JP2003151762A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

Info

Publication number
JP2003151762A
JP2003151762A JP2001344659A JP2001344659A JP2003151762A JP 2003151762 A JP2003151762 A JP 2003151762A JP 2001344659 A JP2001344659 A JP 2001344659A JP 2001344659 A JP2001344659 A JP 2001344659A JP 2003151762 A JP2003151762 A JP 2003151762A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulating substrate
display device
lid
transparent insulating
adhesive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001344659A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003151762A5 (ja
Inventor
Katsuhiko Ishii
克彦 石井
Hiroaki Miwa
広明 三輪
Setsuo Kobayashi
節郎 小林
Yuji Mori
祐二 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
Japan Display Inc
Original Assignee
Hitachi Device Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Device Engineering Co Ltd, Hitachi Ltd, Hitachi Consumer Electronics Co Ltd filed Critical Hitachi Device Engineering Co Ltd
Priority to JP2001344659A priority Critical patent/JP2003151762A/ja
Publication of JP2003151762A publication Critical patent/JP2003151762A/ja
Publication of JP2003151762A5 publication Critical patent/JP2003151762A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K59/00Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one organic light-emitting element covered by group H10K50/00
    • H10K59/80Constructional details
    • H10K59/87Passivation; Containers; Encapsulations
    • H10K59/871Self-supporting sealing arrangements
    • H10K59/8722Peripheral sealing arrangements, e.g. adhesives, sealants

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来よりも薄型化を図ることが可能となるエ
レクトロルミネッセンス素子を用いた表示装置を提供す
る。 【解決手段】 透明絶縁基板と、前記透明絶縁基板上に
設けられるエレクトロルミネッセンス素子と、合成樹
脂、あるいはガラスで構成されるとともに、接着剤を介
して前記透明絶縁基板上に接着され、前記エレクトロル
ミネッセンス素子を覆う蓋体とを備える表示装置であっ
て、前記蓋体は、前記接着剤を介して前記透明絶縁基板
上に接着される側壁部と、前記側壁部に連続し、平面状
の平坦部とを有する平坦部とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示装置に係わ
り、特に、有機エレクトロルミネッセンス(Electro Lu
minescence)素子を用いたエレクトロルミネッセンス表
示装置に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、有機エレクトロルミネッセンス素
子を用いたエレクトロルミネッセンス表示装置(以下、
OLED表示装置という)が、CRTや、液晶表示装置
に代わる次世代のフラットディスプレイ装置として注目
されている。このOLED表示装置は、液晶表示装置な
どの現行のフラットディスプレイ装置と比較して、
(1)発光に必要な電圧が10V以下と低く、消費電力
を小さくできる、(2)自発光型であるのでバックライ
トが不要である、(3)同じ自発光型のプラズマ表示装
置のような真空構造が不要であり、軽量化、薄型化に適
している、(4)応答時間が数μ秒と短く、視野角が1
70度以上と広い等の特徴を有している。なお、このよ
うな技術は、例えば、下記文献(イ)に記載されてい
る。 (イ)「有機ELパネルの高精細化に向け回路の基本特
許を取得」、日経エレクトロニクス、2000.4.24(no.76
8),pp.163〜170、2000年4月24日
【0003】前述したOLED表示装置は、陽極および
陰極の形状により、単純マトリクス方式のOLED表示
装置と、アクティブマトリクス方式のOLED表示装置
とに大別されるが、その基本構造は同じである。図12
は、OLED表示素子の基本構造を示す断面図である。
図12に示すように、OLED表示素子は、ガラス基板
10上に、ITO(Indium Thin Oxide)等の透明電極
から成る陽極11、正孔輸送層12、発光層13、電子
輸送層14、陰極15が、この順番で積層されて構成さ
れる。陽極11と陰極15との間に電圧を印加すると、
陽極11から注入された正孔と、陰極15から注入され
た電子とが発光層13の内部で再結合し、発光層13を
形成する有機分子を励起して励起子が生じ、この励起子
が放射失活する過程で発光層13から光が放たれ、この
光が透明な陽極11からガラス基板10を介して外部へ
放出されて発光する。以下、正孔輸送層12、発光層1
3および電子輸送層14から成る多層膜を、OLED膜
という。単純マトリクス方式のOLED表示装置は、図
12に示す陽極11と陰極15とを、OLED膜を挟ん
で互いに直交する多数のストライプ電極で構成し、陽極
11となる多数のストライプ電極と、陰極15となる多
数のストライプ電極との交点の画素に駆動電圧を印加す
る。また、アクティブマトリクス方式のOLED表示装
置は、各画素毎に陽極11を形成し、この陽極11に、
各画素毎に設けられる能動素子、例えば、TFT(薄膜
トランジスタ;Thin Film Transistor)を介して駆動電
圧を印加する。
【0004】図13は、従来のOLED表示装置の構造
を示す図であり、同図(a)は上平面図、同図(b)は
側面図である。図14は、図13(b)に示すA部の断
面構造を拡大して示す断面図である。図13、図14に
示すように、従来のOLED表示装置は、表示面となる
ガラス基板10と、このガラス基板10上に、接着剤2
1で接着シールされる封止缶20とで構成される。な
お、図13に示すOLED表示装置は、単純マトリクス
方式のOLED表示装置であり、図13に示す表示領域
(AR)には、陽極11となる多数のストライプ電極
と、陰極15となる多数のストライプ電極と、これらの
ストライプ電極間に設けられるOLED膜を有する。な
お、図13、図14では、陽極11となる多数のストラ
イプ電極、陰極15となる多数のストライプ電極、およ
びOLED膜の図示は省略している。前述の陽極11と
なる多数のストライプ電極、および陰極15となる多数
のストライプ電極には、図13に示すITO配線30を
介して、駆動電圧が供給される。ITO配線30は、F
PC接着剤25により、フレキシブルプリント配線基板
(以下、単に、FPCという)23に接続され、外部の
駆動回路からITO配線30に駆動電圧が供給される。
また、封止缶20はステンレスなどの金属で構成され、
図13、図14に示すように、この封止缶20の一部に
凹部22が形成され、この凹部22には、乾燥剤26が
収納される。なお、接着剤21は紫外線硬化樹脂で構成
される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述したOLED表示
装置では、陰極15は、Mg/Ag、LiF/Al、あ
るいは、Ca/Alなどで構成される。そして、OLE
D膜および陰極15は、水、酸素、熱あるいは紫外線に
対して耐性が低く、特に、水は、OLED膜に多大な影
響を与えて、発光が阻害されて非発光となった、所謂、
ダークスポットと言われる欠陥の最大の原因となる。こ
のため、信頼性の高いOLED表示装置を実現するため
には、これらの要素が、前述のOLED膜および陰極1
5に侵入するのを防止する必要があり、そこで、従来の
OLED表示装置にあっては、OLED表示装置の製作
時に、封止缶20で封止される封止空間内に、乾燥した
不活性な気体(例えば、霜点(露点)−80℃以下の窒
素ガス)を封入している。この状態を、パネル化した後
も保ちつづけることが必要であるが、接着剤21を介し
て、外気の水分子が封止空間内に侵入することが考えら
れる。そこで、パネル化された後に外部より侵入した水
分子を吸収して、封止空間内を、常時封止時の適切な乾
燥状態に保つために乾燥剤26が封入される。そして、
図14に示すように、乾燥剤26は、封止缶20の凹部
22に実装されている。
【0006】そのため、従来のOLED表示装置は、表
示装置の厚み(図14に示すh1)が厚くなるという問
題点があった。例えば、従来のOLED表示装置は、厚
さが7mm程度となり、従来の液晶表示モジュールの厚
さ(バックライトを含む厚さ)が、約9mmであること
を考慮すれば、従来のOLED表示装置は、それほど薄
型化が図られていない。このように、従来のOELD表
示装置は、薄型化を図ることが可能となるというOLE
D表示素子の特徴が生かされていない。また、従来のO
LED表示装置では、ガラス基板10に、金属(例え
ば、ステンレス)で構成される封止缶20を接着部21
でシールする構造となっているが、ガラスと金属との熱
膨張係数の違いにより、従来のOLED表示装置を高温
の状態で使用する場合に、封止缶20に反りが発生する
恐れがあり、そのため、接着部21での接着強度が劣化
し、封止缶20で封止される封止空間内に、外部より水
が侵入しやすくなることが想定される。その上、封止缶
20として、ステンレスなどの金属を使用する関係上、
それほど、軽量化を図ることができないという問題点も
あった。さらに、接着部21が紫外線硬化樹脂で構成さ
れる関係上、シール時に、何らかのガスが生成し、OL
ED膜および陰極15が劣化する恐れがあり、また、接
着部21を介して、外気の水分子が封止缶20で封止さ
れる封止空間内に侵入するのを防止するために、接着部
21における透湿性をさらに向上させる必要があるとい
う問題点があった。
【0007】本発明は、前記従来技術の問題点を解決す
るためになされたものであり、本発明の目的は、エレク
トロルミネッセンス素子を用いた表示装置において、従
来よりも薄型化を図ることが可能となる技術を提供する
ことにある。また、本発明の他の目的は、エレクトロル
ミネッセンス素子を用いた表示装置において、従来より
も軽量化を図ることが可能となる技術を提供することに
ある。また、本発明の他の目的は、エレクトロルミネッ
センス素子を用いた表示装置において、従来よりも透湿
性を向上させることが可能となる技術を提供することに
ある。本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴
は、本明細書の記述及び添付図面によって明らかにす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記の通りである。本発明は、透明絶縁基板と、透明絶
縁基板上に設けられるエレクトロルミネッセンス素子
と、接着剤を介して透明絶縁基板上に接着され、エレク
トロルミネッセンス素子を覆う蓋体とを備える表示装置
に適用される。本発明においては、蓋体として、接着剤
を介して透明絶縁基板上に接着される側壁部と、前記側
壁部に連続する平面状の平坦部から成る蓋体を使用し、
この平面状の辺端部の内側に、乾燥剤をコーティングす
る。これにより、従来のように、乾燥剤を収納する凹部
が必要なくなるので、従来よりも、表示装置の薄型化を
図ることが可能となる。さらに、本発明においては、蓋
体として、合成樹脂、あるいはガラスで構成することに
より、従来よりも軽量化を図ることが可能となる。ま
た、本発明では、蓋体の側壁部の外側と、透明絶縁基板
と蓋体とを接着する接着剤とを、第2の接着剤で接着
し、蓋体の接着シール構造を2重構造としたので、透明
絶縁基板と蓋体との接着部を介して外部から侵入する水
分を減らすことができるので、従来よりも透湿性を向上
させることが可能となる。
【0009】また、本発明では、蓋体の側壁部の外側
と、透明絶縁基板と蓋体とを接着する接着剤とを、透湿
性の高いフィルムで覆い、蓋体の接着シール構造を2重
構造としたので、前述の場合と同様、従来よりも透湿性
を向上させることが可能となる。また、この第2の接着
剤、あるいは、透湿性の高いフィルムを、蓋体の外側全
面に接着するようにしたので、蓋体の強度を向上させる
ことが可能となる。これにより、蓋体を、合成樹脂、あ
るいはガラスで構成しても、金属の蓋体と同等、あるい
はそれ以上の強度を持たせることが可能となる。また、
本発明では、蓋体に、注入・封止部を形成し、透明絶縁
基板と蓋体とを接着する接着剤(紫外線硬化樹脂)を硬
化させて接着した後、蓋体で封止される封止空間内の排
気を行うようにしたので、透明絶縁基板上に設けられる
エレクトロルミネッセンス素子に損傷を与えるのを少な
くすることができる。さらに、本発明では、透明絶縁基
板と蓋体とを接着する接着剤として無機系の接着剤(例
えば、ガラスフリット)を使用するようにしたので、透
明絶縁基板と蓋体との接着部を介して外部から侵入する
水分を減らすことができるので、従来よりも透湿性を向
上させることが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。なお、実施の形態を説明す
るための全図において、同一機能を有するものは同一符
号を付け、その繰り返しの説明は省略する。 [実施の形態1]図1は、本発明の実施の形態1のOL
ED表示装置の概略構成を示す要部断面図である。な
お、この図1は、図14と同一箇所の部分の断面構造を
示す図である。図2は、本実施の形態の封止缶20を説
明するための図であり、同図(a)は斜視図、同図
(b)は、図2(a)のA−A’切断線に沿った断面構
造を示す断面図である。図1、図2に示すように、本実
施の形態の封止缶(本発明の蓋体)20は、接着剤21
を介してガラス基板10に接着される鍔部20aと、鍔
部20aに連続する側壁部20bと、側壁部20bに連
続する平坦部20cとで構成される。このように、本実
施の形態では、封止缶20の底面である平坦部20cが
フラットな平面形状とされ、従来のように、乾燥剤26
を収納するための凹部22が設けられていない。
【0011】そして、本実施の形態では、乾燥剤26
は、封止缶20の平坦部20cの内面にコーティングさ
れている。ここで、乾燥剤26は、BaO、CaO、ゼ
オライト、活性炭繊維などで構成される。なお、乾燥剤
26として、有機物の活性炭繊維を使用することによ
り、有機物の分子ふるいができるので、ガス選択性を持
たせることが可能となる。このように、本実施の形態で
は、封止缶20の底面に、乾燥剤26を収納するための
凹部22を形成する必要がないので、この凹部22の分
だけ、OLED表示装置の厚みを薄くすることができる
ので、従来よりもOLED表示装置の薄型化を図ること
が可能となる。また、乾燥剤26を収納するための凹部
22をなくし、封止缶20の底面をフラットな平面形状
の平坦部20cとしたことにより、表示装置の組み立て
が簡単になるばかりか、外部応力が、封止缶20の平坦
部20cの面に均一にかかるため、封止缶の強度を向上
させることが可能となる。
【0012】[実施の形態2]本発明の実施の形態2の
OLED表示装置は、封止缶20が、合成樹脂、あるい
はガラスで構成される点で、前述の実施の形態1のOL
ED表示装置と相異する。封止缶20を、絶縁体である
合成樹脂、あるいはガラスで構成することにより、OL
ED表示素子の陰極15に、封止缶20が接触しても電
気的な問題が発生しないため、封止缶20で封止される
封止空間内のギャップ長(図1に示すh3)を短くする
ことができるので、本実施の形態のOLED表示装置
は、前述の実施の形態1のOLED表示装置よりも、さ
らに厚みを薄くすることが可能となる。さらに、封止缶
20で封止される封止空間の体積を少なくすることがで
きるので、乾燥剤26の添加量を低減することも可能と
なる。その上、封止缶20を、合成樹脂、あるいはガラ
スで構成することにより、OLED表示素子が設けられ
るガラス基板10との間の熱膨張係数をほぼ一致させる
ことが可能となり、高温で使用するときに、封止缶20
に反りが生じるのを防止でき、それにより、接着剤21
が剥がれるのを防止でき、OLED表示装置の信頼性を
向上させることが可能となる。
【0013】[実施の形態3]図3は、本発明の実施の
形態3のOLED表示装置の概略構成を示す要部断面図
である。なお、この図3は、図14と同一箇所の部分の
断面構造を示す図である。図3に示すように、本実施の
形態では、封止缶20の外側で、FPC23の接続部を
含む封止缶の周辺に、第2の接着剤61を塗布すること
により、封止缶20の接着シール構造を2重構造とした
ことを特徴とする。この第2の接着剤61は、封止缶2
0の鍔部20aと、接着剤21と、FPC23の接続部
を覆うように塗布される。また、第2の接着剤61の塗
布高さは(図3のh2)は、封止缶20の高さ以下とさ
れる。ここで、第2の接着剤61としては、充填剤とし
て、アルミナ、シリカを添加した透湿性の優れた接着材
料とする。なお、前述の説明では、封止缶20が乾燥剤
26を収納する凹部22を有するOELD表示装置にお
いて、封止缶20の接着シール構造を2重構造とした場
合について説明したが、これに限定されるものではな
く、前述の各実施の形態のように、封止缶20が乾燥剤
26を収納する凹部22を有しないOELD表示装置に
適用可能であることはいうまでもない。このように、本
実施の形態のOLED表示装置では、ガラス基板10と
封止缶20との間の接着シール構造を2重接着構造とし
たので、従来よりも透湿性を向上させることが可能とな
るとともに、FPC23の接着強度を向上させることが
可能となる。
【0014】図4は、本発明の実施の形態3のOLED
表示装置の他の例の概略構成を示す要部断面図である。
なお、この図4も、図14と同一箇所の部分の断面構造
を示す図である。図4に示すOLED表示装置は、前述
の第2の接着剤61を、封止缶20の外側で、FPC2
3の接続部を含む封止缶の周辺ばかりでなく、封止缶2
0の外側全部に塗布したことを特徴とする。この場合
に、塗布厚さ(図4のh4)は、0.01〜0.1m
m、硬度(シェアA)は30ないし70、であればよ
い。これにより、封止缶20の強度を向上させることが
可能となるので、封止缶20を、前述の各実施の形態の
ように、合成樹脂、あるいはガラスで構成した場合に、
外部応力に対する強度を向上させることが可能となる。
また、封止缶20を金属で構成する場合であっても、封
止缶20の厚さを薄くすることが可能となるので、OL
ED表示装置の薄型化、軽量化を図ることが可能とな
る。このように、図4に示すOLED表示装置によれ
ば、ガラス基板10と封止缶20との間の接着シール構
造を2重接着構造としたので、従来よりも透湿性を向上
させることが可能となるとともに、FPC23の接着強
度を向上させることが可能となる。さらに、封止缶20
の材質に関係なく、封止缶20の強度を向上させること
ができ、表示装置の薄型化、軽量化を図ることが可能と
なる。
【0015】[実施の形態4]図5は、本発明の実施の
形態4のOLED表示装置の概略構成を示す要部断面図
である。なお、この図5も、図14と同一箇所の部分の
断面構造を示す図である。図5に示すように、本実施の
形態では、封止缶20の外側で、FPC23の接続部を
含む封止缶の周辺に、透湿性の高いフィルム62を接着
することにより、封止缶20の接着シール構造を2重構
造としたことを特徴とする。このフィルム62は、封止
缶20の鍔部20aと、接着剤21と、FPC23の接
続部を覆うように塗布される。なお、このフィルム62
は、透明、あるいは不透明であってもよい。なお、前述
の説明では、封止缶20が乾燥剤26を収納する凹部2
2を有するOELD表示装置において、封止缶20の接
着シール構造を2重構造とした場合について説明した
が、これに限定されるものではなく、前述の各実施の形
態のように、封止缶20が乾燥剤26を収納する凹部2
2を有しないOELD表示装置に適用可能であることは
いうまでもない。このように、本実施の形態のOLED
表示装置では、ガラス基板10と封止缶20との間の接
着シール構造を2重接着構造としたので、従来よりも透
湿性を向上させることが可能となるとともに、FPC2
3の接着強度を向上させことが可能となる。
【0016】図6は、本発明の実施の形態4のOLED
表示装置の他の例の概略構成を示す要部断面図である。
なお、この図6も、図14と同一箇所の部分の断面構造
を示す図である。図6に示すOLED表示装置は、前述
の透湿性の高いフィルム62を、封止缶20の外側で、
FPC23の接続部を含む封止缶の周辺ばかりでなく、
封止缶20の外側全部に接着したことを特徴とする。こ
れにより、封止缶20の強度を向上させることが可能と
なるので、封止缶20を、前述の実施の形態1,2のよ
うに、合成樹脂、あるいはガラスで構成した場合に、外
部応力に対する強度を向上させることが可能となる。ま
た、封止缶20を金属で構成する場合であっても、封止
缶20の厚さを薄くすることが可能となるので、OLE
D表示装置の薄型化、軽量化を図ることが可能となる。
このように、図6に示すOLED表示装置によれば、ガ
ラス基板10と封止缶20との間の接着シール構造を2
重接着構造としたので、従来よりも透湿性を向上させる
ことが可能となるとともに、FPC23の接着強度を向
上させることが可能となる。さらに、封止缶20の材質
に関係なく、封止缶20の強度を向上させることがで
き、表示装置の薄型化、軽量化を図ることが可能とな
る。
【0017】図7は、本発明の実施の形態4のOLED
表示装置の他の例の概略構成を示す要部断面図である。
なお、この図7も、図14と同一箇所の部分の断面構造
を示す図である。図7に示すOLED表示装置は、前述
の透湿性の高いフィルム62を、封止缶20の外側で、
FPC23の接続部を含む封止缶の周辺と、封止缶20
の外側全部と、ガラス基板10の表示面側にも接着した
ことを特徴とする。これにより、ガラス基板10の強度
を向上させることが可能となる。なお、ガラス基板10
の表示面側に接着されるフィルムは、透明のフィルムで
あることはいうまでもない。さらに、図7に示すよう
に、ガラス基板10の表示面側に接着されるフィルム上
に、反射防止膜63を設けることにより、表示画像が見
やすくなる。このように、図7に示すOLED表示装置
によれば、ガラス基板10と封止缶20との間の接着シ
ール構造を2重接着構造としたので、従来よりも透湿性
を向上させることが可能となるとともに、FPC23の
接着強度を向上させることが可能となる。さらに、封止
缶20の材質に関係なく、封止缶20の強度を向上させ
ることができ、表示装置の薄型化、軽量化を図ることが
可能となる。
【0018】[実施の形態5]図8は、本発明の実施の
形態5のOLED表示装置の概略構成を示す要部断面図
である。なお、この図8も、図14と同一箇所の部分の
断面構造を示す図である。図8に示すように、本実施の
形態のOLED表示装置は、封止缶20側を表示面とし
た表示装置であり、そのため、封止缶20は、例えば、
合成樹脂、ガラスなどの透明材料で構成される。また、
本実施の形態では、この透明封止缶20の有効表示以外
の全周に、凸部52が設けられ、この凸部52内に乾燥
剤26が実装される。したがって、本実施の形態では、
従来の封止缶20のように、乾燥剤26を収納する凹部
22は形成されていない。更に、有効表示領域には、反
射防止膜63が設けられる。なお、この反射防止膜63
は、必ずしも必要なものではなく、必要に応じて設ける
ようにしてもよい。また、本実施の形態において、実施
の形態4の透明のフィルム62を設けるようにしてもよ
い。この場合には、反射防止膜63は、この透明のフィ
ルム62に設ける必要がある。このように、本実施の形
態のOLED表示装置によれば、透明の封止缶20の表
示領域外の全周に、凸部52を設置するようにしたの
で、封止缶20の強度を向上させることが可能となる。
また、表示面の下側が平坦になることで、表示装置の組
み立て工程を、従来よりも簡単にすることが可能とな
る。
【0019】図9は、本発明の実施の形態5のOLED
表示装置の他の例の概略構成を示す要部断面図である。
なお、この図9も、図14と同一箇所の部分の断面構造
を示す図である。図9に示すOLED表示装置は、透明
の封止缶20の表示領域外に凸部52を設ける代わり
に、透明封止缶20の内面に、乾燥剤26をコーティン
グしたものである。また、前述したように、透明封止缶
20の表示面には、必要に応じて反射防止膜63を形成
する。なお、本実施の形態において、前述の実施の形態
3のように、第2の接着剤61を、封止缶20の外側
で、FPC23の接続部を含む封止缶の周辺に塗布する
ことにより、ガラス基板10と封止缶20との間の接着
シール構造を2重接着構造としてもよい。同様に、前述
の実施の形態4のように、透湿性の高いフィルム62
を、封止缶20の外側で、FPC23の接続部を含む封
止缶の周辺に接着することにより、ガラス基板10と封
止缶20との間の接着シール構造を2重接着構造として
もよい。このように、図9に示すOLED表示装置によ
れば、表示面の下側が平坦になることで、表示装置の組
み立て工程を、従来よりも簡単にすることが可能となる
とともに、表示装置の薄型化、軽量化を図ることが可能
となる。
【0020】[実施の形態6]図10は、本発明の実施
の形態6のOLED表示装置の概略構成を示す図であ
り、同図(a)は上平面図、同図(b)は側面図であ
る。図10に示すように、本実施の形態では、封止缶2
0のFPC23が接着されない辺のどちらかに、封入・
封止部65を形成したものである。前述の図13、図1
4で説明したように、接着剤21として、紫外線硬化樹
脂を使用している。しかしながら、紫外線硬化樹脂は、
紫外線を照射して硬化させる場合に、何らかのガスを発
生するので、この発生したガスにより、OLED膜が劣
化することも想定される。そのため、本実施の形態で
は、封止缶20のFPC23が接着されない辺のどちら
かに、封入・封止部65を形成し、一度、紫外線硬化樹
脂を硬化させて、封止缶20をガラス基板10に接着し
た後、封止缶20で封止される封止空間内を排気するこ
とにより、紫外線硬化樹脂を硬化させる際に生じるガス
を除去するようにしたものである。なお、この封入・封
止部65も、紫外線硬化樹脂を使用して封止されるが、
封入・封止部65の領域は、全体の接着部よりも少ない
ので、紫外線硬化樹脂を硬化させる際に発生するガス
が、OLED膜に与える影響を少なくすることができ
る。さらに、本実施の形態では、封止缶20で封止され
る封止空間内の圧力を外部よりも高くすることが可能と
なるので、より透湿性を向上させることが可能となる。
【0021】なお、前述の各実施の形態においては、接
着剤21として、紫外線硬化樹脂を使用するようにして
いるが、この接着剤21として、低温で接着することが
可能な無機系接着剤(例えば、ガラスフリット)を使用
するようにしてもよい。接着剤21として、ガラスフリ
ットを使用することにより、紫外線硬化樹脂を使用する
場合のように不要なガスが生成されないので、封止缶2
0を接着シール際に、OLED膜が損なわれるのを防止
することが可能となる。さらに、前述の説明では、封止
缶20は、鍔部20aを有する場合について説明した
が、封止缶20としては、図11に示すような、鍔部2
0aを有しないものを使用することも可能である。な
お、図11は、本実施の形態の封止缶20の他の例を説
明するための図であり、同図(a)は斜視図、同図
(b)は、図2(a)のA−A’切断線に沿った断面構
造を示す断面図である。また、前述の説明では、本発明
を、単純マトリクス方式のOLED表示装置に適用した
実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、アクティブマトリクス方式のOLE
D表示装置に適用可能であることはいうまでもない。以
上、本発明者によってなされた発明を、前記実施の形態
に基づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施の形
態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範
囲において種々変更可能であることは勿論である。
【0022】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。 (1)本発明のエレクトロルミネッセンス素子を用いた
表示装置によれば、従来よりも薄型化を図ることが可能
となる。 (2)本発明のエレクトロルミネッセンス素子を用いた
表示装置によれば、従来よりも軽量化を図ることが可能
となる。 (3)本発明のエレクトロルミネッセンス素子を用いた
表示装置によれば、従来よりも透湿性を向上させること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のOLED表示装置の概
略構成を示す要部断面図である。
【図2】本発明の実施の形態1の封止缶を説明するため
の図である。
【図3】本発明の実施の形態3のOLED表示装置の概
略構成を示す要部断面図である。
【図4】本発明の実施の形態3のOLED表示装置の他
の例の概略構成を示す要部断面図である。
【図5】本発明の実施の形態4のOLED表示装置の概
略構成を示す要部断面図である。
【図6】本発明の実施の形態4のOLED表示装置の他
の例の概略構成を示す要部断面図である。
【図7】本発明の実施の形態4のOLED表示装置の他
の例の概略構成を示す要部断面図である。
【図8】本発明の実施の形態5のOLED表示装置の概
略構成を示す要部断面図である。
【図9】本発明の実施の形態5のOLED表示装置の他
の例の概略構成を示す要部断面図である。
【図10】本発明の実施の形態6のOLED表示装置の
概略構成を示す図である。
【図11】本発明の実施の形態の封止缶の他の例を示す
図である。
【図12】OLED表示素子の基本構造を示す断面図で
ある。
【図13】従来のOLED表示装置の構造を示す図であ
る。
【図14】図13(b)に示すA部の断面構造を拡大し
て示す断面図である。
【符号の説明】
10…ガラス基板、11…陽極、12…正孔輸送層、1
3…発光層、14…電子輸送層、15…陰極、20…封
止缶、20a…鍔部、20b…側壁部、20c…平坦
部、22…凹部、23…フレキシブルプリント配線基
板、25…FPC接着剤、26…乾燥剤、30…ITO
配線、52…凸部、62…第2の接着剤、62…透湿性
の高いフィルム、63…反射防止膜、65…封入・封止
部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三輪 広明 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社日立 製作所ディスプレイグループ内 (72)発明者 小林 節郎 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社日立 製作所ディスプレイグループ内 (72)発明者 森 祐二 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社日立 製作所ディスプレイグループ内 Fターム(参考) 3K007 AB13 BB01 BB05 BB06 DB03 FA02

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明絶縁基板と、 前記透明絶縁基板上に設けられるエレクトロルミネッセ
    ンス素子と、 接着剤を介して前記透明絶縁基板上に接着され、前記エ
    レクトロルミネッセンス素子を覆う蓋体とを備える表示
    装置であって、 前記蓋体は、合成樹脂、あるいはガラスで構成されるこ
    とを特徴する表示装置。
  2. 【請求項2】 透明絶縁基板と、 前記透明絶縁基板上に設けられるエレクトロルミネッセ
    ンス素子と、 接着剤を介して前記透明絶縁基板上に接着され、前記エ
    レクトロルミネッセンス素子を覆う蓋体とを備える表示
    装置であって、 前記蓋体は、前記接着剤を介して前記透明絶縁基板上に
    接着される側壁部と、 前記側壁部に連続する平面状の平坦部とを有することを
    特徴とする表示装置。
  3. 【請求項3】 前記蓋体は、合成樹脂、あるいはガラス
    で構成されることを特徴する請求項2に記載の表示装
    置。
  4. 【請求項4】 透明絶縁基板と、 前記透明絶縁基板上に設けられるエレクトロルミネッセ
    ンス素子と、 前記エレクトロルミネッセンス素子を覆う蓋体と、 接着剤を介して前記透明絶縁基板上に接着され、前記エ
    レクトロルミネッセンス素子を覆う蓋体とを備える表示
    装置であって、 前記蓋体は、前記接着剤を介して前記透明絶縁基板上に
    接着される側壁部と、 前記側壁部に連続する平面状の平坦部とを有し、 前記蓋体の前記平坦部の前記透明絶縁基板側の面に設け
    られる乾燥剤を備えることを特徴とする表示装置。
  5. 【請求項5】 前記蓋体は、合成樹脂、あるいはガラス
    で構成されることを特徴する請求項4に記載の表示装
    置。
  6. 【請求項6】 前記乾燥剤は、活性炭繊維であることを
    特徴とする請求項4に記載の表示装置。
  7. 【請求項7】 前記乾燥剤は、前記蓋体の前記平坦部の
    前記透明絶縁基板側の面にコーティングされていること
    を特徴とする請求項4に記載の表示装置。
  8. 【請求項8】 透明絶縁基板と、 前記透明絶縁基板上に設けられるエレクトロルミネッセ
    ンス素子と、 周囲に側壁部を有し、前記エレクトロルミネッセンス素
    子を覆う蓋体と、 前記蓋体の前記側壁部と、前記透明絶縁基板とを接着す
    る接着剤とを備える表示装置であって、 前記接着剤は、無機系の接着剤であることを特徴とする
    表示装置。
  9. 【請求項9】 透明絶縁基板と、 前記透明絶縁基板上に設けられるエレクトロルミネッセ
    ンス素子と、 合成樹脂、あるいはガラスで構成されるとともに、周囲
    に側壁部を有し、前記エレクトロルミネッセンス素子を
    覆う蓋体と、 前記蓋体の前記側壁部と、前記透明絶縁基板とを接着す
    る接着剤とを備える表示装置であって、 前記接着剤は、無機系の接着剤であり、 前記蓋体は、前記側壁部に連続する平面状の平坦部を有
    し、 前記蓋体の前記平坦部の前記透明絶縁基板側の面に設け
    られる乾燥剤を備えることを特徴とする表示装置。
  10. 【請求項10】 前記乾燥剤は、前記蓋体の前記平坦部
    の前記透明絶縁基板側の面にコーティングされているこ
    とを特徴とする請求項9に記載の表示装置。
  11. 【請求項11】 透明絶縁基板と、 前記透明絶縁基板上に設けられるエレクトロルミネッセ
    ンス素子と、 周囲に側壁部を有し、前記エレクトロルミネッセンス素
    子を覆う蓋体と、 前記蓋体の前記側壁部と、前記透明絶縁基板とを接着す
    る第1の接着剤とを備える表示装置であって、 前記蓋体の前記側壁部の前記エレクトロルミネッセンス
    素子側とは反対側の面と、前記第1の接着剤とを覆う第
    2の接着剤を備えることを特徴とする表示装置。
  12. 【請求項12】 透明絶縁基板と、 前記透明絶縁基板上に設けられるエレクトロルミネッセ
    ンス素子と、 合成樹脂、あるいはガラスで構成されるとともに、周囲
    に側壁部を有し、前記エレクトロルミネッセンス素子を
    覆う蓋体と、 前記蓋体の前記側壁部と、前記透明絶縁基板とを接着す
    る第1の接着剤とを備える表示装置であって、 前記蓋体は、前記側壁部に連続する平面状の平坦部を有
    し、 前記蓋体の前記平坦部の前記透明絶縁基板側の面に設け
    られる乾燥剤と、 前記蓋体の前記側壁部の前記エレクトロルミネッセンス
    素子側とは反対側の面と、前記第1の接着剤とを覆う第
    2の接着剤を備えることを特徴とする表示装置。
  13. 【請求項13】 前記乾燥剤は、前記蓋体の前記平坦部
    の前記透明絶縁基板側の面にコーティングされているこ
    とを特徴とする請求項12に記載の表示装置。
  14. 【請求項14】 透明絶縁基板と、 前記透明絶縁基板上に設けられるエレクトロルミネッセ
    ンス素子と、 周囲に側壁部を有し、前記エレクトロルミネッセンス素
    子を覆う蓋体と、 前記蓋体の前記側壁部と、前記透明絶縁基板とを接着す
    る第1の接着剤とを備える表示装置であって、 前記蓋体の前記エレクトロルミネッセンス素子側とは反
    対側の面と、前記第1の接着剤とを覆う第2の接着剤を
    備えることを特徴とする表示装置。
  15. 【請求項15】 透明絶縁基板と、 前記透明絶縁基板上に設けられるエレクトロルミネッセ
    ンス素子と、 合成樹脂、あるいはガラスで構成されるとともに、周囲
    に側壁部を有し、前記エレクトロルミネッセンス素子を
    覆う蓋体と、 前記蓋体の前記側壁部と、前記透明絶縁基板とを接着す
    る第1の接着剤とを備える表示装置であって、 前記蓋体は、前記側壁部に連続する平面状の平坦部を有
    し、 前記蓋体の前記平坦部の前記透明絶縁基板側の面に設け
    られる乾燥剤と、 前記蓋体の前記エレクトロルミネッセンス素子側とは反
    対側の面と、前記第1の接着剤とを覆う第2の接着剤と
    を備えることを特徴とする表示装置。
  16. 【請求項16】 前記乾燥剤は、前記蓋体の前記平坦部
    の前記透明絶縁基板側の面にコーティングされているこ
    とを特徴とする請求項15に記載の表示装置。
  17. 【請求項17】 透明絶縁基板と、 前記透明絶縁基板上に設けられるエレクトロルミネッセ
    ンス素子と、 周囲に側壁部を有し、前記エレクトロルミネッセンス素
    子を覆う蓋体と、 前記蓋体の前記側壁部と、前記透明絶縁基板とを接着す
    る接着剤とを備える表示装置であって、 前記蓋体の前記側壁部の前記エレクトロルミネッセンス
    素子側とは反対側の面と、前記接着剤とを覆うフィルム
    を備えることを特徴とする表示装置。
  18. 【請求項18】 透明絶縁基板と、 前記透明絶縁基板上に設けられるエレクトロルミネッセ
    ンス素子と、 合成樹脂、あるいはガラスで構成されるとともに、周囲
    に側壁部を有し、前記エレクトロルミネッセンス素子を
    覆う蓋体と、 前記蓋体の前記側壁部と、前記透明絶縁基板とを接着す
    る接着剤とを備える表示装置であって、 前記蓋体は、前記側壁部に連続する平面状の平坦部を有
    し、 前記蓋体の前記平坦部の前記透明絶縁基板側の面に設け
    られる乾燥剤と、 前記蓋体の前記側壁部の前記エレクトロルミネッセンス
    素子側とは反対側の面と、前記接着剤とを覆うフィルム
    を備えることを特徴とする表示装置。
  19. 【請求項19】 前記乾燥剤は、前記蓋体の前記平坦部
    の前記透明絶縁基板側の面にコーティングされているこ
    とを特徴とする請求項18に記載の表示装置。
  20. 【請求項20】 透明絶縁基板と、 前記透明絶縁基板上に設けられるエレクトロルミネッセ
    ンス素子と、 周囲に側壁部を有し、前記エレクトロルミネッセンス素
    子を覆う蓋体と、 前記蓋体の前記側壁部と、前記透明絶縁基板とを接着す
    る接着剤とを備える表示装置であって、 前記蓋体の前記エレクトロルミネッセンス素子側とは反
    対側の面と、前記接着剤とを覆うフィルムを備えること
    を特徴とする表示装置。
  21. 【請求項21】 前記フィルムは、前記透明基板の前記
    エレクトロルミネッセンス素子側とは反対側の面をも覆
    っていることを特徴とする請求項20に記載の表示装
    置。
  22. 【請求項22】 前記透明基板の前記エレクトロルミネ
    ッセンス素子側とは反対側の面を覆う前記フィルム上に
    設けられる反射防止膜を備えることを特徴とする請求項
    21に記載の表示装置。
  23. 【請求項23】 透明絶縁基板と、 前記透明絶縁基板上に設けられるエレクトロルミネッセ
    ンス素子と、 合成樹脂、あるいはガラスで構成されるとともに、周囲
    に側壁部を有し、前記エレクトロルミネッセンス素子を
    覆う蓋体と、 前記蓋体の前記側壁部と、前記透明絶縁基板とを接着す
    る接着剤とを備える表示装置であって、 前記蓋体は、前記側壁部に連続する平面状の平坦部を有
    し、 前記蓋体の前記平坦部の前記透明絶縁基板側の面に設け
    られる乾燥剤と、 前記蓋体の前記エレクトロルミネッセンス素子側とは反
    対側の面と、前記接着剤とを覆うフィルムを備えること
    を特徴とする表示装置。
  24. 【請求項24】 前記乾燥剤は、前記蓋体の前記平坦部
    の前記透明絶縁基板側の面にコーティングされているこ
    とを特徴とする請求項23に記載の表示装置。
  25. 【請求項25】 前記フィルムは、前記透明基板の前記
    エレクトロルミネッセンス素子側とは反対側の面をも覆
    っていることを特徴とする請求項23に記載の表示装
    置。
  26. 【請求項26】 前記透明基板の前記エレクトロルミネ
    ッセンス素子側とは反対側の面を覆う前記フィルム上に
    設けられる反射防止膜を備えることを特徴とする請求項
    25に記載の表示装置。
  27. 【請求項27】 透明絶縁基板と、 前記透明絶縁基板上に設けられるエレクトロルミネッセ
    ンス素子と、 周囲に側壁部を有し、前記エレクトロルミネッセンス素
    子を覆う蓋体と、 前記蓋体の前記側壁部と、前記透明絶縁基板とを接着す
    る接着剤とを備える表示装置であって、 前記蓋体は、側壁部に封止孔を少なくとも一つ有し、 前記封止孔は、封止剤で覆われていることを特徴とする
    表示装置。
  28. 【請求項28】 絶縁基板と、 前記絶縁基板上に設けられるエレクトロルミネッセンス
    素子と、 接着剤を介して前記絶縁基板上に接着され、前記エレク
    トロルミネッセンス素子を覆う透明な蓋体とを備える表
    示装置であって、 前記透明な蓋体は、前記接着剤を介して前記絶縁基板上
    に接着される側壁部と、 前記側壁部に連続する平面状の平坦部とを有することを
    特徴とする表示装置。
  29. 【請求項29】 絶縁基板と、 前記絶縁基板上に設けられるエレクトロルミネッセンス
    素子と、 接着剤を介して前記絶縁基板上に接着され、前記エレク
    トロルミネッセンス素子を覆う透明な蓋体とを備える表
    示装置であって、 前記透明な蓋体は、前記接着剤を介して前記絶縁基板上
    に接着される側壁部と、 前記側壁部に連続する平面状の表示面部とを有し、 前記蓋体の前記表示面部の前記絶縁基板側の面に設けら
    れる乾燥剤を備えることを特徴とする表示装置。
  30. 【請求項30】 前記蓋体の前記表示面部の前記絶縁基
    板側の面と反対側の面に設けられる反射防止膜を備える
    ことを特徴とする請求項29に記載の表示装置。
  31. 【請求項31】 前記乾燥剤は、前記蓋体の前記平坦部
    の前記絶縁基板側の面にコーティングされていることを
    特徴とする請求項29に記載の表示装置。
  32. 【請求項32】 絶縁基板と、 前記絶縁基板上に設けられるエレクトロルミネッセンス
    素子と、 接着剤を介して前記絶縁基板上に接着され、前記エレク
    トロルミネッセンス素子を覆う透明な蓋体とを備える表
    示装置であって、 前記蓋体は、前記接着剤を介して前記絶縁基板上に接着
    される側壁部と、 前記側壁部に連続する表示面部とを有し、 前記表示面部は、表示領域となる平面状の平坦部と、 表示領域外に設けられ乾燥剤を収納する凸部とを有する
    ことを特徴とする表示装置。
  33. 【請求項33】 前記表示面部の前記平坦部の前記絶縁
    基板側の面と反対側の面に設けられる反射防止膜を備え
    ることを特徴とする請求項32に記載の表示装置。
JP2001344659A 2001-11-09 2001-11-09 表示装置 Pending JP2003151762A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001344659A JP2003151762A (ja) 2001-11-09 2001-11-09 表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001344659A JP2003151762A (ja) 2001-11-09 2001-11-09 表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003151762A true JP2003151762A (ja) 2003-05-23
JP2003151762A5 JP2003151762A5 (ja) 2005-06-16

Family

ID=19158147

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001344659A Pending JP2003151762A (ja) 2001-11-09 2001-11-09 表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003151762A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006172837A (ja) * 2004-12-14 2006-06-29 Tohoku Pioneer Corp 封止部材、自発光パネルおよび自発光パネルの製造方法
JP2010129348A (ja) * 2008-11-27 2010-06-10 Kyocera Corp パッケージの製造方法
JP2010135600A (ja) * 2008-12-05 2010-06-17 Toppan Forms Co Ltd 電子機器
KR20230154877A (ko) 2021-03-01 2023-11-09 가부시끼가이샤 레조낙 회로 접속용 접착 필름 및 접속체

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006172837A (ja) * 2004-12-14 2006-06-29 Tohoku Pioneer Corp 封止部材、自発光パネルおよび自発光パネルの製造方法
JP2010129348A (ja) * 2008-11-27 2010-06-10 Kyocera Corp パッケージの製造方法
JP2010135600A (ja) * 2008-12-05 2010-06-17 Toppan Forms Co Ltd 電子機器
KR20230154877A (ko) 2021-03-01 2023-11-09 가부시끼가이샤 레조낙 회로 접속용 접착 필름 및 접속체

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100503580B1 (ko) 유기 el 패널
KR100908150B1 (ko) 유기 el 표시 장치
US7898174B2 (en) Organic electroluminescent display device with moisture resistant structural body including adhesive layer
KR100819864B1 (ko) 유기전기발광소자
JP2003163078A (ja) 表示装置
JP2006146221A (ja) 平板表示装置用のシール材及びそれを備えた平板表示装置
JP2008218004A (ja) 有機el表示装置
KR101306135B1 (ko) 유기전계발광소자
JP2003157970A (ja) 表示装置
KR20110012432A (ko) 유기전계발광소자
WO2005036935A1 (en) Double-sided organic electroluminescent display
JP2003109750A (ja) 有機エレクトロルミネッセンス素子
JP2003151762A (ja) 表示装置
US7638942B2 (en) Encapsulation cap having a getter and display device using the same
JP2002216949A (ja) 有機elディスプレイの封止方法及び封止構造
JP2008288034A (ja) 有機el表示装置
JPH11339954A (ja) 有機el表示装置
KR100629180B1 (ko) 유기 전계발광 표시소자
US10283730B2 (en) OLED encapsulation method and OLED encapsulation structure
KR100518962B1 (ko) 유기전계발광 소자
KR100490350B1 (ko) 상부발광 방식 유기전계발광 소자 및 그의 제조방법
CN113193137B (zh) 显示面板及显示面板的封装结构制备方法
JP2003100445A (ja) エレクトロルミネッセンス表示装置
KR100619626B1 (ko) 평판 표시장치
JP2005174557A (ja) エレクトロルミネッセンス表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040917

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040917

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20060804

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060913

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060926

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070612