JP2003150947A - 非線形処理用プロセッサ - Google Patents
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Abstract
を効率的に実行することにより、信号処理の高速化を図
ることができる非線形処理用プロセッサを提供する。 【解決手段】 非線形処理用プロセッサとしてのLUT
ユニット115は、システムバス109から転送される
バス幅に等しいかまたはそれより小さいビット数のたと
えば32ビットのデータを一時的に記憶するための入力
レジスタ301と、入力レジスタ301を経て転送され
る複数の処理単位、たとえば4個の8ビットデータに分
けられた32ビットのデータに対して、処理単位に分け
た個数と同じ数の4個のルックアップテーブルLTU0
〜LTU3を用いて並列に非線形処理を実行し得るLU
T303と、を有する。
Description
セッサに関し、特に、画像データを処理するための非線
形処理用プロセッサに関する。
ッサであるDSP(Digital Signal Processor)におい
ては、高速処理のための手法として、1つの命令で複数
のデータを同時に処理するSIMD(Single Instructi
on Multiple Data)方式が一般に採用されている。
に、SIMD方式を採用したDSPが用いられてきてい
る。画像データは、通常、各画素が(カラーの場合各色
ごとに)8ビット、すなわち256階調で表現されるた
め、8ビットデータ単位で処理される。SIMD方式の
DSPによれば、たとえばバス幅32ビットのシステム
バスを介して一度に入力された32ビットのデータに対
して、4つの8ビットデータに分けて並列に、加算演
算、乗算演算、積和演算などの線形処理を同時に実行す
ることができる。
処理以外に、濃度変換(対数変換)処理などの非線形処
理が存在する。このような非線形処理は、一般に、変換
前のデータに対応した変換後のデータがすべて準備され
ているルックアップテーブルを用いたデータ変換処理に
より実行可能である。ルックアップテーブルは、システ
ムバス上の汎用メモリ内に割り当てられる。そして、変
換前のデータにルックアップテーブルの先頭アドレスを
加えた値をアドレスとして指定してメモリ内のデータを
読み取ることにより、変換後のデータが得られる。
スから入力されたたとえば32ビットのデータを1つの
ルックアップテーブルを用いて非線形処理する場合、2
の32乗、すなわち約4.3Gバイトの容量のルックア
ップテーブルが必要となり、容量が過大となって実現が
困難である。したがって、この場合、たとえば8ビット
データ単位で処理できるルックアップテーブル(256
バイト)を4個用いて非線形処理を実行せざるを得な
い。
ブルを用いた非線形処理はアドレスを指定してメモリに
アクセスすることにより実行されるので、ルックアップ
テーブルを分割した場合にはメモリへのアクセス動作を
各ルックアップテーブルに対応して順番に行わなければ
ならい。このため、線形処理を並列に実行可能なDSP
を用いても、後工程の非線形処理に時間がかかるために
全体的な処理能力の向上が図れないという問題があっ
た。
されたものであり、本発明の目的は、バスを介して入力
されるデータの非線形処理を効率的に実行することによ
り、信号処理の高速化を図ることができる非線形処理用
プロセッサを提供することである。
る手段により達成される。
のビット数のデータを一時的に記憶するための入力デー
タ記憶部と、前記入力データ記憶部を経て転送される複
数の処理単位に分けられた前記データに対して、前記デ
ータが前記処理単位に分けられた個数と同じ数のルック
アップテーブルを用いて並列に、所定の非線形処理を実
行し得る非線形処理部と、を有することを特徴とする非
線形処理用プロセッサ。
以下のビット数のデータに対して前記複数の処理単位に
分けて並列に所定の線形処理を実行し得る線形処理用プ
ロセッサから出力されるデータが、前記バスを介して入
力されることを特徴とする上記(1)に記載の非線形処
理用プロセッサ。
に書き込まれる変換用のデータを一時的に記憶するため
の記憶部をさらに有することを特徴とする上記(1)ま
たは(2)に記載の非線形処理用プロセッサ。
とを特徴とする上記(1)〜(3)のいずれか1つに記
載の非線形処理用プロセッサ。
して得られた原稿の反射率に比例した信号を濃度に比例
した信号に変換するための濃度変換処理、および濃度に
比例した信号を調整するためのガンマ補正処理を実行し
得ることを特徴とする上記(4)に記載の非線形処理用
プロセッサ。
実施の形態を説明する。
を適用した画像処理装置が搭載されたデジタル複写機の
構成を示すブロック図である。
M102、SRAM103、I/O部104、ROM1
05、DMAC106、操作パネル部108、DSP1
14、およびLUTユニット115を有しており、これ
らはシステムバス109を介して相互に接続されてい
る。
上記各部の制御を行う。DRAM102は、画像データ
などの各種データを保存すると共に、プログラムを実行
する際にワークエリアとして使用される大容量のダイナ
ミックRAM(Dynamic RAM)である。SRAM103
は、各種演算処理のためのデータを保存する高速アクセ
ス可能な小容量のスタティックRAM(Static RAM)で
ある。
理を行う。I/O部104には、CCD110からの出
力がAD変換器111を経て入力される。CCD110
は、原稿を読み取って画像データを生成するための光電
変換素子である。AD変換器111は、CD110から
の出力をデジタルデータに変換する。
ータが印刷部112に送られる。印刷部112は、たと
えば電子写真方式により、画像データを用紙等の記録材
上に印刷出力する。
画像処理に必要なプログラムやデータを格納する。DM
AC106は、画像データなどの各種データを各部に転
送するのに使用するアドレスの生成、および転送データ
を一時記憶しておくためのバッファリングを行うダイナ
ミックメモリアクセスコントローラ(Dynamic MemoryAc
cess Control)である。
指示を行うための操作部と各種の表示を行うための表示
部とから構成される。
4は、I/O部104からシステムバス109を介して
入力される画像データに対して、線形処理に該当する各
種の画像処理を実行する。なお、本明細書では、プロセ
ッサの用語は1チップの集積回路という概念で使用す
る。
ニット115は、DSP114からシステムバス109
を介して入力される画像データに対して、非線形処理に
該当する各種の画像処理を実行する。
部構成の一例を含む図1の要部を示すブロック図であ
る。
2、乗算器203、ALU204、およびACC205
を有している。DSP114は、バス幅が32ビットの
システムバス109に接続されており、システムバス1
09から転送される画像データに対して、図示しないシ
ステムクロックに同期してDSP114内の各部におい
て線形処理が実行される。ここで、バス幅とは、バス内
でデータを転送する信号線の本数に対応しており、バス
が一度にやり取りできるデータ量をいう。
介して入力される32ビットの画像データを一時保存す
る。レジスタ202は、乗算演算に使用される係数を一
時保存する。これらのレジスタ201、202は、容量
32ビットのレジスタであるが、それぞれ、4個の容量
8ビットのレジスタとして機能し得る。
タ202とに保存された32ビットのデータ同士の乗算
演算を実行し得る。なお、除算演算も結果的に可能であ
る。ここで、各レジスタに保存された32ビットのデー
タが図示のように4個の8ビットデータに分けて転送さ
れ、各レジスタからの8ビットデータ同士の乗算演算が
並列に実行される。
演算、すなわち、加算演算、ビットシフト、または論理
演算などの演算を実行し得る算術論理演算ユニット(Ar
ithmetic and Logic Unit)である。なお、減算演算も
結果的に可能である。ALU204は、16ビットデー
タの上記演算を4個並列で処理することができ、処理後
の出力は4個の8ビットデータとなる。
時保存するレジスタ(アキュムレータ)である。ACC
205からの出力は、システムバス109上に転送され
る。また、積和演算を効率的に実行するため、ACC2
05からの出力をALU204にフィードバックするこ
とが可能である。積和演算とは、加算演算と乗算演算の
双方を含む演算である。
01、分離部302、LUT303、書き込み用レジス
タ304、合成部305、および出力レジスタ306を
有している。LUTユニット115は、バス幅が32ビ
ットのシステムバス109に接続されており、システム
バス109から転送される画像データに対して、図示し
ないシステムクロックに同期してLUTユニット115
内の各部において非線形処理が実行される。
9を介して入力される32ビットの画像データを一時保
存する。分離部302は、入力レジスタ301に一時保
存された32ビットの画像データを4個の8ビットデー
タに分離して、後述するLUT303の各ルックアップ
テーブルへそれぞれ出力する。
に対して、4個の8ビットデータごとに並列に所定の非
線形処理を実行し得る。このLUT303は、4個の8
ビットデータの各々に対応した4個のルックアップテー
ブルであるLUT0〜LUT3から構成されている。各
LUT0〜LUT3は、具体的には、それぞれ容量25
6バイトのSRAMである。各LUT0〜LUT3に
は、MPU101の指令により、起動時などの所定時
に、処理内容に応じてROMに保存されている変換用の
データが書き込まれる。
3に書き込まれる変換用のデータを一時的に保存する。
したがって、書き込み用レジスタ304を使用すること
により、変換用のデータが、各LUT0〜LUT3に書
き込み用レジスタ207を経由して迅速に書き込まれ
る。
処理された4個の8ビットデータを、1個の32ビット
のデータに合成する。出力レジスタ306は、合成部3
05から転送される32ビットのデータを一時保存し、
システムバス109上に転送する。
おける処理の手順の一例について説明する。図3のフロ
ーチャートに示されるアルゴリズムは、プログラムとし
てROM105に記憶されており、MPU101によっ
て実行される。
示される。ここで、所定の位置にセットされた原稿に所
定の光源で光が当てられ、その反射光がCCD110に
よりRGB(R:赤、G:緑、B:青)の三原色で光電
変換されて、その電気信号から画像データが生成され
る。得られた画像データは、原稿の反射率に比例した出
力信号である。
より、ステップS10で得られたアナログデータがデジ
タルデータに変換される。ここで、アナログの画像デー
タは、たとえば、各画素が各色ごとに8ビット(256
階調)程度のデジタルデータに変換される。
シェーディング補正処理が行われる。すなわち、画像デ
ータは、CCD110における各素子の感度のバラツ
キ、および光源の発光特性のバラツキによる変動成分が
補正される。
濃度変換処理が行われる。すなわち、原稿の反射率(輝
度)に比例した信号である画像データは、濃度に比例し
た信号である画像データに変換される。
色変換およびその他の画像処理が行われる。すなわち、
画像データの色空間が、RGBからYMCK(Y:イエ
ロー、M:マゼンタ、C:シアン、K:ブラック)に変
換される。また、画像データは、エッジスムージング処
理などの画像処理が施されることによって画質の向上が
図られる。
ガンマ補正処理が行われる。すなわち、実際に印刷出力
を行う印刷部112の各色の印刷特性に応じて、画像デ
ータの濃度が各色ごとに調整される。
り、画像データが用紙等の記録材上に印刷される。
においては、DSP114による線形処理が実行され
る。線形処理には、たとえば、図4に示すようなYMC
K各色の8ビットデータにそれぞれ所定の係数を乗ずる
処理、および図5に示すようなYMCK各色の8ビット
データにそれぞれ所定の値を加算する処理が含まれる。
この線形処理は、画像データに対して、各色ごとに8ビ
ットデータに分けて並列に、クロックに同期して連続的
に行われる。
ては、LUTユニット115による非線形処理が実行さ
れる。図6は、ステップS40における濃度変換処理を
示すグラフ、図7は、ステップS60におけるガンマ補
正処理を示すグラフである。すなわち、ステップS40
では、LUT303のたとえばLUT0〜LUT2に図
6のグラフに対応した変換用のデータがそれぞれ書き込
まれる。そして、画像データに対して、各色ごとに8ビ
ットデータに分けて並列に、ルックアップテーブルを用
いて非線形処理である濃度変換処理がシステムクロック
に同期して連続的に実行される。また、ステップS60
では、LUT303のLUT0〜LUT3に図7のグラ
フに対応した変換用のデータがそれぞれ書き込まれる。
そして、画像データに対して、各色ごとに8ビットデー
タに分けて並列に、ルックアップテーブルを用いて非線
形処理であるガンマ補正処理がシステムクロックに同期
して連続的に実行される。
演算処理をたとえば16回連続して行う場合の動作シー
ケンスについて説明する。たとえばカラーの画像データ
の場合、通常1画素がたとえばYMCK各色に対応した
4個の8ビットデータから構成されるので、図8のシー
ケンスチャートで処理されるデータは4画素分となる。
また、モノクロの画像データの場合、通常1画素が1個
の8ビットデータから構成されるので、図8のシーケン
スチャートで処理されるデータは16画素分となる。な
お、カラー/モノクロのいずれかの処理モードが選択可
能であり、画像データは、当該処理モードに応じて処理
されることになる。
テムクロックに同期して実行される。なお、図中、四角
枠内の数字は処理に関係するビット数を示す。
02、乗算器203、ALU204、およびACC20
5は、システムバス109を介して入力される32ビッ
トのデータに対して、4個の8ビットデータに分けて並
列に線形処理を実行する。
データは、LUTユニット115に転送される。システ
ムバス109を介してLUTユニット115に入力され
る32ビットのデータは、一旦、入力レジスタ301に
保存され、分離部302によって4個の8ビットデータ
に分離された後、LUT303の各ルックアップテーブ
ルへそれぞれ出力されて並列に所定の非線形処理が行わ
れる。ここで、各ルックアップテーブルを用いた変換処
理は、アドレスを指定してデータを読み取ることにより
実行されるものではなく、入力レジスタ301からの分
離部302を経た4個の8ビットデータが各ルックアッ
プテーブルにそれぞれ独立して入力されることにより並
列に実行され得る。非線形処理後の4個の8ビットデー
タは、合成部305によって32ビットのデータに合成
され、DMAC106の内部バッファに一時記憶された
後、書き込み用アドレス信号の出力にしたがって、DR
AM102に転送されて保存される。図示のように、8
ビットデータの演算処理を16回連続して行うのに、1
2クロックの時間で済むことがわかる。
15によれば、システムバス109から転送されるバス
幅に等しい32ビットのデータを一旦入力レジスタ30
1に保存し、4個の8ビットデータに分けて各ルックア
ップテーブルへそれぞれ出力することができる。したが
って、システムバス109を介して入力される32ビッ
トのデータに対して、4個の8ビットデータに分けて並
列に非線形処理を効率的に実行することができる。これ
により、画像処理の高速化が図られる。また、LUTユ
ニット115が、線形処理を並列に実行可能なDSP1
14と組み合わされて使用される場合、システムバス1
09から転送されるデータを無駄な空き時間を生じさせ
ることなく連続して並列処理することが可能となる。
行可能なDSPと、システムバス上のSRAM内に実装
されたルックアップテーブルとを用いて演算処理を行う
場合について説明する。
図、図10は、ルックアップテーブルをSRAMに実装
する方法を説明するためのメモリマップを示す図、図1
1は、比較例において、8ビットデータの演算処理をた
とえば16回連続して行う場合の動作を示すシーケンス
チャートである。なお、図1および図2に示される部材
と共通する機能を有する部材には、同一の符号を付して
いる。
は、図2と同様の線形処理を並列に実行可能な線形処理
用プロセッサである。ROM、I/O部、DMAC、S
RAM、およびDRAMのアドレスは、それぞれ、たと
えば図10に示すようにマッピングされる。ルックアッ
プテーブルLUT0〜LUT3は、通常、高速アクセス
可能なSRAMの所定領域に実装される。なお、既述し
たように容量を小さくする必要があることから、8ビッ
トデータ単位で処理できるルックアップテーブルである
LUT0〜LUT3を4個用いる。
1、202、乗算器203、ALU204、およびAC
C205は、システムバス109から転送される32ビ
ットのデータに対して、4個の8ビットデータに分けて
並列に線形処理を実行する。
ステムバス上のSRAM103内に実装されたルックア
ップテーブルにアクセスすることにより実行される。す
なわち、まず、ACC205からの出力結果である4個
の8ビットデータのうち、最初の8ビットデータにLU
T0の先頭アドレスであるオフセット値、たとえば「7
000000H」を加えた値をアドレスとして指定し
て、SRAM103内におけるそのアドレスのデータが
読み取られる。これにより、最初の8ビットデータが非
線形処理される。処理後のデータは、DMCA106を
経由してDRAM102に保存される。そして、2番
目、3番目および4番目の8ビットデータが、順次、同
様にして非線形処理され、DRAM102に保存され
る。
たルックアップテーブルにアクセスする場合、1つの読
み取り用アドレス信号の出力にしたがって、8ビットデ
ータが取り出されることになる。つまり、ACC205
に一時保持される32ビットのデータに対する非線形処
理は、8ビットデータ単位で逐次実行される。したがっ
て、32ビットのデータを非線形処理する場合、SRA
M103内のルックアップテーブルにアクセスしてDR
AM102に保存するまでの動作が4回繰り返されるこ
とになる。結果的に、図11に示すように、DSP11
4は、線形処理であればクロックに同期して並列に連続
処理が本来可能であるにもかかわらず、後工程の非線形
処理に時間がかかるために線形処理についても連続的に
実行できない状態となる。このため、全体的な処理効率
が低下し、図示のように、たとえば8ビットデータの演
算処理を16回連続して行うのに、22クロックの時間
を要する。これに対し、本実施形態によれば、前述した
ように同様の処理が12クロックの時間で済み、高速処
理が可能となる。
れるものではなく、特許請求の範囲内において、種々改
変することができる。
ムバス109のバス幅が32ビットである場合について
説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、
たとえばバス幅が64ビットである場合にも適用可能で
ある。
のデータに対して4個の8ビットデータに分けて並列に
処理を実行する場合について説明したが、並列処理され
るデータの単位は、8ビットデータに特に限定されるも
のではない。
しいビット数のデータに対して並列処理を施す場合につ
いて説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、並列処理を施す対象となるデータは、バス幅以下の
ビット数のデータであってもよい。したがって、たとえ
ばバス幅が64ビットである場合、32ビットのデータ
のみ利用し、このデータに対して並列処理が実行されて
もよい。
像データの処理が各色並列に同時に実行される場合につ
いて主に説明したが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、1ページの処理を各色ごとに順番に行う面順次
方式が採用されてもよい。なお、本発明は、モノクロの
画像データの処理にも適用可能である。
線形処理用プロセッサを適用した画像処理装置がデジタ
ル複写機に搭載された場合について説明したが、本発明
はこれに限定されるものではない。本発明は、たとえば
コンピュータ、携帯端末、デジタルカメラ、プリンタ、
スキャナ、およびファクシミリ装置など、特に画像処理
を実行する他の機器にも適用することができる。
を処理するための非線形処理用プロセッサに適用される
が、これに限定されるものではなく、他のデータを処理
する非線形処理用プロセッサに適用することも可能であ
る。
許請求の範囲の請求項1〜5に記載した発明以外にも、
以下の付記1〜7に示すような発明が含まれる。
は、乗算演算を実行し得る乗算器と、乗算演算以外の算
術論理演算を実行し得る算術論理演算ユニットとを有す
ることを特徴とする請求項2に記載の非線形処理用プロ
セッサ。
線形処理部は、バス幅に等しいビット数のデータに対し
て、それぞれ線形処理および非線形処理を並列に実行し
得ることを特徴とする請求項1〜3、付記1のいずれか
1つに記載の非線形処理用プロセッサ。
記データを複数の処理単位に分けるための分離部を備え
ていることを特徴とする請求項1〜3、付記1、2のい
ずれか1つに記載の非線形処理用プロセッサ。
される前記データを一時的に記憶するための出力データ
記憶部をさらに有することを特徴とする請求項1〜3、
付記1〜3のいずれか1つに記載の非線形処理用プロセ
ッサ。
記複数の処理単位を1つに合成するための合成部を備え
ていることを特徴とする請求項1〜3、付記1〜4のい
ずれか1つに記載の非線形処理用プロセッサ。
像データの各画素が所定の色空間における各色の値で表
される場合、各色に対応させた前記ルックアップテーブ
ルを用いて並列に、所定の非線形処理を実行し得ること
を特徴とする請求項4または5に記載の非線形処理用プ
ロセッサ。
ータであることを特徴とする請求項4、5、または付記
6に記載の非線形処理用プロセッサ。
理用プロセッサによれば、バスから転送されるバス幅以
下のビット数のデータを一旦入力データ記憶部に保存
し、当該データを構成する複数の処理単位に分けて各ル
ックアップテーブルへそれぞれ出力することができる。
したがって、バスを介して入力されるバス幅以下のビッ
ト数のデータに対して、複数の処理単位に分けて並列
に、非線形処理を効率的に実行することができる。これ
により、信号処理の高速化が図られる。
理を並列に実行可能な線形処理用プロセッサと組み合わ
されて使用される場合、バスから転送されるデータを無
駄な空き時間を生じさせることなく連続して並列処理す
ることが可能となる。
画像処理装置が搭載されたデジタル複写機の構成を示す
ブロック図である。
例を含む図1の要部を示すブロック図である。
示すフローチャートである。
定の係数を乗ずる処理を示すグラフである。
定の値を加算する処理を示すグラフである。
変換する処理を示すグラフである。
ンマ補正する処理を示すグラフである。
処理をたとえば16回連続して行う場合の動作を示すシ
ーケンスチャートである。
る方法を説明するためのメモリマップを示す図である。
理をたとえば16回連続して行う場合の動作を示すシー
ケンスチャートである。
Claims (5)
- 【請求項1】 バスを介して入力されるバス幅以下のビ
ット数のデータを一時的に記憶するための入力データ記
憶部と、 前記入力データ記憶部を経て転送される複数の処理単位
に分けられた前記データに対して、前記データが前記処
理単位に分けられた個数と同じ数のルックアップテーブ
ルを用いて並列に、所定の非線形処理を実行し得る非線
形処理部と、 を有することを特徴とする非線形処理用プロセッサ。 - 【請求項2】 前記入力データ記憶部には、バス幅以下
のビット数のデータに対して前記複数の処理単位に分け
て並列に所定の線形処理を実行し得る線形処理用プロセ
ッサから出力されるデータが、前記バスを介して入力さ
れることを特徴とする請求項1に記載の非線形処理用プ
ロセッサ。 - 【請求項3】 前記ルックアップテーブルに所定時に書
き込まれる変換用のデータを一時的に記憶するための記
憶部をさらに有することを特徴とする請求項1または2
に記載の非線形処理用プロセッサ。 - 【請求項4】 前記データは、画像データであることを
特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の非線形
処理用プロセッサ。 - 【請求項5】 前記非線形処理部は、画像データとして
得られた原稿の反射率に比例した信号を濃度に比例した
信号に変換するための濃度変換処理、および濃度に比例
した信号を調整するためのガンマ補正処理を実行し得る
ことを特徴とする請求項4に記載の非線形処理用プロセ
ッサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001352037A JP2003150947A (ja) | 2001-11-16 | 2001-11-16 | 非線形処理用プロセッサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001352037A JP2003150947A (ja) | 2001-11-16 | 2001-11-16 | 非線形処理用プロセッサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003150947A true JP2003150947A (ja) | 2003-05-23 |
JP2003150947A5 JP2003150947A5 (ja) | 2005-06-16 |
Family
ID=19164269
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001352037A Pending JP2003150947A (ja) | 2001-11-16 | 2001-11-16 | 非線形処理用プロセッサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003150947A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006065460A (ja) * | 2004-08-25 | 2006-03-09 | Seiko Epson Corp | 画像処理を並列処理で実行する際の負荷の割り付け |
-
2001
- 2001-11-16 JP JP2001352037A patent/JP2003150947A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006065460A (ja) * | 2004-08-25 | 2006-03-09 | Seiko Epson Corp | 画像処理を並列処理で実行する際の負荷の割り付け |
JP4501593B2 (ja) * | 2004-08-25 | 2010-07-14 | セイコーエプソン株式会社 | 画像処理を並列処理で実行する際の負荷の割り付け |
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