JP2003141660A - 地震保安システム - Google Patents
地震保安システムInfo
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- JP2003141660A JP2003141660A JP2001336332A JP2001336332A JP2003141660A JP 2003141660 A JP2003141660 A JP 2003141660A JP 2001336332 A JP2001336332 A JP 2001336332A JP 2001336332 A JP2001336332 A JP 2001336332A JP 2003141660 A JP2003141660 A JP 2003141660A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 地震の揺れが基準値より大きいガス供給エリ
アだけを判別し、自動的にガス供給を停止する。 【解決手段】 感震器の信号を読みこみデータ送信する
複数の通信型ガスメータ１と、このガスメータ１と通信
回線で接続され、受信した複数の感震器信号を判定処理
の上ガス供給停止信号を通信出力する監視センター２の
感震処理装置３と、この感震処理装置３の判定処理通信
により遠隔作動する複数のガス供給停止装置４とを備え
ている。
アだけを判別し、自動的にガス供給を停止する。 【解決手段】 感震器の信号を読みこみデータ送信する
複数の通信型ガスメータ１と、このガスメータ１と通信
回線で接続され、受信した複数の感震器信号を判定処理
の上ガス供給停止信号を通信出力する監視センター２の
感震処理装置３と、この感震処理装置３の判定処理通信
により遠隔作動する複数のガス供給停止装置４とを備え
ている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、地震発生時に、ガ
ス供給の安全を確保する地震保安システムに関するもの
である。
ス供給の安全を確保する地震保安システムに関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の地震保安システムは、内
蔵するレベル判定の感震器の信号を読みこみデータ送信
する複数の通信型ガスメータと、ガスメータと通信回線
で接続され、感震器信号を受信する監視センターの受信
装置と、通信手段の無い複数のガス供給停止装置から構
成されていた。
蔵するレベル判定の感震器の信号を読みこみデータ送信
する複数の通信型ガスメータと、ガスメータと通信回線
で接続され、感震器信号を受信する監視センターの受信
装置と、通信手段の無い複数のガス供給停止装置から構
成されていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような地
震保安システムは、監視センターの受信装置に判定処理
機能が無く、監視員の判断と操作により手動でガス供給
停止装置を動作させていた。また、ガスメータに内蔵す
る感震器の信号レベルが一つのレベルしかなく、地震の
強弱については監視センターでは判別がつかなかった。
さらに、ガスメータを設置しているエリアのどこが地震
の揺れが大きいのかも即時に判断することができなかっ
た。
震保安システムは、監視センターの受信装置に判定処理
機能が無く、監視員の判断と操作により手動でガス供給
停止装置を動作させていた。また、ガスメータに内蔵す
る感震器の信号レベルが一つのレベルしかなく、地震の
強弱については監視センターでは判別がつかなかった。
さらに、ガスメータを設置しているエリアのどこが地震
の揺れが大きいのかも即時に判断することができなかっ
た。
【０００４】本発明は、上記従来構成の問題点を解決す
べく創案されたもので、地震の発生後直ちに、地震の揺
れ（被害）がひどいガス供給エリアだけを判別し、自動
的にガス供給を停止する地震保安システムを提供するこ
とを目的とする。
べく創案されたもので、地震の発生後直ちに、地震の揺
れ（被害）がひどいガス供給エリアだけを判別し、自動
的にガス供給を停止する地震保安システムを提供するこ
とを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の地震保安システムは感震器の信号を読みこ
みデータ送信する複数の通信型ガスメータと、ガスメー
タと通信回線で接続され、受信した複数の感震器信号を
判定処理の上でガス供給停止信号を通信出力する監視セ
ンターの感震処理装置と、前記監視センターの処理装置
の判定処理通信により遠隔作動する複数のガス供給停止
装置とで構成されたものである。
に、本発明の地震保安システムは感震器の信号を読みこ
みデータ送信する複数の通信型ガスメータと、ガスメー
タと通信回線で接続され、受信した複数の感震器信号を
判定処理の上でガス供給停止信号を通信出力する監視セ
ンターの感震処理装置と、前記監視センターの処理装置
の判定処理通信により遠隔作動する複数のガス供給停止
装置とで構成されたものである。
【０００６】上記発明によれば、地震の発生後直ちに、
地震の揺れ（被害）がひどいガス供給エリアだけを判別
し、自動的にガス供給を停止し、事故発生を未然に防止
することができる。
地震の揺れ（被害）がひどいガス供給エリアだけを判別
し、自動的にガス供給を停止し、事故発生を未然に防止
することができる。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明は、内蔵する感震器の信号
を読みこみデータ送信する複数の通信型ガスメータと、
ガスメータと通信回線で接続され、受信した複数の感震
器信号を判定処理の上でガス供給停止信号を通信出力す
る監視センターの感震処理装置と、監視センターの処理
装置の判定処理通信により遠隔作動する複数のガス供給
停止装置とで構成されたものである。この構成により、
地震の発生後直ちに、自動的にガス供給を停止し、火災
の誘発を未然に防ぐことが可能となる。
を読みこみデータ送信する複数の通信型ガスメータと、
ガスメータと通信回線で接続され、受信した複数の感震
器信号を判定処理の上でガス供給停止信号を通信出力す
る監視センターの感震処理装置と、監視センターの処理
装置の判定処理通信により遠隔作動する複数のガス供給
停止装置とで構成されたものである。この構成により、
地震の発生後直ちに、自動的にガス供給を停止し、火災
の誘発を未然に防ぐことが可能となる。
【０００８】また、通信型ガスメータは感震器の信号レ
ベルを複数段有し、読取り後の送信時データを区別する
ものである。この構成により、地震の揺れすなわち被害
予想がひどい状態かどうかを、より精度良く判別するこ
とが可能となる。
ベルを複数段有し、読取り後の送信時データを区別する
ものである。この構成により、地震の揺れすなわち被害
予想がひどい状態かどうかを、より精度良く判別するこ
とが可能となる。
【０００９】さらに、監視センターの感震処理装置は、
通信型ガスメータの設置エリア別に管理し、設置エリア
別に感震器信号を判定処理するものである。この構成に
より、地震の揺れ（被害）が大きいガス供給エリアだけ
を、瞬時に判別することができる。
通信型ガスメータの設置エリア別に管理し、設置エリア
別に感震器信号を判定処理するものである。この構成に
より、地震の揺れ（被害）が大きいガス供給エリアだけ
を、瞬時に判別することができる。
【００１０】また、監視センターの感震処理装置は、通
信型ガスメータからの感震器信号を集計し、総設置台数
と比較し、予め決めておいた割合を超えた場合にガス供
給停止信号を通信出力するものである。この構成によ
り、自動的にガス供給を停止する判定を、決められたル
ールどおり精度良く行うことが可能となる。
信型ガスメータからの感震器信号を集計し、総設置台数
と比較し、予め決めておいた割合を超えた場合にガス供
給停止信号を通信出力するものである。この構成によ
り、自動的にガス供給を停止する判定を、決められたル
ールどおり精度良く行うことが可能となる。
【００１１】そしてまた、ガス供給停止装置は、通信型
ガスメータの設置エリア別にガス供給を停止するもので
ある。この構成により、地震の揺れ（被害）が大きいガ
ス供給エリアだけを判別し、自動的にガス供給を停止す
ることができる。
ガスメータの設置エリア別にガス供給を停止するもので
ある。この構成により、地震の揺れ（被害）が大きいガ
ス供給エリアだけを判別し、自動的にガス供給を停止す
ることができる。
【００１２】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を用いて説
明する。
明する。
【００１３】（実施例１）図１は本発明の実施例１の地
震保安システムの構成図である。
震保安システムの構成図である。
【００１４】図１において、１は内蔵する感震器の信号
レベルを複数段有し、感震器の信号を読取りデータレベ
ル別に異なるデータ送信する通信型ガスメータ、２は監
視センター、３は設置エリア別に管理したガスメータ１
から受信した複数の感震器信号を、設置エリア別に集計
して総設置台数と比較し、予め決めておいた割合を超え
た場合に設置エリア別にガス供給停止信号を通信出力す
る監視センター２の感震処理装置、４は監視センター２
の感震処理装置３の判定出力通信により通信型ガスメー
タ１の設置エリア別にガス供給を遠隔作動停止するガス
供給停止装置である。
レベルを複数段有し、感震器の信号を読取りデータレベ
ル別に異なるデータ送信する通信型ガスメータ、２は監
視センター、３は設置エリア別に管理したガスメータ１
から受信した複数の感震器信号を、設置エリア別に集計
して総設置台数と比較し、予め決めておいた割合を超え
た場合に設置エリア別にガス供給停止信号を通信出力す
る監視センター２の感震処理装置、４は監視センター２
の感震処理装置３の判定出力通信により通信型ガスメー
タ１の設置エリア別にガス供給を遠隔作動停止するガス
供給停止装置である。
【００１５】次に作用を説明する。通信型ガスメータ１
の設置エリアで地震が発生した場合、通信型ガスメータ
１は内蔵する感震器により、その地震の強弱をレベル判
定し、そのレベルに応じたデータを監視センター２の感
震処理装置３にデータ送信する。監視センター２の感震
処理装置３は、通信接続登録されている複数の通信型ガ
スメータ１から送られてきた感震器信号のデータを受信
し、予め決められた設置エリア別の通信型ガスメータ１
の感震器信号のデータを記憶していき、設置エリア別の
感震器信号のうち所定のレベル以上のデータの積算数
が、その設置エリアの総台数の一定割合を超えた場合
に、上記予め決められた設置エリア毎に配置されたガス
供給停止装置４にガス供給停止信号を判定出力する。設
置エリア別に配置されたガス供給停止装置４は、監視セ
ンター２の感震処理装置３のガス供給停止信号を受け、
ガス供給を遠隔作動によって停止することができる。
の設置エリアで地震が発生した場合、通信型ガスメータ
１は内蔵する感震器により、その地震の強弱をレベル判
定し、そのレベルに応じたデータを監視センター２の感
震処理装置３にデータ送信する。監視センター２の感震
処理装置３は、通信接続登録されている複数の通信型ガ
スメータ１から送られてきた感震器信号のデータを受信
し、予め決められた設置エリア別の通信型ガスメータ１
の感震器信号のデータを記憶していき、設置エリア別の
感震器信号のうち所定のレベル以上のデータの積算数
が、その設置エリアの総台数の一定割合を超えた場合
に、上記予め決められた設置エリア毎に配置されたガス
供給停止装置４にガス供給停止信号を判定出力する。設
置エリア別に配置されたガス供給停止装置４は、監視セ
ンター２の感震処理装置３のガス供給停止信号を受け、
ガス供給を遠隔作動によって停止することができる。
【００１６】
【発明の効果】本発明の地震保安システムによれば、地
震の発生後直ちに、地震の揺れ（被害）が大きいガス供
給エリアだけを判別し、自動的にガス供給を停止し、ガ
ス事故を未然に防止することができる。
震の発生後直ちに、地震の揺れ（被害）が大きいガス供
給エリアだけを判別し、自動的にガス供給を停止し、ガ
ス事故を未然に防止することができる。
【図１】本発明の実施例１のガス保安システムの構成図
【図２】同システムのフローチャート
１ 通信型ガスメータ
２ 監視センター
３ 感震処理装置
４ ガス供給停止装置
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 上山 和則
大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器
産業株式会社内
Ｆターム(参考） 5C086 AA02 AA13 BA30 CA23 CB40
DA40
5C087 AA02 AA03 AA51 DD02 DD07
DD49 EE18 FF30 GG11 GG12
GG19 GG32 GG65
Claims (5)
- 【請求項１】 感震器の信号を読みこみデータ送信する
複数の通信型ガスメータと、前記ガスメータと通信回線
で接続され、受信した複数の感震器信号を判定処理の上
ガス供給停止信号を通信出力する監視センターの感震処
理装置と、前記監視センターの感震処理装置の判定処理
通信により遠隔作動する複数のガス供給停止装置を備え
た地震保安システム。 - 【請求項２】 通信型ガスメータは感震器の信号レベル
を複数段有し、読取り後の送信のデータを区別する請求
項１記載の地震保安システム。 - 【請求項３】 感震処理装置は通信型ガスメータを設置
エリア別に管理し、かつ設置エリア別に感震器信号を判
定処理する請求項１又は２記載の地震保安システム。 - 【請求項４】 感震処理装置は通信型ガスメータから送
信された感震器の信号を集計し、この集計値と総設置台
数とを比較し、予め決めておいた割合を超えた場合にガ
ス供給停止信号を通信出力する請求項１又は２記載の地
震保安システム。 - 【請求項５】 ガス供給停止装置は、通信型ガスメータ
の設置エリア別にガス供給を停止する請求項２記載の地
震保安システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001336332A JP4159772B2 (ja) | 2001-11-01 | 2001-11-01 | 地震保安システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001336332A JP4159772B2 (ja) | 2001-11-01 | 2001-11-01 | 地震保安システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003141660A true JP2003141660A (ja) | 2003-05-16 |
| JP4159772B2 JP4159772B2 (ja) | 2008-10-01 |
Family
ID=19151177
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001336332A Expired - Fee Related JP4159772B2 (ja) | 2001-11-01 | 2001-11-01 | 地震保安システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4159772B2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006350505A (ja) * | 2005-06-14 | 2006-12-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 通信端末、地震対処方法およびプログラム |
| KR100739205B1 (ko) * | 2006-03-28 | 2007-07-13 | 서울통신기술 주식회사 | 홈 오토메이션 시스템의 재난 대처 장치 |
| JP2008005981A (ja) * | 2006-06-28 | 2008-01-17 | Taisei Corp | 防災システムおよび施設の稼動停止方法 |
| JP2008107140A (ja) * | 2006-10-24 | 2008-05-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ガス制御装置 |
| JP2008139267A (ja) * | 2006-12-05 | 2008-06-19 | Toshiba Corp | ガス供給制御システムと方法、地区ガス供給制御装置および個別ガス供給制御装置 |
| JP2018204947A (ja) * | 2018-10-03 | 2018-12-27 | 東京瓦斯株式会社 | ガス供給制御システム |
| JP2021173645A (ja) * | 2020-04-24 | 2021-11-01 | 大阪瓦斯株式会社 | 動作状態管理システム |
-
2001
- 2001-11-01 JP JP2001336332A patent/JP4159772B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006350505A (ja) * | 2005-06-14 | 2006-12-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 通信端末、地震対処方法およびプログラム |
| KR100739205B1 (ko) * | 2006-03-28 | 2007-07-13 | 서울통신기술 주식회사 | 홈 오토메이션 시스템의 재난 대처 장치 |
| JP2008005981A (ja) * | 2006-06-28 | 2008-01-17 | Taisei Corp | 防災システムおよび施設の稼動停止方法 |
| JP2008107140A (ja) * | 2006-10-24 | 2008-05-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ガス制御装置 |
| JP2008139267A (ja) * | 2006-12-05 | 2008-06-19 | Toshiba Corp | ガス供給制御システムと方法、地区ガス供給制御装置および個別ガス供給制御装置 |
| JP2018204947A (ja) * | 2018-10-03 | 2018-12-27 | 東京瓦斯株式会社 | ガス供給制御システム |
| JP2021173645A (ja) * | 2020-04-24 | 2021-11-01 | 大阪瓦斯株式会社 | 動作状態管理システム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4159772B2 (ja) | 2008-10-01 |
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|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041101 |
|
| RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20050701 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060704 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060808 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061003 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061102 |
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