JP2003149998A - 画像形成装置および画像形成装置の制御方法およびプログラムおよび記憶媒体 - Google Patents

画像形成装置および画像形成装置の制御方法およびプログラムおよび記憶媒体

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JP2003149998A
JP2003149998A JP2001345724A JP2001345724A JP2003149998A JP 2003149998 A JP2003149998 A JP 2003149998A JP 2001345724 A JP2001345724 A JP 2001345724A JP 2001345724 A JP2001345724 A JP 2001345724A JP 2003149998 A JP2003149998 A JP 2003149998A
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Kazuto Watanabe
和人 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 生産性の低下や製品のコストアップ及び大型
化の弊害無く定着器の端部昇温を抑えて、高生産性及び
低コスト化、小型化、省エネ化、高画質化、部品の長寿
命化を実現する。 【解決手段】 幅狭紙への画像形成ジョブ実行中に、プ
リンタ部120内の定着器の非通紙部が所定温度に達し
たと判定された場合は、実行中の画像形成ジョブを中断
し、ハードディスクドライブ150又は外部機器140
内にキューイングされている画像形成ジョブの中から幅
広紙への画像形成ジョブを割り込み実行するように画像
形成シーケンスを制御し、幅広紙への画像形成ジョブの
割込み実行中に、プリンタ部120内の定着器の非通紙
部が所定温度を下回ったと判定された場合は、実行中の
画像形成ジョブを中断し、前記幅狭紙への画像形成ジョ
ブを再開する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成ジョブに
基づいて現像剤像を形成して定着器によりシート材に熱
定着させてシート材上に画像形成する画像形成装置およ
び画像形成装置の制御方法およびプログラムおよび記憶
媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式を用いた画像形成装
置は、一般的には、紙に転写された画像を定着器により
紙に定着している。定着器には、ハロゲンヒータを熱源
とするものや、セラミックヒータを熱源とするもの等が
あり、加熱されたローラやセラミックヒータの熱を、紙
を通紙することにより、紙に逃がすと共に、一定温度に
なるように熱源を制御している。
【0003】このため、通紙する紙のサイズにより、紙
に逃げる熱の分布が異なり、これにより、定型サイズの
用紙とは異なる通紙可能な有効通紙幅に対して極めて幅
の狭い紙、例えば葉書、封筒を含む幅狭紙を多量に通紙
した場合には、ローラやセラミックヒータの非通紙部の
熱が逃げず、非通紙部が通紙部に比べてかなり高温にな
るという現象が発生する。
【0004】この現象を回避するために、ローラやセラ
ミックヒータの温度をモニタし、非通紙部の温度がある
値より高くなった場合には、本来の単位時間あたりの通
紙枚数(以下、単に通紙枚数)よりスピードを落として
通紙する方法や、熱源を複数持つ等により、非通紙部の
温度上昇を抑えることを行なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像形成装置における、非通紙部の温度上昇を抑え
るために幅狭紙をある枚数以上通紙し非通紙部の温度上
昇が発生した場合に、本来の通紙枚数よりかなり少ない
通紙枚数にスピードを切替えて、その後の制御を行なう
方法では、画像形成装置としての生産性がかなり落ちて
しまうという問題点があった。
【0006】また、熱源を複数持ち、通紙部と非通紙部
を別々に制御することにより、非通紙部の温度上昇を抑
える制御を行なう方法でも、製品のコストアップや大型
化の弊害が発生してしまうという問題点があった。
【0007】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明の目的は、幅狭紙への画像形成
ジョブ実行中に、定着器の非通紙部が所定温度に達した
と判定された場合は、実行中の画像形成ジョブを中断
し、ファイルサーバや画像形成装置本体にキューイング
されている画像形成ジョブの中から幅広紙への画像形成
ジョブを割り込み実行するように画像形成シーケンスを
制御し、また、この幅広紙への画像形成ジョブの割込み
実行中に、定着器の非通紙部が所定温度を下回ったと判
定された場合は、実行中の画像形成ジョブを中断し、前
記幅狭紙への画像形成ジョブを再開する構成を特徴とす
ることにより、生産性の低下や製品のコストアップ及び
大型化の弊害無く定着器の端部昇温を抑えて、高生産性
及び低コスト化、小型化、省エネ化、高画質化、部品の
長寿命化を実現することができる画像形成装置および画
像形成装置の制御方法およびプログラムおよび記憶媒体
を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、外部機器(図1に示すファイルサーバ2,図2に示
す外部機器140)と通信可能な画像形成装置におい
て、前記外部機器からの信号に基づいて現像剤像を形成
して定着器(図3に示す定着器216)によりシート材
上に熱定着させてシート材に画像形成する画像形成手段
(図2に示すプリンタ部120)と、前記画像形成手段
の定着器の温度を計測する定着温度計測手段(図4に示
すサーミスタ1(181),サーミスタ2(182))
と、前記定着温度計測手段の計測結果に応じて前記外部
機器からの信号を選択する信号選択手段(図2に示すコ
ントローラ部110のCPU)と、前記信号選択手段の
信号選択結果に応じてシート材の給紙場所を選択する給
紙場所選択手段(図2に示すコントローラ部110のC
PU)と、前記給紙場所選択手段の給紙場所結果に応じ
てシート材の排出場所を選択する排紙場所選択手段(図
2に示すコントローラ部110のCPU)とを有するこ
とを特徴とする。
【0009】本発明に係る第2の発明は、前記定着温度
計測手段は、前記定着器の通紙部と非通紙部との温度
(図4に示すTH1,TH2)を計測するものであり、
前記信号選択手段は、前記定着温度計測手段により計測
された前記定着器の通紙部と非通紙部との温度差(図7
に示す「TH2−TH1」)に基づいて、前記外部機器
からの信号を選択することを特徴とする。
【0010】本発明に係る第3の発明は、前記定着温度
計測手段は、前記定着器の非通紙部の温度(図4に示す
TH2)を計測するものであり、前記信号選択手段は、
前記定着温度計測手段の温度計測結果と基準値の比較結
果に基づいて、前記外部機器からの信号を選択すること
を特徴とする。
【0011】本発明に係る第4の発明は、前記基準値
は、複数であることを特徴とする。
【0012】本発明に係る第5の発明は、外部機器(図
1に示すファイルサーバ2,図2に示す外部機器14
0)と通信可能な画像形成装置において、前記外部機器
からの画像形成ジョブに基づいて現像剤像を形成して定
着器(図3に示す定着器216)によりシート材上に熱
定着させてシート材に画像形成する画像形成手段(図2
に示すプリンタ部120)と、前記画像形成ジョブに指
定されるシート材の紙サイズを検出するサイズ検出手段
(図2に示すコントローラ部110のCPU)と、前記
サイズ検出手段により検出された紙サイズの前記定着器
への通紙枚数をカウントする通紙枚数カウント手段(図
2に示すコントローラ部110のCPU)と、前記通紙
枚数カウント手段のカウント結果に応じて前記外部機器
からの信号を選択する信号選択手段(図2に示すコント
ローラ部110のCPU)と、前記信号選択手段の結果
に応じて紙の給紙場所を選択する給紙場所選択手段(図
2に示すコントローラ部110のCPU)と、前記給紙
場所選択手段の結果に応じて紙の排出場所を選択する排
紙場所選択手段(図2に示すコントローラ部110のC
PU)とを有することを特徴とする。
【0013】本発明に係る第6の発明は、信号選択手段
は、前記通紙枚数カウント手段のカウント結果と各紙サ
イズ毎に設定された基準枚数(図8に示すN0,N1)
との比較結果に応じて前記外部機器からの信号を選択す
ることを特徴とする。
【0014】本発明に係る第7の発明は、前記基準枚数
は、各紙サイズ毎に複数の基準値を持つことを特徴とす
る。
【0015】本発明に係る第8の発明は、キューイング
(図1に示すファイルサーバ2の図示しないプリントキ
ュー又は図5に示す印刷キュー501にキューイング)
された画像形成ジョブに基づいて現像剤像を形成して定
着器(図3に示す定着器216)によりシート材に熱定
着させてシート材上に画像形成する画像形成装置におい
て、前記定着器の非通紙部の温度状態を判定する判定手
段(図2に示すコントローラ部110のCPU)と、第
1のサイズのシート材への画像形成ジョブ実行中に、前
記判定手段により定着器の非通紙部が所定温度に達した
と判定された場合は、実行中の画像形成ジョブを中断
し、キューイングされている画像形成ジョブの中から前
記第1のサイズとより大きな第2のサイズのシート材へ
の画像形成ジョブを割り込み実行するように画像形成シ
ーケンスを制御する制御手段(図2に示すコントローラ
部110のCPU)とを有することを特徴とする。
【0016】本発明に係る第9の発明は、前記制御手段
は、前記第2のサイズのシート材への画像形成ジョブの
割込み実行中に、前記判定手段により定着器の非通紙部
が所定温度を下回ったと判定された場合は、実行中の画
像形成ジョブを中断し、前記第1のサイズのシート材へ
の画像形成ジョブを再開することを特徴とする。
【0017】本発明に係る第10の発明は、前記判定手
段は、前記定着器の通紙部の温度(図4に示すサーミス
タ1(181)で検出される温度TH1)と非通紙部の
温度(図4に示すサーミスタ2(182)で検出される
温度TH2)とを比較して、前記定着器の非通紙部の温
度状態を判定することを特徴とする。
【0018】本発明に係る第11の発明は、前記判定手
段は、前記第1のサイズのシート材への画像形成ジョブ
により所定枚数(図8に示す「N0」)シート材が連続
して前記定着器を通紙した場合に、前記定着器の非通紙
部が所定温度に達したと判定し、前記第2のサイズのシ
ート材への画像形成ジョブにより所定枚数(図8に示す
「N1」)シート材が連続して前記定着器を通紙した場
合に、前記定着器の非通紙部が所定温度を下回ったと判
定することを特徴とする。
【0019】本発明に係る第12の発明は、外部機器か
らの信号に基づいて現像剤像を形成して定着器によりシ
ート材上に熱定着させてシート材に画像形成する画像形
成装置の制御方法において、前記定着器の温度状態を計
測する定着温度計測工程(図7のステップS101,S
108,S114)と、該計測結果に応じて前記外部機
器からの信号を選択する信号選択工程(図7のステップ
S104,S106)と、該信号選択結果に応じてシー
ト材の給紙場所を選択する給紙場所選択工程(図7のス
テップS105)と、該給紙場所選択結果に応じてシー
ト材の排出場所を選択する排紙場所選択工程(図7のス
テップS107)とを有することを特徴とする。
【0020】本発明に係る第13の発明は、外部機器か
らの画像形成ジョブに基づいて現像剤像を形成して定着
器によりシート材上に熱定着させてシート材に画像形成
する画像形成装置の制御方法において、前記画像形成ジ
ョブに指定されるシート材の紙サイズを検出するサイズ
検出工程(図8のステップS201)と、該検出された
紙サイズの前記定着器への通紙枚数をカウントする通紙
枚数カウント工程(図8のステップS202,S20
3,S210,S216)と、該カウント結果に応じて
前記外部機器からの信号を選択する信号選択工程(図8
のステップS206,S208)と、該信号選択結果に
応じて紙の給紙場所を選択する給紙場所選択工程(図8
のステップS207)と、該給紙場所選択結果に応じて
紙の排出場所を選択する排紙場所選択工程(図8のステ
ップS209)とを有することを特徴とする。
【0021】本発明に係る第14の発明は、キューイン
グされた画像形成ジョブに基づいて現像剤像を形成して
定着器によりシート材に熱定着させてシート材上に画像
形成する画像形成装置の制御方法において、前記定着器
の非通紙部の温度状態を判定する判定工程(図7のステ
ップS101,S108,S114,図8のステップS
203,S210,S216)と、第1のサイズのシー
ト材への画像形成ジョブ実行中に、前記定着器の非通紙
部が所定温度に達したと判定された場合は、実行中の画
像形成ジョブを中断し、キューイングされている画像形
成ジョブの中から前記第1のサイズより大きな第2のサ
イズのシート材への画像形成ジョブを割り込み実行する
割り込み工程(図7のステップS104〜S107,図
8のステップS206〜S209)とを有することを特
徴とする。
【0022】本発明に係る第15の発明は、前記第2の
サイズのシート材への画像形成ジョブの割込み実行中
に、前記定着器の非通紙部が所定温度を下回ったと判定
された場合は、実行中の画像形成ジョブを中断し、前記
第1のサイズのシート材への画像形成ジョブを再開する
再開工程(図7のステップS109〜S112,図8の
ステップS211〜S214)とを有することを特徴と
する。
【0023】本発明に係る第16の発明は、請求項12
〜15のいずれかに記載された画像形成装置の制御方法
を実行させるためのプログラムであることを特徴とす
る。
【0024】本発明に係る第17の発明は、請求項12
〜15のいずれかに記載された画像形成装置の制御方法
を実行させるためのプログラムを記憶媒体にコンピュー
タが読み取り可能に記憶させたものである。
【0025】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕図1は、本発明
の第1実施形態を示す画像形成装置を適用可能な複合機
のネットワーク上における接続例を示す図である。
【0026】図において、3〜5はクライアントで、こ
のクライアント3〜5により作成された画像データは、
ネットワーク等を介して一旦ファイルサーバ2に送ら
れ、ファイルサーバ2内のプリントキューに保存され
る。
【0027】1は本発明の画像形成装置を適用可能な複
合機で、ファイルサーバ2のプリントキューをネットワ
ーク等を介して或る一定間隔で見に行き、自分宛の画像
データが有った場合、ファイルサーバ2のプリントキュ
ーからデータを取り出し、自分のハードディスク(後述
する図2に示すハードディスクドライブ150)に保存
し、プリントキューから取り出した順番に画像データを
プリントアウトしていく。
【0028】図2は、本発明に係る画像形成装置の構成
を示すブロック図である。
【0029】図において、130はリーダ部で、原稿か
ら画像データを読み取り、コントローラ部110に転送
する。
【0030】コントローラ部110は、ある一定間隔で
外部機器140(図1に示したファイルサーバ2等)を
見に行き、自分宛のデータがあった場合、外部機器14
0からデータを取り出し、コントローラ部110で画像
処理を施し、その画像データをプリンタ部120に送
る。また、コントローラ部110は、リーダ部130か
ら入力された画像データに画像処理を施し、プリンタ部
120に転送する。
【0031】なお、コントローラ部110は、CPU,
ROM,RAMを備え、ROM又はその他の記憶媒体に
格納されるプログラムを実行して、画像形成装置全体を
統括制御するものである。
【0032】プリンタ部120は、コントローラ部11
0からの画像データに基づいて、後述する図3に示すよ
うに、レーザ発光部210,現像器212により感光ド
ラム211上にトナー像を形成し、該形成されたトナー
像を転写紙に転写し、該トナー像が転写された転写紙を
定着器216に通紙して定着させて排紙し、一連の動作
を終了する。
【0033】160は操作部で、表示部及び各種キーを
有し、各種メッセージの表示及び各種動作の指示や設定
を行うことができる。
【0034】図3は、図2に示したリーダ部130及び
プリンタ部120の構成を示す断面図である。
【0035】リーダ部130において、201は原稿給
送装置で、原稿を順に1枚ずつプラテンガラス202上
へ給送し、原稿の読み取り動作終了後、プラテンガラス
202上の原稿を排出するものである。原稿がプラテン
ガラス202上に搬送されると、ランプ203を点灯
し、そしてスキャナユニット204の移動を開始させ
て、原稿を露光走査する。この時の原稿からの反射光
は、ミラー205,206,207、及びレンズ208
によってCCDイメージセンサ(以下CCDと呼ぶ)2
09へ導かれる。
【0036】このように、走査された原稿の画像はCC
D209によって読み取られ、CCD209から出力さ
れる画像データは、所定の処理が施された後、コントロ
ーラ部110を介してプリンタ部120へ転送される。
【0037】プリンタ部120において、221はレー
ザドライバで、レーザ発光部210を駆動するものであ
り、コントローラ部110から出力された画像データに
応じたレーザ光をレーザ発光部210に発光させる。こ
のレーザ光は感光ドラム211に照射され、感光ドラム
211にはレーザ光に応じた潜像が形成される。この感
光ドラム211の潜像の部分には現像器212によって
現像剤が付着される。
【0038】そして、レーザ光の照射開始と同期したタ
イミングで、カセット213、カセット214、図示し
ないマルチ手差しのいずれかから記録紙を給紙して転写
部215へ搬送し、感光ドラム211に付着された現像
剤を記録紙に転写する。
【0039】現像剤の乗った記録紙は定着部216に搬
送され、定着部216の熱と圧力により現像剤は記録紙
に定着される。定着部216を通過した記録紙は排出ロ
ーラ217によって排出され、ソータ(仕分け装置)2
20は排出された記録紙をそれぞれのビン(排紙段)に
収納して記録紙の仕分けをしたり、仕分けされた記録紙
のステイプルを行う。
【0040】なお、ソータ220は仕分けが設定されて
いない場合は最上ビンに記録紙を収納する。また、両面
記録が設定されている場合は、排出ローラ217のとこ
ろまで記録紙を搬送した後、排出ローラ217の回転方
向を逆転させ、フラッパ218によって再給紙搬送路2
19へ導く。
【0041】多重記録が設定されている場合は、記録紙
を排出ローラ217まで搬送しないようにフラッパ21
8によって再給紙搬送路219へ導く。再給紙搬送路2
19へ導かれた記録紙は上述したタイミングで転写部2
15へ給紙される。
【0042】図4は、本発明に係る画像形成装置の定着
器の制御構成の一例を示す図である。
【0043】図において、180は図3に示した定着器
216の定着上ローラで、この定着上ローラ180の筒
の内側には、ハロゲンヒータが2本入っており、定着上
ローラ180上に配置されたサーミスタ1(181)の
温度TH1及びサーミスタ2(182)の温度TH2の
検出結果をもとに、リレー184を介して供給される商
用電源からのAC電圧185をオン/オフし、制御して
いる。この商用電源185の制御は、サーミスタ1及び
サーミスタ2の情報(温度)TH1及びTH2をもと
に、プリンタ部コントローラ121とACドライバ回路
基板170の制御により行なっている。
【0044】また、定着上ローラ180の温度が、何が
しかのトラブルにより、異常に昇温した場合には、サー
モスイッチ183の接点開放により、商用電源の供給を
断ち、安全性を確保している。
【0045】図5は、図2に示した外部機器140,コ
ントローラ部110,プリンタ部120間のデータの流
れを示す図である。
【0046】図において、501は図2に示したハード
ディスクドライブ150内の印刷キューで、外部機器1
40(図1に示したファイルサーバ2等)から受け取っ
たデータ(プリントジョブ)又はリーダ部130で読み
取られたデータ(コピージョブ)を格納するキューであ
り、この印刷キュー501内のジョブは、通常、格納さ
れた順番にデータが処理され、プリンタ部120でプリ
ントアウトされる。
【0047】また、図に示すように、ジョブ1が実行さ
れている最中に、図4に示したサーミスタ1の温度TH
1とサーミスタ2の温度TH2の温度差がある一定値よ
り上になった場合には、プリンタ部コントロール基板1
21からコントローラ部110に信号が送られ、その信
号に基づいて、コントローラ部110は、ファイルサー
バ2のプリントキューを見に行き、適正紙サイズのデー
タを取り込み、現在行なわれているジョブ1を中止し、
適正紙サイズのデータを割り込ませ、先に処理を行う、
或いは、コントローラ部110内の印刷キュー501に
あるデータの中に適正紙サイズが有る場合には、印刷キ
ューの次処理以降のデータを割り込ませ、適正紙サイズ
のデータを先に処理するように制御する。
【0048】図6は、図2に示したプリンタ部120の
画像形成における一連の動作の流れを示したものであ
る。
【0049】図に示すように、コントローラ部110か
らのデータにもとづいて、カセット給紙(図2に示した
カセット213,214)或いはマルチ手差し給紙(不
図示)から紙を給紙し(S601〜S603)、レジス
トで紙の斜行を補正する(S604)。
【0050】また、コントローラ部110から送られて
きた画像データは、一次帯電(S605)、レーザビー
ム露光(S606)、現像(S607)を経て転写紙上
に転写され(S608)、分離部で転写紙をドラムから
分離し(S609)、定着部で転写紙上の画像を熱定着
し(S611)、排紙する(排紙1(S612),排紙
2(S613))。
【0051】なお、紙を分離した後に、感光ドラム21
1はドラムクリーニングされ(S610)、再度一次帯
電される(S605)。
【0052】以下、図7のフローチャートを参照して、
本発明の第1実施形態を示す画像形成装置における画像
形成シーケンス制御について説明する。
【0053】図7は、本発明の画像形成装置における第
1の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、
図2に示したコントローラ部110のCPUによりRO
M又はその他の記憶媒体に基づいて実行されるものであ
る。なお、図中、S101〜S121は各ステップを示
す。
【0054】幅狭紙データのプリントジョブが実行され
ると、まず、図3のサーミスタ1の温度TH1(以下、
単にTH1とする)とサーミスタ2の温度TH2(以
下、単にTH2とする)を測定して、「TH2−TH1
≦T0」であるか否かを判定し(S101)、「TH2
−TH1≦T0」と判定された場合は、引き続きステッ
プS101でサーミスタ1及びサーミスタ2の温度を監
視する。
【0055】一方、ステップS101で、「TH2−T
H1≦T0」でない、即ち「TH2−TH1>T0」と
判定された場合は、幅狭紙により定着器216の端部が
昇温したと判断し、ハードディスクドライブ150内の
印刷キュー501(図5)を見に行き、ハードディスク
ドライブ150内の印刷キュー501(図5)に幅広紙
のジョブが有るか否かを判定し(S102)、ハードデ
ィスクドライブ150内の印刷キュー501(図5)に
幅広紙のジョブが有ると判定された場合は、ステップS
104に進む。
【0056】一方、ステップS102で、ハードディス
クドライブ150内の印刷キュー501(図5)に幅広
紙のジョブが無いと判定された場合は、ファイルサーバ
2内のプリントキュー(不図示)を見に行き、ファイル
サーバ2内のプリントキューに幅広紙のジョブが有るか
否かを判定し(S103)、ファイルサーバ2内のプリ
ントキューに幅広紙のジョブが無いと判定された場合、
即ち、コントローラ120のハードディスクドライブ1
50内の印刷キュー501、及びファイルサーバ2内の
プリントキューのいずれにも幅広紙のジョブが無い場合
は、そのまま処理をリターンして、幅狭プリントを継続
する。
【0057】一方、ステップS103で、ファイルサー
バ2内のプリントキューに幅広紙のジョブが有ると判定
された場合は、ステップS104に進む。
【0058】次に、ステップS104では、幅狭紙のジ
ョブを中断し(幅狭紙のジョブ停止)、印刷キュー内の
幅広紙のジョブを割り込ませて、即ち幅広紙のジョブを
選択し、これに応じて給紙段を幅広紙に切り換え(S1
05)、幅広紙データをプリントし(S106)、給紙
段の選択に応じて排紙段を切り換え(S107)、「T
H2−TH1≦T0」になるまで幅広紙のジョブを実行
する(S108)。
【0059】そして、幅広紙をある程度搬送した状態
で、定着器の温度が「TH2−TH1≦T0」になった
と判定された場合は(S108でYes)、定着器の端
部の温度が通紙部の温度とほぼ等しくなったと判断し、
今度は幅広紙のジョブを中断し(幅広紙データプリント
停止(S109))、幅狭紙のジョブを再開する。即
ち、幅狭紙のジョブを再選択し、これに応じて給紙段を
幅狭紙に切り換え(S110)、幅狭紙のジョブを開始
し(S111)、給紙段の選択に応じて排紙段を切り換
える(S112)。
【0060】次に、幅狭紙のプリントアウトが終了した
か否かを判定し(S113)、この状態(定着器の温度
が「TH2−TH1≦T0」の状態(S114でYe
s))で、幅狭紙のプリントアウトが終了したと判定さ
れた場合は、中断していた幅広紙のジョブを再開し、即
ち幅広紙のジョブを選択し、これに応じて給紙段を幅広
紙に切り換え(S119)、幅広紙データプリントを開
始し(S120)、給紙段の選択に応じて排紙段を切り
換え(S121)、一連の動作を終了する。
【0061】一方、ステップS113で、幅狭紙のジョ
ブが終了する前に、「TH2−TH1>T0」になった
と判定された場合は(S114でNo)、幅狭紙により
定着器の端部が昇温していると判断し、再度幅狭紙のジ
ョブを中断し(幅狭紙のジョブ停止(S115))、印
刷キュー内の新たな幅広紙のジョブを割り込ませるか或
いは、中断していた幅広紙のジョブを再開するように制
御する、即ち幅広紙のジョブを選択し、これに応じて給
紙段を幅広紙に切り換え(S116)、幅広紙データプ
リントを開始し(S117)、給紙段の選択に応じて排
紙段を切り換え(S118)、ステップS108に戻
る。なお、コントローラ部110のハードディスクドラ
イブ150内の印刷キュー501、及びファイルサーバ
2内のプリントキューのいずれにも幅広紙のジョブが無
く、かつ中断中の幅広紙のジョブも無い場合は、幅狭プ
リントを継続する。 以上の処理により、定着器への所
定時間当たりの通紙枚数(即ち通紙スピード)を落とし
たり、定着器の熱源を複数備える等のコストアップや大
型化を招く構成にすることなく、定着器の端部昇温を抑
えることが可能になり、プリンタの高生産性、部品の長
寿命化及び高画質化、更には、低コスト、小型化、低消
費電力化を実現できる。
【0062】〔第2実施形態〕上記第1実施形態では、
幅狭紙データプリントジョブの実行中に、サーミスタ
1,2の温度を測定して「TH2−TH1≦T0」とな
った場合に、幅狭紙データプリントジョブを中断し、定
着器の温度が下がるまで、コントローラ部110内の印
刷キュー又はファイルサーバ2内のプリントキューにキ
ューイングされている幅広紙データプリントジョブを割
り込ませて実行する構成について説明したが、プリント
動作が行なわれる時に、プリント用紙のサイズを検出し
て紙サイズが幅狭紙であった場合には、プリント枚数
(定着器への通紙枚数)がある一定枚数に達した場合、
幅狭紙により定着器の端部が昇温していると判断して、
幅狭紙データプリントジョブを中断し、コントローラ部
110内の印刷キュー又はファイルサーバ2内のプリン
トキューにキューイングされている幅広紙データプリン
トジョブを割り込ませて、幅広紙データプリントジョブ
のプリント枚数(定着器への通紙枚数)が一定枚数に達
するまで、実行するように構成してもよい。以下、その
実施形態について図8のフローチャートを参照して説明
する。
【0063】図8は、本発明の画像形成装置における第
2の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、
図2に示したコントローラ部110のCPUによりRO
M又はその他の記憶媒体に基づいて実行されるものであ
る。なお、図中、S201〜S223は各ステップを示
す。
【0064】プリント動作が開始されると、まず、その
プリントジョブで指定されているプリント用紙のサイズ
を検出し、紙サイズが幅狭紙であるか否かを判定し(S
201)、幅狭紙であると判定された場合は、プリント
枚数(定着器への通紙枚数)のカウントを開始し(S2
02)、プリント枚数Nがある一定枚数N0に達する
(即ち、「プリント枚数N>N0」となる)と(S20
3)、幅狭紙により定着器の端部が昇温していると判断
し、ハードディスクドライブ150内の印刷キュー50
1(図5)を見に行き、ハードディスクドライブ150
内の印刷キュー501に幅広紙のジョブが有るか否かを
判定し(S204)、ハードディスクドライブ150内
の印刷キュー501に幅広紙のジョブが有ると判定され
た場合は、ステップS206に進む。
【0065】一方、ステップS204で、ハードディス
クドライブ150内の印刷キュー501に幅広紙のジョ
ブが無いと判定された場合は、ファイルサーバ2内のプ
リントキュー(不図示)を見に行き、ファイルサーバ2
内のプリントキューに幅広紙のジョブが有るか否かを判
定し(S205)、ファイルサーバ2内のプリントキュ
ーに幅広紙のジョブが無いと判定された場合、即ち、コ
ントローラ部110のハードディスクドライブ150内
の印刷キュー501、及びファイルサーバ2内のプリン
トキューのいずれにも幅広紙のジョブが無い場合は、そ
のまま処理をリターンして、幅狭プリントを継続する。
【0066】一方、ステップS205で、ファイルサー
バ2内のプリントキューに幅広紙のジョブが有ると判定
された場合は、ステップS206に進む。
【0067】次に、ステップS206では、幅狭紙のジ
ョブを中断し(幅狭紙のジョブ停止)、印刷キュー内の
幅広紙のジョブを割り込ませて、即ち幅広紙のジョブを
選択し、これに応じて給紙段を幅広紙に切り換え(S2
07)、幅広紙データをプリントし(S208)、給紙
段の選択に応じて排紙段を切り換え(S209)、幅広
紙のジョブのプリント枚数(定着器への通紙枚数)があ
る一定枚数N1に達する(即ち、「幅広紙プリント枚数
N>N1」となる)まで幅広紙のジョブを実行する(S
210)。
【0068】そして、幅広紙のジョブのプリント枚数
(定着器への通紙枚数)がある一定枚数N1に達した
(即ち、「幅広紙プリント枚数N>N1」となった)場
合は(S210でYes)、定着器の端部の温度が通紙
部の温度とほぼ等しくなったと判断し、今度は幅広紙の
ジョブを中断し(幅広紙データプリント停止(S21
1))、幅狭紙のジョブを再開する。即ち、幅狭紙のジ
ョブを選択し、これに応じて給紙段を幅狭紙に切り換え
(S212)、幅狭紙のジョブを開始し(S213)、
給紙段の選択に応じて排紙段を切り換える(S21
4)。
【0069】次に、幅狭紙のプリントアウトが終了した
か否かを判定し(S215)、この状態(「プリント枚
数N>N0」の状態(S216でNoの状態))で、幅
狭紙のプリントアウトが終了したと判定された場合は、
中断していた幅広紙のジョブを再開し、即ち幅広紙のジ
ョブを選択し、これに応じて給紙段を幅広紙に切り換え
(S221)、幅広紙データプリントを開始し(S22
2)、給紙段の選択に応じて排紙段を切り換え(S22
3)、一連の動作を終了する。
【0070】一方、ステップS215で、幅狭紙のジョ
ブが終了する前に、幅狭紙のプリント枚数(定着器への
通紙枚数)Nがある一定枚数N0に達した(即ち「プリ
ント枚数N>N0」になったと判定された)場合は(S
216でYesとなった場合は)、幅狭紙により定着器
の端部が昇温していると判断し、再度幅狭紙のジョブを
中断し(幅狭紙のジョブ停止(S217))、印刷キュ
ー501内の新たな幅広紙のジョブを割り込ませるか、
或いは中断していた幅広紙のジョブを再開するように制
御する、即ち幅広紙のジョブを選択し、これに応じて給
紙段を幅広紙に切り換え(S218)、幅広紙データプ
リントを開始し(S219)、給紙段の選択に応じて排
紙段を切り換え(S220)、ステップS210に戻
る。
【0071】なお、幅狭紙のプリント枚数(定着器への
通紙枚数)Nがある一定枚数N0に達した時(S216
でYesとなった時)に、ハードディスクドライブ15
0内の印刷キュー501の中に、幅広紙のデータが無か
った場合には、今度は、ファイルサーバ2内のプリント
キューを見に行き、ファイルサーバ2のプリントキュー
内の幅広紙のデータを割り込ませるように制御する。ま
た、コントローラ部110のハードディスクドライブ1
50内の印刷キュー501、及びファイルサーバ2内の
プリントキューのいずれにも幅広紙のジョブが無く、か
つ中断中の幅広紙のジョブも無い場合は、幅狭プリント
を継続する。
【0072】以上の処理により、定着器の非通紙部の温
度状態に基づいて、実行中の画像形成ジョブを中断し、
ファイルサーバや画像形成装置本体にキューイングされ
ている画像形成ジョブの中から中断された画像形成ジョ
ブで指定されたシート材のサイズと異なるサイズのシー
ト材が指定された画像形成ジョブを割り込み実行するよ
うに画像形成シーケンスを制御することにより、定着器
への所定時間当たりの通紙枚数(即ち通紙スピード)を
落としたり、定着器の熱源を複数備える等のコストアッ
プや大型化を招く構成にすることなく、定着器の端部昇
温を抑えることが可能になり、プリンタの高生産性、部
品の長寿命化及び高画質化、更には、低コスト、小型
化、低消費電力化を実現できる。
【0073】以上説明したように、定着器216の通紙
部と非通紙部の温度差を計測し、温度差がある一定値以
上になった(又は超えた)場合、或いはある一定値以上
になると予測された場合に、自らが備えるハードディス
クドライブ150内の印刷キュー又はネットワーク上の
ファイルサーバ2のプリントキューを見に行き、そのデ
ータの中から幅広紙のデータ(ジョブ)を呼び出し、現
状のジョブに幅広紙のジョブを割り込ませ、それと同時
に給紙カセットの給紙段を変更し、更に、排紙段の変更
も行なう様にプリントシーケンスを制御し、定着器21
6の通紙部と非通紙部の温度差がある一定値以下になっ
た場合には、元のジョブに戻すという制御を行い、場合
によってはこの制御を繰り返すように制御する。
【0074】或いは、通紙する紙サイズを検知し、検知
した紙サイズが幅狭紙であった場合には、通紙枚数をカ
ウントし、規定枚数に達した場合、或いは達すると予測
された場合には、自らが備えるハードディスクドライブ
150内の印刷キュー又はネットワーク上のファイルサ
ーバ2のプリントキューを見に行き、そのデータの中か
ら幅広紙のデータ(ジョブ)を呼び出し、現状のジョブ
に幅広紙のジョブを割り込ませ、それと同時に、給紙カ
セットの給紙段を変更し、更に、排紙段の変更も行なう
ようにプリントシーケンスを制御し、幅広紙の通紙枚数
がある一定枚数に達した場合には、元のジョブに戻すと
いう制御を行い、場合によってはこの制御を繰り返す様
に制御する。
【0075】これらのシーケンス制御により、PPM
(Page Per Minute)を落とさない最適
なシーケンス制御を実行することができ、プリンタの生
産性の低下、非通紙部昇温による部品寿命の低下及び画
像劣化、更には、製品の高コスト化、大型化、高消費電
力化を防止でき、これにより、プリンタの高生産性、部
品の長寿命化及び高画質化、更には、製品の低コスト
化、小型化、低消費電力化を実現することができる。
【0076】なお、上記各実施形態では、プリンタ部
(プリンタエンジン)がレーザビーム方式である場合を
例にして説明したが、レーザビーム方式以外の電子写真
方式(例えばLED方式)であっても本発明は適用可能
である。
【0077】また、上記第1実施形態では、幅狭用紙プ
リントジョブの実行中に、図4に示したサーミスタ1の
温度TH1(即ち、通紙部の温度)とサーミスタ2の温
度TH2(即ち、非通紙部の温度)の温度差がある一定
値上になった場合に、幅広ジョブを割り込ませる場合に
ついて説明したが、サーミスタ2の温度TH2(即ち、
非通紙部の温度)と所定の基準値とを比較して、サーミ
スタ2の温度TH2(即ち、非通紙部の温度)がある一
定値より上になった場合に、幅広ジョブを割り込ませる
ように構成してもよい。なお、この基準値を複数有し、
紙サイズや紙の材質毎に異なるものを適用するように構
成してもよい。
【0078】さらに、上記第2実施形態では、実行する
ジョブを切り換える定着器への通紙枚数(カウント値)
の基準値を各紙サイズ毎に設ける(図8の幅狭紙はN
0,幅広紙はN1のように設ける)構成について説明し
たが、さらに、各紙サイズ毎に紙の材質毎に複数の基準
値を設けるように構成してもよい。例えば、幅狭サイズ
の場合は普通紙の時は図8に示された「N0」,厚紙の
場合は「N0’(≠N0)」等とし、幅広サイズの場合
は普通紙の時は図8に示された「N1」,厚紙の場合は
「N1’(≠N1)」等とするよにしてもよい。
【0079】また、上記各実施形態を合わせてた構成、
即ち、定着器216の通紙部と非通紙部の温度差がある
一定値以上になった(又は超えた)場合、及び幅狭紙の
プリント枚数が規定枚数に達した場合、のいずれかが発
生した場合は、上述しように、現状の幅狭ジョブに幅広
紙のジョブを割り込ませるようにプリントシーケンスを
制御し、定着器216の通紙部と非通紙部の温度差があ
る一定値以上でなくなった場合、及び幅広紙のプリント
枚数が規定枚数に達した場合、のいずれか又は両方が発
生した場合は、元のジョブに戻すという制御を行い、場
合によってはこの制御を繰り返す様に制御するように構
成してもよい。
【0080】また、上述した幅狭紙又は幅広紙のプリン
ト処理は、ファイルサーバ2から送信されるプリントデ
ータの処理であっても、リーダ部130から読み取られ
た原稿画像のコピー処理であってもよい。
【0081】さらに、コントローラ部110のハードデ
ィスクドライブ150内の印刷キュー501、及びファ
イルサーバ2内のプリントキューのいずれにも幅広紙の
ジョブが無い場合(例えば、図7のステップS103
「No」又は図8のステップS205「No」でリター
ンする場合)は、幅狭プリントを継続する場合について
説明したが、この場合のみ、ダウンシーケンス(通紙速
度を遅くする等)を行うように構成してもよい。 以
下、図9に示すメモリマップを参照して本発明に係る画
像形成装置で読み出し可能なデータ処理プログラムの構
成について説明する。
【0082】図9は、本発明に係る画像形成装置で読み
出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒
体のメモリマップを説明する図である。
【0083】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0084】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、インスト
ールするプログラムやデータが圧縮されている場合に、
解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
【0085】本実施形態における図7,図8に示す機能
が外部からインストールされるプログラムによって、ホ
ストコンピュータにより遂行されていてもよい。そし
て、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD
等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外
部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置
に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
【0086】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0087】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0088】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディス
ク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,C
D−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,
不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリ
コンディスク等を用いることができる。
【0089】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0090】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0091】また、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適応できることは言うまでもない。この場合、本発明
を達成するためのソフトウエアによって表されるプログ
ラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読
み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本
発明の効果を享受することが可能となる。
【0092】さらに、本発明を達成するためのソフトウ
エアによって表されるプログラムをネットワーク上のデ
ータベースから通信プログラムによりダウンロードして
読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、
本発明の効果を享受することが可能となる。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
〜17の発明によれば、定着器の非通紙部の温度状態を
判定し、第1のサイズのシート材への画像形成ジョブ実
行中に、定着器の非通紙部が所定温度に達したと判定さ
れた場合は、実行中の画像形成ジョブを中断し、キュー
イングされている画像形成ジョブの中から前記第1のサ
イズより大きな第2のサイズのシート材への画像形成ジ
ョブを割り込み実行するように画像形成シーケンスを制
御し、第2のサイズのシート材への画像形成ジョブの割
込み実行中に、前記定着器の非通紙部が所定温度を下回
ったと判定された場合は、実行中の画像形成ジョブを中
断し、前記第1のサイズのシート材への画像形成ジョブ
を再開するので、スループットを落とすことなく、また
定着器の熱源を複数備える等のコストアップや大型化を
招く構成にすることなく、定着器の端部昇温を抑えて、
熱による定着器の寿命の短縮や画質の低下を防止するこ
とができる。
【0094】従って、スループットを落とさない最適な
シーケンス制御を実行することができ、プリンタの生産
性の低下、非通紙部昇温による部品寿命の低下及び画像
劣化、更には、製品の高コスト化、大型化、高消費電力
化を防止でき、これにより、プリンタの高生産性、部品
の長寿命化及び高画質化、更には、製品の低コスト化、
小型化、低消費電力化を実現することができる等の効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す画像形成装置を適
用可能な複合機のネットワーク上における接続例を示す
図である。
【図2】本発明に係る画像形成装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】図2に示したリーダ部及びプリンタ部の構成を
示す断面図である。
【図4】本発明に係る画像形成装置の定着器の制御構成
の一例を示す図である。である。
【図5】図2に示した外部機器,コントローラ部,プリ
ンタ部間のデータの流れを示す図である。
【図6】図2に示したプリンタ部の画像形成における一
連の動作の流れを示す図である。
【図7】本発明の画像形成装置における第1の制御処理
手順の一例を示すフローチャートである。
【図8】本発明の画像形成装置における第2の制御処理
手順の一例を示すフローチャートである。
【図9】本発明に係る画像形成装置で読み出し可能な各
種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマ
ップを説明する図である。
【符号の説明】
1 複合機 2 ファイルサーバ 110 コントローラ部 120 プリンタ部 130 リーダ部 140 外部装置 150 ハードディスクドライブ 160 操作部 181 サーミスタ1 182 サーミスタ2 216 定着器 501 印刷キュー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP01 AQ06 HH11 HJ03 HJ04 HK10 HK15 HL01 HQ17 HR02 2H027 DA12 DC19 ED17 ED19 ED22 ED25 EE07 EE08 EF06 EF09 EJ15 2H033 AA29 BA10 BA32 CA07 CA17 CA30 CA35

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部機器と通信可能な画像形成装置にお
    いて、 前記外部機器からの信号に基づいて現像剤像を形成して
    定着器によりシート材上に熱定着させてシート材に画像
    形成する画像形成手段と、 前記画像形成手段の定着器の温度を計測する定着温度計
    測手段と、 前記定着温度計測手段の計測結果に応じて前記外部機器
    からの信号を選択する信号選択手段と、 前記信号選択手段の信号選択結果に応じてシート材の給
    紙場所を選択する給紙場所選択手段と、 前記給紙場所選択手段の給紙場所結果に応じてシート材
    の排出場所を選択する排紙場所選択手段と、を有するこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記定着温度計測手段は、前記定着器の
    通紙部と非通紙部との温度を計測するものであり、 前記信号選択手段は、前記定着温度計測手段により計測
    された前記定着器の通紙部と非通紙部との温度差に基づ
    いて、前記外部機器からの信号を選択することを特徴と
    する請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記定着温度計測手段は、前記定着器の
    非通紙部の温度を計測するものであり、 前記信号選択手段は、前記定着温度計測手段の温度計測
    結果と基準値の比較結果に基づいて、前記外部機器から
    の信号を選択することを特徴とする請求項1記載の画像
    形成装置。
  4. 【請求項4】 前記基準値は、複数であることを特徴と
    する請求項3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 外部機器との通信を行なう画像形成装置
    において、 前記外部機器からの画像形成ジョブに基づいて現像剤像
    を形成して定着器によりシート材上に熱定着させてシー
    ト材に画像形成する画像形成手段と、 前記画像形成ジョブに指定されるシート材の紙サイズを
    検出するサイズ検出手段と、 前記サイズ検出手段により検出された紙サイズの前記定
    着器への通紙枚数をカウントする通紙枚数カウント手段
    と、 前記通紙枚数カウント手段のカウント結果に応じて前記
    外部機器からの信号を選択する信号選択手段と、 前記信号選択手段の結果に応じて紙の給紙場所を選択す
    る給紙場所選択手段と、 前記給紙場所選択手段の結果に応じて紙の排出場所を選
    択する排紙場所選択手段と、を有することを特徴とする
    画像形成装置。
  6. 【請求項6】 信号選択手段は、前記通紙枚数カウント
    手段のカウント結果と各紙サイズ毎に設定された基準枚
    数との比較結果に応じて前記外部機器からの信号を選択
    することを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記基準枚数は、各紙サイズ毎に複数の
    基準値を持つことを特徴とする請求項6記載の画像形成
    装置。
  8. 【請求項8】 キューイングされた画像形成ジョブに基
    づいて現像剤像を形成して定着器によりシート材に熱定
    着させてシート材上に画像形成する画像形成装置におい
    て、 前記定着器の非通紙部の温度状態を判定する判定手段
    と、 第1のサイズのシート材への画像形成ジョブ実行中に、
    前記判定手段により定着器の非通紙部が所定温度に達し
    たと判定された場合は、実行中の画像形成ジョブを中断
    し、キューイングされている画像形成ジョブの中から前
    記第1のサイズより大きな第2のサイズのシート材への
    画像形成ジョブを割り込み実行するように画像形成シー
    ケンスを制御する制御手段と、を有することを特徴とす
    る画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、前記第2のサイズのシ
    ート材への画像形成ジョブの割込み実行中に、前記判定
    手段により定着器の非通紙部が所定温度を下回ったと判
    定された場合は、実行中の画像形成ジョブを中断し、前
    記第1のサイズのシート材への画像形成ジョブを再開す
    ることを特徴とする請求項7記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記判定手段は、前記定着器の通紙部
    の温度と非通紙部の温度とを比較して、前記定着器の非
    通紙部の温度状態を判定することを特徴とする請求項8
    又は9記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記判定手段は、前記第1のサイズの
    シート材への画像形成ジョブにより所定枚数シート材が
    連続して前記定着器を通紙した場合に、前記定着器の非
    通紙部が所定温度に達したと判定し、前記第2のサイズ
    のシート材への画像形成ジョブにより所定枚数シート材
    が連続して前記定着器を通紙した場合に、前記定着器の
    非通紙部が所定温度を下回ったと判定することを特徴と
    する請求項8又は9記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 外部機器からの信号に基づいて現像剤
    像を形成して定着器によりシート材上に熱定着させてシ
    ート材に画像形成する画像形成装置の制御方法におい
    て、 前記定着器の温度状態を計測する定着温度計測工程と、 該計測結果に応じて前記外部機器からの信号を選択する
    信号選択工程と、 該信号選択結果に応じてシート材の給紙場所を選択する
    給紙場所選択工程と、 該給紙場所選択結果に応じてシート材の排出場所を選択
    する排紙場所選択工程と、を有することを特徴とする画
    像形成装置の制御方法。
  13. 【請求項13】 外部機器からの画像形成ジョブに基づ
    いて現像剤像を形成して定着器によりシート材上に熱定
    着させてシート材に画像形成する画像形成装置の制御方
    法において、 前記画像形成ジョブに指定されるシート材の紙サイズを
    検出するサイズ検出工程と、 該検出された紙サイズの前記定着器への通紙枚数をカウ
    ントする通紙枚数カウント工程と、 該カウント結果に応じて前記外部機器からの信号を選択
    する信号選択工程と、 該信号選択結果に応じて紙の給紙場所を選択する給紙場
    所選択工程と、 該給紙場所選択結果に応じて紙の排出場所を選択する排
    紙場所選択工程と、を有することを特徴とする画像形成
    装置の制御方法。
  14. 【請求項14】 キューイングされた画像形成ジョブに
    基づいて現像剤像を形成して定着器によりシート材に熱
    定着させてシート材上に画像形成する画像形成装置の制
    御方法において、 前記定着器の非通紙部の温度状態を判定する判定工程
    と、 第1のサイズのシート材への画像形成ジョブ実行中に、
    前記定着器の非通紙部が所定温度に達したと判定された
    場合は、実行中の画像形成ジョブを中断し、キューイン
    グされている画像形成ジョブの中から前記第1のサイズ
    より大きな第2のサイズのシート材への画像形成ジョブ
    を割り込み実行する割り込み工程と、を有することを特
    徴とする画像形成装置の制御方法。
  15. 【請求項15】 前記第2のサイズのシート材への画像
    形成ジョブの割込み実行中に、前記定着器の非通紙部が
    所定温度を下回ったと判定された場合は、実行中の画像
    形成ジョブを中断し、前記第1のサイズのシート材への
    画像形成ジョブを再開する再開工程を有することを特徴
    とする請求項14記載の画像形成装置の制御方法。
  16. 【請求項16】 請求項12〜15のいずれかに記載さ
    れた画像形成装置の制御方法を実行させるためのプログ
    ラム。
  17. 【請求項17】 請求項12〜15のいずれかに記載さ
    れた画像形成装置の制御方法を実行させるためのプログ
    ラムをコンピュータが読み取り可能に記憶した記憶媒
    体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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