JP2003144995A - 水玉鑑賞装置 - Google Patents

水玉鑑賞装置

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JP2003144995A JP2001351209A JP2001351209A JP2003144995A JP 2003144995 A JP2003144995 A JP 2003144995A JP 2001351209 A JP2001351209 A JP 2001351209A JP 2001351209 A JP2001351209 A JP 2001351209A JP 2003144995 A JP2003144995 A JP 2003144995A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発光ダイオードを用いて省電力型且つ汎用型
の水玉鑑賞装置を提供すること。 【解決手段】 ポンプPを内蔵した貯水部Sを有するベ
ース16上に筒状の本体12が起立姿勢で設けられ、こ
の本体12の下部及び中間に発光ダイオード13が周方
向に配置されている。本体12の上部周方向には、ポン
プPに連なるタンク53を介して連通する複数のノズル
11が配置されている一方、タンク53には当該タンク
53内の水に振動を付与するための振動板58を介して
バイブレータ60が設けられている。このバイブレータ
60を所定周波数で振動させることにより、タンク内の
水に振動が伝達されてノズル11から水玉Wを噴出させ
ることができる。発光ダイオード13の外側には、光を
拡散させる光拡散手段14が設けられており、当該光拡
散手段14による光の拡散によって、前記ノズルから落
下する水玉Wが落下する位置まで目視可能に設けられて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水玉鑑賞装置に係
り、更に詳しくは、水玉に点滅光を当てることによって
当該水玉を目視でき、且つ、全体的なサイズをコンパク
トにすることのできる水玉鑑賞装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ノズルから水玉を噴出させる
ことのできる噴水装置が知られている(例えば、特開平
9−141157号公報参照)。この噴水装置は、流水
中に振動を付与するバイブレータ等からなる振動付与手
段と、通水管の先端に設けられたノズルとを備えてお
り、前記振動付与手段の振動によってノズルの先端から
水玉を噴出させることができるようになっている。
【0003】しかしながら、前記噴水装置による水玉は
物理的に発生していても、通常は、目視することができ
ない。そのため、水玉が落下する態様を鑑賞するために
は、噴水装置より離れた位置にストロボを配置し、この
ストロボを所定周波数で点滅させ、この点滅光による人
の目の残像作用を利用して水玉を目視させる必要があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
ストロボを用いた場合には、噴水装置の導入先での現場
作業を必要とするもので、施工に熟練度が要求される等
の不都合がある。すなわち、装備が非常に大がかりとな
って高価になるばかりでなく、これが、小型化された汎
用タイプの鑑賞用に適合させることができないという要
因となっている。また、ストロボの点滅光が、人の目に
疲労感を与えてしまい、噴水装置を鑑賞した後でも、目
がチカチカして充血してしまうという不都合もある。
【0005】このような不都合を解消すべく、本発明者
は、ストロボを用いることなく、他の光源として発光ダ
イオード(LED)に着目し、ストロボと同じように点
滅をさせて実験を行なった。しかしながら、この場合に
おいては、発光ダイオードの発光領域直近を落下する水
玉だけが目視できるだけで、ノズルから噴出した水玉が
落下する位置までの一連に亘る水玉を視認することがで
きない。
【0006】従って、理論的には、水玉の噴出位置から
落下位置までの領域に沿って多数の発光ダイオードを配
置すればよいことになるが、この場合には、用いる発光
ダイオードの数が非常に多数になってしまうという不都
合を招来する。加えて、発光ダイオードの数を非常に多
数とした場合には、コスト的な負担が重くなるととも
に、組み立て工程に時間を要する他、人の目に優しい状
態を与えることも困難となり、量的にも自ずと制約があ
る。
【0007】そこで、本発明者は、さらに種々の実験を
行なったところ、発光ダイオードの数を極端に増やすこ
となく当該発光ダイオードの点滅光を面的に拡散させる
ことによって、水玉が落下する一連の様子を目視できる
ことを知見した。
【0008】
【発明の目的】本発明は、前述した不都合を契機若しく
は動機とする種々の実験による結果によって案出された
ものであり、その目的は、ストロボを用いることなく、
水玉が噴出する位置から落下する位置まで目視可能とな
る水玉鑑賞装置を提供することにある。
【0009】また、本発明の他の目的は、現場施工を必
要とすることなく工場にて量産できる汎用型の水玉鑑賞
装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、ノズルが配置された本体と、前記ノズル
に液体を供給する液体供給手段と、前記ノズルから噴出
する液体を水玉に形成するための振動付与手段とを備え
た水玉鑑賞装置において、前記本体に、所定間隔で点滅
する発光ダイオードを支持させるとともに、当該発光ダ
イオードの光を拡散させる光拡散手段を設け、当該光拡
散手段による光の拡散によって、前記ノズルから落下す
る水玉が目視可能に設けられる、という構成を採ってい
る。このような構成によれば、発光ダイオードが点滅し
たときに、当該点滅光が光拡散手段を伝って拡がるよう
になる。従って、光拡散手段の領域全体に点滅光が行き
渡ることとなり、これにより、発光ダイオードの数を極
端に増やすことなく、人の目に優しい状態を保ちつつノ
ズルから噴出する水玉が落下するまでを目視することが
可能となる。
【0011】また、本発明は、上部に複数のノズルを配
置した本体と、この本体の下部に設けられたベースと、
前記ノズルに液体を供給する液体供給手段と、前記ノズ
ルから噴出する液体を水玉に形成するための振動付与手
段とを備えた水玉鑑賞装置において、前記ベースは、前
記ノズルから落下する水玉を受容して前記液体供給手段
に循環させることのできる大きさに設けられ、前記本体
に、所定間隔で点滅する発光ダイオードを支持させると
ともに、当該発光ダイオードの光を拡散させる光拡散手
段を設け、当該光拡散手段による光の拡散によって、前
記ノズルからの水玉が目視可能に設けられる、という構
成を採っている。このような構成では、前述した作用、
効果を得ることはもとより、汎用型の水玉鑑賞装置とす
ることができる。従って、例えば、各種宴会場若しくは
式場におけるテーブルや通路に配置することで、所定の
演出効果を発揮させることが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明において、前記本体は筒状
若しくは柱状に設けられ、この本体の上部外周に沿って
前記ノズルが配置される一方、本体の周方向に沿って前
記発光ダイオードが配置される、という構成を採ること
が好ましい。このような構成では、筒状若しくは柱状を
なす本体の周方向全領域から水玉を落下させることがで
き、水玉鑑賞装置に向かって眺める位置に制限を受ける
ことがない。従って、例えば、水玉鑑賞装置を円形テー
ブル等の中央に置き、当該円形テーブル等を囲むように
人が着座した場合でも、全ての人によって水玉の落下態
様を鑑賞することができる。
【0013】また、前記光拡散手段は複数に分割された
光拡散パネルにより構成するとよい。このような分割タ
イプとすることで、光拡散パネルの取り外しが極めて容
易となり、本装置の保守、点検等が必要となった場合で
も難なく対応することが可能となる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。
【0015】図1ないし図4には、本発明の実施例に係
る水玉鑑賞装置が示されている。これらの図において、
水玉鑑賞装置10は、上部に複数のノズル11が配置さ
れた本体12と、この本体12回りに配置された高輝度
発光ダイオード13と、当該発光ダイオード13をカバ
ーする態様で本体12の外側に装着された光拡散手段1
4と、前記本体12の下部に位置して当該本体12を支
持するベース16と、前記ノズル11に液体、本実施例
では水を供給する液体供給手段17と、前記ノズル11
から噴出する水を水玉Wに形成するための振動付与手段
18と、前記発光ダイオード13を所定制御するコント
ローラー19とを備えて構成されている。
【0016】前記ノズル11は、特に限定されるもので
はないが、本実施例では、ポリプロピレン等の合成樹脂
によって構成された合計12個が用いられている。これ
らノズル11は、前記本体12の上部を貫通するように
本体12の周方向に沿って等間隔をおいて配置されてい
る。各ノズル11は、当該ノズル11の先端から噴出す
る水玉Wを外側に向かって放物線の軌跡に沿って落下さ
せることのできる傾斜向きに設けられている。なお、ノ
ズル11から水玉Wを噴出させると、当該ノズル11の
開口径の約二倍の大きさとなる水玉Wを発生させること
ができる。因みに、本実施例では、水玉Wの大きさが約
5mmとなるように設定されており、従って、ノズル1
1の開口径は、約2.5mmのものが採用されている。
但し、水玉Wの大きさを更に大きくしたり、小さくした
りする場合には、ノズル11の開口径が大小異なるもの
を採用すれば足りる。例えば、水玉Wが、水玉鑑賞装置
10から数メートル離れた位置で鑑賞される場合には、
更に大きな水玉Wを発生させることができる開口径を備
えたノズルを採用することが好ましい。
【0017】前記本体12は、本実施例では、高さが約
500mmに設けられ、概して、横断面形状が略円形と
なる筒状若しくは多角形となる柱状に設けられている。
この本体12は、適宜な合成樹脂を用いて構成されてお
り、本実施例では、下部筒体23と、この下部筒体23
の上部に位置する中間筒体24と、当該中間筒体24の
上部に位置する上部カバー25とを備えて構成されてい
る。下部筒体23は、図4に拡大して示されるように、
その下端にフランジ27を備え、当該フランジ27がベ
ース16側に連結されることにより、本体12全体が起
立姿勢に支持されるようになっている。
【0018】前記中間筒体24は、下部筒体23の上部
内に嵌合可能な外径に設けられ、これら中間筒体24と
下部筒体23との嵌合領域にねじ28をねじ込んで相互
に連結されている。また、中間筒体24の上端には、前
記上部カバー25を連結するためのフランジ30が設け
られている。
【0019】前記上部カバー25は、アートフラワー
等、適宜な装飾品を載置若しくは固定することのできる
頂壁32を備えた下部開放型に設けられ、その下端に、
前記フランジ30に対応するリング状の取付片33を備
え、この取付片33とフランジ30にねじ34をねじ込
むことで上部カバー25が中間筒体24に連結されてい
る。また、上部カバー25の上端外周コーナー部はテー
パ状部35とされ、当該テーパ状部35を内外に貫通す
るように、前記ノズル11を支持させることで、各ノズ
ル11から噴出する水玉Wが前述した放物線の軌跡に沿
って落下可能となる。
【0020】前記発光ダイオード13は、前記下部筒体
23の下部外周側に位置する下部発光ダイオード列13
Aと、中間筒体24の中間外周側に位置する上部発光ダ
イオード列13Bとにより構成されている。各発光ダイ
オード列13A,13Bは、リング部材37,38にそ
れぞれ支持されており、これらのリング部材37,38
を下部筒体23及び中間筒体24の外周に掛け回すよう
に装着することにより、発光ダイオード列13A,13
Bが本体12の外周に略等しい間隔をおいて位置するよ
うになっている。なお、各発光ダイオード列13A,1
3Bは、図示しないケーブルを介してコントローラー1
9に接続され、当該コントローラー19で設定される周
波数に対応して点滅可能に設けられている。
【0021】前記光拡散手段14は、横断面形状が半円
形となる二枚の光拡散パネル14A,14Bにより構成
されている。これら光拡散パネル14A,14Bは、所
定の樹脂材料に光反射材を含有してなる板状の成形品に
よって構成されている。この光拡散パネル14A,14
Bは、これらに入射した光を内部で反射させながらパネ
ル面に沿って光を拡散させ、これにより、光拡散パネル
14A,14Bが全体的に明るくなるようになってい
る。本実施例における光拡散パネル14A,14Bとし
ては、例えば、三菱レイヨン株式会社製、登録商標「ア
クリライト」Sの色調No422又はNo432が用いられ
ている。本実施例においては、「アクリライト」Sのク
リヤー、オーパルタイプのものが用いられているが、水
玉Wの目視が可能である限りにおいて、着色透明、着色
半透明、着色不透明なタイプ等も用いることができる。
また、光拡散パネル14A,14Bは、発光ダイオード
13の光が面的に拡散できる限りにおいて、その他の材
質からなる各種タイプのものを採用することができる。
【0022】前記ベース16は全体として上部が開放し
た有底皿状に設けられ、その最大直径が約580mm、
高さが約160mmに設けられている。このベース16
は、図3に示されるように、スカート状に拡がる略円筒
状の外壁部40と、この外壁部40の上端に連なる水平
外縁部41と、この水平外縁部41の内方端から内側下
方に向かって縮径するように傾斜方向に延びる内壁部4
2と、この内壁部42の下端に連なる底壁部43を介し
て上方縮径方向に延びる内周側壁部45と、この内周側
壁部45の上端に設けられて前記下部筒体23のフラン
ジ27の固定面をなすリング状部46とを備えて構成さ
れている。このベース16は、一枚の樹脂パネルを真空
成形することによって得ることができる。
【0023】前記底壁部43は、本体12の周方向に沿
う略180度領域(図3中左側半分領域)が段部47を
介して更に落ち込んだ形状に設けられており、この落ち
込んだ領域を貯水部Sとして循環水が貯まり、当該貯水
部S内に液体供給手段18の一部を構成するポンプPが
配置されている。ここで、段部47には、パンチングボ
ード49が配置され、当該パンチングボード49の上面
側と、図3中右側半分領域の底壁部43の上面側には、
透水性を備え、且つ、水跳ねし難い部材、例えば、人工
芝等からなるマット50が敷設されている。
【0024】前記液体供給手段18は、前記ポンプP
と、このポンプPに接続された送水管52と、当該送水
管52の送水口側に位置するタンク53と、このタンク
53の上面側に設けられた12個の連結管54と、これ
ら連結管54に一端側(下端側)が連結されるととも
に、他端側(上端側)が前記ノズル11に連結された1
2本のホース55とにより構成されている。なお、タン
ク53は、その上端に位置する円盤状の取付板56がベ
ース16におけるリング状部46の下面側に位置した状
態でねじ57により固定されている。
【0025】前記振動付与手段18は、前記タンク53
の底部を形成する振動板58と、この振動板58の略中
央部に設けられた略コ字状のアーム59と、このアーム
59に吊り下げ保持されたバイブレータ60とにより構
成されている。振動板58は、特に限定されるものでは
ないが、例えば、板厚2mmの塩化ビニル樹脂プレート
等により構成され、当該振動板58は、ゴム系接着剤6
1及びねじ62を介して固定されている。
【0026】前記バイブレータ60は、図示省略したケ
ーブルを介してコントローラー19に接続されており、
当該コントローラー19に内蔵された周波数変換器を介
して振動周波数が可変に設けられている。
【0027】前記コントローラー19は、前記液体供給
手段17及び振動付与手段18を所定制御するもので、
図示しないケーブルを介して商用電源に接続される。こ
のコントローラー19には、前記周波数変換器の他に、
前記発光ダイオード13と電気的に接続されて当該発光
ダイオード13を点滅させるパルス供給装置を備えて構
成されている。パルス供給装置としては、トランジスタ
のゲートにパルスを出力する発信回路を備えた公知のも
のが採用されている。コントローラー19は、図示しな
いハンディタイプのリモコン装置を用いて外部より操作
可能となっている。なお、発光ダイオード13の点滅数
と、前記バイブレータ60の周波数との相関関係によっ
て水玉Wが落下して見える場合の他、静止した状態又は
上昇した状態を見せることができる。例えば、発光ダイ
オード13を一秒間に50回点滅するように周波数を設
定する一方、バイブレータの周波数を50Hzに設定し
た場合には、水玉が静止して見え、バイブレータ60の
振動周波数を相対的に上げたときに、水玉Wが落下する
状態に見える。この一方、前記振動周波数を下げたとき
は水玉Wが上昇して見えるようになる。
【0028】次に、本実施例に係る水玉鑑賞装置10の
全体的な作用について説明する。
【0029】所定の電源を投入してポンプPを動作させ
ると、前記パンチングボード49以下に貯められている
水が吸引されたタンク53に送水され、ホース55を介
してノズル11から連続的に噴出される。ここで、バイ
ブレータ60をONさせて振動板58に振動を与える
と、この振動に対応してタンク53内の水に振動が伝達
され、振動の密なる部分が流水中を伝播してノズル11
から出るときに水玉Wを発生させることとなる。
【0030】ここで、発光ダイオード13を点滅させる
と、当該点滅光が光拡散パネル14A,14B全体に拡
散された状態で点滅することとなり、この点滅に伴う人
間の目の残像作用によって、水玉Wが点々と輝いて放物
線上を落下する態様が目視できることとなる。
【0031】落下した水玉Wは、ベース13内のマット
50を浸透してパンチングボード49の穴を通じて貯水
部S内に戻るようになり、従って、一定量の水を予め貯
水部Sに収容させておくことで、これを循環させながら
水玉Wを連続的に発生させることができる。
【0032】従って、このような実施例によれば、水玉
Wを目視させる手段として発光ダイオード13と光拡散
手段14を採用したから、水玉Wの発生位置から落下位
置までを一連に目視することができるようになる。しか
も、マルチストロボを採用していないため、目がチカチ
カして充血させてしまうような従来の不都合も確実に解
消することができる。また、発光ダイオード13が光拡
散パネル14A,14Bの内側に位置するため、外側か
ら見たときに、光がソフトな感じとなり、この点からも
目の疲労感を回避することができる。
【0033】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、例えば、図5に示される構成を採用するこ
とができる。同図に示される水玉鑑賞装置100は、行
灯タイプとして構成されたものである。この水玉鑑賞装
置100は、本体102の外側に縦横に組み合わされた
フレームFがベース105上に設けられ、このフレーム
Fに光拡散手段としての四枚の光拡散パネル103が配
置されて本体102の上部に位置するノズル104から
光拡散パネル103の外側に落下する水玉Wが鑑賞でき
るように構成されている。このタイプの水玉鑑賞装置1
00は、例えば、露天風呂等の回りに配置することで、
照明装置としての機能をも発揮させることができ、湯に
浸かりながら水玉Wを鑑賞することが可能となる。な
お、図5に示される水玉鑑賞装置100は、ここでは、
詳細構造を省略しているが、底部側に、前記実施例で示
した液体供給手段、振動付与手段及びコントローラーを
装備して構成されている。また、このタイプの水玉鑑賞
装置100は、図示しないホースを介して前述した露天
風呂の湯水を吸い込みできるように構成することができ
る。
【0034】また、前記各実施例における水は、無色の
もの以外の着色されたものであってもよく、これによ
り、異なる美観を有する水玉Wを鑑賞することができ
る。更に、発光ダイオード13は、光拡散パネル14
A,14Bの内側に配置したが、これらの外側に配置す
ることもできる。また、発光ダイオード13は、上下二
列としたが、本体12、102の高さに応じて増加、減
少させることができる。
【0035】更に、ノズル11は、本体12,102の
外周から放射方向に略等しく水玉Wを噴出させる配置と
されているが、本発明はこれに限定されるものではな
く、本体12,102が鉛直面内に位置する平面的な構
造体である場合には、ノズル11を本体12,102の
上部に直線的に並べておき、滝のような配列となるよう
にして水玉Wを落下させることもできる。また、ノズル
11は、少なくとも一個あれば足りる。
【0036】更に、前記本体12,102を光拡散パネ
ルによって構成することもでき、この光拡散パネルの内
周側又は外周側に発光ダイオードを配置してもよい。ま
た、光拡散パネルは、分割型でなくともよく、単一の円
筒型若しくは角筒型、或いは、一枚の板状体等、本体1
2,102の形状に応じて設計変更することができる。
要するに、本発明は、発光ダイオード13の光を拡散し
て当該発光ダイオードの使用数を抑制しつつ面方向に光
を拡散することができるものであればよい。
【0037】更に、前記実施例で示した本体12の高
さ、ベース16の直径及び高さは一例を示したものであ
り、本発明に係る水玉発生装置10の大きさを限定する
ものではない。
【0038】また、本体12は、上下方向に三分割され
た構成に限らず、一体成形品或いは、二分割構成等に変
更することができる。つまり、本体12の高さが前記実
施例構成のものより更に小さい場合には、一体成形品或
いは二分割型にしてもよい。要するに、本体12の高さ
に応じて、これを構成する筒体の分割数を決定すればよ
い。
【0039】更に、前記実施例では、水玉鑑賞装置10
が商用電源に接続されて動作する場合を説明したが、本
発明はこれに限定されるものではなく、バッテリーを内
蔵させてコードレスタイプとして動作させることもでき
る。このようなバッテリー型とした場合には、水玉鑑賞
装置10の設置個所に制約がなくなり、自由度を確保す
ることができるという別途の効果を得る。
【0040】また、前記ベース16において、貯水部S
を形成する底壁部43に水抜き栓を設け、当該貯水部S
内の水を交換できるようにすることもできる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、発光ダイオードが点滅したときに、当該点
滅光が光拡散手段を伝って拡がるようになるため、光拡
散手段の領域全体に点滅光が行き渡ることとなり、これ
により、発光ダイオードの数を極端に増やすことなく、
人の目に優しい状態を保ちつつノズルから噴出する水玉
が落下するまでを目視することが可能となる。また、光
源として、発光ダイオードを用いたから、従来のストロ
ボに比べて消費電力が大幅に少なくてすみ、ランニング
コストが軽減された経済性を備えた水玉鑑賞装置とする
ことができる。
【0042】また、請求項2記載の発明によれば、汎用
型の水玉鑑賞装置とすることができる。従って、例え
ば、各種宴会場若しくは式場におけるテーブルや通路に
配置することで、所定の演出効果を発揮させることが可
能となる。すなわち、この構成では、照明装置としての
機能も有するため、各種セレモニーが行なわれる会場の
出入口に通じる通路に沿って配置することで、夜間の照
明装置として利用しつつ、一定の装飾的効果をも得るこ
とができる。
【0043】更に、請求項3記載の発明によれば、筒状
若しくは柱状をなす本体の周方向全領域から水玉を落下
させることができ、水玉鑑賞装置に向かって眺める位置
に制限を受けることがない。従って、例えば、水玉鑑賞
装置を円形テーブル等の中央に置き、当該円形テーブル
等を囲むように人が着座した場合でも、全ての人によっ
て水玉の落下態様を鑑賞することができる。
【0044】また、請求項4記載の発明によれば、光拡
散パネルの取り外しが極めて容易となり、本装置の保
守、点検ン度が必要となった場合でも難なく対応するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る水玉鑑賞装置の縦
断面図。
【図2】前記水玉鑑賞装置の概略斜視図。
【図3】前記水玉鑑賞装置における光拡散パネルを外し
た状態を示す概略斜視図。
【図4】前記装置の本体領域の拡大断面図。
【図5】本発明の他の実施例に係る水玉鑑賞装置の概略
斜視図。
【符号の説明】
10 水玉鑑賞装置 11 ノズル 12 本体 13 発光ダイオード 14 光拡散手段 14A,14B 光拡散パネル 16 ベース 18 振動付与手段 19 コントローラー 60 バイブレータ 100 水玉鑑賞装置 102 本体 103 光拡散パネル(光拡散手段) 104 ノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F21Y 101:02 F21P 3/00 A

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノズルが配置された本体と、前記ノズル
    に液体を供給する液体供給手段と、前記ノズルから噴出
    する液体を水玉に形成するための振動付与手段とを備え
    た水玉鑑賞装置において、 前記本体に、所定間隔で点滅する発光ダイオードを支持
    させるとともに、当該発光ダイオードの光を拡散させる
    光拡散手段を設け、当該光拡散手段による光の拡散によ
    って、前記ノズルから落下する水玉が目視可能に設けら
    れていることを特徴とする水玉鑑賞装置。
  2. 【請求項2】 上部に複数のノズルを配置した本体と、
    この本体の下部に設けられたベースと、前記ノズルに液
    体を供給する液体供給手段と、前記ノズルから噴出する
    液体を水玉に形成するための振動付与手段とを備えた水
    玉鑑賞装置において、 前記ベースは、前記ノズルから落下する水玉を受容して
    前記液体供給手段に循環させることのできる大きさに設
    けられ、 前記本体に、所定間隔で点滅する発光ダイオードを支持
    させるとともに、当該発光ダイオードの光を拡散させる
    光拡散手段を設け、当該光拡散手段による光の拡散によ
    って、前記ノズルから落下する水玉が目視可能に設けら
    れていることを特徴とする水玉鑑賞装置。
  3. 【請求項3】 前記本体は筒状若しくは柱状に設けら
    れ、この本体の上部外周に沿って前記ノズルが配置され
    る一方、本体の周方向に沿って前記発光ダイオードが配
    置されていることを特徴とする請求項1又は2記載の水
    玉鑑賞装置。
  4. 【請求項4】 前記光拡散手段は複数に分割された光拡
    散パネルにより構成されていることを特徴とする請求項
    1,2又は3記載の水玉鑑賞装置。
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JP2013091019A (ja) * 2011-10-25 2013-05-16 Water Paaru:Kk 水玉鑑賞装置

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