JP2003142915A - アンテナおよびその共振周波数調整方法 - Google Patents

アンテナおよびその共振周波数調整方法

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JP2003142915A
JP2003142915A JP2001333588A JP2001333588A JP2003142915A JP 2003142915 A JP2003142915 A JP 2003142915A JP 2001333588 A JP2001333588 A JP 2001333588A JP 2001333588 A JP2001333588 A JP 2001333588A JP 2003142915 A JP2003142915 A JP 2003142915A
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antenna
conductor
antenna conductor
resonance frequency
widened portion
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JP2001333588A
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Shunichi Murakawa
俊一 村川
Kazuo Watada
一雄 和多田
Akinori Sato
昭典 佐藤
Hiroshi Yoshizaki
広 吉崎
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Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 帯域幅が広く、また、共振周波数を簡単に調
整できるアンテナを提供することを目的とする。 【解決手段】 誘電体材料または磁性材料から成る基体
11の表面および/または内部に線状のアンテナ導体13を
備えるとともに、このアンテナ導体13はその途中に拡幅
部14を有するアンテナとする。アンテナ導体13に拡幅部
14を設けることで帯域幅を広げることができ、また、こ
の拡幅部14をその外辺からアンテナ導体13の線幅に相当
する部位までの領域でアンテナ導体13の配設方向と略平
行な方向、または略垂直な方向に部分的に除去すること
で、共振周波数を下げるように、または上げるように調
整することができる

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯移動端末用や
ロ−カルエリアネットワ−ク(LAN)用等に用いられ
る小型のアンテナおよびその共振周波数調整方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の移動体通信用携帯端末におけるア
ンテナは、例えば図9に斜視図で示すように、携帯端末
20の筐体にホイップアンテナ21を取り付けるものが一般
的である。
【0003】近年、移動体通信の発展とサ−ビスの多様
化とにより携帯端末の普及が進み、これに伴って、持ち
運びを考慮して筐体の小型化が進み、内蔵部品の小型化
・軽量化が進んできた。このため、アンテナについても
同様に、小型化・軽量化が望まれている。
【0004】このような状況から、携帯端末用のアンテ
ナとして、ヘリカル構造を有する小型アンテナが開発さ
れている。
【0005】図10は、特開平9−51221号公報に開示さ
れているヘリカル構造を有するチップアンテナ30の透視
斜視図であり、誘電体基体31に設けられた給電用端子33
の接続部である給電端34とつながったヘリカル状の導体
32を有する構造となっている。このようにアンテナ導体
をヘリカル状にすることにより、アンテナの小型化がな
されている。
【0006】また、図11は、特開平9−214231号公報に
開示されているヘリカル構造を有するチップアンテナ40
の透視斜視図であり、基体41の内部の高さ方向に螺旋状
に巻回される電力供給用導体42と、基体11の表面に、電
気的に浮いた状態の略矩形状の電力放射用電極43と、電
力供給用導体42に電圧を印加するための給電用端子45と
を備えており、電力供給用導体42の一端は、給電部44を
形成し、給電用端子45に接続されている。このアンテナ
によれば、電力供給用導体42と電力放射用電極43とを有
しているため、低い共振周波数において、比帯域幅を広
くすることができるというものである。
【0007】また、図12は、特開平9−284029号公報に
開示されているチップアンテナ50の透視斜視図であり、
基体51に設けられた給電用端子54の接続部である給電部
53とつながったヘリカル状の導体52がループ状に形成さ
れた構造となっている。導体52をループ状に形成する
ことにより、放射効率を増加させ、比帯域幅を広くする
ことを可能としているというものである。
【0008】さらに、図13は、特開平10−98322号公報
に開示されているチップアンテナ60の透視斜視図であ
り、基体61に螺旋状に巻回される導体62と、この導体62
の一端が接続される給電用端子63と、導体62の他端が接
続される直線状の容量形成用導体64とを備えている。こ
れによれば、容量形成用導体64を備えているため、これ
が搭載される携帯端末のグランドとの間で容量形成用導
体64の形状に比例した容量を形成し、帯域を広く保つこ
とができるというものである。
【0009】さらにまた、図14は、特開平10−145124号
公報に開示されているチップアンテナ70の透視斜視図で
あり、基体71の内部に長手方向に螺旋状に巻回される導
体72と、基体71の表面に設けられた抵抗73とを、給電用
端子74および配線パターン75を介して直列接続すること
により、チップアンテナ70の実質的なQを低下させるこ
とができるため、帯域幅を広げることができるというも
のである。
【0010】このように、アンテナ導体をヘリカル状に
すること、およびこのヘリカル状の導体の放射効率を上
げたり、導体に容量を形成させたり抵抗を接続したりす
ることによって、アンテナの小型化・広帯域化を行な
い、携帯端末の高性能化・高機能化を行なうことがなさ
れている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】これらの従来のチップ
アンテナは、その構造上、グランド状態や周囲の環境に
よってアンテナ特性が変化するため、ノイズに影響され
ない程度の帯域幅が必要である。ところが、以上のよう
な従来のチップアンテナについては、帯域幅が共振周波
数の4〜5%と狭くなっていた。
【0012】特に、図14に示すチップアンテナ70につい
ても、従来よりは広いが帯域幅は約7.2%程度とまだ狭
いものであり、さらにこのチップアンテナ70は、導体72
と抵抗75とが直列に接続されるため、抵抗75の部分の電
流の流れが変わり、放射特性が歪んでしまうという不具
合があった。
【0013】また、以上のような小型のチップアンテナ
において共振周波数のズレを調整するには、導体の電気
長を調整することで共振周波数を調整することが行なわ
れている。しかしながら、この調整方法は、出来上がっ
たアンテナの導体を削って周波数を高くする調整は可能
であるが、低くする調整は難しいという問題があった。
【0014】本発明は以上のような問題点を解決するた
めになされたものであり、その目的は、帯域幅が広く、
広範囲の周波数を送受信する無線機器に使用するのに好
適な、共振周波数を容易に調整することが可能なアンテ
ナを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明者らは研究を重ね
た結果、以下のような構成のアンテナおよびその共振周
波数調整方法を用いることにより上述の課題を解決でき
ることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0016】すなわち、本発明のアンテナは、誘電体材
料または磁性材料から成る基体の表面および/または内
部に線状のアンテナ導体を備えるとともに、このアンテ
ナ導体はその途中に拡幅部を有することを特徴とするも
のである。
【0017】また、本発明のアンテナは、上記構成にお
いて、前記アンテナ導体がヘリカル構造であることを特
徴とするものである。
【0018】また、本発明のアンテナは、上記構成にお
いて、前記アンテナ導体を前記基体の表面に備えるとと
もに、前記拡幅部がその外辺から前記アンテナ導体の線
幅に相当する部位までの領域で部分的に除去されている
ことを特徴とするものである。
【0019】一方、本発明のアンテナの共振周波数調整
方法は、誘電体材料または磁性材料から成る基体の表面
に線状のアンテナ導体を備えるとともに、このアンテナ
導体はその途中に拡幅部を有するアンテナの共振周波数
を、前記拡幅部をその外辺から前記アンテナ導体の線幅
に相当する部位までの領域で部分的に除去することによ
り調整することを特徴とするものである。
【0020】また、本発明のアンテナの共振周波数調整
方法は、上記構成において、前記アンテナ導体がヘリカ
ル構造であることを特徴とするものである。
【0021】また、本発明のアンテナの共振周波数調整
方法は、上記各構成において、前記拡幅部を前記アンテ
ナ導体の配設方向に対して略平行な方向に除去すること
により、前記共振周波数を下げる、あるいは前記拡幅部
を前記アンテナ導体の配設方向に対して略垂直な方向に
除去することにより、前記共振周波数を上げることを特
徴とするものである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態について説明する。
【0023】図1は、本発明のアンテナの実施の形態の
第1の例を示す透視斜視図である。この第1の例のアン
テナ1は、移動体通信またはLAN(Local Area Netwo
rk)等に使用されるものである。このアンテナ1は、セ
ラミックス等の誘電体材料または磁性材料から成る直方
体状の基体11の表面に、基体11の長手方向に螺旋状に巻
回されたヘリカル構造をした線状のアンテナ導体13を備
えたものであり、このアンテナ導体13の途中に、線状の
アンテナ導体13の線幅よりも線幅が広い拡幅部14を複数
有している。また、基体11の端面には、アンテナ導体13
に電圧を印加するための給電用端子12を有している。
【0024】本発明のアンテナにおいて拡幅部14とは、
アンテナ導体13の他の線状の導体部位に比べて線幅が拡
げられている、または線形が異なって導体の幅が拡げら
れている部位のことであり、このような拡幅部14を備え
ることにより、アンテナ導体13のインピ−ダンスを高く
してアンテナの帯域幅を広げることができる。しかも、
拡幅部14はアンテナ導体13と同じ材質から成るため、図
14に示す例のような面積の大きな抵抗73を付加しなけれ
ばならないという不都合もない。
【0025】また、この拡幅部14は、アンテナに要求さ
れる特性に応じてアンテナ導体13の途中に1箇所または
複数箇所設ければよい。特に、拡幅部14をアンテナ導体
13の途中に1箇所だけでなく、アンテナ導体13のほぼ全
体にわたるように複数箇所配置すると、アンテナ導体13
における電流分布を均等化させることができ、放射特性
を良好にすることができる。
【0026】そして、この第1の例のアンテナ1のよう
に、アンテナ導体13を基体11の表面に形成することによ
り、容易に製造することができ、また、アンテナ導体13
の拡幅部14に対するトリミングによる共振周波数の調整
が容易に行なえるものとなる。
【0027】また、アンテナ導体13の拡幅部14を基体11
の上下面に設けることにより、アンテナ導体13における
電流分布を均等化させることができ、放射特性を良好に
することができる。
【0028】さらに、アンテナ導体13の拡幅部14を長方
形の形状とすることにより、電流分布の乱れを抑えるこ
とができるものとなる。
【0029】なお、線状のアンテナ導体13は、モノポー
ル構造やミアンダ構造であっても、この例に示すように
ヘリカル構造であってもよいが、特に、ヘリカル構造と
したときには、アンテナ導体13の電気長を長く形成する
ことができ、また、左右対称構造であることから、均等
な電流分布を実現できるアンテナとなる。
【0030】基体11は、例えばアルミナを主成分とする
誘電体材料(比誘電率:約9.6)から成る粉末をプレス
して焼成されたセラミックス等の誘電体材料、またはN
i−Znフェライト・バリウムフェライト・YIG等の
磁性材料から構成される。
【0031】次に、図2は、本発明のアンテナの実施の
形態の第2の例を示す透視斜視図であり、図1と同様の
箇所には同じ符号を付してある。この第2の例のアンテ
ナ2が第1の例のアンテナ1と異なる点は、アンテナ導
体13および拡幅部14が基体11の内部に形成されている点
である。例えば、誘電体材料または磁性材料の層を複数
積層して成る直方体状の基体11の中に、銅等から成るア
ンテナ導体13およびその拡幅部14が形成されて構成され
ている。この際、ヘリカル状のアンテナ導体13は、第1
のアンテナ1におけるアンテナ導体13と同様に、基体11
の相対向する一方の側面から他方の側面にかけて設けら
れている。
【0032】そして、この第2の例のアンテナ2のよう
に、アンテナ導体13を基体11の内部に形成することによ
り、アンテナ自体を小型化することができるものとな
る。また、拡幅部14を基体11の上下面に対向する部位に
設けることにより、上下にバランスを取った配置にする
ことで、電流分布を均等化でき、放射特性を良好なもの
とすることができる。
【0033】この例における基体11は、例えばアルミナ
を主成分とする誘電体材料からなるグリーンシートを複
数枚積層して構成される。また、アンテナ導体13および
拡幅部14は、このグリーンシートの任意の面に印刷・蒸
着・貼合せ、あるいはメッキによって、銅・ニッケル・
銀・パラジウム・白金・金等より成る導体を所望のパタ
ーンに形成することによって、基体11内部に形成され
る。
【0034】次に、図3は、本発明のアンテナの実施の
形態の第3の例を示す透視斜視図であり、図1と同様の
箇所には同じ符号を付してある。この第3の例のアンテ
ナ3が第1の例のアンテナ1と異なる点は、基体11の表
面に形成されたアンテナ導体13の拡幅部14が基体11の厚
み方向に、すなわち基体11の側面に形成されている点で
ある。
【0035】そして、この第3の例のアンテナ3のよう
に、アンテナ導体13の拡幅部14を基体11の側面に設ける
ことにより、電流分布の均等化させることができ、放射
特性を良好なものとすることができる。
【0036】次に、図4は、本発明のアンテナの実施の
形態の第4の例を示す透視斜視図であり、図1と同様の
箇所には同じ符号を付してある。この第4の例のアンテ
ナ4が第1の例のアンテナ1と異なる点は、基体11の表
面に形成されたアンテナ導体13の拡幅部14が基体11の上
下面および側面のそれぞれに形成されている点である。
【0037】そして、この第4の例のアンテナ4のよう
に、アンテナ導体13の拡幅部14を基体11の上下面および
側面のそれぞれに設けることにより、リアクタンスおよ
び容量をアンテナ素子全体において均等化でき、放射特
性を良好なものとすることができる。
【0038】次に、図5は、本発明のアンテナの実施の
形態の第5の例を示す透視斜視図であり、図1と同様の
箇所には同じ符号を付してある。この第5の例のアンテ
ナ5が第1の例のアンテナ1と異なる点は、基体11の表
面に形成されたアンテナ導体13の拡幅部14が、第1の例
のアンテナ1では長方形の形状であったのに対し、楕円
形の形状である点である。
【0039】そして、この第5の例のアンテナ5のよう
に、基体11の上下面に設けたアンテナ導体13の拡幅部14
を楕円形の形状とすることにより、電流の流れをスム−
ズにでき、導体損を低減させることができ、放射特性を
良好なものとすることができる。
【0040】さらに、図6は、本発明のアンテナの実施
の形態の第6の例を示す透視斜視図であり、図1と同様
の箇所には同じ符号を付してある。この第6の例のアン
テナ6が第1の例のアンテナ1と異なる点は、基体11の
表面に形成されたアンテナ導体13の拡幅部14が、第1の
例のアンテナ1では長方形の形状であったのに対し、円
形の形状である点である。
【0041】そして、この第6の例のアンテナ6のよう
に、基体11の上下面に設けたアンテナ導体13の拡幅部14
を円形の形状とすることにより、電流の流れをスム−ズ
にでき、導体損を低減させることができ、放射特性を良
好なものとすることができる。
【0042】以上の実施の形態の各例において、基体11
は誘電体材料から成る複数のグリーンシートを積層・ス
タックし、プレスした後に焼成したものを用いてもよ
い。また、樹脂とセラミックスとを混合した複合材や、
樹脂、またはNi−Znフェライト・バリウムフェライ
ト等の磁性材料を用いてもよい。
【0043】上記の例では、基体11がアルミナを主体と
する誘電体材料により構成される場合について説明した
が、基体11はこの誘電体材料に限定されるものではな
く、マグネシア・カルシアを主成分とする誘電体材料
や、ネオジウム・アルミナを主成分とする誘電体材料、
その他、高誘電率材料、ニッケル・コバルト・鉄を主成
分とする磁性材料、あるいは、樹脂と誘電体材料との混
合材料・樹脂と磁性材料との混合材料といった、様々な
誘電率や透磁率を有する混合材料から成るものであって
もよい。
【0044】また、基体11を誘電体材料で構成すると、
信号の伝搬速度が遅くなり、波長短縮が生じるため、基
体11の比誘電率をεrとすると、実効線路長は1/εr
1/2倍になり、実効長が短くなる。したがって、電流分
布の領域が増えるため、放射する電波の量が多くなり、
アンテナの利得を向上させることができる。また逆に、
従来のアンテナ特性と同じ特性にした場合には、線路長
は1/εr1/2になり、アンテナを小型化することがで
きる。
【0045】一方、基体11として磁性材料を用いると、
透磁率μが大きいと波長短縮効果が得られ、線路長を1
/μ1/2にすることができ、小型化することができる。
また、透磁率μが大きいとアンテナ導体13のインピ−ダ
ンスが高くなり、アンテナのQを低下させられることか
ら、帯域幅を広くすることができる。
【0046】アンテナ導体13およびその拡幅部14を構成
する導体パタ−ンは、銅・ニッケル・銀・パラジウム・
白金・金またはそれらの合金を主成分とする金属を用い
て形成する。これらの金属を用いて、印刷・蒸着・貼合
せ、あるいはメッキによって導体層を所望のパターン形
状に形成すること等によって所定のアンテナ導体13およ
び拡幅部14が設けられる。その後、大気炉および/また
は還元炉によって基体11に焼き付けるようにしてもよ
い。
【0047】なお、以上の実施の形態の第1〜第6の例
においては、アンテナ導体13の拡幅部14がほぼ1列に並
んで形成されている場合を示したが、アンテナ導体13お
よび拡幅部14の構造はこれらの配列に限定されるもので
はなく、任意の箇所に適当に分散させて配置した構造で
もよいことは言うまでもない。
【0048】次いで、本発明のアンテナの共振周波数調
整方法について説明する。
【0049】図7(a)〜(c)はそれぞれ本発明のア
ンテナの共振周波数調整方法の実施の形態の例を説明す
るための平面図であり、それぞれ図1に示したアンテナ
1の拡幅部14を有するアンテナ導体13を例にとって示し
たものである。これらの図において、11はアンテナの基
体、13はアンテナ導体、14は拡幅部であり、(a)に示
すaは線状のアンテナ導体13の線幅を、bは拡幅部14の
アンテナ導体13の線幅からの突出幅を、cは拡幅部14の
長さを、dは基体11の上面におけるアンテナ導体13の導
体長を、Pはアンテナ導体13の線間寸法を表す。このと
き、アンテナ導体13の線幅aは0.1μm〜3mm、拡幅
部14の突出幅bはアンテナ導体13の線幅aの0.1〜1000
倍程度が好ましい。拡幅部14の突出幅bがアンテナ導体
13の線幅aの0.1倍より小さいと、本発明の効果がほと
んどなくなる傾向がある。他方、1000倍より大きくなる
と、基本のアンテナ導体13との差が大きくなりすぎて、
電流分布の乱れが発生する傾向がある。なお、隣接する
拡幅部14同士が接触しないことが必要である。
【0050】次に、図7(b)および(c)は、それぞ
れ本発明のアンテナの共振周波数調整方法において拡幅
部14の一部をトリミング等により部分的に除去する場合
の一例を示した図である。本発明のアンテナの共振周波
数調整方法においては、アンテナ導体13に設けた拡幅部
14を、その外辺からアンテナ導体13の線幅に相当する部
位までの領域で部分的に除去することにより、共振周波
数を調整する。このとき、例えば図7(c)に示すよう
に、拡幅部14のアンテナ導体13の配設方向に対して略平
行な方向に、外辺からアンテナ導体13の線幅に相当する
部位までの領域の部分14bを除去することにより、共振
周波数を低く下げるように調整することができる。ま
た、図7(b)に示すように、拡幅部14のアンテナ導体
13の配設方向に対して略垂直な方向に、外辺からアンテ
ナ導体13の線幅に相当する部位までの領域の部分14aを
除去することにより、共振周波数を高く上げるように調
整することができる。このように本発明のアンテナの共
振周波数調整方法によれば、線状のアンテナ導体13が拡
幅部14を備えており、その拡幅部14を部分的に除去する
ことで共振周波数を所望の値に調整することができ、そ
の除去する部位を変えることにより、共振周波数を高く
したり、低くしたりすることが容易に行なえる。
【0051】なお、図7(c)に示す拡幅部14のアンテ
ナ導体13の配設方向に対して略平行な方向に外辺からア
ンテナ導体13の線幅に相当する部位までの領域の部分14
bを除去する寸法e、および(b)に示す拡幅部14のア
ンテナ導体13の配設方向に対して略垂直な方向に外辺か
らアンテナ導体13の線幅に相当する部位までの領域の部
分14aを除去する寸法fは、それぞれ共振周波数の調整
のための削除寸法を示しているものである。これら寸法
e・fは、例えば電磁場解析ソフトを使ってシミュレ−
ションし数値化した後、実際に拡幅部14を部分的に除去
して共振周波数を測定し、この実測値を基に除去量と共
振周波数とを計算して、その大きさの調整を行なってい
けばよい。
【0052】なお、図2に示す本発明の第2の例のアン
テナ2のように、基体11の内部に形成されたアンテナ導
体13を有するものは、外部から拡幅部14を部分的に除去
して本発明の共振周波数の調整方法を行なうことはでき
ないものの、それ以外については、アンテナ導体13が基
体11の表面に形成された本発明のアンテナと同じ種々の
効果を有するものとなる。
【0053】
【実施例】本発明の実施例のアンテナおよび比較例のア
ンテナとして、図7(a)に示す各部の寸法がそれぞれ
a=0.24mm,c=1.0mm,d=3.0mm,P=0.67m
mで、アンテナ導体13の巻回数を10回とし、拡幅部14が
あるb=0.05mmの本発明の第1の例のアンテナ1と、
拡幅部14がないb=0のものとを作製した。なお、基体
11の材料には比誘電率が9.6のアルミナセラミックスを
用い、また基体11の寸法は10×3×1mmとした。ま
た、アンテナ導体13の材料にはAgを用い、基体11のア
ルミナセラミックスに厚膜印刷により、Agペ−ストか
らなるアンテナ導体13および拡幅部14ならびに給電用端
子12を印刷した。そして、これら実施例のアンテナおよ
び比較例のアンテナについて、アンテナの反射損失の周
波数特性をネットワークアナライザにより測定し、それ
らを比較した。その結果を図8に線図で示す。
【0054】図8において、横軸は周波数(単位:GH
z)を、縦軸は反射損失(単位:dB)を表し、反射損
失の周波数特性を示す特性曲線のうち実線は実施例のア
ンテナの結果を、破線は比較例のアンテナの結果を示し
ている。図8に示す結果より、本発明のアンテナによれ
ば、アンテナ導体13の途中に拡幅部14を設けることによ
り、周波数帯域が比較例の約85MHzから約140MHz
へ広がり、広帯域化したことが分かる。
【0055】これは、拡幅部14を設けることでアンテナ
Q値が小さくなり、結果として帯域を広くすることがで
きることによるものである。
【0056】次に、上記の実施例および比較例と同様に
して、アンテナ導体13および拡幅部14の各寸法a,b,
c,d,Pを種々の値に変化させたものを作製し、それ
ぞれの共振周波数f0(GHz),帯域幅fw(MHz)
および比帯域幅(fw/f0)×100(%)をネットワー
クアナライザの測定より求めた。その結果を表1に示
す。表1において、f0は共振周波数を、fwは反射損失
が−10dB以下の周波数帯域幅を示す。
【0057】
【表1】
【0058】表1のNo1〜5を比較すると、拡幅部14の
ない(b=0.00)No1に比べて、拡幅部14を備えて、そ
の突出幅bを大きくするほど(No2〜5)帯域幅fw
大きくできることが分かる。
【0059】また同様に、No6〜9およびNo10〜12を比
較すると、拡幅部14がないアンテナ(No6,10)に比べ
て、拡幅部14がある(No7〜9,11,12)ことで、帯域
幅が広くなることが分かる。
【0060】次に、図7(b)(c)に示すように、こ
の拡幅部14をアンテナ導体13の配設方向と平行な方向に
外辺から幅eで、または垂直な方向に外辺から幅fでレ
ーザートリミング等により部分的に除去することで共振
周波数を調整した実施例の結果を表2に示す。
【0061】
【表2】
【0062】表2のNo13〜15を比較してみると、f0
1.53GHzであるNo13の拡幅部14を、その外辺からアン
テナ導体13の線幅の方向に0.03mmずつの幅eで除去し
たNo14の共振周波数f0は、1.51GHzへ調整できるこ
とが、また、0.05mmずつの幅eで除去したNo15の共振
周波数f0は、1.52GHzへ調整できることが分かる。
【0063】同様に、No16〜18を比較すると、拡幅部14
をアンテナ導体13の配設方向に平行な方向に部分的に除
去することで、共振周波数を小さく下げるように調整で
きることが分かる。
【0064】このように、拡幅部14をアンテナ導体13の
配設方向に略平行な方向に部分的に除去することにより
共振周波数を下げることができるのは、拡幅部14を略平
行に除去することで、隣接する拡幅部14間の距離が広が
って電磁結合が弱くなり、形式上、電気長が長くなった
ことと同じになり、共振周波数を下げることになること
によるものである。
【0065】また、No19〜21を比較してみると、f0
1.57GHzであるNo19の拡幅部14をアンテナ導体13の配
設方向に垂直な部分14aを0.05mmずつの幅fで除去し
たNo20の共振周波数は、1.59GHzへ上げるように調整
できることが分かる。このときも、拡幅部14をアンテナ
導体13の配設方向に垂直な方向に除去する部分は、アン
テナ導体13より広くなっている部分、すなわち拡幅部14
の外辺からアンテナ導体13の線幅に相当する部位までの
領域である。
【0066】このように、拡幅部14をアンテナ導体13の
配設方向に略垂直な方向に部分的に除去することにより
共振周波数を上げることができるのは、アンテナ導体13
の電気長を短くしたことになり、それにより共振周波数
が高くなることによるものである。
【0067】これから分かるように、拡幅部14をアンテ
ナ導体13の配設方向とほぼ平行な方向に除去すると、共
振周波数は低い方へシフトして下げることができ、ま
た、拡幅部14をアンテナ導体13の配設方向とほぼ垂直な
方向に除去すると、共振周波数は高い方へシフトして上
げることができる。
【0068】以上の結果より、アンテナ導体13に拡幅部
14を設けることで、帯域幅を広げることができ、また、
この拡幅部14をその外辺からアンテナ導体13の線幅に相
当する部位までの領域でアンテナ導体13の配設方向と略
平行な方向、または略垂直な方向に部分的に除去するこ
とで、共振周波数を下げるように、または上げるように
調整することができることが確認できた。
【0069】つまり、本発明のアンテナによれば、アン
テナのアンテナ導体13自体で帯域幅を広げることがで
き、また、共振周波数を調整できるため、特別な付加物
または付加スペ−スを必要とせず、小型化が可能であ
る。したがって、帯域の広い周波数帯を送受信する携帯
端末にも好適に使用することができる。
【0070】なお、本発明は以上の実施の形態の例に限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々の変更を加えることは何ら差し支えない。例え
ば、基体11を直方体状(四角柱状)から円柱状にしたり
してもよい。
【0071】
【発明の効果】本発明のアンテナによれば、誘電体材料
または磁性材料から成る基体の表面および/または内部
に線状のアンテナ導体を備えるとともに、このアンテナ
導体はその途中に拡幅部を有することから、アンテナと
しての帯域幅を広げることができ、また、この拡幅部を
その外辺からアンテナ導体の線幅に相当する部位までの
領域で部分的に除去することにより、共振周波数を上下
に調整することができる。
【0072】また、アンテナ導体をヘリカル構造とした
ときには、アンテナ導体の電気長を長く形成でき、ま
た、左右対称であることから、均等な電流分布を実現で
き、放射特性を良好なものとすることができる。
【0073】また、アンテナ導体を基体の表面に備える
とともに、拡幅部がその外辺からアンテナ導体の線幅に
相当する部位までの領域で部分的に除去されていること
により、所望の共振周波数を有する良好なアンテナ特性
のアンテナとなる。
【0074】本発明のアンテナの共振周波数調整方法に
よれば、アンテナ導体を基体の表面に備えた、また、そ
のアンテナ導体がヘリカル構造である本発明のアンテナ
の共振周波数を、前記拡幅部をその外辺から前記アンテ
ナ導体の線幅に相当する部位までの領域で部分的に除去
することにより調整することから、そのように拡幅部を
部分的に除去することで共振周波数を所望の値に調整す
ることができ、その除去する部位を変えることにより、
共振周波数を高くしたり、低くしたりすることを容易に
行なうことができる。
【0075】また、前記拡幅部を前記アンテナ導体の配
設方向に対して略平行な方向に除去することにより、隣
接する拡幅部との電磁結合を弱めることで、電気長が長
くなったのと同じ状態になり、前記共振周波数を下げる
ことができ、前記拡幅部を前記アンテナ導体の配設方向
に対して略垂直な方向に除去することにより、アンテナ
導体の電気長を短くしたことになり、前記共振周波数を
上げることができる。
【0076】以上により、本発明によれば、帯域幅が広
く、広範囲の周波数を送受信する無線機器に使用するの
に好適な、共振周波数を容易に調整することが可能なア
ンテナを提供することができ、これによって、アンテナ
の小型化・広帯域化が可能となり、携帯端末の高性能化
・高機能化に大きく貢献することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアンテナの実施の形態の第1の例を示
す透視斜視図である。
【図2】本発明のアンテナの実施の形態の第2の例を示
す透視斜視図である。
【図3】本発明のアンテナの実施の形態の第3の例を示
す透視斜視図である。
【図4】本発明のアンテナの実施の形態の第4の例を示
す透視斜視図である。
【図5】本発明のアンテナの実施の形態の第5の例を示
す透視斜視図である。
【図6】本発明のアンテナの実施の形態の第6の例を示
す透視斜視図である。
【図7】(a)〜(c)は、それぞれ本発明のアンテナ
の共振周波数調整方法の実施の形態の例を示す平面図で
ある。
【図8】本発明の実施例のアンテナと比較例のアンテナ
との反射損失の周波数特性を示す線図である。
【図9】従来のホイップアンテナを搭載した移動体通信
用携帯端末の例を示す斜視図である。
【図10】従来のアンテナの例を示す透視斜視図であ
る。
【図11】従来のアンテナの例を示す透視斜視図であ
る。
【図12】従来のアンテナの例を示す透視斜視図であ
る。
【図13】従来のアンテナの例を示す透視斜視図であ
る。
【図14】従来のアンテナの例を示す透視斜視図であ
る。
【符号の説明】
1、2、3、4、5、6、7、8:アンテナ 11:基体 12:給電用端子 13:アンテナ導体 14:拡幅部 14a:アンテナ導体の配設方向に略平行な部分 14b:アンテナ導体の配設方向に略垂直な部分 a:アンテナ導体の線幅 b:拡幅部のアンテナ導体の線幅からの突出幅 c:拡幅部の長さ d:導体長 P:アンテナ導体の線間寸法
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉崎 広 京都府相楽郡精華町光台3丁目5番地3号 京セラ株式会社中央研究所内 Fターム(参考) 5J046 AA03 AB12 AB13 PA04 PA07

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘電体材料または磁性材料から成る基体
    の表面および/または内部に線状のアンテナ導体を備え
    るとともに、該アンテナ導体はその途中に拡幅部を有す
    ることを特徴とするアンテナ。
  2. 【請求項2】 前記アンテナ導体がヘリカル構造である
    ことを特徴とする請求項1記載のアンテナ。
  3. 【請求項3】 前記アンテナ導体を前記基体の表面に備
    えるとともに、前記拡幅部がその外辺から前記アンテナ
    導体の線幅に相当する部位までの領域で部分的に除去さ
    れていることを特徴とする請求項1または請求項2記載
    のアンテナ。
  4. 【請求項4】 誘電体材料または磁性材料から成る基体
    の表面に線状のアンテナ導体を備えるとともに、該アン
    テナ導体はその途中に拡幅部を有するアンテナの共振周
    波数を、前記拡幅部をその外辺から前記アンテナ導体の
    線幅に相当する部位までの領域で部分的に除去すること
    により調整することを特徴とするアンテナの共振周波数
    調整方法。
  5. 【請求項5】 前記アンテナ導体がヘリカル構造である
    ことを特徴とする請求項4記載のアンテナの共振周波数
    調整方法。
  6. 【請求項6】 前記拡幅部を前記アンテナ導体の配設方
    向に対して略平行な方向に除去することにより、前記共
    振周波数を下げることを特徴とする請求項4または請求
    項5記載のアンテナの共振周波数調整方法。
  7. 【請求項7】 前記拡幅部を前記アンテナ導体の配設方
    向に対して略垂直な方向に除去することにより、前記共
    振周波数を上げることを特徴とする請求項4または請求
    項5記載のアンテナの共振周波数調整方法。
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