JP2003143338A - 複写撮影装置、idカード作成システム及びカード作成方法 - Google Patents

複写撮影装置、idカード作成システム及びカード作成方法

Info

Publication number
JP2003143338A
JP2003143338A JP2001332646A JP2001332646A JP2003143338A JP 2003143338 A JP2003143338 A JP 2003143338A JP 2001332646 A JP2001332646 A JP 2001332646A JP 2001332646 A JP2001332646 A JP 2001332646A JP 2003143338 A JP2003143338 A JP 2003143338A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
face image
card
image
color
image forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001332646A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaharu Oguri
雅治 小栗
Shigeru Mizuo
茂 水尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2001332646A priority Critical patent/JP2003143338A/ja
Publication of JP2003143338A publication Critical patent/JP2003143338A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)
  • Credit Cards Or The Like (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 原版画像の画像形成メディアが異なっていた
場合でも、目標の色を再現できるようにすると共に、原
版画像情報の画質及び色調を均一化できるようにする。 【解決手段】 原版画像を複写撮影して原版画像情報D
INを出力する撮影手段2と、原版画像の画像形成メディ
アの種類を検出する検出部1と、原版画像を色補正する
ための複数の色変換テーブルを記憶した記憶手段5と、
検出部1により検出された原版画像の画像形成メディア
の種類に基づいて記憶手段5の複数の色変換テーブルの
中からいずれかを選択し、選択された色変換テーブルに
基づいて撮影手段2からの原版画像情報DINを色補正す
る制御装置4とを備えるものである。原版画像の画像形
成メディアの種類に応じて色変換テーブルを切り換える
ことができ、原版画像の画像形成メディアの種類に応じ
た色変換テーブルで原版画像情報DINを色補正すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は顔画像の入った、
キャッシュカード、会員証、社員証、従業者証、学生
証、外国人登録証及び各種運転免許証などのIDカード
の自動発行システムに適用して好適な複写撮影装置、I
Dカード作成システム及びカード作成方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、顔写真の入ったキャッシュカー
ド、従業者証、社員証、会員証、学生証、外国人登録
証、パスポート、図書館利用カード及び各種運転免許証
などのIDカード発行システムが使用される場合が多く
なってきた。例えば、従業者数の多い企業では従業者証
発行システムが採用される場合が多い。このシステムで
は、本社にホストコンピュータが設けられ、そのコンピ
ュータには支社に配属された従業者の個人情報が登録さ
れている。
【0003】ここで、個人情報とは氏名、住所、生年月
日、従業者証の交付年月日及びその有効期限等をいう。
そして、支社で例えば従業者証の満期を迎えた者が、そ
の更新を要求する場合に、その者が本社又は支社におい
て、本社のコンピュータにその従業者の個人情報が照会
され、本社で照会の結果、その従業者が本社に登録され
た者であることが確認されると、本社で従業者証を発行
するようなされる。
【0004】ところで、従来方式の従業者証発行システ
ムによれば、東京都の離島などに属する支社において、
従業者証の更新が生じた場合、本人が都内の本社等に出
向して更新手続をしなくてはならない。そこで、発行申
請書に貼られた本人の顔写真に基づいて従業者証を発行
する方法が採られる。その際には本人が本社に出向くこ
となく、本社では複写撮影装置が使用され、発行申請書
に貼られた顔写真を複写撮影して顔画像データ化した後
に従業者証が発行される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来方
式の複写撮影装置を使用した従業者証発行システム(以
下でIDカード発行システムともいう)によれば、以下
のような問題がある。 発行申請書に貼られる顔写真には電子写真方式や、
昇華印刷方式、インクジェット印刷方式、あるいはポラ
イド写真方式といった様々な画像形成メディア(原版画
像形成機器)によって形成されたものが使用される。 この種の顔写真ではこれらの画像形成メディアの違
いにより、画質が一律ではないので、同じ撮像系、例え
ばCCDカメラを使用しても、目標の色が再現できない
場合が多い。 因みに顔画像(以下で原版画像という)の画質が、
コントラストの高低、輝度の明暗等により劣化している
場合は、これらを補正する色変換テーブルが必要にな
る。
【0006】そこで、この発明は上述した課題を解決し
たものであって、電子写真方式や、昇華印刷方式、イン
クジェット印刷方式等により原版画像の画像形成機器が
異なっていた場合でも、目標の色を再現できるようにす
ると共に、原版画像情報の画質及び色調を均一化できる
ようにした複写撮影装置、IDカード作成システム及び
カード作成方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る複写撮影装置は原版画像を複写撮影し
て原版画像情報を出力する撮影手段と、原版画像の画像
形成機器の種類を検出する検出部と、原版画像を色補正
するための複数の色変換テーブルを記憶した記憶手段
と、検出部により検出された原版画像の画像形成機器の
種類に基づいて記憶手段の複数の色変換テーブルの中か
らいずれかを選択し、選択された色変換テーブルに基づ
いて撮影手段からの原版画像情報を色補正する制御装置
とを備えることを特徴とするものである。
【0008】本発明に係る複写撮影装置によれば、記憶
手段には予め原版画像を色補正するための複数の色変換
テーブルが記憶されており、撮影手段では原版画像を複
写撮影して原版画像情報が制御装置へ出力される。検出
部では原版画像の画像形成機器の種類が検出される。こ
れを前提にして、制御装置では原版画像の画像形成機器
の種類に基づいて複数の色変換テーブルの中からいずれ
かを選択し、ここで選択された色変換テーブルに基づい
て当該原版画像情報が色補正される。
【0009】従って、原版画像の画像形成機器の種類に
応じて色変換テーブルを切り換えることができ、原版画
像の画像形成機器の種類に応じた色変換テーブルで原版
画像情報を色補正することができる。これにより、電子
写真方式や、昇華印刷方式、インクジェット印刷方式等
により原版画像の画像形成機器の種類が異なった場合で
も、目標の色を再現でき、原版画像の画質を揃えること
ができる。従って、カード発行書類に取り付けられた顔
画像に基づいて顔画像入りIDカードの作成するシステ
ム等に十分応用することができる。
【0010】本発明に係るIDカード作成システムはカ
ード発行書類に取り付けられた顔画像に基づいてIDカ
ードを作成するシステムであって、カード発行書類から
顔画像を複写撮影して顔画像情報を出力する複写撮影装
置と、この複写撮影装置から得られた顔画像情報に基づ
いてIDカードを作成するカード作成手段とを備え、こ
の複写撮影装置は撮影手段と、顔画像の画像形成機器の
種類を検出する検出部と、顔画像を色補正するための複
数の色変換テーブルを記憶した記憶手段と、検出部によ
り検出された顔画像の画像形成機器の種類に基づいて記
憶手段の複数の色変換テーブルの中からいずれかを選択
し、選択された色変換テーブルに基づいて撮影手段から
の顔画像情報を色補正する制御装置とを有することを特
徴とするものである。
【0011】本発明に係るIDカード作成システムによ
れば、カード発行書類に取り付けられた顔画像に基づい
てIDカードを作成する場合に、上述した複写撮影装置
が応用される。例えば、記憶手段には予め顔画像を色補
正するための複数の色変換テーブルが記憶されており、
撮影手段では顔画像を複写撮影して顔画像情報が制御装
置へ出力される。検出部では顔画像の画像形成機器の種
類が検出される。これを前提にして、制御装置では顔画
像の画像形成機器の種類に基づいて複数の色変換テーブ
ルの中からいずれかを選択し、ここで選択された色変換
テーブルに基づいて当該顔画像情報が色補正される。
【0012】従って、顔画像の画像形成機器の種類に応
じて色変換テーブルを切り換えることができ、顔画像の
画像形成機器の種類に応じた色変換テーブルで顔画像情
報を色補正することができる。この制御装置から得られ
た色補正後の顔画像情報に基づいてカード作成手段では
IDカードが作成される。これにより、電子写真方式
や、昇華印刷方式、インクジェット印刷方式等により顔
画像の画像形成機器の種類が異なった場合でも、カード
作成手段で目標の色を再現でき、画質を揃えることがで
きる。従って、直接撮影機によるカード発行方式に劣る
ことなく、カード発行書類に取り付けられた顔画像に基
づいて顔画像入りIDカードを作成することができる。
【0013】本発明に係るカード作成方法はカード発行
書類に取り付けられた顔画像に基づいて顔画像入りカー
ドを作成する方法であって、予め顔画像を色補正するた
めの複数の色変換テーブルを準備し、その後、カード発
行書類から顔画像を複写撮影して顔画像情報を取得する
と共に、顔画像の画像形成機器の種類を検出し、ここで
検出された画像形成機器の種類に基づいて複数の色変換
テーブルの中からいずれかを選択し、ここで選択された
色変換テーブルに基づいて当該顔画像情報を色補正し、
ここで色補正された顔画像情報に基づいて顔画像入りの
カードを作成することを特徴とするものである。
【0014】本発明に係るカード作成方法によれば、カ
ード発行書類に取り付けられた顔画像に基づいて顔画像
入りカードを作成する場合に、顔画像の画像形成機器の
種類に応じて色変換テーブルを切り換えることができ、
顔画像の画像形成機器の種類に応じた色変換テーブルで
顔画像情報を色補正することができる。
【0015】従って、電子写真方式や、昇華印刷方式、
インクジェット印刷方式等により顔画像の画像形成機器
の種類が異なった場合でも、カード作成系で目標の色を
再現でき、顔画像入りカードの画質を揃えることができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明の実施形態に係る複写撮影装置、IDカード作成シ
ステム及びカード作成方法について説明をする。 (1)実施形態 図1A及びBは本発明の実施形態としての複写撮影装置
10の構成例を示すブロック図である。この実施形態で
は原版画像の画像形成機器の種類に基づいて複数の色変
換テーブルの中からいずれかを選択し、ここで選択され
た色変換テーブルに基づいて当該原版画像情報を色補正
する制御装置を備え、電子写真方式や、昇華印刷方式、
インクジェット印刷方式、ポライド写真方式等により原
版画像の画像形成機器が異なっていた場合でも、目標の
色を再現できるようにすると共に、画質及び色調を均一
化できるようにしたものである。
【0017】図1Aに示す複写撮影装置10は台紙等に
貼られた顔画像8を撮影して顔画像入りのIDカードを
作成するシステム等に適用して好適である。複写撮影装
置10には撮影手段2が備えられ、例えば、図1Bの波
線円内図に示す台紙7に貼られた顔写真等の原版画像8
を複写撮影して原版画像情報DINを出力するようになさ
れる。
【0018】この種の顔写真には電子写真方式や、昇華
印刷方式、インクジェット印刷方式、あるいはポライド
写真方式等の画像形成機器(以下で画像形成メディアと
いう)によって形成されたものが使用される。これらの
画像形成メディアの種類の違いにより、同じ撮像系、例
えばCCDカメラを使用しても、目標の色が再現できな
い場合がある。そこで、発行申請書等の台紙7には予め
画像形成メディアを識別するため被識別情報(以下でメ
ディア識別用のマーク9という)が取り付けられる。こ
のマーク9には白黒のバーから成るバーコード等が使用
され、このバーコードには画像形成メディアの種類を示
すコード番号等が書き込まれる。
【0019】複写撮影装置10にはメディア識別用のマ
ーク9を検出する検出部1が組み合わせて使用される。
検出部1にはバーコードセンサ等が用いられ、赤外線を
走査してバーコードを読み取るようになされる。この検
出部1ではメディア識別用のマーク9を検出すること
で、その原版画像8の画像形成メディアを識別するよう
になされる。この画像形成メディアの種類が検出されれ
ば、この画像形成メディアの種類に合った色変換テーブ
ルを読み出すことができる。この画像形成メディアの識
別に関しては、複写撮影装置10の撮影手段2とは独立
して検出部1を備える場合と、当該複写撮影装置10内
の画像処理部の信号処理機能を用して原版画像情報DIN
から画像形成メディアを識別する場合が対象となる。
【0020】この撮影手段2や検出部1には制御装置4
が接続され、更に制御装置4には記憶手段5が接続さ
れ、原版画像8を色補正するための複数の色変換テーブ
ルLUTi(i=1〜n)が記憶される。制御装置4で
は検出部1により検出され、又は、画像処理部により検
出された原版画像8の画像形成メディアの種類に基づい
て記憶手段5の複数の色変換テーブルLUTiの中から
いずれかを選択し、ここで選択された色変換テーブルL
UTiに基づいて撮影手段2からの原版画像情報DINを
色補正するようになされる。色補正後の原版画像情報D
OUTは制御装置4から図示しないデータベースやIDカ
ード作成手段等に出力される。
【0021】この記憶手段5には読出し専用のメモリ
(ROM)又は、電気的に情報の消去及び書き換え可能
な読出し専用のメモリ(EEPROM)が使用され、各
々の画像形成メディアの種類を示すアドレスAdd(メ
モリ番地)に色変換テーブルLUTiが格納されてい
る。従って、記憶手段5に対して画像形成メディアの種
類を示すアドレスAddを指定すると、その画像形成メ
ディアの種類に合った色補正テーブルLUTiを読み出
すことができる。この色変換テーブルLUTiはマニュ
アルでも選択できるようになされている。
【0022】この種の原版画像8の複写撮影に関して
は、画像形成時のコントラストの高低、輝度の明暗等に
よって原版画像8の画質が劣化している場合があり、こ
のような原版画像8の画質劣化を補正するために色変換
テーブルLUTiが必要となる。色変換テーブルLUT
iは画像形成メディアの種類に合ったものが準備され
る。これは画像形成メディアの種類の違いにより、同じ
CCDカメラを使用しても、画像形成メディアの種類の
反射率の差と入力特性との関係、例えば分光感度により
同じ色変換テーブルLUTiを用いても、目標の色が再
現できない場合があるためである。
【0023】続いて、複写撮影装置10における処理例
について説明をする。図2は複写撮影装置10における
処理例を示すフローチャートである。この実施形態では
複写撮影装置10に特加される検出部1で原版画像8の
画像形成メディアの種類を検出する場合について説明を
する。もちろん、制御装置4内の画像処理部で原版画像
8の画像形成メディアを識別する場合でもよい。複写撮
影装置10は図示しない電源スイッチがオンされてい
る。
【0024】この複写撮影装置10では予め図2に示す
フローチャートのステップA1で原版画像8を色補正す
るための複数の色変換テーブルLUTiが準備され、こ
れらの色変換テーブルLUTiが記憶手段5に記憶され
る。色変換テーブルLUTiは電子写真方式や、昇華印
刷方式、インクジェット印刷方式、あるいはポライド写
真方式等の画像形成メディアの種類毎に合ったものが予
め準備される。
【0025】これを処理条件にして、ステップA2では
撮影手段2によって原版画像8が複写撮影されると、原
版画像情報DINが制御装置4へ出力される。その後、ス
テップA3に移行してこの原版画像8を形成したとされ
る画像形成メディアの種類が検出される。このとき、検
出部1ではメディア識別用のマーク9を検出すること
で、その原版画像8の画像形成メディアを識別するよう
になされる。
【0026】そして、ステップA4に移行して制御装置
4では原版画像8の画像形成メディアの種類に基づいて
複数の色変換テーブルLUTiの中からいずれかが選択
される。制御装置4では記憶手段5に対して画像形成メ
ディアの種類を示すアドレスAddが指定される。この
アドレスAddの指定によって、その画像形成メディア
の種類に合った色補正テーブルLUTiが読み出され
る。
【0027】その後、ステップA5に移行して当該色変
換テーブルLUTiに基づいて原版画像情報DINが色補
正される。ステップA6では原版画像8の複写撮影を終
了するかが制御装置4によってチェックされる。その複
写撮影を終了する場合に電源オフ情報等を検出して制御
処理を終了する。その複写撮影を終了しない場合はステ
ップA2に戻って上述した処理を繰り返す。
【0028】このように、本発明に係る実施形態として
の複写撮影装置10によれば、原版画像8を複写撮影す
る場合に、制御装置4では検出部1により検出され原版
画像8の画像形成メディアの種類に基づいて記憶手段5
の複数の色変換テーブルLUTiの中からいずれかを選
択される。
【0029】従って、原版画像8の画像形成メディアの
種類に応じて色変換テーブルLUTiを切り換えること
ができ、原版画像8の画像形成メディアの種類に応じた
色変換テーブルLUTiで原版画像情報DINを色補正す
ることができる。これにより、電子写真方式や、昇華印
刷方式、インクジェット印刷方式等といったように、原
版画像8の画像形成メディアが異なった場合でも、目標
の色を再現でき、原版画像情報に係る画質を揃えること
ができる。従って、カード発行書類に取り付けられた顔
画像8を複写撮影し、これに基づいて顔画像入りIDカ
ードの作成するシステム等に十分応用することができ
る。
【0030】(2)第1の実施例 図3は本発明に係る第1の実施例としてのIDカード作
成システム100の構成例を示すブロック図である。こ
の実施例では複写撮影装置10を応用したIDカード作
成システム100を構成し、カード発行書類に取り付け
られた顔写真に基づいて顔画像入りIDカードを作成す
る場合に、顔写真の画像形成メディアの種類に応じて色
変換ルックアップテーブル(以下で色補正LUTiとい
う)を選択できるようにすると共に、その顔写真の画像
形成メディアの種類に応じた色補正LUTiで顔画像情
報を色補正できるようにしたものである。
【0031】図3に示すIDカード作成システム100
はカード発行書類に取り付けられた顔写真に基づいてI
Dカードの一例となる従業者証30を作成するシステム
である。このシステム100には複写撮影装置10が備
えられ、カード発行書類の一例となる発行申請書40か
ら発行要求者の顔写真を複写撮影して顔画像データ(原
版画像情報)D1を出力するようになされる。発行申請
書40は例えば、書類載置台6にセットされ、この発行
申請書40の直上から複写撮影装置10によって撮影さ
れる。
【0032】この複写撮影装置10には集線接続器12
Aを通じて通信ケーブル11に接続されている。集線接
続器12AにはLAN(Local Area Network)等の
通信ケーブル11を通じて他の集線接続器12B,12
C等が接続される。集線接続器12Aにはデータベース
18が接続され、従業者証データD0を記録するように
なされる。従業者証データD0は発行要求者の個人識別
番号ID、色補正後の顔画像データD1や、個人情報D
2等である。ここで、個人情報D2とは氏名、住所、生
年月日、従業者証の発行年月日及び有効期限等をいう。
【0033】集線接続器12Bにはカード作成手段の一
例となる従業者証プリンタ16が接続され、複写撮影装
置10から得られた色補正後の顔画像データD1に基づ
いてIDカードの一例となる従業者証30を作成するよ
うになされる。集線接続器12Cにはスキャナ17やパ
ーソナルコンピュータ(以下パソコンという)19が接
続される。スキャナ17では発行申請書40の記載内容
が読み取られ、発行要求者の個人識別番号IDが確認さ
れる。パソコン19では発行要求者の従業者証データD
0が作成される。従業者証データD0は発行要求者の個
人識別番号IDに、色補正後の顔画像データD1や個人
情報D2等が合成されてデータベース18に格納された
り、従業者証データID+D1+D2が従業者証プリン
タ16に転送される。
【0034】続いて、複写撮影装置10の内部構成例に
ついて説明をする。図4は複写撮影装置10の内部構成
例を示すブロック図である。図4に示す複写撮影装置1
0は撮影手段の一例となるカラー用のカメラ82を有し
ており、蛍光灯などの照明光源21の下で発行申請書4
0等の顔写真を複写撮影して、カラー用の顔画像データ
D1を出力するようになされる。顔写真は例えば、電子
写真方式により形成された顔写真が発行申請書40に貼
付されている。
【0035】顔画像データD1は従業者証30の顔写真
の欄に顔画像を形成するために使用される。この例で従
業者証明写真の大きさは、縦の長さが30mm、横の長
さが24mm程度である。このカメラ82には静止画用
のデジタルカメラや、動画用のビデオカメラなどが使用
される。カメラ82にはシステムバス88が接続されて
いる。
【0036】このシステムバス88にはRAM82及び
所定の記憶容量を有した固定ディスク駆動装置(以下で
単にHDDという)81が接続され、カメラ82により
得られた顔画像データD1が一時記憶される。RAM8
2の他にシステムバス88には記憶手段の一例となるE
EPROM(電気的にデータの書込み及び消去可能な読
み出し専用メモリ)85が接続され、顔画像8を色補正
するための複数の色補正LUTiが記憶される。
【0037】ここで予め電子写真方式により形成された
顔写真の色や、昇華印刷方式により形成された顔画像8
の色、インクジェット印刷方式により形成された顔画像
8の色等を基準となる顔画像8の色に変換するための色
補正LUTiが準備され、ここで準備された色補正LU
TiがEEPROM85に書き込まれる。色補正LUT
iはEEPROM85の他、HDD81に記録しておい
てもよい。
【0038】EEPROM85にはシステムバス88を
通じて制御装置の一例となるCPU(中央演算装置)8
4が接続されている。CPU84には検出部の一例とな
るバーコード用のセンサ14が接続され、発行申請書4
0に取り付けられたマークの一例となるメディア識別用
のバーコード9を読み取って、発行申請書40に貼付さ
れた顔写真の画像形成メディアの種類を検出するように
なされる。バーコード9は顔写真を撮った者、又は、発
行申請書40を受理した者が顔写真の画像形成メディア
の種類を確認して取り付けられる。
【0039】この例でシステムバス88に画像処理部8
0を接続してセンサ出力又は顔画像データD1を画像処
理して発行申請書40に貼付された顔写真の画像形成メ
ディアを識別するようにしてもよい。この場合、画像処
理部80にはDSP(Digital Signal Processor)
装置が使用される。CPU84の制御負担を軽減するた
めである。
【0040】CPU84ではセンサ14や画像処理部8
0等により検出された顔写真の画像形成メディアの種類
に基づいてEEPROM85の複数の色補正LUTiの
中からいずれかを選択し、選択された色補正LUTiに
基づいてカメラ82からの顔画像データD1を色補正す
るようになされる。例えば、インクジェット印刷方式に
より形成された顔画像8の色が、当該システムで標準と
される顔画像8の色に変換される。
【0041】CPU84にはシステムバス88を通じて
キーボード83が接続され、発行申請書40の記載事項
に変更等が有った場合に、その変更事項を入力するよう
になされる。更にシステムバス88にはモニタ87が接
続され、書類載置台6にセットした発行申請書40と当
該複写撮影装置10のカメラ82の位置合わせの際に、
その発行申請書40の顔写真を表示するようになされ
る。担当官はモニタ87を見ながらカメラ82に対する
発行申請書40の位置合わせを行うことができる。担当
係官は撮影した発行申請書40による顔画像(静止画)
をモニタ87に表示して従業者証用写真として適格か否
かを確認することができる。
【0042】なお、システムバス88には通信機能を有
したI/Oポート89が接続されている。このI/Oポ
ート89を利用してLANやUSBなどの通信ケーブル
を通じて図3に示したホストコンピュータ19に接続
し、複写撮影装置10で取得補正された顔画像データD
1を転送するようになされる。従業者証データID+D
1+D2を作成するためである。
【0043】続いて、このIDカード作成システム10
0で使用される発行申請書40について説明する。図5
は従業者証30に係る発行申請書40の構成例を示すイ
メージ図である。図5に示す発行申請書40は例えばA
4サイズの上質紙から成る。その右上端には顔写真貼付
領域P1が設けられ、発行要求者20の顔写真8’を貼
付するようになされている。この発行申請書40内には
顔写真貼付領域P1の他に「従業者証発行申請書」、
「住所」、「氏名」、「生年月日」などを記載する欄
や、手数料の証紙などを貼付する証紙貼付領域P2が設
けられる。発行申請書40内には図示しない個人識別番
号IDも記録される。
【0044】この発行申請書40は各県毎に異なる場合
もあるし、従業者証30の発行時と更新発行時とで紙の
色が異なる場合もある。従って、発行要求者20は、所
定の色の発行申請書40に必要事項を記載すると共に、
予め準備した顔写真8’を発行申請書40に貼るように
なる。
【0045】続いて、IDカード作成システム100で
作成される従業者証30について説明する。図6は従業
者証30の構成例を示すイメージ図である。このIDカ
ード作成システム100で作成される従業者証30は、
図6において、例えば、縦の長さが6cm程度で、横の
長さが9cm程度で、厚みが0.5〜1.0mm程度を
有している。その従業者証30の所定領域P3には画像
表示情報が印刷される。画像表示情報は、例えば「○○
○従業者証」、「個人識別番号」、「氏名」、「発行
日」・・・などである。この従業者証30には顔画像形
成領域P4が割り当てられ、当該発行要求者20の顔画
像が形成される。この顔画像及び画像表示情報を保護す
るように、そのカード表面が保護シート51によって覆
うようになされる。
【0046】続いて、このIDカード作成システム10
0における従業者証プリンタ16について説明する。こ
の例では1枚の従業者証用の生カード基板30’に枚葉
状の保護シートを形成する場合について説明する。図7
に示す従業者証プリンタ16はカード供給手段60及び
保護シート付与部50を有している。このカード供給手
段60は第1の搬送ベルト装置41が設けられ、この搬
送ベルト装置41の一端上部には、生カード供給部42
が設けられている。生カード供給部42には発行要求者
20の個人情報D2を書き込むために、予め枚葉状にカ
ットされた複数の従業者証用の生カード基板30’が、
顔画像形成領域面を上に向けてストックされている。こ
こで、個人情報D2とは氏名、住所、生年月日、従業者
証の発行年月日及び有効期限等をいう。この例では、生
カード基板30’が1枚ずつ生カード供給部42から搬
送ベルト装置41へ投下するように自動供給される。
【0047】その自動供給後の搬送ベルト装置41上の
生カード基板30’は左側から右側に搬送される。搬送
ベルト装置41上には画像形成部(サーマルプリンタ)
43が設けられ、生カード基板30’が左側から右側に
移動される間に、その所定領域P3に発行要求者20の
氏名や、従業者証発行日などが記録され、その画像形成
領域P4に発行要求者20の顔画像が形成される。
【0048】この搬送ベルト装置41の下流側には第2
の搬送ベルト装置49が設けられ、この例では個人情報
D2が印字された生カード基板30’が左側から右側に
搬送される。搬送ベルト装置49上には保護シート付与
部50が設けられ、生カード基板30’にフィルム状の
保護シート51が供給される。
【0049】この例で保護シート51にはラミネートフ
ィルムを枚葉状(カットシート状)に積層されたものが
備えられ、そのラミネートフィルムは一方の面に図示し
ない接着シートを有している。もちろん、保護シート5
1にはラミネートフィルムをロール状に巻き取ったもの
を使用してもよい。
【0050】また、保護シート51はラミネートフィル
ムに限定されることはなく、ホットスタンプフィルムを
ロール状に巻き取ったもの、又は、ホットスタンプフィ
ルムをカットシート状に積層されたものも使用できる。
保護シート付与部50には真空熱プレス装置52が設け
られ、搬送ベルト装置41からの生カード基板30’と
保護シート付与部50からの保護シート51とを受け、
その生カード基板30’とその保護シート51とが図示
しない接着シートを介して張り合わされる。この際に、
接着シート上の紙シートは剥離され、カス紙として巻き
取られる。
【0051】この真空熱プレス装置52は搬送路上に配
置された平型のプレス部を有しており、保護シート51
の上方から所定の圧力が加えられる。そのために、プレ
ス部が上下方向に移動できるようになされている。この
プレス部には電気ヒータ(図示せず)が設けられ、保護
シート51及び生カード基板30’を所定の温度に加熱
するようになされている。
【0052】この例では接着シートの種類にもよるが加
熱温度は40℃〜120℃程度であり、加熱時間は1秒
乃至10秒程度である。この接着シートは熱を加えると
溶融し、それが冷えると固化するものである。保護シー
ト51を加熱貼合する装置は真空熱プレス装置52に限
られることはなく、通常の熱プレスでも、ヒートローラ
装置であってもよい。また、真空熱プレス装置52の下
流側には冷却部53が設けられ、加熱貼合された生カー
ド基板30’が冷却される。これにより、保護シート5
1で保護された従業者証30が完成する。
【0053】続いて、本発明に係る第1の実施例として
のIDカード作成システム100における処理例につい
て説明をする。図8はIDカード作成システム100に
おける処理例を示すフローチャートである。この実施例
では発行申請書40に取り付けられた顔写真8’に基づ
いて従業者証(IDカード)30を作成する場合を前提
とする。この例で、発行申請書40に貼られた顔画像8
がインクジェット印刷方式で形成され、バーコード9に
はインクジェット印刷方式を示すコード番号が記述され
る。複写撮影装置100では予め発行申請書40の顔写
真8’の近辺に取り付けられたバーコード9を読み取っ
て当該顔写真8’の画像形成メディアの種類を検出する
場合を想定する。
【0054】このIDカード作成システム100では予
め図8に示すフローチャートのステップB1で顔画像8
を色補正するための複数の色補正LUTiが準備され、
これらの色補正LUTiが複写撮影装置10内のEEP
ROM85に記憶される。色補正LUTiは電子写真方
式や、昇華印刷方式、インクジェット印刷方式、あるい
はポライド写真方式等の画像形成メディアの種類毎に合
ったものが予め準備される。
【0055】これを処理条件にして、複写撮影装置10
ではステップB2でカメラ82によって発行申請書40
の顔写真8’が複写撮影される。この複写撮影によって
取得された顔画像データD1はRAM86へ出力され
る。その後、ステップB3に移行してこの顔写真8’を
形成したとされる画像形成メディアの種類が検出され
る。
【0056】このとき、検出部1ではメディア識別用の
バーコード9を検出し、コード番号を読み出すことで、
CPU84ではその顔写真8’の画像形成メディアを識
別するようになされる。この例ではバーコード9にはイ
ンクジェット印刷方式を示すコード番号が記述されてい
るので、その顔写真8’の画像形成メディアの種類がイ
ンクジェット印刷方式であることがCPU84により認
識される。
【0057】そして、ステップB4に移行してCPU8
4では発行申請書40の顔写真8’の画像形成メディア
の種類に基づいて複数の色補正LUTiの中からいずれ
かが選択される。CPU84ではEEPROM85に対
してインクジェット印刷方式(画像形成メディアの種
類)を示すアドレスAddが指定される。このアドレス
Addの指定によって、その画像形成メディアの種類に
合った色補正テーブルLUTiが読み出される。ここで
読み出される色補正LUTiはインクジェット印刷方式
により形成された顔画像8の色を当該システムで標準と
される色の顔画像に変換するデータである。
【0058】その後、ステップB5に移行して当該色補
正LUTiに基づいて顔画像データD1が色補正され
る。色補正後の顔画像データD1はHDD81へ出力さ
れる。HDD81に格納された顔画像データD1は図3
に示したパソコン19からの要求に基づいて読出され
る。パソコン19では発行要求者の従業者証データD0
が作成される。従業者証データD0は発行要求者の個人
識別番号IDに、色補正後の顔画像データD1や個人情
報D2等が合成されてデータベース18に格納されると
共に、従業者証データD0=ID+D1+D2が従業者
証プリンタ16に転送される。
【0059】従業者証プリンタ16では従業者証データ
D0に基づいてステップB6で従業者証30を作成する
ようになされる。このとき、従業者証プリンタ16にお
いて、従業者証用の生カード基板30’に発行要求者2
0の氏名や、従業者証発行日などが記録され、その画像
形成領域P4に発行要求者20の顔画像が形成される。
画像形成後の生カード基板30’はフィルム状の保護シ
ート51によって保護される。これにより、保護シート
51で保護された従業者証30が完成する(図7参
照)。
【0060】そして、ステップB7に移行して従業者証
30の作成を終了するかが担当者によってチェックされ
る。その複写撮影による従業者証30の作成を終了する
場合はこれらの制御処理を終了する。この従業者証30
の作成を終了しない場合はステップB2に戻って上述し
た処理が繰り返される。
【0061】このように、本発明に係る第1の実施例と
してのIDカード作成システム100によれば、発行申
請書40に取り付けられた顔写真8’に基づいてIDカ
ードを作成する場合に複写撮影装置10が応用され、当
該装置10のCPU84では検出部1により検出された
顔写真8’の画像形成メディアの種類に基づいてEEP
ROM85の中からいずれか色補正LUTiを選択する
ようになされる。
【0062】従って、顔写真8’の画像形成メディアの
種類に応じて色補正LUTiを切り換えることができ、
画像形成メディアの種類に合った色補正LUTiに基づ
いて顔画像データD1を補正できるので、最適な顔画像
データD1を得ることができる。これにより、電子写真
方式や、昇華印刷方式、インクジェット印刷方式等によ
り顔画像8の画像形成メディアが異なった場合でも、目
標の色を再現でき、従業者証30に形成された顔画像の
画質を揃えることができる。
【0063】このことで、東京都の離島などにおいて、
本人が都内の従業者証発行センター等に出向しなくて
も、本人の顔写真8’を貼付した発行申請書40を当該
発行センターへ郵送するだけで、この従業者証発行セン
ターでは発行申請書40に貼付された顔写真8’に基づ
いて顔画像入り従業者証等を作成することができる。
【0064】(3)第2の実施例 図9は本発明に係る第2の実施例としての複写撮影装置
102の内部構成例を示すブロック図である。第2の実
施例では第1の実施例で説明したような検出部1が省略
されており、発行申請書40からメディア識別用のマー
クも省略されるものである。
【0065】この例では複写撮像装置102の画像処理
部80によって顔画像8に係る画像形成メディアの種類
が検出される。なお、第1の実施例で説明した同じ名称
及び同じ符号のものは同じ機能を有するためその説明を
省略する。図9に示す複写撮像装置102の画像処理部
80にはカラー用のカメラ82で取得された顔画像デー
タD1が入力される。画像形成メディアの種類をカメラ
84の信号出力から判定するためである。
【0066】例えば、画像処理部80では顔画像8の反
射率の違いによる信号出力差を検出するようになされ
る。これは電子写真方式により形成された顔写真8’の
色や、昇華印刷方式により形成された顔画像8の色、イ
ンクジェット印刷方式により形成された顔画像8の色等
が反射率によって微妙に異なるからである。反射率はイ
ンクの吸収率等によって異なる。
【0067】図10Aはカラー用のカメラ82における
R(赤色)、G(緑色)、B(青色)に係る分光特性例
を示すイメージ図である。縦軸はR、G、Bに係る撮像
信号強度Iであり、横軸は波長λである。この分光特性
は、図示しない光学系を通して反射光を受け、この反射
光をR、G、Bのフィルタに通過させ、カメラ82を構
成するCCD(光電変換素子)等により撮像すると得ら
れる。
【0068】R色のI−λ特性では、波長λrで撮像信
号強度Iがピークを成している。同様にして、G色のI
−λ特性では、波長λgで撮像信号強度Iがピークを成
しており、B色のI−λ特性では、波長λbで撮像信号
強度Iがピークを成している。この例では顔画像8の反
射率の違いから画像形成メディアの種類を見出すように
なされる。そのための評価値が作成される。この評価値
には顔画像データD1を構成するR、G、Bに係る撮像
信号を加算して積分した値が使用される。
【0069】図10Bは電子写真方式、昇華印刷方式及
びインクジェット印刷方式を判定するための閾値レベル
例を示す図である。図10Bに示す閾値レベルによれ
ば、例えば、電子写真方式、昇華印刷方式及びイン
クジェット印刷方式を識別するために3つの閾値Vt
h1〜Vth3が設定される。閾値Vth1は電子写真
方式を判定する際に使用され、Vth1±αの範囲に
評価値が入ったとき、当該顔画像8の画像形成メディア
の種類は電子写真方式であると判別するようになされ
る。
【0070】また、閾値Vth2は昇華印刷方式を判
定する際に使用され、Vth2±αの範囲に評価値が入
ったとき、当該顔画像8の画像形成メディアの種類は昇
華印刷方式であると判別するようになされる。更に、
閾値Vth3はインクジェット印刷方式を判定する際
に使用され、Vth3±αの範囲に評価値が入ったと
き、当該顔画像8の画像形成メディアの種類はインクジ
ェット印刷方式であると判別するようになされる。
【0071】このように本発明に係る第2の実施例とし
ての複写撮影装置102によれば、CPU84におい
て、評価値と予め設定された閾値レベルVthとを比較
することで、発行申請書40に貼られた顔写真8’の画
像形成メディアの種類が検出され、CPU84で識別す
ることができる。この画像形成メディアを識別できれ
ば、色補正LUTiを選択することができる。
【0072】従って、第1の実施例と同様にしてCPU
84により顔写真8’の画像形成メディアの種類に応じ
て色補正LUTiを切り換えることができ、顔写真8’
の画像形成メディアの種類に応じた色補正LUTiで顔
画像データD1を色補正することができる。
【0073】このCPU84から得られた色補正後の顔
画像データD1に基づいて従業者証プリンタ16では第
1の実施例と同様にして従業者証30が作成される。こ
れにより、電子写真方式や、昇華印刷方式、インクジェ
ット印刷方式等といったように、顔写真8’の画像形成
メディアの種類が異なった場合でも、従業者証30で目
標の色を再現でき、顔画像の画質を揃えることができ
る。従って、直接撮影機によるカード発行方式に劣るこ
となく、発行申請書40に取り付けられた顔写真8’に
基づいて顔画像入り従業者証30を作成することができ
る。
【0074】(4)第3の実施例 図11は本発明に係る第3の実施例としての複写撮影装
置103の内部構成例を示すブロック図である。第3の
実施例では画像形成メディアを識別するための複数の専
用のセンサが設けられる。メディア識別用のマークは第
2の実施例と同様にして発行申請書40から省略される
ものである。
【0075】図11に示す複写撮影装置103では特定
感度を有する光学センサアレイ24が設けられ、このセ
ンサアレイ24の信号出力から画像形成メディアの種類
を判別するようになされる。センサアレイ24は例え
ば、4つのセンサSC1〜SC4を有している。センサ
SC1は電子写真方式により形成された原版画像を検出
してセンサ出力信号S1をCPU84に出力するもので
ある。
【0076】センサSC2は昇華印刷方式により形成さ
れた原版画像を検出してセンサ出力信号S2をCPU8
4に出力するものである。センサSC3はインクジェッ
ト印刷方式により形成された原版画像を検出してセンサ
出力信号S3をCPU84に出力するものである。セン
サSC4はポラロイド(登録商標)写真方式により形成
された原版画像を検出してセンサ出力信号S4をCPU
84に出力するものである。なお、第1の実施例で説明
した同じ名称及び同じ符号のものは同じ機能を有するた
めその説明を省略する。
【0077】図12は各センサSC1〜SC4による検
出出力のパターン例を示す特性図である。図12におい
て、縦軸はセンサ出力強度であり、横軸は波長である。
図12に示すパターン例によれば、センサSC1には電
子写真方式により形成された原版画像に対して特有の検
出出力特性Iを示すように構成される。センサSC2に
は昇華印刷方式により形成された原版画像に対して特有
の検出出力特性IIを示すように構成され、センサSC3
にはインクジェット印刷方式により形成された原版画像
に対して特有の検出出力特性IIIを示すように構成され
る。
【0078】同様にして、センサSC4にはポラロイド
写真方式により形成された原版画像に対して特有の検出
出力特性IVを示すように構成される。各センサSC1〜
SC4には受光素子の光学系にフィルタ等が取り付けら
れ、検出出力特性I〜IVが具現化される。
【0079】この例では予め標本化された4つのセンサ
SC1〜SC4の検出出力パターンをEEPROM85
に記憶しておき、CPU84では4つのセンサSC1〜
SC4の中から一番相関の強い検出出力パターンを抽出
される。この検出出力パターンの抽出に当たって、セン
サSC1からCPU84へセンサ出力信号S1が出力さ
れ、同様にしてセンサSC〜SC4からCPU84へセ
ンサ出力信号S2〜S4が出力される。
【0080】ここで抽出された検出出力パターンとEE
PROM85に格納されている検出出力パターンとがC
PU84で比較されて、未知の原版画像の画像形成メデ
ィアの種類を識別するようになされる。この比較に関し
ては特定の感度域を設定するようになされる。これは当
該感度域のデータを比較することで比較データ量を少な
くするためである。また、特定波長で画像形成メディア
の種類の見分けが付くところ、例えば、黒色域について
比較するようにしてもよい。データ量を一段と少なくす
ることができる。
【0081】このように本発明に係る第3の実施例とし
ての複写撮影装置103によれば、特定感度を有する光
学センサアレイ24が設けられ、各々のセンサSC1〜
SC4の信号出力からCPU54において画像形成メデ
ィアの種類を判別するようになされる。従って、第1及
び第2の実施例と同様にしてCPU84により顔写真
8’の画像形成メディアの種類に応じて色補正LUTi
を切り換えることができ、顔写真8’の画像形成メディ
アの種類に応じた色補正LUTiで顔画像データD1を
色補正することができる。
【0082】このCPU84から得られた色補正後の顔
画像データD1に基づいて従業者証プリンタ16では第
1及び第2の実施例と同様にして従業者証30が作成さ
れる。これにより、電子写真方式や、昇華印刷方式、イ
ンクジェット印刷方式等により顔写真8’の画像形成メ
ディアの種類が異なった場合でも、従業者証30で目標
の色を再現でき、画質を揃えることができる。従って、
直接撮影機によるカード発行方式に劣ることなく、発行
申請書40に取り付けられた顔写真8’に基づいて顔画
像入り従業者証30を作成することができる。
【0083】上述の実施例ではIDカードに関して顔写
真8’の入った従業者証30の場合について説明した
が、これに限られることはなく、この他にキャッシュカ
ード、社員証、会員証、学生証、外国人登録証、パスポ
ート、図書館利用カード及び各種運転免許証などを形成
するIDカード発行システムに適用することができる。
また、IDカードに関してはICチップを内蔵した電子
カードにも適用される。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る複写
撮影装置によれば、原版画像の画像形成メディアの種類
に基づいて複数の色変換テーブルの中からいずれかを選
択し、ここで選択された色変換テーブルに基づいて当該
原版画像情報を色補正する制御装置を備えるものであ
る。
【0085】この構成によって、原版画像の画像形成メ
ディアの種類に応じて色変換テーブルを切り換えること
ができ、原版画像の画像形成メディアの種類に応じた色
変換テーブルで原版画像情報を色補正することができ
る。従って、電子写真方式や、昇華印刷方式、インクジ
ェット印刷方式等により原版画像の画像形成メディアが
異なっていた場合でも、目標の色を再現でき、画質を揃
えることができる。これにより、カード発行書類に取り
付けられた顔画像に基づいて顔画像入りIDカードの作
成するシステム等に十分応用することができる。
【0086】本発明に係るIDカード作成システムによ
れば、カード発行書類に取り付けられた顔画像に基づい
てIDカードを作成する場合に、上述した複写撮影装置
が応用されるので、顔画像の画像形成メディアの種類に
応じて色変換テーブルを切り換えることができ、顔画像
の画像形成メディアの種類に応じた色変換テーブルで顔
画像情報を色補正することができる。
【0087】この構成によって、電子写真方式や、昇華
印刷方式、インクジェット印刷方式等により顔画像の画
像形成メディアが異なっていた場合でも、目標の色を再
現でき、顔画像の画質を揃えることができる。これによ
り、直接撮影機によるカード発行方式に劣ることなく、
カード発行書類に取り付けられた顔画像に基づいて顔画
像入りIDカードを作成することができる。
【0088】本発明に係るIDカード作成方法によれ
ば、カード発行書類に取り付けられた顔画像に基づいて
IDカードを作成する場合に、予め顔画像を色補正する
ための複数の色変換テーブルを準備し、その後、カード
発行書類から顔画像を複写撮影して顔画像情報を取得す
ると共に、複写撮影された顔画像の画像形成メディアの
種類を検出し、ここで検出された画像形成メディアの種
類に基づいて色変換テーブルのいずれかを選択し、この
色変換テーブルに基づいて当該顔画像情報を色補正した
後に、色補正後の顔画像情報に基づいてIDカードを作
成するようになされる。
【0089】この構成によって、電子写真方式や、昇華
印刷方式、インクジェット印刷方式等により顔画像の画
像形成メディアが異なっていた場合でも、目標の色を再
現でき、顔画像の画質を揃えることができる。これによ
り、直接撮影機によるカード発行方式に劣ることなく、
カード発行書類に取り付けられた顔画像に基づいて顔画
像入りIDカードを作成することができる。
【0090】この発明は、顔画像の入った、キャッシュ
カード、会員証、社員証、従業者証、学生証、外国人登
録証及び各種運転免許証などのIDカードの自動発行シ
ステムに適用して極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】A及びBは本発明の実施形態としての複写撮影
装置10の構成例を示すブロック図である。
【図2】複写撮影装置10における処理例を示すフロー
チャートである。
【図3】本発明に係る第1の実施例としてのIDカード
作成システム100の構成例を示すブロック図である。
【図4】複写撮影装置10の内部構成例を示すブロック
図である。
【図5】従業者証30に係る発行申請書40の構成例を
示すイメージ図である。
【図6】従業者証30の構成例を示すイメージ図であ
る。
【図7】従業者証プリンタ16の構成例を示すイメージ
図である。
【図8】IDカード作成システム100における処理例
を示すフローチャートである。
【図9】本発明に係る第2の実施例としての複写撮影装
置102の内部構成例を示すブロック図である。
【図10】A及びBはカメラ82における分光特性例及
び閾値レベル例を示すイメージ図である。
【図11】本発明に係る第3の実施例としての複写撮影
装置103の内部構成例を示すブロック図である。
【図12】各センサSC1〜SC4による検出出力のパ
ターン例を示す特性図である。
【符号の説明】
1 検出部 2 撮像手段 4 制御装置 5 記憶手段 8 顔画像 8’ 顔写真 9 バーコード(マーク) 10,102,103 複写撮影装置 11 通信ケーブル 14 センサ(検出部) 16 従業者証プリンタ(カード作成手段) 18 データベース 19 パーソナルコンピュータ 24 センサアレイ 30 従業者証(IDカード) 40 発行申請書 80 画像処理部 82 カメラ(撮影手段) 84 CPU(制御装置) 85 EEPROM(記憶手段) 100 IDカード作成システム
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/46 H04N 1/40 D 5C079 1/60 1/46 Z Fターム(参考) 2C005 HA03 HB01 JB02 5B050 AA09 BA06 BA16 DA04 EA09 FA03 FA05 5B057 AA11 CA01 CA19 CB01 CE17 CH01 CH07 5C062 AA05 AA13 AA14 AB17 AB22 AB23 AB41 AB42 AC02 AC04 AC05 AC22 AC24 AC58 AC64 AE03 AE04 AE08 AE15 AF14 5C077 MM03 MP08 PP32 PP37 PQ08 PQ23 TT10 5C079 HB01 JA23 LA31 LB01 MA04 NA03

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原版画像を複写撮影して原版画像情報を
    出力する撮影手段と、 前記原版画像の画像形成機器の種類を検出する検出部
    と、 前記原版画像を色補正するための複数の色変換テーブル
    を記憶した記憶手段と、 前記検出部により検出された原版画像の画像形成機器の
    種類に基づいて前記記憶手段の複数の色変換テーブルの
    中からいずれかを選択し、選択された前記色変換テーブ
    ルに基づいて前記撮影手段からの原版画像情報を色補正
    する制御装置とを備えることを特徴とする複写撮影装
    置。
  2. 【請求項2】 前記検出部では、 前記撮影手段から出力された顔画像情報に基づいて前記
    顔画像の画像形成機器の種類が検出されることを特徴と
    する請求項1に記載の複写撮影装置。
  3. 【請求項3】 前記検出部では、 予め前記顔画像の近辺に取り付けられた被識別情報を読
    み取って当該顔画像の画像形成機器の種類が検出される
    ことを特徴とする請求項1に記載の複写撮影装置。
  4. 【請求項4】 前記検出部には、 前記カード発行書類から顔画像の色特性を検出するセン
    サアレイが使用されることを特徴とする請求項1に記載
    の複写撮影装置。
  5. 【請求項5】 カード発行書類に取り付けられた顔画像
    に基づいてIDカードを作成するシステムであって、 前記カード発行書類から顔画像を複写撮影して顔画像情
    報を出力する複写撮影装置と、 前記複写撮影装置から得られた顔画像情報に基づいてI
    Dカードを作成するカード作成手段とを備え、 前記複写撮影装置は、 撮影手段と、 前記顔画像の画像形成機器の種類を検出する検出部と、 前記顔画像を色補正するための複数の色変換テーブルを
    記憶した記憶手段と、 前記検出部により検出された顔画像の画像形成機器の種
    類に基づいて前記記憶手段の複数の色変換テーブルの中
    からいずれかを選択し、選択された前記色変換テーブル
    に基づいて前記撮影手段からの顔画像情報を色補正する
    制御装置とを有することを特徴とするIDカード作成シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 前記検出部では、 前記撮影手段から出力された顔画像情報に基づいて前記
    顔画像の画像形成機器の種類が検出されることを特徴と
    する請求項5に記載のIDカード作成システム。
  7. 【請求項7】 前記検出部では、 予め前記顔画像の近辺に取り付けられた被識別情報を読
    み取って当該顔画像の画像形成機器の種類が検出される
    ことを特徴とする請求項5に記載のIDカード作成シス
    テム。
  8. 【請求項8】 前記検出部には、 前記カード発行書類から顔画像の色特性を検出するセン
    サアレイが使用されることを特徴とする請求項5に記載
    のIDカード作成システム。
  9. 【請求項9】 カード発行書類に取り付けられた顔画像
    に基づいて顔画像入りのカードを作成する方法であっ
    て、 予め前記顔画像を色補正するための複数の色変換テーブ
    ルを準備し、 その後、前記カード発行書類から顔画像を複写撮影して
    顔画像情報を取得すると共に、前記顔画像の画像形成機
    器の種類を検出し、 検出された前記画像形成機器の種類に基づいて複数の色
    変換テーブルの中からいずれかを選択し、 選択された前記色変換テーブルに基づいて当該顔画像情
    報を色補正し、 色補正された前記顔画像情報に基づいて顔画像入りのカ
    ードを作成することを特徴とするカード作成方法。
  10. 【請求項10】 前記カード発行書類から複写撮影され
    た顔画像情報に基づいて前記顔画像の画像形成機器の種
    類を判別することを特徴とする請求項9に記載のカード
    作成方法。
  11. 【請求項11】 予め前記カード発行書類の顔画像の近
    辺に被識別情報を取り付け、複写撮影の際に、 前記被識別情報を読み取って当該顔画像の画像形成機器
    の種類を判別することを特徴とする請求項9に記載のカ
    ード作成方法。
  12. 【請求項12】 前記カード発行書類から顔画像の色特
    性を検出して、前記顔画像の画像形成機器の種類を判別
    することを特徴とする請求項9に記載のカード作成方
    法。
JP2001332646A 2001-10-30 2001-10-30 複写撮影装置、idカード作成システム及びカード作成方法 Pending JP2003143338A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001332646A JP2003143338A (ja) 2001-10-30 2001-10-30 複写撮影装置、idカード作成システム及びカード作成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001332646A JP2003143338A (ja) 2001-10-30 2001-10-30 複写撮影装置、idカード作成システム及びカード作成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003143338A true JP2003143338A (ja) 2003-05-16

Family

ID=19148033

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001332646A Pending JP2003143338A (ja) 2001-10-30 2001-10-30 複写撮影装置、idカード作成システム及びカード作成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003143338A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007336143A (ja) * 2006-06-14 2007-12-27 Ricoh Co Ltd 画像処理装置
JP2008512916A (ja) * 2004-09-13 2008-04-24 ノキア コーポレイション 視覚的符号化データ及び画像の取り込み及び表示のための方法、装置、及びコンピュータプログラム製品

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008512916A (ja) * 2004-09-13 2008-04-24 ノキア コーポレイション 視覚的符号化データ及び画像の取り込み及び表示のための方法、装置、及びコンピュータプログラム製品
JP2011223561A (ja) * 2004-09-13 2011-11-04 Nokia Corp 視覚的符号化データ及び画像の取り込み及び表示のための方法、装置、及びコンピュータプログラム製品
JP2007336143A (ja) * 2006-06-14 2007-12-27 Ricoh Co Ltd 画像処理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5946031A (en) Electronic still camera with printing capability
US7126665B2 (en) Print processing method, printing order receiving machine and print processing device
US6999113B1 (en) Portable printer and camera
US5589902A (en) Integrated automatic installation for taking photographs or sequences of photographs
CN104079749A (zh) 图像形成装置以及图像形成方法
JP5111702B2 (ja) Idカード作成システムにおける色補正方法及びidカード作成システム
JP2003143338A (ja) 複写撮影装置、idカード作成システム及びカード作成方法
JPS60154244A (ja) 写真画像情報検出装置
JP2005308966A (ja) 写真撮影装置
JP2002229117A (ja) 写真プリントの撮影位置の地図を表示するフォトサービスシステム
JP4000837B2 (ja) Idカード作成システム、色補正方法及びidカード作成方法
US6252663B1 (en) Scanning and printing systems with color discrimination
JPH11284835A (ja) プリンタ
US6215962B1 (en) Illumination detecting camera
JP2002307876A (ja) Idカード作成システム及び画像処理方法
JP2002174869A (ja) ハードコピーの画像媒体に保存した非画像ピクセルデータ
US7369280B2 (en) Portable system for capturing images and information
JP2004120304A (ja) 情報記録装置
JP2001209116A (ja) 証明写真用の撮影装置、証明写真撮影システム及び記録媒体
JPH10180994A (ja) 課金式写真作成装置
JPH1039363A (ja) 色補正情報を備えたレンズ
JP2002057897A (ja) 画像形成装置
JP3085190U (ja) プリンタ装置,写真撮影装置,画像プリント装置,印刷媒体ならびにインクフィルム
JP2006155341A (ja) 読み取り装置
JP2006109313A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法