JP2003138141A - ガスバリアー性フィルム - Google Patents

ガスバリアー性フィルム

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JP2003138141A JP2001339411A JP2001339411A JP2003138141A JP 2003138141 A JP2003138141 A JP 2003138141A JP 2001339411 A JP2001339411 A JP 2001339411A JP 2001339411 A JP2001339411 A JP 2001339411A JP 2003138141 A JP2003138141 A JP 2003138141A
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film
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solar cell
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Takanobu Suzuki
隆信 鈴木
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Abstract

(57)【要約】 【課題】、特に太陽電池保護裏面フィルムとして有用で
ある、ガスバリアー性フィルムを容易に低コストで製造
できるフィルムの提供。 【解決手段】 熱可塑性樹脂とアスペクト比20以上の
平板状充填剤を含む樹脂組成物よりなる樹脂フィルムで
あって、該樹脂フィルムの厚さをt、充填剤の平均粒径
をdとして0.13<(d/t)<0.65の関係にあ
る充填剤を10〜35重量%含むことを特徴とする樹脂
フィルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 ガスバリアー性に優れた樹
脂フィルムに関する。特に、ガスバリアー性の太陽電池
材用裏面保護フィルム及び該フィルムを用いた太陽電池
モジュール及び太陽電池に関する。
【0002】
【従来の技術】 ガスバリアー性フィルムは、例えば食
品や医薬品などの酸素や水分により変質し易い内容物を
包装するための包装容器等に用いられている。(特公平
6−55489号公報)
【0003】従来、ガスバリアー性に優れる種類の樹脂
フィルムが提案されている。PVD法等(Physical Vap
or Deposition法:金属又は金属酸化物を蒸発させて基
材上に無機物を付着させる方法、特開平11−6144
1号公報参照)により無機(酸化物)膜を樹脂フィルム
に形成したもの、あるいは、ビニルアルコール系重合
体、塩化ビニリデン系重合体、脂環式ポリオレフィン、
クロロトリフルオロエチレン重合体等のガスバリアー性
樹脂を単独もしくは他のフィルムと積層したものが挙げ
られるがいずれも樹脂または無機膜の特性のみに基づい
たものであり、実質いずれも高価な材料であったり、加
工上制約があったりして用途の制限を受けていた。
【0004】一方、樹脂に多量の充填剤を高度に混合・
分散して得られたフィルムがガスバリアー性に優れてい
ることが見出されているが定性的なものでかつ充填剤を
多量かつ高度に分散する必要があるための成形加工性が
充分ではなかった。この例としては、太陽電池及び太陽
電池モジュールにおいて、太陽電池セルを外部の水分か
ら遮断するために用いる方法が開示されている。(特開
平11−261085号公報)
【0005】屋外で用いる太陽電池モジュールの場合、
機械的強度や環境雰囲気下で劣化し難い耐環境性能を高
めて信頼性を確保するため、太陽電池を強化ガラス板や
金属基板上に合成樹脂を用いて封入する構造が一般的で
ある。より具体的にラミネート法によるモジュール構造
の一例を説明すると、強化ガラス板上にエチレン−ビニ
ルアセテート共重合体(「EVA」という)シート、太
陽電池、EVAシート、アルミニウム箔をフッ化ビニル
樹脂シートで挟んで構成したシート(以下「アルミニウ
ム−フッ素複合シート」という)をこの順に積層して加
熱圧着した構造のものが用いられている。さらに、アル
ミニウム−フッ素複合シート裏面には電源取出し用の端
子ボックスがシリコーン系シーラントにより固定されて
いる。
【0006】また、太陽電池がアモルファスシリコンの
ような薄膜太陽電池の場合には、強化ガラス板上に直接
太陽電池を形成し、この上にEVAシート、アルミニウ
ム−フッ素複合シートを積層して加熱圧着したものが用
いられている。
【0007】このような従来の構造で用いるアルミニウ
ム−フッ素複合シートは高価であり、また、アルミニウ
ム−フッ素複合シートを用いると太陽電池とアルミニウ
ム−フッ素複合シートとの間で短絡を起こし易いという
問題もあった。
【0008】これを改善する方法として、上記特開平1
1−261085公報には、密度が0.94〜0.97
(g/cm3のポリエチレン系樹脂またはこれにマイカ
等の板状充填剤を加えた樹脂組成物が開示されている。
しかしながら、この特許では板状充填剤のアスペクト比
が記載されていない。この特許には板状充填剤の使用に
より透湿性は改良できるとは記載されているが、板状充
填剤の使用量が多いので加工性に問題がありその改良が
望まれており、また透湿性の更なる改良が望まれてい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は同様に樹脂と
充填材とからなり、ガスバリアー性の向上を最適化の観
点で設計されたもので、かつ安価で成形加工性がの良い
ものはこれまで知られていない。本発明は上記課題を解
決するためになされたものである。
【0010】
【課題を解決する手段】本発明はこれら状況に鑑みなさ
れたものである。即ち、本発明は下記の発明を包含す
る。
【0011】[1] 熱可塑性樹脂とアスペクト比20以
上の平板状充填剤を含む樹脂組成物よりなる樹脂フィル
ムであって、該樹脂フィルムの厚さをt、充填剤の平均
粒径をdとして0.13<(d/t)<0.65の関係
にある充填剤を10〜35重量%含むことを特徴とする
樹脂フィルム。
【0012】[2] 平板状充填剤がマイカである[1]記
載の樹脂フィルム。 [3] 樹脂が密度0.97〜0.94g/cm3のポリ
エチレン系樹脂を用いる[1]または[2]に記載の樹脂フ
ィルム。 [4] [1]〜[3]のいずれかに記載の太陽電池用裏面保
護フィルム。 [5] [4]に記載の太陽電池用裏面保護フィルムを太陽
電池セルの裏面に配置したことを特徴とする太陽電池モ
ジュール及び太陽電池。
【0013】
【発明の実施の態様】本発明の樹脂フィルムの製造に使
われる熱可塑性樹脂は一般に用いられている熱可塑性樹
脂が使用でき、フィルム又はシート用(本明細書では単
にフィルムと称する)として利用されるようなものであ
れば特に制限はなく、例えば、エチレン、プロピレン、
ブテン等の単独重合体又は共重合体等のポリオレフィン
(PO)系樹脂、環状ポリオレフィンを除く非晶質ポリ
オレフィン樹脂(APO)、ポリエチレンテレフタレー
ト(PET)、ポリエチレン−2,6−ナフタレート
(PEN)等のポリエステル系樹脂、ナイロン6、ナイ
ロン12、共重合ナイロン等のポリアミド(PA)系樹
脂、ポリイミド(PI)樹脂、ポリエーテルイミド(P
EI)樹脂、ポリサルホン(PS)樹脂、ポリエーテル
サルホン(PES)樹脂、ポリアミドイミド(PAI)
樹脂、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)樹脂、
ポリカーボネート(PC)樹脂、ポリビニルブチラール
(PVB)樹脂、ポリスチレン(PS)系樹脂、ポリ塩
化ビニル(PVC)系樹脂、ポリアリレート(PAR)
樹脂、(メタ)アクリレート系樹脂など、従来の高価な
アルミ−フッ素樹脂複合シートに比べて安価なものが挙
げられ、さらにはこれ等の2種類以上の樹脂を含む組成
物も使用できる。
【0014】上記の例示された樹脂の中では、安価で、
樹脂自体の防湿性に優れるポリオレフィン樹脂が好まし
く、特に密度0.97〜0.94g/cm3であるポリ
エチレン系樹脂が安価で、樹脂の構造上、耐候性に優れ
るとともに樹脂単独のガスバリアー効果が大きく効果対
費用の面で好ましい。
【0015】本発明の方法で熱可塑性樹脂に添加される
板状充填剤はアスペクト比20以上の実質的に平板状充
填剤である。板状充填剤としては一般に公知のものが広
く使用できタルク、マイカ、炭酸カルシウム、セリサイ
ト、黒鉛、水酸化アルミニウム、酸化鉄、各種金属箔等
の無機系の充填剤の他有機材系も含め2種以上を混合し
ても良く、特にマイカ、タルクが好ましい。中でも、特
にガスバリアー性や樹脂への分散加工性の点でマイカが
好適である。アスペクト比は20以上が良く、20未満
の場合ガスバリアー性を損ねる。
【0016】本発明では、アスペクト比の大きな板状充
填剤を用いると板状充填剤の使用量を減少させても良好
なガスバリアー性のフィルムが得られる。アスペクト比
は充填剤の寸法上面方向最大値と厚さの比で表し、顕微
鏡で直接観察して計算した値を用いた。
【0017】本発明の樹脂フィルムはフィルムの厚さと
充填剤の平均粒径が特定の関係にする必要がある。即
ち、板状充填剤は樹脂フィルムの厚さをt、充填剤の平
均粒径をdとして0.13<(d/t)<0.65の関
係にある。d/tが0.13以下の場合板状充填剤の効
果的な分散配向がとれないせいかガスバリアー効果が小
さく、0.65以上の場合板状充填剤の一部が樹脂フィ
ルム表面を破って露出するせいか同様にガスバリアー効
果が低下し好ましくない。実質、樹脂フィルムの用途、
加工性、価格の面で厚さが決められた後、充填剤の好適
な粒径を選択すればよい。なお、充填剤の平均粒径はJ
IS Z8901のふるい法もしくは沈降法で求めた重
量平均値を適用した。本発明に使用する充填剤の平均粒
径は、例えば10μm〜300μmのものが使用でき
る。
【0018】さらに、板状充填剤は樹脂フィルムに10
〜35重量%を含む。10重量%未満の場合ガスバリア
ー性の向上が小さく35重量%を超えると樹脂フィルム
への分散が不充分になり樹脂フィルム中の空洞や表面の
破れ等に起因するガスバリアー性の低下がある。
【0019】板状充填剤がガスバリアー性に関し好適な
のは成形条件にも若干寄与するところもあるが大きくは
樹脂フィルム面に平行に配向し易く、首記条件の組み合
わせにより最も効果的な配向をとるといえる。なお樹脂
の組成や加工性を大きく変えず本発明の目的を損なわな
い範囲で、耐候性安定剤、耐熱安定剤、帯電防止剤、ア
ンチブロッキング剤、滑剤、核剤、可塑剤、老化防止
剤、塩酸吸収剤、酸化防止剤等の添加剤を適宜混合して
もかまわない。
【0020】樹脂フィルムは一般に知られている方法で
成形でき、樹脂の溶液やエマルジョンを用いてのキャス
ト法や熱可塑成形法等が可能であるが板状充填剤の分散
性の点で熱可塑成形法が比較的好ましく、カレンダー
法、押出法などが可能である。板状充填剤を効果的に配
向するうえで連続成形して流動配向させうる首記方法は
より望ましいといえる。なお、本発明では少なくとも一
層を本発明のガスバリアー性フィルムであれば、他のフ
ィルムを積層したものでも良い。本願の場合のフィルム
の厚さは、例えば20μm〜500μmのものが採用で
き、特に150μm程度のものが好ましい。
【0021】本発明のガスバリアー性フィルムをラミネ
ート法で使用したジュール構造の一例を図1を用いて説
明すると、受光ガラス板上(2)例えばエチレン−ビニ
ルアセテート共重合体(「EVA」という)シートのよ
うな太陽電池充填用シート(1)、太陽電池(3)、太
陽電池充填用シート(1)、太陽電池保護裏面フィルム
(4)をこの順に積層して加熱圧着した構造で用いられ
る。
【0022】また、太陽電池がアモルファスシリコンの
ような薄膜太陽電池の場合には、図2に示すように受光
ガラス板(2)上に直接太陽電池(3)を形成し、この
上に太陽電池充填用シート(1)、太陽電池保護裏面フ
ィルム(4)を積層して加熱圧着した構造で用いられ
る。以下に例示する。
【0023】(実施例1)密度0.95のポリエチレン
に平均粒径90μmでアスペクト比50のマイカを16
重量%、フェノール系酸化防止剤、及びヒンダードアミ
ン系光安定剤を各0.1重量%添加して、一旦同方向2
軸押出機で200℃で押し出して樹脂に添加物が均一分
散されたペレットを得た。その後、得られたペレットを
用いてTダイ押出機により200℃にて厚さ150μm
の樹脂フィルムを押し出して作製した。同フィルムにつ
いて以下の評価を行った。(d/t)=0.6
【0024】ガスバリアー性の改良効果:JIS K7
129に準じて40℃相対湿度90%下における透湿度
を測定し、フィルムの厚さとの積で次の判定を行った。 透湿度が100μm・g/m2/day未満で、かつ板
状充填剤を添加しない他は同様に作製した樹脂フィルム
の測定値(積)の1/2未満:○ 透湿度が100μm・g/m2/day以上であるが、
板状充填剤を添加しない他は同様に作製した樹脂フィル
ムの測定値の1/2未満:△ 透湿度が100μm・g/m2/day以上であるが、
板状充填剤を添加しない他は同様に作製した樹脂フィル
ムの測定値の1/2以上:×
【0025】成形加工での同フィルムの得易さ シートが外観良く破断もなく得られる:○ シートが荒れるか、ピンホールを生じるか、もしくは破
断する:× 結果を表に示す。なお、併せてコストについても比較し
て表に記載した。
【0026】(実施例2)平均粒径30μmでアスペク
ト比40のマイカを用いた以外は実施例1と同様にして
樹脂フィルムを作製し評価を行った。結果を表に示す。
(d/t)=0.2
【0027】(実施例3)マイカを33重量%とした以
外は実施例1と同様にして樹脂フィルムを作製し評価を
行った。結果を表に示す。(d/t)=0.6
【0028】(実施例4)平均粒径5μmでアスペクト
比20のタルクを用い樹脂フィルムを30μmとした以
外は実施例1と同様にして樹脂フィルムを作製し評価を
行った。結果を表に示す。(d/t)=0.17
【0029】(実施例5)密度0.91のポリエチレン
を用いた以外は実施例1と同様にして樹脂フィルムを作
製し評価を行った。結果を表に示す。(d/t)=0.
【0030】(実施例6)〜(実施例10) 樹脂としてポリエチレンに替えて下記の樹脂を用い、フ
ィルムの成形温度を下記の温度にした以外は実施例1と
同様にして樹脂フィルムを作製し評価を行った結果を表
に示す。(d/t)=0.6 ポリカーボネート、押出温度250℃(=実施例6)・
・ アクリロニトリリル・ブタジエン・スチレンコポリマ
ー、押出温度210℃(=実施例7)・・ ポリアミド6、押出温度250℃(=実施例8)・・ ポリプロピレン、押出温度220℃(=実施例9)・・ 非晶性共重合ポリエチレンテレフタレート、押出温度2
20℃(=実施例10)
【0031】(実施例11)〜(実施例15) 実施例6〜実施例10で用いた樹脂を用い、板状充填剤
として実施例2の平均粒径30μmでアスペクト比40
のマイカを用いた他は実施例1と同様にして実験を繰り
返した。結果を表に、実施例6〜10の樹脂の順に実施
例11〜15に示した。
【0032】(比較例1)平均粒径100μmでアスペ
クト比60のマイカを用いた以外は実施例1と同様にし
て樹脂フィルムを作製し評価を行った。結果を表に示
す。(d/t)=0.67
【0033】(比較例2)平均粒径15μmでアスペク
ト比35のマイカを用いた以外は実施例1と同様にして
樹脂フィルムを作製し評価を行った。結果を表に示す。
(d/t)=0.1
【0034】(比較例3)マイカを41重量%とした以
外は実施例1と同様にして樹脂フィルムを作製し評価を
行った。結果を表に示す。(d/t)=0.6
【0035】(比較例4)マイカを5重量%とした以外
は実施例1と同様にして樹脂フィルムを作製し評価を行
った。結果を表に示す。(d/t)=0.6
【0036】(比較例5)アスペクト比10以外は実施
例4と同様にして樹脂フィルムを作製し評価を行った。
結果を表に示す。(d/t)=0.17
【0037】(比較例6)四フッ化エチレン−六フッ化
プロピレン共重合体をガスバリアー性の高いクロロトリ
フルオロエチレン樹脂と310℃で共押出しし、厚さ1
50μmの樹脂フィルムを作製し評価を行った。結果を
表に示す。
【0038】(比較例7)密度0.95のポリエチレン
を用いTダイ押出機により200℃にて厚さ150μm
のフィルムを押し出して作製した。このフィルム表面に
酸化アルミニウムのガスバリアー性無機膜をスパッタ蒸
着して積層しようとしたが樹脂フィルムが熱変形し、所
定の樹脂フィルムを得るに至らなかった。
【0039】
【表1】
【0040】
【発明の効果】本発明のガスバリアー性フィルムは製造
が容易であり、低コストで製造でき、特に太陽電池保護
裏面フィルムとして有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の太陽電池の一例を示す概略断面図であ
る。
【図2】本発明の太陽電池の他の例を示す概略断面図で
ある。
【符号の説明】
1 太陽電池充填用シート 2 受光ガラス 3 太陽電池セル 4 太陽電池保護裏面フィルム 30 非受光面 31 受光面
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 31/04 H01L 31/04 F Fターム(参考) 4F071 AA03 AA15 AA20 AA21 AA22 AA24 AA30 AA33 AA45 AA46 AA48 AA50 AA51 AA54 AA60 AA64 AA82 AB30 AD06 AH12 BA01 BB06 BC01 4J002 BB031 BB121 BB171 BC031 BD041 BE061 BG061 CF061 CF081 CF161 CG001 CH091 CL011 CM041 CN031 DJ056 GQ00 5F051 AA02 AA05 BA03 BA14 BA18 GA03 GA20

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性樹脂とアスペクト比20以上の
    平板状充填剤を含む樹脂組成物よりなる樹脂フィルムで
    あって、該樹脂フィルムの厚さをt、充填剤の平均粒径
    をdとして0.13<(d/t)<0.65の関係にあ
    る充填剤を10〜35重量%含むことを特徴とする樹脂
    フィルム。
  2. 【請求項2】 平板状充填剤がマイカである請求項1記
    載の樹脂フィルム。
  3. 【請求項3】 樹脂が密度0.97〜0.94g/cm
    3のポリエチレン系樹脂を用いる請求項1または2に記
    載の樹脂フィルム。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の太陽電
    池用裏面保護フィルム。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の太陽電池用裏面保護フ
    ィルムを太陽電池セルの裏面に配置したことを特徴とす
    る太陽電池モジュール及び太陽電池。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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