JP2003148773A - 空気調和装置 - Google Patents
空気調和装置Info
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- F24F1/00—Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station
- F24F1/06—Separate outdoor units, e.g. outdoor unit to be linked to a separate room comprising a compressor and a heat exchanger
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Abstract
状を特定でき、作業性を向上させた防振材による冷媒音
の軽減を行ったことを特徴とする空気調和装置を提供す
ることにある。 【解決手段】 室外ユニット1の機械室8内に設けられ
た電動弁25の冷媒が流通する部分をこの電動弁25の
形状に内部を成形され、二股形状の外形をしたゴムやウ
レタンなどの緩衝性を持った材質を使用した防振材32
を取り付けて覆うことにより、電動弁25の冷媒が流通
する部分で発生する冷媒音を軽減でき、かつこの防振材
32は成形品であるため、粘着部を持たずとも固定する
ことができ、組立てやメンテナンス等で、取り外しても
再使用することが可能であり、その作業面の向上および
環境面でも有効である。
Description
方弁により、前記冷媒の循環方向を反転させて冷暖房を
行う空気調和装置の電動弁などの被制御部品を通過する
際に発生する冷媒音の軽減に関する。
を通過する際に発生する冷媒音については、ビブインス
など粘着性を持った板状のものを貼り付けて使用する防
振材により、音の発生の防止あるいは、吸音をさせてい
た。
どの粘着性を持った防振材は、貼り付けの位置出しや、
形状を特定できず、組立ての作業時、その粘着性から思
わぬ箇所に張り付いてしまうなど、作業性に難しい面が
あり、また、メンテナンス時の点検や部品交換などの際
に、前記ビブインスなどの防振材を取り外さねければな
らないケースなどがあり、作業性の上で問題点があっ
た。
することは出来ず、廃棄処分となるため、環境面におい
ても、懸念される面を持っていた。
り付けの位置出しおよび、形状を特定でき、作業性を向
上させた防振材により冷媒音の軽減を行ったことを特徴
とする空気調和装置を提供することにある。
は、筐体内部を垂直方向へ延びる仕切板で、熱交換器室
と機械室とに分割し、その機械室に圧縮機と、四方弁
と、冷媒の流量を調節する電動弁とを含む被制御部品を
冷媒配管で接続して内蔵した室外ユニットを有する空気
調和装置において、前記電動弁などの前記被制御部品
を、成形された緩衝性を持つ防振材で覆ったことを特徴
とするものである。
のものにおいて、前記緩衝性を持った成形品で覆う部品
が、前記電動弁であることを特徴とするものである。
2に記載のものにおいて、内部を前記電動弁の外形に合
わせて成形された緩衝性を持つ防振材で、前記電動弁の
冷媒が流通する部分を覆ったことを特徴とするものであ
る。
に記載のものにおいて、前記緩衝性を持ち成形された防
振材を、円筒形をした主部と、前記円筒形の側面より延
び、先端が曲がった副部とからなる二股形状をし、前記
主部と前記副部の一部に切れ込みを有し、この切れ込み
を左右に開いて、前記電動弁の冷媒が流通する部分に取
り付け、この電動弁の冷媒が流通する部分を覆う構成と
したことを特徴とするものである。
て、図1から図4を参照して説明する。
図で、その筐体については、前面と天面を覆う外装ケー
ス2と、両側面と背面を覆う外装ケース3と、底面板4
で構成されており、外装ケース2の前面には、熱交換を
行った空気を排出する排出口10が設けられ、この排出
口10には、その奥の熱交換器室7へ石などの障害物が
侵入し、回転する室外送風機20を破損しないためと、
誤って指などを入れ怪我などの事故に至らない様に、吹
出しグリル11が設けられている。
室外ユニット1を運搬あるいは、据付け作業を行う時の
取っ手12が設けられ、右側面には、底面板4に固定さ
れた室内ユニットへ冷媒配管を接続するバルブ18を固
定する配管板17を露出させるための切り欠き13と、
室内ユニットからの電源および、通信配線を室外制御部
9の端子板29へ接続するための配線口14が設けら
れ、背面には、熱交換器室7へ大気を通風させる開口1
5が設けられている。
外ユニット1の据付けの支持となる台座16が、底面板
4の長手方向の両端付近で、この方向と直交する方向に
向けて設けられ、上面は、室外ユニット1の熱交換器室
7と、機械室8と、その機械室8の上の室外制御部9と
の各部品を載置して、これらを支持し、右側縁部には、
室内ユニットへ冷媒配管を接続するためのバルブ18を
固定する配管板17が設けられている。
型に近い形に曲げられて、前記機械室8へ向いた面に吸
音材43が貼り付けられた垂直方向に延びる仕切板5
で、熱交換器室7と、機械室8とに分割され、一方の熱
交換器室7には、室外送風機20と、一端を底面板4上
に固定され、他端を室外熱交換器19に掛止された室外
送風機20を支持する室外送風機アングル21と、室外
熱交換器19とが、底面板4上に載置されて内蔵され、
他方の機械室8には、圧縮機22と、アキュームレータ
23と、四方弁24と、電動弁25と、キャピラリチュ
ーブ26とが冷媒配管で接続されて底面板4上に載置さ
れて内蔵され、電源部品のリアクタ27も仕切板5の上
部に固定されて内蔵されている。
6が、この機械室の天面を覆う様に取り付けられ、この
上下仕切板6上には、室外ユニット1の運転制御や、室
内ユニットとの通信を行う室外電装箱28と、室内ユニ
ットからの電源および、通信配線を接続する端子板29
と、ヒューズ31と、この上下仕切板6の下に位置する
機械室8への配線を中継するコネクタ30が設けられ
て、室外制御部9を構成している。
は、上記室外ユニットの機械室8内部について表した図
であるが、本発明による再使用でき、緩衝性を持った成
形品による防振材32を電動弁25に取り付けた図で、
電動弁25は、液管バルブ18Aと、室外熱交換器19
とをつなぐ冷媒配管上に設けられ、室外ユニット1の機
械室内に取り付けられた部品で、その開度を室外制御部
9からの信号により可変させて、冷媒の流量を調節する
制御装置である。
構造は、図3に示す様に、コイル部33と、電動弁本体
部34とに大別されており、一方のコイル部33は、図
示はしていないが、複数のコイルを巻いた鉄心を輪状に
並べて樹脂モールドされたコイル36と、このコイル3
6を収めたコイルケース35と、前記コイル36から延
びた制御配線37で構成され、他方の電動弁本体部34
は、継手38および39と、本体40とからなる本体部
43と、ケース41および下蓋42に収められた制御部
44により構成され、上記コイル部33は、ケース41
側壁の下方へ、前記ケース41を囲う様に取り付けら
れ、コイル部33に設けられた凸部59を電動弁本体部
34のケース41の上部表面に設けられた凹部60に掛
止させて取り付けている。
ついて説明すると、制御部44は、ケース41と、下蓋
42とで外装を囲われており、その内部は、電動弁の開
度制限を行っているステム48や、ガイド49や、スラ
イダ50から構成される制限部55と、前記コイル部3
3からの励磁により、回転する樹脂ロータ51や、マグ
ネット52や、雌ネジ53で構成される回転部56と、
後述する調流部47まで延びたニードル46と、このニ
ードル46に固定された雄ネジ54とから構成される稼
動部57の3つで構成されており、この回転部56と、
上述のコイル部33とで、ステッピングモータが構成さ
れている。また、この制御部44の下方に取り付けられ
ている本体部43は、調流部47を持つ本体40と、こ
の調流部47の底面には、弁座45が設けられ、この弁
座45の下から延在された継手39と、調流部47の側
壁から延在された継手38とを備え、上記ニードル46
が、この弁座45を上方より蓋をする形に取り付けられ
た構造となっている。
明すると、上記コイル部33に内蔵された複数のコイル
に制御配線37を通じて、順次電圧を印可して、励磁す
ることにより、制御部44内に収められたマグネット5
2が回転させられ、これにより、このマグネット52に
固定されている樹脂ロータ51や雌ネジ53も回転し、
この雌ネジ53と嵌合された雄ネジ54および、この雄
ネジ54に固定されたニードル46が、上下方向に移動
する様になっており、例えば、前記雌ネジ53を持つ回
転部56が反時計回りの方向へ回転した場合、制御部4
4の上部に設けられた制限部55のスライダ50を回転
させてガイド49により、ステム48上を上方に移動さ
せるとともに、回転部56の雌ネジ53も回転し、この
雌ネジ53と嵌合した雄ネジ54を引き上げる。
設けられた本体40内の調流部47まで延ばされた前記
雄ネジ54に取り付けられたニードル46も引き上げら
れて、弁座45との間に隙間ができ、継手38あるい
は、継手39のどちらか一方より侵入して来た冷媒が、
この隙間を通り、他方の継手へと流通出来る様になって
おり、前記回転部56が、全開状態まで回転するとスラ
イダ50の突起57と、ガイド49の上端に設けられた
ストッパ58とが当たり、これ以上、回転部56が回転
しない様にしている。
記雌ネジ53を持つ回転部56が時計回りの方向へ回転
した場合、制御部44の上部に設けられた制限部55の
スライダ50を回転させてガイド49により、ステム4
8上を下方に移動させるとともに、回転部56の雌ネジ
53も回転し、この雌ネジ53と嵌合した雄ネジ54を
押し下げ、電磁弁本体部34の下方に設けられた本体4
0内の調流部47まで延ばされた上記雄ネジ54に取り
付けられたニードル46も押し下げて、弁座45との間
の隙間を狭めて行き、最終的には、ニードル46が弁座
45に当たることにより、これ以上、回転部56が回転
しない様に止められ、この弁座45の中央に設けられた
孔をニードル46で塞いで全閉状態となって、継手38
あるいは、継手39のどちらか一方より侵入して来た冷
媒の流通を遮断している。
弁座45との開度の調節を行うことにより、冷媒配管内
を流通する冷媒の流量を調節しているが、調流室47前
後の冷媒圧力に差があることや、必ずしも完全な液冷媒
あるいは、ガス冷媒のみが流通する箇所で無いため、気
泡を含んだガス冷媒と液冷媒の中間の状態の冷媒が流通
する時など、冷媒音が発生してしまう。
やウレタンなどの緩衝性および吸音性を持った材質を使
用して成形された図4および図5に示す様な部品で、上
記冷媒音の発生源となる電動弁25の本体部43を覆う
ものである。
弁25の側方で、継手38寄りのやや上方の位置から示
した図および、防振材32を切れ込み61および、62
の面(斜線部)で切断した断面図で、図5は、電動弁2
5への取り付けのため設けた、切れ込み61および62
を表示するため、電動弁25の側方で、継手38とは反
対側のやや上方の位置から示した図である。
8を覆い、C部は、本体部43から継手39を覆う部分
で、その内部は、電動弁25の本体部43の形状に合わ
せて成形されており、前記電動弁25への取り付けるた
めの切れ込み61と62が設けられ、この切れ込み61
は、C部の上端から下端までの切れ込みとなっており、
また、切れ込み62は、C部の切れ込み61と対向する
面に設けられた切れ込みで、C部下端よりB部の下面を
通り、B部の先端まで下面側を切り込んで、図5のDに
示す様に、この切れ込み61を左右に開いて、電動弁2
5の継手38側より、前記電動弁の継手38および、本
体部43へ取り付ける様になっている。
の様に電動弁25の形状に合わせて成形され、材質も上
記の様にゴムやウレタンなどの材質を使用しての成形品
であるため、形状の復元性もあり、継手38および、本
体部43のいわばT形となる部分に取り付けることか
ら、特にテープやクランパなどで固定する必要も無く固
定される。
部品に緩衝性を持った成形品の防振材を使用することに
より、防振材の形状を特定させることが可能となり、組
み立ておよびメンテナンス時の作業性をも向上し、か
つ、冷媒音の軽減も行うことが可能となる。
などを使用しておらず、何度でも再使用することができ
るため、環境面に対しても好適である。
手38寄りのやや上方の位置から示した図および、切れ
込みの部分で切断した断面図である。
手38とは反対側のやや上方の位置から示した図であ
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 筐体内部を垂直方向へ延びる仕切板で、
熱交換器室と機械室とに分割し、その機械室に圧縮機
と、四方弁と、冷媒の流量を調節する電動弁とを含む被
制御部品を冷媒配管で接続して内蔵した室外ユニットを
有する空気調和装置において、 前記電動弁などの前記被制御部品を、成形された緩衝性
を持つ防振材で覆ったことを特徴とする空気調和装置。 - 【請求項2】 前記緩衝性を持った成形品で覆う部品
が、前記電動弁であることを特徴とする請求項1に記載
の空気調和装置。 - 【請求項3】 内部を前記電動弁の外形に合わせて成形
された緩衝性を持つ防振材で、前記電動弁の冷媒が流通
する部分を覆ったことを特徴とする請求項1または2に
記載の空気調和装置。 - 【請求項4】 前記緩衝性を持ち成形された防振材を、
円筒形をした主部と、前記円筒形の側面より延び、先端
が曲がった副部とからなる二股形状をし、前記主部と前
記副部の一部に切れ込みを有し、この切れ込みを左右に
開いて、前記電動弁の冷媒が流通する部分に取り付け、
この電動弁の冷媒が流通する部分を覆う構成としたこと
を特徴とする請求項1乃至3に記載の空気調和装置。
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