JP2003132497A - 駐車場システム - Google Patents

駐車場システム

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JP2003132497A
JP2003132497A JP2001328160A JP2001328160A JP2003132497A JP 2003132497 A JP2003132497 A JP 2003132497A JP 2001328160 A JP2001328160 A JP 2001328160A JP 2001328160 A JP2001328160 A JP 2001328160A JP 2003132497 A JP2003132497 A JP 2003132497A
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JP
Japan
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parking
vehicle
parking lot
processing device
booth
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Withdrawn
Application number
JP2001328160A
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English (en)
Inventor
Mitsuaki Tamagawa
光明 玉川
Yoshihiro Furuyui
義浩 古結
Masanori Tanaka
将憲 田中
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ユーザが快適に利用できる駐車場システムを提
供する。 【解決手段】駐車場に設けられた複数の駐車ブースの各
々に車両が駐車しているか否かを検知する駐車センサ1
1と、この駐車センサからの信号に基づいて複数の駐車
ブースの各々に駐車がなされているか否かを表す駐車状
態データを生成して記憶する処理装置10と、この処理
装置に記憶されている駐車状態データに基づいて複数の
駐車ブースの各々に駐車がなされているか否かを表示す
る表示装置14、とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駐車場システムに
関し、特に駐車場に関する種々の情報や便宜をユーザに
提供する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、店舗、催し物場といった車が集
まる場所には駐車場が備えられている。このような駐車
場では、入場車両の数と出場車両の数とを計数し、入場
車両数から出場車両数を減じた値が駐車場の駐車可能台
数より小さい場合は空きがあり、そうでない場合は満車
であると判断し、その旨を表示板に表示する駐車場シス
テムが導入されている。多層階から成る駐車場では、こ
のような表示板がフロア毎に設けられているので、ユー
ザは空きがある階を探して駐車する。
【0003】一方、駐車場を出たユーザが向かう方向を
判断するのに便利なように、駐車場の出口付近に設けら
れたモニタに駐車場の周囲の道路交通状況を表示する駐
車場システムも開発されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように、従来の駐車場システムは、駐車ブースの空き
の有無をユーザに知らせるだけである。従って、特に大
規模駐車場においては、実際に空いている駐車ブースを
探し回る車両が多いので駐車場内が混雑し、ユーザに余
分な負担を強いている。また、空いている駐車ブースを
探せなかった場合は他の階に移動するユーザも多いの
で、駐車場の利用率が低くなるという事態も生じてい
る。
【0005】また、駐車場から出る場合に、自己の車両
の駐車位置がわかりにくいため、駐車場内を探し回るユ
ーザも多い。更には、駐車場から出た後に、渋滞に巻き
込まれる場合も多く、改善が望まれている。
【0006】更に、最近は、駐車場における車両の盗難
も発生しており、盗難防止のための方策が望まれてい
る。
【0007】本発明は、上述した従来の問題を解消する
と共に、上記要望に応えるためになされたものであり、
その目的は、ユーザが快適に利用できる駐車場システム
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の態様に係る駐車場システムは、駐車
場に設けられた複数の駐車ブースの各々に車両が駐車し
ているか否かを検知する駐車センサと、前記駐車センサ
からの信号に基づいて前記複数の駐車ブースの各々に駐
車がなされているか否かを表す駐車状態データを生成し
て記憶する処理装置と、前記処理装置に記憶されている
前記駐車状態データに基づいて前記複数の駐車ブースの
各々に駐車がなされているか否かを表示する表示装置、
とを備えている。
【0009】この本発明の第1の態様に係る駐車場シス
テムによれば、ユーザは、表示装置を見ることにより空
いている駐車ブースを簡単に知ることができるので、空
いている駐車ブースを探し回る必要がなく駐車場内にお
ける混雑が緩和され、ユーザに余分な負担を強いること
がないので、ユーザは駐車場を快適に利用できる。ま
た、空いている駐車ブースを確実に探すことができるの
で、駐車場の利用率の低下を防止できる。
【0010】本発明の第1の態様に係る駐車システムに
おける前記表示装置は、前記処理装置に記憶されている
前記駐車状態データに基づいて前記複数の駐車ブースの
中の空き駐車ブースが存在する方向を表示するように構
成できる。この構成によれば、表示装置に表示された方
向に進行することにより、確実に空きの駐車ブースが存
在するので、上記と同様に、ユーザは駐車場を快適に利
用でき、また、駐車場の利用率の低下を防止できる。
【0011】また、本発明の第1の態様に係る駐車シス
テムは、前記処理装置に記憶されている前記駐車状態デ
ータを無線によって送信する通信インタフェースと、前
記通信インタフェースから無線によって送られてくる前
記駐車状態データに基づいて前記複数の駐車ブースの各
々に駐車がなされているか否かを表示する表示部を備え
た携帯端末、とを更に備えて構成できる。
【0012】この構成によれば、ユーザは、駐車場から
離れた位置に居ても携帯端末の表示部を見ることにより
駐車場に空き駐車ブースがあるかどうかを知ることがで
きるので、駐車場に入るために時間待ちをする必要がな
く、駐車場を快適に利用できる。
【0013】また、この第1の態様に係る駐車システム
の前記携帯端末は、更に、駐車位置を照会するための駐
車位置照会データを前記通信インタフェースを介して前
記処理装置に送り、前記処理装置は、更に、受け取った
前記駐車位置照会データに対応する駐車場内の位置を示
す駐車位置データを前記通信インタフェースを介して前
記携帯端末に送り、前記携帯端末は、受け取った前記駐
車位置データに対応する位置を表示部に表示するように
構成できる。
【0014】この構成によれば、自車を特定するための
駐車位置照会データを携帯端末から処理装置に送ること
により、自車の位置を示す情報が処理装置から携帯端末
に送られてくるので、自己の車両の駐車位置を簡単に知
ることができる。従って、自己の車両を探し回る必要が
ない。
【0015】この駐車場システムの場合、前記駐車位置
照会データを、駐車ブースを表す駐車ブース番号から構
成し、前記携帯端末は、前記駐車ブース番号で指定され
る駐車ブースの位置を前記表示部に表示するように構成
できる。この構成によれば、駐車ブース番号を覚えてい
れば、それを入力するだけで自車の駐車位置を知ること
ができる。
【0016】或いは、前記駐車位置照会データを、複数
の駐車ブースを含む駐車ブースブロックを表す駐車ブー
スブロック番号から構成し、前記携帯端末は、前記駐車
ブースブロック番号で指定される駐車ブースブロックの
位置を前記表示部に表示するように構成できる。この構
成によれば、駐車ブース番号を覚えていなくても駐車ブ
ースブロック番号を覚えていれば、それを入力するだけ
で自車の大まかな駐車位置を知ることができる。
【0017】更には、駐車場内の車両を撮影する駐車車
両用画像センサ、を更に備え、前記携帯端末は、車両の
登録番号を前記通信インタフェースを介して前記処理装
置に送り、前記処理装置は、受け取った前記登録番号を
有する車両が駐車している駐車ブース番号を、前記駐車
車両用画像センサからの画像信号に基づいて算出して前
記通信インタフェースを介して前記携帯端末に送り、前
記携帯端末は、前記駐車ブース番号で指定される駐車ブ
ースの位置を前記表示部に表示するように構成できる。
【0018】この構成によれば、自車が駐車している駐
車ブース番号又は駐車ブースブロック番号を忘れても、
自車の登録番号を入力すれば、自車の駐車位置を知るこ
とができる。
【0019】また、本発明の第2の態様に係る駐車場シ
ステムは、上記と同様の目的で、駐車場内の車両を撮影
する駐車車両用画像センサと、前記駐車車両用画像セン
サからの画像信号に基づいて前記駐車場内の車両を示す
画像データを生成して記憶する処理装置と、前記処理装
置に記憶されている画像データに基づき前記駐車場内の
車両の画像を表示するモニタ装置、とを備えている。
【0020】この第2の態様に係る駐車場システムによ
れば、ユーザは、モニタ装置を見ることにより駐車場に
駐車している自車の様子を知ることができるので、例え
ば盗難を防止することができる。
【0021】この第2の態様に係る駐車場システムは、
更に、前記処理装置に記憶されている画像データを無線
によって送信する通信インタフェースと、前記通信イン
タフェースから無線によって送られてくる画像データを
受信し、該受信された画像データに基づいて前記駐車場
内の車両の画像を表示部に表示する携帯端末、とを備え
て構成できる。
【0022】この構成によれば、ユーザは、駐車場から
遠隔の場所に居ても、携帯端末の表示部を見ることによ
り駐車場に駐車している車両の様子を知ることができる
ので、遠隔場所からも盗難を防止することができる。
【0023】この本発明の第2の態様に係る駐車場シス
テムにおける前記携帯端末は、車両が駐車した駐車ブー
スを表す駐車ブース番号を前記通信インタフェースを介
して前記処理装置に送り、前記処理装置は、受け取った
前記駐車ブース番号に駐車している車両の画像データを
前記駐車車両用画像センサからの画像信号に基づいて生
成して前記通信インタフェースを介して前記携帯端末に
送り、前記携帯端末は、受け取った画像データに基づき
前記駐車ブース番号で指定される駐車ブースの駐車して
いる車両の画像を前記表示部に表示するように構成でき
る。
【0024】この構成によれば、ユーザは、駐車から遠
隔の場所に居ても、所望の駐車ブース番号を携帯端末か
ら処理装置に送ることにより、その駐車ブースに駐車し
ている車両の様子を知ることができる。
【0025】本発明の第3の態様に係る駐車場システム
は、上記と同様の目的で、駐車場周囲の道路の交通状況
を撮影する交通状況用画像センサと、前記交通状況用画
像センサからの画像信号に基づいて前記駐車場周囲の道
路の交通状況を示す画像データを生成して記憶する処理
装置と、前記処理装置に記憶されている前記画像データ
を無線によって送信する通信インタフェースと、前記通
信インタフェースから無線で送られてくる前記画像デー
タに基づいて前記駐車場周囲の道路の交通状況を表す画
像を表示するための表示部を備えた携帯端末、とを備え
ている。
【0026】この本発明の第3の態様に係る駐車場シス
テムによれば、ユーザは、予め駐車場周囲の道路の交通
状況を知ることができるので、駐車場から出た後に、渋
滞に巻き込まれることを回避できる。
【0027】更に、本発明の第4の態様に係る駐車場シ
ステムは、上記と同様の目的で、駐車場に設けられ、車
両を乗せて移動可能な複数の可動式パレットと、出場予
定時刻と可動式パレットに付されたパレット番号とを無
線によって送信する携帯端末と、前記携帯端末から無線
で送られてくる前記出場予定時刻及びパレット番号を受
信する通信インタフェースと、前記通信インタフェース
で受信された前記出場予定時刻が到来した場合に、前記
パレット番号で特定される可動式パレットを前記駐車場
の出口に移動させる処理装置、とから構成されている。
【0028】この本発明の第4の態様に係る駐車場シス
テムによれば、ユーザが携帯端末から出場予定時刻と自
車が乗せられた可動式パレットのパレット番号を入力す
ると、その時刻に自車が乗せられた可動式パレットが駐
車場の出口に移動されるので、駐車場からの出場が簡単
になり、駐車場を快適に利用できる。
【0029】この本発明の第4の態様に係る駐車場シス
テムは、駐車場内の車両を撮影する駐車車両用画像セン
サ、を更に備え、前記処理装置は、前記駐車車両用画像
センサからの画像信号に基づいて認識された前記車両の
登録番号と、前記車両が乗せられた可動式パレットのパ
レット番号とを対応させて記憶するメモリ、を更に備
え、前記携帯端末は、車両の登録番号を前記通信インタ
フェースを介して前記処理装置に送り、前記処理装置
は、前記出場予定時刻が到来した場合に、前記携帯端末
から前記通信インタフェースを介して受け取った登録番
号が、前記メモリに記憶された登録番号に一致する場合
に該登録番号に対応するパレット番号が付された可動式
パレットを前記駐車場の出口に移動させるように構成で
きる。
【0030】この構成によれば、ユーザが携帯端末から
自車の登録番号を入力するだけで、出場予定時刻に自車
が乗せられた可動式パレットが駐車場の出口に移動され
るので、自車が乗せられた可動式パレットのパレット番
号を覚えておく必要がなく、駐車場を快適に利用でき
る。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳細に説明する。
【0032】図2は、この駐車場システムが適用される
駐車場の一例を示す図である。駐車場は、複数の駐車ブ
ースブロックから構成されており、各駐車ブースブロッ
クは複数の駐車ブースから構成されている。各駐車ブー
スに1台の車両が駐車可能に構成されている。
【0033】図1は、本発明の各実施の形態で共通に使
用される駐車場システムの電気的な構成を示すブロック
図である。
【0034】この駐車場システムは、処理装置10、並
びに、この処理装置10に接続された、駐車センサ1
1、駐車車両用画像センサ12、交通状況用画像センサ
13、表示装置14、入力装置15、通信インタフェー
ス16及びモニタ装置17から構成されている。上記通
信インタフェース16には、無線で携帯端末20が接続
されており、この携帯端末20には車載器22が接続さ
れている。
【0035】処理装置10は、この駐車場システムの中
核をなすものであり、例えばパーソナルコンピュータ、
ワークステーション、汎用コンピュータといった情報処
理装置から構成されている。この処理装置10による処
理の内容は後に詳述する。
【0036】駐車センサ11は、複数の駐車ブースの各
々に設けられており、各駐車ブースに車両が駐車してい
るかどうかを検知する。この駐車センサ11としては、
例えば超音波センサ、重量センサ等を用いることができ
る。駐車センサ11で検知された駐車の有無を表す信号
は処理装置10に送られる。
【0037】駐車車両用画像センサ12は、例えば上下
左右に回動可能に取り付けられたカメラから構成されて
いる。この駐車車両用画像センサ12は、駐車場内に1
乃至複数台設けられており、駐車場内の状態を撮影する
ために使用される。この駐車車両用画像センサ12で撮
影する方向は、処理装置10からの制御信号によって制
御される。また、この駐車車両用画像センサ12で撮影
された像は、画像信号として処理装置10に送られる。
【0038】交通状況用画像センサ13は、駐車場に入
る道路及び駐車場から出る道路を撮影するように、固定
的に配置されたカメラから構成されている。この駐車車
両用画像センサ12は、必要に応じて1乃至複数台設け
られており、駐車場に入る道路及び駐車場から出る道路
の混雑状態を撮影するために使用される。この交通状況
用画像センサ13で撮影された像は、画像信号として処
理装置10に送られる。
【0039】表示装置14は、例えば図2に示すよう
に、駐車ブース毎の駐車の有無を表示する電光掲示板か
ら構成することができる。この表示装置14は、駐車場
の通路を進む車両から見ることができるように1乃至複
数台設置されている。
【0040】入力装置15は、この駐車場システムを管
理するオペレータが処理装置10を制御するための情報
を入力するために使用される。
【0041】通信インタフェース16は、処理装置10
と携帯端末20との間の通信を制御する。処理装置10
は、この通信インタフェース16を介して情報を無線で
携帯端末20に送ると共に、携帯端末20から無線で送
られてくる情報を、この通信インタフェース16を介し
て受信する。
【0042】モニタ装置17は、複数の駐車ブースの各
々に駐車がなされているか否かを表す画像、駐車車両用
画像センサ12で撮影された画像及び交通状況用画像セ
ンサ13で撮影された画像を表示する。
【0043】携帯端末20は、例えば携帯電話、PHS
(Personal Handy Phone)、PDA(Personal Data As
sistant)等といった無線によるデータ通信が可能な可
搬タイプの端末装置から構成されている。この携帯端末
は種々のメッセージや画像を表示する表示部21を備え
ている。
【0044】車載器22はオプションである。この車載
器22は、比較的大きな画面の表示器23を備えた可搬
タイプの装置であり、携帯端末20に接続される。この
車載器22は、携帯端末20として携帯電話やPHSと
いった比較的小さな画面しか備えていない機器が使用さ
れる場合に、使用される。この車載器22を使用するこ
とにより、処理装置10から通信インタフェース16及
び携帯端末20を介して送られてくる画像を正確に認識
することができる。
【0045】次に、上記のように構成される駐車場シス
テムの動作を説明する。なお、以下で説明する各実施の
形態では、上述した駐車場システムを構成する全ての要
素が使用される訳ではないことに注意すべきである。
【0046】(実施の形態1)本発明の実施の形態1
は、主に駐車センサ11を利用して駐車場に関する情報
をユーザに提供するものである。
【0047】この実施の形態1に係る駐車場システムで
は、処理装置10は、駐車場の各駐車ブースに対応する
記憶領域を備えたテーブル(図示しない)を備えてい
る。このテーブルには、複数の駐車ブースの各々に駐車
がなされているか否かを表すデータを駐車状態データと
して記憶している。
【0048】また、処理装置10は、携帯端末20か
ら、通信インタフェース16を介して、駐車状態データ
のダウンロード要求があったかどうかを受信待ちバッフ
ァ(図示しない)に記憶している。
【0049】この駐車場システムが起動されると、図3
のフローチャートに示すように、処理装置10は、先
ず、駐車センサ11からの信号を取り込んで、新たな車
両の駐車又は既に駐車している車両の退出が検知された
かどうかを調べる(ステップS10)。そして、検知さ
れたことが判断されると、テーブルに格納されている駐
車状態データを更新する(ステップS11)。一方、上
記ステップS10で検知されなかったことが判断される
と、ステップS11の処理はスキップされる。
【0050】次いで、駐車状態の表示が実行される(ス
テップS12)。即ち、処理装置10は、テーブルの内
容を表示装置14に送る。これにより、図2の表示装置
14に示すように、駐車ブースが空いていることを表す
「空」又は駐車ブースが空いていないことを表す「駐」
が駐車ブース毎に表示される。ユーザは、この表示装置
14の表示を見ることにより、空いている駐車ブースの
位置を知ることができる。
【0051】なお、図2では、駐車ブースブロック単位
で駐車状態が表示される例を示しているが、これに限ら
ず複数の駐車ブースブロック単位又は全ての駐車ブース
を表示するように構成してもよい。
【0052】次いで、受信待ちの携帯端末20が存在す
るかどうかが調べられる(ステップS13)。これは受
信待ちバッファを参照することにより行われる。ここ
で、受信待ちの携帯端末20が存在しないことが判断さ
れると、ステップS10の処理に戻り、以下同様の処理
が繰り返される。この繰り返し処理により、表示装置1
4が常に最新の状態に更新される。
【0053】一方、上記ステップS13で、受信待ちの
携帯端末20が存在することが判断されると、テーブル
に格納されている駐車状態データの送信が行われる(ス
テップS14)。即ち、処理装置10は、通信インタフ
ェース16を介してテーブルに格納されている駐車状態
データを携帯端末20に送る。
【0054】駐車状態データを受信した携帯端末20
は、上述した表示装置14に表示される内容と同一の内
容を、その表示部21に表示する。これにより、ユーザ
は、遠隔の場所に居ても、自己が駐車状態データのダウ
ンロードを希望した車両の駐車状態を見ることができ
る。
【0055】なお、車載器22が携帯端末20に接続さ
れている場合は、携帯端末20は、駐車状態データを車
載器22に送る。車載器22は、上述した表示装置14
に表示される内容と同一の内容を、その表示器23に表
示する。これにより、ユーザは、遠隔駐車に居ても、自
己が駐車状態データのダウンロードを希望した駐車の駐
車状態を大きい画面で見ることができる。
【0056】次いで、駐車位置照会があるかどうかが調
べられる(ステップS15)。即ち、処理装置10は、
携帯端末20から通信インタフェース16を介して駐車
位置照会データを受け取ったか否かが調べられる。ここ
で、駐車位置照会データとしては、駐車ブースに付され
た駐車ブース番号又は駐車ブースブロックに付された駐
車ブースブロック番号を用いることができる。
【0057】上記ステップS15で、駐車位置照会がな
いことが判断されると、ステップS10に戻って上述し
た動作を繰り返す。一方、駐車位置照会がないことが判
断されると、駐車位置データの送信が行われる(ステッ
プS16)。即ち、処理装置10は、通信インタフェー
ス16を介して、駐車ブース番号又は駐車ブースブロッ
ク番号で示される駐車ブースの位置を表す画像データを
携帯端末20に送る。これにより、ユーザは携帯端末2
0の表示部21を見ることにより自車の駐車位置を知る
ことができる。その後、ステップS10に戻って上述し
た動作を繰り返す。
【0058】この実施の形態1に係る駐車場システムに
よれば、ユーザは、表示装置14を見ることにより空い
ている駐車ブースを簡単に知ることができるので、空い
ている駐車ブースを探し回る必要がなく駐車場内におけ
る混雑が緩和される。また、ユーザは、余分な負担を強
いられない。また、空いている駐車ブースを確実に探す
ことができるので、駐車場の利用率の低下を防止でき
る。
【0059】また、ユーザは、駐車場から離れた位置に
居ても携帯端末20の表示部を見ることにより駐車場に
空き駐車ブースがあるかどうかを知ることができるの
で、駐車場に入るために時間待ちをする必要がない。
【0060】更に、自車を特定するための駐車位置照会
データを携帯端末から処理装置に送ることにより、自車
の位置を示す情報が処理装置から携帯端末に送られてく
るので、自己の車両の駐車位置を簡単に知ることがで
き、自己の車両を探し回る必要がない。
【0061】この実施の形態1に係る駐車場システム
は、以下のように変形することができる(以下、「第1
の変形例」という)。即ち、上記ステップS12におい
て表示装置14に表示される駐車状態は、駐車ブース毎
の「空」又は「駐」ではなく、図4に示すように、空き
の駐車ブースが存在する方向を例えば矢印で表示するよ
うに構成できる。この場合、処理装置10は、表示装置
14が設置されている場所とテーブル内の駐車状態デー
タとに基づいて矢印方向を決定する。
【0062】この第1の変形例によれば、表示装置14
に表示された方向に進行することにより、確実に空きの
駐車ブースが存在するので、上記と同様に、ユーザは駐
車場を快適に利用でき、また、駐車場の利用率の低下を
防止できる。
【0063】また、この実施の形態1に係る駐車場シス
テムでは、上記駐車位置照会データとして、車両の登録
番号を用いるように変形できる(以下、「第2の変形
例」という)。携帯端末20から通信インタフェース1
6を介して車両の登録番号が送られてくると、処理装置
10は、駐車車両用画像センサ12に制御信号を送るこ
とにより該駐車車両用画像センサ12を回動させながら
駐車場を撮影する。そして、駐車車両用画像センサ12
から送られてきた画像信号を処理することにより車両の
登録番号を認識し、認識された登録番号と同じ登録番号
を有するナンバープレートが付された車両をサーチす
る。この場合、周知の画像処理による登録番号の認識技
術を用いることがで、以下のサーチにおいても同様であ
る。
【0064】このサーチで、該当する車両が見つかる
と、その車両の駐車位置を表す駐車位置データを、通信
インタフェース16を介して携帯端末20に送信する。
従って、ユーザは携帯端末20の表示部21を見ること
により自車の駐車位置を知ることができる。これによ
り、自車が駐車している駐車ブース番号又は駐車ブース
ブロック番号を忘れても、自車の登録番号を入力すれ
ば、自車の駐車位置を知ることができる。
【0065】なお、この第2の変形例では、図5に示す
ように、車両の登録番号は、入力装置15から入力する
ように構成してもよい。この場合、ユーザは、モニタ装
置17を見ることにより自車の駐車位置を知ることがで
きる。この構成の場合は、自車が駐車している駐車ブー
ス番号又は駐車ブースブロック番号を忘れた場合であっ
て、ユーザが携帯端末を携行していなくても、処理装置
10が置かれている場所に赴くことにより、自車の駐車
位置を知ることができる。
【0066】(実施の形態2)本発明の実施の形態2
は、主に駐車車両用画像センサ12を利用して駐車場に
関する情報をユーザに提供するものである。
【0067】この実施の形態2に係る駐車場システムに
おける処理装置10は、通常の運転状態では、駐車位置
照会があるかどうか、つまり入力装置15から駐車位置
照会データとして車両の登録番号が入力されたかどうか
を調べながら待機している。この待機状態で、入力装置
15から車両の登録番号が入力されると、処理装置10
は、駐車車両用画像センサ12に制御信号を送ることに
より該駐車車両用画像センサ12を回動させながら駐車
場を撮影する。
【0068】そして、駐車車両用画像センサ12から送
られてきた画像信号を処理することにより車両の登録番
号を認識し、認識された登録番号と同じ登録番号を有す
るナンバープレートが付された車両をサーチする。この
サーチで、該当する車両が見つかると、その車両を撮影
した画像をモニタ装置17に送る。これにより、ユーザ
はモニタ装置17を見ることで自車が駐車場に存在する
ことを確認することができるので、例えば盗難を防止で
きる。
【0069】この実施の形態2に係る駐車場システム
は、携帯端末20を用いて自車の画像を確認できるよう
に変形できる(以下、「第1の変形例」という)。この
場合、処理装置10は、通常の運転状態では、駐車位置
照会があるかどうか、つまり携帯端末20から通信イン
タフェース16を介して駐車位置照会データとして車両
の登録番号が入力されたかどうかを調べながら待機して
いる。この待機状態で、携帯端末20から通信インタフ
ェース16を介して車両の登録番号が送られてくると、
処理装置10は、駐車車両用画像センサ12に制御信号
を送ることにより該駐車車両用画像センサ12を回動さ
せながら駐車場を撮影する。
【0070】そして、駐車車両用画像センサ12から送
られてきた画像信号を処理することにより車両の登録番
号を認識し、認識された登録番号と同じ登録番号を有す
るナンバープレートが付された車両をサーチする。この
サーチで、該当する車両が見つかると、その車両を撮影
した画像を通信インタフェース16を介して携帯端末2
0に送る。これにより、ユーザが遠隔の場所に居る場合
であっても、携帯端末20の表示部21を見ることによ
り自車が駐車場に存在することを確認することができ
る。
【0071】なお、上記実施の形態2及びその第1の変
形例に係る駐車場システムでは、入力装置15から入力
される駐車位置照会データとして車両の登録番号を用い
たが、駐車ブース番号を用いるように構成してもよい。
この場合、車両をサーチする処理を省略できるので、処
理装置10の負荷を軽減できる。或いはまた、駐車位置
照会データとして、車両の登録番号及び駐車ブース番号
を選択的に使用するように構成できる。
【0072】また、この実施の形態2に係る駐車場シス
テムの構成を、上述した実施の形態1に係る駐車場シス
テムの構成と組み合わせて、1つの駐車場システムを構
成することもできる。この場合、実施の形態1及び2に
係る駐車場システムの各々の特徴を有する駐車場システ
ムを実現できる。
【0073】(実施の形態3)本発明の実施の形態3
は、主に交通状況用画像センサ13を利用して駐車場に
関する情報をユーザに提供するものである。
【0074】この実施の形態3に係る駐車場システムに
おいては、処理装置10は、周期的に交通状況用画像セ
ンサ13からの画像信号を取り込み、画像データとして
図示しないメモリに格納している。従って、メモリに
は、常に最新の交通状況を示す画像データが格納されて
いる。
【0075】また、処理装置10は、上述した交通状況
用画像センサ13からの画像信号の取り込みと並行し
て、交通状況照会があるかどうか、つまり携帯端末20
から通信インタフェース16を介して交通状況照会デー
タが送られてきたかどうかを調べながら待機している。
【0076】この待機状態で、交通状況照会データが送
られてくると、処理装置10は、メモリに記憶されてい
る画像データを、通信インタフェース16を介して携帯
端末20に送る。これにより、ユーザは携帯端末20の
表示部21を見ることで駐車場周囲の交通状況を知るこ
とができるので、駐車場から出た後に、渋滞に巻き込ま
れることを回避できる。
【0077】この実施の形態3に係る駐車場システム
は、入力装置15を用いて駐車場周囲の交通状況を見る
ことができるように変形できる(以下、「第1の変形
例」という)。この場合、処理装置10は、上述した交
通状況用画像センサ13からの画像信号の取り込みと並
行して、入力装置15から交通状況照会データが入力さ
れたかどうかを調べながら待機している。
【0078】この待機状態で、交通状況照会データが入
力されると、処理装置10は、メモリに記憶されている
画像データを、モニタ装置17に送る。これにより、例
えば駐車場の係員(ユーザ)は、携帯端末20の表示部
21を見ることで駐車場周囲の交通状況を知ることがで
きるので、駐車場を出る車両を適切に誘導することがで
きる。
【0079】なお、この実施の形態3に係る駐車場シス
テムの構成を、上述した実施の形態1若しくは2、又は
実施の形態1及び2の双方に係る駐車場システムの構成
と組み合わせて、1つの駐車場システムを構成すること
もできる。この場合、実施の形態若しくは2、又は実施
の形態1及び2の双方に係る駐車場システムの各々の特
徴を有する駐車場システムを実現できる。
【0080】(実施の形態4)本発明の実施の形態4
は、駐車場を出るユーザの便宜を図るものである。
【0081】この実施の形態4に係る駐車場システムで
は、車両は、可動式パレット(図示は省略する)に乗せ
られ、処理装置10の制御により所定の位置に移動され
る。このような可動式パレットを用いた駐車場は周知で
あるので、駐車場自体の説明は省略する。
【0082】この実施の形態4に係る駐車場システムで
は、ユーザは、車両が可動式パレットに乗せられる時
に、その可動式パレットに付されたパレット番号が記載
された駐車券を受け取る。ユーザは、その後の適当な時
期に携帯端末20を操作して、出場予定時刻及びパレッ
ト番号を通信インタフェース16を介して処理装置10
に送る。
【0083】処理装置10は、通常の運転状態では、携
帯端末20から通信インタフェース16を介して出場予
定時刻及びパレット番号が送られてきたかどうかを調べ
ながら待機している。この待機状態で、出場予定時刻及
びパレット番号が送られてくると、処理装置10は、出
場予定時刻の到来を待って待機する。
【0084】この待機状態で出場予定時刻が到来する
と、処理装置10は、図示しない可動式パレットの駆動
機構を駆動し、携帯端末20から送られてきたパレット
番号が付された可動式パレットを駐車場の出口、例えば
百貨店の駐車場の場合は駐車場連絡口に移動させる。こ
れにより、ユーザが駐車場から出る場合に、出口での待
ち時間を減少させることができる。
【0085】この実施の形態4に係る駐車場システム
は、上記パレット番号の代わりに、車両の登録番号を用
いるように変形できる(以下、「第1の変形例」とい
う)。この場合、車両が可動式パレットに乗せられる時
に、その可動式パレットのパレット番号と車両の登録番
号との対応関係が入力装置15から処理装置10に入力
され、メモリに記憶される。ユーザは、その後の適当な
時期に携帯端末20を操作して、出場予定時刻及び自車
の登録番号を通信インタフェース16を介して処理装置
10に送る。
【0086】処理装置10は、通常の運転状態では、携
帯端末20から通信インタフェース16を介して出場予
定時刻及び登録番号が送られてきたかどうかを調べなが
ら待機している。この待機状態で、出場予定時刻及び登
録番号が送られてくると、処理装置10は、出場予定時
刻の到来を待って待機する。
【0087】この待機状態で出場予定時刻が到来する
と、処理装置10は、図示しない可動式パレットの駆動
機構を駆動し、携帯端末20から送られてきた登録番号
に対応するパレット番号が付された可動式パレットを駐
車場の出口、に移動させる。これにより、ユーザが駐車
場から出る場合に、出口での待ち時間を減少させること
ができる。
【0088】この実施の形態4に係る駐車場システムで
は、第1の変形例における車両の登録番号を自動的に処
理装置10に記憶するように変形できる(以下、「第2
の変形例」という)。
【0089】即ち、車両が可動式パレットに乗せられる
時に、処理装置10は、駐車車両用画像センサ12によ
って撮影された該車両の前面又は後面(ナンバープレー
トが取り付けられている部分)の画像信号を取り込む。
次いで、この取り込んだ画像信号を処理することにより
車両の登録番号を認識し、認識された登録番号と可動式
パレットのパレット番号との対応関係をメモリに記憶す
る。
【0090】ユーザは、その後の適当な時期に、携帯端
末20を操作して、出場予定時刻及び自車の登録番号を
通信インタフェース16を介して処理装置10に送る。
以後の動作は、上述した第1の変形例と同じである。こ
れにより、ユーザが駐車場から出る場合に、出口での待
ち時間を減少させることができる。
【0091】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、ユ
ーザが快適に利用できる駐車場システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の各実施の形態で共通に使用される駐車
場システムの電気的な構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る駐車場システムが適
用される駐車場の一例を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態1に係る駐車場システムの
動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施の形態1に係る駐車場システムの
第1の変形例を説明するための図である。
【図5】本発明の実施の形態1に係る駐車場システムの
第2の変形例を説明するための図である。
【符号の説明】
10 処理装置 11 駐車センサ 12 駐車車両用画像センサ 13 交通状況用画像センサ 14 表示装置 15 入力装置 16 通信インタフェース 17 モニタ装置 20 端末装置 21 表示部 22 車載器 23 表示器
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08G 1/04 G08G 1/04 D 1/065 1/065 A (72)発明者 田中 将憲 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂研究所内 Fターム(参考) 3E027 EA03 5B057 AA16 BA11 DA12 DC30 DC36 5H180 AA01 BB04 BB15 CC04 CC11 EE01 HH11 KK01 KK02 KK07 KK08

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駐車場に設けられた複数の駐車ブースの
    各々に車両が駐車しているか否かを検知する駐車センサ
    と、 前記駐車センサからの信号に基づいて前記複数の駐車ブ
    ースの各々に駐車がなされているか否かを表す駐車状態
    データを生成して記憶する処理装置と、 前記処理装置に記憶されている前記駐車状態データに基
    づいて前記複数の駐車ブースの各々に駐車がなされてい
    るか否かを表示する表示装置、とを備えた駐車場システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記表示装置は、前記処理装置に記憶さ
    れている前記駐車状態データに基づいて前記複数の駐車
    ブースの中の空き駐車ブースが存在する方向を表示す
    る、請求項1に記載の駐車場システム。
  3. 【請求項3】 前記処理装置に記憶されている前記駐車
    状態データを無線によって送信する通信インタフェース
    と、 前記通信インタフェースから無線によって送られてくる
    前記駐車状態データに基づいて前記複数の駐車ブースの
    各々に駐車がなされているか否かを表示する表示部を備
    えた携帯端末、とを更に備えた、請求項1に記載の駐車
    場システム。
  4. 【請求項4】 前記携帯端末は、更に、駐車位置を照会
    するための駐車位置照会データを前記通信インタフェー
    スを介して前記処理装置に送り、 前記処理装置は、更に、受け取った前記駐車位置照会デ
    ータに対応する駐車場内の位置を示す駐車位置データを
    前記通信インタフェースを介して前記携帯端末に送り、 前記携帯端末は、受け取った前記駐車位置データに対応
    する位置を表示部に表示する、請求項3に記載の駐車場
    システム。
  5. 【請求項5】 前記駐車位置照会データは、駐車ブース
    を表す駐車ブース番号から成り、 前記携帯端末は、前記駐車ブース番号で指定される駐車
    ブースの位置を前記表示部に表示する、請求項4に記載
    の駐車場システム。
  6. 【請求項6】 前記駐車位置照会データは、複数の駐車
    ブースを含む駐車ブースブロックを表す駐車ブースブロ
    ック番号から成り、 前記携帯端末は、前記駐車ブースブロック番号で指定さ
    れる駐車ブースブロックの位置を前記表示部に表示す
    る、請求項4に記載の駐車場システム。
  7. 【請求項7】 駐車場内の車両を撮影する駐車車両用画
    像センサ、を更に備え、 前記携帯端末は、車両の登録番号を前記通信インタフェ
    ースを介して前記処理装置に送り、 前記処理装置は、受け取った前記登録番号を有する車両
    が駐車している駐車ブース番号を、前記駐車車両用画像
    センサからの画像信号に基づいて算出して前記通信イン
    タフェースを介して前記携帯端末に送り、 前記携帯端末は、前記駐車ブース番号で指定される駐車
    ブースの位置を前記表示部に表示する、請求項4に記載
    の駐車場システム。
  8. 【請求項8】 駐車場内の車両を撮影する駐車車両用画
    像センサと、 前記駐車車両用画像センサからの画像信号に基づいて前
    記駐車場内の車両を示す画像データを生成して記憶する
    処理装置と、 前記処理装置に記憶されている画像データに基づき前記
    駐車場内の車両の画像を表示するモニタ装置、とを備え
    た駐車場システム。
  9. 【請求項9】 前記処理装置に記憶されている画像デー
    タを無線によって送信する通信インタフェースと、 前記通信インタフェースから無線によって送られてくる
    画像データを受信し、該受信された画像データに基づい
    て前記駐車場内の車両の画像を表示部に表示する携帯端
    末、とを更に備えた請求項8に記載の駐車場システム。
  10. 【請求項10】 前記携帯端末は、車両が駐車した駐車
    ブースを表す駐車ブース番号を前記通信インタフェース
    を介して前記処理装置に送り、 前記処理装置は、受け取った前記駐車ブース番号に駐車
    している車両の画像データを前記駐車車両用画像センサ
    からの画像信号に基づいて生成して前記通信インタフェ
    ースを介して前記携帯端末に送り、 前記携帯端末は、受け取った画像データに基づき前記駐
    車ブース番号で指定される駐車ブースの駐車している車
    両の画像を前記表示部に表示する、請求項9に記載の駐
    車場システム。
  11. 【請求項11】 駐車場周囲の道路の交通状況を撮影す
    る交通状況用画像センサと、 前記交通状況用画像センサからの画像信号に基づいて前
    記駐車場周囲の道路の交通状況を示す画像データを生成
    して記憶する処理装置と、 前記処理装置に記憶されている前記画像データを無線に
    よって送信する通信インタフェースと、 前記通信インタフェースから無線で送られてくる前記画
    像データに基づいて前記駐車場周囲の道路の交通状況を
    表す画像を表示するための表示部を備えた携帯端末、と
    を備えた駐車場システム。
  12. 【請求項12】 駐車場に設けられ、車両を乗せて移動
    可能な複数の可動式パレットと、 出場予定時刻と可動式パレットに付されたパレット番号
    とを無線によって送信する携帯端末と、 前記携帯端末から無線で送られてくる前記出場予定時刻
    及びパレット番号を受信する通信インタフェースと、 前記通信インタフェースで受信された前記出場予定時刻
    が到来した場合に、前記パレット番号で特定される可動
    式パレットを前記駐車場の出口に移動させる処理装置、
    とを備えた駐車場システム。
  13. 【請求項13】 駐車場内の車両を撮影する駐車車両用
    画像センサ、を更に備え、 前記処理装置は、前記駐車車両用画像センサからの画像
    信号に基づいて認識された前記車両の登録番号と、前記
    車両が乗せられた可動式パレットのパレット番号とを対
    応させて記憶するメモリ、を更に備え、 前記携帯端末は、車両の登録番号を前記通信インタフェ
    ースを介して前記処理装置に送り、 前記処理装置は、前記出場予定時刻が到来した場合に、
    前記携帯端末から前記通信インタフェースを介して受け
    取った登録番号が、前記メモリに記憶された登録番号に
    一致する場合に該登録番号に対応するパレット番号が付
    された可動式パレットを前記駐車場の出口に移動させ
    る、請求項12に記載の駐車場システム。
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