JP2003149306A - タイミング発生装置、及び試験装置 - Google Patents

タイミング発生装置、及び試験装置

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JP2003149306A JP2001348040A JP2001348040A JP2003149306A JP 2003149306 A JP2003149306 A JP 2003149306A JP 2001348040 A JP2001348040 A JP 2001348040A JP 2001348040 A JP2001348040 A JP 2001348040A JP 2003149306 A JP2003149306 A JP 2003149306A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 RTTCモードと、Non RTTCモード
を有するタイミング発生装置において、ジッタの少ない
タイミング信号を生成する。 【解決手段】 所望の基本周波数の変化タイミングのみ
で値が変化する第1基本波形を生成する第1波形生成部
と、基本周波数の整数倍又は整数分の1倍の周波数を有
するPLL入力信号に基づいて、基本周波数の整数倍の
周波数を有し、かつ基本波形より位相が安定したサンプ
リングクロックを生成するPLLと、第1基本波形をサ
ンプリングクロックでサンプリングした第1サンプリン
グ信号を出力する第1サンプリング部と、第1サンプリ
ング信号に基づいて、タイミング信号を出力する出力部
とを備えるタイミング発生装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所望のタイミング
で値が変化するタイミング信号を生成するタイミング発
生装置、及び電子デバイスを試験する試験装置に関す
る。特に、本発明は、ジッタの少ないタイミング信号を
生成するタイミング発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体デバイス等の電子デバイス
を試験する試験装置は、所望のタイミングを発生するタ
イミング発生装置を備えている。例えば、当該タイミン
グ発生器が発生したタイミングで、電子デバイスに試験
信号を供給していた。当該タイミング発生装置は、基準
クロックを受け取り、当該基準クロックを所望の時間遅
延させて、所望のタイミングを生成していた。
【0003】例えば、タイミング発生装置は、基準クロ
ックを受け取り、当該基準クロックを所望の時間だけ遅
延させる可変遅延回路部と、当該可変遅延回路部におけ
る遅延量を制御するためのリニアライズメモリとを有し
ている。一般に、可変遅延回路部は、複数の遅延素子を
有する。リニアライズメモリは、当該可変遅延回路部に
おける所望の遅延量の線形化に対応した遅延設定値を格
納する。可変遅延回路は、リニアライズメモリに格納さ
れたデータに基づいて、所定の遅延素子の経路に基準ク
ロックを通過させ、基準クロックを遅延させる。リニア
ライズメモリに格納されるデータは、複数の遅延素子の
設計情報によって予め定められるが、複数の遅延素子の
製造バラツキや、使用時の周囲温度等によって、可変遅
延回路部における遅延量と、所望の遅延量である遅延設
定値との間に誤差が生じてしまう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】当該誤差は、それぞれ
の遅延設定値に対して一定とならないため、タイミング
発生装置が生成するタイミングにジッタが生じてしま
う。このため、当該ジッタを除去したタイミングを生成
できるタイミング発生装置が望まれていた。
【0005】また、当該ジッタを低減するために、タイ
ミング発生器に周波数シンセサイザを設ける場合があ
る。この場合、周波数シンセサイザは、一定の周期でジ
ッタの少ないタイミングを生成することができるが、リ
アルタイムに当該周期を変化させることが困難であると
いう問題が生じる。これらの問題のため、試験装置にお
いては、電子デバイスを精度よく試験することが困難で
あった。
【0006】そこで本発明は、上記の課題を解決するこ
とのできるタイミング発生装置、及び試験装置を提供す
ることを目的とする。この目的は、特許請求の範囲にお
ける独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成され
る。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定す
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の第一の形態においては、所望のタイミング
で変化するタイミング信号を発生するタイミング発生装
置であって、所望の基本周波数の変化タイミングのみで
値が変化する第1基本波形を生成する第1波形生成部
と、基本周波数の整数倍又は整数分の1倍の周波数を有
するPLL入力信号に基づいて、基本周波数の整数倍の
周波数を有し、かつ基本波形より位相が安定したサンプ
リングクロックを生成するPLLと、第1基本波形をサ
ンプリングクロックでサンプリングした第1サンプリン
グ信号を出力する第1サンプリング部と、第1サンプリ
ング信号に基づいて、タイミング信号を出力する出力部
とを備えることを特徴とするタイミング発生装置。
【0008】第1基本波形、又は第1サンプリング信号
のいずれかを選択し、選択した第1基本波形、又は第1
サンプリング信号を、第1サンプリング信号として出力
部に供給する第1選択部を更に備えてよい。また、サン
プリングクロックを所望の時間遅延させる第1可変遅延
回路を更に備え、第1サンプリング部は、第1可変遅延
回路において遅延されたサンプリングクロックに基づい
て、第1基本波形をサンプリングしてよい。
【0009】また、第1サンプリング部が出力した第1
サンプリング信号を、所望の時間遅延させる第1の可変
遅延回路を更に備え、第1選択部は、第1基本波形、又
は第1可変遅延回路が出力した第1サンプリング信号の
いずれかを選してよい。
【0010】また、第1サンプリング部は、サンプリン
グクロックの前縁における第1基本波形の値を、予め定
められた時間だけ保持し、保持した第1基本波形の値
を、第1サンプリング信号の値として出力してよい。
【0011】第1サンプリング部は、第1基本波形を入
力端子に受け取り、サンプリングクロックをクロック端
子に受け取り、出力端子の出力を、リセット端子に供給
するD−フリップフロップであってよい。
【0012】また、第1可変遅延回路は、第1基本波形
のジッタより大きい時間、サンプリングクロックを遅延
させることが好ましい。また、基本周波数の整数分の1
倍、又は整数倍の周波数を有するPLL入力信号を生成
する周期生成部を更に備え、PLLは、PLL入力信号
に基づいて、PLL入力信号よりジッタが小さく、PL
L入力信号と略同一の周期を有するサンプリングクロッ
クを生成する周波数シンセサイザを有してよい。周期生
成部は、基準クロックを受け取り、基準クロックの位相
を予め定められた階調数で変調させ、変調した基準クロ
ックの所望のパルスを取り出すことにより、PLL入力
信号を生成し、周波数シンセサイザは、所望の周期の発
振信号を生成する発振器と、階調数と同一の分周数を有
し、PLL入力信号を分周する第1分周器と、階調数の
整数倍の分周数を有し、発振信号を分周する第2分周器
と、第1分周器において分周されたPLL入力信号と、
第2分周器において分周された発振信号との位相差に基
づいて、発振器が生成する発振信号の周期を制御する位
相比較器とを有してよい。
【0013】第1波形生成部は、基準クロックを受け取
り、基準クロックに基づいて第1基本波形を生成してよ
い。また、基本周波数の変化タイミングのみで値が変化
し、第1基本波形と所定の位相差を有する第2基本波形
を生成する第2波形生成部と、第2基本波形を、所定の
位相差だけ遅延させたサンプリングクロックでサンプリ
ングした第2サンプリング信号を出力する第2サンプリ
ング部とを更に備え、出力部は、第1サンプリング信号
と、第2サンプリング信号とに基づいて、タイミング信
号を出力してよい。
【0014】出力部は、第1サンプリング信号のエッジ
に応じてH論理を保持し、第2サンプリング信号のエッ
ジに応じてL論理を保持することにより、タイミング信
号を生成するラッチ部を有してよい。また、基本周波数
の変化タイミングのみで値が変化し、第1基本波形より
位相の遅れた第3基本波形を生成する第3波形生成部
と、基本周波数の変化タイミングのみで値が変化し、第
2基本波形より位相の遅れた第4基本波形を生成する第
4波形生成部とを更に備え、第1サンプリング部は、サ
ンプリングクロックに基づいて、第1基本波形及び第3
基本波形をインターリーブした信号をサンプリングし
て、第1サンプリング信号を生成し、第2サンプリング
部は、サンプリングクロックに基づいて、第2基本波形
及び第4基本波形をインターリーブした信号をサンプリ
ングして、第2サンプリング信号を生成してよい。
【0015】本発明の第2の形態においては、電子デバ
イスを試験する試験装置であって、電子デバイスを試験
するための試験信号を生成するパターン生成部と、所望
のタイミングで変化するタイミング信号を発生するタイ
ミング発生装置と、試験信号を整形し、タイミング信号
に基づいて、整形した試験信号を電子デバイスに供給す
る波形整形部と、試験信号に基づいて、電子デバイスが
出力する出力信号に基づいて、電子デバイスの良否を判
定する判定部とを備え、タイミング発生装置は、基本周
波数の変化タイミングのみで値が変化する第1基本波形
を生成する第1波形生成部と、基本周波数の整数倍又は
整数分の1倍の周波数を有するPLL入力信号に基づい
て、基本周波数の整数倍の周波数を有し、かつ基本波形
より位相が安定したサンプリングクロックを生成するP
LLと、第1基本波形をサンプリングクロックでサンプ
リングした第1サンプリング信号を出力する第1サンプ
リング部と、サンプリング信号に基づいて、タイミング
信号を出力する出力部とを有することを特徴とする試験
装置を提供する。
【0016】尚、上記の発明の概要は、本発明の必要な
特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群の
サブコンビネーションも又、発明となりうる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を通じて
本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲
にかかる発明を限定するものではなく、又実施形態の中
で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決
手段に必須であるとは限らない。
【0018】図1は、本発明に係る試験装置100の構
成の一例を示す。試験装置100は、電子デバイス30
を試験する。試験装置100は、パターン発生部10、
波形整形部20、タイミング発生装置50、及び判定部
40を備える。パターン発生部10は、電子デバイス3
0を試験するための試験信号を生成し、波形整形部20
に供給する。
【0019】タイミング発生装置50は、所望のタイミ
ングで値が変化するタイミング信号を発生する。タイミ
ング発生装置50は、例えば基準クロックを受け取り、
受け取った基準クロックに基づいて当該タイミング信号
を生成する。
【0020】波形整形部20は、受け取った試験信号を
整形し、整形した試験信号を電子デバイス30に供給す
る。波形整形部20は、例えば試験信号を所望のタイミ
ングで電子デバイス30に供給してよい。本例におい
て、波形整形部20は、タイミング発生装置50から受
け取ったタイミング信号の値の変化に応じて、当該試験
信号を電子デバイス30に供給する。
【0021】判定部40は、試験信号に基づいて電子デ
バイス30が出力する出力信号に基づいて、電子デバイ
ス30の良否を判定する。判定部40は、例えば電子デ
バイス30が試験信号に基づいて出力するべき期待値信
号と、電子デバイス30が出力した出力信号とを比較し
て電子デバイス30の良否を判定してよい。この場合、
パターン発生部10は、発生した試験信号に基づいて当
該期待値信号を生成し、判定部40に供給してよい。
【0022】図2は、タイミング発生装置50の構成の
一例を示す。タイミング発生装置50は、第1波形生成
部60a、第2波形生成部60b、PLL90、周期生
成部92、第1可変遅延回路110a、第2可変遅延回
路110b、第1サンプリング部112a、第2サンプ
リング部112b、第1選択部114a、第2選択部1
14b、及び出力部116を有する。タイミング発生装
置50は、電子デバイスの試験サイクルにおいて、タイ
ミング信号におけるパルスの位相をリアルタイムに変動
させるRTTC(Real Time Timing Control)モード
と、タイミング信号におけるパルスの位相をリアルタイ
ムに変動させないNon RTTCモードとを有する。
以下、Non RTTCモードにおける、各構成要素の
動作について説明する。
【0023】第1波形生成部60aは、所望の基本周波
数の変化タイミングのみで値が変化する第1基本波形を
生成する。本例において、第1波形生成部60aは、基
準クロックに基づいて第1基本波形を生成する。例え
ば、第1波形生成部60aは、基準クロックを遅延さ
せ、基準クロックのパルスのうちの所望のパルスを取り
出し、当該基本周波数を有する所望のパターンを、第1
基本波形として出力する。
【0024】周期生成部92は、基準クロックに基づい
て、基本周波数の整数倍又は整数分の1倍の周波数を有
するPLL入力信号を生成する。周期生成部92は、生
成したPLL入力信号をPLL90に供給する。
【0025】PLL90は、基本周波数の整数倍又は整
数分の1倍の周波数を有するPLL入力信号に基づい
て、基本周波数の整数倍の周波数を有し、且つ第1基本
波形より位相が安定したサンプリングクロックを生成す
る。つまり、PLL90は、第1基本波形の基本周波数
の整数倍又は整数分の1倍の周波数を有するPLL入力
信号を受け取り、第1基本波形よりジッタの小さいサン
プリングクロックを生成する。PLL90は、図4にお
いて後述するように、電圧制御発振器96を有し、ジッ
タの小さいサンプリングクロックを生成することができ
る。
【0026】第1可変遅延回路110aは、当該サンプ
リングクロックを所望の時間遅延させる。第1可変遅延
回路110aは、第1基本波形におけるジッタより大き
い時間、当該サンプリングクロックを遅延させる。第1
基本波形のジッタは、予め測定してもよく、また第1波
形生成部60aの設計情報から算出してよい。第1可変
遅延回路110aは、第1基本波形のジッタの最大値よ
り大きい時間、当該サンプリングクロックを遅延させる
ことが好ましい。
【0027】第1サンプリング部112aは、第1基本
波形をサンプリングクロックでサンプリングした第1サ
ンプリング信号を出力する。例えば、第1サンプリング
部112aは、第1基本波形をサンプリングクロックで
打ち抜いた波形を、第1サンプリング信号として出力す
る。例えば、第1サンプリング部112aは、サンプリ
ングクロックの前縁における第1基本波形の値を、予め
定められた時間だけ保持し、保持した第1基本波形の値
を、第1サンプリング信号の値として出力する。所望の
パターンを有する第1基本波形を、ジッタの少ないサン
プリングクロックでサンプリングすることにより、ジッ
タが少なく、所望のパターンを有する第1サンプリング
信号を生成することができる。
【0028】第1選択部114aは、第1基本波形、又
は第1サンプリング信号のいずれかを選択し、選択した
第1基本波形、又は第1サンプリング信号を、第1サン
プリング信号として出力部116に供給する。タイミン
グ発生装置50が、NonRTTCモードの場合、第1
選択部114aは、第1サンプリング信号を選択する。
【0029】次に、タイミング発生装置50が、RTT
Cモードの場合について説明する。第1波形生成部60
aは、所望のパターンを有する第1基本波形を出力す
る。この場合、第1波形生成部60aは、リアルタイム
で基準クロックの位相を変化させ、所望のパターンを生
成する。つまり、第1基本波形は基本周波数を有さな
い。第1選択部114aは、第1基本波形を選択し、選
択した第1基本波形を出力部116に供給する。
【0030】本例におけるタイミング発生装置50によ
れば、精度のよいサンプリング信号を容易に生成するこ
とができ、精度のよいタイミング信号を生成できる。ま
た、RTTCモードとNon RTTCモードを有する
タイミング発生装置50のハード量を低減することがで
きる。また、出力部116は、セットリセットラッチを
有してよい。この場合、セットリセットラッチは、第1
選択部114aが選択した信号と、第2選択部114b
が選択した信号とに基づいて、タイミング信号を生成す
る。
【0031】第2波形生成部60bは、第1波形生成部
60bと同様の機能を有する。第2波形生成部60b
は、第1波形生成部60aにおける基本周波数と同一の
基本周波数の変化タイミングのみで値が変化し、第1基
本波形と所定の位相差を有する第2基本波形を生成す
る。
【0032】第2可変遅延回路110bは、第1可変遅
延回路110aと同様の機能を有する。第2可変遅延回
路110bは、サンプリングクロックを所望の時間遅延
させる。第2可変遅延回路110bは、第2基本波形に
おけるジッタより大きい時間、当該サンプリングクロッ
クを遅延させる。例えば、第2可変遅延回路110b
は、第2基本波形におけるジッタの最大値と、第1基本
波形と第2基本波形との位相差とを足した時間だけ、第
サンプリングクロックを遅延させ、第2サンプリング部
112bに供給する。
【0033】第2サンプリング部112bは、第1サン
プリング部112aと同様の機能を有する。第2サンプ
リング112bは、第2基本波形を、第2可変遅延回路
110bが出力したサンプリングクロックでサンプリン
グした第2サンプリング信号を出力する。
【0034】第2選択部114bは、第1選択部114
aと同様の機能を有する。第2選択部114bは、第2
基本波形、又は第2サンプリング信号のいずれかを選択
し、選択した第2基本波形、又は第2サンプリング信号
を、第2サンプリング信号として出力部116に供給す
る。
【0035】出力部116は、第1サンプリング信号及
び第2サンプリング信号に基づいて、タイミング信号を
生成し、生成したタイミング信号を出力する。出力部1
16は、前述したようにセットリセットラッチを有して
よい。出力部116は、第1サンプリング信号のエッジ
に応じて、タイミング信号の前縁を生成し、第2サンプ
リング信号のエッジに応じて、タイミング信号の後縁を
生成してよい。例えば、出力部116は、第1サンプリ
ング信号のエッジに応じてH論理を保持し、第2サンプ
リング信号のエッジに応じてL論理を保持することによ
り、タイミング信号を生成するラッチ部を有してよい。
【0036】本例におけるタイミング発生装置50によ
れば、位相の精度のよい前縁及び後縁を有するパルスを
容易に生成することができる。
【0037】図3は、波形生成部60の構成の一例を示
す。図2において説明した第1波形生成部60a及び第
2波形生成部60bは、波形生成部60と同様の構成を
有してよい。波形生成部60は、基準クロックを受け取
り、基準クロックの所望のパルスを所望の時間だけ遅延
させたパターンを生成する。波形生成部60は、カウン
タ62、メモリ(64〜68)、及び可変遅延回路部8
2を有する。
【0038】メモリ64は、基準クロックのパルスのう
ち、いずれのパルスを可変遅延回路部82で遅延させて
出力するかを格納する。例えば、メモリ64は、可変遅
延回路部82の供給するべき基準クロックのパルスが、
何番目のパルスであるかを示す、2進化された整数を格
納する。メモリ66は、可変遅延回路部82における遅
延量を格納する。メモリ64及びメモリ66は、可変遅
延回路部82が出力するべきパルスの、スタート信号に
対する遅延量を示すタイミングセット信号を受け取る。
メモリ64は、タイミングセット信号が示す遅延量を、
基準クロックの周期で除算した値を格納する。メモリ6
6は、タイミングセット信号が示す遅延量を、基準クロ
ックの周期で除算した余りを示す値を格納する。
【0039】カウンタ62は、スタート信号が入力され
てからの基準クロックのパルス数を計数する。排他論理
和回路72は、カウンタ62の値が、メモリ64が格納
した値と同一となった場合に、パルスを論理積回路7
4、フリップフロップ76、及び論理積回路78を介し
て可変遅延回路部82に供給する。以上により、基準ク
ロックの周期の整数倍の遅延を生成することができる。
【0040】メモリ68は、可変遅延回路部82の遅延
制御情報を格納する。メモリ68は、メモリ66が格納
した値に基づく遅延制御情報を、可変遅延回路部82に
供給する。可変遅延回路部82は、受け取った遅延制御
情報に基づく遅延量だけ、排他論理和回路72から受け
取ったパルスを遅延させて出力する。つまり、可変遅延
回路部82は、基準クロックの周期以下の遅延量を生成
する。以上説明したように、波形生成部60は、所望の
タイミングのパルスを有する基本波形を出力することが
できる。また、タイミング発生装置50がRTTCモー
ドの場合、波形生成部60は、所望のパターンを有する
基本波形を生成し、タイミング発生装置50がNon
RTTCモードの場合、波形生成部60は、基本周波数
を有する基本波形を生成する。
【0041】図4は、周期生成部92及びPLL90の
構成の一例を示す。本例において、タイミング発生装置
50は、Non RTTCモードにおいて波形生成部6
0が生成した基本波形の基本周波数の整数分の1倍、又
は整数倍の周波数を有するPLL入力信号を生成する周
期生成部92を更に備える。
【0042】周期生成部92は、予め定められた階調数
で基準クロックを変調し、変調した基準クロックの所望
のパルスを取り出すことにより、前述したPLL入力信
号を生成する。周期生成部92は、第5波形生成部60
e、第6波形生成部60f、セットリセットラッチ12
0、及びバッファ122を有する。第5波形生成部60
e及び第6波形生成部60fは、図3に関連して説明し
た波形生成部60と同一又は同様の機能及び構成を有す
る。
【0043】第5波形生成部60eは、基準クロックを
受け取り、基準クロックに基づいて所望の周期を有する
信号を生成し、第6波形生成部60fは、基準クロック
を受け取り、基準クロックに基づいて第5波形生成部6
0eが生成した信号より位相の遅れた信号を生成する。
セットリセットラッチ120は、第5波形生成部60e
及び第6波形生成部60fが生成した信号に基づいて、
前述したPLL入力信号を生成する。また、セットリセ
ットラッチ120は、生成したPLL入力信号をバッフ
ァ122を介してPLL90に供給する。
【0044】PLL90は、周波数シンセサイザ106
を有する。周波数シンセサイザ106は、PLL入力信
号に基づいて、PLL入力信号よりジッタが小さく、P
LL入力信号と略同一の周期を有するサンプリングクロ
ックを生成する。周波数シンセサイザ106は、発振器
96、第1分周器98a、第2分周器98b、位相比較
器102、及びフィルタ104を有する。
【0045】発振器96は、所望の周期の発振信号を生
成する。また、第1分周器98aは、周期生成部92に
おける階調数と同一の分周数を有し、PLL入力信号を
分周する。また、第2分周器98bは、当該階調数の整
数倍の分周数を有し、当該発振信号を分周する。以下、
周期生成部92が、当該基本周波数と略同一の周波数を
有するPLL入力信号を生成し、第1分周器98a及び
第2分周器98bが、当該階調数と同一の分周数を有す
る場合について説明する。
【0046】位相比較器102は、第1分周器98aに
おいて分周されたPLL入力信号と、第2分周器98b
において分周された発振信号との位相差に基づいて、発
振器96が生成する発振信号の周期を制御する。つま
り、位相比較器102は、当該位相差に基づいて、当該
位相差が小さくなるように、発振器96が生成する発振
信号の周期を制御する。発振器96は、当該位相差を示
す位相差信号をフィルタ96を介して発振器96に供給
する。発振器96は例えば制御電圧によって発振周期が
変化するリングオシレータであってよい。この場合、位
相比較器102は、当該制御電圧を制御することによ
り、当該発振周期を制御してよい。フィルタ104は、
位相差信号を受け取り、位相差信号の所望の周波数成分
を発振器96に供給する。
【0047】本例において、第1分周器98aと第2分
周器98bとが、同一の分周数を有するため、発振器9
6はPLL入力信号と略同一の周波数を有する信号を生
成する。PLL90は、発振器96が生成した信号を前
述したサンプリング信号として出力する。発振器96で
あるリングオシレータ等は、ジッタの少ない信号を生成
することができる。
【0048】また、周期生成部92が、基準クロックの
周期Tに対し、周期T+rを有するPLL入力信号を生
成する場合、周期生成部92は、基準クロックの所望の
パルスを、可変遅延回路部82(図3参照)で順にr、
2r、3r、・・・と遅延させ、カウンタ62、メモリ
64、及び排他論理和回路72(図3参照)で所定パル
ス数毎にパルスを削除する動作を行う。可変遅延回路部
82における遅延量は、それぞれの遅延設定値に対して
誤差を有する。可変遅延回路部82における遅延量のそ
れぞれの誤差が一定で無い場合、PLL入力信号におい
てジッタが生じる場合がある。しかし、本例において
は、第1分周器98aが、周期生成部92における階調
数と同一の分周数を有するため、位相比較器102は当
該誤差が略一定であるPLL入力信号のパルスのエッジ
と、発振信号のエッジとを比較することができる。この
ため、発振器96は、当該誤差によるジッタを低減した
サンプリングクロックを生成することができる。
【0049】また、本例において周波数シンセサイザ9
0は、PLL入力信号と略同一の周期を有するサンプリ
ングクロックを生成したが、他の例においては、周波数
シンセサイザ90は、PLL入力信号の整数倍の周期を
有するサンプリングクロックを生成してよい。第1分周
器98aの分周数と第2分周器98bの分周数との比を
制御することにより、PLL入力信号の整数倍の周期を
有し、ジッタの小さいサンプリングクロックを容易に生
成することができる。また、本例において第1分周器9
8aは、当該階調数と同一の分周数を有していたが、他
の例においては、第1分周器98aは、階調数より低い
分周数を有し、フィルタ104のカットオフ周波数を、
当該階調数及び当該分周数に基づく周波数としてもよ
い。
【0050】図5は、サンプリング部112の構成の例
を示す。図2に関連して説明した第1サンプリング部1
12a及び第2サンプリング部112bは、サンプリン
グ部112と同一又は同様の機能及び構成を有してよ
い。
【0051】図5(a)は、サンプリング部112及び
可変遅延回路110の構成の一例を示す。サンプリング
部112は、基本波形を入力端子に受け取り、サンプリ
ングクロックをクロック端子に受け取り、出力端子の出
力を、リセット端子に供給するD−フリップフロップで
ある。
【0052】可変遅延回路110は、サンプリングクロ
ックを受け取り、所望の時間遅延させたサンプリングク
ロックを、サンプリング部112に供給する。また、可
変遅延回路110は、基本波形のジッタの最大値より大
きい時間、サンプリングクロックを遅延させて、サンプ
リング部112に供給する。
【0053】サンプリング部112は、サンプリングク
ロックのエッジにおける基本波形の値を保持して出力す
る。また、サンプリング部112は、当該出力をリセッ
ト端子にフィードバックし、保持した値をリセットす
る。つまり、サンプリング部112は、サンプリングク
ロックのエッジにおける基本波形の値を、当該フィード
バック経路における遅延時間だけ保持して、前述したサ
ンプリング信号の値として出力する。
【0054】サンプリングクロックは、前述したように
ジッタの少ないクロックであるため、サンプリング部1
12が、サンプリングクロックのエッジに基づいて基本
波形の値を出力することにより、ジッタの少ないサンプ
リング信号を生成することができる。
【0055】図5(b)は、サンプリング部112及び
可変遅延回路110の構成の他の例を示す。本例におい
て、可変遅延回路110は、サンプリング部112が出
力したサンプリング信号を、所望の時間遅延させる。こ
の場合、図2に関連して説明した選択部114は、基本
波形又は可変遅延回路110が出力したサンプリング信
号のいずれかを選択する。また、本例において、PLL
90(図2参照)における経路遅延量は、基本波形のジ
ッタより大きいことが好ましい。
【0056】図6は、サンプリング部112における入
出力信号を説明する。サンプリング部112は、図6に
示す基本波形及びサンプリングクロックを受け取る。基
本波形は、図6の斜線部で示すようなジッタを有する。
また、基本波形は、図6の実線及び点線で示すパルスで
示される基本周波数を有する。図6において点線で示し
たパルスは、第1波形生成部60a、又は第2波形生成
部60bにおいて除去されたパルスである。
【0057】サンプリングクロックは、可変遅延回路1
10における遅延量及び/又はPLL90における経路
遅延量によって、基本波形より遅れてサンプリング部1
12に入力される。前述したように、サンプリングクロ
ックは、基本波形のジッタの最大値より大きい時間遅延
されて入力されるため、サンプリングクロックの前縁
は、基本波形のジッタ成分より遅れている。
【0058】本例におけるサンプリング部112は、サ
ンプリングクロックの前縁における基本波形の値を、サ
ンプリング信号の値として出力し、前述したフィードバ
ックにより、当該基本波形の値を所望の時間だけ保持す
る。サンプリングクロックの前縁のタイミングにおい
て、基本波形はジッタ成分をほぼ有さないため、サンプ
リング部112は、所望のパターンを有し、ジッタの少
ないサンプリング信号を生成することができる。
【0059】図7は、タイミング発生装置50の構成の
他の例を示す。タイミング発生装置50は、図2に関連
して説明したタイミング発生装置50の構成に加え、第
3波形生成部60c、第4波形生成部60d、論理和回
路118a、及び論理和回路118bを有する。図7に
おいて、図2と同一の符号を附した物は、図2に関連し
て説明した物と同一又は同様の機能及び構成を有する。
【0060】第3波形生成部60cは、図2に関連して
説明した第1波形生成部60aと同一又は同様の機能及
び構成を有する。第3波形生成部60cは、基本周波数
の変化タイミングのみで値が変化し、第1基本波形より
位相の遅れた第3基本波形を生成する。本例において、
第3波形生成部60cは、第1基本波形より、半周期位
相のおくれた第3基本波形を生成する。
【0061】論理和回路118aは、第1基本波形と第
3基本波形とをインターリーブした信号を生成する。本
例において、論理和回路118aは、第1基本波形と第
3基本波形との論理和を生成する。
【0062】第4波形生成部60dは、図2に関連して
説明した第2波形生成部60bと同一又は同様の機能及
び構成を有する。第4波形生成部60dは、基本周波数
の変化タイミングのみで値が変化し、第2基本波形より
位相の遅れた第4基本波形を生成する。本例において、
第4波形生成部60dは、第2基本波形より、半周期位
相のおくれた第4基本波形を生成する。
【0063】論理和回路118bは、第2基本波形と第
4基本波形とをインターリーブした信号を生成する。本
例において、論理和回路118bは、第2基本波形と第
4基本波形との論理和を生成する。
【0064】第1サンプリング部112aは、前述した
サンプリングクロックに基づいて、第1基本波形と第3
基本波形とをインターリーブした信号をサンプリングし
て、第1サンプリング信号を生成する。また、第2サン
プリング部112bは、前述したサンプリングクロック
に基づいて、第2基本波形と第4基本波形とをインター
リーブした信号をサンプリングして、第3サンプリング
信号を生成する。
【0065】また、PLL90は、基本周波数の2倍の
周波数を有するサンプリングクロックを生成する。前述
したように、PLL90は、基本周波数の整数倍の周波
数を有し、ジッタの少ないサンプリングクロックを容易
に生成することができる。出力部116a及び出力部1
16bは、図2に関連して説明した出力部116と同様
の機能を有する。前述したように、出力部116a及び
出力部116bは、セットリセットラッチ120を有す
る。セットリセットラッチ120は、タイミング信号を
バッファ112を介して出力する。
【0066】本例におけるタイミング発生装置50によ
れば、Non RTTCモードにおいて、高周波数で且
つジッタの少ないタイミング信号を容易に生成すること
ができる。また、本例におけるタイミング発生装置50
によれば、インターリーブした基本波形をサンプリング
することにより、同一の経路で基本波形をサンプリング
することができるため、複数の経路で基本波形をサンプ
リングした信号をインターリーブする場合に比べ、経路
間のスキューを除去し、精度のよいタイミング信号を生
成することができる。
【0067】図8は、図7に関連して説明したタイミン
グ発生装置50の第1サンプリング部112aの動作を
説明する。第1波形生成部60aは、図8に示すような
第1基本波形を生成する。第3波形生成部60cは、図
8に示すように、第1基本波形に対して半周期位相の遅
れた第3基本波形を生成する。図8において、各基本波
形のジッタ成分を斜線部で示す。
【0068】論理和回路118aは、第1基本波形と第
3基本波形とをインターリーブしたインターリーブ波形
を生成する。第1サンプリング部112aは、図8に示
すように基本周波数の2倍の周波数を有するサンプリン
グクロックを受け取り、受け取ったサンプリングクロッ
クに基づいて、インターリーブ波形をサンプリングす
る。図2に関連して説明した第1サンプリング部112
aと同様に、本例における第1サンプリング112aに
おいても、インターリーブ波形のジッタ成分を除去した
サンプリング信号を生成することができる。また、図7
に関連して説明した第2サンプリング部112bも、図
8において説明した第1サンプリング部112aと同様
の動作を行う。
【0069】以上、本発明を実施の形態を用いて説明し
たが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲
には限定されない。上記実施形態に、多様な変更または
改良を加えることができる。そのような変更または改良
を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ること
が、特許請求の範囲の記載から明らかである。
【0070】
【発明の効果】上記説明から明らかなように、本発明に
よれば、RTTCモードとNon RTTCモードを有
するタイミング発生装置のハード量を低減することがで
きる。また、ジッタを低減したタイミング信号を生成す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る試験装置100の構成の一例を
示す図である。
【図2】 タイミング発生装置50の構成の一例を示す
図である。
【図3】 波形生成部60の構成の一例を示す図であ
る。
【図4】 周期生成部92及びPLL90の構成の一例
を示す図である。
【図5】 サンプリング部112の構成の例を示す図で
ある。(a)は、サンプリング部112及び可変遅延回
路110の構成の一例を示す図である。(b)は、サン
プリング部112及び可変遅延回路110の構成の他の
例を示す図である。
【図6】 サンプリング部112における入出力信号を
説明する図である。
【図7】 タイミング発生装置50の構成の他の例を示
す図である。
【図8】 図7に関連して説明したタイミング発生装置
50の第1サンプリング部112aの動作を説明する図
である。
【符号の説明】
10・・・パターン発生部、20・・・波形整形部、3
0・・・電子デバイス、40・・・判定部、50・・・
タイミング発生装置、60・・・波形生成部、62・・
・カウンタ、64〜68・・・メモリ、72・・・排他
論理和回路、74、78・・・論理積回路、76・・・
フリップフロップ、82・・・可変遅延回路部、90・
・・PLL、92・・・周期生成部、94・・・発振
器、98・・・分周器、102・・・位相比較器、10
4・・・フィルタ、106・・・周波数シンセサイザ、
110・・・可変遅延回路、112・・・サンプリング
部、114・・・選択部、116・・・出力部、118
・・・論理和回路、120・・・セットリセットラッ
チ、122・・・バッファ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G132 AA00 AD07 AE06 AE11 AE14 AG08 AH01 AL11 5J106 AA04 BB05 CC01 CC24 CC53 CC59 DD09 DD43 FF07 KK25

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所望のタイミングで変化するタイミング
    信号を発生するタイミング発生装置であって、 所望の基本周波数の変化タイミングのみで値が変化する
    第1基本波形を生成する第1波形生成部と、 前記基本周波数の整数倍又は整数分の1倍の周波数を有
    するPLL入力信号に基づいて、前記基本周波数の整数
    倍の周波数を有し、かつ前記基本波形より位相が安定し
    たサンプリングクロックを生成するPLLと、 前記第1基本波形を前記サンプリングクロックでサンプ
    リングした第1サンプリング信号を出力する第1サンプ
    リング部と、 前記第1サンプリング信号に基づいて、前記タイミング
    信号を出力する出力部とを備えることを特徴とするタイ
    ミング発生装置。
  2. 【請求項2】 前記第1基本波形、又は前記第1サンプ
    リング信号のいずれかを選択し、選択した前記第1基本
    波形、又は前記第1サンプリング信号を、前記第1サン
    プリング信号として前記出力部に供給する第1選択部を
    更に備えることを特徴とする請求項1に記載のタイミン
    グ発生装置。
  3. 【請求項3】 前記サンプリングクロックを所望の時間
    遅延させる第1可変遅延回路を更に備え、 前記第1サンプリング部は、前記第1可変遅延回路にお
    いて遅延された前記サンプリングクロックに基づいて、
    前記第1基本波形をサンプリングすることを特徴とする
    請求項1又は2に記載のタイミング発生装置。
  4. 【請求項4】 前記第1サンプリング部が出力した前記
    第1サンプリング信号を、所望の時間遅延させる第1の
    可変遅延回路を更に備え、 前記第1選択部は、前記第1基本波形、又は前記第1可
    変遅延回路が出力した前記第1サンプリング信号のいず
    れかを選択することを特徴とする請求項1又は2に記載
    のタイミング発生装置。
  5. 【請求項5】 前記第1サンプリング部は、前記サンプ
    リングクロックの前縁における前記第1基本波形の値
    を、予め定められた時間だけ保持し、保持した前記第1
    基本波形の値を、前記第1サンプリング信号の値として
    出力することを特徴とする請求項1又は2に記載のタイ
    ミング発生器。
  6. 【請求項6】 前記第1サンプリング部は、 前記第1基本波形を入力端子に受け取り、 前記サンプリングクロックをクロック端子に受け取り、 出力端子の出力を、リセット端子に供給するD−フリッ
    プフロップであることを特徴とする請求項5に記載のタ
    イミング発生器。
  7. 【請求項7】 前記第1可変遅延回路は、前記第1基本
    波形のジッタより大きい時間、前記サンプリングクロッ
    クを遅延させることを特徴とする請求項3に記載のタイ
    ミング発生器。
  8. 【請求項8】 前記基本周波数の整数分の1倍、又は整
    数倍の周波数を有するPLL入力信号を生成する周期生
    成部を更に備え、 前記PLLは、PLL入力信号に基づいて、前記PLL
    入力信号よりジッタが小さく、前記PLL入力信号と略
    同一の周期を有する前記サンプリングクロックを生成す
    る周波数シンセサイザを有することを特徴とする請求項
    1又は2に記載のタイミング発生装置。
  9. 【請求項9】 前記周期生成部は、基準クロックを受け
    取り、前記基準クロックの位相を予め定められた階調数
    で変調させ、変調した前記基準クロックの所望のパルス
    を取り出すことにより、前記PLL入力信号を生成し、 前記周波数シンセサイザは、 所望の周期の発振信号を生成する発振器と、 前記階調数と同一の分周数を有し、前記PLL入力信号
    を分周する第1分周器と、 前記階調数の整数倍の分周数を有し、前記発振信号を分
    周する第2分周器と、 前記第1分周器において分周された前記PLL入力信号
    と、前記第2分周器において分周された前記発振信号と
    の位相差に基づいて、前記発振器が生成する前記発振信
    号の周期を制御する位相比較器とを有することを特徴と
    する請求項8に記載のタイミング発生装置。
  10. 【請求項10】 前記第1波形生成部は、前記基準クロ
    ックを受け取り、前記基準クロックに基づいて前記第1
    基本波形を生成することを特徴とする請求項9に記載の
    タイミング発生装置。
  11. 【請求項11】 前記基本周波数の変化タイミングのみ
    で値が変化し、前記第1基本波形と所定の位相差を有す
    る第2基本波形を生成する第2波形生成部と、 前記第2基本波形を、前記所定の位相差だけ遅延させた
    前記サンプリングクロックでサンプリングした第2サン
    プリング信号を出力する第2サンプリング部とを更に備
    え、 前記出力部は、前記第1サンプリング信号と、前記第2
    サンプリング信号とに基づいて、前記タイミング信号を
    出力することを特徴とする請求項1又は2に記載のタイ
    ミング発生装置。
  12. 【請求項12】 前記出力部は、前記第1サンプリング
    信号のエッジに応じてH論理を保持し、前記第2サンプ
    リング信号のエッジに応じてL論理を保持することによ
    り、前記タイミング信号を生成するラッチ部を有するこ
    とを特徴とする請求項11に記載のタイミング発生装
    置。
  13. 【請求項13】 前記基本周波数の変化タイミングのみ
    で値が変化し、前記第1基本波形より位相の遅れた第3
    基本波形を生成する第3波形生成部と、 前記基本周波数の変化タイミングのみで値が変化し、前
    記第2基本波形より位相の遅れた第4基本波形を生成す
    る第4波形生成部とを更に備え、 前記第1サンプリング部は、前記サンプリングクロック
    に基づいて、前記第1基本波形及び前記第3基本波形を
    インターリーブした信号をサンプリングして、前記第1
    サンプリング信号を生成し、 前記第2サンプリング部は、前記サンプリングクロック
    に基づいて、前記第2基本波形及び前記第4基本波形を
    インターリーブした信号をサンプリングして、前記第2
    サンプリング信号を生成することを特徴とする請求項1
    1又は12に記載のタイミング発生装置。
  14. 【請求項14】 電子デバイスを試験する試験装置であ
    って、 前記電子デバイスを試験するための試験信号を生成する
    パターン生成部と、 所望のタイミングで変化するタイミング信号を発生する
    タイミング発生装置と、 前記試験信号を整形し、前記タイミング信号に基づい
    て、整形した前記試験信号を前記電子デバイスに供給す
    る波形整形部と、 前記試験信号に基づいて、前記電子デバイスが出力する
    出力信号に基づいて、前記電子デバイスの良否を判定す
    る判定部とを備え、 前記タイミング発生装置は、 基本周波数の変化タイミングのみで値が変化する第1基
    本波形を生成する第1波形生成部と、 前記基本周波数の整数倍又は整数分の1倍の周波数を有
    するPLL入力信号に基づいて、前記基本周波数の整数
    倍の周波数を有し、かつ前記基本波形より位相が安定し
    たサンプリングクロックを生成するPLLと、 前記第1基本波形を前記サンプリングクロックでサンプ
    リングした第1サンプリング信号を出力する第1サンプ
    リング部と、 前記サンプリング信号に基づいて、前記タイミング信号
    を出力する出力部とを有することを特徴とする試験装
    置。
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