JP2008279419A - 噴水装置 - Google Patents

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正 深水
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    • B05B17/085Fountains designed to produce sheets or curtains of liquid, e.g. water walls

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Abstract

【課題】 卓上型噴水装置の国内での普及が極端に低いのが、最大の課題である。理由を考察するに、座右に水が豊富で新鮮味に乏しい、単なる装飾装置であり実用性が無い、装飾性に乏しい、選択出来る種類が少ない、部屋の雰囲気と調和しない、生産者は型を起こしての小品種、大量生産のリスクがある等が原因として想定される。それを解決する為には、購買意欲が出る装置の開発が必要である。又、製作手段として、型を起こしての小品種大量生産はリスクが大きく避けなければならない。
【解決手段】 装飾性が豊かで、成型型と大量生産を必要とせず、多品種の生産が可能で、製作期間も短くてすみ、一品製作のオ−ダ−メ−ドも可能な条件を満たす、主として、宙吹ガラス製法を用いる。オリジナル性の高い装飾装置の開発には最適である。また構造をシンプル化して生産コストを下げる。更に、装飾以外の実用的機能を付加して、日常座右に於いて愛用したくなる装置を目指す。
【選択図】図1

Description

発明の詳細な説明
本発明は、主としてユニット式で室内の卓上に設置する噴水装置に関し、詳しくは、噴水装置内の貯水を噴出及び流下させ循環させることにより、フレッシュ感、せせらぎ音、噴水と生け花の組み合わせ装飾、加湿、マイナスイオンの発生、空気清浄、アロマセラピ−、広報などの多くの効果を生じる機能を生活に役立たせ、更には経済活動にも役立たせることを目的としたものである。尚、ユニット式卓上噴水装置は以降の文では該装置と記載する。
従来、市場に提供されていた卓上型噴水装置としては、該出願者の知る限り、過去に少量のイタリア製輸入商品が販売されていた程度である。この装置は周囲の複数の細いノズルより、中央に設置した陶磁器の造形物に向けて、ア−チ状に水を噴出させる方式が主で、価格が高いことやノズルの目詰まりやポンプの電圧の違いなどから生ずる故障などにより普及していない。
又、国産の卓上型噴水装置は、本出願者が知る限り、現在ホ−ムセンタ−で陶器製の簡単な装置を見かける程度で、今までコンパクトな卓上型噴水装置は市場に提供されていないと思われる。また卓上噴水装置としての出願をインタ−ネットで検索してが、新しい技術の出願は見当らない。
発明が解決しようとする課題
従来、日本で卓上型噴水装置の普及率が低い理由として、水が豊富で座右にあり、装飾としての水に引き付けられる魅力が低いのが一因ではないかと考えられる。又、噴水装置の用途は、あくまで水の動きを楽しむだけの単なる装飾装置として認識され、生活における実用性が乏しく必要性を感じなかった為とも考えられる。
又、上記以外の原因として、装飾性に乏しい、選択出来る種類が少ない、部屋の雰囲気と調和しない、オ−ダ−メ−ドが出来ない、価格が高い、保守に手間がかかる、結構水しぶきが装置外部に飛散する等の原因が考えられる。
又、メ−カ−の立場から見れば、卓上型噴水装置の製作を計画する場合、通常、型を起こしての小品種大量生産が必要であり、単なる装飾装置として販売する場合、同じ形状の装飾装置が大量に市場で捌けるかどうか、価格に比して商品価値を認められるかどうか、その市場性や採算性に見通しが立たず、開発し難いのが開発し難いのが主因と思われる。
しかし、現在の社会環境を考察するに、人々の日常の精神生活においては、ストレスが溜り、その癒しの手段を求める必要が生じている。
又、現代の室内は密閉性が高く、寝室やリビングル−ムや書斎や子供の勉強部屋などの間仕切った空間で長時間生活すると、冷暖房による異常乾燥による弊害は大きく、人体に於いては呼吸器を痛めて風邪が引きやすくなり、肌荒れを生じ美容にも大敵である。アトピ−性皮膚炎や喘息の患者に対しては、特に悪影響がある。ホテルの部屋や病院の病室に入ると、異常乾燥したカサカサした空気を感じ、不快となることが多い。
又、密閉した室内での喫煙や建材による化学物質による汚染、電気製品によるプラスイオンの増加、排ガスの侵入など、健康に悪影響を齎らす要因が日常生活の中で多く存在している。
本出願者は、上記の如き卓上噴水装置の普及に支障になったと考えられる課題を解決すると共に、従来、装飾用として扱われてきた卓上型噴水装置に、健康に役立つ実用品としての機能を引出し、より生活に密着した装置として用いられることをめざしている。
更に、該装置の機能を活用し、広報宣伝機能を加えた装置を開発し、営業活動に役立つ装置として社会に提供しようとするものである。
課題を解決するための手段
従来の卓上噴水装置が抱える課題では、装飾性に乏しい、選択出来る種類が少ない、部屋の雰囲気と調和しない、オ−ダ−メ−ドが出来ない、水しぶきが装置外部に飛散する、更にはメ−カ−の生産上の懸念などが存在する。
これらの課題を解決するための一手段として、先ず、該装置の美観を左右する、重要な構成部分である貯水容器及び高架容器に、主としてガラス容器を用いる方法を採用する。更に、その製法に主として宙吹きガラス製法を用る。宙吹きガラス製法を用いることにより、従来の成型用の型を起こして小品種大量生産を行なう必要がなくなり、それに従って在庫のリスクも少なくなる。又、宙吹きガラス製法により、一品製作でオリジナリティに富んだ美しい形状や柄色などの多彩な容器の製作が可能となり、オ−ダ−メ−ドも速やかに対応することが出来るようになる。
前記ガラス製法としては宙吹きガラス製法以外のガラス製法、即ち、コア・グラス製法、型づくり製法、モザイク・ガラス製法、型吹き製法、レ−ス・ガラス製法などを用いることも出来る。又ガラス容器面への加飾法として溶着装飾法、泡ガラス装飾法、アイス・クラック装飾法、カット・ガラス装飾法、被せガラス装飾法、グラヴィ−ル装飾法、サンド・ブラスト装飾法、エナメル絵付け装飾法などを用いることも出来る。
又、貯水容器や高架容器に関し、必要に応じ、ガラス製以外にも陶磁器製や合成樹脂製や金属製やセメント製や自然石製の容器を用いることも出来る。
卓上形噴水装置の場合は、水しぶきが装置外部に飛散する問題は、致命的な欠陥となる可能性がある。故に装置設計に於いて装置を小型化し、構造をシンプル化して製作コストを削減し、取り扱い易い装置を製作をめざすと共に、噴水の装飾性を保ちながら飛沫を防ぐ手段も必要となる。水面に落下する水の勢いが強いほど(加速度により)、又その水量が多いほど衝撃が強く飛沫が遠くに飛散する物性がある。該装置は飛沫の発生を極力防ぐ手段を組み入れる。
先ず、該装置を小型化して、占有面積を、約250〜300mmφ、高さを約120〜140mmとし、容易に卓上に設置出来、使用しやすいサイズとする。
その目的に添った該装置の主な構造を述べる。ガラス製の貯水容器内に、吸込側にストレ−ナ−を有する水中ポンプを設置し、その吐出口に水量調整弁を介して噴水用送水管を接続し立ちあげる。その噴水用送水管に、底に穴を有するガラス製の高架容器を差し込み据え付ける。このシンプルな構造で水中ポンプを運転することにより、貯水を高架容器内に送りこみ、溢流水面で湧水型噴水を噴出させると共に、高架容器の上部周囲より溢流させて小滝を造形し、その循環を繰り返す、飛沫を抑制した流れを創りだすことが出来る。尚、水中ポンプに替え、陸上ポンプを組み込む場合もある。(該装置の構造の詳細は、発明の実施の形態の項、実施例図1、2の説明で述べる)。
更に、その目的に添ったガラス製の高架容器の形状を、百合の花型に製作した一例を述べる。高架容器の上部溢流口の形状を、百合の花びらの様に周囲に放射線状に拡がり、更に下方に湾曲した形状とし、その複数の溝型の流出口から、溢流水が周囲に分れて流出し、小滝を形成して流下するように構成する。但し流下した水が貯水面に落下し、発生した水しぶきが該装置外部に飛散する場合には、それを防ぐ為の一手段として、前記下方に湾曲した形状を、更に内側に湾曲させ、流下する水が途中から高架容器側面を伝うか、若しくは高架容器下部周辺近くに落下することが出来る導水形状の溢流口とする。(その形状は、発明の実施の形態の項、実施例図1、2で記載する)。
高架容器の外形は、その他、蓮の花などの種々の花型、イタリアの大理石噴水像の型、動物や魚をあしらった型、氷山をあしらった型、水がめ型、角柱型、円柱型、円錐や角錐の尖った部分を所定寸法切り取った形、その他の不定形な型などに製作することが出来る。
高架容器の上部溢流口の周縁形状は、凹凸状として流出する水が凹の部分からだけ溢流するような形状や、円形鍔状の平板形とし水が膜状で流出するような形状に製作することが出来る。
高架容器の構成方法の応用例として、二段又は三段の高架容器を、送水管を軸として、塔状に積み上げ、最上段の高架容器に給水された水が、高架容器上部より流出して直ぐ下の高架容器に流下し、以下同様に、積み重ねた高架容器を順次流下し、貯水容器に還流するように構成することが出来る。(構造の詳細は、発明の実施の形態の項、実施例図3の説明で述べる)。
高架容器の上部溢流口より貯水面に流下した水により、水しぶきが該装置外部に飛散する問題点を解決する為の防止手段が必要である。下記にて、その手段の実施例を述べる。
第一の手段として、高架容器の上部溢流口を、流出した水が高架容器の近くに流下するような導水形状製作するか、又は、水が高架容器の外側面を伝って流下するような導水形状に製作する。
第二の手段として、高架容器内に、その内部に流入した水を整流化する網やパンチング板やスポンジなどの整流材を組み込み、整流材を通ることにより整流状態となった水が、溢流口より流下するように構成する。水を整流状態で水面に流下させることにより、飛沫の発生を少なくすることが出来る。(実施図は、発明の実施の形態の項、実施例図3で記載する)。
第三の手段として、高架容器下部外周部の水面上で、溢流口より流下する水が落下する位置に、格子形、網形、スポンジなどの飛沫防止板を設ける。(実施図は発明の実施の形態の項、実施例図1、2で記載する)
第四の手段として、貯水容器の外周部に筒形又は上絞り円筒形又はド−ナッツ板形のアクリル製やガラス製のしぶき除けを取り付ける。(実施図は、発明の実施の形態の項、実施例図3で記載する)。
上記の外部へ飛散する水しぶきを防止する各種手段は、流下する水の状況と、しぶきの飛散状態により適した手段を選択して装着する。
高架容器の花瓶機能に関し、水と緑は、自然から与えられた人類の最大のやすらぎである。路傍の草花に雨水が滴り落ちる風情などは心やすらぐ趣がある。この水と緑が睦み合う風情を該装置で表現し、日常生活に安らぎをもたらすことの出来る装置を製作する。
すなわち、該装置の高架容器を、湧水形噴水と小滝を造形する機能、又は周囲からの噴水を収容する機能と共に、生け花が出来る花瓶としての機能を共有する高架容器とする。一つの高架容器の中でフレッシュな噴水と色彩豊かな生け花のそれぞれの美しさを組み合わせることにより、その美しさに相乗効果を生じ、より自然の美しさを強く感じる装置とすることが出来る。噴水中の貯水に活けた花は、溶存酸素の関係なのか、なぜか鮮度が長持ちするようである。(実施図は、発明の実施の形態の項、実施例図1、6で記載する)
高架容器内より噴水を噴出させる別の手段として、噴水用送水管の上端部の外側に設けたネジに各種の噴水用ノズルを接合し、噴水用送水管の上端部に送られてきた水をその噴水用ノズルより糸状や膜状に周囲に噴出させるように構成する。(実施図は、発明の実施の形態の項、実施例図2で記載する)。
該装置の、上記と異なった噴水の構成を述べる。貯水容器の内周部にリング形の、複数本のノズルを組み込んだヘッダ−(分配管)を取り付ける。ヘッダ−とポンプを給水管で接続し、ポンプよりの給水をヘッダ−を介して複数本のノズルより噴出させ、その噴水が放物線を描いて、中央部に据えた高架容器に集まり流入するように構成する。
高架容器は、飛沫の発生を避ける為、流入してきた噴水を溜めずに、下部の底孔より貯水容器に排出する構造とする。但し全量の水を排出せず、生け花用の貯水を確保するために高架容器の所定レベルまで貯水が残る構造とする。
この構造を用いれば、該装置に、多くのノズルによる王冠型の糸状噴水を造形することが出来ると共に、噴水と活花を交わらせ美しさを醸しだすことが出来る。(構造の詳細は、発明の実施の形態の項、図6の説明で述べる)。
該装置の噴水に対する照明に関し、該装置の内部に、小さい防水ケ−スに収納したLED球を所定数設置して照明する。商用電源を利用し、該装置外部にスイッチやパワ−サプライや抵抗器やダイオ−ドやトランジスタやコントロ−ラ−などを配線を介して組み合わせたアダプタ−を装備する。
別の照明手段として、コ−ドレスの着脱自由な小型照明器具を製作する。その小型照明器具は防水のペンシル型懐中電灯のイメ−ジである。その構造は防水型の筒型容器内にLED球や抵抗器や電池(出来れば充電用電池)を組み込んだユニットタイプとする。この照明器具の特徴は、随時、希望の投光色を選択し、該装置の必要な場所に必要数だけ差し込み照明することが出来ることである。該装置が小型で、照明も小さいもので済むため、消費電力が非常に少ないLED球を電池で点灯する手段を用いることが可能である。(取付図は、発明の実施の形態の項、実施例図1、2で記載する)
コ−ドレスの該噴水装置に関し、商用電源が直接利用できない場所(例えば宴会場など)での使用に対し、コ−ドレスでハンディタイプの該装置を製作し提供する。AC100V用のモ−タ−ポンプに換え、DC用のモ−タ−ポンプを装着し、更にそのポンプに給電するための充電用電池を装備して一定時間の運転を可能とし、その充電用電池を必要時充電するために、100V商用電源よりパワ−サプライを介して直流の電気を充電できる充電器を別に装備する。
該装置を広報宣伝用に活用する手段に関し、アイキャッチャ−として役立てる為に、貯水容器の形状や高架容器の形状を、広報宣伝に役立つ形状に製作し、必要に応じ商品名や会社名を記載し、その容器に前記手段による噴水を流し、又、花を活けることにより、アイキャッチャ−として使用する。
アイキャッチャ−の一例として、ビ−ルの広報宣伝用に用いた該装置の構成を述べる。高架容器をビ−ルが満たされたグラスをかたどった所定大のガラスコップとして製作し、ビ−ルが溢れているイメ−ジを創り出し、更に、コンプレッサ−を用いて、高架容器の中に細気泡を上昇させ、ビ−ルが泡立っているイメ−ジを造りだし、ビ−ル宣伝用のアイキャッチャ−として使用する。尚、貯水容器の形状も、ビ−ル樽やテ−ブルのイメ−ジのものを製作することも考えられる。(構造の詳細は、発明の実施の形態の項、図4の説明で述べる)。
更に、気泡を発生させる別に手段として、ポンプの水圧を利用したエジェクタ−を用いて気泡を発生させる手段を用い、ビ−ルが泡立っているイメ−ジを造りだす。(構造の詳細は、発明の実施の形態の項、図5の説明で述べる)。
該装置の加湿機能に関し、貯水中に設置した水中ポンプの運転を継続することにより運転熱を発生させ、貯水の水温を上げて蒸発しやすくすると共に、その貯水を空間に噴出し、流下させることにより、空気との接触時間を広げて蒸発の効率を高める点に特徴があり、水が有する相対湿度による自然加湿作用と相俟って、乾燥した室内で、連続運転を行なうことにより、無理の無い加湿を行い、適度な湿度環境を造りだす加湿装置としての機能を有するものである。
該装置の加湿効果を測定するために、簡単な実験を行なった結果を記載する。容量50lの密閉容器内に該装置を設置し運転を行なった結果、開始時は室温16℃、湿度62%、10分後には湿度81%に上昇、20分後には湿度90%を記録した。
該装置のアロマセラピ−(芳香療法)に関し、該装置の貯水中にエッセンシャルオイル、又は調合品を入れて、貯水を噴水循環させる手段を用いることにより、周囲に適度に芳香をただよわせ、アロマセラピ−効果を発揮させる、芳香発散装置としての機能を有するものである。
該装置のマイナスイオンの発生機能に関し、該装置のマイナスイオンの測定結果では、計測器の種類が不明であるが、設置した室内での測定ではイオン数が約300個を示し、該装置の噴水の周囲では最高でイオン数2000個前後を示し、噴水によるマイナスイオンの発生が確かめられた。該装置を室内で運転することによりマイナスイオンを発生させ、有害なプラスイオンを中和して、健康に寄与し、住環境を快適にする、マイナスイオン発生装置としての機能を有するものである。
更にマイナスイオン発生装置としての噴水装置にトルマリンや機能セラミックのような、マイナスイオンを発生する機能を有する物質を取り付けるか、マイナスイオンを発生する機能を有する物質を用いて貯水容器や高架容器を製作する方法も可能である。
該装置の空気清浄機能に関し、水は空気中のガスや浮遊物を附着し取り込む物性がある。以前の経験で、パブに噴水装置を貸与し1ヶ月後に点検したところ、貯水容器内の水が焦茶色となり、水の殆どがニコチンの寒天のように固まっており驚いたことがある。このような事例からも、噴水が空気と接触することにより、空気中のニコチンや有害ガスや浮遊物を吸着する物性があることを確認することができる。貯水を循環させることにより次第に汚れてくることそのものが、空気を清浄化している証でもある。該装置を室内で連続運転すれば、空気清浄の効果を発揮する空気清浄装置としての機能を有するものである。
該装置の貯水の浄化に関し、噴水装置の運転を継続していると、次第に水が汚れ臭気がてでてくる。その状況を出来るだけ抑止し、水の清浄性を保つために、貯水容器の貯水中にトルマリン鉱石、機能セラミック、麥飯石、炭、銀をブレ−チングした活性炭などの、貯水を浄化する作用のある物質を、網袋などに入れて設置する。
マイクロ・ナノバブルに関し、最近、マイクロ・ナノバブルの効果が確認され、研究者により種々の研究が行われている。マイクロ・ナノバブルを発生させる手段の内、噴水装置に応用できると思われる発生システムは、水と空気とを超高速で旋回させることにより、マイクロ・ナノバブルを発生させる方式である。これは特殊高速回転ポンプを用いて、水をそのポンプの回転室の中で、吸気しつつ超高速で旋回させることにより、旋回気体空洞部を形成させ、その旋回気体空洞部を旋回速度差で切断することでマイクロ・ナノバブルを発生させるシステムである。ポンプの回転数は種々テストされているが、一定の基準は定まっていない。
このシステムを噴水装置に応用する場合には、わざわざ空気を自吸させる装置を用いなくても、噴水装置の基本である水を空間に噴出し流下させ、且つ循環させる噴水システムにより取り込んだ溶存酸素をそのまま利用することが出来る。噴水の運転中に、噴水池の貯水中に所定形状の回転室を有する高速回転ポンプを沈めて、溶存酸素の多く含まれた貯水を高速回転ポンプを用いて循環させことにより、貯水中にマイクロ・ナノバブルを発生させることが出来る。
マイクロ・ナノバブルの生体に対する効果も種々に実験中で、確立された効果は未だのようであり、将来に託されている。この高速回転ポンプを用いたシステムを室内の噴水装置の貯水池に組み込んで、貯水にマイクロ・ナノバブルを発生させると共に、その水を噴水ポンプにより噴水として空間へ噴出・流下させ循環させる手段を用いることにより、マイナス電荷を帯びたマイクロ・ナノバブルが、空気中のプラスイオンを中和すると共に、プラス電荷を帯びた汚れ物質を電気的に吸着して水中に捕捉し、室内の空気を清浄化して健康に寄与することが期待できる。
発明の実施の形態を実施例にもとずき図面を参照して説明する。
図1は該装置の一実施例を示した図である。尚、各図においてポンプ(3、103)、水量調整弁(6)、貯水を浄化する作用のある物質(15)、水中照明器(24)の図は側面図である。また、点線記載部分は水の流れを示したものである。
貯水容器(1)は宙吹きガラス製法を用いて製作する。貯水容器(1)は手造りのため、水平に設置するために容器の外底面を研磨する。貯水容器(1)の内底面は研磨が困難なため、所定大の樹脂製または金属性の基板(2)を用いて、貯水容器(1)の内底面のほぼ中央の位置に、クサビや板などのレベル調整材と接着剤を用いてほぼ水平に固定する。円板(2)にはボルト用のタップ穴が設けられており、ボルト(2a)と固定バンド(4)を用いて、吐出口(5)が貯水容器(1)のほぼ中央に位置するように水中ポンプ(3)取り付ける。
水中ポンプ(3)はAC100V、約2.5〜3.5W性能のポンプを使用し非常に経済的である。水中ポンプ(3)の吐出口(5)に水量調整弁(6)を接続し、更にその水量調整弁(6)に噴水用送水管(7)を接続し上方に立ち上げる。噴水用送水管(7)の高さは、その上端部(7a)が、該装置の運転時に高架容器(8)の溢流水面(8a)より約2cm低く位置するように予め設定する。
高架容器(8)も宙吹きガラス製法により製作したガラス製で、水平に設置するために底面を研磨する。高さは12cm程度で、上部溢流口(8c)の形状は、溝型で百合の花びらの様に周囲6方向に放射線状に拡がり、更に下方に湾曲した形状とし、その6ヶ処の上部溢流口(8c)から分れて流出する水が、空間を流下し高架容器(8)下部周辺近くに流下することが出来る導水形状の上部溢流口(8c)とする。
上端部(7a)より、先ず所定大の飛沫防止板(9)を差し込み取り付ける。次に所定径の底孔(8b)を有する高架容器(8)を、その孔(8b)を用いて差し込み、飛沫防止板(9)の上に重ねて設置する。更にゴムパッキン(8d)を嵌めて、噴水用送水管(7)と底孔(8b)の隙間をふさぐように取り付ける。
噴水用送水管(7)は上端部(7a)に所定径の上端部噴出孔(7b)を有すると共に、更に噴水用送水管(7)の側面中央部にも所定径の側面部噴出孔(7c)を設ける。そして噴水用送水管(7)より所定長だけ短く、噴水用送水管(7)の外径より僅差大きい内径を有する鞘管(11)を、噴水用送水管(7)の外周部に鞘状に嵌め込む。鞘管(11)の側面には、噴水用送水管(7)の側面部噴出孔(7c)と対向する位置に略同径の鞘管の噴出孔(11a)を設け、鞘管(11)を回して側面部噴出孔(7c)と鞘管の噴出孔(11a)の重なり具合を変化させることにより、両噴出孔(7c、11a)より噴出する水量を調節することが出来る。又、それによって上端部噴出孔(7b)より噴出する水の量も調整することが出来る構造とする。
更に噴水用送水管(7)の上端部(7a)の外側に設けたネジ(7d)にナット(7e)をねじ込み締め付けることにより、鞘管(11)を介して高架容器(8)内底部を抑えつけ、飛沫防止板(9)上に高架容器(8)を固定することが出来る。
該装置の湧水形噴水(13)や小滝(14)を照明するために、防水型のLED球や抵抗器や電池(出来れば充電用電池)を組み込んだユニット式のペンシル型水中照明器(24)を製作し、花の支持枠(16)や飛沫防止板(などに差し込み取り付ける。
貯水を浄化する作用のある物質(15)を水中ポンプ(3)の吸い込み口近く設置する。水中ポンプ(3)により循環する貯水(12)が、貯水を浄化する作用のある物質(15)に接触することにより作用を受け浄化される。実施例では長期にわたって水が透明で、臭気が発生しない結果が確認されている。
水中ポンプ(3)のケ−ブルを貯水容器(1)側面より防水グランド(10)を通して外部に引出し、電源に接続できるようにケ−ブル端末に差込キャップを取り付ける。
該装置の運転を行なう場合、先ず貯水容器(1)に所定量の清水を貯水(12)する。次に水中ポンプ(3)の電源を入り切りして、水量調整弁(6)と両噴出孔(7c、11a)を水量調整することにより、湧水形噴水(13)と上部溢流口(8c)より流下する小滝(14)の水量を安定させる。次に花の支持枠(16)を高架容器(8)内に嵌め込み、生け花(17)を差し込み生ける。
該装置を以上のように構成することにより、解体も簡単に出来、器具の取替え修理、貯水の排出、器具の清掃なども簡単に行なうことが出来る。
2図は該装置の貯水容器(101)に陸上ポンプ(103)を組み込んだ一実施例を示したものである。宙吹きガラス製の貯水容器(101)の外底に、支持脚(101a)を数ヶ処水平に取り付ける。底中央部を凹ませて製作し、その中央部を貫通して防水継手(120)を組み込む。その防水継手(120)の下端に陸上ポンプ(103)の吐出口(105)を接続し、固定バンド(104)により陸上ポンプ(103)を支持固定する。陸上ポンプ(103)の吸込口(121)を吸込側防水継手(120a)を介して貯水容器(101)内部に貫通し、その吸込管末にフイルタ−(122)を取り付ける。
以降の組立て構成は図1記載のものと殆ど同様であるが、異なる部分は上端部流出口(7b)に、噴水ノズル(123)を取り付けた部分であり、糸状噴水(113)を高架容器(8)の外周部に落下させる。飛沫防止板(9)は貯水面(12a)全面を覆う形状のものを取り付ける。
該装置(A)の噴水(113)や小滝(14)を照明するために、ユニット式のペンシル型水中照明器(24)を、花の支持枠(16)や飛沫防止板(9)などに差し込み取り付ける。
図3は、図1に示した該装置の部品構成方法を基に、大小の宙吹ガラス製の高架容器(8)を二段に重ねた実施例を示したものである。高架容器(8)を、噴水用送水管(7)を軸とし鞘管(11)を介して塔状に重ねて所定の高さに積み上げ、上段の高架容器(8)に給水された水が、その高架容器(8)の上部溢流口(8c)より流出して二段目の高架容器(8)に流下し、更に二段目の高架容器(8)の上部溢流口(8c)より流出し、貯水容器(1)内に還流するように構成する。二段目の高架容器(8)への補給水は側面部噴出孔(7c)と鞘管噴出孔(11a)を調整して行なう。更に貯水容器(1)の周囲内側に透明で上絞り円筒形の外周部飛沫防止板(9a)を取り付ける。
高架容器(8)それぞれの上部溢流口(8c)の形状を、高架容器(8)の容器部よりも外径の広い水平な鍔状とし、その容器内の所定位置に網やパンチング板やスポンジなどの整流用部材(18)を組み込み、水中ポンプ(3)により送られた水が、整流用部材(18)を通過して整流状態となり、上部溢流口(8c)より円筒膜状の小滝(14)となって流下するように構成する。
図4は、図1に示した該装置の部品構成方法を基に、高架容器(8)を、ビ−ルが満たされたグラスをかたどったガラスコップとして製作し、且つそのガラスコップの上方ビ−ルの泡が集まる部分は不透明白色、その下方は透明のビ−ル色(黄色系統)に着色し、重しを付けたスチロ−ル(25)を浮かして、ビ−ルが泡立ち溢れているイメ−ジを造りだす構成を示したものである。貯水容器(1)の形状を、ビ−ル樽風やテ−ブル風の製作して、更にイメ−ジを強調することもできる。
ビ−ルが泡立っているイメ−ジを造りだすために、ベビ−コンプレサ−(19)よりの送気ホ−ス(19a)を、ポンプ(3、103)の吐出口(5、105)又は、水量調整弁(6)の二次側に接続し、ポンプ(3又は103)からガラス製の高架容器(8)への給水の中にエア−を混入し、噴水用送水管(7)の先端に装着した気泡ノズル(20)より高架容器(8)の中へ水と共に噴出し、気泡(21)となってビ−ルグラス風の高架容器(8)の中を上昇するように構成する。
図5は図4と異なる気泡(21)発生手段を示した図で、水量調整弁(6)の二次側に、エジェクタ−(22)を取り付け、そのエジェクタ−(22)の負圧発生箇所に大気に通じる吸気管(23)を接続し、ポンプ(3、又は103)からの給水圧によりエジェクタ−(22)で発生した負圧により吸引された空気が、給水と共に噴水用送水管(7)の先端に装着した気泡ノズル(20)より、高架容器(8)の中へ水と共に噴出し、気泡(21)となってビ−ルグラス風の高架容器(8)の中を上昇するように構成する。
図6は図1に示した該装置の変形型の実施例である。貯水容器(1)の内周部に複数本の噴水ノズル(123a)を組み込んだリング型のヘッダ−(分配管)(26)を取り付ける。ヘッダ−(26)とポンプ(3)を噴水用送水管(7)で接続し、ポンプ(3)よりの送水をヘッダ−(26)を介して複数本の噴水ノズル(123a)より噴出させ、その糸状噴水(113)が放物線を描いて、中央部に据えた高架容器(8)に集まり流入するように構成する。尚、リング型のヘッダ−(26)の内側は格子蓋(27)を組み込んでいる。
中央部の高架容器(8)は、周囲より流入してきた糸状噴水(113)を、飛沫の発生を避けるため上部溢流口(8c)まで溜めずに、下部の底孔(8b)より貯水容器(1)に排出する構造とする。但し全量の水を排出せず、生け花(17)用の貯水を確保するために高架容器の所定レベルまで貯水が残る構造とする。高架容器(8)内に活花支持枠(16)を取り付ける。
この構造を用いれば、該装置に、多くの噴水ノズル(123a)によるア−チ形の糸状噴水(113)を造形することが出来ると共に、、活花が出来、尚且つ飛沫の飛散を抑止することが出来る。
発明の効果
本発明は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されているような効果を奏する。
噴水が貯水面に流下する水音は、川のせせらぎ音の如く、心をやすらげてくれる。
該卓上型噴水装置の貯水容器及び高架容器の製法に主として宙吹きガラス製法を用ることにより、従来のように、成型用の型を起こして小品種大量生産を行なう必要がなくなり、結果、初期投資が不要となり、在庫のリスクも少なくなる。又、宙吹きガラス製法により、一品製作でオリジナリティに富んだ美しい形状や柄色などの多彩な容器の製作が可能となり、オ−ダ−メ−ドも速やかに対応することが出来、納期も短縮できる。
該卓上型噴水装置の組立て構造をシンプル化しユニットすることにより、製作コストと製作時間を削減することができる。また、該装置のサイズを小型化したことにより、取り扱いが容易となり、卓上に設置し日常活用できる装置となる。
卓上形噴水装置の場合は、水しぶきが装置外部に飛散する問題は、致命的な欠陥となる可能性がある。該卓上型噴水装置は水しぶきの飛散を防ぐため、各種飛沫防止手段を講じたことにより、利用しやすくなる。
該卓上型噴水装置の高架容器の中で、フレッシュな噴水と、色彩豊かな生け花のそれぞれの美しさを、組み合わせた手段により、その美しさに相乗効果を生じ、より自然の美しさを強く感じる優れた装置となる。また、ユ−ザ−が、日常、生け花を取替え、眺め愛でる愛玩の装置となる。
該卓上型噴水装置に、あらかじめ複雑な照明設備を組み込む必要のない、着脱自在なLEDのコ−ドレス小型照明器具を用いることにより、必要な時に、希望の投光色を選び、必要数だけ取り付けることが可能になり、照明効果が向上する。
DC電源のモ−タ−ポンプを組み込んだ、コ−ドレスでハンディタイプの該卓上型噴水装置を提供することにより、例えば宴会場などの商用電源が直接利用できない場所での使用が可能となる。
該卓上型噴水装置の機能を利用して、広報宣伝用にも活用できる装置を製作することが出来る。即ち、貯水容器や高架容器を、必要に応じ商品名や会社名が記載された、所定形状の容器をかたどった形状の容器を製作することにより、アイキャッチャ−として使用することが出来る。
該卓上型噴水装置の機能を活用して、水中ポンプにより昇温した貯水を噴水循環さる手段により、室内を無理のない加湿を行なう機能を有する加湿装置として使用することが出来る。
該卓上型噴水装置の機能を活用して、貯水中に100%天然の精油(エッセンシャルオイル)又は調合品を混入し、貯水を噴水循環させる手段により、適度に芳香を周囲にただよわせ、住環境に心身共の癒し効果を発揮する芳香発散装置として使用することが出来る。
該卓上型噴水装置の機能を活用して、該卓上型噴水装置を室内で運転することにより発生するマイナスイオンにより、有害なプラスイオンを中和して、健康に寄与し、住環境を快適にする機能を有するマイナスイオン発生装置として使用することが出来る。
該卓上型噴水装置の機能を活用して、水を空間に噴出、流下させ、空気と接触させることにより、空気中のニコチンや有害ガスや浮遊物を吸着し、空気を清浄化する機能を有する空気清浄装置として使用することが出来る。
該卓上型噴水装置の運転を継続すると、次第に水が汚れ臭気がてでてくる。貯水を浄化する作用のある物質を貯水中に浸けておくと、水の濁りや臭気の発生を抑止することが出来る。
上記に述べた、多機能な該卓上型噴水装置を室内に設置し、活用することにより、住環境に多くの効果をもたらせてくれる。
噴水貯水中に発生させたマイクロ・ナノバブルを含む水を、噴水ポンプにより噴水として空間へ噴出し又流下させる手段を用いることにより、マイナス電荷を帯びたマイクロ・ナノバブルが、空気中のプラスイオンを中和すると共に、プラス電荷を帯びた汚れ物質を電気的に吸着して水中に捕捉し、室内の空気を清浄化して健康に寄与することができる。
水中ポンプを用いた噴水装置の縦断面図である。 陸上ポンプを用いた噴水装置の縦断面図である。 高架容器を二段に重ねた噴水装置の縦断面図である。 ビ−ルグラス型の高架容器を用いた噴水装置の縦断面図である。 ビ−ルグラス型の高架容器を用いた噴水装置の縦断面図である。 王冠型の糸噴水を組み込んだ噴水装置の縦断面図である。
符号の説明
1、101 貯水容器
2 基盤
2a ボルト
3 水中ポンプ
4、104 固定バンド
5、105 吐出口
6 水量調整弁
7 噴水用送水管
7a 上端部
7b 上端部噴出口
7c 側面部噴出口
7d ネジ
7e ナット
8 高架容器
8a 溢流水面
8b 底孔
8c 上部溢流口
8d パッキン
9 飛沫防止板
9a 外周部飛沫防止板
10 防水グランド
11 鞘管
11a 鞘管の噴出孔
12 貯水
12a 貯水面
13 湧水型噴水
14 小滝
15 貯水を浄化する作用のある物質
16 花の支持枠
17 活花
18 整流用部材
19 コンプレッサ−
19a 送気管
20 気泡ノズル
21 気泡
22 エジェクタ−
23 吸気管
24 水中照明器
25 スチロ−ル
26 ヘッダ−
27 格子蓋
101a 支持脚
103 陸上ポンプ
113 糸状噴水
120 防水継ぎ手
120a 吸込側防水継ぎ手
121 吸込口
122 フイルタ−
123、123a 噴水ノズル

Claims (25)

  1. 貯水容器(1)又は高架容器(8)のどちらか、又はその両容器共、ガラス材で製作したものであることを特徴とする卓上型噴水装置。
  2. 貯水容器(1)内に水中ポンプ(3)を固定設置し、その水中ポンプ(3)の吐出口(5)に、所定長の噴水用送水管(7)の一端を接続し、他の一端を貯水容器(1)中央部に立ち上げる。立ち上げた噴水用送水管(7)の上端部(7a)へ、底部に孔(8b)を有する高架容器(8)を、その孔(8b)を用いて差し込み水中ポンプ(3)上方に設置する。水中ポンプ(3)より加圧送水された貯水(12)を、噴水用送水管(7)の噴出孔(7b)より高架容器(8)内に噴出流入させ、更に高架容器(8)の溢流口(8c)より高架容器(8)の周囲に流出させ、貯水容器(1)に流下還流させて、その循環を繰り返すように構成したことを特徴とするユニット式卓上型噴水装置。
  3. 貯水容器(1)の外底部に陸上ポンプ(103)を固定設置し、その陸上ポンプ(103)の吸込口(121)と貯水容器(101)間を防水接続し、更に、陸上ポンプ(103)の吐出口(105)に噴水用送水管(7)の一端を接続し、噴水用送水管(7)の他の一端を貯水容器(101)の底部を防水貫通して貯水容器(101)の中央部に所定高さまで立ち上げる。立ち上げた噴水用送水管(7)の上端部(7a)へ、底部に孔(8b)を有する高架容器(8)を、その孔(8b)を用いて差し込んで陸上ポンプ(103)上方に設置する。陸上ポンプ(103)より加圧送水された貯水(12)を、噴水用送水管(7)の噴出孔(7b)より高架容器(8)内に噴出流入させ、更に高架容器(8)の溢流口(8c)より高架容器(8)の周囲に流出させ、貯水容器(101)に流下還流させて、その循環を繰り返すように構成したことを特徴とするユニット式卓上型噴水装置。
  4. 水中ポンプ(3)又は陸上ポンプ(103)上に高架容器(8)を固定するために、噴水用送水管(7)の上端部(7a)にネジ(7d)を設ける。更に噴水用送水管(7)より所定長だけ短く、噴水用送水管(7)の外径より僅差大きい内径を有する鞘管(11)を、噴水用送水管(7)の外周部に鞘状に嵌め込む。噴水用送水管(7)の上端部(7a)に設けたネジ(7d)にナット(7e)をねじ込んで鞘管(11)を締め付け、更に鞘管(11)を介して高架容器(8)内底部を抑えつけるように構成したことを特徴とする請求項2又は3記載のユニット式卓上型噴水装置。
  5. 噴水用送水管(7)の上端部(7a)に有する上端部噴出孔(7b)と共に、噴水用送水管(7)の側面部にも所定径の側面部噴出孔(7c)を設ける。そして鞘管(11)の側面にも、噴水用送水管(7)の側面部噴出孔(7c)と対向する位置に略同径の鞘管の噴出孔(11a)を設け、鞘管(11)を回すことにより噴水用送水管(7)の側面部噴出孔(7c)と鞘管の噴出孔(11a)の重なり具合を変化させることにより、両噴出孔(7c・11a)より噴出する水量を調節すると共に、それによって上端部噴出孔(7b)より噴出する水の量も調整出来るように構成した事を特徴とする請求項4記載のユニット式卓上型噴水装置。
  6. 高架容器(8)を百合の花型に製作し、その上部溢流口(8c)の形状を、百合の花びらの様に周囲に分かれて放射線状に拡がり、更に下方に湾曲した形状とし、噴水用送水管(7)より高架容器(8)に流入した水が、溢流水面(8a)で湧水形噴水(13)を造形すると共に、その複数の上部溢流口(8c)から分れて流出し小滝(14)となって流下するように構成したことを特徴とする請求項2又は3記載のユニット式卓上型噴水装置。
  7. 高架容器(8)の上部溢流口(8c)の周縁の形状を凹凸とし、流出する水が凹の箇所からのみ流出するように構成したことを特徴とする請求項2又は3記載のユニット式卓上型噴水装置。
  8. 高架容器(8)の上部溢流口(8c)の形状を円形鍔状の平板とし、流出する水が膜状で上部溢流口(8c)より流出するように構成したことを特徴とする請求項2又は3記載のユニット式卓上型噴水装置。
  9. 大小複数の高架容器(8)を塔状に重ねて所定の高さに積み上げ、最上段の高架容器(8)に給水された水が流下して直ぐ下の高架容器(8)に流下し、以下同様に、積み重ねた高架容器(8)を順次流下し、貯水容器(1)に還流するように構成したことを特徴とする請求項2又は3記載のユニット式卓上型噴水装置。
  10. 高架容器(8)内に整流用部材(18)を設けて、整流状態にした水を上部溢流口(8c)より流出させるように構成したことを特徴とする請求項2、3、9記載のユニット式卓上型噴水装置。
  11. 高架容器(8)が、その中で湧水形噴水(13)を噴出させ、小滝(14)として流下させる機能を有すると共に、生け花(17)が出来る花瓶としての機能をも併有し、高架容器(8)内で噴水(13)と生け花(17)を組み合わせて装飾出来るように構成したことを特徴とする請求項2又は3記載のユニット式卓上型噴水装置。
  12. 水面上に所定広さの飛沫防止板(9)を設けたことを特徴とする請求項2又は3記載のユニット式卓上型噴水装置。
  13. 湧水形噴水(13)や糸形噴水(113)や小滝(14)や貯水(12)を照明するために、貯水容器(1又は101)や高架容器(8)内に、LED球を用いた水中照明器(124)を設置したことを特徴とする請求項2又は3記載のユニット式卓上型噴水装置。
  14. 貯水容器(1又は101)内の貯水(12)中に混入する夾雑物質を吸着し、更には細菌や悪臭の発生を抑止し、貯水を浄化する作用のある物質(15)、例えばトルマリン鉱石、機能セラミック、麥飯石、炭、銀をブレ−チングした活性炭などを、貯水(12)中に配設したことを特徴とする請求項2又は3記載のユニット式卓上型噴水装置。
  15. 噴水用送水管(7)の上端部(7a)の外側に設けたネジ(7d)に、噴水用ノズル(123)を接合し、噴水用送水管(7)の上端部(7a)に送られてきた貯水(12)を、その噴水用ノズル(123)から噴出させるように構成したことを特徴とする請求項2又は3記載のユニット式卓上型噴水装置。
  16. ACモ−タ−ポンプ(3、103)に替え、DCモ−タ−ポンプを組みこみ、更にそのDCモ−タ−ポンプを駆動する為の充電用電池を備えたことを特徴とする請求項2又は3記載のユニット式卓上型噴水装置。
  17. 貯水(12)中に設置した水中ポンプ(3)の運転熱により、貯水(12)の水温を上げて蒸発しやすくすると共に、その貯水(12)を空間に噴出、流下させ循環することにより、空気との接触時間を増やして蒸発の効率を高める機能を有し、その機能により室内の加湿を目的としたことを特徴とする請求項2記載の室内加湿装置としてのユニット式卓上型噴水装置。
  18. 貯水(12)中にエッセンシャルオイルを入れて、貯水(12)を空間に噴出流下させ循環することにより、適度に芳香を周囲にただよわせる機能を有し、その機能によりアロマセラピ−効果を奏することを目的としたことを特徴とする芳香発散装置としての請求項2又は3記載のユニット式卓上型噴水装置。
  19. 噴水が空気中のガスや浮遊物を附着し取り込む物性を利用して、貯水(12)を空間に噴出流下し、循環させるることにより、室内空気中の有害物質を貯水中に捕捉する機能を有し、その機能により室内空気の清浄化を目的としたことを特徴とする室内空気清浄装置としての請求項2又は3記載のユニット式卓上型噴水装置。
  20. 貯水(12)を、噴水循環することにより発生するマイナスイオンを用いて、有害なプラスイオンを中和する機能を有し、その機能により室内環境の快適化を目的としたことを特徴とするマイナスイオン発生装置としての請求項2又は3記載のユニット式卓上型噴水装置。
  21. 広告宣伝用容器をかたどった貯水容器(1)又は高架容器(8)を取り付けたことを特徴とする請求項2又は3記載のユニット式卓上型噴水装置。
  22. ガラスコップの上方所定部分を不透明白色、その下方部分を透明のビ−ル色(黄色系統)に着色し、ビ−ルが泡立っているイメ−ジをかたどった広告宣伝用の高架容器(8)を設けたことを特徴とする請求項2又は3記載のユニット式卓上型噴水装置。
  23. コンプレサ−(19)よりの送気管(19a)を水量調整弁(6)に接続し、ポンプ(3、103)から、ビ−ルグラスをかたどった高架容器(8)への給水の中に、送気ホ−ス(19a)よりのエア−を注入させ、噴水用送水管(7)の先端に装着した気泡ノズル(20)より高架容器(8)の中へ水と共に噴出させ、気泡となってビ−ルグラス風の高架容器(8)の中を上昇するように構成したことを特徴とする請求項22記載のユニット式卓上型噴水装置。
  24. ポンプの吐出口(5又は105)又は水量調整弁(6)の二次側に、エジェクタ−(22)を取り付け、そのエジェクタ−(22)の負圧発生箇所に大気に通じる吸気管(23)を接続し、ポンプ(3、又は103)からの給水圧によりエジェクタ−(22)で発生した負圧により吸気管(23)より大気を吸引し、吸引した空気を、給水と共に噴水用送水管(7)の先端に装着した気泡ノズル(20)から高架容器(8)の中へ水と共に噴出させ、気泡(21)となってビ−ルグラス風の高架容器(8)の中を上昇するように構成したことを特徴とする請求項21記載のユニット式卓上型噴水装置。
  25. 噴水装置の貯水の中にマイクロ・ナノバブル発生する機能を有する高速回転ポンプを装着し運転することにより、噴水により貯水中に増加した酸素を切断細分化してマイクロ・ナノバブルを発生させ、マイナス電荷を帯びたマイクロ・ナノバブル水を噴水として空間に噴出流下させることにより、室内に発生しているプラスイオンを中和し、室内環境を快適化することを特徴とする噴水装置。
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