JP2003150541A - マイクロコンピュータ - Google Patents

マイクロコンピュータ

Info

Publication number
JP2003150541A
JP2003150541A JP2001351850A JP2001351850A JP2003150541A JP 2003150541 A JP2003150541 A JP 2003150541A JP 2001351850 A JP2001351850 A JP 2001351850A JP 2001351850 A JP2001351850 A JP 2001351850A JP 2003150541 A JP2003150541 A JP 2003150541A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bus
signal
output
external
output impedance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001351850A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichi Kitagami
尚一 北上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2001351850A priority Critical patent/JP2003150541A/ja
Priority to US10/138,493 priority patent/US6928499B2/en
Publication of JP2003150541A publication Critical patent/JP2003150541A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/38Information transfer, e.g. on bus
    • G06F13/42Bus transfer protocol, e.g. handshake; Synchronisation
    • G06F13/4204Bus transfer protocol, e.g. handshake; Synchronisation on a parallel bus
    • G06F13/4208Bus transfer protocol, e.g. handshake; Synchronisation on a parallel bus being a system bus, e.g. VME bus, Futurebus, Multibus
    • G06F13/4213Bus transfer protocol, e.g. handshake; Synchronisation on a parallel bus being a system bus, e.g. VME bus, Futurebus, Multibus with asynchronous protocol
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/14Handling requests for interconnection or transfer
    • G06F13/16Handling requests for interconnection or transfer for access to memory bus
    • G06F13/1668Details of memory controller

Abstract

(57)【要約】 【課題】 性能の低下を防止するマイクロコンピュータ
を得る。 【解決手段】 アドレス信号ADに応じて、アクセスが
外部のメモリまたは周辺装置のいずれであるか判定し、
その判定に応じたバス切替信号を出力する外部領域判定
部2と、バス切替信号がメモリへのアクセスである場合
には、バス制御信号をメモリ用バスタイミングに基づい
た外部バス信号としてメモリへアクセスし、バス切替信
号が周辺装置へのアクセスである場合には、バス制御信
号を周辺装置用バスタイミングに基づいた外部バス信号
として周辺装置へアクセスするバス制御部3とを備え
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、マイクロコンピ
ュータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、マイクロコンピュータ(以下、
マイコンと言う)を使ったシステムには、外部記憶装置
(以下、メモリと言う)や周辺装置(以下、ASICと
言う)を備えたものがある。この場合、マイコン内のC
PUは、メモリに記憶されたプログラムやデータ、およ
びASICのデータにアクセスする。通常、マイコンシ
ステムでは、プログラムの実行速度、つまり、いかに速
くメモリの内容を読めるかが性能を左右する。このた
め、マイコンの外部バスインタフェースの一つの形態と
しては、基本的に信号間のセットアップ時間やホールド
時間を必要としない、メモリのタイミングスペックに対
応し、アクセス時間をできるだけ確保したものとなって
いる。もう一つの形態としては、様々なASICへの接
続性を考慮したものであり、基本的に信号間の十分なセ
ットアップ時間やホールド時間を確保するものである。
従来、マイコンの外部バスタイミングは、基本的に上記
二形態のうちのどちらかに固定であったため、外部にメ
モリとASICとの両方を持つシステムでは、性能が低
下したり、ASICに接続し難い、あるいは、ASIC
に接続できないことがあった。
【0003】また、一般に、マイコンの動作速度が上が
り、バスサイクルが短くなるに従い、マイコンの出力波
形の立上り時間や立下り時間を短くするために、マイコ
ンの出力ドライバの能力も大きくなっている。しかし、
出力ドライバの出力インピーダンスが基板の特性インピ
ーダンスよりも小さくなると、マイコンおよびメモリ間
やマイコンおよびASIC間で、信号の反射によるリン
ギングが発生し、システムの誤動作や輻射ノイズの発生
を引き起こしやすくなる。基板の特性インピーダンス
は、システムによって異なるため、マイコンの出力ドラ
イバのインピーダンスが固定であると、それら両者のイ
ンピーダンスに差がある場合に、その大小関係でリンギ
ングまたは遅延信号が発生してしまう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のマイクロコンピ
ュータは以上のように構成されているので、外部にメモ
リとASICとの両方を持つシステムの場合や、出力ド
ライバの出力インピーダンスと基板の特性インピーダン
スとが異なる場合には、性能が低下してしまうなどの課
題があった。
【0005】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、性能の低下を防止するマイクロコ
ンピュータを得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るマイクロ
コンピュータは、アドレス信号に応じて、アクセスが外
部記憶装置または周辺装置のいずれであるか判定し、そ
の判定に応じたバス切替信号を出力する外部領域判定部
と、バス切替信号が外部記憶装置へのアクセスである場
合には、バス制御信号を外部記憶装置用バスタイミング
に基づいた外部バス信号として外部記憶装置へアクセス
し、バス切替信号が周辺装置へのアクセスである場合に
は、バス制御信号を周辺装置用バスタイミングに基づい
た外部バス信号として周辺装置へアクセスするバス制御
部とを備えたものである。
【0007】この発明に係るマイクロコンピュータは、
外部バスタイミング選択用端子から入力される選択信号
に応じて、外部領域判定部の判定を許可するか、また
は、その外部領域判定部の判定を禁止すると共にその外
部領域判定部においてバス制御信号のアクセスが外部記
憶装置へのアクセスである旨のバス切替信号を出力させ
るイネーブル信号を出力するバス切替イネーブル回路を
備えたものである。
【0008】この発明に係るマイクロコンピュータは、
CPUから出力されるバス制御信号に応じて設定され、
外部領域判定部の判定を許可するか、または、その外部
領域判定部の判定を禁止すると共にその外部領域判定部
においてバス制御信号のアクセスが外部記憶装置へのア
クセスである旨のバス切替信号を出力させるイネーブル
信号を出力するバス切替イネーブルフラグを備えたもの
である。
【0009】この発明に係るマイクロコンピュータは、
時間選択用端子から入力される選択信号に応じて、バス
制御部におけるバスインタフェースの外部記憶装置用バ
スタイミングおよび周辺装置用バスタイミングのうちの
少なくとも一方の、セットアップ時間およびホールド時
間のうちの少なくとも一方を変更させる制御信号を出力
する時間制御回路を備えたものである。
【0010】この発明に係るマイクロコンピュータは、
CPUから出力されるバス制御信号に応じて設定され、
バス制御部におけるバスインタフェースの外部記憶装置
用バスタイミングおよび周辺装置用バスタイミングのう
ちの少なくとも一方の、セットアップ時間およびホール
ド時間のうちの少なくとも一方を変更させる制御信号を
出力する時間制御フラグを備えたものである。
【0011】この発明に係るマイクロコンピュータは、
出力インピーダンス切替端子から入力される切替信号に
応じて、出力インピーダンス切替信号を出力する出力イ
ンピーダンス制御回路と、複数種類の出力インピーダン
スを持つ出力ドライバを有し、出力インピーダンス切替
信号に応じてその出力ドライバの出力インピーダンスを
切り替え、CPUから出力されたバス制御信号をその切
り替えられた出力インピーダンスに基づいた外部バス信
号として基板へ出力するバス制御部とを備えたものであ
る。
【0012】この発明に係るマイクロコンピュータは、
CPUから出力されるバス制御信号に応じて設定され、
出力インピーダンス切替信号を出力する出力インピーダ
ンス制御フラグと、複数種類の出力インピーダンスを持
つ出力ドライバを有し、出力インピーダンス切替信号に
応じてその出力ドライバの出力インピーダンスを切り替
え、CPUから出力されたバス制御信号をその切り替え
られた出力インピーダンスに基づいた外部バス信号とし
て基板へ出力するバス制御部とを備えたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるメ
モリ(外部記憶装置)接続を考慮したマイコンのリード
バスタイミングを示すタイミングチャート、図2はこの
発明の実施の形態1によるASIC(周辺装置)接続を
考慮したマイコンのリードバスタイミングを示すタイミ
ングチャートである。ADはアドレス信号、CSはチッ
プセレクト信号、RDはリード信号、DBはデータであ
る。また、図3はこの発明の実施の形態1によるマイコ
ンを示す構成図であり、図において、1はアドレス信号
AD、チップセレクト信号CS、リード信号RD、およ
びデータDB等のバス制御信号を出力するCPU、2は
CPU1から出力されたアドレス信号ADに応じて、そ
のバス制御信号のアクセスが外部のメモリまたはASI
Cのいずれであるか判定し、その判定に応じたバス切替
信号を出力する外部領域判定部である。3は図1に示し
たようなメモリ用バスタイミング、および図2に示した
ようなASIC用バスタイミングを持つバスインタフェ
ースを有し、バス切替信号がメモリへのアクセスを示す
場合には、CPU1から出力されたバス制御信号をその
メモリ用バスタイミングに基づいた外部バス信号として
メモリへアクセスし、バス切替信号がASICへのアク
セスである場合には、CPU1から出力されたバス制御
信号をASIC用バスタイミングに基づいた外部バス信
号としてASICへアクセスするバス制御部である。図
4はこの発明の実施の形態1によるメモリマップを示す
概念図である。
【0014】次に動作について説明する。図1はメモリ
接続を考慮したマイコンのリードバスタイミングの例で
あり、バスサイクルの開始と共にアドレス信号ADを出
力し、チップセレクト信号CSをアサートし、その後、
時間をおいてリード信号RDをアサートする。リード信
号RDをバスサイクルの開始と共にアサートしない理由
は、直前のバスサイクルでドライブされたデータDBと
の衝突を避けるために、一旦、リード信号をネゲートす
る必要があるからである。次に、バスサイクルの終了時
点でメモリからリードしたデータDBを読み込むと同時
に、チップセレクト信号CSおよびリード信号RDをネ
ゲートする。アドレスバスは、次のバスサイクルに必要
な値への切り替えを開始する。通常、メモリにおけるリ
ード信号RDのネゲートに対する、アドレス信号ADお
よびチップセレクト信号CSのホールド時間の最小は、
0[ns]で問題ないため、それに相当するマイコンの
ホールド時間のスペックを0[ns]とする。これによ
り、リード信号RDのネゲートを、バスサイクルの終了
時点まで持ってくることができ、データのバスタイミン
グもバスサイクル終了時点で可能となる。こうすること
で、バスサイクル時間の大半をメモリアクセスの時間に
使うことができ、動作周波数を高くし、性能を上げた
り、よりアクセスタイムの長い、すなわち、より安いメ
モリが使用できる。
【0015】図2はASIC接続を考慮したマイコンの
リードバスタイミングの例であり、図1に示したバスタ
イミングと比較すると、リード信号RDのネゲートに対
する、アドレス信号ADおよびチップセレクト信号CS
のホールド時間を十分に確保している。データDBの読
み込みは、リード信号RDのネゲートに対するタイミン
グまでに行う必要があり、図1の場合に比べて、アクセ
スに使える時間は短くなる。しかし、上述したように、
一般に、マイコンシステムの性能の大半は、メモリアク
セス時間で決まり、ASICへのアクセス時間が少々長
くても影響は少ない。タイミングスペックが比較的標準
化されているメモリの場合と違って、ASICの場合
は、仕様、機能、性能、設計手法等によって、マイコン
のバスタイミングスペックへの要求も様々なため、これ
らの要求を満たすためには、信号間のセットアップ時
間、ホールド時間に十分な余裕を持たせることが必要と
なる。
【0016】図3はこの実施の形態1の構成を示したも
のである。図4に示したように、予め外部領域をメモリ
用の外部領域1と、ASIC用の外部領域2とに分けて
おく。バス制御部3は、メモリ用とASIC用との2種
類のバスタイミングを持つ。メモリ用バスタイミングの
例としては図1を、ASIC用バスタイミングの例とし
ては図2とする。外部領域判定部2は、例えば、比較器
等によって構成され、CPU1からのアドレス信号AD
を常にモニターし、そのアドレス信号ADが外部領域1
にあるのか外部領域2にあるのかを判定する。まず、C
PU1がプログラムを実行するために、外部領域1にあ
るメモリからデータを読もうとした場合、外部領域判定
部2は、バス制御部3に対してバス切替信号をアサート
しない。バス切替信号がアサートされないと、バス制御
部3は、メモリ用バスタイミングを選択し、CPU1か
ら出力されたバス制御信号をそのメモリ用バスタイミン
グに基づいた外部バス信号としてメモリへアクセスす
る。次に、CPU1が外部領域2にあるASICからデ
ータを読もうとした場合、外部領域判定部2は、バス制
御部3に対してバス切替信号をアサートする。バス切替
信号がアサートされると、バス制御部3は、ASIC用
バスタイミングを選択し、CPU1から出力されたバス
制御信号をそのASIC用バスタイミングに基づいた外
部バス信号としてASICへアクセスする。
【0017】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、外部にメモリおよびASICの両方を有するシステ
ムにおいても、メモリへのアクセス時と、ASICへの
アクセス時とで、それぞれ異なる最適なバスタイミング
でアクセスすることができ、性能の低下を防止すること
ができる。なお、上記実施の形態1においては、図1お
よび図2に示したようなリード信号RDに対するアドレ
ス信号AD、チップセレクト信号CSのホールド時間の
切り替えについて説明したが、ライト信号等の他の信号
間のセットアップ時間やホールド時間について切り替え
るようにしても良い。
【0018】実施の形態2.図5はこの発明の実施の形
態2によるマイコンを示す構成図であり、図において、
4はRESET信号を入力するRESET端子、5は選
択信号を入力する外部バスタイミング選択用端子、6は
入力される選択信号のRESET信号によりラッチされ
た状態に応じて、外部領域判定部2の判定を許可する
か、または、外部領域判定部2の判定を禁止すると共
に、外部領域判定部2においてバス制御信号のアクセス
が外部のメモリへのアクセスである旨のバス切替信号を
出力させるイネーブル信号を出力するバス切替イネーブ
ル回路である。その他の構成については、図3と同一で
ある。図6、図7はこの発明の実施の形態2によるバス
切替イネーブル回路の動作を示すタイミングチャートで
ある。
【0019】次に動作について説明する。システムによ
っては、外部にASICがなく、メモリしかなく、外部
領域を全てメモリで使用する場合がある。この場合、実
施の形態1の構成のままだと、外部領域2に置かれたメ
モリへのバスタイミングは、ASIC用のバスタイミン
グになってしまうため、性能が低下したりする。この場
合は、全ての外部領域をメモリ用のバスタイミングにす
る必要がある。この実施の形態2は、この課題を解決す
るためのものであり、図5に示すように、外部バスタイ
ミング選択用端子5を使用する。図6、図7に示すよう
に、外部バスタイミング選択用端子5に選択信号を入力
し、RESET端子4にRESET信号を入力する。バ
ス切替イネーブル回路6では、入力される選択信号のR
ESET信号によりラッチされた状態が“L”の場合
は、外部領域判定部2に対してイネーブル信号をアサー
トしない。イネーブル信号がアサートされないと、外部
領域判定部2は、機能せず、バス制御部3に対してバス
切替信号をアサートしない。バス切替信号がアサートさ
れないと、バス制御部3は、全外部領域をメモリ用バス
タイミングで動作する。また、入力される選択信号のR
ESET信号によりラッチされた状態が“H”の場合
は、外部領域判定部2に対してイネーブル信号をアサー
トする。イネーブル信号がアサートされると、外部領域
判定部2は、機能し、実施の形態1と同様な動作を行
う。
【0020】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、RESET端子4、外部バスタイミング選択用端子
5およびバス切替イネーブル回路6からなるハードウェ
ア構成により、その外部バスタイミング選択用端子5か
ら入力される選択信号に応じて、メモリおよびASIC
の両方を有するシステムの場合と、メモリだけのシステ
ムの場合とで、外部領域判定部2の機能を切り替え、メ
モリだけのシステムであっても、ASIC用バスタイミ
ングに基づいてアクセスすることなく、性能の低下を防
止することができる。
【0021】実施の形態3.図8はこの発明の実施の形
態3によるマイコンを示す構成図であり、図において、
7はCPU1から出力されるバス制御信号のライト信号
によりラッチされたデータDBの状態に応じて、外部領
域判定部2の判定を許可するか、または、外部領域判定
部2の判定を禁止すると共に、外部領域判定部2におい
てバス制御信号のアクセスが外部のメモリへのアクセス
である旨のバス切替信号を出力させるイネーブル信号を
出力するバス切替イネーブルフラグである。その他の構
成については、図3と同一である。図9、図10はこの
発明の実施の形態3によるバス切替イネーブルフラグの
動作を示すタイミングチャートである。
【0022】次に動作について説明する。この実施の形
態3は、上記実施の形態2において、バスタイミングの
選択を、ソフトウェアによって行うものである。図8に
示すように、バス切替イネーブルフラグ7を設ける。図
9、図10に示すように、CPU1から出力されるバス
制御信号のライト信号によりラッチされたデータDBの
状態が“L”の場合は、バス切替イネーブルフラグ7に
“0”を書き込み、“H”の場合は、“1”を書き込
む。このバス切替イネーブルフラグ7に“0”を書き込
んだ場合は、外部領域判定部2に対してイネーブル信号
をアサートしない。イネーブル信号がアサートされない
と、外部領域判定部2は、機能せず、バス制御部3に対
してバス切替信号をアサートしない。バス切替信号がア
サートされないと、バス制御部3は、全外部領域をメモ
リ用バスタイミングで動作する。また、バス切替イネー
ブルフラグ7に“1”を書き込んだ場合は、外部領域判
定部2に対してイネーブル信号をアサートする。イネー
ブル信号がアサートされると、外部領域判定部2は、機
能し、実施の形態1と同様な動作を行う。
【0023】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、バス制御信号に応じて設定されるバス切替イネーブ
ルフラグ7からなるソフトウェア構成により、そのバス
切替イネーブルフラグ7に応じて、メモリおよびASI
Cの両方を有するシステムの場合と、メモリだけのシス
テムの場合とで、外部領域判定部2の機能を切り替え、
メモリだけのシステムであっても、ASIC用バスタイ
ミングに基づいてアクセスすることなく、性能の低下を
防止することができる。
【0024】実施の形態4.図11はこの発明の実施の
形態4によるマイコンを示す構成図であり、図におい
て、8は選択信号を入力するホールド時間選択用端子
(時間選択用端子)、9は入力される選択信号のRES
ET信号によりラッチされた状態に応じて、バス制御部
3におけるバスインタフェースのASIC用バスタイミ
ングのホールド時間を変更させるイネーブル信号(制御
信号)を出力するホールド時間制御回路(時間制御回
路)である。その他の構成については、図3と同一であ
る。図12、図13はこの発明の実施の形態4によるA
SIC接続を考慮したマイコンのリードバスタイミング
を示すタイミングチャートであり、BCLKはクロック
である。
【0025】次に動作について説明する。ASICへの
接続性を高めるには、セットアップ時間、ホールド時間
を自由に変えれることが望ましい。例えば、上記実施の
形態1で示したリード信号RDのネゲートに対するアド
レス信号ADやチップセレクト信号CSのホールド時間
をハードウェアで変更できるようにする。図11に示す
ように、ホールド時間選択用端子8を使用し、選択信号
の状態によってホールド時間を設定する。図1、図2で
は図示しなかったが、マイコンは基本となるクロックB
CLKに同期して信号のタイミングが作られている。図
2にクロックBCLKを書き入れたものが、図12に示
したタイミングチャートである。図11において、実施
の形態2の図6、図7に示したものと同一の方式によ
り、ホールド時間選択用端子8に選択信号を入力し、R
ESET端子4にRESET信号を入力する。ホールド
時間制御回路9では、入力される選択信号のRESET
信号によりラッチされた状態が“L”の場合は、バス制
御部3に対してイネーブル信号をアサートしない。イネ
ーブル信号がアサートされないと、バス制御部3は、図
12に示したように、ホールド時間がクロックBCLK
の半分の周期となるようなタイミングで動作する。ま
た、入力される選択信号のRESET信号によりラッチ
された状態が“H”の場合は、バス制御部3に対してイ
ネーブル信号をアサートする。イネーブル信号がアサー
トされると、バス制御部3は、図13に示したように、
ホールド時間がクロックBCLKの1周期となるような
タイミングで動作する。
【0026】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、RESET端子4、ホールド時間選択用端子8およ
びホールド時間制御回路9からなるハードウェア構成に
より、そのホールド時間選択用端子8から入力される選
択信号に応じて、バス制御部3におけるバスインタフェ
ースのセットアップ時間およびホールド時間を変更さ
せ、より性能を向上させることができる。なお、上記実
施の形態4では、ASIC用バスタイミングのリード信
号RDに対するアドレス信号ADやチップセレクト信号
CSのホールド時間を変更できるようにしたが、変更対
象がメモリ用バスタイミングや、ライト信号WRや、セ
ットアップ時間であっても良い。さらに、上記実施の形
態4では、上記実施の形態1に対して組み合せた構成を
示したが、上記実施の形態2に対して組み合せても良
い。さらに、上記実施の形態4では、2種類のセットア
ップ時間およびホールド時間で変更させるようにした
が、セットアップ時間およびホールド時間は2種類に限
らず、3種類以上であっても良い。もちろん、その場合
には、2つ以上のホールド時間選択用端子8を設けて、
3種類以上の制御信号をバス制御部3に供給可能なよう
にすれば良い。
【0027】実施の形態5.図14はこの発明の実施の
形態5によるマイコンを示す構成図であり、図におい
て、10はCPU1から出力されるバス制御信号のライ
ト信号によりラッチされたデータDBの状態に応じて、
バス制御部3におけるバスインタフェースのASIC用
バスタイミングのホールド時間を変更させるイネーブル
信号(制御信号)を出力するホールド時間制御フラグ
(時間制御フラグ)である。その他の構成については、
図3と同一である。
【0028】次に動作について説明する。この実施の形
態5は、上記実施の形態4において、ホールド時間の変
更を、ソフトウェアによって行うものである。図14に
示すように、ホールド時間制御フラグ10を設ける。図
14において、実施の形態3の図9、図10に示したも
のと同一の方式により、CPU1から出力されるバス制
御信号のライト信号によりラッチされたデータDBの状
態が“L”の場合は、ホールド時間制御フラグ10に
“0”を書き込み、“H”の場合は、“1”を書き込
む。このホールド時間制御フラグ10に“0”を書き込
んだ場合は、バス制御部3に対してイネーブル信号をア
サートしない。イネーブル信号がアサートされないと、
バス制御部3は、図12に示したように、ホールド時間
がクロックBCLKの半分の周期となるようなタイミン
グで動作する。また、ホールド時間制御フラグ10に
“1”を書き込んだ場合は、バス制御部3に対してイネ
ーブル信号をアサートする。イネーブル信号がアサート
されると、バス制御部3は、図13に示したように、ホ
ールド時間がクロックBCLKの1周期となるようなタ
イミングで動作する。
【0029】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、バス制御信号に応じて設定されるホールド時間制御
フラグ10からなるソフトウェア構成により、そのホー
ルド時間制御フラグ10に応じて、バス制御部3におけ
るバスインタフェースのセットアップ時間およびホール
ド時間を変更させ、より性能を向上させることができ
る。なお、上記実施の形態5では、ASIC用バスタイ
ミングのリード信号RDに対するアドレス信号ADやチ
ップセレクト信号CSのホールド時間を変更できるよう
にしたが、変更対象がメモリ用バスタイミングや、ライ
ト信号WRや、セットアップ時間であっても良い。さら
に、上記実施の形態5では、上記実施の形態1に対して
組み合せた構成を示したが、上記実施の形態3に対して
組み合せても良い。さらに、上記実施の形態5では、2
種類のセットアップ時間およびホールド時間で変更させ
るようにしたが、セットアップ時間およびホールド時間
は2種類に限らず、3種類以上であっても良い。もちろ
ん、その場合には、2つ以上のホールド時間制御フラグ
10を設けて、3種類以上の制御信号をバス制御部3に
供給可能なようにすれば良い。
【0030】実施の形態6.図15はこの発明の実施の
形態6によるマイコンの出力ドライバと基板との等価回
路を示す回路図である。図16は等価回路におけるRo
=Zoの場合の入出力波形、図17は等価回路における
Ro<Zoの場合の入出力波形、図18は等価回路にお
けるRo>Zoの場合の入出力波形を示す波形図であ
る。図19はこの発明の実施の形態6によるマイコンを
示す構成図であり、図において、11は切替信号を入力
する出力インピーダンス切替端子、12は入力される切
替信号のRESET信号によりラッチされた状態に応じ
た出力インピーダンス切替信号を出力する出力インピー
ダンス制御回路、13は2種類の出力インピーダンスを
持つ出力ドライバを有し、出力インピーダンス切替信号
に応じてその出力ドライバの出力インピーダンスを切り
替え、CPU1から出力されたバス制御信号をその切り
替えられた出力インピーダンスに基づいた外部バス信号
として基板へ出力するバス制御部である。図20、図2
1はこの発明の実施の形態6による出力インピーダンス
制御回路の動作を示すタイミングチャートである。
【0031】次に動作について説明する。一般に、出力
ドライバの出力インピーダンスと、基板のインピーダン
スと異なると、反射によるリンギングでノイズを発生し
たり、誤動作を引き起こしたり、信号の遅れが生じたり
する。図15はマイコンの出力ドライバの出力インピー
ダンスと、基板上の特性インピーダンスを等価的に示し
たものである。ドライバの出力インピーダンスをRo、
基板上の特性インピーダンスをZoとする。なお、信号
線端は、開放としているが、これは通常、CMOSで作
られているメモリやASICの入力は、終端されておら
ず、開放とみなして良いからである。図16から図18
は、RoとZoとの大小と、信号線の波形との関係を示
したものである。図16はRo=Zoの場合であり、マ
イコンの出力インピーダンスと、基板上の特性インピー
ダンスとが等しく整合がとれている場合である。この場
合、マイコンの出力波形は、基板の信号線長の伝播時間
を経過した後、最終的に、入力波形と同じ波形となり、
歪みもない。これに対し、図17はRo<Zoの場合、
すなわち、マイコンの出力インピーダンスが、基板上の
特性インピーダンスよりも小さい場合、マイコンの出力
波形は、急峻に立ち上がるがリンギングが発生する。こ
のリンギングは、高周波成分を含んでおり、ノイズの発
生源となる。また、リンギングが極端になり、メモリの
入力のL判定の閾値まで下がってしまうと、メモリは一
瞬“L”を認識してしまい、誤動作の原因になる。特
に、マイコンシステムでは、アドレスバスやデータバス
等、一度に変化し得る多数の信号線を持っているため、
ノイズ発生、誤動作とも問題となりやすい。また、図1
8のように、Ro>Zoの場合、マイコンの出力インピ
ーダンスが、基板上の特性インピーダンスよりも大きい
場合、出力波形の立上りが遅くなり、メモリへの信号伝
達が遅れる。
【0032】この実施の形態6は、これらインピーダン
スの不整合によるノイズ発生、誤動作、信号遅延を防ぐ
ためのもので、マイコンのドライバ能力、すなわち、出
力インピーダンスを複数種類備え、その中から予め求め
られている基板の特性インピーダンスに最も近い出力イ
ンピーダンスのものを選択するものである。図19に示
すように、出力インピーダンス切替端子11を使用し、
図20、図21に示したように、出力インピーダンス切
替端子11に切替信号を入力し、RESET端子4にR
ESET信号を入力する。出力インピーダンス制御回路
12では、入力される切替信号のRESET信号により
ラッチされた状態が“L”の場合は、バス制御部13に
対して出力インピーダンス切替信号をアサートしない。
出力インピーダンス切替信号がアサートされないと、バ
ス制御部13は、出力ドライバの出力インピーダンスを
100[Ω]に設定する。また、入力される切替信号の
RESET信号によりラッチされた状態が“H”の場合
は、バス制御部13に対して出力インピーダンス切替信
号をアサートする。出力インピーダンス切替信号がアサ
ートされると、バス制御部13は、出力ドライバの出力
インピーダンスを50[Ω]に設定する。
【0033】以上のように、この実施の形態6によれ
ば、RESET端子4、出力インピーダンス切替端子1
1および出力インピーダンス制御回路12からなるハー
ドウェア構成により、その出力インピーダンス切替端子
12から入力される切替信号に応じて、バス制御部13
の出力ドライバにおいて、2種類の出力インピーダンス
のうち、予め求められた基板の特性インピーダンスに最
も近い出力インピーダンスに切り替えることにより、マ
イコンの出力インピーダンスと、基板の特性インピーダ
ンスとの不整合によるノイズ発生、誤動作、信号遅延を
軽減することができ、性能の低下を防止することができ
る。なお、上記実施の形態6では、出力インピーダンス
が2種類の場合について説明したが、3種類以上であっ
ても良い。この場合、バス制御部13に3種類以上の出
力インピーダンスを持つ出力ドライバを設け、また、出
力インピーダンス切替端子11を2個以上設け、出力イ
ンピーダンス制御回路12から複数ビットの出力インピ
ーダンス切替信号を出力させ、バス制御部13では、そ
の複数ビットの出力インピーダンス切替信号に応じて3
種類以上の出力インピーダンスからいずれかの出力イン
ピーダンスを選択するようにすれば良い。また、上記実
施の形態6に示した構成を、上記実施の形態1、2、4
に対して組み合せても良い。
【0034】実施の形態7.図22はこの発明の実施の
形態7によるマイコンを示す構成図であり、図におい
て、14はCPU1から出力されるバス制御信号のライ
ト信号によりラッチされたデータDBの状態に応じて設
定され、出力インピーダンス切替信号を出力する出力イ
ンピーダンス制御フラグである。その他の構成について
は、図19と同一である。図23、図24はこの発明の
実施の形態7による出力インピーダンス制御フラグの動
作を示すタイミングチャートである。
【0035】次に動作について説明する。この実施の形
態7は、上記実施の形態5において、ドライバの出力イ
ンピーダンスの設定をソフトウェアによって行うもので
ある。図22に示すように、出力インピーダンス制御フ
ラグを設ける。図23、図24に示したように、CPU
1から出力されるバス制御信号のライト信号によりラッ
チされたデータDBの状態が“L”の場合は、出力イン
ピーダンス制御フラグ14に“0”を書き込み、“H”
の場合は、“1”を書き込む。この出力インピーダンス
制御フラグ14が“0”の場合は、バス制御部13に対
して出力インピーダンス切替信号をアサートしない。出
力インピーダンス切替信号がアサートされないと、バス
制御部13は、出力ドライバの出力インピーダンスを1
00[Ω]に設定する。また、この出力インピーダンス
制御フラグ14が“1”の場合は、バス制御部13に対
して出力インピーダンス切替信号をアサートする。出力
インピーダンス切替信号がアサートされると、バス制御
部13は、出力ドライバの出力インピーダンスを50
[Ω]に設定する。
【0036】以上のように、この実施の形態7によれ
ば、バス制御信号に応じて設定される出力インピーダン
ス制御フラグ14からなるソフトウェア構成により、そ
の出力インピーダンス制御フラグ14に応じて、バス制
御部13の出力ドライバにおいて、2種類の出力インピ
ーダンスのうち、予め求められた基板の特性インピーダ
ンスに最も近い出力インピーダンスに切り替えることに
より、マイコンの出力インピーダンスと、基板の特性イ
ンピーダンスとの不整合によるノイズ発生、誤動作、信
号遅延を軽減することができ、性能の低下を防止するこ
とができる。なお、上記実施の形態7では、出力インピ
ーダンスが2種類の場合について説明したが、3種類以
上であっても良い。この場合、バス制御部13に3種類
以上の出力インピーダンスを持つ出力ドライバを設け、
また、出力インピーダンス制御フラグ14において、複
数のライト信号によりデータDBをラッチして、複数ビ
ットの出力インピーダンス制御フラグ14を書き込み、
複数ビットの出力インピーダンス切替信号を出力し、バ
ス制御部13では、その複数ビットの出力インピーダン
ス切替信号に応じて3種類以上の出力インピーダンスか
らいずれかの出力インピーダンスを選択するようにすれ
ば良い。また、上記実施の形態7に示した構成を、上記
実施の形態1、3、5に対して組み合せても良い。
【0037】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、アド
レス信号に応じて、アクセスが外部記憶装置または周辺
装置のいずれであるか判定し、その判定に応じたバス切
替信号を出力する外部領域判定部と、バス切替信号が外
部記憶装置へのアクセスである場合には、バス制御信号
を外部記憶装置用バスタイミングに基づいた外部バス信
号として外部記憶装置へアクセスし、バス切替信号が周
辺装置へのアクセスである場合には、バス制御信号を周
辺装置用バスタイミングに基づいた外部バス信号として
周辺装置へアクセスするバス制御部とを備えるように構
成したので、外部記憶装置および周辺装置の両方を有す
るシステムにおいても、外部記憶装置へのアクセス時
と、周辺装置へのアクセス時とで、それぞれ異なる最適
なバスタイミングでアクセスすることができ、性能の低
下を防止することができる効果がある。
【0038】この発明によれば、外部バスタイミング選
択用端子から入力される選択信号に応じて、外部領域判
定部の判定を許可するか、または、その外部領域判定部
の判定を禁止すると共にその外部領域判定部においてバ
ス制御信号のアクセスが外部記憶装置へのアクセスであ
る旨のバス切替信号を出力させるイネーブル信号を出力
するバス切替イネーブル回路を備えるように構成したの
で、外部バスタイミング選択用端子およびバス切替イネ
ーブル回路からなるハードウェア構成により、その外部
バスタイミング選択用端子から入力される選択信号に応
じて、外部記憶装置および周辺装置の両方を有するシス
テムの場合と、外部記憶装置だけのシステムの場合と
で、外部領域判定部の機能を切り替え、外部記憶装置だ
けのシステムであっても、周辺装置用バスタイミングに
基づいてアクセスすることなく、性能の低下を防止する
ことができる効果がある。
【0039】この発明によれば、CPUから出力される
バス制御信号に応じて設定され、外部領域判定部の判定
を許可するか、または、その外部領域判定部の判定を禁
止すると共にその外部領域判定部においてバス制御信号
のアクセスが外部記憶装置へのアクセスである旨のバス
切替信号を出力させるイネーブル信号を出力するバス切
替イネーブルフラグを備えるように構成したので、バス
制御信号に応じて設定されるバス切替イネーブルフラグ
からなるソフトウェア構成により、そのバス切替イネー
ブルフラグに応じて、外部記憶装置および周辺装置の両
方を有するシステムの場合と、外部記憶装置だけのシス
テムの場合とで、外部領域判定部の機能を切り替え、外
部記憶装置だけのシステムであっても、周辺装置用バス
タイミングに基づいてアクセスすることなく、性能の低
下を防止することができる効果がある。
【0040】この発明によれば、時間選択用端子から入
力される選択信号に応じて、バス制御部におけるバスイ
ンタフェースの外部記憶装置用バスタイミングおよび周
辺装置用バスタイミングのうちの少なくとも一方の、セ
ットアップ時間およびホールド時間のうちの少なくとも
一方を変更させる制御信号を出力する時間制御回路を備
えるように構成したので、時間選択用端子および時間制
御回路からなるハードウェア構成により、その時間選択
用端子から入力される選択信号に応じて、バス制御部に
おけるバスインタフェースのセットアップ時間およびホ
ールド時間を変更させ、より性能を向上させることがで
きる効果がある。
【0041】この発明によれば、CPUから出力される
バス制御信号に応じて設定され、バス制御部におけるバ
スインタフェースの外部記憶装置用バスタイミングおよ
び周辺装置用バスタイミングのうちの少なくとも一方
の、セットアップ時間およびホールド時間のうちの少な
くとも一方を変更させる制御信号を出力する時間制御フ
ラグを備えるように構成したので、バス制御信号に応じ
て設定される時間制御フラグからなるソフトウェア構成
により、その時間制御フラグに応じて、バス制御部にお
けるバスインタフェースのセットアップ時間およびホー
ルド時間を変更させ、より性能を向上させることができ
る効果がある。
【0042】この発明によれば、出力インピーダンス切
替端子から入力される切替信号に応じて、出力インピー
ダンス切替信号を出力する出力インピーダンス制御回路
と、複数種類の出力インピーダンスを持つ出力ドライバ
を有し、出力インピーダンス切替信号に応じてその出力
ドライバの出力インピーダンスを切り替え、CPUから
出力されたバス制御信号をその切り替えられた出力イン
ピーダンスに基づいた外部バス信号として基板へ出力す
るバス制御部とを備えるように構成したので、出力イン
ピーダンス切替端子および出力インピーダンス制御回路
からなるハードウェア構成により、その出力インピーダ
ンス切替端子から入力される切替信号に応じて、バス制
御部の出力ドライバにおいて、複数種類の出力インピー
ダンスのうち、予め求められた基板の特性インピーダン
スに最も近い出力インピーダンスに切り替えることによ
り、マイクロコンピュータの出力インピーダンスと、基
板の特性インピーダンスとの不整合によるノイズ発生、
誤動作、信号遅延を軽減することができ、性能の低下を
防止することができる効果がある。
【0043】この発明によれば、CPUから出力される
バス制御信号に応じて設定され、出力インピーダンス切
替信号を出力する出力インピーダンス制御フラグと、複
数種類の出力インピーダンスを持つ出力ドライバを有
し、出力インピーダンス切替信号に応じてその出力ドラ
イバの出力インピーダンスを切り替え、CPUから出力
されたバス制御信号をその切り替えられた出力インピー
ダンスに基づいた外部バス信号として基板へ出力するバ
ス制御部とを備えるように構成したので、バス制御信号
に応じて設定される出力インピーダンス制御フラグから
なるソフトウェア構成により、その出力インピーダンス
制御フラグに応じて、バス制御部の出力ドライバにおい
て、複数種類の出力インピーダンスのうち、予め求めら
れた基板の特性インピーダンスに最も近い出力インピー
ダンスに切り替えることにより、マイクロコンピュータ
の出力インピーダンスと、基板の特性インピーダンスと
の不整合によるノイズ発生、誤動作、信号遅延を軽減す
ることができ、性能の低下を防止することができる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるメモリ接続を
考慮したマイコンのリードバスタイミングを示すタイミ
ングチャートである。
【図2】 この発明の実施の形態1によるASIC接続
を考慮したマイコンのリードバスタイミングを示すタイ
ミングチャートである。
【図3】 この発明の実施の形態1によるマイコンを示
す構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態1によるメモリマップ
を示す概念図である。
【図5】 この発明の実施の形態2によるマイコンを示
す構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態2によるバス切替イネ
ーブル回路の動作を示すタイミングチャートである。
【図7】 この発明の実施の形態2によるバス切替イネ
ーブル回路の動作を示すタイミングチャートである。
【図8】 この発明の実施の形態3によるマイコンを示
す構成図である。
【図9】 この発明の実施の形態3によるバス切替イネ
ーブルフラグの動作を示すタイミングチャートである。
【図10】 この発明の実施の形態3によるバス切替イ
ネーブルフラグの動作を示すタイミングチャートであ
る。
【図11】 この発明の実施の形態4によるマイコンを
示す構成図である。
【図12】 この発明の実施の形態4によるASIC接
続を考慮したマイコンのリードバスタイミングを示すタ
イミングチャートである。
【図13】 この発明の実施の形態4によるASIC接
続を考慮したマイコンのリードバスタイミングを示すタ
イミングチャートである。
【図14】 この発明の実施の形態5によるマイコンを
示す構成図である。
【図15】 この発明の実施の形態6によるマイコンの
出力ドライバと基板との等価回路を示す回路図である。
【図16】 等価回路におけるRo=Zoの場合の入出
力波形を示す波形図である。
【図17】 等価回路におけるRo<Zoの場合の入出
力波形を示す波形図である。
【図18】 等価回路におけるRo>Zoの場合の入出
力波形を示す波形図である。
【図19】 この発明の実施の形態6によるマイコンを
示す構成図である。
【図20】 この発明の実施の形態6による出力インピ
ーダンス制御回路の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【図21】 この発明の実施の形態6による出力インピ
ーダンス制御回路の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【図22】 この発明の実施の形態7によるマイコンを
示す構成図である。
【図23】 この発明の実施の形態7による出力インピ
ーダンス制御フラグの動作を示すタイミングチャートで
ある。
【図24】 この発明の実施の形態7による出力インピ
ーダンス制御フラグの動作を示すタイミングチャートで
ある。
【符号の説明】
1 CPU、2 外部領域判定部、3,13 バス制御
部、4 RESET端子、5 外部バスタイミング選択
用端子、6 バス切替イネーブル回路、7 バス切替イ
ネーブルフラグ、8 ホールド時間選択用端子(時間選
択用端子)、9ホールド時間制御回路(時間制御回
路)、10 ホールド時間制御フラグ(時間制御フラ
グ)、11 出力インピーダンス切替端子、12 出力
インピーダンス制御回路、14 出力インピーダンス制
御フラグ、AD アドレス信号、BCLK クロック、
CS チップセレクト信号、DB データ、RD リー
ド信号、WR ライト信号。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CPUから出力されたバス制御信号のう
    ちのアドレス信号に応じて、そのバス制御信号のアクセ
    スが外部記憶装置または周辺装置のいずれであるか判定
    し、その判定に応じたバス切替信号を出力する外部領域
    判定部と、 外部記憶装置用バスタイミングおよび周辺装置用バスタ
    イミングを持つバスインタフェースを有し、上記外部領
    域判定部から出力されるバス切替信号が上記外部記憶装
    置へのアクセスである場合には、上記CPUから出力さ
    れたバス制御信号をその外部記憶装置用バスタイミング
    に基づいた外部バス信号としてその外部記憶装置へアク
    セスし、上記外部領域判定部から出力されるバス切替信
    号が上記周辺装置へのアクセスである場合には、上記C
    PUから出力されたバス制御信号をその周辺装置用バス
    タイミングに基づいた外部バス信号としてその周辺装置
    へアクセスするバス制御部とを備えたマイクロコンピュ
    ータ。
  2. 【請求項2】 外部バスタイミング選択用端子から入力
    される選択信号に応じて、外部領域判定部の判定を許可
    するか、または、その外部領域判定部の判定を禁止する
    と共にその外部領域判定部においてバス制御信号のアク
    セスが外部記憶装置へのアクセスである旨のバス切替信
    号を出力させるイネーブル信号を出力するバス切替イネ
    ーブル回路を備えたことを特徴とする請求項1記載のマ
    イクロコンピュータ。
  3. 【請求項3】 CPUから出力されるバス制御信号に応
    じて設定され、外部領域判定部の判定を許可するか、ま
    たは、その外部領域判定部の判定を禁止すると共にその
    外部領域判定部においてバス制御信号のアクセスが外部
    記憶装置へのアクセスである旨のバス切替信号を出力さ
    せるイネーブル信号を出力するバス切替イネーブルフラ
    グを備えたことを特徴とする請求項1記載のマイクロコ
    ンピュータ。
  4. 【請求項4】 時間選択用端子から入力される選択信号
    に応じて、バス制御部におけるバスインタフェースの外
    部記憶装置用バスタイミングおよび周辺装置用バスタイ
    ミングのうちの少なくとも一方の、セットアップ時間お
    よびホールド時間のうちの少なくとも一方を変更させる
    制御信号を出力する時間制御回路を備えたことを特徴と
    する請求項1記載のマイクロコンピュータ。
  5. 【請求項5】 CPUから出力されるバス制御信号に応
    じて設定され、バス制御部におけるバスインタフェース
    の外部記憶装置用バスタイミングおよび周辺装置用バス
    タイミングのうちの少なくとも一方の、セットアップ時
    間およびホールド時間のうちの少なくとも一方を変更さ
    せる制御信号を出力する時間制御フラグを備えたことを
    特徴とする請求項1記載のマイクロコンピュータ。
  6. 【請求項6】 出力インピーダンス切替端子から入力さ
    れる切替信号に応じて、出力インピーダンス切替信号を
    出力する出力インピーダンス制御回路と、 複数種類の出力インピーダンスを持つ出力ドライバを有
    し、上記出力インピーダンス制御回路から出力される出
    力インピーダンス切替信号に応じてその出力ドライバの
    出力インピーダンスを切り替え、CPUから出力された
    バス制御信号をその切り替えられた出力インピーダンス
    に基づいた外部バス信号として基板へ出力するバス制御
    部とを備えたマイクロコンピュータ。
  7. 【請求項7】 CPUから出力されるバス制御信号に応
    じて設定され、出力インピーダンス切替信号を出力する
    出力インピーダンス制御フラグと、 複数種類の出力インピーダンスを持つ出力ドライバを有
    し、上記出力インピーダンス制御フラグから出力される
    出力インピーダンス切替信号に応じてその出力ドライバ
    の出力インピーダンスを切り替え、上記CPUから出力
    されたバス制御信号をその切り替えられた出力インピー
    ダンスに基づいた外部バス信号として基板へ出力するバ
    ス制御部とを備えたマイクロコンピュータ。
JP2001351850A 2001-11-16 2001-11-16 マイクロコンピュータ Pending JP2003150541A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001351850A JP2003150541A (ja) 2001-11-16 2001-11-16 マイクロコンピュータ
US10/138,493 US6928499B2 (en) 2001-11-16 2002-05-06 Microcomputer used in system having external storing unit and/or peripheral unit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001351850A JP2003150541A (ja) 2001-11-16 2001-11-16 マイクロコンピュータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003150541A true JP2003150541A (ja) 2003-05-23

Family

ID=19164104

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001351850A Pending JP2003150541A (ja) 2001-11-16 2001-11-16 マイクロコンピュータ

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6928499B2 (ja)
JP (1) JP2003150541A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4182801B2 (ja) * 2003-04-24 2008-11-19 日本電気株式会社 マルチプロセサシステム
US8969242B2 (en) 2011-09-01 2015-03-03 Advanced Refining Technologies Llc Catalyst support and catalysts prepared therefrom
JP6088837B2 (ja) * 2013-02-12 2017-03-01 株式会社東芝 ストレージ制御装置、ストレージ制御方法、ストレージシステムおよびプログラム

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0119185B2 (ja) * 1980-02-28 1989-04-10 Intel Corp
US5347636A (en) * 1985-11-08 1994-09-13 Nec Corporation Data processor which efficiently accesses main memory and input/output devices
JPH076078A (ja) 1992-05-25 1995-01-10 Omron Corp 制御信号発生装置
JP3593460B2 (ja) * 1998-07-29 2004-11-24 富士通株式会社 メモリカード
JP2001100992A (ja) 1999-10-04 2001-04-13 Mitsubishi Electric Corp マイクロコンピュータ
US6292407B1 (en) * 1999-10-12 2001-09-18 Micron Technolgy, Inc. Method and apparatus for circuit variable updates
US6530062B1 (en) * 2000-03-10 2003-03-04 Rambus Inc. Active impedance compensation
US6445316B1 (en) * 2000-09-29 2002-09-03 Intel Corporation Universal impedance control for wide range loaded signals
US20030056128A1 (en) * 2001-09-20 2003-03-20 Leddige Michael W. Apparatus and method for a selectable Ron driver impedance
US6657906B2 (en) * 2001-11-28 2003-12-02 Micron Technology, Inc. Active termination circuit and method for controlling the impedance of external integrated circuit terminals

Also Published As

Publication number Publication date
US20030097516A1 (en) 2003-05-22
US6928499B2 (en) 2005-08-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100680330B1 (ko) 메모리 장치에서 제어 신호 타이밍을 조정하는 방법 및 장치
US8938578B2 (en) Memory device with multi-mode deserializer
EP2251791A1 (en) Memory access timing adjustment device and memory access timing adjustment method
US6690614B2 (en) Semiconductor integrated circuit device
US20070038795A1 (en) Asynchronous bus interface and processing method thereof
US6605960B2 (en) Programmable logic configuration device with configuration memory accessible to a second device
US6018783A (en) Register access controller which prevents simultaneous coupling of more than one register to a bus interface
US6957399B2 (en) Controlling the propagation of a digital signal by means of variable I/O delay compensation using delay-tracking
US6243777B1 (en) Circuit for preventing bus contention
US7222282B2 (en) Embedded micro computer unit (MCU) for high-speed testing using a memory emulation module and a method of testing the same
JP2003150541A (ja) マイクロコンピュータ
US7315928B2 (en) Apparatus and related method for accessing page mode flash memory
JP2007193431A (ja) バス制御装置
JP2004527855A (ja) 伝搬遅延独立sdramデータ収集デバイス及び方法
US7843762B2 (en) RAM control device and memory device using the same
JP3590361B2 (ja) 集積回路装置
JPH11167530A (ja) 信号制御回路
KR100329457B1 (ko) 스탠바이 상태로부터 액세스 가속이 가능한 반도체기억장치
US6587395B2 (en) System to set burst mode in a device
US6194926B1 (en) Operation timing controllable system
US20050289304A1 (en) Control chip and method thereof and computer system utilizing the same
US20240021228A1 (en) Clock multiplexer device, controller, and storage device
JP2008287557A (ja) バスシステム及びマイクロコンピュータ
KR100583834B1 (ko) 논 파워다운 모드에서 전류 소모 감소를 위한 반도체 메모리 장치 및 상기 메모리 장치를 이용한 메모리 시스템
JP3734072B2 (ja) ローカルバス制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041115

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20060123

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070813

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071002

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20071101

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080219