JP2003143791A - 回転電機のステータ - Google Patents

回転電機のステータ

Info

Publication number
JP2003143791A
JP2003143791A JP2001337491A JP2001337491A JP2003143791A JP 2003143791 A JP2003143791 A JP 2003143791A JP 2001337491 A JP2001337491 A JP 2001337491A JP 2001337491 A JP2001337491 A JP 2001337491A JP 2003143791 A JP2003143791 A JP 2003143791A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stator
electric machine
coil
insulating member
stator core
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001337491A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Iga
清 伊賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2001337491A priority Critical patent/JP2003143791A/ja
Publication of JP2003143791A publication Critical patent/JP2003143791A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Windings For Motors And Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 セグメントコイルを有する回転電機を製作す
る過程において、コイルセグメントをステータコアに挿
入する際の位置決めを確実に行う。 【解決手段】 ステータコア10とコイルセグメント1
2の絶縁を行う絶縁部材18は、ステータコアと一体に
成形されている。スロット16内の絶縁部材は、コイル
セグメント12を挿入する側ではスロット16の開口幅
waを広くとり、奥に行くにつれて徐々に開口幅が狭く
なるようにする斜面部20を有している。さらに奥に、
開口幅wbがコイルセグメント12の導線の幅にほぼ等
しくなるような平行部22を有している。この平行部2
2によりコイルセグメント12を挟持して、確実な位置
決めを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転電機のステー
タコアとコイル、またはコイルの導線同士の絶縁に関
し、特に複数の略U字形のコイルセグメントをコアに挿
入し、略U字形の先端部分を溶接して形成されたセグメ
ントコイルの絶縁に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の略U字形に形成された導線を回転
電機のステータコアのスロットに挿入し、導線の略U字
形の先端部分を曲げて、所定のもの同士を結線してコイ
ルを形成する方法が、例えば特開2000−92758
号公報に記載されている。本明細書においては、前述
の、コイルを構成する個々の略U字形の導線を、コイル
セグメントと記す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の公報に記載され
たコイル形成の方法においては、コイルセグメントをコ
アのスロットに挿入した後、そのU字形先端部分を曲げ
て所定形状に成形しなければならない。多数のコイルセ
グメントの曲げ加工を効率よく行うためには、自動化が
必要であるが、この際、コイルセグメントの先端が予め
定められた位置に精度良く位置決めされていないと、曲
げ加工の精度を十分に高くすることができないという問
題があった。
【0004】また、曲げ加工を行う際に、絶縁部材を損
傷し、絶縁不良を起こす可能性があるという問題があっ
た。
【0005】本発明は前述の問題点を考慮してなされた
ものであり、コイルセグメントを回転電機のコアに挿入
した際の位置決めを確実にし、またコイルセグメントの
曲げ加工の際の絶縁部材の損傷を防止することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに本発明にかかるセグメントコイルを有する回転電機
のステータは、コアとコイルの絶縁を行う絶縁部材を有
し、この絶縁部材の形状によりコイルが挿入されるスロ
ットの形状を所定の形状としている。具体的には、前記
絶縁部材はスロット内部において、コイルセグメントを
挿入する側のスロット開口幅が、その反対側であるコイ
ルセグメントの突出側での幅より広い区間を形成する、
斜面部を有している。そして、この斜面部のコイルセグ
メント突出側の端におけるスロット開口幅は、コイルセ
グメントの幅とほぼ同一となっている。
【0007】斜面を形成したことにより、コイルセグメ
ントをスロット内に容易に挿入することができるように
なり、また斜面部の狭い開口幅の部分によって、コイル
セグメントの位置を精度良く定めることができる。
【0008】また、前記斜面部のコイルセグメント突出
側に、当該斜面部に続く平行部を設けることができる。
平行部の区間においてスロットの開口幅は、ほぼ一定で
あり、また斜面部の最も狭い部分の開口幅とほぼ等しい
幅とする。この平行部によりコイルセグメントがスロッ
ト内で斜めになることを防止する。
【0009】また、ステータコアの、コイルセグメント
挿入側端部に、挿入されるコイルセグメントの形状の少
なくとも一部に沿うように適合した形状である適合形状
部を設けることができる。この部分により、コイルセグ
メント挿入時の位置決めが行われる。例えば、この部分
に当接するまでコイルセグメントを挿入することによ
り、その挿入の深さが所定の値に規制される。
【0010】また、コイルセグメントの突出する側のコ
ア端部に、コイルセグメントを曲げるときに、その案内
となる案内曲面部を設けることができる。また、この案
内曲面部と前記斜面部または前記平行部との境界は、ス
テータコアの端面より外側とすることができる。
【0011】さらに、ステータコアの軸方向の端部にお
いて、隣り合うコイルセグメントの間に位置し、これら
を分離する分離板を設けることができる。
【0012】また、前記の絶縁部材は、ステータコア
と、型とにより形成されたキャビティ内に樹脂を流し込
み、硬化させて、コアと一体に成形したものとすること
ができる。そして、この型の抜き勾配を利用して、前記
斜面部を形成することもできる。
【0013】さらに、前記絶縁部材には、前記ステータ
コア端部に形成され、冷却液を流す円周流路と、この円
周流路から分岐し、所定の歯に冷却液を導く導入流路と
を形成し、これによりコイルセグメントを冷却させるこ
とができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態(以下
実施形態という)を、図面に従って説明する。図1は、
電磁鋼板を積層したステータコア10に、平角導線が略
U字形に成形されたコイルセグメント12を挿入する工
程を示した図である。ステータコア10は、内側に櫛
(くし)歯形状が形成された円環板状の電磁鋼板を積層
し、全体として略円筒形となり、内側には、周方向に凹
凸が配列した形状を有している。図1においては、周方
向に関してその一部が示されている。凸の部分は、コイ
ルが巻かれて磁極となる歯14、凹の部分はスロット1
6と呼ばれる。ステータコア10には、これとコイルと
を絶縁するための絶縁部材18が一体に成形されてい
る。絶縁部材の詳細な形状については後述する。コイル
セグメント12は、略U字形の先端(図中下端)から、
ステータコア10の円筒の軸の方向に沿って、コアの軸
方向端面より、図中矢印の方向にスロット内に挿入され
る。コイルセグメント12の先端部分は、反対側の端面
より所定長さ突出し、この部分が所定形状に曲げ加工さ
れる。そして、所定の先端同士を溶接等により結合し、
コアの歯14に巻き付いたコイルが形成される。このよ
うに、導体(コイルセグメント)をコアに配置した後、
これらを結合したコイルを、1本の導線をコアに巻き付
けてコイルとしたものに対して、セグメントコイルと呼
んでいる。
【0015】図2は、コアの円筒と同心の円筒面での切
断面における、スロット16の形状、すなわち絶縁部材
18の断面形状を示す図である。また、コイルセグメン
ト12がスロット内に差し込まれた状態(実線で示す)
と、コア端面より突出した部分が曲げ加工された状態
(一点鎖線で示す)を示している。
【0016】スロット16の断面形状は、図中aで示す
区間(以降、区間aと記す)においては上方に広く、下
方に狭くなっている。すなわち、コイルセグメント12
を挿入する側の端で広く(wa)、逆のコイルセグメン
ト12が突出する側の端で狭く(wb,wa>wb)と
なっている。この狭い側の幅wbは、コイルセグメント
12の幅とほぼ等しくなっている。区間aの幅の狭い側
の端に続く図中bで示す区間(以降、区間bと記す)で
はスロット16の幅は、区間aの狭い側の幅wbで一定
である。すなわち、スロット16の断面形状は、コイル
セグメント12を挿入する側で広く、ここからコイルセ
グメント先端が突出する側に向けて徐々に狭くなってお
り、所定の点から一様な幅を有するものとなっている。
【0017】このようなスロット16の断面形状は、絶
縁部材18の形状によって達成される。すなわち、絶縁
部材18の区間aに相当する部分(斜面部20)におい
て、スロット16の図中上方の幅が広くなるような斜面
が形成され、区間bに相当する部分(平行部22)にお
いて、幅が均一となるような平行な面が形成される。
【0018】平行部22がコイルセグメント12を挟持
することにより、コイルセグメント先端位置が精度良く
位置決めできる。また、この平行部の狭い部分にコイル
セグメント12を容易に誘導するにあたって、斜面部2
0が有効に作用する。すなわち、コイルセグメント12
の挿入開始時において、コイルセグメント12の先端の
位置が正確に定まっていなくても、スロット16の間口
が広いので、スロット内へと導くことができる。そし
て、斜面によって、スロット幅の狭い部分に容易に案内
することができる。
【0019】コイルセグメント12の挿入側の絶縁部材
18のステータコア端部(図2中上方の端部)に対応す
る部分は、コイルセグメント12のU字の底部の一部に
沿うように適合した形状を有する適合形状部24を有し
ている。この部分に当接するまで、コイルセグメント1
2を挿入することにより、所定の挿入深さを確保するこ
とができる。また、コイルセグメント12が突出する側
の絶縁部材18のステータコア端部(図2中下方の端
部)に対応する部分は、コイルセグメント12を図中一
点鎖線で示すように曲げる際にその案内となる曲面を有
する案内曲面部26を含んでいる。この案内曲面部26
は、平行部22に続けて形成され、この二つの部分の境
界は、ステータコア10の端面28よりコアの外側すな
わち、図2において下方に位置する。これにより、コイ
ルセグメント12を曲げ加工する際に、この絶縁部材1
8にかかる応力の集中を防止することができる。また、
案内を設けたことにより、大きく曲げることができ、コ
イルエンドの高さhを短縮することができる。
【0020】図2のスロット形状は、コイルセグメント
12の出口側が狭く、幅が均一な部分が形成されている
が、図3に示すように、中心付近の区間cを狭く、平行
な部分とし、両端に向けて徐々に広くなるような形状と
することもできる。この形状においては、コイルセグメ
ント12と絶縁部材18の隙間にコイルを固定するため
のワニスがコアの両側の端から流れ込む。これにより、
ワニスの浸透を確実に行うことができる。
【0021】図4は、絶縁部材18のステータコア端部
のより詳しい形状を示す図である。反対側の端部におい
ても同様の形状を有している。前述の適合形状部24ま
たは案内曲面部26として機能する部分が、歯14の左
右に交互に配置されている。また、この間に隣り合うコ
イルセグメント12を分離する分離板30が設けられて
いる。
【0022】図5は、コイルセグメント12挿入時の、
挿入側のコア端部付近の様子が示されている。符号12
aで示すコイルセグメントは、符号12bで示すものに
対して、一つ手前に位置するものである。コイルセグメ
ント12aは、一点鎖線で示す位置から図中矢印の方向
に移動させて、コアへと挿入する。コイルセグメント1
2aのU字の底部の一部が、適合形状部24に当接する
まで挿入される。これによってコイルセグメント12a
の挿入深さが規定される。一つ奥のコイルセグメント1
2bは、分離板30の向こう側に挿入される。このコイ
ルセグメント12bも、適合形状部24に当接するまで
挿入される。適合形状部24は、歯14の幅の一部に設
けられており、樹脂の使用量の減少、および回転電機の
総重量の減少に寄与している。
【0023】図6は、図5とは反対側のコア端部付近、
すなわちコイルセグメントが突出する側の様子が示され
ている。コイルセグメント12が挿入された時点では、
それらの先端は、図中下方に向けて直線的に延びている
(一点鎖線で示す)。この状態から矢印に示す方向に倒
して、コイルセグメント先端を曲げ加工する。手前側に
あるコイルセグメント12cは、図中右へ向けて倒され
る。このとき、案内曲面部26の曲面に倣うように曲げ
加工が行われる。案内曲面部26を設けることにより、
コイルセグメントの導線幅Wよりも小さな曲率半径Rで
曲げることを可能にし、コイルエンド部分の寸法を抑制
している。また、曲げ加工の案内となる曲面が必要な部
位以外、すなわち、図6において案内曲面部26の左側
の部分には、樹脂は配置されず、樹脂使用量の減少、お
よび回転電機の総重量の減少が図られている。コイルセ
グメント12cの一つ奥のコイルセグメント12dは、
分離板30の向こう側で、図6中左側に曲げられる。
【0024】図7〜9には、絶縁部材18に冷却用液体
の流路を形成した例を示す図である。この例の場合は、
回転電機の軸がほぼ水平に配置されるものであり、図9
に示すように回転電機のステータコア端部において上半
分の円周上に、冷却液の流れる円周流路32が形成され
る。この円周流路32の各歯14の付け根部分には、図
7に示されるように、円周流路32を流れる冷却液を各
歯14へと導く導入流路34が設けられている。さら
に、各歯14に設けられた分離板30には、溝36が形
成され、冷却液を回転電機中心に向けて流すようにして
いる。また、形状適合部24または案内曲面部26とし
て機能する部分は、冷却液が中心方向に流れるように、
一方の側では、一つ置きではなく、連続して設けられて
いる。図7では、手前側の案内曲面部26等として機能
する部分が連続して配置されている。なお、導入流路3
4および溝36は、図8に示すように穴40であっても
良い。
【0025】回転電機の下側に位置する部分では、図8
に示すように、各歯14の最も先端の分離板30に、受
け部材38を設け、これにより流れてくる冷却液を受け
る。そして、各分離板に設けられた穴40(溝でもよ
い)を通して、外周へと冷却水を導く。ここでも、案内
曲面部26等として機能する部分は、下側で、連続して
設けられており、冷却液を外周に導くようにしている。
そして、冷却液が、図9に矢印に示されるように上方か
ら下方へと流れ、回転電機の冷却が行われれる。
【0026】なお、図7のように冷却液を流すために分
離板30に溝を設ける場合、隣接するコイルセグメント
が最も接近する部分、すなわち半径方向から見てコイル
セグメント同士が交差する部分を避けて溝を形成するこ
とが好ましい。この交差する部分は、ほぼ歯厚の中央で
あるから、溝36は、図7に示すように分離板30の中
央部分を避けて設けてある。これにより、隣接するコイ
ルセグメントの絶縁性を高めることができる。
【0027】図10は、絶縁部材18の成形工程につい
ての説明図である。電磁鋼板を積層したステータコア1
0を下型42と上型44で挟み込む。下型42には、ス
テータコア10のスロット内に進入し、スロットを所定
形状に形成するためのスロット形成部が設けられてい
る。このスロット形成部は、上方から見て放射状に配置
される。上下の型42,44とステータコア10に囲ま
れた空間(キャビティ)46が形成され、ここに樹脂が
流し込まれて、この状態で硬化される。硬化した樹脂が
絶縁部材18となる。硬化後、型を抜くときのために、
下型のスロット形成部には、これをスロット内から抜く
ために、抜き勾配が設けられている。そして、この勾配
が前述の絶縁部材の斜面部20の斜面を形成する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ステータコアにコイルセグメントを挿入配置
する工程を示す図である。
【図2】 スロット内の構成、特に絶縁部材の形状を示
す図である。
【図3】 スロット内の他の構成例を示す図である。
【図4】 ステータコア端部の絶縁部材の、より詳しい
形状を示す図である。
【図5】 ステータコア端部の絶縁部材の機能を説明す
るための図である。
【図6】 ステータコア端部の絶縁部材の機能を説明す
るための図である。
【図7】 冷却液を流す構造を有する絶縁部材の形状を
示す図である。
【図8】 冷却液を流す構造を有する絶縁部材の形状を
示す図である。
【図9】 冷却液を流す構造を有する絶縁部材の形状を
示す図である。
【図10】 絶縁部材の成形工程の説明図である。
【符号の説明】
10 ステータコア、12 コイルセグメント、16
スロット、18 絶縁部材、20 斜面部、22 平行
部、24 適合形状部、26 案内曲面部、28 ステ
ータコア端面、30 分離板、32 円周流路、34
導入流路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H002 AA07 AD00 5H603 AA09 AA13 BB01 BB02 CA01 CB01 CB26 CC04 CC17 CD22 CE05 EE01 FA16 5H604 AA08 BB01 BB03 CC01 CC05 CC14 DB01 PB02 PB03 5H615 AA01 BB01 BB02 BB14 PP01 PP06 PP12 QQ03 QQ12 RR01 SS04 SS16 SS44 TT26

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略U字形のコイルセグメントを回転電機
    のステータコアのスロット内に挿入後、前記ステータコ
    アの端部より突出した前記コイルセグメントの先端部分
    を曲げ、所定のコイルセグメントの先端同士を溶接して
    形成されたセグメントコイルを有する回転電機のステー
    タであって、 前記ステータコアは、概形が略円筒形状であって、円筒
    内周面に周方向に配列された複数の歯を有し、 前記コイルセグメントは、前記ステータコアの歯の間の
    スロット内に、軸方向一方の端部から、また他方の端部
    よりその先端が突出するように挿入され、 さらに、当該回転電機のステータは、前記ステータコア
    と前記コイルセグメントの間に介在し、絶縁する絶縁部
    材を有し、 前記絶縁部材は、前記スロット内部において、当該スロ
    ットの開口幅をコイルセグメント挿入側で広くし、コイ
    ルセグメントの突出側で狭くする斜面部を有し、前記ス
    ロットの狭い側の開口幅が前記コイルセグメントの幅と
    ほぼ同一である、 回転電機のステータ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の回転電機のステータで
    あって、 前記絶縁部材は、前記斜面部の前記コイルセグメントが
    突出する側に、当該斜面部の端と略等しく、当該スロッ
    トを当該部分において実質的に変化しない開口幅とする
    平行部を有する、回転電機のステータ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の回転電機のス
    テータであって、 前記絶縁部材は、前記ステータコアの、前記コイルセグ
    メント挿入側の端部において、挿入されるコイルセグメ
    ントの形状の少なくとも一部に沿うように適合した形状
    である適合形状部を有し、この適合形状部によって、前
    記コイルセグメントの挿入時の位置決めが行われる、回
    転電機のステータ。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載の回転電機のス
    テータであって、 前記絶縁部材は、前記ステータコアの、前記コイルセグ
    メントの挿入時その先端部分が突出する側の端部におい
    て、前記コイルセグメントの先端部分を曲げる際に、そ
    の案内となる案内曲面部を有する、回転電機のステー
    タ。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の回転電機のステータで
    あって、 前記絶縁部材の案内曲面部は、前記斜面部または平行部
    に続けて設けられ、これらの部分の境界は、前記ステー
    タコアの端面より外側に位置する、回転電機のステー
    タ。
  6. 【請求項6】 請求項1または2に記載の回転電機のス
    テータであって、 前記絶縁部材は、前記ステータコアの軸方向端部におい
    て、隣り合う前記コイルセグメントの間に位置し、これ
    らを分離する分離部を有する、回転電機のステータ。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の回転電
    機のステータであって、前記絶縁部材は、前記ステータ
    コアと型とによって形成されたキャビティ内に樹脂を流
    し込み硬化させ、前記ステータコアに一体に形成されて
    いる、回転電機のステータ。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の回転電機のステータで
    あって、前記絶縁部材の斜面部は、前記型の抜き勾配に
    より形成されている、回転電機のステータ。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載の回転電機のステータで
    あって、前記絶縁部材には、そのステータコア端部に形
    成され冷却液を流す円周流路と、この円周流路から所定
    の前記歯に冷却液を導く導入流路と、を形成した回転電
    機のステータ。
JP2001337491A 2001-11-02 2001-11-02 回転電機のステータ Pending JP2003143791A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001337491A JP2003143791A (ja) 2001-11-02 2001-11-02 回転電機のステータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001337491A JP2003143791A (ja) 2001-11-02 2001-11-02 回転電機のステータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003143791A true JP2003143791A (ja) 2003-05-16

Family

ID=19152118

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001337491A Pending JP2003143791A (ja) 2001-11-02 2001-11-02 回転電機のステータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003143791A (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7900339B2 (en) 2007-06-15 2011-03-08 Nidec Corporation Method of making a motor including an insulating spacer
JP2015019505A (ja) * 2013-07-10 2015-01-29 トヨタ自動車株式会社 回転電機ステータ及び回転電機ステータの製造方法
JP2015061491A (ja) * 2013-09-20 2015-03-30 本田技研工業株式会社 ステータ製造方法及びワニス滴下装置
JP2015080368A (ja) * 2013-10-18 2015-04-23 株式会社デンソー 回転電機の固定子及びその固定子を備えた回転電機
CN105375668A (zh) * 2014-08-08 2016-03-02 丰田自动车株式会社 用于旋转电机的定子
JP2017163797A (ja) * 2016-03-11 2017-09-14 本田技研工業株式会社 電動機用ステータの製造方法および電動機用ステータ
JP2017195746A (ja) * 2016-04-22 2017-10-26 トヨタ自動車株式会社 ステータコア構造及びその製造方法
CN107431403A (zh) * 2015-04-16 2017-12-01 爱信艾达株式会社 定子铁芯以及定子铁芯的制造方法
JP2018113861A (ja) * 2015-08-11 2018-07-19 株式会社三井ハイテック 積層鉄心
JP2019134677A (ja) * 2019-04-09 2019-08-08 本田技研工業株式会社 電動機用ステータの製造方法および電動機用ステータ
CN111293810A (zh) * 2020-03-30 2020-06-16 苏州阿福机器人有限公司 一种电机槽内的冷却流道结构
JP2020102898A (ja) * 2018-12-19 2020-07-02 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 電機子および電機子の製造方法
JP2020205721A (ja) * 2019-06-19 2020-12-24 三菱電機株式会社 固定子およびこの固定子を備えた回転電機
US10886804B2 (en) 2015-04-16 2021-01-05 Aisin Aw Co., Ltd. Rotating electrical machine

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7900339B2 (en) 2007-06-15 2011-03-08 Nidec Corporation Method of making a motor including an insulating spacer
JP2015019505A (ja) * 2013-07-10 2015-01-29 トヨタ自動車株式会社 回転電機ステータ及び回転電機ステータの製造方法
JP2015061491A (ja) * 2013-09-20 2015-03-30 本田技研工業株式会社 ステータ製造方法及びワニス滴下装置
JP2015080368A (ja) * 2013-10-18 2015-04-23 株式会社デンソー 回転電機の固定子及びその固定子を備えた回転電機
US10027197B2 (en) 2014-08-08 2018-07-17 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Stator for rotary electric machine
CN105375668A (zh) * 2014-08-08 2016-03-02 丰田自动车株式会社 用于旋转电机的定子
KR101741658B1 (ko) * 2014-08-08 2017-05-30 도요타 지도샤(주) 회전 전기 기기용 스테이터
CN105375668B (zh) * 2014-08-08 2018-08-28 丰田自动车株式会社 用于旋转电机的定子
US10763718B2 (en) 2015-04-16 2020-09-01 Sisin Aw Co., Ltd. Stator core and method for manufacturing the same
EP3261227A4 (en) * 2015-04-16 2018-04-04 Aisin AW Co., Ltd. Stator core and stator core production method
CN107431403A (zh) * 2015-04-16 2017-12-01 爱信艾达株式会社 定子铁芯以及定子铁芯的制造方法
CN107431403B (zh) * 2015-04-16 2019-10-15 爱信艾达株式会社 定子以及定子的制造方法
US10886804B2 (en) 2015-04-16 2021-01-05 Aisin Aw Co., Ltd. Rotating electrical machine
JP2018113861A (ja) * 2015-08-11 2018-07-19 株式会社三井ハイテック 積層鉄心
JP2017163797A (ja) * 2016-03-11 2017-09-14 本田技研工業株式会社 電動機用ステータの製造方法および電動機用ステータ
JP2017195746A (ja) * 2016-04-22 2017-10-26 トヨタ自動車株式会社 ステータコア構造及びその製造方法
JP2020102898A (ja) * 2018-12-19 2020-07-02 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 電機子および電機子の製造方法
JP7139933B2 (ja) 2018-12-19 2022-09-21 株式会社アイシン 電機子および電機子の製造方法
JP2019134677A (ja) * 2019-04-09 2019-08-08 本田技研工業株式会社 電動機用ステータの製造方法および電動機用ステータ
JP2020205721A (ja) * 2019-06-19 2020-12-24 三菱電機株式会社 固定子およびこの固定子を備えた回転電機
CN111293810A (zh) * 2020-03-30 2020-06-16 苏州阿福机器人有限公司 一种电机槽内的冷却流道结构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9000629B2 (en) Stator segment and motor
US9160217B2 (en) Busbar unit and motor
JP2003143791A (ja) 回転電機のステータ
CN102782995B (zh) 定子及马达
US7221073B2 (en) Axial gap electronic motor
US6218758B1 (en) Stator of dynamo-electric machine
US10673289B2 (en) Motor with stiffened stator core, manufacturing method thereof, and washing machine including the motor
EP3109981A1 (en) Stator assembly method and stator assembly device
JP5629860B2 (ja) ロータ、ロータの製造方法及びモータ
US11502575B2 (en) Motor and air-conditioning apparatus
JP2003169431A (ja) 電動機
JP3933890B2 (ja) ステータおよびステータのコア部材の製造装置ならびにこの製造装置を用いたステータの製造方法
JP2003324913A (ja) 絶縁部材を備えたコアの製造方法及びそれにより製造されたコア
US10923971B2 (en) Stator, method of manufacturing stator, motor, and air conditioning apparatus
US11251685B2 (en) Rotor core with concave portions between flake portions and base portions with dimensions
US8141233B2 (en) Method for manufacturing a lamination for electric motor rotor
US7880359B2 (en) Coil member, motor and manufacturing method for coil member
JP5800075B2 (ja) ロータ、ロータの製造方法及びモータ
WO2018168649A1 (ja) モータ用ステータ
JPH11289721A (ja) 積層固定子鉄心とその製造方法
JP7282241B1 (ja) インシュレータ、及び回転電機の製造方法
JP2008278685A (ja) ステータおよびその製造方法
JP2003116238A (ja) 突極形回転子の巻線方法および突極形回転子
KR930011833B1 (ko) 수지몰드 전동기 제작방법 및 장치
JP2024087505A (ja) 電動機及び電動機の製造方法