JP2003144286A - 相乗効果を発生する複合体の枕。 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】個人の体質、好み、環境などにより千差万別で
ある快眠の条件を満たし、誰にでも適合する枕を提供す
る。 【解決手段】そば殻、パンヤ纎維、木材チップ、プラス
チックパイプ、ウレタンフォーム、羽根、磁石、炭、小
石、ゲル状冷熱剤などの材料を単品、あるいは複合して
詰めた単体の枕を部品として複数組合せ、合体させるこ
とにより効果の異なる単体の組み合わせにより、相乗効
果を発生させる。

Description

【発明の詳細な説明】 【０００１】 【産業上の利用分野】枕、腰用枕、脚用枕の分野に関す
る。 【０００２】 【従来の技術】単体の袋にそば殼、パンヤ繊維、木材チ
ップ、プラスチックパイプ、ウレタンフオーム、羽根、
などの材料を詰め込んだ単体の枕や、既述材料と磁石、
炭、小石、ゲル状冷熱剤などの副材料を組み合わせた材
料を詰め込んだ単体の枕が従来の枕であり、単体の枕を
複数組み合わせ、相乗効果を発生させる枕は存在してい
ない。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】快眠の条件は、個人の
体質、好み、四季の環境、などにより千差万別である。
快眠の重要な要素である枕の場合、どのような枕を選択
したら良いのか、ある部分では自分に適した枕を選択す
るが、全般的には満たされない就寝をし、安定し継続し
た睡眠を得ていないのが実情である。いつでも、どこで
も、誰にでも最適な枕の状態を設定できることが快眠の
課題である。最適な枕の状態を得る手段として、単体の
枕を複数組み合わせることにより発生する異なる効果を
利用することである。 【０００４】 【課題を解決するための手段】そば殼、パンヤ繊維、木
材チップ、プラスチックパイプ、ウレタンフオーム、羽
根、などの材料や、磁石、炭、小石、ゲル状冷熱剤など
の材料を単品、あるいは複合して、詰め込んだ単体の枕
を部品として、複数組み合わせ、合体させることであ
る。部品としての単体枕は、枕としての機能を持つこと
も、本発明の基本要素であることを申し添えておく 【０００５】 【作用】本発明の特徴的な作用例を紹介する。ウレタン
素材のクッション性の高い枕とゲル状冷熱剤の複合枕
は、冬にはウレタン素材部分を頭の下部に、夏にはゲル
状冷熱剤部分を頭の下部に用いることにより、個人の好
みを満足させることが出来る。つまり、素材単品枕の組
み合わせにより個人の好みを実現できる「作用」が本発
明の特徴である。 【０００６】 【実施例】実施例を図１に示す。単品枕であるゲル状冷
熱剤部分枕１はゲル状冷熱剤２と仕切り板３で構成され
ている。ゲル状冷熱剤部分枕１はウレタン部枕４と結合
されている。各素材単品枕を、いかにたやすく結合、組
み合わせできるかが実施上の課題である。結合する方法
は、接着、縫製、ボタン、通称ではあるがマジックバン
ド、紐でしばる、などが有効であるが、方法はフアッシ
ョン性、コストの観点、操作性、などの観点から選択す
ればよい。使用方法を図２に示す。図２はゲル状冷熱剤
部分枕２が上部にあり、ウレタン部枕１、人が仰臥した
状態３で示し夏での使用方法を想定している。冬での使
用は「上下をひっくり返せばよい」。頭痛などで頭部を
冷やしたい場合は、夏用の使用方法が適切である。 【０００７】 【発明の効果】発明枕が持つ暖冷の使い分け、高さや首
筋位置の自由な選択、睡眠をもたらす様々な機能の内蔵
は様々な効果として一括され継続して発揮されるものと
なり、形状は使いやすくなじみ易い。誰でも、いつで
も、どこでも使用可能な１個の枕に過ぎないが、今日ま
でこのような枕は存在しなかった。安定した睡眠の継続
をもたらす枕は日々の健康を保持する効果がある。

【図面の簡単な説明】 【図１】枕の説明図 【符号の説明】 １ ゲル状冷熱剤部分枕 ２ ゲル状冷熱剤 ３ 仕切り板 ４ ウレタン部枕 【図２】使用説明図 【符号の説明】 １ ウレタン部枕 ２ ゲル状冷熱剤部分枕 ３
人が仰臥した状態

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 【請求項１】単体の枕を複数組み合わせ、相乗効果を発
   生させることを特徴とする複合体の枕。