JP2003140254A - 写真用フィルムカートリッジ - Google Patents

写真用フィルムカートリッジ

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JP2003140254A
JP2003140254A JP2002218303A JP2002218303A JP2003140254A JP 2003140254 A JP2003140254 A JP 2003140254A JP 2002218303 A JP2002218303 A JP 2002218303A JP 2002218303 A JP2002218303 A JP 2002218303A JP 2003140254 A JP2003140254 A JP 2003140254A
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JP
Japan
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cartridge
film
camera
door
camera body
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Pending
Application number
JP2002218303A
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English (en)
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Wilson Ching Miao Wang
チン ミャオ ワン ウィルソン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ginfax Dev Ltd
Original Assignee
Ginfax Dev Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/26Holders for containing light sensitive material and adapted to be inserted within the camera

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
  • Cameras In General (AREA)
  • Shutters For Cameras (AREA)
  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】内部にあるフィルムを望ましくない露光に晒す
ことなく、フィルムカートリッジを取り外して交換する
ことができるカメラを提供する。 【解決手段】カメラは、レンズおよびシャッタ作動制御
部を有するカメラ本体1と、未露光フィルム巻き領域と
露光フィルム巻き領域とこれらの領域間の橋渡し領域と
を有し且つカメラ本体から取り外し可能なフィルムカー
トリッジ2とを備えている。カートリッジの開口によ
り、レンズからの光は、開口を通じて、橋渡し領域にあ
るフィルムに達することができる。ドア13がカートリ
ッジの開口を閉じるとともに、カートリッジをカメラ本
体内に設置し或はカメラ本体に取り付けると、ドアを開
くことができる。カメラ本体の部材とカートリッジの部
材とが協働してドアを開閉し、カートリッジがカメラ本
体と完全に係合すると、ドアを開くことができる。カメ
ラ本体内では、フィルムカートリッジが移動不能に接続
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】(関連特許出願)この出願は、2002年
4月17日に提出された米国特許出願第10/124,
718号、2002年2月25日に提出された米国特許
出願第10/083,331号、2001年11月2日
に提出されたニュージーランド特許出願第515259
号に対する優先権を主張している。
【0002】(発明の分野)本発明は、特に半使い捨て
の用途を与える種類のものだけではない、写真用フィル
ムカートリッジおよびカートリッジを収容するカメラに
関する。
【0003】(発明の背景)今日、一般に使用される写
真用フィルムには、135フィルム、120フィルム、
110フィルム、APSフィルムが挙げられる。これら
のフィルムの中で、135フィルムが最も一般的なフィ
ルムである。120フィルムは、高画質で大サイズであ
ることから、主に商業目的で使用される。110フィル
ムのサイズは比較的小さく、その画質は比較的低い。そ
のため、110フィルムはあまり一般的ではない。AP
Sは、新たな技術であり、多くの進んだ特徴を有してい
るが、APSフィルムの現像システムは、135フィル
ムのそれと互換性がなく、したがって、APSの発展は
制限されてきた。
【0004】使い捨てカメラは比較的速く発達した。使
い捨てカメラは、簡単に操作でき、低コストであり、持
ち運びが容易で、画質も満足できるという多くの利点を
有している。使い捨てカメラは、特に初心者に適してい
る。フィルムを挿入して取り出すには、ある程度の知識
と熟練が必要であるが、現在の使い捨てカメラは、フィ
ルムが予め装填されているため、フィルムの装填という
点に関しては、誤装填の可能性を回避できる。
【0005】使い捨てカメラには、2つの主な欠点があ
る。カメラを購入するために必要な費用には、カメラセ
ットとフィルムセットの両方の費用が含まれるが、カメ
ラセットは、そのうちの幾つかが再利用されても良い
が、1回の使用後に使い捨てされる。これにより、無駄
が生じる。第2に、その性質上、使い捨てであるため、
製造コストが厳重に制御され、したがって、オートフラ
ッシュ、自動巻き、高画質レンズといった更に進んだ特
徴を含めるのにも限界がある。
【0006】人々は、使い捨てカメラのような価格で、
また、使い捨てカメラのような簡単な操作で、普通の1
35フィルムカメラのような良質な写真を撮ることがで
きる製品の開発を試みてきた。
【0007】レンズ、シャッタ、暗室、フィルム巻取器
などの特徴部品を備え且つ交換可能なフィルムカートリ
ッジを受けることができる組み合わせカメラ本体は、従
来から市販されてきた。カメラ本体とともに使用される
カートリッジは、2つのフィルム巻き領域の形態を成し
ていた。第1の巻き領域には、未使用状態のフィルムが
巻かれ、第2の巻き領域には、露光された後のフィルム
が送り込まれた。これら2つの巻き領域は、橋渡し部に
よって互いに接続されていた。この場合、橋渡し部は、
レンズおよびシャッタに対してフィルムを所定位置に保
持し、フィルムの各フレームを露光することができた。
巻き領域は、巻き領域内のフィルムを露光できないよう
に効果的に遮光された領域であった。橋渡し領域を横切
って延びるフィルムは、露光することができた。使用
時、そのような光は、カメラ本体のレンズおよびシャッ
タ装置によって制御された。カートリッジは、カメラ本
体の外側では、2つの巻き領域間にフィルムに有効な暗
室を形成しなかった。したがって、この種のカメラを使
用する場合、カートリッジをカメラ本体から取り外すこ
とにより望ましくないフィルムの露光が生じなければ、
フィルムをカメラ本体内に挿入するとともに、フィルム
を一方の巻き領域から他方の巻き領域へと送り込む段階
においては、フィルムをカメラ本体内に留まらせる必要
があり、それにより、橋渡し領域を横切って延びるフィ
ルムを露光することができた。したがって、そのような
従来の構成では、それ自体、2つの巻き領域間で延びる
フィルムを有害な露光に晒すことなく、フィルムの使用
途中でフィルムカートリッジを取り外すことができなか
った。また、従来型の構成で、使用後にカートリッジか
らのフィルムを取り扱う際には、フィルムを処理する別
個の装置が必要であった。主流なフィルム形式は、現
在、35mm形式であり、実際に、110形式等のカー
トリッジ内の初期のフィルム形式は、現在、非常に稀で
あるため、殆どの現像ラボは、35mm形式またはAP
S形式を現像するように設定されている。新しい形式を
導入すると、現像所において更に別の処理装置を購入す
る必要があり、問題である。したがって、その後に現像
所でフィルムを現像処理できるように、フィルム容器内
に組み込まれた標準的な35mmフィルムを有するフィ
ルムカートリッジを存続させることが望ましい。
【0008】したがって、本発明の目的は、自由度が高
く且つ便利に使用でき、あるいは、公衆に少なくとも有
用な選択を与えることができる、カメラ本体とともに使
用可能な写真用フィルムカートリッジを提供することに
ある。
【0009】本発明の他の目的は、自由度が高く且つ便
利に使用でき、あるいは、公衆に少なくとも有用な選択
を与えることができる、カメラ本体とフィルムカートリ
ッジとの組み合わせセットを提供することである。
【0010】本発明の他の目的は、内部にあるフィルム
を望ましくない露光に晒すことなく、フィルムカートリ
ッジを取り外して交換することができるカメラを提供す
ることである。
【0011】本発明の他の目的は、標準的な35mmま
たはAPSフィルム容器から巻き取るために、あるい
は、これらの容器に巻き取るために、予め装填されて嵌
め込まれたフィルムを有するフィルムカートリッジを提
供することにある。
【0012】(発明の概要)したがって、本発明の第1
の形態に係るカメラは、一般に、フィルムを収容するた
めの暗室を形成する写真用フィルムカートリッジと、そ
の中に前記カートリッジを取り外し可能に且つ隙間無く
受けるためのレセプタクルを有するカメラ本体とを備え
ている。カートリッジには、カートリッジがレセプタク
ルから取り外される時に閉じたままとなり且つカートリ
ッジがレセプタクル内に受けられる時にフィルムを光制
御装置に露出させてフィルム上に像を形成するように開
くことができる開口が設けられている。
【0013】開口を閉じる第1の位置と開口を開く第2
の位置との間で選択的に移動できるドアが設けられてい
る。ドアは、カートリッジがカメラ本体の外側にある時
に、第1の位置に保持されるようにバネによって付勢さ
れるとともに、固定ラッチにより第1の位置に保持され
ることが好ましい。カートリッジをレセプタクル内に挿
入した時に、固定ラッチがアンロックされて、ドアが第
2の位置へと移動されることが好ましい。
【0014】したがって、カートリッジは、内部でフィ
ルムを露光することなく、いつでもカメラ本体から取り
外すことができる。これは、ユーザが異なるタイプのフ
ィルムに変更して異なる用途(例えば異なるASA)に
適合させたい場合、あるいは、特定の性質の写真を特定
のフィルムロール/フィルムセットで分類したい場合
(例えば、様々な行事、様々な人々の集まり、様々な題
材等)に、非常に有益である。また、本発明によれば、
複数のカメラ本体に対して1つのフィルムカートリッジ
を交換可能に用いることができる。広角レンズ、カラー
レンズ、他の効果レンズ等の特定の特徴を与えるカメラ
本体が設けられても良い。この場合、本発明のフィルム
カートリッジは、このようなカメラ本体間で互換性があ
る。
【0015】本発明の第2の形態は、一般に、フィルム
を収容し且つカメラ本体と係合するフィルムカートリッ
ジを備えている。フィルムカートリッジとカメラ本体と
を組み合わせることによって、適切に設けられて位置決
めされた光制御部と、前記カートリッジ内のフィルムの
一部に光を選択的に投影してこの光によってフィルムを
露光することができる前記カメラ本体の投影手段とによ
り、フィルム上に像を焼き付けることができる。フィル
ムカートリッジは、未露光フィルム巻き領域と、第2の
巻き領域と、未露光フィルム巻き領域と第2の巻き領域
との間の橋渡し部とを備えており、橋渡し部を介してフ
ィルムの少なくとも一部を未露光フィルム巻き領域から
第2の領域へと移動するように巻き取ることができる。
橋渡し領域は、未露光フィルム巻き領域と第2の巻き領
域との間に、フィルムのための暗室を形成している。橋
渡し領域は開口を有しており、この開口は、フィルムカ
ートリッジがカメラ本体と係合した時に例えばカメラ本
体の光制御手段およびフィルムカートリッジの前記開口
を通じて入射するように通された光によってフィルムが
露光されるように位置決めされている。
【0016】フィルムカートリッジには、第1の位置と
第2の位置との間で選択的に移動可能なドアが設けられ
ている。第1の位置では、カートリッジの開口が閉じら
れて、暗室への光の入射が阻止される。第2の位置で
は、開口が開かれ、フィルムの露光が可能になる。
【0017】本発明の第3の形態は、一般に、カメラ本
体と、フィルムを収容し且つカメラ本体と係合するフィ
ルムカートリッジとを有するカメラを備えている。フィ
ルムカートリッジとカメラ本体とを組み合わせることに
よって、適切に設けられて位置決めされた光制御部と、
カートリッジ内のフィルムの一部に光を選択的に投影し
てこの光によってフィルムを露光することができるカメ
ラ本体の投影手段とにより、フィルム上に像を焼き付け
ることができる。
【0018】フィルムカートリッジは、未露光フィルム
巻き領域と、第2の巻き領域と、未露光フィルム巻き領
域と第2の巻き領域との間の橋渡し部とを備えており、
橋渡し部を介してフィルムの少なくとも一部を未露光フ
ィルム巻き領域から第2の領域へと移動するように巻き
取ることができる。
【0019】橋渡し領域は、未露光フィルム巻き領域と
第2の巻き領域との間に、フィルムのための暗室を形成
している。橋渡し領域は開口を有しており、この開口
は、フィルムカートリッジがカメラ本体と係合した時に
例えばカメラ本体の光制御手段およびフィルムカートリ
ッジの前記開口を通じて入射するように通された光によ
ってフィルムが露光されるように位置決めされている。
【0020】フィルムカートリッジには、第1の位置と
第2の位置との間で選択的に移動可能なドアが設けられ
ている。第1の位置では、開口が閉じられて、暗室への
光の入射が阻止される。第2の位置では、開口が開か
れ、フィルムの露光が可能になる。カートリッジがカメ
ラ本体と完全に係合するまで、ドアが第1の位置に維持
されることが好ましい。
【0021】カメラ本体およびカートリッジは、光制御
手段が作動して橋渡し部内のフィルムの一部を露光する
場合を除き、完全に係合した状態の時に、協働して遮光
された領域を規定することが好ましい。
【0022】ドアは、カメラ本体の作動手段により、第
1の位置と第2の位置との間で移動するように作動する
ことが好ましい。
【0023】カートリッジがカメラ本体内に無い時に、
ドアが誤って開かれることを防止するために、安全ラッ
チを設けることが好ましい。
【0024】ドアを第1の位置から第2の位置へと移動
させるために、バネを使用することが好ましい。ドア
は、前記橋渡し領域に旋回可能に係合することが好まし
く、あるいは、前記橋渡し領域に並進可能に係合するこ
とが好ましい。
【0025】作動手段は、ドアのための安全ラッチと係
合して、ドアを第2の位置から第1の位置へと移動させ
ることが好ましい。ドアを第2の位置から第1の位置へ
と移動させるためにバネを使用することが好ましい。作
動手段は、カートリッジをカメラ本体に挿入する時およ
びカートリッジをカメラ本体から取り外す時にドアを移
動させるように動作できることが好ましい。
【0026】作動手段は、カートリッジがカメラ本体と
完全に係合した時に、ユーザによって操作されて動作で
きることが好ましい。作動手段は、カメラ本体のシャッ
タ制御ボタンを押し下げた時に作動できることが好まし
い。
【0027】カートリッジの内側に設けられたフィルム
は、好ましくは標準的な35mm形式のフィルム容器と
係合する。フィルム容器は、カートリッジの未露光フィ
ルム巻き領域に配置され、それにより、露光のためにフ
ィルムを巻き取っている最中に、フィルムの少なくとも
一部がフィルム容器から第2の巻き領域へと移動される
ことが好ましい。フィルム容器は、カートリッジの第2
の巻き領域に配置されても良く、それにより、露光のた
めにフィルムを巻き取っている最中に、フィルムが第2
の巻き領域からフィルム容器へと移動されることが好ま
しい。フィルムカートリッジは、未露光フィルムの実質
的な部分が未露光巻き領域内に巻き取られ、フィルムの
先端部が第2の巻き領域内に配置されたフィルム容器と
係合するように延びる状態で使用されることが好まし
い。
【0028】本発明の更なる形態は、前述したフィルム
カートリッジと組み合わせ使用されるカメラ本体を備え
ている。更なる形態は、小売に適した市場性のあるパッ
ク内に設けられる前述した少なくとも1つのフィルムカ
ートリッジとカメラ本体とを備えている。
【0029】本発明の更なる他の形態は、一般に、カメ
ラ、または、制御ユニットを有するカメラを形成するた
めに使用されるフィルムカートリッジである。カートリ
ッジは、制御ユニットと組み合わせることによって、適
切に設けられて位置決めされたシャッタと、カートリッ
ジ内のフィルムの一部に光を選択的に投影してこの光に
よってフィルムを露光することができるカートリッジの
投影手段とにより、フィルム上に像を焼き付けることが
できる。制御ユニットは、シャッタ、フラッシュ、フィ
ルム巻取器、ファインダ、フィルムカウンタを作動させ
るための少なくとも1つのトリガを備えている。
【0030】フィルムカートリッジは、未露光フィルム
巻き領域と、第2の巻き領域と、未露光フィルム巻き領
域と第2の巻き領域との間の橋渡し部とを備えており、
橋渡し部を介してフィルムの少なくとも一部を未露光フ
ィルム巻き領域から第2の領域へと移動するように巻き
取ることができる。
【0031】橋渡し領域は、未露光フィルム巻き領域と
第2の巻き領域との間に、フィルムのための暗室を形成
している。橋渡し領域は、光絞りと、シャッタと、投影
手段(例えばレンズ)とを有しており、これは、フィル
ムカートリッジが制御ユニットと係合した時に絞りを通
じて選択的に入射するように通された光によってフィル
ムが露光されるように位置決めされている。
【0032】本発明の更なる形態は、フィルム容器内の
巻き取りスピンドルに係合する第2の端部と第1の端部
とを有する細長いフィルムを収容するフィルムカートリ
ッジを備えている。カートリッジは、カメラ本体と係合
することができ、これによってカメラ本体と組み合わさ
れることで、適切に設けられて位置決めされた光制御部
と、カートリッジ内のフィルムの一部に光を選択的に投
影することができるカメラ本体の投影手段とにより、フ
ィルム上に像を焼き付けることができる。フィルムカー
トリッジは、未露光フィルム巻き領域と、その内部にフ
ィルム容器を保持する第2の巻き領域と、未露光フィル
ム巻き領域と第2の巻き領域との間の橋渡し部とを備え
ており、橋渡し部を介してフィルムの少なくとも一部を
未露光フィルム巻き領域から第2の領域へと移動するよ
うに巻き取ることができる。
【0033】フィルムカートリッジがカメラ本体に係合
すると、橋渡し領域は、未露光フィルム巻き領域と第2
の巻き領域との間で延びるフィルムのための暗室を形成
する。橋渡し領域は開口を有しており、この開口は、フ
ィルムカートリッジがカメラ本体と係合した時にカメラ
本体の光制御手段およびフィルムカートリッジの開口を
通じて入射するように通された光によって暗室内のフィ
ルムの一部が露光されるように位置決めされている。
【0034】フィルムカートリッジは、未露光巻き領域
に光が入射することを防止する。フィルムカートリッジ
は、その内部にフィルムを配置し且つ暗室内のフィルム
の一部を除いてフィルムへの露光を防止するハウジング
であることが好ましい。
【0035】橋渡し領域は、開口を有する外装体である
ことが好ましい。また、外装体は、第2の巻き領域に対
して開口していることが好ましい。未露光フィルム巻き
領域内のフィルムが実質的に遮光されるように、未露光
巻き領域は、フィルムを通すことができる狭い溝を除い
て閉じられていることが好ましい。第2の巻き領域は、
フィルムカートリッジの外部にある巻取りスピンドルを
駆動するための手段を有していることが好ましい。
【0036】カートリッジが一体型であっても良い。し
かし、他の実施形態において、カートリッジは、巻き領
域の部分と、カートリッジの残存部分とに分離すること
ができる。これらの部分同士は、互いに着脱自在に掛止
することができる。これによって、一方の部分からフィ
ルムを取り出すことが容易となり、また、新しいフィル
ムを一方の部分に簡単に供給することができ、その後、
他方の巻き領域に巻き戻すことができる。フィルムを他
方の巻き領域から第1の巻き領域へと戻すことができ、
この時、連続的に像をフィルムに焼き付けることができ
る。
【0037】カメラ本体のハウジングは、互いに分離可
能に係合する前側部分と後側部分とを有する2つのハウ
ジング部からなることが好ましい。後側部分は、前側部
分に対して分離可能に係合する蓋であることが好まし
い。
【0038】ハウジングは、カメラ本体内でカートリッ
ジを移動止めする。カメラ本体は、カメラ本体内への導
入口を有するレセプタクルを備えているため、写真用フ
ィルムカートリッジは、レセプタクル内に導入される。
カートリッジは、溝状のコネクタと協働する突起によ
り、所定の位置へと案内される。
【0039】カートリッジが完全に取り付けられると、
カメラ本体上の移動止めタブは、カートリッジの後部に
ある溝内にスナップ結合し、カートリッジを保持する。
カートリッジを解除するため、解除装置は、タブをカー
トリッジから離間させるように移動させる。解除装置
は、タブを引き上げるように移動するレバーまたはバー
を備えていても良い。スイッチは、レバーまたはバーを
操作して、カートリッジを解除する。
【0040】本発明は、一般に、この明細書中に個々に
または集合的に示され或は参照された部品、要素、特
徴、および、前記部品、要素、特徴の任意の二つ以上の
組み合わせ或は全ての組み合わせから成ると言っても良
い。この場合、ここでは、本発明が関連する技術におい
て知られた等価物を有する特定の完全体について述べら
れており、そのような知られた等価物は、ここでは、あ
たかも個々に述べられているように組み入れられている
と考えている。
【0041】(好ましい実施形態の詳細な説明)図1
は、カメラ本体1およびフィルムカートリッジ2を示し
ている。カメラ本体1には、カートリッジ1の外形に対
応する形状を有するレセプタクル1aが設けられてい
る。したがって、レセプタクル1aは、この図では下側
からカメラ本体1内に挿入されるカートリッジ2を隙間
無く受けることができる。カメラ本体の前方には、ファ
インダー4と、カメラフラッシュ3と、光制御手段、一
般的にはカメラレンズ5とが設けられている。一対のバ
ネ片すなわちバネ付勢されたアーム32は、フィルムカ
ートリッジ2の背面に形成された対応する溝34(図
5)と係合し、カートリッジを所定の位置に位置決めす
る。また、フラッシュ機能および自動巻取り機能を有す
るカメラは、フラッシュ光およびモータのための電気回
路と、電池溝と、ギアシステムとを有している。
【0042】図2は、カメラ本体1とフィルムカートリ
ッジ2とを備えたカメラを完全に組み立てた状態を示し
ている。フィルムカートリッジ2は、下側から挿入され
て所定位置で固定されている。カートリッジ2がカメラ
本体1のレセプタクル1a内に完全に受けられた状態で
は、カートリッジ2の底面およびカメラ本体1の底面が
共に同一平面上にあることが好ましい。
【0043】図3および図6(a)は、バックプレート
およびフィルムが取り除かれた分解状態のフィルムカー
トリッジ2を示している。フィルムカートリッジの内部
には、露光済みフィルムのための領域7と、フィルム繰
出しスプロケット8、9とが設けられている。スプロケ
ット8、9は、フィルムカートリッジの上部および下部
にそれぞれ位置しており、フィルムの外周部と積極的に
係合する。フィルム支持構造体11は、暗室10の周囲
にわたって延びている。暗室10は、背板15およびフ
ィルムカートリッジドア13と共に、カートリッジの内
側にフィルム用の遮光室を形成する。フィルムカートリ
ッジ2の本体内に収容されたスプール12aにより、フ
ィルム部分を暗室内へと巻き上げることができるととも
に、撮影される像のための次の露光を行なうことができ
る。
【0044】図4は、フィルムカートリッジ2内に装填
されたフィルム29を示している。未露光フィルム巻き
領域12からのフィルムは、暗室を通って、繰出しスプ
ロケット8、9に係合され、フィルム回収スプール6に
よって回収される。フィルムカートリッジ内のフィルム
は、例えば、工場でフィルムカートリッジ内に装填され
る標準的な35mmの巻きフィルムである。このように
すれば、ユーザは、フィルムの取り扱いに注意を払う必
要がなく、また、フィルムの露光および汚染の問題を考
慮する必要がなくなる。カメラ本体の巻き機構は、フィ
ルムカートリッジのスプロケット8、9に取付けられて
いるとともに、例えばフィルム容器を収容する使用済み
フィルム巻き領域にフィルムを巻き戻す。フィルム容器
は、例えば35mmフィルム用の標準的な容器であり、
したがって、フィルムカートリッジからフィルムを取り
除いた後、任意のカメラ店でフィルムを普通に処理する
ことができる。しかしながら、フィルムの繰出しが逆で
あっても良い。この場合、フィルムは、フィルム容器内
に回収されるのではなく、フィルム容器から繰出され
る。
【0045】フィルムが暗室を横切って延びるカートリ
ッジの領域では、カートリッジがカメラ本体と係合して
いない時に、暗室を横切って延びるフィルムが露光され
ないように光を制御する必要がある。しかしながら、同
時に、写真撮影のためにカートリッジがカメラ本体と係
合する際には、光を暗室へと導入できるようにする必要
がある。暗室10は光開口すなわちフィルムカートリッ
ジ絞り22を有しており、この絞り22により、暗室内
のフィルムの一部を、カメラ本体のシャッタで制御され
る光によって露光することができる。しかしながら、フ
ィルムカートリッジ絞りは、カートリッジがカメラ本体
と係合していない時に閉塞されていることが好ましい。
このような閉塞は、フィルムカートリッジドア13によ
って行なわれることが好ましい。図5はフィルムカート
リッジドア13を示している。フィルムカートリッジド
ア13は、2つの部分、すなわち、光を透過しない第1
の部分13aと、光を透過できる開口を形成するU字状
の第2の部分13bとを備えている。フィルムカートリ
ッジドア13は、少なくともカートリッジがカメラ本体
に完全に係合していない時に、フィルムカートリッジ絞
り22を通じて光が暗室内に入ることを防止するように
なっている。
【0046】図5は、フィルムカートリッジ2の一実施
形態を示している。この実施形態では、フィルムカート
リッジがカメラ本体と正確に係合していない場合に、安
全ロック33がフィルムカートリッジドア13の移動を
防止する。この特定の実施形態においては、カメラ本体
1内へのフィルムカートリッジ2の挿入によって、安全
ロックが解除され、それにより、図7に示されるよう
に、フィルムカートリッジドアを開放することができ
る。また、フィルムカートリッジを挿入して位置決めす
ると、フィルムカートリッジドア13が開き、これによ
り、カメラ本体のシャッタ機構による露光が可能な状態
にフィルムカートリッジが設定され、ユーザの要求に応
じてフィルムを露光すること、すなわち、撮影される像
をフィルムに焼き付けることができるようになる。
【0047】図6は、背板15が取付けられて完全に組
み立てられた状態のフィルムカートリッジ2を示してい
る。これにより、内側のフィルムは、任意の透過光すな
わちフィルムを前露光する光から安全に保護される。し
たがって、フィルムカートリッジは、カメラ内に挿入さ
れることにより、あるいは、カメラと関連付けられるこ
とにより、使用可能な状態となる。
【0048】カートリッジをカメラ本体内の正確な位置
へと方向付けるために、カートリッジは、図6(a)に
示される指標すなわちガイド溝68を有している。図1
0(a)に示されるように、カメラ本体の内壁には、細
長いウェブすなわち突起70が設けられている。この突
起70は、カートリッジがカメラ本体内で正確に位置合
わせされた時だけ、溝68内に受けられるように形成さ
れている。そして、溝68と突起70は、互いに協働し
て連続的に係合することにより、カートリッジを取り付
け時に正確に位置決めする。また、カメラ作動部品であ
る電源装置、ここでは電池72は、カートリッジ内にあ
っても良く、カートリッジとカメラとの適当な接触によ
ってカメラシステムに給電しても良い。
【0049】図7においては、フィルムカートリッジ2
がカメラ本体1内に挿入された時に、カメラケーシング
の前方の内側パネルによって安全ロック33が解除され
る。これらの安全ロック解除が成されると、フィルムカ
ートリッジドア13は、カートリッジがカメラ本体内に
安全に位置している時に、図8に示されるフィルムカー
トリッジドア移動手段すなわちアクチベータ71によっ
て自由にスライドできる。このようにすれば、フィルム
カートリッジ(したがって、フィルム)をユーザの意の
ままに安全に挿脱することができ、フィルムを不本意に
露光してしまう虞がなくなる。
【0050】図9は、図9(b)に示されるカメラ本体
1内の制御部と、図9(a)に示されるフィルムカート
リッジ2の上部に装着された制御部との関係を示してい
る。カメラ本体のフィルム巻き上げ制御部17は、フィ
ルムカートリッジ2の回収スプール6(図4)上の受け
手段18と係合する。このようにすれば、カメラ本体側
でユーザにより成されるフィルムの巻き上げ動作が、フ
ィルムカートリッジ内の実際のフィルムに伝えられる。
上側のフィルム繰出しスプロケット9は関連する受け手
段9aを有しており、この受け手段9aは、カメラ本体
内のインターロック制御部20と係合する。
【0051】図9(c)および図9(d)に詳細に示さ
れるように、巻き上げ制御部17はシャフト17bを有
する歯車であり、シャフト17bの外周面には長手方向
に沿って一対の突起17aが形成されている。回収スプ
ール6上に形成された受け手段18は、カートリッジ2
がカメラ本体1内に挿入された時に、その内側でシャフ
ト17bを受ける円筒状のレセプタクルである。円筒状
のレセプタクル18の内側には、シャフト17bの突起
17aと側方から係合する一対の当接ブロック18aが
設けられており、これにより、回収スプール6は、歯車
17と共に回転する。
【0052】カートリッジ2がカメラ本体1内に挿入さ
れても、シャフト17bの突起17aがレセプタクル1
8内のブロック18aの上部に当接するとは限らない。
そのような場合には、カートリッジ2がカメラ本体1内
に完全に受けられず、巻き上げ制御部17を回収スプー
ル6に正確に係合させることができない。このような問
題を解決するため、シャフト17bは、歯車17に直接
に接続されていない。その代わり、シャフト17bは、
歯車17と一体のスリーブ17c内に収容されている。
スリーブ17cの内側には、シャフト17bをスリーブ
17cの外側すなわち図の下側へと付勢するバネ(図示
せず)が設けられている。カートリッジ2をカメラ本体
1内に挿入する際に、シャフト17bの突起17aがブ
ロック18aの上部と当接すると、シャフト17bは、
ブロック18aによって押され、スリーブ17c内のバ
ネの付勢力に抗してスリーブ17c内に引っ込められ
る。したがって、ブロック18の上部と突起17aとの
当接によって、カメラ本体1内へのカートリッジ2の完
全な挿入が妨げられることはない。カートリッジ2がカ
メラ本体1内に完全に受けられると、歯車17の回転に
よって、突起17aがブロック18に対してオフセット
された位置へと移動され、これにより、シャフト17b
は、スリーブ17c内の付勢バネによって、レセプタク
ル18内に押し出され、突起17aが側方からブロック
18と当接する。
【0053】図9c、図9(e)、図9(f)に詳細に
示されるように、カメラ本体1に設けられたインターロ
ック制御部20は、露光されたフィルムを回収スプール
6の方へと巻き取るために、カートリッジ2に設けられ
た上側のスプロケット9と係合する。インターロック制
御部20には、スプロケット9の受け手段9aと係合す
る歯付きシャフト20aが設けられている。受け手段9
aは歯付きの内面9bを有する中空のシャフトであり、
シャフト20aが受け手段9a内に受けられた後、歯付
きの内面9bが歯付きシャフト20aと係合する。中空
のシャフト9a内への歯付きシャフト20aの挿入を容
易にするため、歯付きシャフト20aには、テーパ状の
頭部20bが形成されている。このテーパ状の頭部20
bは、カートリッジ2をカメラ本体1内に挿入する際
に、歯付きシャフト20aを中空シャフト9a内へと案
内するのに役立つ。
【0054】歯車17およびインターロック制御部20
の回転は、フィルムの二重露出を防止する適当なインタ
ーロック機構を有するカメラのシャッタを切る動作に伴
って行なわれる。フィルムが巻き取られた時にだけ、カ
メラシャッタを作動させる手段すなわち写真を撮影する
ための手段が機能するように、装置が作動しても良い。
撮影された前の写真からフィルムが巻き取られない場合
には、カメラシャッタ機構作動手段は機能しない。
【0055】図5に示されるように、フィルムカートリ
ッジ2の底部に設けられた開口21を通じて、図10
(b)に示されるようなフィルムカウンタ14を視認す
ることができる。図10(c)および図10(d)に最
も明確に示されるように、カウンタ14は、撮影した写
真の数または使用していないフィルムのフレーム数を示
す数字がその上に刻まれたディスクの形態を成してい
る。図10(c)の実施では、偶数の数字だけがカウン
タ14上に示されているが、無論、これらの偶数の数字
に加えて、あるいは、偶数の数字の代わりに、奇数の数
字を使用しても良い。
【0056】カウンタ14の回転は、スプロケット9、
8の回転に伴って行なわれる。具体的には、写真が撮影
される度に、シャッタを切る作動機構(図示せず)と組
み合わされるスプロケット9が動作し、未露光巻き領域
12からのフィルムのフレームを使用済みフィルム巻き
領域7に対して巻き取る角度だけスプロケット9が回転
する。フィルムの巻き上げによってカウンタ14と係合
するスプロケット8が回転し、その回転がカウンタ14
に伝達される。これらの関連する部材の回転方向または
移動方向が、図10(d)に矢印で示されている。
【0057】図10(c)に示されるように、カウンタ
14には、その全周にわたって、歯14aが形成されて
いる。これらの歯14aは、下側のスプロケット8の接
続シャフト8aに設けられたノッチ8bと噛み合う。歯
14aとノッチ8bとが噛み合った状態では、フィルム
の各フレームの巻き取りに応じて、カウンタ14がその
増数方向に回転する。カウンタ14がその外周で駆動さ
れるため、カウンタに作用する力は大きくなく、したが
って、スプロケット8を駆動させるフィルムへの悪影響
が最小限に抑えられる。
【0058】なお、歯が設けられていないカウンタ14
の外周部位には、溝14bが設けられている。溝14b
の位置は、溝14bに達した際にカウンタ14がそれ以
上回転しない数字0の位置と一致している。また、溝1
4bは、新たなフィルムロールが装填された時にカウン
タ14を適当な数字にリセットするのに役立つ。
【0059】別の方法として、カウンタ14は、スプロ
ケット8のシャフト8aに対して同軸的に接続されても
良い。そのような構成においては、カウンタの外周に歯
を設けなくて済むが、カウンタ14を駆動させるために
大きな力が必要になる。
【0060】図11(a)(b)(c)は、典型的な実
施形態として、フィルムカートリッジ絞り22を徐々に
開くフィルムカートリッジドア13の一連の並進動作を
示している。図11(a)では、フィルムカートリッジ
2の一部がカメラ本体1内に挿入されている。L字型の
安全ロック33は、その固定爪の端部33aがドア13
の両側にあるノッチ46に引掛った状態で、カートリッ
ジドア13を閉じたままカートリッジドア13と係合し
ている。図11(b)は、フィルムカートリッジ絞り2
2を開放するための手段(図示せず)とフィルムカート
リッジドア13とが係合する直前まで、フィルムカート
リッジ2をカメラ本体1内に挿入した状態を示してい
る。フィルムカートリッジ2をカメラ本体1内に完全に
挿入すると、固定爪の端部33aをドア13の受けノッ
チ46の外側に揺動させることにより、あるいは、安全
ロック33の固定爪の端部33aを折ることにより、安
全ロック33が解除される。この挿入によって、フィル
ムカートリッジドア13がその開位置へと完全に移動
し、フィルムカートリッジ絞り22が開かれる。したが
って、シャッタ作動ボタン23を押して写真を撮ること
ができる。通常、フィルムカートリッジがカメラカート
リッジに装着されていない場合、フィルムカートリッジ
ドア13は、その上側部分がフィルムカートリッジに取
り付けられ且つその下側部分がフィルムカートリッジド
ア13に取り付けられたバネ24(a)(b)によっ
て、閉じられたままである。
【0061】図6(a)は、安全ロック33の好ましい
実施形態を含むカートリッジの様々な構成部品を示す分
解図である。図8(d)、図8(e)、図8(f)に示
される安全ロック33は、ラッチアーム44を有する一
体旋回ユニットである。ラッチアーム44は、カートリ
ッジ2がカメラ本体1に取り付けられていない時に、図
8(a)に示されるように、ドア13の側壁に形成され
たノッチ46と係合して、ドア13をその閉位置で固定
する。安全ロック33はラッチ解除レバー56を備えて
いる。このラッチ解除レバー56は、ドア13に隣接す
るカートリッジの本体に形成された開口58を貫通し
て、ドア13の直線的な移動経路と平行に形成されたガ
イド溝68内へと延びている。安全ロック33は、旋回
軸42を中心に回転することができるが、例えばバネ
(図示せず)によって図8(a)に示されるそのロック
位置に向けて付勢されている。図8(a)に示されるよ
うに、カートリッジ2がカメラ本体1の外側にある時に
は、ラッチアーム44は、通常、図8(a)に示される
ように、ノッチ46内に向かって旋回されている。この
ようなラッチにより、ドア13は、フィルムカートリッ
ジ絞り22(図8(a)に示されていない)を覆うよう
に保持され、これにより、フィルムカートリッジ内への
光の入射が阻止される。ドア13の上縁63は、ドア1
3を位置決めする当接部64と当接している。ドア13
のU字型の開口13bと一致させるために、当接部64
は、四角形の突起状を成している。フック48は、駆動
スプリング24の上端52を支持している。スプリング
24の下端は、ドア13の底部に設けられたスプリング
タブ54に取り付けられている。
【0062】カートリッジを下側からカメラ内に挿入す
ると、カメラ1の内壁に形成された突出ウェブ70が、
ガイド溝68内へと移動して、ラッチ解除レバー56を
溝68の外側へ押し出す。これにより、ラッチアーム4
4は、旋回軸42を中心とする安全ロック33の回転に
より、ノッチ46から外れるように移動する(図8
(b))。カートリッジ2をカメラ本体1内に更に挿入
すると、ドア13は、カメラ本体1の内側に設けられ且
つスプリング24の力に抗してドア13の縁部72を下
方へ押し出すアクチベータすなわち突出当接部71によ
って開かれる。カートリッジ2をカメラ本体1内に挿入
している間、突出ウェブ70は、溝68内を占有し続
け、ラッチ解除レバー56が溝68内に侵入することを
防止する。したがって、安全ロック33がそのアンロッ
ク位置(非固定位置)に保持される。
【0063】カートリッジ2をカメラ本体1から取り外
すと、突出当接部71および突出ウェブ70がカートリ
ッジ2から離れるように移動する。突出当接部71が後
退すると、ドア13は、スプリング24の付勢力によ
り、図8(c)に示されるその開位置から、図8(a)
(b)に示されるその閉位置へと移動する。突出ウェブ
70が溝68から後退すると、ラッチ解除レバー56
は、バネ部材(図示せず)の付勢力により、再び溝68
内に入り込んで、その通常位置に戻る。これにより、ラ
ッチアーム44は、ドア13のノッチ46と再び係合
し、ドア13が不用意に開かれることを防止する。
【0064】別の方法として、スプリング24は、安全
ロック33が解除されている場合にドア13を図8
(c)に示される開位置へと常時付勢する圧縮スプリン
グであっても良い。このような場合には、カートリッジ
2がカメラ本体1から取り外される前に圧縮スプリング
24の付勢力に抗してドア13をその閉位置へと引き上
げる装置を設けなければならない。
【0065】図12(a)(b)は、フィルムカートリ
ッジ2をカメラ本体1内に挿入する際にフィルムカート
リッジドアを開く図11の手段に代わる他の手段を示し
ている。図12(a)は、フィルムカートリッジ2をカ
メラ本体1内に部分的に挿入した状態を示している。フ
ィルムカートリッジドア13は、旋回軸25によって回
転可能に支持されるとともに、バネ手段26により所定
の位置に保持されている。カメラ本体内には、フィルム
カートリッジドア開放手段27が配置されている。図1
2(b)に示されるように、フィルムカートリッジ2を
カメラ本体1内に完全に挿入すると、開放手段27は、
フィルムカートリッジドア13と当接し、フィルムカー
トリッジドア13をこの場合には例えば90°だけ回転
させて、フィルムカートリッジ絞り22を開く。このよ
うにすれば、シャッタ作動ボタン23によるカメラシャ
ッタの正確な操作により、観察像の写真を撮ることがで
きる。
【0066】図13(a)は、カメラ1内に完全に挿入
されたフィルムカートリッジ2と、フィルムカートリッ
ジ絞り22を覆うフィルムカートリッジドア13とを示
している。図13(b)は、フィルムカートリッジドア
を左に回転させて絞り22を開放した状態を示してい
る。ここで、フィルムカートリッジドア13は、カメラ
シャッタ機構とフィルムカートリッジドアとを兼ねてい
る。シャッタボタン23を作動させて写真を撮ると、フ
ィルムカートリッジドア13(カメラシャッタでもあ
る)が動作して一方側に回転し、フィルムに像が焼き付
けられる。
【0067】したがって、カメラのシャッタとしても機
能するカートリッジドア13を用いると、カメラ本体1
にシャッタを設ける必要がなくなる。
【0068】図14(a)(b)は、フィルム露光の他
の手段を示している。図14(a)のカートリッジドア
機構30は閉じられている。ドアの作動は、カメラの外
部から接近可能なボタンによって行なわれ、ドアが暗室
10内に折り畳まれる。ドアを開けば、カメラを自由に
使用して、カメラ本体のレンズ、シャッタ、絞りによっ
て写真を撮ることができる。
【0069】カメラ1およびフィルムカートリッジ2の
一実施形態が図15に示されている。この実施形態にお
いて、フィルムカートリッジ2は、下側からカメラ内に
挿入され、所定位置に固定される。図16は他の実施形
態を示している。この実施形態では、フィルムカートリ
ッジ2がカメラ1の背面からカメラ1内に挿入されて所
定位置に固定される。図17は更に別の実施形態を示し
ている。この実施形態において、フィルムカートリッジ
2は、フィルムおよび露光手段を有するだけでなく、レ
ンズも有しており、それ自体、ユーザが握持するカメラ
の部品である。このようなフィルムカートリッジとカメ
ラ本体との組み合わせは、その後、制御本体31に取り
付けられる。制御本体31は、シャッタ作動ボタン23
と、観察手段4と、カートリッジ内の電池によって給電
されるフラッシュ光手段3とを有している。このように
すれば、カメラの作動、制御、視準に最小限必要な程度
までカメラ本体の外部への露出を抑えることができ、ま
た、フィルムカートリッジをカメラ本体に取り付けて使
い捨てにしたり、再び取り付ける部品とすることができ
る。例えば図3〜図6に示される本発明のカートリッジ
は、ドアが設けられておらず、また、カメラ本体との係
合とは無関係に、暗室10のための絞り22が遮光可能
ではない形式のものであることが分かる。この実施形態
が例えば図18に示されている。この形式のカートリッ
ジは、ドア13を設ける点を除き、例えば実質的に図3
〜図6に示されるように設けられても良い。例えば使用
前の状態におけるカートリッジには、予めフィルムが装
填されている。この場合、フィルムは、第2の巻き領域
に設けられた容器6によって回収され、フィルムの実質
的な部分が未露光フィルム巻き領域12内に巻き取られ
る。暗室を通じて2つの巻き領域間で延びるフィルムの
部位は、絞り22を通じて入射する光に晒される状態と
なる。このような使用前の状態においては、フィルムの
最初のフレームが露光される。しかしながら、カートリ
ッジがカメラ本体内に挿入されると、容器6に対するそ
の後のフィルム巻取り動作により、次のフレームが与え
られ、カメラ本体のレンズ絞りおよびシャッタを通じて
投影される像を撮るのに適した露光を行なうことができ
る。その後に撮影されて容器に巻き取られる像は、遮光
環境下にある容器内に保持される。カートリッジがカメ
ラ本体の外部にある時に未露光フィルム巻き領域内の未
露光フィルムが未露光のままの状態を維持できるよう
に、この未露光フィルム巻き領域も遮光される。このよ
うな遮光は、未露光フィルム巻き領域から延びるフィル
ムが非常に狭い溝(例えば、フィルム容器に設けられる
溝と類似する溝)を貫通して延び、これにより、未露光
フィルム巻き領域内への光の入射を防止することによっ
て達成されることが好ましい。このような構成は、カー
トリッジにドアが設けられていてもいなくても、望まし
い。使用中にカメラからカートリッジが取り外される
と、暗室に存在するフレームが光に晒されるようにな
る。しかしながら、カートリッジをカメラ本体内または
他のカメラ本体内に再び挿入すると、フィルムを巻き取
るだけで、フィルムを進ませて未露光フレームを暗室内
に送り込むことができ、次の像を撮影するための次の露
光を行なうことができる。カートリッジを最後まで使用
すると、フィルムは、カートリッジのケーシングから取
り外すことができる容器内に完全に巻き取られ、標準的
な処理装置によって処理することができる。
【0070】図19a、19b、19cは、フィルムカ
ートリッジ80の他の実施形態を示している。フィルム
カートリッジ80は、2つの主要な部分、すなわち、撮
影済みのフィルムが巻き取られる露光フィルム巻き領域
82と、カートリッジの残存部分84とを備えている。
未露光フィルムは、カートリッジの残存部分84の第1
巻き領域86内に保持されている。また、カートリッジ
の残存部分84は、ドア13と、絞り22と、カートリ
ッジの前側プレート88および後側プレート92とを有
している。カートリッジの部分82、84は、別個に製
造され、フィルム装填後に互いに結合されても良い。フ
ィルム94は、フィルム容器または巻き上げリールであ
っても良いスプール96に向かって領域86から引き出
される。
【0071】フィルムの最初の部分がスプール96に巻
き取られた後、カートリッジ部分82、84同士が隣接
される。部分84に設けられた対応する突起102と、
部分82に設けられた対応する固定溝104とから成る
上下のセットが図示されている。カートリッジ部分同士
を分離可能に掛止するため、カートリッジの前側には、
カートリッジ部分82に設けられた受け溝すなわち開口
108内にスナップ結合する2つのフック106が部分
84に設けられる。突起102と、ラッチ104と、溝
108内にスナップ結合されるラッチ106とを用い
て、カートリッジが一体化される。写真撮影が終了し、
巻き取られたフィルムをカメラから取り外すことが望ま
しい場合には、例えばラッチ106の解除ボタン110
に力を加えてラッチ106を溝108から分離した後、
突起102をノッチ104から分離することにより、カ
ートリッジの部分同士を再び分離しても良い。フィルム
容器は、巻き領域96から取り外すことができる。
【0072】また、このカートリッジは、部分84のス
プールに新しいフィルムを装填することができるため、
再装填が可能である。このような構成の利点は、取り付
けられたフィルムの周囲に後からカートリッジを形成す
ることなく、新しいフィルムをカートリッジに再装填で
きるという点であり、特に重要な点は、単にカートリッ
ジからフィルムを取り出すことができ、カートリッジを
破壊することなく、カートリッジを再使用できるという
点である。
【0073】また、このような構成は、特に、巻き領域
96内に設置することができる従来のフィルム容器内で
未露光フィルムの供給が行なわれるような装填技術にお
いて有益である。この時、撮影に使用されるフィルム
は、写真撮影開始前に、巻き領域96から導出され、巻
き領域86内へと巻き取られる。撮影中、フィルムは、
領域96内の容器に再び巻き戻され、これにより、撮影
が終了するまでに、露光フィルムは、最初に未露光フィ
ルムを供給した領域96内の容器内に戻される。
【0074】スイッチを押してフィルムカートリッジを
カメラ本体から解除すれば、フィルムカートリッジをカ
メラ本体から簡単に取り出すことができる。このように
すれば、カメラ本体を何回も使用することができ、ま
た、フィルムカートリッジに新しいフィルムを装填し
て、フィルムカートリッジを再利用することができる。
【0075】図20a、20b、20c、20d、20
eは、カートリッジ2の他の実施形態を示している。こ
の実施形態において、カートリッジ2は、本体部75
と、カバー部76とを備えている。本体部75は、実質
的に、未露光巻き領域12および回収領域7の両方を備
えている。本体部75およびカバー部76は、例えばカ
バー部76の外周を本体部75の外周にスナップ結合す
ることにより、それらの外周に沿って互いに接続され
る。組立後の接続状態を固定するために、回収領域7に
はラッチ77が設けられている。
【0076】カバー部76の上縁部および下縁部には、
フィルムに当接してフィルムをカートリッジに対して位
置決めするリム78が設けられている。カートリッジの
内部空間を確保するために、組立後にスプロケットを収
容する2つの溝79が設けられている。カバー部76の
下部には、本体部75の2つの巻き領域7、12にそれ
ぞれ対応する2つの膨大部が設けられている。小さい方
の膨大部73は、本体部75の底部の穴74を覆うため
に使用される。穴74の目的は、未露光領域12内にフ
ィルムを装填するためであり、これについては後述す
る。大きい方の膨大部73は、カートリッジ組立後、回
収領域7の底部をカバーする。
【0077】本体部75の未露光領域12の内側には、
一対の止め具85が設けられている。これらのストッパ
には、フィルムの端部が、一対の穴によって固定され、
これにより、フィルムロール全体が完全に露光された時
に、フィルムのそれ以上の巻き取りが防止される。フィ
ルムが使い果されると、止め具85により、カメラのモ
ータが停止し、ユーザは、それ以上シャッタボタンを押
すことができない。
【0078】図6(a)に類似するカートリッジ2の分
解斜視図が図20eに示されている。しかしながら、こ
の実施形態では、未露光領域12にスプールが設けられ
ていない。図20に示されるカートリッジ内にフィルム
を装填するプロセスが図21に示されている。
【0079】図21に示されるように、フィルムは、フ
ィルムスピンドル60からカートリッジ2の本体部75
に装填される。フィルム61の自由端61aがスピンド
ル60から引き出される。この場合、自由端61aの穴
69が、未露光巻き領域12の内側に設けられたストッ
パ85に引掛けられる。その後、巻き取りドライバ62
が、本体部75の底部に設けられた穴74から、未露光
領域12内に挿入される。ドライバ62には、一端が開
口する縦溝62aが設けられている。フィルム61は、
溝62a内に挿入されて溝62a内に保持される。ドラ
イバ62の回転によって、フィルム61が巻き取られ、
未露光領域12の内側にフィルムロールが形成される。
所定長のフィルム61が巻き取られたら、フィルム61
がスピンドル60からカットされ、カートリッジの本体
部75からドライバ62が除去される。フィルムスタッ
ド66を有する回収容器すなわち容器65が回収領域7
内に配置され、未露光領域12内に巻き取られてカット
されたフィルム61の端部が、例えば粘着テープ67に
より、フィルムスタッド66に接続される。最後に、カ
バー部76が本体部75に接合されて、カートリッジ2
が形成される。この時、小さい方の膨大部73によって
穴74がカバーされる。大きい方の膨大領域83は、回
収領域7の底部をカバーする。したがって、その内部に
予めフィルムが装填された遮光カートリッジ2が使用可
能となる。
【0080】写真を撮影するためにカメラを使用する場
合、使用されたフィルムは、露光時、フレーム毎に、回
収容器すなわち65内に回収される。フィルムロールが
完全に使用された後、ユーザは、135規格であること
が好ましい容器65を、標準サイズの135フィルム容
器のような容器を扱う写真現像店に送っても良い。フィ
ルムを扱うために、特別な機械や装置を店に設置する必
要はない。店の従業員に特別な経験や技術が要求されな
い。無論、ユーザは、容器65と共にカートリッジを店
に送り込み、店員に容器を取り出させても良い。いずれ
にせよ、容器65は、殆ど全ての写真現像店で利用可能
な標準的なフィルム容器を現像する標準的な機械によっ
て取り扱われる。
【0081】別の方法として、フィルムは、スピンドル
60ではなく、標準的なフィルム容器、例えば135フ
ィルム容器から装填されても良い。そのような場合、ユ
ーザは、市販の標準的なフィルム容器から自分でフィル
ムを装填しても良い。カバー部75を本体部74に組み
付けた後に、フィルムを装填することが好ましい。この
場合、適当なフィルム装填装置(例えば巻き取りドライ
バ62)を用いて回収領域7に配置された容器65から
フィルムを引き出し、フィルムを未露光領域12内に巻
き取る。その後、容器65は、各露光時にフレーム毎に
フィルムフレームを回収する回収容器として機能する。
ユーザは、フィルム装填に関して何らかの知識を必要と
するかもしれないが、様々なカートリッジを交換できる
というメリットがある。
【0082】更なる変形例においては、2つの容器がカ
ートリッジ2内に予め装填される。未露光フィルム容器
が未露光巻き領域12内に配置され、一方、回収容器が
回収領域7内に配置される。使用前のフィルム装填時、
フィルムの自由端は、未露光フィルム容器から引き出さ
れ、例えば粘着テープにより、回収容器から延びるスタ
ッドに接続される。
【0083】図22は、取り付けられたフィルムカート
リッジと係合する手段を有するカメラ本体の背面斜視図
である。操作時にフィルムカートリッジの除去を可能に
するフィルムオープンスイッチ120が設けられてい
る。このフィルムオープンスイッチ120は、左右に並
進する解除レバー122に接続されている。図示の状態
において、解除レバー122は、左側の自由端に移動さ
れ、移動止めタブ124によってフィルムカートリッジ
の背板に対して押圧されて保持されている。フィルムカ
ートリッジの背面側には、フィルムカートリッジを所定
の位置に固定するべく、タブ124を受けるようになっ
ている凹部が設けられている。
【0084】スイッチ120を下方に移動させると、レ
バー122は、タブ124を持ち上げてカートリッジに
対するタブ124の付勢を解除するまで、カートリッジ
の背面に固定された支持タブ126上を右側に移動す
る。これにより、カートリッジを自由にして解除するこ
とができる。レバーおよびカメラ本体に取り付けられた
バネ128は、レバーを左側に付勢しており、スイッチ
レバー120が引き上げられる時にレバーを左側に戻
す。その後、移動止めタブ124は、所定の位置に置か
れ、フィルムカートリッジの背面に設けられた凹部12
5内に受けられる。
【0085】カメラ本体1の内側には、位置決めのた
め、カートリッジ2の背面に設けられた溝34(図6)
と係合する一対のバネ荷重アームすなわち板バネ32が
設けられている。また、カートリッジ2がカメラ本体2
の内側に完全に受けられていない時、この場合、移動止
めタブ124が凹部125と係合していない虞がある
が、そのような場合に、板バネ32は、カートリッジ2
が誤ってカメラ本体1から脱落することを防止する。
【0086】図23は、幾つかの要素を露出させたカメ
ラの他の背面図である。図23は、先の実施形態の場合
と同様にタブ134を解除するスイッチレバー132の
別の形状を示している。
【0087】特に、全ての好ましい実施形態において、
遮光35mm標準フィルムカートリッジは、それ自体、
別のカートリッジ(例えば、2)内に配置される。別の
カートリッジ2は、それ自体、所定の状態(例えば、フ
ィルムドアが閉じられている時)で遮光性を有していて
も良く、あるいは、1つのフレームにとって十分大きい
露出口以外で遮光性を有していても良い。すなわち、外
側のカートリッジは、選択的に、遮光性を有していても
良く、あるいは、1つの露光フレームにとって十分な開
口以外で遮光性を有していても良い。
【0088】暗室内で容器からフィルムを引き出して、
未露光フィルムロールおよび空の容器をカートリッジ2
内に配置した後、カートリッジを閉じることにより、フ
ィルムをカートリッジ内に装填しても良い。あるいは、
一般にこの技術分野ではフィルム“パンケーキ”として
知られた大きなフィルム分配装置から、ロールフィルム
を引き出して、その後、フィルムの端部を容器に取り付
けることにより、カートリッジに装填されても良い。こ
の時、容器およびロールフィルムをカートリッジ内に配
置することができる。また、容器をカートリッジ2内に
配置した後、フィルムの自由端が接続されたスプールを
回転させることにより、容器からフィルムを引き出し、
その後、選択的にスプールを除去することも可能であ
る。そのような回転中において、カートリッジは、閉じ
られていても良く、また、開かれていても良い。
【0089】特定の実施形態に関して本発明を説明して
きたが、当業者であれば、多くの他の変形および改良、
他の用途を考えることができる。したがって、本発明
は、この特定の開示内容によって限定されず、添付のク
レームのみによって限定されることが好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】互いに係合する前のカメラ本体およびカートリ
ッジフィルムを示している。
【図2】カメラ本体内に挿入されるフィルムカートリッ
ジの斜視図である。
【図3】背板およびフィルムが取り外されたフィルムカ
ートリッジである。
【図4】フィルムが加えられた図3と同様の図である。
【図5】窓および様々な操作機構を示すフィルムカート
リッジの正面の斜視図である。
【図6】完全に組み立てられたフィルムカートリッジを
示している
【図6a】フィルムカートリッジの一実施形態の分解斜
視図である。
【図7】カメラ本体内にフィルムカートリッジを部分的
に挿入した状態およびフィルムカートリッジドアの動作
を示している。
【図8】フィルムカートリッジドアを作動する構成要素
を示す下側からカメラ本体を示している。
【図8a】フィルムカートリッジドアの動作段階を示し
ている。
【図8b】フィルムカートリッジドアの動作段階を示し
ている。
【図8c】フィルムカートリッジドアの動作段階を示し
ている。
【図8d】カートリッジドアのための安全ロックの斜視
図を示している。
【図8e】カートリッジドアのための安全ロックの側面
図を示している。
【図8f】カートリッジドアのための安全ロックの正面
図を示している。
【図8g】互いに分離されたカートリッジおよびドアを
示している。
【図9a】カメラおよびフィルムカートリッジの底部を
示し、フィルム巻取り制御部の幾つかを示している。
【図9b】カメラおよびフィルムカートリッジの上部を
示し、フィルム巻取り制御部の幾つかを示している。
【図9c】カートリッジおよびカメラ本体の対応する部
材間の連動係合を示す上部斜視図である。
【図9d】カートリッジおよびカメラ本体の対応する部
材間の連動係合を示す上部斜視図である。
【図9e】カートリッジおよびカメラ本体の対応する部
材間の連動係合を示す上部斜視図である。
【図9f】カートリッジおよびカメラ本体の対応する部
材間の連動係合を示す上部斜視図である。
【図10a】カメラ本体およびフィルムカートリッジの
相対位置の割り出し方法を示す、カメラ本体およびフィ
ルムカートリッジの下面図を示している。
【図10b】フィルム上に残存する写真を数える手段を
示し、互いに組み立てられたカメラ本体およびフィルム
カートリッジを底部から見た図である。
【図10c】カウンタおよび底部スプロケット同士の係
合を示している。
【図10d】図10(c)に示されるカウンタを回転さ
せる作動機構を示している。
【図11a】フィルムカートリッジをカメラ本体内に挿
入して、フィルムカートリッジドアを開く状態を示して
いる。
【図11b】フィルムカートリッジをカメラ本体内に挿
入して、フィルムカートリッジドアを開く状態を示して
いる。
【図11c】フィルムカートリッジをカメラ本体内に挿
入して、フィルムカートリッジドアを開く状態を示して
いる。
【図12a】フィルムカートリッジがカメラ本体内に挿
入される時にフィルムカートリッジドアを開く他の実施
形態を示している。
【図12b】フィルムカートリッジがカメラ本体内に挿
入される時にフィルムカートリッジドアを開く他の実施
形態を示している。
【図13a】カメラシャッタを作動させてフィルムを露
光する方法を示している。
【図13b】カメラシャッタを作動させてフィルムを露
光する方法を示している。
【図14a】暗室を開くためのドアがフィルムカートリ
ッジの一部であるがカメラ本体のアクチュエータ手段に
よって作動される実施形態を示している。
【図14b】暗室を開くためのドアがフィルムカートリ
ッジの一部であるがカメラ本体のアクチュエータ手段に
よって作動される実施形態を示している。
【図15】フィルムカートリッジがカメラ本体内へと上
方にスライドされる実施形態を示している。
【図16】フィルムカートリッジがカメラ本体の背面か
ら挿入される他のフィルムカートリッジ挿入の実施形態
を示している。
【図17】フィルムカートリッジが、カメラシャッタ機
構と、制御手段および観察フラッシュ手段を備えた上部
とを有するカメラ本体を備えている、本発明の他の実施
形態を示している。
【図18】橋渡し領域の暗室を遮光するためのドアが設
けられていない本発明のフィルムカートリッジの他の実
施形態を示している。
【図19a】図19(b)の矢印19の方向から見た他
のカートリッジ構成の断面図である。
【図19b】他のカートリッジ構成の正面図である。
【図19c】他のカートリッジの下面図である。
【図20a】他の実施形態のカートリッジの斜視図であ
る。
【図20b】他の実施形態のカートリッジの斜視図であ
る。
【図20c】他の実施形態のカートリッジの斜視図であ
る。
【図20d】他の実施形態のカートリッジの斜視図であ
る。
【図20e】図20(a)〜(d)に示されたカートリ
ッジの分解図である。
【図21】図20(a)〜(e)に示されるカートリッ
ジにフィルムを装填するためのフィルム装填プロセスを
示している。
【図22】背板が除去されたカメラの後部斜視図であ
る。
【図23】カメラ本体の他の構成を示す背面図である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年9月24日(2002.9.2
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 17/26 G03B 17/26 G03C 3/00 535 G03C 3/00 535A 555 555B 599 599B 599C (72)発明者 ウィルソン チン ミャオ ワン 香港、チャイ ワン、カ イップ ストリ ート 18、エム ピー インダストリアル センター、ブロック エー、13 フロア ー、ユニット 10−11 Fターム(参考) 2H020 CA03 DD08 2H081 AA43 AA73 CC02 DD00 2H100 AA71 2H101 AA12

Claims (115)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルムを収容するための暗室を形成す
    る写真用フィルムカートリッジと、その中に前記カート
    リッジを取り外し可能に且つ隙間無く受けるためのレセ
    プタクルを有するカメラ本体とを備え、 前記カートリッジには、前記カートリッジが前記レセプ
    タクルから取り外される時に閉じたままとなり且つ前記
    カートリッジが前記レセプタクル内に受けられる時に前
    記フィルムを光制御装置に露出させて前記フィルム上に
    像を形成するように開くことができる開口が設けられて
    いるカメラ。
  2. 【請求項2】 前記カートリッジには、前記開口を閉じ
    る閉位置と前記開口を開く開位置との間で選択的に移動
    可能なドアが設けられている、請求項1に記載のカメ
    ラ。
  3. 【請求項3】 前記カートリッジは、前記ドアを前記閉
    位置へと付勢するバネを更に備えている、請求項2に記
    載のカメラ。
  4. 【請求項4】 前記ドアを前記バネに抗して前記閉位置
    から前記開位置へと移動するためのアクチベータを更に
    備えている、請求項3に記載のカメラ。
  5. 【請求項5】 前記アクチベータは、前記カートリッジ
    を前記カメラ本体内に挿入する時に、前記ドアをその開
    位置へと移動させるようになっている、請求項4に記載
    のカメラ。
  6. 【請求項6】 前記アクチベータは、前記カートリッジ
    が前記カメラ本体内に受けられた後に、前記ドアをその
    開位置へと手動操作で移動させるようになっている、請
    求項4に記載のカメラ。
  7. 【請求項7】 前記手動操作は、写真フレームを撮るた
    めに前記カメラのシャッタを作動させることである、請
    求項5に記載のカメラ。
  8. 【請求項8】 前記シャッタが前記ドアによって形成さ
    れている、請求項7に記載のカメラ。
  9. 【請求項9】 前記シャッタが前記カメラ本体に設けら
    れ、前記シャッタを作動させるためのボタンが設けられ
    ている、請求項7に記載のカメラ。
  10. 【請求項10】 前記ドアを移動させるための前記アク
    チベータと、前記シャッタを作動させるための前記ボタ
    ンとの間には、インターロック機構が設けられている、
    請求項9に記載のカメラ。
  11. 【請求項11】 前記ドアは、前記閉位置と前記開位置
    との間で旋回移動できるようになっている、請求項2に
    記載のカメラ。
  12. 【請求項12】 前記ドアは、前記閉位置と前記開位置
    との間で直線的に移動できるようになっている、請求項
    2に記載のカメラ。
  13. 【請求項13】 前記アクチベータは、前記カメラ本体
    の前記レセプタクルの内壁に設けられた突起であり、こ
    の突起は、前記カートリッジが前記レセプタクル内に挿
    入される時に、前記バネに抗して前記ドアをその開位置
    へと押し出す、請求項4に記載のカメラ。
  14. 【請求項14】 前記カートリッジには、前記ドアの移
    動を阻止する第1の位置と、前記アクチベータによる前
    記ドアの移動を許容する第2の位置との間で移動可能な
    安全ラッチが更に設けられている、請求項2に記載のカ
    メラ。
  15. 【請求項15】 前記安全ラッチは、前記カートリッジ
    が前記カメラ本体の前記レセプタクル内に受けられてい
    ない時に、前記第1の位置を保持する、請求項14に記
    載のカメラ。
  16. 【請求項16】 前記安全ラッチを付勢して前記第1の
    位置に保持させるバネが設けられている、請求項15に
    記載のカメラ。
  17. 【請求項17】 前記安全ラッチを前記第1の位置から
    前記第2の位置へと移動させるアンロック部材が設けら
    れている、請求項16に記載のカメラ。
  18. 【請求項18】 前記アンロック部材は、前記カートリ
    ッジを前記カメラ本体の前記レセプタクル内に挿入する
    時に動作するようになっている、請求項17に記載のカ
    メラ。
  19. 【請求項19】 前記アンロック部材は、前記カメラ本
    体の前記レセプタクルの内壁に設けられた突起である、
    請求項18に記載のカメラ。
  20. 【請求項20】 前記アンロック部材は、前記カートリ
    ッジが前記レセプタクル内に保持されている時に、前記
    安全ラッチを前記第2の位置に維持するようになってい
    る、請求項19に記載のカメラ。
  21. 【請求項21】 前記安全ラッチは、前記安全ラッチが
    前記第1の位置にある時に前記ドアのノッチと係合する
    ラッチアームを備えている、請求項14に記載のカメ
    ラ。
  22. 【請求項22】 前記カートリッジは、第1の巻き領域
    と、第2の巻き領域と、前記2つの巻き領域間の橋渡し
    領域とを備え、前記開口が前記橋渡し領域に設けられて
    いる、請求項1に記載のカメラ。
  23. 【請求項23】 前記フィルムは、最初に、前記第1の
    巻き領域内に収容され、前記橋渡し領域を通じて前記第
    2の巻き領域へと送られる時に前記開口を通じて露光さ
    れる、請求項22に記載のカメラ。
  24. 【請求項24】 前記第2の巻き領域には、前記第1の
    巻き領域から送られる前記フィルムを受けるフィルム容
    器が設けられている、請求項23に記載のカメラ。
  25. 【請求項25】 前記カートリッジは、形状が膨大した
    外形部分を前記第2の巻き領域に有し、この形状が膨大
    した外形部分は、前記第1の巻き領域に設けられたそれ
    よりも明らかに大きい、請求項24に記載のカメラ。
  26. 【請求項26】 前記第1の巻き領域には、前記フィル
    ムを前記第2の領域へと送る前に収容するフィルム容器
    が設けられている、請求項23に記載のカメラ。
  27. 【請求項27】 前記カートリッジは、前記フィルムの
    全てが露光された後に、前記フィルムを前記第1の巻き
    領域内の前記容器に巻き戻すための手段を更に備えてい
    る、請求項26に記載のカメラ。
  28. 【請求項28】 前記カートリッジは、前記第1の巻き
    領域を有する第1の部分と、前記第2の巻き領域を有す
    る第2の部分とを有し、前記2つの部分は、互いに着脱
    自在に取り付けられて前記カートリッジを形成する、請
    求項24に記載のカメラ。
  29. 【請求項29】 前記光制御装置がレンズである、請求
    項1に記載のカメラ。
  30. 【請求項30】 前記レンズが前記カメラ本体に設けら
    れている、請求項29に記載のカメラ。
  31. 【請求項31】 前記レンズは、前記カートリッジに設
    けられて前記開口を覆い、前記カメラ本体にシャッタが
    設けられている、請求項29に記載のカメラ。
  32. 【請求項32】 前記カートリッジが前記レセプタクル
    内に受けられた後に、前記カメラ本体の前記レセプタク
    ルの内側に前記カートリジを保持するためのロック機構
    を更に備えている、請求項1に記載のカメラ。
  33. 【請求項33】 前記ロック機構は、前記カメラ本体に
    設けられた弾性タブを備え、この弾性タブは、前記カー
    トリッジが前記レセプタクル内に完全に受けられた時
    に、前記カートリッジに形成された凹部と係合する、請
    求項32に記載のカメラ。
  34. 【請求項34】 前記カメラ本体上に解除部材を更に備
    え、解除部材は、前記カートリッジ上の前記凹部から前
    記弾性タブを解除して、前記カートリッジを前記レセプ
    タクルから移動させる、請求項33に記載のカメラ。
  35. 【請求項35】 光制御装置を有するカメラ本体に着脱
    可能に取り付けられるフィルムカートリッジにおいて、 フィルムを収容するための暗室を形成する遮光ハウジン
    グを備え、 前記ハウジングには、前記カートリッジが前記カメラ本
    体から取り外される時にドアにより閉じられたままとな
    り且つ前記カートリッジが前記カメラ本体に取り付けら
    れた時には前記フィルムを前記光制御装置に対して露出
    するように開くことができる開口が設けられているフィ
    ルムカートリッジ。
  36. 【請求項36】 前記カートリッジが前記カメラ本体か
    ら取り外された時に前記ドアを閉じたままに維持するロ
    ック位置を保持するロック部材を更に備えている、請求
    項35に記載のフィルムカートリッジ。
  37. 【請求項37】 前記カートリッジを前記カメラ本体に
    取り付ける時に前記ロック部材を前記ロック位置から移
    動させるアンロック機構を更に備えている、請求項36
    に記載のフィルムカートリッジ。
  38. 【請求項38】 前記ドアを開くための作動機構を更に
    備えている、請求項37に記載のフィルムカートリッ
    ジ。
  39. 【請求項39】 前記作動機構は、前記カートリッジが
    前記カメラ本体に取り付けられる時に前記ドアが開かれ
    るように構成されている、請求項38に記載のフィルム
    カートリッジ。
  40. 【請求項40】 前記作動機構は、シャッタを作動させ
    て写真を撮る時に前記ドアが開かれるように構成されて
    いる、請求項38に記載のフィルムカートリッジ。
  41. 【請求項41】 前記シャッタが前記ドアによって形成
    されている、請求項40に記載のフィルムカートリッ
    ジ。
  42. 【請求項42】 前記シャッタを作動させるボタンによ
    って前記ドアを作動させるインターロック部材を更に備
    えている、請求項40に記載のフィルムカートリッジ。
  43. 【請求項43】 フィルム上に像を伝達するための光制
    御装置と、 その中にフィルムカートリッジを取り外し可能に且つ隙
    間無く受けるためのレセプタクルと、を備え、 前記フィルムカートリッジは、前記フィルムを収容する
    ための暗室を形成するハウジングを有し、ハウジングに
    は、前記カートリッジが前記レセプタクルの外側にある
    時にドアによって閉じられたままとなる開口が設けら
    れ、 また、前記カートリッジが前記レセプタクル内に受けら
    れる時に、前記ドアを開いて、前記フィルムのフレーム
    を前記開口を通じて前記光制御装置に露出させる作動機
    構を備えているカメラ本体。
  44. 【請求項44】 前記作動機構は、前記カートリッジを
    前記レセプタクル内に挿入する時に前記ドアを開くよう
    に構成されている、請求項43に記載のカメラ本体。
  45. 【請求項45】 前記作動機構は、シャッタが作動され
    る度に前記ドアを開くように構成されている、請求項4
    4に記載のカメラ本体。
  46. 【請求項46】 前記シャッタが前記ドアによって形成
    されている、請求項45に記載のカメラ本体。
  47. 【請求項47】 前記シャッタを作動させるためのボタ
    ンを更に備えている、請求項45に記載のカメラ本体。
  48. 【請求項48】 前記ボタンを押して前記シャッタを作
    動させた時に前記ドアが開くように、前記ドアと前記ボ
    タンとを連動させる機構を更に備えている、請求項47
    に記載のカメラ本体。
  49. 【請求項49】 フィルムに像を伝達するための光制御
    装置を有するカメラ本体と、 前記カメラ本体に対して着脱自在に取り付けられる写真
    用フィルムカートリッジと、を備え、 前記カートリッジは、前記フィルムを収容するための暗
    室を形成する遮光ハウジングを備え、ハウジングは、前
    記カートリッジが前記カメラ本体に取り付けられる時に
    前記フィルムの1つのフレームだけを露光するように寸
    法付けられ且つ前記1つのフレームを前記光制御装置に
    対して露出させるように位置決めされた開口を有してい
    るカメラ。
  50. 【請求項50】 フィルムを収容するための暗室を形成
    する遮光ハウジングを備え、ハウジングには、前記フィ
    ルムの1つのフレームだけを露光するように寸法付けら
    れた開口が設けられ、前記フィルムが遮光容器内に収容
    されているフィルムカートリッジ。
  51. 【請求項51】 フィルムを収容するための暗室を形成
    する写真用フィルムカートリッジと、前記カートリッジ
    を取り外し可能に且つ隙間無く受けるレセプタクルを有
    するカメラ本体とを備え、 前記カートリッジには開口とドアとが設けられ、ドア
    は、前記開口を閉じる第1の位置と前記開口を開く第2
    の位置との間で選択的に移動可能であり、前記フィルム
    は、露光時、前記カートリッジ内にある遮光容器に収容
    されているカメラ。
  52. 【請求項52】 前記カートリッジに設けられ、前記ド
    アを前記第1の位置へと付勢する付勢バネを更に備えて
    いる、請求項51に記載のカメラ。
  53. 【請求項53】 前記カートリッジを前記カメラ本体内
    に挿入する時に、前記ドアを前記第1の位置から前記第
    2の位置へと移動させる作動機構を更に備えている、請
    求項52に記載のカメラ。
  54. 【請求項54】 前記カートリッジが前記カメラ本体の
    外側にある時に、前記ドアが前記第2の位置へと移動す
    ることを防止するロック機構を更に備えている、請求項
    53に記載のカメラ。
  55. 【請求項55】 前記作動機構は、前記レセプタクルの
    内壁に設けられ且つ前記付勢バネに抗して前記ドアを前
    記第2の位置へと移動させる突起を備えている、請求項
    52に記載のカメラ。
  56. 【請求項56】 前記ロック機構は、ロック位置とアン
    ロック位置との間で旋回移動可能な安全ラッチを備えて
    いる、請求項54に記載のカメラ。
  57. 【請求項57】 前記ロック機構は、前記安全ラッチを
    前記ロック位置へと付勢する付勢バネを更に備えてい
    る、請求項56に記載のカメラ。
  58. 【請求項58】 前記安全ラッチは、前記安全ラッチが
    前記ロック位置にある時に前記ドアに設けられたノッチ
    と係合するラッチアームを備えている、請求項57に記
    載のカメラ。
  59. 【請求項59】 前記カートリッジには、前記レセプタ
    クル内への前記カートリッジの挿入方向に沿って延びる
    案内溝が設けられ、前記カメラ本体の前記レセプタクル
    には、前記カートリッジが前記レセプタクル内に挿入さ
    れる時に前記案内溝内に長手方向で挿入される対応する
    細長いウェブが設けられている、請求項58に記載のカ
    メラ。
  60. 【請求項60】 前記安全ラッチは、前記安全ラッチが
    前記ロック位置にある時に前記案内溝内に突出するラッ
    チ解除レバーを備えている、請求項59に記載のカメ
    ラ。
  61. 【請求項61】 前記細長いウェブは、前記案内溝内に
    入る時に、前記ラッチ解除レバーを前記案内溝から離間
    させるように押し出し、これにより、前記安全ラッチを
    前記アンロック位置へと移動させるとともに、前記カー
    トリッジが前記レセプタクルから取り外されるまで前記
    溝を占有することにより、安全ラッチをアンロック位置
    に保持する、請求項60に記載のカメラ。
  62. 【請求項62】 カメラとともに使用可能なフィルムカ
    ートリッジであって、外側カートリッジ内に遮光フィル
    ム容器を備え、前記外側カートリッジは、選択的に遮光
    され、あるいは、前記フィルムカートリッジ内のフィル
    ムの1フレームだけを露光するのに十分な開口を除いて
    遮光されているフィルムカートリッジ。
  63. 【請求項63】 前記フィルムカートリッジが前記カメ
    ラから取り外される時に閉じられてロックされるように
    配置されたドアを更に備えている、請求項62に記載の
    フィルムカートリッジ。
  64. 【請求項64】 前記ドアが閉位置へと付勢される、請
    求項63に記載のフィルムカートリッジ。
  65. 【請求項65】 写真が撮られる度に互いに協働してカ
    ウントを変更するカウンタおよびスプロケット手段を更
    に備えている、請求項64に記載のフィルムカートリッ
    ジ。
  66. 【請求項66】 前記フィルムの大部分は、前記容器内
    ではなく、前記カートリッジ内に収容されている、請求
    項62に記載のフィルムカートリッジ。
  67. 【請求項67】 前記フィルムの大部分が前記カートリ
    ッジ内の前記容器内に収容されている、請求項66に記
    載のフィルムカートリッジ。
  68. 【請求項68】 遮光容器からフィルムを回収し、前記
    回収されたフィルムとフィルムが回収された前記容器と
    をカートリッジ内に配置し、前記カートリッジをカメラ
    内に配置するフィルム装填方法。
  69. 【請求項69】 前記カートリッジが遮光性を有する、
    請求項68に記載の方法。
  70. 【請求項70】 前記カートリッジを、遮光状態から、
    1つのフレームを露光するための開口を除いて遮光性を
    有する状態へと変更する変更ステップを更に備えた、請
    求項69に記載の方法。
  71. 【請求項71】 前記変更ステップは、前記カートリッ
    ジをカメラに挿入する時に自動的に起こる、請求項69
    に記載の方法。
  72. 【請求項72】 未露光フィルムおよび遮光容器をカー
    トリッジ内に配置し、カートリッジをカメラ内に配置す
    るフィルム装填方法。
  73. 【請求項73】 前記カートリッジが遮光性を有する、
    請求項72に記載の方法。
  74. 【請求項74】 前記カートリッジは、1つのフレーム
    を十分に露光できる開口を除き、遮光性を有する、請求
    項72に記載の方法。
  75. 【請求項75】 前記フィルムの大部分が前記遮光容器
    内に収容されている、請求項72に記載の方法。
  76. 【請求項76】 前記フィルムの大部分は、前記遮光容
    器の外側であって、前記カートリッジ内に収容されてい
    る、請求項72に記載の方法。
  77. 【請求項77】 フィルムを収容するための暗室を形成
    する写真用フィルムカートリッジと、前記カートリッジ
    を取り外し可能に且つ隙間なく受けるレセプタクルを有
    するカメラ本体とを備え、前記カートリッジは、露光さ
    れたフィルムを回収するための容器を前記暗室内に更に
    備え、前記容器が前記カートリッジから取り外し可能で
    あるカメラ。
  78. 【請求項78】 前記カートリッジは、フィルムの使用
    されていない部分を収容するための未露光巻き領域と、
    フィルムの露光された部分を収容するための回収巻き領
    域とを備えている、請求項77に記載のカメラ。
  79. 【請求項79】 前記容器は、前記回収巻き領域内に配
    置されている、請求項78に記載のカメラ。
  80. 【請求項80】 前記容器がフィルム容器である、請求
    項79に記載のカメラ。
  81. 【請求項81】 前記カメラ本体は、その底部に開口を
    有し、カメラ本体の底部は、他方側よりも一方側におい
    て幅が広く、これによって、幅の広い側は、前記容器を
    収容するカートリッジの部分を収容する、請求項80に
    記載のカメラ。
  82. 【請求項82】 前記未露光巻き領域には、前記フィル
    ムの自由端を固定するための止め具が設けられている、
    請求項78に記載のカメラ。
  83. 【請求項83】 前記カートリッジの底部には、前記未
    露光巻き領域の位置に、前記フィルムを装填するために
    挿入される巻取りドライバを受ける穴が設けられてい
    る、請求項78に記載のカメラ。
  84. 【請求項84】 前記カートリッジは、開位置と閉位置
    との間で選択的に移動可能なドアを有する開口を更に備
    えている、請求項78に記載のカメラ。
  85. 【請求項85】 前記カートリッジがカメラ本体の外側
    に位置する時に、前記ドアがその閉位置に保持される、
    請求項84に記載のカメラ。
  86. 【請求項86】 前記カートリッジを前記カメラ本体内
    に挿入する時に、前記ドアがその開位置へと自動的に移
    動される、請求項85に記載のカメラ。
  87. 【請求項87】 前記フィルムは、フィルムスピンドル
    から前記未露光巻き領域内に装填される、請求項78に
    記載のカメラ。
  88. 【請求項88】 前記フィルムは、使用前に、前記容器
    から前記未露光巻き領域に予め装填されている、請求項
    78に記載のカメラ。
  89. 【請求項89】 フィルムを収容するためにカメラ本体
    に着脱自在に取付け可能なカートリッジであって、未露
    光巻き領域と回収領域とを有する本体部と、前記本体部
    と係合して遮光された暗室を形成するカバー部とを備
    え、前記本体部は、前記未露光巻き領域の底部に、前記
    未露光領域内にフィルムを巻き取るための巻取りドライ
    バを受ける穴を有しているカートリッジ。
  90. 【請求項90】 前記巻取りドライバには、その中にフ
    ィルムが保持される縦溝が設けられている、請求項89
    に記載のカートリッジ。
  91. 【請求項91】 前記溝は、前記ドライバの自由端で開
    口している、請求項90に記載のカートリッジ。
  92. 【請求項92】 前記本体部には、前記未露光巻き領域
    の内側に、前記フィルムの自由端を固定するための止め
    具が設けられている、請求項89に記載のカートリッ
    ジ。
  93. 【請求項93】 前記回収領域内に配置され且つ露光さ
    れたフィルムを回収するための回収容器を更に備えてい
    る、請求項89に記載のカートリッジ。
  94. 【請求項94】 前記回収容器が135m標準容器であ
    る、請求項93に記載のカートリッジ。
  95. 【請求項95】 請求項1に記載されたカートリッジ内
    にフィルムを装填するための巻取りドライバであって、
    ドライバを回転させることによりフィルムロールを形成
    するために、前記フィルムを受けるための少なくとも1
    つの縦溝を有している巻取りドライバ。
  96. 【請求項96】 前記溝は、前記ドライバの自由端で開
    口している、請求項95に記載の巻取りドライバ。
  97. 【請求項97】 カートリッジ内にフィルムを装填する
    ための方法であって、前記カートリッジの未露光巻き領
    域内でフィルムロールを形成し、前記フィルムロールの
    自由端を、前記カートリッジの回収巻き領域内に配置さ
    れた回収容器から延びるフィルムスタッドに接続し、前
    記カートリッジを閉じて、遮光された暗室を形成する方
    法。
  98. 【請求項98】 前記フィルムロールの前記自由端は、
    粘着テープにより、前記回収容器の前記フィルムスタッ
    ドに接続される、請求項97に記載の方法。
  99. 【請求項99】 前記フィルムロールがフィルムスピン
    ドルから形成される、請求項97に記載の方法。
  100. 【請求項100】 前記フィルムロールが巻取りドライ
    バによって形成され、巻取りドライバは、前記フィルム
    ロール形成後に前記未露光巻き領域から取り外し可能で
    あり、前記フィルムカートリッジが全面と背面とを有
    し、前面および背面の少なくとも一方が第1および第2
    のカバー部を有し、第1および第2のカバー部の一方が
    露光されたフィルムを有する室をカバーし、第1および
    第2のカバー部の他方が未露光フィルムを有する室をカ
    バーする、請求項97に記載の方法。
  101. 【請求項101】 フィルムを収容するための暗室を形
    成する写真用フィルムカートリッジであって、前記フィ
    ルムの露光されたフレームを回収するための回収スプー
    ルを備えた写真用フィルムカートリッジと、 前記カートリッジを取り外し可能に且つ隙間なく受ける
    レセプタクルを有するカメラ本体であって、カメラのシ
    ャッタの作動時に前記回収スプールを駆動して前記露光
    されたフレームを回収する制御手段を備えたカメラ本体
    と、を備え、 前記制御手段は、その外周面に突起を有する駆動シャフ
    トを備え、前記突起は、前記駆動シャフトを受けるため
    に前記回収スプール上に形成されたレセプタクルの内側
    のブロックと横方向で当接するようになっており、前記
    駆動シャフトは、バネにより、前記レセプタクルに向け
    て付勢されているカメラ。
  102. 【請求項102】 前記制御手段は、前記駆動シャフト
    が前記付勢バネに抗して押された時に引き込むスリーブ
    を更に備えている、請求項101に記載のカメラ。
  103. 【請求項103】 前記制御手段は、カメラの前記シャ
    ッタを切る作動機構と連動する歯車を更に備えている、
    請求項102に記載のカメラ。
  104. 【請求項104】 前記スリーブが前記歯車に固定され
    ている、請求項103に記載のカメラ。
  105. 【請求項105】 フィルムを収容するための暗室を形
    成する写真用フィルムカートリッジであって、露光時に
    前記フィルムを送るためのスプロケットを備えたカート
    リッジと、 前記カートリッジを取り外し可能に且つ隙間なく受ける
    レセプタクルを有するカメラ本体であって、カメラのシ
    ャッタの作動時に前記スプロケットを駆動するための制
    御手段を備えたカメラ本体と、を備え、 前記スプロケットは、内歯を有するスリーブを備え、前
    記制御手段は、前記スリーブの前記内歯と噛み合う歯付
    きシャフトを備えているカメラ。
  106. 【請求項106】 前記制御手段の前記歯付きシャフト
    は、前記スプロケットの前記歯付きスリーブ内への前記
    歯付きシャフトの挿入を容易にするテーパ状の端部を有
    している、請求項105に記載のカメラ。
  107. 【請求項107】 前記制御手段は、カメラの前記シャ
    ッタを切る作動機構と連動する、請求項105に記載の
    カメラ。
  108. 【請求項108】 フィルムを収容するための暗室を形
    成する写真用フィルムカートリッジにおいて、 露光時に前記フィルムを巻き取ることによって駆動され
    るスプロケットと、撮影された前記フィルムの量または
    未露光のままのフィルムの量を示すカウンタとを備え、
    前記カウンタが前記スプロケットによって駆動される写
    真用フィルムカートリッジ。
  109. 【請求項109】 前記カウンタは、前記スプロケット
    の回転シャフト上に設けられたノッチと係合する歯が外
    周面に沿って設けられた歯付きディスクである、請求項
    108に記載のカートリッジ。
  110. 【請求項110】 前記カウンタの外周面は、前記歯が
    無い溝部を有し、前記溝部は、前記回転シャフトの前記
    ノッチと係合せず、これにより、前記フィルムが全て露
    光されたことを示す、請求項109に記載のカートリッ
    ジ。
  111. 【請求項111】 前記カウンタは、前記スプロケット
    の回転シャフト上に同軸的に装着されている、請求項1
    08に記載のカートリッジ。
  112. 【請求項112】 フィルムを収容するための暗室を形
    成する遮光ハウジングを備えたフィルムカートリッジで
    あって、露光されたフィルムを回収するための容器を前
    記暗室内に備え、前記容器がカートリッジから取り外し
    可能であるフィルムカートリッジ。
  113. 【請求項113】 前記容器は、前記カートリッジを破
    壊することなく前記カートリッジから取り外し可能であ
    る、請求項112に記載のカートリッジ。
  114. 【請求項114】 互いに着脱可能に接続されて前記カ
    ートリッジを形成する2つの部分を備え、これにより、
    前記容器は、前記2つの部分を互いに分離することによ
    り前記カートリッジから取り外すことができる、請求項
    112に記載のカートリッジ。
  115. 【請求項115】 前記暗室を形成するためにドアによ
    り閉じることができ且つ写真撮影中に前記フィルムのフ
    レームを露光するために開くことができる開口を更に備
    えている、請求項112に記載のカートリッジ。
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