JP2003151163A - レーザ光量モニタ用光素子 - Google Patents

レーザ光量モニタ用光素子

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JP2003151163A
JP2003151163A JP2001343437A JP2001343437A JP2003151163A JP 2003151163 A JP2003151163 A JP 2003151163A JP 2001343437 A JP2001343437 A JP 2001343437A JP 2001343437 A JP2001343437 A JP 2001343437A JP 2003151163 A JP2003151163 A JP 2003151163A
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light
optical element
laser
optical
corner cube
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JP2001343437A
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Shoichi Kyotani
昇一 京谷
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数が少なく低コストなレーザ光量モニ
タ用光素子を提供すること。 【解決手段】 レーザ光量モニタ用光素子(40,5
0)は全体が光学素材で一体に形成されており、発散光
を平行光とする第1のレンズ面(41,51)と、この
平行光を受光素子に導くコーナキューブリフレクタ(4
3,53)と、コーナキューブリフレクタからの光を受
光素子に集光する第2のレンズ面(42,52)と一体
に備えようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレーザ光量モニタ用
光素子に係り、特に半導体レーザからの拡散光の一部を
受光素子に導き、前記半導体レーザの出力を安定させる
ために用いられるレーザ光量モニタ用の光素子に関す
る。
【0002】
【従来の技術】レーザ光量モニタ用光素子として図4に
示すものがある。この素子は、データを書き込むことが
できる光ディスク、例えばDVD-RAM、CDR/R
Wなど光ディスクにデータを書き込む場合に、ディスク
読取及び書き込み用のレーザダイオード11の出力を安
定させるために用いられる。即ち、この例では、レーザ
ダイオード11から発せられるレーザ光の出力の一部を
レーザ光量モニタ用のフォトダイオード12に入射さ
せ、レーザダイオード11の出力をモニタしつつ、レー
ザダイオードのレーザ出力が一定の出力となるようフィ
ードバック制御をするようにしている。この例では、フ
ォトダイオード12からの出力に基いてAPC回路(自
動出力制御回路:Auto Power Controll Unit)でレーザ
ダイオード11の出力を安定するよう制御するものとし
ている。
【0003】また、本例では、レーザダイオード11と
フォトダイオード12とは同一の基板13上に配置され
ている。即ち、レーザダイオード11の発散光14の一
部の光15は、透明板16に形成された反射面17で反
射され、前記フォトダイオード12に入射する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述のよう
に、レーザダイオード11で光ディスクへのデータの書
き込みを行なう場合には、書き込み速度の高速化が望ま
れるところから、レーザダイオード11の出力をなるべ
く有効に用いる必要がある。
【0005】また、モニタ用のフォトダイオード12
は、その応答性を良好とするために電気容量を小さくす
る必要があり、なるべく面積の小さいものの方が良いと
されている。そのためには、レーザダイオード11の出
力を効率良くモニタ用のフォトダイオード12に取り入
れるようにしなければならない。
【0006】そこで、本発明は、レーザダイオードの出
力を光ディスクの書き込みに有効に利用できるレーザ光
量モニタ用光素子を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記課題を
解決するためレーザ光量モニタ用光素子を以下のように
構成した。
【0008】本発明は、光素子は全体が光学素材で一体
に形成されており、発散光を平行光とする第1のレンズ
面と、この平行光を受光素子に導くコーナキューブリフ
レクタと、コーナキューブリフレクタからの光を受光素
子に集光する第2のレンズ面と一体に備えたものであ
る。
【0009】本発明によれば、モニタ光を一つの光素子
で効率良く受光素子に集光することができ、受光素子に
集まる光の量を増やすことができる。また、レーザダイ
オードとフォトダイオードの相対位置が合っていれば、
これらに対して光素子の位置が多少ずれたとしても、レ
ーザダイオードからの光はコーナキューブリフレクタに
よって、確実にフォトダイオードに入射されるので、光
素子の位置を厳密に位置合わせしなくとも、レーザダイ
オードの光は確実にフォトダイオードに入射される。
【0010】また、コーナキューブリフレクタで受光素
子にモニタ光を正確に入射できるので、受光素子である
フォトダイオードを小型化することができ、その受光応
答性を高めることができる。またさらに、射出されるレ
ーザ光を有効に使用することができるので、レーザダイ
オードの出力を小さくすることができ、消費電力を小さ
くできる。
【0011】。本発明の光素子は、光ディスクの信号の
読み書きに使用する光を通す窓開口を挟んで設けられた
2つのコーナキューブリフレクタと、これらのコーナキ
ューブリフレクタに設けられた第1及び第2のレンズ面
とを備え、半導体レーザから発せられた楕円形状の発散
光のうち、長軸の両端側の光を受光素子に導く請求項1
に記載のレーザ光量モニタ用光素子である。
【0012】本発明に係るレーザ光量モニタ用光素子に
よれば、半導体レーザから発せられるレーザ光のうち光
ディスクへの信号記録や信号読取に有効に使用できない
楕円形状の長軸両端側の部分をレーザ光のモニタリング
として有効に使用することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るレーザ光量モ
ニタ用光素子の実施の形態を添付図面に基づいて説明す
る。図1は本発明に係るレーザ光量モニタ用光素子30
の実施の形態を示すものである。
【0014】この例は、発光素子であるレーザダイオー
ド11からの発散光を凸レンズ21,22等からなる光
学系20を介して光ディスク23に焦点を結ぶように
し、光ディスク23に信号を書き込み、読取るようにし
たものである。なお光ディスク23からの信号は、前記
レーザダイオード11から射出された光の光ディスク2
3からの反射光をこの光学系中に多層膜光分岐素子、受
光素子(共に図ししていない)を設け、読み取るように
している。
【0015】本例では、レーザ光量モニタ用光素子30
は、レーザダイオード11から発せられる楕円形のレー
ザ光のうち中央の部分を光ディスク23への信号の書き
込み及び読み取り用に使用し、その長軸の両端側の光を
受光素子をレーザダイオード11のレーザ光量のモニタ
用として検出する
【0016】本例では、レーザ光量モニタ用光素子30
は、光学樹脂等の素材から構成され、図1乃至図3に示
すように、レーザダイオード11及びフォトダイオード
12が配置された基板13上に形成された2つの脚部3
1,32と、両脚部31,32間に架設される梁部33
とから一体に構成されている。
【0017】本例では、梁部33の中央部に窓開口34
が開けられており、この窓開口34からレーザダイオー
ド11の光が上記光学系20に射出される。
【0018】本例では梁部33に挟まれた窓開口34の
両側には、前記脚部31,32、及び梁部33と全体が
光学素材で一体に形成された光量モニタ用光素子40,
50が形成されている。
【0019】この光量モニタ用光素子40,50は、レ
ーザダイオード11からの発散光を平行光とする第1の
レンズ面41,51と、この平行光を受光素子であるフ
ォトダイオード12に導くコーナキューブリフレクタ4
3,53と、コーナキューブリフレクタ43,53から
の光を受光素子であるフォトダイオード12に集光する
第2のレンズ面42、52と一体に備えている。
【0020】周知のように、コーナキューブリフレクタ
43,53は、光の入射方向によらず、その光の入射方
向へ光を反射する。また、本例では、各光量モニタ用光
素子40、50にはそれぞれ発散光を平行光とする第1
のレンズ面41,51を備えている。レーザダイオード
11の発した光のうち楕円の長径の端部に発せられた光
は、第1のレンズ面41,51で平行光にされ、コーナ
キューブリフレクタ43,53で反射され、第2のレン
ズ面42,52で集光されて受光素子であるフォトダイ
オード12に入射される。
【0021】従って本実施の形態によれば、レーザダイ
オード11の発する光のうち、光ディスクへの信号の読
み書きに関与しない光を効率良くモニタできる。以上、
本発明の一実施の形態について説明したが、本発明は上
記実施の形態例に限定されることはなく、その主旨を逸
脱しない範囲において変更することができる。
【0022】
【発明の効果】以上、説明したように本発明に係るレー
ザ光量モニタ用光素子によれば、以下の優れた効果を奏
し得る。
【0023】本発明によれば、モニタ光を一つの光素子
で効率良く受光素子に集光することができ、受光素子に
集まる光の量を増やすことができる。また、レーザダイ
オードとフォトダイオードの配置に対して光素子の位置
が多少ずれたとしても、レーザダイオードからの光はコ
ーナキューブリフレクタによって、確実にフォトダイオ
ードに入射されるので、レーザダイオードとフォトダイ
オードに対する光素子の取付位置の精度を厳密に位置合
わせしなくとも、レーザダイオードの光は確実にフォト
ダイオードに入射され、レーザダイオードを安定的に発
振させることができる。
【0024】また、コーナキューブリフレクタで受光素
子にモニタ光を正確に入射できるので、受光素子である
フォトダイオードを小型化することができ、受光応答性
を高めることができる。またさらに、射出されるレーザ
光を有効に使用することができるので、レーザダイオー
ドの出力を小さくすることができ、消費電力を小さくで
きる。
【0025】また、本発明に係るレーザ光量モニタ用光
素子によれば、半導体レーザから発せられるレーザ光の
うち光ディスクへの信号記録や信号読取に有効に使用で
きない楕円形状の長軸両端側の部分をレーザ光のモニタ
リングとして有効に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るレーザ光量モニタ用
光素子の構成を示す図である。
【図2】図1に示したレーザ光量モニタ用光素子を示す
斜視図である。
【図3】図1に係るレーザ光量モニタ用光素子を示す拡
大図である。
【図4】従来のレーザ光量モニタ用光素子を示す図であ
る。
【符号の説明】
11 レーザダイオード 12 フォトダイオード 13 基板 14 発散光 15 光 16 透明板 17 反射面 20 光学系 21 凸レンズ 22 凸レンズ 23 光ディスク 30 レーザ光量モニタ用光素子 31 脚部 32 脚部 33 梁部 34 窓開口 40 レーザ光量モニタ用光素子 41 レンズ面 42 レンズ面 43 コーナキューブリフレクタ 50 レーザ光量モニタ用光素子 51 レンズ面 52 レンズ面 53 コーナキューブリフレクタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体レーザから発せられる拡散光のう
    ち信号の読み書きに使用しない周辺部の光を受光素子に
    導くレーザ光量モニタ用の光素子であって、 全体が光学素材で一体に形成されており、 発散光を平行光とする第1のレンズ面と、 この平行光を入射した方向に導くコーナキューブリフレ
    クタと、 コーナキューブリフレクタからの光を受光素子に集光す
    る第2のレンズ面とを備えたレーザ光量モニタ用光素
    子。
  2. 【請求項2】 前記光素子は、信号の読み書きに使用す
    る光を通す窓開口を挟んで設けられた2つのコーナキュ
    ーブリフレクタと、 これらのコーナキューブリフレクタに設けられた第1及
    び第2のレンズ面とを備え、 半導体レーザから発せられた楕円形状の発散光のうち、
    長軸の両端側の光を受光素子に導く請求項1に記載のレ
    ーザ光量モニタ用光素子。
JP2001343437A 2001-11-08 2001-11-08 レーザ光量モニタ用光素子 Ceased JP2003151163A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013092498A (ja) * 2011-10-27 2013-05-16 Yokogawa Electric Corp 放射線検査装置

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