらの契機で実行されるかは、処理変
更手順が送信され書き込まれた場所,およびファイル名
にて区別される。
【0055】いま、処理変更手順は、図3で例示したよ
うな内容になっており、同時に送信されたサーバ用処理
内容設定ファイル211,センサ用処理内容設定ファイ
ル212および監視装置用処理内容設定ファイル21
3,ならびにディスク装置用処理内容設定ファイル11
1のファイル名を変更し、監視装置2およびサーバ11
上の適切な場所に移動し、既存のサーバ用処理内容設定
ファイル211,センサ用処理内容設定ファイル212
および監視装置用処理内容設定ファイル213,ならび
にディスク装置用処理内容設定ファイル111を上書す
る。
【0056】この結果、図2の右半部にあるように、デ
ィスク装置用処理内容設定ファイル111の処理内容が
「パフォーマンスモニタ用コマンドを5分おきに実行せ
よ」に、サーバ用処理内容設定ファイル211の処理内
容が「サーバからデータを30分おきに収集せよ」に、
センサ用処理内容設定ファイル212の処理内容が「セ
ンサからデータを10分おきに収集せよ」に、監視装置
用処理内容設定ファイル213の処理内容が「監視装置
からデータを20分おきに収集せよ」にそれぞれ更新さ
れる。
【0057】この後、サーバ11では、更新されたディ
スク装置用処理内容設定ファイル111の処理内容でデ
ィスク装置12の監視が続行される。また、監視装置2
では、監視手段21により、更新されたサーバ用処理内
容設定ファイル211,センサ用処理内容設定ファイル
212,および監視装置用処理内容設定ファイル213
の処理内容で、サーバ11,センサ13,および監視装
置2の監視が続行される。
【0058】このように、第1の実施の形態によれば、
サーバ11,ディスク装置2およびセンサ13,ならび
に監視装置2の各状態を自動的に監視し、必要な処理内
容を自動更新することから、管理装置側サイトにいる管
理者による、遠隔地に設置されたサーバ11,ディスク
装置2およびセンサ13,ならびに監視装置2の管理に
要する負担を軽減することができる。
【0059】(2) 第2の実施の形態 図6を参照すると、本発明の第2の実施の形態に係る遠
隔装置自動管理システムでは、図1に示した第1の実施
の形態に係る遠隔装置自動管理システムにおける処理変
更手順自動実行手段23および処理変更手順発行手段3
3が、それぞれ処理変更手順自動実行手段23’ およ
び処理変更手順発行手段33’に置き換えられ、かつ処
理変更手順自動実行手段23’と処理変更手順発行手段
33’とが互いに反対方向の2本の矢印で接続されてい
る点がだけ異なっている。従って、その他の特に言及し
ない手段等については、第1の実施の形態に係る遠隔装
置自動管理システムにおける対応する手段等と同様に構
成されているので、その詳しい説明を割愛する。
【0060】図7を参照すると、第2の実施の形態に係
る遠隔装置自動管理システムにおける処理内容の更新処
理は、図5に示したフローチャートにおけるステップS
201とステップS202との間に、処理変更手順要求
ステップS204を追加した点だけが異なっている。
【0061】このように構成された第2の実施の形態に
係る遠隔装置自動管理システムでは、処理変更手順を管
理装置3から監視装置2に向かって一方的に送信するの
ではなく、監視装置2から管理装置3に取りに行くよう
に動作が行われる。すなわち、処理変更手順として処理
変更手順ファイルF0および処理内容ファイルF1〜F
5が作成された後(ステップS201)、監視装置2の
処理変更手順自動実行手段23’から管理装置2の処理
変更手順発行手段33’に処理変更手順が要求され(ス
テップS204)、要求を受けた処理変更手順発行手段
33’が、処理変更手順として処理変更手順ファイルF
0および処理内容ファイルF1〜F5を監視装置2の処
理変更手順自動実行手段23’に送信するようになって
いる(ステップS202)。
【0062】このように、第2の実施の形態によれば、
監視装置2からの契機で処理変更手順を取得することが
可能となるので、監視装置2に対する外部からの接続が
セキュリティ上許可されないような遠隔装置自動管理シ
ステムにおいて大変有用である。
【0063】(3) 第3の実施の形態 図8は、本発明の第3の実施の形態に係る遠隔装置自動
管理システムの構成を示すブロック図である。第3の実
施の形態に係る遠隔装置自動管理システムは、図1に示
した第1の実施の形態に係る遠隔装置自動管理システム
に対して、監視装置2および管理装置3に遠隔装置自動
管理プログラム200および300をそれぞれ備える点
だけが異なっている。
【0064】遠隔装置自動管理プログラム200は、コ
ンピュータでなる監視装置2に読み込まれ、当該監視装
置2の動作を監視手段21,接続手段22および処理変
更手順自動実行手段23として制御する。遠隔装置自動
管理プログラム200の制御による監視装置2の動作
は、第1の実施の形態における監視装置2の動作と全く
同様になるので、その詳しい説明を割愛する。
【0065】遠隔装置自動管理プログラム300は、コ
ンピュータでなる管理装置3に読み込まれ、当該監視装
置3の動作をデータ蓄積手段31,監視データベース3
2および処理変更手順発行手段33として制御する。遠
隔装置自動管理プログラム300の制御による管理装置
3の動作は、第1の実施の形態における管理装置3の動
作と全く同様になるので、その詳しい説明を割愛する。
【0066】(4) 第4の実施の形態 図9は、本発明の第4の実施の形態に係る遠隔装置自動
管理システムの構成を示すブロック図である。第4の実
施の形態に係る遠隔装置自動管理システムは、図6に示
した第2の実施の形態に係る遠隔装置自動管理システム
に対して、監視装置2および管理装置3に遠隔装置自動
管理プログラム200’および300’をそれぞれ備え
る点だけが異なっている。
【0067】遠隔装置自動管理プログラム200’は、
コンピュータでなる監視装置2に読み込まれ、当該監視
装置2の動作を監視手段21,接続手段22および処理
変更手順自動実行手段23’として制御する。遠隔装置
自動管理プログラム200’の制御による監視装置2の
動作は、第2の実施の形態における監視装置2の動作と
全く同様になるので、その詳しい説明を割愛する。
【0068】遠隔装置自動管理プログラム300’は、
コンピュータでなる管理装置3に読み込まれ、当該監視
装置3の動作をデータ蓄積手段31,監視データベース
32および処理変更手順発行手段33’として制御す
る。遠隔装置自動管理プログラム300’の制御による
管理装置3の動作は、第2の実施の形態における管理装
置3の動作と全く同様になるので、その詳しい説明を割
愛する。
【0069】ところで、上記第1ないし第4の実施の形
態では、監視装置2を1台としたが、この台数に制限は
なく、また監視装置2に接続されるサーバ11やその他
の管理対象装置の台数についても制限はない。
【0070】
【発明の効果】第1の効果は、管理装置側サイトにいる
管理者による、遠隔地に設置された管理対象装置の管理
に要する負担を軽減できるということである。その理由
は、管理対象装置の状態を自動的に監視し、監視のため
に必要な処理内容を自動的に更新するからである。
【0071】第2の効果は、管理装置側サイトにいる管
理者による、遠隔地に設置された管理対象装置および監
視装置の管理に要する負担を軽減できるということであ
る。その理由は、管理対象装置および監視装置の各状態
を自動的に監視し、監視のために必要な処理内容を自動
的に更新するからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る遠隔装置自動
管理システムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1中のサーバ用処理内容設定ファイル,セン
サ用処理内容設定ファイル,監視装置用処理内容設定フ
ァイルおよびディスク装置用処理内容設定ファイルの処
理内容例およびその更新例を示す図である。
【図3】図1中の処理変更手順ファイルおよび処理内容
ファイルの処理変更手順および処理内容を例示する図で
ある。
【図4】第1の実施の形態に係る遠隔装置自動管理シス
テムの監視処理を示すフローチャートである。
【図5】第1の実施の形態に係る遠隔装置自動管理シス
テムの処理内容の更新処理を示すフローチャートであ
る。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る遠隔装置自動
管理システムの構成を示すブロック図である。
【図7】第2の実施の形態に係る遠隔装置自動管理シス
テムの処理内容の更新処理を示すフローチャートであ
る。
【図8】本発明の第3の実施の形態に係る遠隔装置自動
管理システムの構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態に係る遠隔装置自動
管理システムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
2 監視装置 3 管理装置 4 通信回線 21 監視手段 22 接続手段 23,23’ 処理変更手順自動実行手段 31 データ蓄積手段 32 監視データベース 33,33’ 処理変更手順発行手段 111 ディスク装置用処理内容設定ファイル 200,200’ 遠隔装置自動管理プログラム 211 サーバ用処理内容設定ファイル 212 センサ用処理内容設定ファイル 213 監視装置用処理内容設定ファイル 300,300’ 遠隔装置自動管理プログラム S101 管理対象装置および監視装置監視ステップ S102 即時接続判定ステップ S103 定期接続時刻判定ステップ S104 自動定期接続ステップ S105 即時自動接続ステップ S106 監視データ送信ステップ S201 処理変更手順作成ステップ S202 処理変更手順送信ステップ S203 処理変更手順自動実行ステップ S204 処理変更手順要求ステップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野口 孝行 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 西田 勝 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 Fターム(参考) 5K101 KK11 LL01

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管理対象装置,該管理対象装置を監視す
    る監視装置,および該監視装置に通信回線を介して接続
    された管理装置を含む遠隔装置自動管理システムにおい
    て、前記管理装置が、前記監視装置の接続手段より送信
    された前記管理対象装置の監視データを蓄積するデータ
    蓄積手段と、蓄積された監視データに基づいて作成され
    た処理変更手順を前記監視装置の処理変更手順自動実行
    手段に送信する処理変更手順発行手段とを備え、前記監
    視装置が、管理対象装置用処理内容設定ファイルに定義
    された処理内容に基づいて前記管理対象装置の状態を監
    視しており、定期的に接続手段を呼び出して監視データ
    を渡す一方、必要な際には前記接続手段を即時に呼び出
    して監視データを渡す監視手段と、前記監視手段により
    定期的または必要時に呼び出され、前記管理装置に対す
    る接続を自動で確立した後に該管理装置のデータ蓄積手
    段に監視データを送信する接続手段と、前記管理装置の
    処理変更手順発行手段から処理変更手順を受信して自動
    実行し、前記管理対象装置用処理内容設定ファイルを更
    新する処理変更手順自動実行手段とを備えていることを
    特徴とする遠隔装置自動管理システム。
  2. 【請求項2】 管理対象装置,該管理対象装置を監視す
    る監視装置,および該監視装置に通信回線を介して接続
    された管理装置を含む遠隔装置自動管理システムにおい
    て、前記管理装置が、前記監視装置の接続手段より送信
    された前記管理対象装置および前記監視装置の監視デー
    タを蓄積するデータ蓄積手段と、蓄積された監視データ
    に基づいて作成された処理変更手順を前記監視装置の処
    理変更手順自動実行手段に送信する処理変更手順発行手
    段とを備え、前記監視装置が、管理対象装置用処理内容
    設定ファイルおよび監視装置用処理内容設定ファイルに
    定義された処理内容に基づいて前記管理対象装置および
    前記監視装置の状態を監視しており、定期的に接続手段
    を呼び出して監視データを渡す一方、必要な際には前記
    接続手段を即時に呼び出して監視データを渡す監視手段
    と、前記監視手段により定期的または必要時に呼び出さ
    れ、前記管理装置に対する接続を自動で確立した後に該
    管理装置のデータ蓄積手段に監視データを送信する接続
    手段と、前記管理装置の処理変更手順発行手段から処理
    変更手順を受信して自動実行し、前記管理対象装置用処
    理内容設定ファイルおよび前記監視装置用処理内容設定
    ファイルを更新する処理変更手順自動実行手段とを備え
    ていることを特徴とする遠隔装置自動管理システム。
  3. 【請求項3】 前記管理対象装置が前記監視装置と直接
    接続されていない場合に、前記監視装置に接続されてい
    る他の管理対象装置が、前記管理対象装置用処理内容設
    定ファイルに定義された処理内容に基づいて前記管理対
    象装置を監視し、前記監視装置がさらに前記他の管理対
    象装置を監視することで間接的に監視することを特徴と
    する請求項1または請求項2記載の遠隔装置自動管理シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記管理対象装置が処理内容をその上で
    実行することができない場合、処理内容を前記監視装置
    上のみで実行することを特徴とする請求項1または請求
    項2記載の遠隔装置自動管理システム。
  5. 【請求項5】 前記処理変更手順発行手段が、前記管理
    装置における管理者からの指示を契機として処理変更手
    順を前記監視装置の処理変更手順自動実行手段に送信す
    ることを特徴とする請求項1または請求項2記載の遠隔
    装置自動管理システム。
  6. 【請求項6】 前記処理変更手順発行手段が、前記監視
    装置における前記処理変更手順自動実行手段からの要求
    を契機として処理変更手順を前記監視装置の処理変更手
    順自動実行手段に送信することを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2記載の遠隔装置自動管理システム。
  7. 【請求項7】 前記処理変更手順が、処理変更手順が記
    述された処理変更手順ファイル,および処理変更手順に
    て参照される処理内容が記述された処理内容ファイルと
    して作成され、ファイル転送プロトコルによって前記管
    理装置から前記監視装置に転送されることを特徴とする
    請求項1,請求項2,請求項3,請求項4,請求項5ま
    たは請求項6記載の遠隔装置自動管理システム。
  8. 【請求項8】 管理対象装置用処理内容設定ファイルに
    定義されている処理内容に基づいて管理対象装置の監視
    を行う工程と、監視結果に異常が見つかった場合に管理
    装置に接続した後に監視データを送信する工程と、受信
    された監視データを蓄積する工程と、蓄積された監視デ
    ータを分析して前記管理対象装置の状態を判断し、前記
    管理対象装置に対して必要な処理変更手順を作成する工
    程と、作成された処理変更手順を監視装置に送信する工
    程と、受信した処理変更手順を自動実行して前記管理対
    象装置用処理内容設定ファイルを更新する工程とを含む
    ことを特徴とする遠隔装置自動管理方法。
  9. 【請求項9】 管理対象装置用処理内容設定ファイルお
    よび監視装置用処理内容設定ファイルに定義されている
    処理内容に基づいて管理対象装置および監視装置の監視
    を行う工程と、監視結果に異常が見つかった場合に管理
    装置に接続した後に監視データを送信する工程と、受信
    された監視データを蓄積する工程と、蓄積された監視デ
    ータを分析して前記管理対象装置および前記監視装置の
    状態を判断し、前記管理対象装置および前記監視装置に
    対して必要な処理変更手順を作成する工程と、作成され
    た処理変更手順を前記監視装置に送信する工程と、受信
    した処理変更手順を自動実行して前記管理対象装置用処
    理内容設定ファイルおよび前記監視装置用処理内容設定
    ファイルを更新する工程とを含むことを特徴とする遠隔
    装置自動管理方法。
  10. 【請求項10】 コンピュータを、監視装置の接続手段
    より送信された管理対象装置の監視データを蓄積するデ
    ータ蓄積手段,および蓄積された監視データに基づいて
    作成された処理変更手順を前記監視装置の処理変更手順
    自動実行手段に送信する処理変更手順発行手段として動
    作させるためのプログラム。
  11. 【請求項11】 コンピュータを、管理対象装置用処理
    内容設定ファイルに定義された処理内容に基づいて管理
    対象装置の状態を監視しており、定期的に接続手段を呼
    び出して監視データを渡す一方、必要な際には前記接続
    手段を即時に呼び出して監視データを渡す監視手段,前
    記監視手段により定期的または必要時に呼び出され、前
    記管理装置に対する接続を自動で確立した後に該管理装
    置のデータ蓄積手段に監視データを送信する接続手段,
    および前記管理装置の処理変更手順発行手段から処理変
    更手順を受信して自動実行し、前記管理対象装置用処理
    内容設定ファイルを更新する処理変更手順自動実行手段
    として動作させるためのプログラム。
  12. 【請求項12】 コンピュータを、監視装置の接続手段
    より送信された管理対象装置の監視データを蓄積するデ
    ータ蓄積手段,蓄積された監視データに基づいて作成さ
    れた処理変更手順を前記監視装置の処理変更手順自動実
    行手段に送信する処理変更手順発行手段,管理対象装置
    用処理内容設定ファイルに定義された処理内容に基づい
    て管理対象装置の状態を監視しており、定期的に接続手
    段を呼び出して監視データを渡す一方、必要な際には前
    記接続手段を即時に呼び出して監視データを渡す監視手
    段,前記監視手段により定期的または必要時に呼び出さ
    れ、前記管理装置に対する接続を自動で確立した後に該
    管理装置のデータ蓄積手段に監視データを送信する接続
    手段,および前記管理装置の処理変更手順発行手段から
    処理変更手順を受信して自動実行し、前記管理対象装置
    用処理内容設定ファイルを更新する処理変更手順自動実
    行手段として動作させるためのプログラム。
  13. 【請求項13】 コンピュータを、監視装置の接続手段
    より送信された管理対象装置および前記監視装置の監視
    データを蓄積するデータ蓄積手段,および蓄積された監
    視データに基づいて作成された処理変更手順を前記監視
    装置の処理変更手順自動実行手段に送信する処理変更手
    順発行手段として動作させるためのプログラム。
  14. 【請求項14】 コンピュータを、管理対象装置用処理
    内容設定ファイルおよび監視装置用処理内容設定ファイ
    ルに定義された処理内容に基づいて管理対象装置および
    監視装置の状態を監視しており、定期的に接続手段を呼
    び出して監視データを渡す一方、必要な際には前記接続
    手段を即時に呼び出して監視データを渡す監視手段,前
    記監視手段により定期的または必要時に呼び出され、前
    記管理装置に対する接続を自動で確立した後に該管理装
    置のデータ蓄積手段に監視データを送信する接続手段,
    ならびに前記管理装置の処理変更手順発行手段から処理
    変更手順を受信して自動実行し、前記管理対象装置用処
    理内容設定ファイルおよび前記監視装置用処理内容設定
    ファイルを更新する処理変更手順自動実行手段として動
    作させるためのプログラム。
  15. 【請求項15】 コンピュータを、監視装置の接続手段
    より送信された管理対象装置および前記監視装置の監視
    データを蓄積するデータ蓄積手段,蓄積された監視デー
    タに基づいて作成された処理変更手順を前記監視装置の
    処理変更手順自動実行手段に送信する処理変更手順発行
    手段,管理対象装置用処理内容設定ファイルおよび監視
    装置用処理内容設定ファイルに定義された処理内容に基
    づいて管理対象装置および監視装置の状態を監視してお
    り、定期的に接続手段を呼び出して監視データを渡す一
    方、必要な際には前記接続手段を即時に呼び出して監視
    データを渡す監視手段,前記監視手段により定期的また
    は必要時に呼び出され、前記管理装置に対する接続を自
    動で確立した後に該管理装置のデータ蓄積手段に監視デ
    ータを送信する接続手段,ならびに前記管理装置の処理
    変更手順発行手段から処理変更手順を受信して自動実行
    し、前記管理対象装置用処理内容設定ファイルおよび前
    記監視装置用処理内容設定ファイルを更新する処理変更
    手順自動実行手段として動作させるためのプログラム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008217735A (ja) * 2007-03-08 2008-09-18 Nec Corp 障害解析システム、方法、及び、プログラム
JP2015008384A (ja) * 2013-06-25 2015-01-15 エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 通信方法、通信システム、制御サーバおよび制御プログラム

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