JP2003139603A - 小型の固形物を一定量切り出す際の補完制御方法 - Google Patents
小型の固形物を一定量切り出す際の補完制御方法Info
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- JP2003139603A JP2003139603A JP2001377928A JP2001377928A JP2003139603A JP 2003139603 A JP2003139603 A JP 2003139603A JP 2001377928 A JP2001377928 A JP 2001377928A JP 2001377928 A JP2001377928 A JP 2001377928A JP 2003139603 A JP2003139603 A JP 2003139603A
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- Weight Measurement For Supplying Or Discharging Of Specified Amounts Of Material (AREA)
- Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 小型の固形物を一定量切り出す際に、従来の
組み合わせ計量方式では微妙な重量の調整や、正確な数
量の切り出しは出来なかった。本発明では、大投入部に
おいて設定値の大半を計量・計数し、小投入部において
残りの量を補完することによって設定重量の原料を正確
に切り出す方法と、設定数量の原料を正確に切り出す方
法を提供する。 【解決手段】 原料の切り出し設定重量のうち原料の数
個分少ない重量を大投入部において計量し、あらかじめ
原料1個〜数個を計量して準備した小投入部の原料と組
み合わせて切り出すことによって、設定重量の原料を正
確に切り出すことを特徴とする。
組み合わせ計量方式では微妙な重量の調整や、正確な数
量の切り出しは出来なかった。本発明では、大投入部に
おいて設定値の大半を計量・計数し、小投入部において
残りの量を補完することによって設定重量の原料を正確
に切り出す方法と、設定数量の原料を正確に切り出す方
法を提供する。 【解決手段】 原料の切り出し設定重量のうち原料の数
個分少ない重量を大投入部において計量し、あらかじめ
原料1個〜数個を計量して準備した小投入部の原料と組
み合わせて切り出すことによって、設定重量の原料を正
確に切り出すことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、少量の電子部品
や薬品・化粧品等の固形物を小袋詰めする時に、その原
料を設定された一定量に切り出し、正確に計量又は計数
する方法に関するものである。
や薬品・化粧品等の固形物を小袋詰めする時に、その原
料を設定された一定量に切り出し、正確に計量又は計数
する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、少量の原料を切り出して高速
で計量する方法は、組み合わせ計量方式といわれるもの
が一般的である。この方法は、あらかじめ貯留ホッパー
といわれる複数のホッパーに原料を分散して貯留してお
き、その原料を貯留ホッパーから計量ホッパーといわれ
る計量部へ投入する。計量部では各ホッパーの重量が各
ロードセルで精密に計量され、その数値をコンピュータ
処理し、計量設定値に最も近く、かつ設定値を超える組
み合わせを選びだして選ばれた計量ホッパーが開き原料
を排出するという方法である。
で計量する方法は、組み合わせ計量方式といわれるもの
が一般的である。この方法は、あらかじめ貯留ホッパー
といわれる複数のホッパーに原料を分散して貯留してお
き、その原料を貯留ホッパーから計量ホッパーといわれ
る計量部へ投入する。計量部では各ホッパーの重量が各
ロードセルで精密に計量され、その数値をコンピュータ
処理し、計量設定値に最も近く、かつ設定値を超える組
み合わせを選びだして選ばれた計量ホッパーが開き原料
を排出するという方法である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の組み合わせ計量
方式では、各計量ホッパーに投入される原料の重量は投
入時点で決定されてしまうので、これ等を組み合わせて
も微妙な重量の調整をすることは出来ず、正確な重量の
切り出しは出来ない。また、原料の重量にはバラつきが
あるので数量の制御は出来ず、正確な数量の切り出しも
できない。本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で、小型の固形物を高速で切り出す際の正確な重量制御
方法又は正確な数量制御方法を提供するものである。
方式では、各計量ホッパーに投入される原料の重量は投
入時点で決定されてしまうので、これ等を組み合わせて
も微妙な重量の調整をすることは出来ず、正確な重量の
切り出しは出来ない。また、原料の重量にはバラつきが
あるので数量の制御は出来ず、正確な数量の切り出しも
できない。本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で、小型の固形物を高速で切り出す際の正確な重量制御
方法又は正確な数量制御方法を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の小型の固形物を一定量切り出す際の補完方法は、
原料の重量を正確に切り出すために、原料の切り出し設
定重量のうち、原料の数個分少ない量を大投入部におい
て計量し、あらかじめ原料1個〜数個を計量して準備し
た小投入部の原料と組み合わせて切り出すことによっ
て、設定重量の原料を正確に切り出す補完制御方法であ
る。請求項2記載の小型の固形物を一定量切り出す際の
補完方法は、原料の数量を正確に切り出すために、原料
の切り出し設定数量のうち、原料の数個分少ない量を大
投入部において計数し、あらかじめ原料1個〜数個を計
数して準備した小投入部の原料と組み合わせて切り出す
ことによって、設定数量の原料を正確に切り出す補完制
御方法である。請求項3記載の小型の固形物を一定量切
り出す際の補完方法は、原料の数量を正確に切り出す方
法を計数によらず計量によって行なう場合のもので、請
求項1記載の大投入部の切り出し計量を一回で行なわ
ず、誤差の累積が原料の0.5個分の重量未満となる時
点で切り出し計量を一旦止め、計量値に対する個数を正
規化し、これを繰り返すことによって大投入部の計量値
に原料の重量のバラつきによる累積誤差をなくして大投
入部における数量を認識させ、あらかじめ原料1個〜数
個を計量して準備した小投入部の原料と組み合わせて切
り出すことによって、設定数量の原料を正確に切り出す
補完制御方法である。
記載の小型の固形物を一定量切り出す際の補完方法は、
原料の重量を正確に切り出すために、原料の切り出し設
定重量のうち、原料の数個分少ない量を大投入部におい
て計量し、あらかじめ原料1個〜数個を計量して準備し
た小投入部の原料と組み合わせて切り出すことによっ
て、設定重量の原料を正確に切り出す補完制御方法であ
る。請求項2記載の小型の固形物を一定量切り出す際の
補完方法は、原料の数量を正確に切り出すために、原料
の切り出し設定数量のうち、原料の数個分少ない量を大
投入部において計数し、あらかじめ原料1個〜数個を計
数して準備した小投入部の原料と組み合わせて切り出す
ことによって、設定数量の原料を正確に切り出す補完制
御方法である。請求項3記載の小型の固形物を一定量切
り出す際の補完方法は、原料の数量を正確に切り出す方
法を計数によらず計量によって行なう場合のもので、請
求項1記載の大投入部の切り出し計量を一回で行なわ
ず、誤差の累積が原料の0.5個分の重量未満となる時
点で切り出し計量を一旦止め、計量値に対する個数を正
規化し、これを繰り返すことによって大投入部の計量値
に原料の重量のバラつきによる累積誤差をなくして大投
入部における数量を認識させ、あらかじめ原料1個〜数
個を計量して準備した小投入部の原料と組み合わせて切
り出すことによって、設定数量の原料を正確に切り出す
補完制御方法である。
【0005】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。ここに、図1は本発明の実施の形態
に係る小型の固形物の設定重量を計量により切り出す際
の補完制御方法のフロー図である。図2は小型の固形物
の設定数量を計数により切り出す際の補完制御方法のフ
ロー図である。図3は小型の固形物の設定数量を計量に
より切り出す際の補完制御方法のフロー図である。図1
に示すように、本発明の一実施の形態に係る小型の固形
物の設定重量を計量により切り出す際の補完制御方法
は、原料の切り出し設定重量のうち、原料の数個分少な
い量を大投入部において計量し(S11)、あらかじめ
原料1個〜数個を計量して準備した小投入部の原料(S
12)と組み合わせて切り出すことによって、設定重量
の原料を正確に切り出すことが出来る。図2に示すよう
に、本発明の一実施の形態に係る小型の固形物の設定数
量を計数により切り出す際の補完制御方法は、原料の切
り出し設定数量のうち、原料の数個分少ない量を大投入
部において計数し(S21)、あらかじめ原料1個〜数
個を計量して準備した小投入部の原料(S22)と組み
合わせて切り出すことによって、設定数量の原料を正確
に切り出すことが出来る。図3に示すように、本発明の
一実施の形態に係る小型の固形物の設定数量を計量によ
り切り出す際の補完制御方法は、大投入部の切り出し計
量を一回で行なわず、誤差の累積が原料0.5個の重量
未満となる時点で切り出し計量(S31)を一旦止め、
計量値に対する個数を正規化し、これを繰り返すことに
よって大投入部の計量値に対して原料の重量のバラつき
による累積誤差をなくして、大投入部における個数を認
識させ、あらかじめ原料1個〜数個を計量して準備した
小投入部の原料(S32)と組み合わせて切り出すこと
によって、設定数量の原料を正確に切り出すことが出来
る。
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。ここに、図1は本発明の実施の形態
に係る小型の固形物の設定重量を計量により切り出す際
の補完制御方法のフロー図である。図2は小型の固形物
の設定数量を計数により切り出す際の補完制御方法のフ
ロー図である。図3は小型の固形物の設定数量を計量に
より切り出す際の補完制御方法のフロー図である。図1
に示すように、本発明の一実施の形態に係る小型の固形
物の設定重量を計量により切り出す際の補完制御方法
は、原料の切り出し設定重量のうち、原料の数個分少な
い量を大投入部において計量し(S11)、あらかじめ
原料1個〜数個を計量して準備した小投入部の原料(S
12)と組み合わせて切り出すことによって、設定重量
の原料を正確に切り出すことが出来る。図2に示すよう
に、本発明の一実施の形態に係る小型の固形物の設定数
量を計数により切り出す際の補完制御方法は、原料の切
り出し設定数量のうち、原料の数個分少ない量を大投入
部において計数し(S21)、あらかじめ原料1個〜数
個を計量して準備した小投入部の原料(S22)と組み
合わせて切り出すことによって、設定数量の原料を正確
に切り出すことが出来る。図3に示すように、本発明の
一実施の形態に係る小型の固形物の設定数量を計量によ
り切り出す際の補完制御方法は、大投入部の切り出し計
量を一回で行なわず、誤差の累積が原料0.5個の重量
未満となる時点で切り出し計量(S31)を一旦止め、
計量値に対する個数を正規化し、これを繰り返すことに
よって大投入部の計量値に対して原料の重量のバラつき
による累積誤差をなくして、大投入部における個数を認
識させ、あらかじめ原料1個〜数個を計量して準備した
小投入部の原料(S32)と組み合わせて切り出すこと
によって、設定数量の原料を正確に切り出すことが出来
る。
【0006】
【発明の効果】請求項1記載の小型の固形物を一定重量
切り出す際の補完制御方法は、大投入部における設定値
大半の原料の計量と、小投入部における残りの重量の補
完により、正確な重量の切り出しが可能である。 請求
項2記載の小型の固形物を一定数量切り出す際の補完制
御方法は、大投入部における設定値大半の原料の計数
と、小投入部における残りの数量の補完により、正確な
数量の切り出しが可能である。 請求項3記載の小型の
固形物を一定数量切り出す際の補完制御方法は、大投入
部において原料の重量のバラつきによる累積誤差をなく
す計量方法と、小投入部における残りの数量の補完によ
り、計数によらずに正確な数量の切り出しが可能であ
る。
切り出す際の補完制御方法は、大投入部における設定値
大半の原料の計量と、小投入部における残りの重量の補
完により、正確な重量の切り出しが可能である。 請求
項2記載の小型の固形物を一定数量切り出す際の補完制
御方法は、大投入部における設定値大半の原料の計数
と、小投入部における残りの数量の補完により、正確な
数量の切り出しが可能である。 請求項3記載の小型の
固形物を一定数量切り出す際の補完制御方法は、大投入
部において原料の重量のバラつきによる累積誤差をなく
す計量方法と、小投入部における残りの数量の補完によ
り、計数によらずに正確な数量の切り出しが可能であ
る。
【図1】本発明の実施の形態に係る小型の固形物の設定
重量を計量により切り出す際の補完制御方法のフロー図
重量を計量により切り出す際の補完制御方法のフロー図
【図2】本発明の実施の形態に係る小型の固形物の設定
数量を計数により切り出す際の補完制御方法のフロー図
数量を計数により切り出す際の補完制御方法のフロー図
【図3】本発明の実施の形態に係る小型の固形物の設定
数量を計量により切り出す際の補完制御方法のフロー図
数量を計量により切り出す際の補完制御方法のフロー図
Claims (3)
- 【請求項1】 原料の切り出し設定重量のうち原料の数
個分少ない重量を大投入部において計量し、あらかじめ
原料1個〜数個を計量して準備した小投入部の原料と組
み合わせて切り出すことによって、設定重量の原料を正
確に切り出すことを特徴とする補完制御方法。 - 【請求項2】 原料の切り出し設定数量のうち原料の数
個分少ない数量を大投入部において計数し、あらかじめ
原料1個〜数個を計量して準備した小投入部の原料と組
み合わせて切り出すことによって、設定数量の原料を正
確に切り出すことを特徴とする補完制御方法。 - 【請求項3】 請求項1記載の大投入部の切り出し計量
を一回で行なわず、誤差の累積が原料の0.5個分の重
量未満となる時点で切り出し計量を一旦止め、計量値に
対する個数を正規化し、これを繰り返すことによって大
投入部の計量値に原料の重量のバラつきによる累積誤差
をなくして大投入部における正確な数量を認識させ、あ
らかじめ原料1個〜数個を計量して準備した小投入部の
原料と組み合わせて切り出すことによって、設定数量の
原料を計数によらず計量によって正確に切り出すことを
特徴とする補完制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001377928A JP2003139603A (ja) | 2001-11-05 | 2001-11-05 | 小型の固形物を一定量切り出す際の補完制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001377928A JP2003139603A (ja) | 2001-11-05 | 2001-11-05 | 小型の固形物を一定量切り出す際の補完制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003139603A true JP2003139603A (ja) | 2003-05-14 |
Family
ID=19185785
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001377928A Pending JP2003139603A (ja) | 2001-11-05 | 2001-11-05 | 小型の固形物を一定量切り出す際の補完制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003139603A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7124556B2 (en) | 2002-04-16 | 2006-10-24 | Kenji Noumi | Device for bagging dry ingredients |
-
2001
- 2001-11-05 JP JP2001377928A patent/JP2003139603A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7124556B2 (en) | 2002-04-16 | 2006-10-24 | Kenji Noumi | Device for bagging dry ingredients |
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