JP2003149412A - 保護拡散フィルム及びその製造方法、面光源装置及び液晶表示装置 - Google Patents

保護拡散フィルム及びその製造方法、面光源装置及び液晶表示装置

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JP2003149412A
JP2003149412A JP2001347199A JP2001347199A JP2003149412A JP 2003149412 A JP2003149412 A JP 2003149412A JP 2001347199 A JP2001347199 A JP 2001347199A JP 2001347199 A JP2001347199 A JP 2001347199A JP 2003149412 A JP2003149412 A JP 2003149412A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レンズフィルムの出光面側に設けられる保護
拡散フィルムにおいて、特に、下側に設置されるレンズ
フィルム(特にその頂部)を傷付けることが無く、且つ
拡散分光特性の微調整が容易な保護拡散フィルム及びそ
の製造方法、面光源装置及び液晶表示装置を提供するこ
と。 【解決手段】 レンズフィルムを備えた面光源装置に用
いられる保護拡散フィルムであって、透明基材と、前記
透明基材の一方の面上に設けられ、電離放射線硬化型樹
脂よりなる第1の光拡散層と、前記透明基材のもう一方
の面上に設けられ、拡散剤を含む熱硬化型樹脂又は熱可
塑性樹脂よりなる第2の光拡散層とを備える保護拡散フ
ィルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンズフィルムの
出光面側に設けられる保護拡散フィルムに関し、特に、
下側に設置されるレンズフィルム(特にその頂部)を傷
付けることが無く、且つ拡散分光特性の微調整が容易な
保護拡散フィルム及びその製造方法、面光源装置及び液
晶表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の保護拡散フィルム110
を用いた面光源装置の一例として、エッジ型平面光源で
ある面光源装置120を設けた液晶表示装置135の断
面図である。面光源装置120は、光源121、導光板
122、反射フィルム124、光拡散フィルム125,
レンズフィルム140,保護拡散フィルム110等から
なっている。導光板122は、面投光手段であって、側
端部に光源121を備え、光源121からの光を拡散さ
せて出光方向に向けるためのドットパターン123を出
光面122aと対向する非出光面に設けている。反射フ
ィルム124は、導光板122の非出光面側に設けら
れ、不要な方向へ出光する光線を遮るとともに、所定の
方向に光線を反射して戻す役割を果たしている。
【0003】導光板122の出光面122a側には、光
を拡散することにより、ドットパターン123を隠蔽す
るための光拡散フィルム(拡散板)125を挟んで、レ
ンズフィルム140が、プリズム面を出光面側にして配
置されている。光拡散フィルム(拡散板)は、光拡散作
用を備えており、透明樹脂基材中に、有機又は無機ビー
ズを拡散剤として分散混入したものや、透明樹脂基材上
に、有機又は無機ビーズを拡散剤(光拡散剤ともいう)
として含有するインキをコーティングしたものが使用さ
れていた。レンズフィルム140の出光面側には、レン
ズフィルム140のプリズム140aと液晶表示素子1
33とが直接接触して、輸送時の振動等により互いに傷
を付けることを防ぐ保護拡散フィルム110が設けられ
ている。保護拡散フィルム110は、レンズフィルム1
40のプリズム140aのスジや、図示しないスペーサ
等を隠蔽するために、わずかな光拡散作用も備えてお
り、透明樹脂基材中に、有機又は無機ビーズを拡散剤と
して分散混入したものや、透明樹脂基材上に、有機又は
無機ビーズを拡散剤(光拡散剤ともいう)として含有す
るインキをコーティングしたものが使用されていた。
【0004】面光源装置120の出光側には、下基板1
32と上基板131に挟まれた液晶層130からなる透
過型の液晶表示素子133が設けられており、面光源装
置120は、液晶表示素子133を裏面から照明する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の装置に
使用される保護拡散フィルム110は、有機又は無機ビ
ーズ(拡散剤)の含有量やインキのコーティング量を調
整することにより、各種バックライトの最適光学特性に
適するような微妙な光学特性の調整は容易である。しか
し、ビーズ(光拡散剤)は凝集したり、大きさや形状が
不均一な為に、保護拡散フィルムの表面凹凸が不均一に
なり易い。そのため液晶表示装置用バックライトに組み
込まれる時や搬送の際に、レンズフィルムの出光面側に
設けられる保護拡散フィルムにおいては、表面に飛び出
たビーズ(光拡散剤)や大きなビーズ、不定形なビーズ
等による影響で、下側に設置されるレンズフィルム(特
にプリズム140aの頂部)を傷付け易いという問題が
あった。この問題を解決するために、本発明者は、透明
基材の少なくとも一方の面上に、表面が均一な凹凸形状
を賦型された電離放射線硬化型樹脂よりなる光拡散層を
設けた保護拡散フィルムを開発した。この保護拡散フィ
ルムの入光側(レンズフィルム側)は、表面が均一な凹
凸形状を賦型された電離放射線硬化型樹脂よりなる光拡
散層なので、レンズフィルムを傷つけなくて済むのであ
る。しかし、表面拡散性は、凹凸賦型版の表面形状によ
り調整されているので、各種バックライトの最適光学特
性に適するような微妙な光学特性の調整は不向きである
ことが判明した。即ち、拡散分光特性の微調整をしたい
場合には、いちいちそれに合う凹凸賦型版を製造しなけ
ればならず、結局多品種の凹凸賦型版を準備、保存しな
ければならないという問題が残った。
【0006】本発明の課題は、レンズフィルムの出光面
側に設けられる保護拡散フィルムにおいて、下側に設置
されるレンズフィルム(特にその頂部)を傷付けること
が無く、且つ各種バックライトの最適光学特性に適する
ような微妙な光学特性の調整(拡散分光特性の微調整)
が容易な保護拡散フィルム及びその製造方法、この保護
拡散フィルムを利用した面光源装置及び液晶表示装置を
提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、保護拡散フ
ィルムの入光側(レンズフィルム側)を電離放射線硬化
型樹脂よりなる第1の光拡散層とすると、レンズフィル
ムを傷つけなくて済むこと、さらに、保護拡散フィルム
の出光側(レンズフィルムの傷付けに関与しない側)を
拡散剤(有機ビーズ)を含む熱硬化型樹脂又は熱可塑性
樹脂よりなる第2の光拡散層とすると、各種バックライ
トの最適光学特性に適するような微妙な光学特性の調整
(拡散分光特性の微調整)において、前記したように多
種類の凹凸賦型版を準備することなく、拡散剤の添加量
や塗工量の調整だけで、拡散分光特性の微調整が容易と
なることに気づいて本発明に至ったものである。つまり
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解
決する。なお、理解を容易にするために、後記する本発
明の実施形態(図1、図3、図4)に対応する符号を付
して説明するが、これらに限定されるものではない。
【0008】すなわち、請求項1の発明は、レンズフィ
ルム(40)を備えた面光源装置(20)に用いられる
保護拡散フィルム(10)であって、透明基材(11)
と、前記透明基材の一方の面上に設けられ、電離放射線
硬化型樹脂よりなる第1の光拡散層(13B)と、前記
透明基材のもう一方の面上に設けられ、拡散剤を含む熱
硬化型樹脂又は熱可塑性樹脂よりなる第2の光拡散層
(13A)と、を備える保護拡散フィルムである。(図
1、図4)
【0009】請求項2の発明は、請求項1に記載の保護
拡散フィルム(10)において、入光側(レンズフィル
ム側)が第1の光拡散層(13B)、出光側が第2の光
拡散層(13A)であることを特徴とする保護拡散フィ
ルムである。
【0010】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
に記載の保護拡散フィルム(10)において、第1の光
拡散層(13B)が、拡散剤を含まない電離放射線硬化
型樹脂により形成されていて、第1の光拡散層(13
B)の表面が微細な凹凸形状を有することを特徴とする
保護拡散フィルムである。(図3)
【0011】請求項4の発明は、請求項1から請求項3
までのいずれか1項に記載の保護拡散フィルム(10)
において、拡散剤が有機ビーズであることを特徴とする
保護拡散フィルムである。
【0012】請求項5の発明は、前記凹凸形状に対応し
た型形状を有するシリンダ版(88)を用いて、電離放
射線硬化型樹脂に形状を賦型し、前記電離放射線硬化型
樹脂に電離放射線を照射して、前記電離放射線硬化型樹
脂を硬化させることにより、透明基材の一方の面上に、
第1の光拡散層を形成させ、透明基材のもう一方の面上
に、拡散剤を含む熱硬化型樹脂又は熱可塑性樹脂よりな
る第2の光拡散層を形成させてなる請求項1から請求項
4までのいずれか1項に記載の保護拡散フィルムの製造
方法である。(図1、図3)
【0013】請求項6の発明は、光源(21)と、前記
光源の光を投光面(22a)から所定の方向に面投光す
る面投光手段(22)と、前記投光面上に設けられたレ
ンズフィルム(40)と、前記レンズフィルムの出光面
側に設けられた請求項1から請求項4までのいずれか1
項に記載の保護拡散フィルムと、を備える面光源装置で
ある。(図4)
【0014】請求項7の発明は、光源(21)と、前記
光源の光を投光面(22a)から所定の方向に面投光す
る面投光手段(22)と、前記投光面上に設けられたレ
ンズフィルム(40)と、前記レンズフィルムの出光面
側に設けられた請求項1から請求項4までのいずれか1
項に記載の保護拡散フィルム(10)と、前記保護拡散
フィルムの出光面側に配置された、透過型の液晶表示素
子(33)とを備える液晶表示装置(35)である。
(図4)
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面等を参照しながら、本
発明の実施の形態について、更に詳しく説明する。 (第1実施形態) (保護拡散フィルム)図1は、第1実施形態における保
護拡散フィルム10の一部を拡大した断面図である。保
護拡散フィルム10は、透明基材11と、その一方の面
上に設けられた第1の光拡散層13Bと、透明基材11
と、その一方の面上に設けられた第2の光拡散層13A
とを有している。図4は、本発明の保護拡散フィルム1
0を用いた面光源装置20を設けた液晶表示装置35を
示す断面図である。本発明においては、保護拡散フィル
ム10の入光側(レンズフィルム側)が電離放射線硬化
型樹脂よりなる第1の光拡散層13Bなので、レンズフ
ィルムを傷つけなくて済むのである。さらに、保護拡散
フィルム10の出光側(レンズフィルムの傷付けに関与
しない側)が拡散剤(有機ビーズ)を含む熱硬化型樹脂
又は熱可塑性樹脂よりなる第2の光拡散層13Aなの
で、多種類の凹凸賦型版を準備することなく、拡散剤の
添加量や塗工量の調整だけで、拡散分光特性の微調整が
容易となるのである。
【0016】透明基材11は、ベースとなる基材フィル
ムであり、セルローストリアセテート、ポリエステル、
ポリアミド、ポリイミド、ポリプロピレン、ポリメチル
ペンテン、ポリ塩化ビニル、ポリビニルアセタール、ポ
リメタアクリル酸メチル、ポリカーボネート、ポリウレ
タン等の熱可塑性樹脂の延伸又は未延伸フィルムを使用
することができる。透明基材11の厚みは、フィルムが
もつ剛性にもよるが、50〜200μmのものが、加工
性等の取扱い面からいって好ましい。また、第1の光拡
散層13B、第2の光拡散層13Aを設ける面は、コロ
ナ放電処理等の易接着処理を施すことが、積層する第1
の光拡散層13B、第2の光拡散層13Aと透明基材1
1との接着を強固に安定化するために好ましい。
【0017】第1の光拡散層13Bは、表面に微細な凹
凸形状を有し、接触する部材(レンズフィルム40)を
保護し、かつ、適度な拡散性を有することにより、隠蔽
性を備える層である。本実施形態における第1の光拡散
層13Bの表面粗さは、十点平均粗さRzで示すと、R
z=1.6μmである。また、測定条件を、縦倍率:2
000倍、横倍率50倍、測定基準長0.8mm、位相
特性:ノーマル型、送り速度:0.1mm/秒、カウン
トレベル±0.1μmとして、Pc1方式により測定し
た場合の粗さである山の数PC=8である。
【0018】Rzは、1〜6μmの範囲内にあることが
望ましい。1μm未満では、凹凸による拡散性が足り
ず、隠蔽性が低くなるからであり、6μmを越えると、
拡散性が大きくなり隠蔽性が必要以上に高くなりすぎ
て、光学特性が悪くなるからである。ここで、Rzは、
1〜6μmの範囲内にあることがレンズフィルム40を
傷つけ無いことにもつながり、保護機能上も望ましい。
同様な理由から、PCは、上記測定条件において、2〜
15の範囲内であることが望ましい。
【0019】保護拡散フィルム10は、第2の光拡散層
13Aの塗工量や拡散剤12の添加量の調整により、各
種バックライトの最適光学特性に適するような微妙な光
学特性の調整(拡散分光特性の微調整)が容易となるの
である。一方、第1の光拡散層13Bの表面凹凸は、各
種バックライトの光学特性に適する比較的大まかな光学
特性の調整作用を持っている。光を拡散するレベルを示
す指標として、物体の輝度とそれを散乱媒質を通して見
た場合の輝度との比として示すヘーズ値が用いられる
が、本実施形態の保護拡散フィルム10のヘーズ値は、
30である。保護拡散フィルムのヘーズ値としては、1
5〜50の範囲内にあることが望ましく、更に、20〜
40の範囲内にあることがより好ましい。15未満で
は、隠蔽性が低くなり、導光板以下の微細な不具合等を
隠せなくなり、50を越えると、必要以上に隠蔽性があ
りすぎて、輝度が低下するからである。
【0020】図2は、Pc1方式を説明する図である。
Pc1方式は、カウントレベルCLを設定し、粗さ曲線
Fの中心線Cに平行な2本の上側ピークカウントレベル
U及び下側ピークカウントレベルDを設ける。下側ピー
クカウントレベルDと粗さ曲線Fとが交叉する2点間に
おいて、上側ピークカウントレベルUと粗さ曲線Fとが
交叉する点が1箇所以上存在するときを1山としてカウ
ントし、このカウントを基準長さLの範囲内において行
い、山のカウント数により表面粗さを表す。図2に示す
例では、4山あるので、Pc1方式による山の数は、4
となる。
【0021】第1の光拡散層13Bの材料は、電離放射
線硬化型樹脂で、多価アルコール等の多官能化合物の
(メタ)アクリレート(以下、本明細書では、アクリレ
ートとメタアクリレートとを、(メタ)アクリレートと
記載する。)等のオリゴマー又はプレポリマー及び反応
性の希釈剤を比較的多量に含むものから構成する。上記
希釈剤としては、エチル(メタ)アクリレート、エチル
ヘキシル(メタ)アクリレート、スチレン、ビニルトル
エン、N−ビニルピロリドン等の単官能モノマー、並び
に多官能モノマー、例えばトリメチロールプロパントリ
(メタ)アクリレート、ヘキサンジオール(メタ)アク
リレート、トリプロピレングリコールジ(メタ)アクリ
レート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、
ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、
1,6ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、ネオ
ペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート等がある。
【0022】更に、上記の電離放射線硬化型樹脂を紫外
線硬化型樹脂として使用するときは、これらの中に光重
合開始剤として、アセトフェノン類、ベンゾフェノン
類、ミヒラーベンゾイルベンゾエート、αーアミロキシ
ムエステル、チオキサントン類や、光増感剤としてn−
ブチルアミン、トリエチルアミン、トリn−ブチルホス
フィン等を混合して使用する。
【0023】上記の電離放射線硬化型樹脂には、次の反
応性有機ケイ素化合物を含ませることもできる。Rm
i(OR′)n で表せる化合物であり、ここでR、R′
は、炭素数1〜10のアルキル基を表し、m+n=4で
あり、そしてm及びnは、それぞれ整数である。更に具
体的には、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラ
ン、テトラ−iso−プロポキシシラン、テトラ−n−
プロポキシシラン、テトラ−n−ブトキシシラン、テト
ラ−sec−ブトキシシラン、テトラ−tert−ブト
キシシラン、テトラペンタエトキシシラン、テトラペン
タ−iso−プロポキシシラン、テトラペンタ−n−プ
ロポキシシラン、テトラペンタ−n−ブトキシシラン、
テトラペンタ−sec−ブトキシシラン、テトラペンタ
−tert−ブトキシシラン、メチルトリメトキシシラ
ン、メチルトリエトキシシラン、メチルトリプロポキシ
シラン、メチルトリブトキシシラン、ジメチルジメトキ
シシラン、ジメチルジエトキシシラン、ジメチルエトキ
シシラン、ジメチルメトキシシラン、ジメチルプロポキ
シシラン、ジメチルブトキシシラン、メチルジメトキシ
シラン、メチルジエトキシシラン、ヘキシルトリメトキ
シシラン等があげられる。
【0024】第2の光拡散層13Aは、有機ビーズを拡
散剤として混合含有された樹脂(熱硬化型樹脂又は熱可
塑性樹脂)をロールコート法等で透明基材にコーティン
グすることにより、形成される。ロールコート法以外で
も良く、例えばディピング法、スプレーコーティング、
スピンコーティング法等各種の方法が用いられる。有機
ビーズの配合部数、塗布する混合分散液の粘度、目的と
する光拡散層の厚さ、基材の表面状態等によって最適な
ものを選んで行う。
【0025】有機ビーズ(プラスチックビーズ)として
は、スチレンビーズ(屈折率1.59)、メラミンビー
ズ(屈折率1.57)、アクリルビーズ(屈折率1.4
9)、アクリル−スチレンビーズ(屈折率1.54)、
ポリカーボネートビーズ、ポリエチレンビーズ、塩化ビ
ニルビーズ等が用いられる。これらのプラスチックビー
ズの粒径は、0.1〜20μmのものを適宜選択して用
いる。上記プラスチックビーズのうち、アクリルビー
ズ、スチレンビーズが特に好ましく用いられる。
【0026】熱硬化型樹脂は、例えば、エポキシ樹脂、
フェノール樹脂、ポリエステル樹脂、不飽和ポリエス
テル樹脂、フラン樹脂、ポリイミド樹脂、ジアリルフタ
レート樹脂,シリコーン樹脂等の一般の熱硬化型樹脂で
あり、特に限定されるものではない。なお、熱硬化型樹
脂には、必要に応じて、硬化剤等の配合剤を配合するこ
とができる。
【0027】第2の光拡散層13Aは、上記の熱硬化型
樹脂ばかりでなく、熱可塑性樹脂を用いて形成すること
もできる。熱可塑性樹脂には、例えば、オレフィン系系
樹脂(ポリエチレン,ポリプロピレンなど)、塩化ビニ
ル系樹脂(ポリ塩化ビニル,塩化ビニル−酢酸ビニル共
重合体など)、酢酸ビニル系樹脂(ポリ酢酸ビニル、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体など)、ポリビニルアルコ
ール系樹脂(ポリビニルアルコール,エチレン−ビニル
アルコール共重合体など)、アクリル系樹脂(ポリメタ
アクリル酸メチル、メタアクリル酸メチル−アクリル酸
エステル共重合体など)、スチレン系樹脂(ポリスチレ
ン,スチレン−メタアクリル酸メチル共重合体、スチレ
ン−無水マレイン酸共重合体などのホモポリマー又はコ
ポリマーや変性ポリマー,ゴム変性スチレン系樹脂な
ど)、ポリエステル系樹脂(ポリアルキレンテレフタレ
ートなどのホモポリマー,コポリエステル,変性ポリエ
ステルなど)、ポリアミド系樹脂(ナイロン6,ナイロ
ン66,ナイロン610,ナイロン612などのホモポ
リマー,コポリマーや変性ポリアミドなど)、ポリカー
ボネート樹脂などが例示できる。
【0028】(保護拡散フィルムの製造方法)保護拡散
フィルム10は、透明基材11の一方の面上に第1の光
拡散層13Bを設け、透明基材11のもう一方の面上に
第2の光拡散層13Aを設けることにより製造した。図
3は、第1の光拡散層13Bを形成する工程の概略を説
明する図である。最初に、第1の光拡散層13Bの表面
の微細凹凸形状に対応した凹凸形状を形成してあるシリ
ンダ版88に、ポンプ87で電離放射線硬化型樹脂82
をダイヘッド86に送り、シリンダ版88に電離放射線
硬化型樹脂82を均一に押し込む。そして、透明基材1
1の面とシリンダ版88とを入口ニップ83で密着(賦
型工程)したものに、電離放射線照射装置85〔Dバル
ブ紫外線ランプ(フュージョン社製)〕により電離線を
照射し、硬化した電離放射線硬化型樹脂81とするとと
もに透明基材11との接着を行う(硬化工程)。そし
て、出口ニップ84でシリンダ版88から透明基材11
に形成した光拡散層13Bを剥離し、保護拡散フィルム
10を形成する途中の形態であるフィルム10−1を形
成した。保護拡散フィルム10は、このフィルム10−
1に、更に光拡散層13Aをロールコート法による工程
により形成して作製した。第2の光拡散層13Aのコー
ティングは、コーティング面の安定性からコンマコーテ
ィングで行うことが好ましい。特にパターン形成が必要
な場合には、グラビヤ印刷等で行っても良い。透明基材
11の表裏の塗工厚みは、光拡散性と光透過率とのバラ
ンスにより決定され、第2の光拡散層13Aが5〜50
μm程度が好ましく、第1の光拡散層13Bが2〜50
μm程度が好ましい。透明基材11に第2の光拡散層1
3Aを形成する工程と、第1の光拡散層13Bを形成す
る工程の順番は逆にしても良い。
【0029】凹凸形状を形成してあるシリンダ版88
は、円筒状の版材に、所定形状の凹部を設けたものであ
る。このシリンダ版88は、円筒状の版材に直接旋盤加
工したり、電鋳法で形成したミルによるミル加工等で切
削する方法、電鋳法などにより製造できる。シリンダ版
の材質としては、銅、クロム、鉄等の金属、NBR、エ
ポキシ、エボナイト等の合成樹脂、ガラス等のセラミッ
クス等を用いることができる。また、シリンダ版の大き
さは、特に限定されず、製造しようとする凹凸表面を有
するシートの大きさに応じて適宜選択することができ
る。なお、図示しないが、シリンダ版には、駆動装置が
設けられ回転駆動するように形成されている。好ましい
実施形態として、シリンダ版88は、円筒形の鉄製の素
材上に、#120〜#250の液体サンドを吹き付け
て、サンドブラスト処理を行い、前述の表面凹凸形状に
対応した形状を設け、更に、電解研磨により仕上げた
後、保護のためにクロムメッキを施したものも使用でき
る。
【0030】(面光源装置及び液晶表示装置)図4は、
本実施形態の保護拡散フィルム10を用いた面光源装置
20を設けた液晶表示装置35を示す断面図である。面
光源装置20は、光源21、導光板22、反射フィルム
24、光拡散フィルム25,レンズフィルム40,保護
拡散フィルム10等からなっている。面光源装置20を
設けた液晶表示装置35における保護拡散フィルム10
以外の部分について、以下に記載する。導光板22 切
り出したアクリル板を光学研磨し、裏面に白色インキを
シルクスクリーン印刷する。線光源21から離れるにつ
れて白色のドットパターン23の面積は徐々に大きくな
るように印刷する。光拡散フィルム25 ポリエステル
フィルム基材上に光拡散インキを塗工する。インキ成分
は拡散剤である有機ビーズがポリエステルバインダー中
に分散しているもので、数10μm程、塗工している。
白色ドット印刷のパターン見えを防止して均一を図る。
(例えば、光拡散フィルムD121(ツジデン社製))
レンズフィルム40(プリズムシート) 断面が三角プ
リズムであるシートで、正面方向の輝度を向上させる。
ポリカーボネートシートを熱プレスする方法と、紫外線
硬化樹脂により、賦形する方法がある。(例えば、BE
F2(住友3M社製))反射フィルム24 白色のポリ
エステルフィルムや発泡ポリエステルフィルムが用いら
れている。導光板からもれた光を反射させる。
【0031】このようにして作成された光拡散フィルム
25を、図4に示すように、導光板22の上面に設置
し、その上に、レンズフィルム40を設置し、その上
に、前記の本発明の保護拡散フィルム10を設置して面
光源装置20(バックライトユニット)を得る。面光源
装置20の出光側には、下基板32と上基板31に挟ま
れた液晶層30からなる透過型の液晶表示素子33が設
けられており、面光源装置20は、液晶表示素子33を
裏面から照明する。
【0032】
【実施例】以下、本発明について、実施例により更に説
明する。
【0033】(実施例1)透明基材11として、PET
フィルム:A4300(東洋紡績社製)の厚さt=18
8μmを使用した。この透明基材11の片面に、ロール
コート法により、塗工厚み20μになるように、第2の
光拡散層13Aを形成した。第2の光拡散層13Aの材
料は、ポリエステルバインダーにアクリルビーズを含有
した主剤:BAc79(ザ・インクテック株式会社製)
にXEL硬化剤を混合したものを使用した。円筒形の鉄
製の素材上に、#120の液体サンドを吹き付けて、サ
ンドブラスト処理を行い、表面に凹凸形状を設けた。こ
れを更に、電解研磨により仕上げた後、保護のためにク
ロムメッキを施したシリンダ版88を用意した。このシ
リンダ版88に、ポンプ87で電離放射線硬化型樹脂8
2(紫外線硬化型樹脂: RC19−941(大日本イ
ンキ化学工業株式会社製))をダイヘッド86に送り、
シリンダ版88に電離放射線硬化型樹脂82を均一に押
し込む。そして、前記した第2の光拡散層13Aを形成
した基材フィルムの第2の光拡散層13Aが形成されて
いない面とシリンダ版88とを入口ニップ83で密着
(賦型工程)したものに、電離放射線照射装置85〔D
バルブ紫外線ランプ(フュージョン社製)〕により紫外
線を照射し、硬化した電離放射線硬化型樹脂81とする
とともに透明基材11との接着を行った(硬化工程)。
そして、出口ニップ84でシリンダ版88から透明基材
11に形成した第1の光拡散層13Bを剥離し、保護拡
散フィルム10を形成した。第1の光拡散層13Bの塗
工厚みは、10μであった。第1の光拡散層13Bの材
料は、紫外線硬化型樹脂: RC19−941(大日本
インキ化学工業株式会社製)を使用した。
【0034】(実施例2)実施例1において、透明基材
11の片面に第1の光拡散層13Bを先に形成させた後
で、第2の光拡散層13Aを形成させた。それ以外は、
実施例1と同じようにして、製造した保護拡散フィル
ム。
【0035】(評価試験)以上のようにして、実施例1
〜2で作製した保護拡散フィルム10の評価を、レンズ
フィルムのキズ付け性や拡散特性の微調整のしやすさに
ついて、下記の比較例1の保護拡散フィルムとの対比に
より行った。
【0036】比較例1は、基材フィルムの両面にビーズ
を含むインキを塗工したタイプである株式会社 ツジデ
ン製 保護拡散フィルム D117Uである。
【0037】レンズフィルムのキズ付け性 (評価方法)レンズフィルムとしてBEFII90/5
0(住友3M社製)を使用した。このレンズフィルムの
プリズム(レンズ)面側に、試料(実施例1〜2で作製
した保護拡散フィルムや比較例1の保護拡散フィルム)
を載せる。その上に、20gの分銅を載せて、100m
m/secの速度で引っ張り、レンズフィルムの表面の
キズ付き具合を観察する。 拡散特性の微調整のしやすさ 拡散剤の添加量や塗工量(厚さ)の調整だけで、拡散分
光特性の微調整が容易となるものかどうかを評価する。
【0038】(評価結果)実施例1、実施例2は、比較
例1と比較して、キズ付け性が非常に良好な結果となっ
た。具体的な評価結果を、表1に示す。
【0039】
【表1】
【0040】
【発明の効果】本発明においては、保護拡散フィルムの
入光側(レンズフィルム側)が電離放射線硬化型樹脂よ
りなる第1の光拡散層なので、レンズフィルムを傷つけ
なくて済むのである。さらに、保護拡散フィルムの出光
側(レンズフィルムの傷付けに関与しない側)が拡散剤
(有機ビーズ)を含む熱硬化型樹脂又は熱可塑性樹脂よ
りなる第2の光拡散層なので、多種類の凹凸賦型版を準
備することなく、拡散剤の添加量や塗工量の調整だけ
で、各種バックライトの最適光学特性に適するような微
妙な光学特性の調整(拡散分光特性の微調整)が容易と
なるのである。以上、詳しく説明したように、本発明に
よれば、レンズフィルムの出光面側に設けられる保護拡
散フィルムにおいて、特に、下側に設置されるレンズフ
ィルム(特にその頂部)を傷付けることが無く、且つ拡
散分光特性の微調整が容易な保護拡散フィルム及びその
製造方法、面光源装置及び液晶表示装置を提供すること
ができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態における保護拡散フィルムの一部
を拡大した断面図である。
【図2】Pc1方式を説明する図である。
【図3】光拡散層13Bを形成する工程の概略を説明す
る図である。
【図4】第1実施形態の保護拡散フィルム10を用いた
面光源装置20を設けた液晶表示装置35の断面図であ
る。
【図5】従来の保護拡散フィルム110を用いた面光源
装置120を設けた液晶表示装置135の断面図であ
る。
【符号の説明】
10 保護拡散フィルム 11 透明基材 12 拡散剤 13A 第2の光拡散層 13B 第1の光拡散層 20 面光源装置 21 光源 22 面投光手段(導光板) 23 ドットパターン 24 反射フィルム 25 光拡散フィルム 33 液晶表示素子 35 液晶表示装置 40 レンズフィルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H042 BA02 BA03 BA12 BA20 2H091 FA21Z FA23Z FA32Z FA41Z FB02 FB11 LA02 LA18 4F100 AK01B AK01C AR00B AT00A BA03 BA07 BA10B BA10C CA30 DE01B DE01C GB41 JB13C JB14B JK14 JN01A JN30B

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズフィルムを備えた面光源装置に用
    いられる保護拡散フィルムであって、 透明基材と、 前記透明基材の一方の面上に設けられ、電離放射線硬化
    型樹脂よりなる第1の光拡散層と、前記透明基材のもう
    一方の面上に設けられ、拡散剤を含む熱硬化型樹脂又は
    熱可塑性樹脂よりなる第2の光拡散層と、 を備える保護拡散フィルム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の保護拡散フィルムにお
    いて、入光側が第1の光拡散層、出光側が第2の光拡散
    層であることを特徴とする保護拡散フィルム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の保護拡散
    フィルムにおいて、第1の光拡散層が、拡散剤を含まな
    い電離放射線硬化型樹脂により形成されていて、第1の
    光拡散層の表面が微細な凹凸形状を有することを特徴と
    する保護拡散フィルム。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3までのいずれか1
    項に記載の保護拡散フィルムにおいて、拡散剤が有機ビ
    ーズであることを特徴とする保護拡散フィルム。
  5. 【請求項5】 前記凹凸形状に対応した型形状を有する
    シリンダ版を用いて、電離放射線硬化型樹脂に形状を賦
    型し、前記電離放射線硬化型樹脂に電離放射線を照射し
    て、前記電離放射線硬化型樹脂を硬化させることによ
    り、透明基材の一方の面上に、第1の光拡散層を形成さ
    せ、透明基材のもう一方の面上に、拡散剤を含む熱硬化
    型樹脂又は熱可塑性樹脂よりなる第2の光拡散層を形成
    させてなる請求項1から請求項4までのいずれか1項に
    記載の保護拡散フィルムの製造方法。
  6. 【請求項6】 光源と、 前記光源の光を投光面から所定の方向に面投光する面投
    光手段と、 前記投光面上に設けられたレンズフィルムと、 前記レンズフィルムの出光面側に設けられた請求項1か
    ら請求項4までのいずれか1項に記載の保護拡散フィル
    ムと、 を備える面光源装置。
  7. 【請求項7】 光源と、 前記光源の光を投光面から所定の方向に面投光する面投
    光手段と、 前記投光面上に設けられたレンズフィルムと、 前記レンズフィルムの出光面側に設けられた請求項1か
    ら請求項4までのいずれか1項に記載の保護拡散フィル
    ムと、 前記保護拡散フィルムの出光面側に配置された、透過型
    の液晶表示素子と、を備える液晶表示装置。
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