JP2003138463A - 通気性繊維ウェブを製造するための方法および装置 - Google Patents

通気性繊維ウェブを製造するための方法および装置

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    • B29K2105/00Condition, form or state of moulded material or of the material to be shaped
    • B29K2105/04Condition, form or state of moulded material or of the material to be shaped cellular or porous

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】熱可塑性プラスチックに基づく通気性繊維ウェ
ブの作製方法及び装置。 【解決手段】通気性繊維ウェブ、例えばプラスチックフ
ィラメントおよび/またはプラスチック繊維を基礎とし
た羊毛ウェブと、片側に羊毛ウェブを付着させ、少なく
とも1つの鉱物の充填物を含有するプラスチックフォイ
ルからなり、通気性を発生させるために繊維ウェブを2
つの連続するステップでそれぞれ同一の長手方向に圧延
し、2つの間に長手方向に作用するステップの圧延が少
なくとも部分的に表面型押しされる繊維ウェブを製造す
る方法および装置に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、少なくとも鉱物の充填物を含有
するプラスチックフォイルを基礎にした層で形成される
通気性繊維ウェブを製造するための方法であって、繊維
ウェブが充填物を含有するプラスチックフォイルの通気
性を維持するように圧延される方法に関する。
【0002】本発明はさらに、このような方法を実施す
るための装置にも関する。
【0003】熱可塑性プラスチックに基づく通気性繊維
ウェブ、例えば複合ウェブは優れた空気および水蒸気の
透過性において傑出しており、同時にその内在する表面
張力に基づく液体に対するほんのわずかな孔の大きさに
より不透水性であり、例えば衛生工業、建築工業、衣料
品工業のほか、他のさまざまな応用に使用される。
【0004】ドイツ特許(DE)第197 09 35
2 C2号により羊毛ウェブと一面ではこれに適用さ
れ、少なくとも1つの鉱物の充填物を含有するプラスチ
ックフォイルからなる通気性繊維ウェブが周知である。
複合物の通気性は、鉱物の充填物を含有するプラスチッ
クフォイルが羊毛ウェブとの結合の前または後のいずれ
かに圧延されることにより達成され、プラスチックフォ
イルそのものはその弾性により延ばされるが、しかしこ
の含有する充填物は延びず、その後に充填物の粒の大き
さによって孔が形成され、プラスチックフォイルの所望
の通気性が生じる。追加的に使用される羊毛ウェブは自
発的にすでに多くの孔が点在するため通気性であり、第
一にプラスチックフォイルの強化層として役立つ。
【0005】通気性繊維ウェブを製造するための類型ど
おりの方法および装置は、例えば欧州特許(EP)第0
9 50 512 A1号により周知であるが、この場
合、第1ステップにおいて最初にプラスチックフィラメ
ントおよび/またはプラスチック繊維および羊毛ウェブ
の一面に適用されたプラスチックフォイル製の層を基礎
とした羊毛ウェブからなる予備複合物が得られ、それに
よりこうして製造される複合ウェブの通気性が得られ
る。
【0006】これまで周知となった通気性繊維ウェブに
おける欠点は、圧延により必然的に得られるその剛性
は、たしかに優れた機械的な負担に耐える能力を示す
が、同時に繊維材料に対して明らかに不快な触覚および
カサカサ音を立てる傾向など、別の望ましくない特徴が
生じることである。これまで周知の通気性繊維ウェブ
は、その必要な高い圧延に基づき、きわめて平坦なフォ
イル状の構造を示し、これは快適な繊維の手ざわりを得
ることに対立する。
【0007】さらに、欧州特許(EP)第02 32
060 B1により、少なくとも1つの無機質の充填物
を含有するプラスチックフォイルの通気性を、このフォ
イルをまず最初にその圧延の前に型押しされ、孔の所望
の形成を引き起こす粗仕上げのパターンを製造すること
により得ることが周知である。しかし、このようにして
製造されるプラスチックフォイルはその製造に際してき
わめて強い機械的作用を受けるため、それ自体では不十
分な剛性しか示さず、さらに繊維状の肌にやさしい手ざ
わりを得ることができない。
【0008】したがって、本発明の課題は、技術の現状
の欠点を回避することにより、原料の最小限の使用で繊
維状の手ざわりと同時に水蒸気不透過性および防水性、
すなわち通気性を有する嵩高い構造の製造を達成する通
気性繊維ウェブを製造する方法および装置を提案するこ
とである。
【0009】この課題を解決するには、本発明によれ
ば、特許請求の範囲第1項の特徴による方法の構成が提
案される。
【0010】本発明による方法の有利な構成および改良
は、従属項第2項〜第17項にある。
【0011】本発明による方法を実施するための装置が
特許請求の範囲第18項の対象であり、この本発明によ
る装置の有利な構成および改良が以下の従属クレームに
示されている。
【0012】上記の課題を解決するために、本発明は、
繊維ウェブを2つの連続するステップでそれぞれ同一の
長手方向に圧延し、2つのステップの間に長手方向に作
用するステップの圧延が少なくとも部分的に表面型押し
することを提案している。これにより、繊維ウェブは一
部では型押しを取り巻く範囲に表面型押しを入れること
により圧延され、すなわち長手方向および横方向の二軸
に圧延され、しかも立体構造をも得る。しかし同時に、
繊維ウェブはそれ自体周知の方法で長手方向に二重の圧
延も受けるため、繊維ウェブのプラスチックフォイルに
おける通気性を得るために十分な圧延が達成され、すな
わち孔が開放される。
【0013】意外にも、この本発明による繊維ウェブの
圧延、型押しおよび新たな圧延、同じように圧延型押し
の組み合わせにより、可能な限り少ない原料の使用で嵩
高い構造とともに繊維状の手ざわりおよび同時に高い水
柱に対しても十分な通気性と防水性を示す通気性繊維ウ
ェブが得られることがわかった。
【0014】本発明による方法は、繊維ウェブを2つの
型押し間に形成される圧延型押しスリット内に型押しす
る方法で有利に実施されるが、その際に繊維ウェブは最
初に第1圧延スリットの形成により第1型押しローラー
の一対の固定ローラーを介して導入され、圧延スリット
内でその長手方向に圧延され、さらに第1型押しローラ
ーの部分的な巻きにより圧延型押しスリットに導入さ
れ、貫入後に第2型押しローラーの部分的な巻きにより
圧延型押しスリットを通じて排出され、その後に型押し
ローラーと一対のローラーとの間の第2の圧延スリット
の形成により一対のローラーを介して導入され、繊維ウ
ェブが第2圧延スリット内で新たにその長手方向に圧延
される。
【0015】型押しローラーに適用される型押し構造の
繊維ウェブへの型押しの程度を変化させることができる
とともに、型押しにより生じるいわば2軸の圧延の程度
を繊維ウェブの厚さへの適応に変化させることができる
ために、本発明によりさらに、繊維ウェブが型押しロー
ラーに配置される巻き角α1、α2が可変であることが
提案されている。
【0016】繊維ウェブの両方の表面が選択的に互いに
対応し、幾何学的に互いに移動して配置され、グリッド
される型押しが、繊維ウェブの表面のくぼみの形成に際
して、対応する範囲の他の表面において隆起が形成さ
れ、またその逆であることが有利である。この場合、特
に球状または台形の型押しが繊維ウェブに型押しするこ
とができる。
【0017】予備複合物のプラスチックフォイルを有す
る表面の型押しは第一にプラスチックフォイルの型押し
を取り囲む範囲のマイクロ圧延を生じ、これはプラスチ
ックフォイルの孔の開放を助けるが、予備複合物の羊毛
ウェブを有する表面の型押しは所望の嵩高く膨らんだ構
造を生み、これはこのように製造される本発明による通
気性複合ウェブの繊維状の手ざわりに対して責任のある
ことを示す。
【0018】繊維ウェブの長手方向の圧延および型押し
または圧延型押しは、同じ回転数および逆方向の回転方
向で駆動され、一対の固定ローラーおよび一対のローラ
ーがそれに対して独立して調節可能な回転数で駆動され
る2つの型押しローラーによって有利に行われる。これ
により、この型押しローラーは2つの課題、すなわち一
方では繊維ウェブに表面型押しパターンとともにいわば
2軸の圧延を組み入れること、他方では長手方向での繊
維ウェブの圧延を満たし、そのために型押しローラーは
対応する回転数で駆動されるが、これについては後にさ
らに詳細に述べる。しかし、本発明による方法にとって
重要なのは、型押しローラー上に配置された予備複合物
がそのつど型押しローラー上にある表面における型押し
パターンの型押しとともに長手方向の明らかな圧延を受
けるため、所望の繊維状の手ざわりとともに通気性の繊
維ウェブが製造されることである。
【0019】この場合、予備複合物が最初にプラスチッ
クフォイルを有する表面および次に羊毛ウェブを有する
表面で型押しされることが好ましい。しかしこの順序は
強制的ではなく、必要に応じて逆に行うこともできる。
【0020】十分な型押しおよび圧延の結果を得るため
に、繊維ウェブをさらに型押しと圧延の前に、例えばポ
リオレフィンからのその製造に際しては、対応する予熱
装置で80〜100℃の温度に予熱することができ、さ
らにその長手方向の繊維ウェブの圧延は、例えば約90
〜98℃の繊維ウェブの温度で行うことができる。
【0021】本発明による方法の好ましい実施形態によ
れば、繊維ウェブは型押し構造の形態に応じて、型押し
されていない繊維ウェブの厚さの100倍までの型押し
のプロフィール高さが生じる。
【0022】繊維ウェブは、もたらされた型押しを取り
囲む範囲内で追加的に行われる長手方向の圧延に対する
圧延型押しにより、いわば2軸の実施、すなわち長手方
向と横方向のマイクロ圧延も受けるため、本発明による
方法に際して、孔の開放および通気性を得るために必要
な長手方向の圧延は周知の方法に対して場合により減少
し、それによりその圧延中の繊維ウェブが受ける機械的
な負担は減少する。それにより嵩高い構造と繊維状の手
ざわりが促進される。
【0023】本発明の可能な実施形態によれば、本発明
による方法により、約20〜50μmの厚さの充填物含
有プラスチックフォイルからなる単層の通気性繊維ウェ
ブが製造され、通気性を得るために両方における長手方
向が1:2までの比で圧延が長手方向で生じるステップ
で圧延され、通気性を得る。この結果、合計では1:4
までの長手方向の総圧延が生じる。
【0024】本発明の別の実施形態によれば、多層構
造、特に1平方メートルあたりの重量が10〜50g/
であるプラスチックフィラメントおよび/またはプ
ラスチック繊維を基礎とした羊毛ウェブの層および1平
方メートルあたりの重量が5〜35g/mである充填
物含有プラスチックフォイルのこれと粘着性に結合され
た層からなる繊維ウェブを使用することができる。層を
形成する充填物含有プラスチックフォイルの通気性を得
るには、本発明による方法では、繊維ウェブが両方のス
テップでそれぞれ1:1.15〜1:1.4の比でその
長手方向に圧延されることで十分である。
【0025】長手圧延ステップ間の本発明による圧延型
押しの使用は、通気性の同等の値を達成するために、さ
らに30%までの長手圧延比の減少をもたらす。
【0026】圧延型押しにより、繊維ウェブの表面はさ
まざまな型押しパターン、例えばグリッド状に形成され
た型押しパターンにより型押しされるが、これはさらに
繊維ウェブの両方の表面が互いに移動して配置され、す
なわち繊維ウェブの表面におけるくぼみの形成に際し
て、繊維ウェブの他の表面における対応する範囲内にく
ぼみが形成されず、またその逆である点で有利である。
【0027】使用される繊維ウェブの異なる原料および
層の厚さに適応させるために、その個々の表面の圧延型
押しを異なる温度で行うことができる。
【0028】通気性繊維ウェブの有利な機械的特徴は、
これをその型押しおよび圧延後に焼き戻しすることによ
り得ることができる。
【0029】繊維ウェブを形成するには、ポリオレフィ
ン、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ホモポリマ
ーまたはコポリマーまたはその混合物のほか、単層およ
び多層の実施形態が使用されることが好ましい。繊維ウ
ェブのプラスチックフォイルは、例えば炭酸カルシウム
など70%までの鉱物の充填物を含有することができ
る。
【0030】本発明による方法および特に方法を実施す
るための本発明により意図された装置の別の有利な実施
形態を以下に概略図によって、単に示された図の実施例
を詳細に述べる。
【0031】図1は、例えばポリプロピレン−ホモポリ
マー製のプラスチックフィラメントおよび/またはプラ
スチック繊維を基礎にした羊毛ウェブ10を含む予備複
合物1aと、羊毛ウェブ10の片側に適用され、例えば
ポリプロピレン−ホモポリマーおよび/またはポリプロ
ピレン−コポリマーでも調製される(これについては図
2も参照)、少なくとも1つの鉱物の充填物を含有する
単層または多層のプラスチックフォイル11とによる通
気性繊維ウェブ1を製造する装置を示す概略図である。
【0032】装置は、図1に示された部分および繊維ウ
ェブ1または予備複合物1aの長手方向においてみると
最初に予備複合物のための加熱ローラー9a、9bを有
する予熱装置と、予備複合物1aが図示されていない導
入装置の加熱ローラー9a、9bから導入される固定ロ
ーラー20、21を有する一対の固定ローラー2と、一
対の固定ローラー2が予め配置されているその間に形成
された圧延型押しスリットSPを有する型押しローラー
3、4と、型押しローラー3、4の後に配置されている
一対のローラー5とを含む。さらに、装置は、焼き戻し
ローラー6と、排出ローラー7と、得られる通気性繊維
ウェブ1のための通気装置とを含む。予備複合物1aま
たはそれから得られる繊維ウェブ1の通過方向および装
置の全ローラーの回転方向が図1の矢印で示されてい
る。
【0033】通気性繊維ウェブ1の製造ために装置の図
示されていない導入装置から導入される予備複合物1a
は、例えば羊毛ウェブ10および鉱物の充填物を含有す
るプラスチックフォイル11の分離製造とその後のその
結合または例えば欧州特許(EP)第09 50 51
2 A1号に記載され、その開示内容が本明細書中に明
確に含まれているインライン処理により、第1ステップ
で製造することができる。この場合、例えばポリプロピ
レン−ホモポリマーおよび/またはポリプロピレン−コ
ポリマーを基礎としたポリオレフィンフォイルとしての
プラスチックフォイル11は、鉱物の充填物、特に炭酸
カルシウムの70%までを含有する。
【0034】このようにして周知の方法で形成された予
備複合物1aは、図1からわかるように、最初に約80
〜100℃に予め加熱される過熱ローラー9a、9bを
有する予熱装置を介して導入される。さらに、予熱され
た予備複合物1aが固定ローラー20、21を有する一
対の固定ローラー2に達し、それらの固定ローラーを介
して予備複合物が部分的な巻きで導入され、その後に第
1の一対の固定ローラー2の後に配置された型押しロー
ラー3に導入される。型押しローラー3への予備複合物
1aの導入は、予備複合物が鉱物の充填物を含有するプ
ラスチックフォイル11を備えた表面とともに型押しロ
ーラー3上に配置されるようにして行われる。
【0035】型押しローラー3も一対の固定ローラー2
のローラー20、21と同様に詳しくは図示されていな
い回転駆動部を介して回転自在に駆動される。これは予
備複合物1aのプラスチックフォイル11に向けられた
その表面に型押し構造を有し、グリッド状に規則的に配
置された隆起80を含む。これは例えばひし形の構造で
ありうるが、これについては図3、4および5を参照の
こと。
【0036】固定ローラー21と型押しローラー3との
間には、参照符号S1が付された繊維ウェブ1の予備複
合物1aのための第1圧延スリットS1が形成されてお
り、特に図4を参照のこと。
【0037】型押しローラー3は、第1の一対の固定ロ
ーラー2の固定ローラー20、21として高い回転数で
駆動され、型押しローラー3と固定ローラー21との間
の圧延スリットS1内の予備複合物1aは明確な比で圧
延される。この圧延は1:1.15〜1:1.4の比で
有利であり、型押しローラー3と一対の固定ローラー2
の別々に調節可能な回転駆動部により設定することがで
きる。
【0038】型押しローラー3の型押しパターンによ
り、予備複合物1aと型押しローラー3との間に十分な
耐摩擦が得られ、長手方向の圧延の助けとなる。
【0039】このようにして第1ステップで長手方向に
圧延された予備複合物1aは、型押しローラー3の表面
上の調節可能な巻き角α1を介して導入された後、反対
方向と同じ回転数で回転する型押しローラー3、4間の
圧延型押しスリットSPに達する。
【0040】図1に対して拡大された特に図4および図
5からわかるように、型押しローラー3と型押しローラ
ー4は、例えば台形または円錐台状の構造の上述した型
押構造物300、400を備え、それらは図3に示され
た型押しパターンに応じてそのつど互いに移動して配置
され、互いに噛み合う歯車の種類によって互いに噛み合
い、予備複合物1aが圧延型押しスリットSPによる通
過の際にそのつど交互に一方の表面または対向する表面
の型押しを得、図3による結果において、繊維ウェブの
一方からみると、隆起80と対立したくぼみ81がそれ
ぞれ交互に並ぶ。
【0041】このようにして、一方では、所望の繊維に
似た特徴が付与される繊維ウェブの所望の立体構造が得
られる。しかし他方では、固定ローラー21と第1型押
しローラー3との間の圧延スリットS1内で長手方向に
圧延された繊維ウェブ1の予備複合物1aが、隆起80
またはくぼみ81を取り囲む範囲に別の圧延を受ける
が、しかしこれは隆起80またはくぼみ81の周りを半
径方向に回転しながら配置されるとともに、繊維ウェブ
1の長手方向だけではなく横方向も示し、型押しに基づ
き、繊維ウェブ1のいわば2軸のマイクロ圧延も得られ
る。
【0042】このようにして圧延スリットS1内で長手
方向に圧延され、圧延型押しスリットSP内で型押しさ
れるとともにいわば2軸にさらに圧延された予備複合物
1aが圧延型押しスリットSPを移動した後、予備複合
物1aは他の支持により、すなわち型押し4における羊
毛ウェブ10を備える表面の支持により調節可能な巻き
α2に沿って導入され、すなわち予備複合物1aの羊毛
ウェブ10を備える表面が型押しローラー4の型押し表
面上に配置される。
【0043】型押しローラー4上の型押しパターンは、
すでに実質的に実施されているように、型押しローラー
3の表面上の型押しパターンに対応するが、前者に移動
して配置されることが有利であるため、歯車装置の種類
によってグリッド上の型押しパターンが互いに噛み合
う。
【0044】型押しローラー4を介しても予備複合物1
aは調節可能な巻き角α2で導入され、その後にローラ
ー50、51を有する一対のローラー5から部分的な巻
きで排出されるが、第2の一対のローラー5のローラー
50、51は型押しローラー4および型押しローラー3
よりも高い回転数で駆動され、型押しローラー4とロー
ラー50との間に予備複合物1aのための第2圧延スリ
ットS2が形成されている。このようにして、予備複合
物1aは第2の一対のローラー5の高い回転数により圧
延されるため、特に型押しされていない面の範囲におけ
る別の圧延とともに鉱物の充填物を含有するプラスチッ
クフォイル11内の孔の別の開口が得られる。この場合
にも、第1圧延スリットS1内のように、例えば1:
1.15〜1:1.4の圧延が生じる。
【0045】予備複合物1aが第2の一対の固定ローラ
ー5をも移動し、長手方向に圧延スリットS1とS2内
で二重に圧延され、その間に両方の表面における圧延型
押しスリットSP内で型押しされた後、このようにし
て、予備複合物1aから所望の通気性繊維ウェブ1が得
られるが、これは一方ではプラスチックフォイル11の
圧延と型押しにより防水性が高い場合には特に優れた通
気性を示し、同時に羊毛ウェブ10の型押しにより嵩高
い構造と繊維状の手ざわりを示す。
【0046】図1に示したように、得られた通気性繊維
ウェブ1をその後にさらに焼き戻しローラー6に導入す
ることができ、焼き戻され、その後に排出ローラー7を
介して本明細書にはそれ以上図示されていない巻上げ装
置に達し、そこから別の加工に供することができる。
【0047】さまざまな原料および異なる製造要件に適
応させるために、図1に示したすべてのローラー、すな
わち第1の一対の固定ローラー2のローラー20、2
1、型押しローラー3、4および第2の一対の固定ロー
ラー5の固定ローラー50、51のほか焼き戻しローラ
ー6は、それぞれの要件に応じて異なる温度で焼き戻し
することができ、型押しと圧延は、例えば90〜98℃
の予備複合物1aの温度で行われる。
【0048】さらに、型押しローラー3、4上に固定さ
れた型押しパターンも予備複合物1aの羊毛ウェブ10
およびプラスチックフォイル11の異なる厚さに適応で
きるために、一対の固定ローラー2、5を矢印A1また
はA2による隣接した型押しローラー3または4に対す
る位置に移動させ、型押しローラー3、4上のそれぞれ
巻き角α1またはα2を変更することができる。より小
さな巻き角α1またはα2により、型押しローラー3、
4の同じ型押しパターンの場合、少ない作用時間により
予備複合物1aの羊毛ウェブ10とプラスチックフォイ
ル11のより少ない層の厚さが加工でき、層の厚さが大
きくなる場合も巻き角α1またはα2に応じて変更され
るが、型押しのつねに同一を維持する機能が保持され
る。
【0049】この目的のために、一対の固定ローラー2
の固定ローラー20、21が支持アーム22によって型
押しローラー3の中心軸M3の周りに回転自在に取付け
られている。
【0050】同じく、一対のローラー5のローラー5
0、51も支持アーム52によって型押しローラー4の
中心軸M4に回転自在に取付けられている。
【0051】型押しパターンの貫入深さとともに圧延型
押しスリットSPにおける圧延型押しの有効性は、型押
しローラー3に対する型押しローラー4の半径方向の移
動Tにより調節される。
【0052】型押しされていない繊維ウェブ1またはそ
の予備複合物1aの厚さの100倍までの型押しのプロ
フィール深さを有する型押しパターンを達成することが
できる。
【0053】さらに、型押しローラー3、4は選択的
に、図3によるその全長にわたる型押し構造を備え、予
備複合物1aが全面に型押しを備えるか、またはその表
面に部分的に同様のまたは異なる型押しパターンを備え
ることができ、繊維ウェブ1のための予備複合物1aの
部分的加工を行うことができる。
【0054】装置とともに、同様にして通気性を有す
る、単に充填物を含有する単層または多層のプラスチッ
クフォイルからなる単層の繊維ウェブ1も製造すること
ができる。しかしこの場合、圧延スリットS1およびS
2は、例えばそれぞれ長手方向が1:2まで、すなわち
全部合わせて1:4までの高い圧延が生じる。
【0055】このように製造される通気性繊維ウェブは
その高い通気性と防水性およびその繊維の手ざわりに基
づき、使用される通気性繊維ウェブの繊維状の手ざわり
や少ない雑音発生が重要視される繊維工業や衣料品工業
における使用にも適しているように、特にオムツ当てや
同様のもののいわゆるバックシートとして衛生分野の使
用に適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による方法を実施するための装置を示
す概略図である。
【図2】 図1による繊維ウェブの構造を示す部分的拡
大図である。
【図3】 繊維ウェブ上に適用される型押し圧延パター
ンを示す概略図である。
【図4】 装置の型押しローラーの配置を示す概略図で
ある。
【図5】 図4の細部Xを示す拡大図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クルム クレメンス ドイツ連邦共和国 53819 ノインキルヒ ェン−ゼールシャイデ シュタイネル シ ュトラーセ 17 (72)発明者 ライフェンホイザー クラウス ドイツ連邦共和国 53844 トロイスドル フ バッハテルヴェーク 36 Fターム(参考) 4L047 AA09 AA14 CA05 CB08 DA00 EA08 EA22

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも鉱物の充填物を含有するプラ
    スチックフォイルを基礎とした層から形成され、繊維ウ
    ェブが充填物を含有するプラスチックフォイルの通気性
    を得るように圧延される通気性繊維ウェブを製造する方
    法において、繊維ウェブを2つの連続するステップでそ
    れぞれ同一の長手方向に圧延し、2つのステップの間に
    長手方向に作用するステップの圧延が少なくとも部分的
    に表面型押しされることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 繊維ウェブが型押しによって2軸に局限
    されるように圧延されることを特徴とする請求項1に記
    載の方法。
  3. 【請求項3】 繊維ウェブが2つの型押しローラー
    (3、4)間に形成された圧延型押しスリット(SP)
    内に型押しされ、繊維ウェブが最初に第1型押しローラ
    ー(3)の一対の固定ローラー(20、21)を介して
    第1圧延スリット(S1)の形成により導入され、その
    長手方向の圧延スリット(S1)内に圧延され、さらに
    第1型押しローラー(3)の部分的な巻きにより圧延型
    押しスリット(SP)に導入され、第2型押しローラー
    (4)の部分的な巻きによる圧延型押しスリット(S
    P)を通じた貫入後に排出され、その後に一対のローラ
    ー(50、51)を介して型押しローラー(4)と一対
    のローラー(50、51)との間の第2圧延スリット
    (S2)の形成により導入され、繊維ウェブが第2圧延
    スリット(S2)内で新たにその長手方向に圧延される
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 型押しローラー(3、4)が同じ回転数
    および逆方向の回転方向で駆動され、一対の固定ローラ
    ー(20、21)および一対のローラー(50、51)
    がそれに対して独立して調節可能な回転数で駆動される
    ことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 型押しローラー(3、4)における繊維
    ウェブの巻き角(α1、α2)が可変であることを特徴
    とする請求項3または4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 繊維ウェブの両方の表面が選択的に互い
    に対応し、幾何学的に互いに移動して配置され、グリッ
    ドされる型押しが、繊維ウェブの表面のくぼみの形成に
    際して、対応する範囲の他の表面において隆起が形成さ
    れ、またその逆であるように型押しされることを特徴と
    する請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 球状または台形の型押しが繊維ウェブに
    型押しされることを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 繊維ウェブへの型押しの深さが可変であ
    ることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載
    の方法。
  9. 【請求項9】 繊維ウェブが型押しと圧延の前に予熱さ
    れることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記
    載の方法。
  10. 【請求項10】 繊維ウェブの圧延がその長手方向に約
    90〜98℃の繊維ウェブの温度で行われることを特徴
    とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 【請求項11】 型押しのプロフィール深さが型押しさ
    れていない繊維ウェブの厚さの100倍まで生じること
    を特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の方
    法。
  12. 【請求項12】 約20〜50μmの厚さの充填物含有
    プラスチックフォイルの単層または多層の繊維ウェブが
    使用され、繊維ウェブが両方のステップでそれぞれ1:
    2までの比で長手方向に圧延されることを特徴とする請
    求項1〜11のいずれか1項に記載の方法。
  13. 【請求項13】 1平方メートルあたりの重量が10〜
    50g/mであるプラスチックフィラメントおよび/
    またはプラスチック繊維を基礎とした羊毛ウェブの層お
    よび1平方メートルあたりの重量が5〜35g/m
    ある充填物含有プラスチックフォイルのこれと粘着性に
    結合された別の層を有する繊維ウェブが使用され、繊維
    ウェブが両方のステップでそれぞれ1:1.15〜1:
    1.4の比でその長手方向に圧延されることを特徴とす
    る請求項1〜11のいずれか1項に記載の方法。
  14. 【請求項14】 繊維ウェブが型押しローラー(3)上
    のプラスチックフォイルを示す表面の支持により圧延型
    押しスリット(SP)に導入され、型押しローラー
    (4)上の羊毛ウェブを示す表面の支持により圧延型押
    しスリット(SP)から排出されることを特徴とする請
    求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 炭酸カルシウムなど鉱物の充填物の7
    0%までの含量を有するプラスチックフォイル(11)
    が繊維ウェブのために使用されることを特徴とする請求
    項1〜14のいずれか1項に記載の方法。
  16. 【請求項16】 繊維ウェブがポリエチレンまたはポリ
    プロピレンなどポリオレフィンを基礎にして形成されて
    いることを特徴とする請求項1〜15のいずれか1項に
    記載の方法。
  17. 【請求項17】 繊維ウェブが圧延および型押し後に焼
    き戻しされることを特徴とする請求項1〜16のいずれ
    か1項に記載の方法。
  18. 【請求項18】 繊維ウェブの導入装置と、繊維ウェブ
    を圧延する圧延装置と、繊維ウェブの巻上げ装置とによ
    り請求項1〜17のいずれか1項に記載の方法を実施す
    る装置において、圧延装置が一対の固定ローラー(2
    0、21)と、後に配置される一対の型押しローラー
    (3、4)と、この後に配置される一対のローラー(5
    0、51)とを含み、それらを介して繊維ウェブが連続
    的に導入可能であり、一対の固定ローラー(20、2
    1)と一対の型押しローラーの第1型押しローラー
    (3)との間に繊維ウェブの第1圧延のための第1圧延
    スリット(S1)がその長手方向に形成され、一対の型
    押しローラーの型押しローラー(3、4)間に繊維ウェ
    ブの少なくとも部分的な表面型押しのために圧延型押し
    スリット(SP)が形成され、一対の型押しローラーの
    第2型押しローラー(4)と一対のローラー(50、5
    1)との間に繊維ウェブの第2圧延のための第2圧延ス
    リット(S2)がその長手方向に形成されることを特徴
    とする装置。
  19. 【請求項19】 型押しローラー(3、4)間の圧延型
    押しスリット(SP)がその内のり高さで調節可能であ
    ることを特徴とする請求項18に記載の装置。
  20. 【請求項20】 型押しローラー(3)に対する一対の
    固定ローラー(20、21)および/または型押しロー
    ラー(4)に対する一対のローラー(50、51)の位
    置が、型押しローラー(3、4)を介して導入可能な繊
    維ウェブの巻き角(α1、α2)が可変となるように可
    変であることを特徴とする請求項18または19のいず
    れか1項に記載の装置。
  21. 【請求項21】 一対の固定ローラー(20、21)ま
    たは一対のローラー(50、51)が支持アーム(22
    または52)によって型押しローラー(3または4)の
    中心軸(M3またはM4)の周りに回転自在に固定され
    ていることを特徴とする請求項20に記載の装置。
  22. 【請求項22】 型押しローラー(3、4)が台形また
    は球状の、グリッド上に配置され、相互に噛み合う型押
    し構造物(300、400)で形成されていることを特
    徴とする請求項18〜20のいずれか1項に記載の装
    置。
  23. 【請求項23】 型押しローラー(3、4)、一対の固
    定ローラー(20、21)および一対のローラー(5
    0、51)が別々の回転駆動部を備え、互いに独立して
    焼き戻し可能であることを特徴とする請求項18〜21
    のいずれか1項に記載の装置。
  24. 【請求項24】 導入装置が繊維ウェブを予熱するため
    の予熱装置(9a、9b)を含むことを特徴とする請求
    項18〜23のいずれか1項に記載の装置。
  25. 【請求項25】 圧延装置が後に調整される繊維ウェブ
    を焼き戻しするための少なくとも1つの焼き戻しローラ
    ー(6)を備えていることを特徴とする請求項18〜2
    4のいずれか1項に記載の装置。
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