JP2003132346A - 画像データ処理用集積回路および画像データ処理方法 - Google Patents

画像データ処理用集積回路および画像データ処理方法

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JP2003132346A
JP2003132346A JP2001326667A JP2001326667A JP2003132346A JP 2003132346 A JP2003132346 A JP 2003132346A JP 2001326667 A JP2001326667 A JP 2001326667A JP 2001326667 A JP2001326667 A JP 2001326667A JP 2003132346 A JP2003132346 A JP 2003132346A
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JP2001326667A
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English (en)
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Toshiaki Hayakawa
俊昭 早川
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Fujifilm Holdings Corp
Fujifilm Microdevices Co Ltd
Original Assignee
Fujifilm Microdevices Co Ltd
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内部バッファメモリの容量を大きくせずに、
ブロック歪みの影響を低減する。 【解決手段】 画像データ処理用集積回路は、2次元平
面上において行列状に配置される多数の画像データを複
数のブロックに分割して所定のブロック順序でパイプラ
イン処理するのに適しており、前記多数の画像データ
を、ブロックごとに、かつ所定のブロック順序でパイプ
ライン処理するパイプライン処理回路と、前記パイプラ
イン処理中のデータをブロックごとに記憶することがで
きるパイプラインバッファメモリと、前記パイプライン
バッファメモリからデータを読み出し、前記パイプライ
ン処理回路にロードすると共に、当該ブロックに隣接す
るブロックのパイプライン処理を開始させる制御回路
と、を内蔵する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データ処理技
術に関し、特に、パイプライン処理を伴う画像データ処
理装置及び画像データ処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】画像データ処理技術を用いるものの一つ
に、デジタルスチルカメラがある。デジタルスチルカメ
ラは、被写体にレンズを向けて、シャッタボタンを押す
ことにより、デジタル静止画像の撮影を行う。レンズを
介して結像される画像は、電気信号に変換され、データ
圧縮などの画像データ処理を経て、取り替え可能なメモ
リカード等に記憶される。データ圧縮は、データ量を減
らして、メモリカードに多くの画像データを記憶させる
ための処理である。デジタル静止画像の標準的な圧縮方
式として、JPEG(Joint Photograp
hic Expert Group)圧縮技術がある。
【0003】JPEG圧縮技術においては、デジタル画
像が空間的周波数分布を有している点、人間の視覚上か
ら高周波成分を削っても画質の劣化が目立たない点を利
用して、高周波成分のデータをまとめることにより画像
データを圧縮する。データ圧縮された符号データは、メ
モリカード等の記憶媒体に記憶される。メモリカード
は、例えば32Mバイトの記憶容量を有するものであ
る。
【0004】現在、デジタルスチルカメラの高性能化に
伴い、300万画素クラスの製品がラインアップされて
いる。このような高性能のデジタルスチルカメラを用い
ると、たとえJPEG圧縮を行ったとしてもファイルサ
イズが相対的に大きくなってしまう。
【0005】そこで、最近になって、新しいJPEG仕
様であるJPEG2000の仕様が決められている。従
来のJPEG圧縮技術は、画像を8×8ピクセルの小さ
なブロックに分割して圧縮処理を行う。従って、ブロッ
ク歪みが発生しやすい。加えて、データ圧縮方式として
DCT(離散コサイン変換)が用いられているため、画
像中の輪郭部分から生じるノイズの影響が大きい。
【0006】これに対して、JPEG2000による圧
縮技術では、データ圧縮方式としてDCTではなくウェ
ーブレット(Wavelet)変換を用いる。ウェーブ
レット変換を用いると、画像の中の輪郭部分から生まれ
るノイズが他の領域に波及しにくく、画像劣化が少な
い。ウェーブレット変換を、ブロック単位ではなく画面
全体に対して処理するため、ブロック歪みが発生しな
い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ウェーブレット変換を
用い画面全体に対して画像処理を行う場合に、画像デー
タ信号処理用のLSI(以下「画像処理LSI」と称す
る。)を用いて演算することになる。画面全体に対して
画像処理を行うため、少なくとも画面全体分の画像デー
タを記憶できるだけの容量を有する大容量の内部バッフ
ァメモリを画像処理LSI中に内蔵させる必要がある。
【0008】ところが、画像処理LSI中に大容量の内
部バッファメモリを内蔵させると、画像処理LSIのチ
ップサイズが大きくなり、通常の画像処理LSIと大容
量の外部メモリとを別個に製造する場合と比べて製造コ
ストが高くなるという問題が生じる。
【0009】本発明の目的は、ウェーブレット変換によ
り画像データの圧縮を行う場合に必要な内部バッファメ
モリの容量を少なくすることにより、画像処理LSIの
製造コストを低減することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の一観点によれ
ば、2次元平面上において行列状に配置される多数の画
像データを複数のブロックに分割して所定のブロック順
序でパイプライン処理するのに適しており、前記多数の
画像データを、ブロックごとに、かつ所定のブロック順
序でパイプライン処理するパイプライン処理回路と、前
記パイプライン処理中のデータをブロックごとに記憶す
ることができるパイプラインバッファメモリと、前記パ
イプラインバッファメモリからデータを読み出し、前記
パイプライン処理回路にロードすると共に、当該ブロッ
クに隣接するブロックのパイプライン処理を開始させる
制御回路と、を内蔵する画像データ処理用集積回路。が
提供される。
【0011】本発明の他の観点によれば、2次元平面上
において行列状に配置される多数の画像データを複数の
ブロックに分割して所定のブロック順序でパイプライン
処理するのに適しており、(a)多数の画像データの一
部をブロックとして切り出し、その処理ブロックの画像
データを第1の記憶領域に記憶させる工程と、(b)前
記第1の記憶領域に記憶した画像データを読み出してパ
イプライン処理を行い、パイプライン処理済みのデータ
を第2の記憶領域に記憶させるとともに、パイプライン
処理の途中の第1の内容を第3の記憶領域に記憶させる
工程と、(c)前記第2の記憶領域に記憶された画像デ
ータを読み出してパイプライン処理を行い、前記第1の
記憶領域に記憶されているデータをパイプライン処理済
み画像データで書き換えるとともに、パイプライン処理
の途中の第2の内容を第4の記憶領域に記憶させる工程
と、(d)前記第3の記憶領域に記憶されているパイプ
ライン処理の内容を読み出して初期値として用い、前記
ブロック順序における次段のブロックの画像データのパ
イプライン処理を行う工程とを含む画像データ処理方法
が提供される。
【0012】上記画像データ処理技術によれば、各ブロ
ックの境界におけるデータが連続し、ブロック歪みの影
響が低減する。
【0013】
【発明の実施の形態】発明者は、ウェーブレット変換を
用いるJPEG2000圧縮技術においても、画面全体
をブロック化することを思い付いた。さらに、画像のブ
ロック化に伴って生じる画像歪みの影響を低減するため
に、パイプライン処理によるウェーブレット変換の途
中、たとえば処理ブロックの画像データのパイプライン
処理が終了した時点は消滅するパイプライン中の状態
(中間データ)を、保存、復元できるパイプラインバッ
ファメモリを設けることを思い付いた。パイプラインバ
ッファメモリは、上記中間データを一時的に保存できれ
ば良い。
【0014】図1、図2(A)、(B)及び図3を参照
して、本発明の画像データ信号処理技術の原理について
簡単に説明する。図1は、画像信号処理回路の簡単な構
成を示すブロック図であり、併せて、例えばSDRAM
などの外部記憶媒体も示している。図2(A)及び
(B)は、1ブロックに関するウェーブレット変換処理
の概要を示すブロック図である。図3は、ウェーブレッ
ト変換処理の処理手順を示すフローチャート図である。
【0015】図1に示すように、画像信号処理回路1
は、容量の大きい外部記憶媒体3、例えばSDRAMと
接続されている。外部記憶媒体3は、少なくとも画面全
体の画像データを記憶できるだけの記憶容量MC1を有
している。
【0016】画像信号処理回路1は、パイプライン処理
回路13と内部バッファメモリ5とを有している。パイ
プライン処理回路13は、例えばウェーブレット変換処
理を行うための処理エンジンを備えた回路である。ハー
ドウェアによるパイプライン処理の代わりに、ソフトウ
ェアによるパイプライン処理を行うための手段を備えて
いても良い。
【0017】内部バッファメモリ5は、例えば1ブロッ
ク分の画素データを記憶するための画素バッファメモリ
5aと、パイプライン中の中間データを記憶することが
できるパイプラインバッファメモリ5bとを有してい
る。画素バッファメモリ5aとパイプラインバッファメ
モリ5bとを合わせた内部バッファメモリ5の記憶容量
MC2は、外部記憶媒体3の記憶容量MC1よりも少な
くて良い。
【0018】パイプライン処理の中間で表われ、その後
さらに処理を受けて結果には表われないデータは種々存
在する。たとえばある種の累算値、平均値等である。こ
のような値が別の処理においても必要となることがあ
る。この場合最初から演算を繰り返すことが必要であっ
た。パイプラインバッファメモリを設けることにより、
パイプライン処理中にしか表われない中間データを記
憶、保存することができる。
【0019】外部記憶媒体3と内部バッファメモリ5と
は第1バスライン8aにより接続されている。外部記憶
媒体3と内部バッファメモリ5とのデータのやり取り
は、ダイレクトメモリアクセス回路7により指示するこ
とができる。ダイレクトメモリアクセス回路7は、配線
8bおよび8cによりそれぞれ外部記憶媒体3および内
部バッファメモリ5に接続されている。パイプライン処
理回路13は、配線8dにより内部バッファメモリ5と
接続されるとともに、配線8eによりダイレクトアクセ
スメモリ回路7と接続されている。
【0020】ダイレクトメモリアクセス回路7を用いる
ことにより、CPUなどを介さずに各回路(装置)とメ
モリ回路との間で直接データのやりとりを行うことが可
能になる。従って、画像データの処理量を少なくするこ
とができる。
【0021】図2(A)及び図3に示すように、まず、
画面全体の画像データのうちの一部を1ブロックとして
取り出す。前述のように、JPEGの8画素×8画素よ
りも大きい例えば32画素×32画素を1ブロック単位
として画面全体又は一部をブロック化する。1ブロック
分の画像データを、画像処理LSI中の内部メモリ(第
1の画素バッファメモリ5a−1)、すなわちオリジナ
ルデータ領域11に書き込む(ステップS1)。
【0022】1ブロックについて、パイプライン処理回
路13を用いてウェーブレット変換をパイプライン処理
で行う。ウェーブレット変換を行うことにより、画像デ
ータの信号波形を5オクターブの周波数ごとに分解する
ことができる。すなわち画像データの周波数特性を求め
ることができる。
【0023】一般的に、画像データは低周波に多く分布
する。高周波成分は、人間の目には冗長なので、一括し
てまとめることができる。従って、画像データを圧縮す
ることができる。ウェーブレット変換用のパイプライン
処理回路13を通した1ブロック分の画像データを、画
像処理LSI中の内部メモリ(第2の画素バッファメモ
リ5a−2)、すなわち、処理後データ領域(Dest
ination Area)15に格納する(ステップ
S2)。
【0024】この際、データを格納する方向は、図2
(A)に示すように入力方向(ブロック処理順序)と直
交させる。すなわち、例えばブロック11内のh0行に
存在する画像データをv0列からvmaxV−1列まで水平
方向に順に読み出し、パイプライン処理回路13におい
てウェーブレット変換処理を行う。ウェーブレット変換
処理を行った後の画像データは、内部バッファメモリ1
5内の第2画素バッファメモリ5a−2内の処理後デー
タ領域15に格納(記憶)する。この際の格納方向は、
垂直方向すなわち列方向であり、ブロック11内におけ
る読み出し方向(入力方向)と直交する方向である。
【0025】ブロック11内の次行の画像データに関し
ても同様の処理を行う。ブロック11内の最終行hmaxH
−1についての処理が終了すると、すなわち行方向に関
する1ブロック分の行方向の処理が終了すると、次に、
列方向に関して、行方向と同様の処理を行う。この際、
1ブロックについて行方向の処理を終えた後に列方向の
処理を行う場合に行方向の処理によって形成された中間
データを保存しておくための中間バッファを内部バッフ
ァとして用意しておく。
【0026】1ブロック分の処理が終了すると、パイプ
ラインの内部のデータをパイプラインバッファメモリ
(中間バッファメモリ)5b内に保存しておく。保存し
たデータを第1のパイプライン保存データと称する(ス
テップS3)。
【0027】次に、図2(B)に示すように、第2画素
バッファメモリ5a−2内の処理後データ領域15に格
納されたデータを読み出し、同じ処理(パイプライン処
理)により順次第1の画素バッファメモリ5a−1、す
なわちオリジナルデータ領域11にデータを書き戻す
(ステップS4)。この際、図に示すように、読み出し
方向と同じ方向にデータを書き戻す。以上の処理により
一次のウェーブレット変換処理が終了する。この際、パ
イプラインの内部のデータを、例えば外部記憶媒体3内
に保存しておく。このデータを第2のパイプライン保存
データと称する(ステップS5)。
【0028】次のブロックを読み出し、オリジナルデー
タ領域5a−1に格納する(ステップS6)。ステップ
S3でLSI内部バッファに保存した第1のパイプライ
ン保存データを次のブロックに関する初期値として用
い、ステップ52、S3と同様の処理を行う(ステップ
S7)。すなわち、次のブロックに関しても、第1のブ
ロックと同様の処理を行う。第1のブロックについての
演算結果を初期値として取り込むことにより、第1、第
2のブロックを連続処理すると同様の結果が得られる。
ステップS5において外部メモリに保存した第2のパイ
プライン保存データも読み出す(ステップS8)。たと
えば、外部のSDRAMやLSI内部のバッファメモリ
に読み出しておく。
【0029】第2のパイプライン保存データは、処理後
データ領域15のデータをパイプライン処理してオリジ
ナルデータ領域11へ書き戻す際の初期値として用いる
(ステップS9)。すなわち、隣接するブロックについ
て行ったパイプライン処理の結果を引き継ぐことによ
り、ブロックに分割せずにパイプライン処理する時と同
様の結果が得られる。なお、隣接するブロックがない場
合には、ダミーデータを作成しておいてもよい。
【0030】上記の方法を用いると、隣接する2つのブ
ロック間においてパイプラインのデータが保存され、引
き継がれるため、ブロック歪みが生じない。従って、ブ
ロック処理を行っても、全画面に対して一括してパイプ
ライン処理を行う場合と同様の結果を得ることができ
る。
【0031】以上の工程を繰り返すことにより、複数の
ブロックに分割された画面全体に関して、ブロック歪み
を抑制しつつウェーブレット変換のパイプライン処理を
行うことができる。
【0032】以上の原理に基づく本発明の一実施の形態
による画像データ処理技術について、図4、図5を参照
してより具体的に説明する。
【0033】図4は、画面全体を複数のブロックに分割
した場合のウェーブレット変換処理の概要を示す図であ
る。図5は、画像データ処理の流れを示すフローチャー
トである。
【0034】図4に示すように、画面全体をブロック行
列に分割する。第1ブロック行は行方向に並んだ0から
bmax−1までのbmax個のブロックを含む。第2
行はbmaxから2bmax−1までのブロックを含
む。このようにブロックの番号は固有のものとし順次増
加する。全体として0からmaxblock−1までの
maxblock個のブロックを含む。1つのブロック
は、行方向にh0からmaxH−1までの画素行を、列方
向はv0からmaxV−1までの画素列を有している。
【0035】図5を参照して、画像信号処理工程の詳細
について説明する。
【0036】ステップS10において、画像信号処理を
開始する。ステップS11において、カウントリセット
を行う。より詳細には、ブロック番号を初期化し(bl
ock=0)水平ブロックカウンタも初期化する(nb
lock=0)。加えて、ダミーデータ等を用い、hb
ufの初期化を行う。
【0037】ステップS12において、最終ブロックま
で処理が行われているか否かについて判断する(blo
ck>maxblock)。最終ブロックまで処理が終
わっていなければ、ステップS13に進み、該当するブ
ロックの処理を続行する。最終ブロックまで処理が終わ
っていれば、ステップS31に進み処理を終了する。
【0038】ステップS13において、bmaxをモジ
ュロとしたブロックの水平方向位置を求める(bloc
k mod bmax=0)。行の先頭ブロックであれば
block mod bmax=0であり、その他の位
置であれば0ではない。
【0039】ステップS13の判断結果がYesであれ
ば、ステップS14に進み、hバッファの初期化と水平
ブロックカウンタnblockの初期化を行う。
【0040】ステップS13の判断結果がNoであれ
ば、ステップS14はバイパスする。その後ステップS
15に進む。ステップS15において1ブロック分の画
像データを外部記憶媒体から画素メモリ(オリジナルデ
ータ領域)に読み出す。ステップS16においてブロッ
ク内においてh=0の行を選択する。
【0041】ステップS16において選択された行に対
応する前段処理のブロックのパイプライン内データ(前
述の第1のパイプライン保存データ)を、ステップS1
7において水平方向バッファメモリ(hbuf(h))
から読み出す。この際、外部記憶媒体中に保存されてい
るパイプライン内データ(前述の第2のパイプライン保
存データ)も読み出しておく。
【0042】次いで、ステップS18において、1ブロ
ック内での行方向の処理が全ての行について終了してい
るか否かを判断する(h>=maxH)。
【0043】行方向の処理が終了していればステップS
22に進み、同じブロック内において垂直方向の処理を
行う。行方向の処理が終了していなければ、ステップS
19に進み、行方向のデータに関するパイプライン処理
を行う。この際、前段処理において得られた第1および
第2のパイプライン保存データを用いる。前段処理(行
方向又は列方向に隣接するブロックにおける同様の処
理)のパイプライン内データを用いることにより、ブロ
ックを跨いでもパイプライン処理が分断されることがな
い。例えば、本実施の形態による画像データ処理技術に
おいては、パイプライン処理の段数は16段である。
【0044】図6に具体的なパイプライン処理の例を示
す。図6に示すパイプライン処理は、3値加算平均を演
算する処理である。すなわち、{d(L)+2×d(L
+1)+d(L+2)}/4の演算を行う処理である。
この演算は、例えば行方向に演算する場合に、処理対象
ブロックの2×d(L+1)と、その前後の列のデータ
d(L)およびd(L+2)との加重平均をとる演算処
理である。d(L+1)が先頭のデータの場合、ダミーデ
ータでd(L)を作る。
【0045】ステップS20において、次段のブロック
処理(或いはブロックのスキャン方向によっては所定段
階を経た後に当該ブロックと隣接する位置のブロックを
処理する際の処理)を行う場合に利用する当該ブロック
のパイプライン内のデータをバッファメモリ(内部バッ
ファメモリと外部記憶媒体)内に保存しておく。この
際、該当する行に関してはパイプライン内のデータは、
前段処理のブロックのデータから当該処理のブロックの
データに書き換えられる。
【0046】ステップS21においてブロック内の次行
の処理を行うため、行カウンタをインクリメント(h=
h+1)する。その後ステップS17に戻る。すなわ
ち、次行に関してステップS17からステップS21ま
での処理を繰り返す。各行に関して、同様に、パイプラ
イン内のデータは、前段処理のブロックのデータから当
該処理のブロックのデータに書き換えられる。
【0047】前述のように、ステップS18において行
方向の処理が終了したと判断すると、ステップS22に
進み、列方向(v方向)の処理を開始する。
【0048】ステップS23において、列カウンタを初
期化し(v=0)ブロック内の初めの列が選択される。
ステップS24において選択された列に対応する前段処
理ブロックのパイプライン内データを、内部バッファ
(rowbuf(nblock,v))からパイプライ
ン内に読み込む。ステップS25において、1ブロック
内での列方向の処理が全ての列について終了しているか
否かを判断する(v>=maxV)。全ての列について
の処理が終了していればステップS29に進む。列方向
の処理が終了していなければ、ステップS26に進み、
列方向のデータに関するパイプライン処理を行う。この
際、ステップS24において予め読み出しておいた前段
処理のブロックのパイプライン内保存データをオリジナ
ルデータ領域から処理済みデータ領域への書き込み時お
よび書き戻し時の初期値として用いる。従って、列方向
の処理に関しても、前段処理のブロックと当該処理のブ
ロックとの間で、パイプライン内データが分断されるこ
とがない。
【0049】尚、図4に矢印で示すように、上記の例に
おいてはブロックごとの処理を行方向に進めている。従
って、行方向に関しては行方向に隣接する前段処理のブ
ロックにおいて得られた第1のパイプライン保存データ
を用いることができる。従って、行方向に関するパイプ
ラインデータは内部バッファメモリに記憶させれば良
い。
【0050】これに対して、列方向に関しては列方向に
隣接するブロックが前段処理のブロックにはならない。
従って、第1のパイプライン保存データは内部メモリに
保存させれば良いのが、第2のパイプライン保存データ
は外部メモリに記憶させるのが好ましい。尚、行方向に
並ぶブロックのデータを全て記憶させる場合、又は、ブ
ロックごとにアドレスを設けておき、該当するアドレス
に記憶されているデータが必要な場合に読み出せるよう
にしておけば、同様に第2のパイプライン保存データに
関しても内部バッファメモリに保存させることができ
る。
【0051】ステップS27において、次段ブロックの
処理(或いは所定の処理工程経過後)のためのパイプラ
イン内のデータを保存する(第1のパイプライン保存デ
ータ1と第2のパイプライン保存データ)。ステップS
8において、ブロック内の列レジスタをインクリメント
し(v=v+1)次列の処理を開始する。すなわち、次
列に関してステップS24からステップS28までの処
理を繰り返す。列方向に関しても第1および第2のパイ
プラインバッファのデータを順次書き換えていく。
【0052】列方向の処理が終了すると、ステップS2
9からステップS30に移る。ステップS30におい
て、ブロックカウンタをインクリメントし(block
=block+1)、水平ブロックカウンタもインクリ
メント(nblock=nblock+1)し、次のブ
ロックの処理を開始する。すなわち、次のブロックにつ
いて、ステップS12からの処理が開始する。
【0053】次のブロックに移行する際に、パイプライ
ン復元のためのパイプラインバッファ(第1および第2
のパイプラインバッファ)に保存されていた前段処理の
ブロックに関するパイプライン保存データが当該ブロッ
ク処理において得られた新しいパイプライン保存データ
に置き換えられる。従って、当該ブロックと行方向又は
列方向に隣接するブロックを処理する際における初期値
として用いることができる。
【0054】以上の処理をブロックごとに行い、ステッ
プS12において全ブロックに関して処理済みであると
判断すると、ブロックに分割された全画面について画像
データの処理(ウェーブレット変換処理)が終了する
(ステップS31)。
【0055】上記画像処理技術を用いると、JPEG2
000規格による画像データ処理(ウェーブレット変換
処理を伴う画像データのパイプライン処理)を行う場合
に、全画面を複数のブロックに分割することができる。
従って、画面全体のバッファメモリを画像処理用LSI
中に内蔵させる必要がない。内蔵メモリの容量を減らす
ことができる。
【0056】さらに、ブロックごとの画像データのパイ
プライン処理の途中において、パイプライン中の状態を
一時的に記憶するパイプラインバッファを有している。
ブロックごとに画像信号処理を行う際、上記パイプライ
ンバッファ内に記憶されている処理対象のブロックと隣
接する処理済みブロックのパイプライン中の状態を示す
データを初期値として用いることにより、ブロックの境
界を越えてもパイプライン処理の内容は連続する。従っ
て、画面全体をブロック化した場合に生じうるブロック
歪みの影響を低減することができる。
【0057】次に、パイプライン処理の第1変形例につ
いて図7を参照して説明する。
【0058】第1変形例による画像データ処理技術は、
図7に示すように、パイプライン処理が図6に示すパイ
プライン処理と異なる。
【0059】図7に示すように、入力1つに対してパイ
プライン1とパイプライン2との2つの出力を有してい
る例である。たとえば、パイプライン1と2は各々低周
波フィルタと高周波フィルタに相当する。画像データが
入力されると、パイプライン1とパイプライン2とのい
ずれかを通って出力される。入力の度に交互に出力され
る。
【0060】次に、パイプライン処理の第2変形例につ
いて図8を参照して説明する。
【0061】第2変形例による画像データ処理技術は、
図8に示すように、パイプライン処理が図6および図7
に示すパイプライン処理と異なる。
【0062】図8に示すように、第2変形例による画像
データ処理技術においては、画面全体の画像データの平
均値を用いてパイプライン処理を行う。この場合には、
通常全画面分のバッファメモリを有している必要がある
が、上述の実施例に従えば水平、垂直各ライン毎の平均
でも全体でも小さいブロック単位で処理できる。
【0063】次に、本発明の一実施の形態による画像デ
ータ処理装置の利点について、具体的に説明する。
【0064】画面全体における画素数が1024×12
80画素である場合について考える。1画素は2バイト
(8ビット)として計算すると、画面全体においては1
310720×2=2621440バイトのメモリが必
要になる。このような大容量のメモリを画像処理LSI
中に内蔵させるのは容易ではない(コストアップにな
る)。
【0065】パイプラインの段数を最大16とし、1ブ
ロックの画素数は32×32画素とする。画素バッファ
としては32×32×2×2=4096バイト分の容量
を有するメモリが必要となる。32×32画素に対し
て、Y(輝度)/C(色差)信号の2ビット分と、1ブ
ロックについて行方向の処理を終えた後に列方向の処理
を行う場合に行方向の処理によって形成されたバッファ
を保存しておくための中間バッファを必要とするため、
2倍の容量が必要となるためである。
【0066】パイプライン復元のためのパイプラインバ
ッファメモリとしては、16(パイプライン本数)×3
2(行方向又は列方向の画素数)×2(Y−Cの2バイ
ト分)×2(行方向と列方向とで2倍)=2048バイ
トの容量を有するメモリが必要となる。
【0067】画素メモリとパイプライン復元メモリとの
両方を合計すると、6144バイトの容量を有するメモ
リが必要となる。この値は、画面全体に対する画素バッ
ファメモリを持つ場合の容量である上記の262144
0バイトと比べて、約427分の1の値である。すなわ
ち、約400分の1の容量の内部メモリを設ければ、画
面全体に対する画素バッファメモリを有する場合と同等
の特性を有する画像データ処理が可能となる。
【0068】尚、画素同士が重ならないようにタイリン
グする場合には、画質は劣化するが処理は簡単になる。
例えば128画素×128画素を1単位としてタイリン
グする場合には、本実施の形態による画像データ処理技
術を用いた場合のブロック内の画素数よりも約16倍の
大きさを一単位とすることができる。しかしながら、こ
のような場合でも、128×128×2(Y−C)=3
2768バイトの容量を有するメモリが必要である。す
なわち、本実施の形態による画像データ処理技術を用い
ると、タイリングを行った場合よりも画質は向上する上
に、メモリの容量も約1/5ですむ。
【0069】一方、128画素×128画素を1ブロッ
クとして本実施の形態による画像データ処理技術を用い
た場合には、16×128×2×2=8192バイトを
追加すれば画質の劣化を低減することができる。
【0070】尚、第2のパイプライン保存メモリ(外部
メモリ)は、パイプラインの段数×水平画素数(例えば
16×128×2=4096バイト)が追加されるだけ
であり、大きなコストアップの要因にはならない。
【0071】以上、本発明の実施の形態について例示し
たが、上記例示は制限的な意味を有さない。その他、種
々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に
は自明であろう。
【0072】
【発明の効果】パイプライン処理を伴う画像データ処理
技術において、画像処理LSIに内蔵するバッファメモ
リの容量を低減できる。加えて、ブロックに分割するこ
とによるブロック歪みの影響を低減できる。
【0073】従って、高性能かつ低コストのデジタルカ
メラを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態による画像データ処理
装置の概略構成を示すブロックダイアグラムである。
【図2】 本発明の一実施の形態による画像データ処理
技術の概要を示す図であり、図2(A)はオリジナル画
像データをウェーブレット変換処理し、その後に処理後
データとパイプライン処理の内容とを内部メモリに保存
する工程を示す概略図である。図2(B)は、処理後デ
ータをパイプライン処理してオリジナルデータ領域に画
像データ圧縮装置に画像データを書き戻す工程を示す概
略図である。
【図3】 本発明の一実施の形態による画像データ処理
技術の概要を示す図であり、1行又は1列の画像データ
に関するデータ処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図4】 本発明の一実施の形態による画像データ処理
技術を示す図であり、1画面全体をブロックごとに処理
する様子を示す図である。
【図5】 本発明の一実施の形態による画像データ処理
技術を示す図であり、全体の画像データ処理の流れを示
すフローチャートである。
【図6】 パイプライン処理の1例を示す概略図であ
る。
【図7】 パイプライン処理の他の例を示す概略図であ
る。
【図8】 パイプライン処理のさらに他の例を示す概略
図である。
【符号の説明】
1 画像信号処理回路 3 外部記憶媒体 5 内部バッファメモリ 7 ダイレクトアクセスメモリ回路 11 オリジナルデータ領域 13 パイプライン 15 処理後データ領域
フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 BA02 CA08 CA12 CA16 CB18 CC01 CG02 CH05 5C053 GB07 GB22 GB36 KA04 5C059 KK14 KK50 MA00 MA24 UA34 UA35 5C078 AA04 BA53 CA27 DA01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2次元平面上において行列状に配置され
    る多数の画像データを複数のブロックに分割して所定の
    ブロック順序でパイプライン処理するのに適しており、 前記多数の画像データを、ブロックごとに、かつ所定の
    ブロック順序でパイプライン処理するパイプライン処理
    回路と、 前記パイプライン処理中のデータをブロックごとに記憶
    することができるパイプラインバッファメモリと、 前記パイプラインバッファメモリからデータを読み出
    し、前記パイプライン処理回路にロードすると共に、当
    該ブロックに隣接するブロックのパイプライン処理を開
    始させる制御回路と、を内蔵する画像データ処理用集積
    回路。
  2. 【請求項2】 前記パイプラインバッファメモリは、所
    定のブロック内において第1の処理を行った後の第1パ
    イプライン処理済みデータを記憶する第1のパイプライ
    ンバッファメモリを有し、前記パイプライン処理回路
    は、さらに第1パイプライン処理済みデータに第2の処
    理を行う請求項1に記載の画像データ処理用集積回路。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の画像データ処理用集積
    回路と、 該画像データ処理用集積回路とは別個に設けられ、所定
    のブロック内において前記第2の処理を行った後の第2
    パイプライン処理済み画像データを記憶し、隣接するブ
    ロックを処理する際に初期値として提供する第2のパイ
    プラインバッファメモリを有している画像データ処理装
    置。
  4. 【請求項4】 2次元平面上において行列状に配置され
    る多数の画像データを複数のブロックに分割して所定の
    ブロック順序でパイプライン処理するのに適しており、 (a)多数の画像データの一部をブロックとして切り出
    し、その処理ブロックの画像データを第1の記憶領域に
    記憶させる工程と、 (b)前記第1の記憶領域に記憶した画像データを読み
    出してパイプライン処理を行い、パイプライン処理済み
    のデータを第2の記憶領域に記憶させるとともに、パイ
    プライン処理の途中の第1の内容を第3の記憶領域に記
    憶させる工程と、 (c)前記第2の記憶領域に記憶された画像データを読
    み出してパイプライン処理を行い、前記第1の記憶領域
    に記憶されているデータをパイプライン処理済み画像デ
    ータで書き換えるとともに、パイプライン処理の途中の
    第2の内容を第4の記憶領域に記憶させる工程と、 (d)前記第3の記憶領域に記憶されているパイプライ
    ン処理の内容を読み出して初期値として用い、前記ブロ
    ック順序における次段のブロックの画像データのパイプ
    ライン処理を行う工程とを含む画像データ処理方法。
  5. 【請求項5】さらに、 (f)前記第2の内容を初期値として用い、隣接するブ
    ロックの画像データのパイプライン処理を行う工程とを
    含む請求項4に記載の画像データ処理方法。
  6. 【請求項6】 前記パイプライン処理済みのデータを第
    2の記憶領域に記憶させる工程は、前記第1の記憶領域
    に記憶した画像データを読み出す方向と直交する方向に
    記憶させる工程を含む請求項4又は5に記載の画像デー
    タ処理方法。
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