JP2003152116A - 半導体記憶装置 - Google Patents
半導体記憶装置Info
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Abstract
メモリセルの信頼性を向上できる半導体記憶装置を提供
すること。 【解決手段】 フラッシュメモリは、p型シリコン基板
10と、互いに離間するようにしてシリコン基板10の
表面内に複数設けられたソース・ドレイン領域16と、
ソース・ドレイン領域16間のシリコン基板10上にゲ
ート絶縁膜11を介在して設けられ、電荷蓄積層12及
び制御ゲート13を含む積層ゲートと、ソース・ドレイ
ン領域16上に設けられた絶縁膜17とを具備し、ゲー
ト絶縁膜11とシリコン基板10とが接する第1界面
と、絶縁膜17とソース・ドレイン領域16とが接する
第2界面の一部との間に段差を有することにより、シリ
コン基板10内のチャネル領域表面はソース・ドレイン
領域16の一部よりも高く位置することを特徴としてい
る。
Description
に関するもので、特に不揮発性半導体記憶装置のメモリ
セルの構造に関する。
フラッシュメモリの普及には著しいものがある。このフ
ラッシュメモリの従来の構造について、図17を用いて
説明する。図17はNAND型フラッシュEEPROM
(Electrically Erasable andProgrammable Read Only
Memory)のメモリセルアレイ領域におけるビット線方向
に沿った断面図である。
2つの選択トランジスタST1、ST2と、それらの間
に直列に接続されたn個のメモリセルトランジスタMC
1〜MCnが設けられている。各トランジスタST1、
ST2、MC1〜MCnは、シリコン基板100上のト
ンネル電流が流れ得る程度の薄いゲート絶縁膜(トンネ
ル絶縁膜)110を介在して設けられた積層ゲートを有
している。積層ゲートは、ゲート絶縁膜110上に設け
られ、メモリセル毎に電気的に分離された電荷蓄積層1
20、制御ゲート130、電荷蓄積層120及び制御ゲ
ート130間に設けられたゲート間絶縁膜140、並び
に制御ゲート130上に設けられたゲートキャップ膜1
50を有している。積層ゲートの両側のシリコン基板1
00中には、チャネルが形成されるシリコン基板100
と逆導電型のn型不純物拡散層160が設けられてい
る。この不純物拡散層160がソース、ドレイン領域と
して機能することで、各選択トランジスタ及びメモリセ
ルトランジスタが形成されている。そして、上記構成を
有する2つの選択トランジスタST1、ST2及びn個
のメモリセルトランジスタMC1〜MCnが、不純物拡
散層160を共用するように直列接続されて配置されて
いる。
られ、更にコンタクトバリア膜180が設けられてい
る。そして、コンタクトバリア膜180上に層間絶縁膜
190が設けられている。また層間絶縁膜190内に
は、選択トランジスタST1、ST2のドレイン領域、
ソース領域にそれぞれ達するビット線コンタクト200
及び共通ソース線コンタクト210がそれぞれ設けられ
ている。そして、層間絶縁膜190上には金属配線層2
20が設けられ、その一部は共通ソース線コンタクト2
10に接続されて共通ソース線として機能する。更に層
間絶縁膜190上には層間絶縁膜230が設けられ、層
間絶縁膜230上に金属配線層240が設けられてい
る。金属配線層240は、コンタクトプラグ250によ
ってビット線コンタクト200に接続されてビット線と
して機能する。なお選択トランジスタの電荷蓄積層12
0と制御ゲート130とは図示せぬ領域で電気的に接続
されている。
縁膜を介して電荷蓄積層と半導体基板との間の電荷の授
受を行うことで、データの書き換えを行うことができ
る。
来の半導体記憶装置であると、データの書き換え回数が
増加するにつれて、ゲート絶縁膜中に電荷がトラップさ
れるようになる。すると、トラップされた電荷のデトラ
ップによってデータが反転する等、メモリセルの信頼性
が劣化するという問題があった。特に、半導体基板を電
荷蓄積層に対して正にバイアスすることにより、FN
(Fowler Nordheim)トンネル電流を用いて電荷蓄積層
から電子を放出することによってデータの書き換えを行
うタイプのフラッシュメモリでは、電荷蓄積層のエッジ
部分における電界集中によって、チャネル領域上のゲー
ト絶縁膜に比較して、電荷蓄積層エッジ近傍におけるゲ
ート絶縁膜中で電子トラップが発生しやすくなる。そし
て、微細化に従ってゲート長が小さくなると、チャネル
領域に対して電荷蓄積層エッジ近傍の影響が大きくな
り、メモリセルの信頼性劣化がより顕著になってくると
いう問題があった。
ので、その目的は、ゲート絶縁膜中への電子トラップを
抑制し、メモリセルの信頼性を向上できる半導体記憶装
置を提供することにある。
憶装置は、第1導電型の第1半導体領域と、互いに離間
するようにして、前記第1半導体領域の表面内に複数設
けられた第2導電型の第2半導体領域と、前記第2半導
体領域間の前記第1半導体領域上に第1ゲート絶縁膜を
介在して設けられ、電荷蓄積層及び制御ゲートを含む積
層ゲートと、前記第2半導体領域上に設けられた第1絶
縁膜とを具備し、前記第1ゲート絶縁膜と前記第1半導
体領域とが接する第1界面と、前記第1絶縁膜と前記第
2半導体領域とが接する第2界面の一部との間に第1段
差を有することにより、前記第1界面は前記第2界面の
一部よりも高く位置することを特徴としている。
第1導電型の第1半導体領域と、互いに離間するように
して、前記第1半導体領域の表面内に複数設けられた第
2導電型の第2半導体領域と、前記第2半導体領域間の
前記第1半導体領域上に第1ゲート絶縁膜を介在して設
けられ、電荷蓄積層及び制御ゲートを含む積層ゲート
と、前記第2半導体領域表面の一部領域内に設けられ、
該第2半導体領域表面から該第2半導体領域内に向かっ
て前記第1ゲート絶縁膜の膜厚よりも深く設けられた第
1絶縁膜とを具備することを特徴としている。
半導体基板の表面内に設けられたソース・ドレイン領域
と、電荷蓄積層及び制御ゲートを含む積層ゲートとを有
するメモリセルを具備する半導体記憶装置であって、前
記ソース・ドレイン領域の一部領域の表面が、前記メモ
リセルのチャネル領域が形成される前記半導体基板表面
よりも低いことを特徴としている。
ランジスタのチャネルが形成される第1半導体領域と第
1ゲート絶縁膜との界面が、例えばソース・ドレイン領
域となる第2半導体領域の一部とこの第2半導体領域上
の第1絶縁膜との界面よりも高くなるよう位置してい
る。従って、第1半導体領域または第2半導体領域と電
荷蓄積層との間に電圧を印加した際にゲート絶縁膜近傍
に発生する電気力線は、積層ゲートの外側へ拡がりにく
い。すなわち、電荷蓄積層のチャネル長方向における電
界分布がより均等にされる。そのため、電荷蓄積層エッ
ジでの電界集中が抑えられる。その結果、トンネル電流
によるゲート絶縁膜への電子トラップの発生を防止出
来、メモリセルの信頼性を向上できる。
を参照して説明する。この説明に際し、全図にわたり、
共通する部分には共通する参照符号を付す。
憶装置について、図1、図2を用いて説明する。図1は
NAND型フラッシュEEPROMの平面図であり、図
2は図1におけるX1−X1’線方向に沿った断面図で
ある。
いはp型ウェル領域:第1半導体領域)10内には複数
の素子分離領域STIが帯状に設けられている。素子分
離領域STIは、シリコン基板10内に設けられたトレ
ンチと、トレンチ内を埋め込むシリコン酸化膜(SiO
2)等の絶縁膜(第3絶縁膜)とを有して構成される。
そして、隣接する素子分離領域STI間の領域が、半導
体素子の形成されるべき素子領域AAとなっている。
ンジスタST1、ST2と、それらの間に直列に接続さ
れたn個のメモリセルトランジスタMC1〜MCnとを
含むNANDセルが複数設けられている。各トランジス
タST1、ST2、MC1〜MCnは、シリコン基板1
0上のトンネル電流が流れ得る程度の薄いゲート絶縁膜
(トンネル絶縁膜:第1ゲート絶縁膜)11を介在して
設けられた積層ゲートを有している。積層ゲートは、ゲ
ート絶縁膜11上に設けられ、メモリセル毎に電気的に
分離された電荷蓄積層(FG)12、制御ゲート13、
電荷蓄積層12及び制御ゲート13間に設けられたゲー
ト間絶縁膜14、並びに制御ゲート13上に設けられた
ゲートキャップ膜15を有している。電荷蓄積層12及
び制御ゲート13は例えば多結晶シリコン膜を用いて形
成され、ゲート絶縁膜11はシリコン酸化膜(Si
O2)を用いて形成され、ゲート間絶縁膜14はシリコ
ン酸化膜とシリコン窒化膜の多層構造(ON膜、NO
膜、ONO膜)を用いて形成され、ゲートキャップ膜1
5はシリコン窒化膜(SiN)を用いて形成される。積
層ゲートの両側のシリコン基板10中には、チャネルが
形成されるシリコン基板10と逆導電型のn型不純物拡
散層(第2半導体領域)16が設けられている。この不
純物拡散層16がソース、ドレイン領域(S、D)とし
て機能することで、各選択トランジスタ及びメモリセル
トランジスタが形成されている。そして、上記構成を有
する2つの選択トランジスタST1、ST2及びn個の
メモリセルトランジスタMC1〜MCnが、不純物拡散
層16を共用するように直列接続されて配置されること
で、NANDセルが構成されている。上記積層ゲート及
び不純物拡散層16上には例えばシリコン酸化膜等の絶
縁膜(第1絶縁膜)17が設けられ、更にシリコン窒化
膜等のコンタクトバリア膜18が設けられている。な
お、上記構成のNANDセルにおいて、図2に示すよう
に隣接する積層ゲート間のn型不純物拡散層16の表面
の一部が除去されており、チャネル領域の表面(ゲート
絶縁膜直下のシリコン基板10表面)と不純物拡散層1
6の一部との間に段差(第1段差)が設けられている。
すなわち、選択トランジスタまたはメモリセルトランジ
スタのチャネルが形成されるシリコン基板10とゲート
絶縁膜11との界面(第1界面)が、不純物拡散層16
の一部と絶縁膜17との界面(第2界面)よりも高くな
るよう位置している。
SG(Boron Phosphorus SilicateGlass)膜等の層間絶
縁膜19が設けられている。また層間絶縁膜19内に
は、NANDセル内において直列接続されたトランジス
タの最端部に位置する選択トランジスタST1、ST2
のドレイン領域、ソース領域に達するコンタクトホール
C1、C2が設けられ、このコンタクトホールC1、C
2内に、ビット線コンタクト20及び共通ソース線コン
タクト21がそれぞれ設けられている。このビット線コ
ンタクト20及び共通ソース線コンタクト21は、例え
ば低抵抗の多結晶シリコン膜や金属材料などの導電膜で
形成される。
22が設けられ、その一部は共通ソース線コンタクト2
1に接続されて共通ソース線(SL)として機能する。
更に層間絶縁膜19上には層間絶縁膜23が設けられ、
層間絶縁膜23上に金属配線層24が設けられている。
金属配線層24は、コンタクトプラグ25によってビッ
ト線コンタクト20に接続されてビット線(BL)とし
て機能する。
Iに交差する方向で隣接するNANDセル間において共
通接続されている。そして図示せぬ領域で、選択トラン
ジスタST1、ST2の制御ゲート15はセレクトゲー
ト線SGS1、SGD1に接続され、メモリセルトラン
ジスタMC1〜MCnの制御ゲート15は制御ゲート線
CG1〜CGnに接続されている。また図示せぬ領域
で、選択トランジスタの電荷蓄積層14と制御ゲート1
5とは電気的に接続されており、セレクトゲート線SG
S、SGDに与えられる信号は電荷蓄積層14に直接印
加される。更に、共通ソース線SLも、隣接するNAN
Dセル間で共通接続されている。
レクタに接続され、セレクトゲート線SGD、SGS及
び制御ゲート線CG1〜CGnが図示せぬロウデコーダ
に接続され、共通ソース線SLが図示せぬ消去制御回路
に接続される。
モリの製造方法について図3乃至図7を用いて説明す
る。図5を除く図3乃至図7はフラッシュメモリの製造
工程を順次示す断面図であり、図5は図4の一部領域の
拡大図である。
ェル領域)10上にゲート絶縁膜11、電荷蓄積層1
2、ゲート間絶縁膜14、制御ゲート13、及びゲート
キャップ膜15を形成する。そして電荷蓄積層12、ゲ
ート間絶縁膜14、制御ゲート13、及びゲートキャッ
プ膜15を、その側壁部が揃うように自己整合的にパタ
ーニングして、図3に示すような積層ゲートを形成す
る。
置するゲート絶縁膜11をエッチングし、更に積層ゲー
ト間のシリコン基板10をエッチングして、ゲート絶縁
膜11に接するシリコン基板10と不純物拡散層16と
の間に段差を形成する。本工程は、エッチング選択比を
最適化することにより、シリコン酸化膜系のエッチング
処理でゲート絶縁膜11とシリコン基板10のエッチン
グを連続的に行っても良いし、まずシリコン酸化膜系の
エッチング処理によりゲート絶縁膜11をエッチング
し、その後シリコン系のエッチング処理によりシリコン
基板10をエッチングしても良い。次に、熱酸化法によ
り積層ゲートの上面、側壁上、及び積層ゲート間のシリ
コン基板10上にシリコン酸化膜17を形成する。更
に、必要であれば全面にレジストを塗布して、リソグラ
フィ工程によりメモリセル領域にのみレジスト開口部を
形成する。そして、積層ゲート間のシリコン基板10内
に、n型不純物を注入することで、ソース、ドレイン領
域となるn型不純物拡散層16を形成する。本工程によ
り、選択トランジスタST1、ST2及びn個のメモリ
セルトランジスタMC1〜MCnが完成する。
一部領域の拡大図を図5に示す。図示するように、ゲー
ト絶縁膜11に接するシリコン基板10表面と、積層ゲ
ート間の不純物拡散層16表面との間の段差深さd1
は、ゲート絶縁膜11の膜厚d2よりも大きくなるよう
に(d1>d2)、すなわち、積層ゲート間の不純物拡
散層16の少なくとも一部の表面が、ゲート絶縁膜11
に接するシリコン基板10表面よりも、d2以上深くな
るように、シリコン基板10のエッチングを行うことが
望ましい。また、この段差が電荷蓄積層12直下にまで
形成されると、ゲート絶縁膜11の膜厚が厚くなること
になるため、メモリセルの特性が劣化する。従って、段
差は電荷蓄積層12より外側に在ることが望ましい(l
1>l2)。
するようにして全面にシリコン窒化膜等によるコンタク
トバリア膜18を形成し、引き続き、全面にBPSG膜
等による層間絶縁膜19を形成する。
とエッチングにより、選択トランジスタST1のドレイ
ン領域に達するコンタクトホールC1及び選択トランジ
スタST2のソース領域に達するコンタクトホールC2
を形成する。そして、各コンタクトホールC1、C2内
に、低抵抗の多結晶シリコン膜、またはタングステン等
の金属膜等のコンタクト材を埋め込み、平坦化すること
によりビット線コンタクト20及びソース線コンタクト
21を形成する。
22を形成する。この金属配線層22の一部は共通ソー
ス線SLとなる。更に層間絶縁膜19上に層間絶縁膜2
3を形成し、層間絶縁膜23中にビット線コンタクト2
0に電気的に接続されるコンタクトプラグ25を形成す
る。そして、層間絶縁膜23上にビット線BLとなる金
属配線層24を形成して図2に示すNAND型フラッシ
ュメモリのメモリセルアレイ領域を完成する。
蓄積層12エッジにおける電界集中を抑制し、メモリセ
ルの信頼性を向上できる。この点について図8(a)、
(b)を用いて説明する。図8は、シリコン基板10を
電荷蓄積層12に対して正にバイアスした際のゲート絶
縁膜11近傍における電界分布の様子を表しており、
(a)図は、本実施形態に係る構造を有するメモリセ
ル、(b)図は従来構造を有するメモリセルの断面図で
ある。また、図中の電荷蓄積層エッジから発生している
複数の線は電界強さの等高線であり、外側に向かうにつ
れて電界は弱くなる。
る構造であると、積層ゲート間のシリコン基板10(不
純物拡散層16)が深いために、電界の強い領域は積層
ゲートの外側へ拡がりにくい。これに対して図8(b)
に示すような従来構造であると、本実施形態に係る構造
に比べて電界の強い領域は積層ゲートの外側へ広く延び
ている。電界の強い領域が積層ゲートの外側へ広く延び
ると言うことは、電荷蓄積層のチャネル長方向におい
て、電荷蓄積層エッジ部分で電界が特に集中すると言う
ことである。しかし、本実施形態に係る構造では電界の
強い領域の広がりを抑制しており、換言すれば、電荷蓄
積層のチャネル長方向において、電界分布を均一に近づ
けている。そのため、電荷蓄積層エッジでの電界集中が
抑えられる。その結果、トンネル電流によるゲート絶縁
膜11への電子トラップの発生を防止出来、メモリセル
の信頼性を向上できる。
に設けられている。従って、トランジスタのゲート絶縁
膜11の膜厚はチャネル方向に沿って均一である。その
ため、メモリセルの特性劣化を招くことなく上記効果が
得られる。これは、熱酸化によって積層ゲート側壁及び
積層ゲート間の不純物拡散層16上に絶縁膜17を形成
することで容易に実現できる。なぜなら、不純物拡散層
16上よりも積層ゲートの側壁部分において、酸化が速
く進むからである。
係るフラッシュメモリの製造方法の一部工程を順次示す
断面斜視図であり、特に上記第1の実施形態で説明した
図4の工程において積層ゲート間のシリコン基板のエッ
チング工程について示している。本工程は、特願200
0−245029号特許出願に提案されているセルフア
ラインコンタクト構造の製造方法を、シリコン基板のエ
ッチング工程に同時に適用するものである。
た図3の構造に対応する断面斜視図である。図示するよ
うに、素子分離領域STIは、シリコン基板10内に設
けられたトレンチ27と、トレンチ27を埋め込むシリ
コン酸化膜等の絶縁膜26を有してなる。ところで、素
子分離領域STIの上面は、シリコン基板10の上面よ
りも高いのが通常である。従って、セルフアラインコン
タクトでビット線コンタクト及び共通ソース線コンタク
トを形成しようとすると、素子分離領域STI側面にコ
ンタクトバリア膜18が残ってしまう。そこで上記特許
出願では、図9に示す状態において、絶縁膜26をエッ
チングすることにより素子分離領域STI上面を低くす
る技術が開示されている。
うに、シリコン酸化膜系のエッチングにより素子分離領
域STIを構成する絶縁膜26の上面をエッチングする
と共に、積層ゲート間のゲート絶縁膜11をエッチング
して除去する。
グされた後も、更にエッチングを続ける。これにより絶
縁膜26だけでなく、積層ゲート間のシリコン基板10
をエッチング出来る。その結果、図11に示すように、
積層ゲート間のシリコン基板面が、積層ゲート直下のシ
リコン基板面よりも低くすることが出来る。勿論、積層
ゲート下の絶縁膜26はエッチングされないため、制御
ゲート線CG方向で隣接する電荷蓄積層12は電気的に
分離されている。
ートがマスクとして機能するため、例えばリソグラフィ
工程等、シリコン基板10のエッチングのための新たな
工程を必要としない。単純に、絶縁膜26のエッチング
時間を長くするのみでシリコン基板10のエッチングが
可能である。そのため、製造工程の複雑化、煩雑化を招
くことなく本実施形態に係るフラッシュメモリを製造で
きる。また、本実施形態に係る効果に併せて、上記特許
出願記載の効果を得ることが出来る。
体記憶装置について、図12、図13を用いて説明す
る。図12はNOR型フラッシュEEPROMの平面図
であり、図13は図12におけるX2−X2’線方向に
沿った断面図である。
に、p型シリコン基板(あるいはp型ウェル領域)10
内には複数の素子分離領域STIが帯状に設けられてい
る。そして、隣接する素子分離領域STI間の領域が素
子領域AAとなっている。
ンジスタMCが複数設けられている。各メモリセルトラ
ンジスタMCは、ゲート絶縁膜(トンネル絶縁膜)11
を介在して設けられた積層ゲートを有している。積層ゲ
ートは、ゲート絶縁膜11上に設けられ、メモリセル毎
に電気的に分離された電荷蓄積層(FG)12、制御ゲ
ート13、電荷蓄積層12及び制御ゲート13間に設け
られたゲート間絶縁膜14、並びに制御ゲート13上に
設けられたゲートキャップ膜15を有している。積層ゲ
ートの両側のシリコン基板10中には、チャネルが形成
されるシリコン基板10と逆導電型のn型不純物拡散層
16が設けられている。この不純物拡散層16がソー
ス、ドレイン領域(S、D)として機能することで、各
選択トランジスタ及びメモリセルトランジスタが形成さ
れている。そして、上記構成を有するメモリセルトラン
ジスタMCがソース、ドレイン領域16を共用するよう
にして配置されている。上記積層ゲート及び不純物拡散
層16上には絶縁膜17が設けられ、更にコンタクトバ
リア膜18が設けられている。なお、上記構成のメモリ
セルにおいて、図13に示すように隣接する積層ゲート
間のn型不純物拡散層16の表面の一部が除去されてお
り、チャネル領域の表面と不純物拡散層16の一部表面
との間に段差が設けられている。すなわち、メモリセル
トランジスタのチャネルが形成されるシリコン基板10
とゲート絶縁膜11との界面が、不純物拡散層16の一
部と絶縁膜17との界面よりも高く位置している。
絶縁膜19が設けられている。また層間絶縁膜19内に
はメモリセルトランジスタMCのドレイン領域、ソース
領域に達するコンタクトホールC1、C2が設けられ、
このコンタクトホールC1、C2内に、ビット線コンタ
クト20及び共通ソース線コンタクト21がそれぞれ設
けられている。
22が設けられ、その一部は共通ソース線コンタクト2
1に接続されて共通ソース線(SL)として機能する。
更に層間絶縁膜19上には層間絶縁膜23が設けられ、
層間絶縁膜23上に金属配線層24が設けられている。
金属配線層24は、コンタクトプラグ25によってビッ
ト線コンタクト20に接続されてビット線(BL)とし
て機能する。
Iに交差する方向で隣接する素子領域AA間において共
通接続され、図示せぬ領域で制御ゲート線CG1〜CG
nに接続されている。
レクタに接続され、制御ゲート線CG1〜CGnが図示
せぬロウデコーダに接続され、共通ソース線SLが図示
せぬ消去制御回路に接続される。
造方法は、上記第1の実施形態と同様であるので説明は
省略する。勿論、第1の実施形態の変形例で説明した方
法を用いることも可能である。
2エッジにおける電界集中を抑制し、メモリセルの信頼
性を向上できる。NOR型フラッシュメモリでは、電荷
蓄積層12から電子をソース領域16またはシリコン基
板10に放出することによりデータの書き換えを行う。
電荷蓄積層12に対して正のバイアスをシリコン基板1
0に印加することにより、電子をシリコン基板10へ放
出する場合のゲート絶縁膜11近傍における電界分布
は、上記第1の実施形態で説明した図8(a)のように
なる。すなわち、積層ゲート間のシリコン基板10(不
純物拡散層16)が深いために、電界の強い領域は積層
ゲートの外側へ拡がりにくい。従って、電荷蓄積層エッ
ジでの電界集中が抑えられ、トンネル電流によるゲート
絶縁膜11への電子トラップの発生を防止出来る。ま
た、電荷蓄積層12に対して正のバイアスをソース領域
16に印加することにより、電子をソース領域16へ放
出する場合のゲート絶縁膜11近傍における電界分布
は、図8(a)において、電荷蓄積層12の一方のエッ
ジのみ着目した分布となる。従来構造でも同様に図8
(b)の電荷蓄積層の一方のエッジのみ着目すればよ
い。この場合でも、電界の強い領域が積層ゲートの外側
へ拡がることを防止出来、トンネル電流によるゲート絶
縁膜11への電子トラップの発生を防止出来る。
場合であっても上記第1の実施形態と同様の効果を得る
ことが出来る。
体記憶装置について、図14、図15を用いて説明す
る。図14、図15はそれぞれNAND型、NOR型フ
ラッシュEEPROMのビット線方向に沿った断面図で
ある。
記第1、第2の実施形態で説明した図2、図13の構造
において、積層ゲート間のn型不純物拡散層16上に、
絶縁膜17よりも大きい膜厚の絶縁膜28を設けた構造
を有している。この絶縁膜28は、不純物拡散層16中
に潜り込むようにして形成されているため、シリコン基
板10とゲート絶縁膜11との界面は、不純物拡散層1
6の一部と絶縁膜28との界面よりも高く位置してい
る。
法について説明する。まず第1の実施形態で説明した図
3の構造を形成する。次に、シリコン基板10のエッチ
ングを行わずに熱酸化を行い、絶縁膜(シリコン酸化
膜)17を形成する。この際、積層ゲートの上面及び側
面よりも、シリコン基板10上において絶縁膜17の膜
厚が大きくなるように制御する。これは、図3の構造に
おいて、酸化速度を増加させる不純物、例えばフッ素
(fluorine)を積層ゲート間のシリコン基板10中に注
入することで実現できる。すると、積層ゲート間の領域
ではその他の領域に比べて急激に酸化が進行する。従っ
て、この領域における絶縁膜17は大きな膜厚を有する
ようになり、絶縁膜17はシリコン基板10の深くまで
潜り込むようにして形成される(これを絶縁膜28とす
る)。
0内に、n型不純物を注入することでソース、ドレイン
領域となるn型不純物拡散層16を形成し、第1の実施
形態と同様の工程によって図14、図15の構造が得ら
れる。
ート間の不純物拡散層16表面が、積層ゲート直下のシ
リコン基板10より低くなるような段差が形成されるた
め、上記第1、第2の実施形態と同様の効果が得られ
る。
基板10表面と不純物拡散層16表面との間の段差が、
ゲート絶縁膜11の膜厚よりも大きくなるように、絶縁
膜28を形成することが望ましい。また、絶縁膜28の
端部は電荷蓄積層12より外側に在ることが望ましい。
体記憶装置について、図16を用いて説明する。図16
はNAND型フラッシュEEPROMのビット線方向に
沿った、周辺回路領域を含む断面図である。メモリセル
アレイ領域の構造は第1の実施形態で説明した図2の構
造と同様であるので説明は省略する。
デコーダ回路等、メモリセル以外の回路が形成される領
域である。図示するように、周辺領域は、シリコン基板
10中に設けられた素子分離領域30によってメモリセ
ルアレイ領域と電気的に分離されている。そして、シリ
コン基板(第3半導体領域)10上にゲート絶縁膜(第
2ゲート絶縁膜)31を介在して設けられたゲート電極
32、絶縁膜33及びシリコン基板10中に設けられた
不純物拡散層(第4半導体領域)34を有するMOSト
ランジスタが形成されている。このMOSトランジスタ
の不純物拡散層34の表面(第4界面)は、シリコン基
板10表面(第3界面)からエッチングにより落とし込
まれており、その段差(第2段差)はメモリセルアレイ
領域における不純物拡散層16に形成された段差(第1
段差)と同じ高さである。そして、不純物拡散層34上
及びゲート電極上に絶縁膜(第2絶縁膜)35が設けら
れ、全体を層間絶縁膜19、23が被覆している。更
に、MOSトランジスタのソース、ドレイン領域34に
達するコンタクトプラグ36、39、及びそれぞれに電
気的に接続された金属配線層37、38が設けられるこ
とで周辺領域が形成されている。
ば、メモリセルアレイ領域内のトランジスタと同様に周
辺回路内のMOSトランジスタの不純物拡散層34表面
をエッチングしている。通常、周辺領域のMOSトラン
ジスタはメモリセルアレイ領域内のトランジスタと同一
工程で形成される。従って、第1の実施形態において図
4を用いて説明した工程で、メモリセルアレイ領域だけ
でなく周辺領域においてもシリコン基板10のエッチン
グを行うことが望ましい。これにより、周辺回路にマス
クを設けるなどの余分な工程を設ける必要がないため、
従来と同様の工程にて第1、第2の実施形態で説明した
構造が実現できる。
く、第3の実施形態で説明した構造を周辺回路に適用し
ても構わない。
記憶装置によれば、チャネル領域の表面と不純物拡散層
の一部表面との間に段差を設けることにより、メモリセ
ルトランジスタのチャネルが形成されるシリコン基板と
ゲート絶縁膜との界面が、不純物拡散層の一部と絶縁膜
との界面よりも高く位置するようにしている。その結
果、電荷蓄積層のチャネル長方向における電界分布が均
一に近づき、電荷蓄積層エッジでの電界集中が抑えられ
る。よって、トンネル電流によるゲート絶縁膜への電子
トラップの発生を防止出来、メモリセルの信頼性を向上
できる。
絶縁膜以上である場合で説明したが、勿論、ゲート絶縁
膜より小さい場合であっても同様の効果は得られる。但
し、電界集中の抑制という観点において、チャネル領域
の表面と不純物拡散層の表面との間の段差は大きい方が
好ましい。しかしながら、段差が過度に大きい場合に
は、ショートチャネル効果が顕著に現れる場合も考え得
るため、そのような悪影響が発生しない程度の深さに設
定する必要がある。なお、この発明は上記実施形態で説
明したNAND型、NOR型フラッシュEEPROMに
限られるものではなく、高電圧を印加することにより絶
縁膜を介した電子の授受でデータの書き換えを行う半導
体記憶装置全般に適用できる。
るものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範
囲で種々に変形することが可能である。更に、上記実施
形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される
複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の
発明が抽出されうる。例えば、実施形態に示される全構
成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が
解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発
明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合に
は、この構成要件が削除された構成が発明として抽出さ
れうる。
ば、ゲート絶縁膜中への電子トラップを抑制し、メモリ
セルの信頼性を向上できる半導体記憶装置を提供でき
る。
ラッシュメモリの平面図。
ラッシュメモリの第1の製造工程の断面図。
ラッシュメモリの第2の製造工程の断面図。
ラッシュメモリの第3の製造工程の断面図。
ラッシュメモリの第4の製造工程の断面図。
布を示しており、(a)図は第1の実施形態の構造、
(b)図は従来構造のメモリセルの断面図。
ND型フラッシュメモリの第1の製造工程の断面図。
AND型フラッシュメモリの第2の製造工程の断面図。
AND型フラッシュメモリの第3の製造工程の断面図。
ラッシュメモリの平面図。
図。
フラッシュメモリの断面図。
ラッシュメモリの断面図。
フラッシュメモリの断面図。
図。
Claims (10)
- 【請求項1】 第1導電型の第1半導体領域と、 互いに離間するようにして、前記第1半導体領域の表面
内に複数設けられた第2導電型の第2半導体領域と、 前記第2半導体領域間の前記第1半導体領域上に第1ゲ
ート絶縁膜を介在して設けられ、電荷蓄積層及び制御ゲ
ートを含む積層ゲートと、 前記第2半導体領域上に設けられた第1絶縁膜とを具備
し、前記第1ゲート絶縁膜と前記第1半導体領域とが接
する第1界面と、前記第1絶縁膜と前記第2半導体領域
とが接する第2界面の一部との間に第1段差を有するこ
とにより、前記第1界面は前記第2界面の一部よりも高
く位置することを特徴とする半導体記憶装置。 - 【請求項2】 前記第1段差の高さは、前記第1ゲート
絶縁膜の膜厚よりも大きいことを特徴とする請求項1記
載の半導体記憶装置。 - 【請求項3】 前記第1段差は、前記積層ゲートから離
隔して設けられていることを特徴とする請求項1または
2記載の半導体記憶装置。 - 【請求項4】 前記積層ゲートと前記第2半導体領域と
を含んでなるメモリセルトランジスタを制御する周辺回
路を更に備え、前記周辺回路は、 第3半導体領域、互いに離間するようにして前記第3半
導体領域の表面内に複数設けられた該第3半導体領域と
逆導電型の第4半導体領域、及び前記第4半導体領域間
の前記第3半導体領域上に第2ゲート絶縁膜を介在して
設けられたゲート電極を有する周辺トランジスタと、 前記第4半導体領域上に設けられた第2絶縁膜と を備え、前記第2ゲート絶縁膜と前記第3半導体領域と
が接する第3界面と、前記第2絶縁膜と前記第4半導体
領域とが接する第4界面の一部との間に前記第1段差と
同等の高さの第2段差を有することにより、前記第3界
面は前記第4界面の一部よりも高く位置することを特徴
とする請求項1乃至3いずれか1項記載の半導体記憶装
置。 - 【請求項5】 第1導電型の第1半導体領域と、 互いに離間するようにして、前記第1半導体領域の表面
内に複数設けられた第2導電型の第2半導体領域と、 前記第2半導体領域間の前記第1半導体領域上に第1ゲ
ート絶縁膜を介在して設けられ、電荷蓄積層及び制御ゲ
ートを含む積層ゲートと、 前記第2半導体領域表面の一部領域内に設けられ、該第
2半導体領域表面から該第2半導体領域内に向かって前
記第1ゲート絶縁膜の膜厚よりも深く設けられた第1絶
縁膜とを具備することを特徴とする半導体記憶装置。 - 【請求項6】 前記第1絶縁膜は、前記積層ゲートから
離隔して設けられていることを特徴とする請求項5記載
の半導体記憶装置。 - 【請求項7】 前記積層ゲートと前記第2半導体領域と
を含んでなるメモリセルトランジスタを制御する周辺回
路を更に備え、前記周辺回路は、 第3半導体領域、互いに離間するようにして前記第3半
導体領域の表面内に複数設けられた該第3半導体領域と
逆導電型の第4半導体領域、及び前記第4半導体領域間
の前記第3半導体領域上に第2ゲート絶縁膜を介在して
設けられたゲート電極を有する周辺トランジスタと、 前記第4半導体領域表面の一部領域内に設けられ、前記
第4半導体領域表面から該第4半導体領域内に向かって
前記第1絶縁膜と同等の深さを有するようにして設けら
れた第2絶縁膜とを備えることを特徴とする請求項5ま
たは6記載の半導体記憶装置。 - 【請求項8】 半導体基板内に設けられた複数の帯状の
トレンチ、及び該トレンチを埋め込み且つ前記半導体基
板表面よりも高い位置に上面を有する第3絶縁膜を含む
素子分離領域を更に備え、 前記第1半導体領域は、前記素子分離領域によって電気
的に分離された、隣接する素子分離領域間の領域であっ
て、 前記積層ゲートは、隣接する前記第1半導体領域間にお
いて前記制御ゲートが共通接続され、且つ電荷蓄積層が
分離されるようにして、前記第1半導体領域上及び前記
素子分離領域上に設けられ、 前記積層ゲート直下に位置する前記第3絶縁膜の上面
は、隣接する前記積層ゲート間に位置する前記第3絶縁
膜の上面よりも高いことを特徴とする請求項1乃至7い
ずれか1項記載の半導体記憶装置。 - 【請求項9】 前記電荷蓄積層は、前記ゲート絶縁膜を
介して前記第1半導体領域または第2半導体領域との間
で電子の授受を行うことによりデータの書き込みが行わ
れることを特徴とする請求項1乃至8いずれか1項記載
の半導体記憶装置。 - 【請求項10】 半導体基板の表面内に設けられたソー
ス・ドレイン領域と、電荷蓄積層及び制御ゲートを含む
積層ゲートとを有するメモリセルを具備する半導体記憶
装置であって、 前記ソース・ドレイン領域の一部領域の表面が、前記メ
モリセルのチャネル領域が形成される前記半導体基板表
面よりも低いことを特徴とする半導体記憶装置。
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