JP2003150149A - シャッタ部材、ハンマ運動検出装置および鍵盤楽器 - Google Patents

シャッタ部材、ハンマ運動検出装置および鍵盤楽器

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JP2003150149A
JP2003150149A JP2002048134A JP2002048134A JP2003150149A JP 2003150149 A JP2003150149 A JP 2003150149A JP 2002048134 A JP2002048134 A JP 2002048134A JP 2002048134 A JP2002048134 A JP 2002048134A JP 2003150149 A JP2003150149 A JP 2003150149A
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hammer
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shank
rotates
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Shigeru Muramatsu
繁 村松
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハンマシャンクヘの取付作業を簡略化するこ
とができるシャッタ部材、ハンマ運動検出装置および鍵
盤楽器を提供する。 【解決手段】 シャッタ部材171は、略コ字形状の取
付部171bを備え、この取付部171bがハンマシャ
ンク43に嵌め込まれると、取付部171bは、ハンマ
シャンク43を弾性的に挟持する。また、シャッタ部材
171は、支持部171cを有し、この支持部171c
がキャッチャシャンク45と係合して、取付部171b
を支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、鍵盤楽器に取付
けられるシャッタ部材と、このシャッタ部材を用いたハ
ンマ運動検出装置、および鍵盤楽器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動ピアノ等の鍵盤楽器にお
いて、鍵の操作に応じて回動し弦を打撃するハンマの運
動(打弦速度など)を検出するハンマ運動検出装置が設
けられたものがある。このハンマ運動検出装置の検出結
果から演奏データが生成され、この演奏データが記録媒
体に記録されたり、あるいは、電子的な楽音を生成する
電子音源に供給される。
【0003】ハンマ運動検出装置としては、機械式のも
のと、光学式のものとがある。機械式のハンマ運動検出
装置では、ハンマに機械的機構が設けられるため、機械
的機構により押鍵時のタッチ感が変化するなどの理由か
ら、光学式のハンマ運動検出装置が広く用いられてい
る。
【0004】光学式のハンマ運動検出装置は、発光素子
と受光素子とシャッタ部材とを備えている。発光素子と
受光素子は、ハンマ毎に設けられ、このハンマの旋回面
を挟んで対向するように固定される。また、シャッタ部
材は、遮光部と光透過部とを有した部材であり、夫々の
ハンマに固定される。鍵が押下されてハンマが回動する
と、このハンマと共にシャッタ部材が回動し、このシャ
ッタ部材の遮光部と光透過部とが発光素子から受光素子
に至る光の経路軸を交互に横断する。シャッタ部材が光
の経路軸を横断すると、受光状態にあった受光素子は、
シャッタ部材の遮光部により遮光され、次いで、光透過
部が光の経路軸を通過するときに、受光素子が再び受光
状態になる。この結果、受光素子の受光量に応じた出力
信号から、遮光タイミングおよび受光タイミングが検出
され、この遮光タイミングから受光タイミングまでの時
問と、シャッタ部材の遮光部から受光部に至る長さとか
ら打弦速度が算出される。
【0005】ところで、従来のハンマ運動検出装置にお
いて、シャッタ部材のハンマヘの取付けは、シャッタ部
材の根部に設けられた挿入軸を、ハンマのハンマシャン
クに設けられた孔に挿入し、固定することにより行われ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ハンマ
運動検出装置のシャッタ部材は、鍵盤楽器が備える全て
のハンマの運動を検出すべく、各々のハンマシャンクに
取付けられるものであるから、全てのハンマシャンク
(88鍵の鍵盤楽器では、88本のハンマシャンク)に
シャッタ部材取付用の孔あけ加工が施される必要があ
る。このため、鍵盤楽器にハンマ検出運動装置を取付け
るための作業工程が煩雑になる、といった問題があっ
た。
【0007】また、シャッタ部材は、ハンマシャンクに
連動したときに、対応する発光部と受光部との問を横断
するように、ハンマシャンクに取付けられる必要があ
る。このため、シャッタ部材のハンマヘの取付作業にお
いて、ハンマシャンクヘの取付位置が正確に決められる
必要があり、かかる作業は、甚だ煩雑で面倒である、と
いった問題もある。
【0008】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、ハンマシャンク
ヘの取付作業を簡略化することができるシャッタ部材、
ハンマ運動検出装置および鍵盤楽器を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のシャッタ部材は、鍵の操作に応じて回動す
るハンマのシャンクを挟持する挟持部と、前記シャンク
の一端に固定された部材に係合する係合部と、前記ハン
マが回動すると、反射または透過光量を変化させる平面
部とを備えている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。
【0011】〈第1実施形態〉第1実施形態では、鍵盤
楽器としてアップライトピアノに本発明を適用した例を
説明する。
【0012】図1は、本発明の第1実施形態にかかるハ
ンマ運動検出装置を備えたアップライトピアノの1つの
鍵の動作に応じて駆動されるアクション機構付近を示す
側断面図である。同図に示すアクション機構は、鍵10
を備えている。鍵10は、図示せぬ部材を支点として上
下方向に揺動自在に設けられており、鍵10の上面に
は、キャプスタン12が立設されている。
【0013】キャプスタン12の上端部は、ウイペンヒ
ール24の下面に当接しており、このウイペンヒール2
4の上端部には、一端部がピン22aによって回動自在
に支持された板状のウイペン23が設けられている。ウ
イペン23には、上方に向けて突出するジャックフレン
ジ25が固定され、ジャックフレンジ25の上端部に
は、ほぼL字状をなすジャック26の屈曲部が回動自在
に支持されている。ジャック26の上端部は、ハンマア
センブリ40の基部を構成するバット41の下面に当接
している。バット41には、斜め上方に向けて延在する
略円柱状のハンマシャンク43が設けられている。この
ハンマシャンク43の上端部には、ハンマヘッド44が
取り付けられている。
【0014】センターレール16には、ダンパフレンジ
51が取り付けられ、ダンパフレンジ51には、長手方
向を上下方向へ向けたダンパレバー52が回動自在に支
持され、ダンパレバー52の上端部には、ダンパワイヤ
53を介してダンパ54が取り付けられている。
【0015】押鍵により鍵10の後端部が上昇し、キャ
プスタン12がウイペンヒール24を押し上げる。これ
により、ウイペン23がピン22aを中心として反時計
方向へ回動すると、ウイペン23に取付けられたダンパ
スプーン56がダンパレバー52を時計方向へ回動さ
せ、ダンパ54を弦Sから離間させる。一方、ウイペン
23の回動により、ジャック26がバット41を反時計
方向へ回転駆動し、ハンマヘッド44が弦Sを打撃して
打弦音が発生する。
【0016】また、バット41には、ハンマシャンク4
3と略直行させてキャッチャシャンク45が取付けられ
ており、このキャッチャシャンク45の先端部には、キ
ャッチャ46が取付けられている。一方、ウイペン23
の自由端(左端)には、バックチェック38が取付けら
れており、弦Sを打撃後に初期位置へ回動復帰するハン
マアセンブリ40のキャッチャ46をバックチェック3
8が弾性的に受け止める。
【0017】ストッパ66は、図示せぬ操作機構により
操作され、略水平となる位置(図中実線で示す)と、略
垂直となる位置(図中2点鎖線で示す)とのいずれかの
位置に配置される。略垂直になる位置にストッパ66が
配置されると、ハンマヘッド44が弦Sを打弦する前に
キャッチャ46がストッパ66に衝突し、ハンマヘッド
44による打弦が阻止される。一方、ストッパ66が略
水平となる位置に配置されると、ストッパ66は、キャ
ッチャ46の動きを妨げず、ハンマヘッド44によって
弦Sが打撃される。
【0018】さらに、第1実施形態にかかるアップライ
トピアノは、ハンマアセンブリ40の動作を検出するハ
ンマ運動検出部170を備えている。図2は、ハンマ運
動検出部170をその周辺構成と共に示す側面図であ
る。同図に示すように、ハンマ運動検出部170は、ハ
ンマセンサユニット110と、ハンマシャンク43に設
けられたシャッタ部材171とを備えている。
【0019】図3は、ハンマセンサユニット110の構
成を示す斜視図である。同図に示すように、ハンマセン
サユニット110は、ブラケット90により固定支持さ
れる断面コ字状のケーシング76を有しており、このケ
ーシング76のハンマシャンク43と対向する面には、
各ハンマシャンク43に取付けられたシャッタ部材17
1に対応してスリット76aが設けられている。ハンマ
シャンク43の回動時には、このスリット76aを対応
するシャッタ部材171が通過するようになっている。
ケーシング76のハンマシャンク43と反対側の面に
は、発光素子177と受光素子177’が取り付けられ
ている。発光素子177と受光素子177’とは、スリ
ット76aを挟んで対向配置されており、発光素子17
7が発光した光を受光素子177’にて検出する。受光
素子177’は、受光光量に比例した出力信号を出力す
る。
【0020】図4は、シャッタ部材171とハンマアセ
ンブリ40の構成を示す斜視図であり、図5は、シャッ
タ部材171の構成を示す3面図である。
【0021】シャッタ部材171は、例えば青銅板やス
テンレス板などの弾性を有する一枚の金属板から成形さ
れる。具体的には、図6に示す形状の金属板が一点破線
A1〜A4の夫々に沿って約90度の角度で谷折にさ
れ、また、一点破線B1〜B3の夫々に沿って90以上
の角度で谷折にされて、シャッタ部材171が成形され
る。
【0022】また、図4および図5に示すように、この
シャッタ部材171は、平板部171aを備えている。
平板部171aは、板部材であり、開口した光透過部1
711を有している。この平板部171aは、ケーシン
グ76に設けられたスリット76aをハンマシャンク4
3と連動して通過し、発光素子177から受光素子17
7’に至る光の経路軸を横切る。
【0023】また、シャッタ部材171は、取付部(挟
持部)171bを備えている。この取付部171bは、
略コ字状部材であり、円柱部材であるハンマシャンク4
3に嵌め込まれると、ハンマシャンク43を弾性的に付
勢し挟持する。また、取付部171bには、爪部171
2が設けられており、取付部171bがハンマシャンク
43から容易に外れないようになっている。すなわち、
取付部171bがハンマシャンク43に嵌め込まれる
と、この取付部171bがハンマシャンク43を挟持す
るから、簡単にシャッタ部材171がハンマシャンク4
3に取付けられる。
【0024】支持部(係合部)171cは、取付部17
1bと同様に、略コ字状部材であり、円柱部材であるキ
ャッチャシャンク45に嵌め込まれると、キャッチャシ
ャンク45を弾性的に付勢し挟持する。また、支持部1
71cには、爪部1712が設けられており、支持部1
71cがキャッチャシャンク45から容易に外れないよ
うになっている。
【0025】ところで、取付部171aがハンマシャン
ク43に嵌め込まれただけだと、ハンマシャンク43の
長軸を中心としたシャッタ部材171の回動が許容され
る。しかし、支持部171cがキャッチャシャンク45
に嵌め込まれると、取付部171bを支持するため、シ
ャッタ部材171の回動が規制されて、ハンマシャンク
43の長軸を中心としたシャッタ部材171の取付位置
(方向)が一意に決定され、また、ハンマシャンク43
の長手方向における平板部171aの位置が一意に決定
される。
【0026】これにより、ハンマシャンク43と連動し
て平板部171aがスリット76aを貫通するように、
取付部171bがハンマシャンク43に取付けられる。
【0027】受光素子177’の出力信号から打弦速度
および打弦タイミングを検出する方法について説明す
る。
【0028】押鍵によりハンマシャンク43が回動する
と、シャッタ部材171がハンマシャンク43に連動し
てケーシング76に設けられたスリット76aを通過
し、受光素子177’から次のような出力信号が得られ
る。すなわち、平面部171aの先端から光透過部17
11の先端までが光の経路軸を横断する間、発光素子1
77から出射された光が平面部171aにより遮光され
るから、受光素子177’は、受光状態から遮光状態に
なり、出力信号が減少する。次いで、光透過部1711
が光の経路軸を横断するとき、受光素子177’は、受
光状態になり、出力信号が増加する。この結果、出力信
号からシャッタ部材171による遮光タイミングと受光
タイミングとが検出される。そして、平面部171aの
先端から光透過部1711の先端までの長さと、遮光タ
イミングから受光タイミングまでの時問とから打弦速度
が求められる。
【0029】また、光透過部1711が光の経路軸を通
過した後、光透過部1711の後端部からシャッタ部材
171の根元までの遮光部が光の経路軸を通過するか
ら、受光素子177’は、遮光状態になり、出力信号が
減少する。
【0030】一方、打弦後にハンマシャンク43が回動
復帰するときには、再び光透過部1711が光の経路軸
を通過するから、受光素子が受光状態となり、出力信号
が増加する。したがって、ハンマシャンク43の打弦開
始時および打弦後の回動に連動して光透過部1711が
光の経路軸を通過するときの受光タイミングが検出さ
れ、夫々の受光タイミングの中問のタイミングが打弦タ
イミングとして求められる。
【0031】以上説明したように、第1実施形態のシャ
ッタ部材171は、略コ字形状の取付部171bを備
え、この取付部171bがハンマシャンク43に嵌め込
まれると、取付部171bがハンマシャンク43を弾性
的に挟持するから、ハンマシャンク43にシャッタ取付
用の孔などを設ける必要がなく、また、接着剤などを使
用せずに、シャッタ部材171をハンマシャンク43に
簡単に取付けることができる。従って、シャッタ部材1
71の換装が容易となる。さらに、製造販売されたアコ
ースティックピアノにシャッタ部材171やその付随部
材を取り付けて自動ピアノにする場合でも、シャッタ部
材171の取付作業が容易である。
【0032】また、シャッタ部材171は、支持部17
1cを有し、この支持部171cがキャッチャシャンク
45と係合して取付部171bを支持することにより、
取付部171bのハンマシャンク43における取付位置
が一意に決定される。したがって、ハンマシャンク43
へのシャッタ部材171の取付作業において、取付部1
71bの取付位置の調整が必要なく、取付作業が簡略化
される。
【0033】なお、第1実施形態にあっては、支持部1
71cが係合する部材としてキャッチャシャンク45が
用いられているが、これに限らず、ハンマシャンク43
の一端に固定された部材など、ハンマシャンク43と一
体となって回動する部材であれば、支持部171cが係
合する部材として任意の部材を用いることができる。例
えば、図7に示されるように、支持部171cがバット
41に係合するようにしても良い。この支持部171c
には、図8に示されるように、爪部1712のかわりに
クランプ1712’が設けられている。このクランプ1
712’により、支持部171cがバット41を挟持す
るときの付勢力がより強くなり、接合が強固になる。ま
た、取付部171bに、爪部1712にかえてクランプ
1712’を設けるようにしても良いことは言うまでも
ない。さらに、図7に示すシャッタ部材171も、実施
形態で説明したシャッタ部材171と同様に、図9に示
されるように、一枚の金属板から形成されるため、シャ
ッタ部材171の形成が容易である。
【0034】〈第2実施形態〉第1実施形態では、アッ
プライトピアノに本発明を適用した例について説明し
た。第2実施形態では、グランドピアノに本発明を適用
した例について説明する。
【0035】図10は、本発明の第2実施形態にかかる
ハンマ運動検出装置を備えたグランドピアノの主要部の
構成を示す図である。なお、同図において、図1に対応
するものには、同一の符号が付されている。この図に示
されるように、グランドピアノは、鍵10の操作をハン
マシャンク43’およびハンマヘッド44に伝達するア
クション機構3を備えている。アクション機構3は、ア
クション機構3の基部を構成するハンマフレンジ13a
を備え、その左端部にハンマシャンク43’が回動自在
に連結される。そして、ハンマシャンク43’の左端部
にハンマヘッド44が取付固定されおり、鍵10が押下
されると、アクション機構3がハンマシャンク43’を
上方に回動させ、ハンマヘッド44により弦Sが打撃さ
れて打弦音が発生する。
【0036】この他にも、このグランドピアノには、通
常のアコースティックピアノに搭載される機構と同様の
ものが備えられている。
【0037】さらに、第2実施形態にかかるグランドピ
アノは、ハンマヘッド44を含むアクション機構3の動
作を検出するハンマ運動検出部170を備えている。ハ
ンマ運動検出部170は、ハンマセンサユニット110
と、ハンマシャンク43’に設けられたシャッタ部材1
71とを備えている。ハンマセンサユニット110の構
成は、第1実施形態で説明したハンマセンサユニット1
10と同様である。
【0038】図11は、シャッタ部材171の構成をハ
ンマシャンク43’と共に示す斜視図であり、図12
は、その上面図である。
【0039】シャッタ部材171は、例えば青銅板やス
テンレス板などの弾性を有する金属板から形成されたも
のである。また、図11および図12に示すように、ハ
ンマシャンク43’は、略矩形をなす板部43aと、そ
の板部43aに連続し、幅方向にくびれるように屈曲し
た屈曲部43bと、その屈曲部43bに連続する略直方
体の直方部43cと、その直方部43cに連続する棒状
のハンマヘッド取付固定部43dとを有している。この
ハンマヘッド取付固定部43dの先端には、ハンマヘッ
ド44が取付固定されている。また、直方部43cに
は、シャッタ部材171が取付けられる。
【0040】ところで、ハンマヘッド取付固定部43d
の断面形状は、グランドピアノの製造業者毎に異なる。
このため、第1実施形態のシャッタ部材171のよう
に、取付部171bがハンマヘッド取付固定部43dに
取付けられる構成では、取付部171bがハンマヘッド
取付固定部43dの断面形状や寸法に応じた形状に形成
される必要があるから、あるグランドピアノ用のシャッ
タ部材171を他のグランドピアノに用いることができ
ず、シャッタ部材171の汎用性が乏しくなる。
【0041】そこで、第2実施形態では、グランドピア
ノ毎に同様な形状をなす直方部43cにシャッタ部材1
71が取付けられるようにした。
【0042】図13は、シャッタ部材171の構成を示
す3面図である。同図に示されるように、シャッタ部材
171は、挿入部171b’を有している。この挿入部
171b’は、図面下方の一部が開口する略長方形断面
を有する部材であり、挿入部171b’の左右両面は、
内方に折れ曲がっている。挿入部171b’が直方部4
3cに嵌合せしめられると、挿入部171b’の左右両
面が直方部43cの両側面を弾性的に付勢する。
【0043】また、シャッタ部材171は、挿入部17
1b’の上面に対し垂直に設けられた板状の平板部17
1aを有し、この平板部171aには、開口した光透過
部1711が設けられている。
【0044】この構成において、挿入部171b’が棒
状のハンマヘッド取付固定部43dに猷め込まれた後、
この挿入部171b’が板部43aに向かって移動させ
られると、挿入部171b’にハンマシャンク43’の
直方部43cが挿入され、そして、屈曲部43bの横幅
が挿入部171b’の横幅と等しくなる位置でシャッタ
部材171の移動が規制される。すなわち、ハンマシャ
ンク43’の長手方向におけるシャッタ部材171の取
付位置がこのシャッタ部材171の移動の規制される位
置に一意に決定される。
【0045】また、挿入部171b’の断面が略長方形
状となっており、挿入部171b’が直方部43cに嵌
合するため、挿入部171b’に直方部43cが挿嵌さ
れたときに、ハンマシャンク43’の長軸を中心とする
シャッタ部材171の回動が規制されるから、この長軸
を中心とした平板部171aの取付位置(方向)が一意
に決定される。
【0046】このようにシャッタ部材171の取付位置
が一意に決定されるので、シャッタ部材171のハンマ
シャンク43’への取付作業において、その都度取付位
置決めが行われる必要がなく、これにより取付作業が簡
単になる。
【0047】また、シャッタ部材171のハンマシャン
ク43’への取付けが挿嵌式となっているので、シャッ
タ部材171の取付作業において、接着剤などを用いる
必要が無く、また、このためシャッタ部材171の換装
が容易となる。さらに、製造販売されたアコースティッ
クピアノにシャッタ部材171やその付随部材を取り付
けて自動ピアノにする場合でも、シャッタ部材171の
取付作業が容易である。
【0048】〈第3実施形態〉上述した第2実施形態で
は、ハンマシャンク43’の直方部43cにシャッタ部
材171b’が取付けられたが、第3実施形態では、図
14に示されるように、板部43aにシャッタ部材17
1が取付けられる。
【0049】このシャッタ部材171は、例えば青銅や
ステンレス等の弾性を有する金属板から形成されたもの
であり、上述した平板部171aと挿入部171b’と
を備える他、第1係止部171dと第2係止部171e
とを備えている。
【0050】より具体的に説明すると、図15に示すよ
うに、挿入部171b’は、図面下方の一部が開口する
略長方形断面を有する部材であり、板部43aが挿入さ
れ、板部43aの両側面を弾性的に挟持する。
【0051】第2係止部171eは、ハンマシャンク4
3’の屈曲部43bと係合し、ハンマヘッド取付固定部
43dから板部43aに向かう方向へのシャッタ部材1
71の移動を規制する。一方、第1係止部171dは、
ハンマフレンジ13aとの接続のために設けられた板部
43aの凹部431aと係合し、板部43aからハンマ
ヘッド取付固定部43dに向かう方向へのシャッタ部材
171の移動を規制する。
【0052】この構成において、シャッタ部材171が
ハンマシャンク43’のハンマヘッド取付固定部43d
に嵌め込まれた後、板部43aに向かって移動させられ
ると、挿入部171b’に板部43aが挿入され、ま
た、第2係止部171eが屈曲部43bに当接してシャ
ッタ部材171の移動を規制する。これにより、ハンマ
シャンク43’の長軸両方向におけるシャッタ部材17
1の位置が一意に決定される。また、第2係止部171
eが屈曲部43bに当接する位置にて、第1係止部17
1dが凹部431aに係合すると、第1係止部171d
および第2係止部171eにより、ハンマシャンク4
3’の長手方向へのシャッタ部材171の移動が規制さ
れるから、ガタなどによるシャッタ部材171の位置ず
れが防止される。
【0053】なお、上述した第1〜第3実施形態は、あ
くまでも例示であり、本件発明の範囲内で任意に変形可
能である。
【0054】例えば、上述した第1〜第3実施形態にお
いて、シャッタ部材171には、開口した光透過部17
11を有する平板部171aが設けられているが、図1
6に示すように、光透過部1711のかわりにグレース
ケールが平板部171aに設けられる構成でも良い。さ
らに説明すると、金属板からなる平板部171aには、
テーパ状に開口したスケール部1711’が設けられて
おり、平板部171aの先端部(図面右側)から根元部
(図面左側)に向かって開口面積が大きくなっている。
【0055】この構成において、平板部171a’が発
光素子177から受光素子177’に至る光の経路軸を
横断するとき、受光素子177’においては、連続的に
受光光量が変化する。具体的には、打弦時において、受
光素子177’における受光光量は、連続的に増加し、
打弦後において、受光光量は、連続的に減少する。この
結果、単位時問あたりの受光光量の変化量から打弦速度
が求められる。そして、受光光量が増加した後、減少に
転じるタイミングが打弦タイミングとなる。
【0056】また、上述したように、受光素子177’
においては、連続的に受光光量が変化するから、任意の
タイミングにおけるハンマシャンク43の回動速度が求
められる。
【0057】なお、上述した第1〜第3実施形態におい
て、取付部171bおよび挿入部171b’に平板部1
71aを挟持する構造を設け、平板部171aがシャッ
タ部材171に対して着脱自在になようにしても良い。
これにより、平板部171aだけの換装が容易となる。
【0058】なお、上述した第1〜第3実施形態では、
シャッタ部材171は、弾性を有した金属板から形成さ
れているが、例えば合成樹脂などの弾性を有するプラス
チックから形成される構成でも良い。
【0059】〈第4実施形態〉図17は、第4実施形態
にかかるシャッタ部材とその周辺部の構成を示す図であ
る。図18は、第4実施形態にかかるシャッタ部材の構
成を示す図であり、同図(a)はその平面図、同図
(b)は板部43aに貼り付けられる際の折り曲げ状態
を示す外観図である。
【0060】第3実施形態では、板部43aに金属製の
シャッタ部材171が取付けられるようにしたが、第4
実施形態では、図17に示すように、シャッタ部材17
1に代えて、透過光性を有するフィルム状部材で形成さ
れたシャッタ部材80が板部43aに取付けられるよう
にする。
【0061】このシャッタ部材80は、厚さ0.3mm
程度の例えば有機フィルム(PET;ポリエチレン・テ
レフタラート等)で構成され、図18(a)に示すよう
に、平板部80aとなる部分が欠切形成される。シャッ
タ部材80の裏面略全体は、予め接着剤が塗布された貼
着面80bとなっている(同図(b))。そして、板部
43aに貼り付ける際には、同図(b)に示すように、
シャッタ部材80を板部43aの形状に合わせてコ字状
に折り曲げ、平板部80aだけが起立するようにして、
貼着面80bを板部43aに貼り付けることで、シャッ
タ部材80が容易にハンマシャンク43に取り付けられ
る。
【0062】また、平板部80aには、遮光色(例えば
黒色)の塗料が塗布(または印刷)されて光を透過させ
ないようにされた遮光部80a1、80a3と、両遮光
部80a1、80a3間において遮光色の塗料が塗布さ
れておらず光を透過し得る光透過部80a2とでなるテ
ーパパターンが構成される。打弦タイミングの検出に関
し、この光透過部80a2が、第3実施形態における平
板部171aの光透過部1711と同様の機能を果たす
ことになる。
【0063】本実施形態によれば、第3実施形態に比
し、ハンマシャンクヘの取付作業を一層簡略化すること
ができる。
【0064】図19は、第4実施形態の変形例にかかる
シャッタ部材とその周辺部の構成を示す図である。第4
実施形態において、同図に示すように、爪80cを一体
に設けてもよい。爪80cは主に、板部43aの凹部4
31aと係合して、ハンマシャンク43の長手方向にお
けるシャッタ部材80の位置を規定する役割を果たす。
【0065】〈第5実施形態〉図20は、第5実施形態
にかかるシャッタ部材とその周辺部の構成を示す図であ
る。第4実施形態では、シャッタ部材80はコ字状に折
り曲げられて板部43aに貼り付けられたが、本第5実
施形態は、シャッタ部材90が板部43aの側面43a
aに貼り付けられる。
【0066】同図に示すように、シャッタ部材90は、
シャッタ部材80と同じ部材によりT字状に形成され、
裏面はシャッタ部材80の貼着面80bと同様の貼着面
(図示せず)となっている。この貼着面を板部43aの
側面43aaに貼り付けるだけで、シャッタ部材90が
容易にハンマシャンク43に取り付けられる。なお、平
板部90aには、平板部80aのものと全く同様のテー
パパターンが構成される。
【0067】本実施形態によれば、第4実施形態に比
し、ハンマシャンクヘの取付作業をさらに一層簡略化す
ることができる。
【0068】なお、上述した第4、第5実施形態におい
て、平板部に設けるテーパパターンは例示したものに限
られない。図21は、平板部に設けられるテーパパター
ンの変形例を示す。
【0069】例えば、同図(a)に示すように、先端か
ら光透過部PA1、遮光部SH1、光透過部PA2、遮
光部SH2というように、光透過部を複数(例えば2
個)設けてもよい。これにより、押鍵行程における2箇
所の異なるストローク位置で打弦タイミングを検出で
き、より多彩な楽音制御に好適である。また、同図
(b)に示すように、遮光色の塗料の塗布状態を位置に
応じて変え、濃淡差が生じるようにしてもよい。これに
より、図16で示したような、平板部にグレースケール
を設けた場合と同様の効果を得ることができる。
【0070】なお、第1〜第5実施形態において、平板
部80a、平板部90a、平板部171aはいずれも、
光透過部で光を透過させるように構成し、発光素子17
7と受光素子177’とは、スリット76aを挟んで対
向配置としたが、これに代えて、鏡等の光反射部を平板
部に設けると共に、発光素子177と受光素子177’
とを同じ方向に配置し、発光素子177が発光した光が
上記光反射部で反射して、受光素子177’にて検出さ
れるように構成してもよい。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ハンマシャンクヘの取付作業を簡略化することができる
シャッタ部材、ハンマ運動検出装置および鍵盤楽器が提
供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態にかかる自動アップラ
イトピアノの1つの鍵の動作に応じて駆動されるアクシ
ョン機構を示す側面図である。
【図2】 同シャッタ部材とその周辺部の構成を示す側
面図である。
【図3】 同ハンマセンサユニットの構成を示す斜視図
である。
【図4】 同シャッタ部材とハンマアセンブリの構成を
示す斜視図である。
【図5】 同シャッタ部材の構成を示す3面図である。
【図6】 同シャッタ部材の構成を示す展開図である。
【図7】 第1実施形態の変形例にかかるシャッタ部材
とその周辺部の構成を示す側面図である。
【図8】 同シャッタ部材の構成を示す3面図である。
【図9】 同シャッタ部材の構成を示す展開図である。
【図10】 本発明の第2実施形態にかかる自動グラン
ドピアノの1つの鍵の動作に応じて駆動されるアクショ
ン機構を示す側面図である。
【図11】 同シャッタ部材とその周辺部の構成を示す
斜視図である。
【図12】 同シャッタ部材とハンマシャンクとを示す
上面図である。
【図13】 同シャッタ部材の構成を示す3面図であ
る。
【図14】 第3実施形態にかかるシャッタ部材とその
周辺部の構成を示す図である。
【図15】 同シャッタ部材の構成を示す3面図であ
る。
【図16】 第1〜第3実施形態の変形例にかかるシャ
ッタ部材の構成を示す図である。
【図17】 第4実施形態にかかるシャッタ部材とその
周辺部の構成を示す図である。
【図18】 第4実施形態にかかるシャッタ部材の構成
を示す図である。
【図19】 第4実施形態の変形例にかかるシャッタ部
材とその周辺部の構成を示す図である。
【図20】 第5実施形態にかかるシャッタ部材とその
周辺部の構成を示す図である。
【図21】 平板部に設けられるテーパパターンの変形
例を示す。
【符号の説明】
3…アクション機構、40…ハンマアセンブリ、43、
43’…ハンマシャンク、43a…板部、43b…屈曲
部、43c…直方部、43d…ハンマヘッド取付固定
部、76…ケーシング、76a…スリット、80…シャ
ッタ部材、80a…平板部(平面部)、80b…貼着面
(貼着部)、110…ハンマセンサユニット、171…
シャッタ部材、171a…平板部(平面部)、171b
…取付部(挟持部)、171b’…挿入部(挿嵌部)、
171c…支持部(係合部)、1711…光透過部、1
711’…スケール部、1712…爪部、1712’…
クランプ、177…発光素子、177’…受光素子

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鍵の操作に応じて回動するハンマのシャ
    ンクを挟持する挟持部と、 前記シャンクの一端に固定された部材に係合する係合部
    と、 前記ハンマが回動すると、反射または透過光量を変化さ
    せる平面部とを備えることを特徴とするシャッタ部材。
  2. 【請求項2】 鍵の操作に応じて回動するハンマのシャ
    ンクが挿嵌される挿嵌部と、 前記ハンマが回動すると、反射または透過光量を変化さ
    せる平面部とを備えることを特徴とするシャッタ部材。
  3. 【請求項3】 鍵の操作に応じて回動するハンマのシャ
    ンクに貼着される貼着部と、 前記ハンマが回動すると、反射または透過光量を変化さ
    せる平面部とを備えることを特徴とするシャッタ部材。
  4. 【請求項4】 前記平面部は、着脱自在に設けられるこ
    とを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のシ
    ャッタ部材。
  5. 【請求項5】 鍵の操作に応じて回動するハンマのシャ
    ンクを挟持する挟持部と、前記シャンクの一端に固定さ
    れた部材に係合する係合部と、前記ハンマが回動する
    と、反射または透過光量を変化させる平面部とを有する
    シャッタ部材と、 前記平面部に光を照射する光照射手段と、 前記平面部に照射された光のうち、前記平面部の反射光
    または透過光を受光して、受光光量に応じた信号を出力
    する受光手段とを備えることを特徴とするハンマ運動検
    出装置。
  6. 【請求項6】 鍵の操作に応じて回動するハンマのシャ
    ンクが挿嵌される挿嵌部と、前記ハンマが回動すると、
    反射または透過光量を変化させる平面部とを有するシャ
    ッタ部材と、 前記平面部に光を照射する光照射手段と、 前記平面部に照射された光のうち、前記平面部の反射光
    または透過光を受光して、受光光量に応じた信号を出力
    する受光手段とを備えることを特徴とするハンマ運動検
    出装置。
  7. 【請求項7】 鍵の操作に応じて回動するハンマのシャ
    ンクに貼着される貼着部と、前記ハンマが回動すると、
    反射または透過光量を変化させる平面部とを有するシャ
    ッタ部材と、 前記平面部に光を照射する光照射手段と、 前記平面部に照射された光のうち、前記平面部の反射光
    または透過光を受光して、受光光量に応じた信号を出力
    する受光手段とを備えることを特徴とするハンマ運動検
    出装置。
  8. 【請求項8】 鍵と、 前記鍵の操作に応じて回動するハンマと、 前記ハンマのシャンクを挟持する挟持部と、前記シャン
    クの一端に固定された部材に係合する係合部と、前記ハ
    ンマが回動すると、反射または透過光量を変化させる平
    面部とを有するシャッタ部材と、 前記平面部に光を照射する光照射手段と、 前記平面部に照射された光のうち、前記平面部の反射光
    または透過光を受光して、受光光量に応じた信号を出力
    する受光手段とを備えることを特徴とする鍵盤楽器。
  9. 【請求項9】 鍵と、 前記鍵の操作に応じて回動するハンマと、 前記ハンマのシャンクが挿嵌される挿嵌部と、前記ハン
    マが回動すると、反射または透過光量を変化させる平面
    部とを有するシャッタ部材と、 前記平面部に光を照射する光照射手段と、 前記平面部に照射された光のうち、前記平面部の反射光
    または透過光を受光して、受光光量に応じた信号を出力
    する受光手段とを備えることを特徴とする鍵盤楽器。
  10. 【請求項10】 鍵と、 前記鍵の操作に応じて回動するハンマと、 前記ハンマのシャンクに貼着される貼着部と、前記ハン
    マが回動すると、反射または透過光量を変化させる平面
    部とを有するシャッタ部材と、 前記平面部に光を照射する光照射手段と、 前記平面部に照射された光のうち、前記平面部の反射光
    または透過光を受光して、受光光量に応じた信号を出力
    する受光手段とを備えることを特徴とする鍵盤楽器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008158010A (ja) * 2006-12-20 2008-07-10 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd シャッタ、及び鍵盤装置
JP2010197624A (ja) * 2009-02-24 2010-09-09 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd ピアノの押鍵情報検出装置

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