JP2003134034A - 無線基地局装置及び無線通信方法 - Google Patents

無線基地局装置及び無線通信方法

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JP2003134034A JP2001327014A JP2001327014A JP2003134034A JP 2003134034 A JP2003134034 A JP 2003134034A JP 2001327014 A JP2001327014 A JP 2001327014A JP 2001327014 A JP2001327014 A JP 2001327014A JP 2003134034 A JP2003134034 A JP 2003134034A
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高久 青山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 隣り合う2つの指向性の谷間に到来した
本来選択されるべき復調精度の高いパスが、選択されな
くなることを防止すること。 【解決手段】 ピーク検出部201は、遅延プロファイ
ル上で所定の閾値を越えるピークを検出し、同一パス判
定部202は、検出されたピークから同一パスを示すピ
ークを判定する。ピーク比率算出部203は、同一パス
のピークの大きさから比率を算出し、ピーク補正部20
5は、算出されたピーク比率に基づいて、該当する補正
値を算出し、ピーク補正部205において、指向性の影
響で生じたピークのロスを補正するため、遅延プロファ
イルのピークに補正値を乗算する。パス選択部206
は、補正された遅延プロファイルに基づいて、パス選択
を行い、選択されたパスのタイミングを逆拡散部107
に報知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル無線通
信システムにおいて使用される無線基地局装置及び無線
通信方法に関し、特にアダプティブアレイアンテナを備
えて指向性受信を行う無線基地局装置および無線通信方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】アダプティブアレイアンテナを備えた無
線基地局装置では、複数ブランチと指向性ウェイトを用
いることで、指向性のビーム方向のみ強力に受信するこ
とができる。この無線基地局装置は、各指向性に対応し
た遅延プロファイルを生成して、干渉を抑えたパスを見
つけることができる。
【0003】このようなアダプティブアレイアンテナを
備えた無線基地局装置が、通信端末から送信された信号
を受信する場合について、図12を用いて説明する。図
12は、指向性のビーム方向とマルチパスの到来波を示
す概念図である。図12において、参照符号11から参
照符号14は、指向性パターンを示しており、参照符号
15と参照符号16はマルチパスを示している。
【0004】図12の場合、従来の無線基地局装置は、
指向性パターン12の遅延プロファイルによりパス16
のピークを検出し、指向性パターン12または指向性パ
ターン13の遅延プロファイルによりパス15のピーク
を検出する。そして、ピークを降順(ピークの大きいパ
スから順)に整列して、パスを選択している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、マルチパス環境下において、パス選択時に隣
り合う指向性の谷間(例えば、指向性12と指向性13
の間)に到来したパスが、他のパスよりも電力が大き
く、復調精度が高い場合、すなわち、本来選択されるべ
きパスであっても選択されない場合がある。図12を参
照するに、パス15は、2つの指向性(指向性12と指
向性13)の遅延プロファイルからピークを得られる
が、パス16と受信電力が同値でも指向性の影響を受け
るため、遅延プロファイルのピークにロスが発生し、パ
ス16より低いピークとして検出される。このとき、パ
ス選択は、遅延プロファイルのピークを降順(ピークの
高いパスから順)に選択していくため、パス15が選択
から漏れてしまうことがある。
【0006】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、隣り合う2つの指向性の谷間に到来した本来選択
されるべき復調精度の高いパスが、選択されなくなるこ
とを防止する無線基地局装置及び無線通信方法を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の無線基地局装置
は、複数の指向性パターンを生成する第1の指向性生成
手段と、前記複数の指向性パターンで受信した信号から
複数の遅延プロファイルを生成する遅延プロファイル生
成手段と、指向性パターンに対応する遅延プロファイル
上に現れた同一パスを示すピークを補正して補正後のピ
ークの大きさに基づいてパスを選択するパスサーチ手段
と、前記パスサーチ手段にて選択されたパスのタイミン
グで受信信号を逆拡散する逆拡散手段と、を具備する構
成を採る。
【0008】この構成によれば、隣り合う2つの指向性
の谷間に到来したパスにおいて、指向性ウェイトの影響
を受けて発生した遅延プロファイル上のピークのロスを
補正することにより、本来選択されるべき復調精度の高
いパスが、選択されなくなることを防止することができ
る。
【0009】また、本発明の無線基地局装置は、パスサ
ーチ手段は、同一パスによる2つのピークの大きさの比
率を算出するピーク比率算出手段と、前記ピークの大き
さの比率に基づいて指向性の影響で生じたピークのロス
を推定してピークを補正するピーク補正手段と、補正さ
れたピークを降順に所定数選択するパス選択を行うパス
選択手段と、を具備する構成を採る。
【0010】また、本発明の無線基地局装置は、パスサ
ーチ手段は、遅延プロファイル上の所定の閾値を越える
ピークを検出するピーク検出手段と、隣り合う指向性パ
ターンに対応する遅延プロファイル上に現れた2つのピ
ークの位相差と所定の閾値との閾値判定に基づいて前記
2つのピークが同一パスによるものか否かを判定する同
一パス判定手段と、を具備する構成を採る。
【0011】これらの構成によれば、隣り合う2つの指
向性の谷間にパスが到来した場合、隣り合う2つの指向
性に対応した遅延プロファイル上のほぼ同位相に存在す
る2つのピークの比率からピークのロスを補正する補正
値を推定し、指向性によるピークのロスを補正すること
ができるため、本来選択されるべき復調精度の高いパス
が選択されなくなることを防止することができる。
【0012】また、本発明の無線基地局装置は、各指向
性パターンで受信した信号から生成された遅延プロファ
イル上のピークが同一パスを示している場合、当該パス
の到来方向に指向性パターンを生成する第2の指向性生
成手段を具備する構成を採る。
【0013】また、本発明の無線基地局装置は、各指向
性パターンで受信した信号から生成された遅延プロファ
イル上のピークが同一パスを示している場合、補正後の
ピークが最も大きいパスの到来方向に指向性を向ける構
成を採る。
【0014】これらの構成によれば、初期受信時に隣り
合う2つの指向性の谷間に到来した本来選択されるべき
パスを、第2の指向性パターンで受信することができる
ため、到来方向が異なる他のパスもしくは他移動局送信
波の影響を軽減し、パス選択を行うことができる。
【0015】本発明の無線通信方法は、複数の指向性パ
ターンを生成し、各指向性パターンで受信した信号から
複数の遅延プロファイルを生成し、指向性パターンに対
応する遅延プロファイル上に現れた同一パスを示すピー
クを補正し、補正後のピークの大きさに基づいてパス選
択を行い、選択されたパスのタイミングで受信信号を逆
拡散するようにした。
【0016】この方法によれば、隣り合う2つの指向性
の谷間に到来した本来選択されるべき復調精度の高いパ
スが、選択されなくなることを防止することができる。
【0017】また、本発明の無線通信方法は、各指向性
パターンで受信した信号から生成された遅延プロファイ
ル上のピークが、同一パスを示している場合、パスの到
来方向に指向性パターンを生成するようにした。
【0018】この方法によれば、到来方向が異なる他の
パスもしくは他移動局送信波の影響を軽減し、パス選択
を行うことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の骨子は、アダプティブア
レイアンテナを備えた基地局装置が、各指向性に対応し
た遅延プロファイルを生成し、隣り合う2つの指向性に
対応した遅延プロファイル上に同一パスを示すピークが
ある場合、2つのピークの大きさから算出した比率に基
づいて、指向性によるピークのロスを補正した上でパス
を選択することである。
【0020】以下、本発明の実施の形態について、添付
図面を参照して詳細に説明する。
【0021】(実施の形態1)本実施の形態では、隣り
合う2つの指向性の谷間にパスが到来したとき、隣り合
う2つの指向性に対応した遅延プロファイル上におい
て、ほぼ同位相に検出される同一パスのピークの大きさ
から算出した比率に基づいて、補正値を算出し、指向性
によるピークのロスを補正する場合について説明する。
【0022】図1は、本発明の実施の形態1に係る無線
基地局装置の構成を示すブロック図である。複数のアダ
プティブアレイアンテナ101(図1においては3つ)
を有し、各アダプティブアレイアンテナ101を介して
受信した信号(受信信号)を受信信号変換部102に出
力する。受信信号変換部102は、受信信号に対してダ
ウンコンバートや直交復調、アナログディジタル変換処
理等の処理を行った後、処理後の信号を指向性生成部1
04に出力すると共に逆拡散部107に出力する。
【0023】指向性情報生成部103は、外部からの入
力情報である各ブランチに対しての振幅、位相の変化量
を1グループとしてとらえ、予めいくつかのグループに
指向性の角度をパラメータとして対応づけておき、これ
をもとに該当するパラメータを選択し、指向性生成部1
04とパスサーチ部106に出力する。
【0024】指向性生成部104は、受信信号変換部1
02からの受信信号に対して、指向性情報生成部103
から出力されたパラメータに基づいて、ビームを向けた
い角度の指向性ウェイトを乗算することにより受信信号
を位相回転させ、それらの乗算結果を足し合わせて合成
することで指向性を生成し、各指向性の受信信号を遅延
プロファイル生成部105に出力する。
【0025】遅延プロファイル生成部105は、本実施
の形態において4つ設けられており、指向性生成部10
4により得られた各指向性の受信信号に対して、既知の
拡散符号との相関をとり、その相関値の時間変動を表し
た遅延プロファイルを生成する。ここでは、4つの指向
性において受信した信号に対応する遅延プロファイルを
生成することができる。生成された各遅延プロファイル
をパスサーチ部106に出力する。
【0026】パスサーチ部106は、遅延プロファイル
生成部105により出力された各遅延プロファイルのピ
ークを検出し、指向性情報生成部103により生成され
たパラメータなどの所定の条件に基づいて、ピークを補
正した上でパス選択を行い、パスのタイミングを逆拡散
部107に報知する。なお、パスサーチ部106におけ
る処理の詳細については後述する。
【0027】逆拡散部107は、パスサーチ部106に
よって選択されたパスのタイミングをフィンガに割当
て、受信信号に対して無線端末に対応する拡散符号を乗
じることにより拡散前の信号を復元する。そして、逆拡
散部107は、逆拡散後の信号を復調部108に出力す
る。
【0028】復調部108は、逆拡散部107より出力
された逆拡散後の信号を復調し、情報信号を得る。
【0029】次に、パスサーチ部106の内部構成につ
いて、図2を用いて詳しく説明する。ピーク検出部20
1は、遅延プロファイル生成部105によって生成され
た各遅延プロファイルに基づいて所定の閾値を越えるピ
ークを検出し、ピークおよびピークのタイミングを同一
パス判定部202に出力する。同一パス判定部202
は、ピーク検出部201によって検出されたピークが、
同一パスによるものかどうかを判定し、判定結果をピー
ク比率算出部203に出力する。なお、同一パス判定部
202の詳細な説明は後述する。
【0030】ピーク比率算出部203は、同一パス判定
部202において同一のパスによるものと判定された2
つのピークの大きさから比率(以下、「ピーク比率」と
いう)を算出し、算出結果をピーク補正部205に出力
する。なお、ピーク比率算出部203の詳細な説明は後
述する。
【0031】角度/ゲイン算出部204は、指向性情報
生成部103により生成された指向性情報に基づいて、
指向性の角度と利得(ゲイン)を算出し、指向性パター
ンを求め、ピーク補正部205に出力する。
【0032】ピーク補正部205は、ピーク比率算出部
203によって算出されたピーク比率と角度/ゲイン算
出部204によって算出された指向性パターンに基づい
て補正値を算出し、算出した補正値を対応するピークに
乗算して補正後のピークをパス選択部206に出力す
る。
【0033】パス選択部206は、ピーク補正部205
より出力された補正後のピークの降順にパスを所定数選
択し、パスのタイミングを逆拡散部107に報知する。
【0034】次に、上記構成を有する無線基地局装置の
動作について説明する。各アダプティブアレイアンテナ
101を介して受信した信号(受信信号)は、受信信号変
換部102において、ダウンコンバートや直交復調、ア
ナログディジタル変換処理等の処理が行われた後、指向
性生成部104と逆拡散部107に出力される。
【0035】指向性情報生成部103に外部から入力さ
れてきた各ブランチに対しての振幅、位相の変化量の情
報が、指向性情報生成部103において、1グループと
して捉えられ、予めいくつかのグループに指向性の角度
をパラメータとして対応づけておき、これをもとに該当
するパラメータが選択され、指向性生成部104とパス
サーチ部106に出力される。
【0036】受信信号変換部102より出力された複数
の信号は、指向性生成部104において、指向性情報生
成部103から出力されたパラメータに基づいて、ビー
ムを向けたい角度の指向性ウェイトが乗算され、乗算結
果が足し合わされて合成され、指向性が生成される。各
指向性の受信信号は、遅延プロファイル生成部105に
おいて、各指向性の受信信号に基づいて、それぞれの指
向性に対応する遅延プロファイルが生成される。生成さ
れた遅延プロファイルは、パスサーチ部106におい
て、ピークが検出され、指向性情報生成部103により
生成されたパラメータなどの所定の条件に基づいてパス
選択が行われ、パスのタイミングが逆拡散部107に出
力される。
【0037】受信信号変換部102より出力された処理
後の複数の信号は、逆拡散部107において、パスサー
チ部106で選択されたパスのタイミングに基づいて逆
拡散が行われ、復調部108に出力される。逆拡散後の
信号は、復調部108において、復調され、情報信号が
得られる。
【0038】次に、パスサーチ部106内の動作につい
て説明する。ピーク検出部201では、遅延プロファイ
ル生成部105によって生成された各遅延プロファイル
に基づいて、所定の閾値を越えるピークが検出され、ピ
ークの大きさおよびピークのタイミングが同一パス判定
部202に出力される。ピーク検出部201によって検
出されたピークは、同一パス判定部202において、遅
延プロファイル毎に位相値の大きさにしたがって(降順
に)整列させられる。そして、一番大きなピークと隣り
合う指向性から得られたピークとが比較され、同一パス
が存在するかどうかが判定される。
【0039】ピークを比較した結果、同一パスがあると
判定された場合、ピークの大きさおよびピークのタイミ
ングがピーク比率算出部203に出力される。一方、同
一パスがないと判定された場合、次に大きなピークのタ
イミングであるピークを基準に、同一パスと判定される
ピークが見つかるまで、基準とするピークの大きさを順
々に下げ、隣り合う指向性から得られたピークとを比較
し、上記と同様な判定が行われる。比較候補がなくなっ
た場合、次のフレーム処理に移行する。
【0040】同一パス判定部202において、隣り合う
指向性から得られた2つのピークが、同一のパスである
と判定されたことより、ピーク比率算出部203におい
て、その2つのピーク比率が算出され、算出結果がピー
ク補正部205に出力される。
【0041】角度/ゲイン算出部204では、指向性情
報生成部103により生成された指向性情報(パラメー
タ)に基づいて、指向性の角度と利得(ゲイン)が算出
され、指向性パターンが求められ、ピーク補正部205
に出力される。
【0042】ピーク補正部205では、ピーク比率算出
部203によって算出されたピーク比率に基づいて、補
正値が算出される。そして、遅延プロファイル生成部1
05より出力された遅延プロファイルにおいて該当する
ピークのうち大きい方のピークに、ピーク比率算出部2
03より算出された補正値が乗算される。また、補正し
なかったもう一方のピークは、パス選択の対象から外さ
れる。このようにして得られた遅延プロファイルはパス
選択部206に出力される。
【0043】パス選択部206では、ピーク補正部20
5より出力された補正後のピークの降順にパスが所定数
選択され、パスのタイミングが逆拡散部107に報知さ
れる。
【0044】次に、同一パス判定部202における同一
パスの判定方法について詳細に説明する。図3は、各指
向性に対応した遅延プロファイルから同一パス判定の処
理を示す図である。図3の左側は、各遅延プロファイル
生成部105により生成された4つの指向性A〜Dの遅
延プロファイルを示す。図3の右側は、各遅延プロファ
イルに現れたピークを位相値の大きさにしたがって整列
した様子を示す。図3の右側において最大のピーク、す
なわち指向性Cのピーク304を検出し、指向性Cと隣
り合う指向性Bまたは指向性Dから得られたピークとの
位相値を比較する。具体的には、2つのピークの位相値
の差分(位相差)を求め、その位相差が所定の閾値
(Z)以下の場合(|X−Y|≦Z、X,Y:比較する
2つのピークの位相値)、この2つのピークは同一パス
によるものと判定する。この場合、位相値Xである指向
性Bのピーク302が位相値Yである指向性Cのピーク
304と同一のパスによるものであると判定する。な
お、最大ピーク304と同一のパスがなかった場合、基
準とするピークを大きい順で決め、基準となるピークと
その隣り合う指向性から得られたピークとの位相値を比
較する。すなわちピーク304と同一のパスを示すピー
クがなかった場合、ピーク304の次に大きいピーク3
02を基準に、指向性Bと隣り合う指向性Aまたは指向
性Cから得られたピークとの位相値を比較する。ピーク
302と同一のパスを示すピークがなかった場合には、
さらに、ピーク302の次に大きなピーク306を基準
に隣り合う指向性から得られたピークと比較するという
ように、同一のパスと判定されるまで、または全てのピ
ークについて比較されるまで同一パス判定が行われる。
【0045】次に、ピーク比率算出部203におけるピ
ーク比率の算出方法について説明する。図4は、隣り合
う2つの指向性(図3における指向性Bと指向性Cに相
当)の遅延プロファイルからほぼ同位相で検出されたピ
ークを示す図である。指向性Bの遅延プロファイルから
検出されたピーク302の大きさをaとし、指向性Cの
遅延プロファイルから検出されたピーク304の大きさ
をbとする。aとbの大きさの比率がa:b=1:1.
8であるとき、このピーク比率からピークのロスを補正
する補正値とパスの到来方向を割り出す。図5は、指向
性Bと指向性Cの遅延プロファイルのピーク比率から補
正値とパスの到来方向を割り出す図である。図5の縦軸
は、遅延プロファイルのピークに生じたロス電力[dB]
を示しており、横軸は、パスの到来方向[度]を示してい
る。なお、右側の縦軸におけるピーク比率は、a:b=
1:1.8を一例として示した。また、参照符号501
は、指向性Bの特性曲線を示しており、参照符号502
は、指向性Cの特性曲線をそれぞれ示している。参照符
号503は、指向性Bと指向性Cの遅延プロファイルの
ピーク比率がa:b=1:1.8に相当することを示し
ており、図4に対応している。すなわち、図4に示すパ
スは、ピークaが6[dB]、ピークbが1.5[dB]ロ
スしており、パスの到来方向が+5[度]であることが分
かる。これにより、図4に示すパスのピーク電力と到来
方向を割り出すことができる。なお、到来方向を割り出
したことについては、実施の形態2で触れる。図6に示
すように、大きい方のピークbを1.5[dB]分補正す
ることにより、指向性ウェイトの影響を受けなかった場
合のピーク値と等価にすることができる。なお、補正し
なかった小さい方のピークaは、パス選択の対象から外
す。
【0046】図7は、隣り合う2つの指向性(図3にお
ける指向性Bと指向性Cに相当)の遅延プロファイルか
らほぼ同位相で検出されたピークを示す図である。ただ
し、指向性Bのピークの大きさaと指向性Cのピークの
大きさbは、同一であるとする。すなわち、a:b=
1:1であり、図5を参照するに参照符号504に相当
する。ピークaとピークbは、それぞれ3[dB]ロスし
ていることが分かり、到来方向0度(指向性Bと指向性
Cのちょうど中間にパスが到来)であることが分かる。
このことから、図7に示す2つのピークは、3[dB]ロ
スしていることが分かり、この2つのピークは同値であ
るので、どちらか一方のピークを3[dB]分補正する。
この様子を示したのが図8である。図8に示すように、
指向性ウェイトの影響を受けなかった場合のピーク値と
等価にすることができる。補正しなかったもう一方のピ
ークは、パス選択の対象から外す。
【0047】2つの遅延プロファイルから図5の−10
[度]から+10[度]の間に該当するピークが検出されな
かった場合は、隣り合う指向性の谷間にパスは到来して
いないものと判断し、補正処理は行わない。
【0048】このように本実施の形態によれば、隣り合
う2つの指向性の谷間にパスが到来した場合、隣り合う
2つの指向性に対応した遅延プロファイル上のほぼ同位
相に存在する2つのピークの比率からピークのロスを補
正する補正値を推定し、指向性によるピークのロスを補
正することができるため、本来選択されるべき復調精度
の高いパスが選択されなくなることを防止することがで
きる。
【0049】(実施の形態2)本実施の形態では、隣り合
う2つの指向性の谷間にパスが到来したとき、2つの指
向性に対応した遅延プロファイル上において、ほぼ同位
相で検出された同一パスのピークが存在する場合、その
ピーク比率から到来方向を推定し、後述する動的指向性
をその到来方向に割り当てる場合について説明する。
【0050】図9は、本実施の形態に係る無線基地局装
置の構成を示すブロック図である。図9において、図1
と共通する部分には図1と同一の符号を付し、その詳し
い説明は省略する。
【0051】指向性情報生成部901は、外部からの入
力情報である各ブランチに対しての振幅、位相の変化量
を1グループとしてとらえ、予めいくつかのグループに
指向性の角度をパラメータとして対応づけておき、該当
するパラメータを選択し、指向性生成部902に出力す
る。
【0052】指向性生成部902は、受信信号変換部1
02からの受信信号に対して、指向性情報生成部901
から出力されたパラメータに基づいて、ビームを向けた
い角度の指向性ウェイトを乗算することにより受信信号
を位相回転させ、それらの乗算結果を足し合わせて合成
することで指向性を生成し、各指向性の受信信号を遅延
プロファイル生成部105に出力する。
【0053】なお、指向性生成部902は、遅延プロフ
ァイル生成部105に3つ以上の遅延プロファイルを生
成させるため、3つ以上の指向性受信信号を形成し、そ
のうちの1つの指向性受信信号については、指向性をあ
る一定時間ごとに方向をずらしながら受信しているもの
とし、パスサーチ部903により生成された指向性情報
がある場合は、その指向性に相当する受信信号を形成す
る。この指向性について以下、「動的指向性」といい、
動的指向性を所望の方向に向かせる前のパスサーチを
「初期パスサーチ」と呼ぶ。
【0054】パスサーチ部903は、遅延プロファイル
生成部105により生成された各遅延プロファイルのピ
ークを検出し、所定の条件に基づいてパス選択を行い、
パスのタイミングを逆拡散部107に出力する。また、
動的指向性の指向性情報を生成し、指向性生成部902
に出力する。
【0055】次に、パスサーチ部903の内部構成につ
いて、図10を用いて詳しく説明する。ピーク検出部1
001は、遅延プロファイル生成部105によって生成
された動的指向性以外の指向性に対応する各遅延プロフ
ァイルに基づいて、所定の閾値を越えるピークを検出
し、ピークおよびピークのタイミングを同一パス判定部
1002に出力する。同一パス判定部1002は、ピー
ク検出部1001によって検出されたピークが同一パス
によるものかどうかを判定し、判定結果をピーク比率算
出部1003に出力する。
【0056】ピーク比率算出部1003は、同一パス判
定部1002において同一のパスであると判定された2
つのピークの大きさから比率を算出し、算出結果をピー
ク補正部1005と到来方向推定部1007に出力す
る。
【0057】角度/ゲイン算出部1004は、指向性情
報生成部901により生成された指向性情報から、指向
性の角度と利得(ゲイン)を算出し、指向性パターンを
求め、ピーク補正部1005と到来方向推定部1007
に出力する。
【0058】ピーク補正部1005は、角度/ゲイン算
出部1004により算出された指向性パターンとピーク
比率算出部1003よって算出されたピーク比率に基づ
いて補正値を算出し、算出した補正値を対応するピーク
に乗算して補正後のピークをパス選択部1006に出力
する。
【0059】パス選択部1006は、初期パスサーチを
行うときは、動的指向性に対応した遅延プロファイルを
無視して、ピーク補正部1005より出力された補正後
のピークの降順にパスを所定数選択し、パスのタイミン
グを逆拡散部107に報知する。また、初期パスサーチ
後は、隣り合う指向性の谷間に到来したパスの方向(補
正後のピークが最も大きいパスの到来方向)に向けられ
た動的指向性に対応した遅延プロファイルがあるので、
この遅延プロファイルのみに基づいて、パス選択を行
い、パスのタイミングを逆拡散部107に報知する。
【0060】到来方向推定部1007は、角度/ゲイン
算出部1004により算出された指向性パターンとピー
ク比率算出部1003によって算出されたピーク比率に
基づいて、隣り合う指向性の谷間に到来したパスの到来
方向を推定し、推定結果を動的指向性生成部1008に
報知する。動的指向性生成部1008は、隣り合う指向
性の谷間に到来したパスの到来方向(補正後のピークが
最も大きいパスの到来方向)に動的指向性を割り当てる
ためのパラメータを生成し、指向性生成部902に出力
する。
【0061】次に、上記構成を有するパスサーチ部90
3の動作について説明する。まず、初期パスサーチを行
う場合について述べる。ピーク検出部1001では、遅
延プロファイル生成部105によって生成された各遅延
プロファイルに基づいて、所定の閾値を越えるピークが
検出され、ピークおよびピークのタイミングが同一パス
判定部1002に出力される。ピーク検出部1001に
よって検出されたピークは、同一パス判定部1002に
おいて、遅延プロファイル毎に位相値の大きさにしたが
って(降順に)整列される。そして、一番大きなピーク
と隣り合う指向性から得られたピークとが比較され、同
一パスが存在するかどうかが判定される。
【0062】ピークを比較した結果、同一パスがあると
判定された場合、この判定結果がピーク比率算出部10
02に出力される。一方、同一パスがないと判定された
場合、次に大きなピークのタイミングであるピークを基
準に、同一パスと判定されるピークが見つかるまで、基
準とするピークの大きさを順々に下げ、隣り合う指向性
から得られたピークとを比較し、上記と同様な判定を行
う。比較候補がなくなった場合、次のフレーム処理に移
行する。
【0063】同一パス判定部1002において、隣り合
う指向性から得られた2つのピークが、同一のパスであ
ると判定されたことより、ピーク比率算出部1003に
おいて、その2つのピークの大きさから比率が算出さ
れ、算出結果がピーク補正部1005と到来方向推定部
1007に出力される。
【0064】角度/ゲイン算出部1004では、指向性
情報生成部901により生成された指向性情報に基づい
て、指向性の角度と利得(ゲイン)が算出され、指向性
パターンが求められ、ピーク補正部1005と到来方向
推定部1007に出力される。
【0065】ピーク補正部1005では、ピーク比率算
出部1003によって算出されたピーク比率に基づい
て、補正値が算出される。そして、遅延プロファイル生
成部105より出力された遅延プロファイルにおいて該
当するピークのうち大きい方のピークに、ピーク比率算
出部1003より算出された補正値が乗算される。ま
た、補正しなかったもう一方のピークは、パス選択の対
象から外される。このようにして得られた遅延プロファ
イルがパス選択部1006に出力される。
【0066】パス選択部1006では、ピーク補正部1
005より出力された補正後のピークの降順にパスが所
定数選択され、パスのタイミングが逆拡散部107に報
知される。
【0067】到来方向推定部1007では、ピーク比率
算出部1003により算出された結果に基づいて、隣り
合う指向性の谷間に到来したパスの到来方向が推定さ
れ、推定結果が動的指向性生成部1008に報知され
る。動的指向性生成部1008では、到来方向推定部1
007により推定された結果に基づいて、隣り合う指向
性の谷間に到来したパスの到来方向(補正後のピークが
最も大きいパスの到来方向)に動的指向性を割り当てる
ための指向性ウェイトが生成され、指向性生成部902
に出力される。
【0068】次に、初期パスサーチ後について述べる。
動的指向性生成部1008により生成された動的指向性
の指向性ウェイトが、指向性生成部902において、隣
り合う指向性の谷間に到来したパスの受信信号に乗算さ
れ、指向性が生成される。動的指向性をパスの到来方向
(補正後のピークが最も大きいパスの到来方向)に割り
当てた概念図を図11に示す。図11において、指向性
1101から1103があったとき、指向性1101と
指向性1102の谷間に到来したパスに動的指向性11
04を割り当てている。
【0069】動的指向性の受信信号が遅延プロファイル
生成部105に出力され、動的指向性に対応する遅延プ
ロファイルが生成される。パス選択部1006におい
て、遅延プロファイル生成部105により生成された遅
延プロファイルのみに基づいて、パス選択が行われ、選
択されたパスのタイミングが求められる。パス選択部1
006により求められたパスのタイミングが逆拡散部1
07に報知される。
【0070】このように本実施の形態によれば、初期受
信時に隣り合う2つの指向性の谷間に到来した本来選択
されるべきパスを、動的指向性パターンで受信すること
ができるため、到来方向が異なる他のパスもしくは他移
動局送信波の影響を軽減し、パス選択を行うことができ
る。
【0071】本実施の形態では、初期パスサーチにおい
て、隣り合う指向性の谷間に到来したパスの方向に動的
指向性を向ける動作を含めたが、予めこのパスの到来方
向に動的指向性を向ける構成とすることも可能であり、
その場合、ピーク補正部1005は不要となる。このた
め、上記効果を有すると共に、ピーク補正部1005を
設ける必要がなくなるので回路構成を容易にすることが
できる。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
隣り合う2つの指向性の谷間にパスが到来した場合、隣
り合う2つの指向性に対応した遅延プロファイル上でほ
ぼ同位相に存在する2つのピーク比率に基づいて、指向
性の影響を軽減した遅延プロファイルを再現することが
できるため、本来選択されるべき復調精度の高いパスが
選択されなくなることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る無線基地局装置の
構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1に係るパスサーチ部の内
部構成を示すブロック図
【図3】各指向性に対応した遅延プロファイルから同一
パス判定の処理を示す図
【図4】隣り合う2つの指向性に対応した遅延プロファ
イルからほぼ同位相で検出されたピークを示す図
【図5】指向性Bと指向性Cの遅延プロファイルのピー
ク比率から補正値とパスの到来方向を割り出す図
【図6】指向性Cの遅延プロファイルにおいて補正後の
ピークを示す図
【図7】隣り合う2つの指向性に対応した遅延プロファ
イルからほぼ同位相で検出されたピークを示す図
【図8】指向性Bの遅延プロファイルにおいて補正後の
ピークを示す図
【図9】本発明の実施の形態2に係る無線基地局装置の
構成を示すブロック図
【図10】本発明の実施の形態2に係るパスサーチ部の
内部構成を示すブロック図
【図11】本発明の実施の形態2に係る動的指向性のビ
ーム方向と到来波を示す概念図
【図12】指向性のビーム方向とマルチパスの到来波を
示す概念図
【符号の説明】
101 アダプティブアレイアンテナ102 受信信号
変換部 103、901 指向性情報生成部 104、902 指向性生成部 105 遅延プロファイル生成部 106、903 パスサーチ部 107 逆拡散部 108 復調部 201、1001 ピーク検出部 202、1002 同一パス判定部 203、1003 ピーク比率算出部 204、1004 角度/ゲイン算出部 205、1005 ピーク補正部 206、1006 パス選択部 1007 到来方向推定部 1008 動的指向性生成部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 雅之 神奈川県横浜市港北区新横浜2−14−9 TCS新横浜ビル コムシス株式会社内 Fターム(参考) 5J021 AA05 AA11 DB00 EA04 5K022 EE01 EE31 5K059 CC04 5K067 AA21 CC10 EE10 KK02 KK03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の指向性パターンを生成する第1の
    指向性生成手段と、前記複数の指向性パターンで受信し
    た信号から複数の遅延プロファイルを生成する遅延プロ
    ファイル生成手段と、指向性パターンに対応する遅延プ
    ロファイル上に現れた同一パスを示すピークを補正して
    補正後のピークの大きさに基づいてパスを選択するパス
    サーチ手段と、前記パスサーチ手段にて選択されたパス
    のタイミングで受信信号を逆拡散する逆拡散手段と、を
    具備することを特徴とする無線基地局装置。
  2. 【請求項2】 パスサーチ手段は、同一パスによる2つ
    のピークの大きさの比率を算出するピーク比率算出手段
    と、前記ピークの大きさの比率に基づいて指向性の影響
    で生じたピークのロスを推定してピークを補正するピー
    ク補正手段と、補正されたピークを降順に所定数選択す
    るパス選択を行うパス選択手段と、を具備することを特
    徴とする請求項1に記載の無線基地局装置。
  3. 【請求項3】 パスサーチ手段は、遅延プロファイル上
    の所定の閾値を越えるピークを検出するピーク検出手段
    と、隣り合う指向性パターンに対応する遅延プロファイ
    ル上に現れた2つのピークの位相差と所定の閾値との閾
    値判定に基づいて前記2つのピークが同一パスによるも
    のか否かを判定する同一パス判定手段と、を具備するこ
    とを特徴とする請求項2に記載の無線基地局装置。
  4. 【請求項4】 各指向性パターンで受信した信号から生
    成された遅延プロファイル上のピークが同一パスを示し
    ている場合、当該パスの到来方向に指向性パターンを生
    成する第2の指向性生成手段を具備することを特徴とす
    る請求項1に記載の無線基地局装置。
  5. 【請求項5】 各指向性パターンで受信した信号から生
    成された遅延プロファイル上のピークが同一パスを示し
    ている場合、補正後のピークが最も大きいパスの到来方
    向に指向性を向けることを特徴とする請求項1に記載の
    無線基地局装置。
  6. 【請求項6】 複数の指向性パターンを生成し、各指向
    性パターンで受信した信号から複数の遅延プロファイル
    を生成し、指向性パターンに対応する遅延プロファイル
    上に現れた同一パスを示すピークを補正し、補正後のピ
    ークの大きさに基づいてパス選択を行い、選択されたパ
    スのタイミングで受信信号を逆拡散することを特徴とす
    る無線通信方法。
  7. 【請求項7】 各指向性パターンで受信した信号から生
    成された遅延プロファイル上のピークが同一パスを示し
    ている場合、パスの到来方向に指向性パターンを生成す
    ることを特徴とする請求項6に記載の無線通信方法。
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