JP2003143745A - 電線端末カバー - Google Patents

電線端末カバー

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JP2003143745A
JP2003143745A JP2001334304A JP2001334304A JP2003143745A JP 2003143745 A JP2003143745 A JP 2003143745A JP 2001334304 A JP2001334304 A JP 2001334304A JP 2001334304 A JP2001334304 A JP 2001334304A JP 2003143745 A JP2003143745 A JP 2003143745A
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JP
Japan
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electric wire
wire
cover
opening
cover body
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JP2001334304A
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English (en)
Inventor
Kazuo Ii
一夫 伊井
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Kowa Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kowa Kogyo Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G15/00Cable fittings
    • H02G15/02Cable terminations
    • H02G15/04Cable-end sealings
    • H02G15/043Cable-end sealings with end caps, e.g. sleeve closed at one end

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  • Electric Cable Installation (AREA)
  • Processing Of Terminals (AREA)
  • Cable Accessories (AREA)
  • Insulating Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電線端末に容易に確実に装着できると共
に、電線端末の小径、大径に拘わらず使用でき、また、
電線抱着部の外周から巻きつける粘着テープやバインド
線等の締め付け体を巻回しやすく、巻回後においてはズ
レ落ちることがない。 【解決手段】 一端に開口部2を設けた電線抱着部6の
長さ方向にスリット7を設けて有底筒状のカバー本体1
を形成する。そのカバー本体1の内部に内壁面から中心
部に向かって段階的に突出する係止片7を設けた電線端
末カバー。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配電線の端末部を
絶縁防護するのに用いる電線端末カバーに関するもので
ある。
【従来の技術】
【0002】従来、この種の電線端末カバーとしては、
例えば、図8,9に示すように、電線端末カバー本体2
1の一端に開口部22を持つテーパ筒状の電線抱着持部
26を形成し、その電線抱着部26の周方向の4箇所に
長さ方向のスリット27,27,27,27を設け、そ
のスリット27を拡開、縮小することにより大径あるい
は小径の電線に挿入し、カバー本体21が外れたり動い
たりしないように、電線抱着部26の外周面に突設した
リブ28上から粘着テープ31を巻回して電線端末Dに
装着していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このカ
バー本体21の内部には、電線端末Dを支持するものが
なく、小径の電線の場合、挿入された電線端末Dの外径
とカバー本体の内壁面との間隙が大きすぎて電線端末D
がカバー本体21に確実に嵌着せず、外れたり動いたり
するので、テープ巻き付け作業時に一方の手でカバー本
体21を持ち、他方の手で粘着テープ31を巻き付けな
ければならず、非常に面倒で熟練を要する作業となり、
巻き付けの作業性が悪かった。
【0004】また、そのテープ巻き付け作業時において
粘着テープは使用できても、バインド線を使用すると、
電線抱着持部26の開口部22側が小径となるテーパ筒
状に形成されているので、先端部からズレ落ちることに
なり、強固に拘束できるバインド線を使用できないと言
った欠点があった。
【0005】さらに、電線端末Dにカバー本体21を嵌
着する時に、小径の電線端末に嵌めるのには容易であっ
ても、開口部22より大きな径の電線端末に嵌める時に
は、指で開口部22を外方に拡げてから挿嵌しなければ
入らないと言った問題点があった。
【0006】本発明は、上記の問題を解決することを課
題として開発されたもので、端末カバーを電線端末に確
実に装着でき、電線端末の小径、大径にかかわらず容易
に装着できると共に、電線抱着部の外周から巻きつける
粘着テープやバインド線などの締め付け体を巻きつけ易
くし、巻き付け後においてはズレ落ちないようにした電
線端末カバーを提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決し、そ
の目的を達成する手段として、本発明では、一端に開口
部を設けた電線抱着部の長さ方向にスリットを設けて有
底筒状のカバー本体を形成し、そのカバー本体の内部に
内壁面から中心部に向かって段階的に突出する係止片を
設けたことを特徴とする電線端末カバーを開発し、採用
した。
【0008】また、本発明では、上記のように構成した
電線端末カバーにおいて、電線抱着部の開口端部を外方
にカールして開口部を拡大してある電線端末カバーを開
発し、採用した。
【0009】さらに、本発明では、上記のように構成し
た電線端末カバーにおいて、係止片は120度の間隔で
3個突設してあり、それぞれの係止片に3個の段部が形
成され、奥部になるほど突出している電線端末カバーを
開発し、採用した。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明すれば、1は一端に開口部2を設
け他端に底壁3を有するポリエチレン樹脂からなる有底
筒状のカバー本体であり、底壁3から開口部2に向かっ
て漸次大径となるテーパ面4と、そのテーパ面4に連設
するストレート面5と、そのストレート面5から開口部
2に向かって漸次小径となるテーパ筒状の電線抱着部6
から形成されている。
【0011】電線抱着部6には、その端部6aの周方向
の上部、下部、左部、右部の4箇所の位置から長さ方向
に沿って先細りのスリット7,7,7,7が刻設されて
いると共に、電線抱着端部6aを外方にカールして開口
部2を拡大してある。8は電線抱着部6の外周に所定の
間隔毎に突設された複数個の環状リブである。
【0012】9はカバー本体1のテーパ面4の内部に突
設した電線端末Dを係止する係止片であり、図3に示す
ように、120度の間隔で3個の係止片9,9,9が内
周壁面から中心部に向かって突出形成されていると共
に、底壁3に向かう縦長状に形成されている。その係止
片9,9,9は、図4に示すように、それぞれの係止片
9,9,9の縦方向に3つの段部10,10,10が形
成されて、奥部に行くに従って中心部に向かって突出す
る階段状の係止片9a,9a,9a、9b,9b,9
b、9c,9c,9cに形成されている。
【0013】このように構成した本発明の使用状態の一
例を作用、効果共に説明する。電線端末Dにカバー本体
1の開口部2から挿しこんで係止するものである。すな
わち、細い径の電線の場合には、カバー本体1の開口部
2から挿しこんでいくと、電線端末Dの先端が一番奥の
段部10aに受止され、その上部の係止片9a,9a,
9aによって係止される。また、中間径の電線の場合に
は、カバー本体1の開口部2からを挿しこんでいくと、
電線端末Dの先端が中間の段部10bで受止され、その
上部の係止片9b,9b,9bによって係止される。さ
らに、太い径の電線の場合は、カバー本体1の開口部2
から挿しこんでいくと、電線端末Dの先端が手前の段部
10cで受止され、その上部の係止片9c,9c,9c
に係止される。
【0014】この時、図6に示すように、係止片9b,
9b,9bはその弾力性により先端部が屈曲して電線端
末Dに当接するので、一定範囲の太さの電線端末Dを係
止できる。すなわち、係止片9aでは9.0mm以上1
4.0mm未満、係止片9bでは14.0mm以上19.
0mm未満、係止片9cでは19.0mm以上25.0
mm未満の外径の異なる電線端末Dを係止できる。
【0015】また、係止片9a,9b,9cは縦方向に
長くなっているので、電線端末挿入時のガイドをすると
共に、先端屈曲片9d,9d,9dと相俟って電線端末
Dとの当接面が増すことになり、より安定した状態で係
止できる。
【0016】そして、電線端末Dにカバー本体1が嵌着
すると、図7に示すように、電線抱着部6の外周面から
環状のリブ8に沿って粘着テープやバインド線などの締
め付け体11を巻きつけていきスリット7および開口部
2を狭めて装着するものである。
【0017】従って、カバー本体1は、カバー本体1の
内部に設けた係止片9,9、9による保持と、電線抱着
部6とその外周面から巻きつける粘着テープやバインド
線などの締め付け体11による2点保持により電線端末
Dに強固に装着できるので外れたりすることがない。
【0018】また、電線抱着端部6aが外方にカールし
てあるから、粘着テープやバインド線などの締め付け体
11を巻きつけ易いばかりでなく、巻き付け後は端部6
aから滑り落ちることがない。特に、従来の端末カバー
では、バインド線を使用するとズレ落ちたが、本発明で
は端部6aで止められるのでズレ落ちることがない。
【0019】以上、本発明の主要な実施の形態について
説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるもの
ではなく、本発明の目的を達成でき、且つ本発明の要旨
を逸脱しない範囲内で種々の設計変更が可能である。
【0020】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1の発明
は、一端に開口部を設けた電線抱着部の長さ方向にスリ
ットを設けて有底筒状のカバー本体を形成し、そのカバ
ー本体の内部に内壁面から中心部に向かって段階的に突
出する係止片を設けたことを特徴とする電線端末カバー
に係るものであるから次のような優れた効果かがある。
【0021】カバー本体を電線端末に嵌挿するだけで電
線を容易に係止でき、電線をカバー本体から抜脱するこ
となく保持できる。しかも一個のカバー本体で太さの異
なる電線端末を係止することができると共に、電線抱着
部の外周を粘着テープやバインド線などの締め付け体で
巻きつける時に動いたりせず、片手で巻き付け作業を行
うことができる。
【0022】また、本発明の請求項2の発明は、電線抱
着部の開口端部を外方にカールして開口部を拡大してあ
るから、開口部より大きな電線であっても指で開口部を
広げたりしなくてもそのまま嵌挿することができる。特
に電線端部の先が開口部のカールによって導入をガイド
されスムーズに嵌挿できる。また、電線抱着部の外周を
巻きつけるテープやバインド線などの巻きつけ作業がし
易いばかりでなく、巻き付け後はテープやバインド線が
受止され、滑り落ちることがないので装着が確実にな
る。
【0023】さらに、本発明の請求項3の発明は、係止
片を120度の間隔で3個突設してあり、それぞれの係
止片に3個の段部が形成され、奥部になるほど突出して
いるから、電線端末部を安定した状態で係止すると共
に、径の異なる電線を係止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電線端末カバーの正面図である。
【図2】その側面図である。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【図4】図2のB−B線断面図である。
【図5】電線の端部にカバーを嵌めた状態の正面図であ
る。
【図6】図5のC−C線断面図である。
【図7】使用状態を示す縦断正面図である。
【図8】従来の電線端末カバーの斜視図である。
【図9】従来の使用状態を示す縦断正面図である。
【符号の説明】
1 カバー本体 2 開口部 6 電線抱着部 6a 電線抱着端部 7 スリット 9 係止片 10 段部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に開口部を設けた電線抱着部の長さ
    方向にスリットを設けて有底筒状のカバー本体を形成
    し、そのカバー本体の内部に内壁面から中心部に向かっ
    て段階的に突出する係止片を設けたことを特徴とする電
    線端末カバー。
  2. 【請求項2】 電線抱着部の開口端部を外方にカールし
    て開口部を拡大してある請求項1に記載の電線端末カバ
    ー。
  3. 【請求項3】 係止片は120度の間隔で3個突設して
    あり、それぞれの係止片に3個の段部が形成され、奥部
    になるほど突出している請求項1または請求項2に記載
    の電線端末カバー。
JP2001334304A 2001-10-31 2001-10-31 電線端末カバー Pending JP2003143745A (ja)

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