JP2003139574A - データ表示装置、方法、プログラムおよび該プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

データ表示装置、方法、プログラムおよび該プログラムを記録した記録媒体

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JP2003139574A
JP2003139574A JP2001340312A JP2001340312A JP2003139574A JP 2003139574 A JP2003139574 A JP 2003139574A JP 2001340312 A JP2001340312 A JP 2001340312A JP 2001340312 A JP2001340312 A JP 2001340312A JP 2003139574 A JP2003139574 A JP 2003139574A
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Naoya Kimura
直也 木村
Masayuki Goto
正幸 後藤
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Advantest Corp
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Advantest Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 測定された信号等のデータとしきい値との大
小関係をわかりやすく表示する。 【解決手段】 しきい値が共通化され共通しきい値Tと
なる。また、表示グラフ42の高さは、データとしきい
値との大小関係を、共通しきい値Tを示す直線44aと
の高低により示す。そして、表示グラフ42の高さおよ
び共通しきい値Tを示す直線44aを表示することによ
り、データとしきい値との大小関係が表示されることに
なる。しかも、しきい値が共通化されているため表示が
見やすい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は測定された信号が所
定範囲内におさまっているか否かの表示に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、信号の周波数成分を表示する
ことが行なわれている。信号の周波数成分にはノイズが
付加されることがある。そこで、かかるノイズが付加さ
れている周波数を見出すことが求められている。
【0003】ノイズが付加されている周波数を検出しや
すくした信号表示の一例を図10に示す。図10(a)
を参照して、グラフ100は信号の周波数成分を示して
いる。ここで、以下のような条件の場合は信号にノイズ
が付加されていることが多いということがわかっている
とする。
【0004】
【表1】 そこで、図10(a)に示すように、周波数F1からF
2までには、S=T1のリミットライン210、周波数
F3からF4までには、S=T2のリミットライン22
0、周波数F5からF6までには、S=T3maxのリミ
ットライン232およびS=T3minのリミットライン
234を表示する。グラフ100と、リミットライン2
10、220、232、234とを比較することによ
り、ノイズの付加されている周波数がわかる。S=T
1、T2、T3max、T3minが信号のしきい値となる。
【0005】図10(b)は、ノイズが付加されている
信号の一例である。周波数F12の部分において、S>
T1であることがグラフ100とリミットライン210
との比較によりわかるので、周波数F12においてノイ
ズが付加されていることがわかる。周波数F14の部分
において、S<T2であることがグラフ100とリミッ
トライン220との比較によりわかるので、周波数F1
4においてノイズが付加されていることがわかる。周波
数F16の部分において、S>T3maxであることがグ
ラフ100とリミットライン232との比較によりわか
るので、周波数F16においてノイズが付加されている
ことがわかる。周波数F18の部分において、S<T3
minであることがグラフ100とリミットライン224
との比較によりわかるので、周波数F18においてノイ
ズが付加されていることがわかる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような表示方法では、リミットライン210、220、
232、234の高さがまちまちであり、見ずらい。
【0007】しかも、グラフ100とリミットライン2
10、220、232、234との位置関係がどのよう
な場合に、ノイズが付加されていると見るかがわかりに
くい。例えば、グラフ100がリミットライン210等
を超えればノイズが付加されていると見るのか、それと
もグラフ100がリミットライン210等を下回ればノ
イズが付加されていると見るのかがわかりにくい。
【0008】そこで、本発明は測定された信号等のデー
タとしきい値との大小関係をわかりやすく表示すること
を課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、データおよびしきい値を記録するデータ記録手段
と、しきい値を共通化した共通しきい値を出力する共通
しきい値出力手段と、データとしきい値との大小関係に
応じて、共通しきい値との大小関係が定まる表示値を決
定する表示値決定手段と、表示値および共通しきい値を
表示する表示手段とを備えるように構成される。
【0010】上記のように構成されたデータ表示装置に
よれば、しきい値が共通化され共通しきい値となる。ま
た、表示値は、データとしきい値との大小関係を、共通
しきい値との大小関係により示す。そして、表示手段に
よれば表示値および共通しきい値が表示されるため、デ
ータとしきい値との大小関係が表示されることになる。
しかも、しきい値が共通化されているため表示が見やす
い。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明であって、表示手段は、表示値を示す高さを有す
る表示グラフおよび共通しきい値を示す高さに配置され
た直線を表示するように構成される。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明であって、データのしきい値は、データ
の好適な上限を定める上限しきい値と、データの好適な
下限を定める下限しきい値とを有するように構成され
る。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明であって、データのしきい値はある区間
において上限しきい値および下限しきい値を有し、共通
しきい値出力手段は、他の区間の上限しきい値または下
限しきい値と、ある区間における上限しきい値または下
限しきい値とを共通化するように構成される。
【0014】請求項5に記載の発明は、請求項3または
4に記載の発明であって、上限しきい値あるいは下限し
きい値の一方とデータとの大小関係は共通しきい値と表
示値との大小関係とは共通し、上限しきい値あるいは下
限しきい値の他方とデータとの大小関係は共通しきい値
と表示値との大小関係とは逆転するように構成される。
【0015】上記のように構成されたデータ表示装置に
よれば、データが下限しきい値(上限しきい値)より大
きいならば、表示値もまた共通しきい値より大きい。そ
して、データが上限しきい値(下限しきい値)より小さ
いならば、表示値は共通しきい値より大きい。したがっ
て、表示値は共通しきい値との大小関係により、データ
がしきい値により定められる範囲内か否かを表示する。
よって、データがしきい値により定められる範囲内か否
かがわかりやすい。
【0016】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の発明であって、データの限度値が定められており、デ
ータのしきい値およびデータの大小関係と、データおよ
び限度値の距離とに応じて表示値が決定されるように構
成される。
【0017】請求項7に記載の発明は、請求項1ないし
6のいずれか一項に記載の発明であって、データは周波
数に対応するものであるように構成される。
【0018】請求項8に記載の発明は、請求項1ないし
6のいずれか一項に記載の発明であって、データは周波
数であるように構成される。
【0019】請求項9に記載の発明は、データおよびし
きい値を記録するデータ記録工程と、しきい値を共通化
した共通しきい値を出力する共通しきい値出力工程と、
データとしきい値との大小関係に応じて、共通しきい値
との大小関係が定まる表示値を決定する表示値決定工程
と、表示値および共通しきい値を表示する表示工程とを
備えるように構成される。
【0020】請求項10に記載の発明は、データおよび
しきい値を記録するデータ記録処理と、しきい値を共通
化した共通しきい値を出力する共通しきい値出力処理
と、データとしきい値との大小関係に応じて、共通しき
い値との大小関係が定まる表示値を決定する表示値決定
処理と、表示値および共通しきい値を表示する表示処理
とをコンピュータに実行させるためのプログラムであ
る。
【0021】請求項11に記載の発明は、データおよび
しきい値を記録するデータ記録処理と、しきい値を共通
化した共通しきい値を出力する共通しきい値出力処理
と、データとしきい値との大小関係に応じて、共通しき
い値との大小関係が定まる表示値を決定する表示値決定
処理と、表示値および共通しきい値を表示する表示処理
とをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録
したコンピュータによって読み取り可能な記録媒体であ
る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照しながら説明する。
【0023】第一の実施形態図1は、第一の実施形態に
かかるデータ表示装置の構成を示すブロック図である。
【0024】データ表示装置は、データ記録部10、共
通しきい値出力部20、表示値決定部30、表示部40
を備える。
【0025】データ記録部10は、データおよびしきい
値を記録する。データ記録部10の記録内容を図2を参
照して説明する。
【0026】データは、例えば周波数に対応した信号の
振幅等である。信号グラフ12がデータの一例である。
信号グラフ12は、縦軸に信号(振幅等)、横軸に周波
数をとって示している。
【0027】しきい値は、データの好適な上限または下
限を示すものである。「好適な」というのは、例えば信
号に付加されたノイズが許容できる範囲であるといった
意味である。しきい値としては、データの好適な上限を
示す上限しきい値と、下限を示す下限しきい値とがあ
る。図2においては、上限しきい値として、T1、T3
maxが、下限しきい値として、T2、T3minが示されて
いる。周波数F1からF2までは上限しきい値T1(信
号がT1以下ならばノイズが許容できる範囲である)、
周波数F3からF4までは下限しきい値T2(信号がT
2以上ならばノイズが許容できる範囲である)、周波数
F5からF6までは上限しきい値T3maxおよび下限し
きい値T3min(信号がT3max以下かつT3min以上な
らばノイズが許容できる範囲である)といったことを意
味している。なお、周波数F12、F14、F16、F
18a、F18bにおいてはノイズが許容できる範囲を
超えていることがわかる。
【0028】図1に戻り、共通しきい値出力部20は、
データ記録部10からしきい値を読み出し、共通化し、
共通しきい値として出力する。例えば、T1、T2およ
びT3minを共通しきい値Tとする。共通しきい値T
は、T1、T2、T3minおよびT3maxの平均値でもよ
いし、あるいは所定の固定値でもよい。ここで、上限し
きい値および下限しきい値が定められているある区間
(周波数F5からF6まで)の下限しきい値T3min
と、その他の区間(周波数F1からF2まで、および周
波数F3からF4まで)のしきい値T1、T2とを共通
化することが好適である。ただし、しきい値T1、T2
と上限しきい値T3maxとを共通化してもよい。なお、
図2の例では、上限しきい値および下限しきい値が定め
られているある区間は一つしかないが二つ以上ある場合
は、それらの区間の上限しきい値同志(T1、T2およ
びT3minを共通化した場合)あるいは下限しきい値同
志(T1、T2、T3maxを共通化した場合)も共通化
し、共通しきい値T’とすることが好ましい。
【0029】表示値決定部30は表示値を決定する。な
お、表示値と共通しきい値Tとの大小関係は、データと
しきい値との大小関係により定まる。表示値の決定法を
図3ないし図5を参照して説明する。
【0030】図3は、周波数F1からF2までの区間に
おける表示値の決定法を示す図である。まず、信号の限
度値を定める。例えば、上限をUP、下限をLOWとする。
なお、上限とは信号にノイズが付加されていても超える
ことのない値、下限とは信号にノイズが付加されていて
も下回ることのない値をいう。そして、上限UPを0、下
限LOWをH、上限しきい値T1を共通しきい値Tにと
る。0<T<Hであれば、T、Hは任意の値でよい。こ
こで、信号が上限しきい値T1より大きい場合(例、周
波数F12の場合)は、表示値を共通しきい値Tよりも
小さくする。また、信号が上限しきい値T1より小さい
場合(例、周波数F1の場合)は、表示値を共通しきい
値Tよりも大きくする。すなわち、信号および上限しき
い値T1の大小関係と、表示値および共通しきい値Tの
大小関係とは逆転している。
【0031】例えば、周波数F12の場合は、表示値=
T×(UP−S2)/(UP−T1)とする。例えば、周波
数F1の場合は、表示値=H−(H−T)×(S1−LO
W)/(T1−LOW)とする。ただし、S1は周波数F1
の場合の信号の値、S2は周波数F12の場合の信号の
値である。なお、図3ないし図5においては、表示値
を、網掛け(ハッチング)を施した棒グラフ32により
表示している。また、NGはノイズが許容範囲内ではな
いことを示し、OKはノイズが許容範囲内であることを
示す。
【0032】図4は、周波数F3からF4までの区間に
おける表示値の決定法を示す図である。まず、信号の限
度値を定める。例えば、上限をUP、下限をLOWとする。
そして、上限UPをH、下限LOWを0、下限しきい値T2
を共通しきい値Tにとる。0<T<Hであれば、T、H
は任意の値でよい。ここで、信号が下限しきい値T2よ
り小さい場合(例、周波数F14の場合)は、表示値を
共通しきい値Tよりも小さくする。また、信号が下限し
きい値T2より大きい場合(例、周波数F3の場合)
は、表示値を共通しきい値Tよりも大きくする。すなわ
ち、信号および下限しきい値T2の大小関係と、表示値
および共通しきい値Tの大小関係とは共通している。
【0033】例えば、周波数F14の場合は、表示値=
T×(S3−LOW)/(T2−LOW)とする。例えば、周
波数F3の場合は、表示値=H−(H−T)×(UP−S
4)/(UP−T2)とする。ただし、S3は周波数F1
4の場合の信号の値、S4は周波数F3の場合の信号の
値である。
【0034】図3および図4に示すように、信号のノイ
ズが許容できる範囲である場合(信号が上限しきい値T
1より小さい場合、信号が下限しきい値T2より大きい
場合)は、表示値は共通しきい値Tよりも大きい。信号
のノイズが許容できる範囲ではない場合(信号が上限し
きい値T1より大きい場合、信号が下限しきい値T2よ
り小さい場合)は、表示値は共通しきい値Tよりも大き
い。
【0035】なお、信号および上限しきい値T1の大小
関係と、表示値および共通しきい値Tの大小関係とを共
通させ、信号および下限しきい値T2の大小関係と、表
示値および共通しきい値Tの大小関係とを逆転させるこ
とも可能である。このような場合は、信号のノイズが許
容できる範囲である場合は、表示値は共通しきい値Tよ
りも小さい。
【0036】図5は、周波数F5からF6までの区間に
おける表示値の決定法を示す図である。まず、信号の限
度値を定める。例えば、上限をUP、下限をLOWとする。
そして、上限UPをH、下限LOWを0、下限しきい値T3m
inを共通しきい値Tにとる。また、上限しきい値T3ma
xを共通しきい値T’とする。0<T<T’<Hであれ
ば、T、T’、Hは任意の値でよい。ここで、信号が下
限しきい値T3minより小さい場合(例、周波数F18
の場合)は、表示値を共通しきい値Tよりも小さくす
る。また、信号が下限しきい値T3minより大きく、上
限しきい値T3maxよりも小さい場合(例、周波数F5
の場合)は、表示値を共通しきい値Tよりも大きくし、
共通しきい値T’よりも小さくする。さらに、信号が上
限しきい値T3maxより大きい場合(例、周波数F16
の場合)は、表示値を共通しきい値T’よりも大きくす
る。
【0037】例えば、周波数F5の場合は、表示値=T
+(T’−T)×(S5−T3min)/(T3max−T3
min)とする。周波数F16の場合は、表示値=H−
(H−T’)×(UP−S6)/(UP−T3max)とす
る。周波数F18の場合は、表示値=T×(S7−LO
W)/(T3min−LOW)とする。ただし、S5は周波数
F5の場合の信号の値、S6は周波数F16の場合の信
号の値、S7は周波数F18の場合の信号の値である。
【0038】表示部40は、表示グラフ42および直線
44a、bを表示する。表示例を図6を参照して説明す
る。表示グラフ42は表示値を示す高さを有する。直線
44a、bは共通しきい値T、T’を示す高さに配置さ
れている。表示グラフ42の高さが直線44aより下あ
るいは直線44bより上ならば信号のノイズが許容でき
る範囲ではないことになる。表示グラフ42の高さが直
線44aより上かつ直線44bより下ならば信号のノイ
ズが許容できる範囲であることになる。
【0039】次に、第一の実施形態の動作を図7のフロ
ーチャートを参照して説明する。
【0040】まず、共通しきい値出力部20はデータ記
録部10からしきい値T1、T2およびT3minを読み
出し、共通化して共通しきい値Tとして出力する(S1
0)。そして、表示値決定部30はデータ記録部10か
ら共通しきい値Tおよび信号Sを読み出し表示値を決定
する(図3参照)(S20)。表示部40は、共通しき
い値出力部20から共通しきい値Tを、表示値決定部3
0から表示値を読み出し、表示グラフ42および直線4
4a、bを表示する(図6参照)(S30)。
【0041】第一の実施形態によれば、しきい値T1、
T2およびT3minが共通化され共通しきい値Tとな
る。また、表示値は、データとしきい値との大小関係
を、共通しきい値Tとの大小関係により示す。そして、
表示部40によれば、表示値が表示グラフ42により、
共通しきい値Tが直線44aにより表示されるため、デ
ータとしきい値との大小関係が表示されることになる。
しかも、しきい値が共通化されているため表示が見やす
い。
【0042】さらに、第一の実施形態によれば、データ
が下限しきい値T2、T3minより大きいならば、表示
値もまた共通しきい値Tより大きい。そして、データが
上限しきい値T1、T3maxより小さいならば、表示値
は共通しきい値Tより大きい。したがって、表示値を示
す表示グラフ42と共通しきい値Tを示す直線44aと
の高低により、データがしきい値により定められる範囲
内か否かを表示する。よって、データがしきい値により
定められる範囲内か否かがわかりやすい。
【0043】第二の実施形態第二の実施形態は、データ
記録部10に記録されているデータの内容が信号の周波
数であるという点で、第一の実施形態と異なる。
【0044】第二の実施形態にかかるデータ表示装置の
構成は図1と同様であり、データ記録部10、共通しき
い値出力部20、表示値決定部30、表示部40を備え
る。
【0045】データ記録部10は、データおよびしきい
値を記録する。データ記録部10の記録内容を図8を参
照して説明する。信号グラフ13a−cは、縦軸に信号
(振幅等)、横軸に周波数をとって示している。ここ
で、データは、信号グラフ13が極大となる周波数であ
る。例えば、信号グラフ13aは周波数が80Hzであると
いうデータを示している。また、しきい値は、周波数の
好適な上限または下限を示すものである。しきい値とし
ては、周波数の好適な上限を示す上限しきい値と、下限
を示す下限しきい値とがある。例えば、上限しきい値T
maxは81Hz、下限しきい値Tminは79Hzである。ここで、
信号グラフ13bは周波数が79Hz未満であり、信号グラ
フ13cは周波数が81Hzを超えているため、好適ではな
い。
【0046】なお、図8においては、信号グラフ13a
−cの極大点は一つしかない。しかし、極大点は複数あ
ってもよい。例えば、極大点をとる周波数は、30Hz(第
一の極大点)、80Hz(第二の極大点)および150Hz(第
三の極大点)というような場合も考えられる。それに応
じてしきい値も、下限しきい値25Hz(第一の極大点に対
応)、上限しきい値81Hzおよび下限しきい値79Hz(第二
の極大点に対応)、上限しきい値155Hz(第三の極大点
に対応)といったように記録されていてもよい。
【0047】共通しきい値出力部20および表示値決定
部30は第一の実施形態と同様である。例えば、共通し
きい値出力部20は、下限しきい値25Hz、下限しきい値
79Hzおよび上限しきい値155Hzを共通化して共通しきい
値Tを出力する。上限しきい値81Hzは共通しきい値T’
に変換して出力する。
【0048】表示部40の表示例を図9に示す。信号グ
ラフ13aの場合は表示グラフ42の高さは直線44a
と直線44bとの間、信号グラフ13bの場合は表示グ
ラフ42の高さは直線44aよりも下、信号グラフ13
cの場合は表示グラフ42の高さは直線44bよりも上
である。
【0049】第二の実施形態の動作は第一の実施形態の
動作と同様である。
【0050】第二の実施形態によっても、第一の実施形
態と同様な効果を奏する。
【0051】CPU、ハードディスク、メディア(フロ
ッピー(登録商標)ディスク、CD−ROMなど)読み
取り装置を備えたコンピュータのメディア読み取り装置
に、上記の各部分を実現するプログラムを記録したメデ
ィアを読み取らせて、ハードディスクにインストールす
る。このような方法でも、データ表示装置を実現でき
る。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、しきい値が共通化され
共通しきい値となる。また、表示値は、データとしきい
値との大小関係を、共通しきい値との大小関係により示
す。そして、表示手段によれば表示値および共通しきい
値が表示されるため、データとしきい値との大小関係が
表示されることになる。しかも、しきい値が共通化され
ているため表示が見やすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施形態にかかるデータ表示装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】データ記録部10の記録内容を示す図である。
【図3】周波数F1からF2までの区間における表示値
の決定法を示す図である。
【図4】周波数F3からF4までの区間における表示値
の決定法を示す図である。
【図5】周波数F5からF6までの区間における表示値
の決定法を示す図である。
【図6】表示部40による表示例を示す図である。
【図7】第一の実施形態の動作を示すフローチャートで
ある。
【図8】第二の実施形態におけるデータ記録部10の記
録内容を示す図である。
【図9】第二の実施形態における表示部40の表示例を
示す図である。
【図10】従来技術におけるノイズが付加されている周
波数を検出しやすくした信号表示の一例を示す図であ
り、ノイズが付加されていない場合(図10(a))、
ノイズが付加されている場合(図10(b))を示す。
【符号の説明】
10 データ記録部 20 共通しきい値出力部 30 表示値決定部 40 表示部 42 表示グラフ 44a、b 直線

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データおよびしきい値を記録するデータ記
    録手段と、 前記しきい値を共通化した共通しきい値を出力する共通
    しきい値出力手段と、 前記データと前記しきい値との大小関係に応じて、前記
    共通しきい値との大小関係が定まる表示値を決定する表
    示値決定手段と、 前記表示値および前記共通しきい値を表示する表示手段
    と、 を備えたデータ表示装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のデータ表示装置であっ
    て、 前記表示手段は、前記表示値を示す高さを有する表示グ
    ラフおよび前記共通しきい値を示す高さに配置された直
    線を表示する、 データ表示装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載のデータ表示装置
    であって、 前記データのしきい値は、 前記データの好適な上限を定める上限しきい値と、 前記データの好適な下限を定める下限しきい値と、 を有するデータ表示装置。
  4. 【請求項4】請求項1または2に記載のデータ表示装置
    であって、 前記データのしきい値はある区間において上限しきい値
    および下限しきい値を有し、 共通しきい値出力手段は、他の区間の上限しきい値また
    は下限しきい値と、ある区間における上限しきい値また
    は下限しきい値とを共通化する、 データ表示装置。
  5. 【請求項5】請求項3または4に記載のデータ表示装置
    であって、 前記上限しきい値あるいは前記下限しきい値の一方と前
    記データとの大小関係は前記共通しきい値と前記表示値
    との大小関係とは共通し、 前記上限しきい値あるいは前記下限しきい値の他方と前
    記データとの大小関係は前記共通しきい値と前記表示値
    との大小関係とは逆転する、 データ表示装置。
  6. 【請求項6】請求項5に記載のデータ表示装置であっ
    て、 前記データの限度値が定められており、 前記データのしきい値および前記データの大小関係と、
    前記データおよび前記限度値の距離とに応じて前記表示
    値が決定される、 データ表示装置。
  7. 【請求項7】請求項1ないし6のいずれか一項に記載の
    データ表示装置であって、 前記データは周波数に対応するものである、データ表示
    装置。
  8. 【請求項8】請求項1ないし6のいずれか一項に記載の
    データ表示装置であって、 前記データは周波数である、データ表示装置。
  9. 【請求項9】データおよびしきい値を記録するデータ記
    録工程と、 前記しきい値を共通化した共通しきい値を出力する共通
    しきい値出力工程と、 前記データと前記しきい値との大小関係に応じて、前記
    共通しきい値との大小関係が定まる表示値を決定する表
    示値決定工程と、 前記表示値および前記共通しきい値を表示する表示工程
    と、 を備えたデータ表示方法。
  10. 【請求項10】データおよびしきい値を記録するデータ
    記録処理と、 前記しきい値を共通化した共通しきい値を出力する共通
    しきい値出力処理と、 前記データと前記しきい値との大小関係に応じて、前記
    共通しきい値との大小関係が定まる表示値を決定する表
    示値決定処理と、 前記表示値および前記共通しきい値を表示する表示処理
    と、 をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  11. 【請求項11】データおよびしきい値を記録するデータ
    記録処理と、 前記しきい値を共通化した共通しきい値を出力する共通
    しきい値出力処理と、 前記データと前記しきい値との大小関係に応じて、前記
    共通しきい値との大小関係が定まる表示値を決定する表
    示値決定処理と、 前記表示値および前記共通しきい値を表示する表示処理
    と、 をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録し
    たコンピュータによって読み取り可能な記録媒体。
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