JP2003132629A - データ記録装置、データ再生装置、及びデータ記録再生装置 - Google Patents

データ記録装置、データ再生装置、及びデータ記録再生装置

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JP2003132629A
JP2003132629A JP2001324814A JP2001324814A JP2003132629A JP 2003132629 A JP2003132629 A JP 2003132629A JP 2001324814 A JP2001324814 A JP 2001324814A JP 2001324814 A JP2001324814 A JP 2001324814A JP 2003132629 A JP2003132629 A JP 2003132629A
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JP2001324814A
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Keiko Tanaka
恵子 田中
Koji Nakajima
康志 中嶋
Tatsuya Suzuki
達也 鈴木
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体上のデータファイル数が膨大であっ
ても、データ再生時に頭出しの待ち時間を簡単な構成で
短縮すること。 【解決手段】 MPU7は、データを記録する際に各デ
ータファイルの先頭部分のみを集めて、先頭部データフ
ァイルとして磁気ディスク1に記録しておく。そして、
システムの起動時又は待機時に、予め先頭部データファ
イル及び先頭部分の位置情報が含まれている管理情報
を、夫々第1のメモリ4及び管理情報格納メモリ6に取
り込んでおく。外部からデータ再生指令が発行された
ら、管理情報を参照して、指定されたデータファイルの
先頭データを第1のメモリ4から読み込み再生する。そ
の間に引き続き再生するデータファイルを磁気ディスク
1から読み出し、第2のメモリ5に転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体に記録さ
れたデータファイルを即座に頭出し再生するための先頭
部データを作成して記録するデータ記録装置、記録媒体
に記録されたデータファイルを即座に頭出し再生するこ
とのできるデータ再生装置、及びその両方の機能を持つ
データ記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気ディスク等の記録媒体の大容
量化によって、記録媒体に記録可能なデータファイルの
数も膨大になりつつある。また、音楽データや画像デー
タのディジタル化やマイクロプロセッサの高速化によ
り、パーソナルコンピュータでもこれらのデータを扱う
ことが可能になった。このため、これらのデータをファ
イルシステム上で扱う用途も拡大している。
【0003】ただし、ファイルシステム上で音楽データ
や画像データを扱う場合、ファイルオープン等のファイ
ルシステムの処理が追加される。この場合、データ再生
開始までの待ち時間(以下、頭出し待ち時間という)が
増加する。ファイルシステム上のデータに限らず、頭出
し待ち時間の短縮技術としては、例えば特開平7−21
692号公報に開示された方法がある。この方法では、
データを再生する前に、予めファイルの先頭部分のデー
タだけメモリに書き込んでおき、データ再生指令が発行
されたら、メモリから指定データの先頭部分の読み出し
再生を行うと同時に、メモリへの続きのデータの書き込
み動作を行うというものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の方法では、記録媒体に記録されているデータファ
イル数が膨大な場合、各データファイルの先頭部分にア
クセスするだけでも多くの時間を必要とする。更に装置
の低コスト化が優先されるため、搭載するマイクロプロ
セッサの能力が限定されることが多くなる。このような
組込みシステムにおいては、データがファイル形式の場
合、ファイルの数だけファイルのオープンやクローズを
繰り返すため、ますます処理時間が長くなり、頭出し待
ち時間の短縮方法として、上記従来の方法では対応でな
くなる。
【0005】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであって、記録媒体上のデータファイル
数が膨大であっても、頭出し待ち時間を簡単な構成で短
縮することができるデータ記録装置、データ再生装置、
及びデータ記録再生装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明
は、データを記録再生する不揮発性の記録媒体と、コン
テンツのデータを時系列データ群として収納するファイ
ルをデータファイルと呼び、各データファイルの先頭部
データをまとめて収納するファイルを先頭部データファ
イルと呼ぶとき、前記記録媒体に前記データファイル及
び先頭部データファイルのデータを記録する媒体記録手
段と、前記データファイル及び前記先頭部データファイ
ルのデータを記憶するバッアァメモリと、前記コンテン
ツのデータを記録するとき、前記コンテンツのデータを
ファイル形式に変換して前記データファイル及び先頭部
データファイルを生成すると共に、前記ファイル形式の
データを前記記録媒体に書き込む命令をデータ記録指令
として媒体記録手段に対して発行するマイクロプロセッ
サと、を具備することを特徴とするものである。
【0007】本願の請求項2の発明は、請求項1のデー
タ記録装置において、前記先頭部データファイルは、先
頭部分のデータ長が一定であることを特徴とするもので
ある。
【0008】本願の請求項3の発明は、請求項1のデー
タ記録装置において、前記先頭部データファイルは、先
頭部分のデータの再生時間が一定であることを特徴とす
るものである。
【0009】本願の請求項4の発明は、請求項1〜3の
いずれか1項のデータ記録装置において、前記記録媒体
に書き込むデータは、画像データを含むことを特徴とす
るものである。
【0010】本願の請求項5の発明は、請求項1〜3の
いずれか1項のデータ記録装置において、前記記録媒体
に書き込むデータは、音楽データを含むことを特徴とす
るものである。
【0011】本願の請求項6の発明は、データを記録再
生する不揮発性の記録媒体と、コンテンツのデータを時
系列データ群として収納するファイルをデータファイル
と呼び、各データファイルの先頭部データをまとめて収
納するファイルを先頭部データファイルと呼ぶとき、前
記記録媒体から前記データファイル及び先頭部データフ
ァイルのデータを読み出す媒体再生手段と、前記媒体再
生手段によって読み出された先頭部データファイルのデ
ータを記憶する第1のバッファメモリと、前記媒体再生
手段によって読み出されたデータファイルのデータを時
系列データ群単位で記憶する第2のバッファメモリと、
前記コンテンツを再生するとき、前記媒体再生手段に対
してデータ再生指令を発行すると共に、前記第1のバッ
ファメモリに転送された先頭部データを読み出し、読み
出し完了後に前記第2のバッファメモリに転送されたフ
ァイルデータから後続データを読み出すマイクロプロセ
ッサと、を具備することを特徴とするものである。
【0012】本願の請求項7の発明は、データを記録再
生する不揮発性の記録媒体と、コンテンツのデータを時
系列データ群として収納するファイルをデータファイル
と呼び、各データファイルの先頭部データをまとめて収
納するファイルを先頭部データファイルと呼ぶとき、前
記記録媒体から前記データファイル及び先頭部データフ
ァイルのデータを読み出す媒体再生手段と、前記媒体再
生手段によって読み出された先頭部データファイルのデ
ータを記憶する第1のバッファメモリと、前記媒体再生
手段によって読み出されたデータファイルのデータを時
系列データ群単位で保持する第2のバッファメモリと、
前記複数のコンテンツを連続して再生するとき、前記媒
体再生手段に対して先頭部データファイルのデータ再生
指令を発行すると共に、最初の時系列データ群のデータ
ファイルのデータ再生指令を発行し、次に前記第1のバ
ッファメモリに転送された先頭部データを読み出し、読
み出し完了後に前記第2のバッファメモリに転送された
最初のファイルデータから後続データを読み出し、次の
時系列データ群のデータファイルのデータ再生指令を発
行し、前記第1のバッファメモリから先頭部データを読
み出し、読み出し完了後に前記第2のバッファメモリに
転送された次のファイルデータから後続データを読み出
すように制御し、更に次の時系列データ群のデータファ
イルのデータ再生指令を発行するマイクロプロセッサ
と、を具備することを特徴とするものである。
【0013】本願の請求項8の発明は、データを記録再
生する不揮発性の記録媒体と、コンテンツのデータを時
系列データ群として収納するファイルをデータファイル
と呼び、各データファイルの先頭部データをまとめて収
納するファイルを先頭部データファイルと呼ぶとき、前
記記録媒体に対して前記データファイル及び先頭部デー
タファイルのデータを書き込み又は読み出す媒体記録再
生手段と、前記媒体記録再生手段によって読み出された
先頭部データファイルのデータを記憶する第1のバッフ
ァメモリと、前記媒体記録再生手段によって読み出され
たデータファイルのデータを時系列データ群単位で保持
すると共に、前記媒体記録再生手段に格納すべきデータ
ファイルのデータを時系列データ群単位で保持する第2
のバッファメモリと、前記コンテンツのデータを記録す
るとき、前記コンテンツのデータをファイル形式に変換
して前記データファイル及び先頭部データファイルを生
成すると共に、前記ファイル形式のデータを前記記録媒
体に書き込む命令をデータ記録指令として媒体記録再生
手段に対して発行し、前記コンテンツを再生するとき、
前記媒体記録再生手段に対してデータ再生指令を発行す
ると共に、前記第1のバッファメモリに転送された先頭
部データを読み出し、読み出し完了後に前記第2のバッ
ファメモリに転送されたファイルデータから後続データ
を読み出すマイクロプロセッサと、を具備することを特
徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施の形態にお
けるデータ記録装置、データ再生装置、データ記録再生
装置について図面を参照しながら説明する。尚、以下で
は記録装置と再生装置の両機能を備えたデータ記録再生
装置について説明する。また以下の説明では、記録媒体
を磁気ディスクとし、記録媒体に記録されているコンテ
ンツのデータを圧縮信号処理した音楽データとする。そ
して1曲分の音楽データを時系列データ群と呼び、1個
のデータファイルにまとめるものとする。
【0015】図1は本発明のデータ記録再生装置の構成
を示すブロック図である。このデータ記録再生装置は、
磁気ディスク1、磁気ディスク制御手段2、圧縮伸長処
理手段3、第1のメモリ4、第2のメモリ5、管理情報
格納メモリ6、MPU7、バス8、D/Aコンバータ9
を含んで構成される。
【0016】磁気ディスク1は複数のファイルデータを
記録再生する不揮発性の記録媒体であり、ここでは圧縮
信号処理した音楽データ(以下、圧縮音楽データとい
う)が記録される。前述したように、コンテンツのデー
タを時系列データ群として収納するファイルをデータフ
ァイルと呼び、各データファイルの先頭部データをまと
めて収納するファイルを先頭部データファイルと呼ぶ。
磁気ディスク1には圧縮音楽データがデータファイルと
して記録されるが、コンテンツのデータ編集後には、先
頭部データファイルも記録されることになる。
【0017】磁気ディスク制御手段2は磁気ディスク1
にデータを記録する媒体記録手段の機能と、磁気ディス
ク1に記録されているデータを再生する媒体再生手段の
機能を兼ね備えている。圧縮伸長処理手段3は入力ディ
ジタル信号の圧縮処理や、第1のメモリ4及び第2のメ
モリ5の出力データの伸長処理を行うものである。第1
のメモリ4は磁気ディスク1に記録されている複数曲の
データファイルに対して、各曲(コンテンツ)の圧縮音
楽データの先頭部分を複数曲分をまとめて記憶する第1
のバッフアメモリである。第2のメモリ5は圧縮伸長処
理手段3の出力データ、又は磁気ディスク1に記録され
ている圧縮音楽データのうちを少なくとも1曲分を時系
列データ群として記憶する第2のバッファメモリであ
る。
【0018】管理情報格納メモリ6はファイル内のデー
タ位置情報などの管理情報を格納する第3のバッファメ
モリである。MPU7はバス8を介して磁気ディスク制
御手段2と圧縮伸長処理手段3の動作制御を行うと共
に、第1のメモリ4、第2のメモリ5、管理情報格納メ
モリ6の書き込みと読み出しとを制御するマイクロプロ
セッサである。バス8は磁気ディスク制御手段2、圧縮
伸長処理手段3、第1のメモリ4、第2のメモリ5、管
理情報格納メモリ6、及びMPU7間の制御信号及びデ
ータの伝送を行うバスである。D/Aコンバータ9は圧
縮伸長処理手段3の出力であるディジタル信号をアナロ
グ信号に変換するコンバータである。
【0019】以上のように構成されたデータ記録再生装
置において、複数曲の圧縮音楽データファイルの記録及
び再生を行う動作について説明する。
【0020】まず、記録装置としての動作を説明する。
CDプレーヤ等の外部装置から入力されるディジタル信
号は、圧縮伸長処理手段3で圧縮処理された後、MPU
7を介して先ず第2のメモリ5に格納される。MPU7
は第2のメモリ5から圧縮音楽データを読み出し、読み
出したデータをファイル形式に変換する。そして磁気デ
ィスク制御手段2にデータ記録指令を発行する。これら
のファイルデータが順次磁気ディスク1に記録されてい
く。尚、インターネット等を介して、予め複数曲の圧縮
音楽データが磁気ディスク1にファイル形式で記録され
ている場合がある。
【0021】圧縮伸長処理手段3は、曲の先頭部分を検
出した場合、データを第2のメモリ5に書きこむ際に、
MPU7に対して曲先頭部検出信号を出力する。圧縮伸
長処理手段3の曲先頭部分の検出方法として、例えばI
EC60958のユーザデータ内のUビットなどを用い
ることができる。
【0022】MPU7は、圧縮伸長処理手段3から曲先
頭部検出信号が入力されたら、第2のメモリ5の現在の
データ書き込み位置を記憶した上で、圧縮伸長処理手段
3から出力される圧縮音楽データを第2のメモリ5内の
書き込み位置に書き込む。音楽データがCDプレーヤか
ら出力されたものであったり、インターネットを介して
磁気ディスク1に保存されたものであっても、MPU7
は1曲全てを格納するデータファイル(以下、曲ファイ
ルという)、及び曲の先頭部のみを格納するデータファ
イル(以下、先頭部データファイルという)を作成す
る。そして各ファイルは磁気ディスク制御手段2を介し
て磁気ディスク1に記録される。このとき、先頭部デー
タファイル中に格納された曲を識別するための曲ID
と、格納場所の論理位置を示したリストを作成し、管理
情報格納メモリ6に書き込み、それを同様のファイル形
式にして、磁気ディスク制御手段2を介して磁気ディス
ク1に記録する。このファイルを先頭部データ管理ファ
イルという。
【0023】圧縮音楽データの記録後の磁気ディスク1
のファイル格納状態を図2に示す。図2において、20
1〜203は曲ファイルを示し、211〜213は曲の
先頭部を示す。220は曲の先頭部211〜213を格
納した先頭部データファイルであり、230は先頭部デ
ータ管理ファイルである。このようなファイル作成をコ
ンテンツのデータ編集という。
【0024】曲の先頭部の定義としては、曲先頭からの
データ長を一定値、即ち固定データ長Aにする方法が挙
げられる。この方法の長所は、先頭部データ管理ファイ
ルのリスト構造が簡単になる点である。図3に示すよう
に2列の配列方法では、先頭部データファイルに格納さ
れている曲IDのみを格納順に登録するだけで良く、所
定の曲IDが格納されている配列番号が判れば、先頭部
データファイルにおける所定曲の先頭データの論理位置
は、次の式で算出することができる。所定曲の論理的位
置=固定データ長A×(配列番号−1)
【0025】また、曲の先頭部のもう一つの定義として
は、曲の再生時間を一定にする方法が挙げられる。この
方法の長所は、曲によって圧縮率が異なる場合、圧縮率
が高い曲の先頭データ容量を抑えることができ、ひいて
は先頭部データファイル全体の容量も抑えることができ
る点である。ただし、先頭部データ管理ファイルのリス
ト構造は図4のように3列の配列方法となる。
【0026】次に再生装置としての動作を説明する。シ
ステムの起動時又はシステムの待機時に、MPU7は磁
気ディスク制御手段2を介して先頭部データファイル及
び先頭部データ管理ファイルをオープンする。そして先
頭部データファイルをリードして第1のメモリ4に書き
込み、MPU7が先頭部データ管理ファイルをリードし
て管理情報格納メモリ6に書き込む。そして、所定曲の
再生指令が外部から発行されたら、MPU7は管理情報
格納メモリ6に格納した先頭部データ管理ファイルのリ
ストから所定曲の曲IDを検索する。そして先頭部デー
タファイルにおける所定曲の先頭データの論理位置を算
出する。
【0027】次にMPU7は先頭部データファイル内の
所定曲の先頭データを第1のメモリ4から読み出し、圧
縮伸長処理手段3に与えて伸長処理を行う。そして、D
/Aコンバータ9によりアナログの音楽信号に変換す
る。これと同時に、MPU7は磁気ディスク制御手段2
を介して磁気ディスク1から所定曲の曲ファイルをオー
プンした後、ファイルデータをリードし、少なくとも1
曲分のデータを第2のメモリ5に書き込む。この場合、
先頭部データの続きのデータのみを書き込んでもよい。
【0028】以上のように、MPU7は、複数のコンテ
ンツを連続して再生するとき、磁気ディスク制御手段2
に対して先頭部データファイルのデータ再生指令を発行
すると共に、最初の時系列データ群(コンテンツ)のデ
ータファイルのデータ再生指令を発行する。そしてMP
U7は第1のメモリ4に転送された先頭部データを読み
出し、読み出し完了後に第2のメモリ5に転送された最
初のファイルデータから後続データを読み出す。MPU
7は最初のコンテンツの再生が終了すると次のコンテン
ツのデータファイルのデータ再生指令を発行すると共
に、第1のメモリ4から次のコンテンツの先頭部データ
を読み出し、読み出し完了後に第2のメモリ5に転送さ
れた次のファイルデータから後続データを読み出すよう
に制御する。更に次のコンテンツのデータファイルのデ
ータ再生指令を発行する。
【0029】このように、各音楽データの先頭部分をま
とめて1つの先頭部データファイルに納めると、各曲デ
ータファイルの先頭部分のみをメモリから読み出す際
に、各曲データファイルのオープン、リード、及びクロ
ーズ動作が不要となり、先頭部データファイルのみのオ
ープン及びリード動作となる。このため、ファイルシス
テムの処理時間が大幅に削減される。更に、磁気ディス
ク1へのファイルアクセス動作も、先頭部データファイ
ルのみになるため、複数曲全体に対するファイルアクセ
ス時間も削減される。
【0030】以上のように、本実施の形態によれば、デ
ータファイルの数が膨大であっても、迅速に各データフ
ァイルの先頭部分を先読みすることが可能になり、頭出
し時間の短縮を図ることができる。
【0031】なお、本実施の形態においては、記録媒
体、即ち磁気ディスク1に記録するのは圧縮処理された
データとしたが、圧縮処理を行わずに記録しても良い。
またメモリを、第1のメモリ4、第2のメモリ5、管理
情報格納メモリ6の3個に分割して用いたが、これらの
メモリを1個のバッファメモリで実現しても良い。
【0032】また、先頭部データファイルに格納する先
頭部の曲ファイルは、記録媒体に格納されている全ての
曲ファイルを必ずしも含まなくても良い。即ち、選択さ
れた幾つかの曲ファイルのみでも良い。また、先頭部デ
ータファイルは複数存在しても良い。
【0033】また、本実施の形態においては、先頭部デ
ータファイルの記録は、曲ファイルの記録と同時に作成
するとしたが、曲ファイルの記録後に作成しても良い。
また、ファイル検索等の用途で先頭部データファイル全
体を読み出してもよい。
【0034】また、本実施の形態においては、コンテン
ツのデータは音楽データとしたが、動画などの画像デー
タであってもよい。また以上の実施の形態では、データ
記録再生装置としてその動作を説明した。データ記録装
置、又はデータ再生装置のみの機能を有するものであっ
ても、MPU7の制御内容が異なるだけで、図1と同様
の構成で実現される。
【0035】
【発明の効果】本発明のデータ記録装置によれば、コン
テンツの供給源から複数のコンテンツデータが入力され
たとき、複数のコンテンツを連続再生できるよう、デー
タの編集加工が容易に行えるようになる。
【0036】また本発明のデータ記録再生装置及びデー
タ再生装置によれば、データファイル数が膨大であって
も、1つのデータファイルのデータ量が多くても、迅速
に各データファイルの先頭部分を先読みすることが可能
になり、頭出し処理を短縮できる。そして、複数のコン
テンツが連続再生できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のデータ記録再生装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】本実施の形態のデータ記録再生装置において、
磁気ディスク1のデータの格納状態を示す説明図であ
る。
【図3】1次元の配列で曲IDが先頭部データファイル
に格納されている例である。
【図4】2次元の配列で曲IDが論理位置と共に先頭部
データファイルに格納されている例である。
【符号の説明】
1 磁気ディスク(記録媒体) 2 磁気ディスク制御手段 3 圧縮伸長処理手段 4 第1のメモリ 5 第2のメモリ 6 管理情報格納メモリ 7 MPU 8 バス 9 D/Aコンバータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 20/12 G11B 20/12 5D110 27/00 27/00 D 27/10 27/10 A H04N 5/937 H04N 5/93 C (72)発明者 鈴木 達也 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5B065 BA01 CC07 CE11 CH15 CH18 5B082 EA01 EA07 5C053 FA23 FA27 FA29 GA11 GB06 GB11 GB21 HA33 JA01 JA21 KA01 KA24 KA25 5D044 AB05 AB07 BC01 CC05 DE14 DE53 DE91 EF03 EF05 FG10 FG18 GK08 5D077 AA22 BA26 CA02 DC22 DE02 EA33 EA34 5D110 AA13 AA27 AA29 DA03 DA06 DB03 DC06 DE01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを記録再生する不揮発性の記録媒
    体と、 コンテンツのデータを時系列データ群として収納するフ
    ァイルをデータファイルと呼び、各データファイルの先
    頭部データをまとめて収納するファイルを先頭部データ
    ファイルと呼ぶとき、前記記録媒体に前記データファイ
    ル及び先頭部データファイルのデータを記録する媒体記
    録手段と、 前記データファイル及び前記先頭部データファイルのデ
    ータを記憶するバッアァメモリと、 前記コンテンツのデータを記録するとき、前記コンテン
    ツのデータをファイル形式に変換して前記データファイ
    ル及び先頭部データファイルを生成すると共に、前記フ
    ァイル形式のデータを前記記録媒体に書き込む命令をデ
    ータ記録指令として媒体記録手段に対して発行するマイ
    クロプロセッサと、を具備することを特徴とするデータ
    記録装置。
  2. 【請求項2】 前記先頭部データファイルは、 先頭部分のデータ長が一定であることを特徴とする請求
    項1記載のデータ記録装置。
  3. 【請求項3】 前記先頭部データファイルは、 先頭部分のデータの再生時間が一定であることを特徴と
    する請求項1記載のデータ記録装置。
  4. 【請求項4】 前記記録媒体に書き込むデータは、画像
    データを含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    1項記載のデータ記録装置。
  5. 【請求項5】 前記記録媒体に書き込むデータは、音楽
    データを含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    1項記載のデータ記録装置。
  6. 【請求項6】 データを記録再生する不揮発性の記録媒
    体と、 コンテンツのデータを時系列データ群として収納するフ
    ァイルをデータファイルと呼び、各データファイルの先
    頭部データをまとめて収納するファイルを先頭部データ
    ファイルと呼ぶとき、前記記録媒体から前記データファ
    イル及び先頭部データファイルのデータを読み出す媒体
    再生手段と、 前記媒体再生手段によって読み出された先頭部データフ
    ァイルのデータを記憶する第1のバッファメモリと、 前記媒体再生手段によって読み出されたデータファイル
    のデータを時系列データ群単位で記憶する第2のバッフ
    ァメモリと、 前記コンテンツを再生するとき、前記媒体再生手段に対
    してデータ再生指令を発行すると共に、前記第1のバッ
    ファメモリに転送された先頭部データを読み出し、読み
    出し完了後に前記第2のバッファメモリに転送されたフ
    ァイルデータから後続データを読み出すマイクロプロセ
    ッサと、を具備することを特徴とするデータ再生装置。
  7. 【請求項7】 データを記録再生する不揮発性の記録媒
    体と、 コンテンツのデータを時系列データ群として収納するフ
    ァイルをデータファイルと呼び、各データファイルの先
    頭部データをまとめて収納するファイルを先頭部データ
    ファイルと呼ぶとき、前記記録媒体から前記データファ
    イル及び先頭部データファイルのデータを読み出す媒体
    再生手段と、 前記媒体再生手段によって読み出された先頭部データフ
    ァイルのデータを記憶する第1のバッファメモリと、 前記媒体再生手段によって読み出されたデータファイル
    のデータを時系列データ群単位で保持する第2のバッフ
    ァメモリと、 前記複数のコンテンツを連続して再生するとき、前記媒
    体再生手段に対して先頭部データファイルのデータ再生
    指令を発行すると共に、最初の時系列データ群のデータ
    ファイルのデータ再生指令を発行し、次に前記第1のバ
    ッファメモリに転送された先頭部データを読み出し、読
    み出し完了後に前記第2のバッファメモリに転送された
    最初のファイルデータから後続データを読み出し、次の
    時系列データ群のデータファイルのデータ再生指令を発
    行し、前記第1のバッファメモリから先頭部データを読
    み出し、読み出し完了後に前記第2のバッファメモリに
    転送された次のファイルデータから後続データを読み出
    すように制御し、更に次の時系列データ群のデータファ
    イルのデータ再生指令を発行するマイクロプロセッサ
    と、を具備することを特徴とするデータ再生装置。
  8. 【請求項8】 データを記録再生する不揮発性の記録媒
    体と、 コンテンツのデータを時系列データ群として収納するフ
    ァイルをデータファイルと呼び、各データファイルの先
    頭部データをまとめて収納するファイルを先頭部データ
    ファイルと呼ぶとき、前記記録媒体に対して前記データ
    ファイル及び先頭部データファイルのデータを書き込み
    又は読み出す媒体記録再生手段と、 前記媒体記録再生手段によって読み出された先頭部デー
    タファイルのデータを記憶する第1のバッファメモリ
    と、 前記媒体記録再生手段によって読み出されたデータファ
    イルのデータを時系列データ群単位で保持すると共に、
    前記媒体記録再生手段に格納すべきデータファイルのデ
    ータを時系列データ群単位で保持する第2のバッファメ
    モリと、 前記コンテンツのデータを記録するとき、前記コンテン
    ツのデータをファイル形式に変換して前記データファイ
    ル及び先頭部データファイルを生成すると共に、前記フ
    ァイル形式のデータを前記記録媒体に書き込む命令をデ
    ータ記録指令として媒体記録再生手段に対して発行し、
    前記コンテンツを再生するとき、前記媒体記録再生手段
    に対してデータ再生指令を発行すると共に、前記第1の
    バッファメモリに転送された先頭部データを読み出し、
    読み出し完了後に前記第2のバッファメモリに転送され
    たファイルデータから後続データを読み出すマイクロプ
    ロセッサと、を具備することを特徴とするデータ記録再
    生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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