JP2003141179A - 製品の発注、製造装置および発注製品の表示装置 - Google Patents
製品の発注、製造装置および発注製品の表示装置Info
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/30—Computing systems specially adapted for manufacturing
Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- General Factory Administration (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】建設機械の部品などの標準製品に対して諸元値
を変更した製品を発注するに際して、その諸元値変更製
品の全体像を3次元的に顧客側の表示画面上で確認でき
るようにする。 【解決手段】顧客側の端末装置70で製品の諸元値変更
データ(本体幅「350mm」)を与えると、顧客側の
表示画面104の画像表示部200に、諸元値変更製品
の3次元モデルが表示される。このため建設機械の部品
などの標準製品(本体幅「430mm」)に対して諸元
値を変更した製品(本体幅「350mm」)を発注する
に際して、その諸元値変更製品の全体像を3次元的に顧
客側の表示画面上で確認することができるようになり、
発注時点における顧客が想定する製品のイメージと実際
に納品される製品との間でずれが生じることがなくな
り、発注意思決定を迅速を行うことができる。
を変更した製品を発注するに際して、その諸元値変更製
品の全体像を3次元的に顧客側の表示画面上で確認でき
るようにする。 【解決手段】顧客側の端末装置70で製品の諸元値変更
データ(本体幅「350mm」)を与えると、顧客側の
表示画面104の画像表示部200に、諸元値変更製品
の3次元モデルが表示される。このため建設機械の部品
などの標準製品(本体幅「430mm」)に対して諸元
値を変更した製品(本体幅「350mm」)を発注する
に際して、その諸元値変更製品の全体像を3次元的に顧
客側の表示画面上で確認することができるようになり、
発注時点における顧客が想定する製品のイメージと実際
に納品される製品との間でずれが生じることがなくな
り、発注意思決定を迅速を行うことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、作業機械を構成す
る部品などの製品(市場で売買される部品、コンポーネ
ント、完成品などを含む)に適用され、標準の製品の諸
元値を変更して標準製品に対して異なる諸元値変更製品
を発注し、発注内容に応じて諸元値変更製品を製造する
装置に関する。
る部品などの製品(市場で売買される部品、コンポーネ
ント、完成品などを含む)に適用され、標準の製品の諸
元値を変更して標準製品に対して異なる諸元値変更製品
を発注し、発注内容に応じて諸元値変更製品を製造する
装置に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】建設
機械は、要求される作業内容、作業場所、作業能力など
に応じて、標準の部品に対する諸元値変更の自由度が、
自動車を構成する部品に比較して極めて大きい。
機械は、要求される作業内容、作業場所、作業能力など
に応じて、標準の部品に対する諸元値変更の自由度が、
自動車を構成する部品に比較して極めて大きい。
【0003】すなわち標準部品であるブーム、アーム、
バケットなどのアタッチメント、エアコンディショナな
どのオプション、エンジン、油圧ポンプなどのコンポー
ネントは、それぞれ標準部品とは異なる諸元値に変更す
ることが可能である。
バケットなどのアタッチメント、エアコンディショナな
どのオプション、エンジン、油圧ポンプなどのコンポー
ネントは、それぞれ標準部品とは異なる諸元値に変更す
ることが可能である。
【0004】建設機械では、顧客の要求に応じて、標準
部品とは異なる諸元値に変更される。そして標準部品と
は異なる諸元値変更部品が顧客に納入される。
部品とは異なる諸元値に変更される。そして標準部品と
は異なる諸元値変更部品が顧客に納入される。
【0005】しかし、従来、バケットを例にとると、顧
客は、セールスマニュアル、カタログ等の書類上で、予
め用意された標準のバケットしか、その写真を確認する
ことができなかった。標準部品に対して寸法を変更した
り、オプション(爪など)を追加したりなどして諸元値
を変更したバケットを発注しようとしても、その諸元値
を変更したバケットを事前に確認することができないた
め、顧客のイメージとは異なる製品が納入されてしまう
ことがあった。
客は、セールスマニュアル、カタログ等の書類上で、予
め用意された標準のバケットしか、その写真を確認する
ことができなかった。標準部品に対して寸法を変更した
り、オプション(爪など)を追加したりなどして諸元値
を変更したバケットを発注しようとしても、その諸元値
を変更したバケットを事前に確認することができないた
め、顧客のイメージとは異なる製品が納入されてしまう
ことがあった。
【0006】ここにインターネットを利用して顧客のコ
ンピュータの画面上で、オーダーメイドの衣服を発注す
るという発注システムが公知になっている。
ンピュータの画面上で、オーダーメイドの衣服を発注す
るという発注システムが公知になっている。
【0007】しかしこの衣服発注システムでは、予め用
意された衣服の生地の種類など、部分的なものは画面上
で確認することはできるものの、完成品の全体像を画面
上で確認することができない。このため発注時点におけ
る顧客が想定する製品のイメージと実際に納品される製
品との間でずれが生じることがあった。
意された衣服の生地の種類など、部分的なものは画面上
で確認することはできるものの、完成品の全体像を画面
上で確認することができない。このため発注時点におけ
る顧客が想定する製品のイメージと実際に納品される製
品との間でずれが生じることがあった。
【0008】本発明はこうした実状に鑑みてなされたも
のであり、建設機械の部品などの標準製品に対して諸元
値を変更した製品を発注するに際して、その諸元値変更
製品の全体像を3次元的に顧客側の表示画面上で確認で
きるようにすることを第1の解決課題とするものであ
る。
のであり、建設機械の部品などの標準製品に対して諸元
値を変更した製品を発注するに際して、その諸元値変更
製品の全体像を3次元的に顧客側の表示画面上で確認で
きるようにすることを第1の解決課題とするものであ
る。
【0009】また従来、顧客が製品を発注してから製造
にとりかかるまでの流れは以下のとおりである。
にとりかかるまでの流れは以下のとおりである。
【0010】まず顧客は、予め用意された見積もり表か
ら、標準品に対して諸元値を変更した製品の価格の見積
もりを知る。しかし、見積もり表に該当するものがない
場合には別途見積もりとなり、見積もり結果が顧客の元
に届くまでに時間を要することになる。見積もりの結
果、顧客が納得すれば契約が成立し、メーカの工場に、
諸元値変更内容を示すデータが送られる。メーカの工場
では、諸元値変更データに応じて製品の図面を3次元C
ADを用いて作成し、作成した図面に基づき製品を製造
する。
ら、標準品に対して諸元値を変更した製品の価格の見積
もりを知る。しかし、見積もり表に該当するものがない
場合には別途見積もりとなり、見積もり結果が顧客の元
に届くまでに時間を要することになる。見積もりの結
果、顧客が納得すれば契約が成立し、メーカの工場に、
諸元値変更内容を示すデータが送られる。メーカの工場
では、諸元値変更データに応じて製品の図面を3次元C
ADを用いて作成し、作成した図面に基づき製品を製造
する。
【0011】しかし、上記一連の流れにおいて、価格を
実際に見積もる作業や、諸元値変更内容を示すデータを
3次元CADシステムに入力する作業は、人手によるた
め怠惰やミスを招きやすく、製造した製品が顧客の元に
納入されるまでに時間を要し、製造コストも増大するこ
とになっていた。
実際に見積もる作業や、諸元値変更内容を示すデータを
3次元CADシステムに入力する作業は、人手によるた
め怠惰やミスを招きやすく、製造した製品が顧客の元に
納入されるまでに時間を要し、製造コストも増大するこ
とになっていた。
【0012】本発明はこうした実状に鑑みてなされたも
のであり、建設機械の部品などの標準の製品に対して諸
元値を変更した製品を発注してから直ちに製造にとりか
かることができるようにして、納期短縮、製造コスト低
減を図ることを第2の解決課題とするものである。
のであり、建設機械の部品などの標準の製品に対して諸
元値を変更した製品を発注してから直ちに製造にとりか
かることができるようにして、納期短縮、製造コスト低
減を図ることを第2の解決課題とするものである。
【0013】なお従来の一般技術的水準を示す文献とし
て特公平11−110451号公報に記載されたものが
ある。
て特公平11−110451号公報に記載されたものが
ある。
【0014】この公報には、顧客側で設計を行いその設
計図面をプロバイダに送り、プロバイダは工場に顧客の
設計図面を送って見積もりを依頼し、工場は見積もり結
果を顧客に返送し、顧客が納得すれば契約が成立して、
製造にとりかかるという発明が記載されている。
計図面をプロバイダに送り、プロバイダは工場に顧客の
設計図面を送って見積もりを依頼し、工場は見積もり結
果を顧客に返送し、顧客が納得すれば契約が成立して、
製造にとりかかるという発明が記載されている。
【0015】この公報記載の発明においても、見積もり
作業や図面の送付等が人手によるため、顧客が製品を発
注してから顧客の手元に納入されるまでに時間がかかる
という従来の問題点は解決されていない。
作業や図面の送付等が人手によるため、顧客が製品を発
注してから顧客の手元に納入されるまでに時間がかかる
という従来の問題点は解決されていない。
【0016】
【課題を解決するための手段および効果】第1発明は、
第1の解決課題を達成するために、発注製品の表示装置
において、標準の製品の諸元値を変更して標準製品に対
して異なる諸元値変更製品を発注するに際して、前記諸
元値の変更内容を示す諸元値変更データを入力するデー
タ入力部と、3次元モデルを表示する表示部とを備えた
端末装置を、製品の顧客側に設け、前記諸元値変更デー
タが与えられると、この諸元値変更データに基づいて、
標準製品の3次元モデルから、諸元値変更製品の3次元
モデルを生成する3次元モデル生成部を、製品の製造メ
ーカ側に設け、前記端末装置と、前記3次元モデル生成
部とを通信手段によって通信可能に接続し、前記端末装
置のデータ入力部に入力されたデータを、前記通信手段
を介して前記3次元モデル生成部に送信して、前記3次
元モデル生成部で諸元値変更製品の3次元モデルを生成
し、この生成した3次元モデルのデータを、前記通信手
段を介して前記端末装置に送信して、諸元値変更製品の
3次元モデルを前記表示部で表示させることを特徴とす
る。
第1の解決課題を達成するために、発注製品の表示装置
において、標準の製品の諸元値を変更して標準製品に対
して異なる諸元値変更製品を発注するに際して、前記諸
元値の変更内容を示す諸元値変更データを入力するデー
タ入力部と、3次元モデルを表示する表示部とを備えた
端末装置を、製品の顧客側に設け、前記諸元値変更デー
タが与えられると、この諸元値変更データに基づいて、
標準製品の3次元モデルから、諸元値変更製品の3次元
モデルを生成する3次元モデル生成部を、製品の製造メ
ーカ側に設け、前記端末装置と、前記3次元モデル生成
部とを通信手段によって通信可能に接続し、前記端末装
置のデータ入力部に入力されたデータを、前記通信手段
を介して前記3次元モデル生成部に送信して、前記3次
元モデル生成部で諸元値変更製品の3次元モデルを生成
し、この生成した3次元モデルのデータを、前記通信手
段を介して前記端末装置に送信して、諸元値変更製品の
3次元モデルを前記表示部で表示させることを特徴とす
る。
【0017】第1発明によれば、図9に示すように、顧
客側の端末装置70(図2)で製品の諸元値変更データ
(本体幅「350mm」)を与えると、顧客側の表示画
面104の画像表示部200に、諸元値変更製品の3次
元モデルが表示される。このため建設機械の部品などの
標準製品(本体幅「430mm」)に対して諸元値を変
更した製品(本体幅「350mm」)を発注するに際し
て、その諸元値変更製品の全体像を3次元的に顧客側の
表示画面上で確認することができるようになり、発注時
点における顧客が想定する製品のイメージと実際に納品
される製品との間でずれが生じることがなくなり、発注
意思決定を迅速を行うことができる。
客側の端末装置70(図2)で製品の諸元値変更データ
(本体幅「350mm」)を与えると、顧客側の表示画
面104の画像表示部200に、諸元値変更製品の3次
元モデルが表示される。このため建設機械の部品などの
標準製品(本体幅「430mm」)に対して諸元値を変
更した製品(本体幅「350mm」)を発注するに際し
て、その諸元値変更製品の全体像を3次元的に顧客側の
表示画面上で確認することができるようになり、発注時
点における顧客が想定する製品のイメージと実際に納品
される製品との間でずれが生じることがなくなり、発注
意思決定を迅速を行うことができる。
【0018】第2発明は、第2の解決課題を達成するた
めに、製品の発注、製造装置において、標準の製品の諸
元値を変更して標準製品に対して異なる諸元値変更製品
を発注し発注内容に応じて諸元値変更製品を製造するに
際して、前記諸元値の変更内容を示す諸元値変更データ
を入力するデータ入力部を備えた端末装置を、製品の顧
客側に設け、前記諸元値変更データが与えられると、こ
の諸元値変更データに基づいて、標準製品の3次元モデ
ルを変形して、諸元値変更製品の3次元モデルを生成す
る3次元モデル生成部と、3次元モデルのデータが与え
られると、この3次元モデルのデータに基づいて、製品
を製造する製造部とを、製品の製造メーカ側に設け、前
記端末装置と、前記3次元モデル生成部とを第1の通信
手段によって通信可能に接続するとともに、前記3次元
モデル生成部と前記製造部とを第2の通信手段によって
接続し、前記端末装置のデータ入力部に入力されたデー
タを、前記第1の通信手段を介して前記3次元モデル生
成部に送信して、前記3次元モデル生成部で諸元値変更
製品の3次元モデルを生成し、この生成した3次元モデ
ルのデータを、前記第2の通信手段を介して前記製造部
に送信して、諸元値変更製品を製造することを特徴とす
る。
めに、製品の発注、製造装置において、標準の製品の諸
元値を変更して標準製品に対して異なる諸元値変更製品
を発注し発注内容に応じて諸元値変更製品を製造するに
際して、前記諸元値の変更内容を示す諸元値変更データ
を入力するデータ入力部を備えた端末装置を、製品の顧
客側に設け、前記諸元値変更データが与えられると、こ
の諸元値変更データに基づいて、標準製品の3次元モデ
ルを変形して、諸元値変更製品の3次元モデルを生成す
る3次元モデル生成部と、3次元モデルのデータが与え
られると、この3次元モデルのデータに基づいて、製品
を製造する製造部とを、製品の製造メーカ側に設け、前
記端末装置と、前記3次元モデル生成部とを第1の通信
手段によって通信可能に接続するとともに、前記3次元
モデル生成部と前記製造部とを第2の通信手段によって
接続し、前記端末装置のデータ入力部に入力されたデー
タを、前記第1の通信手段を介して前記3次元モデル生
成部に送信して、前記3次元モデル生成部で諸元値変更
製品の3次元モデルを生成し、この生成した3次元モデ
ルのデータを、前記第2の通信手段を介して前記製造部
に送信して、諸元値変更製品を製造することを特徴とす
る。
【0019】第2発明によれば、図9に示すように、顧
客側の端末装置70(図2)で製品の諸元値変更データ
(本体幅「350mm」)を与えると、諸元値変更デー
タは3次元モデル生成部である3次元CADシステム用
端末装置91(図2)に送信され、諸元値変更製品の3
次元モデルが生成される。この3次元モデルのデータは
製造部である工場50、55、60の端末装置51、5
6、61(図2)に送信されて、送信されてきた3次元
モデルのデータに基づき諸元値変更製品が製造される。
このように建設機械の部品などの標準の製品(本体幅
「430mm」)に対して諸元値を変更した製品(本体
幅「350mm」)を発注してから直ちに製造にとりか
かることができるようになり、納期が飛躍的に短縮し、
製造コストが飛躍的に低減する。
客側の端末装置70(図2)で製品の諸元値変更データ
(本体幅「350mm」)を与えると、諸元値変更デー
タは3次元モデル生成部である3次元CADシステム用
端末装置91(図2)に送信され、諸元値変更製品の3
次元モデルが生成される。この3次元モデルのデータは
製造部である工場50、55、60の端末装置51、5
6、61(図2)に送信されて、送信されてきた3次元
モデルのデータに基づき諸元値変更製品が製造される。
このように建設機械の部品などの標準の製品(本体幅
「430mm」)に対して諸元値を変更した製品(本体
幅「350mm」)を発注してから直ちに製造にとりか
かることができるようになり、納期が飛躍的に短縮し、
製造コストが飛躍的に低減する。
【0020】第3発明は、第1発明または第2発明にお
いて、製品の見積もり額を表示する見積もり額表示部
を、前記端末装置に更に備え、前記端末装置のデータ入
力部に入力されたデータに基づいて、諸元値変更製品の
見積もり額を演算する見積もり額演算部を設け、前記見
積もり額演算部で演算された見積もり額を、前記端末装
置の見積もり額表示部に表示させることを特徴とする。
いて、製品の見積もり額を表示する見積もり額表示部
を、前記端末装置に更に備え、前記端末装置のデータ入
力部に入力されたデータに基づいて、諸元値変更製品の
見積もり額を演算する見積もり額演算部を設け、前記見
積もり額演算部で演算された見積もり額を、前記端末装
置の見積もり額表示部に表示させることを特徴とする。
【0021】第3発明によれば、図17に示すように、
顧客側の表示画面109の見積もり額表示部(矢印10
9b)に、諸元値変更製品の見積もり額が表示される。
顧客側の表示画面109の見積もり額表示部(矢印10
9b)に、諸元値変更製品の見積もり額が表示される。
【0022】第4発明は、第3発明において、諸元値変
更製品の発注が確定したことを示す発注確定データを入
力する発注確定データ入力部を、前記端末装置に更に備
え、前記発注確定データ入力部に発注確定データが入力
されるまでは、現在の諸元値変更内容に対応した見積も
り額の途中経過を、前記端末装置の見積もり額表示部に
表示させることを特徴とする。
更製品の発注が確定したことを示す発注確定データを入
力する発注確定データ入力部を、前記端末装置に更に備
え、前記発注確定データ入力部に発注確定データが入力
されるまでは、現在の諸元値変更内容に対応した見積も
り額の途中経過を、前記端末装置の見積もり額表示部に
表示させることを特徴とする。
【0023】第4発明によれば、図14に示すように、
顧客が発注を確定するまでの途中経過の見積もり額が、
顧客側の端末装置70の表示画面107の見積もり額表
示部(矢印107d)に表示される。このように顧客が
発注を確定するまでの途中経過の見積もり金額を顧客側
端末装置70の表示画面上に表示しているので、顧客が
製品発注の意思決定するまでの便宜を図ることができ
る。
顧客が発注を確定するまでの途中経過の見積もり額が、
顧客側の端末装置70の表示画面107の見積もり額表
示部(矢印107d)に表示される。このように顧客が
発注を確定するまでの途中経過の見積もり金額を顧客側
端末装置70の表示画面上に表示しているので、顧客が
製品発注の意思決定するまでの便宜を図ることができ
る。
【0024】第5発明は、第2発明において、前記3次
元モデル生成部で諸元値変更製品の3次元モデルを生成
し、この生成した3次元モデルのデータに基づいて、諸
元値変更製品の製造に必要な製造用図面を作成し、この
作成した製造用図に基づいて諸元値変更製品を製造する
ことを特徴とする。
元モデル生成部で諸元値変更製品の3次元モデルを生成
し、この生成した3次元モデルのデータに基づいて、諸
元値変更製品の製造に必要な製造用図面を作成し、この
作成した製造用図に基づいて諸元値変更製品を製造する
ことを特徴とする。
【0025】第5発明によれば、図9に示すように、顧
客側の端末装置70(図2)で製品の諸元値変更データ
(本体幅「350mm」)を与えると、諸元値変更デー
タは3次元モデル生成部である3次元CADシステム用
端末装置91(図2)に送信され、諸元値変更製品の3
次元モデルが生成され、図22(b)に示すように、3
次元モデルのデータに基づき図面が作成される。図面は
製造部である工場50、55、60の端末装置51、5
6、61(図2)に送信されて、送信されてきた図面に
基づき諸元値変更製品が製造される。このように建設機
械の部品などの標準の製品(本体幅「430mm」)に
対して諸元値を変更した製品(本体幅「350mm」)
を発注してから直ちに図面が作成され、その図面に基づ
き製造にとりかかることができるので、納期が飛躍的に
短縮し、製造コストが飛躍的に低減する。
客側の端末装置70(図2)で製品の諸元値変更データ
(本体幅「350mm」)を与えると、諸元値変更デー
タは3次元モデル生成部である3次元CADシステム用
端末装置91(図2)に送信され、諸元値変更製品の3
次元モデルが生成され、図22(b)に示すように、3
次元モデルのデータに基づき図面が作成される。図面は
製造部である工場50、55、60の端末装置51、5
6、61(図2)に送信されて、送信されてきた図面に
基づき諸元値変更製品が製造される。このように建設機
械の部品などの標準の製品(本体幅「430mm」)に
対して諸元値を変更した製品(本体幅「350mm」)
を発注してから直ちに図面が作成され、その図面に基づ
き製造にとりかかることができるので、納期が飛躍的に
短縮し、製造コストが飛躍的に低減する。
【0026】第6発明は、第2発明において、制御用プ
ログラムにしたがって作動し製品を機械加工する加工機
械を、前記製造部に備え、前記3次元モデル生成部で諸
元値変更製品の3次元モデルを生成し、この生成した3
次元モデルのデータの中から、前記制御用プログラムを
記述するために必要な制御プログラム用データを抽出
し、この制御プログラム用データに基づいて制御プログ
ラムを作成し、この制御プログラムにしたがって前記加
工機械を作動させ諸元値変更製品を機械加工することを
特徴とする。
ログラムにしたがって作動し製品を機械加工する加工機
械を、前記製造部に備え、前記3次元モデル生成部で諸
元値変更製品の3次元モデルを生成し、この生成した3
次元モデルのデータの中から、前記制御用プログラムを
記述するために必要な制御プログラム用データを抽出
し、この制御プログラム用データに基づいて制御プログ
ラムを作成し、この制御プログラムにしたがって前記加
工機械を作動させ諸元値変更製品を機械加工することを
特徴とする。
【0027】第6発明によれば、図9に示すように、顧
客側の端末装置70(図2)で製品の諸元値変更データ
(本体幅「350mm」)を与えると、諸元値変更デー
タは3次元モデル生成部である3次元CADシステム用
端末装置91(図2)に送信され、諸元値変更製品の3
次元モデルが生成され、図24に示すように、3次元モ
デルのデータの中から加工機械の制御プログラム用デー
タが抽出される。そして図25に示すように、制御プロ
グラム用データに基づき制御プログラムが作成され、製
造部である工場55、60の端末装置56、61(図
2)に送信される。そして、送信されてきた制御プログ
ラムにしたがって加工機械が作動して諸元値変更製品が
機械加工される。このように建設機械の部品などの標準
の製品(本体幅「430mm」)に対して諸元値を変更
した製品(本体幅「350mm」)を発注してから、直
ちに機械加工用の制御プログラムが作成され、その制御
プログラムにしたがい機械加工することができるので、
納期が飛躍的に短縮し、製造コストが飛躍的に低減す
る。
客側の端末装置70(図2)で製品の諸元値変更データ
(本体幅「350mm」)を与えると、諸元値変更デー
タは3次元モデル生成部である3次元CADシステム用
端末装置91(図2)に送信され、諸元値変更製品の3
次元モデルが生成され、図24に示すように、3次元モ
デルのデータの中から加工機械の制御プログラム用デー
タが抽出される。そして図25に示すように、制御プロ
グラム用データに基づき制御プログラムが作成され、製
造部である工場55、60の端末装置56、61(図
2)に送信される。そして、送信されてきた制御プログ
ラムにしたがって加工機械が作動して諸元値変更製品が
機械加工される。このように建設機械の部品などの標準
の製品(本体幅「430mm」)に対して諸元値を変更
した製品(本体幅「350mm」)を発注してから、直
ちに機械加工用の制御プログラムが作成され、その制御
プログラムにしたがい機械加工することができるので、
納期が飛躍的に短縮し、製造コストが飛躍的に低減す
る。
【0028】第7発明は、第2発明において、制御用プ
ログラムにしたがって作動し製品を溶接する溶接ロボッ
トを、前記製造部に備え、前記3次元モデル生成部で諸
元値変更製品の3次元モデルを生成し、この生成した3
次元モデルのデータの中から、前記制御用プログラムを
記述するために必要な制御プログラム用データを抽出
し、この制御プログラム用データに基づいて制御プログ
ラムを作成し、この制御プログラムにしたがって前記溶
接ロボットを作動させ諸元値変更製品を溶接し製造する
ことを特徴とする。
ログラムにしたがって作動し製品を溶接する溶接ロボッ
トを、前記製造部に備え、前記3次元モデル生成部で諸
元値変更製品の3次元モデルを生成し、この生成した3
次元モデルのデータの中から、前記制御用プログラムを
記述するために必要な制御プログラム用データを抽出
し、この制御プログラム用データに基づいて制御プログ
ラムを作成し、この制御プログラムにしたがって前記溶
接ロボットを作動させ諸元値変更製品を溶接し製造する
ことを特徴とする。
【0029】第7発明によれば、図9に示すように、顧
客側の端末装置70(図2)で製品の諸元値変更データ
(本体幅「350mm」)を与えると、諸元値変更デー
タは3次元モデル生成部である3次元CADシステム用
端末装置91(図2)に送信され、諸元値変更製品の3
次元モデルが生成され、図27に示すように、3次元モ
デルのデータの中から溶接ロボットの制御プログラム用
データが抽出される。そして図28に示すように、制御
プログラム用データに基づき制御プログラムが作成さ
れ、製造部である工場55、60の端末装置56、61
(図2)に送信される。そして、送信されてきた制御プ
ログラムにしたがって溶接ロボットが作動して諸元値変
更製品が溶接される。このように建設機械の部品などの
標準の製品(本体幅「430mm」)に対して諸元値を
変更した製品(本体幅「350mm」)を発注してか
ら、直ちに溶接用の制御プログラムが作成され、その制
御プログラムにしたがい溶接にとりかかることができる
ので、納期が飛躍的に短縮し、製造コストが飛躍的に低
減する。
客側の端末装置70(図2)で製品の諸元値変更データ
(本体幅「350mm」)を与えると、諸元値変更デー
タは3次元モデル生成部である3次元CADシステム用
端末装置91(図2)に送信され、諸元値変更製品の3
次元モデルが生成され、図27に示すように、3次元モ
デルのデータの中から溶接ロボットの制御プログラム用
データが抽出される。そして図28に示すように、制御
プログラム用データに基づき制御プログラムが作成さ
れ、製造部である工場55、60の端末装置56、61
(図2)に送信される。そして、送信されてきた制御プ
ログラムにしたがって溶接ロボットが作動して諸元値変
更製品が溶接される。このように建設機械の部品などの
標準の製品(本体幅「430mm」)に対して諸元値を
変更した製品(本体幅「350mm」)を発注してか
ら、直ちに溶接用の制御プログラムが作成され、その制
御プログラムにしたがい溶接にとりかかることができる
ので、納期が飛躍的に短縮し、製造コストが飛躍的に低
減する。
【0030】第8発明は、第2発明において、前記製造
部は、治具を用いて製品を製造するものであり、前記3
次元モデル生成部で諸元値変更製品の3次元モデルを生
成し、この生成した3次元モデルのデータに基づいて、
諸元値変更製品に対応する治具の手配に必要な治具用図
面を作成し、この作成した治具用図面に基づいて治具を
手配しこの治具を用いて諸元値変更製品を製造すること
を特徴とする。
部は、治具を用いて製品を製造するものであり、前記3
次元モデル生成部で諸元値変更製品の3次元モデルを生
成し、この生成した3次元モデルのデータに基づいて、
諸元値変更製品に対応する治具の手配に必要な治具用図
面を作成し、この作成した治具用図面に基づいて治具を
手配しこの治具を用いて諸元値変更製品を製造すること
を特徴とする。
【0031】第8発明によれば、図9に示すように、顧
客側の端末装置70(図2)で製品の諸元値変更データ
(本体幅「350mm」)を与えると、諸元値変更デー
タは3次元モデル生成部である3次元CADシステム用
端末装置91(図2)に送信され、諸元値変更製品の3
次元モデルが生成される。そして、図29に示すよう
に、3次元モデルのデータに基づき治具用図面が作成さ
れる。治具用図面は製造部である工場55、60の端末
装置56、61(図2)に送信されて、送信されてきた
治具用図面に基づき治具が手配される。このように建設
機械の部品などの標準の製品(本体幅「430mm」)
に対して諸元値を変更した製品(本体幅「350m
m」)を発注してから直ちに治具が手配され、その治具
を用いて製造にとりかかることができるので、納期が飛
躍的に短縮し、製造コストが飛躍的に低減する。
客側の端末装置70(図2)で製品の諸元値変更データ
(本体幅「350mm」)を与えると、諸元値変更デー
タは3次元モデル生成部である3次元CADシステム用
端末装置91(図2)に送信され、諸元値変更製品の3
次元モデルが生成される。そして、図29に示すよう
に、3次元モデルのデータに基づき治具用図面が作成さ
れる。治具用図面は製造部である工場55、60の端末
装置56、61(図2)に送信されて、送信されてきた
治具用図面に基づき治具が手配される。このように建設
機械の部品などの標準の製品(本体幅「430mm」)
に対して諸元値を変更した製品(本体幅「350m
m」)を発注してから直ちに治具が手配され、その治具
を用いて製造にとりかかることができるので、納期が飛
躍的に短縮し、製造コストが飛躍的に低減する。
【0032】第9発明は、第2発明において、前記製造
部は、検査指示書にしたがい製造した製品を検査するも
のであり、前記3次元モデル生成部で諸元値変更製品の
3次元モデルを生成し、この生成した3次元モデルのデ
ータに基づいて、諸元値変更製品に対応する検査指示書
を作成し、この作成した検査指示書を用いて諸元値変更
製品を検査することを特徴とする。
部は、検査指示書にしたがい製造した製品を検査するも
のであり、前記3次元モデル生成部で諸元値変更製品の
3次元モデルを生成し、この生成した3次元モデルのデ
ータに基づいて、諸元値変更製品に対応する検査指示書
を作成し、この作成した検査指示書を用いて諸元値変更
製品を検査することを特徴とする。
【0033】第9発明によれば、図9に示すように、顧
客側の端末装置70(図2)で製品の諸元値変更データ
(本体幅「350mm」)を与えると、諸元値変更デー
タは3次元モデル生成部である3次元CADシステム用
端末装置91(図2)に送信され、諸元値変更製品の3
次元モデルが生成される。そして、図30に示すよう
に、3次元モデルのデータに基づき検査指示書が作成さ
れる。検査指示書は製造部である工場50、55、60
の端末装置51、56、61(図2)に送信されて、送
信されてきた検査指示書に基づき諸元値変更製品の検査
が行われる。このように建設機械の部品などの標準の製
品(本体幅「430mm」)に対して諸元値を変更した
製品(本体幅「350mm」)を発注してから直ちに検
査指示書が作成され、その検査指示書を用いて製品の検
査が行われるので、納期が飛躍的に短縮し、製造コスト
が飛躍的に低減する。
客側の端末装置70(図2)で製品の諸元値変更データ
(本体幅「350mm」)を与えると、諸元値変更デー
タは3次元モデル生成部である3次元CADシステム用
端末装置91(図2)に送信され、諸元値変更製品の3
次元モデルが生成される。そして、図30に示すよう
に、3次元モデルのデータに基づき検査指示書が作成さ
れる。検査指示書は製造部である工場50、55、60
の端末装置51、56、61(図2)に送信されて、送
信されてきた検査指示書に基づき諸元値変更製品の検査
が行われる。このように建設機械の部品などの標準の製
品(本体幅「430mm」)に対して諸元値を変更した
製品(本体幅「350mm」)を発注してから直ちに検
査指示書が作成され、その検査指示書を用いて製品の検
査が行われるので、納期が飛躍的に短縮し、製造コスト
が飛躍的に低減する。
【0034】第10発明は、第2発明において、前記製
造部は、工程設計書にしたがい製品を製造する工程が構
築されるものであり、前記3次元モデル生成部で諸元値
変更製品の3次元モデルを生成し、この生成した3次元
モデルのデータに基づいて、諸元値変更製品に対応する
工程設計書を作成し、この作成した工程設計書を用いて
諸元値変更製品の製造工程を構築することを特徴とす
る。
造部は、工程設計書にしたがい製品を製造する工程が構
築されるものであり、前記3次元モデル生成部で諸元値
変更製品の3次元モデルを生成し、この生成した3次元
モデルのデータに基づいて、諸元値変更製品に対応する
工程設計書を作成し、この作成した工程設計書を用いて
諸元値変更製品の製造工程を構築することを特徴とす
る。
【0035】第10発明によれば、図9に示すように、
顧客側の端末装置70(図2)で製品の諸元値変更デー
タ(本体幅「350mm」)を与えると、諸元値変更デ
ータは3次元モデル生成部である3次元CADシステム
用端末装置91(図2)に送信され、諸元値変更製品の
3次元モデルが生成される。そして、図31に示すよう
に、3次元モデルのデータに基づき工程設計書が作成さ
れる。工程設計書は製造部である工場55、60の端末
装置56、61(図2)に送信されて、送信されてきた
工程設計書に基づき諸元値変更製品の製造工程が構築さ
れる。このように建設機械の部品などの標準の製品(本
体幅「430mm」)に対して諸元値を変更した製品
(本体幅「350mm」)を発注してから直ちに工程設
計書が作成され、その工程設計書を用いて製品の製造工
程が構築されるので、納期が飛躍的に短縮し、製造コス
トが飛躍的に低減する。
顧客側の端末装置70(図2)で製品の諸元値変更デー
タ(本体幅「350mm」)を与えると、諸元値変更デ
ータは3次元モデル生成部である3次元CADシステム
用端末装置91(図2)に送信され、諸元値変更製品の
3次元モデルが生成される。そして、図31に示すよう
に、3次元モデルのデータに基づき工程設計書が作成さ
れる。工程設計書は製造部である工場55、60の端末
装置56、61(図2)に送信されて、送信されてきた
工程設計書に基づき諸元値変更製品の製造工程が構築さ
れる。このように建設機械の部品などの標準の製品(本
体幅「430mm」)に対して諸元値を変更した製品
(本体幅「350mm」)を発注してから直ちに工程設
計書が作成され、その工程設計書を用いて製品の製造工
程が構築されるので、納期が飛躍的に短縮し、製造コス
トが飛躍的に低減する。
【0036】第11発明は、第2発明において、前記製
造部は、作業指示書にしたがい製品を製造する作業が進
められるものであり、前記3次元モデル生成部で諸元値
変更製品の3次元モデルを生成し、この生成した3次元
モデルのデータに基づいて、諸元値変更製品に対応する
作業指示書を作成し、この作成した作業指示書を用いて
諸元値変更製品を製造する作業をすすめることを特徴と
する。
造部は、作業指示書にしたがい製品を製造する作業が進
められるものであり、前記3次元モデル生成部で諸元値
変更製品の3次元モデルを生成し、この生成した3次元
モデルのデータに基づいて、諸元値変更製品に対応する
作業指示書を作成し、この作成した作業指示書を用いて
諸元値変更製品を製造する作業をすすめることを特徴と
する。
【0037】第11発明によれば、図9に示すように、
顧客側の端末装置70(図2)で製品の諸元値変更デー
タ(本体幅「350mm」)を与えると、諸元値変更デ
ータは3次元モデル生成部である3次元CADシステム
用端末装置91(図2)に送信され、諸元値変更製品の
3次元モデルが生成される。そして、図31に示すよう
に、3次元モデルのデータに基づき作業指示書が作成さ
れる。作業指示書は製造部である工場55、60の端末
装置56、61(図2)に送信されて、送信されてきた
作業指示書に基づき諸元値変更製品を製造する作業がす
すめられる。このように建設機械の部品などの標準の製
品(本体幅「430mm」)に対して諸元値を変更した
製品(本体幅「350mm」)を発注してから直ちに作
業指示書が作成され、その作業指示書を用いて製品を製
造する作業がすすめられるので、納期が飛躍的に短縮
し、製造コストが飛躍的に低減する。
顧客側の端末装置70(図2)で製品の諸元値変更デー
タ(本体幅「350mm」)を与えると、諸元値変更デ
ータは3次元モデル生成部である3次元CADシステム
用端末装置91(図2)に送信され、諸元値変更製品の
3次元モデルが生成される。そして、図31に示すよう
に、3次元モデルのデータに基づき作業指示書が作成さ
れる。作業指示書は製造部である工場55、60の端末
装置56、61(図2)に送信されて、送信されてきた
作業指示書に基づき諸元値変更製品を製造する作業がす
すめられる。このように建設機械の部品などの標準の製
品(本体幅「430mm」)に対して諸元値を変更した
製品(本体幅「350mm」)を発注してから直ちに作
業指示書が作成され、その作業指示書を用いて製品を製
造する作業がすすめられるので、納期が飛躍的に短縮
し、製造コストが飛躍的に低減する。
【0038】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明に係る
製品の発注、製造装置および発注製品の表示装置の実施
の形態について説明する。なお実施形態では、製品とし
て油圧ショベル、ブルドーザ、ホイールローダなどの建
設機械のバケットを想定している。建設機械のバケット
は、顧客の使用目的等に応じて標準製品に対して諸元値
を変更した仕様に変更される。ここで諸元値の変更と
は、各部寸法の変更やオプション品(強化パネル等)の
追加のことである。
製品の発注、製造装置および発注製品の表示装置の実施
の形態について説明する。なお実施形態では、製品とし
て油圧ショベル、ブルドーザ、ホイールローダなどの建
設機械のバケットを想定している。建設機械のバケット
は、顧客の使用目的等に応じて標準製品に対して諸元値
を変更した仕様に変更される。ここで諸元値の変更と
は、各部寸法の変更やオプション品(強化パネル等)の
追加のことである。
【0039】図1は諸元値変更製品を表示画面上に3次
元モデルとして表示するとともに、表示画面上で諸元値
変更製品を発注する装置構成をブロック図で示してい
る。
元モデルとして表示するとともに、表示画面上で諸元値
変更製品を発注する装置構成をブロック図で示してい
る。
【0040】実施形態のコンピュータ7は、ハードディ
スク等からなる記憶部2と、OS(オペレーティングシ
ステム)等の制御プログラムに従い記憶部2の記憶デー
タに基づいて処理を実行するCPU等からなる主制御部
1と、キーボード、マウス等からなり入力操作に応じた
データを主制御部1に入力する入力部4と、CRTまた
は液晶等からなり表示画面上に主制御部1の実行結果を
表示する表示部5と、プリンタ等からなり主制御部1の
実行結果を印刷等して出力する出力部6と、入力部4の
入力操作に応じたデータを主制御部1に入力させ、主制
御部1の実行結果を表示部5、出力部6に出力する制御
を行う入出力制御部3とから構成されている。記憶部2
にはWebページ(インターネットの情報画面)を表示
するデータ表示ソフトウエアとしてのWebブラウザが
記憶されている。
スク等からなる記憶部2と、OS(オペレーティングシ
ステム)等の制御プログラムに従い記憶部2の記憶デー
タに基づいて処理を実行するCPU等からなる主制御部
1と、キーボード、マウス等からなり入力操作に応じた
データを主制御部1に入力する入力部4と、CRTまた
は液晶等からなり表示画面上に主制御部1の実行結果を
表示する表示部5と、プリンタ等からなり主制御部1の
実行結果を印刷等して出力する出力部6と、入力部4の
入力操作に応じたデータを主制御部1に入力させ、主制
御部1の実行結果を表示部5、出力部6に出力する制御
を行う入出力制御部3とから構成されている。記憶部2
にはWebページ(インターネットの情報画面)を表示
するデータ表示ソフトウエアとしてのWebブラウザが
記憶されている。
【0041】入力部4が入力操作されると入力操作内容
に応じたデータが、入出力制御部3を介して主制御部1
に入力される。主制御部1は、入力操作に応じて記憶部
2に記憶されたWebブラウザを実行する。主制御部1
の実行結果は入出力制御部3を介して表示部5に表示さ
れる。また主制御部1の実行結果は入出力制御部3を介
して出力部6から出力される。
に応じたデータが、入出力制御部3を介して主制御部1
に入力される。主制御部1は、入力操作に応じて記憶部
2に記憶されたWebブラウザを実行する。主制御部1
の実行結果は入出力制御部3を介して表示部5に表示さ
れる。また主制御部1の実行結果は入出力制御部3を介
して出力部6から出力される。
【0042】このようにして表示部5の表示画面には、
後述するように諸元値変更製品が3次元モデルとして表
示されるとともに、表示画面上で諸元値変更製品を発注
する指示を与えることができる。
後述するように諸元値変更製品が3次元モデルとして表
示されるとともに、表示画面上で諸元値変更製品を発注
する指示を与えることができる。
【0043】図2は実施形態の発注、製造システムを示
している。
している。
【0044】図2に示すように複数の端末装置(コンピ
ュータ)33、34、35、36、37、38、39、
51、56、61、70、サーバ装置31は相互に送受
信可能にインターネット20、イントラネット21によ
り接続されている。つまり複数のLAN(ローカルエリ
アネットワーク)がゲートウエイ、ブリッジによって相
互に通信自在に接続されている。
ュータ)33、34、35、36、37、38、39、
51、56、61、70、サーバ装置31は相互に送受
信可能にインターネット20、イントラネット21によ
り接続されている。つまり複数のLAN(ローカルエリ
アネットワーク)がゲートウエイ、ブリッジによって相
互に通信自在に接続されている。
【0045】画面構築システム用端末装置33、見積も
りシステム用端末装置34、生産検討システム用端末装
置35、NC加工データ生成システム用端末装置36、
溶接プログラム生成システム用端末装置37、自動検査
指示書作成システム用端末装置38、自動工程設計シス
テム用端末装置39は、建設機械(のバケット)のメー
カ30の生産技術部門に設けられている。
りシステム用端末装置34、生産検討システム用端末装
置35、NC加工データ生成システム用端末装置36、
溶接プログラム生成システム用端末装置37、自動検査
指示書作成システム用端末装置38、自動工程設計シス
テム用端末装置39は、建設機械(のバケット)のメー
カ30の生産技術部門に設けられている。
【0046】端末装置51は建設機械のバケットを構成
する材料を製造する材料工場50に設けられている。端
末装置56は建設機械のバケットを構成する部品を製造
する部品工場55に設けられている。端末装置61は建
設機械のバケットの材料、部品を加工してバケットを組
み立てる加工工場60に設けられている。
する材料を製造する材料工場50に設けられている。端
末装置56は建設機械のバケットを構成する部品を製造
する部品工場55に設けられている。端末装置61は建
設機械のバケットの材料、部品を加工してバケットを組
み立てる加工工場60に設けられている。
【0047】なお材料工場は工場50以外に工場5
0′、50″…が存在しているが図面では省略してい
る。同様に部品工場についても工場55以外に工場5
5′、55″が存在しており、加工工場についても工場
60以外に工場60′、60″が存在しているが図面で
は省略している。
0′、50″…が存在しているが図面では省略してい
る。同様に部品工場についても工場55以外に工場5
5′、55″が存在しており、加工工場についても工場
60以外に工場60′、60″が存在しているが図面で
は省略している。
【0048】顧客側端末装置70は建設機械(のバケッ
ト)を購入する顧客側に設けられている。図1のコンピ
ュータ7は顧客側端末装置70に相当する。
ト)を購入する顧客側に設けられている。図1のコンピ
ュータ7は顧客側端末装置70に相当する。
【0049】3次元CADシステム用端末装置91は建
設機械(のバケット)を設計するメーカの設計部門90
に設けられており、データベース92を備えている。デ
ータベース92には、図3(a)、(b)に示すように
製品であるバケットの種類ごとに、諸元値を示すデータ
が対応づけられて記憶されている。3次元CADシステ
ム用端末装置91は、3次元CADシステムのプログラ
ムを実行させて、データベース92の記憶データに基づ
いて、製品であるバケットの3次元モデルを生成する。
以下製品の3次元モデルを生成するために必要なデータ
のことを「3Dデータ」という。
設機械(のバケット)を設計するメーカの設計部門90
に設けられており、データベース92を備えている。デ
ータベース92には、図3(a)、(b)に示すように
製品であるバケットの種類ごとに、諸元値を示すデータ
が対応づけられて記憶されている。3次元CADシステ
ム用端末装置91は、3次元CADシステムのプログラ
ムを実行させて、データベース92の記憶データに基づ
いて、製品であるバケットの3次元モデルを生成する。
以下製品の3次元モデルを生成するために必要なデータ
のことを「3Dデータ」という。
【0050】画面構築システム用端末装置33は、3次
元CADシステム用端末装置91で生成された3Dデー
タに基づき、Webページ(画面)を構築し画面内容を
更新する。
元CADシステム用端末装置91で生成された3Dデー
タに基づき、Webページ(画面)を構築し画面内容を
更新する。
【0051】サーバ装置31は、Webページ(画面)
を要求のあった端末装置に供給するWebサーバであ
る。サーバ装置31は、顧客側端末装置70からの要求
に応じたWebページ(画面)の構築、更新を、画面構
築システム用端末装置33に依頼し、画面構築システム
用端末装置33で構築、更新されたWebページ(画
面)を、顧客側端末装置70に提供する。なお実施形態
では、画面構築システム用端末装置33、見積もりシス
テム用端末装置34、生産検討システム用端末装置3
5、NC加工データ生成システム用端末装置36、溶接
プログラム生成システム用端末装置37、自動検査指示
書作成システム用端末装置38、自動工程設計システム
用端末装置39それぞれを別体の端末装置として構成
し、各端末装置ごとにシステムを搭載しているが、これ
ら各端末装置に搭載された個々のシステムを同一の端末
装置に搭載してもよい。
を要求のあった端末装置に供給するWebサーバであ
る。サーバ装置31は、顧客側端末装置70からの要求
に応じたWebページ(画面)の構築、更新を、画面構
築システム用端末装置33に依頼し、画面構築システム
用端末装置33で構築、更新されたWebページ(画
面)を、顧客側端末装置70に提供する。なお実施形態
では、画面構築システム用端末装置33、見積もりシス
テム用端末装置34、生産検討システム用端末装置3
5、NC加工データ生成システム用端末装置36、溶接
プログラム生成システム用端末装置37、自動検査指示
書作成システム用端末装置38、自動工程設計システム
用端末装置39それぞれを別体の端末装置として構成
し、各端末装置ごとにシステムを搭載しているが、これ
ら各端末装置に搭載された個々のシステムを同一の端末
装置に搭載してもよい。
【0052】図3(a)、(b)は、3次元CADシス
テムによって製品の3次元モデルを生成するために必要
なデータのテーブル300、301(以下データテーブ
ルという)を示している。データテーブル300、30
1は、製品の種類ごとに、諸元値を示すデータを対応づ
けた構成となっている。図3の各諸元値は標準的なバケ
ット(以下標準バケットという)の値を示している。
テムによって製品の3次元モデルを生成するために必要
なデータのテーブル300、301(以下データテーブ
ルという)を示している。データテーブル300、30
1は、製品の種類ごとに、諸元値を示すデータを対応づ
けた構成となっている。図3の各諸元値は標準的なバケ
ット(以下標準バケットという)の値を示している。
【0053】たとえば図11(a)に示す標準バケット
80の場合、本体幅A、バケット深さBといった寸法の
変更、サイドカッタの有無、バケット側面、底面の強化
パネルの追加、色の変更、爪(ツース)の形状変更とい
ったオプション品の追加が可能となっている。以下標準
バケット(標準製品)に対して諸元値が変更されたバケ
ットのことを「諸元値変更バケット」(諸元値変更製
品)という。
80の場合、本体幅A、バケット深さBといった寸法の
変更、サイドカッタの有無、バケット側面、底面の強化
パネルの追加、色の変更、爪(ツース)の形状変更とい
ったオプション品の追加が可能となっている。以下標準
バケット(標準製品)に対して諸元値が変更されたバケ
ットのことを「諸元値変更バケット」(諸元値変更製
品)という。
【0054】つぎに図1の主制御部1で実行される処理
を説明する。以下図11(a)に示すようにバケット8
0の本体幅Aを変更し、図15(c)に示すように側面
強化パネル85、86をオプション品として追加する場
合を例にとり説明する。
を説明する。以下図11(a)に示すようにバケット8
0の本体幅Aを変更し、図15(c)に示すように側面
強化パネル85、86をオプション品として追加する場
合を例にとり説明する。
【0055】顧客側端末装置70つまり図1のコンピュ
ータ7で、Webブラウザが起動されると、Webブラ
ウザを介してサーバ装置31からWebページのデータ
が読み出されて表示部5の画面上に図4に示す先頭ペー
ジ101が表示される。
ータ7で、Webブラウザが起動されると、Webブラ
ウザを介してサーバ装置31からWebページのデータ
が読み出されて表示部5の画面上に図4に示す先頭ペー
ジ101が表示される。
【0056】先頭ページ101は注文初期画面であり、
先頭ページ101上の画像表示部200には、機種「P
C60」、型式「7」、種類「標準形状」の標準バケッ
トの全体画像が表示される。この表示画面101では、
矢印101a、101b、101cに示すように、変更
可能なパラメータが表示される。この実施形態では、変
更可能なパラメータは矢印101aに示すように「機
種」、「型式」、「種類」である。また矢印101bに
示すように「本体幅」の寸法が、また矢印101cに示
すように「サイドカッタの有無」が変更可能となってい
る。なお機種「PC60」の標準バケットの本体幅Aは
「650mm」である。
先頭ページ101上の画像表示部200には、機種「P
C60」、型式「7」、種類「標準形状」の標準バケッ
トの全体画像が表示される。この表示画面101では、
矢印101a、101b、101cに示すように、変更
可能なパラメータが表示される。この実施形態では、変
更可能なパラメータは矢印101aに示すように「機
種」、「型式」、「種類」である。また矢印101bに
示すように「本体幅」の寸法が、また矢印101cに示
すように「サイドカッタの有無」が変更可能となってい
る。なお機種「PC60」の標準バケットの本体幅Aは
「650mm」である。
【0057】ここで顧客が表示部5の表示画面上で指示
した機種、その機種のバケットの諸元値の変更内容を示
す「表」のことを仕様表という。仕様表は図3に示すデ
ータテーブル300、301に相当する。
した機種、その機種のバケットの諸元値の変更内容を示
す「表」のことを仕様表という。仕様表は図3に示すデ
ータテーブル300、301に相当する。
【0058】つぎに図5のフローチャートを参照して、
顧客側端末装置70(コンピュータ7)の表示部5の表
示画面上で画面が表示、更新される処理手順を説明す
る。
顧客側端末装置70(コンピュータ7)の表示部5の表
示画面上で画面が表示、更新される処理手順を説明す
る。
【0059】まず顧客側端末装置70からサーバ装置3
1へのアクセスが開始されると、Webサーバ装置31
は、現在顧客側端末装置70で指示されている製品の製
品番号(機種「PC60」、型式「7」、種類「標準形
状」の標準バケットの製品番号)と、現在顧客側端末装
置70で指示されている仕様表(図3に示す標準的な諸
元値の内容)を、製品仕様変更情報として、画面構築シ
ステム用端末装置33に送信する(ステップ100
1)。この結果画面構築システム用端末装置33はサー
バ装置31から製品仕様変更情報を受信する(ステップ
1004)。
1へのアクセスが開始されると、Webサーバ装置31
は、現在顧客側端末装置70で指示されている製品の製
品番号(機種「PC60」、型式「7」、種類「標準形
状」の標準バケットの製品番号)と、現在顧客側端末装
置70で指示されている仕様表(図3に示す標準的な諸
元値の内容)を、製品仕様変更情報として、画面構築シ
ステム用端末装置33に送信する(ステップ100
1)。この結果画面構築システム用端末装置33はサー
バ装置31から製品仕様変更情報を受信する(ステップ
1004)。
【0060】つぎに画面構築システム用端末装置33は
製品番号と仕様表を3次元CADシステム用端末装置9
1に送信する(ステップ1005)。
製品番号と仕様表を3次元CADシステム用端末装置9
1に送信する(ステップ1005)。
【0061】また画面構築システム用端末装置33は製
品番号と仕様表を見積もりシステム用端末装置34に送
信する(ステップ1006)。
品番号と仕様表を見積もりシステム用端末装置34に送
信する(ステップ1006)。
【0062】3次元CADシステム用端末装置91は、
画面構築システム用端末装置33から製品番号と仕様表
を受信すると、データベース92から、受信した製品番
号に対応する標準バケットのファイルを呼び出す。そし
てこの標準バケットのファイルに格納された設計用3D
データを変形して、仕様表に応じた表示用3Dデータを
生成する。設計用3Dデータ、表示用3Dデータの内容
については後述する。
画面構築システム用端末装置33から製品番号と仕様表
を受信すると、データベース92から、受信した製品番
号に対応する標準バケットのファイルを呼び出す。そし
てこの標準バケットのファイルに格納された設計用3D
データを変形して、仕様表に応じた表示用3Dデータを
生成する。設計用3Dデータ、表示用3Dデータの内容
については後述する。
【0063】見積もりシステム用端末装置34は、画面
構築システム用端末装置33から製品番号と仕様表を受
信すると、受信した製品番号に対応する標準バケットの
ファイルを呼び出す。そしてこの標準バケットのファイ
ルに格納された見積もりデータを読み出す。見積もりデ
ータの内容については後述する。
構築システム用端末装置33から製品番号と仕様表を受
信すると、受信した製品番号に対応する標準バケットの
ファイルを呼び出す。そしてこの標準バケットのファイ
ルに格納された見積もりデータを読み出す。見積もりデ
ータの内容については後述する。
【0064】この結果画面構築システム用端末装置33
は3次元CADシステム用端末装置91から表示用3D
データを受信する(ステップ1007)。また画面構築
システム用端末装置33は見積もりシステム用端末装置
34から見積もりデータを受信する(ステップ100
8)。
は3次元CADシステム用端末装置91から表示用3D
データを受信する(ステップ1007)。また画面構築
システム用端末装置33は見積もりシステム用端末装置
34から見積もりデータを受信する(ステップ100
8)。
【0065】画面構築システム用端末装置33は表示用
3Dデータと見積もりデータとに基づきWebページを
構築して表示部5の表示画面を更新する。そして更新さ
れた表示画面のデータをサーバ装置31に送信する(ス
テップ1009)。
3Dデータと見積もりデータとに基づきWebページを
構築して表示部5の表示画面を更新する。そして更新さ
れた表示画面のデータをサーバ装置31に送信する(ス
テップ1009)。
【0066】サーバ装置31は画面構築システム用端末
装置33から表示画面データを受信し(ステップ100
2)、サーバ装置31は表示部5の表示画面を更新す
る。更新内容を示すデータは顧客側端末装置70に送信
され表示用ブラウザにより表示部5の表示画面として表
示される(ステップ1003)。
装置33から表示画面データを受信し(ステップ100
2)、サーバ装置31は表示部5の表示画面を更新す
る。更新内容を示すデータは顧客側端末装置70に送信
され表示用ブラウザにより表示部5の表示画面として表
示される(ステップ1003)。
【0067】以下顧客側端末装置70の入力部4で表示
部5の表示画面を変更する指示が与えられる毎に、上述
したステップ1001〜1009の処理が実行され、表
示部5の表示画面が指示内容に応じて更新される。
部5の表示画面を変更する指示が与えられる毎に、上述
したステップ1001〜1009の処理が実行され、表
示部5の表示画面が指示内容に応じて更新される。
【0068】すなわち図7に示すように、顧客が端末装
置70の入力部4(マウス等)を操作して、表示画面1
02上で矢印102aに示すように、予め用意されたリ
ストの中から機種を選択する指示を与えると、つまり機
種を初期画面101の「PC60」から「PC10」に
変更する指示を与えると、矢印102bに示すように、
機種「PC60」のバケット本体幅「650mm」(図
4の表示画面101参照)は、機種「PC10」に応じ
たバケット本体幅「430mm」へと、表示内容が更新
される。
置70の入力部4(マウス等)を操作して、表示画面1
02上で矢印102aに示すように、予め用意されたリ
ストの中から機種を選択する指示を与えると、つまり機
種を初期画面101の「PC60」から「PC10」に
変更する指示を与えると、矢印102bに示すように、
機種「PC60」のバケット本体幅「650mm」(図
4の表示画面101参照)は、機種「PC10」に応じ
たバケット本体幅「430mm」へと、表示内容が更新
される。
【0069】機種を「PC10」に変更する指示が与え
られると、図8に示す表示画面103に更新され、画像
表示部200の表示内容が、機種「PC10」に対応す
る標準バケットの3D画像に変更される。すなわち顧客
側端末装置70で機種を「PC10」に変更する指示が
与えられると、3次元CADシステム用端末装置91
は、機種「PC10」の標準バケットのファイルを呼び
出す。そしてこの標準バケットのファイルに格納された
設計用3Dデータを変形して、表示用3Dデータを生成
する。こうして生成された機種「PC10」の標準バケ
ットの表示用3Dデータに基づいて、顧客側端末装置7
0の表示画面103上の画像表示部200に矢印103
bに示すように機種「PC10」の標準バケットの3次
元(3D)画像が表示される。
られると、図8に示す表示画面103に更新され、画像
表示部200の表示内容が、機種「PC10」に対応す
る標準バケットの3D画像に変更される。すなわち顧客
側端末装置70で機種を「PC10」に変更する指示が
与えられると、3次元CADシステム用端末装置91
は、機種「PC10」の標準バケットのファイルを呼び
出す。そしてこの標準バケットのファイルに格納された
設計用3Dデータを変形して、表示用3Dデータを生成
する。こうして生成された機種「PC10」の標準バケ
ットの表示用3Dデータに基づいて、顧客側端末装置7
0の表示画面103上の画像表示部200に矢印103
bに示すように機種「PC10」の標準バケットの3次
元(3D)画像が表示される。
【0070】また図9に示すように、表示画面104上
で矢印104aに示すように、機種「PC10」のバケ
ット本体幅を標準の「430mm」(図7の表示画面1
02参照)から「350mm」に変更する指示が与えら
れると、画像表示部200の表示内容が、矢印104b
に示すように本体幅「350mm」に対応する諸元値変
更バケットの3D画像に変更される。すなわち顧客側端
末装置70で本体幅を「350mm」に変更する指示が
与えられると、3次元CADシステム用端末装置91
は、機種「PC10」に対応する標準バケットのファイ
ルを呼び出す。そしてこの標準バケットのファイルに格
納された設計用3Dデータを変形して、指示された仕様
である本体幅「350mm」の表示用3Dデータを生成
する。この場合図3(b)に示すように、データテーブ
ル301の本体幅は「350mm」に書き換えられ、こ
の変更内容に応じて表示用3Dデータが生成される。こ
うして生成された表示用3Dデータに基づいて、顧客側
端末装置70の表示画面105上の画像表示部200
に、機種「PC10」のバケット本体幅が「350m
m」に変更された諸元値変更バケットの3D画像が表示
される。
で矢印104aに示すように、機種「PC10」のバケ
ット本体幅を標準の「430mm」(図7の表示画面1
02参照)から「350mm」に変更する指示が与えら
れると、画像表示部200の表示内容が、矢印104b
に示すように本体幅「350mm」に対応する諸元値変
更バケットの3D画像に変更される。すなわち顧客側端
末装置70で本体幅を「350mm」に変更する指示が
与えられると、3次元CADシステム用端末装置91
は、機種「PC10」に対応する標準バケットのファイ
ルを呼び出す。そしてこの標準バケットのファイルに格
納された設計用3Dデータを変形して、指示された仕様
である本体幅「350mm」の表示用3Dデータを生成
する。この場合図3(b)に示すように、データテーブ
ル301の本体幅は「350mm」に書き換えられ、こ
の変更内容に応じて表示用3Dデータが生成される。こ
うして生成された表示用3Dデータに基づいて、顧客側
端末装置70の表示画面105上の画像表示部200
に、機種「PC10」のバケット本体幅が「350m
m」に変更された諸元値変更バケットの3D画像が表示
される。
【0071】同様に図10に示すように、表示画面10
5上で矢印105aに示すように、機種「PC10」の
バケット本体幅を「650mm」に変更する指示が与え
られると、画像表示部200の表示内容が、矢印105
bに示すように本体幅「650mm」に対応する諸元値
変更バケットの3D画像に変更される。すなわち顧客側
端末装置70で本体幅を「650mm」に変更する指示
が与えられると、3次元CADシステム用端末装置91
は、機種「PC10」の標準バケットのファイルを呼び
出す。そしてこの標準バケットのファイルに格納された
設計用3Dデータを変形して、指示された仕様である本
体幅「650mm」の表示用3Dデータを生成する。こ
の場合図3(b)に示すように、データテーブル301
の本体幅は「650mm」に書き換えられ、この変更内
容に応じて表示用3Dデータが生成される。こうして生
成された表示用3Dデータに基づいて、顧客側端末装置
70の表示画面105上の画像表示部200に、機種
「PC10」のバケット本体幅が「650mm」に変更
された諸元値変更バケットの3D画像が表示される。
5上で矢印105aに示すように、機種「PC10」の
バケット本体幅を「650mm」に変更する指示が与え
られると、画像表示部200の表示内容が、矢印105
bに示すように本体幅「650mm」に対応する諸元値
変更バケットの3D画像に変更される。すなわち顧客側
端末装置70で本体幅を「650mm」に変更する指示
が与えられると、3次元CADシステム用端末装置91
は、機種「PC10」の標準バケットのファイルを呼び
出す。そしてこの標準バケットのファイルに格納された
設計用3Dデータを変形して、指示された仕様である本
体幅「650mm」の表示用3Dデータを生成する。こ
の場合図3(b)に示すように、データテーブル301
の本体幅は「650mm」に書き換えられ、この変更内
容に応じて表示用3Dデータが生成される。こうして生
成された表示用3Dデータに基づいて、顧客側端末装置
70の表示画面105上の画像表示部200に、機種
「PC10」のバケット本体幅が「650mm」に変更
された諸元値変更バケットの3D画像が表示される。
【0072】以上のようにして顧客が表示画面上で諸元
値を変更する指示を与えると、3次元CADシステムの
プログラムが実行されて指示内容に応じた3Dデータが
生成され、この3Dデータに基づき、指示内容に応じた
諸元値変更バケットが、顧客側の表示画面上に3次元的
に表示される。これにより顧客は発注すべき製品の全体
像を画面上で確認することができ、発注時点において自
己が想定している製品のイメージと納品された製品との
間のずれを最小にすることができる。
値を変更する指示を与えると、3次元CADシステムの
プログラムが実行されて指示内容に応じた3Dデータが
生成され、この3Dデータに基づき、指示内容に応じた
諸元値変更バケットが、顧客側の表示画面上に3次元的
に表示される。これにより顧客は発注すべき製品の全体
像を画面上で確認することができ、発注時点において自
己が想定している製品のイメージと納品された製品との
間のずれを最小にすることができる。
【0073】図11(a)、(b)は画像表示部200
に表示される標準バケット80と諸元値変更バケット8
0Aを拡大して示している。同図11(a)は本体幅が
「430mm」の標準バケット80の全体像を斜視的に
示しており、図11(b)は本体幅が「350mm」に
変更された諸元値変更バケット80Aの全体像を斜視的
に示している。これら図に示すように本体幅が狭くなる
に伴いツースアダプタ81の取付ピッチが短くなる。
に表示される標準バケット80と諸元値変更バケット8
0Aを拡大して示している。同図11(a)は本体幅が
「430mm」の標準バケット80の全体像を斜視的に
示しており、図11(b)は本体幅が「350mm」に
変更された諸元値変更バケット80Aの全体像を斜視的
に示している。これら図に示すように本体幅が狭くなる
に伴いツースアダプタ81の取付ピッチが短くなる。
【0074】また顧客側の表示画面に表示されたバケッ
トは、自由に回転させ、拡大(縮小)させることができ
る。
トは、自由に回転させ、拡大(縮小)させることができ
る。
【0075】すなわち顧客が端末装置70の入力部4
(マウス等)を操作して、画像表示部200の画像を回
転、拡大させる指示を与えると、図12に示すように、
表示画面105上で矢印105aに示すように、指示内
容に応じた回転位置、拡大量のバケットの3D画像に変
更される。この場合、3次元CADシステム用端末装置
91は、表示用3Dデータを、指示内容に応じた回転位
置、拡大量の表示用3Dデータに変形する。こうして生
成された表示用3Dデータに基づいて、顧客側端末装置
70の表示画面106上の画像表示部200に、回転位
置、拡大量が変更されたバケットの3D画像が表示され
る。これにより顧客は、発注すべき製品の細部を画面上
で確認することができる。
(マウス等)を操作して、画像表示部200の画像を回
転、拡大させる指示を与えると、図12に示すように、
表示画面105上で矢印105aに示すように、指示内
容に応じた回転位置、拡大量のバケットの3D画像に変
更される。この場合、3次元CADシステム用端末装置
91は、表示用3Dデータを、指示内容に応じた回転位
置、拡大量の表示用3Dデータに変形する。こうして生
成された表示用3Dデータに基づいて、顧客側端末装置
70の表示画面106上の画像表示部200に、回転位
置、拡大量が変更されたバケットの3D画像が表示され
る。これにより顧客は、発注すべき製品の細部を画面上
で確認することができる。
【0076】なお上述した説明では、図11(a)に示
すようにバケット本体幅Aを顧客側端末装置70で変更
可能とする場合を想定して説明したが、その他各部の寸
法を変更する場合にも適用することができる。たとえば
同図11(a)に示すバケット深さBを顧客側端末装置
70で変更可能にしてもよい。
すようにバケット本体幅Aを顧客側端末装置70で変更
可能とする場合を想定して説明したが、その他各部の寸
法を変更する場合にも適用することができる。たとえば
同図11(a)に示すバケット深さBを顧客側端末装置
70で変更可能にしてもよい。
【0077】また顧客は、製品各部の寸法を変更するだ
けではなくオプション品の追加を顧客側端末装置70の
表示画面上で行うことができる。
けではなくオプション品の追加を顧客側端末装置70の
表示画面上で行うことができる。
【0078】すなわち顧客が表示画面を「オプション品
選択画面」に更新させる指示を与えると、図14に示す
ように、表示画面107に更新される。この表示画面1
07上には、選択可能なオプション品が表示されてい
る。
選択画面」に更新させる指示を与えると、図14に示す
ように、表示画面107に更新される。この表示画面1
07上には、選択可能なオプション品が表示されてい
る。
【0079】そこで、顧客がたとえば画面107上で矢
印107aに示すように機種「PC10」のバケットに
「側面強化」のオプション品を追加する指示を与える
と、3次元CADシステム用端末装置91は、機種「P
C10」の標準バケットのファイルを呼び出す。そして
この標準バケットのファイルに格納された設計用3Dデ
ータを変形して、指示された仕様であるオプション品
「側面強化」が追加された表示用3Dデータを生成す
る。この場合図3(b)に示すように、データテーブル
301の「強化パネル」の「側面」は「有り」に書き換
えられ、この変更内容に応じて表示用3Dデータが生成
される。こうして生成された表示用3Dデータに基づい
て、矢印107bに示す画像表示部200の表示内容
が、側面強化パネルが追加されたバケットの3D画像に
更新される。
印107aに示すように機種「PC10」のバケットに
「側面強化」のオプション品を追加する指示を与える
と、3次元CADシステム用端末装置91は、機種「P
C10」の標準バケットのファイルを呼び出す。そして
この標準バケットのファイルに格納された設計用3Dデ
ータを変形して、指示された仕様であるオプション品
「側面強化」が追加された表示用3Dデータを生成す
る。この場合図3(b)に示すように、データテーブル
301の「強化パネル」の「側面」は「有り」に書き換
えられ、この変更内容に応じて表示用3Dデータが生成
される。こうして生成された表示用3Dデータに基づい
て、矢印107bに示す画像表示部200の表示内容
が、側面強化パネルが追加されたバケットの3D画像に
更新される。
【0080】更に顧客がたとえば画面107上で矢印1
07cに示すように機種「PC10」のバケットに「底
面強化」のオプション品を追加する指示を与えると、3
次元CADシステム用端末装置91は、機種「PC1
0」の標準バケットのファイルを呼び出す。そしてこの
標準バケットのファイルに格納された設計用3Dデータ
を変形して、指示された仕様であるオプション品「底面
強化」が追加された表示用3Dデータを生成する。この
場合図3(b)に示すように、データテーブル301の
「強化パネル」の「底面」は「有り」に書き換えられ、
この変更内容に応じて表示用3Dデータが生成される。
こうして生成された表示用3Dデータに基づいて、矢印
107bに示す画像表示部200の表示内容が、底面強
化パネルが追加されたバケットの3D画像に更新され
る。
07cに示すように機種「PC10」のバケットに「底
面強化」のオプション品を追加する指示を与えると、3
次元CADシステム用端末装置91は、機種「PC1
0」の標準バケットのファイルを呼び出す。そしてこの
標準バケットのファイルに格納された設計用3Dデータ
を変形して、指示された仕様であるオプション品「底面
強化」が追加された表示用3Dデータを生成する。この
場合図3(b)に示すように、データテーブル301の
「強化パネル」の「底面」は「有り」に書き換えられ、
この変更内容に応じて表示用3Dデータが生成される。
こうして生成された表示用3Dデータに基づいて、矢印
107bに示す画像表示部200の表示内容が、底面強
化パネルが追加されたバケットの3D画像に更新され
る。
【0081】図15(a)、(b)、(c)はそれぞ
れ、標準バケット84と、表示画面107の画像表示部
200に表示される諸元値変更バケット84A、84B
を拡大して示している。同図15(a)は強化パネル
「無し」の標準バケット84の全体像を斜視的に示して
おり、図15(b)はオプション品「側面強化」が追加
された諸元値変更バケット84Aの全体像を斜視的に示
しており、図15(c)はオプション品「底面強化」が
更に追加された諸元値変更バケット84Bの全体像を斜
視的に示している。これら図に示すようにオプション品
「側面強化」が追加されるに伴いバケットの側面に強化
パネル85が取り付けられ、更にオプション品「底面強
化」が追加されるに伴いバケットの側面および底面に強
化パネル86、87が取り付けられる。
れ、標準バケット84と、表示画面107の画像表示部
200に表示される諸元値変更バケット84A、84B
を拡大して示している。同図15(a)は強化パネル
「無し」の標準バケット84の全体像を斜視的に示して
おり、図15(b)はオプション品「側面強化」が追加
された諸元値変更バケット84Aの全体像を斜視的に示
しており、図15(c)はオプション品「底面強化」が
更に追加された諸元値変更バケット84Bの全体像を斜
視的に示している。これら図に示すようにオプション品
「側面強化」が追加されるに伴いバケットの側面に強化
パネル85が取り付けられ、更にオプション品「底面強
化」が追加されるに伴いバケットの側面および底面に強
化パネル86、87が取り付けられる。
【0082】顧客は自己の発注すべき製品の寸法が変更
され、オプション品が追加される毎に、そのときどきの
製品の価格を顧客側端末装置70の画面上で確認するこ
とができる。
され、オプション品が追加される毎に、そのときどきの
製品の価格を顧客側端末装置70の画面上で確認するこ
とができる。
【0083】すなわち顧客が画面107上で矢印107
aに示すように機種「PC10」のバケットに「側面強
化」のオプション品を追加する指示を与えると、見積も
りシステム用端末装置34は、機種「PC10」の標準
バケットのファイルを呼び出す。そしてこの標準バケッ
トのファイルに格納された見積もりデータを読み出す。
見積もりデータとは、各部寸法の変更内容、各オプショ
ン品の追加内容、納期、納入先に対応づけられた製品
(バケット)の見積もり価格のことである。図6は見積
もりデータを例示しており、「納期」に応じて製品であ
るバケットの価格が対応づけられている。図6では製品
の価格と輸送料を分けているが、製品の価格の中に輸送
料を含めてもよい。
aに示すように機種「PC10」のバケットに「側面強
化」のオプション品を追加する指示を与えると、見積も
りシステム用端末装置34は、機種「PC10」の標準
バケットのファイルを呼び出す。そしてこの標準バケッ
トのファイルに格納された見積もりデータを読み出す。
見積もりデータとは、各部寸法の変更内容、各オプショ
ン品の追加内容、納期、納入先に対応づけられた製品
(バケット)の見積もり価格のことである。図6は見積
もりデータを例示しており、「納期」に応じて製品であ
るバケットの価格が対応づけられている。図6では製品
の価格と輸送料を分けているが、製品の価格の中に輸送
料を含めてもよい。
【0084】見積もりシステム用端末装置34は、見積
もりデータの中から、現在までに顧客側端末装置70で
指示された仕様(寸法変更内容、オプション追加内容、
納期、納入先)に対応する見積もりデータを取り出す。
つまり現在までに指示された仕様の製品の価格を計算す
る。現在の見積もりデータは、前述したように見積もり
システム用端末装置34から画面構築システム用端末装
置33、サーバ装置31を介して顧客側端末装置70に
送信され、顧客側端末装置70の表示画面107上の矢
印107dに示す「見積もり金額表示部」に、現在まで
の諸元値変更内容を合計したバケットの価格、つまり
「側面強化」というオプション品を含んだバケットの価
格「XXXXX円」が表示される。
もりデータの中から、現在までに顧客側端末装置70で
指示された仕様(寸法変更内容、オプション追加内容、
納期、納入先)に対応する見積もりデータを取り出す。
つまり現在までに指示された仕様の製品の価格を計算す
る。現在の見積もりデータは、前述したように見積もり
システム用端末装置34から画面構築システム用端末装
置33、サーバ装置31を介して顧客側端末装置70に
送信され、顧客側端末装置70の表示画面107上の矢
印107dに示す「見積もり金額表示部」に、現在まで
の諸元値変更内容を合計したバケットの価格、つまり
「側面強化」というオプション品を含んだバケットの価
格「XXXXX円」が表示される。
【0085】更に顧客が画面107上で矢印107cに
示すように機種「PC10」のバケットに「底面強化」
のオプション品を追加する指示を与えると、顧客側端末
装置70の表示画面107上の矢印107dに示す「見
積もり金額表示部」に、現在までの諸元値変更内容を合
計したバケットの価格、つまり「側面強化」、「底面強
化」というオプション品を含んだバケットの価格「YY
YYY円」が表示される。 なお以上の説明ではバケッ
トに強化パネルを追加する場合を想定したが、バケット
に、サイドカッタを追加したり、平刃を追加したり、安
全フックを追加したり、バケットのツースの種類(形
状)を変更したり、サイドカッタ取付穴の穴埋め処理を
追加したりする指示に伴い、その指示された諸元値変更
内容に応じたバケットが顧客側端末装置70の画面上に
3次元的に表示され、その指示された諸元値変更内容の
バケットの価格が顧客側端末装置70の画面上に表示さ
れる。
示すように機種「PC10」のバケットに「底面強化」
のオプション品を追加する指示を与えると、顧客側端末
装置70の表示画面107上の矢印107dに示す「見
積もり金額表示部」に、現在までの諸元値変更内容を合
計したバケットの価格、つまり「側面強化」、「底面強
化」というオプション品を含んだバケットの価格「YY
YYY円」が表示される。 なお以上の説明ではバケッ
トに強化パネルを追加する場合を想定したが、バケット
に、サイドカッタを追加したり、平刃を追加したり、安
全フックを追加したり、バケットのツースの種類(形
状)を変更したり、サイドカッタ取付穴の穴埋め処理を
追加したりする指示に伴い、その指示された諸元値変更
内容に応じたバケットが顧客側端末装置70の画面上に
3次元的に表示され、その指示された諸元値変更内容の
バケットの価格が顧客側端末装置70の画面上に表示さ
れる。
【0086】更に顧客は、オプション品追加として、バ
ケットの色、素材等の指定を顧客側端末装置70の表示
画面上で行うことができる。
ケットの色、素材等の指定を顧客側端末装置70の表示
画面上で行うことができる。
【0087】すなわち図16に示すように、顧客が「オ
プション品選択画面」108上で矢印108aに示すよ
うに機種「PC10」のバケットに「塗装色:バイオレ
ットブルー」のオプション品を追加する指示を与える
と、3次元CADシステム用端末装置91は、機種「P
C10」に対応する標準バケットのファイルを呼び出
す。そしてこの標準バケットのファイルに格納された設
計用3Dデータを変形して、指示された仕様であるオプ
ション品「塗装色:バイオレットブルー」が追加された
表示用3Dデータを生成する。この場合図3(b)に示
すように、データテーブル301の「色」は標準色「パ
ークグリーン」から「バイオレットブルー」に書き換え
られ、この変更内容に応じて表示用3Dデータが生成さ
れる。こうして生成された表示用3Dデータに基づい
て、画像表示部200の表示内容が、色がバイオレット
ブルーとなったバケットの3D画像に更新される。
プション品選択画面」108上で矢印108aに示すよ
うに機種「PC10」のバケットに「塗装色:バイオレ
ットブルー」のオプション品を追加する指示を与える
と、3次元CADシステム用端末装置91は、機種「P
C10」に対応する標準バケットのファイルを呼び出
す。そしてこの標準バケットのファイルに格納された設
計用3Dデータを変形して、指示された仕様であるオプ
ション品「塗装色:バイオレットブルー」が追加された
表示用3Dデータを生成する。この場合図3(b)に示
すように、データテーブル301の「色」は標準色「パ
ークグリーン」から「バイオレットブルー」に書き換え
られ、この変更内容に応じて表示用3Dデータが生成さ
れる。こうして生成された表示用3Dデータに基づい
て、画像表示部200の表示内容が、色がバイオレット
ブルーとなったバケットの3D画像に更新される。
【0088】また顧客が「バイオレットブルー」のオプ
ション品を追加する指示を与えるに伴い、見積もりシス
テム用端末装置34は、塗装色が「バイオレットブル
ー」のバケットの見積もりデータを取り出し、顧客側端
末装置70の表示画面108上の矢印108bに示す
「見積もり金額表示部」に、現在までの諸元値変更内容
を合計したバケットの価格、つまり「側面強化」、「底
面強化」、「バイオレットブルー」というオプション品
を含んだバケットの価格「WWWWW円」が表示され
る。
ション品を追加する指示を与えるに伴い、見積もりシス
テム用端末装置34は、塗装色が「バイオレットブル
ー」のバケットの見積もりデータを取り出し、顧客側端
末装置70の表示画面108上の矢印108bに示す
「見積もり金額表示部」に、現在までの諸元値変更内容
を合計したバケットの価格、つまり「側面強化」、「底
面強化」、「バイオレットブルー」というオプション品
を含んだバケットの価格「WWWWW円」が表示され
る。
【0089】以下同様にしてバケットの素材等を変更す
る指示に伴い、その指示された諸元値変更内容に応じた
バケットが顧客側端末装置70の画面上に3次元的に表
示され、その指示された諸元値変更内容のバケットの価
格が顧客側端末装置70の画面上に表示される。
る指示に伴い、その指示された諸元値変更内容に応じた
バケットが顧客側端末装置70の画面上に3次元的に表
示され、その指示された諸元値変更内容のバケットの価
格が顧客側端末装置70の画面上に表示される。
【0090】最後に顧客は、バケットの納入先、納期の
指定を顧客側端末装置70の表示画面上で行うことがで
きる。
指定を顧客側端末装置70の表示画面上で行うことがで
きる。
【0091】すなわち図17に示すように、顧客が「発
注確定画面」109上で矢印109aに示すように機種
「PC10」のバケットの「納入先」、「納期」を指定
する指示を与えると、見積もりシステム用端末装置34
は、指定された「納入先」、「納期」のバケットの見積
もりデータを取り出し、顧客側端末装置70の表示画面
109上の矢印109bに示す「見積もり金額表示部」
に、現在までの諸元値変更内容を合計したバケットの価
格、つまり本体幅が「350mm」に変更され、「側面
強化」、「底面強化」、「バイオレットブルー」という
オプション品を含み、指定された「納期」までに製造し
指定された「納入先」まで運送して納品するために必要
な最終的なバケットの価格「ZZZZZ円」が表示され
る。たとえば図6に示すように、顧客が標準的な納期で
ある「7日」よりも早い納期「3日」を指定すると、標
準的な納期(7日)の価格「110,000円」よりも
高い「125,000円」が、バケットの価格として表
示される。
注確定画面」109上で矢印109aに示すように機種
「PC10」のバケットの「納入先」、「納期」を指定
する指示を与えると、見積もりシステム用端末装置34
は、指定された「納入先」、「納期」のバケットの見積
もりデータを取り出し、顧客側端末装置70の表示画面
109上の矢印109bに示す「見積もり金額表示部」
に、現在までの諸元値変更内容を合計したバケットの価
格、つまり本体幅が「350mm」に変更され、「側面
強化」、「底面強化」、「バイオレットブルー」という
オプション品を含み、指定された「納期」までに製造し
指定された「納入先」まで運送して納品するために必要
な最終的なバケットの価格「ZZZZZ円」が表示され
る。たとえば図6に示すように、顧客が標準的な納期で
ある「7日」よりも早い納期「3日」を指定すると、標
準的な納期(7日)の価格「110,000円」よりも
高い「125,000円」が、バケットの価格として表
示される。
【0092】顧客が「発注確定画面」109上で矢印1
09aに示す「確定ボタン」を押す操作をすると、製品
であるバケットの発注が確定したことを示す確定データ
が、発注が確定されたバケットの製品番号(PC10の
標準バケットの製品番号)、仕様表(機種「PC1
0」、本体幅「350mm」、「側面強化」、「底面強
化」、「バイオレットブルー」)のデータとともに、顧
客側端末装置70からサーバ装置31を介して3次元C
ADシステム用端末装置91に送信される。以下3次元
CADシステム用端末装置91では図18に示す処理が
実行され、発注が確定された諸元値変更バケットに対応
する設計用3Dデータを生成する。
09aに示す「確定ボタン」を押す操作をすると、製品
であるバケットの発注が確定したことを示す確定データ
が、発注が確定されたバケットの製品番号(PC10の
標準バケットの製品番号)、仕様表(機種「PC1
0」、本体幅「350mm」、「側面強化」、「底面強
化」、「バイオレットブルー」)のデータとともに、顧
客側端末装置70からサーバ装置31を介して3次元C
ADシステム用端末装置91に送信される。以下3次元
CADシステム用端末装置91では図18に示す処理が
実行され、発注が確定された諸元値変更バケットに対応
する設計用3Dデータを生成する。
【0093】以上のように本実施形態では、顧客が発注
を確定するまでの途中経過の見積もり金額を顧客側端末
装置70の表示画面上に表示しているので、顧客が製品
発注の意思決定するまでの便宜を図ることができる。
を確定するまでの途中経過の見積もり金額を顧客側端末
装置70の表示画面上に表示しているので、顧客が製品
発注の意思決定するまでの便宜を図ることができる。
【0094】つぎに、3次元CADシステム用端末装置
91は、データベース92から、受信した製品番号(P
C10の標準バケットの製品番号)のファイルを呼び出
す。このファイルには、PC10の標準バケットの3次
元モデルを生成するに必要な設計用3Dデータ(基本設
計データ)が格納されている(ステップ2001)。つ
ぎに3次元CADシステム用端末装置91は、受信した
仕様表を読み込み(ステップ2002)、仕様表に応じ
て、図3(b)に示すデータテーブル301の諸元値を
書き換える。そして、上述した基本設計データを、諸元
値変更内容に応じて変形して、諸元値変更バケットの3
次元モデルを生成するに必要な設計用3Dデータを作成
する(ステップ2003)。こうして作成された諸元値
変更バケットの設計用3Dデータは、データベース92
に保存される(ステップ2004)。
91は、データベース92から、受信した製品番号(P
C10の標準バケットの製品番号)のファイルを呼び出
す。このファイルには、PC10の標準バケットの3次
元モデルを生成するに必要な設計用3Dデータ(基本設
計データ)が格納されている(ステップ2001)。つ
ぎに3次元CADシステム用端末装置91は、受信した
仕様表を読み込み(ステップ2002)、仕様表に応じ
て、図3(b)に示すデータテーブル301の諸元値を
書き換える。そして、上述した基本設計データを、諸元
値変更内容に応じて変形して、諸元値変更バケットの3
次元モデルを生成するに必要な設計用3Dデータを作成
する(ステップ2003)。こうして作成された諸元値
変更バケットの設計用3Dデータは、データベース92
に保存される(ステップ2004)。
【0095】ここで設計用3Dデータと表示用3Dデー
タの違いについて図13を参照して説明する。図13
(a)、(b)はバケットのツースアダプタを例に挙
げ、表示用3Dデータに基づく3次元モデル81Aと、
設計用3Dデータに基づく3次元モデル81Bをそれぞ
れ示している。これら図に示すように、設計用3Dデー
タは、工場50、55、60で製品を製造するために必
要な正確なデータであるのに対して、表示用3Dデータ
は既に説明したように顧客側端末装置70の画面上で顧
客が発注すべき製品の外観を確認する目的のみに使用さ
れるデータであるため、設計用3Dデータと比較して情
報量が少なくなっている。たとえば設計用3Dデータ
は、その3次元モデル81Bが角Rの情報を含んでいる
のに対して、表示用3データは、その3次元モデル81
Aで角Rの情報を省略している。
タの違いについて図13を参照して説明する。図13
(a)、(b)はバケットのツースアダプタを例に挙
げ、表示用3Dデータに基づく3次元モデル81Aと、
設計用3Dデータに基づく3次元モデル81Bをそれぞ
れ示している。これら図に示すように、設計用3Dデー
タは、工場50、55、60で製品を製造するために必
要な正確なデータであるのに対して、表示用3Dデータ
は既に説明したように顧客側端末装置70の画面上で顧
客が発注すべき製品の外観を確認する目的のみに使用さ
れるデータであるため、設計用3Dデータと比較して情
報量が少なくなっている。たとえば設計用3Dデータ
は、その3次元モデル81Bが角Rの情報を含んでいる
のに対して、表示用3データは、その3次元モデル81
Aで角Rの情報を省略している。
【0096】本実施形態では表示用3Dデータの情報量
を設計用3Dデータに較べて少なくしているので、表示
制御に必要なデータベース、メモリの記憶容量を小さく
抑えることができる。
を設計用3Dデータに較べて少なくしているので、表示
制御に必要なデータベース、メモリの記憶容量を小さく
抑えることができる。
【0097】なお本実施形態では表示用3Dデータを用
いて、顧客側端末装置70の画面上の画像表示部200
に製品の3次元モデルを表示しているが、製造に使用さ
れる設計用3Dデータをそのまま用いて同画像表示部2
00に製品の3次元モデルを表示してもよい。
いて、顧客側端末装置70の画面上の画像表示部200
に製品の3次元モデルを表示しているが、製造に使用さ
れる設計用3Dデータをそのまま用いて同画像表示部2
00に製品の3次元モデルを表示してもよい。
【0098】つぎに図19に示すように、3次元CAD
システム用端末装置91では、データベース92から、
諸元値変更バケットの設計用3Dデータを読み出す処理
が実行され(ステップ3001)、この読み出された設
計用3Dデータに基づいて、諸元値変更バケットを材料
工場50、部品工場55、加工工場60で製造するため
に必要な図面を発行する(ステップ3002)。発行さ
れた図面は3次元CADシステム用端末装置91から、
材料工場50の端末装置51、部品工場55の端末装置
56、加工工場60の端末装置61に送信される。これ
により顧客の指示したとおりの諸元値変更バケットが、
図面に基づき工場50、55、60で製造され、製造さ
れた諸元値変更バケットは、顧客が指示した納期までに
指示した納入先に納入されることになる。
システム用端末装置91では、データベース92から、
諸元値変更バケットの設計用3Dデータを読み出す処理
が実行され(ステップ3001)、この読み出された設
計用3Dデータに基づいて、諸元値変更バケットを材料
工場50、部品工場55、加工工場60で製造するため
に必要な図面を発行する(ステップ3002)。発行さ
れた図面は3次元CADシステム用端末装置91から、
材料工場50の端末装置51、部品工場55の端末装置
56、加工工場60の端末装置61に送信される。これ
により顧客の指示したとおりの諸元値変更バケットが、
図面に基づき工場50、55、60で製造され、製造さ
れた諸元値変更バケットは、顧客が指示した納期までに
指示した納入先に納入されることになる。
【0099】以上のように本実施形態によれば、顧客が
顧客側端末装置70で製品の発注を指示すると3次元C
ADシステム用端末装置91で発注内容に応じた図面を
発行して、これを工場50、55、60に送信するよう
にしているので、発注してから直ちに製造にとりかかる
ことができるようになる。このため製品の納期を短縮で
き製造コストを低減させることができる。
顧客側端末装置70で製品の発注を指示すると3次元C
ADシステム用端末装置91で発注内容に応じた図面を
発行して、これを工場50、55、60に送信するよう
にしているので、発注してから直ちに製造にとりかかる
ことができるようになる。このため製品の納期を短縮で
き製造コストを低減させることができる。
【0100】以下3次元CADシステム用端末装置91
から工場側の端末装置51、56、61に送信されるデ
ータに基づき行われる処理の内容について具体的に説明
する。
から工場側の端末装置51、56、61に送信されるデ
ータに基づき行われる処理の内容について具体的に説明
する。
【0101】図20に示すように、生産検討システム用
端末装置91は、3次元CADシステム用端末装置91
のデータベース92にアクセスして、設計用3Dデー
タ、納期、納入先のデータを読み出す。これらデータ
は、製造を発注する工場を選定するために必要なデータ
である(ステップ4001)。ここで生産検討システム
用端末装置91には、材料工場50、50′、50″…
ごとに生産能力、設備、場所等のデータが、また部品工
場55、55′、55″…ごとに生産能力、設備、場所
等のデータが、加工工場60、60′、60″…ごとに
生産能力、設備、場所等のデータが記憶されている。そ
こで、これら各工場の生産能力、設備、場所等のデータ
に基づき、諸元値変更バケットの仕様を、指定された納
期で、指定された納入先に納品するに最も適合した材料
工場50、部品工場55、加工工場60を、製造を依頼
する発注先として決定する。決定された発注先の工場名
を示すデータは3次元CADシステム用端末装置91に
送信される(ステップ4002)。
端末装置91は、3次元CADシステム用端末装置91
のデータベース92にアクセスして、設計用3Dデー
タ、納期、納入先のデータを読み出す。これらデータ
は、製造を発注する工場を選定するために必要なデータ
である(ステップ4001)。ここで生産検討システム
用端末装置91には、材料工場50、50′、50″…
ごとに生産能力、設備、場所等のデータが、また部品工
場55、55′、55″…ごとに生産能力、設備、場所
等のデータが、加工工場60、60′、60″…ごとに
生産能力、設備、場所等のデータが記憶されている。そ
こで、これら各工場の生産能力、設備、場所等のデータ
に基づき、諸元値変更バケットの仕様を、指定された納
期で、指定された納入先に納品するに最も適合した材料
工場50、部品工場55、加工工場60を、製造を依頼
する発注先として決定する。決定された発注先の工場名
を示すデータは3次元CADシステム用端末装置91に
送信される(ステップ4002)。
【0102】つぎに図21に示すように、3次元CAD
システム用端末装置91では、データベース92から、
諸元値変更バケットの設計用3Dデータを読み出す処理
が実行される(ステッ4003)。ここでデータベース
92には、材料工場50、50′、50″…の各発注先
ごとに生産能力、設備等を示す発注先データが、また部
品工場55、55′、55″…の各発注先ごとに生産能
力、設備等を示す発注先データが、また加工工場60、
60′、60″…の各発注先ごとに生産能力、設備等の
発注先データが記憶されている。そこでデータベース9
2から、生産検討システム用端末装置91で決定された
発注先の工場(50、55、60)に対応する発注先デ
ータを読み出す処理が実行される(ステップ400
4)。つぎに発注先工場50、55、60の発注先デー
タと、諸元値変更バケットの設計用3Dデータとを突き
合わせて、諸元値変更バケットの材料図、部品図、加工
図、組立図を発行する。これは同じ製品を製造する場合
であっても工場如何によって、また材料工場、部品工
場、加工工場の組み合わせ如何によって、製造工程や使
用する設備が異なるため、作成すべき図面内容が異なる
ためである。たとえば、ある工場では、ツースを部品に
取り付けてからバケットを組立るという工程で製造する
が、別の工場ではバケットを組み立ててからツースを取
り付ける工程で製造する(ステップ4005)。
システム用端末装置91では、データベース92から、
諸元値変更バケットの設計用3Dデータを読み出す処理
が実行される(ステッ4003)。ここでデータベース
92には、材料工場50、50′、50″…の各発注先
ごとに生産能力、設備等を示す発注先データが、また部
品工場55、55′、55″…の各発注先ごとに生産能
力、設備等を示す発注先データが、また加工工場60、
60′、60″…の各発注先ごとに生産能力、設備等の
発注先データが記憶されている。そこでデータベース9
2から、生産検討システム用端末装置91で決定された
発注先の工場(50、55、60)に対応する発注先デ
ータを読み出す処理が実行される(ステップ400
4)。つぎに発注先工場50、55、60の発注先デー
タと、諸元値変更バケットの設計用3Dデータとを突き
合わせて、諸元値変更バケットの材料図、部品図、加工
図、組立図を発行する。これは同じ製品を製造する場合
であっても工場如何によって、また材料工場、部品工
場、加工工場の組み合わせ如何によって、製造工程や使
用する設備が異なるため、作成すべき図面内容が異なる
ためである。たとえば、ある工場では、ツースを部品に
取り付けてからバケットを組立るという工程で製造する
が、別の工場ではバケットを組み立ててからツースを取
り付ける工程で製造する(ステップ4005)。
【0103】図22(b)は、図22(a)に示すバケ
ット84の側板88の部品図を例示している。発行され
た材料図、部品図、加工図、組立図は、3次元CADシ
ステム用端末装置91から、材料工場50の端末装置5
1、部品工場55の端末装置56、加工工場60の端末
装置61に送信される。これにより顧客の指示したとお
りの諸元値変更バケットが、各図面に基づき工場50、
55、60で製造され、製造された諸元値変更バケット
は、顧客が指示した納期までに指示した納入先に納入さ
れることになる。
ット84の側板88の部品図を例示している。発行され
た材料図、部品図、加工図、組立図は、3次元CADシ
ステム用端末装置91から、材料工場50の端末装置5
1、部品工場55の端末装置56、加工工場60の端末
装置61に送信される。これにより顧客の指示したとお
りの諸元値変更バケットが、各図面に基づき工場50、
55、60で製造され、製造された諸元値変更バケット
は、顧客が指示した納期までに指示した納入先に納入さ
れることになる。
【0104】工場55、60では、NC(数値制御)工
作機械によって、諸元値変更バケットの材料、部品に穴
を開けたり切削研磨する等の加工が行われる。設計用3
Dデータは、NC工作機械の制御プログラムの作成に使
用される。以下設計用3Dデータに基づきNC工作機械
の制御プログラムを作成する手順について説明する。
作機械によって、諸元値変更バケットの材料、部品に穴
を開けたり切削研磨する等の加工が行われる。設計用3
Dデータは、NC工作機械の制御プログラムの作成に使
用される。以下設計用3Dデータに基づきNC工作機械
の制御プログラムを作成する手順について説明する。
【0105】図23(a)は、標準バケットを構成する
板材(以下基本ワーク)89に穴94(たとえばサイド
カッタ取付穴)を開ける加工を施し、板材89の側端9
6を切削研磨する加工を施す場合のNC工作機械のツー
ル400の動きを示している。
板材(以下基本ワーク)89に穴94(たとえばサイド
カッタ取付穴)を開ける加工を施し、板材89の側端9
6を切削研磨する加工を施す場合のNC工作機械のツー
ル400の動きを示している。
【0106】NC工作機械のツール400は、基本ワー
ク89上で「穴93の位置からマイナス方向に戻り座標
位置P0で穴94を開ける」ように動作し、「側端95
の位置からマイナス方向に戻り座標位置P′0で側板9
6を切削研磨する」ように動作するものとする。したが
って図23(b)に示す諸元値変更バケットの板材89
A(以下変更ワーク)についても、NC工作機械のツー
ル400は「穴93Aの位置からマイナス方向に戻り座
標位置Pnで穴94Aを開ける」ように動作し、「側端
95Aの位置からマイナス方向に戻り座標位置P′nで
側板96Aを切削研磨する」ように動作する。
ク89上で「穴93の位置からマイナス方向に戻り座標
位置P0で穴94を開ける」ように動作し、「側端95
の位置からマイナス方向に戻り座標位置P′0で側板9
6を切削研磨する」ように動作するものとする。したが
って図23(b)に示す諸元値変更バケットの板材89
A(以下変更ワーク)についても、NC工作機械のツー
ル400は「穴93Aの位置からマイナス方向に戻り座
標位置Pnで穴94Aを開ける」ように動作し、「側端
95Aの位置からマイナス方向に戻り座標位置P′nで
側板96Aを切削研磨する」ように動作する。
【0107】標準バケットの3D設計用データには、予
め機械加工の基準となる専用の図形情報(機械加工図形
情報)が含まれている。機械加工図形情報は、「開口加
工を施すべき穴94の座標位置P0」と「切削研磨加工
を施すべき側端96の座標位置P′0」である。同様に
諸元値変更バケットの3D設計用データには、上述した
機械加工図形情報が継承されている。つまりバケット各
部の寸法の変更に連動して機械加工図形情報が「P0」
から「Pn」に変更され、また「P′0」から「P′n」
に変更されている。
め機械加工の基準となる専用の図形情報(機械加工図形
情報)が含まれている。機械加工図形情報は、「開口加
工を施すべき穴94の座標位置P0」と「切削研磨加工
を施すべき側端96の座標位置P′0」である。同様に
諸元値変更バケットの3D設計用データには、上述した
機械加工図形情報が継承されている。つまりバケット各
部の寸法の変更に連動して機械加工図形情報が「P0」
から「Pn」に変更され、また「P′0」から「P′n」
に変更されている。
【0108】そこで図24に示すように、3次元CAD
システム用端末装置91では、データベース92から、
諸元値変更バケットの設計用3Dデータを読み出して
(ステップ5001)、諸元値変更バケットの機械加工
図形情報「開口加工;座標位置Pn」、「切削研磨加
工;座標位置P′n」が取り出される。なお機械加工図
形情報は、属性データ(「開口加工」、「切削研磨加
工」)と座標位置データ(「Pn」、「P′n」) から
なる。取り出された機械加工図形情報は、3次元CAD
システム用端末装置91からNC加工データ生成システ
ム用端末装置36に送信される(ステップ5002)。
システム用端末装置91では、データベース92から、
諸元値変更バケットの設計用3Dデータを読み出して
(ステップ5001)、諸元値変更バケットの機械加工
図形情報「開口加工;座標位置Pn」、「切削研磨加
工;座標位置P′n」が取り出される。なお機械加工図
形情報は、属性データ(「開口加工」、「切削研磨加
工」)と座標位置データ(「Pn」、「P′n」) から
なる。取り出された機械加工図形情報は、3次元CAD
システム用端末装置91からNC加工データ生成システ
ム用端末装置36に送信される(ステップ5002)。
【0109】つぎにNC加工データ生成システム用端末
装置36では、NC加工制御プログラムを図25に示す
処理手順で生成する。なお以下の説明では標準バケット
の機械加工図形情報「開口加工;座標位置P0」、「切
削研磨加工;座標位置P′0」、標準バケット用のNC
加工制御プログラムは、既にNC加工データ生成システ
ム用端末装置36のメモリに記憶されているものとす
る。
装置36では、NC加工制御プログラムを図25に示す
処理手順で生成する。なお以下の説明では標準バケット
の機械加工図形情報「開口加工;座標位置P0」、「切
削研磨加工;座標位置P′0」、標準バケット用のNC
加工制御プログラムは、既にNC加工データ生成システ
ム用端末装置36のメモリに記憶されているものとす
る。
【0110】図25に示すように、NC加工データ生成
システム用端末装置36では、標準バケットの基本ワー
ク89の機械加工図形情報の3次元座標位置P0を読み
込む(ステップ5003)。
システム用端末装置36では、標準バケットの基本ワー
ク89の機械加工図形情報の3次元座標位置P0を読み
込む(ステップ5003)。
【0111】つぎに標準バケットの基本ワーク89の機
械加工図形情報の3次元座標位置P0を、NC工作機械
上の座標系における座標位置P0mに変換する。変換式は
たとえば変換マトリックスをMmとしてP0m=Mm・P0
で表される(ステップ5004)。
械加工図形情報の3次元座標位置P0を、NC工作機械
上の座標系における座標位置P0mに変換する。変換式は
たとえば変換マトリックスをMmとしてP0m=Mm・P0
で表される(ステップ5004)。
【0112】つぎに送信されてきた諸元値変更バケット
の変更ワーク89Aの機械加工図形情報を一旦メモリに
記憶し、その3次元座標位置Pnを読み込む(ステップ
5005)。
の変更ワーク89Aの機械加工図形情報を一旦メモリに
記憶し、その3次元座標位置Pnを読み込む(ステップ
5005)。
【0113】つぎに諸元値変更バケットの変更ワーク8
9Aの機械加工図形情報の3次元座標位置Pnを、NC
工作機械上の座標系における座標位置Pnmに変換する。
変換式はPnm=Mm・Pnで表される(ステップ500
6)。
9Aの機械加工図形情報の3次元座標位置Pnを、NC
工作機械上の座標系における座標位置Pnmに変換する。
変換式はPnm=Mm・Pnで表される(ステップ500
6)。
【0114】つぎにNC工作機械上の座標系に変換され
た変更ワーク89Aの穴の座標位置Pnmと基本ワーク8
9の穴の座標位置P0mとの差分PΔを、式PΔ=Pnm−
P0mを用いて計算する。図23(a)、(b)に示すよ
うに、基本ワーク89上の穴93、94の間隔が「50
mm」であり、変更ワーク89A上の穴93A、94A
の間隔が「70mm」であるものとすると、上記差分P
Δは「20mm」(=70mm−50mm)となる(ス
テップ5007)。
た変更ワーク89Aの穴の座標位置Pnmと基本ワーク8
9の穴の座標位置P0mとの差分PΔを、式PΔ=Pnm−
P0mを用いて計算する。図23(a)、(b)に示すよ
うに、基本ワーク89上の穴93、94の間隔が「50
mm」であり、変更ワーク89A上の穴93A、94A
の間隔が「70mm」であるものとすると、上記差分P
Δは「20mm」(=70mm−50mm)となる(ス
テップ5007)。
【0115】つぎに標準バケット用に作成されたNC加
工制御プログラムを読み出し、「開口加工」に相当する
プログラム文を探索する、ここで機械加工図形情報の属
性データは「開口加工」であるので、この属性データに
基づき「開口加工」に相当するプログラム文「Pp0;開
口加工 x−50mm」が探索される。このプログラム
文は、図23(a)に示すように「穴93の位置xを基
準にしてツール400が穴93と穴94の離間距離50
mmだけ戻り開口加工をする」という内容である(ステ
ップ5008)。そこで上記プログラム文「Pp0;開口
加工 x−50mm」に、差分値PΔ(20mm)を加
算して、諸元値変更バケットに適合したプログラム文P
pn(=Pp0+PΔ)を作成する。プログラム文は「Pp
n;開口加工 x−70mm」となる(ステップ500
9)。
工制御プログラムを読み出し、「開口加工」に相当する
プログラム文を探索する、ここで機械加工図形情報の属
性データは「開口加工」であるので、この属性データに
基づき「開口加工」に相当するプログラム文「Pp0;開
口加工 x−50mm」が探索される。このプログラム
文は、図23(a)に示すように「穴93の位置xを基
準にしてツール400が穴93と穴94の離間距離50
mmだけ戻り開口加工をする」という内容である(ステ
ップ5008)。そこで上記プログラム文「Pp0;開口
加工 x−50mm」に、差分値PΔ(20mm)を加
算して、諸元値変更バケットに適合したプログラム文P
pn(=Pp0+PΔ)を作成する。プログラム文は「Pp
n;開口加工 x−70mm」となる(ステップ500
9)。
【0116】「切削研磨加工」についても同様にしてプ
ログラム文が作成される。すなわち基本ワーク89の機
械加工図形情報の3次元座標位置P′0を読み込み(ス
テップ5003)、基本ワーク89の機械加工図形情報
の3次元座標位置P′0を、NC工作機械上の座標系に
おける座標位置P′0mに変換する(ステップ500
4)。つぎに変更ワーク89Aの機械加工図形情報の3
次元座標位置P′nを読み込み(ステップ5005)、
変更ワーク89Aの機械加工図形情報の3次元座標位置
P′nを、NC工作機械上の座標系における座標位置
P′nmに変換する(ステップ5006)。つぎにNC工
作機械上の座標系に変換された変更ワーク89Aの穴の
座標位置P′nmと基本ワーク89の穴の座標位置P′0m
との差分P′Δを計算する。図23(a)、(b)に示
すように、基本ワーク89の側端95、96の間隔が
「100mm」であり、変更ワーク89Aの側端95
A、96Aの間隔が「120mm」であるものとする
と、上記差分P′Δは「20mm」(=120mm−1
00mm)となる(ステップ5007)。つぎに標準バ
ケット用に作成されたNC加工制御プログラムを読み出
し、「切削研磨加工」に相当するプログラム文を探索す
る、ここで機械加工図形情報の属性データは「切削研磨
加工」であるので、この属性データに基づき「切削研磨
加工」に相当するプログラム文「P′p0;切削研磨加工
y−100mm」が探索される。このプログラム文
は、図23(a)に示すように「側端95の位置yを基
準にしてツール400が側端95と穴96の離間距離1
00mmだけ戻り切削研磨加工をする」という内容であ
る(ステップ5008)。そこで上記プログラム文
「P′p0;切削研磨加工 y−100mm」に、差分値
P′Δ(20mm)を加算して、諸元値変更バケットに
適合したプログラム文P′pn(=P′p0+P′Δ)を作
成する。プログラム文は「P′pn;切削研磨加工 y−
120mm」となる(ステップ5009)。
ログラム文が作成される。すなわち基本ワーク89の機
械加工図形情報の3次元座標位置P′0を読み込み(ス
テップ5003)、基本ワーク89の機械加工図形情報
の3次元座標位置P′0を、NC工作機械上の座標系に
おける座標位置P′0mに変換する(ステップ500
4)。つぎに変更ワーク89Aの機械加工図形情報の3
次元座標位置P′nを読み込み(ステップ5005)、
変更ワーク89Aの機械加工図形情報の3次元座標位置
P′nを、NC工作機械上の座標系における座標位置
P′nmに変換する(ステップ5006)。つぎにNC工
作機械上の座標系に変換された変更ワーク89Aの穴の
座標位置P′nmと基本ワーク89の穴の座標位置P′0m
との差分P′Δを計算する。図23(a)、(b)に示
すように、基本ワーク89の側端95、96の間隔が
「100mm」であり、変更ワーク89Aの側端95
A、96Aの間隔が「120mm」であるものとする
と、上記差分P′Δは「20mm」(=120mm−1
00mm)となる(ステップ5007)。つぎに標準バ
ケット用に作成されたNC加工制御プログラムを読み出
し、「切削研磨加工」に相当するプログラム文を探索す
る、ここで機械加工図形情報の属性データは「切削研磨
加工」であるので、この属性データに基づき「切削研磨
加工」に相当するプログラム文「P′p0;切削研磨加工
y−100mm」が探索される。このプログラム文
は、図23(a)に示すように「側端95の位置yを基
準にしてツール400が側端95と穴96の離間距離1
00mmだけ戻り切削研磨加工をする」という内容であ
る(ステップ5008)。そこで上記プログラム文
「P′p0;切削研磨加工 y−100mm」に、差分値
P′Δ(20mm)を加算して、諸元値変更バケットに
適合したプログラム文P′pn(=P′p0+P′Δ)を作
成する。プログラム文は「P′pn;切削研磨加工 y−
120mm」となる(ステップ5009)。
【0117】つぎに諸元値変更バケットに適合したプロ
グラム文Ppn、P′pnによって、標準バケット用のNC
加工制御プログラムを修正し、これを部品工場55の端
末装置56、加工工場60の端末装置61に送信する。
このた工場55、工場60のNC工作機械は、送信され
た制御プログラムにしたがい動作して、諸元値変更バケ
ットを加工し組み立てることができる。つまり図23
(b)に示すようにプログラム文「Ppn;開口加工 x
−70mm」にしたがいNC工作機械のツール400が
動作するため、ツール400は、穴93Aの位置xを基
準にして距離70mmだけ戻り穴94Aの開口加工を行
う。またプログラム文「P′pn;切削研磨加工 y−1
20mm」にしたがいNC工作機械のツール400が動
作するため、ツール400は、側板95Aの位置yを基
準にして距離120mmだけ側板96Aの切削研磨加工
を行う(ステップ5010)。
グラム文Ppn、P′pnによって、標準バケット用のNC
加工制御プログラムを修正し、これを部品工場55の端
末装置56、加工工場60の端末装置61に送信する。
このた工場55、工場60のNC工作機械は、送信され
た制御プログラムにしたがい動作して、諸元値変更バケ
ットを加工し組み立てることができる。つまり図23
(b)に示すようにプログラム文「Ppn;開口加工 x
−70mm」にしたがいNC工作機械のツール400が
動作するため、ツール400は、穴93Aの位置xを基
準にして距離70mmだけ戻り穴94Aの開口加工を行
う。またプログラム文「P′pn;切削研磨加工 y−1
20mm」にしたがいNC工作機械のツール400が動
作するため、ツール400は、側板95Aの位置yを基
準にして距離120mmだけ側板96Aの切削研磨加工
を行う(ステップ5010)。
【0118】また工場55、60では、溶接ロボットに
よってバケットの材料、部品を溶接し部品同士を溶接す
る加工が行われる。設計用3Dデータは、溶接ロボット
の制御プログラムの作成に使用される。以下設計用3D
データに基づき溶接ロボットの制御プログラムを作成す
る手順について説明する。
よってバケットの材料、部品を溶接し部品同士を溶接す
る加工が行われる。設計用3Dデータは、溶接ロボット
の制御プログラムの作成に使用される。以下設計用3D
データに基づき溶接ロボットの制御プログラムを作成す
る手順について説明する。
【0119】図26(a)は、標準バケットを構成する
板材(以下基本ワーク)97上の溶接開始点98から溶
接線99に沿って隅肉溶接する加工を施す場合の溶接ロ
ボットのツール(溶接トーチ)410の動きを示してい
る。
板材(以下基本ワーク)97上の溶接開始点98から溶
接線99に沿って隅肉溶接する加工を施す場合の溶接ロ
ボットのツール(溶接トーチ)410の動きを示してい
る。
【0120】溶接ロボットのツール410は、基本ワー
ク97上で「溶接開始点98の座標位置P0から溶接を
開始し溶接線99に沿って溶接する」ように動作する。
したがって図26(b)に示す諸元値変更バケットの板
材97A(以下変更ワーク)についても、溶接ロボット
のツール410は「溶接開始点98Aの座標位置Pnか
ら溶接を開始し溶接線99Aに沿って溶接する」ように
動作する。
ク97上で「溶接開始点98の座標位置P0から溶接を
開始し溶接線99に沿って溶接する」ように動作する。
したがって図26(b)に示す諸元値変更バケットの板
材97A(以下変更ワーク)についても、溶接ロボット
のツール410は「溶接開始点98Aの座標位置Pnか
ら溶接を開始し溶接線99Aに沿って溶接する」ように
動作する。
【0121】標準バケットの3D設計用データには、予
め溶接加工の基準となる専用の図形情報(溶接加工図形
情報)が含まれている。溶接加工図形情報は、溶接線の
情報、溶接点の情報であり、本実施形態では「溶接線9
9の溶接開始点98の座標位置P0」に相当する。同様
に諸元値変更バケットの3D設計用データには、上述し
た溶接加工図形情報が継承されている。つまりバケット
各部の寸法の変更に連動して溶接加工図形情報が「P
0」から「Pn」に変更されている。
め溶接加工の基準となる専用の図形情報(溶接加工図形
情報)が含まれている。溶接加工図形情報は、溶接線の
情報、溶接点の情報であり、本実施形態では「溶接線9
9の溶接開始点98の座標位置P0」に相当する。同様
に諸元値変更バケットの3D設計用データには、上述し
た溶接加工図形情報が継承されている。つまりバケット
各部の寸法の変更に連動して溶接加工図形情報が「P
0」から「Pn」に変更されている。
【0122】そこで図27に示すように、3次元CAD
システム用端末装置91では、データベース92から、
諸元値変更バケットの設計用3Dデータを読み出して
(ステップ6001)、諸元値変更バケットの溶接加工
図形情報「溶接開始点;座標位置Pn」が取り出され
る。なお溶接加工図形情報は、属性データ(「溶接開始
点」)と座標位置データ(「Pn」)からなる。取り出
された溶接加工図形情報は、3次元CADシステム用端
末装置91から溶接プログラム生成システム用端末装置
37に送信される(ステップ6002)。
システム用端末装置91では、データベース92から、
諸元値変更バケットの設計用3Dデータを読み出して
(ステップ6001)、諸元値変更バケットの溶接加工
図形情報「溶接開始点;座標位置Pn」が取り出され
る。なお溶接加工図形情報は、属性データ(「溶接開始
点」)と座標位置データ(「Pn」)からなる。取り出
された溶接加工図形情報は、3次元CADシステム用端
末装置91から溶接プログラム生成システム用端末装置
37に送信される(ステップ6002)。
【0123】つぎに溶接プログラム生成システム用端末
装置37では、溶接加工の制御プログラムを図28に示
す処理手順で生成する。なお以下の説明では標準バケッ
トの溶接加工図形情報「溶接開始点;座標位置P0」、
標準バケット用の溶接加工制御プログラムは、既に溶接
プログラム生成システム用端末装置37のメモリに記憶
されているものとする。
装置37では、溶接加工の制御プログラムを図28に示
す処理手順で生成する。なお以下の説明では標準バケッ
トの溶接加工図形情報「溶接開始点;座標位置P0」、
標準バケット用の溶接加工制御プログラムは、既に溶接
プログラム生成システム用端末装置37のメモリに記憶
されているものとする。
【0124】図28に示すように、溶接プログラム生成
システム用端末装置37では、標準バケットの基本ワー
ク97の溶接加工図形情報の3次元座標位置P0を読み
込む(ステップ6003)。
システム用端末装置37では、標準バケットの基本ワー
ク97の溶接加工図形情報の3次元座標位置P0を読み
込む(ステップ6003)。
【0125】つぎに標準バケットの基本ワーク97の溶
接加工図形情報の3次元座標位置P0を、溶接ロボット
上の座標系における座標位置P0mに変換する。変換式は
たとえば変換マトリックスをMmとして、P0m=Mm・P
0で表される(ステップ6004)。
接加工図形情報の3次元座標位置P0を、溶接ロボット
上の座標系における座標位置P0mに変換する。変換式は
たとえば変換マトリックスをMmとして、P0m=Mm・P
0で表される(ステップ6004)。
【0126】つぎに送信されてきた諸元値変更バケット
の変更ワーク97Aの溶接加工図形情報を一旦メモリに
記憶し、その3次元座標位置Pnを読み込む(ステップ
6005)。
の変更ワーク97Aの溶接加工図形情報を一旦メモリに
記憶し、その3次元座標位置Pnを読み込む(ステップ
6005)。
【0127】つぎに諸元値変更バケットの変更ワーク9
7Aの溶接加工図形情報の3次元座標位置Pnを、溶接
ロボット上の座標系における座標位置Pnmに変換する。
変換式は変換マトリックスをM′mとして、Pnm=M′m
・Pnで表される。ここで変更ワーク97Aについての
変換マトリックスM′mを、基本ワーク97についての
変換マトリックスMmと異ならせているのは、溶接ロボ
ットの姿勢がワークの大きさ、置き方等によって異なる
ためである(ステップ6006)。
7Aの溶接加工図形情報の3次元座標位置Pnを、溶接
ロボット上の座標系における座標位置Pnmに変換する。
変換式は変換マトリックスをM′mとして、Pnm=M′m
・Pnで表される。ここで変更ワーク97Aについての
変換マトリックスM′mを、基本ワーク97についての
変換マトリックスMmと異ならせているのは、溶接ロボ
ットの姿勢がワークの大きさ、置き方等によって異なる
ためである(ステップ6006)。
【0128】つぎに溶接ロボット上の座標系に変換され
た変更ワーク97Aの溶接開始点98Aの座標位置Pnm
と基本ワーク97の溶接開始点98の座標位置P0mとの
差分PΔを、式PΔ=Pnm−P0mを用いて計算する(ス
テップ6007)。
た変更ワーク97Aの溶接開始点98Aの座標位置Pnm
と基本ワーク97の溶接開始点98の座標位置P0mとの
差分PΔを、式PΔ=Pnm−P0mを用いて計算する(ス
テップ6007)。
【0129】つぎに標準バケット用に作成された溶接加
工制御プログラムを読み出し、「溶接開始点」に相当す
るプログラム文を探索する、ここで溶接加工図形情報の
属性データは「溶接開始」であるので、この属性データ
に基づき「溶接開始」に相当するプログラム文「Pp0;
溶接開始 P0m」が探索される。このプログラム文は、
図26(a)に示すように「溶接開始点98の溶接ロボ
ット位置P0mから溶接を開始する」という内容である
(ステップ6008)。そこで上記プログラム文「Pp
0;溶接開始 P0m」に、差分値PΔを加算して、諸元
値変更バケットに適合したプログラム文Ppn(=Pp0+
PΔ)を作成する。プログラム文は「Ppn;溶接開始
Pnm」となる(ステップ6009)。
工制御プログラムを読み出し、「溶接開始点」に相当す
るプログラム文を探索する、ここで溶接加工図形情報の
属性データは「溶接開始」であるので、この属性データ
に基づき「溶接開始」に相当するプログラム文「Pp0;
溶接開始 P0m」が探索される。このプログラム文は、
図26(a)に示すように「溶接開始点98の溶接ロボ
ット位置P0mから溶接を開始する」という内容である
(ステップ6008)。そこで上記プログラム文「Pp
0;溶接開始 P0m」に、差分値PΔを加算して、諸元
値変更バケットに適合したプログラム文Ppn(=Pp0+
PΔ)を作成する。プログラム文は「Ppn;溶接開始
Pnm」となる(ステップ6009)。
【0130】つぎに諸元値変更バケットに適合したプロ
グラム文Ppnによって、標準バケット用の溶接加工制御
プログラムを修正し、これを部品工場55の端末装置5
6、加工工場60の端末装置61に送信する。このため
工場55、工場60の溶接ロボットは、送信された制御
プログラムにしたがい動作して、諸元値変更バケットを
加工し組み立てることができる。つまり図26(b)に
示すようにプログラム文「Ppn;溶接開始 Pnm」にし
たがい溶接ロボットのツール410が動作するため、ツ
ール410は、溶接開始点98Aから溶接を開始し溶接
線99Aに沿って溶接を行う(ステップ6010)。
グラム文Ppnによって、標準バケット用の溶接加工制御
プログラムを修正し、これを部品工場55の端末装置5
6、加工工場60の端末装置61に送信する。このため
工場55、工場60の溶接ロボットは、送信された制御
プログラムにしたがい動作して、諸元値変更バケットを
加工し組み立てることができる。つまり図26(b)に
示すようにプログラム文「Ppn;溶接開始 Pnm」にし
たがい溶接ロボットのツール410が動作するため、ツ
ール410は、溶接開始点98Aから溶接を開始し溶接
線99Aに沿って溶接を行う(ステップ6010)。
【0131】工場55、60では、クランパやポジショ
ナなどの治具を用いて諸元値変更バケットが製造され
る。設計用3Dデータは、治具図および治具段取り図の
作成に使用される。以下設計用3Dデータに基づき治具
図および治具段取り図を作成する手順について説明す
る。
ナなどの治具を用いて諸元値変更バケットが製造され
る。設計用3Dデータは、治具図および治具段取り図の
作成に使用される。以下設計用3Dデータに基づき治具
図および治具段取り図を作成する手順について説明す
る。
【0132】図29に示すように、3次元CADシステ
ム用端末装置91は、データベース92から標準バケッ
トの設計用3Dデータおよび諸元値変更バケットの設計
用3Dデータを読み出す(ステップ7001)。ここで
標準バケットの設計用3Dデータには、標準バケットの
製造に用いられる治具の設計用3Dデータが含まれてい
る。そこで、標準バケットの設計用3Dデータから、標
準バケット製造用の治具の設計用3Dデータが読み出さ
れる(ステップ7002)。バケット各部の寸法が変更
されるに応じて、治具各部の寸法も変更する必要があ
る。そこで、諸元値変更バケットの設計用3Dデータに
合わせて、標準バケット製造用治具の設計用3Dデータ
が変形され、諸元値変更バケット製造用治具の設計用3
Dデータが生成される(ステップ7003)。つぎに、
諸元値変更バケット製造用治具の設計用3Dデータに基
づいて、諸元値変更バケットの製造に用いられる治具の
治具図、治具段取り図が作成され、データベース92に
保存される(ステップ7004)。
ム用端末装置91は、データベース92から標準バケッ
トの設計用3Dデータおよび諸元値変更バケットの設計
用3Dデータを読み出す(ステップ7001)。ここで
標準バケットの設計用3Dデータには、標準バケットの
製造に用いられる治具の設計用3Dデータが含まれてい
る。そこで、標準バケットの設計用3Dデータから、標
準バケット製造用の治具の設計用3Dデータが読み出さ
れる(ステップ7002)。バケット各部の寸法が変更
されるに応じて、治具各部の寸法も変更する必要があ
る。そこで、諸元値変更バケットの設計用3Dデータに
合わせて、標準バケット製造用治具の設計用3Dデータ
が変形され、諸元値変更バケット製造用治具の設計用3
Dデータが生成される(ステップ7003)。つぎに、
諸元値変更バケット製造用治具の設計用3Dデータに基
づいて、諸元値変更バケットの製造に用いられる治具の
治具図、治具段取り図が作成され、データベース92に
保存される(ステップ7004)。
【0133】工場50、55、60では、検査指示書を
用いて諸元値変更バケットが検査される。設計用3Dデ
ータは、検査指示書の作成に使用される。以下設計用3
Dデータに基づき検査指示書を作成する手順について説
明する。
用いて諸元値変更バケットが検査される。設計用3Dデ
ータは、検査指示書の作成に使用される。以下設計用3
Dデータに基づき検査指示書を作成する手順について説
明する。
【0134】図30に示すように、自動検査指示書作成
システム用端末装置38は、3次元CADシステム用端
末装置91のデータベース92にアクセスして、標準バ
ケットの設計用3Dデータおよび諸元値変更バケットの
設計用3Dデータを読み出す(ステップ8001)。こ
こで標準バケットの設計用3Dデータには、標準バケッ
トの検査指示書の作成に必要な検査指示データが含まれ
ている。そこで、標準バケットの設計用3Dデータか
ら、標準バケット検査用の検査指示データが読み出され
る(ステップ8002)。バケット各部の寸法が変更さ
れるに応じて、検査指示内容も変更する必要がある。た
とえば、バケットの本体幅が「430mm」から「35
0mm」に変更されると、バケット本体幅の検査指示内
容は、「430±0.5mmに収まっていること」から
「350±0.5mmに収まっていること」に変更され
る。そこで、諸元値変更バケットの設計用3Dデータに
合わせて、標準バケット検査用の検査指示データが変形
され、諸元値変更バケット検査用の新たな検査指示デー
タが生成される(ステップ8003)。つぎに、諸元値
変更バケット検査用の検査指示データに基づいて、諸元
値変更バケットの検査に用いられる検査指示書が作成さ
れ、所定のデータベースに保存される(ステップ800
4)。
システム用端末装置38は、3次元CADシステム用端
末装置91のデータベース92にアクセスして、標準バ
ケットの設計用3Dデータおよび諸元値変更バケットの
設計用3Dデータを読み出す(ステップ8001)。こ
こで標準バケットの設計用3Dデータには、標準バケッ
トの検査指示書の作成に必要な検査指示データが含まれ
ている。そこで、標準バケットの設計用3Dデータか
ら、標準バケット検査用の検査指示データが読み出され
る(ステップ8002)。バケット各部の寸法が変更さ
れるに応じて、検査指示内容も変更する必要がある。た
とえば、バケットの本体幅が「430mm」から「35
0mm」に変更されると、バケット本体幅の検査指示内
容は、「430±0.5mmに収まっていること」から
「350±0.5mmに収まっていること」に変更され
る。そこで、諸元値変更バケットの設計用3Dデータに
合わせて、標準バケット検査用の検査指示データが変形
され、諸元値変更バケット検査用の新たな検査指示デー
タが生成される(ステップ8003)。つぎに、諸元値
変更バケット検査用の検査指示データに基づいて、諸元
値変更バケットの検査に用いられる検査指示書が作成さ
れ、所定のデータベースに保存される(ステップ800
4)。
【0135】工場55、60では、工程設計書にしたが
い諸元値変更バケットを製造する工程が構築され、作業
指示書にしたがい諸元値変更バケットを製造する作業が
進められる。工程設計書は、製造の各工程に要する工数
(作業時間等)を記述したものであり、作業指示書は、
製造の各工程で作業者に指示する内容(たとえば板材の
すきまに塗布すべきコーキング量、グラインダによる板
材のかえりや溶接で生じたスパッタ等の除去作業など)
を記述したものである。設計用3Dデータは、工程設計
書、作業指示書の作成に使用される。以下設計用3Dデ
ータに基づき工程設計書、作業指示書を作成する手順に
ついて説明する。
い諸元値変更バケットを製造する工程が構築され、作業
指示書にしたがい諸元値変更バケットを製造する作業が
進められる。工程設計書は、製造の各工程に要する工数
(作業時間等)を記述したものであり、作業指示書は、
製造の各工程で作業者に指示する内容(たとえば板材の
すきまに塗布すべきコーキング量、グラインダによる板
材のかえりや溶接で生じたスパッタ等の除去作業など)
を記述したものである。設計用3Dデータは、工程設計
書、作業指示書の作成に使用される。以下設計用3Dデ
ータに基づき工程設計書、作業指示書を作成する手順に
ついて説明する。
【0136】図31に示すように、自動工程設計システ
ム用端末装置39は、3次元CADシステム用端末装置
91のデータベース92にアクセスして、標準バケット
の設計用3Dデータおよび諸元値変更バケットの設計用
3Dデータを読み出す(ステップ9001)。ここで標
準バケットの設計用3Dデータには、標準バケットの
(基本)の工程設計書、作業指示書の作成に必要な工程
設計データが含まれている。そこで、標準バケットの設
計用3Dデータから、標準バケット用の工程設計データ
が読み出される(ステップ9002)。バケット各部の
寸法が変更されるに応じて、工程設計内容、作業指示内
容も変更する必要がある。たとえば、バケットの本体幅
が変更されると、バケットを構成する板材の溶接線の長
さが変化し、それに応じて溶接作業工程の時間が変化す
る。またバケットの本体幅が変更されると、それに応じ
て板材のすきまに塗布すべきコーキング量やグラインダ
による板材のかえりや溶接で生じたスパッタ等の除去作
業が変化し、作業指示内容が変化する。そこで、諸元値
変更バケットの設計用3Dデータに合わせて、標準バケ
ット用の工程設計データが変形され、諸元値変更バケッ
ト用に修正された工程設計データが生成される(ステッ
プ9003)。つぎに、諸元値変更バケット用の工程設
計データに基づいて、諸元値変更バケットの製造に用い
られる工程設計書、作業指示書が作成され、所定のデー
タベースに保存される(ステップ9004)。
ム用端末装置39は、3次元CADシステム用端末装置
91のデータベース92にアクセスして、標準バケット
の設計用3Dデータおよび諸元値変更バケットの設計用
3Dデータを読み出す(ステップ9001)。ここで標
準バケットの設計用3Dデータには、標準バケットの
(基本)の工程設計書、作業指示書の作成に必要な工程
設計データが含まれている。そこで、標準バケットの設
計用3Dデータから、標準バケット用の工程設計データ
が読み出される(ステップ9002)。バケット各部の
寸法が変更されるに応じて、工程設計内容、作業指示内
容も変更する必要がある。たとえば、バケットの本体幅
が変更されると、バケットを構成する板材の溶接線の長
さが変化し、それに応じて溶接作業工程の時間が変化す
る。またバケットの本体幅が変更されると、それに応じ
て板材のすきまに塗布すべきコーキング量やグラインダ
による板材のかえりや溶接で生じたスパッタ等の除去作
業が変化し、作業指示内容が変化する。そこで、諸元値
変更バケットの設計用3Dデータに合わせて、標準バケ
ット用の工程設計データが変形され、諸元値変更バケッ
ト用に修正された工程設計データが生成される(ステッ
プ9003)。つぎに、諸元値変更バケット用の工程設
計データに基づいて、諸元値変更バケットの製造に用い
られる工程設計書、作業指示書が作成され、所定のデー
タベースに保存される(ステップ9004)。
【0137】以上のようにして作成された材料図、検査
指示書は材料工場50の端末装置51に送信される。こ
れにより材料工場50では、材料図にしたがい材料を作
成する作業が行われる。また材料工場50では、検査指
示書にしたがって作成された材料の検査が行われる。材
料の検査が終了すると材料工場50は、材料を指定され
た部品工場55、加工工場60に送付する。
指示書は材料工場50の端末装置51に送信される。こ
れにより材料工場50では、材料図にしたがい材料を作
成する作業が行われる。また材料工場50では、検査指
示書にしたがって作成された材料の検査が行われる。材
料の検査が終了すると材料工場50は、材料を指定され
た部品工場55、加工工場60に送付する。
【0138】また以上のようにして作成された部品図、
加工図、組立図、NC加工制御プログラム、溶接プログ
ラム、治具図、治具段取り図、検査指示書、工程設計
書、作業指示書は、対応する部品工場55の端末装置5
6、加工工場60の端末装置61に送信される。これに
より部品工場55、加工工場60では、加工図、組立
図、NC加工制御プログラム、溶接プログラム、治具
図、治具段取り図、工程設計書、作業指示書にしたがい
部品を作成し加工を行い諸元値変更バケットを組み立て
る作業が行われる。また部品工場55、加工工場60で
は、検査指示書にしたがって作成された部品、組み立て
られた諸元値変更バケットの検査が行われる。最終工程
を終えた諸元値変更バケットは、加工工場60を出庫
し、指定された納入先へ(顧客の元へ)納品される。
加工図、組立図、NC加工制御プログラム、溶接プログ
ラム、治具図、治具段取り図、検査指示書、工程設計
書、作業指示書は、対応する部品工場55の端末装置5
6、加工工場60の端末装置61に送信される。これに
より部品工場55、加工工場60では、加工図、組立
図、NC加工制御プログラム、溶接プログラム、治具
図、治具段取り図、工程設計書、作業指示書にしたがい
部品を作成し加工を行い諸元値変更バケットを組み立て
る作業が行われる。また部品工場55、加工工場60で
は、検査指示書にしたがって作成された部品、組み立て
られた諸元値変更バケットの検査が行われる。最終工程
を終えた諸元値変更バケットは、加工工場60を出庫
し、指定された納入先へ(顧客の元へ)納品される。
【0139】以上のように本実施形態によれば、顧客が
標準バケットに対して諸元値を変更してバケットを発注
しようとする際に、画面上で諸元値変更バケットの3次
元的な全体像を確認することができるので、発注の意思
決定を迅速に行うことができ、顧客のイメージとおりの
バケットを納入することができる。
標準バケットに対して諸元値を変更してバケットを発注
しようとする際に、画面上で諸元値変更バケットの3次
元的な全体像を確認することができるので、発注の意思
決定を迅速に行うことができ、顧客のイメージとおりの
バケットを納入することができる。
【0140】また顧客側の画面上で見積もりが迅速が行
われるので、迅速に製造にとりかかることができる。
われるので、迅速に製造にとりかかることができる。
【0141】また顧客が画面上で発注の意思決定をする
と、3次元CADシステムが動作し、設計用3Dデータ
に基づいてNC加工制御プログラム、溶接プログラム等
が自動的に作成され、これらNC加工制御プログラム等
に基づいて製造が行われるので、発注から顧客の元に納
入されるまでの時間を大幅に短縮することができるとと
もに、製造コストを低減させることができる。
と、3次元CADシステムが動作し、設計用3Dデータ
に基づいてNC加工制御プログラム、溶接プログラム等
が自動的に作成され、これらNC加工制御プログラム等
に基づいて製造が行われるので、発注から顧客の元に納
入されるまでの時間を大幅に短縮することができるとと
もに、製造コストを低減させることができる。
【0142】なお以上説明した実施形態では、加工機械
としてNC加工機械を想定しているが、NC加工機械に
限定されることなく任意の加工機械の制御プログラムを
作成する場合にも適用することができる。
としてNC加工機械を想定しているが、NC加工機械に
限定されることなく任意の加工機械の制御プログラムを
作成する場合にも適用することができる。
【0143】また実施形態では、製品として建設機械の
バケットを想定しているが、これ以外の部品、コンポー
ネントたとえばエンジン、油圧ポンプ、トランスミッシ
ョン、履帯などを製造する場合にも適用することができ
る。また部品、コンポーネントに限らず建設機械自体を
製造する場合にも本発明を適用することができる。さら
に建設機械に限定されることなく、一般自動車等の各種
輸送用機器を製造する場合にも適用することができ、さ
らには輸送用機器以外の製品を製造する場合にも適用す
ることができる。
バケットを想定しているが、これ以外の部品、コンポー
ネントたとえばエンジン、油圧ポンプ、トランスミッシ
ョン、履帯などを製造する場合にも適用することができ
る。また部品、コンポーネントに限らず建設機械自体を
製造する場合にも本発明を適用することができる。さら
に建設機械に限定されることなく、一般自動車等の各種
輸送用機器を製造する場合にも適用することができ、さ
らには輸送用機器以外の製品を製造する場合にも適用す
ることができる。
【図1】図1は実施形態の製品の表示装置をコンピュー
タで実現したブロック図である。
タで実現したブロック図である。
【図2】図2は実施形態の発注、製造システムの全体構
成を示す図である。
成を示す図である。
【図3】図3(a)、(b)は3次元CADシステムで
3次元モデルを生成する場合に必要なデータをテーブル
形式で示した図である。
3次元モデルを生成する場合に必要なデータをテーブル
形式で示した図である。
【図4】図4は実施形態の表示画面の内容を例示した図
である。
である。
【図5】図5は実施形態の処理手順を示すフローチャー
トである。
トである。
【図6】図6は見積もりデータの一例を示す図である。
【図7】図7は実施形態の表示画面の内容を例示した図
である。
である。
【図8】図8は実施形態の表示画面の内容を例示した図
である。
である。
【図9】図9は実施形態の表示画面の内容を例示した図
である。
である。
【図10】図10は実施形態の表示画面の内容を例示し
た図である。
た図である。
【図11】図11(a)、(b)は表示画面の画像表示
部に表示されるバケットを拡大して示す図である。
部に表示されるバケットを拡大して示す図である。
【図12】図12は実施形態の表示画面の内容を例示し
た図である。
た図である。
【図13】図13(a)、(b)は表示用3Dデータと
設計用3Dデータの違いを説明する図である。
設計用3Dデータの違いを説明する図である。
【図14】図14は実施形態の表示画面の内容を例示し
た図である。
た図である。
【図15】図15(a)、(b)、(c)は表示画面の
画像表示部に表示されるバケットを拡大して示す図であ
る。
画像表示部に表示されるバケットを拡大して示す図であ
る。
【図16】図16は実施形態の表示画面の内容を例示し
た図である。
た図である。
【図17】図17は実施形態の表示画面の内容を例示し
た図である。
た図である。
【図18】図18は実施形態の処理手順を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図19】図19は実施形態の処理手順を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図20】図20は実施形態の処理手順を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図21】図21は実施形態の処理手順を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図22】図22(a)、(b)は部品図を説明する図
である。
である。
【図23】図23(a)、(b)はNC加工機械の動き
を説明する図である。
を説明する図である。
【図24】図24は実施形態の処理手順を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図25】図25は実施形態の処理手順を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図26】図26(a)、(b)は溶接ロボットの動き
を説明する図である。
を説明する図である。
【図27】図27は実施形態の処理手順を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図28】図28は実施形態の処理手順を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図29】図29は実施形態の処理手順を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図30】図30は実施形態の処理手順を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図31】図31は実施形態の処理手順を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
1 主制御部
2 記憶部
4 入力部
5 表示部
20 インターネット(イントラネット)
31 サーバ装置
33 画面構築システム用端末装置
34 見積もりシステム用端末装置
35 生産検討システム用端末装置
36 NC加工データ生成システム用端末装置
37 溶接プログラム生成システム用端末装置
38 自動検査指示書作成システム用端末装置
39 自動工程設計システム用端末装置
50 材料工場
55 部品工場
60 加工工場
70 顧客側端末装置
90 設計部門
91 3次元CADシステム用端末装置
92 データベース
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 加納 伸也
大阪府枚方市上野3−1−1 株式会社小
松製作所大阪工場内
(72)発明者 高井 慶一
大阪府枚方市上野3−1−1 株式会社小
松製作所大阪工場内
Fターム(参考) 3C100 AA01 BB01 BB06 BB39 EE18
5B046 AA00 CA06 DA10 FA16 HA05
Claims (11)
- 【請求項1】 発注製品の表示装置において、 標準の製品の諸元値を変更して標準製品に対して異なる
諸元値変更製品を発注するに際して、 前記諸元値の変更内容を示す諸元値変更データを入力す
るデータ入力部と、 3次元モデルを表示する表示部と を備えた端末装置を、製品の顧客側に設け、 前記諸元値変更データが与えられると、この諸元値変更
データに基づいて、標準製品の3次元モデルから、諸元
値変更製品の3次元モデルを生成する3次元モデル生成
部を、製品の製造メーカ側に設け、 前記端末装置と、前記3次元モデル生成部とを通信手段
によって通信可能に接続し、 前記端末装置のデータ入力部に入力されたデータを、前
記通信手段を介して前記3次元モデル生成部に送信し
て、前記3次元モデル生成部で諸元値変更製品の3次元
モデルを生成し、この生成した3次元モデルのデータ
を、前記通信手段を介して前記端末装置に送信して、諸
元値変更製品の3次元モデルを前記表示部で表示させる
ことを特徴とする発注製品の表示装置。 - 【請求項2】 製品の発注、製造装置において、 標準の製品の諸元値を変更して標準製品に対して異なる
諸元値変更製品を発注し発注内容に応じて諸元値変更製
品を製造するに際して、 前記諸元値の変更内容を示す諸元値変更データを入力す
るデータ入力部を備えた端末装置を、製品の顧客側に設
け、 前記諸元値変更データが与えられると、この諸元値変更
データに基づいて、標準製品の3次元モデルを変形し
て、諸元値変更製品の3次元モデルを生成する3次元モ
デル生成部と、 3次元モデルのデータが与えられると、この3次元モデ
ルのデータに基づいて、製品を製造する製造部とを、製
品の製造メーカ側に設け、 前記端末装置と、前記3次元モデル生成部とを第1の通
信手段によって通信可能に接続するとともに、前記3次
元モデル生成部と前記製造部とを第2の通信手段によっ
て接続し、 前記端末装置のデータ入力部に入力されたデータを、前
記第1の通信手段を介して前記3次元モデル生成部に送
信して、前記3次元モデル生成部で諸元値変更製品の3
次元モデルを生成し、この生成した3次元モデルのデー
タを、前記第2の通信手段を介して前記製造部に送信し
て、諸元値変更製品を製造することを特徴とする製品の
発注、製造装置。 - 【請求項3】 製品の見積もり額を表示する見積もり
額表示部を、前記端末装置に更に備え、 前記端末装置のデータ入力部に入力されたデータに基づ
いて、諸元値変更製品の見積もり額を演算する見積もり
額演算部を設け、 前記見積もり額演算部で演算された見積もり額を、前記
端末装置の見積もり額表示部に表示させることを特徴と
する請求項1記載の発注製品の表示装置または請求項2
記載の製品の発注、製造装置。 - 【請求項4】 諸元値変更製品の発注が確定したこと
を示す発注確定データを入力する発注確定データ入力部
を、前記端末装置に更に備え、 前記発注確定データ入力部に発注確定データが入力され
るまでは、現在の諸元値変更内容に対応した見積もり額
の途中経過を、前記端末装置の見積もり額表示部に表示
させることを特徴とする請求項3記載の発注製品の表示
装置または請求項3記載の製品の発注、製造装置。 - 【請求項5】 前記3次元モデル生成部で諸元値変
更製品の3次元モデルを生成し、この生成した3次元モ
デルのデータに基づいて、諸元値変更製品の製造に必要
な製造用図面を作成し、この作成した製造用図に基づい
て諸元値変更製品を製造することを特徴とする請求項2
記載の製品の発注、製造装置。 - 【請求項6】 制御用プログラムにしたがって作動
し製品を機械加工する加工機械を、前記製造部に備え、 前記3次元モデル生成部で諸元値変更製品の3次元モデ
ルを生成し、この生成した3次元モデルのデータの中か
ら、前記制御用プログラムを記述するために必要な制御
プログラム用データを抽出し、この制御プログラム用デ
ータに基づいて制御プログラムを作成し、この制御プロ
グラムにしたがって前記加工機械を作動させ諸元値変更
製品を機械加工することを特徴とする請求項2記載の製
品の発注、製造装置。 - 【請求項7】 制御用プログラムにしたがって作動
し製品を溶接する溶接ロボットを、前記製造部に備え、 前記3次元モデル生成部で諸元値変更製品の3次元モデ
ルを生成し、この生成した3次元モデルのデータの中か
ら、前記制御用プログラムを記述するために必要な制御
プログラム用データを抽出し、この制御プログラム用デ
ータに基づいて制御プログラムを作成し、この制御プロ
グラムにしたがって前記溶接ロボットを作動させ諸元値
変更製品を溶接し製造することを特徴とする請求項2記
載の製品の発注、製造装置。 - 【請求項8】 前記製造部は、治具を用いて製品を
製造するものであり、 前記3次元モデル生成部で諸元値変更製品の3次元モデ
ルを生成し、この生成した3次元モデルのデータに基づ
いて、諸元値変更製品に対応する治具の手配に必要な治
具用図面を作成し、この作成した治具用図面に基づいて
治具を手配しこの治具を用いて諸元値変更製品を製造す
ることを特徴とする請求項2記載の製品の発注、製造装
置。 - 【請求項9】 前記製造部は、検査指示書にしたが
い製造した製品を検査するものであり、 前記3次元モデル生成部で諸元値変更製品の3次元モデ
ルを生成し、この生成した3次元モデルのデータに基づ
いて、諸元値変更製品に対応する検査指示書を作成し、
この作成した検査指示書を用いて諸元値変更製品を検査
することを特徴とする請求項2記載の製品の発注、製造
装置。 - 【請求項10】 前記製造部は、工程設計書にしたが
い製品を製造する工程が構築されるものであり、 前記3次元モデル生成部で諸元値変更製品の3次元モデ
ルを生成し、この生成した3次元モデルのデータに基づ
いて、諸元値変更製品に対応する工程設計書を作成し、
この作成した工程設計書を用いて諸元値変更製品の製造
工程を構築することを特徴とする請求項2記載の製品の
発注、製造装置。 - 【請求項11】 前記製造部は、作業指示書にしたが
い製品を製造する作業が進められるものであり、 前記3次元モデル生成部で諸元値変更製品の3次元モデ
ルを生成し、この生成した3次元モデルのデータに基づ
いて、諸元値変更製品に対応する作業指示書を作成し、
この作成した作業指示書を用いて諸元値変更製品を製造
する作業をすすめることを特徴とする請求項2記載の製
品の発注、製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001338028A JP2003141179A (ja) | 2001-11-02 | 2001-11-02 | 製品の発注、製造装置および発注製品の表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001338028A JP2003141179A (ja) | 2001-11-02 | 2001-11-02 | 製品の発注、製造装置および発注製品の表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003141179A true JP2003141179A (ja) | 2003-05-16 |
Family
ID=19152581
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001338028A Withdrawn JP2003141179A (ja) | 2001-11-02 | 2001-11-02 | 製品の発注、製造装置および発注製品の表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003141179A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2015088015A (ja) * | 2013-10-31 | 2015-05-07 | トヨタ自動車株式会社 | 設計支援方法及び設計支援装置 |
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WO2019013060A1 (ja) * | 2017-07-14 | 2019-01-17 | 株式会社小松製作所 | 建設機械、較正システム、および方法 |
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US11079921B1 (en) | 2020-02-28 | 2021-08-03 | Caterpillar Inc. | Tool selection systems |
-
2001
- 2001-11-02 JP JP2001338028A patent/JP2003141179A/ja not_active Withdrawn
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