JP2003139008A - 蓄圧式燃料供給装置 - Google Patents

蓄圧式燃料供給装置

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JP2003139008A
JP2003139008A JP2001334730A JP2001334730A JP2003139008A JP 2003139008 A JP2003139008 A JP 2003139008A JP 2001334730 A JP2001334730 A JP 2001334730A JP 2001334730 A JP2001334730 A JP 2001334730A JP 2003139008 A JP2003139008 A JP 2003139008A
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JP
Japan
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fuel
fuel supply
common rail
pressure
filter
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Inventor
Kinji Takahashi
欣二 高橋
Tetsuya Hachikawa
哲也 八川
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Bosch Corp
Original Assignee
Bosch Automotive Systems Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コモンレール内への異物の侵入を防ぐことの
できる構成を有する蓄圧式燃料供給装置を提供する。 【解決手段】 燃料供給ポンプとコモンレールの間を接
続する第1の燃料供給路の所定の位置にフィルターを設
け、コモンレールに流入する高圧燃料から異物を除去す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、燃料供給ポンプ
から供給される高圧燃料をコモンレールに蓄積し、この
コモンレールに蓄積された高圧燃料を燃料噴射弁を介し
て内燃機関に供給する蓄圧式燃料供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平6−346819号公報に開示さ
れる蓄圧容器は、容器本体、一対の利テーニングナッ
ト、及び2組のフィルタ装置により構成され、各フィル
タ装置がリテーニングナットによって容器本体に固定さ
れているものである。そして前記フィルタ装置は、高圧
燃料が流れる流入通路及び連通路が形成されたコネクタ
と、このコネクタと一体に設けられたバーフィルタと、
バーフィルタの外周に所定のクリアランスを有して嵌め
合わされるカラーとにより構成される。これにより、高
圧配管を介して燃料供給ポンプより圧送された高圧燃料
は、コネクタの流入通路及び連通路を通ってバーフィル
タ側へ流れ込み、バーフィルタとカラーとの間のクリア
ランスを通過する際に、高圧燃料に含まれる異物が捕捉
されるようになっている。
【0003】特開平10−141178号公報に開示さ
れる高圧燃料ポンプは、エンジンのカムシャフトに取り
付けられたポンプカムの回転によりプランジャを往復動
させることで、燃料加圧室内に燃料を吸入して加圧・吐
出し、該燃料加圧室の吸入側に設けた電磁弁の通電タイ
ミングを制御することで、燃料吐出量を制御するように
したものである。また、電磁弁の燃料取入口の周囲の燃
料溜り部には、フィルタ部材が燃料取入口を覆うように
設置される。これにより、燃料溜り部に給された燃料を
フィルタ部材でろ過しつつ、燃料取入口から燃料加圧室
に吸入することができるので、高圧燃料ポンプ内の電磁
弁、プランジャの摺動部、吐出側のチェック弁への異物
の噛み込みによる動作不良を防止するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た引例では、高圧供給ポンプから送出された高圧燃料に
含有された異物によって、コモンレールに設けられたプ
レッシャーリミッターやフローリミッターの摺動不良や
シート不良が発生し、内燃機関の正常な運転ができなく
なるという不具合が生じる。
【0005】このため、この発明は、コモンレール内へ
の異物の侵入を防ぐことのできる構成を有する蓄圧式燃
料供給装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】よって、この発明は、燃
料供給ポンプと、燃料を蓄積するコモンレールと、内燃
機関の気筒毎に設けられた燃料噴射弁と、前記燃料供給
ポンプと前記コモンレールとを接続し、前記燃料供給ポ
ンプで加圧された高圧燃料を前記コモンレールに供給す
る第1の燃料供給路と、前記コモンレールとそれぞれの
前記燃料噴射弁とを接続し、前記コモンレールに蓄積さ
れた燃料を各燃料噴射弁に供給する第2の燃料供給路と
によって少なくとも構成される蓄圧式燃料供給装置にお
いて、前記第1の燃料供給路の所定の位置にフィルター
を設けたことにある。
【0007】したがって、この発明によれば、前記燃料
供給ポンプと前記コモンレールの間を接続する第1の燃
料供給路の所定の位置にフィルターを設けたことから、
コモンレールに流入する高圧燃料から異物を除去できる
ため、上記課題を達成できるものである。
【0008】また、前記フィルターが設けられる前記第
1の燃料供給路の所定の位置は、前記コモンレールの入
口直近であることが望ましい。さらに、前記フィルター
は、前記第1の燃料供給路を形成する配管の端部と前記
コモンレールの流入口とを接続するジョイント部分に着
脱自在に設けられることが望ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面に基づいて説明する。
【0010】この発明に係る蓄圧式燃料供給装置は、図
1に示されるように、燃料を加圧供給する燃料供給ポン
プ1と、燃料を蓄積するコモンレール2と、内燃機関の
気筒毎に設けられた燃料噴射弁3とを具備する。
【0011】前記燃料供給ポンプ1は、内部に図示しな
い複数のプランジャ(この図では、2つ)と前記プラン
ジャによって容積が可変する複数の圧縮室とを有し、前
記プランジャの往復動によって燃料を吸引して圧縮し送
出するサプライポンプ4と、このサプライポンプ4に供
給される燃料の量を調節するフューエルメータリングユ
ニット(FMU)5と、燃料タンク7から燃料を吸い上
げてFMU5へ供給するフィードポンプ6とによって構
成されている。
【0012】また、蓄圧式燃料供給装置の燃料配管系統
としては、前記燃料タンク7と前記フィードポンプ6と
を接続する燃料吸上げ配管10、前記フィードポンプ6
と前記FMU5とを接続する燃料供給配管11、前記サ
プライポンプ4と前記コモンレール2とを接続する高圧
燃料供給配管(第1の燃料供給路)12、前記コモンレ
ール2と各燃料噴射弁3とを接続する高圧燃料分配配管
(第2の燃料供給路)13、及びFMU5によって生じ
た余剰燃料、コモンレール2に設けられたプレッシャー
リミッター8からの漏洩燃料及び各燃料噴射弁3からの
未噴射燃料を回収して燃料タンク7に戻す戻り燃料配管
14とが設けられている。また、前記コモンレール2と
高圧燃料分配配管13との接続部分には、公知のフロー
リミッター19が内臓されており、さらに前記高圧燃料
分配配管13と燃料噴射弁3との接続部分には、公知の
エッジフィルター16が内臓されているものである。
【0013】以上の構成により、燃料供給ポンプ1の駆
動軸が回転されることによって、サプライポンプ4の図
示しないプランジャ及びフィードポンプ6が稼動し、燃
料タンク7に貯留される燃料がフィードポンプ6によっ
て吸上げられてFMU5に送られ、FMU5で流量が調
整されてサプライポンプ4の図示しない圧縮室に吸引さ
れ、圧縮される。そして、サプライポンプ4によって圧
縮された燃料は、コモンレール2に送出され、ここで所
定の圧力に維持される共に、電子式コントロールユニッ
ト(ECU)20からの信号によって動作する燃料噴射
弁3が開弁したときにコモンレール2内の貯留される高
圧燃料が所定の量内燃機関の気筒に噴射されると共に、
余剰燃料が戻り燃料配管14を介して燃料タンク7に戻
るようになっているものである。
【0014】また、燃料タンク7から吸引された燃料か
ら異物を除去するために、燃料吸上げ配管10とフィー
ドポンプ6との間には金網状のプレフィルタ17が設け
られる。また、フィードポンプ6とFMU5の間の燃料
供給配管11上には、プレフィルタ17を通過した異物
を除去する役目を持っているメインフィルタ15が設け
られる。また、このメインフィルタ15には、油水分離
装置を具備したものもある。
【0015】これによって、前記サプライポンプ4の図
示しない圧縮室内への異物の侵入を防止できるので、サ
プライポンプ4の円滑な稼動を得ることができる。さら
に万一FMU5において異物等が生じた場合を想定し
て、FMU5とサプライポンプ4との間に、いわゆるサ
プライポンプ4の図示しない圧縮室の上流側に、フィル
タを設けるようにしても良いものである。
【0016】さらに、サプライポンプ4のプランジャと
圧縮室を画成するシリンダとの間の摺動面や、プランジ
ャを摺動させるカム面とプランジャ端部との間の当接面
に生じる異物、熱による潤滑油の劣化等によって生じる
炭化物質等の異物、上述したフィルタによって除去され
なかった異物等が燃料と共にコモンレール2内へ送出さ
れた場合、コモンレール2に装着されたプレッシャーリ
ミッタ8や燃料噴射弁3へのフローリミッター19の弁
体の摺動不良やシート不良、さらには通路(オリフィ
ス)の詰まり等の原因となることが想定される。
【0017】このため、本願発明では、サプライポンプ
4からコモンレール2に至る高圧燃料供給配管(第1の
燃料供給路)12上にフィルタ18を設け、コモンレー
ル2への異物の侵入を防止するものである。特に、前記
フィルタ18は、高圧燃料供給配管12とコモンレール
2との接続部分に着脱自在に設けられることが望まし
い。コモンレール2の入口部分で異物を捕集できるの
で、コモンレール2への異物の侵入を確実に防止できる
からである。さらに、フィルタ18の交換、洗浄を容易
に行うことができるものである。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、燃料供給ポンプのサプライポンプとコモンレールと
の間の高圧燃料流路上にフィルタを設けるようにしたの
で、コモンレールに装着されたプレッシャーリミッター
やフローリミッターの動作を正常な状態に保つことがで
き、内燃機関の正常な運転を維持できるものである。
【0019】また、市場での部品交換時には製造時の清
浄度レベルを維持することが困難であることから、燃料
経路に異物が混入する可能性があるが、これに対しても
フィルタをコモンレールの入口側に設けることによって
対応できるものである。また、フィルタを接続部分に着
脱自在に装着するようにしたので、フィルタの洗浄又は
交換を容易に行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態に係る蓄圧式燃料供給装
置を示した概略構成図である。
【符号の説明】
1 燃料供給ポンプ 2 コモンレール 3 燃料噴射弁 4 サプライポンプ 5 FMU 6 フィードポンプ 7 燃料タンク 8 プレッシャーリミッター 10 燃料吸上げ配管 11 燃料供給配管 12 高圧燃料供給配管(第1の燃料供給路) 13 高圧燃料分配配管(第2の燃料供給路) 14 戻り燃料配管 15 メインフィルタ 16 エッジフィルタ 17 プレフィルタ 18 フィルタ 19 フローリミッター 20 電子式コントロールユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 八川 哲也 埼玉県東松山市箭弓町3丁目13番26号 株 式会社ボッシュオートモーティブシステム 東松山工場内 Fターム(参考) 3G066 AA07 AB02 AC09 AD04 BA30 BA53 CB03 CD11

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料供給ポンプと、燃料を蓄積するコモ
    ンレールと、内燃機関の気筒毎に設けられた燃料噴射弁
    と、前記燃料供給ポンプと前記コモンレールとを接続
    し、前記燃料供給ポンプで加圧された高圧燃料を前記コ
    モンレールに供給する第1の燃料供給路と、前記コモン
    レールとそれぞれの前記燃料噴射弁とを接続し、前記コ
    モンレールに蓄積された燃料を各燃料噴射弁に供給する
    第2の燃料供給路とによって少なくとも構成される蓄圧
    式燃料供給装置において、 前記第1の燃料供給路の所定の位置にフィルターを設け
    たことを特徴とする蓄圧式燃料供給装置。
  2. 【請求項2】 前記フィルターが設けられる前記第1の
    燃料供給路の所定の位置は、前記コモンレールの入口直
    近であることを特徴とする請求項1記載の蓄圧式燃料供
    給装置。
  3. 【請求項3】 前記フィルターは、 前記第1の燃料供給
    路を形成する配管の端部と前記コモンレールの流入口と
    を接続するジョイント部分に着脱自在に設けられること
    を特徴とする請求項2記載の蓄圧式燃料供給装置。
JP2001334730A 2001-10-31 2001-10-31 蓄圧式燃料供給装置 Pending JP2003139008A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004090321A1 (ja) * 2003-04-07 2004-10-21 Bosch Automotive Systems Corporation 蓄圧式燃料供給装置
JP2008542625A (ja) * 2005-06-10 2008-11-27 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 絞りエレメント及びフィルタエレメントを組み込まれた高圧アキュムレータ
WO2014000413A1 (zh) * 2012-06-27 2014-01-03 无锡开普动力有限公司 V型柴油机用电控高压共轨燃油喷射系统
JP2014105707A (ja) * 2012-11-22 2014-06-09 Shen's Glory Inc 燃料油供給装置及び該装置に用いる燃料油回収手段

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