JP2003136133A - 巻取りまたは巻戻しコイル内径調節用2重ゴムスリーブ - Google Patents
巻取りまたは巻戻しコイル内径調節用2重ゴムスリーブInfo
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- JP2003136133A JP2003136133A JP2001339197A JP2001339197A JP2003136133A JP 2003136133 A JP2003136133 A JP 2003136133A JP 2001339197 A JP2001339197 A JP 2001339197A JP 2001339197 A JP2001339197 A JP 2001339197A JP 2003136133 A JP2003136133 A JP 2003136133A
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- rubber sleeve
- coil
- diameter
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- Pending
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- Winding Of Webs (AREA)
- Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
- Replacement Of Web Rolls (AREA)
- Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
Abstract
易にし、ゴムスリーブの交換時間を著しく短縮化できる
巻取りまたは巻戻しコイル内径調節用ゴムスリーブを提
供する。 【解決手段】 外径が拡縮するマンドレルに装着して巻
取りまたは巻戻しコイルの内径を調節する巻取りまたは
巻戻しコイル内径調節用ゴムスリーブであって、小径コ
イル用の内側ゴムスリーブと、該内側ゴムスリーブの外
周面に着脱される大径コイル用の外側ゴムスリーブとを
有することを特徴とする巻取りまたは巻戻しコイル内径
調節用2重ゴムスリーブ。好ましくは、内側ゴムスリー
ブおよび/または外側ゴムスリーブの一端にテーパ面を
設け、外側ゴムスリーブの端部の硬度を中央部分より高
くし、外側ゴムスリーブの内面に凹凸を設ける
Description
などの鋼帯巻取機に用いる巻取りまたは巻戻しコイル内
径調節用ゴムスリーブに関する。
ションリールなどの鋼帯巻取機でコイル状に巻き取られ
る。コイル内径を所定の寸法にするために巻取機にスリ
ーブを装着し、このスリーブの上に鋼帯を巻き取るが、
ゴムスリーブを使用することにより、コイル内径部の品
質欠陥(エンドマークやスリキズ)を防止している。コ
イルには、客先の仕様により大径のコイルと小径のコイ
ルがあり、コイル径に合わせてコイル内径を変える必要
がある。
て、コイル内径に合わせて大径コイル用のゴムスリーブ
と小径コイル用のゴムスリーブを別々に用意しておき、
コイル径に合わせて、ゴムスリーブを交換し、このゴム
スリーブの外周に鋼帯を巻き取ってコイル内径の調節を
行う方法が採用されていた。しかし、このゴムスリーブ
の交換には数分の時間がかかり、交換中もラインを止め
ることができないことから、ラインスピードを減速する
ことによりゴムスリーブの交換時間を確保したり、一
旦、仕様と異なるコイル内径で巻き取った後、巻き戻し
て、再度、仕様通りのコイル内径に巻き直すという極め
て効率の悪い製造工程を選択する場合もあった。なお、
巻取りまたは巻戻し装置用のスリーブの着脱方法につい
ては特公昭54−11134号公報に開示されている
が、コイル内径の変更を効率化する本発明の課題につい
ては全く開示されていない。
を解決し、コイル径に合わせたゴムスリーブの交換を容
易にし、ゴムスリーブの交換時間を著しく短縮化できる
巻取りまたは巻戻しコイル内径調節用ゴムスリーブを提
供することを課題とする。
用、小径用にそれぞれ用意していたゴムスリーブを2重
構造にすることにより交換作業効率を著しく改善するも
のであり、その要旨とするところは、特許請求の範囲に
記載した通りの下記内容である。 (1)外径が拡縮するマンドレルに装着して巻取りまた
は巻戻しコイルの内径を調節する巻取りまたは巻戻しコ
イル内径調節用ゴムスリーブであって、小径コイル用の
内側ゴムスリーブと、該内側ゴムスリーブの外周面に着
脱される大径コイル用の外側ゴムスリーブとを有するこ
とを特徴とする巻取りまたは巻戻しコイル内径調節用2
重ゴムスリーブ。 (2)マンドレルの外径拡縮により、内側ゴムスリーブ
の内周面がマンドレルの外周面に着脱されると共に内側
ゴムスリーブの外径が拡縮され、該内側ゴムスリーブの
外径拡縮により、外側ゴムスリーブの内周面が内側ゴム
スリーブの外周面に着脱されると共に外側ゴムスリーブ
の外径が拡縮されることを特徴とする(1)に記載の巻
取りまたは巻戻しコイル内径調節用2重ゴムスリーブ。
ーパ面を形成することを特徴とする(1)または(2)
に記載の巻取りまたは巻戻しコイル内径調節用2重ゴム
スリーブ。 (4)内側ゴムスリーブおよび/または外側ゴムスリー
ブの端部の内周にテーパ面を形成することを特徴とする
(1)乃至(3)に記載の巻取りまたは巻戻しコイル内
径調節用2重ゴムスリーブ。 (5)外側ゴムスリーブの端部の硬度を中央部の硬度よ
り高くすることを特徴とする(1)乃至(4)に記載の
巻取りまたは巻戻しコイル内径調節用2重ゴムスリー
ブ。 (6)外側ゴムスリーブの内面に凹凸を設けることを特
徴とする(1)乃至(5)に記載の巻取りまたは巻戻し
コイル内径調節用2重ゴムスリーブ。
明の実施の形態について説明する。図1は、テンション
リール1およびコイルカー2を横から見た図である。テ
ンションリールの回転軸にはマンドレル3が設置されて
おり、このテンションリール1の軸方向にコイルカー2
が移動して、マンドレル3にゴムスリーブを着脱する。
コイルカーの上面にはストッパー4が設置されており、
ゴムスリーブを装着する際はストッパー4を倒してお
き、ゴムスリーブ装着後はストッパーを回転して起立さ
せることにより、ゴムスリーブの抜け落ちを防止するこ
とができる。
ションリールのA断面を示す図である。テンションリー
ル1の回転軸に設置されたマンドレル3の外周部に内側
ゴムスリーブが装着されている。内側ゴムスリーブを装
着する際には、マンドレル3が縮径して内側ゴムスリー
ブ5との間に隙間が生じて装着可能になる。内側ゴムス
リーブ5が装着されると、マンドレル3が拡径して内側
ゴムスリーブ5を固定することにより、小径コイルの巻
取りまたは巻戻しが可能な状態となる。図3は、外側ゴ
ムスリーブを装着したテンションリールのA断面を示す
図である。テンションリール1の回転軸に設置されたマ
ンドレル3の外周部に内側ゴムスリーブが装着されてお
り、その外周部に外側ゴムスリーブ6が装着されてい
る。
ドレル3が縮径して内側ゴムスリーブ5との間に隙間が
生じて装着可能になる。外側ゴムスリーブ6が装着され
ると、マンドレル3が拡径して内側ゴムスリーブ5およ
び外側ゴムスリーブ6を固定することにより、大径コイ
ルの巻取りまたは巻戻しが可能な状態となる。従来は、
小径コイル用と大径コイル用にそれぞれゴムスリーブを
準備していたため、大径コイル用のゴムスリーブを装着
する際には、小径コイル用のゴムスリーブを取り外す必
要があったが、本発明のゴムスリーブは2重構造とした
ため、小径コイル用のゴムスリーブを取り外す必要がな
いことから、ゴムスリーブの交換作業が簡素化されるこ
とにより、交換時間を著しく短縮化することができる。
の交換のためにラインを減速して交換時間を確保した
り、異なるコイル内径で一旦巻き取った後、正しいコイ
ル内径に巻き直す必要がなくなり、操業コストも著しく
改善できる。図4は、本発明の内側ゴムスリーブを示す
図である。左の図は内側ゴムスリーブの横断面を示し、
右側の図は縦断面を示す。内側ゴムスリーブの一端の外
面にはテーパ面7が設けられている。このテーパ面7に
より、外側ゴムスリーブ6の装着がスムーズに行える。
内側ゴムスリーブの一端の内面にはテーパ面7´が設け
られている。このテーパ面7´により、内側ゴムスリー
ブ5のマンドレル3への装着がスムーズに行える。
図である。左の図は外側ゴムスリーブの横断面を示し、
右側の図は縦断面を示す。外側ゴムスリーブの一端の内
面にはテーパ面8が設けられている。このテーパ面8に
より、外側ゴムスリーブ6の装着がスムーズに行える。
なお、外側ゴムスリーブの一端の外面にはテーパ面8´
が設けられている。このテーパ面8´により、操作員が
外側ゴムスリーブ6の装着方向を間違えないための目印
にすることができる。
央部より硬度が高い部分9が設けられている。これによ
り、外側ゴムスリーブを装着する際に、端部の変形を防
止し、外側ゴムスリーブの装着を容易にすることができ
る。図5中の黒く塗られている外面ゴムスリーブの外面
10は、内面より硬度が低くなっている。これにより、
コイル内周がゴムスリーブにより疵つきにくくすること
ができる。さらに、外側ゴムスリーブの内面には図5に
示されたように格子状の凹凸が設けられている。この凹
凸により、内側ゴムスリーブ5と外側ゴムスリーブ6と
の間の摩擦係数を高くすることができ、巻取りまたは巻
戻しの際のスリップを防止することができる。
ムスリーブの交換を容易にし、ゴムスリーブの交換時間
を著しく短縮化できる巻取りまたは巻戻しコイル内径調
節用ゴムスリーブを提供することができる。具体的に
は、内側ゴムスリーブと外側ゴムスリーブの2重構造で
あるため、内側ゴムスリーブを取り外さなくてもコイル
内径の変更が可能となる。また、内側ゴムスリーブおよ
び/または外側ゴムスリーブの一端にテーパ面を設ける
ことにより外側ゴムスリーブの装着が容易になる。ま
た、外側ゴムスリーブの端部の硬度を中央部分より高く
することにより外側ゴムスリーブ装着時の変形を防止す
ることができる。さらに、外側ゴムスリーブの内面に凹
凸を設けることにより、内側ゴムスリーブとの摩擦力を
高めることができ、巻取りまたは巻戻し時のスリップを
防止することができるなど、産業上有用な、顕著な効果
を奏する。
た図である。
のA断面を示す図である。
のA断面を示す図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 外径が拡縮するマンドレルに装着して巻
取りまたは巻戻しコイルの内径を調節するコイル内径調
節用ゴムスリーブであって、小径コイル用の内側ゴムス
リーブと、該内側ゴムスリーブの外周面に着脱される大
径コイル用の外側ゴムスリーブとを有することを特徴と
する巻取りまたは巻戻しコイル内径調節用2重ゴムスリ
ーブ。 - 【請求項2】 マンドレルの外径拡縮により、内側ゴム
スリーブの内周面がマンドレルの外周面に着脱されると
共に内側ゴムスリーブの外径が拡縮され、該内側ゴムス
リーブの外径拡縮により、外側ゴムスリーブの内周面が
内側ゴムスリーブの外周面に着脱されると共に外側ゴム
スリーブの外径が拡縮されることを特徴とする請求項1
に記載の巻取りまたは巻戻しコイル内径調節用2重ゴム
スリーブ。 - 【請求項3】 内側ゴムスリーブの端部の外周にテーパ
面を形成することを特徴とする請求項1または請求項2
に記載の巻取りまたは巻戻しコイル内径調節用2重ゴム
スリーブ。 - 【請求項4】 内側ゴムスリーブおよび/または外側ゴ
ムスリーブの端部の内周にテーパ面を形成することを特
徴とする請求項1乃至請求項3に記載の巻取りまたは巻
戻しコイル内径調節用2重ゴムスリーブ。 - 【請求項5】 外側ゴムスリーブの端部の硬度を中央部
の硬度より高くすることを特徴とする請求項1乃至請求
項4に記載の巻取りまたは巻戻しコイル内径調節用2重
ゴムスリーブ。 - 【請求項6】 外側ゴムスリーブの内面に凹凸を設ける
ことを特徴とする請求項1乃至請求項5に記載の巻取り
または巻戻しコイル内径調節用2重ゴムスリーブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001339197A JP2003136133A (ja) | 2001-11-05 | 2001-11-05 | 巻取りまたは巻戻しコイル内径調節用2重ゴムスリーブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001339197A JP2003136133A (ja) | 2001-11-05 | 2001-11-05 | 巻取りまたは巻戻しコイル内径調節用2重ゴムスリーブ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003136133A true JP2003136133A (ja) | 2003-05-14 |
Family
ID=19153584
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001339197A Pending JP2003136133A (ja) | 2001-11-05 | 2001-11-05 | 巻取りまたは巻戻しコイル内径調節用2重ゴムスリーブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003136133A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103182413A (zh) * | 2011-12-29 | 2013-07-03 | 安东石油技术(集团)有限公司 | 一种气垫弹簧柔性托架及其制造方法 |
CN103879811A (zh) * | 2014-04-14 | 2014-06-25 | 张家港润盛科技材料有限公司 | 一种铝板收卷轮毂直径增进机构 |
-
2001
- 2001-11-05 JP JP2001339197A patent/JP2003136133A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103182413A (zh) * | 2011-12-29 | 2013-07-03 | 安东石油技术(集团)有限公司 | 一种气垫弹簧柔性托架及其制造方法 |
CN103879811A (zh) * | 2014-04-14 | 2014-06-25 | 张家港润盛科技材料有限公司 | 一种铝板收卷轮毂直径增进机构 |
CN103879811B (zh) * | 2014-04-14 | 2016-02-03 | 张家港润盛科技材料有限公司 | 一种铝板收卷轮毂直径增进机构 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051101 |
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A521 | Written amendment |
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A02 | Decision of refusal |
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A521 | Written amendment |
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