JP2003141327A - エリアマーケティングシステムおよびこのシステムに用いるプログラム - Google Patents

エリアマーケティングシステムおよびこのシステムに用いるプログラム

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JP2003141327A
JP2003141327A JP2001336755A JP2001336755A JP2003141327A JP 2003141327 A JP2003141327 A JP 2003141327A JP 2001336755 A JP2001336755 A JP 2001336755A JP 2001336755 A JP2001336755 A JP 2001336755A JP 2003141327 A JP2003141327 A JP 2003141327A
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Osamu Hirashita
治 平下
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商圏外に競合対象があったときにも、それを
抽出できるようにしたエリアマーケティングシステムを
提供することである。 【解決手段】 データ記憶部と、このデータ記憶部に記
憶された必要データを取り出したりその取り出した必要
データを演算解析処理する処理部と、入出力部と、ディ
スプレイとを備え、上記データ記憶部には、地図情報
と、その地図に関連した人口統計等の各種統計情報およ
び複数の目的対象とを記憶させ、上記処理部は、地図情
報をディスプレイ表示し、特定の目的対象がポイントと
して決定されたとき、そのポイントからの設定所要時間
あるいは設定距離による実勢予測商圏A1〜A5を特定
してそれを地図上にディスプレイ表示する機能と、上記
実勢予測商圏A1〜A5より大なる競合商圏B1〜B5
を特定してそれを地図上にディスプレイ表示する機能と
を実行することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばコンビニ
エンスストアを新規に出店する場合に、他の競合店の商
圏を考慮しつつ、最適な場所を選択することのできるエ
リアマーケティングシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、コンビニエンスストアを新規に
出店する場合に、出店候補地を既存の酒屋の所在地にす
ることが多い。このように既存の酒屋を出店候補地する
のは、その酒屋の立地条件や酒の販売免許等を活用する
ためである。駅の付近や交通量の多い場所などに出店す
ることが望ましい。このような場所に出店すれば、多く
の来客を予測でき、それに応じて高い売り上げを期待で
きるからである。また、コンビニエンスストアを出店す
る場合に、既存の酒屋を改築するケースが多い。なぜな
ら、酒屋というのは、駅周辺などの好立地にあるケース
が多く、コンビニエンスストアをフランチャイズ展開す
る会社としては、このような場所にコンビニエンススト
アを出店することができるというメリットがあるからで
ある。また、同種類の商品を扱っている酒屋を改築すれ
ば、競合することもないからである。そこで、既存の酒
屋の中から、コンビニエンスストアに適している候補店
を選択するために、以下のシステムが従来から利用され
ている。
【0003】この従来のシステムには、地図上に地形や
地質などの自然的環境要素に基づく情報だけでなく、既
存の競合店の所在などの情報が記憶されている。また、
競合店の所在以外にも、人口密度、世帯数、昼間の人
口、夜間の人口、住人の年齢、性別、趣味、職業、店舗
名、店舗の業種、商業統計などの人為的要素に基づいた
情報も記憶されている。そして、地図上の任意のエリア
を商圏として囲むと、そのエリア内の競合店、住人の世
帯数や人口、男女比率、年齢層などの各種情報が調べら
れるようにしている。
【0004】次に、このシステムを利用して、既存の酒
店の中から、コンビニエンスストアに適した酒屋を選択
する手順を以下に説明する。まず、ディスプレイに表示
した地図上に、属性付けてある情報に基づいて既存の酒
屋を表示させる。この既存の酒屋の中から、目的とすべ
き酒屋を特定し、その酒屋を中心とした商圏を上記地図
上に描く。上記のようにして目的の酒屋を中心とした商
圏を特定したら、その商圏内に競合店があるかどうかを
調べる。もし競合店がなく、しかも、その他の条件を満
足させていれば、上記目的の酒屋はコンビニエンススト
アに変えるのに適した酒屋という判断をするようにして
いた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のシステムで
は、商圏内の競合店の有無を判断し、その商圏内に競合
店がなければ、他の条件が満足する限り新規出店が可能
であるということにしていた。しかし、商圏内に競合店
が無くても、その商圏に隣接した所に競合店があるよう
なときには、必ずしも新規出店に適したところとは言え
ないことがある。例えば、図6に示すように、目的の酒
屋7を中心とした商圏8に隣接する所に、競合店9があ
る場合である。この場合に、競合店9の商圏10を考え
ると、その商圏10と上記した商圏8とが重複すること
になる。このように両商圏8、10が重複したエリア1
1があるということは、商圏8内に競合店9が存在する
のと実質的に同じなる。
【0006】特に、上記重複したエリア11が、戦略的
に重要な地域になるようなときには、商圏8内に競合店
が存在する以上に、競争条件が厳しくなることがある。
このような状況においては、新規出店に当たって競合店
9を絶対に無視できない。このように考えれば、目的の
酒屋を中心とした商圏8内に競合店がないからといっ
て、即座に新規出店が可能と判断するのは早計である
が、従来のシステムでは、競合店の有無しか判断できな
いという問題があった。この発明の目的は、商圏外に競
合対象があったときにも、それを抽出できるようにした
エリアマーケティングシステムを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、データ記
憶部と、このデータ記憶部に記憶された必要データを取
り出したりその取り出した必要データを演算解析処理す
る処理部と、入出力部と、ディスプレイとを備え、上記
データ記憶部には、地図情報と、その地図に関連した人
口統計等の各種統計情報および複数の目的対象とを記憶
させ、上記処理部は、地図情報をディスプレイ表示し、
特定の目的対象がポイントとして決定されたとき、その
ポイントからの設定所要時間あるいは設定距離による実
勢予測商圏を特定してそれを地図上にディスプレイ表示
する機能と、上記実勢予測商圏より大なる競合商圏を特
定してそれを地図上にディスプレイ表示する機能とを実
行することを特徴とする。
【0008】第2の発明は、上記第1の発明において、
目的対象の周囲に、競合商圏よりも大なる物流商圏を表
示することを特徴とする。
【0009】第3の発明は、データ記憶部に、地図情報
と、地図に関連した人口統計などの各種情報と、複数の
目的対象とを記憶させる一方、上記データ記憶部に記憶
した地図情報から目的とする対象エリアを特定する手順
と、その対象エリア内に存在する全ての目的対象をプロ
ットする手順と、プロットした目的対象を中心にして実
勢予測商圏をそれぞれ特定する手順と、実勢予測商圏内
に競合する既存の目的競合対象があるか無いかを判断
し、既存の目的競合対象のない目的対象を抽出する手順
と、抽出した目的対象を中心にして、上記実勢予測商圏
よりも大なる競合商圏を特定する手順と、競合商圏内に
既存の競合する目的競合対象があるか無いかを判断し、
既存の目的競合対象のない目的対象を抽出する手順と
を、コンピュータに実行させることを特徴とする。
【0010】第4の発明は、上記第3の発明において、
目的対象の周囲に、競合商圏よりも大なる物流商圏を特
定する手順と、物流商圏内に既存の目的物流対象がある
か否かを判断する手順と、既存の目的物流対象があれば
それを抽出する手順とを、コンピュータに実行させるこ
とを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】図1〜図5ににこの発明の実施形
態を示す。図1に示すように、処理部1には、データ記
憶部2と入出力部3とディスプレイ4とを接続してい
る。上記データ記憶部2には、地図情報と既存の競合店
の情報とを記憶させている。また、人口密度、世帯数、
昼間の人口、夜間の人口、住人の年齢、性別などの各種
統計情報も記憶させている。そして、これらの情報
を、、地図情報に属性付けている。
【0012】一方、上記処理部1は、データ記憶部2に
記憶された各種データを取り出したり、その取り出した
データを演算解析処理するものであり、その処理結果
を、ディスプレイ4に表示するようにしている。また、
上記入出力部3は、処理部1の演算解析処理に必要なデ
ータを入力したり、演算解析処理の結果をプリントアウ
トするものである。
【0013】上記システムを利用して、既存の酒屋の中
からコンビニエンスストアに適した酒屋を選択する手順
を以下に説明する。まず、入出力部3から出店したい地
域を入力する。このように希望地域を入力すると、図2
に示すように、該当する地域の地図がディスプレイ4に
表示される。次に、目的とすべき既存の酒屋と、競合店
である既存のコンビニエンスストアの条件を、入出力部
3から入力する。このように条件を入力すると、図3に
示すように、地図上にある既存の酒屋が第1目的対象マ
ークである「★」マークによって表示される。また、と
既存のコンビニエンスストアが第2目的対象マークであ
る「●」マークによってとが表示される。さらに、既存
のコンビニエンスストアのうち、自社系列のコンビニエ
ンスストアが第3目的対象マークである「●」を四角で
囲んだマークよって表示される。なお、上記図3中
「★」印が既存の酒屋を示しおよび既存の、「●」印が
既存のコンビニエンスストアが、この発明の目的対象に
相当するものである。を示している。また、「●」を四
角で囲んだコンビニエンスストアは、自社系列のコンビ
ニエンスストアを示している。
【0014】上記のようにして地図上に目的対象である
既存の酒屋と既存のコンビニエンスストアとを表示させ
たら、各酒屋を中心とした商圏を描くための条件を入出
力部3から入力する。各酒屋を中心とした商圏とは、コ
ンビニエンスストアを開設したときの実勢商圏のことで
あり、この実勢商圏とは、一般的にいわれる最寄り店の
商圏のことである。ここでは、各酒屋から徒歩5分で移
動できる範囲を実勢商圏として予測している。そして、
この予測した実勢商圏のことを、この発明では実勢予測
商圏としている。
【0015】上記のように、実勢予測商圏として、徒歩
5分と入力すると、図4に示すように、第1目的対象マ
ーク「★」で表示された酒屋を中心に、半径400mの
円が実勢予測商圏A1〜A5として地図上に描かれる。
実勢予測商圏の半径を400mにしているのは、大人が
徒歩5分で歩く距離が、平均400mであるからであ
る。
【0016】なお、この実施形態では、実勢予測商圏A
1〜A5として徒歩5分という条件を入力しているが、
距離を直接条件として直接入力してもよい。また、人口
密度が低くて酒屋の少ない地域では、実勢予測商圏A1
〜A5として半径1kmと入力してもよい。つまり、こ
の実勢予測商圏A1〜A5は、人口密度や商業条件など
の地域特性に応じて決めればよい。
【0017】上記各実勢予測商圏A1〜A5の周囲に
は、さらに大きな円を競合商圏B1〜B5として描くよ
うにしている。これら競合商圏B1〜B5は、実勢予測
商圏A1〜A5から外れた位置であっても、競合関係が
生じる商圏のことである。ここでは、競合商圏として酒
屋を中心に半径800mの円を描いている。なお、半径
800mとしたのは、競合関係が生じる商圏を実勢予測
商圏の周囲400mの範囲として設定したためである。
すなわち、入出力部3から競合商圏の条件として半径4
00mと入力すると、この400mに上記実勢予測商圏
Aの半径400mを足した800mの半径の円が描かれ
るようにしている。ただし、競合店の商圏を300mと
設定した場合には、この300mに上記実勢予測商圏A
の半径400mを足した700mの半径の円が競合商圏
として描かれることになる。
【0018】上記のようにして地図上に描いた競合商圏
B1〜B5内に、競合店がある場合には、その競合店の
商圏が実勢予測商圏A1〜A5に重なることになる。そ
こで、この実施形態では、処理部1が、競合商圏B1〜
B5内に第2目的対象マーク「●」で示された既存のコ
ンビニエンスストアがあるかないかを判断する。図4に
示すように、各競合商圏B1〜B5のうち、競合商圏B
1、B3、B4内には、既存のコンビニエンスストアが
存在している。そのため、これら競合商圏B1、B3、
B4を構成する3件の酒屋を除き、残り2件の酒屋を抽
出する。このようにすれば、実勢予測商圏A1〜A5内
に競合店が存在していなくても、競合するコンビニエン
スストアの商圏が実勢予測商圏A1〜A5に重なってい
る限り、その店を候補店から除くことができる。なお、
上記既存のコンビニエンスストアが、この発明における
目的競合対象に相当するものである。
【0019】また、処理部1は、上記抽出した2件の酒
屋について、その酒屋を中心とした実勢予測商圏内の条
件を調べる。そして、所定の条件を満たしていれば、そ
の実勢予測商圏を構成する酒屋が、コンビニエンススト
アに変えるのに適した酒屋と判断する。上記所定の条件
とは、例えば、実勢予測商圏内の人口が1000人以上
で、かつ、10代〜30代の比率が35%以上というよ
うに、コンビニエンスストアを利用する割合の高い人口
が一定人数以上いるということである。そして、この所
定の条件も満たした酒屋が、コンビニエンスストアに変
えるのに適した酒屋となり、その酒屋がディスプレイ4
に表示される。
【0020】以上のように、この実施形態によれば、競
合商圏を特定するようにしたので、商圏外に競合対象が
ある場合に、それを考慮した上でコンビニエンスストア
に変えるのに最適な酒屋を抽出することができる。
【0021】また、この実施形態では、競合商圏を考慮
して酒屋を抽出した後、物流効率を考慮して、さらに店
舗を絞り込めるようにしている。上記物流効率とは、工
場等から酒屋に商品を配送するときにかかる配送コスト
等を考慮したものである。すなわち、コンビニエンスス
トアなどのフランチャイズチェーン店は、1日に数回、
工場から商品を各店舗にトラック等によってルート搬送
する。その際、同系列の店舗が近くに集まっていたり、
各店舗間の距離が近い方が、より短時間で商品を配送す
ることができる。このように短時間で商品を配送するこ
とができれば、人件費や燃料費が安くなり、物流にかか
るコストを削減できる。また、弁当やパンなどの食料品
を配送する場合には、その鮮度を高く保つこともでき
る。
【0022】そこで、この実施形態では、上記抽出され
た酒屋を中心にして、競合商圏よりも大きなエリアを物
流商圏として描くようにしている。例えば、物流商圏と
して半径20kmの円を描くように条件を入出力部3か
ら入力すると、図5に示すように、抽出された2つの酒
屋を中心に半径1kmの円が物流商圏C1、C2として
地図上に描かれる。なお、ここでは物流商圏として半径
20Kmの円を描くようにしているが、この物流商圏の
半径や形状は、交通量や地形に基づいて任意に決めれば
よい。例えば、東京都内のように、交通量が多い地域で
は、交通渋滞などを考慮して、物流商圏として半径10
Kmの円を描くようにし、交通量の少ない地方では、物
流商圏として半径30Kmの円を描くようにしてもよ
い。
【0023】上記のようにして物流商圏C1,C2を特
定したら、各物流商圏C1、C2内に自社系列のコンビ
ニエンスストアがあるかないかをチェックする。すなわ
ち、この発明の目的物流対象に相当する自社系列のコン
ビニエンスストアを示す第3目的対象マーク(「●」を
四角で囲んだ印)が、物流商圏C1、C2内にあるかな
いかを処理部1が判断する。そして、図示するように、
物流商圏C2内には、該当する店舗Dがあるので、この
物流商圏C2を構成する酒屋を、物流効率のよい店舗と
してディスプレイ4に表示させる。以上のようにすれ
ば、より条件のよい酒屋を抽出することができる。
【0024】また、上記実施形態では、物流商圏C1,
C2を、抽出した酒屋を中心にして描いているが、必ず
しも酒屋を中心に物流商圏C1,C2を描かなくてもよ
い。例えば、抽出した酒屋が含まれていれば、物流商圏
を地図上でずらしてもよい。このように物流商圏を地図
上でずらしたときに、既存の自社系列のコンビニエンス
ストアがこの物流商圏内に含まれていれば、この抽出し
た酒屋は、物流効率のよい店舗と判断することができ
る。つまり、物流商圏をずらすことによって、自社系列
の店舗によって既に形成されている物流商圏内に、抽出
した酒屋が含まれているか否かを判断することができ
る。
【0025】また、この実施形態では、上記のように物
流商圏をずらしたときに、その物流商圏内に自社系列の
コンビニエンスストアがいくつあるかを検出して表示す
るようにしている。このようにすれば、抽出した酒屋
を、最適な物流商圏に含めることができる。例えば、抽
出した酒屋の付近に、5つの既存店によって形成される
物流商圏と、3つの既存店によって形成される物流商圏
とがある場合には、店舗数の少ない物流商圏に抽出した
酒屋を含めた方が、全体的なバランスが良くなる。すな
わち、自社系列の既存店によって形成される物流商圏が
複数ある場合に、ある一つの物流商圏に、店舗数が多く
集まっていると、その物流商圏内の配送時間が、店舗数
の少ない他の物流商圏に比べて配送を完了するまでに多
くの時間がかってしまう。このような場合には、店舗数
の少ない物流商圏に抽出した酒屋を含ませた方が、全体
的なバランスが良くなり、物流効率をより高めることが
できる。つまり、この実施形態によれば、他の物流商圏
との関係を考慮して、最適な物流商圏を選択することが
できる。
【0026】なお、上記実勢予測商圏、競合商圏、およ
び物流商圏は、順番にディスプレイ4に表示するように
してもいいし、一度に表示させるようにしてもよい。ま
た、競合店があるかないかの判断と、物流効率の判断と
を、同時に行って、その最終結果だけをディスプレイ4
に表示するようにしてもよい。
【0027】さらに、この実施形態では、既存の酒屋に
コンビニエンスストアを出店する場合について説明した
が、他の用途にも利用できる。例えば、空き地にドラッ
グストアを出店する場合にも利用することができる。す
なわち、空き地を目的対象として設定しておいて、競合
店である他のドラッグストアの商圏の影響を受けない場
所を選択するようにすればよい。つまり、このシステム
は、いろいろな店舗を出店する場合に利用することがで
きる。
【0028】
【発明の効果】第1の発明によれば、地図上に特定した
目的対象の周囲に、実勢予測商圏と、それよりも大きい
競合商圏を表示するようにしたので、競合店の商圏が実
勢予測商圏に重なっているか否かを簡単に判断すること
ができる。したがって、競合対象が商圏外にある場合で
も、それを抽出することができる。
【0029】第2の発明によれば、目的対象の周囲に物
流商圏を表示することができるので、物流効率のよい目
的対象を抽出することができる。第3の発明によれば、
競合商圏を表示して、競合店の商圏が実勢予測商圏に重
なっているか否かを判断することができるので、実勢予
測商圏外に競合対象がある場合でも、それを抽出するこ
とができる。
【0030】第4の発明によれば、物流商圏を表示し
て、目的物流対象の有無を判断することができるので、
物流効率のよい目的対象を抽出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この実施形態のシステム全体を示す図である。
【図2】ディスプレイに表示された地図を示した図であ
る。
【図3】ディスプレイに表示された地図に、既存の酒屋
と既存のコンビニエンスストアの位置を示した図であ
る。
【図4】既存の酒屋を中心にして、実勢予測商圏と競合
商圏とを特定して表示した図である。
【図5】抽出した酒屋を中心にして、物流商圏を特定し
て表示した図である。
【図6】実勢予測商圏と競合店の商圏との関係を示した
図である。
【符号の説明】
1 処理部 2 データ記憶部 3 入出力部 4 ディスプレイ A1〜A5 実勢予測商圏 B1〜B5 競合商圏 C1、C2 物流商圏

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ記憶部と、このデータ記憶部に記
    憶された必要データを取り出したりその取り出した必要
    データを演算解析処理する処理部と、入出力部と、ディ
    スプレイとを備え、上記データ記憶部には、地図情報
    と、その地図に関連した人口統計等の各種統計情報およ
    び複数の目的対象とを記憶させ、上記処理部は、地図情
    報をディスプレイ表示し、特定の目的対象がポイントと
    して決定されたとき、そのポイントからの設定所要時間
    あるいは設定距離による実勢予測商圏を特定してそれを
    地図上にディスプレイ表示する機能と、上記実勢予測商
    圏より大なる競合商圏を特定してそれを地図上にディス
    プレイ表示する機能とを実行するエリアマーケティング
    システム。
  2. 【請求項2】 目的対象の周囲に、競合商圏よりも大な
    る物流商圏を表示することを特徴とする請求項1記載の
    エリアマーケティングシステム。
  3. 【請求項3】 データ記憶部に、地図情報と、地図に関
    連した人口統計などの各種情報と、複数の目的対象とを
    記憶させる一方、上記データ記憶部に記憶した地図情報
    から目的とする対象エリアを特定する手順と、その対象
    エリア内に存在する全ての目的対象をプロットする手順
    と、プロットした目的対象を中心にして実勢予測商圏を
    それぞれ特定する手順と、実勢予測商圏内に競合する既
    存の目的競合対象があるか無いかを人口統計等の各種統
    計情報および判断し、既存店の目的競合対象のない目的
    対象を抽出する手順と、抽出した目的対象を中心にし
    て、上記実勢予測商圏よりも大なる競合商圏を特定する
    手順と、競合商圏内に既存の競合するの目的競合対象が
    あるか無いかを判断し、既存の目的競合対象の店のない
    目的対象を抽出する手順と、競合する既存の目的対象店
    のない目的対象を表示させる手順ととを、コンピュータ
    に実行させるためのプログラム。
  4. 【請求項4】 目的対象の周囲に、競合商圏よりも大な
    る物流商圏を特定する手順と、競合商圏内に競合する既
    存の目的対象店のない目的対象を中心にして物流商圏を
    特定する手順と、物流商圏内に所定の既存の目的物流対
    象が店があるか否かを判断するチェックする手順と、既
    存の目的物流対象が店あればそれを抽出表示する手順
    と、するとともに、その抽出した目的対象を表示する手
    順とを、コンピュータに実行させるための請求項3に記
    載のプログラム。
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