JP3727293B2 - 通気性繊維状膜を製造するための方法および装置 - Google Patents

通気性繊維状膜を製造するための方法および装置 Download PDF

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Description

【0001】
本発明は、少なくとも鉱物の充填物を含有するプラスチック薄膜を基礎にした層で形成される通気性繊維状膜(通気性と繊維状の手ざわりを有する薄いシートをいう。以下同じ。)を製造するための方法であって、繊維状膜が充填物を含有するプラスチック薄膜の通気性を維持するように圧延される方法に関する。
【0002】
本発明はさらに、このような方法を実施するための装置にも関する。
【0003】
熱可塑性プラスチックに基づく通気性繊維状膜、例えば複合ウェブは優れた空気および水蒸気の透過性において傑出しており、同時にその内在する表面張力に基づく液体に対するほんのわずかな孔の大きさにより不透水性であり、例えば衛生工業、建築工業、衣料品工業のほか、他のさまざまな応用に使用される。
【0004】
ドイツ特許(DE)第197 09 352 C2号により羊毛ウェブと一面ではこれに適用され、少なくとも1つの鉱物の充填物を含有するプラスチック薄膜からなる通気性繊維状膜が周知である。複合物の通気性は、鉱物の充填物を含有するプラスチック薄膜が羊毛ウェブとの結合の前または後のいずれかに圧延されることにより達成され、プラスチック薄膜そのものはその弾性により延ばされるが、しかしこの含有する充填物は延びず、その後に充填物の粒の大きさによって孔が形成され、プラスチック薄膜の所望の通気性が生じる。追加的に使用される羊毛ウェブは自発的にすでに多くの孔が点在するため通気性であり、第一にプラスチック薄膜の強化層として役立つ。
【0005】
通気性繊維状膜を製造するための類型どおりの方法および装置は、例えば欧州特許(EP)第09 50 512 A1号により周知であるが、この場合、第1ステップにおいて最初にプラスチックフィラメントおよび/またはプラスチック繊維および羊毛ウェブの一面に適用されたプラスチック薄膜製の層を基礎とした羊毛ウェブからなる予備複合物が得られ、それによりこうして製造される複合ウェブの通気性が得られる。
【0006】
これまで周知となった通気性繊維状膜における欠点は、圧延により必然的に得られるその剛性は、たしかに優れた機械的な負担に耐える能力を示すが、同時に繊維材料に対して明らかに不快な触覚およびカサカサ音を立てる傾向など、別の望ましくない特徴が生じることである。これまで周知の通気性繊維状膜は、その必要な高い圧延に基づき、きわめて平坦なフォイル状の構造を示し、これは快適な繊維の手ざわりを得ることに対立する。
【0007】
さらに、欧州特許(EP)第02 32 060 B1により、少なくとも1つの無機質の充填物を含有するプラスチック薄膜の通気性を、この薄膜をまず最初にその圧延の前に型押しされ、孔の所望の形成を引き起こす粗仕上げのパターンを製造することにより得ることが周知である。しかし、このようにして製造されるプラスチック薄膜はその製造に際してきわめて強い機械的作用を受けるため、それ自体では不十分な剛性しか示さず、さらに繊維状の肌にやさしい手ざわりを得ることができない。
【0008】
したがって、本発明の課題は、技術の現状の欠点を回避することにより、原料の最小限の使用で繊維状の手ざわりと同時に水蒸気不透過性および防水性、すなわち通気性を有する嵩高い構造の製造を達成する通気性繊維状膜を製造する方法および装置を提案することである。
【0009】
この課題を解決するには、本発明によれば、特許請求の範囲第1項の特徴による方法の構成が提案される。
【0010】
本発明による方法の有利な構成および改良は、従属項第2項〜第17項にある。
【0011】
本発明による方法を実施するための装置が特許請求の範囲第18項の対象であり、この本発明による装置の有利な構成および改良が以下の従属クレームに示されている。
【0012】
上記の課題を解決するために、本発明は、繊維状膜を2つの連続するステップでそれぞれ同一の長手方向に圧延し、2つのステップの間に長手方向に作用するステップの圧延が少なくとも部分的に表面型押しすることを提案している。これにより、繊維状膜は一部では型押しを取り巻く範囲に表面型押しを入れることにより圧延され、すなわち長手方向および横方向の二軸に圧延され、しかも立体構造をも得る。しかし同時に、繊維状膜はそれ自体周知の方法で長手方向に二重の圧延も受けるため、繊維状膜プラスチック薄膜における通気性を得るために十分な圧延が達成され、すなわち孔が開放される。
【0013】
意外にも、この本発明による繊維状膜の圧延、型押しおよび新たな圧延、同じように圧延型押しの組み合わせにより、可能な限り少ない原料の使用で嵩高い構造とともに繊維状の手ざわりおよび同時に高い水柱に対しても十分な通気性と防水性を示す通気性繊維状膜が得られることがわかった。
【0014】
本発明による方法は、繊維状膜を2つの型押し間に形成される圧延型押しスリット内に型押しする方法で有利に実施されるが、その際に繊維状膜は最初に第1圧延スリットの形成により第1型押しローラーの一対の固定ローラーを介して導入され、圧延スリット内でその長手方向に圧延され、さらに第1型押しローラーの部分的な巻きにより圧延型押しスリットに導入され、貫入後に第2型押しローラーの部分的な巻きにより圧延型押しスリットを通じて排出され、その後に型押しローラーと一対のローラーとの間の第2の圧延スリットの形成により一対のローラーを介して導入され、繊維状膜が第2圧延スリット内で新たにその長手方向に圧延される。
【0015】
型押しローラーに適用される型押し構造の繊維状膜への型押しの程度を変化させることができるとともに、型押しにより生じるいわば2軸の圧延の程度を繊維状膜の厚さへの適応に変化させることができるために、本発明によりさらに、繊維状膜が型押しローラーに配置される巻き角α1、α2が可変であることが提案されている。
【0016】
繊維状膜の両方の表面が選択的に互いに対応し、幾何学的に互いに移動して配置され、グリッドされる型押しが、繊維状膜の表面のくぼみの形成に際して、対応する範囲の他の表面において隆起が形成され、またその逆であることが有利である。この場合、特に球状または台形の型押しが繊維状膜に型押しすることができる。
【0017】
予備複合物のプラスチック薄膜を有する表面の型押しは第一にプラスチック薄膜の型押しを取り囲む範囲のマイクロ圧延を生じ、これはプラスチック薄膜の孔の開放を助けるが、予備複合物の羊毛ウェブを有する表面の型押しは所望の嵩高く膨らんだ構造を生み、これはこのように製造される本発明による通気性複合ウェブの繊維状の手ざわりに対して責任のあることを示す。
【0018】
繊維状膜の長手方向の圧延および型押しまたは圧延型押しは、同じ回転数および逆方向の回転方向で駆動され、一対の固定ローラーおよび一対のローラーがそれに対して独立して調節可能な回転数で駆動される2つの型押しローラーによって有利に行われる。これにより、この型押しローラーは2つの課題、すなわち一方では繊維状膜に表面型押しパターンとともにいわば2軸の圧延を組み入れること、他方では長手方向での繊維状膜の圧延を満たし、そのために型押しローラーは対応する回転数で駆動されるが、これについては後にさらに詳細に述べる。しかし、本発明による方法にとって重要なのは、型押しローラー上に配置された予備複合物がそのつど型押しローラー上にある表面における型押しパターンの型押しとともに長手方向の明らかな圧延を受けるため、所望の繊維状の手ざわりとともに通気性の繊維状膜が製造されることである。
【0019】
この場合、予備複合物が最初にプラスチック薄膜を有する表面および次に羊毛ウェブを有する表面で型押しされることが好ましい。しかしこの順序は強制的ではなく、必要に応じて逆に行うこともできる。
【0020】
十分な型押しおよび圧延の結果を得るために、繊維状膜をさらに型押しと圧延の前に、例えばポリオレフィンからのその製造に際しては、対応する予熱装置で80〜100℃の温度に予熱することができ、さらにその長手方向の繊維状膜の圧延は、例えば約90〜98℃の繊維状膜の温度で行うことができる。
【0021】
本発明による方法の好ましい実施形態によれば、繊維状膜は型押し構造の形態に応じて、型押しされていない繊維状膜の厚さの100倍までの型押しのプロフィール高さが生じる。
【0022】
繊維状膜は、もたらされた型押しを取り囲む範囲内で追加的に行われる長手方向の圧延に対する圧延型押しにより、いわば2軸の実施、すなわち長手方向と横方向のマイクロ圧延も受けるため、本発明による方法に際して、孔の開放および通気性を得るために必要な長手方向の圧延は周知の方法に対して場合により減少し、それによりその圧延中の繊維状膜が受ける機械的な負担は減少する。それにより嵩高い構造と繊維状の手ざわりが促進される。
【0023】
本発明の可能な実施形態によれば、本発明による方法により、約20〜50μmの厚さの充填物含有プラスチック薄膜からなる単層の通気性繊維状膜が製造され、通気性を得るために両方における長手方向が1:2までの比で圧延が長手方向で生じるステップで圧延され、通気性を得る。この結果、合計では1:4までの長手方向の総圧延が生じる。
【0024】
本発明の別の実施形態によれば、多層構造、特に1平方メートルあたりの重量が10〜50g/m2であるプラスチックフィラメントおよび/またはプラスチック繊維を基礎とした羊毛ウェブの層および1平方メートルあたりの重量が5〜35g/m2である充填物含有プラスチック薄膜のこれと粘着性に結合された層からなる繊維状膜を使用することができる。層を形成する充填物含有プラスチック薄膜の通気性を得るには、本発明による方法では、繊維状膜が両方のステップでそれぞれ1:1.15〜1:1.4の比でその長手方向に圧延されることで十分である。
【0025】
長手圧延ステップ間の本発明による圧延型押しの使用は、通気性の同等の値を達成するために、さらに30%までの長手圧延比の減少をもたらす。
【0026】
圧延型押しにより、繊維状膜の表面はさまざまな型押しパターン、例えばグリッド状に形成された型押しパターンにより型押しされるが、これはさらに繊維状膜の両方の表面が互いに移動して配置され、すなわち繊維状膜の表面におけるくぼみの形成に際して、繊維状膜の他の表面における対応する範囲内にくぼみが形成されず、またその逆である点で有利である。
【0027】
使用される繊維状膜の異なる原料および層の厚さに適応させるために、その個々の表面の圧延型押しを異なる温度で行うことができる。
【0028】
通気性繊維状膜の有利な機械的特徴は、これをその型押しおよび圧延後に焼き戻しすることにより得ることができる。
【0029】
繊維状膜を形成するには、ポリオレフィン、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ホモポリマーまたはコポリマーまたはその混合物のほか、単層および多層の実施形態が使用されることが好ましい。繊維状膜プラスチック薄膜は、例えば炭酸カルシウムなど70%までの鉱物の充填物を含有することができる。
【0030】
本発明による方法および特に方法を実施するための本発明により意図された装置の別の有利な実施形態を以下に概略図によって、単に示された図の実施例を詳細に述べる。
【0031】
図1は、例えばポリプロピレン−ホモポリマー製のプラスチックフィラメントおよび/またはプラスチック繊維を基礎にした羊毛ウェブ10を含む予備複合物1aと、羊毛ウェブ10の片側に適用され、例えばポリプロピレン−ホモポリマーおよび/またはポリプロピレン−コポリマーでも調製される(これについては図2も参照)、少なくとも1つの鉱物の充填物を含有する単層または多層のプラスチック薄膜11とによる通気性繊維状膜1を製造する装置を示す概略図である。
【0032】
装置は、図1に示された部分および繊維状膜1または予備複合物1aの長手方向においてみると最初に予備複合物のための加熱ローラー9a、9bを有する予熱装置と、予備複合物1aが図示されていない導入装置の加熱ローラー9a、9bから導入される固定ローラー20、21を有する一対の固定ローラー2と、一対の固定ローラー2が予め配置されているその間に形成された圧延型押しスリットSPを有する型押しローラー3、4と、型押しローラー3、4の後に配置されている一対のローラー5とを含む。さらに、装置は、焼き戻しローラー6と、排出ローラー7と、得られる通気性繊維状膜1のための通気装置とを含む。予備複合物1aまたはそれから得られる繊維状膜1の通過方向および装置の全ローラーの回転方向が図1の矢印で示されている。
【0033】
通気性繊維状膜1の製造ために装置の図示されていない導入装置から導入される予備複合物1aは、例えば羊毛ウェブ10および鉱物の充填物を含有するプラスチック薄膜11の分離製造とその後のその結合または例えば欧州特許(EP)第09 50 512 A1号に記載され、その開示内容が本明細書中に明確に含まれているインライン処理により、第1ステップで製造することができる。この場合、例えばポリプロピレン−ホモポリマーおよび/またはポリプロピレン−コポリマーを基礎としたポリオレフィン薄膜としてのプラスチック薄膜11は、鉱物の充填物、特に炭酸カルシウムの70%までを含有する。
【0034】
このようにして周知の方法で形成された予備複合物1aは、図1からわかるように、最初に約80〜100℃に予め加熱される過熱ローラー9a、9bを有する予熱装置を介して導入される。さらに、予熱された予備複合物1aが固定ローラー20、21を有する一対の固定ローラー2に達し、それらの固定ローラーを介して予備複合物が部分的な巻きで導入され、その後に第1の一対の固定ローラー2の後に配置された型押しローラー3に導入される。型押しローラー3への予備複合物1aの導入は、予備複合物が鉱物の充填物を含有するプラスチック薄膜11を備えた表面とともに型押しローラー3上に配置されるようにして行われる。
【0035】
型押しローラー3も一対の固定ローラー2のローラー20、21と同様に詳しくは図示されていない回転駆動部を介して回転自在に駆動される。これは予備複合物1aのプラスチック薄膜11に向けられたその表面に型押し構造を有し、グリッド状に規則的に配置された隆起80を含む。これは例えばひし形の構造でありうるが、これについては図3、4および5を参照のこと。
【0036】
固定ローラー21と型押しローラー3との間には、参照符号S1が付された繊維状膜1の予備複合物1aのための第1圧延スリットS1が形成されており、特に図4を参照のこと。
【0037】
型押しローラー3は、第1の一対の固定ローラー2の固定ローラー20、21として高い回転数で駆動され、型押しローラー3と固定ローラー21との間の圧延スリットS1内の予備複合物1aは明確な比で圧延される。この圧延は1:1.15〜1:1.4の比で有利であり、型押しローラー3と一対の固定ローラー2の別々に調節可能な回転駆動部により設定することができる。
【0038】
型押しローラー3の型押しパターンにより、予備複合物1aと型押しローラー3との間に十分な耐摩擦が得られ、長手方向の圧延の助けとなる。
【0039】
このようにして第1ステップで長手方向に圧延された予備複合物1aは、型押しローラー3の表面上の調節可能な巻き角α1を介して導入された後、反対方向と同じ回転数で回転する型押しローラー3、4間の圧延型押しスリットSPに達する。
【0040】
図1に対して拡大された特に図4および図5からわかるように、型押しローラー3と型押しローラー4は、例えば台形または円錐台状の構造の上述した型押構造物300、400を備え、それらは図3に示された型押しパターンに応じてそのつど互いに移動して配置され、互いに噛み合う歯車の種類によって互いに噛み合い、予備複合物1aが圧延型押しスリットSPによる通過の際にそのつど交互に一方の表面または対向する表面の型押しを得、図3による結果において、繊維状膜の一方からみると、隆起80と対立したくぼみ81がそれぞれ交互に並ぶ。
【0041】
このようにして、一方では、所望の繊維に似た特徴が付与される繊維状膜の所望の立体構造が得られる。しかし他方では、固定ローラー21と第1型押しローラー3との間の圧延スリットS1内で長手方向に圧延された繊維状膜1の予備複合物1aが、隆起80またはくぼみ81を取り囲む範囲に別の圧延を受けるが、しかしこれは隆起80またはくぼみ81の周りを半径方向に回転しながら配置されるとともに、繊維状膜1の長手方向だけではなく横方向も示し、型押しに基づき、繊維状膜1のいわば2軸のマイクロ圧延も得られる。
【0042】
このようにして圧延スリットS1内で長手方向に圧延され、圧延型押しスリットSP内で型押しされるとともにいわば2軸にさらに圧延された予備複合物1aが圧延型押しスリットSPを移動した後、予備複合物1aは他の支持により、すなわち型押し4における羊毛ウェブ10を備える表面の支持により調節可能な巻きα2に沿って導入され、すなわち予備複合物1aの羊毛ウェブ10を備える表面が型押しローラー4の型押し表面上に配置される。
【0043】
型押しローラー4上の型押しパターンは、すでに実質的に実施されているように、型押しローラー3の表面上の型押しパターンに対応するが、前者に移動して配置されることが有利であるため、歯車装置の種類によってグリッド上の型押しパターンが互いに噛み合う。
【0044】
型押しローラー4を介しても予備複合物1aは調節可能な巻き角α2で導入され、その後にローラー50、51を有する一対のローラー5から部分的な巻きで排出されるが、第2の一対のローラー5のローラー50、51は型押しローラー4および型押しローラー3よりも高い回転数で駆動され、型押しローラー4とローラー50との間に予備複合物1aのための第2圧延スリットS2が形成されている。このようにして、予備複合物1aは第2の一対のローラー5の高い回転数により圧延されるため、特に型押しされていない面の範囲における別の圧延とともに鉱物の充填物を含有するプラスチック薄膜11内の孔の別の開口が得られる。この場合にも、第1圧延スリットS1内のように、例えば1:1.15〜1:1.4の圧延が生じる。
【0045】
予備複合物1aが第2の一対の固定ローラー5をも移動し、長手方向に圧延スリットS1とS2内で二重に圧延され、その間に両方の表面における圧延型押しスリットSP内で型押しされた後、このようにして、予備複合物1aから所望の通気性繊維状膜1が得られるが、これは一方ではプラスチック薄膜11の圧延と型押しにより防水性が高い場合には特に優れた通気性を示し、同時に羊毛ウェブ10の型押しにより嵩高い構造と繊維状の手ざわりを示す。
【0046】
図1に示したように、得られた通気性繊維状膜1をその後にさらに焼き戻しローラー6に導入することができ、焼き戻され、その後に排出ローラー7を介して本明細書にはそれ以上図示されていない巻上げ装置に達し、そこから別の加工に供することができる。
【0047】
さまざまな原料および異なる製造要件に適応させるために、図1に示したすべてのローラー、すなわち第1の一対の固定ローラー2のローラー20、21、型押しローラー3、4および第2の一対の固定ローラー5の固定ローラー50、51のほか焼き戻しローラー6は、それぞれの要件に応じて異なる温度で焼き戻しすることができ、型押しと圧延は、例えば90〜98℃の予備複合物1aの温度で行われる。
【0048】
さらに、型押しローラー3、4上に固定された型押しパターンも予備複合物1aの羊毛ウェブ10およびプラスチック薄膜11の異なる厚さに適応できるために、一対の固定ローラー2、5を矢印A1またはA2による隣接した型押しローラー3または4に対する位置に移動させ、型押しローラー3、4上のそれぞれ巻き角α1またはα2を変更することができる。より小さな巻き角α1またはα2により、型押しローラー3、4の同じ型押しパターンの場合、少ない作用時間により予備複合物1aの羊毛ウェブ10とプラスチック薄膜11のより少ない層の厚さが加工でき、層の厚さが大きくなる場合も巻き角α1またはα2に応じて変更されるが、型押しのつねに同一を維持する機能が保持される。
【0049】
この目的のために、一対の固定ローラー2の固定ローラー20、21が支持アーム22によって型押しローラー3の中心軸M3の周りに回転自在に取付けられている。
【0050】
同じく、一対のローラー5のローラー50、51も支持アーム52によって型押しローラー4の中心軸M4に回転自在に取付けられている。
【0051】
型押しパターンの貫入深さとともに圧延型押しスリットSPにおける圧延型押しの有効性は、型押しローラー3に対する型押しローラー4の半径方向の移動Tにより調節される。
【0052】
型押しされていない繊維状膜1またはその予備複合物1aの厚さの100倍までの型押しのプロフィール深さを有する型押しパターンを達成することができる。
【0053】
さらに、型押しローラー3、4は選択的に、図3によるその全長にわたる型押し構造を備え、予備複合物1aが全面に型押しを備えるか、またはその表面に部分的に同様のまたは異なる型押しパターンを備えることができ、繊維状膜1のための予備複合物1aの部分的加工を行うことができる。
【0054】
装置とともに、同様にして通気性を有する、単に充填物を含有する単層または多層の ラスチック薄膜からなる単層の繊維状膜1も製造することができる。しかしこの場合、圧延スリットS1およびS2は、例えばそれぞれ長手方向が1:2まで、すなわち全部合わせて1:4までの高い圧延が生じる。
【0055】
このように製造される通気性繊維状膜はその高い通気性と防水性およびその繊維の手ざわりに基づき、使用される通気性繊維状膜の繊維状の手ざわりや少ない雑音発生が重要視される繊維工業や衣料品工業における使用にも適しているように、特にオムツ当てや同様のもののいわゆるバックシートとして衛生分野の使用に適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による方法を実施するための装置を示す概略図である。
【図2】 図1による繊維状膜の構造を示す部分的拡大図である。
【図3】 繊維状膜上に適用される型押し圧延パターンを示す概略図である。
【図4】 装置の型押しローラーの配置を示す概略図である。
【図5】 図4の細部Xを示す拡大図である。

Claims (25)

  1. 少なくとも鉱物の充填物を含有するプラスチック薄膜を基礎とした層から形成されている通気性の繊維状膜を製造する方法であって、該繊維状膜が区域ごとに表面型押しされ、かつ圧延され、前記充填物を含有するプラスチック薄膜が通気性に形成される方法において、
    前記繊維状膜が第1のステップにおいてその長手方向に圧延され、その後に繊維状膜(1)が少なくとも区域ごとに隆起(80)とくぼみ(81)との形成下に表面型押しされ、次いで型押しされた繊維状膜が第2のステップでその長手方向に圧延されることを特徴とする方法。
  2. 前記繊維状膜(1)は、前記隆起(80)とくぼみ(81)を取り囲む範囲に、長手方向および横方向の2軸に圧延されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 繊維状膜が2つの型押しローラー(3、4)間に形成された圧延型押しスリット(SP)内に型押しされ、繊維状膜が最初に第1の圧延スリット(S1)の形成により第1の型押しローラー(3)の一対の固定ローラー(20、21)を介して導入され、圧延スリット(S1)内でその長手方向に圧延され、前記型押しローラー(3)は一対の固定ローラー(2)のローラー(20、21)よりも高い回転数で駆動され、さらに第1型押しローラー(3)の部分的な巻きにより圧延型押しスリット(SP)に導入され、第2型押しローラー(4)の部分的な巻きによる圧延型押しスリット(SP)を通じた貫入後に排出され、その後に型押しローラー(4)と一対のローラー(50、51)との間の第2の圧延スリット(S2)の形成により一対のローラー(50、51)を介して導入され、繊維状膜が第2圧延スリット(S2)内で新たにその長手方向に圧延され、後続の一対のローラー(5)のローラー(50、51)は型押しローラー(4、3)よりも高い回転数で駆動されることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 型押しローラー(3、4)が同じ回転数および逆方向の回転方向で駆動され、一対の固定ローラー(20、21)および一対のローラー(50、51)がそれに対して独立して調節可能な回転数で駆動されることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 型押しローラー(3、4)における繊維状膜の巻き角(α1、α2)が可変であることを特徴とする請求項3または4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 繊維状膜の両方の表面が選択的に互いに対応し、幾何学的に互いに移動して配置され、グリッドされる型押しが、繊維状膜の表面のくぼみの形成に際して、対応する範囲の他の表面において隆起が形成され、またその逆であるように型押しされることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 球状または台形の型押しが繊維状膜に型押されることを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 繊維状膜への型押しの深さが可変であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 繊維状膜が型押しと圧延の前に予熱されることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 繊維状膜の圧延がその長手方向に90〜98℃の繊維状膜の温度で行われることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 型押しのプロフィール深さが型押しされていない繊維状膜の厚さの100倍まで生じることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 20〜50μmの厚さの充填物含有プラスチック薄膜の単層または多層の繊維状膜が使用され、繊維状膜が両方のステップでそれぞれ1:2までの比で長手方向に圧延されることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の方法。
  13. 1平方メートルあたりの重量が10〜50g/m2であるプラスチック繊維を基礎としたウェブの層および1平方メートルあたりの重量が5〜35g/m2である充填物含有プラスチック薄膜のこれと粘着性に結合された別の層を有する繊維状膜が使用され、繊維状膜が両方のステップでそれぞれ1:1.15〜1:1.4の比でその長手方向に圧延されることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の方法。
  14. 繊維状膜が型押しローラー(3)上のプラスチック薄膜を示す表面の支持により圧延型押しスリット(SP)に導入され、型押しローラー(4)上のウェブを示す表面の支持により圧延型押しスリット(SP)から排出されることを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 炭酸カルシウムなど鉱物の充填物の70%までの含量を有するプラスチック薄膜(11)が繊維状膜のために使用されることを特徴とする請求項1〜14のいずれか1項に記載の方法。
  16. 繊維状膜がポリエチレンまたはポリプロピレンなどポリオレフィンを基礎にして形成されていることを特徴とする請求項1〜15のいずれか1項に記載の方法。
  17. 繊維状膜が圧延および型押し後に焼き戻しされることを特徴とする請求項1〜16のいずれか1項に記載の方法。
  18. 繊維状膜の導入装置と、繊維状膜を圧延する圧延装置と、繊維状膜の巻上げ装置とにより請求項1〜17のいずれか1項に記載の方法を実施する装置において、圧延装置が一対の固定ローラー(20、21)と、後に配置される一対の型押しローラー(3、4)と、この後に配置される一対のローラー(50、51)とを含み、それらを介して繊維状膜が連続的に導入可能であり、一対の固定ローラー(20、21)と一対の型押しローラーの第1型押しローラー(3)との間に繊維状膜の第1圧延のための第1圧延スリット(S1)がその長手方向に形成され、一対の型押しローラーの型押しローラー(3、4)間に繊維状膜の少なくとも部分的な表面型押しのために圧延型押しスリット(SP)が形成され、一対の型押しローラーの第2型押しローラー(4)と一対のローラー(50、51)との間に繊維状膜の第2圧延のための第2圧延スリット(S2)がその長手方向に形成されることを特徴とする装置。
  19. 型押しローラー(3、4)間の圧延型押しスリット(SP)がその内のり高さで調節可能であることを特徴とする請求項18に記載の装置。
  20. 型押しローラー(3)に対する一対の固定ローラー(20、21)および/または型押しローラー(4)に対する一対のローラー(50、51)の位置が、型押しローラー(3、4)を介して導入可能な繊維状膜の巻き角(α1、α2)が可変となるように可変であることを特徴とする請求項18または19のいずれか1項に記載の装置。
  21. 一対の固定ローラー(20、21)または一対のローラー(50、51)が支持アーム(22または52)によって型押しローラー(3または4)の中心軸(M3またはM4)の周りに回転自在に固定されていることを特徴とする請求項20に記載の装置。
  22. 型押しローラー(3、4)が台形または球状の、グリッド上に配置され、相互に噛み合う型押し構造物(300、400)で形成されていることを特徴とする請求項18〜20のいずれか1項に記載の装置。
  23. 型押しローラー(3、4)、一対の固定ローラー(20、21)および一対のローラー(50、51)が別々の回転駆動部を備え、互いに独立して焼き戻し可能であることを特徴とする請求項18〜21のいずれか1項に記載の装置。
  24. 導入装置が繊維状膜を予熱するための予熱装置(9a、9b)を含むことを特徴とする請求項18〜23のいずれか1項に記載の装置。
  25. 圧延装置が後に調整される繊維状膜を焼き戻しするための少なくとも1つの焼き戻しローラー(6)を備えていることを特徴とする請求項18〜24のいずれか1項に記載の装置。
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