JP2003146262A - 車体組付方法 - Google Patents

車体組付方法

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JP2003146262A
JP2003146262A JP2001343386A JP2001343386A JP2003146262A JP 2003146262 A JP2003146262 A JP 2003146262A JP 2001343386 A JP2001343386 A JP 2001343386A JP 2001343386 A JP2001343386 A JP 2001343386A JP 2003146262 A JP2003146262 A JP 2003146262A
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JP
Japan
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side members
jig
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underbody
window opening
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JP2001343386A
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English (en)
Inventor
Isao Kita
功 喜夛
Kazuto Ikeda
和人 池田
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Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フロントウィンド開口やリヤ開口の形状精度
を容易に確保可能な車体組付方法を提供すること。 【解決手段】 アンダーボディ1に対して左右一対のサ
イドメンバー3を第1治具を使用して位置決めすると共
にその下位溶接縁をアンダーボディ1の左右溶接縁に合
わせて取付ける(第1工程)。左右のサイドメンバー2
の上端部間に、ルーフ3、ヘッダー又はフレームバック
などの横断部材を所定位置に仮置きする(第2工程)。
フロントウィンド開口及びリヤ開口を形成する部材を所
定矩形状にクランプする一体形第2治具(矩形フレーム
体9,10)を使用して位置決めし溶接する(第3工
程)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車体組付方法に係
り、特に、フロントウィンド開口とリヤ開口を形成する
部材をそれぞれ一体形の矩形フレーム体のクランプ手段
でクランプして位置決めし溶接するようにした組付方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の車体は、アンダーボディ、左右
一対のサイドメンバー及びルーフを主要部材として構成
される。アンダーボディは車体組立ラインの所定位置に
位置決めされ、このアンダーボディに対して左右のサイ
ドメンバーとルーフが相互独立の3つの治具に保持され
て相対的に位置決めされ、この位置決め状態で各主要部
材が溶接ロボットによるスポット溶接で仮付けされ、そ
の後増し打ち溶接される。左右のサイドメンバー間には
ルーフ取付け前に車両前部にヘッダー、車両後部にフレ
ームバックがそれぞれ水平に取付けられる場合がある。
以下、ルーフ、ヘッダー又はフレームバックなどを総称
する場合は「横断部材」という用語を使用する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】フロントウィンド開口
とリヤ開口の形状精度はウィンドシールドやバックドア
などの嵌合性に直結するため、左右のサイドメンバーと
ルーフなどの横断部材を保持する3つの治具は、ルー
フ、ヘッダー又はフレームバックなどの横断部材と共に
アンダーボディに対して正確に位置決めされなければな
らない。
【0004】前記3つの治具は一般に大型かつ大重量で
あって、しかも左右方向ないし上下方向に移動させるた
めに大型の駆動手段に取付けられているから、アンダー
ボディに対して正確に位置決めすることは容易ではな
い。このため、量産に入る前に試作によりウィンドシー
ルドの嵌合性をチェックし、嵌合不良であれば3つの治
具やその駆動手段等を試行錯誤的に調整しているが、そ
の調整が複雑で手間がかかり、量産に移行する際の障害
となることがあった。
【0005】本発明の目的は、フロントウィンド開口や
リヤ開口の形状精度を容易に確保可能な車体組付方法を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の車体組付方法
は、車体組立ラインの所定位置に位置決めされたアンダ
ーボディに対して左右一対のサイドメンバーの下位溶接
縁を第1治具を使用して位置決め状態で仮置きする第1
工程、左右のサイドメンバーの上位溶接縁間にルーフ、
ヘッダー又はフレームバックなどの横断部材をその左右
溶接縁をサイドメンバーの上位溶接縁に合わせて仮置き
する第2工程、及び前記サイドメンバーと横断部材によ
って形成されるフロントウィンド開口及びリヤ開口を所
定矩形状にクランプする一体形第2治具を使用して位置
決めし溶接する第3工程を有することを特徴とする。
【0007】前記第1工程では第1治具によってサイド
メンバーが前後上下方向に位置決めされて仮置きされ、
第2工程でルーフ、ヘッダー又はフレームバックなどの
横断部材がサイドメンバーに対してそれぞれ所定位置で
仮置きされ、第3工程で一体形第2治具によって前記横
断部材などフロントウィンド開口及びリヤ開口を形成す
る部材が所定矩形状にクランプされて溶接される。第2
治具は一体形であるため、従来のように複数の治具の相
対的位置決め精度という不安定要素がなく、フロントウ
ィンド開口及びリヤ開口の形状精度が第2治具によって
一律的に規定され高精度に安定する。なお、前記「仮置
き」は爪と孔など凹凸関係による係合やスポット仮付け
などを含むものである。
【0008】前記第2治具は、具体的には、フロントウ
ィンド開口及びリヤ開口に隣接して位置決めされる矩形
フレーム体と、該フレーム体に取付けられフロントウィ
ンド開口及びリヤ開口を形成する部材をクランプ可能な
クランプ手段で構成することができる。矩形フレーム体
はアンダーボディの近傍の基礎上に固定的に配設しても
よいし、アンダーボディの近傍に配設されたロボットか
ら延ばしたアームの先端などに取付けてもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
を参照して説明する。図1(A)(B)は車体組立ライ
ンの一つのステーションを示したもので、1はアンダー
ボディ、1aはアンダーボディ後部、2は左右一対のサ
イドメンバー、3aはヘッダー、3bはフレームバッ
ク、3cはセンタ、4はカウルアウタである。アンダー
ボディ1は治具パレット(図示省略)に搭載され車体組
立ラインに沿って移動する。治具パレットは各ステーシ
ョンに配設されたクランプ手段によって所定位置に位置
決めされ、アンダーボディ1などに対して各種部材の組
付けがなされる。なお、図1で○で囲んだ×印はスポッ
ト溶接部位を示す。
【0010】左右のサイドメンバー2は、図1の直近上
流側ステーションにおいてアンダーボディ1に溶接され
る(第1工程)。図1の直近上流側ステーションにはア
ンダーボディ1の左右両側の溶接縁に対して左右のサイ
ドメンバー2の下位溶接縁を位置決めする第1治具が配
設され、この第1治具を使用してアンダーボディ1に対
するサイドメンバー2の溶接が行われる。第1治具は従
来のような屏風状大型治具も使用可能であるが、本実施
形態ではサイドメンバー2の下位溶接縁の前後部2箇
所、左右で計4箇所をアンダーボディ1の左右両側溶接
縁の前後部に部分的にクランプする4つの小型治具を使
用することとする。これは、アンダーボディに対してサ
イドメンバー2の下位溶接縁のみを溶接する段階では、
サイドメンバー2の下位溶接縁の少なくとも前後部が、
前後及び上下方向に正確に位置決めできれば十分だから
である。アンダーボディ1に対してサイドメンバー2が
位置決め溶接されると、第1治具が開放されてアンダー
ボディ1が図1のステーションに搬送される。
【0011】図1(A)(B)のステーションには、車
体組立ラインの両側に門形フレーム8が固定配置されて
いる。この左右の門形フレーム8には、アンダーボディ
1の前後部に隣接するように前後2つの矩形フレーム体
9,10が取付けられている。2つの矩形フレーム体
9,10は、図1のステーションにアンダーボディ1が
搬送されて来る際に邪魔にならないように門形フレーム
8の上方に適当なアクチュエータにて退避移動可能とさ
れている。
【0012】アンダーボディ1が搬入されると、まず、
ヘッダー3aとフレームバック3b(さらには車種によ
ってセンタ3c)がその左右溶接縁を左右のサイドメン
バー2の上位溶接縁に合わせて仮置きされる(第2工
程)。
【0013】次に、矩形フレーム体9,10が図1
(A)(B)のようにフロントウィンド開口とリヤ開口
の外側に隣接する位置に移動される。矩形フレーム体
9,10には複数のクランプが取付けられており、これ
らクランプによって、フロントウィンド側ではカウルア
ウタ4両端部、サイドメンバー2の左右ピラー部及びヘ
ッダー3a前縁両端部の計6箇所が少なくともクランプ
されるようになっている。また、リヤ開口側ではフレー
ムバック3b両端部、サイドメンバー2の左右リヤクォ
ータ部及びアンダーボディ後部1a両端部の計6箇所が
少なくともクランプされるようになっている。
【0014】このように、フロントウィンド側とリヤ開
口側で各開口を構成する部材が一体形矩形フレーム体
9,10のクランプに固定されることで、左右のサイド
メンバーの左右倒れ方向の位置決めがなされ、かつ、こ
れらサイドメンバー2に対してカウルアウタ4、ヘッダ
ー3a、フレームバック3bの両端部がそれぞれ位置決
めされるから、フロントウィンド開口とリヤ開口の形状
が設計通りに定まる。
【0015】以上、本発明の一実施形態につき説明した
が、本発明は前記実施形態に限定されることなく種々の
変形が可能である。例えば前記実施形態では車体組立ラ
インの両側に門形フレーム8を配置してこのフレーム8
に矩形フレーム体9,10を配設したが、図1(C)の
ように車体組立ラインの側方に配置した2基のロボット
11,12からアーム11a,12aを延ばし、各アー
ム11a,12aの先端に矩形フレーム体9,10を一
つずつ取付けてもよい(一方の矩形フレーム体10のみ
示す)。矩形フレーム体9,10とそのクランプは車種
毎の専用品となるから、このようにロボットアーム11
a,12aの先端に着脱自在に支持させることで段替を
迅速に行うことが可能となる。
【0016】
【発明の効果】本発明は前述の如く、フロントウィンド
開口縁を構成する左右のサイドメンバー及びルーフ又は
ヘッダーなどの横断部材の前縁、あるいは、リヤ開口縁
を構成する左右のサイドメンバー及びルーフ又はフレー
ムバック後縁を、それぞれ所定矩形状にクランプする一
体形第2治具を使用して位置決めし溶接するから、各開
口部の形状精度を一律的かつ高レベルで安定させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)は車体組付ステーションの側面図、
(B)は同平面図、(C)は車体組付ステーションの変
形例を示す正面図。
【符号の説明】
1 アンダーボディ 1a アンダーボディ後部 2 サイドメンバー 3a ヘッダー 3b フレームバック 3c センタ 4 カウルアウタ 8 門形フレーム 9,10 矩形フレーム体 11,12 ロボット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3C030 BD06 CC01 3D114 AA01 AA15 BA02 BA03 BA05 CA05 DA01 DA12 EA01 FA16 GA02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体組立ラインの所定位置に位置決めさ
    れたアンダーボディに対して左右一対のサイドメンバー
    の下位溶接縁を第1治具を使用して位置決め状態で仮置
    きする第1工程、左右のサイドメンバーの上位溶接縁間
    にルーフ、ヘッダー又はフレームバックなどの横断部材
    をその左右溶接縁をサイドメンバーの上位溶接縁に合わ
    せて仮置きする第2工程、及び前記サイドメンバーと横
    断部材によって形成されるフロントウィンド開口及びリ
    ヤ開口を所定矩形状にクランプする一体形第2治具を使
    用して位置決めし溶接する第3工程を有することを特徴
    とする車体組付方法。
  2. 【請求項2】 前記第2治具が、フロントウィンド開口
    及びリヤ開口に隣接して位置決めされる矩形フレーム体
    と、該フレーム体に取付けられフロントウィンド開口及
    びリヤ開口を形成する部材をクランプ可能なクランプ手
    段とを有することを特徴とする請求項1記載の車体組付
    方法。
JP2001343386A 2001-11-08 2001-11-08 車体組付方法 Withdrawn JP2003146262A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113441935A (zh) * 2020-03-26 2021-09-28 富鼎电子科技(嘉善)有限公司 夹持装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113441935A (zh) * 2020-03-26 2021-09-28 富鼎电子科技(嘉善)有限公司 夹持装置
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