JP2003132421A - 自動販売機及び自動販売機システム - Google Patents

自動販売機及び自動販売機システム

Info

Publication number
JP2003132421A
JP2003132421A JP2001324407A JP2001324407A JP2003132421A JP 2003132421 A JP2003132421 A JP 2003132421A JP 2001324407 A JP2001324407 A JP 2001324407A JP 2001324407 A JP2001324407 A JP 2001324407A JP 2003132421 A JP2003132421 A JP 2003132421A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vending machine
information
input
printing
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001324407A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhisa Masuko
和久 増子
Hirotake Kudo
裕丈 工藤
Toru Kuno
徹 久野
Yoshihiro Utashiro
好宏 歌代
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2001324407A priority Critical patent/JP2003132421A/ja
Publication of JP2003132421A publication Critical patent/JP2003132421A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B31MAKING ARTICLES OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER; WORKING PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
    • B31BMAKING CONTAINERS OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
    • B31B50/00Making rigid or semi-rigid containers, e.g. boxes or cartons
    • B31B50/74Auxiliary operations
    • B31B50/88Printing; Embossing

Landscapes

  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】商品の入れ物や伝達すべき情報の態様によって
入れ物への印刷を制御できるようにして、購買者が読み
取りやすくし、情報伝達機能を強化することができる自
動販売機及び自動販売機システムを提供する。 【解決手段】自動販売機により販売される商品を入れる
入れ物、例えばカップには、印刷手段により情報が印刷
される。カップには、例えば3つのサイズがあり、この
カップのサイズに対応した大きさの印刷がなされ、カッ
プが大きければ画像が拡大され、カップが小さければ縮
小して印刷される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品をカップ等の
入れ物に入れて販売する自動販売機、及びこの種の自動
販売機を複数接続した自動販売機システムに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】自動販
売機の一つとして、カップに飲料を入れて販売するもの
がある。従来、この種のカップは単に飲料を入れる機能
に終始していたが、情報の伝達機能を持たせようとする
試みがある。
【0003】例えば特開平5−28361号公報におい
ては、自動販売機にプリンタを内蔵させ、このプリンタ
により当たりと外れを表す印を印刷したり、購買する目
的の商品を表す印を印刷したりすることが開示されてい
る。このような印は、印刷制御回路のRAM内に記憶さ
れ、RAMの内容を変更することで当たり外れの確率を
変更したり、商品毎の表示を行うことができるようにし
ている。
【0004】しかしながら、上記従来例においては、内
蔵RAMに格納された情報がそのままカップに印刷され
るようになっており、カップのサイズ等の入れ物の態様
や情報の態様については考慮されていないので、場合に
よっては購買者が情報を読み取りにくく、情報伝達機能
としては弱かった。
【0005】そこで、本発明は、商品の入れ物や伝達す
べき情報の態様によって入れ物への印刷を制御できるよ
うにして、購買者が読み取りやすくし、情報伝達機能を
強化することができる自動販売機及び自動販売機システ
ムを提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の第1の特徴とするところは、商品を入れる
入れ物に印刷する印刷手段と、前記入れ物の態様に応じ
て前記印刷手段による印刷を制御する印刷制御手段とを
具備する自動販売機にある。
【0007】上記商品には、飲料物、食料品、タバコ、
玩具等が含まれる。商品の入れ物としては、飲料物の場
合は、カップ、アルミ缶、ステンレス缶、ペットボトル
等が含まれ、その他の場合は包装紙、ラミネート紙等が
含まれる。また、入れ物の態様には、入れ物のサイズ、
形状、表面物性等が含まれる。特にカップの場合は、様
々なサイズが用いられるので、カップのサイズに応じた
画像を選択するか、あるいはカップのサイズに応じて画
像を拡大/縮小することが好ましい。
【0008】本発明の第2の特徴とするところは、情報
を入力する入力手段と、この入力手段により入力された
情報を、商品を入れる入れ物に印刷する印刷手段と、前
記入れ物の態様に応じて前記印刷手段による印刷を制御
する印刷制御手段とを具備する自動販売機にある。
【0009】入力手段は、外部から発信され、インター
ネット等の通信手段を介して入力される情報、自動販売
機に接続されたスキャナから入力される画像情報、自動
販売機に内蔵又は接続されるカメラから入力される画像
情報等を入力することができる。
【0010】本発明の第3の特徴とするところは、情報
を入力する入力手段と、この入力手段により入力された
情報を、商品を入れる入れ物に印刷する印刷手段と、前
記入力手段より入力された情報の態様に応じて前記印刷
手段による印刷を制御する印刷制御手段とを具備する自
動販売機にある。
【0011】前記入力手段により入力される情報には、
画像データやテキストデータが含まれる。テキストデー
タを含む場合であって横書きのときは、このテキストデ
ータを横書きから縦書きに変換する横書き/縦書き変換
手段を設けることが好ましい。例えばカップのように、
入れ物が円筒状の場合には、横書きのままであると、購
買者はカップを一行ごとに左右に回しながら読まねばな
らないのに対し、縦書きに変換すればカップを一行ごと
には左右に回さずに読むことができる。
【0012】印刷手段としては、入れ物に直接印刷する
プリント装置を内蔵することが好ましい。プリント装置
としては、オンデマンド型のインクジェット装置が小型
化の点で好ましいが、シリアル型のインクジェット装
置、熱転写方式や昇華型感熱記録方式等、他の方式の記
録装置も用いることができる。また、インクジェット装
置の場合は、水溶性インク、油性インク、ソリッドイン
ク等のインクを用いることができるが、カップの場合
は、インクの溶け出しや安全性を強調する上でソリッド
インクが好ましい。ただし、印刷手段としては、直接印
刷するプリント装置に限定されるものではなく、シール
等に画像を形成し、このシールを入れ物表面に貼り付け
るようにしてもよい。この場合、シールの貼り付け面側
に画像を印刷すると、画像の脱落や汚れを防止できる点
で好ましい。さらに、入れ物に画像形成した後、透明な
シール部材を貼り付けてラミネート処理することもでき
る。このようにラミネート処理した場合は、プリント箇
所を保護することができ、保存性が良好となるので、入
れ物を記念品として楽しむ等、購買者の購買意欲を高め
ることができる。また、ラミネート処理することによ
り、インクジェット装置においては水溶性インクを用い
ることができる。
【0013】印刷手段により印刷されるコンテンツには
例えば次のようなものがある。 (1)商品の種類に応じたデザイン:キャンペーン期間
や季節に応じてデザインを変更することができる。 (2)ニュース、天気予報、占い等:購買者の知りたい
情報を含ませることができる。 (2)企業広告や各種イベントの案内、新商品や新製品
あるいはサービス情報等の各種広告:商品等の販売を促
進させることができる。 (4)観光地、野球場あるいはサッカースタジアム等の
スポーツ施設、遊園地、テーマパーク、ショッピングモ
ール、見本市会場、自動販売機設置オフィス(ビル、会
社)等の特定場所に固有な画像や情報:例えば入れ物自
体を何年何月何日にその場所に行ったのかの記念にする
とか、イベント案内等のメッセージ媒体として利用す
る。 (5)各種寄付促進のための情報: (6)個人情報:購買者の個人情報が特定の端末(携帯
電話等)を介して入金される場合は、購買者の名前その
他の個人情報を印刷できる。 (7)上記(1)から(6)の組み合わせ:
【0014】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施形態を図面に基
づいて説明する。図1乃至図16図において、本発明の
第1の実施形態が示されている。図1は自動販売機シス
テム全体を示す構成図であり、自動販売機システム10
は、例えば飲料販売を行うもので、複数の自動販売機1
2が外部基地局14に電話回線、LAN等の通信ケーブ
ル16に接続されているか、あるいはPHS等の無線通
信によって外部基地局14と通信可能となっている。各
自動販売機12には、各自動販売機12の固有番号(M
/C ID)が予め設定されている。この外部基地局1
8からは、通信ケーブル16を介してそれぞれの自動販
売機12に文字情報や画像情報が所望のタイミングで各
自動販売機12の固有条件に応じて配信される。また、
各自動販売機12からは、通信ケーブル16を介して自
動販売機12の販売実績等が所望のタイミングで発信さ
れ、双方向の通信がなされるようになっている。
【0015】外部基地局14は、地域、企業、建物等に
応じて複数あり、それらの外部基地局14が例えばイン
ターネット18を介して中央局20と通信できるように
なっている。この中央局20は例えば飲料メーカが管理
運営しており、各外部基地局14で集計した広告実績や
寄付実績が集合される。さらに中央局20は、インター
ネット18を介して広告元が運営する広告元サーバ22
や寄付団体が運営する寄付先サーバ24と通信できるよ
うになっている。中央局20で集計した広告実績は、例
えば各各自動販売機12の固有番号(M/C ID)、
日付等を付して広告回数として広告元サーバ22に通知
され、中央局20と広告元サーバ22との間で予め締結
された契約に基づいて中央局20から広告元に合計の料
金が請求される。一方、中央局20で集計した寄付実績
は、例えば各各自動販売機12の固有番号(M/C I
D)、日付等を付して寄付回数として寄付先サーバ24
に通知され、中央局20から寄付団体に合計した金額が
支払われる。
【0016】自動販売機12は、商品たる飲料を表示す
る商品表示部26と、この商品を選択する商品選択ボタ
ン28と、商品の入れ物たるカップ30に印刷する情報
を選択する情報選択ボタン32とを有する。この実施形
態にあっては、商品選択ボタン28と情報選択ボタン3
2とは、選択メニューを縦方向に並べているが、横方向
に並べてもよい。また、自動販売機12は、後述するモ
ード選択ボタン34とメッセージ表示部36とを有し、
さらにコイン等の金銭を投入する課金部38、つり銭を
受け取るつり銭受取り部40及び飲料が入った30を受
け取るカップ受取り部42と有する。カップ30には、
例えばMサイズ、Lサイズ、LLサイズがあり、商品選
択ボタン28を押すことにより選択される。なお、カッ
プ30の代わりに、予め飲料が入っているアルミ缶、ス
テンレス缶、ペットボトル等であっても良い。
【0017】図2は、自動販売機12の内部におけるカ
ップ30の流れを示す工程図であり、カップ30は、ま
ず積層されて自動販売機12内に配置される。次にプリ
ントステージに移り、印刷部44でカップ30の表面に
印刷する。次にベントステージに移り、飲料投入部46
においてカップ30に飲料が注がれ、完了する。飲料投
入部46においては、熱や水滴・飲料のハネがあった
り、カップ取り出しの際に購買者が手を入れたりするの
で、印刷部44の保護と購買者の安全を考慮し、印刷部
44は、飲料投入部46とは独立で、かつ購買者から見
えない箇所に設けられている。飲料の供給が終了し、飲
料が取り出し可能になると、図示しない制御装置によっ
てブザー等の取り出し可能信号を発信する。なお、購買
者に印刷工程を見て楽しんでもらう観点から、例えば印
刷部44を透明ガラス等で覆い、外部から見えるように
してもよい。
【0018】図3乃至図7において、印刷部44の詳細
が示されている。印刷部44は、カップ保持装置48、
位置検出装置50及び記録装置52から構成されてい
る。カップ保持装置48は、第1のチャック54と第2
のチャック56とが水平方向で対向配置されている。第
1のチャック54と第2のチャック56とは、それぞれ
円板状のボス部58と、このボス部58の対向面周辺付
近に突出して設けられた複数の突起60と、ボス部58
の反対向面中心に設けられた回転軸62とから構成され
ている。第1のチャック56の突起60は、カップ30
の開口部分に密着し、第2のチャック58の突起60
は、カップ30の底面部分に密着する。この第1のチャ
ック58と第2のチャック60とは、カップ中心軸と回
転軸62とが一致するようにカップ30を保持する。こ
のカップ30の保持は、カップ30のサイズに基づいて
行われ、前述した商品選択ボタンの選択に対応して第1
のチャック58と第2のチャック60を動かしてもよい
し、カップ30のサイズを検出するサイズ検出器を設
け、このサイズ検出器からの出力により第1のチャック
58と第2のチャック60を動かしてもよい。また、第
1のチャック58と第2のチャック60とは、離間でき
るようになっており、第1のチャック58が第2のチャ
ック60からやや遅れてカップ30から離れることによ
り、カップ30の底面を下にして前述したベントステー
ジにカップ30を落下させるようにしてある。そして、
このカップ保持装置48によりカップ30を水平に保ち
ながら回転させ、後述する記録装置52によりカップ表
面に印刷する。このようにカップ30を水平に保ちなが
ら印刷するのは、記録装置として多数のノズルを有する
インクジェット装置を用いるので、記録ヘッドの内での
インク圧力を少なくし、ノズルから突出するインクのば
らつきを少なくするためである。
【0019】位置検出装置50は、カップ30に形成さ
れた重ね合わせ部30aの位置を検出し、記録装置52
における画像書き出しの基準位置とするためのもので、
支持部64に揺動自在に支持され、カップ30の重ね合
わせ部30aに先端がかかった場合に揺動し、検出信号
を制御回路に送出する。なお、この位置検出装置50
は、カップ30の周囲を回転し、重ね合わせ部30aを
検出した時に回転を停止し、その停止位置を検出信号と
してもよいし、カップ30の周囲に固定し、カップ30
の回転に対応して検出信号を送出するようにしてもよ
い。
【0020】記録装置52は、オンデマンド型インクジ
ェット装置で構成されている。インクジェット装置には
水溶性の一液インクを用いるもの、油性の一液インクを
用いるもの、ホットメルトインクを用いるソリッドイン
クタイプのもの、二液性の水溶性インクを用いるもの等
が知られている。しかしながら、水溶性インクを使用す
るインクジェット装置は、カップの結露や汗等の水分に
よるインクの溶け出し、画像のにじみ等の課題がある。
油性インクを用いるインクジェット装置は揮発成分が残
留するおそれがあるという課題がある。また、二液性の
水溶性インクを用いるインクジェット装置はヘッド数が
多い、反応に時間がかかる等の課題がある。この点ソリ
ッドインクタイプのインクジェット装置は、印刷による
揮発成分の発生が少ないので安全性が高い、インクその
ものの安全性が高い、水に強い等、飲料カップのインク
として好適であるので、この実施形態においては、記録
装置52として、ソリッドインクタイプのインクジェッ
ト装置が用いられている。また、印刷時間を短縮する観
点からカッププリント長さをカバーするよう多数のノズ
ルを並べたライン型ヘッドを用いている。
【0021】即ち、この記録装置52は、例えば2つの
記録ヘッド64,64を有し、この2つの記録ヘッド6
4,64は、カップ30の側面に対してヘッド面が平行
になるように配置されている。フルカラー画像を印刷す
るためには、イエローY、マゼンダM、シアンC、ブラ
ックKの4色が必要となるが、この実施形態において
は、装置を小型化するため、これらの2色を一体化した
コンビネーションヘッドとしている。即ち、図5に示す
ように、それぞれの記録ヘッド64,64は、多数のノ
ズル66が色に合わせて水平方向2段に形成されている
と共に、図6に示すように、一方の記録ヘッド64が2
つのインクポート68,68を介してイエローY用のイ
ンクカートリッジ70YとマゼンダM用のインクカート
リッジ70Mに、他方の記録ヘッド64が同じく2つの
インクポート68,68を介してシアンY用のインクカ
ートリッジ70Cとブラック用のインクカートリッジ7
0Kにそれぞれ接続されている。そして、この記録ヘッ
ド70は、図7に示すように、インクポート68,68
とインク溜まり72,72と接続するインク流路74,7
4が形成され、インク溜まり72,72の背面には、ダ
イヤフラムとトランスデューサからなり、噴射手段を構
成する圧電素子76,76が配置され、この圧電素子7
6,76のパルス圧力によりノズル66からインクが噴
射するようになっている。
【0022】また、図7に示すように、インクカートリ
ッジ70M(他のインクカートリッジも同様の構成であ
る。)は、カートリッジ本体78に固形のインク(ペレ
ット80)が投入され、ペレット80がカートリッジ本
体78の周囲に設けられ、溶融手段を構成する溶融用ヒ
ータ82で溶融されるようになっており、この溶融され
たインクがインクポート68を介して記録ヘッド64に
供給される。
【0023】また、記録ヘッド64,64にはそれぞれ
ヘッドクランプ84,84が固定され、このヘッドクラ
ンプ84,84が移動レール88,88に摺動自在に支持
され、記録ヘッド64,64は、図示しないモータによ
り記録位置と退避位置とに移動できるようになってい
る。さらに、記録ヘッド64,64の圧電素子76,76
は、接続ケーブル90,90を介して駆動回路92に接
続され、この駆動回路92からパルス電圧が印加され、
パルス圧力に変換するようになっている。
【0024】図8は、自動販売機12の印刷に関する回
路構成が示されている。制御回路94は、CPU96、
メモリ98、セレクタ100等から構成され、この制御
回路94に、図1に示した商品選択ボタン28、情報選
択ボタン32及びモード選択ボタン34からの選択信号
が入力される。また、制御回路94は、通信インターフ
ェイス102を介して外部基地局に接続され、前述した
ように、外部基地局から文字情報や画像情報が入力され
てメモリ98に記憶されると共に、自動販売機の販売実
績等をメモリ98に記憶し、外部基地局へ出力するよう
にしてある。
【0025】また、制御回路94には、自動販売機の内
部に設けられた例えば4つの設定スイッチ104〜11
0からの設定信号が入力される。これら設定スイッチ1
04〜110は例えばディップスイッチからなり、図9
に示すように、寄付設定、印刷設定、印刷範囲設定及び
カップ販売設定を行う。
【0026】寄付設定スイッチ104は、「0」に設定
された場合には、寄付設定無しとして寄付ができない設
定となり、「1」に設定された場合は寄付設定有りとす
る。「1」に設定した場合は、モード選択ボタン34は
寄付するか否かの選択ボタンとなり、メッセージ表示部
36には寄付が確定した場合には、例えば「寄付ありが
とう御座いました。」等の表示がなされる。
【0027】印刷設定スイッチ106は、「0」に設定
された場合には、印刷設定無しとしてカップへの印刷を
行わない設定となり、「1」に設定された場合は印刷設
定有りとする。「0」に設定した場合は、情報選択ボタ
ン32及びモード選択ボタン34は無効となる。印刷の
種類によっては印刷に時間がかかる場合があり、短時間
に飲料を手に入れたい購買者を考慮して、モード選択ボ
タン36で選択できるようにするためである。
【0028】印刷範囲設定スイッチ108は、「0」に
設定された場合には、印刷範囲設定無しとしてカップへ
の印刷制限を行わない設定となり、「1」に設定された
場合は印刷制限設定有りとする。印刷制限とは、カップ
の飲み口部分の印刷を制限することをいい、カップの淵
まで印刷されていると、購買者に対し、インクが飲料の
味に影響を与えるか如く心理的な影響を与えるおそれが
あり、購買者が選択できるようにしたものである。この
印刷版地設定スイッチ108を「1」に設定すると、モ
ード選択ボタン34は印刷制限するか否かの選択ボタン
となり、メッセージ表示部36には、「飲み口に白紙を
残しますか?」等の表示がなされ、モード選択ボタン3
6で「残さない」を選択した場合にはカップ全体に画像
が印刷され、「残す」を選択した場合はカップの飲み口
に白紙を残し、印刷範囲を制限する。
【0029】カップ販売スイッチ110は、「0」に設
定された場合には、カップのみの販売はできなくなり、
「1」に設定された場合はカップのみの販売を許可す
る。このカップ販売スイッチ110を「1」に設定する
と、モード選択ボタン34はカップ販売を行うか否かの
選択ボタンとなり、メッセージ表示部36には、「カッ
プのみをお求めですか?」等の表示がなされ、モード選
択ボタン36でカップのみの販売を選択した場合には、
つり銭を戻すと同時に、CPU96から課金の設定変更
がなされ、販売実績には「カップのみ販売」とし、飲料
を入れることなくカップのみが販売されることになる。
【0030】このような設定スイッチ104〜110の
設定は、自動販売機設置元あるいは自動販売機使用者が
設定することができる。なお、この実施形態において
は、寄付設定、印刷設定、印刷範囲設定及びカップ販売
設定を設定スイッチ104〜110で設定し、実際の選
択はモード選択ボタン36で兼ねるようにし、選択要素
を少なくして購買者の煩わしさを軽減しているが、それ
ぞれを選択ボタンで購買者が選択できるようにしてもよ
い。
【0031】タイミング補正回路112は、前述した記
録装置52のインク噴射タイミングを補正するためのも
のである。通常画像入力にあたっては、画像入力装置に
接続された表示装置上で入力する画像を選択・確認・適
宜サイズやデザインの修正、画像の調整を行う。ところ
が表示装置は例えばパソコンのディスプレイ等平面的な
表示装置である場合が普通であるが、この実施形態のカ
ップのように曲率をもった曲面の場合には補正が必要で
ある。
【0032】図10(a),(b)に示すように、カッ
プ30の入り口の半径をr1、カップ30の底の半径を
r2、カップの陵の長さをLとするときカップを平面に
展開した際の中心角Θと最大曲率半径Rは次の式で表さ
れる。 R=r1・L/(r1−r2) ・・・・[1] Θ=2π・(r1−r2) ・・・・[2] 一方、この実施形態における記録装置52はカップの印
刷面に対して平行に配置されているので、記録ヘッドの
上下のノズルから同じタイミングでインクを噴射すると
例えばカップ下側で表示装置で確認した文字間隔で印刷
した場合、カップ上部では画像が間延びして印刷されて
しまう。このような不具合が問題にならない画像もある
が、画像によっては元のイメージが再現されないことが
問題になる場合がある(例えば広告のような場合、ロゴ
のイメージが違ってしまう等)。そこで、このような不
具合を修正するため平面的な表示装置で表示され、外部
基地局から送られた画像について、例えばカップ下側を
基準とした場合、陵一方向に向かった任意の高さhの箇
所のノズル噴射のタイミングを次の式[3]で表される
ΔJだけ多く噴射するようにする。 ΔJ=(r1−r2)・h/(L・r2)・・・[3] このように補正することにより、図12に示すように、
カップ上側の文字が間延びする等の不具合を防止でき
る。なお、この実施形態においては、このタイミング補
正回路112で補正しているが、他の実施形態として、
後述する画像処理回路114で画像を修正するようにし
てもよいし、外部基地局から送られる画像をCPU96
で補正してメモリ98に記憶させるようにしてもよい。
【0033】画像処理回路114は、図11に示すよう
に、横書き文章として送られた文字情報を縦書き文章に
変換する横書き/縦書き変換部116、カップサイズに
合わせて画像の拡長、縮小を行う拡縮部118、印刷部
分を制限する印刷制限部120、文字情報や画像情報を
合成する合成部122及び合成した画像をビットマップ
に展開するビットマップ変換部124等から構成されて
いる。
【0034】横書き/縦書き変換部116は、カップの
ように曲面に日本語の場合、図13に示すように、横書
きよりも縦書きの方が見やすい。そのため、送られた文
字情報に日本語の横書きがある場合には、この横書き/
縦書き変換部116において、横書きの行と列を変換し
て縦書きとする。この横書き/縦書き変換は、外部基地
局から送られる画像をCPU96で行ってメモリ98に
記憶させるようにしてもよい。
【0035】例えば図14に示すように、カップの大き
さがMサイズ、Lサイズ、LLサイズの3種類の大きさ
がある場合、1つのサイズに合わせて画像を形成したと
きは、画像部分が小さくてカップに白地の部分が残って
しまったり、画像部分が大きくてカップ内にインクが混
入するおそれがあったりする不具合を生じる。そこで、
縮拡部118においては、前述した商品選択ボタン28
の選択結果に応じて情報選択ボタン32で選択した画像
を縮小、拡大し、カップの大きさに合わせた画像を形成
するようにしてある。なお、カップの外側に前述した記
録ヘッドのノズルがはみ出す場合は、はみ出す部分のノ
ズルをカバーで覆うようにすることができる。
【0036】印刷制限部120は、前述した印刷範囲設
定スイッチ108が「1」に設定され、モード選択ボタ
ン34が押された場合に、図15に示すように、カップ
の飲み口部分の印刷を制限して白地のまま残すようにす
るもので、カップ入り口から所定高さの画像信号を無効
にし、所定高さ以下の画像信号のみを有効にする。カッ
プ入り口からの所定高さは好ましくは2cm以上、好ま
しくは3cm以上に設定する。前述した縮拡部118と
組み合わせ、カップの大きさに応じて制限範囲を変える
ことができる。
【0037】さらに合成部122により文字情報や画像
情報が合成され、ビットマップ変換部124によりビッ
トマップに変換されて、前述した駆動回路92に送ら
れ、この駆動回路92により記録装置が駆動され、カッ
プに印刷がなされるものである。印刷がなされたインク
は、提供される商品の温度や外気温まで冷やされ、個体
状となる。
【0038】次に上記実施形態の作用について説明す
る。図16において、制御回路94の動作フローが示さ
れ、この例では、設定スイッチは、寄付設定スイッチ1
04が「1」に、印刷設定スイッチ106が「1」に、
印刷範囲設定スイッチ108が「0」に、カップ販売ス
イッチ110が「0」にそれぞれ設定されている。
【0039】まず自動販売機12の課金部38にコイン
等の金銭が投入されると、ステップS10において、料
金が投入されたことを検出する。次に購買者が情報選択
ボタン32のいずれかを押すと、ステップS12におい
て、情報選択ボタン32が押されたことを検出する。次
のステップS14においては、情報選択ボタン32に広
告選択ボタンが含まれているか否かを判定する。このス
テップS14において、広告が選択された判断された場
合は、ステップS16に進み、広告を印刷するために投
入金額を少なくするよう計算し、その旨をメッセージ表
示部36に表示する。一方、ステップS16において、
広告が選択されていないと判断された場合はステップS
16を飛び越してステップS18へ進む。
【0040】ステップS18においては、モード選択ボ
タン34の状態から寄付が選択されたか否かを判断す
る。モード選択ボタン34が押された場合には寄付が選
択され、押されない場合は寄付の選択がないと判断され
る。モード選択ボタン34を再度押すとリセットされ、
寄付の選択がないと判断される。このステップS18に
おいて、寄付が選択されたと判断されると、次のステッ
プS20に進み、追加料金が払われ、例えば「寄付あり
がとう御座いました。」との表示をメッセージ表示部3
6に表示する。一方、ステップS18において、寄付が
選択されていないと判断された場合はステップS20を
飛び越してステップS22へ進む。
【0041】次のステップS22において、購買者が商
品選択ボタン28を押したことを検出し、次のステップ
S24に進み、商品選択ボタン28、情報選択ボタン3
2及びモード選択ボタン34の選択に応じた画像情報を
含む情報を印刷する。
【0042】即ち、図3に示すように、まずカップ保持
装置48の第1のチャック54と第2のチャック56と
により、カップ30を水平方向に保持しつつ回転させ
る。次の図4に示すように、位置検出装置50によりカ
ップ30の重ね合わせ部30aを検出し、この検出され
た重ね合わせ部30aを画像書き出し基準位置とする。
次に図5乃至図67に示すように、カップ30を挟んで
対向する記録ヘッド64の圧電素子76に、ドライバ9
2から画像に合わせたパルス電圧が印加され、圧電素子
76が駆動してノズル66からインクが噴射され、カッ
プ30の印刷が行われる。ステップS14により広告が
選択されたと判定された場合は、カップ30に広告が印
刷され、ステップ18により寄付が選択されたと判定さ
れた場合は、カップ30にその旨の情報が印刷される。
この寄付の場合は、印刷された情報には寄付をしたこと
を証明する画像や個人情報を含むことができる。
【0043】そして、最後にステップS26に進み、つ
り銭処理して終了する。ステップS16により広告が選
択されたと判定された場合は、制御回路94のメモリ9
8にその回数がカウントされ、日時等と共に記憶され
る。また、S18により寄付が選択されたと判定された
場合は、同様に制御回路94のメモリ98にその回数が
カウントされ、日時等と共に記憶される。このようにメ
モリ98に記憶された広告回数と寄付回数は外部基地局
14に定期的に、あるいは外部基地局14からの指令に
基づいて送られ、この外部基地局14において各自動販
売機12の販売実績が集計され、さらに中央局18に送
られ、この中央局18から広告元サーバ22や寄付先サ
ーバ24に通知されるものである。
【0044】図17において、印刷制御に関する第1の
動作フロー例が示されている。まずステップS30にお
いて、購買者がどのサイズのカップを選択したのかを検
出する。このカップのサイズ検出は、前述したチャック
の制御と同様に、商品選択ボタンの選択又はサイズ検出
器からの出力に基づいて行われる。次にステップS31
に進み、情報選択ボタン98で選択され、かつカップの
サイズに対応した画像をメモリ98から読み出す。メモ
リ98には予めカップのサイズに対応した画像が記憶さ
れている。次のステップS32において、ビットマップ
に展開し、次のステップSS33において、ドライバ9
2に出力して処理を終了する。これにより図14に示す
ように、カップのサイズに対応した画像が印刷される。
【0045】図18において、印刷制御フローに関する
第2の動作フロー例が示されている。まずステップS4
0において、購買者がどのサイズのカップを選択したの
かを検出する。次にステップS41に進み、情報選択ボ
タン98で選択された画像をメモリ98から読み出す。
この場合、メモリ98には情報選択ボタン32に対応し
た画像が記憶されている。次にステップS42に進み、
前述した縮拡部118を駆動してメモリ98から読み出
された画像をカップのサイズに対応した大きさに変更す
る。次のステップS33において、ビットマップに展開
し、次のステップSS44において、ドライバ92に出
力して処理を終了する。前述した第1の動作フロー例と
同様にカップのサイズに対応した画像が印刷される。
【0046】図19において、印刷制御フローに関する
第3の動作フロー例が示されている。まずステップS5
0において、情報選択ボタン98で選択された情報には
横書きのテキストデータが含まれているか否かを判定す
る。この判定は、テキストデータに付与されている文字
方向の属性に基づいて行うことができる。横書きが含ま
れている場合は、ステップS51に進み、前述した横書
き/縦書き変換部116を駆動して縦書きに変換する。
この変換は、文字方向の属性を変更することによって行
うことができる。なお、全ての横書きテキストデータを
全て縦書きに変更する必要はなく、カップの形状等に合
わせて一部のみを縦書きに変換してもよい。そして、次
にステップS52に進み、前述した合成部122でテキ
ストデータと画像データとを合成し、次のステップS5
3において、ビットマップに展開し、次のステップSS
54において、ドライバ92に出力して処理を終了す
る。これにより図13に示すように横書きが縦書きに変
換されて印刷される。ステップS50において、横書き
テキストデータが含まれないと判定された場合は、ステ
ップS51を飛び越してステップS52に進み、そのま
ま印刷されるようになる。
【0047】なお、上記3つの動作フロー例以外に次の
ようにすることができる。 (1)テキストデータに文字方向の属性が付与されてい
ない場合は、上述した横書き/縦書き変換部116に変
えて、テキストデータを縦書きの印刷画像として生成す
る生成手段を設けることができる。テキストデータに文
字方向の属性が付与されていない場合であっても、カッ
プの大きさ等によっては縦書きにした方が見やすい場合
があるためである。 (2)テキストデータの文字数又は文字サイズ、あるい
は文字数と文字サイズに応じて、テキストデータを横書
きにするか縦書きにするかを決定する決定手段を設ける
と共に、この決定手段により決定された文字方向で、テ
キストデータの印刷画像を生成する生成手段を設けるこ
とができる。文字数が少ない場合や文字サイズが小さい
場合は、横書きであってもカップを回転せずに読むこと
ができるが、文字数や文字サイズが大きい場合は、その
ままでは、カップを一行ごとに回転して読まねばならな
いので、縦書きに変換して読みやすくするものである。 (3)テキストデータの印刷画像を、カップを正立させ
たときの横幅が所定幅内とするように印刷画像を生成す
るようにすることもできる。横幅が所定幅内であれば、
購買者が読みにくくなる不具合を小さくすることができ
る。所定幅内とするためには、上述したように横書きを
縦書きに変換してもよいし、文字サイズを小さくする等
によってもよい。さらに、横書きの場合には一行の文字
数を制限したり、縦書きの場合には行間隔を短く設定す
る等により、実現してもよい。 (4)上述した第2の動作フロー例では、カップのサイ
ズに合わせて拡大又は縮小するようにしたが、カップの
サイズに合わせて画像の一部分を抽出するようにしても
よい。抽出する部分は、印刷画像の要部とすることがで
き、予め設定しておくことができる。
【0048】図20において、この発明の第2の実施形
態が示されている。この第2の実施形態においては、自
動販売機12に画像を入力する手段として、自動販売機
12に取り付けたデジタル式のカメラ126とスキャナ
である外部画像入力装置128が設けられている。カメ
ラ126は、例えば自動販売機12の正面に向けて設け
られ、購買者自身を撮影できるようになっている。この
カメラ126で撮影された画像は、前述したインターフ
ェイス102を介して入力される。このカメラ126か
ら入力された画像は他の画像と合成することができ、例
えば観光地の景色をバックグランドとし、購買者自身の
画像をはめ込む等の処理を行うことができる。このカメ
ラ126のシャッタボタンは単独に設けることもできる
が、前述したモード選択ボタン34に兼ねさせることも
できる。
【0049】外部画像入力装置128は、この実施形態
においては、前述したインターフェイス102に接続さ
れているが、他の実施形態として、前述した通信ケーブ
ル16に接続してもよい。この外部画像入力装置128
は、自動販売機12の使用者が画像情報を入力できるよ
うにしたものであり、例えばオフィス内に設置された自
動販売機であれば、環境指針や安全指針等の社内連絡の
徹底をサポートする補完的情報源として利用したり、各
種ポスターや避難連絡経路の表示の補完的媒体として印
刷されたカップを利用することができる。あるいはショ
ッピングモールや遊園地・各種テーマパーク等に置かれ
た自動販売機においては、買い得情報、各種セールスキ
ャンペーン、イベント情報、キャラクタ宣伝等の媒体と
してカップを利用することができる。このような場合、
自動販売機の記録装置の保全を設置元で行うようにすれ
ば自動販売機業者の負担を軽減することができる。
【0050】また、この第2の実施形態においては、自
動販売機12に固有の属性を与えるために、固有情報入
力装置130とGPS(Global Positio
ning System)端末132とを有し、この固
有情報入力装置130とGPS端末132とがインター
フェイス102に接続されている。前述した第1の実施
形態においては、自動販売機12は固定のM/C ID
を持つだけであったが、この第2の実施形態においては
種々の属性を付与することができる。例えば固有情報入
力装置130からは、グループ名、展示会場名、観光地
名等の属性を入力することができる。この固有情報入力
装置130によりM/CIDを書き換えることができ
る。また、GPS端末132は周知のように衛星通信を
使って自己の位置を検出するもので、自動販売機12の
設置場所を変えても位置を自動的に検出する。このよう
な自動販売機12の固有情報は、前述したM/C ID
と同じく外部基地局14に送られ、この外部基地局14
で管理され、この外部基地局14から各自動販売機12
には自動販売機12の固有情報に対応した画像が配信さ
れるものである。なお、GPSにかえてPHSを備えさ
せ、これにより位置検出を行っても良い。さらに、自動
販売機の管理者によって、自動販売機が設置される位置
情報を入力し、これを位置情報として用いても良い。な
お、第1の実施形態を示す図1と同一部分については図
17に同一番号を付して説明を省略する。
【0051】図21において、本発明の第3の実施形態
が示されている。前述した第1の実施形態においては、
商品選択ボタン28を情報選択ボタン32と別個に設け
たが、この第3の実施形態においては、情報選択ボタン
32が商品選択機能を兼ねている。従って、情報選択ボ
タンが、商品ごとに設けられているが、一度の操作によ
り商品と情報の選択ができる。
【0052】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、商
品の入れ物又は情報の態様によって印刷を制御するよう
にしたので、購買者にとっては入れ物に印刷される情報
を読みやすくすることができ、情報伝達機能を強化する
ことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る自動販売機シス
テム全体を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る自動販売機の内
部構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係る自動販売機の印
刷部に用いたカップ保持装置を示す断面図である。
【図4】本発明の第1の実施形態に係る自動販売機の印
刷部に用いた位置検出装置を示す斜視図である。
【図5】本発明の第1の実施形態に係る自動販売機の印
刷部に用いた記録装置の斜視図である。
【図6】本発明の第1の実施形態に係る自動販売機の印
刷部全体を示す断面図である。
【図7】本発明の第1の実施形態に係る自動販売機の印
刷部に用いた記録装置を示す断面図である。
【図8】本発明の第1の実施形態に係る自動販売機の制
御部分を示すブロック図である。
【図9】本発明の第1の実施形態に係る自動販売機の制
御部分における設定スイッチの内容を示す図表である。
【図10】本発明の第1の実施形態に係る自動販売機の
制御部分におけるタイミング補正回路の作用を説明する
ため、カップの長さ、角度の関係を示すもので、(a)
はカップの斜視図、(b)はカップを展開した平面図で
ある。
【図11】本発明の第1の実施形態に係る自動販売機の
制御部分における画像処理回路を示すブロック図であ
る。
【図12】本発明の第1の実施形態に係る自動販売機の
制御部分におけるタイミング補正回路の作用を説明する
ためのカップ側面図である。
【図13】本発明の第1の実施形態に係る自動販売機の
制御部分における横書き/縦書き変換部の作用を説明す
るためのカップ側面図である。
【図14】本発明の第1の実施形態に係る自動販売機の
制御部分に縮拡部おけるの作用を説明するためのカップ
側面図である。
【図15】本発明の第1の実施形態に係る自動販売機の
制御部分に印刷制限部おけるの作用を説明するためのカ
ップ側面図である。
【図16】本発明の第1の実施形態に係る自動販売機の
制御回路の動作フローを示すフローチャートである。
【図17】本発明の第1の実施形態に係る印刷制御に関
する第1の動作フローを示すフローチャートである。
【図18】本発明の第1の実施形態に係る印刷制御に関
する第2の動作フローを示すフローチャートである。
【図19】本発明の第1の実施形態に係る印刷制御に関
する第3の動作フローを示すフローチャートである。
【図20】本発明の第2の実施形態に係る自動販売機シ
ステム全体を示すブロック図である。
【図21】本発明の第3の実施形態に係る自動販売機シ
ステム全体を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 自動販売機システム 12 自動販売機 14 外部基地局 18 インターネット 20 中央局 22 広告元サーバ 24 寄付先サーバ 28 商品選択ボタン 30 カップ 32 情報選択ボタン 34 モード選択ボタン 44 印刷部 48 カップ保持装置 52 記録装置 98 メモリ 116 横書き/縦書き変換部 118 縮拡部 122 合成部 126 カメラ 128 外部画像入力装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久野 徹 神奈川県川崎市麻生区万福寺1−2−2新 百合21ビル4F 富士ゼロックス株式会社 内 (72)発明者 歌代 好宏 神奈川県川崎市麻生区万福寺1−2−2新 百合21ビル4F 富士ゼロックス株式会社 内 Fターム(参考) 2C062 RA01 2C087 AA09 AA17 AA18 AB05 AB08 AC07 BB10 BB20 BD17 DA02 3E047 GA10 HA06

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品を入れる入れ物に印刷する印刷手段
    と、前記入れ物の態様に応じて前記印刷手段による印刷
    を制御する印刷制御手段とを具備することを特徴とする
    自動販売機。
  2. 【請求項2】 情報を入力する入力手段を有し、前記印
    刷手段は、前記入力手段により入力された情報を印刷す
    ることを特徴とする請求項1記載の自動販売機。
  3. 【請求項3】 情報を入力する入力手段と、前記入力手
    段により入力された情報を、商品を入れる入れ物に印刷
    する印刷手段と、前記入力手段より入力された情報の態
    様に応じて前記印刷手段による印刷を制御する印刷制御
    手段とを具備することを特徴とする自動販売機。
  4. 【請求項4】 前記入力手段により入力される情報には
    テキストデータを含み、前記印刷制御手段は、前記入力
    手段からのテキストデータが横書きの場合には、このテ
    キストデータの少なくとも一部を横書きから縦書きに変
    換する横書き/縦書き変換手段を有することを特徴とす
    る請求項3記載の自動販売機。
  5. 【請求項5】 前記横書き/縦書き変換手段は、テキス
    トデータに付与されている文字方向の属性を横書きから
    縦書きに変更することによって変換することを特徴とす
    る請求項4記載の自動販売機。
  6. 【請求項6】 前記入力手段により入力される情報には
    テキストデータが含まれ、前記印刷制御手段は、少なく
    とも前記入力手段により入力されたテキストデータに文
    字方向の属性が付与されていない場合、テキストデータ
    の少なくとも一部を縦書きの印刷画像として生成する生
    成手段を有することを特徴とする請求項3記載の自動販
    売機。
  7. 【請求項7】 前記入力手段により入力される情報には
    テキストデータが含まれ、前記印刷制御手段は、前記入
    力手段からのテキストデータの文字数及び文字サイズの
    少なくとも一方に応じて、テキストデータを縦書きとす
    るか横書きとするかを決定する決定手段と、前記決定手
    段により決定された文字方向で、テキストデータの印刷
    画像を生成する生成手段を有することを特徴とする請求
    項3記載の自動販売機。
  8. 【請求項8】 前記入力手段により入力される情報には
    テキストデータが含まれ、前記印刷制御手段は、前記入
    力手段から入力されるテキストデータの印刷画像が、入
    れ物を正立させたときの横幅が所定幅以内となるよう
    に、前記印刷画像を生成する生成手段を有することを特
    徴とする請求項3記載の自動販売機。
  9. 【請求項9】 前記入力手段から入力された情報を選択
    する情報選択手段を有し、前記印刷手段は、前記情報選
    択手段により選択された情報を印刷することを特徴とす
    る請求項1乃至8いずれか記載の自動販売機。
  10. 【請求項10】 商品は飲料物であり、入れ物はカップ
    であることを特徴とする請求項1乃至9いずれか記載の
    自動販売機。
  11. 【請求項11】 カップは複数のサイズを有することを
    特徴とする請求項10記載の自動販売機。
  12. 【請求項12】 前記印刷制御手段は、前記入れ物の態
    様に応じて前記入れ物に印刷すべき画像を選択する画像
    選択手段を有することを特徴とする請求項1乃至11い
    ずれか記載の自動販売機。
  13. 【請求項13】 前記印刷制御手段は、前記入れ物の態
    様に応じて画像処理を行う画像処理手段を有することを
    特徴とする請求項1乃至12いずれか記載の自動販売
    機。
  14. 【請求項14】 前記画像処理手段は、前記入れ物の大
    きさに対応した大きさに、印刷画像を生成することを特
    徴とする請求項13記載の自動販売機。
  15. 【請求項15】 前記画像処理手段は、前記入れ物の大
    きさに対応した大きさに、印刷画像を拡大又は縮小する
    ことを特徴とする請求項13記載の自動販売機。
  16. 【請求項16】 前記画像処理手段は、前記入れ物の大
    きさに対応した大きさに、印刷画像の一部分を抽出する
    ことを特徴とする請求項13記載の自動販売機。
  17. 【請求項17】 入力手段は、外部から発信された情報
    を入力することを特徴とする請求項1乃至16いずれか
    記載の自動販売機。
  18. 【請求項18】 入力手段は、スキャナで読み取った画
    像情報を入力することを特徴とする請求項1乃至16い
    ずれか記載の自動販売機。
  19. 【請求項19】 入力手段は、カメラで撮影した画像情
    報を入力することを特徴とする請求項1乃至16いずれ
    か記載の自動販売機。
  20. 【請求項20】 複数の自動販売機と、これら自動販売
    機に通信手段を介して情報を配信する情報配信手段とを
    具備し、前記自動販売機は、前記情報配信手段からの情
    報を入力する入力手段と、この入力手段により入力され
    た情報を、商品を入れる入れ物に印刷する印刷手段と、
    前記入れ物の態様に応じて前記印刷手段による印刷を制
    御する印刷制御手段とを具備することを特徴とする自動
    販売機システム。
  21. 【請求項21】 複数の自動販売機と、これら自動販売
    機に通信手段を介して情報を配信する情報配信手段とを
    具備し、前記自動販売機は、前記情報配信手段からの情
    報を入力する入力手段と、この入力手段により入力され
    た情報を、商品を入れる入れ物に印刷する印刷手段と、
    前記入力手段から入力された情報の態様に応じて前記印
    刷手段による印刷を制御する印刷制御手段とを具備する
    ことを特徴とする自動販売機システム。
JP2001324407A 2001-10-23 2001-10-23 自動販売機及び自動販売機システム Pending JP2003132421A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001324407A JP2003132421A (ja) 2001-10-23 2001-10-23 自動販売機及び自動販売機システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001324407A JP2003132421A (ja) 2001-10-23 2001-10-23 自動販売機及び自動販売機システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003132421A true JP2003132421A (ja) 2003-05-09

Family

ID=19141137

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001324407A Pending JP2003132421A (ja) 2001-10-23 2001-10-23 自動販売機及び自動販売機システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003132421A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006335019A (ja) * 2005-06-06 2006-12-14 Mimaki Engineering Co Ltd 立体メディアプリント用のインクジェットプリンタとそれを用いたプリント方法
JP2007001248A (ja) * 2005-06-27 2007-01-11 Mimaki Engineering Co Ltd 立体メディアプリント用のインクジェットプリンタとそれを用いたプリント方法
WO2008116973A1 (en) * 2007-03-27 2008-10-02 Stora Enso Oyj Method and a printing machine for manufacturing printed board containers
JP2009037341A (ja) * 2007-07-31 2009-02-19 Apex:Kk 飲食料自動販売機及びこれを用いた広告方法
EP2432639A1 (en) * 2009-05-21 2012-03-28 Inx International Ink Company Apparatuses for printing on generally cylindrical objects and related methods
EP2830883A1 (de) * 2012-03-26 2015-02-04 KHS GmbH Verfahren und eine anordnung zum bedrucken einer dreidimensionalen oberfläche
FR3057376A1 (fr) * 2016-10-11 2018-04-13 Media Inco Dispositif pour personnaliser un contenant ouvert.
EP3401106A1 (en) * 2017-05-10 2018-11-14 Xerox Corporation System for conveying objects from a nested stack of objects to a printer for printing

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4533805B2 (ja) * 2005-06-06 2010-09-01 株式会社ミマキエンジニアリング 立体メディアプリント用のインクジェットプリンタとそれを用いたプリント方法
JP2006335019A (ja) * 2005-06-06 2006-12-14 Mimaki Engineering Co Ltd 立体メディアプリント用のインクジェットプリンタとそれを用いたプリント方法
JP2007001248A (ja) * 2005-06-27 2007-01-11 Mimaki Engineering Co Ltd 立体メディアプリント用のインクジェットプリンタとそれを用いたプリント方法
WO2008116973A1 (en) * 2007-03-27 2008-10-02 Stora Enso Oyj Method and a printing machine for manufacturing printed board containers
US20100091054A1 (en) * 2007-03-27 2010-04-15 Stora Enso Oyj Method and a printing machine for manufacturing printed board containers
US8201904B2 (en) 2007-03-27 2012-06-19 Stora Enso Oyj Method and a printing machine for manufacturing printed board containers
JP2009037341A (ja) * 2007-07-31 2009-02-19 Apex:Kk 飲食料自動販売機及びこれを用いた広告方法
JP4499767B2 (ja) * 2007-07-31 2010-07-07 株式会社アペックス 飲食料自動販売機及びこれを用いた広告方法
EP2432639A1 (en) * 2009-05-21 2012-03-28 Inx International Ink Company Apparatuses for printing on generally cylindrical objects and related methods
JP2012527387A (ja) * 2009-05-21 2012-11-08 インクス インターナショナル インク カンパニー ほぼ円筒形状を有する物体上に印刷するための装置および関連する方法
EP2432639A4 (en) * 2009-05-21 2013-05-29 Inx Internat Ink Company APPARATUS FOR PRINTING ON GLOBALLY CYLINDRICALLY OBJECTS AND RELATED METHODS
EP2830883A1 (de) * 2012-03-26 2015-02-04 KHS GmbH Verfahren und eine anordnung zum bedrucken einer dreidimensionalen oberfläche
FR3057376A1 (fr) * 2016-10-11 2018-04-13 Media Inco Dispositif pour personnaliser un contenant ouvert.
EP3401106A1 (en) * 2017-05-10 2018-11-14 Xerox Corporation System for conveying objects from a nested stack of objects to a printer for printing

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6852033B2 (en) Game device
JP2003123130A (ja) 自動販売機及び自動販売方法
JPH1184523A (ja) 自動写真撮影方法
JP2003132421A (ja) 自動販売機及び自動販売機システム
JP2003123141A (ja) 自動販売機及び自動販売機システム
US7196813B2 (en) Method of making printed matter and the printed matter
TWI247185B (en) Card manufacturing machine, a card vending machine, and methods thereof
JP2003123138A (ja) 自動販売機
WO2019146515A1 (ja) 飲料提供システム、飲料提供方法、飲料提供プログラム
JP2003123140A (ja) 自動販売機及び自動販売機システム
US20170221297A1 (en) Information processing apparatus, information processing system, information processing method and computer-readable storage medium
JP7102815B2 (ja) 印画物販売システム及び印画物販売方法
US7895074B2 (en) Promotional materials within digital cinema data stream
JP2001273551A (ja) 自動販売装置
US9270840B2 (en) Site image capture and marketing system and associated methods
JP2002007627A (ja) 遊戯装置、広告システムおよび遊戯装置の制御方法
JPH1166155A (ja) 飲食物注文装置
JPH10232955A (ja) 画像表示装置付きの券売機
US20040133473A1 (en) Method and apparatus for serving drinks
JP7035673B2 (ja) 印画物販売システム及び印画物販売方法
JP2004268555A (ja) 紫外光感応カラー画像プリント装置
JP2004227547A (ja) 景品の当否結果提供方法及び当否結果提供システム
JP3093286B2 (ja) フォトブース及び撮影方法
JPH10115866A (ja) 動画像分割写真プリントシートを出力するか、該プリントシートとリングまたは小冊子を出力するアミューズメント装置
US20060146137A1 (en) Automated postcard dispensing apparatus