JP2003152171A - 半導体装置の製造方法、半導体装置、及び、赤外線検知装置 - Google Patents
半導体装置の製造方法、半導体装置、及び、赤外線検知装置Info
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Abstract
赤外線検知装置に関し、熱サイクルによる熱膨張係数の
差による劣化を防止するとともに、冷却効率を高める。 【解決手段】 Cd1-x Znx Te(0≦x<0.0
5)基板2上に素子形成用のHg1-y Cdy Te(0<
y<1)層3を形成した第1の半導体基体1と第2の半
導体基体4とを対向させ結合電極5を用いて結合してハ
イブリッド半導体装置としたのち、前記Cd1-x Znx
Te基板2の裏面側から該Cd1-x Znx Te基板2の
少なくとも一部を選択エッチング液を用いて除去する。
Description
法、半導体装置、及び、赤外線検知装置に関するもので
あり、特に、赤外線検知装置等の液体窒素温度で動作さ
せるハイブリッド型半導体装置における熱サイクルに起
因する熱疲労による断線を防止したり冷却効率を高める
ための構成に特徴のある半導体装置の製造方法、半導体
装置、及び、赤外線検知装置に関するものである。
一種として、エネルギーギャップの狭いHg1-x Cdx
TeからなるHg系II−VI族化合物半導体に形成さ
れたpn接合部分に入射した光により起電力が発生する
光起電力特性を利用して、赤外線を検出する光起電力型
赤外線検知装置が知られている。
えば、CdTe基板上にCd組成比が0.2近傍のHg
CdTe層に形成したpn接合ダイオードをフォトダイ
オードとしたものを用い、このフォトダイオードを一次
元アレイ状或いは二次元アレイ状に配置すると共に、読
出回路との電気的なコンタクトをとるために、赤外線フ
ォトダイオードアレイ基板及びSi信号処理回路基板を
In等の金属のバンプを用いてFCB(フリップチップ
ボンディング)法によって貼り合わせるハイブリッド構
造が採用されている。
装置を説明するが、図4(a)は赤外線フォトダイオー
ドアレイとSi信号処理回路基板とを貼り合わせた赤外
線検知装置の要部断面図であり、また、図4(b)は赤
外線検知装置の要部切断斜視図である。
ず、閉管チッピング法を用いて、Teリッチの融液中で
CdZnTe基板32上にノン・ドープのp型HgCd
Te層33を液相エピタキシャル成長させたのち、Hg
蒸気中における200〜400℃の温度での熱処理によ
り、Hg空孔をHg原子で埋めることによって、p型H
gCdTe層33の正孔濃度を0.5〜5×1016cm
-3に制御する。
のために、アルミナ研磨を行なって、p型HgCdTe
層33の厚さを15〜25μmに制御したのち、Bイオ
ンを選択的にイオン注入してn+ 型領域34を形成して
フォトダイオードとする。
けたのち、N2 雰囲気中で100〜200℃の温度で1
時間程度のアニール処理を行い、イオン注入によって格
子位置から遊離したHg、即ち、Hg格子間原子をp型
HgCdTe層33中に拡散させる。
トホールを設けたのち、n+ 型領域34に対してはIn
コンタクト電極36を設け、p型HgCdTe層33の
サブコンタクト領域に対してはAuコンタクト電極37
を設ける。
シフトレジスタ43等を設けたSi信号処理回路基板4
1の所定位置に設けたInバンプ38を利用して、赤外
線フォトダイオードアレイ31と室温において圧力によ
って冷間接続(コールドウエルド)させたのち、Inの
融点以上に加熱し溶融することによって両者を貼り合わ
せることによって赤外線検知装置が完成する。
窒素温度(77K)レベルに冷却した状態で、赤外線フ
ォトダイオードアレイ31のCdZnTe基板32の裏
面側から10μm帯近傍の赤外線44を照射することに
よって、赤外線像を検知している。
ブリッド型の赤外線検知装置においては、保管温度が室
温であり、一方、使用期間中温度が77K(液体窒素温
度)近傍であるので、室温と冷却温度との熱サイクルに
よりCdZnTe或いはCdTeとSiの熱膨張係数の
差に起因する応力がバンプやチップに働き、バンプの外
れや赤外線検知素子の特性劣化が発生するという問題が
ある。なお、InバンプとCdZnTe或いはCdTe
との熱膨張係数の差も赤外線検知素子の特性劣化の原因
となる可能性がある。
dTe/CdTe構造半導体基体は冷却効率が悪く、特
に、CdTe基板が厚い場合には熱容量が大きくなり、
所定の冷却温度まで冷却されなかったり、冷却時間が極
端に長くなってしまうという問題がある。
基板を研磨により除去して薄層化することも試みられて
いるが、研磨時にpn接合を形成したHgCdTe層が
物理的ダメージを受ける可能性があり、さらに、研磨に
はHgCdTeとCdTeの選択性が無いため、CdT
e基板のみを選択的に除去することは非常に困難であ
る。
熱膨張係数の差による劣化を防止するとともに、冷却効
率を高めることを目的とする。
成の説明図であり、この図1を参照して本発明における
課題を解決するための手段を説明するが、図における符
号7,8,9,10は、夫々ZnS等の表面保護膜、I
n等のコンタクト電極、Au等のコンタクト電極、及
び、赤外線である。 図1参照 上記の課題を解決するために、本発明は、半導体装置の
製造方法において、Cd1-x Znx Te(0≦x<0.
05)基板2上に素子形成用のHg1-y CdyTe(0
<y<1)層3を形成した第1の半導体基体1と第2の
半導体基体4とを対向させ結合電極5を用いて結合して
ハイブリッド半導体装置としたのち、前記Cd1-x Zn
x Te基板2の裏面側から該Cd1-x Znx Te基板2
の少なくとも一部を選択エッチング液を用いて除去する
ことを特徴とする。なお、この場合、Cd1-x Znx T
e基板2は若干残しても良いし或いは完全に除去しても
良い。また、本願特許請求の範囲においては、「半導体
基板」なる用語が成長基板と混同されることを回避する
ため、成長基板上にエピタキシャル層を成長させたもの
及びウェハ自体を「半導体基体」と称する。
なくとも一部を選択エッチング液を用いて除去すること
により、Cd1-x Znx Te基板2の熱膨張係数や熱容
量の影響をなくすことができ、また、溶液によるウェッ
トエッチングであるため、研磨法に比べてHg1-y Cd
y Te層3にかかる物理的ダメージをなくすことができ
る。
酢酸、過酸化水素、及び、水からなる混合溶液、特に、
硝酸、酢酸、過酸化水素、及び、水の容積比が、10〜
50:10〜50:0〜10:30〜50の混合溶液を
用いることが望ましく、それによって、ガラス容器等の
使用が可能になる。
チング液を撹拌しながらエッチングを行うことが望まし
く、それによって、エッチングされるCd1-x Znx T
e基板2表面に付着する反応生成物の堆積を防ぎ、エッ
チング時間の短縮とエッチングの均一性を向上させるこ
とができる。
た表面に付着する反応生成物は、臭素とメタノールとの
混合溶液、或いは、臭素とエチレングリコールとの混合
溶液のいずれかを用いてエッチング除去することが望ま
しい。
た素子形成用のHg1-y Cdy Te(0<y<1)層3
からなる第1の半導体基体1と第2の半導体基体4とを
対向させ結合電極5を用いて結合してハイブリッド化半
導体装置、特に、赤外線検知素子6からなる赤外線フォ
トダイオードアレイを構成することによって、熱サイク
ルによる劣化がなく、且つ、冷却効率の高いハイブリッ
ド型半導体装置とすることができる。
はHgCdTe層3は10〜20μmμm あれば十分で
あるが、ハンドリングを行うためには、Cd1-x Znx
Te基板2の厚さとしては600〜800μm必要とな
り、Cd1-x Znx Te基板2と第2の半導体基体4、
特に、Siとの熱膨張係数の差が原因で応力を受けるこ
とになるが、Cd1-x Znx Te基板2を除去している
ので、この様な熱サイクルによる応力を受けることはな
い。
んどがCd1-x Znx Te基板2のものであるので、C
d1-x Znx Te基板2を除去することによって、第1
の半導体基体1の熱容量は大きく減少し、冷却効率が高
まることになる。
て、本発明の実施の形態の赤外線検知装置の製造工程を
説明する。 図2(a)参照 まず、従来と同様に、厚さが、例えば、800μmのC
dTe基板11上に、厚さが、例えば、30μmで、C
d組成比が0.3のp型HgCdTe層12をエピタキ
シャル成長させたのち、Bイオンを150keVの加速
エネルギーで、1×1013cm-2のドーズ量で注入して
n型キャリア濃度が1×1018cm-3のn+ 型領域13
を形成する。
けたのち、N2 雰囲気中で100〜200℃の温度で1
時間程度のアニール処理を行い、イオン注入によって格
子位置から遊離したHg、即ち、Hg格子間原子をp型
HgCdTe層12中に拡散させる。
トホールを設けたのち、n+ 型領域13に対してはIn
コンタクト電極15を設け、p型HgCdTe層12の
サブコンタクト領域に対してはAuコンタクト電極16
を設ける。
トレジスタ等(図示を省略)を設けたSi信号処理回路
基板18の所定位置に設けたInバンプ17を利用し
て、室温において圧力によって冷間接続(コールドウエ
ルド)させたのち、Inの融点以上に加熱し溶融するこ
とによって両者を貼り合わせる。
覆い、容量比が硝酸(HNO3 ):酢酸(CH3 COO
H):過酸化水素(H2 O2 ):水(H2 O)=10〜
50:10〜50:0〜10:30〜50、例えば、H
NO3 :CH3COOH:H2 O2 :H2 O=100c
c:100cc:30cc:150ccのエッチング液
20を用いてCdTe基板11を選択的にエッチング除
去する。なお、エッチングに際してエッチング時間の短
縮と均一化のためにスターラー等によりエッチング液を
撹拌する。
m/時であるので、予め設定した所定の厚さになるまで
エッチングを行えば良い。なお、ここではCdTe基板
11を完全にエッチングすることとするが、このエッチ
ング液20には、CdTeとHgCdTeに完全選択性
があるので、CdTe基板11をほぼエッチングできる
時間以上、十分な時間をかけることにより、CdTe基
板11のみを選択的に精度良くエッチングすることがで
きる。
とメタノール(CH3OH)の混合溶液(Br:1.5
重量%)からなるエッチング液21を用いて30秒程度
のエッチングを行うことによって、選択エッチング工程
において、p型HgCdTe層12の露出表面に付着し
たエッチング生成物(図示を省略)を除去する。
9を除去することにより、赤外線検知素子を形成した多
層基板を薄層したハイブリッド型赤外線検知装置の基本
構成が完成する。
知装置のSi信号処理回路基板18を液体窒素温度(7
7K)近傍まで冷却したコールドプレートに固着するこ
とによって、赤外線検知素子を形成したp型HgCdT
e層12を急速に冷却することができ、高感度で赤外線
22を検知することが可能になる。
ても、赤外線検知素子を形成した多層基板を薄層化され
ているので、熱サイクルによるSi信号処理回路基板1
8との熱膨張係数の差に起因する応力による影響が低減
し、Inバンプ17の剥離や赤外線検知素子の特性劣化
を抑制することができる。
が、本発明は実施の形態に記載した構成に限られるもの
ではなく、各種の変更が可能である。例えば、上記実施
の形態の説明においては、p型HgCdTe層を成長さ
せる成長基板としてCdTe基板を用いているが、Cd
Te基板に限られるものではなく、成長させるp型Hg
CdTe層のCd組成比に応じて格子整合するようにC
d1-x Znx Te基板を用いても良いものである。
HgCdTe層のCd組成比を0.3としているが、
0.3に限られるものではなく、検知対象となる赤外線
の波長に応じてCd組成比を決定すれば良く、それに応
じて、Cd1-x Znx Te基板のZn組成比xを0〜
0.05の範囲にすることが望ましい。
エッチング工程で発生した反応生成物を、Brとメタノ
ール(CH3 OH)との混合溶液でエッチングしている
が、この様なエッチング液に限られるものではなく、B
rとエチレングリコール(HOCH2 CH2 OH)の混
合溶液を用いても良いものである。
エッチング液として、HNO3 +CH3 COOH+H2
O2 +H2 Oからなるエッチング液を用いているが、必
ずしもこの様なエッチング液に限られるものではなく、
場合によっては、HgCdTe層上に設けたCdTe表
面保護膜に対する選択エッチング液として提案されてい
るHF:HNO3 :CH3 COOH:H2 O=2〜5:
3〜5:6:6からなるフッ酸系エッチング液(必要な
らば、特開昭59−79582号公報参照)を用いても
良いものである。但し、この様なフッ酸系エッチング液
はSiO2 をエッチングするので、エッチング槽等とし
てガラス容器を用いることができないという制約があ
る。
Te基板を完全に除去しているが、必ずしも完全に除去
する必要はなく、1〜400μm程度の厚さのCdTe
基板を残存させても良いものである。
Te基板をエッチング除去する際に、エッチングマスク
としてワックスを用いているが、ワックスに限られるも
のではなく、フォトレジストを用いても良いものであ
る。
クルによる熱疲労の大きなハイブリッド型の赤外線検知
装置を例に説明しているが、必ずしも、赤外線検知装置
に限られるものではなく、熱サイクルによる熱疲労が問
題となる他のハイブリッド型の半導体装置にも適用され
るものである。
リッド型の赤外線検知装置を例に説明しているため、赤
外線検知部を構成する第1の半導体基体と信号処理回路
部を構成する第2の半導体基体は、互いに、熱膨張係数
の異なる半導体で構成されているが、熱膨張係数の差は
Inバンプとの間でも問題となるので、他のハイブリッ
ド型の半導体装置に適用した場合には、機能素子部を構
成する第1の半導体基体と信号処理回路部を構成する第
2の半導体基体は、同じ熱膨張係数を有していても効果
があるものである。
発明の詳細な特徴を説明する。 図1参照 (付記1) Cd1-x Znx Te(0≦x<0.05)
基板2上に素子形成用のHg1-y Cdy Te(0<y<
1)層3を形成した第1の半導体基体1と第2の半導体
基体4とを対向させ結合電極5を用いて結合してハイブ
リッド半導体装置としたのち、前記Cd1-x Znx Te
基板2の裏面側から該Cd1-x Znx Te基板2の少な
くとも一部を選択エッチング液を用いて除去することを
特徴とする半導体装置の製造方法。 (付記2) 上記第2の半導体基体4が、上記Cd1-x
Znx Te基板2と異なった熱膨張係数を有する半導体
から構成されることを特徴とする付記1記載の半導体装
置の製造方法。 (付記3) 上記Cd1-x Znx Te基板2を完全に除
去することを特徴とする付記1または2に記載の半導体
装置の製造方法。 (付記4) 上記選択エッチング液が、硝酸、酢酸、過
酸化水素、及び、水からなる混合溶液であることを特徴
とする付記1乃至3のいずれか1に記載の半導体装置の
製造方法。 (付記5) 上記混合溶液における硝酸、酢酸、過酸化
水素、及び、水の容積比が、10〜50:10〜50:
0〜10:30〜50であることを特徴とする付記4記
載の半導体装置の製造方法。 (付記6) 上記選択エッチング液を用いたエッチング
工程において、エッチング液を撹拌しながらエッチング
を行うことを特徴とする付記1乃至5のいずれか1に記
載の半導体装置の製造方法。 (付記7) 上記選択エッチング液を用いたエッチング
工程の後に、上記第1の半導体基板2のエッチングした
表面に付着する反応生成物を、臭素とメタノールと混合
溶液、或いは、臭素とエチレングリコールとの混合溶液
のいずれかを用いてエッチング除去することを特徴とす
る付記1乃至6のいずれか1に記載の半導体装置の製造
方法。 (付記8) 素子形成用のHg1-y Cdy Te(0<y
<1)層3からなる第1の半導体基体1と第2の半導体
基体4とを対向させ結合電極5を用いて結合してハイブ
リッド化したことを特徴とする半導体装置。 (付記9) 一次元アレイ状或いは二次元アレイ状に赤
外線検知素子6が形成されたHg1-y Cdy Te層3か
らなる第1の半導体基体1と、信号処理回路が形成され
たSiからなる第2の半導体基体4とを対向させ結合電
極5を用いて結合してハイブリッド化したことを特徴と
する赤外線検知装置。 (付記10) 上記赤外線検知素子6が、光起電力型赤
外線検知素子であることを特徴とする付記9記載の赤外
線検知装置。
イブリッド型半導体装置の機能素子側の基板であるCd
ZnTe基板或いはCdTe基板を選択性のあるエッチ
ング液を用いてウェット・エッチングすることにより物
理的ダメージを与えることなく薄層化或いは完全除去し
ているので、冷却サイクル時にバンプやHgCdTe層
が受ける応力を低減させることができるとともに、機能
素子部の熱容量を低減させることもできるため、冷却時
間の短縮につながり、ひいては、信頼性の高いハイブリ
ッド型半導体装置の実現に寄与するところが大きい。
明図である。
明図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 Cd1-x Znx Te(0≦x<0.0
5)基板上に素子形成用のHg1-y Cdy Te(0<y
<1)層を形成した第1の半導体基体と第2の半導体基
体とを対向させ結合電極を用いて結合してハイブリッド
半導体装置としたのち、前記Cd1-x Znx Te基板の
裏面側から該Cd1-x Znx Te基板の少なくとも一部
を選択エッチング液を用いて除去することを特徴とする
半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】 上記選択エッチング液が、硝酸、酢酸、
過酸化水素、及び、水からなる混合溶液であることを特
徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】 上記選択エッチング液を用いたエッチン
グ工程の後に、上記第1の半導体基板のエッチングした
表面に付着する反応生成物を、臭素とメタノールと混合
溶液、或いは、臭素とエチレングリコールとの混合溶液
のいずれかを用いてエッチング除去することを特徴とす
る請求項1または2に記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項4】 素子形成用のHg1-y Cdy Te(0<
y<1)層からなる第1の半導体基体と第2の半導体基
体とを対向させ結合電極を用いて結合してハイブリッド
化したことを特徴とする半導体装置。 - 【請求項5】 一次元アレイ状或いは二次元アレイ状に
赤外線検知素子が形成されたHg1-y Cdy Te層から
なる第1の半導体基体と、信号処理回路が形成されたS
iからなる第2の半導体基体とを対向させ結合電極を用
いて結合してハイブリッド化したことを特徴とする赤外
線検知装置。
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