JP2003148954A - 高低差測定装置および高低差測定方法 - Google Patents

高低差測定装置および高低差測定方法

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JP2003148954A
JP2003148954A JP2001350169A JP2001350169A JP2003148954A JP 2003148954 A JP2003148954 A JP 2003148954A JP 2001350169 A JP2001350169 A JP 2001350169A JP 2001350169 A JP2001350169 A JP 2001350169A JP 2003148954 A JP2003148954 A JP 2003148954A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 総パイプ長を長くすることなく、水温安定化
のための水量を多くすることなく、水位計測サイクルの
時間を長くすることなく、各計測地点の高低差を安定し
て容易に測定する。 【解決手段】 一端が基準水槽32の下部に接続された
送水パイプ33を地盤の傾斜面に沿って配設し、各計測
水槽31の下部を送水パイプ33に接続する各分岐パイ
プ34a〜34dと送水パイプ33との接続部に、3方向
電磁バルブ35a〜35dを設けている。したがって、例
えば計測水槽31cの水位を測定する場合には、対応す
る3方向電磁バルブ35cを分岐パイプ34c側に切り換
えることによって、3方向電磁バルブ35cよりも上側
の送水パイプ33に作用する負圧の影響を無くして、計
測水槽31cの水位を迅速に安定させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、水平方向に点在
する地点の高低差を測定する高低差測定装置および高低
差測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】鉄道線路下に地下道を建設する際には、
鉄道線路下の地盤を掘削する必要がある。その際に、掘
削によって鉄道線路が沈下したり、掘削機の推力や薬剤
の注入によって鉄道線路が上昇したりする場合がある。
【0003】そこで、従来より、水平方向に点在する地
点の高低差を測定する高低差測定装置が提案されてい
る。この高低差測定装置は、図6に示すように、工事区
間における傾斜面に設定された例えば4箇所の計測点
(1)〜(4)に、計測水槽11〜14を設置する。そして、
不動箇所に基準水槽2を設置し、基準水槽2と各計測水
槽11〜14とを送水パイプ3と分岐パイプ41〜44とで
連通し、送水パイプ3の基準水槽2側には電磁バルブ5
を介設する一方、各分岐パイプ41〜44には電磁バルブ
1〜64を介設している。
【0004】上記基準水槽2近傍には給水タンク7を設
置し、この給水タンク7の下部と送水パイプ3における
電磁バルブ5‐分岐パイプ41間とを電動ポンプ8およ
び電磁バルブ9が介設された給水パイプ10で接続して
いる。そして、送水パイプ3の先端と給水タンク7の上
部とを、電磁バルブ12を介して循環パイプ11によっ
て接続して、給水タンク7から送水パイプ3に供給され
た水を給水タンク7に回収するようにしている。ここ
で、基準水槽2,給水タンク7および給水パイプ10を
一つの覆い13で囲って、基準水槽2内の水温と給水タ
ンク7内の水温とが同じになるようにしてある。
【0005】上記基準水槽2内の水面には、反射板の周
囲に複数の球形フロートを取り付けた浮き部材14を浮
設し、レーザ距離計15から発射されて浮き部材14に
おける反射板で反射されたレーザ光の往復時間から基準
水槽2内の水位を計測するようにしている。
【0006】上記構成において、先ず、上記電磁バルブ
1〜64,12を閉鎖する一方、電磁バルブ5,9を開放
する。そして、上記電動ポンプ8を駆動して、給水タン
ク7から送水パイプ3と基準水槽2とに、基準水槽2内
の水位が基準水位に至るまで給水する。ここで、上記基
準水位とは、測定の対象となる計測水槽1iに基準水槽
2から水を供給した場合にオーバーフローする量に、当
該計測水槽1iの容積に当該計測水槽1iと基準水槽2と
を連通するパイプ3,4の容積とを加えた量の水が、基
準水槽2に満たされた際の水位のことである。次に、給
水パイプ10の電磁バルブ9を閉鎖した後、測定の対象
となるi番目の計測水槽1iの電磁バルブ6iを開放し
て、計測水槽1iに基準水槽2内の水が給水される。
【0007】その際に、上記基準水槽2には、当該計測
水槽1iの容積と基準水槽2に連通されたパイプ3,4の
容積分だけ余分の水量が給水されているので、前回の測
定の際に当該計測水槽1iに給水された水はオーバーフ
ロー孔14iから押し出されてオーバーフローし、当該
計測水槽1i内の水は基準水槽2内の水と同じ温度の水
に置き換えられるのである。こうして、外気温の影響に
よって基準水槽2内の水と各計測水槽1内の水とに温度
差が生じて比重差が生ずることが防止されるのである。
【0008】こうして、当該計測水槽1iから水がオー
バーフローして当該計測水槽1i内の水が入れ替わる
と、基準水槽2内の水位をレーザ距離計15からの電気
信号に基づいて計測して、計測値を記憶部に記憶するの
である。以後、送水パイプ3および基準水槽2への給水
から基準水槽2内の水位の計測とを、測定対象の計測水
槽1を順次換えながら繰り返して、個々の計測水槽11
〜14内の水位を順次計測するのである。
【0009】したがって、上記高低差測定装置によれ
ば、個々の計測水槽11〜14に水位測定手段を付設する
必要がなく、高低差測定装置を安価に構成できるのであ
る。また、上記水位測定手段を付設する必要がない分、
計測水槽1の寸法を小さくすることができるのである。
また、計測水槽1内の水位を不動箇所に設置された基準
水槽2側(横断面の面積が計測水槽1の約10倍)で測定
することによって、計測水槽1の振動の影響を受けずに
各計測点(1)〜(4)の水位を正確に測定できるのであ
る。
【0010】また、上記基準水槽2,給水タンク7およ
び給水パイプ10を覆い13で囲って、基準水槽2内の
水温と給水タンク7内の水温とが同じ温度になるように
している。さらに、一つの計測水槽1内の水位を計測す
る際に、当該計測水槽1の容積に当該計測水槽1と基準
水槽2とを連通するパイプ3,4の容積を加算した水量
分だけ多く供給して、計測水槽1内の水を完全に入れ替
えて計測水槽1内の水温を基準水槽2内の水温とを同じ
にするようにしている。したがって、計測水槽1内の水
と基準水槽2内の水の比重を同じにして、精度よく計測
水槽1内の水位を計測できるのである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の高低差測定装置には、以下のような問題がある。す
なわち、各計測点(1)〜(4)の高低差が余り大きくなく
図6に示すように送水パイプ3を比較的平坦に配設する
ことができる場合には、全く問題なく機能することがで
きる。ところが、図7に示すように、各計測点(1)〜
(4)の高低差が大きいために、送水パイプ17および循
環パイプ18を傾斜した地盤に沿って配設する必要があ
る場合には、以下のような問題がある。
【0012】すなわち、図7に示す構成において、計測
点(1)の水位を計測する場合には、先ず、上述のように
して給水タンク7から送水パイプ17と基準水槽2とに
給水する。そして、電動バルブ9を閉鎖した後に、1番
目の電磁バルブ61を開放して計測水槽11に給水する。
【0013】その際に、上記電磁バルブ12は閉鎖され
たままであり、送水パイプ17における分岐パイプ41
への分岐点Aから電磁バルブ12までは密封された状態
となる。したがって、分岐点Aよりも上側の送水パイプ
17には負圧が掛ることになる。その結果、分岐点Aよ
りも上側の送水パイプ17内で気泡が発生したり、送水
パイプ17が弾性変形し易い場合には送水パイプ17が
変形したりする。したがって、その影響が、上記計測水
槽11内および分岐パイプ11内の水にも及ぶため、計測
水槽11の水位がなかなか安定しないと言う問題があ
る。
【0014】その場合には、図8に示すように、送水パ
イプ19および循環パイプ20を水平な地盤上に配設
し、各分岐パイプ211〜214を傾斜した地盤に沿って
配設することによって、上述の問題は解決される。とこ
ろが、その場合には、各分岐パイプ211〜214の長さ
が図7の場合よりも長くなるため、以下のような問題が
新たに発生することになる。 (1)総パイプ長が長くなってコストがアップする。 (2)各分岐パイプ211〜214の水温安定化のために
送る水の量が多くなり、給水タンク7への補給水の量が
多くなる。 (3)各分岐パイプ211〜214の水温安定化のために
送る水の量が多くなるために、全計測水槽11〜14の水
位計測サイクルの時間が長くなる。
【0015】そこで、この発明の目的は、総パイプ長を
長くすることなく、水温安定化のための水量を多くする
ことなく、水位計測サイクルの時間を長くすることな
く、各計測地点の高低差を安定して容易に測定できる高
低差測定装置および高低差測定方法を提供することにあ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1の発明は、供給口を下方に有すると共に液体が
オーバーフローするオーバーフロー口を上方に有して,
測定位置に設置される計測液槽と,連通管によって上記
計測液槽の供給口に連通される排液口を有して上記計測
液槽の液面と同じ高さの液柱を形成する基準液槽と,上
記基準液槽の液面の基準位置からの距離を計測する距離
計を有する高低差測定装置において、上記計測液槽は複
数存在し、上記連通管は,上記基準液槽の排液口に一端
が接続された送液パイプと,上記送液パイプと各計測液
槽の供給口とを接続する複数の分岐パイプで構成される
と共に、上記送液パイプと各分岐パイプとの接続位置近
傍に設けられて,上記送液パイプにおける分岐パイプよ
りも上流側を下流側と分岐パイプ側とに切り換え接続す
る切換接続手段を備えたことを特徴としている。
【0017】上記構成によれば、送液パイプと各分岐パ
イプとの接続位置近傍には、上記送液パイプにおける分
岐パイプよりも上流側を下流側と分岐パイプ側とに切り
換え接続する切換接続手段が設けられている。したがっ
て、計測対象の計測液槽の水位を計測する場合には、該
当する切換接続手段を、上記分岐パイプ側に切り換える
ことによって、当該計測液槽内および当該分岐パイプ内
の水に対する当該分岐パイプよりも上側の送液パイプに
作用する負圧力の影響が遮断される。したがって、計測
対象となる計測水槽の水位は速やかに安定するのであ
る。
【0018】さらに、現在計測対象となっている計測水
槽よりも高い位置に計測済みの計測水槽がある場合に
は、その計測済みの計測水槽に対応する切換接続手段は
分岐パイプ側に切り換えられている。したがって、計測
対象の計測水槽に対応する分岐パイプよりも上側に位置
する送液パイプ内は、計測済みの計測水槽を介して大気
に開放されている。したがって、上記送液パイプに負圧
が掛ることはなく、上記送液パイプ内の水に気泡が発生
したり、送液パイプが変形したりすることはないのであ
る。
【0019】また、1実施例では、上記第1の発明の高
低差測定装置において、上記切換接続手段は、上記送液
パイプにおける分岐パイプよりも上流側に接続された入
力ポートと、上記分岐パイプに接続された第1出力ポー
トと、上記送液パイプの分岐パイプよりも下流側に接続
された第2出力ポートを有する3方向バルブで構成され
ている。
【0020】この実施例によれば、上記送液パイプにお
ける分岐パイプよりも上流側を、下流側と分岐パイプ側
とに切り換え接続する動作が、1つの3方向バルブの動
作を制御するによって簡単に行われる。
【0021】また、1実施例では、上記第1の発明の高
低差測定装置において、上記切換接続手段は、上記分岐
パイプに介設された第1開閉バルブと、上記送液パイプ
における当該分岐パイプよりも下流側に介設された第2
開閉バルブとで構成されている。
【0022】この実施例によれば、上記切換接続手段を
2つの開閉バルブで構成することができ、上記1つの3
方向バルブで構成する場合に比して安価に構成される。
【0023】また、第2の発明は、上記第1の発明の高
低差測定装置を用いると共に,上記送液パイプを地盤の
傾斜面にに沿って配設し,上記計測液槽内およびこの計
測液槽に係る連通管内の液体を入れ替えながら測定した
各計測液槽内の液面の高さに基づいて各測定位置の高低
差を測定する高低差測定方法であって、上記各計測液槽
が設置されている測定位置の高さが高い順に各計測液槽
内の液面の高さを測定することを特徴としている。
【0024】上記構成によれば、計測液槽の設置位置の
高さが高い順に各計測液槽内の液面の高さが計測され
る。したがって、各計測毎の上記基準液槽における液量
の変化が、計測液槽内およびこの計測液槽に係る連通管
内の液量の最大値以上となるように上記基準液槽の断面
積が設定されていれば、最も高い測定位置に設置された
計測液槽内の液面の高さを測定する際に上記基準液層に
液体を供給した後は、上記基準液層に液体を補給する必
要がなくなる。したがって、全計測液槽に係る液面の高
さの測定時間が短縮される。
【0025】その際に、測定対象となる計測液槽に上記
基準液槽内の液体を供給する場合には、当該計測液槽に
係る切換接続手段が上記分岐パイプ側に切り換えられ
る。したがって、当該計測液槽および当該分岐パイプ内
の水に対する当該分岐パイプよりも上側の送液パイプに
作用する負圧の影響がなくなる。したがって、計測対象
となる計測水槽の液面の高さが迅速に安定して、全計測
液槽に係る液面の高さの測定時間が更に短縮される。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、この発明を図示の実施の形
態により詳細に説明する。図1は、本実施の形態の高低
差測定装置における構成図である。本実施の形態におい
ては、傾斜した地盤の傾斜面に沿って一定間隔に計測点
(a)〜(d)(計測点の数は4箇所に限るものではない)を
設け、各計測点(a)〜(d)の夫々に水槽(以下、計測水
槽と言う)31a〜31dを設置する。
【0027】上記計測点(a)〜(d)の近傍における不動
箇所に、各計測水槽31と同程度の高さの水位が得られ
る基準水槽32を設置する。そして、一端が基準水槽3
2の下部に接続された送水パイプ33を、各計測点に設
けられた計測水槽31の近傍を通るように地盤の傾斜面
に沿って配設する。そして、上記送水パイプ33と各計
測水槽31の下部とを分岐パイプ34a〜34dで接続
し、各分岐パイプ34a〜34dと送水パイプ33との接
続部に3方向電磁バルブ35a〜35dを設けている。こ
の3方向電磁バルブ35a〜35dは、送水パイプ33に
おける3方向電磁バルブ35a〜35dよりも上流側を、
対応する分岐パイプ34a〜34dと送水パイプ33にお
ける3方向電磁バルブ35a〜35dよりも下流側とに、
切り換え接続するバルブである。また、送水パイプ33
における最上流側の分岐パイプ34aよりも基準水槽3
2側に、基準水槽32側から順に電磁バルブ36,48
を介設している。
【0028】尚、上記基準水槽32の横断面と各計測水
槽31の横断面との面積比を、約10:1にしておく。
そうすることによって、各計測水槽31内の水位を不動
箇所に設置された基準水槽32側で測定した際に、計測
水槽31の振動の影響を受けずに各計測点(a)〜(d)の
水位を正確に測定できるのである。
【0029】上記基準水槽32近傍には給水タンク37
を設置し、この給水タンク37の下部と送水パイプ33
における電磁バルブ36と電磁バルブ48との間とを、
給水パイプ40で接続する。そして、給水パイプ40に
は、電動ポンプ38および電磁バルブ39を介設する。
ここで、基準水槽32,給水タンク37および給水パイ
プ40を一つの覆い41で囲って、基準水槽32内の水
温と給水タンク37内の水温とが同じ温度になるように
しておく。
【0030】上記図6〜図8に示す従来の高低差測定装
置の場合には、基準水槽2内の水位を計測する際にレー
ザ距離計15を用いている。あるいは、超音波式の距離
計を用いることもできる。しかしながら、レーザ距離計
15や超音波式距離計を用いる際には、測定範囲が大き
く水位の変化量が大きい場合の測定精度が悪く、各計測
点(a)〜(d)間の最大高低差が大きい場合には不向きで
ある。そこで、本実施の形態における基準水槽32で
は、次に示すような磁歪式リニアセンサを用いるのであ
る。
【0031】すなわち、上記基準水槽32内には、中心
軸に沿ってセンサプローブ42を配設し、フロートとマ
グネットとの機能を併せ持つフロートマグネット43を
センサプローブ42に沿って非接触で移動可能に設けて
いる。そして、基準水槽32内の水位の変動に応じて移
動するフロートマグネット43によって磁歪線上にねじ
り歪を発生させ、そのねじり歪の伝播時間をコントロー
ラ44で測定することによって、フロートマグネット4
3の位置(つまり、基準水槽32内の水位)を検出するの
である。この磁歪式リニアセンサは、標準での有効測定
範囲が2mであり、各計測点(a)〜(d)間の最大高低差
が大きい場合でも精度良く高低差を測定することができ
るのである。
【0032】また、上記送水パイプ33の先端と給水タ
ンク37の上部とを循環パイプ45によって接続して、
給水タンク37から送水パイプ33に供給された水を給
水タンク37に回収するようにしている。また、基準水
槽32の下端部には、電磁バルブ46が介設された排水
パイプ47を取り付けている。
【0033】上述したように、本実施の形態において
は、上記各分岐パイプ34a〜34dと送水パイプ33と
の接続部に3方向電磁バルブ35a〜35dを設けて、夫
々の3方向電磁バルブ35a〜35dは、送水パイプ33
における3方向電磁バルブ35よりも上流側を、下流側
と分岐パイプ34側とに切り換え接続するようにしてい
る。したがって、図1に示すように、測定の対象となる
計測水槽31cに対応する3方向電磁バルブ35cを分岐
パイプ34c側に切り換えることによって、当該計測水
槽31c内および分岐パイプ34c内の水に対する3方向
電磁バルブ35cよりも上側の送水パイプ33に作用す
る負圧等の影響を遮断することができるのである。
【0034】尚、上記構成の高低差測定装置は、さら
に、送水パイプ33の3方向電磁バルブ35および電磁
バルブ36,48と、給水パイプ40の電磁バルブ39
と、基準水槽32の電磁バルブ46との開閉動作、およ
び、電動ポンプ38の動作を制御する制御ユニット(図
示せず)を有しており、マイクロコンピュータ(図示せ
ず)によって、上記制御ユニットを介して上記各電磁バ
ルブ35,36,39,46,48および電動ポンプ38の
動作を制御して水位測定処理を実行する。そして、上記
マイクロコンピュータは、コントローラ44から送出さ
れてくる歪の伝播時間を表わす信号をA/D変換して取
り込み、上記信号に基づいて基準水槽32内の水位を算
出するのである。
【0035】その場合における上記水位測定処理は、図
2および図3に示す手順に従って次のように実行され
る。先ず、図2(a)に示すように、電磁バルブ46が開
放されて、基準水槽32内の水が総て排水される。次
に、図2(b)に示すように、電磁バルブ46,36が閉鎖
される一方、電磁バルブ39,48が開放されると共
に、総ての3方向電磁バルブ35a〜35dが送水パイプ
33の上流側を下流側に連通させる状態(以下、第1状
態と言う)に切り換えられる。そして、電動ポンプ38
が駆動されて、給水タンク37内の水が送水パイプ33
および循環パイプ45内を循環される。こうして、前回
の測定時に使用された水が給水タンク37に回収される
と共に、送水パイプ33および循環パイプ45の温度
が、給水タンク37内の水の温度に近づけられる。
【0036】次に、図2(c)に示すように、上記電磁バ
ルブ48が閉鎖される一方、電磁バルブ36が開放され
る。そして、電動ポンプ38が駆動され、基準水槽32
に給水タンク37内の水が基準水位に至るまで給水され
る。ここで、上記基準水位とは、最上に位置する計測水
槽31dに基準水槽32から水を供給した際にオーバー
フローする量であり、計測水槽31dの容積に計測水槽
31dと基準水槽32とを連通するパイプ33,34dの
容積を加えた量以上の水が、基準水槽32に満たされた
際の水位のことである。
【0037】次に、図3(d)に示すように、上記電磁バ
ルブ39が閉鎖される一方、3方向電磁バルブ35dが
送水パイプ33の上流側を分岐パイプ34a側に連通さ
せる状態(以下、第2状態と言う)に切り換えられる。そ
うした後に、電磁バルブ48が開放される。そうする
と、基準水槽32内の水が最上に位置する計測水槽31
dに給水される。その際に、基準水槽32には、計測水
槽31dの容積とパイプ33,34dの容積とを加えた分
以上の水が給水されるので、図2(b)において前回の測
定の際に使用した水を回収した際に送水パイプ33に残
った水が計測水槽31dのオーバーフロー孔49dから押
し出されてオーバーフローし、送水パイプ33内の水が
基準水槽32内の水と同じ温度の水に置き換えられるの
である。
【0038】その際に、上記計測水槽31d内に前回の
測定時の水が残っている場合にはオーバーフロー孔49
dから押し出されて、計測水槽31d内の水も置き換えら
れることになる。こうして、外気温の影響によって基準
水槽32内の水と計測水槽31d内の水とに温度差が生
じて比重差が生ずることを防止するのである。
【0039】こうして、上記計測水槽31d内の水が基
準水槽32から供給された水に入れ替わると、基準水槽
32内の水位をコントローラ44からの電気信号に基づ
いて計測して、計測値を記憶部(図示せず)に記憶するの
である。
【0040】次に、図3(e)に示すように、上記3方向
電磁バルブ35cが上記第2状態に切り換えられる。そ
うすると、給水タンク37内の水が計測水槽31cに給
水されて、オーバーフロー孔49cからオーバーフロー
する。その場合、基準水槽32の断面積は、基準水槽3
2内における減少水量が計測水槽31cの容積に分岐パ
イプ34cおよび上流側の送水パイプ33の容量を加え
た量以上になるように設定されている。したがって、計
測水槽31cから水がオーバーフローすると、送水パイ
プ33内の水(当該計測水槽31c内に前回測定時の水が
残っている場合にはその水も)入れ替わっていることに
なる。以後、基準水槽32内の水位をコントローラ44
からの電気信号に基づいて計測して、計測値を上記記憶
部に記憶する。
【0041】その場合、上述したように、上記3方向電
磁バルブ35cは、上記第2状態に切り換えられてい
る。したがって、計測水槽31c内および分岐パイプ3
4c内の水に対する3方向電磁バルブ35cよりも上側か
らの影響が遮断される。その結果、計測水槽31cの水
位は迅速に安定するのである。さらに、3方向電磁バル
ブ35cよりも上側に位置する3方向電磁バルブ35d
は、図3(d)における水位測定時に第2状態に切り換え
られたままになっている。したがって、3方向電磁バル
ブ35cよりも上側に位置する送水パイプ33内は、分
岐パイプ34dおよび計測水槽31dを介して大気に開放
されている。したがって、上記上側の送水パイプ33に
負圧が掛ることはなく、送水パイプ33内の水に気泡が
発生したり、送水パイプ33が変形したりすることはな
いのである。
【0042】以下、同様にして各計測水槽31の水位が
順次計測され、最後に、図3(f)に示すように、最下に
位置する計測水槽31aの水位が計測されて上記記憶部
に記憶されると、上記記憶部に記憶された各計測点(a)
〜(d)における水位の値に基づいて、各計測点(a)〜
(d)間の高低差が算出されるのである。
【0043】上述したように、本実施の形態において
は、傾斜した地盤における傾斜面に配設された送水パイ
プ33における最上位置に取り付けられた計測水槽31
dから最下位置に取り付けられた計測水槽31aに向って
順次水位を測定するので、最初に基準水槽32内に給水
した後は基準水槽32へ給水する必要がなく、全計測水
槽31に関する水位の計測時間を短縮することができる
のである。但し、この発明における水位測定処理動作
は、図2に示す手順のみに限定されるものではない。
【0044】以上のように、本実施の形態の高低差測定
装置においては、一端が基準水槽32の下部に接続され
た送水パイプ33を地盤の傾斜面に沿って配設し、各計
測水槽31の下部を送水パイプ33に接続する各分岐パ
イプ34a〜34dと送水パイプ33との接続部に3方向
電磁バルブ35a〜35dを設けている。したがって、例
えば計測水槽31cの水位を測定する場合には、対応す
る3方向電磁バルブ35cを上記第2状態に切り換える
ことによって、3方向電磁バルブ35cよりも上側から
の負圧等の影響を除去して、計測水槽31cの水位を迅
速に安定させることができるのである。
【0045】すなわち、本実施の形態によれば、図8に
示す高低差測定装置のように、夫々の分岐パイプを傾斜
した地盤に沿って配設する必要がなく、個々の計測水槽
31の水位を安定させるために、総パイプ長が長くな
り、水温安定化のための水量が多なり、水位計測サイク
ルの時間が長くなることを抑制できるのである。
【0046】ところで、本実施の形態においては、図4
に示すように、上記各分岐パイプ34と送水パイプ33
との接続部に3方向電磁バルブ35を設けて、1つの電
磁バルブで上記第1状態と上記第2状態とに切り換える
ようにしている。しかしながら、このような上記第1状
態と上記第2状態とへの切り換え機能は、送水パイプ3
3における分岐パイプ34への分岐点よりも下流側と分
岐パイプ34との夫々に通常の電磁バルブ50,51を
介設し、各電磁バルブ50,51の開閉を下記のように
制御しても得ることができる。すなわち、上記第1状態
を得る場合には、電磁バルブ50を閉鎖する一方、電磁
バルブ51を開放するのである。また、上記第2状態を
得る場合には、電磁バルブ50を開放する一方、電磁バ
ルブ51を閉鎖するのである。
【0047】上記3方向電磁バルブ35は、1個で通常
の電磁バルブ2個の1.5倍の価格である。したがっ
て、上述したように、3方向電磁バルブ35の機能を2
個の通常の電磁バルブ50,51で実現することによっ
て、コストダウンを図ることができるのである。
【0048】尚、上記実施の形態においては、上記基準
水槽32内に測定の対象となる計測水槽31の水位と同
じ高さの水位を形成するために、余分な水は当該計測水
槽31のオーバーフロー孔49からオーバーフローさせ
て廃棄するようにしている。そのために、計測点の数が
多い場合や繰り返して何度も計測を行う場合には、多量
の水が必要になる。そこで、各計測水槽31のオーバー
フロー孔49と循環パイプ45とを排水パイプで連通さ
せて、あるいは、オーバーフロー孔49と給水タンク3
7とを排水パイプで連通させて、オーバーフロー孔49
からオーバーフローした水を給水タンク37に回収する
するようにすることが望ましい。
【0049】
【発明の効果】以上より明らかなように、第1の発明の
高低差測定装置は、測定位置に設置される複数の計測液
槽と基準液槽とを、上記基準液槽に接続された送液パイ
プと、この送液パイプと各計測液槽とを接続する複数の
分岐パイプとで連通し、上記送液パイプと各分岐パイプ
との接続位置近傍には、上記送液パイプにおける夫々の
分岐パイプよりも上流側を下流側と分岐パイプ側とに切
り換え接続する切換接続手段を設けたので、計測対象の
計測液槽の水位を計測する場合には、該当する切換接続
手段を、上記送液パイプにおける上流側を分岐パイプ側
に接続するように切り換えることによって、当該計測液
槽内あるいはおよび当該分岐パイプ内の水に対する当該
分岐パイプよりも上側の送液パイプに作用する負圧力の
影響を遮断することができる。したがって、計測対象と
なる計測水槽の水位を速やかに安定させることができる
のである。
【0050】さらに、計測対象の計測水槽よりも高い位
置に計測済みの計測水槽がある場合には、その計測済み
の計測水槽に対応する切換接続手段は分岐パイプ側に切
り換わっている。したがって、計測対象の計測水槽より
も上側の送液パイプ内は上記計測済みの計測水槽を介し
て大気に開放されており、上記送液パイプに負圧が掛る
ことはない。その結果、上記送液パイプ内の水に気泡が
発生したり、送液パイプが変形したりすることを防止で
きるのである。
【0051】また、1実施例の高低差測定装置は、上記
切換接続手段を3方向バルブで構成したので、上記送液
パイプの上流側を下流側と上記分岐パイプ側とに切り換
え接続する動作を、1つの3方向バルブの動作を制御す
るによって簡単に行うことができる。
【0052】また、1実施例の高低差測定装置は、上記
切換接続手段を上記分岐パイプに介設された第1開閉バ
ルブと上記送液パイプの下流側に介設された第2開閉バ
ルブとで構成したので、上記1つの3方向バルブで構成
する場合に比して安価に構成することができる。
【0053】また、第2の発明の高低差測定方法は、上
記第1の発明の高低差測定装置における送液パイプを地
盤の傾斜面に配設すると共に、上記計測液槽内およびこ
の計測液槽に係る連通管内の液体を入れ替えながら各計
測液槽内の液面の高さを測定する際に、各計測液槽が設
置された測定位置の高さが高い順に各計測液槽内の液面
の高さを測定するので、測定毎の上記基準液槽における
液量の変化が、計測液槽内およびこの計測液槽に係る連
通管内の液量の最大値以上になるように設定されていれ
ば、各測定毎の上記基準液層への液体補給は必要がな
い。したがって、全計測液槽に係る液面の高さの測定時
間を短縮することができる。
【0054】その際に、測定対象となる計測液槽に係る
切換接続手段は、上記分岐パイプ側に切り換えられるの
で、当該計測液槽内および当該分岐パイプ内の水に対す
る上側の送液パイプに作用する負圧の影響を無くすこと
ができる。したがって、計測水槽の液面の高さを迅速に
安定させて、全計測液槽に係る液面の高さの測定時間を
更に短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の高低差測定装置における構成図で
ある。
【図2】 図1に示す高低差測定装置による水位測定処
理の手順を示す図である。
【図3】 図2に続く水位測定処理の手順を示す図であ
る。
【図4】 図1における3方向電磁バルブの説明図であ
る。
【図5】 図4に示す3方向電磁バルブの機能を通常の
電磁バルブで実現する場合の説明図である。
【図6】 従来の高低差測定装置の構成図である。
【図7】 図6に示す高低差測定装置における問題点の
説明図である。
【図8】 図6とは異なる従来の高低差測定装置の構成
図である。
【符号の説明】
31…計測水槽、 32…基準水槽、 33…送水パイプ、 34a〜34d…分岐パイプ、 35a〜35d…3方向電磁バルブ、 36,39,46,48,50,51…電磁バルブ、 37…給水タンク、 38…電動ポンプ、 40…給水パイプ、 42…センサプローブ、 43…フロートマグネット、 44…コントローラ、 45…循環パイプ、 47…排水パイプ、 49a〜49d…オーバーフロー孔。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給口を下方に有すると共に、液体がオ
    ーバーフローするオーバーフロー口を上方に有して、測
    定位置に設置される計測液槽と、連通管によって上記計
    測液槽の供給口に連通される排液口を有して、上記計測
    液槽の液面と同じ高さの液柱を形成する基準液槽と、上
    記基準液槽の液面の基準位置からの距離を計測する距離
    計を有する高低差測定装置において、 上記計測液槽は複数存在し、 上記連通管は、上記基準液槽の排液口に一端が接続され
    た送液パイプと、上記送液パイプと各計測液槽の供給口
    とを接続する複数の分岐パイプで構成されると共に、 上記送液パイプと各分岐パイプとの接続位置近傍に設け
    られて、上記送液パイプにおける分岐パイプよりも上流
    側を下流側と分岐パイプ側とに切り換え接続する切換接
    続手段を備えたことを特徴とする高低差測定装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の高低差測定装置におい
    て、 上記切換接続手段は、上記送液パイプの分岐パイプより
    も上流側に接続された入力ポートと、上記分岐パイプに
    接続された第1出力ポートと、上記送液パイプの分岐パ
    イプよりも下流側に接続された第2出力ポートを有する
    3方向バルブで構成されていることを特徴とする高低差
    測定装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の高低差測定装置におい
    て、 上記切換接続手段は、上記分岐パイプに介設された第1
    開閉バルブと、上記送液パイプにおける当該分岐パイプ
    よりも下流側に介設された第2開閉バルブとで構成され
    ていることを特徴とする高低差測定装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3の何れか一つに記
    載の高低差測定装置を用いると共に、上記送液パイプを
    地盤の傾斜面に沿って配設し、上記計測液槽内およびこ
    の計測液槽に係る連通管内の液体を入れ替えながら測定
    した各計測液槽内の液面の高さに基づいて各測定位置の
    高低差を測定する高低差測定方法であって、 上記各計測液槽が設置されている測定位置の高さが高い
    順に各計測液槽内の液面の高さを測定することを特徴と
    する高低差測定方法。
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