JP2003133083A - 照明システム - Google Patents

照明システム

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JP2003133083A
JP2003133083A JP2001330546A JP2001330546A JP2003133083A JP 2003133083 A JP2003133083 A JP 2003133083A JP 2001330546 A JP2001330546 A JP 2001330546A JP 2001330546 A JP2001330546 A JP 2001330546A JP 2003133083 A JP2003133083 A JP 2003133083A
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timer
control signal
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JP2001330546A
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Kenichiro Nishi
健一郎 西
Satoshi Nagai
敏 永井
Kentaro Eguchi
健太郎 江口
Hiroya Shibata
浩冶 柴田
Hiroaki Nishikawa
弘明 西川
Shigeki Terasawa
茂樹 寺沢
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Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Lighting Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Lighting Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

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  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 天井面に配置した複数台の照明器具を、制御
信号により点灯制御するようにした照明システムを得る
ものである。 【解決手段】 オフィスビル等の部屋の出入口付近の天
井面Lに照明器具(A)6を設置し、この照明器具
(A)6内に人感センサ7、赤外線信号受信器8および
赤外線信号送信器9を搭載する。そして、他の出入口付
近の天井面Rに照明器具(A)10を設置し、この照明
器具(A)10内に人感センサ11、赤外線信号受信器
12および赤外線信号送信器13を搭載する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、天井面に配置し
た複数台の照明器具を制御信号により点灯制御するよう
にした照明システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は、例えば特開平11−7381
4号公報に開示された従来の照明システムを示す構成図
である。図11において、1は信号線2を介して天井面
aに所定間隔で取り付けられた複数台の照明器具3と接
続され、ランプ4の点灯、消灯、減光の各動作を実行す
る照明コントローラであり、その内部に人感センサ5が
搭載される。そして、この照明コントローラ1は部屋の
出入口近傍の天井面に配置される。このような構成を有
する照明システムは、照明コントローラ1の人感センサ
5の検知エリアを人が通過すると、人感センサ5が人体
より放射される赤外線を検知し、照明コントローラ1が
人感センサ5の出力に基づいて複数の照明器具3のラン
プ4を一斉に点灯する。これと同時に、照明コントロー
ラ1のタイマー(図示なし)がランプ4の点灯時間のカ
ウントを開始し、予め決められた時間になると一斉に消
灯する。したがって、人感センサ5の検知エリア内に人
が入らない限り、照明コントローラ1はランプ4を点灯
することがないため、不要な点灯動作がなくなり、省電
力化が図れるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
照明システムによれば、照明コントローラと複数の照明
器具、さらに複数台の照明器具間を信号線で直接接続し
てランプを点灯および消灯させる構成を採用しているた
め、例えば新たに照明器具の増設工事を行うような場
合、或いは室内のレイアウト等を変更するような場合
に、施工のための手数を必要とし、かつ多大な工事費が
必要とされる等の問題点があった。
【0004】また、照明コントローラの人感センサが人
体を検知して照明器具を一斉点灯した後は、予めタイマ
ーで設定された点灯時間が経過すると、室内に人が居る
居ないにかかわらず、一斉に消灯してしまい、在室の人
に不安感を与えるという問題点があった。
【0005】この発明は、前述のような問題点を解決す
るためになされたもので、複数の照明器具間を接続する
信号線が不要であり、照明器具の施設工事が簡単に行え
るとともにリニューアルする際における照明器具の増減
を容易にし、利便性に優れた照明システムを提供するも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる照明シ
ステムは、天井面に隣接して照明制御部を備えた照明器
具を複数台設置し、これらの隣接する照明器具間に制御
信号を送信して照明制御部を制御するようにした照明シ
ステムにおいて、前記照明器具に制御信号の送受信部を
設け、前記送信部は床面に向かって制御信号を送信する
とともに前記受信部は床面で反射する制御信号を受信す
るようにしたものである。
【0007】また、この発明に係わる照明システムは、
天井面に隣接して照明制御部を備えた照明器具を複数台
設置し、これら照明器具の少なくとも一部の照明器具に
人の存否を検知する人感センサを設け、この人感センサ
による人の検知情報を各照明器具に伝達して照明制御部
を制御するようにした照明システムにおいて、前記照明
器具に人の検知情報に基づく制御信号を送信する送信部
と該信号を受信する受信部を設け、前記送信部は床面に
向かって制御信号を送信するとともに前記受信部は床面
で反射する制御信号を受信するようにしたものである。
【0008】また、前記照明制御部にランプの点灯時間
を制御するタイマーを設け、このタイマーの動作中に人
の検知情報である制御信号を新たに受信したとき、タイ
マーの動作をリセットするようにしたものである。
【0009】さらに、前記照明制御部は、ランプを所定
時間だけ減光点灯させた後に消灯するようにしたもので
ある。
【0010】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
の実施の形態1に係る照明システムを示す全体構成図で
ある。図1において、従来例と同一の符号は同一または
相当部分を示す。6はオフィスビル等の部屋の出入口付
近の天井面Lに設置した照明器具(A)で、人感センサ
7、赤外線信号受信器8および赤外線信号送信器9を搭
載している。10は同じく他の出入口付近の天井面Rに
設置した照明器具(A)で、人感センサ11、赤外線信
号受信器12および赤外線信号送信器13を搭載してい
る。14、17はこれら照明器具(A)6、10の間で
あって室内天井面にほぼ等間隔で設置した照明器具
(B)で、各照明器具は人感センサを除いた赤外線信号
受信器15、16と、赤外線信号送信器18、19を搭
載している。
【0011】また、図2は人感センサを搭載した照明器
具(A)の拡大平面図である。かかる照明器具(A)
6、10は、器具本体20の長手方向に取付けられた2
本の管状ランプ21と、このランプの上方に配置された
反射板22と、この反射板22の内側に設けられた照明
制御装置23から構成される。ここで、人感センサ7、
11、赤外線信号受信器8、12、赤外線信号送信器
9、13はそれぞれ照明制御装置23と組合わされて、
反射板22に設けた開口24からいずれも反射板22の
下方に臨ませた状態に配置される。図3は照明器具
(B)の拡大平面図であり、人感センサを搭載しないこ
とのみが照明器具(A)と異なり、赤外線信号受信器1
5、16および赤外線信号送信器18、19が反射板2
5の開口26から反射板下方に臨ませた状態に配置され
る。なお、各赤外線信号送信器は部屋の床面に向かって
所定の送信エリアで赤外線信号を送信し、一方、各赤外
線信号受信器は隣接する照明器具の送信エリアと一部が
重なる受信エリアを持ち、床面から反射する赤外線信号
を受信する。
【0012】図4は人感センサを搭載した照明器具
(A)の回路構成を示すブロック図である。図4におい
て、制御部27は人感センサ28からの人体検知信号
(以下、人在情報という)が入力すると、インバータ3
1を駆動してランプ32を点灯するとともに赤外線信号
送信器29を駆動して所定の赤外線信号を送信する。さ
らに、制御部27にはランプ32の点灯時間をカウント
し、所定時間が経過するとランプ32を消灯させるタイ
マー33が格納される。なお、赤外線信号送信器29は
約38kHzの搬送波で振幅変調された赤外線をデータ
コードによってパルス変調した赤外線信号を送信し、一
方、赤外線信号受信器は受信した赤外線信号の復調を行
って電気信号に変換する。また、図5は照明器具(B)
の回路構成を示すブロック図である。かかる照明器具
(B)は、人感センサを搭載した照明器具(A)の赤外
線信号送信器29から送信され、床面で反射した赤外線
信号を赤外線信号受信器30が受信すると、制御部34
はその赤外線信号を入力信号としてインバータ31を駆
動し、ランプ32を点灯し、同時に赤外線信号発信器2
9から所定の赤外線信号を床面に向かって送信する。
【0013】次に、こうした構成を有する照明システム
の動作について、図6に示す照明システムの運用図を併
用して詳細に説明する。図6は室内を横方向から見た場
合であって、部屋の左側(L)の出入口から人(M)が
入場した具体例を示す。図6において、照明器具(A)
6に搭載した人感センサの検知エリアAに人が入ると、
人体が放射する赤外線を人感センサが検知し、制御部は
人感センサからの検知信号に基づいて照明器具(A)6
のランプを点灯し、同時に同じ器具に搭載してある赤外
線信号送信器から人在情報となる赤外線信号aを床面に
向かって送信する。そして、床面で反射した赤外線信号
aを隣接する他の照明器具(B)14に搭載した赤外線
信号受信器が受信し、かかる照明器具(B)は制御部を
駆動させてランプを点灯するとともに搭載した赤外線信
号送信器から所定の赤外線信号bを床面に向かって送信
する。
【0014】以下、同様にして隣接する他の照明器具
(B)17の赤外線信号受信器が床面から反射する赤外
線信号を受信してランプを点灯し、併せて赤外線信号c
を赤外線信号発信器から床面に向かって送信する。そし
て、最後は部屋の右側の出入口付近に配置した照明器具
(A)10の赤外線信号受信器が赤外線信号を受信して
ランプを点灯し、これら複数台の照明器具を単一の制御
エリアとして、全ての照明器具のランプが点灯されるこ
とになる。次に、各照明器具はランプが点灯すると、制
御部にそれぞれ内蔵されたタイマーが動作を開始し、ラ
ンプの点灯時間をカウントする。各々のランプの累積点
灯時間が所定時間に至ると、タイムアップしてランプを
消灯する。また、タイマーが各々のランプの点灯時間を
カウントしている途中で、新たに出入口から人が入場
し、照明器具(A)に搭載された人感センサの検知エリ
アAに入ると、タイマーのカウント動作はリセットさ
れ、新たにランプの点灯時間のカウントを開始する。そ
して、前述と同様に累積点灯時間が所定時間に至ると、
各照明器具のランプは消灯する。
【0015】以上は、部屋の左側の出入口(L)から人
(M)の入場があった場合であるが、部屋の右側(R)
の出入口から人(M)が入場した場合も同様である。す
なわち、右側の出入口付近の天井面に配置された照明器
具(A)10に搭載された人感センサの検知エリアBに
人が入ることにより、人が放射する赤外線を検知し、制
御部は人感センサの出力でインバータを駆動しランプを
点灯する。同時に照明器具(A)10に設けられた赤外
線信号送信器から人在情報である赤外線信号を床面に向
かって送信する。そして、同様にして隣接する他の照明
器具(B)17の赤外線信号受信器が床面から反射した
赤外線信号を受信してランプを点灯し、同時に赤外線信
号発信器から床面に向かって赤外線信号を送信する。以
下、この動作を一つの制御エリア内に配置した照明器具
が順次繰返して、全ての照明器具のランプが点灯する。
【0016】次に、照明システムの詳細な動作につい
て、図7〜図9に示す照明器具の制御部の動作の流れを
示すフローチャート図を併用して説明する。まず、一つ
の制御エリアの照明器具のランプは全て消灯状態(st
ep0)とする。この状態で、照明器具(A)6に搭載
した人感センサが人体を検知すると(step1)、自
身のランプを点灯し(step2)、タイマーは例えば
5分間の点灯時間のカウント動作をスタートする(st
ep3)。同時に、照明器具6の赤外線信号発信器は人
在情報としての赤外線信号を床面に向かって送信する。
床面で反射した赤外線信号を隣接した照明器具(B)1
4の赤外線信号受信器が受信し(step4)、自身の
ランプを点灯するとともに(step5)、タイマーが
5分間の点灯時間のカウント動作をスタートする(st
ep6)。この後は、同様にかかる照明器具(B)14
が人在情報である赤外線信号を床面に向かって送信し、
この赤外線信号をさらに隣接する照明器具(B)17の
赤外線信号受信器が受信する(step7)。
【0017】この結果、照明器具17のランプが点灯し
(step8)、かつタイマーが5分間の点灯時間のカ
ウント動作をスタートする(step9)。さらに、か
かる照明器具(B)17は人在情報である赤外線信号を
床面に向かって送信し、床面で反射した該赤外線信号を
隣接する照明灯器具(A)10が受信する(step1
0)。そして、この照明器具(A)10はランプを点灯
し(step11)、かつタイマーが5分間の点灯時間
のカウント動作をスタートする(step12)。な
お、照明器具10は人在情報である赤外線信号を同様の
方法で床面に向かって送信する(step13)が、こ
こでは、一つの制御エリアを4台の照明器具から構成し
ているため、その赤外線信号を受信する照明器具は存在
しない。そして、全ての照明器具はランプが点灯した時
点からタイマーの5分間のカウント動作を開始し、設定
時間が終了するとタイムアップとなり(step1
4)、各ランプは消灯する(step15)。
【0018】次に、各照明器具ランプが全て点灯してい
て、タイマーが点灯時間をカウントしているとき、人感
センサが再び人体を検知した場合について説明する。図
8に示すフローチャート図のstep13までの動作
(図8中の斜線部分)は、図8において説明したフロー
チャートと同様であるので説明を省略する。照明器具
(A)6に搭載した人感センサが再び人体を検知すると
(step14)、照明器具(A)6のタイマーのカウ
ント動作が一旦リセットされ、改めて点灯時間のカウン
ト動作をスタートする(step15)。つまり、タイ
マーの動作を開始した時点から例えば4分30秒を経過
したときに、人感センサが再び人体を検知した場合に
は、この時点からタイマーは新たに5分間のカウント動
作を再スタートする。
【0019】照明器具(A)6からは人在情報としての
赤外線信号が送信されるから、その赤外線信号を隣接す
る他の照明器具(B)14が受信し(step16)、
同照明器具のタイマーのカウント動作を同様にリセット
し、新たにタイマーは5分間のカウント動作を再スター
トする(step17)。以下、各照明器具が同様な動
作を順次繰返し、それぞれに内蔵したタイマーのカウン
ト動作をリセットし、各タイマーは新たに5分間のカウ
ント動作を再スタートする(step18〜step2
2)。この結果、各照明器具はタイマーが再スタートし
てから5分間のカウント時間が終了するとタイムアップ
となり(step23)、全ての照明器具のランプが消
灯状態となる(step24)。
【0020】次に、各照明器具のランプの点灯状態にお
いて、部屋の反対側にある出入口から人が入場した場合
について説明する。図9に示すフローチャート図のst
ep22までの動作(図9中の斜線部分)は、図8に示
す動作内容と同様であるので説明を省略する。該当する
照明器具(A)10に搭載した人感センサの検知エリア
Bが人体を検知すると(step23)、かかる照明器
具(A)10のタイマーのカウント動作がリセットさ
れ、点灯時間のカウント動作を再スタートする(ste
p24)。
【0021】同時に、照明器具(A)10は人在情報と
しての赤外線信号を床面に向かって送信し(step2
5)、床面で反射した赤外線信号を隣接する他の照明器
具(B)17が受信する(step26)。そして、赤
外線信号を受信した照明器具(B)17は、タイマーの
カウント動作がリセットされ、点灯時間のカウント動作
を再スタートする(step27)。以下、この動作を
先ほどとは逆方向で、隣接する各照明器具から送信され
た人在情報である赤外線信号を順次受信し(step2
8)、さらに隣接する照明器具14に送信することを少
なくとも制御エリア内に設置された照明器具の台数分順
次繰返すことで、全ての照明器具のタイマー動作がリセ
ットして再スタートする(step29〜step3
2)。そして、全ての照明器具のランプが点灯状態であ
って、タイマーのカウント動作が再スタートしてから5
分間経過するとカウント動作が終了してタイムアップと
なり(step33)、ランプが消灯状態となる(st
ep34)。
【0022】なお、タイマーによる点灯時間を5分間と
したが、この時間は任意に設定することができる。ま
た、タイマーのカウント動作の終了後、即ちタイムアッ
プ後は各々の蛍光ランプを消灯させる他に、部屋に人が
存在せず人感センサが人体を検知しない場合でも、必要
最低限の照度を確保するように蛍光ランプを任意の明る
さで減光点灯するように構成しても良い。
【0023】また、人感センサを搭載した照明器具
(A)を各出入口付近の天井面に設置したが、この設置
場所以外に部屋の中央部付近の天井面に設置するように
しても良い。これにより、人が部屋の中央部付近に存在
したときに人感センサが人体を検知し、その検知情報に
基づいて照明器具の周囲に隣接して設置された複数台の
照明器具へ赤外線信号を同時に送信することもできる。
【0024】さらに、各照明器具に搭載した赤外線信号
発信器は、変調した赤外線信号を床面に向かって送信
し、一方、受信器は床面から反射する赤外線信号を受信
するようにしている。このため、床面状に何も置かれて
いない廊下等の場合は、送信エリアと受信エリアを床面
上でその一部が重なるように構成すればよいが、一般の
オフィスのようなケースでは、机等が置かれているた
め、赤外線信号は床面ではなく、机の表面等で反射する
ことになる。したがって、赤外線信号発信器の送信エリ
アと、同受信器の受信エリアとは、少なくとも机の高さ
以上の位置から床面にわたってその一部が互いに重なる
ように設定しておくことが望ましい。
【0025】以上、この発明の照明システムによれば、
天井面に赤外線信号受信器と赤外線信号送信器を搭載し
た照明器具を取付け、赤外線信号送信器から赤外線信号
を床面に向かって送信し、床面で反射した赤外線信号を
隣接配置された照明器具の赤外線信号受信器で受信して
ランプを点灯制御するようにしているから、複数の照明
器具を一括して制御することができ、しかも例えばオフ
ィスなどの照明システムを再構築即ち照明器具の台数を
増減する場合に、施工に手間がかかることがなく施工費
の低減化を実現できる。特に、赤外線信号を照明器具か
ら床面に向かって送信しているから、通常天井に埋め込
まれた状態で取付けられた照明器具であっても、照明器
具間に赤外線信号を支障なく伝送して一つのエリア内の
全ての照明器具を制御することができる。
【0026】また、複数台の照明器具が天井面に例えば
X,Y方向に並んで設置される即ちブロック配列の場合
には、人感センサによる人在情報としての赤外線信号を
床面に放射させた後で、床面で反射した赤外線信号を近
傍配置の複数台の照明器具へ同時に送信するシステム構
成を採用しても良い。
【0027】また、各々の照明器具のタイマーによる点
灯時間のカウント動作を、常に人感センサによる人在情
報に基づいてリセットし、再スタートさせるようにして
いるので、複数の人が入れ替わり入場した場合において
も、その点灯状態を継続することができる。さらに、人
感センサによる人在情報に基づき、ランプを消灯或いは
減光する構成としているから、照明器具の消費電力を抑
えて省エネ化を実現できる。
【0028】実施の形態2.図10は、この発明の実施
の形態2に係る照明システムの動作を示すフローチャー
ト図である。なお、照明システムの構成図および照明器
具の回路ブロック図については、実施の形態1で開示し
たものと同様である。実施の形態2は、照明器具(A)
6、10に搭載された人感センサで人体を検知したと
き、ランプを所定時間だけ点灯させ、さらにランプを所
定時間だけ減光点灯させた後に消灯させるようにしてい
る。図10に示すフローチャート図において、step
14以前の動作は実施の形態1で述べた図7に示すフロ
ーチャート図と同様であり、ここでは説明を省略する。
【0029】図10において、部屋の出入口付近に設置
した照明器具(A)6、17のランプは、人感センサ
7、11が人体を検知した直後に点灯する。次に、照明
器具(A)はタイマーにて設定した5分間のタイムアッ
プに至ると(step14)、即ち累積点灯時間が5分
間に至ると、全てのランプは例えば調光度が100%か
ら20%程度になるように減光点灯する(step1
5)。そして、タイマーで設定した15分間のタイムア
ップに至ると(step16)、全てのランプが消灯す
る(step17)。
【0030】なお、各照明器具(A)(B)のランプが
減光点灯しているとき(step15)、人感センサ7
或いは人感センサ11が人体を検知をした場合に、ラン
プは一旦通常の点灯状態となり、同時に、タイマーのカ
ウント動作がリセットされて、点灯時間のカウント動作
を再スタートし、5分間設定のタイムアップに至ると
(step14)、全てのランプを減光点灯させる(s
tep15)。これ以降の動作内容は、前述と同様であ
る。
【0031】以上、この発明による照明システムは人感
センサが人体を検知した場合に、各々の照明器具を例え
ば5分間だけ点灯させた後に、さらに15分間だけ減光
点灯させて消灯するようにしたことにより、点灯と消灯
の頻繁な繰り返し動作が無くなるので、ランプ寿命を長
くできる。
【0032】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0033】この発明に係わる照明システムは、天井面
に隣接して照明制御部を備えた照明器具を複数台設置
し、これらの隣接する照明器具間に制御信号を送信して
照明制御部を制御するようにした照明システムにおい
て、前記照明器具に制御信号の送受信部を設け、前記送
信部は床面に向かって制御信号を送信するとともに前記
受信部は床面で反射する制御信号を受信するようにした
ので、オフィスなどの照明システムを再構築するため、
新たに照明器具の台数を増減するような場合でも、複数
の照明器具間での結線作業がなく、容易にシステム変更
が可能となって、施工に手間がかからず施工費の低減化
が可能になる。また、天井面に埋め込まれた状態に照明
器具が取付けられるものであっても、照明器具間での制
御信号の伝送を支障なく行うことができる効果がある。
【0034】また、この発明に係わる照明システムは、
天井面に隣接して照明制御部を備えた照明器具を複数台
設置し、これら照明器具の少なくとも一部の照明器具に
人の存否を検知する人感センサを設け、この人感センサ
による人の検知情報を各照明器具に伝達して照明制御部
を制御するようにした照明システムにおいて、前記照明
器具に人の検知情報に基づく制御信号を送信する送信部
と該信号を受信する受信部を設け、前記送信部は床面に
向かって制御信号を送信するとともに前記受信部は床面
で反射する制御信号を受信するようにしたので、オフィ
スなどの照明システムを再構築するため、新たに照明器
具の台数を増減するような場合でも、複数の照明器具間
での結線作業がなく、容易にシステム変更が可能となっ
て、施工に手間がかからず施工費の低減化が可能になる
とともに、照明器具を人の存在に応動して自動的に点灯
制御することが可能になる。
【0035】さらに、この発明に係わる照明システム
は、照明制御部にランプの点灯時間を制御するタイマー
を設け、このタイマーの動作中に人の検知情報である制
御信号を新たに受信したとき、タイマーの動作をリセッ
トするようにしたので、少なくとも人感センサが人を検
知している状態において照明器具は消灯することがな
く、室内の安全が図れるものである。
【0036】さらに、この発明の照明システムは、照明
制御部が点灯するランプを所定時間だけ減光点灯させた
後消灯するようにしたので、突然消灯してしまうことが
なくなるとともに、室内の安全が図れるとともに、点灯
と消灯を頻繁に繰返すことがなく、ランプ寿命を縮める
ことがないものである。
【0037】
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の照明システムに係る実施の形態1
を示す構成図である。
【図2】 実施の形態1の蛍光灯器具の拡大平面図であ
る。
【図3】 実施の形態1の他の蛍光灯器具の拡大平面図
である。
【図4】 実施の形態1の蛍光灯器具のブロック図であ
る。
【図5】 実施の形態1の他の蛍光灯器具のブロック図
である。
【図6】 実施の形態1の照明システムに係る赤外線信
号の送信/受信方式の状態図である。
【図7】 実施の形態1の照明システムのフローチャー
ト図である。
【図8】 実施の形態1に係る他の照明システムのフロ
ーチャート図である。
【図9】 実施の形態1に係るさらに他の照明システム
のフローチャート図である。
【図10】 実施の形態2の照明システムのフローチャ
ート図である。
【図11】 従来の照明システムの構成図である。
【符号の説明】
1 照明コントローラ、2 信号線、3 蛍光灯器具、
4 蛍光ランプ、5人感センサ、6 照明器具(A)、
7 人感センサ、8 赤外線受信器、9 赤外線送信
器、10 照明器具(A)、11 人感センサ、12
赤外線受信器、13 赤外線送信器、14 照明器具
(B)、15 赤外線受信器、16 赤外線受信器、1
7 照明器具(B)、18 赤外線送信器、19 赤外
線送信器、20 本体、21 蛍光ランプ、22 反射
板、23 照明制御装置、24 開口、25 反射板、
26 開口、27 制御部、28 人感センサ、29
赤外線送信器、30 赤外線受信器、31 インバー
タ、32 蛍光ランプ、33タイマー、34 制御部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永井 敏 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 江口 健太郎 神奈川県鎌倉市大船2丁目14番40号 三菱 電機照明株式会社内 (72)発明者 柴田 浩冶 神奈川県鎌倉市大船2丁目14番40号 三菱 電機照明株式会社内 (72)発明者 西川 弘明 神奈川県鎌倉市大船2丁目14番40号 三菱 電機照明株式会社内 (72)発明者 寺沢 茂樹 神奈川県鎌倉市大船2丁目14番40号 三菱 電機照明株式会社内 Fターム(参考) 3K073 AA02 AA13 AB03 BA25 BA28 CB07 CC11 CE17 CF01 CF13 CJ22 CJ23 CJ24

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井面に隣接して照明制御部を備えた照
    明器具を複数台設置し、これらの隣接する照明器具間に
    制御信号を送信して照明制御部を制御するようにした照
    明システムにおいて、前記照明器具に制御信号の送受信
    部を設け、前記送信部は床面に向かって制御信号を送信
    するとともに前記受信部は床面にて反射する制御信号を
    受信するようにしたことを特徴とする照明システム。
  2. 【請求項2】 天井面に隣接して照明制御部を備えた照
    明器具を複数台設置し、これら照明器具の少なくとも一
    部の照明器具に人の存否を検知する人感センサを設け、
    この人感センサによる人の検知情報を各照明器具に伝達
    して照明制御部を制御するようにした照明システムにお
    いて、前記照明器具に人の検知情報に基づく制御信号を
    送信する送信部と該信号を受信する受信部を設け、前記
    送信部は床面に向かって制御信号を送信するとともに前
    記受信部は床面にて反射する制御信号を受信するように
    したことを特徴とする照明システム。
  3. 【請求項3】 前記照明制御部にランプの点灯時間を制
    御するタイマーを設け、このタイマーの動作中に人の検
    知情報である制御信号を新たに受信したとき、タイマー
    の動作をリセットしたことを特徴とする請求項2記載の
    照明システム。
  4. 【請求項4】 前記照明制御部は、ランプを所定時間だ
    け減光点灯させた後に消灯するようにしたことを特徴と
    する請求項1〜3のいずれかに記載の照明システム
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