JP2003143039A - Cdma方式移動端末およびセル監視方法 - Google Patents

Cdma方式移動端末およびセル監視方法

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JP2003143039A JP2001339085A JP2001339085A JP2003143039A JP 2003143039 A JP2003143039 A JP 2003143039A JP 2001339085 A JP2001339085 A JP 2001339085A JP 2001339085 A JP2001339085 A JP 2001339085A JP 2003143039 A JP2003143039 A JP 2003143039A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CDMA方式の移動端末において、待ち受け
中・通話中の消費電力を低減する。 【解決手段】 基地局からの信号を利用して当該移動端
末が所属するセルを特定し、監視対象セルを把握するプ
ロセッサ104と、拡散符号および同期タイミング情報
をセル毎に記憶するメモリ105と、拡散符号および同
期タイミング情報を用いて受信信号を逆拡散して信号強
度を測定するセルサーチ部103とを有し、監視対象セ
ルのうちメモリ105に拡散符号および同期タイミング
情報が記憶されているセルについては、セルサーチ部1
03がメモリ105に記憶されている拡散符号および同
期タイミング情報を用いて受信信号を逆拡散して信号強
度を測定し、信号強度が所定の閾値以上である場合、プ
ロセッサ104はメモリ105に記憶されている当該セ
ルにかかる拡散符号および同期タイミング情報を更新
し、信号強度が所定の閾値未満である場合プロセッサ1
04は、メモリ105に記憶されている当該セルにかか
る拡散符号および同期タイミング情報を消去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CDMA方式の移
動端末に関する。特に、CDMA方式のセルラー電話装
置における通信セル・周辺セルの監視方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、移動端末等に適用される通信方式
としては、スペクトラム拡散技術により同じ周波数帯域
の信号を使用して複数の通信を同時に行うCDMA(Co
de Division Multiple Access)方式が広く用いられ
ている。CDMA方式では、送信側の端末は、音声をA
/D変換によりデジタル信号に変換し(一次変調)、こ
の信号をさらに拡散変調した信号を電波として送出す
る。受信側の端末は、受信した電波を逆拡散して元のデ
ジタル信号に復元し、この信号をさらにD/A変換して
音声に復調する。なお、「拡散変調」および「逆拡散」
は、拡散符号(拡散コード)を用いて行われる。
【0003】拡散変調されたデジタル信号は、逆拡散が
行われる際に1チップ(チップ:拡散後の信号の最小変
化時間)分だけでもタイミングにずれが生じてしまうと
正しく復元されない。よって、CDMA方式の移動端末
は、待ち受け中であってもセルを監視して、拡散コード
の同定および受信タイミングの同期確立を行っていない
と拡散変調された信号を正しく復元できない。
【0004】また、同じ周波数の電波を複数のユーザが
利用して通信すると「遠近問題」(基地局に近い移動端
末は使用できるが基地局から遠い移動端末は使用できな
い現象)が発生する。CDMA方式ではこれを回避する
ために、移動端末が通信中の基地局セルを監視してお
り、基地局から受信した電波が所定の強度より強ければ
出力を下げるよう基地局に要求し、所定の強度より弱け
れば、出力を上げるよう基地局に要求している。
【0005】このように、CDMA方式の移動端末は、
待ち受け中・通信中に関わらず常にセルを監視しなけれ
ばならない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、セル検出に時
間をかけてしまうと消費電力が増大して待ち受け時間が
低下してしまう。さらに、通話中においては、セルを監
視する処理が他の処理を圧迫してしまい、データ通信中
のスループットの悪化や通信の安定性に影響を及ぼす可
能性がある。
【0007】CDMA方式通信装置における消費電力の
低減を目的とした発明として、特開2001−1969
69号公報に開示される「CDMA方式通信装置及びそ
のパスサーチ方法」がある。しかしながら、上記従来技
術は、通信サービス圏内に復帰するための動作を素早く
完了して消費電力を低減するものであり、待ち受け中・
通話中の消費電力の低減に寄与するものではない。
【0008】本発明はかかる問題に鑑みてなされたもの
であり、CDMA方式の移動端末において、待ち受け中
・通話中の消費電力を低減することを目的とする。ま
た、通信中のスループットおよび通信品質の向上をはか
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、第1の態様として、CDMA方式による無
線通信に適用される移動端末であって、基地局からの信
号を利用して当該移動端末が所属するセルを特定し、監
視対象セルを把握する手段と、拡散符号および同期タイ
ミング情報をセル毎に記憶する記憶手段と、拡散符号お
よび同期タイミング情報を用いて受信信号を逆拡散して
信号強度を測定する測定手段とを有し、監視対象セルの
うち記憶手段に拡散符号および同期タイミング情報が記
憶されているセルについては、測定手段が記憶手段に記
憶されている拡散符号および同期タイミング情報を用い
て受信信号を逆拡散して信号強度を測定し、信号強度が
所定の閾値以上である場合、記憶手段に記憶されている
当該セルにかかる拡散符号および同期タイミング情報を
更新し、信号強度が所定の閾値未満である場合は、記憶
手段に記憶されている当該セルにかかる拡散符号および
同期タイミング情報を記憶手段から消去することを特徴
とするCDMA方式移動端末を提供するものである。
【0010】また、本発明は、上記目的を達成するた
め、第2の態様として、CDMA方式による無線通信に
適用される移動端末であって、基地局からの信号を利用
して当該移動端末が所属するセルを特定し、監視対象セ
ルを把握する手段と、セル毎に拡散符号および同期タイ
ミング情報とを記憶する記憶手段と、拡散符号および同
期タイミング情報とを用いて受信信号を逆拡散して信号
強度を測定する測定手段とを有し、監視対象セルのうち
記憶手段に拡散符号および同期タイミング情報が記憶さ
れているセルについては、測定手段が記憶手段に記憶さ
れている拡散符号および同期タイミング情報を用いて受
信信号を逆拡散して信号強度を測定し、信号強度が所定
の閾値以上である場合、記憶手段に記憶されている当該
セルにかかる拡散符号および同期タイミング情報を更新
し、信号強度が所定の回数連続して所定の閾値を下回っ
たセルにかかる拡散符号および同期タイミング情報を記
憶手段から消去することを特徴とするCDMA方式移動
端末を提供するものである。
【0011】また、本発明は、上記目的を達成するた
め、第3の態様として、拡散符号および同期タイミング
情報をセル毎に記憶する記憶手段を有するCDMA方式
移動端末におけるセル監視方法であって、基地局からの
信号に基づいて当該移動端末が所属するセルを特定し、
監視対象セルを把握するステップと、監視するセルにつ
いての拡散符号および同期タイミング情報が記憶手段に
記憶されているか否かを判断するステップと、記憶手段
に拡散符号および同期タイミング情報とが記憶されてい
るセルからの受信信号を、記憶手段に記憶されている拡
散符号および同期タイミング情報とを用いて逆拡散する
ステップと、逆拡散した受信信号の信号強度が所定の閾
値以上であるか否かを判定するステップと、信号強度が
所定の閾値以上の場合、記憶手段に記憶されている当該
セルにかかる拡散符号および同期タイミング情報を更新
するステップと、信号強度が所定の閾値未満の場合、記
憶手段に記憶されている当該セルにかかる拡散符号およ
び同期タイミング情報を消去するステップとを有するこ
とを特徴とするセル監視方法を提供するものである。
【0012】また、本発明は、上記目的を達成するた
め、第4の態様として、拡散符号および同期タイミング
情報をセル毎に記憶する記憶手段を有するCDMA方式
移動端末におけるセル監視方法であって、基地局からの
信号に基づいて当該移動端末が所属するセルを特定し、
監視対象セルを把握するステップと、監視するセルにつ
いての拡散符号および同期タイミング情報が記憶手段に
記憶されているか否かを判断するステップと、記憶手段
に拡散符号および同期タイミング情報とが記憶されてい
るセルからの受信信号を、記憶手段に記憶されている拡
散符号および同期タイミング情報とを用いて逆拡散する
ステップと、逆拡散した受信信号の信号強度が所定の閾
値以上であるか否かを判定するステップと、信号強度が
所定の閾値未満の場合、所定の回数連続して所定閾値を
下回ったか否かを判定するステップと、所定の回数連続
して所定の閾値を下回った場合、記憶手段に記憶されて
いる当該セルにかかる拡散符号および同期タイミング情
報を消去するステップとを有することを特徴とするセル
監視方法を提供するものである。
【0013】また、本発明は、上記目的を達成するた
め、第5の態様として、拡散符号および同期タイミング
情報をセル毎に記憶する記憶手段を有するCDMA方式
移動端末におけるセル監視方法であって、基地局からの
信号に基づいて当該移動端末が所属するセルを特定し、
監視対象セルを把握するステップと、監視するセルにつ
いての拡散符号および同期タイミング情報が記憶手段に
記憶されているか否かを判断するステップと、記憶手段
に拡散符号および同期タイミング情報が記憶されていな
いセルについては、セルサーチを行って当該セルにかか
る拡散符号および同期タイミング情報を取得するステッ
プと、取得した拡散符号および同期タイミング情報を記
憶手段に記憶させるステップとを有することを特徴とす
るセル監視方法を提供するものである。
【0014】上記本発明の第1の態様、または第2の態
様において、監視対象セルのうち記憶手段に拡散符号お
よび同期タイミング情報が記憶されていないセルについ
ては、セルサーチを行って拡散符号および同期タイミン
グ情報を取得し、取得した拡散符号および同期タイミン
グ情報を記憶手段に記憶させることが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】〔第1の実施形態〕図1に、本発
明を好適に実施した第1の実施形態にかかるCDMA方
式移動端末の通信機能部の構成を示す。通信機能部は、
アンテナ101、RF部102、セルサーチ部103、
プロセッサ104、メモリ105、記憶媒体106を有
する。アンテナ101は、移動端末と基地局との間で電
波の送受信を行い通信を確立する。RF部102は、ア
ンテナ101を介して送受信する無線信号を変復調する
部分である。セルサーチ部103は、RF部102によ
って復調された共通パイロットチャンネル(同期確立用
に基地局が常時発信している信号)や監視チャネルを直
交符号逆拡散し、パワー測定(信号強度測定)を行う部
分である。また、パワー測定の結果をもとに、セル毎の
同期タイミング(無線スロットタイミング、無線フレー
ムタイミング:15スロット=1フレーム=10m
s)、拡散コードを検出する部分である。プロセッサ1
04は、記憶媒体106に記憶されているプログラムを
読み出して、そのプログラムを実行する。メモリ105
は、プロセッサ104からの情報を格納する機能に加
え、プロセッサ104が処理を実行するための作業領域
としても機能する。記憶媒体106には、プロセッサ1
04が実行するプログラムが予め記憶されている。記憶
媒体106には、ROM、EPROM、EEPROM等
を適用できる。なお、基地局からの信号を利用して移動
端末が所属するセルを特定し、監視対象セルを把握する
手段には公知の技術を適用できる。
【0016】図2に、本実施形態によるCDMA方式移
動端末のセル監視動作の流れを示す。移動端末の電源が
投入されると、プロセッサ104は記憶媒体106から
プログラムを読み出して、セルを監視できる状態に移行
する。換言すると、プロセッサ104は、基地局からの
信号を利用して当該移動端末が所属するセルを特定し、
監視対象セルを把握する。セルの検出を要求する際に
は、プロセッサ104は、そのセルが新規に検出すべき
セルであるか否かを判断する(ステップS101)。す
なわち、プロセッサ104は、検出しようとするセルの
データ(拡散コード・同期タイミング情報)がメモリ1
05に記憶されているか否かを判断する。
【0017】新規に検出する必要があるセルの場合(ス
テップS101/Yes)、すなわち、検出しようとす
るセルのデータがメモリ105に記憶されていない場
合、セルサーチ部103は通常の検出処理を行う(ステ
ップS102)。プロセッサ104は、検出結果(拡散
コード・同期タイミング情報、以下同じ。)をメモリ1
05に記憶させて(ステップS103)、処理を終了す
る。
【0018】一方、検出しようとするセルが以前に検出
したことのあるセルの場合(ステップS101/N
o)、すなわち、検出しようとするセルのデータがメモ
リ105に記憶されている場合、セルサーチ部103
は、メモリ105に記憶されている拡散コード・同期タ
イミング情報を利用して監視チャネルの受信パワー(受
信信号の信号強度)を測定する(ステップS104)。
【0019】プロセッサ104は、測定された受信パワ
ーが閾値以上であるか否かを判定する(ステップS10
5)。受信パワーが閾値以上であった場合(ステップS
105/Yes)、プロセッサ104は、そのセルは監
視できたものと判断し、検出結果をメモリ105に記憶
させる(ステップS103)。
【0020】一方、受信パワーが閾値を下回った場合は
(ステップS105/No)、プロセッサ104は、そ
のセルを見失ったと判断し、当該セルのデータをメモリ
105からクリアする(ステップS106)。これによ
りプロセッサ104は、このセルを次回監視する際には
このセルを新規に検出すべきセルと判断する。
【0021】本実施形態では、一度検出に成功したセル
のデータ(拡散符号、同期タイミング)をメモリに格納
しておき、このデータを利用してセルを監視することに
より、従来よりもセルの検出を高速化できる。よって、
待ち受け中・通話中の消費電力を低減でき、通信中のス
ループットおよび通信品質の向上を実現できる。
【0022】〔第2の実施形態〕本発明を好適に実施し
た第2の実施形態にかかるCDMA方式移動端末につい
て説明する。本実施形態によるCDMA方式移動端末の
通信機能部は第1の実施形態と同様である。なお本実施
形態ではメモリ105上に、監視チャネルの受信パワー
が所定の閾値を連続して下回った回数を計測するNG検
出カウンタが実現される。
【0023】図3に、本実施形態によるCDMA方式移
動端末の通信機能部の動作例を示す。移動端末の電源が
投入されるとプロセッサ104は記憶媒体106に格納
されているプログラムを読み出して、セルを監視できる
状態に移行する。換言すると、プロセッサ104は、基
地局からの信号を利用して当該移動端末が所属するセル
を特定し、監視対象セルを把握する。セルの検出を要求
する際に、プロセッサ104は、そのセルが新規に検出
すべきセルであるか否かを判断する(ステップS20
1)。すなわち、プロセッサ104は、検出しようとす
るセルのデータ(拡散コード・タイミング情報)がメモ
リ105に記憶されているか否かを判断する。新規に検
出する必要があるセルの場合(ステップS201/Ye
s)、すなわち、検出しようとするセルのデータがメモ
リ105に記憶されていない場合、セルサーチ部103
は通常の検出処理を行う(ステップS202)。プロセ
ッサ104は、検出結果をメモリ105に記憶させて
(ステップS203)、処理を終了する。
【0024】一方、検出しようとするセルが以前に検出
したことのあるセルの場合(ステップS201/N
o)、すなわち、検出しようとするセルのデータがメモ
リ105に記憶されている場合、セルサーチ部103
は、メモリ105に記憶されている拡散コード・同期タ
イミング情報を利用して監視チャネルの受信パワーを測
定する(ステップS204)。
【0025】プロセッサ104は、測定された受信パワ
ーが閾値以上であるか否かを判定する(ステップS20
5)。受信パワーが閾値以上であった場合(ステップS
205/Yes)、プロセッサ104は、そのセルは監
視できたものと判断し、検出NGカウンタをクリアする
(ステップS206)。その後プロセッサ104は、検
出結果をメモリ105に記憶させる(ステップS20
3)。
【0026】一方、受信パワーが閾値を下回った場合は
(ステップS205/No)、プロセッサ104は、検
出NGカウンタの値を1増加させる(ステップS20
7)。その後、プロセッサ104は、検出NGカウンタ
の値が所定の値以上になったか否か(換言すると、所定
の回数連続して受信パワーが閾値を下回ったか否か)を
判断する(ステップS208)。検出NGカウンタの値
が所定の値に達していない場合(ステップS208/Y
es)、プロセッサ104はメモリ105に記憶されて
いる検出結果を更新せずに、処理を終了する。一方、検
出NGカウンタの値が所定の値に達した場合(ステップ
S208/No)、プロセッサ104は、そのセルを見
失ったと判断し、当該セルのデータをメモリ105から
クリアする(ステップS209)。これによりプロセッ
サ104は、このセルを次回監視する際にはこのセルを
新規に検出すべきセルと判断する。
【0027】本実施形態によるCDMA方式移動端末
は、一定回数以上連続して受信パワーが閾値を下回った
セルを見失ったと判断することにより、フェージング等
の影響によって瞬間的に受信パワーが低下した場合で
も、高速なセル監視を継続して行える。例えば、建造物
の陰やトンネル等に移動端末のユーザが入った場合、あ
るいはユーザの近傍を車や電車等が通過した場合でも高
速なセル監視を継続して行える。
【0028】なお、本発明は上記各実施形態に限定され
るものではない。例えば、プロセッサ104がソフトウ
ェア処理で行っている処理の一部をハードウェアによる
処理としても良い。また、上記実施形態では、NG検出
カウンタをメモリ105上に実現しているが、ハードウ
ェアを用いた構成として実現しても良い。このように、
本発明は主旨を逸脱しない範囲内において、様々に変形
実施することが可能である。
【0029】
【発明の効果】以上の説明により明らかなように、本発
明によれば、以前に行ったセルサーチの結果を保持し、
その情報を用いて監視チャネルのパワー測定のみを行っ
てセルを監視することで、処理を高速化できる。また、
監視チャネルの受信パワーが一定回数以上連続して閾値
を下回った場合のみ新たにセルを検出することにより、
フェージング等によって受信パワーが低下した場合で
も、高速なセル監視を継続して実行できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を好適に実施したCDMA方式移動端末
の通信機能部の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明を好適に実施した第1の実施形態による
CDMA方式移動端末のセル監視動作の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図3】本発明を好適に実施した第2の実施形態による
CDMA方式移動端末のセル監視動作の流れを示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
101 アンテナ 102 RF部 103 セルサーチ部 104 プロセッサ 105 メモリ 106 記憶媒体
フロントページの続き Fターム(参考) 5K022 EE02 EE32 EE36 5K047 AA15 BB01 GG34 KK04 MM11 MM24 5K067 AA43 BB04 CC10 EE02 EE10 FF02 HH23 JJ52 JJ54 JJ71 KK15

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CDMA方式による無線通信に適用され
    る移動端末であって、 基地局からの信号を利用して当該移動端末が所属するセ
    ルを特定し、監視対象セルを把握する手段と、 拡散符号および同期タイミング情報をセル毎に記憶する
    記憶手段と、 拡散符号および同期タイミング情報を用いて受信信号を
    逆拡散して信号強度を測定する測定手段とを有し、 監視対象セルのうち前記記憶手段に拡散符号および同期
    タイミング情報が記憶されているセルについては、前記
    測定手段が前記記憶手段に記憶されている拡散符号およ
    び同期タイミング情報を用いて受信信号を逆拡散して信
    号強度を測定し、 信号強度が所定の閾値以上である場合は、前記記憶手段
    に記憶されている当該セルにかかる拡散符号および同期
    タイミング情報を更新し、信号強度が所定の閾値未満で
    ある場合は、前記記憶手段に記憶されている当該セルに
    かかる拡散符号および同期タイミング情報を前記記憶手
    段から消去することを特徴とするCDMA方式移動端
    末。
  2. 【請求項2】 CDMA方式による無線通信に適用され
    る移動端末であって、 基地局からの信号を利用して当該移動端末が所属するセ
    ルを特定し、監視対象セルを把握する手段と、 セル毎に拡散符号および同期タイミング情報とを記憶す
    る記憶手段と、 拡散符号および同期タイミング情報とを用いて受信信号
    を逆拡散して信号強度を測定する測定手段とを有し、 監視対象セルのうち前記記憶手段に拡散符号および同期
    タイミング情報が記憶されているセルについては、前記
    測定手段が前記記憶手段に記憶されている拡散符号およ
    び同期タイミング情報を用いて受信信号を逆拡散して信
    号強度を測定し、 信号強度が所定の閾値以上である場合、前記記憶手段に
    記憶されている当該セルにかかる拡散符号および同期タ
    イミング情報を更新し、信号強度が所定の回数連続して
    所定の閾値を下回ったセルにかかる拡散符号および同期
    タイミング情報を前記記憶手段から消去することを特徴
    とするCDMA方式移動端末。
  3. 【請求項3】 監視対象セルのうち前記記憶手段に拡散
    符号および同期タイミング情報が記憶されていないセル
    については、セルサーチを行って拡散符号および同期タ
    イミング情報を取得し、取得した拡散符号および同期タ
    イミング情報を前記記憶手段に記憶させることを特徴と
    する請求項1または2記載のCDMA方式移動端末。
  4. 【請求項4】 拡散符号および同期タイミング情報をセ
    ル毎に記憶する記憶手段を有するCDMA方式移動端末
    におけるセル監視方法であって、 基地局からの信号に基づいて当該移動端末が所属するセ
    ルを特定し、監視対象セルを把握するステップと、 監視するセルについての拡散符号および同期タイミング
    情報が前記記憶手段に記憶されているか否かを判断する
    ステップと、 前記記憶手段に拡散符号および同期タイミング情報とが
    記憶されているセルからの受信信号を、前記記憶手段に
    記憶されている拡散符号および同期タイミング情報とを
    用いて逆拡散するステップと、 逆拡散した受信信号の信号強度が所定の閾値以上である
    か否かを判定するステップと、 信号強度が所定の閾値以上の場合、前記記憶手段に記憶
    されている当該セルにかかる拡散符号および同期タイミ
    ング情報を更新するステップと、 信号強度が所定の閾値未満の場合、前記記憶手段に記憶
    されている当該セルにかかる拡散符号および同期タイミ
    ング情報を消去するステップとを有することを特徴とす
    るセル監視方法。
  5. 【請求項5】 拡散符号および同期タイミング情報をセ
    ル毎に記憶する記憶手段を有するCDMA方式移動端末
    におけるセル監視方法であって、 基地局からの信号に基づいて当該移動端末が所属するセ
    ルを特定し、監視対象セルを把握するステップと、 監視するセルについての拡散符号および同期タイミング
    情報が前記記憶手段に記憶されているか否かを判断する
    ステップと、 前記記憶手段に拡散符号および同期タイミング情報とが
    記憶されているセルからの受信信号を、前記記憶手段に
    記憶されている拡散符号および同期タイミング情報とを
    用いて逆拡散するステップと、 逆拡散した受信信号の信号強度が所定の閾値以上である
    か否かを判定するステップと、 信号強度が所定の閾値未満の場合、所定の回数連続して
    所定閾値を下回ったか否かを判定するステップと、 所定の回数連続して所定の閾値を下回った場合、前記記
    憶手段に記憶されている当該セルにかかる拡散符号およ
    び同期タイミング情報を消去するステップとを有するこ
    とを特徴とするセル監視方法。
  6. 【請求項6】 拡散符号および同期タイミング情報をセ
    ル毎に記憶する記憶手段を有するCDMA方式移動端末
    におけるセル監視方法であって、 基地局からの信号に基づいて当該移動端末が所属するセ
    ルを特定し、監視対象セルを把握するステップと、 監視するセルについての拡散符号および同期タイミング
    情報が前記記憶手段に記憶されているか否かを判断する
    ステップと、 前記記憶手段に拡散符号および同期タイミング情報が記
    憶されていないセルについては、セルサーチを行って当
    該セルにかかる拡散符号および同期タイミング情報を取
    得するステップと、 取得した拡散符号および同期タイミング情報を前記記憶
    手段に記憶させるステップとを有することを特徴とする
    セル監視方法。
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