JP3071466U - 多用途磁気健康枕 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 ［課題］ 頭肩腰足のどの身体の部所にでも磁気及び
遠赤外線による快眠並びに血行促進、痛みの緩和の治療
効果を有効に適用させる事が可能な柔軟且つ芯の硬さを
兼備した構造の製造コストの安価な多用途磁気健康枕を
提供することである。 ［解決手段］ 枕本体１の上面布地２の間に磁石５の移
動可能な中空回路を設けることで、頭肩腰足の各身体の
部所に適した磁石の配置を可能にし磁気治療効果を有効
にする。さらに内臓され炭の遠赤外線の治療効果との相
乗治療効果が流動性を持つ粒状体を内臓している枕構造
によって身体に良くフィットして優れたものとなる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】 ［考案の属する技術分野］ この考案は磁気並びに遠赤外線を利用し、快眠や血行を良くすると共に、痛み の緩和の治療効果を有し、頭痛腰足のどの部所にでも適用させることが出来る柔 軟且つ芯の硬さを兼備した構造の多用途磁気健康枕に関するものである。

【０００２】 ［従来の技術］ 磁石は空中に磁界を作り、近接した身体の部所に磁気を作用させ血行を良くす る治療効果が広く知られている。 又木炭又は竹炭の炭は多数の微孔を有し、表 面積が体積に比較して非常に大きい為、消臭や解毒作用を有し、常温で遠赤外線 を放射し、体内血液循環を促進し、身体の痛みの緩和に役立つ事が知られている 。 比較的少数の磁石を枕本体の上面に有効に配置して、頭肩腰足の身体の部所 に使用するごとに磁石を配置替えできる機能を持った枕は皆無である。

【０００３】 ［考案が解決しようとする課題］ 頭肩腰足のどの身体の部所にでも磁気及び遠赤外線の治療効果を効果的に適用 できる多用途で、製造コストの安価な磁石並びに木炭又は竹炭の炭及び粒状体を 内蔵した柔軟且つ芯の硬さを兼備した構造の多用途磁気健康枕を提供することを 目的とするものである。

【０００４】 ［課題を解決するための手段］ 枕本体の上面には布地を二枚重ね、該布地間を円盤状の磁石を外部の磁石の引 力等による外力で移動させることが出来るように、中空回路を接着又は縫い付け 形成する。 中空回路内の磁石が重力等で容易に移動しないように該中空回路の 幅を定める。複数個の円盤状磁石を用途に応じた分布にて該中空回路に配置収納 する。 該枕本体の中心部には適宣の広がりと厚みを有する木炭又は竹炭の炭を収納し た収納用袋を該枕本体内側の左右両端に縫い付け固定する。 炭を収納した該収 納用袋を包むように該枕本体の上面布地と下面布地との間にそばがら又は木片の 粒状体を充填する。

【０００５】 ［考案の実施の態様］ 以下本考案の多用途磁気健康枕の実施の態様につき図に基づいて説明する。 炭５を収納した略直方体の収納用袋６の両端を枕本体１の左右両端に縫着し、こ れを枕本体１の略中央部に設置する。 上面布地２と下面布地３の間に収納用袋 ６を包むように、そばがら又は木片の粒状体を充填する。

【０００６】 上面布地２は二枚重ねになっており、この間を円盤状の磁石が移動可能な中空 回路を接着又は縫い付け形成する。 中空回路の幅は円盤状の磁石が直径９ｍｍ 及至１２ｍｍ、厚さ２ｍｍ及至３ｍｍであり、１３ｍｍ及至１６ｍｍ幅が望まし い。 中空回路の長さ及び形状は限定されない。

【０００７】 以上の構造を持つ枕本体１は柔らかさと芯の硬さを兼備し、頭肩腰足のどの身 体の部所にも柔軟な対応が出来て緊張感のない自然な快い使用感を有する。

【０００８】 さらに図４の及至図７の磁石の効果的配置により、図８及至図１１の実施図に 示す如く、頭肩腰足の身体の部所に最大限に有効な磁気並びに遠赤外線の相乗治 療効果をなすことが可能となる。

【０００９】 ［考案の効果］ 本考案の多用途磁気健康枕は磁石の磁気作用で血行促進、快眠、疲労回復など の磁気治療効果と炭の遠赤外線による血行促進等の治療効果による相乗治療効果 で熟睡並びに頭痛、肩凝り、腰痛、足の筋肉痛の抑制に優れた効果をもたらす。

【図面の簡単な説明】

【図１】 この考案に係る多用途磁気健康枕の実施例を
示す斜視図である。

【図２】 同枕本体の内部を示すＸ−Ｘ線断面図であ
る。

【図３】 炭入り収納用袋の斜視図である。

【図４】 頭部用に適した磁石の配置図である

【図５】 肩部用に適した磁石の配置図である。

【図６】 足部用に適した磁石の配置図である。

【図７】 腰部用に適した磁石の配置図である。

【図８】 頭部に枕を使用した実施態様図である。

【図９】 肩部に枕を使用した実施態様図である。

【図１０】 足部に枕を使用した実施態様図である。

【図１１】 腰部に枕を使用した実施態様図である。

【符号の説明】

１ 枕本体 ２ 上面布地 ３ 下面布地 ４ 中空回路 ５ 磁石 ６ 収納用袋 ７ 炭 ８ 粒状体 ９ 人体

Claims (4)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 枕本体の内部に木炭又は竹炭の炭を収納
   した収納用袋並びに粒状体を内蔵し、該枕本体の上面に
   布地を二枚重ね、該布地間を円盤状の磁石が移動可能な
   中空回路を接着又は縫い付け形成し、該中空回路内に複
   数個の磁石を収納配置した多用途磁気健康枕。
2. 【請求項２】 前記粒状体はそばがらである請求項１に
   記載の多用途磁気健康枕。
3. 【請求項３】 前記粒状体はヒバ又は檜の木片である請
   求項１に記載の多用途磁気健康枕。
4. 【請求項４】 前記磁石は酸化第２鉄と炭酸バリウムを
   主原料とした常温で残留磁気密度８００ガウス以上を有
   するフェライト磁石である請求項１記載の多用途磁気健
   康枕。