JP2003144125A - タバコホルダー - Google Patents
タバコホルダーInfo
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- smoke
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A24—TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
- A24F—SMOKERS' REQUISITES; MATCH BOXES; SIMULATED SMOKING DEVICES
- A24F13/00—Appliances for smoking cigars or cigarettes
- A24F13/02—Cigar or cigarette holders
- A24F13/04—Cigar or cigarette holders with arrangements for cleaning or cooling the smoke
Landscapes
- Cigarettes, Filters, And Manufacturing Of Filters (AREA)
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来公知のものよりもさらにター
ルの抽出能力を高め、第１タール抽出体がその取付孔よ
り抜け出ないように工夫したタバコホルダーを提供す
る。 【解決手段】 透明体で構成し軸方向に連通させ
て設けたタバコ挿入口と吸口部に達する煙道を有するパ
イプ本体と、軸部と複数の細孔を設けた第１円板部とか
ら成り前記タバコ挿入口と前記煙道との間に取り付けた
第１タール抽出体と、前記煙道に前記細孔と小間隙を空
けて対向設置した煙衝突部と、金属製の筒部と第２円板
部とから成り、前記第２円板部の外周と前記煙道との間
に若干の間隔を設けた前記筒部を前記軸部へ嵌着させた
第２タール抽出体とで構成する。その際に、前記タバコ
挿入口の前記第１タール抽出体の第１円板部を嵌着させ
る部分に、該第１円板部の抜けを防止する突出部を設け
る。
ルの抽出能力を高め、第１タール抽出体がその取付孔よ
り抜け出ないように工夫したタバコホルダーを提供す
る。 【解決手段】 透明体で構成し軸方向に連通させ
て設けたタバコ挿入口と吸口部に達する煙道を有するパ
イプ本体と、軸部と複数の細孔を設けた第１円板部とか
ら成り前記タバコ挿入口と前記煙道との間に取り付けた
第１タール抽出体と、前記煙道に前記細孔と小間隙を空
けて対向設置した煙衝突部と、金属製の筒部と第２円板
部とから成り、前記第２円板部の外周と前記煙道との間
に若干の間隔を設けた前記筒部を前記軸部へ嵌着させた
第２タール抽出体とで構成する。その際に、前記タバコ
挿入口の前記第１タール抽出体の第１円板部を嵌着させ
る部分に、該第１円板部の抜けを防止する突出部を設け
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、通称ヤニ取りパ
イプと称せられるタバコホルダーに関する。
イプと称せられるタバコホルダーに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、実公平１−３９２００号に示され
たように、透明体で構成したパイプ本体内部に、タバコ
挿入口とこのタバコ挿入口よりも小径の煙道を軸方向に
連通して設け、この煙道と前記タバコ挿入口との間に軸
部と複数の細孔を有する円板部とから成るタール抽出体
を嵌着し、前記細孔が前記煙道の内壁と若干の間隙を設
けて対向するように構成したものにおいて、前記円板部
を第１円板部とし、これを軸部と一体に成形して構成す
ると共に、前記第１円板部に設ける細孔を中央部に位置
させて設けてこの第１円板部をタバコ挿入口の底部に嵌
着せしめ、前記軸部に第１円板部よりも小径で銅板製の
第２円板部を該第１円板部の細孔に対向させて若干の間
隙を設けて嵌着させ、この第２円板部を煙道内部に収納
させて成る小型のタバコホルダーが公知である。
たように、透明体で構成したパイプ本体内部に、タバコ
挿入口とこのタバコ挿入口よりも小径の煙道を軸方向に
連通して設け、この煙道と前記タバコ挿入口との間に軸
部と複数の細孔を有する円板部とから成るタール抽出体
を嵌着し、前記細孔が前記煙道の内壁と若干の間隙を設
けて対向するように構成したものにおいて、前記円板部
を第１円板部とし、これを軸部と一体に成形して構成す
ると共に、前記第１円板部に設ける細孔を中央部に位置
させて設けてこの第１円板部をタバコ挿入口の底部に嵌
着せしめ、前記軸部に第１円板部よりも小径で銅板製の
第２円板部を該第１円板部の細孔に対向させて若干の間
隙を設けて嵌着させ、この第２円板部を煙道内部に収納
させて成る小型のタバコホルダーが公知である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来公知のタ
バコホルダーは、第２円板部で抽出されたタールの取れ
具合を外部より確認できる利点を有し、それはそれで充
分にタバコよりタールを抽出することができたが、タバ
コのとくにタールが身体に及ぼす害が明らかになるにつ
れ、さらにタールの除去能力を高める必要性が生じてい
る。
バコホルダーは、第２円板部で抽出されたタールの取れ
具合を外部より確認できる利点を有し、それはそれで充
分にタバコよりタールを抽出することができたが、タバ
コのとくにタールが身体に及ぼす害が明らかになるにつ
れ、さらにタールの除去能力を高める必要性が生じてい
る。
【０００４】また、従来公知のタバコホルダーの第１タ
ール抽出体は、その第１円板部をタバコ挿入口に続いて
設けられた第１円板部取付孔に軽く圧入させるのみであ
ったので、運搬中や携帯中に第１タール抽出体の嵌着位
置がずれたり、外れてきてしまう場合があった。
ール抽出体は、その第１円板部をタバコ挿入口に続いて
設けられた第１円板部取付孔に軽く圧入させるのみであ
ったので、運搬中や携帯中に第１タール抽出体の嵌着位
置がずれたり、外れてきてしまう場合があった。
【０００５】この発明の第一の目的は、従来公知のもの
よりもさらにタールの抽出能力を高めたタバコホルダー
を提供せんとするにある。
よりもさらにタールの抽出能力を高めたタバコホルダー
を提供せんとするにある。
【０００６】この発明の次の目的は、第１タール抽出体
がその取付孔より抜け出ないように工夫したタバコホル
ダーを提供せんとするにある。
がその取付孔より抜け出ないように工夫したタバコホル
ダーを提供せんとするにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ためにこの発明は、透明体で構成し軸方向に連通させて
設けたタバコ挿入口と吸口部に達する煙道を有するパイ
プ本体と、軸部と複数の細孔を設けた第１円板部とから
成り前記タバコ挿入口と前記煙道との間に取り付けた第
１タール抽出体と、前記煙道に前記細孔と小間隙を空け
て対向設置した煙衝突部と、金属製の筒部と第２円板部
とから成り該第２円板部の外周と前記煙道との間に若干
の間隔を設けて前記筒部を前記軸部へ嵌着させた第２タ
ール抽出体とで構成する。
ためにこの発明は、透明体で構成し軸方向に連通させて
設けたタバコ挿入口と吸口部に達する煙道を有するパイ
プ本体と、軸部と複数の細孔を設けた第１円板部とから
成り前記タバコ挿入口と前記煙道との間に取り付けた第
１タール抽出体と、前記煙道に前記細孔と小間隙を空け
て対向設置した煙衝突部と、金属製の筒部と第２円板部
とから成り該第２円板部の外周と前記煙道との間に若干
の間隔を設けて前記筒部を前記軸部へ嵌着させた第２タ
ール抽出体とで構成する。
【０００８】また、この発明は、透明体で構成し軸方向
に連通させて設けたタバコ挿入口と吸口部に達する煙道
を有するパイプ本体と、軸部と複数の細孔を設けた第１
円板部とから成り前記タバコ挿入口と前記煙道との間に
取り付けた第１タール抽出体と、前記煙道に前記細孔と
小間隙を空けて対向設置した煙衝突部と、金属製の筒部
と第２円板部とから成り、前記第２円板部の外周と前記
煙道との間に若干の間隔を設けて前記筒部を前記軸部へ
嵌着させた第２タール抽出体とで構成すると共に、前記
タバコ挿入口の前記第１タール抽出体の第１円板部を嵌
着させる部分には、該第１円板部の抜けを防止する突出
部が設けられていることを特徴とする。
に連通させて設けたタバコ挿入口と吸口部に達する煙道
を有するパイプ本体と、軸部と複数の細孔を設けた第１
円板部とから成り前記タバコ挿入口と前記煙道との間に
取り付けた第１タール抽出体と、前記煙道に前記細孔と
小間隙を空けて対向設置した煙衝突部と、金属製の筒部
と第２円板部とから成り、前記第２円板部の外周と前記
煙道との間に若干の間隔を設けて前記筒部を前記軸部へ
嵌着させた第２タール抽出体とで構成すると共に、前記
タバコ挿入口の前記第１タール抽出体の第１円板部を嵌
着させる部分には、該第１円板部の抜けを防止する突出
部が設けられていることを特徴とする。
【０００９】その際にこの発明は、前記第１円板部に設
けた細孔を、煙が吸い込まれる側より小径となる漏斗状
の煙圧縮部を有するようにすることができ、前記第２タ
ール抽出体の第２円板部を、その中心部より外周方向を
吸口部側に向けて傾斜させることができる。
けた細孔を、煙が吸い込まれる側より小径となる漏斗状
の煙圧縮部を有するようにすることができ、前記第２タ
ール抽出体の第２円板部を、その中心部より外周方向を
吸口部側に向けて傾斜させることができる。
【００１０】この発明はまた、前記タバコ挿入口の前記
第１タール抽出体の第１円板部を嵌着させる部分には、
該第１円板部の抜けを防止する突出部を設けるものであ
る。
第１タール抽出体の第１円板部を嵌着させる部分には、
該第１円板部の抜けを防止する突出部を設けるものであ
る。
【００１１】
【発明の実施の形態】図面によれば、図１乃至図６にお
いて、指示記号１は、円筒状のタバコ挿入部２と、この
タバコ挿入部２に続いて設けられた吸口側に段部３ａを
有する略偏平状の吸口部３とから成る、透明の合成樹脂
で成型して構成したホルダー本体である。このホルダー
本体１は、長さが約２５ｍｍ程度であり、そのタバコ挿
入部２には、大径のタバコ挿入口４と、このタバコ挿入
口４に続いて同軸方向にタバコ挿入口４よりも小径の、
正面から見た軸方向に断面ラッパ形状を呈するように形
成した煙道５とが各々設けられ、互いに連通してホルダ
ー本体１内を軸方向へ貫通している。
いて、指示記号１は、円筒状のタバコ挿入部２と、この
タバコ挿入部２に続いて設けられた吸口側に段部３ａを
有する略偏平状の吸口部３とから成る、透明の合成樹脂
で成型して構成したホルダー本体である。このホルダー
本体１は、長さが約２５ｍｍ程度であり、そのタバコ挿
入部２には、大径のタバコ挿入口４と、このタバコ挿入
口４に続いて同軸方向にタバコ挿入口４よりも小径の、
正面から見た軸方向に断面ラッパ形状を呈するように形
成した煙道５とが各々設けられ、互いに連通してホルダ
ー本体１内を軸方向へ貫通している。
【００１２】指示記号６は、第１タール抽出体であり、
この第１タール抽出体６は、同じく赤、橙、黄色等の有
彩色の合成樹脂製の軸部６ａと、この軸部６ａの上部に
一体に設けられた４個の細孔７を有する円盤状を呈した
第１円板部６ｂとから成り、各細孔７は、第１円板部６
ｂの周辺近くに設けられ、この各細孔７には煙の吸い込
み側より吸出し側に向けて小径となるテーパー状の煙圧
縮部７ａが設けられ、全体として漏斗状を呈すると共
に、軸部６ａとは反対側にボス部６ｃが設けられてい
る。第１タール抽出体６の第１円板部６ｂを嵌着させて
いるタバコ挿入口４に続いて設けられた第１円板部取付
孔４ａには、そこに嵌入された第１タール抽出体６の第
１円板部６ｂが、嵌入後抜け出て来て取付位置のずれや
脱落を防止する突出部４ｂが設けられている。
この第１タール抽出体６は、同じく赤、橙、黄色等の有
彩色の合成樹脂製の軸部６ａと、この軸部６ａの上部に
一体に設けられた４個の細孔７を有する円盤状を呈した
第１円板部６ｂとから成り、各細孔７は、第１円板部６
ｂの周辺近くに設けられ、この各細孔７には煙の吸い込
み側より吸出し側に向けて小径となるテーパー状の煙圧
縮部７ａが設けられ、全体として漏斗状を呈すると共
に、軸部６ａとは反対側にボス部６ｃが設けられてい
る。第１タール抽出体６の第１円板部６ｂを嵌着させて
いるタバコ挿入口４に続いて設けられた第１円板部取付
孔４ａには、そこに嵌入された第１タール抽出体６の第
１円板部６ｂが、嵌入後抜け出て来て取付位置のずれや
脱落を防止する突出部４ｂが設けられている。
【００１３】煙道５の各細孔７と対向する部分には煙衝
突部５ａが、若干の間隙ａを空けて設けられている。
突部５ａが、若干の間隙ａを空けて設けられている。
【００１４】指示記号８は、筒部８ａと、この筒部８ａ
の一端側より一体に設けられた第２円板部８ｂから成
る、例えば銅、黄銅、或はステンレス等の金属製の第２
タール抽出体であり、筒部８ａを第１タール抽出体６の
軸部６ａに嵌着させると共に、第２円板部８ｂは外周方
向を筒部８ａ側に向けて傾斜させ、煙の流れがスムーズ
に煙道５より吸口部３へ流れるように構成してある。第
２円板部８ｂと煙道５との間には若干の間隙ｂが設けら
れており、筒部８ａの軸部６ａに対する取付位置は、該
軸部６ａに設けた段部６ｄによって定められ、煙衝突部
５ａの設置位置と高さが略一致している。筒部８ａは軸
部６ａへの取付位置を安定化させ、第２円板部８ｂが傾
斜したりせず正しい取付位置となることを担保する。
の一端側より一体に設けられた第２円板部８ｂから成
る、例えば銅、黄銅、或はステンレス等の金属製の第２
タール抽出体であり、筒部８ａを第１タール抽出体６の
軸部６ａに嵌着させると共に、第２円板部８ｂは外周方
向を筒部８ａ側に向けて傾斜させ、煙の流れがスムーズ
に煙道５より吸口部３へ流れるように構成してある。第
２円板部８ｂと煙道５との間には若干の間隙ｂが設けら
れており、筒部８ａの軸部６ａに対する取付位置は、該
軸部６ａに設けた段部６ｄによって定められ、煙衝突部
５ａの設置位置と高さが略一致している。筒部８ａは軸
部６ａへの取付位置を安定化させ、第２円板部８ｂが傾
斜したりせず正しい取付位置となることを担保する。
【００１５】したがって、図４と図５に示したように、
タバコ挿入口４へタバコ１０の一端を挿入させると、該
タバコ１０は、ボス部６ｃに当接するまで圧入されタバ
コ挿入部２に保持される。次いで火をつけて喫煙する
と、とくに図６に示したように、タバコの煙は第１円板
部６ｂに設けた細孔７，７…を介して煙道５内へ吸い込
まれ、該細孔７，７内を通過する際に圧縮されつつ加速
され、再び膨張しつつ煙衝突部５ａと第２円板部８ｂへ
衝突することにより、所謂、衝撃吸収法によって、ター
ル類がこの煙衝突部５ａと第２円板部８ｂへ抽出される
ことになる。各細孔７に設けた煙圧縮部７ａは、タバコ
の煙の各細孔への吸い込みをスムーズにし、タバコの煙
が吸い込まれて各細孔７を通過する煙をより圧縮加速さ
せる機能を営む。煙衝突部５ａに衝突した煙はさらに第
２タール抽出体８の第２円板部８ｂに衝突し、該第２円
板部８ｂの外周と煙道５の間隙ｂを通過する際に再び圧
縮され、再度膨張して煙道５の内壁に衝突してタールを
第２円板部８ｂと煙道５内壁へ抽出させつつ、かつ銅製
の第２タール抽出体８によって冷却され、吸口部３より
口腔内に吸い込まれる。したがって、熱い煙が吸口部３
より口腔内、とくに舌に達し軽いやけどを負わせるのを
可及的に防止できる。さらに、第２タール抽出体８の第
２円板部８ｂを第１タール抽出体６の軸部６ａの側へ傾
斜させたことは、タバコの煙の煙衝突部５ａより間隙ｂ
を介して吸口部３に至る流れをスムーズにする効果があ
る。タール類の取れ具合はホルダー本体１の透明な壁部
を透して外部より確認することができ、５〜１０本程度
のタバコを喫煙すると煙道５内はタール類で汚れ、吸口
部３の出口まで流れ出るようになるので、これをもって
ホルダーの寿命とし、使用を中止し、廃棄するものであ
る。勿論、第１タール抽出体６を第２タール抽出体８ご
とタバコ挿入口４側より取り外して掃除をし、繰り返し
て使用することもできる。
タバコ挿入口４へタバコ１０の一端を挿入させると、該
タバコ１０は、ボス部６ｃに当接するまで圧入されタバ
コ挿入部２に保持される。次いで火をつけて喫煙する
と、とくに図６に示したように、タバコの煙は第１円板
部６ｂに設けた細孔７，７…を介して煙道５内へ吸い込
まれ、該細孔７，７内を通過する際に圧縮されつつ加速
され、再び膨張しつつ煙衝突部５ａと第２円板部８ｂへ
衝突することにより、所謂、衝撃吸収法によって、ター
ル類がこの煙衝突部５ａと第２円板部８ｂへ抽出される
ことになる。各細孔７に設けた煙圧縮部７ａは、タバコ
の煙の各細孔への吸い込みをスムーズにし、タバコの煙
が吸い込まれて各細孔７を通過する煙をより圧縮加速さ
せる機能を営む。煙衝突部５ａに衝突した煙はさらに第
２タール抽出体８の第２円板部８ｂに衝突し、該第２円
板部８ｂの外周と煙道５の間隙ｂを通過する際に再び圧
縮され、再度膨張して煙道５の内壁に衝突してタールを
第２円板部８ｂと煙道５内壁へ抽出させつつ、かつ銅製
の第２タール抽出体８によって冷却され、吸口部３より
口腔内に吸い込まれる。したがって、熱い煙が吸口部３
より口腔内、とくに舌に達し軽いやけどを負わせるのを
可及的に防止できる。さらに、第２タール抽出体８の第
２円板部８ｂを第１タール抽出体６の軸部６ａの側へ傾
斜させたことは、タバコの煙の煙衝突部５ａより間隙ｂ
を介して吸口部３に至る流れをスムーズにする効果があ
る。タール類の取れ具合はホルダー本体１の透明な壁部
を透して外部より確認することができ、５〜１０本程度
のタバコを喫煙すると煙道５内はタール類で汚れ、吸口
部３の出口まで流れ出るようになるので、これをもって
ホルダーの寿命とし、使用を中止し、廃棄するものであ
る。勿論、第１タール抽出体６を第２タール抽出体８ご
とタバコ挿入口４側より取り外して掃除をし、繰り返し
て使用することもできる。
【００１６】
【発明の効果】この発明は以上のように構成したので、
次のような効果を奏し得る。
次のような効果を奏し得る。
【００１７】請求項１のように構成すると、細孔を通過
する際に圧縮加速されたタバコの煙は、該細孔を出る際
に膨張して煙道５の段部ａへ衝突することによってター
ルが除去され、さらに、第２タール抽出体８によって冷
却され、間隙ｂを通過する際に再び圧縮加速されて再膨
張する際に、第１タール抽出体の軸部と煙道に附着して
タールが除去され、言わば２段階に渡ってタールの抽出
除去がなされるものである。
する際に圧縮加速されたタバコの煙は、該細孔を出る際
に膨張して煙道５の段部ａへ衝突することによってター
ルが除去され、さらに、第２タール抽出体８によって冷
却され、間隙ｂを通過する際に再び圧縮加速されて再膨
張する際に、第１タール抽出体の軸部と煙道に附着して
タールが除去され、言わば２段階に渡ってタールの抽出
除去がなされるものである。
【００１８】請求項２のように構成すると、請求項１と
同じ効果を奏した上で、突出部によって運搬及び持ち運
び中に第１タール抽出体が外れてしまうのを防止できる
という効果を奏し得る。
同じ効果を奏した上で、突出部によって運搬及び持ち運
び中に第１タール抽出体が外れてしまうのを防止できる
という効果を奏し得る。
【００１９】請求項３のように構成すると、タバコの煙
を圧縮加速させる細孔を、煙が吸い込まれる側より小径
となる漏斗状の煙圧縮部を有するものとしたので、煙の
より一層の圧縮加速を図ることができるという効果を奏
し得る。
を圧縮加速させる細孔を、煙が吸い込まれる側より小径
となる漏斗状の煙圧縮部を有するものとしたので、煙の
より一層の圧縮加速を図ることができるという効果を奏
し得る。
【００２０】請求項４のように構成すると、煙道の段部
より吸口部に向けての煙の流れがよりスムーズになると
いう効果を奏し得る。
より吸口部に向けての煙の流れがよりスムーズになると
いう効果を奏し得る。
【図１】この発明に係るタバコホルダーの正面断面図で
ある。
ある。
【図２】この発明に係るタバコホルダーの側面断面図で
ある。
ある。
【図３】この発明に係るタバコホルダーの平面図であ
る。
る。
【図４】図３のＡ−Ａ線断面図である。
【図５】図３のＢ−Ｂ線断面図である。
【図６】この発明のタバコホルダーの機能を説明する説
明図である。
明図である。
１ ホルダー本体
２ タバコ挿入部
３ 吸口部
４ タバコ挿入口
４ｂ 突出部
５ 煙道
５ａ 煙衝突部
６ 第１タール抽出体
６ａ 軸部
６ｂ 第１円板部
７ 細孔
７ａ 煙圧縮部
８ 第２タール抽出体
８ｂ 第２円板部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成１５年２月１０日（２００３．２．１
０）
０）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 タバコホルダー
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、通称ヤニ取りパ
イプと称せられるタバコホルダーに関する。
イプと称せられるタバコホルダーに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、実公平１−３９２００号に示され
たように、透明体で構成したパイプ本体内部に、タバコ
挿入口とこのタバコ挿入口よりも小径の煙道を軸方向に
連通して設け、この煙道と前記タバコ挿入口との間に軸
部と複数の細孔を有する円板部とから成るタール抽出体
を嵌着し、前記細孔が前記煙道の内壁と若干の間隙を設
けて対向するように構成したものにおいて、前記円板部
を第１円板部とし、これを軸部と一体に成形して構成す
ると共に、前記第１円板部に設ける細孔を中央部に位置
させて設けてこの第１円板部をタバコ挿入口の底部に嵌
着せしめ、前記軸部に第１円板部よりも小径で銅板製の
第２円板部を該第１円板部の細孔に対向させて若干の間
隙を設けて嵌着させ、この第２円板部を煙道内部に収納
させて成る小型のタバコホルダーが公知である。
たように、透明体で構成したパイプ本体内部に、タバコ
挿入口とこのタバコ挿入口よりも小径の煙道を軸方向に
連通して設け、この煙道と前記タバコ挿入口との間に軸
部と複数の細孔を有する円板部とから成るタール抽出体
を嵌着し、前記細孔が前記煙道の内壁と若干の間隙を設
けて対向するように構成したものにおいて、前記円板部
を第１円板部とし、これを軸部と一体に成形して構成す
ると共に、前記第１円板部に設ける細孔を中央部に位置
させて設けてこの第１円板部をタバコ挿入口の底部に嵌
着せしめ、前記軸部に第１円板部よりも小径で銅板製の
第２円板部を該第１円板部の細孔に対向させて若干の間
隙を設けて嵌着させ、この第２円板部を煙道内部に収納
させて成る小型のタバコホルダーが公知である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来公知のタ
バコホルダーは、第２円板部で抽出されたタールの取れ
具合を外部より確認できる利点を有し、それはそれで充
分にタバコよりタールを抽出することができたが、タバ
コのとくにタールが身体に及ぼす害が明らかになるにつ
れ、さらにタールの除去能力を高める必要性が生じてい
る。
バコホルダーは、第２円板部で抽出されたタールの取れ
具合を外部より確認できる利点を有し、それはそれで充
分にタバコよりタールを抽出することができたが、タバ
コのとくにタールが身体に及ぼす害が明らかになるにつ
れ、さらにタールの除去能力を高める必要性が生じてい
る。
【０００４】また、従来公知のタバコホルダーの第１タ
ール抽出体は、その第１円板部をタバコ挿入口に続いて
設けられた第１円板部取付孔に軽く圧入させるのみであ
ったので、運搬中や携帯中に第１タール抽出体の嵌着位
置がずれたり、外れてきてしまう場合があった。
ール抽出体は、その第１円板部をタバコ挿入口に続いて
設けられた第１円板部取付孔に軽く圧入させるのみであ
ったので、運搬中や携帯中に第１タール抽出体の嵌着位
置がずれたり、外れてきてしまう場合があった。
【０００５】この発明の第一の目的は、従来公知のもの
よりもさらにタールの抽出能力を高め、第１タール抽出
体がそのタバコ挿入口より抜け出ないように工夫したタ
バコホルダーを提供せんとするにある。
よりもさらにタールの抽出能力を高め、第１タール抽出
体がそのタバコ挿入口より抜け出ないように工夫したタ
バコホルダーを提供せんとするにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ためにこの発明は、透明体で構成し軸方向に煙道で連通
させて設けたタバコ挿入口と吸口部を有するパイプ本体
と、軸部と複数の細孔を設けた第１円板部とから成り前
記タバコ挿入口と前記煙道との間に取り付けた第１ター
ル抽出体と、前記煙道に前記細孔と小間隙を空けて対向
設置した煙衝突部と、前記軸部に前記第１円板部と前記
煙道の内周との間に若干の間隙を空けて取り付けられた
筒部と第２円板部から成る第２タール抽出体とで構成す
ると共に、前記タバコ挿入口の前記第１タール抽出体の
第１円板部を嵌着させる部分には、該第１円板部の抜け
を防止する突出部が設けるものである。
ためにこの発明は、透明体で構成し軸方向に煙道で連通
させて設けたタバコ挿入口と吸口部を有するパイプ本体
と、軸部と複数の細孔を設けた第１円板部とから成り前
記タバコ挿入口と前記煙道との間に取り付けた第１ター
ル抽出体と、前記煙道に前記細孔と小間隙を空けて対向
設置した煙衝突部と、前記軸部に前記第１円板部と前記
煙道の内周との間に若干の間隙を空けて取り付けられた
筒部と第２円板部から成る第２タール抽出体とで構成す
ると共に、前記タバコ挿入口の前記第１タール抽出体の
第１円板部を嵌着させる部分には、該第１円板部の抜け
を防止する突出部が設けるものである。
【０００７】その際にこの発明は、前記第１円板部に設
けた細孔は、煙が吸い込まれる側より小径となる漏斗状
の煙圧縮部を設けることができる。
けた細孔は、煙が吸い込まれる側より小径となる漏斗状
の煙圧縮部を設けることができる。
【０００８】この発明はさらに、前記第２タール抽出体
の第２円板部は、その中心部より外周方向を吸口部側に
向けて傾斜させるものである。
の第２円板部は、その中心部より外周方向を吸口部側に
向けて傾斜させるものである。
【０００９】そしてこの発明は、前記第２タール抽出体
を、金属製とするものである。
を、金属製とするものである。
【００１０】
【発明の実施の形態】図面によれば、図１乃至図６にお
いて、指示記号１は、円筒状のタバコ挿入部２と、この
タバコ挿入部２に続いて設けられた吸口側に段部３ａを
有する略偏平状の吸口部３とから成る、透明の合成樹脂
で成型して構成したホルダー本体である。このホルダー
本体１は、長さが約２５ｍｍ程度であり、そのタバコ挿
入部２には、大径のタバコ挿入口４と、このタバコ挿入
口４に続いて同軸方向にタバコ挿入口４よりも小径の、
正面から見た軸方向に断面ラッパ形状を呈するように形
成した煙道５とが各々設けられ、互いに連通してホルダ
ー本体１内を軸方向へ貫通している。
いて、指示記号１は、円筒状のタバコ挿入部２と、この
タバコ挿入部２に続いて設けられた吸口側に段部３ａを
有する略偏平状の吸口部３とから成る、透明の合成樹脂
で成型して構成したホルダー本体である。このホルダー
本体１は、長さが約２５ｍｍ程度であり、そのタバコ挿
入部２には、大径のタバコ挿入口４と、このタバコ挿入
口４に続いて同軸方向にタバコ挿入口４よりも小径の、
正面から見た軸方向に断面ラッパ形状を呈するように形
成した煙道５とが各々設けられ、互いに連通してホルダ
ー本体１内を軸方向へ貫通している。
【００１１】指示記号６は、第１タール抽出体であり、
この第１タール抽出体６は、同じく赤、橙、黄色等の有
彩色の合成樹脂製の軸部６ａと、この軸部６ａの上部に
一体に設けられた４個の細孔７を有する円盤状を呈した
第１円板部６ｂとから成り、各細孔７は、第１円板部６
ｂの周辺近くに設けられ、この各細孔７には煙の吸い込
み側より吸出し側に向けて小径となるテーパー状の煙圧
縮部７ａが設けられ、全体として漏斗状を呈すると共
に、軸部６ａとは反対側にボス部６ｃが設けられてい
る。第１タール抽出体６の第１円板部６ｂを嵌着させて
いるタバコ挿入口４に続いて設けられた第１円板部取付
孔４ａには、そこに嵌入された第１タール抽出体６の第
１円板部６ｂが、嵌入後抜け出て来て取付位置のずれや
脱落を防止する突出部４ｂが設けられている。
この第１タール抽出体６は、同じく赤、橙、黄色等の有
彩色の合成樹脂製の軸部６ａと、この軸部６ａの上部に
一体に設けられた４個の細孔７を有する円盤状を呈した
第１円板部６ｂとから成り、各細孔７は、第１円板部６
ｂの周辺近くに設けられ、この各細孔７には煙の吸い込
み側より吸出し側に向けて小径となるテーパー状の煙圧
縮部７ａが設けられ、全体として漏斗状を呈すると共
に、軸部６ａとは反対側にボス部６ｃが設けられてい
る。第１タール抽出体６の第１円板部６ｂを嵌着させて
いるタバコ挿入口４に続いて設けられた第１円板部取付
孔４ａには、そこに嵌入された第１タール抽出体６の第
１円板部６ｂが、嵌入後抜け出て来て取付位置のずれや
脱落を防止する突出部４ｂが設けられている。
【００１２】煙道５の各細孔７と対向する部分には煙衝
突部５ａが、若干の間隙ａを空けて設けられている。
突部５ａが、若干の間隙ａを空けて設けられている。
【００１３】指示記号８は、筒部８ａと、この筒部８ａ
の一端側より一体に設けられた第２円板部８ｂから成
る、例えば銅、黄銅、或はステンレス等の金属製の第２
タール抽出体であり、筒部８ａを第１タール抽出体６の
軸部６ａに嵌着させると共に、第２円板部８ｂは外周方
向を筒部８ａ側に向けて傾斜させ、煙の流れがスムーズ
に煙道５より吸口部３へ流れるように構成してある。第
２円板部８ｂと煙道５との間には若干の間隙ｂが設けら
れており、筒部８ａの軸部６ａに対する取付位置は、該
軸部６ａに設けた段部６ｄによって定められ、煙衝突部
５ａの設置位置と高さが略一致している。筒部８ａは軸
部６ａへの取付位置を安定化させ、第２円板部８ｂが傾
斜したりせず正しい取付位置となることを担保する。
の一端側より一体に設けられた第２円板部８ｂから成
る、例えば銅、黄銅、或はステンレス等の金属製の第２
タール抽出体であり、筒部８ａを第１タール抽出体６の
軸部６ａに嵌着させると共に、第２円板部８ｂは外周方
向を筒部８ａ側に向けて傾斜させ、煙の流れがスムーズ
に煙道５より吸口部３へ流れるように構成してある。第
２円板部８ｂと煙道５との間には若干の間隙ｂが設けら
れており、筒部８ａの軸部６ａに対する取付位置は、該
軸部６ａに設けた段部６ｄによって定められ、煙衝突部
５ａの設置位置と高さが略一致している。筒部８ａは軸
部６ａへの取付位置を安定化させ、第２円板部８ｂが傾
斜したりせず正しい取付位置となることを担保する。
【００１４】したがって、図４と図５に示したように、
タバコ挿入口４へタバコ１０の一端を挿入させると、該
タバコ１０は、ボス部６ｃに当接するまで圧入されタバ
コ挿入部２に保持される。次いで火をつけて喫煙する
と、とくに図６に示したように、タバコの煙は第１円板
部６ｂに設けた細孔７，７…を介して煙道５内へ吸い込
まれ、該細孔７，７内を通過する際に圧縮されつつ加速
され、再び膨張しつつ煙衝突部５ａと第２円板部８ｂへ
衝突することにより、所謂、衝撃吸収法によって、ター
ル類がこの煙衝突部５ａと第２円板部８ｂへ抽出される
ことになる。各細孔７に設けた煙圧縮部７ａは、タバコ
の煙の各細孔への吸い込みをスムーズにし、タバコの煙
が吸い込まれて各細孔７を通過する煙をより圧縮加速さ
せる機能を営む。煙衝突部５ａに衝突した煙はさらに第
２タール抽出体８の第２円板部８ｂに衝突し、該第２円
板部８ｂの外周と煙道５の間隙ｂを通過する際に再び圧
縮され、再度膨張して煙道５の内壁に衝突してタールを
第２円板部８ｂと煙道５内壁へ抽出させつつ、かつ銅製
の第２タール抽出体８によって冷却され、吸口部３より
口腔内に吸い込まれる。したがって、熱い煙が吸口部３
より口腔内、とくに舌に達し軽いやけどを負わせるのを
可及的に防止できる。さらに、第２タール抽出体８の第
２円板部８ｂを第１タール抽出体６の軸部６ａの側へ傾
斜させたことは、タバコの煙の煙衝突部５ａより間隙ｂ
を介して吸口部３に至る流れをスムーズにする効果があ
る。タール類の取れ具合はホルダー本体１の透明な壁部
を透して外部より確認することができ、５〜１０本程度
のタバコを喫煙すると煙道５内はタール類で汚れ、吸口
部３の出口まで流れ出るようになるので、これをもって
ホルダーの寿命とし、使用を中止し、廃棄するものであ
る。勿論、第１タール抽出体６を第２タール抽出体８ご
とタバコ挿入口４側より取り外して掃除をし、繰り返し
て使用することもできる。
タバコ挿入口４へタバコ１０の一端を挿入させると、該
タバコ１０は、ボス部６ｃに当接するまで圧入されタバ
コ挿入部２に保持される。次いで火をつけて喫煙する
と、とくに図６に示したように、タバコの煙は第１円板
部６ｂに設けた細孔７，７…を介して煙道５内へ吸い込
まれ、該細孔７，７内を通過する際に圧縮されつつ加速
され、再び膨張しつつ煙衝突部５ａと第２円板部８ｂへ
衝突することにより、所謂、衝撃吸収法によって、ター
ル類がこの煙衝突部５ａと第２円板部８ｂへ抽出される
ことになる。各細孔７に設けた煙圧縮部７ａは、タバコ
の煙の各細孔への吸い込みをスムーズにし、タバコの煙
が吸い込まれて各細孔７を通過する煙をより圧縮加速さ
せる機能を営む。煙衝突部５ａに衝突した煙はさらに第
２タール抽出体８の第２円板部８ｂに衝突し、該第２円
板部８ｂの外周と煙道５の間隙ｂを通過する際に再び圧
縮され、再度膨張して煙道５の内壁に衝突してタールを
第２円板部８ｂと煙道５内壁へ抽出させつつ、かつ銅製
の第２タール抽出体８によって冷却され、吸口部３より
口腔内に吸い込まれる。したがって、熱い煙が吸口部３
より口腔内、とくに舌に達し軽いやけどを負わせるのを
可及的に防止できる。さらに、第２タール抽出体８の第
２円板部８ｂを第１タール抽出体６の軸部６ａの側へ傾
斜させたことは、タバコの煙の煙衝突部５ａより間隙ｂ
を介して吸口部３に至る流れをスムーズにする効果があ
る。タール類の取れ具合はホルダー本体１の透明な壁部
を透して外部より確認することができ、５〜１０本程度
のタバコを喫煙すると煙道５内はタール類で汚れ、吸口
部３の出口まで流れ出るようになるので、これをもって
ホルダーの寿命とし、使用を中止し、廃棄するものであ
る。勿論、第１タール抽出体６を第２タール抽出体８ご
とタバコ挿入口４側より取り外して掃除をし、繰り返し
て使用することもできる。
【００１５】
【発明の効果】この発明は以上のように構成したので、
次のような効果を奏し得る。
次のような効果を奏し得る。
【００１６】請求項１のように構成すると、細孔を通過
する際に圧縮加速されたタバコの煙は、該細孔を出る際
に膨張して煙道５の煙衝突部へ衝突することによってタ
ールが除去され、さらに、第２タール抽出体８によって
冷却され、間隙ｂを通過する際に再び圧縮加速されて再
膨張する際に、第１タール抽出体の軸部と煙道に附着し
てタールが除去され、言わば２段階に渡ってタールの抽
出除去がなされるものであり、さらに、突出部によって
タバコホルダーの運搬及び持ち運び中に第１タール抽出
体が外れてしまうのを防止できるという効果を奏し得
る。
する際に圧縮加速されたタバコの煙は、該細孔を出る際
に膨張して煙道５の煙衝突部へ衝突することによってタ
ールが除去され、さらに、第２タール抽出体８によって
冷却され、間隙ｂを通過する際に再び圧縮加速されて再
膨張する際に、第１タール抽出体の軸部と煙道に附着し
てタールが除去され、言わば２段階に渡ってタールの抽
出除去がなされるものであり、さらに、突出部によって
タバコホルダーの運搬及び持ち運び中に第１タール抽出
体が外れてしまうのを防止できるという効果を奏し得
る。
【００１７】請求項２のように構成すると、タバコの煙
を圧縮加速させる細孔を、煙が吸い込まれる側より小径
となる漏斗状の煙圧縮部を有するものとしたので、煙の
より一層の圧縮加速を図ることができるという効果を奏
し得る。
を圧縮加速させる細孔を、煙が吸い込まれる側より小径
となる漏斗状の煙圧縮部を有するものとしたので、煙の
より一層の圧縮加速を図ることができるという効果を奏
し得る。
【００１８】請求項３のように構成すると、煙道の段部
より吸口部に向けての煙の流れがよりスムーズになると
いう効果を奏し得る。
より吸口部に向けての煙の流れがよりスムーズになると
いう効果を奏し得る。
【００１９】請求項４のように構成すると、金属製の第
２タール抽出体へタバコの煙が衝突することによって冷
却され、タール抽出効果を高めることができると共に、
高温の煙が口中に入るのを極力防止することができると
いう効果を奏し得る。
２タール抽出体へタバコの煙が衝突することによって冷
却され、タール抽出効果を高めることができると共に、
高温の煙が口中に入るのを極力防止することができると
いう効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明に係るタバコホルダーの正面断面図で
ある。
ある。
【図２】この発明に係るタバコホルダーの側面断面図で
ある。
ある。
【図３】この発明に係るタバコホルダーの平面図であ
る。
る。
【図４】図３のＡ−Ａ線断面図である。
【図５】図３のＢ−Ｂ線断面図である。
【図６】この発明のタバコホルダーの機能を説明する説
明図である。
明図である。
【符号の説明】
１ ホルダー本体
２ タバコ挿入部
３ 吸口部
４ タバコ挿入口
４ｂ 突出部
５ 煙道
５ａ 煙衝突部
６ 第１タール抽出体
６ａ 軸部
６ｂ 第１円板部
７ 細孔
７ａ 煙圧縮部
８ 第２タール抽出体
８ｂ 第２円板部
Claims (4)
- 【請求項１】 透明体で構成し軸方向に連通させて設け
たタバコ挿入口と吸口部に達する煙道を有するパイプ本
体と、軸部と複数の細孔を設けた第１円板部とから成り
前記タバコ挿入口と前記煙道との間に取り付けた第１タ
ール抽出体と、前記煙道に前記細孔と小間隙を空けて対
向設置した煙衝突部と、金属製の筒部と第２円板部とか
ら成り、前記第２円板部の外周と前記煙道との間に若干
の間隔を設けた前記筒部を前記軸部へ嵌着させた第２タ
ール抽出体とで構成したことを特徴とする、タバコホル
ダー。 - 【請求項２】 透明体で構成し軸方向に連通させて設け
たタバコ挿入口と吸口部に達する煙道を有するパイプ本
体と、軸部と複数の細孔を設けた第１円板部とから成り
前記タバコ挿入口と前記煙道との間に取り付けた第１タ
ール抽出体と、前記煙道に前記細孔と小間隙を空けて対
向設置した煙衝突部と、金属製の筒部と第２円板部とか
ら成り、前記第２円板部の外周と前記煙道との間に若干
の間隔を設けて前記筒部を前記軸部へ嵌着させた第２タ
ール抽出体とで構成すると共に、前記タバコ挿入口の前
記第１タール抽出体の第１円板部を嵌着させる部分に
は、該第１円板部の抜けを防止する突出部が設けられて
いることを特徴とする、タバコホルダー。 - 【請求項３】 前記第１円板部に設けた細孔は、煙が吸
い込まれる側より小径となる漏斗状の煙圧縮部を有する
ことを特徴とする、請求項１乃至２に記載のタバコホル
ダー。 - 【請求項４】 前記第２タール抽出体の第２円板部は、
その中心部より外周方向を吸口部側に向けて傾斜させて
成ることを特徴とする、請求項１〜３のいずれかに記載
のタバコホルダー。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US09/854,249 US6626182B2 (en) | 2001-05-11 | 2001-05-11 | Cigarette holder |
| US09/854249 | 2001-05-11 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003144125A true JP2003144125A (ja) | 2003-05-20 |
| JP3467649B2 JP3467649B2 (ja) | 2003-11-17 |
Family
ID=25318143
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001186117A Expired - Lifetime JP3467649B2 (ja) | 2001-05-11 | 2001-06-20 | タバコホルダー |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6626182B2 (ja) |
| JP (1) | JP3467649B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102258219A (zh) * | 2011-07-26 | 2011-11-30 | 安锡忠 | 一种过滤芯可调换的双用烟嘴 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20090050168A1 (en) * | 2007-08-22 | 2009-02-26 | Higgins Eugene J | Cigarette filter |
| CN102326867B (zh) * | 2011-09-15 | 2013-06-12 | 安锡忠 | 一种旋转烟嘴 |
Family Cites Families (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2385651A (en) * | 1942-06-22 | 1945-09-25 | James R Ricketts | Cigarette holder or pipestem |
| US2543168A (en) * | 1948-03-09 | 1951-02-27 | Herriott David Russell | Tobacco pipe |
| US3515150A (en) * | 1968-08-20 | 1970-06-02 | Earl E Helman | Stem for smoking pipe |
| US3601133A (en) * | 1969-03-03 | 1971-08-24 | William F Van Eck | Tobacco smoke filtering device |
| US3636960A (en) * | 1970-08-13 | 1972-01-25 | Lester L Blount | Smoker{3 s withdrawal kit |
| US4202358A (en) * | 1978-04-04 | 1980-05-13 | Dimitrios Drapaniotis | Filter for cigarettes with two chambers |
| JPS5722553Y2 (ja) * | 1979-11-28 | 1982-05-15 | ||
| US4461308A (en) * | 1981-06-12 | 1984-07-24 | Leslie N. Aikman | Tobacco smoke filters |
| US4446877A (en) * | 1981-10-05 | 1984-05-08 | Aikman Leslie N | Cigarette holder with filtering action |
| US4481955A (en) * | 1982-07-29 | 1984-11-13 | Masahiro Terasaki | Cigarette holder with tar collecting means |
| DE3528866A1 (de) * | 1985-08-12 | 1987-02-19 | Ebel Karl Guenter | Zigarettenspitze mit filtereinsatz |
| DE3770023D1 (de) * | 1986-03-06 | 1991-06-20 | Carlo Lugli | Mundstueck fuer das filtrieren von zigarettenrauch oder dergleichen. |
| JPH09154560A (ja) * | 1995-12-05 | 1997-06-17 | T P F Ind Kk | 喫煙用パイプ |
-
2001
- 2001-05-11 US US09/854,249 patent/US6626182B2/en not_active Expired - Lifetime
- 2001-06-20 JP JP2001186117A patent/JP3467649B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102258219A (zh) * | 2011-07-26 | 2011-11-30 | 安锡忠 | 一种过滤芯可调换的双用烟嘴 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US20020166562A1 (en) | 2002-11-14 |
| US6626182B2 (en) | 2003-09-30 |
| JP3467649B2 (ja) | 2003-11-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
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