JP2003151158A - 光ディスク記録再生装置のレーザー出力制御方法 - Google Patents

光ディスク記録再生装置のレーザー出力制御方法

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JP2003151158A
JP2003151158A JP2001341952A JP2001341952A JP2003151158A JP 2003151158 A JP2003151158 A JP 2003151158A JP 2001341952 A JP2001341952 A JP 2001341952A JP 2001341952 A JP2001341952 A JP 2001341952A JP 2003151158 A JP2003151158 A JP 2003151158A
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Takeshi Yamamoto
剛 山本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学式ピックアップによりディスクに対して
信号の記録再生動作を行う光ディスク記録再生装置のレ
ーザー出力制御方法を提供する。 【解決手段】 ディスク面より反射されるメインビーム
が照射され、且つ4分割されたA部、B部、C部及びD
部より成るメインビーム用光検出器1と、ディスク面よ
り反射される第1のサブビームが照射され、且つ2分割
されたE部及びF部より成る第1サブビーム用光検出器
2と、ディスク面より反射される第2のサブビームが照
射され、且つ2分割されたG部及びH部より成る第2サ
ブビーム用光検出器3とより構成され、光ビームをトラ
ックに追従させるトラッキングサーボがオン状態におい
て、前記各光検出器を構成するA、B、C、D、E、
F、G及びH部より得られる信号にてオフセット量を検
出し、そのオフセット量に基づいてレーザー出力を制御
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学式ピックアッ
プより照射される光ビームによりディスクに信号を記録
するとともに該ディスクに形成されているプリグルーブ
に記録されたウォブル信号を用いて再生又は記録動作を
行うように構成された光ディスク記録再生装置のレーザ
ー出力制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光学式ピックアップから照射される光ビ
ームを用いて光ディスクに信号を記録するように構成さ
れた光ディスク記録再生装置が商品化されている。斯か
る光ディスク記録再生装置に使用される光ディスクに
は、ウォブル信号成分が含まれたプリグルーブと呼ばれ
る溝が形成されており、斯かるプリグルーブを用いて記
録時における光ビームのトラッキング制御を行うととも
にディスクの回転制御を行うように構成されている。ま
た、斯かる光ディスク記録再生装置は、前記ウォブル信
号内に絶対時間のアドレス情報を組み込み、その信号を
検出することによって記録位置のアクセス動作を行うよ
うに構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ディスクに信号を記録
する光ディスク記録再生装置では、前述したウォブル信
号を利用して信号の記録動作を行うため、該ウォブル信
号を正確に検出する必要がある。斯かるウォブル信号を
検出する方法は種々あるが、一般には光学式ピックアッ
プに組み込まれている光検出器、例えば4分割センサー
と呼ばれる光検出器より得られる信号に基づいて検出す
るようにされている。記録動作に使用されるディスク
は、ターンテーブル上に載置されて回転駆動されるが、
チャッキングが正確に行われていない場合には、ディス
クが傾いた状態にて回転されるため、光ビームを信号ト
ラックに追従させるトラッキング制御動作を正確に行う
ことが出来なくなり、その結果ウォブル信号の読み出し
動作を正確に行うことが出来ないという問題がある。ま
た、同様にディスクに反りがある場合には、ウォブル信
号の読み出し動作が正確に行えないという問題がある。
【0004】そして、光ディスク記録再生装置では、デ
ィスクの内周側に設けられている試し書き領域にテスト
信号をレーザー出力を変化させながら記録し、その記録
されたテスト信号の良否を判定することによって記録動
作を行うために適したレーザー出力を設定するように構
成されている。このようにして設定されるレーザー出力
は、ディスクの内周側に設けられている試し書き領域に
て設定されているため、回転特性が安定した状態にて設
定されることになる。実際に信号が記録される位置は、
試し書き領域よりも外周側であり、記録動作が行われる
に従って外周側に移動することになる。
【0005】ディスクの回転特性が前述したようにディ
スクの反り等によって悪化した場合には、記録動作を行
うためのレーザー出力が不足し、記録動作を正確に行う
ことが出来ないという問題がある。
【0006】本発明は、斯かる問題を解決した光ディス
ク記録再生装置のレーザー出力制御方法を提供しようと
するものである。
【0007】
【作用】本発明は、光学式ピックアップに組み込まれて
いるとともにディスク面より反射されるメインビームが
照射され、且つ4分割されたA部、B部、C部及びD部
より成るメインビーム用光検出器と、光学式ピックアッ
プに組み込まれているとともにディスク面より反射され
る第1のサブビームが照射され、且つ2分割されたE部
及びF部より成る第1サブビーム用光検出器と、光学式
ピックアップに組み込まれているとともにディスク面よ
り反射される第2のサブビームが照射され、且つ2分割
されたG部及びH部より成る第2サブビーム用光検出器
とより構成され、光ビームをトラックに追従させるトラ
ッキングサーボがオン状態において、前記各光検出器を
構成するA、B、C、D、E、F、G及びH部より得ら
れる信号をA、B、C、D、E、F、G及びH、光学式
ピックアップにより決定される定数をK、そしてオフセ
ット量をOSとしたとき、OS={(A+D)−(B+
C)}+K×{(E+G)−(F+H)}にてオフセッ
ト量を検出し、求められたオフセット量に基づいてレー
ザー出力を制御する。
【0008】
【実施例】図1に示した回路は、本発明に係る信号検出
回路の一実施例、図2は本発明に係る光ディスク記録再
生装置の一実施例を示すブロック回路図、図3は信号ト
ラックと光ビームとの関係を示す図である。
【0009】図1において、1は光学式ピックアップに
組み込まれているとともにディスクの信号面より反射さ
れるメインビームMが照射されるメインビーム用光検出
器であり、A部、B部、C部及びD部の4つの部分より
構成されている。2は光学式ピックアップに組み込まれ
ているとともにディスクの信号面より反射される第1の
サブビームS1が照射される第1サブビーム用光検出器
であり、E部及びF部の2つの部分より構成されてい
る。また、3は光学式ピックアップに組み込まれている
とともにディスクの信号面より反射される第2のサブビ
ームS2が照射される第2サブビーム用光検出器であ
り、G部及びH部の2つの部分より構成されている。
【0010】前記メインビームM、第1のサブビームS
1及び第2のサブビームS2との関係は、図3に示す関
係にあり、各ビームとディスクに形成されているランド
LとグルーブGとの関係は、図示した関係にある。ま
た、メインビーム用光検出器1を構成するA部とB部と
の分割線の方向、第1サブビーム用光検出器2を構成す
るE部とF部との分割線の方向及び第2サブビーム用検
出器3を構成するG部とH部との分割線の方向がディス
クに設けられているプリグルーブの接線方向と一致する
ように設定されている。
【0011】4は前記メインビーム用光検出器1を構成
するA部及びD部より得られる信号が入力されるととも
にそれらの信号を加算するメインビーム用第1加算回
路、5は前記メインビーム用光検出器1を構成するB部
及びC部より得られる信号が入力されるとともにそれら
の信号を加算するメインビーム用第2加算回路、6は前
記メインビーム用第1加算回路4の出力信号及び前記メ
インビーム用第2加算回路5の出力信号が入力されると
ともに両信号の差信号を出力するメインビーム用減算回
路である。
【0012】7は前記第1サブビーム用光検出器2を構
成するE部及び第2サブビーム用光検出器3を構成する
G部より得られる信号が入力されるとともにそれらの信
号を加算するサブビーム用第1加算回路、8は前記第1
サブビーム用光検出器2を構成するF部及び第2サブビ
ーム用光検出器3を構成するH部より得られる信号が入
力されるとともにそれらの信号を加算するサブビーム用
第2加算回路、9は前記サブビーム用第1加算回路7の
出力信号及び前記サブビーム用第2加算回路8の出力信
号が入力されるとともに両信号の差信号を出力するサブ
ビーム用減算回路である。
【0013】前述した構成によれば、メインビーム用減
算回路6の出力端子には、メインビームMのトラックに
対するズレに応じた信号が出力され、サブビーム用減算
回路9の出力端子には、サブビームS1、S2のトラッ
クに対するズレに応じた信号が出力されることになる
が、メインビーム用減算回路6の出力信号とサブビーム
用減算回路9の出力信号との間の位相は、180度ズレ
た関係になるように設定されている。
【0014】光学式ピックアップにおいて、メインビー
ムM、第1サブビームS1及び第2サブビームS2は、
回折格子と呼ばれる手段によって分割生成されるが、サ
ブビームのレベルは、メインビームより小さくなる。1
0は前述したメインビームとサブビーム間のレベルを調
整する定数設定回路であり、前記サブビーム用減算回路
9より出力される信号のレベルを調整する作用を成すも
のである。
【0015】11は前記メインビーム用減算回路6の出
力信号及び前記定数設定回路10の出力信号が入力され
るとともに両信号の差信号をトラッキングエラー信号と
して出力端子12に出力するトラッキングエラー信号出
力回路である。前記各光検出器を構成するA、B、C、
D、E、F、G及びH部より得られる信号をA、B、
C、D、E、F、G及びH、光学式ピックアップにより
決定される定数、即ち定数設定回路10によって設定さ
れる係数をK、そしてトラッキングエラー信号をTEと
すると、出力端子12には、 TE={(A+D)−(B+C)}−K×{(E+G)
−(F+H)} で示されるトラッキングエラー信号TEが出力される。
メインビーム用減算回路6の出力信号である(A+D)
−(B+C)とサブビーム用減算回路9の出力信号であ
る(E+G)−(F+H)とは、位相が180度ズレた
関係にあるため、2つの出力信号は合算されることにな
り、トラッキングのズレを示すトラッキングエラー信号
TEを感度良く得ることが出来る。
【0016】13は前記メインビーム用減算回路6の出
力信号及び前記定数設定回路10の出力信号が入力され
るとともに両信号の和信号をオフセット信号として出力
端子14に出力するオフセット信号出力回路である。前
記各光検出器を構成するA、B、C、D、E、F、G及
びH部より得られる信号をA、B、C、D、E、F、G
及びH、光学式ピックアップにより決定される定数、即
ち定数設定回路10によって設定される係数をK、そし
てオフセット量をOSとすると、出力端子14には、 OS={(A+D)−(B+C)}+K×{(E+G)
−(F+H)} で示されるオフセット信号が出力される。メインビーム
用減算回路6の出力信号である(A+D)−(B+C)
とサブビーム用減算回路9の出力信号である(E+G)
−(F+H)とは、位相が180度ズレた関係にあるた
め、2つの出力信号は減算されることになる。斯かる減
算処理が行われる結果、出力端子14には各光検出器よ
り得られるトラッキングエラー信号が相殺された信号、
即ちオフセット量を示す信号が出力される。
【0017】以上に説明したようにトラッキングエラー
信号TE及びオフセット量OSは検出されるが、本発明
では、トラックに光ビームを追従させるトラッキングサ
ーボがオンの状態にて行われる。即ち、トラッキングエ
ラー信号TEは、トラッキングサーボ動作を行うために
使用されるため、トラッキングサーボがオン状態にある
ときに検出されることは明らかである。一方、オフセッ
ト量OSの検出動作をトラッキングサーボがオンの状態
にて行うとトラッキングサーボ動作によって対物レンズ
の偏倚動作が行われた状態にあるため、対物レンズの偏
倚による影響が出るが、検出されたオフセット量OSを
時間によって平均化したり、ピーク検出処理動作を行う
ことによって所望のオフセット量OSを得ることが出来
る。
【0018】以上に説明したようにトラッキングエラー
信号及びオフセット信号の検出回路は構成されている
が、次に斯かる回路を利用した実施例について図2に示
した回路を参照して説明する。
【0019】図2において、15は図1に示した回路に
て構成されている信号検出回路であり、トラッキングエ
ラー信号が出力される出力端子12及びオフセット信号
が出力される出力端子14が設けられている。16は光
学式ピックアップに組み込まれている対物レンズであ
り、図示しないフォーカシングコイルによってディスク
面の方向に変位せしめられるとともにトラッキングコイ
ル17によってディスクの径方向に変位せしめられるよ
うに構成されている。18はトラッキングサーボ回路等
が組み込まれているトラッキング制御回路であり、前記
信号検出回路15の出力端子12に出力されるトラッキ
ングエラー信号に基づくトラッキングサーボ動作によっ
て前記トラッキングコイル17にトラッキング制御信号
を供給するように構成されている。
【0020】19は光ディスク記録再生装置の各動作を
制御するべく設けられている制御回路であり、前記トラ
ッキング制御回路18の制御動作を行うとともに前記信
号検出回路15の出力端子14に出力されるオフセット
信号に基づいて後述する各種の制御動作を行うように構
成されている。
【0021】20は前記制御回路19によって動作が制
御されるオフセット補正回路であり、前記信号検出回路
15によって検出されたオフセット量に基づくオフセッ
ト補正をトラッキング制御回路18に対して行うように
構成されている。
【0022】21は光学式ピックアップに組み込まれて
いるレーザーダイオード、22は前記レーザーダイオー
ド22に駆動電流を供給するレーザー駆動回路、23は
前記制御回路19より出力される制御信号に基づいて前
記レーザー駆動回路22より出力される駆動電流の値を
設定するレーザー出力設定回路である。
【0023】以上の如く、本発明は構成されており、次
に動作について説明する。ディスクに記録されているデ
ータ信号は、メインビーム用光検出器1を構成するA
部、B部、C部及びD部の全ての部分より得られる信号
を合算することにより得るように構成されている。ま
た、図1に示した実施例にて説明したように、メインビ
ーム用光検出器1、第1サブビーム用光検出器2及び第
2サブビーム用光検出器3より得られる信号に基づいて
オフセット量が検出される。
【0024】斯かるオフセット量の検出動作は、トラッ
キング制御回路18によるトラッキングサーボがオン、
そしてフォーカス制御回路(図示せず)によるフォーカ
スサーボがオンの状態にて行われる。斯かる状態におい
て、オフセット量が零の状態では、メインビーム用光検
出器1を構成するA部及びD部より得られる信号を加算
したレベルとB部及びC部より得られる信号を加算した
レベルとが等しくなる。また、第1サブビーム用光検出
器2を構成するE部とF部より得られるレベルが等し
く、第2サブビーム用光検出器3を構成するG部とH部
より得られるレベルが等しくなり、その結果、E部及び
G部より得られる信号を加算したレベルとF部及びH部
より得られる信号を加算したレベルとが等しくなる。従
って、斯かる状態では、オフセット量は零となり、トラ
ッキング制御動作はオフセット補正されることなく行わ
れる。
【0025】ディスクが傾いた状態にて回転すると、デ
ィスクの信号面より反射する光ビームの光軸がずれるこ
とになる。その結果、メインビーム用光検出器1を構成
するA部及びD部より得られる信号を加算したレベルと
B部及びC部より得られる信号を加算したレベルとが相
違することになる。また、第1サブビーム用光検出器2
を構成するE部とF部より得られるレベルが相違すると
ともに第2サブビーム用光検出器3を構成するG部とH
部より得られるレベルも相違することになる。そして、
各部のレベル変化は、A部、D部、E部及びG部より得
られる信号のレベル変化の方向とB部、C部、F部及び
H部より得られる信号のレベル変化の方向とは逆の関係
にある。
【0026】その結果、オフセット量OSは、 OS={(A+D)−(B+C)}+K×{(E+G)
−(F+H)} より求められるので、その検出出力が信号検出回路15
の出力端子14に出力されて制御回路19に入力され
る。
【0027】オフセット量の検出動作は前述したように
行われるが、検出されたオフセット量の中には、トラッ
キング制御に伴う対物レンズの偏倚による影響がある
が、得られたオフセット量を制御回路19が時間による
平均化やピーク検出処理動作を行うことによって所望の
オフセット量を導出することが出来る。
【0028】斯かる処理動作が行われる結果、システム
制御回路19よりオフセット補正回路20に対して記録
動作を行っている位置において発生するオフセット量を
補正するための信号を生成させるための制御信号が出力
される。斯かる制御信号が印加されるとオフセット補正
回路20よりトラッキング制御回路18に対してオフセ
ットを補正するための信号が出力される。
【0029】その結果、トラッキング制御回路18より
トラッキングコイル17に供給されるトラッキング制御
信号は、オフセットを補正された信号になるため、ディ
スクの信号面より反射されたメインビームMは、メイン
ビーム用光検出器1を構成するA部とD部より得られる
信号を加算したレベルとB部とC部より得られる信号を
加算したレベルとが等しくなるように該メインビーム用
光検出器1に照射される。また、ディスクの信号面より
反射された第1サブビームS1は、第1サブビーム用光
検出器2を構成するE部とF部とより得られる信号のレ
ベルが等しくなるように該第1サブビーム用光検出器2
に照射され、ディスクの信号面より反射された第2サブ
ビームS2は、第2サブビーム用光検出器3を構成する
G部とH部より得られるレベルが等しくなるように該第
2サブビーム用光検出器3に照射される。
【0030】また、記録動作が行われている状態では、
レーザー出力設定回路23によって設定されるレーザー
出力がレーザー駆動回路22よりレーザーダイオード2
1に供給されてディスクへの記録動作が行われるが、信
号検出回路15によって検出されるオフセット量に基づ
くトラッキングの補正動作が前述したように行われる
が、前記レーザー出力設定回路23に対するオフセット
補正動作も同様に行われる。斯かる補正動作が行われる
結果、レーザーダイオード21に供給される駆動電流が
オフセット量に基づいて補正されるので、ディスクの回
転特性が悪化しても記録動作を正確に行うことが出来
る。
【0031】前述したようにディスクが傾いた状態で回
転してもオフセットが補正された状態にてトラッキング
制御動作が行われるので、ウォブル信号の読み出し動作
を正確に行うことが出来る。更に、本発明は、レーザー
出力をオフセット量に基づいて補正するようにしたの
で、ディスクへの信号の記録動作を正確に行うことが出
来る。
【0032】また、定数設定回路10によって設定され
る定数Kは、使用される光学式ピックアップの特性に応
じて設定されるものであり、同一の製品であってもバラ
ツキによって特性が変化するため、各ピックアップ毎に
定数Kの値を調整可能にすれば、より正確な制御動作を
行うことが可能になる。
【0033】
【発明の効果】本発明は、光学式ピックアップに組み込
まれているとともにディスク面より反射されるメインビ
ームが照射され、且つ4分割されたA部、B部、C部及
びD部より成るメインビーム用光検出器と、光学式ピッ
クアップに組み込まれているとともにディスク面より反
射される第1のサブビームが照射され、且つ2分割され
たE部及びF部より成る第1サブビーム用光検出器と、
光学式ピックアップに組み込まれているとともにディス
ク面より反射される第2のサブビームが照射され、且つ
2分割されたG部及びH部より成る第2サブビーム用光
検出器を設け、トラッキングサーボがオン状態におい
て、前記各光検出器を構成するA、B、C、D、E、
F、G及びH部より得られる信号に基づいてオフセット
量を検出し、検出されたオフセット量に基づいてレーザ
ー出力を制御するようにしたので、正確な記録動作を行
うことが出来る。
【0034】また、本発明は、検出されたオフセット量
に基づいてトラッキングサーボ動作に対する補正動作を
行うようにしたので、正確なトラッキング制御動作を行
うことが出来、それ故、本発明によれば記録動作を正確
に行うことが出来る。
【0035】そして、本発明は、オフセット量を求める
ために設定される定数Kを調整可能にしたので、バラツ
キによって光学式ピックアップの特性が相違した場合、
各ピックアップ毎に定数Kの値を調整することによって
より正確な制御動作を行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る信号検出回路の一実施例である。
【図2】本発明に係る光ディスク記録再生装置の一実施
例を示すブロック回路図である。
【図3】信号トラックと光ビームとの関係を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 メインビーム用光検出器 2 第1サブビーム用光検出器 3 第2サブビーム用光検出器 4 メインビーム用第1加算回路 5 メインビーム用第2加算回路 6 メインビーム用減算回路 7 サブビーム用第1加算回路 8 サブビーム用第2加算回路 9 サブビーム用減算回路 10 定数設定回路 11 トラッキングエラー信号出力回路 13 オフセット信号出力回路 15 信号検出回路 18 トラッキング制御回路 19 制御回路 20 オフセット補正回路 22 レーザー駆動回路 23 レーザー出力設定回路
フロントページの続き Fターム(参考) 5D090 AA01 BB04 CC01 CC04 CC16 EE01 EE11 EE18 FF02 GG03 HH01 KK03 LL08 5D118 AA13 AA18 BA01 BC08 BF02 BF03 CA13 CB03 CC12 CD11 CF03 CF05 CF14 5D119 AA43 BA01 DA01 DA05 EA02 HA46 HA55 KA04 KA17 KA19 5D789 AA43 BA01 DA01 DA05 EA02 HA46 HA55 KA04 KA17 KA19

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学式ピックアップより照射される光ビ
    ームによりディスクに信号を記録するとともに該ディス
    クに形成されているプリグルーブを用いて光ビームのト
    ラッキング制御動作を行うように構成された光ディスク
    記録再生装置において、光学式ピックアップに組み込ま
    れているとともにディスク面より反射されるメインビー
    ムが照射され、且つ4分割されたA部、B部、C部及び
    D部より成るメインビーム用光検出器と、光学式ピック
    アップに組み込まれているとともにディスク面より反射
    される第1のサブビームが照射され、且つ2分割された
    E部及びF部より成る第1サブビーム用光検出器と、光
    学式ピックアップに組み込まれているとともにディスク
    面より反射される第2のサブビームが照射され、且つ2
    分割されたG部及びH部より成る第2サブビーム用光検
    出器とより成り、光ビームをトラックに追従させるトラ
    ッキングサーボがオン状態において、前記各光検出器を
    構成するA、B、C、D、E、F、G及びH部より得ら
    れる信号をA、B、C、D、E、F、G及びH、光学式
    ピックアップにより決定される定数をK、そしてオフセ
    ット量をOSとしたとき、 OS={(A+D)−(B+C)}+K×{(E+G)
    −(F+H)} にてオフセット量を検出し、求められたオフセット量に
    基づいてレーザー出力を制御するようにしたことを特徴
    とする光ディスク記録再生装置のレーザー出力制御方
    法。
  2. 【請求項2】 定数Kを調整可能にしたことを特徴とす
    る請求項1に記載のレーザー出力制御方法。
  3. 【請求項3】 検出されたオフセット量に基づいてトラ
    ッキングサーボ動作に対する補正動作を行うようにした
    ことを特徴とする請求項1に記載のレーザー出力制御方
    法。
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