JP2003132074A - 文書表示方法 - Google Patents

文書表示方法

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JP2003132074A
JP2003132074A JP2002229510A JP2002229510A JP2003132074A JP 2003132074 A JP2003132074 A JP 2003132074A JP 2002229510 A JP2002229510 A JP 2002229510A JP 2002229510 A JP2002229510 A JP 2002229510A JP 2003132074 A JP2003132074 A JP 2003132074A
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Ruth E Rosenholtz
イー ローゼンホルツ ルース
Alison G Woodruff
ジー ウッドラフ アリソン
Andrew Faulring
フォールリング アンドリュー
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザがサムネイルの選択可能要素に関連付
けられた元の文書の一部又は他の文書に直接アクセスす
ることを可能にする。 【解決手段】 サムネイル画像は、少なくとも1つの選
択可能要素を含む。選択可能要素が選択されてもよく、
文書全体が選択されてもよい。選択可能要素は、元の文
書全体よりも小さな元の文書の一部、又は元の文書以外
の文書のいずれかに関連付けられている。サムネイル全
体が選択された場合、元の文書が表示される。選択可能
要素が選択された場合、元の文書の適切な部分又は元の
文書以外の文書が表示される。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、向上サムネイルを
使う文書ナビゲーション方法及びシステムに関する。 【0002】 【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】コンピ
ュータユーザは、検索エンジンによってインターネット
から取り出された文書などの、文書の集合を吟味するた
めに相当量の時間を費やす。ユーザは、文書のリストに
目を通し、特定の情報要求に対する、各々にありうる関
連性を簡略に評価する必要がある。この単調で退屈な処
理の効率を向上させることは、エンドユーザに直接的に
利益を与えることとなり、また、エンドユーザの満足度
を向上させることにより、検索エンジン販売者などの関
係者に間接的に利益を与えることとなる。 【0003】例えば、インターネット検索エンジンは、
(1)高品質の文書リストを返信する(例えば、より良
い索引到達範囲(カバレッジ:coverage)及びランキン
グアルゴリズムにより)ことにより、または(2)ユー
ザが結果をより速く、より正確に評価することを可能に
する情報を提供することによって、ユーザの効率を高め
ることができる。検索エンジン販売者は、この両方の問
題に取り組む。一般的には、解決法(2)に関して、テ
キスト(文字)によるウェブ文書の簡略な要約の提供が
実施されている。近年、テキストによる文書の要約に加
え、サムネイル画像などのグラフィックス(図式)によ
る文書の要約によって、エンドユーザが一連の検索エン
ジンの結果を処理する効率を大きく高めることができる
ことが示唆されている。 【0004】これらの解決法の各々はそれぞれ、長所と
短所を有する。例えば、テキストによる要約は、簡潔で
あるが、視覚的でなく言語的である。テキストによる要
約は、少ない保存スペースを必要とし、したがって、素
早くダウンロードできる。これに加え、テキストによる
要約はしばしば、各文書に関する多くの価値のある情報
を含む。例えば、一般的に検索エンジンは、文書のUR
L、ヘッダ、サイズ、及び文書を要約する又は検索キー
ワードのいくつかを強調するいくつかの語句(フレー
ズ:phrase)又は文を提供する。一方、テキスト
による要約は、ページのレイアウトやページに含まれる
画像に関しては、ほとんど情報を提供しない。更に、ユ
ーザはテキストによる要約を読む必要があり、これは、
時間がかかり、また、疲れる作業でもある。 【0005】これに対し、グラフィックスによる要約
は、ページのレイアウト、ジャンル、及びスタイルにつ
いての情報を提供する。ユーザが以前にそのページ又は
類似したページを閲覧したことがある場合、視覚的な表
現法は、そのページを認識又は分類する手助けとなるこ
とがある。これは、人間の視覚システムは、テキストを
画像よりも速く処理できるという事実により、より魅力
的なものとなる。グラフィックスによる情報は、多くの
仕事を、大きく促進させることができる。しかしなが
ら、サムネイルは典型的に、テキスト要約よりも大きな
保存スペースを必要とし、したがって一般的には、テキ
スト要約よりもダウンロードが遅い。さらに、簡素なサ
ムネイル中のテキストによる内容は、読むことが難し
く、また、便利に要約されていないため、テキストによ
る要約中のテキストよりも利用しにくい。 【0006】以前の作業は、いくつかの異なるサムネイ
ルのデザインを含む。いくつかのプログラムは、平凡な
サムネイルを生成する。これらのプログラムは、多くの
グラフィックスエディタ、マイクロソフト(商標)ウィ
ンドウズ(商標)の最近のバージョン、ハイタワー等
(Hightower et al.)(Hightower, R., Ring, L., Hel
fman, J., Bederson, B., & Hollan, J. (1998), Graph
ical Multiscale Web Histories: A Study of PadPrint
s, Proceedings of Hypertext '98, 58 - 65)に記載さ
れるシステムなどを含む。アイヤーズ等(Ayers et a
l.)(Ayers, E., &Stasko, J. (1995), Using Graphic
History in Browsing the World Wide Web, Proceedin
gs of the 4th International World Wide Web Confere
nce)に記載のサムネイルは、平凡なサムネイルに類似
し、文書の左上の隅を縮小した図を示す。 【0007】他のプログラムは、より複雑なサムネイル
を生成する。コックバーン等(Cockburn et al.)(Coc
kburn, A., Greenberg, S., McKenzie, B., Jasonsmit
h, M., & Kaasten, S. (1999), WebView: A Graphical
Aid for Revisiting Web Pages, Proceedings of OZCH
I'99, Australian Conference on Human Computer Inte
raction)は、縮小画像に加え、しおりをはさみ、頻繁
に訪れるページを示す「折れ込み」("dogears")を含
むサムネイルを生成する。ヘルフマン(Helfman)(Hel
fman, J.I. (1999), Mandala: An Architecture for Us
ing Images to Access and Organize Web Information,
Proceedings of Visual '99, Visual Information and
Information Systems, Third International Conferen
ce, 163 - 170)は、文書から代表画像を選択し、これ
らの代表画像のスケールを縮小させた画像を、その文書
のサムネイルとして作り出す。ワインブラット等(Wynb
latt et al.)("Web Page Caricatures: Multimedia S
ummaries for WWW Documents";IEEE; 1998)は、ウェブ
ページの「カリカチュア」(caricature)を生成する。
これらのカリカチュアはしばしば、ヘッダ、代表画像、
画像の数、要約、などのページの選択された特色を、要
約形式にレンダリングして含む。しかしながら、これら
のカリカチュアは、レイアウトを保存せず、また、ペー
ジの縮小スケール画像においては自然に利用できる可能
性のある視覚的な情報のいくつかが欠落している。例え
ば、ユーザが、リンク密度又はウェブページ上でのリン
クの数をページの画像から判断する代わりに、このリン
ク密度は、カリカチュアの背景色によって表現される。 【0008】本発明は、選択可能要素を有するサムネイ
ルを使ってユーザが選択可能要素に関連付けられた元の
文書の一部又は他の文書を直接閲覧することを可能にす
る文書表示方法を提供することを目的とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明に係る文書表示方
法は、文書を表示する方法であって、少なくとも1つの
第1の選択可能要素を有し、全体として選択可能であ
り、元の文書を第1の関連付けられた目的先として有す
るサムネイルを表示するステップであって、第1の選択
可能要素は、元の文書全体よりも小さな元の文書の一部
及び元の文書以外の文書の1つを第2の関連付けられた
目的先として有しているステップと、前記サムネイルの
全体及び前記第1の選択可能要素の1つの選択を受信す
るステップと、前記選択に基づいて前記第1の関連付け
られた目的先及び前記第2の関連付けられた目的先の1
つにアクセスするステップとを含むことを特徴とする。 【0010】また、元の文書に関連付けられ、少なくと
も1つの第1の選択可能要素を含むサムネイルであっ
て、選択可能要素の各々が、関連付けられた目的先とし
て、(a)元の文書中に設けられた第2の選択可能要素
の選択によりアクセス可能な元の文書の任意の部分及び
(b)元の文書以外の文書を有するサムネイルを表示す
るステップを有する。第1の選択可能要素の1つの選択
が受信され、この選択に基づき、関連付けられた目的先
に直接アクセスする。 【0011】また、元の文書に関連付けられ、少なくと
も1つの第1の選択可能要素を含む向上サムネイルであ
って、元の文書中の対応する要素の外観に対して外観の
変更された少なくとも1つの要素を有し、前記少なくと
も1つの第1の選択可能要素が関連付けられた目的先と
して、元の文書よりも小さく元の文書内に設けられた選
択可能要素のいずれとも独自に関連付けられていない元
の文書の一部を有する向上サムネイルを表示するステッ
プを含む。第1の選択可能要素の1つの選択が受信さ
れ、この選択に基づき、関連付けられる。 【0012】本発明のこれら及び他の目的、利点、及び
顕著な特徴は、以下の例示する実施の形態の詳しい説明
に説明され又は実施の形態の詳しい説明から明らかにな
るであろう。 【0013】 【発明の実施の形態】本発明は、以下の図面に関して詳
しく説明され、図中においては、同様の符号により同様
の要素を表す。 【0014】本発明による向上されたサムネイルは、ユ
ーザが文書全体を閲覧する必要なく文書の内容を把握す
ることを可能にすることにより、ユーザの効率を高め
る。これは、サムネイル画像の1つ又はそれ以上の特色
の外観を変更し、この結果のサムネイルにより、ユーザ
がその基礎となる文書を特定又は分類することを助け
る、より良い手がかりを提供することにより行われる。 【0015】ここで使われる「サムネイル」は、典型的
には、文書又は他の電子データと関連付けられた縮小画
像を意味するが、元の文書のページレイアウトを少なく
とも部分的に保つ、縮小サイズの表示のいずれかを意味
する場合もあり、また、文書又は他の電子データのサイ
ズを縮小した表示の全てを含む場合もある。例えば、縮
小サイズの表示は、文書に基づいて生成された画像であ
ってもよく、又は、文書の文書形式を保つ縮小版の文書
であってもよく、又は、画像特徴及び文書形式特徴の双
方を含む、混成表現法であってもよい。 【0016】図1は、本発明による、向上サムネイル生
成システムの1つの例示する実施の形態を示す図であ
る。図1に示すように、データ源100及びデータ流れ
(シンク:sink)300は、それぞれリンク110及び
310を介して向上サムネイルシステム200に接続さ
れている。データ源100は、ローカルに又は遠隔に配
置されたコンピュータ、スキャナ、又は、この他の、文
書などのデータの生成能力のある既知又はこの後に開発
される装置のいずれであってもよい。データ源100は
また、磁気保存ディスク、CD−ROMなどの、データ
記憶媒体であってもよい。同様に、データ源100は、
電子文書データを保存及び/又は送信するいずれの適切
な装置であってもよく、例えば、ネットワーク又はイン
ターネット、特にワールドワイドウェブ及びニューズグ
ループのクライアント又はサーバであってもよい。リン
ク110は、データ源100を向上サムネイルシステム
200に接続するための既知又はこの後に開発される装
置又はシステムのいずれであってもよく、例えば、直接
的なケーブル接続、広域ネットワーク又は構内ネットワ
ークを介した接続、イントラネットを介した接続、イン
ターネットを介した接続、又は他の分配処理ネットワー
ク又はシステムのいずれかを介した接続、などを含む。 【0017】文書データは、物理的な文書又は写真を走
査した画像、ワードプロセッサソフトウェアなどのいず
れかのソフトウェアを使い電子的にタイプした文書、又
は、既知のプログラム言語又はソフトウェアのいずれか
を使って作られた文書、などのいずれであってもよいこ
とを理解されたい。文書はまた、ユーザのデスクトップ
上のアプリケーションの内容、例えば、ツールバー、ウ
ィンドウ装飾品、及び表計算(スプレッドシート)プロ
グラムで表示されるスプレッドシートなどであってもよ
い。よって、データ源100は、電子データをリンク1
10を介して向上サムネイルシステム200に供給する
能力のある、既知又はこの後に開発される装置のいずれ
かである。よって、リンク110は、電子データをデー
タ源100から向上サムネイルシステム200に送信す
るための、既知又はこの後に開発されるシステム又は装
置のいずれであってもよい。 【0018】データシンク300は、プリンタ、コピー
機、又は他の画像形成装置、ファクシミリ装置、表示装
置、メモリなどの本発明によるシステム及び方法によっ
て生成された処理画像データを出力又は保存する能力の
あるいずれの装置であってもよい。好適な実施の形態で
は、データシンクは、コンピュータモニタなどの表示装
置である。リンク310は、データシンク300を向上
サムネイルシステム200に接続するための、既知又は
この後に開発される装置のいずれであってもよく、例え
ば、直接的なケーブル接続、広域ネットワーク又は構内
ネットワークを介した接続、イントラネットを介した接
続、インターネットを介した接続、又は他の分配処理ネ
ットワーク又はシステムのいずれかを介した接続、など
を含む。 【0019】図1に示すように、向上サムネイルシステ
ム200は、制御部210と、向上サムネイル生成部2
20と、入出力インターフェース230と、ブラウザ2
40と、ユーザ入力装置250と、メモリ260と、向
上保持システム270と、クリック通過システム280
とを含み、バス290によって相互に接続する。 【0020】制御部210は、向上サムネイルシステム
200の他の部品の動作を制御し、向上サムネイルを生
成するために必要な計算及び必要なプログラムを実行
し、必要に応じて、向上サムネイルシステム200の他
の部品間のデータの流れを制御する。向上サムネイル生
成部220は、以下に詳しく説明するように、向上した
サムネイルを生成する。 【0021】向上サムネイルシステム200は、いずれ
かの適切なプログラム言語で書かれたプログラムを実行
してもよく、部品としてのウェブブラウザを使用する場
合もある。例えば、ジャバ(Java:登録商標)プログラ
ム言語で書かれたプログラムであり、ウィンドリバー
(WindRiver)製のICEブラウザなどの部品ブラウザ
240を使用する生成部が、向上サムネイル生成システ
ム200での使用に適している。ブラウザ240は、イ
ンターネットなどの分配データベースから文書を引き出
す場合に、文書へのアクセスを可能にする。ICEブラ
ウザなどのブラウザ240はまた、レンダリングされた
版の文書を提供してもよい。すなわち、ブラウザ240
はまた、文書形式及び抽出される重要な要素又は複数の
重要な要素に基づき、文書の元の大きさの画像又はサム
ネイル画像を提供してもよい。 【0022】入出力インターフェース230は、それぞ
れリンク110及びリンク310によって接続される、
データ源100及びデータシンク300のためのインタ
ーフェースである。 【0023】ユーザ入力装置250は、ユーザが、文書
の引き出しやデータベース検索などを要求するために情
報を入力することを可能にする入力装置である。例え
ば、ユーザ入力装置250は、キーボード、マウス、タ
ッチスクリーンパネル、音声認識入力装置又は音声に基
づく入力装置、及び/又は、その他の装置であっても、
これらの装置を含んでいてもよい。 【0024】メモリ260は、向上サムネイルシステム
200に入力されてくる又はシステム200から出力さ
れる情報のバッファとして機能してもよく、向上サムネ
イルシステム200の機能を実行するために必要なプロ
グラム及び/又はデータを保存してもよく、及び/又
は、処理の様々な段階におけるデータ及び/又は向上サ
ムネイルを保存してもよい。 【0025】向上保持システム270は、サムネイルが
生成された元である文書よりも、サムネイルに類似する
版の文書を表示するために設けられてもよい。例えば、
向上保持システム270は、サムネイル生成の際に元の
版の文書から変更された文書要素の変更版を保持しても
よく、又はそうでなければ、元の文書の外観特徴と異な
る、サムネイルの対応する外観特徴を保持してもよい。
したがって、ユーザがサムネイルに対応する文書の表示
を要求した場合、サムネイルの外観特徴に類似した外観
特徴を有する版の文書が表示されるようにしてもよい。
これは、ユーザがサムネイル上に現れた要素の位置を素
早く探し当てることを助ける。望むのであれば、向上保
持システム270は、所定の期間の経過後に、又は、ユ
ーザ入力装置250を介してユーザが命令した時に、変
更された要素を元の形式に戻す。元の形式への復帰は、
直接であってもよい。この代わりに、元の形式へと段階
的に戻してもよい。例えば、各々が少しづつ元の文書の
外観に近づく1つ又はそれ以上の中間版の文書を表示し
てもよい。また、これらの中間版の1つで停止し、元の
文書まで行かないことも可能である。 【0026】クリック通過システム280は、ユーザ
が、サムネイルに関連づけられた元の文書を最初に閲覧
することなく、文書又はサムネイル内の選択可能な要素
に関連付けられた文書の一部を、直接閲覧できるように
するために設けられてもよい。クリック通過システム2
80は、ユーザが、サムネイル上の選択可能な要素をク
リックすることにより、サムネイルに対応する文書の一
部に飛ぶ、又は、サムネイルに関連付けられた元の文書
の選択可能な要素に関連付けられた他の文書に飛ぶこと
を可能にする。すなわち、ユーザが、例えば、マウスに
よってカーソルを選択可能な要素上に動かし、特定のマ
ウスボタンをクリック又はダブルクリックすることによ
り、サムネイルの選択可能な要素を選択した場合、クリ
ック通過システム280は、元の文書の最初のページ又
は画面を最初に表示することなく、クリックされた選択
可能要素に対応する元の文書の一部を直接表示させる。
これに加え、サムネイルが、他の文書へのハイパーリン
クである選択可能要素を含む場合、クリック通過システ
ム280は、元の文書を最初に表示することなく、ハイ
パーリンクされた文書を直接表示させる。 【0027】望むのであれば、サムネイルは、文書と同
時に表示されてもよい。例えば、文書が、サムネイルを
「クリック通過」することにより引き出された場合、当
該サムネイル(又は異なるサムネイル)を文書と同時に
表示してもよく、これにより、ユーザが他の文書又は現
在表示されている文書の他の部分に「クリック通過」す
ることを可能にしてもよい。更に、クリック通過機能
は、上述の向上保持機能と組み合わせてもよいことを理
解されたい。例えば、クリック通過手順によって引き出
された文書を、サムネイル内に存在する変更と同様の変
更を施して表示してもよい。 【0028】図1において、メモリ260の可変部分
は、様々な典型的な実施の形態において、静的又は動的
RAMを使い実施される。しかしながら、メモリ260
はまた、フロッピディスク及びディスクドライブ、書き
込み可能な光ディスク及びディスクドライブ、ハードデ
ィスクドライブ、フラッシュメモリなどを使って実現す
ることもできる。図1において、メモリ260の概して
静的な部分は、様々な典型的な実施の形態においてRO
Mを使い実現される。しかしながら、静的部分は、PR
OM、EPROM、EEPROM、CD−ROM又はD
VD−ROMなどの光ROMディスク及びディスクドラ
イブ、フラッシュメモリ又は上述の他の可変メモリなど
の他の不揮発性メモリを使って実現することもできる。 【0029】図2に示すように、向上サムネイル生成部
220は、文書形式変更部222と、レンダリング部2
24と、画像変更部226と、視覚的突出部決定システ
ム228と、を備えていてもよい。文書形式変更部22
2は、元の文書の形式、例えば、元の文書のページレイ
アウト、元の文書で使われるフォントサイズ、及び/又
は元の文書で使われる色などを変更する。文書形式変更
部222は、重要な文書要素、すなわち、文書を特定、
分類、及び/又は特徴付けるために有効な要素を抽出す
る要素抽出部2222を有する。例えば、重要な文書要
素は、文書ヘッダ、検索要求において入力されたキーワ
ードと一致する単語、タグに関連する単語又は他の情
報、及び/又は、以下に詳しく説明する関連性決定シス
テム2228によって関連性が高いと示された要素のい
ずれかであっても、又はそれらのいずれかを含んでいて
もよい。 【0030】文書形式変更部222はまた、文書データ
を変更するデータ変更システム2224を備える。典型
的には、変更される文書データは、要素抽出部2222
によって抽出された1つ又はそれ以上の要素を含むが、
これに加え、又はこの代わりに他の要素を変更してもよ
い。変更は、抽出された要素の大きさ、色、及び/又は
フォントの変更を含んでいてもよい。更に、文書形式変
更部222はまた、全体としての文書レイアウトに対す
る要素の位置又は要素抽出部2222によって抽出され
た文書内の他の要素に対する要素の位置を判断し保存す
る要素位置判断部2226を備える。 【0031】関連性決定システム2228は、既知又は
この後に開発される技法を使い、要素の関連性を評価す
るために、文書形式変更部222内に設けられてもよ
い。例えば、関連性決定システム2228は、ユーザに
よって入力されたキーワードと一致する要素を、入力さ
れたキーワードと一致しない単語よりも関連性があると
特定し、キーワードと一致する要素に近い要素を、キー
ワードと一致する要素から遠い要素よりも関連性がある
と特定してもよい。もう1つの例として、関連性決定シ
ステム2228は、特定ユーザの関心事を示すユーザプ
ロフィールを有する又はそのようなユーザプロフィール
へのアクセスを有していてもよく、このユーザプロフィ
ール内の情報を使い、ユーザが関心のある可能性の最も
高い及び/又は最も低い要素を特定してもよい。さらに
もう1つの例として、関連性決定システム2228は、
既知又はこの後に開発される視覚的な注意モデルに基づ
き、文書内のどの要素がユーザの注意を引く可能性が高
いかを予測してもよく、又は、ユーザのブラウザ上での
動作のログを記録する又は視線追跡機械を使いユーザの
目の動きを監視するなどの、ユーザの直接的な観察に基
づいてもよい。更にもう1つの例として、関連性決定シ
ステム2228は、元の文書内の要素の大きさ又は色を
考慮してもよい。関連性決定システム2228は、文書
内の各要素を分析してもよく、または、例えば要素抽出
部2222によって抽出された要素を分析してもよい。 【0032】関連性決定システム2228によって関連
性があると特定された要素は、単純なリストとして出力
されてもよく、又は、例えば、最も関連性の低いものか
ら最も関連性の高いものへ優先度が順序づけられたリス
ト又はその逆の順序のリストとして出力されてもよい。
例えば、関連性決定システム2228は、関連要素の各
々の関連性値を決定してもよい。そして、与えられた要
素の相対的な関連性は、他の関連要素の関連性値と比較
することにより決定できる。関連性決定システムは、異
なる基準に基づいて異なるいくつかの関連性の計算を実
行し、その後、これらの計算結果を、各要素の単一の関
連性値として組み合わせる又は単一の、順序を定めたリ
ストに組み合わせてもよいことを理解されたい。 【0033】レンダリング部224は、必要に応じて文
書のレイアウトを決定する。例えば、HTML文書は典
型的に、そのレイアウトを決定するために解釈を必要と
する。レンダリング部224は、既知の又はこの後に開
発される画像縮小又はスケール調整アルゴリズムのいず
れかを使い、文書の縮小したサイズの表示をレンダリン
グする。このようなスケール調整アルゴリズムは、単純
なページの縮小を伴う場合もある。また、ページの縦横
比の変更を伴う場合もあり、例えば、文書の縮小したサ
イズの表示の全体又は一部が、横方向よりも縦方向に対
してより大きくスケール調整される場合や、その逆の場
合などもあり得る。さらに、ページは、魚眼表示(fish
eye view)などの歪み指向技法(distortion-oriented
technique)によって縮小されてもよい。これらの歪み
は、関連要素に基づいてもよく、又は、上述の関連性決
定の結果に基づいてもよい。例えば、文書内の関連要素
は、重要であると特定されなかった又は文書の関連要素
として特定されなかった要素よりも、比例して大きくて
もよい。 【0034】画像変更部226は、レンダリング部22
4によって出力された画像の特性を変更するものであ
り、コールアウト(吹き出し:callout)(詳細は後述
する)を生成するコールアウト生成部2262、サムネ
イルのコントラストを調節するコントラスト変更部22
64、及び/又はサムネイルの色を調節する色変更シス
テム2266を備えていてもよい。画像変更部226は
また、サムネイル画像中の選択可能な要素を生成する選
択可能要素生成部2268を備えていてもよい。選択可
能要素は、元の文書内に存在する、他の文書へのハイパ
ーリンク又は同じ文書の他の部分へのハイパーリンク、
又は、「ダブルクリック」などによって選択された場合
に拡大した形式で表示されるグラフィックスなどへのハ
イパーリンクなどの選択可能要素に対応していてもよ
い。この代わりに又はこれに加えて、選択可能要素生成
部2268は、元の文書の異なる部分に対応する選択可
能な要素を生成してもよい。例えば、文書が複数のペー
ジを含む場合、複数の選択可能要素を生成してサムネイ
ル画像上に配置する。そして、1つの選択可能要素が選
択されたときに元の文書中の対応するページ又は対応す
る領域を表示するようにしてもよい。この場合、異なる
領域の各々が、文書内の位置的に対応する領域に関連付
けられてもよい。例えば、サムネイルの上辺近くを選択
することにより、文書の第1ページを引き出し、サムネ
イルの真ん中近くを選択することにより、文書の中間ペ
ージを引き出す、などとしてもよい。ページは、文書中
の物理的なページに対応するのみならず、与えられたウ
ィンドウの内容、例えば、ブラウザの内容や表計算など
の他のアプリケーションの内容などを意味してもよいこ
とを理解されたい。 【0035】選択可能要素生成部2268は、必要であ
れば、元の文書に存在する選択可能要素の比例した大き
な版を生成し、サムネイル画像版の選択可能要素を視覚
的に区別できるようにしてもよい。 【0036】視覚的突出部決定システム228は、ユー
ザによる文書への視覚的な注意に関連する特定の効果を
達成するため、例えば、要素がユーザの注意を引く能力
を最適化するために、要素の外観をどのように変更する
かを決定する。このような決定は、例えば、全ての関連
要素に対してフォントサイズを36ポイントフォントに
変更することを指示する規則や、全ての関連要素を現在
の大きさから三倍の大きさに拡大するための規則など
の、単純な規則に基づいたものでもよい。このような決
定はまた、横方向及び縦方向の線の外観を保つことを含
んでいてもよく、又は、例えば、元の文書内での太字の
要素がサムネイル中でも太字で示されることを確実にす
ることや表中の線を強調するなどの、元の文書の装飾又
は構成を強調することを含んでいてもよい。視覚的突出
部決定システム228は、関連性決定システム2228
と協働し、要素の相対的な関連性に基づき、文書中の異
なる要素のために、異なる変更を決定してもよい。例え
ば、文書中の最も関連性の高い要素は、関連性が低い要
素よりもより大きく拡大されてもよく、または、異なる
ハイライト色でハイライトされてもよく、またはその両
方であってもよい。例えば、赤が黄色よりも注意を引く
ハイライト色であると考慮される場合、より関連性の高
い要素を赤でハイライトし、相対的な関連性が低い要素
を黄色でハイライトしてもよい。このような色の選択
は、予め選択された測定基準に基づいてもよく、又は、
与えられた文書又は一連の文書の色の内容に基づいて動
的に計算されてもよい。例えば、視覚的突出部決定シス
テム228は、与えられた文書又は一連の文書内に見つ
かる色に対し最大のコントラストを有する色を選択して
もよい。色は、視覚的な突出部以外の基準に基づいて、
又はそのような他の基準に影響を受けて選択されてもい
いことに留意されたい。例えば、コールアウト内に含ま
れる単語同士の意味論上の関係に基づいて、異なるコー
ルアウトに対して、色を割り当てられてもよい。例え
ば、意味論上関係する単語には類似した色を割り当て、
意味論上関係しない単語には異なる色を割り当ててもよ
い。視覚的突出部決定システム228と関連性決定シス
テム2228の少なくとも一方が、必要に応じてレンダ
リング部224からの情報を使い、それぞれの機能を実
施してもよい。当業者には、視覚的突出部決定システム
228が使用可能な異なる多くの基準が存在し、視覚的
突出部決定システム228が実施可能な様々な変更又は
変更の組み合わせが存在することが理解できよう。 【0037】当業者には、図1及び図2に示す構成要素
の各々が、適切にプログラムされた汎用コンピュータの
一部として実施できることを理解できよう。この代わり
に、図1及び図2に示す回路の各々を、ASIC内の物
理的に別々のハードウェア回路として、又はFPGA、
PDL、PLA、又はPALを使い、又は別個の論理素
子又は別個の回路素子を使って実施することもできる。
更に、図1及び図2に示す別個の構成要素のうちのいく
つかを、単一の構成に組み合わせてもよく、また、図1
及び図2に単一の構成として示される素子を、複数の分
離した構成要素として実施してもよいことを理解された
い。例えば、1つの論理的な組み合わせとして、ブラウ
ザ240によって、要素位置判断部2226の機能を実
施してもよい。図1及び図2に示される各構成要素の特
定の形式は、設計時の選択事項であり、当業者には明ら
かであり予測できるであろう。更に、実施の形態におい
ては、上述の構成要素の1つ又はそれ以上を省略しても
よいことを理解されたい。例えば、クリック通過機能が
必要でない又は望まれない場合、クリック通過システム
280を省略してもよく、向上保持機能が必要でない又
は望まれない場合、向上保持システム270を省略して
もよく、関連性決定が必要でない場合、関連性決定シス
テム2228を省略してもよい、などである。 【0038】上述のシステムの動作例として、ユーザ
が、ユーザ入力装置250を介して文書の引き出しを要
求する。この要求は、例えば、コンピュータハードディ
スクドライブ、ネットワークサーバ、電子メールプログ
ラムなどのデータベース内に保存された特定の文書など
の、特定の文書を示してもよい。この要求は、例えば、
ユニフォームリソースローケータ(Uniform Resource L
ocator)(URL)などのインターネット上の特定の文
書の位置を示していてもよく、又は、ユーザが特に検索
している内容に関連する1つ又はそれ以上のキーワード
又はフレーズなどの検索パラメータを指定してもよい。
要求は、ユーザによって指定されるキーワード又はフレ
ーズを含む文書を検索するための、既知の又はこの後に
開発される検索エンジンへの要求であってもよい。制御
部210は、バス270を介してユーザから要求を受信
する。必要に応じて制御部210は、ユーザの要求を、
構造化照会言語(Structured Query Language)(SQ
L)の命令又はHTTP GET要求(HTTP GET reque
st)などの検索エンジンの命令に翻訳する。その後、要
求に応じて、データ源100からリンク110を通じ入
出力インターフェース230を介して文書情報が引き出
される。 【0039】引き出された文書情報は、向上サムネイル
システム200に入力される。文書情報は、向上サムネ
イル生成システム220の文書形式変更部222によっ
て、アクセス可能にされる。 【0040】文書形式変更部222の要素抽出部222
2は、データ源100から送られた各文書の情報を読み
取り、文書のヘッダ、キーワード、及び/又は特定のタ
グに関連づけられた単語又は特色などの、文書内の重要
な要素を特定し抽出する。例えば、文書がハイパーテキ
ストマークアップ言語(Hypertext Markup Language)
(HTML)で記述されている場合、タグによって囲ま
れるテキストのサイズを指定する<H1>タグや<H2
>タグを、重要な要素と考慮してもよい。抽出された要
素は、HTML文書のURLなどの文書のためのメタデ
ータであってもよいことを理解されたい。抽出前、抽出
後、又は抽出中、又は抽出の一部として、関連性決定シ
ステム2228は、要素の関連性を評価し、絶対的な関
連性の測定値として又は他の要素に対して相対的な関連
性として示してもよい。 【0041】これに加え、文書の作成者が重要な要素と
して文書の特定の要素にタグを付けている場合もある。
例えば、文書作成者が文書中の特定の単語又は他の要素
を特に重要と考え、これらの要素がその後に作製される
向上サムネイル画像に確実に現れるようにしたい場合も
ある。よって、文書作成者は、重要な単語又は他の要素
を要素抽出部2222によって認識されるタグと関連付
けてもよい。 【0042】その後、文書形式変更部222のデータ変
更システム2224は、文書を変更し、要素が変更され
た視覚的な外観を有するように要素抽出部2222によ
って特定された重要な要素及び/又は他の要素を調整し
てもよい。前述のように、この視覚的な外観は、ユーザ
によって指定されてもよく、又は、既知又はこの後に開
発されるいずれかの方法によって決定されてもよい。視
覚的突出部決定システム228がユーザが指定した視覚
的外観に関する情報をデータ変更システム2224に送
ってもよい。 【0043】例えば、データ変更システム2224は、
キーワード及びヘッダ中に現れる単語の少なくとも一方
を拡大することにより変更し、これにより、当該キーワ
ード又は単語がその後、サムネイルへの配置のために縮
小された時にも、読み取り可能となるようにしてもよ
い。変更はまた、テキスト及び他の要素の色又はフォン
トの種類又はその両方の変更を含んでいてもよい。この
ような大きさ、色、フォントの種類の少なくとも1つの
変更は、ユーザによって指定されてもよく、又は向上サ
ムネイルシステム200に予め設定されていてもよい。 【0044】また、このような大きさ、色、フォントの
種類の少なくとも1つは、関連性決定システム2228
によって決定された重要な要素の関連性に基づき変更さ
れてもよい。例えば、より関連性の高い要素は、関連性
の低い要素に比べて、大きくなるよう、又は異なる色で
ハイライトされるよう、又はその両方で変更されてもよ
い。 【0045】要素位置判断部2226は、抽出された単
語又は要素の位置及び1つ又はそれ以上の抽出されてい
ない要素の位置の少なくとも一方を判断してもよい。こ
の位置情報は、メモリ260に保存されてもよく、例え
ば、文書のX−Y座標を示してもよい。一方、HTML
で記述された文書などの特定種類の文書においては、文
書の外観が、文書を閲覧するために使われるシステム、
又は文書を表示するためのウィンドウの仮定された大き
さ及び縦横比に依存して変化する場合もある。この場
合、要素位置判断部2226は、そのシステムでの文書
の外観に対する、要素のX−Y座標を判断してもよい。
位置情報は、詳細は後述するように画像変更部226に
よって使われてもよい。 【0046】レンダリング部224は次に、変更された
文書を縮小した表示をレンダリングする。例えば、文書
は、200画素x200画素の画像に縮小されてもよ
い。縮小サイズの表示は、文書の第1ページの画像であ
ってもよく、又は文書内の指定された図のいずれかであ
ってもよい。縮小サイズの表示は、数々の既知又はこの
後に開発される、縮小サイズの表示を作り出す方法のい
ずれを使いレンダリングされてもよく、または上述のよ
うに、ゆがむような手法でレンダリングされてもよい。 【0047】画像変更部226は次に、縮小サイズの表
示の特性を変更してもよい。画像変更部226は、元の
文書内に明示されていない1つ又はそれ以上の変換法を
実施してもよい。 【0048】画像変更部226は、重要な要素の特定及
び/又は1つ又はそれ以上の要素の位置などの文書形式
変更部222によって取得される情報を使ってもよい。
例えば、文書形式変更部222の要素抽出部2222に
よって特定されたキーワード及び要素位置判断部222
6によって判断されたキーワードの位置を、画像変更部
226による変換の基礎としてもよい。この代わりに、
画像変更部226は、変更する要素又は特徴を独立して
特定してもよい。例えば、画像変更部226は、文書形
式変更部222によって取得された情報のいずれからも
独立して画像のコントラスト又は色を変更してもよい。 【0049】1つの有効な変換法として、テキストフレ
ーズを拡大したテキストのオーバレイであるコールアウ
トとして縮小サイズの表示の上に又は隣にレンダリング
することが挙げられる。この技法では、コールアウト生
成部2262が、単語又は単語のフレーズ、当該単語又
は単語フレーズを再レンダリングするための倍率及び任
意に要素位置判断部からの情報に基づき、文書の単語又
は単語フレーズの元の位置に対する位置にコールアウト
を位置決めするための整列パラメータを特定する。コー
ルアウト生成部2262は、例えば単語又は単語フレー
ズの拡大版を生成し、この拡大版の単語又は単語フレー
ズを図形的にサムネイルの上に重ね、これにより、ユー
ザがより容易に指定した単語、複数の単語、又はフレー
ズをサムネイル中で認識できるようにする。コールアウ
ト生成部2262によって生成されたコールアウトは、
例えば、文書形式変更部222のデータ変更システム2
224によって変更された単語とは異なる外観を有して
いてもよいことを理解されたい。この違いの例を、図4
及び図5に示す。図4は、ヘッダ中の単語がデータ変更
システム2224によって拡大されたサムネイルを示
す。これに対し、図5は、データ変更システム2224
による変更に加え、コールアウト生成部2262によっ
て生成されたコールアウトが重ねられたサムネイルの例
を示す。より詳しくは、図5では、単語「recip
e」及び「pound cake」がコールアウトとし
て重ねられている。テキスト(又は他の要素)が、元の
文書中と同じ特性を有していても、いくつか又は全て異
なる特性を有していても、例えば、色又はフォントが変
更されていてもよいことを理解されたい。更に、画像変
換をこれらの要素に適用してもよい。例えば、図22及
び図23に示すように、テキストをぼやけるようにした
り、立体的に示すこともできる。コールアウトは、その
コールアウトに関連付けられた要素と全く類似する点を
有さない要素であってもよい。例えば、図25に示すよ
うに、コールアウトは、他の要素に注意を向けるよう
な、サムネイル上又は近くに重ねられた矢印の形であっ
てもよい。 【0050】他の変換もまた、可能である。例えば、着
色(color wash)を適用してもよい。着色とは、画像全
体に適用される色の変更、例えば、元の画像を視認でき
るが、全体としての画像の色がオーバレイの色によって
変更されるように画像上に透明なレイヤを重ねることな
どを意味する。着色は、以下に説明するように有効であ
る。要素の色が周囲の色に対して飽和しているほど、そ
の色は注意を引きやすくなる。コントラスト変更部22
64は、白色の着色を適用し、縮小サイズの表示がより
白くなる又は「不飽和」するようにすることにより、縮
小サイズの表示のコントラストを変更してもよい。この
技法は、コールアウト生成部2262によって重ねられ
たコールアウトをより際立ったものとし、よりユーザの
注意を引きやすくする。 【0051】もう1つの例として、縮小サイズの表示の
色を、色変更システム2266及び/又はデータ変更シ
ステム2224によって変更してもよい。例えば、特定
の単語又は他の要素の色、又は縮小サイズの表示の全体
又は一部の領域の色を変更し、画像の全体的な外観が他
のサムネイルの外観とは異なるようにすることにより、
よりよくユーザの注意を引くようにしてもよい。例え
ば、関連性決定システム2228によって決定された関
連性の高い要素に基づき、ユーザが指定した単語又はフ
レーズが文書中に高い頻度で存在する場合、文書がユー
ザの関心のある主題に関連する可能性が高いことをユー
ザに示す薄いピンクの着色をサムネイルに適用してもよ
い。 【0052】色の選択は、可能であればユーザの好みに
基づいて予め定義されていてもよい。この代わりに、色
の選択は、文書又は与えられた一連の文書の色の内容に
基づき動的に決定されてもよい。例えば、文書又は一連
の文書内に予め存在する色に対して最大のコントラスト
を有する色を選択してもよい。 【0053】要素に注意を引くためのもう1つの効果的
な方法として、要素を別個の視覚レイヤに配置すること
が挙げられる。要素が元の文書とは別の視覚レイヤにあ
る場合、要素は際立ち、これみよりユーザの注意を引
く。更にユーザは、異なるレイヤに選択的に注意を向け
ることができる。 【0054】例えば、コールアウトのオーバーレイハイ
ライト色を背景とアルファブレンドすることにより、す
なわち、結果が二者の組み合わせとなるようにアルファ
値を組み合わせの重みによって決定し、背景画像とオー
バーレイハイライト色とを混合することにより、半透明
のオーバレイを作りだし、ページのより小さな部分をさ
またげ、更に、コールアウトがページへの追加である強
い手がかりを提供する。コールアウトの異なる部分が、
半透明であっても半透明でなくてもよいことを理解され
たい、例えば、与えられたコールアウトにおいて、テキ
ストが不透明でありオーバーレイハイライト色が半透明
である、などであってもよいことを理解されたい。 【0055】アルファブレンドの1つの標準的な方法
は、以下の数式を使い、背景画像(C old)とオーバレ
イ画像(Overlay)から新しい画像(Cnew)を作り出
す。 【0056】 【数1】Cnew(x,y)=αOverlay(x,y)+(1
−α)Cold(x,y) 例えば、アルファ値(α)が0.4の場合、結果の画像
は、オーバレイハイライト色が40%、背景画像が60
%の混合物である。オーバレイハイライト色のために
は、0.5付近のアルファ値が好適であるが、アルファ
値は、0.0と1.0との間のどの値も取りうる。 【0057】変更されたサムネイル画像は、データシン
ク300に送られる。この代わりに、既存のサムネイル
を変更するためのデータをデータシンク300に送り、
データシンク300にすでに存在するサムネイルを変更
することもできる。 【0058】いくつかの特定の例示動作を以下に説明す
る。 【0059】第1の例では、ユーザがパウンドケーキ
(pound cake)のレシピ(recipe)を
検索しているとする。検索要求として、ユーザは、キー
ワード「pound cake」及び「recipe」
を入力し、ユーザ入力装置250を介してこの要求を向
上サムネイルシステム200に送る。この要求に基づ
き、制御部210は、データ源100から、必要に応じ
てブラウザ240を介して文書を取り出す。文書は、イ
ンターネット検索/取出しの場合などのように要求に応
答して新しく集められた文書の集まりであってもよく、
または、ローカルサーバ、ハードディスクドライブ、フ
ロッピディスクなどに保存された既存の文書の集まりで
あってもよく、または、これらのいずれかの組み合わせ
又は変形であってもよいことを理解されたい。 【0060】例えば、図3に例示した文書を取り出した
後、文書形式変更部222は、1つ又はそれ以上の要素
の外観を変更する。すなわち、要素抽出部2222がヘ
ッダなどの文書の重要な要素を抽出すると、要素位置判
断部2226によって要素の位置が判断される。この例
では、ヘッダの単語、すなわち、「Mansfield
Plantation Georgetown, S
outh Carolina Heritage Re
cipe, Mom’s ChocolatePoun
d Cake」がデータ変更システム2224によって
拡大され、これらの単語を縮小サイズの表示においてレ
ンダリングされた時にも読み取り可能になるようにす
る。これに加え、ユーザによって入力されたキーワード
と一致する文書の単語がハイライトされる。望まれるな
らば、ユーザがハイライト色を指定してもよい。例え
ば、ユーザは、「recipe」及び「pound c
ake」の単語の各々が現れるたびにハイライトされる
べきであると指定してもよい。望まれるならば、これら
の単語が異なる色でハイライトされてもよい。更に、望
まれるならば、大きさ、色、及び/又はフォントの種類
を関連性決定システム2228によって決定されたそれ
ぞれの関連性によって異なって変更してもよい。 【0061】このような変更の後、レンダリング部22
4は、文書の縮小された表示をレンダリングする。 【0062】望まれるならば、画像変更部226は、上
述のように縮小サイズの表示を変更することもできる。
例えば、図5に示すように指定された単語がコールアウ
トを使って表現される。すなわち、指定された単語は拡
大され、任意にハイライトされ、サムネイルの上に重ね
られる。文書内の位置は、要素位置判断部2226によ
って判断された位置情報に基づいてもよい。望まれるな
らば、画像変更部226はまた、コールアウトの位置を
調整し、コールアウト同士がお互いに重複しないように
してもよい。 【0063】画像変更部226は、全てのコールアウト
を1つのサムネイル内に収めることができないと判断し
た場合、サムネイルを拡大する又は関連性決定システム
2228によって決定されたそれぞれの関連性に基づき
コールアウトの数を低減させることもできる。例えば、
最も関連性の低いコールアウトを省略したり、二重のコ
ールアウトを省略したり、などである。 【0064】図5におけるフレーズ「Pound Ca
ke」のように、時には、コールアウト単語又はフレー
ズがサムネイルの外辺を超える場合もある。すなわち、
フレーズ「Pound Cake」は、コールアウトと
して拡大された時にサムネイルの境界内に収まるには大
きすぎる。システムは、コールアウトが縮小ページ画像
の縁を越えて伸びることを可能にし、これにより、コー
ルアウトフレーズの縁を越えて伸びる一部のいずれも切
断されないようにしたり、元のサムネイルサイズを保持
し、コールアウトの延長部分を切断して除去するよう指
定する様々な「スピルルール」(溢れるルール:Spill
rule)を支持してもよい。コールアウトの位置もまた、
コールアウトの一部がいずれもサムネイルの境界を越え
て伸びないようにするために調整されてもよい。スピル
ルールは、ユーザによって定義されても向上サムネイル
システム200内に予め定義されていてもよい。スピル
ルールは、コールアウトの幅及び高さの少なくとも一方
がサムネイル画像に収まるようにコールアウトの大きさ
を縮小することを含んでいてもよい。コールアウトの位
置に関係なく、特定の視覚的な手がかり(例えば図19
及び図20に示すもの)を使い、元のサムネイル中の単
語の位置とコールアウトの位置との空間的な関係を示し
てもよい。 【0065】サムネイルは、静的な画像ではなく、動的
に動かされて内容を示してもよい。例えば、マウスオー
バ(mouse−over)が起きた場合、すなわち、
ユーザがスクリーン上のカーソルをマウスなどを使いサ
ムネイル上に配置した場合、サムネイルは、点滅表示、
スクロール表示、連続的に色が変化する表示などによっ
て重要な要素を示してもよい。サムネイル内に一度に示
すことのできるよりも多くの数の重要な要素が文書内に
存在する場合、これらの重要な要素は、例えば順番に又
はランダムに又は連続して表示されてもよい。 【0066】様々な文書に適用される向上サムネイルの
他の例を、図6から図10を使い説明する。図6から図
10に示すサムネイルは実物大ではないことを理解され
たい。これらのサムネイルは、通常コンピュータモニタ
などの表示画面上に現れるよりも大きく示されている。 【0067】図6に電子商取引の文書のための向上した
サムネイルの例を示す。この例では、ユーザは、製品の
名前(すなわち、この例では「ミニディスクプレーヤ」
(MiniDisc Player))を探し当てることができ、これ
により、ユーザが実際の文書を閲覧することなく文書を
特定することを助ける。 【0068】図7にニュース文書のための向上したサム
ネイルの例を示す。ユーザは、拡大された単語又はフレ
ーズを含むサムネイルにざっと目を通すことにより、複
数のニュース記事から素早く情報を検索できる。この場
合、ユーザは、サムネイルに現れるコールアウトの単語
及び色の少なくとも一方を指定できてもよい。 【0069】図8にホームページのための向上したサム
ネイルの例を示す。この場合、ホームページ所有者の名
前が拡大され、ハイライトされたコールアウトとしてサ
ムネイル上に重ねられる。 【0070】図9及び図10に通常のテキスト文書のた
めのサムネイルの例を示す。図9は、文書の大きさを単
純に縮小することにより作られた従来のサムネイル画像
を示す。どのような種類の文書かを想定することが非常
に困難であることがわかる。一方、図10に示すような
向上したサムネイルを使う場合、指定された単語が拡大
され、色が着けられているので、ユーザは、より容易に
文書の内容を把握できる。 【0071】縮小サイズの表示は、画像変更部226に
よって変更される必要が必ずしも無いことを理解された
い。例えば、データ変更システム2224によって行わ
れた変更が、サムネイル内の重要な要素を容易に読み取
ることができるようにするために十分である場合、画像
変更部226による更なる変更が、不要な場合もある。
よって、実施の形態においては、画像変更部226自体
が不要な場合もある。逆に、データ変更システム222
4による変更も、画像変更部226によって行われた変
更がサムネイルの容易な可読性、特定、又は分類を可能
にするために十分であるときには必ずしも必要ではな
い。例えば、コールアウト生成部2262によってコー
ルアウトが生成された場合、データ変更システム222
4による変更は不要であることもある。よって、実施の
形態では、データ変更システム2224及び要素位置判
断部2226の少なくとも一方が不要な場合もある。 【0072】図11は、向上したサムネイルの作成方法
の一例を示したフローチャートである。 【0073】ステップS1100にはじまり、処理は、
ステップS1150に続き、文書を取得する。方法は次
にステップS1200に続く。ステップS1200にお
いて、ヘッダ、キーワード、単語などの書類の重要な要
素が特定され、処理はステップS1250に続く。ステ
ップS1250において、1つ又はそれ以上の要素の位
置情報が保存され、この1つ又はそれ以上の要素は、ス
テップS1200において特定された重要な要素を含む
場合もあり、含まない場合もある。 【0074】次に、ステップS1300において、1つ
又はそれ以上の文書形式要素を変更するかどうかが判断
される。文書形式要素を変更する場合、処理はステップ
S1350に進む。そうでなければ、処理はステップS
1400に移る。 【0075】ステップS1350において、文書形式要
素が変更され、処理は、ステップS1400に進む。ス
テップS1400において、文書の縮小サイズの表示が
作られる。次に、ステップS1450において、縮小サ
イズの表示を変更する必要があるかどうかを決定する。
縮小サイズの表示を変更する必要がある場合、処理はス
テップS1500に進む。そうでなければ、処理はステ
ップS1550に飛ぶ。 【0076】ステップS1500においては、縮小サイ
ズの表示の1つ又はそれ以上の要素が変更される。例え
ば、コールアウトがサムネイル上に適用されてもよく、
及び/又は画像のコントラスト及び色の少なくとも一方
が変更されてもよい。そして、ステップS1550にお
いて、向上サムネイル画像が出力され、処理はステップ
S1600において終了する。 【0077】実施の形態においては、上述のステップの
1つ又はそれ以上を省略することもできる。例えば、画
像変更を実行しない場合や、実行される画像変更が、要
素位置情報に頼らない場合など、ステップS1250を
実行する必要がない場合もある。コールアウトなどの画
像変更のみを実行し、文書形式変更が必要でない場合、
ステップS1300及びステップS1350を省略して
もよい。同様に、文書形式変更のみを実行する場合、ス
テップS1450及びステップS1500を省略しても
よい。 【0078】実験により、ユーザが文書の集まりを検討
するために必要な時間が、従来の検索エンジンからの結
果を検討する場合に比べて、向上サムネイル画像の場合
には少なくとも20%低減されることが示された。 【0079】向上サムネイル画像から、更により大きな
利益を得るために、向上、すなわち、サムネイル画像に
示されるデータ及び画像変更の少なくとも一方を、当該
サムネイル画像に関連付けられた文書を表示する時にも
保持することもできる。図12から図14に一例を示
す。すなわち、図12は元の文書を示し、図13はこの
文書に基づき作られた向上サムネイルを示し、図14
は、ユーザが、例えば、サムネイル上でマウスをクリッ
クすることにより、サムネイルに関連付けられた文書の
表示を要求した時に表示される版の文書を示す。 【0080】図13に示す向上サムネイルが作り出され
た時、単語「Xerox」及び「Products」が
重要な要素として指定され、したがって、ユーザの注意
を引くために拡大されている。ユーザが、例えば、サム
ネイル上でマウスをクリックすることにより、サムネイ
ルに関連付けられた文書の表示を要求した場合、向上保
持システム270が、サムネイル画像の変更された要素
の全て又はいくつかに対応する変更を加えた文書を、一
時的に又は永続的に表示する。より詳しくは、この例で
は、図14に示すように、サムネイルと同様に表示され
た版の文書においても、単語「Xerox」及び「Pr
oducts」が拡大されている。 【0081】この例では、図13に示すサムネイルから
図14に示す版の文書に移動する利点は、サムネイル画
像においてユーザの注意を引いたものと同じ要素が画像
に関連付けられた文書においてもユーザの注意を引くた
め、ユーザが文書の重要な部分をより容易に特定でき、
また、サムネイルから文書への移行の際にユーザが混乱
することを回避できることである。望むのであれば、例
えば、ユーザから要求された時に(例えば、マウスの指
定されたボタンをクリックする、表示画面上の指定され
た選択可能要素を選択する、など)又は所定の期間の経
過後に、向上保持システム270が元の形式で、すなわ
ち、向上を含まない文書を表示してもよい。 【0082】本発明は、上述の向上によっては変更され
ていないが、元の文書とは異なる1つ又はそれ以上の外
観特徴を有するサムネイルに適用してもよい。すなわ
ち、サムネイルの異なる外観特徴を、サムネイル画像と
関連付けられた文書を表示する際に永続的に又は一時的
に保持してもよい。よって、上述の向上保持は、上述の
各方法を含むがこれらに限定されない、既知又はこの後
に開発される方法のいずれかによって生成されたサムネ
イルに関連付けられた文書に適用されてもよい。 【0083】図15は、向上保持方法の第1の例を示し
たフローチャートである。処理は、ステップS5000
にはじまり、ステップS5100に進み、サムネイルが
表示される。ステップS5200において、サムネイル
に関連付けられた文書を表示するための要求が受信され
たかどうかが判断される。要求が受信されていた場合、
処理はステップS5300に進む。そうでなければ、要
求が受信されるまでステップS5200が繰り返され
る。 【0084】ステップS5300において、外観が元の
文書よりもサムネイルに類似した版の文書が表示され
る。処理は次に、ステップS5400に進む。ステップ
S5400において、外観がサムネイルよりも元の文書
により類似した、もう1つの版の文書を表示するための
要求が受信されたかどうかが判断される。要求が受信さ
れていた場合、処理はステップS5500に進む。そう
でなければ、処理はステップS5400を繰り返す。ス
テップS5400において、要求が一度も受信されなか
った場合、処理は実質上ステップS5400において終
了することを理解されたい。 【0085】ステップS5500において、外観が以前
に表示された版よりも、より元の文書に類似した版の文
書が表示される。以前に表示された版から現在表示され
る版への移行は、一方の版から他方の版への動画又はモ
ーフィング又は数々の既知の視覚効果のいずれかを伴っ
てもよいことを理解されたい。また、元の文書により類
似した版の文書は、実際には元の文書と同一のものであ
ってもよいことも理解されたい。処理は次に、ステップ
S5600に進み、現在表示される版の文書が元の文書
と同一であるかどうかが判断される。もし、現在の版が
同一でなければ、処理はステップS5400に戻り、ス
テップS5400からステップS5600が繰り返され
る。現在の版が元の文書と同一である場合、処理はステ
ップS5700に進み、終了する。 【0086】図16は、向上保持方法の第2の例を示し
たフローチャートである。このフローチャートにおい
て、ステップS6000からステップS6300及びス
テップS6500からステップS6700は、図15に
示すフローチャートのステップS5000からステップ
S5300及びステップS5500からステップS57
00と同一である。よって、これらのステップの説明は
省略する。 【0087】ステップS6400において、所定の時間
が経過したかどうかが判断される。所定の時間が経過し
ていた場合、処理はステップS6500に進み、そうで
なければ、処理はステップS6400を繰り返す。よっ
て、元の文書により類似した又は元の文書と同一の版の
文書を表示するようユーザが要求することを必要とする
のではなく、同一又はより類似した文書が、2秒、5秒
又は他の適切な時間などの所定の時間の経過後に自動的
に表示される。好適には、当該所定時間は、ユーザが文
書中の重要な要素の位置を視覚的に探し当てることを可
能にするためにちょうど十分な長さである。不要に長い
期間は、ユーザが文書中の重要な要素の周囲の詳細部分
にアクセスする妨げになる場合もある。 【0088】図12、図13及び図17に、図1のクリ
ック通過システム280を用いて実施することのできる
クリック通過手順の一例を示す。クリック通過手順は、
ユーザが、望まれる内容により素早くアクセスすること
を可能にする。クリック通過手順を実施するために、図
2に示す選択可能要素生成部2268を使い、1つ又は
それ以上の選択可能な要素を有するサムネイルが生成さ
れる。例えば、図13のサムネイルは、図12の元の文
書に基づき生成される。この例では、図12の元の文書
中の単語「products」が選択可能要素であり、
マウスのクリックなどにより選択された場合に、図17
に示すもう1つの文書を表示させる。 【0089】クリック通過手順を可能にするため、図1
3のサムネイルが生成された時にも、サムネイル中の単
語「products」は、選択可能な要素として表示
される。図13において、選択可能要素「produc
ts」は、より視認しやすくするために、サムネイルの
他の要素と比較して拡大されている。しかしながら、サ
ムネイル中の選択可能要素は、周囲の要素に比較して拡
大されている必要は必ずしもなく、選択可能要素として
視覚的に区別可能とする及び/又は、例えば、ユーザが
マウスのクリックなどによって選択するために十分に大
きくすればよい。 【0090】ユーザが図13の選択可能要素「prod
uct」を選択した場合、表示は、図17に示す文書に
移る。よって、ユーザは、図12に示す文書の対応する
選択可能要素を選択した時と同様に、図17に示される
文書の内容に直接アクセスすることができる。相違点
は、元の文書を最初に表示するステップが省略されてい
ることである。他の文書に直接移るのではなく元の文書
を閲覧したい場合、ユーザは、選択可能要素以外のサム
ネイルの一部をクリックすることにより、又はサムネイ
ル中の選択可能要素上を含むいずれかの位置で特定のマ
ウスボタンを押下しつつクリックするなど、他のユーザ
インターフェースジェスチャを行うことによって、ユー
ザは元の文書を閲覧できる。 【0091】クリック通過手順はまた、選択可能要素を
有さずに元の文書に基づき生成されたサムネイルを使い
適用することもできる。この場合、サムネイルには、元
の文書の選択可能要素に対応するのではなく、文書の異
なる領域に対応する選択可能要素を設けてもよい。上述
のように、選択可能要素は、視覚的に際立った要素でな
くてもよく、単にサムネイルの異なる領域であってもよ
い。例えば、マウスのクリックなどによりサムネイルの
上辺付近を選択することにより、文書の第1ページを表
示するなどである。しかしながら、選択可能要素と文書
の対応する領域との直接の位置的な相関性は必要ではな
い。例えば、元の文書が4ページの文書の場合、サムネ
イルに各々が異なるページと対応する4つの選択可能要
素を設けてもよい。サムネイルは、左上部、右上部、左
下部、右下部と分けられてもよい。ユーザが左上部でマ
ウスをクリックした場合に第1のページを表示し、右上
部でマウスをクリックした場合に第2のページを表示す
るなどとしてもよい。 【0092】図18は、クリック通過手順を可能にする
方法の一例を示したフローチャートである。処理は、ス
テップS7000にはじまり、ステップS7100に進
み、1つ又はそれ以上の選択可能要素を含むサムネイル
画像が表示される。処理は次にステップS7200に進
む。ステップS7200において、サムネイル上の選択
可能要素が選択されたかどうかが判断される。選択可能
要素が選択されていた場合、処理はステップS7300
に進む。そうでなければ、処理はステップS7400に
移る。 【0093】ステップS7300において、選択可能要
素に関連付けられた文書又は文書の一部が表示され、処
理はステップS7600に移る。 【0094】ステップS7400において、サムネイル
画像全体が選択されたかどうかが判断される。サムネイ
ル画像全体が選択されていた場合、処理はステップS7
500に進む。そうでなければ、処理はステップS72
00に戻る。 【0095】ステップS7500において、サムネイル
画像に関連付けられた元の文書が表示され、処理はステ
ップS7600で終了する。 【0096】図19から図31に、向上サムネイルに提
供できる向上の追加例を示す。これらの向上は、文書形
式変更部222及び画像変更部226の少なくとも一方
によって実行してもよい。 【0097】図19に、サムネイルから、変更要素、例
えばフレーズ「DIGITAL COPIER」がズー
ムしているように見える例を示す。ズームの方向は、ユ
ーザによって指定されてもよく、又はシステムによって
予め定められていてもよい。ズームの色は、ユーザによ
って指定されてもよく、又は、要素の関連性に基づき変
更されてもよい。 【0098】図20に、もう1つの種類のズーム効果を
示す。この場合、フレーズ「DIGITAL COPI
ER」が複数回現れ、新しく現れるフレーズの各々が、
その前に現れたフレーズからずれ、異なる大きさを有す
る。 【0099】図21に、コールアウト「Xerox」及
びコールアウト「Products」がサムネイル画像
の外に配置され、コールアウトとサムネイル中の対応す
る要素の位置とをつなぐ矢印400を含むサムネイルを
示す。この効果により、コールアウトによってサムネイ
ル背景の重要な部分を妨害することなく、ユーザがサム
ネイル及びコールアウトを見ることを可能にする。 【0100】図22及び図23に、テキストの異なる画
像変換を示す。図22は、単語「Concorde」の
ために、ぼかされたテキストが生成される変換を示した
図である。図23は、単語「Concorde」のため
に、遠近感のある文字が生成される変換を示した図であ
る。 【0101】図24にサムネイル全体を実質的に占有す
るコールアウトがサムネイルに重ねられた例を示す。図
25に重要な要素が矢印500で示されたサムネイルを
示す。 【0102】図26及び図27に元の文書が長い及び/
又は幅が広い場合に特に有効な向上サムネイルの例を示
す。例えば、多くのウェブページは、1方向、例えば縦
方向に長い。この場合、図26に示すように、レンダリ
ング部224は、文書全体の縮小された版を生成し、上
述のような向上を適用してもよい。図27に示すサムネ
イルは、スクロールバー600を有し、ユーザがこれに
対して既知の方法で動作を実行することができ、また、
このスクロールバー600は、ユーザが、サムネイルに
関連付けられた元の文書の異なる部分と対応するサムネ
イルの異なる部分にスクロールすることを可能にする。
これに加え、スクロールバー600は、サムネイル中に
全体の文書のどの程度が表示されているかを示す。 【0103】図28から図31に、サムネイル画像の大
きさに依存してコールアウトをどのように変更できるか
を示す。図28から図31は、徐々に大きさが小さくな
るサムネイルを示した図である。これらの図は、向上サ
ムネイル生成部220によって生成できる異なる大きさ
のサムネイルを示していてもよく、又は、ユーザが拡大
又は縮小できる大きさが可変のサムネイルを示していて
もよい。例えば、ユーザは、図28に示す大きさから図
29に示す大きさにサムネイルの大きさを変更してもよ
く、その後、図30に示す大きさに、そして最終的には
図31に示す大きさにサムネイルの大きさを変更しても
よい。 【0104】図28では、単語「Antz」、「mov
ie」、及び「poster」が変更された要素として
表示される。図29では、同一の単語が表示されるが、
単語「poster」は、図28ほど大きくない。これ
は、例えば、単語「poster」が、他の単語よりも
関連性が低いと判断されたため、及び/又はこのように
縮小しなければサムネイルの境界内に収まらないためで
あってもよい。 【0105】図30では、単語「poster」は、コ
ールアウトとしては表示されておらず、そして他のコー
ルアウトは、サムネイル内に収まるようにいくらか縮小
された大きさで示される。図31では、単語「Ant
z」のみがコールアウトとして残る。 【0106】本発明は、上述の方法及び装置に制限され
るものではない。当業者には、本発明の範囲から逸脱す
ることのない多くの異なる変更が可能であることが理解
されよう。 【0107】例えば、上述の例では、コールアウトは、
サムネイル中の該コールアウトに関連付けられた単語の
真上に配置されたが、コールアウトの位置をわずかに調
節し、コールアウト同士の閉鎖(occlusion)又はコー
ルアウトと読み取り可能ヘッダーなどのサムネイル上の
他の有効な情報との閉鎖を最小にしてもよい。もう1つ
の代替案として、テキストを1つのサムネイル中に1つ
のコールアウトのみに含み、他のコールアウトを色を付
けた帯としてのみレンダリングする方法があり、これに
より、ページをテキストで散乱させることなく、ページ
中の単語の分配の感覚をユーザに与える。例えば、上述
の実施の形態の1つのように、単語「recipe」及
び単語「pound cake」がキーワードとして使
われた場合、黄色でハイライトしたテキスト「reci
pe」を含むコールアウトを、文書中に出現した単語
「recipe」の1つに対応するようレンダリング
し、他の単語「recipe」が出現した部分上には、
黄色の帯のみを含むコールアウトを重ねてもよい。同様
に、1つの赤にハイライトされたテキスト「pound
cake」を含むコールアウトを文書中に出現したフレ
ーズ「pound cake」の1つのためにレンダリ
ングし、赤い帯のみを含むコールアウトを、フレーズ
「pound cake」が出現した他の部分にレンダ
リングしてもよい。必要に応じてテキストを含まないコ
ールアウトを小さくしてもよく、これにより、サムネイ
ルのより小さな部分を覆い、散乱が少なくなるようにし
てもよい。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本実施の形態における向上サムネイル生成シ
ステムの典型例を示したブロック図である。 【図2】 図1の向上サムネイル生成システムにおけ
る、向上サムネイル生成部の典型的な一例を示したブロ
ック図である。 【図3】 文書の平凡なサムネイルを示す図である。 【図4】 文書形式変更により向上されたサムネイルの
例を示した図である。 【図5】 文書形式変更及び画像変更により向上された
サムネイルの例を示した図である。 【図6】 電子商取引ジャンルの例に適用された、向上
サムネイルを示す図である。 【図7】 ニュースジャンルの例に適用された、向上サ
ムネイルを示す図である。 【図8】 ホームページジャンルの例に適用された、向
上サムネイルを示す図である。 【図9】 テキストページの平凡なサムネイルを示す図
である。 【図10】 図9に示すテキストページの向上サムネイ
ルを示す図である。 【図11】 サムネイルの生成方法の典型的な例を示し
たフローチャートである。 【図12】 元の文書の例を示す図である。 【図13】 図12に示す文書に関連付けられたサムネ
イルの例を示す図である。 【図14】 図13に示すサムネイル画像に基づいて生
成される版の文書の例を示す図である。 【図15】 文書表示方法の第1の典型的な例を示した
フローチャートである。 【図16】 文書表示方法の第2の典型的な例を示した
フローチャートである。 【図17】 クリック通過手順を使い表示される文書の
例を示す図である。 【図18】 クリック通過表示手順の実行方法の典型例
を示したフローチャートである。 【図19】 サムネイル向上の異なる例を示した図であ
る。 【図20】 サムネイル向上の異なる例を示した図であ
る。 【図21】 サムネイル向上の異なる例を示した図であ
る。 【図22】 サムネイル向上の異なる例を示した図であ
る。 【図23】 サムネイル向上の異なる例を示した図であ
る。 【図24】 サムネイル向上の異なる例を示した図であ
る。 【図25】 サムネイル向上の異なる例を示した図であ
る。 【図26】 サムネイル向上の異なる例を示した図であ
る。 【図27】 サムネイル向上の異なる例を示した図であ
る。 【図28】 サムネイル向上の異なる例を示した図であ
る。 【図29】 サムネイル向上の異なる例を示した図であ
る。 【図30】 サムネイル向上の異なる例を示した図であ
る。 【図31】 サムネイル向上の異なる例を示した図であ
る。 【符号の説明】 100 データ源、200 向上サムネイルシステム、
210 制御部、220 向上サムネイル生成部、22
2 文書形式変更部、2222 要素抽出部、2224
データ変更システム、2226 要素位置判断部、2
228 関連性決定システム、224 レンダリング
部、226 画像変更部、2262 コールアウト生成
部、2264 コントラスト変更部、2266 色変更
システム、2268 選択可能要素生成部、228 視
覚的突出部決定システム、230入出力インターフェー
ス、240 ブラウザ、250 ユーザ入力装置、26
0メモリ、270 向上保持システム、280 クリッ
ク通過システム、300データシンク、400,500
矢印。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アリソン ジー ウッドラフ アメリカ合衆国 カリフォルニア フォス ター シティー エッジウォーター ブー ルバード 969 ジー #272 (72)発明者 アンドリュー フォールリング アメリカ合衆国 ペンシルバニア ピッツ バーグ フレミントン ストリート 1002 Fターム(参考) 5B075 ND36 NK02 NK44 NR05 NS01 PP13 PQ02 PQ13 PQ32 PQ48 PQ60 PR01 5E501 AA02 AB15 AC33 BA03 BA05 CA03 CB09 EA12 EA13 FA13 FA14 FA22 FA44 FB34 FB43

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 文書を表示する方法であって、 少なくとも1つの第1の選択可能要素を有し、全体とし
    て選択可能であり、元の文書を第1の関連付けられた目
    的先として有するサムネイルを表示するステップであっ
    て、第1の選択可能要素は、元の文書全体よりも小さな
    元の文書の一部及び元の文書以外の文書の1つを第2の
    関連付けられた目的先として有しているステップと、 前記サムネイルの全体及び前記第1の選択可能要素の1
    つの選択を受信するステップと、 前記選択に基づいて前記第1の関連付けられた目的先及
    び前記第2の関連付けられた目的先の1つにアクセスす
    るステップと、 を含む文書表示方法。
JP2002229510A 2001-08-08 2002-08-07 文書表示方法 Pending JP2003132074A (ja)

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