JP2003131866A - 表示選択システム - Google Patents

表示選択システム

Info

Publication number
JP2003131866A
JP2003131866A JP2001326799A JP2001326799A JP2003131866A JP 2003131866 A JP2003131866 A JP 2003131866A JP 2001326799 A JP2001326799 A JP 2001326799A JP 2001326799 A JP2001326799 A JP 2001326799A JP 2003131866 A JP2003131866 A JP 2003131866A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
monitor
information
plant
displayed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001326799A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunji Shiraishi
俊司 白石
Yasuyoshi Yamauchi
保喜 山内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Engineering Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Engineering Corp filed Critical Toshiba Engineering Corp
Priority to JP2001326799A priority Critical patent/JP2003131866A/ja
Publication of JP2003131866A publication Critical patent/JP2003131866A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
  • Digital Computer Display Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 モニタを増設しても、しなくても多数の表示
内容を増加することができ、赤外線を照射してモニタの
表示内容を選択することができる表示選択システムを提
供すること。 【解決手段】 ホスト計算機によりプラントを制御し、
このプラント情報を複数の表示装置2に選択的に表示す
るようにした表示選択システムにおいて、プラント情報
を表示する表示装置2をリモコン5により赤外線を照射
して選択し、選択された表示装置2に所望するプラント
情報をリモコン5により赤外線を照射して選択切換えし
て表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示選択システム
に係り、プラントの動作状態などを監視するための表示
選択システムに関する。
【0002】
【従来の技術】プラント例えば発電プラントには、プラ
ントの設備、機器、システムなどの動作状態を監視、制
御するために中央制御室が設けられている。この中央制
御室には蒸気タービンや発電機、そしてこれらを動作さ
せるための復水器、循環水ポンプ、ボイラなどが順調に
動作しているかを監視したり、作業者などの安全、管理
などを監視するために数十台のCRTモニタ(表示装
置)が配列されている。発電プラントの担当者は、上記
モニタを監視しながら発電プラントを運転している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】発電プラントを構成す
る設備や機器などが多ければ、多いほど多数のモニタを
中央制御室内に配列して表示し、監視している。従っ
て、長期間に渉って工事して大規模な発電プラントを構
築するような発電プラントにおいては、中央制御室内に
モニタを設置する場所が無くなってしまう場合も少なく
ない。さらに、大規模な発電プラントが構築された後に
おいても、運転制御の効率化、省人化、担当者の作業負
荷軽減、プラント監視強化などの要求は常にある。この
要求を解決するための開発は、最新のプロセス制御計算
機システムの導入となり、都度モニタの増設が要求され
ている。
【0004】このような各モニタへの表示内容の制御
は、中央制御室内中央部に設けられた制御卓に各モニタ
制御用プッシュボタンが配列され、このプッシュボタン
を制御することにより行われている。従って、モニタの
増設工事には制御卓に各モニタ制御用プッシュボタンの
増設工事も必要である。制御卓の大きさは限られてお
り、この制御卓にモニタ制御用プッシュボタンの配線工
事を増設することは、限界があるという課題があった。
【0005】改造、改善、効率化、省資源化、省人化な
どの機能の近代化は、継続的課題であり、モニタの増設
が必然的に追従するものであった。換言すれば、モニタ
増設の可否が機能の近代化を拘束する場合がある。従っ
て、プラントにおいてはモニタの増設や、これに伴う制
御卓との配線工事が無くても近代化のための改造工事が
可能なシステムの確立が強く要望されている。
【0006】表示装置を制御するために配線を不要化す
ること、即ちワイヤレス化は、テレビジョン(TV)受
像機の遠隔制御即ちリモコンが周知である。リモコンか
ら赤外線を照射してTV受像機の表示内容を制御するこ
とは、例えば特開2000−212公報に記載されて周
知である。
【0007】本発明は、かかる従来の問題を解決すべく
なされたもので、モニタを増設しても、しなくても多数
の表示内容を増加することができる表示選択システムを
提供することを目的とする。さらに、この発明は、赤外
線を照射してプラントを監視するためのモニタでの表示
内容を制御することができる表示選択システムを提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、次の構成からなる表示選択システムを提供するもの
である。すなわち、請求項1の表示選択システムは、ホ
スト計算機によりプラントを制御し、このプラント情報
を複数の表示装置に選択的に表示するようにした表示選
択システムにおいて、前記プラント情報を表示する前記
表示装置を遠隔制御端末から非接触通信により選択する
表示装置選択手段と、選択された前記表示装置に所望の
プラント情報を前記遠隔制御端末から非接触通信により
選択して表示するプラント情報表示選択手段とを具備し
てなることを特徴とする。
【0009】請求項1の発明によれば、遠隔制御端末に
より多数の表示装置中の表示を希望する表示装置を非接
触通信により選択すると共に表示を希望するプラント情
報も選択するので、モニタを専用化する必要がない。即
ち、非接触通信により選択された1台の表示装置は、表
示内容を切換えて複数のプラント情報を表示できる。さ
らに、表示装置は表示内容数に比例して増設しなくても
所望する多数のプラント情報を表示することができる。
【0010】請求項2の表示選択システムは請求項1記
載の表示選択システムにおいて、前記プラント情報はプ
ラントの動作情報や管理情報などのプラントを監視する
ためのデータであることを特徴とする。
【0011】請求項2の発明によれば、表示装置にプラ
ントの動作情報や管理情報を監視するためのデータを表
示することができる。
【0012】請求項3の表示選択システムは請求項1記
載の表示選択システムにおいて、前記遠隔制御端末は、
前記プラント情報を表示するための表示装置を選択し、
この表示装置に表示するプラント情報を監視時間を設け
て複数のプラント情報を順次選択し切換えて前記表示装
置に表示するようにしたことを特徴とする。
【0013】請求項3の発明によれば、時系列的に順次
プラント情報を表示するので表示装置の台数は大幅に減
少させることができる。即ち、表示装置の台数は同時に
表示する必要のある情報の数だけ設備すればよい。
【0014】請求項4の表示選択システムは請求項1又
は3記載の表示選択システムにおいて、前記非接触通信
は、赤外線送信であることを特徴とする。
【0015】請求項4の発明によれば、遠隔制御端末か
ら表示装置の選択およびプラント情報の選択を赤外線を
照射することにより行うので、多数の表示装置が配列さ
れたプラント監視においては、混信などによる誤操作を
防止することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の表示選択システム
を発電プラントのCRTモニタ表示システムに適用した
実施形態を図1乃至9を参照して説明する。この実施形
態は発電プラントの中央制御室において多数のCRTモ
ニタから選択されたモニタに多数のプラント情報を遠隔
制御端末により赤外線を照射して選択切換え、表示する
ようにした実施例である。これら多数のCRTモニタは
複数の遠隔制御端末から選択できる実施例である。
【0017】この表示選択システム1は図1に示すよう
に多数の表示装置例えばCRT(ブラウン管)モニタ2
と、選択されたCRTモニタ2の名称例えば整理番号を
表示する表示器3と、選択されたCRTモニタ2に表示
するプラント情報を選択して表示制御する制御装置4
と、上記CRTモニタ2の整理番号および表示するプラ
ント情報を非接触通信により選択するための遠隔制御端
末例えばリモコン5とから構成されている。即ち、この
表示選択システム1は1台のリモコン5でモニタの選択
や選択されたCRTモニタ2に表示する多数の内容(プ
ラント情報)を選択切換え制御することが特徴である。
さらに、この表示選択システム1は1台の制御装置で多
数のモニタ2の制御をすることが特徴である。
【0018】CRTモニタ2は例えば高精細用CRT、
高精細用LCDなどで、リモコン5により指定されたプ
ラント情報(設備や機器の稼動情報、システム情報、管
理情報等)を表示する。表示内容は装置の外観写真、オ
ペレータの運転状態写真、設備、機器の運転状態を示す
データなどである。制御卓から監視できるように表示画
面の大きさは、14インチ以上が理想的である。CRT
モニタ2の台数は1台のCRTモニタ2に多数のプラン
ト情報を切換え制御して多数の情報を表示できるので、
同時に監視する必要のある画面の数だけ設置すれば発電
プラントの監視ができる。
【0019】即ち、CRTモニタ2の台数は1台のモニ
タに多数の情報を切換え表示できるので、従来他のモニ
タ2で表示していた情報も表示することができるので同
時に複数の情報を表示する必要のあるケースの台数分あ
ればよい。同時に複数の情報を表示する必要のある場合
は、例えば試験運転時の観察、事故や異常が発生した場
合の状態観察、原因究明のための観察などにおいては、
同時に多数の情報を監視する必要が発生する。
【0020】表示器3は例えばLCD、LEDなどが望
ましく、リモコン5からCRTモニタ2が選択されたと
き、選択されたモニタ番号を表示するためのもので、モ
ニタ2の近傍に設置されることが望ましい。表示器3は
モニタから独立して設置することにより確認のミスが少
なくなる。また、モニタ番号の表示はCRTモニタ2に
選択した時点から予め定められた確認に必要な期間表示
するように構成した場合、表示器3は不要である。
【0021】制御装置4はリモコン5から指定された情
報に基きモニタ2の選択制御、モニタ番号の表示器3へ
の表示制御、プラント情報中の指定された表示情報を選
択してモニタ2に切換え表示するための制御をする。
【0022】リモコン5の操作は監視するためのプラン
ト情報を表示するためのモニタ2を選定し、プラント情
報中の所望する監視情報を表示するための指示情報を送
信し、モニタ選択番号や選択したプラント情報を所有す
るモニタに表示する指示機能などを有する。リモコン5
は片手で持てる大きさで例えば立方体状の形状をしてい
る。このリモコン5には1インチ程度のLCDモニタ1
1と、このモニタ11の選択、表示情報を指定するため
の入力手段例えばキーボード12と、モニタ11に表示
する選択情報により非接触通信たとえば赤外線送信機で
赤外線を変調し、この赤外線信号を送信制御するための
送信ボタン13と、キーボード12から入力するキー番
号および演算処理用文字との対応するコード表が記憶さ
れた例えばROM14と、演算処理用プログラムが記憶
されたRAM15と、これらキーボード12の入力から
送信信号を出力するまでのプロセスを自動的に制御する
CPU16などが図2に示すように設けられている。
【0023】即ち、キーボード12から入力されたキー
番号情報は、RAM15に一時記憶され、CPU16の
制御によりROM14から上記キー番号およびコードの
表を読出し、照合して対応するコードを出力し、RAM
15に一時記憶される。このコードは送信ボタン13を
押すことによりRAM15から読み出されて制御装置4
に送信される。
【0024】送信手段は他のリモコンとの混信を避ける
ために赤外線照射窓17から赤外線による通信が行われ
る。即ち、キーボード12から入力されたキー番号のコ
ードは、赤外線を変調した赤外線信号が制御装置4に送
信される。リモコン5はこのように構成されている。赤
外線の照射は指向性が強く、隣接するリモコン5間の混
信を回避することができる。
【0025】次に、リモコン5によるプラント情報の表
示例について図3のフローチャートを参照して説明す
る。図1、2と同一部分については同一符号を付与し、
その詳細な説明を省略する。
【0026】先ず、リモコンのスイッチを投入してスタ
ートする(S−1)。表示を希望するモニタ2の選択
は、リモコン5のキーボード12を操作することにより
希望するモニタ2の番号例えば「2C」を入力して選択
する。選択されたモニタ2の番号「2C」のコード信号
は、赤外線送信機により赤外線を変調して、赤外線照射
窓14から赤外線信号を制御装置4に向けて送信される
(S−2)。リモコン5のLCDモニタ11には、「2
C」が表示される。制御装置4は送信された赤外線を受
光して電気信号に変換したのち復調して指定されたモニ
タの番号「2C」の認識をする(S−3)。当該モニタ
「2C」は画像表示待ち状態で待機する。このとき、指
定されたモニタ2Cの表示器3Cには、「2C」番号が
表示される(S−4)。この表示器3の表示は、リモコ
ン5の操作者が正しく操作されたことを確認するための
表示として使用される。リモコン操作者は表示器3の表
示とリモコン5のLCDモニタ11の表示と比較照合し
(S−5)、一致していれば正しい操作と認識し、不一
致であれば再操作する。
【0027】次に、リモコン5の操作者はプラント情報
中の表示を希望する監視項目例えば「タービンの蒸気
量」の表示を要求するコード信号(予め定められたコー
ド)で赤外線を変調して送信する(S−6)。この要求
はリモコン5のLCDモニタ11に表示されると共に、
制御装置4により受光され復調されて受信される(S−
7)。
【0028】制御装置4は「タービンの蒸気量」表示の
要求内容を確認する(S−8)。制御装置4はプラント
情報中のタービン蒸気量情報を選択して待機中のモニタ
2に表示する(S−9)。「タービン蒸気量」データは
稼動中のタービンの予め定められた稼動状態が定期的に
測定されてRAM15に記憶される。記憶された「ター
ビンの蒸気量」のデータ(情報)は、要求されたとき読
み出されて指定されたモニタ2Cに表示される。この表
示画面には表示されたデータの測定年月日時刻なども表
示することができる。リモコン操作者はリモコン5のL
CDモニタ11に表示された監視項目名とモニタ2Cに
表示された監視項目名と照合し(S−10)、一致して
いれば監視する。不一致であればリモコン操作者はリモ
コン5のキーボード12から再入力する。
【0029】担当者はモニタ2Cに表示された「タービ
ン蒸気量」情報を監視して正常発電動作状態か、異常は
ないか確認する(S−11)。このような手順で次の他
の監視項目の表示をリモコン5から選択切換えて入力
し、モニタ2Cに表示させ、監視する。このような発電
プラントの監視を定期的に実施して終了する(S−1
2)。この監視プロセスにおいて各監視項目について正
常動作範囲値を予め記憶しておき、各測定値について都
度正常動作範囲値と比較し、正常範囲を越えたときの測
定値を、カラー表示例えば赤色や黄色で表示することが
望ましい。正常動作範囲値外の測定値は、カラー表示さ
れることにより異常の発見漏れを回避することができ
る。
【0030】次に、モニタ2の選択表示系を図4を参照
して具体的に説明する。図1〜3と同一部分には同一符
号を付与し、その詳細な説明を省略する。リモコン5の
ROM14には図5に示すようなモニタ選択用コード表
および図7に示すようなプラント情報選択用コード表が
データベースとして記憶されている。このリモコン5か
ら表示情報に対応するコード情報は赤外線を変調して制
御装置4に送信される。制御装置4は送信された赤外線
信号を受光ユニット20で受光し、受光センサが光電変
換して電気信号に変換する。受光ユニット20の出力に
は電気信号に変換された表示情報を復調し表示内容を確
認するための受信ユニット21が接続されている。
【0031】受信ユニット21出力は各表示装置コント
ローラ22の並列接続回路を介してホスト計算機23に
接続されている。このホスト計算機23には、図6に示
すようなモニタ選択用コード表および図8に示すような
プラント情報選択用コード表が各データベース31、3
2に記憶されている。制御装置4は受光ユニット20
と、受信ユニット21と、表示装置コントローラ22と
から構成されている。
【0032】各ホスト計算機23は図9に示すように発
電プラントのプロセス制御、モニタの選択・表示制御、
プラント情報選択・表示制御などを行うプログラムが記
憶されたRAM33と、データベース31、32と演算
処理を実行するための制御をするCPU34とからな
る。各表示装置コントローラ22にはリモコン5から指
定されたプラント情報を表示するモニタ2例えば複数台
のCRTモニタおよびリモコン5から指定されたモニタ
番号を表示するための表示器3例えばLCDモニタ11
が接続されている。
【0033】表示モニタの選択プロセス リモコン5からモニタ2Bを選択したいと仮定すると、
リモコン5のキーボード12から予め定められた図5に
示す入力キー番号「02」と入力する。リモコン5はC
PU16の制御によりRAM15から図5のモニタ選択
用コード表を読出し、照合することにより演算処理用文
字(コード)「B0002」を出力する。コード「B0
002」は赤外線を変調して制御装置4に送信する。
【0034】制御装置4の受光ユニット20は送信され
た赤外線を受光し、光電変換して電気信号に変換したの
ち、受信ユニット21で「B0002」を復調する。さ
らに、受信ユニット21は復調した「B0002」と、
ホスト計算機23により図6に示すモニタ選択用コード
表と照合して一致する「B0002」を出力することに
よりモニタ2Bを選択したことを認識し、認識したモニ
タ2Bの表示装置コントローラ22Bを介して受信ユニ
ット21に出力する。受信ユニット21は表示装置コン
トローラ22B、ホスト計算機23B、表示器3B,モ
ニタ2Bに出力して表示器3Bに当該モニタ番号「2
B」を表示する。このときホスト計算機23Bは表示ス
タンバイ状態に移行し、受信ユニット21を表示スタン
バイ状態に設定する。表示スタンバイ状態の設定はプラ
ント情報の表示を可能にし、プラント情報入力待ち状態
にする。非表示スタンバイ状態はモニタが決定されてな
くプラント情報の表示が不可能な状態である。
【0035】リモコン操作者は選択したモニタ2Bに対
応する表示器3Bの表示とリモコン5のLCDモニタ1
1と照合して正しく選択されたかを確認する。リモコン
操作者は照合の結果一致していれば正しく入力されてい
ると認識し、不一致であればリモコン5から再入力す
る。
【0036】プラント情報の表示プロセス リモコン操作者は正しく入力されたのを確認したのち、
リモコン5から監視情報であるプラント情報の表示依頼
内容を送信する。プラント情報は図8の監視項目に示す
ように発電プラントであれば例えば「タービン発電機の
回転数」の表示である。「タービン発電機の回転数」の
選択は、リモコン5から予め定められた図7に示めすプ
ラント情報選択用コード表の入力キー番号「14」と入
力する。リモコン5はCPU16の制御によりROM1
4に記憶されたプラント情報選択用コード表を読出し、
照合することにより演算処理用文字「D0004」を出
力する。コード「D0004」は赤外線を変調して制御
装置4に向けて送信する。
【0037】受光した制御装置4は受光ユニット20で
光電変換して電気信号に変換したのち受信ユニット21
で「D0004」を復調する。CPU34は、ホスト計
算機23Bのプラント情報選択用コード表データベース
32に記憶された図8に示すプラント情報選択用コード
表を読出し、復調した「D0004」と照合して一致す
る「D0004」を認識する。さらにCPU34は、監
視項目「タービン系の回転数」を表示装置コントロール
22Bを介してモニタ2Bに表示する。
【0038】即ち、スタンバイ状態で「D0004」が
到来するとホスト計算機23Bは、機能選択要求として
受付け、「D0004」に相当する機能画面の回転数情
報を読出す。読み出された回転数情報は、表示装置コン
トローラ22Bの制御により選択されたモニタ2Bに表
示される。このモニタ2Bに表示されたタービンの回転
数データはリモコン操作者が監視する。
【0039】監視後、続けてリモコン5の操作者は次の
監視したいプラント情報を入力することによりモニタ2
Bに順次機能画面を表示することができる。即ち、予め
定められたプラント情報の監視項目は、リモコン5から
順次入力することによりホスト計算機23Bに記憶され
た当該データが順次読み出されてモニタ2Bに表示され
る。予め用意した監視項目の表示が終了すると、ホスト
計算機23Bはスタンバイ状態を解除する。即ち、次の
モニタ2の選択番号入力待ちの状態となる。
【0040】次に、制御装置4内表示装置コントローラ
22の構成を図10を参照して具体的に説明する。図1
〜9と同一部分には同一符号を付与し、その詳細な説明
を省略する。リモコン5にはモニタ2および表示器3に
表示する情報をワイヤレスで送信するために赤外線送信
機が設けられている。赤外線送信機は上記表示する情報
で赤外線を変調して送信することにより多数の情報を送
信することができる。変調手段はパルス変調、周波数変
調などその他通信手段を利用することができる。赤外線
送信機は例えばモニタ例えばCRT番号指定情報例えば
「B0002」、CRTに表示させる機能情報の表示要
求(以下機能要求と略す)情報例えば「D0004」な
どを送信する。赤外線送信機は例えば「B0002」や
「D0004」により赤外線をパルス変調して送信す
る。赤外線送信機から出射された赤外線は、制御装置4
に設けられた赤外線受信機41により受光される。
【0041】赤外線受信機41は受光した赤外線を赤外
センサにより電気信号に変換したのち、この電気信号は
受信ユニット21により復調される。復調されたCRT
番号指定情報例えば「B0002」は、ホスト計算機2
3Bによりモニタ番号No2であることが認識される。
即ち、ホスト計算機23BはCPU34の制御によりモ
ニタ選択用コード表データベース31から図6のコード
表を読出し、「B0002」のモニタ番号No2を要求
番号表示処理装置42Bを介して表示器3Bに表示す
る。その後、ホスト計算機23Bは受信ユニット21を
プラント情報(機能情報)スタンバイ状態に設定する。
【0042】スタンバイ状態後に、リモコン5から送信
された要求機能情報例えば「D0004」は受信ユニッ
ト21を介して要求機能番号解析装置43に入力され
る。要求機能番号解析装置43はコード「D0004」
を信号変換回路44Bに出力し、信号変換回路44Bは
通信プロトコルの「RS232C」信号に変換する。変
換されたRS232C信号はホスト計算機23Bに入力
される。ホスト計算機23BはCPU34の制御により
プラント情報選択用コード表データベース32からコー
ド表を読出し、照合することにより測定された「タービ
ンの回転数値」を出力し、モニタ2Bに表示する。モニ
タ2Bの表示は次の監視項目の入力があるまで表示され
る。
【0043】このようにこの実施例によれば表示する内
容の制限は、リモコン5からの入力によって決定される
ため、他のモニタとの表示のための組み分けが全く必要
ない。
【0044】次に、各ユニットの動作を図11を参照し
て説明する。図1〜10と同一部分には同一を付与し、
その詳細な説明を省略する。この実施形態は1台の制御
装置4により複数台のリモコン5と複数のモニタ2に選
択的に表示する例である。
【0045】モニタ2例えばCRTの選択 リモコン5操作者は多数配列されたモニタ2から希望す
るモニタ2の番号を指定し、図5、6のモニタ選択用コ
ード表から所望するモニタ番号の入力キー番号を入力す
る(F−1)。即ち、リモコン操作者は図4に示す入力
キー番号をキーボード12を打鍵して入力する。指定さ
れたモニタ2番号は、当該リモコン5のLCDモニタ1
1に表示される(F−2)。従って、リモコン操作者は
LCDモニタ11の表示面を監視することにより選択し
たモニタ2の番号を都度確認することができる。リモコ
ン操作者はモニタ2の番号を確認したのち、送信ボタン
13を押圧することにより、制御装置4にCRT選択番
号を送信する(F−3)。制御装置4は受信待ち状態の
ときCRTの選択および機能要求情報例えばプラント情
報の表示のための受信が可能である(F−4)。
【0046】受信待ち状態の制御装置4は受信信号の有
無を確認する(F−5)。受信信号無しのときは、待機
状態を継続する。受信信号有りのときは、リモコン5か
ら送信されたコードを希望するCRT番号の解析をする
(F−6)。CRT番号の解析は予めホスト計算機23
に記憶されたモニタ選択用コード表データベース31か
ら図6に示すモニタ選択用コード表を読出し照合するこ
とにより一致すればそのコードおよびモニタ2の番号を
認識したとして出力する(F−7)。
【0047】ホスト計算機23は要求CRTコードの有
無を判定する(F−8)。無しの場合、リモコン操作者
はリモコン5により再入力する。有りの場合、ホスト計
算機23は認識した結果CRT番号を当該表示器3に出
力して表示し(F−9)、当該要求機能番号解析装置4
3および受信ユニット21をスタンバイ状態に設定する
(F−10)。
【0048】表示するプラント監視情報の選択 リモコン5の操作者は図7、8に示す希望する監視項目
を選択してキーボード12から入力キー番号を打鍵して
入力する。入力された監視項目情報は、制御装置4に送
信され、スタンバイ状態の表示装置コントローラ22に
入力される。当該表示装置コントローラ22は図8の辞
書と照合して指定された監視項目を解析し、認識する
(F−10)。表示装置コントローラ22は指定された
監視項目の演算処理用文字を伝送信号のRS232C信
号に変換する(F−11、12)。変換されたRS23
2C信号はホスト計算機23に供給する(F−13)。
ホスト計算機23は指定された監視項目のデータを読出
し、モニタ2に表示する。このようにして、一つのモニ
タに多数のプラント監視情報をリモコン5により切換え
て表示することができる。
【0049】上記実施形態では一つの監視項目毎にリモ
コン5から入力し、表示した実施例について説明した
が、プラントの監視項目には例えば3時間毎に監視する
項目と、6時間毎に監視する項目などがあり、これらを
A、B…のグループ化して、図7、8にグループ毎も選
択できるようにし、このグループ単位で一度に表示して
もよい。一度に表示する画面はたとえば図12に示すよ
うに表にして示すことができる。図12はグループ化単
位で表示選択されたときのモニタ2に表示された画面の
実施例である。図13はRAM33に記憶された測定デ
ータの実施例である。即ち、図13のデータから所望す
る監視項目例えばグループを読出し選択されたモニタ2
に表示することができる。
【0050】上記実施形態では非接触通信として赤外線
による通信について説明したが、非接触通信であれば、
電波でもその他何れでもよい。
【0051】上記実施形態では発電プラントに適用した
実施例について説明したが、その他水処理プラント、廃
棄物処理プラント、工場などプラントであれば利用可能
である。
【0052】
【発明の効果】この発明によれば、モニタを増設して
も、しなくても多数の表示内容を増加することができ
る。さらに、赤外線を照射してモニタの表示内容を制御
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の表示選択システムの実施形態を説明す
るためのシステム構成図。
【図2】図1のリモコンの論理演算処理系を説明するた
めの回路構成図。
【図3】図1の表示選択システムの実施例を具体的に説
明するためのフローチャート。
【図4】図1の制御装置の実施例を説明するための構成
図。
【図5】図3のリモコンによりモニタを選択するための
の実施例を説明するためのデータベース説明図。
【図6】図3のリモコンによりモニタを選択したときの
受信ユニットの実施例を説明するためのデータベース説
明図。
【図7】図3のリモコンにより表示したいプラント情報
選択したときの実施例を説明するためのデータベース説
明図。
【図8】図3のリモコンにより表示したいプラント情報
選択したときの受信ユニットの実施例を説明するための
データベース説明図。
【図9】図4のホスト計算機による論理演算処理を説明
するための回路構成図。
【図10】図3の制御装置をさらに具体的に説明するた
めの構成図。
【図11】図8の実施例を説明するためのフローチャー
ト。
【図12】図4、10の他の実施例を説明するためのモ
ニタ表示画面。
【図13】図9のRAMに記憶された測定データ説明
図。
【符号の説明】
1…表示選択システム、2…CRTモニタ、3…表示
器、4…制御装置、5…リモコン、11…LCDモニ
タ、12…キーボード、13…送信ボタン、14…RO
M、15,33…RAM、16,34…CPU、17…
赤外線照射窓、20…受光ユニット、21…受信ユニッ
ト、22…表示装置コントローラ、23…ホスト計算
機、31…モニタ選択用コード表データベース、32…
プラント情報選択用コード表データベース、41…赤外
線受信機、42…要求番号表示処理装置、43要求機能
番号解析装置、44…信号変換回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B069 AA01 BA04 KA02 5H223 AA02 BB01 CC08 CC09 DD07 DD09 EE06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホスト計算機によりプラントを制御し、
    このプラント情報を複数の表示装置に選択的に表示する
    ようにした表示選択システムにおいて、 前記プラント情報を表示する前記表示装置を遠隔制御端
    末から非接触通信により選択する表示装置選択手段と、 選択された表示装置に所望のプラント情報を前記遠隔制
    御端末から非接触通信により選択して表示するプラント
    情報表示選択手段とを具備してなることを特徴とする表
    示選択システム。
  2. 【請求項2】 前記プラント情報はプラントの動作情報
    や管理情報などのプラントを監視するためのデータであ
    ることを特徴とする請求項1記載の表示選択システム。
  3. 【請求項3】 前記遠隔制御端末は、前記プラント情報
    を表示するための表示装置を選択し、この表示装置に表
    示するプラント情報を監視時間を設けて複数のプラント
    情報を順次選択し切換えて前記表示装置に表示するよう
    にしたことを特徴とする請求項1記載の表示選択システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記非接触通信は、赤外線送信であるこ
    とを特徴とする請求項1又は3記載の表示選択システ
    ム。
JP2001326799A 2001-10-24 2001-10-24 表示選択システム Withdrawn JP2003131866A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001326799A JP2003131866A (ja) 2001-10-24 2001-10-24 表示選択システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001326799A JP2003131866A (ja) 2001-10-24 2001-10-24 表示選択システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003131866A true JP2003131866A (ja) 2003-05-09

Family

ID=19143118

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001326799A Withdrawn JP2003131866A (ja) 2001-10-24 2001-10-24 表示選択システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003131866A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012231222A (ja) * 2011-04-25 2012-11-22 Kddi Corp コンテンツ再生制御装置、コンテンツ再生制御方法、およびプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012231222A (ja) * 2011-04-25 2012-11-22 Kddi Corp コンテンツ再生制御装置、コンテンツ再生制御方法、およびプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2003248422A1 (en) System and method for monitoring a structure
KR20190075745A (ko) 풀코드 스위치 모니터링 방법, 풀코드 스위치모니터링 장치, 및 이를 포함하는 벨트콘베어 시스템
CN101025616A (zh) 具有多设备控制器的无线系统
US5553269A (en) Apparatus for monitoring sensor information from diffeerent types of sources
JP2003131866A (ja) 表示選択システム
KR100316810B1 (ko) 공장 자동화 시스템의 모니터링 방법 및 장치
CN112562553A (zh) 一种液晶控制模块的测试系统及测试方法
JPH06301615A (ja) 多機能型携帯入出力装置による現場操作監視方法と装置
JPH0895633A (ja) 操作支援システム
CN110794798A (zh) 一种生产数据监控系统和生产数据监控方法
KR910004502B1 (ko) 텔레메터링용 가입자 정합장치의 테스터장치 및 그 방법
US20060224251A1 (en) Duplex system and method of switching control right in duplex system
JPH0332956B2 (ja)
JP2855310B2 (ja) コンピュータのリモートコントロール装置
WO2022131403A1 (ko) 건물 에너지 절감을 위한 공조기 제어 시스템 및 방법
JP3713387B2 (ja) プログラマブルコントローラの配線識別装置
JP4750513B2 (ja) エレベータ伝送システムの情報モニタ装置
JPH03231597A (ja) 作業監視装置
JPS635695A (ja) スイツチ
CN115453993A (zh) 一种核电厂工作管理方法
JP2002267508A (ja) 計測システム
JPH05216528A (ja) Dncシステム
JPH09233572A (ja) 監視制御装置
JPH1196089A (ja) エージェント診断システム
JPS63187795A (ja) 遠方監視制御装置の数値制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050104