JP3201450U - タバコホルダー - Google Patents

タバコホルダー Download PDF

Info

Publication number
JP3201450U
JP3201450U JP2015004878U JP2015004878U JP3201450U JP 3201450 U JP3201450 U JP 3201450U JP 2015004878 U JP2015004878 U JP 2015004878U JP 2015004878 U JP2015004878 U JP 2015004878U JP 3201450 U JP3201450 U JP 3201450U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cigarette
insertion port
adapter
tobacco
cigarette holder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015004878U
Other languages
English (en)
Inventor
記義 三浦
記義 三浦
Original Assignee
株式会社ルック
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ルック filed Critical 株式会社ルック
Priority to JP2015004878U priority Critical patent/JP3201450U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3201450U publication Critical patent/JP3201450U/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】タバコの煙に含まれているタールなどの除去能力に優れ、各種サイズのタバコに対応できるタバコホルダーを提供する。【解決手段】透明樹脂で構成され軸方向に煙道5で連通した第1タバコ挿入口4と吸口部3を有するホルダー本体と、軸部6aと複数の細孔7を設けた円板部6bとから成り第1タバコ挿入口の側より挿入され第1タバコ挿入口と煙道との間に取り付けられた第1タール抽出体6と、煙道に細孔との間に間隙を空けて対向設置した煙衝突部5aと、を有するタバコホルダーAにおいて、第1タバコ挿入口に挿脱可能に挿入され、上下解放の筒状を呈し、内側に第1タバコ挿入口よりも小径の第2タバコ挿入口9eと、第2タバコ挿入口よりもさらに小径の第3タバコ挿入口9fとを同軸方向に直列に連通させて設けたアダプター9を、その下端部側が第1タール抽出体の円板部に設けた複数の細孔を塞がないように挿入した。【選択図】図7

Description

この考案は、通称ヤニ取りパイプと称せられるタバコホルダーの改良に関する。
本願考案者は、このヤニ取りパイプと称される小型のタバコホルダーのパイオニアである。昭和40年代にタバコのヤニの取れるのが外部から確認できる小型のタバコホルダーを業界に先だって開発した。その後、このタバコホルダーは改良を重ねて今日に至るまで一貫して安定した売れ行きを見せており、1種のお化け商品となっている。
現在発売されているのは、下記特許文献1に示したように特許第3467649号のもので、このものは、透明体で構成し軸方向に煙道で連通させて設けたタバコ挿入口と吸口部を有するホルダー本体と、軸部と複数の細孔を設けた第1円板部とから成り前記タバコ挿入口の側より挿入されて該タバコ挿入口と前記煙道との間に取り付けられた第1タール抽出体と、前記煙道に前記細孔と間隙を空けて対向設置した煙衝突部と、筒部と第2円板部とから成り前記筒部を前記軸部に前記第1円板部と前記煙道の内周との間に若干の間隙が生ずるように取り付けた第2タール抽出体とで構成すると共に、前記タバコ挿入口の内側の前記第1タール抽出体の第1円板部を嵌着させる部分には、該第1円板部の挿入を許容した後で当該第1円板部と係合してその抜けを防止する僅かな突出部が設けられていることを特徴とするタバコホルダーである。
しかるに、近年、おしゃれ感覚、或は海外旅行ブームで海外へ旅行した際に旅行先の外国で、標準サイズより小径のタバコを喫煙したり購入したりする機会が増えており、上記したタバコホルダーの愛好者から、このようなサイズの小さな小径のタバコにも対応するものを出して欲しいという要望が多く寄せられるようになっている。
他方、一つのタバコホルダーで複数の径のタバコを喫煙することができるようにしたアダプター付きのものは、例えば下記特許文献2に示したように公知である。この特許文献2に記載の喫煙パイプ用チップは、吸口部とたばこ差込部との間にフィルターを収納したホルダー本体の当該たばこ差込部に着脱自在で、かつ、このたばこ差込部に対応しない細身のたばこを差し込んで保持するような鞘状に形成され、その使用状態において前記フィルターに略当接する底部には、複数の孔部をそれぞれ煙の流れ方向に対し斜めとなるように設け、前記細身のたばこのアダプターとして用いるようにしたことを特徴とするものであり、その望ましい形態においては、フィルターへの煙の吸着効率を高めるように、前記複数の孔部のそれぞれを、前記底部の中心から略放射状に形成したものであった。
しかしながら、この特許文献2に記載のものは、特許文献1に記載のタバコホルダーとは異なった構造のタバコホルダーであり、特許文献1に記載のタバコホルダーに対応するアダプター付きのタバコホルダーが求められている。
特許第3467649号公報 特開平7−123968号公報
本考案は、前記課題を解決するためなされたものであり、その目的とするところは、特許文献1に記載のタバコホルダーにおいて、市販の外径の異なる各種サイズのタバコに対応して使用できるアダプター付きのタバコホルダーを提供することにある。
上述した目的を達成するため、請求項1に記載の本考案は、透明樹脂で構成し軸方向に煙道で連通させて設けた第1タバコ挿入口と吸口部を有するホルダー本体と、軸部と複数の細孔を設けた円板部とから成り前記第1タバコ挿入口の側より挿入されて該第1タバコ挿入口と前記煙道との間に取り付けられた第1タール抽出体と、前記煙道に前記細孔と小間隙を空けて対向設置した煙衝突部と、を有するタバコホルダーにおいて、前記第1タバコ挿入口に挿脱可能に挿入されるところの上下解放の筒状を呈し、内側に前記第1タバコ挿入口よりも小径の第2タバコ挿入口と、この第2タバコ挿入口よりもさらに小径の第3タバコ挿入口とを同軸方向に直列に連通させて設けたアダプターを、前記第1タバコ挿入口へ挿入した際にその下端部側が前記第1タール抽出体の円板部に設けた複数の細孔を塞がないように設けたことを特徴とする。
請求項2に記載の本考案は、前記アダプターの上端部側には肉厚のフランジ部が設けられていることを特徴とする。
請求項3に記載の本考案は、前記アダプターの外周面の周方向に沿って、少なくとも1条の凹溝および/または凸条を設けたことを特徴とする。
請求項4に記載の本考案は、前記アダプターの下端部側の肉厚は、前記第1タール抽出体の円板部に設けた複数の細孔と当該円板部の外周との間に収まるように厚さであることを特徴とする。
請求項5に記載の本件考案は、前記アダプターの下端部側は、その内側を斜めに削り取ることにより、前記第1タール抽出体の円板部に設けた細孔を塞がないように構成されていることを特徴とする。
請求項6に記載の本件考案は、前記アダプターの下端部は前記第1タール抽出体の円板部の細孔との間に間隙が生ずるように成したことを特徴とする。
請求項7に記載の本件考案は、前記アダプターは半透明の合成樹脂製であることを特徴とする。
この考案は以上のように構成したので、次のような効果を奏し得る。
請求項1のように構成すると、現今の市販のタバコのレギュラーサイズ(例えば直径約8mm)のものを吸うときは、アダプターを用いず、当該レギュラーサイズのタバコをホルダー本体の第1タバコ挿入口に挿入し、スリムサイズ(例えば直径約7mm)のものを吸うときはホルダー本体にアダプターを取り付けてその第2タバコ挿入口に挿入し、また、スーパースリムサイズ(例えば直径約5mm)のものを吸うときは前記アダプターの第3タバコ挿入口に挿入して喫煙することができるため、各種サイズのタバコに対応することが可能となる。そして、アダプターを用いてスリムサイズのタバコを喫煙する場合でも、当該アダプターの下端部によって、第1タール抽出体の円板部に設けた細孔を塞ぐことがないので、レギュラーサイズのタバコを喫煙するのと同じようにタール類の除去効果が認められるものである。
請求項2のように構成すると、薄肉状態のアダプターの入口部の強度が上がるので、指で摘まみ易く、使用中に変形したり、割れてしまうのを有効に防止できるものである。
請求項3のように構成すると、アダプターの外周面に周方向に沿って形成した少なくとも1条の凹溝および/または凸条によって、アダプターの外周面とホルダー本体の第1タバコ挿入口の内周面との間の過剰な摩擦による着脱の困難性が緩和され、ホルダー本体へのアダプターの円滑な着脱作業が可能となる。
請求項4〜6のように構成しても、アダプターの下端部が第1タール抽出体の円板部に設けた細孔を塞ぐのを防止できるものである。
本考案に係るタバコホルダーの側面図である。 本考案に係るタバコホルダーの分解側面図である。 本考案に係るタバコホルダーの分解側断面図である。 本考案に係るタバコホルダーのホルダー本体による喫煙状態を示す断面図である。 図4中のA−A線に沿った断面図である。 本考案のタバコホルダーのタール除去機能を説明する部分拡大説明図である。 本考案に係るタバコホルダーのアダプター装着による喫煙状態を示す断面図である。 本考案に係るタバコホルダーのアダプター装着によるもう1つの喫煙状態を示す断面図である。 本考案に係るタバコホルダーのアダプターの他の実施例を示す断面図である。 本考案に係るタバコホルダーのアダプターのさらに他の実施例を示す断面図である。
以下、図面を参照しつつ、本考案に係るタバコホルダーの実施例について説明する。
図1乃至図8に示す如く、本考案に係るタバコホルダーAは、ホルダー本体1と、第1タール抽出体6と、第2タール抽出体8と、アダプター9との4部品から構成されている。透明の合成樹脂で成型により作製されたホルダー本体1は、円筒状のタバコ挿入部2と、このタバコ挿入部2に続いて設けられたところの下端部側に段部3aを有する略偏平状の吸口部3とから構成される。このホルダー本体1は、長さが約25mm程度であり、そのタバコ挿入部2には、レギュラーサイズのタバコの直径約8mmに対応する径の第1タバコ挿入口4と、この第1タバコ挿入口4に続いて同軸方向に第1タバコ挿入口4よりも小径の、正面から見た軸方向に断面ラッパ形状を呈するように形成した煙道5とが各々設けられ、互いに連通してホルダー本体1内を軸方向へ貫通している。尚、第1タバコ挿入口4は、タバコの挿入を容易にするため、入口側はタバコ径よりも僅かに広くすると共に、奥側をタバコ径よりも僅かに狭くなるように形成して、タバコが抜け落ちるのを防止するようにすることが推奨される。
第1タール抽出体6は、同じく赤、橙、黄色等の有彩色の合成樹脂製の軸部6aと、この軸部6aの上部に一体に設けられた4個の細孔7を有する円盤状を呈した円板部6bとから成り、各細孔7は、円板部6bの周辺近くに設けられ、この各細孔7には煙の吸い込み側より吸出し側に向けて小径となるテーパー状の煙圧縮部7aが設けられ、全体として漏斗状を呈すると共に、軸部6aとは反対側にボス部6cが設けられている。第1タール抽出体6の円板部6bを嵌着させているタバコ挿入口4に続いて設けられた円板部取付孔4aには、そこに嵌入された第1タール抽出体6の円板部6bが、嵌入後抜け出て来て取付位置のずれや脱落を防止する突出部4bが設けられている。
煙道5の各細孔7と対向する部分には煙衝突部5aが、若干の間隙aを空けて設けられている。
第2タール抽出体8は、筒部8aと、この筒部8aの一端側より一体に設けられた鍔部8bから成り、例えば銅、黄銅、或はステンレス等の金属で作製される。筒部8aは第1タール抽出体6の軸部6aに嵌着させると共に、鍔部8bは外周方向を前記第1タール抽出体6の円板部6b側に向けて傾斜させ、煙の流れがスムーズに煙道5より吸口部3へ流れるように構成してある。鍔部8bの外周近くの領域は、第1タール抽出体6の円板部6bに当接するよう装着され、第2タール抽出体8が傾いたりせず正しい取付位置に保持されるようになっている。
したがって、図4と図6に示したように、第1タバコ挿入口4へレギュラーサイズ(直径約8mm)のタバコ10Aの一端を挿入させると、該タバコ10Aは、ボス部6cに当接するまで圧入された状態でタバコ挿入部2に保持される。次いでタバコに火をつけて喫煙すると、とくに図6に示したように、タバコ10Aの煙は前記第1タール抽出体6の円板部6bに設けた各細孔7を通じて煙道5内へ吸い込まれ、該各細孔7内を通過する際に圧縮されつつ加速され、再び膨張しつつ煙衝突部5aに衝突することにより、所謂、衝撃吸収法によって、タール類がこの煙衝突部5aの表面に抽出されることになる。各細孔7に設けた煙圧縮部7aは、タバコの煙の各細孔への吸い込みをスムーズにし、タバコの煙が吸い込まれて各細孔7を通過する煙をより圧縮加速させる機能を果たす。煙衝突部5aに衝突した煙はさらに第2タール抽出体8の鍔部8bに衝突し、該鍔部8bと煙衝突部5aの間の間隙bを通過する際に再び圧縮され、再度膨張して煙道5の内壁に衝突する過程でタールを鍔部8bの表面や煙道5の内壁面に抽出させつつ、かつ銅等の金属製の第2タール抽出体8によって冷却され、吸口部3より口腔内に吸い込まれる。したがって、熱い煙が吸口部3より口腔内、とくに舌に達し軽いやけどを負わせるのを可及的に防止できる。第2タール抽出体8を銅製とすれば、銅は熱伝導率が高いため上記冷却効果に優れると共に、殺菌効果も有するため特に好適である。さらに、第2タール抽出体8の鍔部8bを第1タール抽出体6の円板部6bの側へ傾斜させたことは、タバコの煙の煙衝突部5aから間隙bを通じて吸口部3に至る流れをスムーズにする効果がある。タール類の取れ具合はホルダー本体1の透明な壁部を透して外部より確認することができ、5〜10本程度のタバコを喫煙すると煙道5内はタール類で汚れ、吸口部3の出口まで流れ出るようになるので、これをもってホルダーの寿命とし、使用を中止し、廃棄するものである。勿論、第1タール抽出体6を第2タール抽出体8ごと第1タバコ挿入口4側より取り外して掃除をし、繰り返して使用することもできる。
次に、本考案のタバコホルダーAにおけるアダプター9について説明する。アダプター9は、とくに図3と図7に示したように、ホルダー本体1の第1タバコ挿入口4に挿入して喫煙する前記レギュラーサイズのタバコ10Aのほかに、それより細身のスリムサイズ(直径約7mm)やスーパースリムサイズ(直径約5mm)のタバコを吸うときに、前記ホルダー本体1に装着して用いるためのものである。
アダプター9は、合成樹脂等で作製された略円筒状を呈した上下解放の胴部9aを有する部材から成り、図示した例のものは長さが約15mm程度であり、前記ホルダー本体1の前記第1タバコ挿入口4に着脱自在に装着されるようになっている。そのため、胴部9aの外径は、前記ホルダー本体1の前記第1タバコ挿入口4の内径と等しく設定され、タバコ保持のため、第1タバコ挿入口4の内径が前記の如く入口側から奥側へ向けて次第に狭くなるように作製されている場合には、アダプター9の外径もこれに対応するように形成される。図において、アダプター9の上端側には、着脱時に指でつまみ易くしたり、強度を上げたり、変形防止のために、フランジ部9bが設けられると共に、下端部内側には、下方へ向けて拡径するテーパー状の傾斜部9hが設けられ、第1タール抽出体6の円板部6aに設けた複数の細孔7を塞がないように工夫されている。尚、この傾斜部9hは、内径を拡径する方法によってもよい。さらにアダプター9の下端側の外周面には、その周方向に沿って凹溝9c及び凸条9dが形成されている。これらの凹溝9c及び凸条9dは、アダプター9の胴部9aの外周面とホルダー本体1の第1タバコ挿入口4の内周面との間の過剰な摩擦による着脱の困難性を緩和し、ホルダー本体へのアダプターの着脱作業の円滑性を確保するためのものである。図示した例においては、凹溝9cと凸条9dを1条ずつ設けたが、これに限らず、複数ずつ設けたり、どちらか一方を1条だけ設けたりすることも可能である。
アダプター9の内周面には、前記第1タバコ挿入口4よりも小径の第2タバコ挿入口9eと、この第2タバコ挿入口9eよりも小径の第3タバコ挿入口9fとが、同軸方向に直列に連通させて形成されている。第2タバコ挿入口9eの内径はスリムサイズのタバコに合わせて約7mmに、第3タバコ挿入口9fの内径はスーパースリムサイズのタバコに合わせて約5mmに形成され、両者間には段部9gが形成される。尚、第1タバコ挿入口4の場合と同様に、第2タバコ挿入口9e及び第3タバコ挿入口9fの入口側はタバコ径よりも僅かに広くすると共に、奥側をタバコ径よりも僅かに狭くなるように形成することが推奨される。
尚、アダプター9は、その内部に取れたタールが付着するものではなく、その取れ具合を確認するためのものでもないので、これを透明とする必要はなく、半透明でもよく、また、デザイン上の観点から着色したものでもよく、場合によってはアルミニウム等の金属製であってもよい。更にまた、第1タール抽出体6を組み付けたホルダー本体1と、アダプター9とを一緒にして販売する場合において、使い捨てのホルダー本体1の本数は多くし、使い回し可能なアダプター9の本数は少なくして、セット販売するようにしてもよい。
図7には、図4に示したホルダー本体1の第1タバコ挿入口4に、上記のアダプター9を装着し、そのアダプター9の第2タバコ挿入口9eにスリムサイズのタバコ10B(直径約7mm)を挿入して使用する状態が示されている。この場合、タバコ10Bの挿入端は前記第2タバコ挿入口9eから第3タバコ挿入口9fへの移行個所の段部9gに突き当った位置で停止する。喫煙時におけるタールの抽出機能については、図4、図6等を参照して、アダプターは付けずホルダー本体1のみで喫煙する場合について説明したのと同様であるので、重複説明は省略する。
図8には、ホルダー本体1にアダプター9を装着し、そのアダプター9の第3タバコ挿入口9fにスーパースリムサイズのタバコ10C(直径約5mm)を挿入して使用する状態が示されている。この場合、タバコ10Cの挿入端は、図4の場合と同様に、第1タール抽出体6のボス部6cに突き当った位置で停止する。喫煙時におけるタールの抽出機能については、この場合も前記と同様であるので、重複説明は省略する。
図9には、本考案に係るタバコホルダーのアダプターの他の実施例が示されている。この実施例においては、タバコホルダーBのアダプター15の胴部15aの下端部側の肉厚が、対向する第1タール抽出体6の円板部6bに設けた細孔7と当該第1タール抽出体6の円板部6b外周との間に収まるように形成されている。このように構成すると、第1タール抽出体6の円板部6bに設けた細孔7の入口を塞がないので、アダプター15を用いないでレギュラーサイズの煙草を喫煙する場合と同様の喫煙感覚とタールなどのヤニ取り効果を期待できるものである。その他の構成は、前記のものと変わらないので説明を省略する。
図10には、本考案に係るタバコホルダーのアダプターのさらに他の実施例が示されている。この実施例においては、タバコホルダーCのタバコ挿入口4へ挿入したアダプター20の胴部20aの下端部と第1タール抽出体6の円板部6bに設けた細孔7との間には上下方向に間隙cがあり、当該細孔7を塞がないように工夫されている。このように構成しても、実施例1や2と同じ作用効果を奏することができるものである。前記間隙cはアダプター20の下端部が第1タバコ挿入口4の突出部4bに当たることによって形成させてもよいし、実施例3のように、フランジ部20bが、ホルダー本体1の上端部に当接することによって形成されてもよい。その他の構成は、前記のものと異ならないので説明を省略する。
尚、本考案は上記実施例に限定されず、例えば、第1〜3タバコ挿入口の内径は市販のタバコのサイズの変化に応じて適宜変更し得るものであり、ホルダー本体やアダプターの外形もデザイン上の観点等から種々変更し得るものであり、したがって、本考案は上記の説明から当業者が容易に想到しうる全ての変更実施例を包摂するものである。
上記の構成を有する本考案によるときは、特許文献1に記載のタバコホルダーにおいて、アダプターを用いることにより、直径の異なる各種サイズのタバコに対応して使用でき、ホルダー本体へのアダプターの着脱作業も円滑に行え、タールの除去能力に優れ、タールの取れ具合も容易に判別できる、等々の各種効果を達成可能なタバコホルダーを提供し得る。
A、C、B タバコホルダー
1 ホルダー本体
2 タバコ挿入部
3 吸口部
3a 段部
4 第1タバコ挿入口
4a 円板部取付孔
4b 突出部
5 煙道
5a 煙衝突部
6 第1タール抽出体
6a 軸部
6b 円板部
6c ボス部
7 細孔
7a 煙圧縮部
8 第2タール抽出体
8a 筒部
8b 鍔部
9、15、20 アダプター
9a、15a、20a 胴部
9b、20b フランジ部
9c 凹溝
9d 凸条
9e 第2タバコ挿入口
9f 第3タバコ挿入口
9g 段部
9h 傾斜部
10A タバコ(レギュラーサイズ)
10B タバコ(スリムサイズ)
10C タバコ(スーパースリムサイズ)
a、b、c 間隙

Claims (7)

  1. 透明樹脂で構成し軸方向に煙道で連通させて設けた第1タバコ挿入口と吸口部を有するホルダー本体と、軸部と複数の細孔を設けた円板部とから成り前記第1タバコ挿入口の側より挿入されて該第1タバコ挿入口と前記煙道との間に取り付けられた第1タール抽出体と、前記煙道に前記細孔との間に間隙を空けて対向設置した煙衝突部と、を有するタバコホルダーにおいて、前記第1タバコ挿入口に挿脱可能に挿入されるところの上下解放の筒状を呈し、内側に前記第1タバコ挿入口よりも小径の第2タバコ挿入口と、この第2タバコ挿入口よりもさらに小径の第3タバコ挿入口とを同軸方向に直列に連通させて設けたアダプターを、前記第1タバコ挿入口へ挿入した際にその下端部側が前記第1タール抽出体の円板部に設けた複数の細孔を塞がないように設けたことを特徴とする、タバコホルダー。
  2. 前記アダプターの上端部側には肉厚のフランジ部が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載のタバコホルダー。
  3. 前記アダプターの外周面の周方向に沿って、少なくとも1条の凹溝および/または凸条を設けたことを特徴とする、請求項1に記載のタバコホルダー。
  4. 前記アダプターの下端部側の肉厚は、前記第1タール抽出体の円板部に設けた複数の細孔と当該円板部の外周との間に収まるような厚さであることを特徴とする、請求項1に記載のタバコホルダー。
  5. 前記アダプターの下端部側は、その内側を斜めに削り取ることにより、前記第1タール抽出体に設けた細孔を塞がないように構成されていることを特徴とする、請求項1に記載のタバコホルダー。
  6. 前記アダプターの下端部は、前記第1タール抽出体の円板部の細孔との間に間隙が生ずるように成したことを特徴とする、請求項1に記載のタバコホルダー。
  7. 前記アダプターは半透明の合成樹脂製であることを特徴とする、請求項1に記載のタバコホルダー。
JP2015004878U 2015-09-25 2015-09-25 タバコホルダー Active JP3201450U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015004878U JP3201450U (ja) 2015-09-25 2015-09-25 タバコホルダー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015004878U JP3201450U (ja) 2015-09-25 2015-09-25 タバコホルダー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3201450U true JP3201450U (ja) 2015-12-10

Family

ID=54784226

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015004878U Active JP3201450U (ja) 2015-09-25 2015-09-25 タバコホルダー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3201450U (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108308707A (zh) * 2018-04-09 2018-07-24 江西福运堂烟具制造有限公司 一种烟嘴
CN109744572A (zh) * 2017-11-01 2019-05-14 东牌株式会社 吸烟烟嘴
KR20200111636A (ko) * 2019-03-19 2020-09-29 인텔렉추얼디스커버리 주식회사 흡연 지그
JP2021532798A (ja) * 2018-08-02 2021-12-02 フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム エアロゾル発生装置およびアダプター要素を備えるシステム

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109744572A (zh) * 2017-11-01 2019-05-14 东牌株式会社 吸烟烟嘴
JP2019083702A (ja) * 2017-11-01 2019-06-06 東京パイプ株式会社 喫煙パイプ
CN108308707A (zh) * 2018-04-09 2018-07-24 江西福运堂烟具制造有限公司 一种烟嘴
JP2021532798A (ja) * 2018-08-02 2021-12-02 フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム エアロゾル発生装置およびアダプター要素を備えるシステム
JP7250113B2 (ja) 2018-08-02 2023-03-31 フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム エアロゾル発生装置およびアダプター要素を備えるシステム
KR20200111636A (ko) * 2019-03-19 2020-09-29 인텔렉추얼디스커버리 주식회사 흡연 지그
KR20230012090A (ko) * 2019-03-19 2023-01-25 인텔렉추얼디스커버리 주식회사 전자 담배 기구

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3201450U (ja) タバコホルダー
US20170105447A1 (en) Mouthpiece for Smoking Pipe
US3646944A (en) Disposable recessed cigarette tip
US3796223A (en) Cigarette holder
EP4066656A1 (en) Cigarette cartridge and smoking set thereof
US5464026A (en) Device for smoking tobacco and the like
KR102065309B1 (ko) 담배 필터장치
CA1152839A (en) Disposable cigarette holder
JP3467649B2 (ja) タバコホルダー
US4009724A (en) Air vent particle filter cap
JP6937511B2 (ja) 喫煙パイプ
JPH0418833B2 (ja)
JP3232229U (ja) タバコホルダー並びにこのタバコホルダーの販売セット
US1955474A (en) Smoking pipe and the like
EP0041998B1 (en) Miniature tobacco filters
CN220458588U (zh) 一种多功能烟灰缸
US3343547A (en) Cigarette filter
US20170020189A1 (en) Automatic self-cleaning cigar punch
JP3032409U (ja) 各種直径差込口付きタバコパイプ
CN215531556U (zh) 一种多滤芯多口感的爆珠烟具
JPS584480Y2 (ja) 組立パイプ
CN203152476U (zh) 带打火机烟盒
CN211672423U (zh) 一种便携式烟嘴植珠器
US20220000172A1 (en) Social smoking device
CN216701617U (zh) 一种便携式烟套

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3201450

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250