JP2003151794A - 自動車用電子制御装置 - Google Patents

自動車用電子制御装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケースグランドと制御用グランドとが別個独
立に存在する自動車用電子制御装置において、静電気か
ら保護すべきコンデンサに対し、該コンデンサの破壊電
圧以上の電荷を帯電させない自動車用電子制御装置を提
供する。 【解決手段】 自動車のグランドが自動車用電子制御装
置の筐体に接続されるケースグランドと、該ケースグラ
ンドに接続される電子回路とから構成される自動車用電
子制御装置であって、前記電子回路は、センサからの出
力信号を集積回路に伝達する信号線と、該信号線の端子
と制御用グランドとを有するコネクタと、前記信号線と
前記ケースグランドとの間に設けられたEMC保護を目
的とするコンデンサを有するとともに、該コンデンサに
印加された電荷を前記ケースグランドに放電させる静電
気保護素子を有してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用電子制御
装置に係り、特に、静電気印加されるコネクタ付近のチ
ップコンデンサの破壊を防止する回路技術を備えた自動
車用電子制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電気電子機器がその周囲の他の
機器システムに影響を与えないか、又は、電気電子機器
がその周囲の他の機器からの影響を受けても性能の低下
及び誤動作が生じないか等の相互適合能力として、EM
C(Electromagnetic Compatibility)が要求される。
【0003】そして、このような電磁環境的両立性を満
たすべく、静電気の印加によって半導体素子が破壊され
るのを防止する回路技術が提案されている(例えば、特
開平6−177330号公報参照)。該提案の技術は、
接地電源と基板電源との間に静電気保護素子を設け、入
出力端子から前記静電気保護素子を通して前記基板電源
に至る静電気電流経路を形成させて前記半導体素子の保
護を図るものである。また、上記と同様の他の回路技術
としては、特開平5−90506号公報、特開昭60−
206160号公報の技術が各種提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来の
技術は半導体装置に関するものであり、該半導体装置に
おける半導体素子の保護を図ることはできるものの、自
動車用電子制御装置に適用させる点について配慮がなさ
れていないものである。
【0005】つまり、自動車用電子制御装置は、一般
に、この制御装置の筐体(ケース)が内部回路を外部か
らシールドするためのケースグランドに接続され、該ケ
ースグランドは、前記内部回路に備えられた集積回路
(IC)を動作させる場合の制御用グランドとは、互い
に別個に存在するものである。そして、前記内部回路
は、前記ICのほか、センサからの出力信号を前記IC
に伝達させる信号線と、該信号線の端子及び前記制御用
グランドを有するコネクタと、該コネクタ付近にて前記
EMC保護を目的とするチップコンデンサとを有するも
のがある。
【0006】ここで、前記制御用グランドのほか、前記
ケースグランドをも有する自動車用電子制御装置におい
ては、前記ケースの内部等に溜まった静電気は、前記信
号線の端子(コネクタ端子)と前記ケースグランドとの
間に印加されることになるので、静電気印加による電荷
は、前記コンデンサに蓄えられることになり、その電圧
値如何によっては前記コンデンサを破壊させるという問
題があることから、これを防止する何等かの手段が必要
になる。
【0007】しかし、前記従来の技術は、前記ケースグ
ランドと前記制御用グランドとが別個独立に存在する点
については格別の配慮がなされておらず、また、前記コ
ンデンサに対しては複数回の静電気印加があることか
ら、この場合にも前記コンデンサの保護を図る必要があ
る点についても格別の配慮がなされていない。
【0008】なお、通常の自動車用電子制御装置には、
静電気印加によってコンデンサに蓄えられる電荷は、信
号線と制御用グランドとの間に設けられる抵抗器等の回
路素子によって前記制御用グランドまで放電できる経路
を有するものが存在するが、前記ケースグランドを有す
る場合については特に配慮がなされていない。
【0009】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、ケースグランドと
制御用グランドとが別個独立に存在する自動車用電子制
御装置において、静電気から保護すべきコンデンサに対
し、該コンデンサの破壊電圧以上の電荷を帯電させない
自動車用電子制御装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成すべく、
本発明に係る自動車用電子制御装置は、自動車のグラン
ドが自動車用電子制御装置の筐体に接続されるケースグ
ランドと、該ケースグランドに接続される電子回路とか
ら構成される自動車用電子制御装置であって、前記電子
回路は、センサからの出力信号を集積回路に伝達する信
号線と、該信号線の端子と制御用グランドとを有するコ
ネクタと、前記信号線と前記ケースグランドとの間に設
けられたEMC保護を目的とするコンデンサを有すると
ともに、該コンデンサに印加された電荷を前記ケースグ
ランドに放電させる静電気保護素子を有することを特徴
としている。
【0011】前記の如く構成された本発明の自動車用電
子制御装置は、EMC保護を目的とするコンデンサに印
加された電荷をケースグランドに放電させる静電気保護
素子を有しているので、制御用グランドとケースグラン
ドとが独立して存在している場合にも、コンデンサに印
加された電荷を前記ケースグランドに放電させることが
でき、静電気印加の回数にかかわることなく、コンデン
サの保護を図ることができる。
【0012】また、本発明に係る自動車用電子制御装置
の具体的態様は、前記静電気保護素子は、前記制御用グ
ランドと前記ケースグランドとの間に、又は前記信号線
と前記制御用グランドとの間に設けられていることを特
徴としている。さらに、本発明に係る自動車用電子制御
装置の他の具体的態様は、前記静電気保護素子は、前記
信号線と前記ケースグランドとの間に設けられているこ
とを特徴としている。
【0013】さらにまた、本発明に係る自動車用電子制
御装置のさらに他の具体的態様は、前記静電気保護素子
は、抵抗器であること、若しくは前記抵抗器は、1MΩ
の抵抗値を有していること、又は前記静電気保護素子
は、ツェナーダイオード若しくはバリスタであり、該ツ
ェナーダイオード若しくはバリスタは、前記コンデンサ
の破壊電圧以下のツェナー電圧を有していることを特徴
としている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の実施形
態について説明する。図1は、本実施形態の自動車用電
子制御装置を示すものである。該制御装置1は、自動車
の各種センサ信号に基づいて各種アクチュエータの出力
を制御する演算装置(CPU)と、前記自動車のグラン
ド(ground)が制御装置1の筐体(ケース)とされるケ
ースグランド21と、ケースグランド21に接続される
電子回路20と、から構成される。
【0015】該電子回路20は、前記CPUとの間で種
々のデータの授受を行う集積回路(IC)4と、前記セ
ンサからの出力信号をIC4に伝達する信号線aと、信
号線の端子31(コネクタ端子)と制御用グランド32
とを有するコネクタ3と、信号線aと制御用グランド3
2との間に設けられた回路素子5と、信号線aとケース
グランド21との間に設けられたEMC保護を目的とす
るチップコンデンサ6と、を有しており、電子回路20
を外部からシールドするためのケースグランド21と、
IC4を動作させるための制御用グランド32とは、互
いに独立に存在している。
【0016】そして、前記電子回路20は、制御用グラ
ンド32とケースグランド21との間に、静電気保護素
子の一態様である抵抗器7を有しており、該抵抗器7
は、コネクタ3の付近に配置され、前記EMC保護を目
的とするチップコンデンサ6が静電気印加によって破壊
されるのを防いでいる。つまり、前記静電気保護素子で
ある抵抗器7は、後述するように、コンデンサ6に印加
された電荷をケースグランド21に放電させている。
【0017】すなわち、従来の自動車用電子制御装置に
おいては、図2に示すように、該制御装置の筐体は、内
部の電子回路20のケースグランド21に接続されてお
り、該電子回路20は、ケースグランド21に対して独
立に存在する制御用グランド32と、IC4と、前記セ
ンサからの出力信号をIC4に伝達する信号線bと、信
号線の端子31と制御用グランド32とを有するコネク
タ3と、信号線bと制御用グランド32との間に設けら
れた回路素子5と、信号線bとケースグランド21との
間に設けられたEMC保護を目的とするチップコンデン
サ6を有するものであり、このような従来の制御装置に
おいては、図3に示すように、前記内部に存在する静電
気発生源2により、コネクタ3の信号線bとケースグラ
ンド21との間に静電気が複数回連続して印加されてし
まうと、この静電気印加による電荷がチップコンデンサ
6に蓄えられたままとなり、いずれこのコンデンサ6自
身の破壊電圧に到ってコンデンサ破壊が生ずることにな
る。
【0018】したがって、本実施形態の自動車用電子制
御装置1は、図1に示すように、制御用グランド32と
ケースグランド21との間に、静電気保護素子としての
機能を果たす抵抗器7を有しており、静電気が印加され
る毎に、この印加された電荷をケースグランド21に放
電させる経路、すなわち、コンデンサ6、回路素子5、
抵抗器7、及びケースグランド21を通る放電経路8が
形成されている。そして、コンデンサ6は、静電気によ
る一回の電圧がこのコンデンサ6の破壊電圧に達しない
限り、静電気が何度印加されても破壊しないことにな
る。ここで、前記静電気保護素子7は、静電気保護専用
の素子であるので、本来の自動車用電子制御装置1の特
性に影響するものであってはならないものである。
【0019】よって、絶縁されている制御用グランド3
2とケースグランド21との間に静電気保護素子7を用
いる場合には、静電気の印加以外の電気的条件を考慮し
て、他の回路で用いられている抵抗器のインピーダンス
よりも十分に大きいものを用いる必要があり、また、こ
のインピーダンスは、静電気が連続して印加される最小
時間間隔に対して、放電経路8の持つ時定数が十分に小
さくなるように選定する必要があることから、本実施形
態の制御装置1では、前記静電気保護素子たる抵抗器の
抵抗値は約1MΩ程度に大きくされている。
【0020】なお、上述の如く抵抗器を用いることがで
きない場合には、静電気保護素子7として、ツェナーダ
イオード若しくはバリスタを用いることもできる。つま
り、該ツェナーダイオード若しくはバリスタは、回路特
性を考慮し、コンデンサ6の破壊電圧より十分小さく、
2度目の静電気印加においてもコンデンサ6が破壊電圧
以上にならないようなツェナー電圧を有するものであ
る。
【0021】このように、静電気保護素子7として前記
ツェナーダイオードを使用することは、静電気印加条件
が厳しく、複数回印加する時の間隔が短くなった場合、
又は、回路上大きな容量を持ったコンデンサからの電荷
を抜かなければならない場合の如く抵抗値を下げる必要
があって、制御用グランド32とケースグランド21と
の間の絶縁性が低下するように、制御装置1の本来の性
能に影響を与え得る場合の不具合を解決できるものであ
り、また、1MΩの抵抗値を使っていても、コンデンサ
との組み合わせによっては時定数の影響が生じ得る場合
の不具合をも解決できることになる。
【0022】さらに、静電気保護素子7として前記バリ
スタを使用することは、例えば静電気保護素子としてツ
ェナーダイオードを使用した場合において、該ツェナー
ダイオードの順電流により、制御装置1の本来の性能に
影響を与え得る場合や、前記ツェナーダイオード自身が
破壊されてしまう場合の不具合を解決できることにな
る。以上のように、本発明の前記実施形態は、上記の構
成としたことによって次の機能を奏するものである。
【0023】すなわち、前記実施形態の自動車用電子制
御装置1は、制御用グランド32とケースグランド21
との間に、静電気保護素子7を有しており、静電気が印
加される毎に、この印加された電荷がケースグランド2
1に放電させる経路、すなわち、コンデンサ6、回路素
子5、抵抗器7、並びにケースグランド21を通る放電
経路8が形成され、静電気印加によってコンデンサ6に
蓄えられた電荷はケースグランド21へ放電されるの
で、ケースグランド21と制御用グランド32とが別個
独立に存在し、コンデンサ6に対して複数回の静電気印
加がある場合にもコンデンサ6の保護を図ることができ
る。これは、コンデンサ6の静電気耐量の向上に繋がる
ものである。また、静電気保護素子7とEMC保護素子
たるコンデンサ6とが個別に設けられるので、自動車用
電子制御装置1における制御信号への影響を最小限に抑
えることができ、この制御装置1の信頼性をさらに向上
させることができる。
【0024】さらに、前記制御装置1の構成により、コ
ンデンサを、複数回の静電気が印加されることに対応し
た破壊電圧のために特別に大きなコンデンサに変えるこ
となく、つまり、破壊電圧の小さい従来通りのチップコ
ンデンサ6を静電気に強い制御装置1に用いることがで
き、しかも、自動車用電子制御装置で一般に用いられる
回路素子、つまり、抵抗器7、ツェナーダイオード、又
はバリスタ等を静電気保護素子として使用しながら、チ
ップコンデンサ6の破壊防止を達成できるとともに、自
動車用電子制御装置1の製造コストの低廉化をも図るこ
とができる。以上、本発明の一実施形態について詳説し
たが、本発明は前記実施形態に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載された発明の精神を逸脱しな
い範囲で、設計において種々の変更ができるものであ
る。
【0025】例えば、前記実施形態では、図1に示すよ
うに、前記制御装置1には一本の信号線aが示されてい
るが、一般に、信号線は一つの自動車用電子制御装置に
対して複数本存在するものであることから、図示の構成
に限定されるものではなく、この場合にも、制御用グラ
ンド32とケースグランド21との間に静電気保護素子
7が用いられることにより、例え前記信号線が何本であ
っても、一つの静電気保護素子7で前記全ての信号線に
接続されているチップコンデンサの静電気保護を図るこ
とができる。
【0026】また、前記実施形態の自動車用電子制御装
置1は、信号線aと制御用グランド32との間には回路
素子5があり、チップコンデンサ6に帯電された電荷を
制御用グランド32までは放電できる経路を有する回路
に対して、さらに静電気保護素子7を設けてケースグラ
ンド21まで放電できる経路を有する回路であるが、コ
ンデンサに帯電された電荷を制御用グランドにまで放電
できる経路を有しない回路の場合には、信号線と制御用
グランドとの間に静電気保護素子を用いる、又は信号線
とケースグランドとの間に一つの静電気保護素子を用い
ることによっても、前記コンデンサに印加された電荷を
ケースグランドに放電させることができる。つまり、図
4のように、信号線cにはダイオード9が配置され、信
号線cと制御用グランド32との間には静電気の放電経
路が無い自動車用電子制御装置も存在する。
【0027】このような場合には、図5に示すように、
信号線cと制御用グランド32との間であって、ダイオ
ード9とコネクタ端子31との間に、静電気保護素子1
0を設けることで、静電気印加によってコンデンサ6に
蓄えられた電荷は、コンデンサ6、静電気保護素子1
0、静電気保護素子7、及びケースグランド21で形成
される放電経路11を通り、ケースグランド21に放電
させることができる。なお、この場合の静電気保護素子
10もまた、図1の静電気保護素子7と同様の基準で選
定することができる。
【0028】さらに、図6のように、信号線dにはダイ
オード9が配置され、信号線dと制御用グランド32と
の間のみならず、信号線dとケースグランド21との間
にも静電気の放電経路が無い自動車用電子制御装置も存
在する。このような場合には、図7に示すように、信号
線dと制御用グランド32との間ではなく、信号線dと
ケースグランド21との間であって、ダイオード9とコ
ネクタ端子31との間に、一つの静電気保護素子12を
設けることで、静電気印加によってコンデンサ6に蓄え
られた電荷は、コンデンサ6、静電気保護素子12、及
びケースグランド21で形成される放電経路13を通
り、ケースグランド21に放電させることができる。
【0029】
【発明の効果】以上の説明から理解できるように、本発
明の自動車用電子制御装置は、EMC保護を目的とする
コンデンサに印加された電荷をケースグランドに放電さ
せる静電気保護素子を有しているので、制御用グランド
とケースグランドとが独立に存在する場合にも、信号線
の端子とケースグランドとの間に静電気が印加されるコ
ンデンサの電荷をケースグランドに放電させることがで
き、静電気に対するコンデンサの保護を図ることができ
る。また、EMC保護目的のコンデンサを従来と同様の
構成のままとし、さらに、既存の回路素子で静電気保護
素子の役割を果たさせることができるので、制御装置の
低廉化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による自動車用電子制御装置
の構成図。
【図2】従来の自動車用電子制御装置の構成図。
【図3】図2の自動車用電子制御装置に対する静電気印
加の説明図。
【図4】従来の自動車用電子制御装置の構成図。
【図5】本発明の他の実施形態による自動車用電子制御
装置の構成図。
【図6】従来の自動車用電子制御装置の構成図。
【図7】本発明のさらに他の実施形態による自動車用電
子制御装置の構成図。
【符号の説明】
1 自動車用電子制御装置 3 コネクタ 4 集積回路 6 コンデンサ 7 静電気保護素子(抵抗器) 8 放電経路 9 ダイオード 10 静電気保護素子 11 放電経路 12 静電気保護素子 13 放電経路 20 電子回路 21 ケースグランド 31 信号線の端子(コネクタ端子) 32 制御用グランド a 信号線 c 信号線 d 信号線

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のグランドが自動車用電子制御装
    置の筐体に接続されるケースグランドと、該ケースグラ
    ンドに接続される電子回路とから構成される自動車用電
    子制御装置において、 前記電子回路は、センサからの出力信号を集積回路に伝
    達する信号線と、該信号線の端子と制御用グランドとを
    有するコネクタと、前記信号線と前記ケースグランドと
    の間に設けられたEMC保護を目的とするコンデンサを
    有するとともに、該コンデンサに印加された電荷を前記
    ケースグランドに放電させる静電気保護素子を有するこ
    とを特徴とする自動車用電子制御装置。
  2. 【請求項2】 前記静電気保護素子は、前記制御用グラ
    ンドと前記ケースグランドとの間に設けられていること
    を特徴とする請求項1記載の自動車用電子制御装置。
  3. 【請求項3】 前記静電気保護素子は、前記信号線と前
    記制御用グランドとの間に設けられていることを特徴と
    する請求項2記載の自動車用電子制御装置。
  4. 【請求項4】 前記静電気保護素子は、前記信号線と前
    記ケースグランドとの間に設けられていることを特徴と
    する請求項1記載の自動車用電子制御装置。
  5. 【請求項5】 前記静電気保護素子は、抵抗器であるこ
    とを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の
    自動車用電子制御装置。
  6. 【請求項6】 前記抵抗器は、1MΩの抵抗値を有して
    いることを特徴とする請求項5記載の自動車用電子制御
    装置。
  7. 【請求項7】 前記静電気保護素子は、ツェナーダイオ
    ードであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか
    一項に記載の自動車用電子制御装置。
  8. 【請求項8】 前記静電気保護素子は、バリスタである
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載
    の自動車用電子制御装置。
  9. 【請求項9】 前記ツェナーダイオード若しくは前記バ
    リスタは、前記コンデンサの破壊電圧以下のツェナー電
    圧を有していることを特徴とする請求項7又は8記載の
    自動車用電子制御装置。
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