JP2003145381A - 連結装置、及び連結装置付きスピンドルモータ - Google Patents

連結装置、及び連結装置付きスピンドルモータ

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JP2003145381A
JP2003145381A JP2001346238A JP2001346238A JP2003145381A JP 2003145381 A JP2003145381 A JP 2003145381A JP 2001346238 A JP2001346238 A JP 2001346238A JP 2001346238 A JP2001346238 A JP 2001346238A JP 2003145381 A JP2003145381 A JP 2003145381A
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Hayatoshi Fujiki
早敏 藤木
Noriaki Hashimoto
憲明 橋本
Kazuo Nomoto
和男 野本
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MINITOR KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成により冷却用空気を供給すること
ができ、且つ既存の自動交換装置を利用してスピンドル
モータを工作機械に取付けることが可能な連結装置を提
供する。 【解決手段】 電気配線に接続された雌端子9、及びこ
の雌端子9を収容する第一ハウジング7を有するコンセ
ント5と、そのコンセント5の雌端子9に嵌挿可能な雄
端子32、及び雄端子32を収容する第二ハウジング3
0を有するプラグ22とを具備する連結装置4におい
て、コンセント5の第一ハウジング7には第一透孔12
が穿設され、プラグ22の第二ハウジング30には第一
透孔12に挿入される通路形成部材37が設けられてい
る。コンセント5にプラグ22を差し込むことにより、
電気的に接続されるとともに空気通路が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連結装置、及び連
結装置付きスピンドルモータに関するものであり、特
に、マシニングセンタ等の工作機械に着脱可能に取付け
られ、高速回転で回転する主軸を備えたスピンドルモー
タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】マシニングセンタ等の工作機械には、切
削可能な回転数で回転する主軸構造が備えられており、
工作物を削るための工具が主軸構造に取付けられてい
る。また、自動で工具を交換できる自動工具交換装置
(ATC)、動きを数値制御できるNC装置、及びその
他周辺装置(例えば潤滑装置や切屑自動排出装置)等を
備えた工作機械も知られている。
【0003】ところで、主軸構造においては、切削力や
振動に耐え、回転による振動を発生させず、しかも長時
間の回転運動に耐えることが要求されている。このた
め、工作機械では、主軸の回転数の許容範囲が定められ
ており、許容範囲を逸脱した回転数で回転させることが
できないようになっている。例えば、主軸を15000
rpmで回転させることが可能な工作機械では、荒加工
を行なうことができるが、荒加工工程を行なった後、仕
上げ工程を実施しようとしても、その工作機械では、仕
上げ加工で必要な例えば60000rpmを得ることが
できない。このため、従来は、荒加工用の工作機械と、
仕上げ加工用の工作機械とを、夫々設置しなければなら
なかった。したがって、設備費が高額となり、しかも広
い設置面積が必要とされていた。
【0004】そこで、工作機械に工具シャンクを取付け
るために設けられたクランプ機構を利用し、工具の代わ
りに、スピンドルモータを装着することが考えられてい
る。スピンドルモータとは、工作機械に取付可能なテー
パー形状の取付部を有し、ハウジング内に、シャフト、
シャフトに連結された主軸、及び主軸を高速回転させる
モータ本体(例えばブラシレスモータ)等を収容するも
のである。なお、シャフトの先端には、工具を保持する
ためのコレットが設けられている。これによれば、スピ
ンドルモータのコレットに工具を取付け、モータ本体の
駆動により、スピンドルモータの主軸を例えば6000
0rpmで回転させると、工具によって仕上げ加工を行
なうことが可能になる。
【0005】しかし、上記のスピンドルモータでは、工
作機械に内蔵された主軸構造に比べ、極めて高い回転数
で主軸を回転させることから、モータ本体への負荷が大
きくなり、モータ本体から多くの熱が発生していた。そ
して、これによりハウジング内が高温状態になる恐れが
あった。特に、スピンドルモータは、工具シャンクの代
わりに取付けるものであることから、極めて小型に形成
しなければならず、小さなハウジングの中で過熱状態が
助長される傾向にあった。そして、ハウジング内が高温
状態になると、主軸の回転精度に悪影響を及ぼし、加工
精度を悪化させる恐れがあった。
【0006】そこで、本願出願人等は、ハウジング内が
高温状態になるのを防ぐため、ハウジングの内部、特に
モータ本体の周囲に冷却通路を形成するとともに、モー
タ本体の作動に従って回転するファンを備え、このファ
ンによって外部から空気を吸引するものを提案した。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、冷却通路は小
型のハウジング内に形成されることから、その通路は極
めて狭いものとなり、空気抵抗が増大する傾向にあっ
た。このため、スピンドルモータ内にファンを備えるも
のでは、比較的送風能力の大きなファンを取付けなけれ
ばならず、ハウジング内に収容できなくなる恐れが生じ
た。また、モータ本体に負荷が加わることから、主軸の
回転精度に影響を及ぼす可能性もあった。
【0008】ところで、工作機械には、工具の清掃や切
屑の排出等を目的として、高圧の空気を吹付けるための
装置(空気供給手段という)を備えたものがある。この
ような工作機械においては、この空気供給手段を利用し
てハウジング内の冷却通路に空気を供給するようにすれ
ば、ハウジング内部のファンを省いたり、或いはファン
の送風能力を小さくすることが可能となる。しかし、こ
れによれば、スピンドルモータを使用するにあたって、
ハウジングの取付け、及び電気配線用のコネクタの接
続、という二つの処理に加え、冷却通路に連通された配
管を空気供給手段に連結させる処理が必要となる。つま
り、コネクタ及び配管をともに連結しなければならず、
既存の自動工具交換装置では対応できなかった。すなわ
ち、専用の自動工具交換装置の導入が必要となり、設備
費が大幅に増加する恐れがあった。
【0009】そこで、本発明は、上記の実情に鑑み、簡
単な構成により冷却用空気を供給することができ、且つ
既存の自動交換装置を利用してスピンドルモータを工作
機械に取付けることが可能な連結装置、及び連結装置付
きスピンドルモータの提供を課題とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にかかる
連結装置は、電気配線に接続された雌端子、及び該雌端
子を収容する第一ハウジングを有するコンセントと、該
コンセントの前記雌端子に嵌挿可能な雄端子、及び該雄
端子を収容する第二ハウジングを有するプラグとを具備
する連結装置において、前記コンセントの前記第一ハウ
ジングには第一透孔が穿設され、前記プラグの前記第二
ハウジングには前記第一透孔に連通可能な第二透孔が穿
設されているものである。
【0011】したがって、請求項1の発明の連結装置に
よれば、プラグをコンセントに押し当てると、プラグの
雄端子がコンセントの雌端子に嵌挿され電気的に接続さ
れる。また、このとき、プラグの第二ハウジングとコン
セントの第一ハウジングとが当接または近接した状態と
なり、第二透孔と第一透孔とが連通する。これにより、
コンセント及びプラグを通して空気を送ることが可能に
なる。
【0012】請求項2の発明にかかる連結装置は、請求
項1に記載の連結装置において、前記第二透孔を貫通し
た形態で前記第二ハウジングに取付けられ、内部に空気
通路が形成された通路形成部材をさらに備え、前記コン
セントに前記プラグが連結する際、前記通路形成部材の
少なくとも先端部分が前記第一ハウジングの前記第一透
孔内に挿入されるものである。
【0013】したがって、請求項2の発明の連結装置に
よれば、請求項1の発明の作用に加え、プラグがコンセ
ントに連結する際、第二ハウジングから突出する通路形
成部材の少なくとも先端部分が第一透孔内に挿入され
る。このため、内部の空気通路を介して第一透孔及び第
二透孔が連通される。
【0014】請求項3の発明にかかる連結装置は、請求
項2に記載の連結装置において、前記通路形成部材は、
外観が前記第一透孔の開口部に嵌挿可能な大きさの略円
柱形状を呈し、その先端が前記雄端子の先端より前方に
突出し且つ縮径されているものである。
【0015】したがって、請求項3の発明の連結装置に
よれば、請求項2の発明の作用に加え、プラグがコンセ
ントに連結する際、まず通路形成部材の先端部分が第一
透孔の開口部に挿入し、その後、通路形成部材が第一透
孔の内周面に案内されながら奥方へと挿入される。ここ
で、通路形成部材の先端部分は先細であるため、譬えコ
ンセントとプラグとの相対位置が多少ずれていても、通
路形成部材の先端が第一透孔に挿入され、その後通路形
成部材と第一透孔との協働により正確な位置に案内され
ながら挿入される。
【0016】請求項4の発明にかかる連結装置は、請求
項2または請求項3に記載の連結装置において、前記通
路形成部材の先端部分における前記空気通路の流入口
が、前記通路形成部材の外周面に開口して形成され、前
記流入口が設けられた前記外周面と前記第一透孔の内周
面との間に隙間が形成されているものである。
【0017】したがって、請求項4の発明の連結装置に
よれば、請求項2または請求項3の発明の作用に加え、
プラグがコンセントに連結する際に、雄端子に切屑等が
付着していると、雄端子とともにその切屑等が雌端子に
挿入され、雄端子の着脱が困難となる恐れがある。この
ため、挿入する前の処理として、前方(例えば工作機械
側)からプラグに空気を吹付け、切屑等を吹飛ばすこと
が行われている。しかし、プラグにおける通路形成部材
の先端に流入口が開口されたものでは、この吹付けの際
に流入口から切屑等が入り込み、空気通路を通ってハウ
ジングの内部に圧送される可能性がある。そこで、本発
明では、流入口を外周面に形成することにより、空気の
流れ方向と流入口の向きとを略直交させる。これによ
り、前方から空気が吹付けられても、流入口から通路内
に切屑等が入り込まなくなる。
【0018】請求項5の発明にかかる連結装置は、請求
項1乃至請求項4のいずれか一つに記載の連結装置にお
いて、前記第一ハウジングまたは前記第二ハウジングの
いずれか一方の外周面に、前記コンセント及び前記プラ
グの連結部分を覆う筒状のカバーが取付けられているも
のである。
【0019】したがって、請求項5の発明の連結装置に
よれば、請求項1乃至請求項4のいずれかの発明の作用
に加え、プラグがコンセントに連結すると、コンセント
及びプラグの連結部分がカバーによって覆われる。この
ため、連結部分に、油や冷却液または切屑等がかからな
くなる。
【0020】請求項6の発明にかかる連結装置付きスピ
ンドルモータは、工具を保持するためのコレットを有す
るシャフトと、該シャフトに回転力を付与するモータ本
体と、前記シャフト及び前記モータ本体を収容するとと
もに、前記モータ本体の周囲に冷却用空気を流すための
冷却通路が形成された本体ハウジングと、請求項1乃至
請求項5のいずれか一つに記載の連結装置におけるプラ
グとを具備し、該プラグの前記第二透孔が、前記本体ハ
ウジングの前記冷却通路に連通し、前記プラグの前記雄
端子が、前記モータ本体に対して電気的に接続されてい
るものである。ここで、連結装置におけるコンセントは
工作機械に取付けられている。
【0021】したがって、請求項6の発明の連結装置付
きスピンドルモータによれば、プラグがコンセントに連
結すると、雄端子が雌端子に嵌挿されることから、雌端
子がモータ本体に電気的に接続され、モータ本体に対し
て電力の供給または信号の送出が可能になる。また、第
二透孔を介して、第一透孔と冷却通路とが連通するた
め、例えば工作機械の高圧空気供給手段から本体ハウジ
ングの冷却通路に空気を供給することが可能になる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態である
スピンドルモータについて、図1乃至図8に基づき説明
する。図1は本発明の一実施形態であるスピンドルモー
タ1の構成を示す概略構成図であり、図2はスピンドル
モータ1の構成を示す背面図であり、図3はスピンドル
モータ1の構成を示す一部切断側面図である。図4及び
図5は連結装置におけるプラグの構成を示す断面図及び
正面図であり、図6及び図7はは連結装置におけるコン
セントの構成を示す断面図及び背面図であり、図8は連
結装置の連結状態を示す断面図である。
【0023】本実施形態のスピンドルモータ1は、図1
に示すように、工作機械2における主軸構造の装着部3
に、クランプ機構(図示しない)によって着脱自在に取
付けられるものである。ここで、工作機械2としては特
に限定されるものではないが、例えばマシニングセンタ
を挙げることができる。この場合、ツールマガジンに収
納されたスピンドルモータ1は、自動工具交換装置(図
示しない)によって自動的に取出して主軸構造の装着部
3に固定され、また加工終了後には、その装着部3から
取外され、再びツールマガジンに収納される。なお、ク
ランプ機構は、周知の構造であるため詳細な説明は省略
するが、主軸構造の内部に配設された何十枚ものさらバ
ネを利用し、その撓みによって発生する力で奥側に引込
む仕組みになっている。
【0024】また、一般に工作機械2には、主軸構造の
取付け方向に応じて、横形、縦形、及び門形等の種類が
ある。本発明のスピンドルモータ1は、どのタイプの工
作機械2にも装着することが可能であるが、本実施形態
においては、横形のマシニングセンタに取付ける場合に
ついて説明する。
【0025】工作機械2には、主軸構造の装着部3の近
傍に、本発明の連結装置4を構成するコンセント5が設
けられている。このコンセント5は、図6及び図7に示
すように、樹脂により形成された略円柱状の外観を呈す
る第一ハウジング7と、導電性の材料から成形された雌
端子9とを備えている。雌端子9は、第一ハウジング7
に形成された複数の取付孔8に夫々埋設されており、円
弧上に等間隔で配設されている。なお、図面では六本の
雌端子9を示したが、この本数は特に限定されるもので
はなく、スピンドルモータ1の駆動に必要な電力供給線
及び信号線の本数によって適宜設定される。また、図面
では便宜上全ての雌端子9を同じサイズにしているが、
接続される電線の種類(電力供給線及び信号線)に応じて
異なるサイズにしてもよい。雌端子9の先端側(図6で
は紙面左側)には導電部10が一体に形成されており、
その一部が第一ハウジング7の蓋部材11から前方に突
出している。
【0026】第一ハウジング7の中央には前後方向に貫
通する第一透孔12が穿設されている。この第一透孔1
2は、互いに内径の異なる大径部14及び小径部13か
ら構成されている。また、第一ハウジング7には、円筒
状のカバー16が外嵌されており、第一ハウジング7に
形成されたフランジ17と、カバー16に形成されたフ
ランジ18とが螺子19によって締結されている。な
お、第一ハウジング7の外周面にはOリング20が設け
られており、このOリング20により第一ハウジング7
とカバー16との間が気密状態に保たれている。
【0027】そして、コンセント5では、雌端子9に一
体に形成された導電部10が制御ユニット23(本発明
の電気配線に相当)に接続され、第一ハウジング7に穿
設された第一透孔12が高圧空気供給手段26(圧縮機
等を含む)に接続されている。コンセント5に対して、
スピンドルモータ1に取付けられたプラグ22(図1参
照)が連結されると、制御ユニット23がスピンドルモ
ータ1の直流ブラシレスモータ25に電気的に接続さ
れ、また高圧空気供給手段26がスピンドルモータ1の
冷却通路に連通されるようになる。
【0028】スピンドルモータ1の構成について具体的
に説明する。スピンドルモータ1のプラグ22は、図4
及び図5に示すように、樹脂により形成された略円柱状
の外観を呈する第二ハウジング30と、導電性の材料か
ら成形された雄端子32とを備えている。雄端子32
は、第二ハウジング30に形成された複数の取付孔31
に夫々挿入されたピン形状の部材であり、その大部分が
第二ハウジング30の前面から突出している。また、雄
端子32は、コンセント5における雌端子9に対向した
位置に配設されている。雄端子32の後端側(図4では
紙面右側)には導電部33が一体に形成されており、そ
の一部が第二ハウジング30の蓋部材34から後方に突
出している。
【0029】第二ハウジング30の中央には前後方向に
貫通する第二透孔35が穿設されており、この第二透孔
35に通路形成部材37が挿入された形態で取付けられ
ている。通路形成部材37は、外観が略円柱形状の部材
であり内部に空気通路36を有している。空気通路36
は、その流入口38が通路形成部材37の外周面に開口
し、流出口39が通路形成部材37の後端面に開口して
いる。なお、通路形成部材37の先端40は、雄端子3
2の先端よりも前方へ突出しており、テーパー状の先細
形状となっている。
【0030】また、第二ハウジング30の外周面には環
状の溝部43が形成され、その内部にOリング44が設
けられている。そして、プラグ22をコンセント5に連
結した際、プラグ22のOリング44がカバー16の内
周面に圧接し、プラグ22とカバー16との間が気密状
態に保たれる(図8参照)。
【0031】プラグ22は、図3に示すように、第二ハ
ウジング30の後端に形成されたフランジ45によっ
て、プラグ取付部材48の開口部を覆うように螺子46
によって取付けられている。そして、第二ハウジング3
0から後方に突出する導電部33及び通路形成部材37
の突出部分が、プラグ取付部材48の開口部から通路4
9内に挿入されている。なお、プラグ取付部材48は縦
長の部材であり、内部には導電部33と直流ブラシレス
モータ25とを接続する電線(図示しない)が配設され
る通路49が形成されている。そして、通路49には通
路形成部材37の流出口39が連通していることから、
空気通路36を通って送られた冷却用空気がこの通路4
9を通り本体ハウジング50側へ流れることになる。な
お、プラグ取付部材48はボルト51によって本体ハウ
ジング50に締結されている(図1参照)。
【0032】スピンドルモータ1の本体ハウジング50
は、図1に示すように、工作機械2の主軸構造の装着部
3に挿入されるテーパー状(円錐状)の取付部55を有
する前部ハウジング56と、前部ハウジング56の後方
に位置する形で前部ハウジング56の端部に連結された
後部ハウジング57とから構成されている。
【0033】前部ハウジング56の内部には、図3に示
すように、直流ブラシレスモータ25と、直流ブラシレ
スモータ25を前部ハウジング56の内周面に支持する
モータ支持部材59と、モータ支持部材59の先端側の
開口を塞ぐ先端塞ぎ部材60とが収容されている。ここ
で、直流ブラシレスモータ25は、本発明のモータ本体
に相当し、電機子が組み込まれたステータ61(固定子)
と、永久磁石から形成されたローター62(回転子)とか
ら構成されている。なお、この直流ブラシレスモータ2
5は、三個の集積回路(図示しない)により、ブラシと
整流子の役割を非接触で行なうことが可能なものであ
る。つまり、ブラシ付きの直流モータと比べて、ブラシ
の磨耗がないことから、耐久性を向上させ、ノイズの発
生を抑えることができる。
【0034】ローター62の中心には、主軸63が固定
されている。主軸63は前後方向に延びており、前側に
設けられた第一ベアリング64、及び後側に設けられた
第二ベアリング65により回転可能に支持されている。
つまり、ステータ61に組み込まれた電機子を、集積回
路によって電気的に制御することにより、ローター62
を回転させ、その回転力により主軸63を回転させるこ
とができる。また、ローター62と第一ベアリング64
との間には、主軸63に外嵌された円筒状のスペーサ6
6が設けられており、ローター62と第一ベアリング6
4との間隔を一定に保っている。
【0035】主軸63には、継手67を介してシャフト
68が連結されている。また、継手67の外周面には、
複数枚の羽根69を有する冷却ファン70が取付けられ
ている。つまり、主軸63の回転により継手67を回転
させると、冷却ファン70が回転し、空気流を生じさせ
ることができる。
【0036】シャフト68は、三つの第三ベアリング7
2により回転可能に支持されている。また、これらの第
三ベアリング72は、ベアリング支持部材73によっ
て、後部ハウジング57の内周面に固定されている。ベ
アリング支持部材73は、略円筒状の形状を呈してお
り、後端開口部に後端塞ぎ部材74が組付けられてい
る。
【0037】また、シャフト68には、工具(図示しな
い)の一端を挿入することが可能なコレット75が形成
されており、コレット75の外周に螺合されたナット
(図示しない)との協働により工具が保持される。ま
た、後部ハウジング57の後端から突出するシャフト6
8の外周面には、粉塵等の侵入を防止する遮蔽部材76
が取付けられている。なお、この遮蔽部材76は、シャ
フト68とともに回転することから、遮蔽部材76と後
端塞ぎ部材74との間に摩擦が生じないように、隙間を
形成する必要があるが、遮蔽部材76の内面にラビリン
スを形成することにより、隙間から粉塵等が侵入するこ
とを防いでいる。
【0038】本実施形態のスピンドルモータ1には、本
体ハウジング50内に冷却用空気を流すために、複数の
冷却通路が形成されている。具体的には、(1)前部ハ
ウジング56の内周面に形成され、モータ支持部材59
を囲む円環状の第一通路80、(2)第一通路80の先
端部分に繋がり、軸心方向に向かって形成された二本の
第二通路81、(3)第二通路81に繋がり、スペーサ
66の外周に沿って形成された円環状の第三通路82、
(4)第三通路82に繋がり、ステータ61とローター
62との間に形成された円環状の第四通路83、(5)
第四通路83に繋がるとともに、第二ベアリング65が
配設された部位を通る第五通路84、及び(6)モータ
支持部材59の内部を前後方向に穿設して形成され、第
一通路80と第五通路84とを直接連通させる三本の第
六通路85が設けられている。ここで、第一通路80〜
第六通路85が本発明の冷却通路に相当する。
【0039】また、(7)第五通路84に繋がるととも
に、冷却ファン70の羽根69が配設された部位を通る
円環状の第七通路86、及び(8)第七通路86に繋が
り、シャフト68の周面に形成された溝状の第八通路8
7が設けられている。なお、第八通路87の他端は、遮
蔽部材76と後端塞ぎ部材74との隙間に連通してい
る。
【0040】さらに、前部ハウジング56には、第一通
路80に冷却用空気を供給する供給通路88が軸心方向
に向かって形成されるとともに、昇温した冷却用空気を
第六通路85から排出する排出通路89が形成されてい
る。
【0041】次に、本実施形態のスピンドルモータ1の
使用方法と、本体ハウジング50内の冷却方法について
説明する。スピンドルモータ1を使用する際、ツールマ
ガジンに収納されたスピンドルモータ1を自動工具交換
装置によって取出し、その取付部55を主軸構造の装着
部3に固定する。また、これと同時に連結装置4のプラ
グ22をコンセント5に連結する。
【0042】なお、連結する前にプラグ22に高圧の空
気を吹付け、プラグ22の雄端子32や通路形成部材3
7等に付着した切屑等を吹飛ばすことが望ましい。この
際、本実施形態のスピンドルモータ1では、空気通路3
6の流入口38が通路形成部材37の外周面に開口して
いることから、空気の吹付け方向と流入口38の向きと
が略直交する。したがって、流入口38から空気通路3
6内に切屑等が入り込むことを防げる。
【0043】プラグ22の連結について図8を基に具体
的に説明すると、プラグ22に取付けられた通路形成部
材37の先端40が、コンセント5における第一透孔1
2の開口部すなわち小径部13に挿入され、その後、通
路形成部材37が小径部13の内周面に案内されて奥方
へと挿入される。ここで、通路形成部材37の先端40
部分はテーパー形状であるため、譬えコンセント5とプ
ラグ22との相対位置が多少ずれていても、通路形成部
材37の先端40を小径部13に挿入させることが可能
であり、その後通路形成部材37と小径部13との協働
により正確な位置に案内されながら挿入される。
【0044】そして、位置決めされた状態では、プラグ
22の雄端子32がコンセント5の雌端子9に対向する
ため、雄端子32が雌端子9の内部に嵌挿されて電気的
に導通状態となる。さらにプラグ22が奥側(前方)へ
押し込まれると、図8の状態となり、通路形成部材37
に形成された空気通路36の流入口38が第一透孔12
の大径部14に相対し、通路形成部材37の外周面と大
径部14の内周面との間に隙間52が形成される。つま
り、高圧空気供給手段26によって第一透孔12に供給
された高圧空気が、隙間52を通って流入口38から空
気通路36に流れ込み本体ハウジング50側に送ること
が可能になる。また、プラグ22の連結によって第二ハ
ウジング30の先端部分、すなわちコンセント5とプラ
グ22との連結部分がカバー16によって覆われる。
【0045】そして、シャフト68の先端に設けられた
コレット75に工具を取付け、その後、直流ブラシレス
モータ25のステータ61(電機子)を電気的に制御す
ることにより、ローター62を回転させる。図3に示す
ようにローター62の中心には主軸63が設けられてい
るため、ローター62の回転力が主軸63に加わり主軸
63が回転する。また、主軸63には、第三ベアリング
72によって支持されたシャフト68が継手67を介し
て同心軸上に配設されているため、主軸63の回転に従
い、シャフト68が回転する。これにより、工具が主軸
63と同じ回転数で回転することになる。
【0046】一方、直流ブラシレスモータ25の駆動と
同期して、工作機械2に設けられた高圧空気供給手段2
6が動作する。これにより、冷却用空気が、連結装置4
を通って通路49に流れ込み、その後、本体ハウジング
50の供給通路88に送られる。したがって、第一通路
80及び第六通路85に冷却用空気が流れ、直流ブラシ
レスモータ25の外周面近傍における温度の上昇を抑え
る。また、第一通路80を流れた冷却用空気は、第二通
路81を通って第三通路82、第四通路83及び第五通
路84へと流れる。つまり、ステータ61とローター6
2との間に冷却用空気が流れ、ステータ61の内周側に
おける温度の上昇を抑える。
【0047】第五通路84を流れた冷却用空気は、第七
通路86に流れる。なお、第七通路86には、冷却ファ
ン70の羽根69が配設されており、しかも主軸63の
回転により冷却ファン70が回転することから、冷却フ
ァン70により冷却用空気の流量が増える。その後、冷
却用空気は、第八通路87、すなわち第三ベアリング7
2とシャフト68との間に流れ、シャフト68の回転に
よって発生する摩擦熱の上昇を抑える。
【0048】第八通路87は、遮蔽部材76と後端塞ぎ
部材74との隙間に連通しているため、昇温した冷却用
空気は、この隙間を通って外部に排出される。つまり、
遮蔽部材76と後端塞ぎ部材74との隙間には遠心方向
に空気の流れが生じるため、粉塵等の侵入が確実に防止
される。
【0049】このように、上記のスピンドルモータ1で
は、冷却用空気により直流ブラシレスモータ25の発熱
を抑えることができる。特に、ステータ61を挟むよう
に冷却用空気が流れるため、ステータ61の温度上昇を
効率良く抑えることができる。また、冷却用空気により
シャフト68において発生する摩擦熱の上昇を抑えるこ
とができる。したがって、本体ハウジング50内の温度
を低下させることができ、主軸63の回転精度を向上さ
せることができる。
【0050】また、上記のスピンドルモータ1では、コ
ンセント5及びプラグ22を連結させることにより、そ
れらを通して冷却用空気を送ることが可能になるため、
電気的な接続と空気通路の接続とを一つの操作によって
同時に実現できる。このため、既存の自動交換装置を利
用してスピンドルモータ1を取付けることが可能にな
り、設備費の増加を抑えることができる。
【0051】また、上記のスピンドルモータ1では、コ
ンセント5の第一ハウジング7とプラグ22の第二ハウ
ジング30とが接していなくても、通路形成部材37の
空気通路36を通して確実に空気を送ることができる。
また、通路形成部材37と小径部13との協働によって
位置決めされるため、容易に連結させることも可能であ
る。
【0052】さらに、上記のスピンドルモータ1では、
工作機械2に備えられた高圧空気供給手段26を利用し
て、冷却用空気が供給される。このため、冷却ファン7
0を補助的なものとして使用することが可能になる。つ
まり、冷却ファン70の送風能力を比較的小さくするこ
とができ、全体的に小型化を図ることが可能である。特
に、冷却用空気を供給する冷却通路は、電力供給線が配
線される配線用通路を兼ねていることから、空気供給通
路を別に設けることなく、冷却用空気を供給することが
可能である。このため、本体ハウジング50の内部構造
を簡略化できる。
【0053】以上、本発明について好適な実施形態を挙
げて説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定され
るものではなく、以下に示すように、本発明の要旨を逸
脱しない範囲において、種々の改良及び設計の変更が可
能である。
【0054】すなわち、上記実施形態のスピンドルモー
タ1では、本体ハウジング50の内部に冷却ファン70
を備えるものを示したが、高圧空気供給手段26から供
給される冷却用空気のみで十分に冷却できる場合には、
冷却ファン70を設けなくても構わない。これによれ
ば、スピンドルモータ1の構成がさらに簡略化され安価
に製造できるようになる。
【0055】また、上記実施形態のスピンドルモータ1
では、直流ブラシレスモータ25の発熱と、シャフト6
8の摩擦熱とを冷却するように複数の冷却通路を形成す
るものを示したが、直流ブラシレスモータ25の発熱に
対応する冷却通路のみ形成してもよい。
【0056】さらに、上記実施形態のスピンドルモータ
1では、第一透孔12及び第二透孔35を各ハウジング
7,30の中心に穿設するものを示したが、各透孔1
2,35の位置は、連結した際に互いに連通する位置で
あればよく特に限定されるものではない。
【0057】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明の連結装
置は、コンセント及びプラグを連結させることにより、
それらを通して空気を送ることが可能になるため、電気
的な接続と空気通路の接続とを一つの操作によって同時
に実現できる。このため、自動交換装置への適応が容易
となり、作業性を向上できる。
【0058】請求項2の発明の連結装置は、請求項1の
発明の効果に加えて、コンセントの第一ハウジングとプ
ラグの第二ハウジングとが接していなくても、通路形成
部材の空気通路を通して確実に空気を送ることができ
る。つまり、二つのハウジングを互いに圧接しなくても
気密性を確保できることから、ハウジングの耐久性を向
上できる。
【0059】請求項3の発明の連結装置は、請求項2の
発明の効果に加えて、通路形成部材が、連結の際の位置
決めを案内するガイドとして機能することから、精度の
高い位置決め装置を用いなくても、雄端子の先端を雌端
子に相対させ、容易に連結させることができる。
【0060】請求項4の発明の連結装置は、請求項2ま
たは請求項3の発明の効果に加えて、前方からプラグに
空気を吹付けても、切屑等が空気通路内に挿入すること
がないため、空気の吹付けによるプラグの洗浄が可能と
なる。
【0061】請求項5の発明の連結装置は、請求項1乃
至請求項4のいずれか一つの発明の効果に加えて、プラ
グとコンセントとの連結部分に対して、切屑や冷却液等
の付着が抑制されるため、メンテナンスが容易になると
ともに、安全性を向上できる。
【0062】請求項6の発明の連結装置付きスピンドル
モータは、プラグをコンセントに連結するだけで、工作
機械からモータ本体に電力を供給し、且つ本体ハウジン
グ内の冷却通路に空気を供給することができる。このた
め、既存の自動交換装置を利用してスピンドルモータを
取付けることが可能になり、設備費の増加を抑えること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるスピンドルモータの
構成を示す概略構成図である。
【図2】スピンドルモータの構成を示す背面図である。
【図3】スピンドルモータの構成を示す一部切断側面図
である。
【図4】連結装置におけるプラグの構成を示す拡大断面
図である。
【図5】プラグの構成を示す拡大正面図である。
【図6】連結装置におけるコンセントの構成を示す拡大
断面図である。
【図7】コンセントの構成を示す拡大背面図である。
【図8】連結装置の連結状態を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
1 スピンドルモータ 4 連結装置 5 コンセント 7 第一ハウジング 9 雌端子 12 第一透孔 13 小径部(開口部) 16 カバー 22 プラグ 25 直流ブラシレスモータ(モータ本体) 26 高圧空気供給手段 30 第二ハウジング 32 雄端子 35 第二透孔 36 空気通路 37 通路形成部材 38 流入口 40 先端 41 先端 50 本体ハウジング 52 隙間 68 シャフト 75 コレット 80 第一通路(冷却通路) 81 第二通路(冷却通路) 82 第三通路(冷却通路) 83 第四通路(冷却通路) 84 第五通路(冷却通路) 85 第六通路(冷却通路)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野本 和男 岐阜県可児市姫が丘4丁目10番地 ミニタ ー株式会社内 Fターム(参考) 3C011 FF01 3C016 FA31 3C048 AA07 DD13 EE02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気配線に接続された雌端子、及び該雌
    端子を収容する第一ハウジングを有するコンセントと、 該コンセントの前記雌端子に嵌挿可能な雄端子、及び該
    雄端子を収容する第二ハウジングを有するプラグとを具
    備する連結装置において、 前記コンセントの前記第一ハウジングには第一透孔が穿
    設され、前記プラグの前記第二ハウジングには前記第一
    透孔に連通可能な第二透孔が穿設されていることを特徴
    とする連結装置。
  2. 【請求項2】 前記第二透孔を貫通した形態で前記第二
    ハウジングに取付けられ、内部に空気通路が形成された
    通路形成部材をさらに備え、 前記コンセントに前記プラグが連結する際、前記通路形
    成部材の少なくとも先端部分が前記第一ハウジングの前
    記第一透孔内に挿入されることを特徴とする請求項1に
    記載の連結装置。
  3. 【請求項3】 前記通路形成部材は、外観が前記第一透
    孔の開口部に嵌挿可能な大きさの略円柱形状を呈し、そ
    の先端が前記雄端子の先端より前方に突出し且つ縮径さ
    れていることを特徴とする請求項2に記載の連結装置。
  4. 【請求項4】 前記通路形成部材の先端部分における前
    記空気通路の流入口が、前記通路形成部材の外周面に開
    口して形成され、 前記流入口が設けられた前記外周面と前記第一透孔の内
    周面との間に隙間が形成されていることを特徴とする請
    求項2または請求項3に記載の連結装置。
  5. 【請求項5】 前記第一ハウジングまたは前記第二ハウ
    ジングのいずれか一方の外周面に、前記コンセント及び
    前記プラグの連結部分を覆う筒状のカバーが取付けられ
    ていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれ
    か一つに記載の連結装置。
  6. 【請求項6】 工具を保持するためのコレットを有する
    シャフトと、 該シャフトに回転力を付与するモータ本体と、 前記シャフト及び前記モータ本体を収容するとともに、
    前記モータ本体の周囲に冷却用空気を流すための冷却通
    路が形成された本体ハウジングと、 請求項1乃至請求項5のいずれか一つに記載の連結装置
    における前記プラグとを具備し、 該プラグの前記第二透孔が、前記本体ハウジングの前記
    冷却通路に連通し、 前記プラグの前記雄端子が、前記モータ本体に対して電
    気的に接続されていることを特徴とする連結装置付きス
    ピンドルモータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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