JP2003131733A - 設備制御監視方法及び設備制御監視装置 - Google Patents
設備制御監視方法及び設備制御監視装置Info
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- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
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- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
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- G05B15/02—Systems controlled by a computer electric
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 制御ロジックを視覚的に追跡でき、制御ロジ
ックに起因する動作不具合の原因究明が容易に可能とな
る設備制御監視方法及び設備制御監視装置を得る。 【解決手段】 被制御対象機と、この被制御対象機を動
作制御する制御装置と、制御装置に設定制御値を送出す
る設定機器と、制御装置へ被制御対象機の作動状態計測
値を送出するセンサとを備えた設備における上記制御装
置の行う制御を監視する設備制御監視方法であって、制
御装置の行った制御の手順を記憶し、任意の日時を指定
することでこの指定日時以降における制御の手順の所定
ステップを、流れ図によって表示装置に表示する。
ックに起因する動作不具合の原因究明が容易に可能とな
る設備制御監視方法及び設備制御監視装置を得る。 【解決手段】 被制御対象機と、この被制御対象機を動
作制御する制御装置と、制御装置に設定制御値を送出す
る設定機器と、制御装置へ被制御対象機の作動状態計測
値を送出するセンサとを備えた設備における上記制御装
置の行う制御を監視する設備制御監視方法であって、制
御装置の行った制御の手順を記憶し、任意の日時を指定
することでこの指定日時以降における制御の手順の所定
ステップを、流れ図によって表示装置に表示する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば空調機等の
被制御対象機を運転する設備の制御を監視する設備制御
監視方法及び設備制御監視装置に関する。
被制御対象機を運転する設備の制御を監視する設備制御
監視方法及び設備制御監視装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、例えば空調設備（空調システム）
の自動制御は、空調設計者が基本仕様を設計する。この
基本仕様には、通常、運転レベルにおける制御ロジック
や設定パラメータは含んでいない。自動制御メーカは、
この基本仕様に基づき、実際の運転レベルにおける制御
ロジックを組み立て、制御フロー（動作制御手順）を作
成している。この制御フローは、制御装置（コンピュー
タ等）内に格納されるソフトウエアやプログラマブルシ
ーケンサー等に格納されるプログラムとして実行され
る。また、ＰＩＤパラメータ等の設定パラメータは、竣
工引き渡し時に、一般的に自動制御メーカが、建物特性
に合わせて試行錯誤を繰り返して最適となるものを設定
する。そして、引き渡し後における空調設備の運転状態
は、中央監視装置等を用いて運転管理者により動作監視
を行うのが一般的となっている。
の自動制御は、空調設計者が基本仕様を設計する。この
基本仕様には、通常、運転レベルにおける制御ロジック
や設定パラメータは含んでいない。自動制御メーカは、
この基本仕様に基づき、実際の運転レベルにおける制御
ロジックを組み立て、制御フロー（動作制御手順）を作
成している。この制御フローは、制御装置（コンピュー
タ等）内に格納されるソフトウエアやプログラマブルシ
ーケンサー等に格納されるプログラムとして実行され
る。また、ＰＩＤパラメータ等の設定パラメータは、竣
工引き渡し時に、一般的に自動制御メーカが、建物特性
に合わせて試行錯誤を繰り返して最適となるものを設定
する。そして、引き渡し後における空調設備の運転状態
は、中央監視装置等を用いて運転管理者により動作監視
を行うのが一般的となっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】空調機、冷凍機、循環
ポンプ、又は発電機等の被制御対象機を制御する一般的
な制御システムは、中央監視装置によって自動制御の動
作状況を監視している。ところで、例えば空調設備にお
ける自動制御の良否は、室内環境の形成やエネルギー消
費に大きな影響を及ぼす。このことから、空調設備の自
動制御は、より効率的な運転を実現させるために、きめ
細かな動作監視や、発生した異常に対する迅速かつ容易
な動作制御の追跡（トレース）が必要になる。しかしな
がら、従来、例えば空調設備の自動制御は、上記したよ
うに、運転レベルにおける制御ロジックを自動制御メー
カが組み立て、これらをプログラムとして実行し、ま
た、設定パラメータも一般的に制御装置のＲＯＭに現場
にて焼き付けるため、これら制御ロジックや設定パラメ
ータが設計者や運転管理者にとって所謂ブラックボック
スとなっていた。このため、空調設備の運転状態は中央
監視装置によって監視してはいるものの、制御ロジック
に起因する不具合の原因を特定することができなかっ
た。また、仮に制御フローを中央監視装置の監視画面上
に表示したとしても、時系列的に制御フローを表示でき
ないため、制御ロジックを辿って追跡し、動作制御の妥
当性を確認することができなかった。本発明は上記状況
に鑑みてなされたもので、制御ロジックを視覚的に追跡
でき、制御ロジックに起因する動作不具合の原因究明が
容易に可能となる設備制御監視方法及び設備制御監視装
置を提供することを目的とする。
ポンプ、又は発電機等の被制御対象機を制御する一般的
な制御システムは、中央監視装置によって自動制御の動
作状況を監視している。ところで、例えば空調設備にお
ける自動制御の良否は、室内環境の形成やエネルギー消
費に大きな影響を及ぼす。このことから、空調設備の自
動制御は、より効率的な運転を実現させるために、きめ
細かな動作監視や、発生した異常に対する迅速かつ容易
な動作制御の追跡（トレース）が必要になる。しかしな
がら、従来、例えば空調設備の自動制御は、上記したよ
うに、運転レベルにおける制御ロジックを自動制御メー
カが組み立て、これらをプログラムとして実行し、ま
た、設定パラメータも一般的に制御装置のＲＯＭに現場
にて焼き付けるため、これら制御ロジックや設定パラメ
ータが設計者や運転管理者にとって所謂ブラックボック
スとなっていた。このため、空調設備の運転状態は中央
監視装置によって監視してはいるものの、制御ロジック
に起因する不具合の原因を特定することができなかっ
た。また、仮に制御フローを中央監視装置の監視画面上
に表示したとしても、時系列的に制御フローを表示でき
ないため、制御ロジックを辿って追跡し、動作制御の妥
当性を確認することができなかった。本発明は上記状況
に鑑みてなされたもので、制御ロジックを視覚的に追跡
でき、制御ロジックに起因する動作不具合の原因究明が
容易に可能となる設備制御監視方法及び設備制御監視装
置を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る請求項１記載の設備制御監視方法は、被
制御対象機と、該被制御対象機を動作制御する制御装置
と、該制御装置に設定制御値を送出する設定機器と、前
記制御装置へ前記被制御対象機の作動状態計測値を送出
するセンサとを備えた設備における前記制御装置の行う
制御を監視する設備制御監視方法であって、前記制御装
置の行った制御の手順を記憶し、任意の日時を指定する
ことで該指定日時以降または以前に遡って前記制御の手
順の所定ステップを、流れ図によって表示装置に表示す
ることを特徴とする。
の本発明に係る請求項１記載の設備制御監視方法は、被
制御対象機と、該被制御対象機を動作制御する制御装置
と、該制御装置に設定制御値を送出する設定機器と、前
記制御装置へ前記被制御対象機の作動状態計測値を送出
するセンサとを備えた設備における前記制御装置の行う
制御を監視する設備制御監視方法であって、前記制御装
置の行った制御の手順を記憶し、任意の日時を指定する
ことで該指定日時以降または以前に遡って前記制御の手
順の所定ステップを、流れ図によって表示装置に表示す
ることを特徴とする。
【０００５】この設備制御監視方法では、制御装置の行
った制御の手順を記憶し、指定日時における制御手順の
所定ステップを流れ図によって表示する。したがって、
制御ロジックを視覚的に追跡できるよう（辿ることがで
きるよう）になる。これにより、従来、ブラックボック
スとなっていた制御ロジックや設定パラメータが把握で
きるようになり、かつ制御ロジックに起因する動作不具
合の原因究明が容易となる。
った制御の手順を記憶し、指定日時における制御手順の
所定ステップを流れ図によって表示する。したがって、
制御ロジックを視覚的に追跡できるよう（辿ることがで
きるよう）になる。これにより、従来、ブラックボック
スとなっていた制御ロジックや設定パラメータが把握で
きるようになり、かつ制御ロジックに起因する動作不具
合の原因究明が容易となる。
【０００６】請求項２記載の設備制御監視方法は、前記
表示装置の一つの表示画面に、異なる指定日時の複数系
統の前記流れ図を同時に表示することを特徴とする。
表示装置の一つの表示画面に、異なる指定日時の複数系
統の前記流れ図を同時に表示することを特徴とする。
【０００７】この設備制御監視方法では、表示装置の一
つの表示画面に、異なる指定日時の複数系統の流れ図を
同時に表示できる。例えば空調設備において、ある部屋
が高温異常となったとき、その制御ロジックと近似する
正常運転を行った過去の空調制御手順の流れ図を同時に
表示することで、動作制御の手順や計測値（結果）が比
較可能となり、制御ロジックや設定制御値（設定パラメ
ータ）の良否判定が迅速かつ容易に行える。
つの表示画面に、異なる指定日時の複数系統の流れ図を
同時に表示できる。例えば空調設備において、ある部屋
が高温異常となったとき、その制御ロジックと近似する
正常運転を行った過去の空調制御手順の流れ図を同時に
表示することで、動作制御の手順や計測値（結果）が比
較可能となり、制御ロジックや設定制御値（設定パラメ
ータ）の良否判定が迅速かつ容易に行える。
【０００８】請求項３記載の設備制御監視方法は、前記
表示装置の一つの表示画面に、前記流れ図と、該流れ図
の制御を行った時の前記設定制御値及び前記計測値を同
時に数値表示することを特徴とする。
表示装置の一つの表示画面に、前記流れ図と、該流れ図
の制御を行った時の前記設定制御値及び前記計測値を同
時に数値表示することを特徴とする。
【０００９】この設備制御監視方法では、表示装置の一
つの表示画面に、流れ図と、この流れ図の制御を行った
時の設定制御値及び計測値を同時に数値表示できる。す
なわち、流れ図による動作制御の視覚的な把握と、数値
による設定パラメータや結果の数量的な把握とが同時に
行え、動作制御の容易かつ的確な追跡が可能となる。
つの表示画面に、流れ図と、この流れ図の制御を行った
時の設定制御値及び計測値を同時に数値表示できる。す
なわち、流れ図による動作制御の視覚的な把握と、数値
による設定パラメータや結果の数量的な把握とが同時に
行え、動作制御の容易かつ的確な追跡が可能となる。
【００１０】請求項４記載の設備制御監視方法は、前記
流れ図の制御を行った時の前記設定制御値及び前記計測
値の推移を、前記表示装置の表示画面にグラフ表示する
ことを特徴とする。
流れ図の制御を行った時の前記設定制御値及び前記計測
値の推移を、前記表示装置の表示画面にグラフ表示する
ことを特徴とする。
【００１１】この設備制御監視方法では、ある日時にお
ける動作制御を流れ図によって表示したとき、その動作
制御を行った時の設定制御値及び計測値の推移をグラフ
によって表示する。この場合のグラフは、例えば折れ線
グラフ、棒グラフ、円グラフ等の一般的なグラフを用い
ることができる。これにより、動作制御に伴う設定制御
値及び計測値の推移が視覚的に把握可能になり、制御ロ
ジックの良否判断を迅速かつ容易に行うことができる。
ける動作制御を流れ図によって表示したとき、その動作
制御を行った時の設定制御値及び計測値の推移をグラフ
によって表示する。この場合のグラフは、例えば折れ線
グラフ、棒グラフ、円グラフ等の一般的なグラフを用い
ることができる。これにより、動作制御に伴う設定制御
値及び計測値の推移が視覚的に把握可能になり、制御ロ
ジックの良否判断を迅速かつ容易に行うことができる。
【００１２】請求項５記載の設備制御監視装置は、被制
御対象機と、該被制御対象機を動作制御する制御装置
と、該制御装置に設定制御値を送出する設定機器と、前
記制御装置へ前記被制御対象機の作動状態計測値を送出
するセンサとを備えた設備における前記制御装置の行う
制御を監視する設備制御監視装置であって、前記制御装
置が前記被制御対象機及び諸制御機器へ送出したそれぞ
れの動作制御値に加え、該動作制御値の送出時間に並行
して推移した前記設定制御値及び前記計測値を所定時間
ごとに記憶する記憶部と、表示装置及び入力装置と、該
入力装置に入力した該入力時点に至るまでの任意の日時
を指定する日時指定入力値に基づいて、前記記憶部から
当該日時指定入力値に対応する日時の前記制御動作値を
検索して、該制御動作値の所定ステップを制御手順の流
れ図として前記表示装置に表示させる制御手段とを具備
することを特徴とする。
御対象機と、該被制御対象機を動作制御する制御装置
と、該制御装置に設定制御値を送出する設定機器と、前
記制御装置へ前記被制御対象機の作動状態計測値を送出
するセンサとを備えた設備における前記制御装置の行う
制御を監視する設備制御監視装置であって、前記制御装
置が前記被制御対象機及び諸制御機器へ送出したそれぞ
れの動作制御値に加え、該動作制御値の送出時間に並行
して推移した前記設定制御値及び前記計測値を所定時間
ごとに記憶する記憶部と、表示装置及び入力装置と、該
入力装置に入力した該入力時点に至るまでの任意の日時
を指定する日時指定入力値に基づいて、前記記憶部から
当該日時指定入力値に対応する日時の前記制御動作値を
検索して、該制御動作値の所定ステップを制御手順の流
れ図として前記表示装置に表示させる制御手段とを具備
することを特徴とする。
【００１３】この設備制御監視装置では、被制御対象機
の動作履歴を動作制御値として記憶部に蓄積する。そし
て、記憶部に記憶した動作制御値データの中から所望の
日時における動作制御値データ（すなわち、動作履歴）
を、制御手段によって抽出する。制御手段は、この抽出
データを流れ図として表示装置に表示させる。これによ
り、任意の日時における制御ロジックが視覚的に追跡可
能となる。
の動作履歴を動作制御値として記憶部に蓄積する。そし
て、記憶部に記憶した動作制御値データの中から所望の
日時における動作制御値データ（すなわち、動作履歴）
を、制御手段によって抽出する。制御手段は、この抽出
データを流れ図として表示装置に表示させる。これによ
り、任意の日時における制御ロジックが視覚的に追跡可
能となる。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る設備制御監視
方法及び設備制御監視装置の好適な実施の形態例を図面
を参照して詳細に説明する。図１は本発明に係る設備制
御監視方法によって表示させた表示画面の説明図、図２
は図１に示した流れ図の拡大図、図３は本発明に係る設
備制御監視方法を実施する設備制御監視装置のブロック
図、図４は制御ロジックを構成する制御パラメータ設定
値を表示した表示画面の説明図、図５は制御パラメータ
の設定値を表示した表示画面の説明図、図６は時系列デ
ータを表示した表示画面の説明図である。
方法及び設備制御監視装置の好適な実施の形態例を図面
を参照して詳細に説明する。図１は本発明に係る設備制
御監視方法によって表示させた表示画面の説明図、図２
は図１に示した流れ図の拡大図、図３は本発明に係る設
備制御監視方法を実施する設備制御監視装置のブロック
図、図４は制御ロジックを構成する制御パラメータ設定
値を表示した表示画面の説明図、図５は制御パラメータ
の設定値を表示した表示画面の説明図、図６は時系列デ
ータを表示した表示画面の説明図である。
【００１５】本実施の形態では、図３に示す空調システ
ム１を監視対象の設備として説明するが、本発明に係る
設備制御監視方法及び設備制御監視装置は、その他の設
備、例えば冷凍機、循環ポンプ、又は発電機等の被制御
対象機を制御する設備等に対しても好適に用いることが
できる。以下、本実施の形態では、本発明を空調設備に
適用した場合を例に説明する。
ム１を監視対象の設備として説明するが、本発明に係る
設備制御監視方法及び設備制御監視装置は、その他の設
備、例えば冷凍機、循環ポンプ、又は発電機等の被制御
対象機を制御する設備等に対しても好適に用いることが
できる。以下、本実施の形態では、本発明を空調設備に
適用した場合を例に説明する。
【００１６】監視対象の設備である空調システム１は、
空調機（被制御対象機）５と、制御装置７と、設定機器
９と、センサ１１とを主な構成要素として有している。
空調機５は、送風機、冷熱機器に接続したヒーティング
コイル及びクーリングコイル、変風量ユニット（ＶＡ
Ｖ）、加湿器等をさらに構成要素として有している。制
御装置７は、これら冷熱機器、変風量ユニット、加湿器
等に制御配線によって接続し、空調機５を全体として動
作制御するようになっている。
空調機（被制御対象機）５と、制御装置７と、設定機器
９と、センサ１１とを主な構成要素として有している。
空調機５は、送風機、冷熱機器に接続したヒーティング
コイル及びクーリングコイル、変風量ユニット（ＶＡ
Ｖ）、加湿器等をさらに構成要素として有している。制
御装置７は、これら冷熱機器、変風量ユニット、加湿器
等に制御配線によって接続し、空調機５を全体として動
作制御するようになっている。
【００１７】この制御装置７は、複数の制御リレー、タ
イマー等を組み合わせて空調動作の制御ロジックを実行
可能とした制御盤や、上記空調機５の諸構成機器とイン
ターフェースを介して接続し、制御フローを予め作成し
たプログラムによって実行することで上記諸構成機器を
動作制御するプログラマブルシーケンサーや、制御フロ
ーをソフトウエアとして記憶させて上記諸構成機器を動
作制御するコンピュータ等を用いることができる。
イマー等を組み合わせて空調動作の制御ロジックを実行
可能とした制御盤や、上記空調機５の諸構成機器とイン
ターフェースを介して接続し、制御フローを予め作成し
たプログラムによって実行することで上記諸構成機器を
動作制御するプログラマブルシーケンサーや、制御フロ
ーをソフトウエアとして記憶させて上記諸構成機器を動
作制御するコンピュータ等を用いることができる。
【００１８】設定機器９は、この制御装置７に対して設
定パラメータである設定制御値Ｓを送出する。この設定
機器９としては、室内等に設置した温度スイッチ（サー
モスタット）、湿度スイッチ（ヒューミディスタット）
等が挙げられる。センサ１１は、制御装置７に対して温
度、湿度、風量等の計測値Ｋを送出する。このセンサ１
１は、空調対象の各部屋の他、空調機５、送風ダクト、
空調関連機器（クーリングタワー、冷水循環ポンプ等）
等に設けるものも含む。
定パラメータである設定制御値Ｓを送出する。この設定
機器９としては、室内等に設置した温度スイッチ（サー
モスタット）、湿度スイッチ（ヒューミディスタット）
等が挙げられる。センサ１１は、制御装置７に対して温
度、湿度、風量等の計測値Ｋを送出する。このセンサ１
１は、空調対象の各部屋の他、空調機５、送風ダクト、
空調関連機器（クーリングタワー、冷水循環ポンプ等）
等に設けるものも含む。
【００１９】空調システム１は、これら設定機器９、セ
ンサ１１からの制御値を判断しながら、制御装置７に格
納した制御ロジックに基づき、動作が制御される。
ンサ１１からの制御値を判断しながら、制御装置７に格
納した制御ロジックに基づき、動作が制御される。
【００２０】この制御装置７は、本実施の形態による設
備制御監視装置３に信号線１３によって接続している。
設備制御監視装置３は、記憶部１５と、出力装置の表示
部１７及び入力装置１９と、制御手段２１とを主な構成
要素として有している。記憶部１５は、空調システム１
の制御装置７が空調機５及び諸制御機器へ送出するそれ
ぞれの動作制御値Ｄに加え、設定機器９による設定制御
値Ｓ及びセンサ１１による計測値Ｋを所定時間ごとに記
憶するようになっている。この記憶部１５としては、記
憶の書き込み、読み出し、修正が可能なＲＡＭの他、後
述の制御手段２１によって読み書き制御が可能な磁気ハ
ードディスク、光ディスク（ＣＤ−Ｒ、ＣＤ−ＲＷ）読
み書き装置等の記憶装置を用いることができる。
備制御監視装置３に信号線１３によって接続している。
設備制御監視装置３は、記憶部１５と、出力装置の表示
部１７及び入力装置１９と、制御手段２１とを主な構成
要素として有している。記憶部１５は、空調システム１
の制御装置７が空調機５及び諸制御機器へ送出するそれ
ぞれの動作制御値Ｄに加え、設定機器９による設定制御
値Ｓ及びセンサ１１による計測値Ｋを所定時間ごとに記
憶するようになっている。この記憶部１５としては、記
憶の書き込み、読み出し、修正が可能なＲＡＭの他、後
述の制御手段２１によって読み書き制御が可能な磁気ハ
ードディスク、光ディスク（ＣＤ−Ｒ、ＣＤ−ＲＷ）読
み書き装置等の記憶装置を用いることができる。
【００２１】出力装置の表示部１７は、ＣＲＴや液晶の
表示画面に、任意な画像をカラー表示可能としたものを
用いる。入力装置１９は、例えばキー入力装置、ポイン
ティングデバイスとしてのマウス等によって構成してい
る。
表示画面に、任意な画像をカラー表示可能としたものを
用いる。入力装置１９は、例えばキー入力装置、ポイン
ティングデバイスとしてのマウス等によって構成してい
る。
【００２２】制御手段２１は、空調システム１の制御装
置７から送られた設定制御値Ｓ及び計測値Ｋを、記憶部
１５の所定の記憶領域に記憶する処理を行う。また、制
御手段２１は、入力装置１９から、この入力時点に至る
までの任意の日時を指定する日時指定入力値を受け取る
と、記憶部１５から当該日時指定入力値に対応する日時
の制御動作値を検索する。これと同時に、制御手段２１
は、この制御動作値を、空調制御手順の所定ステップの
流れ図として出力装置の表示部１７に表示するようにな
っている。
置７から送られた設定制御値Ｓ及び計測値Ｋを、記憶部
１５の所定の記憶領域に記憶する処理を行う。また、制
御手段２１は、入力装置１９から、この入力時点に至る
までの任意の日時を指定する日時指定入力値を受け取る
と、記憶部１５から当該日時指定入力値に対応する日時
の制御動作値を検索する。これと同時に、制御手段２１
は、この制御動作値を、空調制御手順の所定ステップの
流れ図として出力装置の表示部１７に表示するようにな
っている。
【００２３】さらに、制御手段２１は、空調システム１
の制御装置７から送られた異常信号を受けると、その異
常信号をトリガー信号として処理動作を開始し、出力装
置の表示部１７に異常発生を表示すると共に、この異常
発生時点と、当該異常と同種の過去の異常の制御履歴と
を自動的に所定ステップの流れ図として出力装置の表示
部１７に表示するようになっている。
の制御装置７から送られた異常信号を受けると、その異
常信号をトリガー信号として処理動作を開始し、出力装
置の表示部１７に異常発生を表示すると共に、この異常
発生時点と、当該異常と同種の過去の異常の制御履歴と
を自動的に所定ステップの流れ図として出力装置の表示
部１７に表示するようになっている。
【００２４】上記した記憶部１５、出力装置の表示部１
７、入力装置１９、制御手段２１とからなる設備制御監
視装置３は、例えば記憶部１５としてのハードディス
ク、出力装置の表示部１７としてのディスプレイ、入力
装置１９としてのキーホードやマウス、制御手段２１と
してのＣＰＵを備えたパーソナルコンピュータを用いる
ことができる。
７、入力装置１９、制御手段２１とからなる設備制御監
視装置３は、例えば記憶部１５としてのハードディス
ク、出力装置の表示部１７としてのディスプレイ、入力
装置１９としてのキーホードやマウス、制御手段２１と
してのＣＰＵを備えたパーソナルコンピュータを用いる
ことができる。
【００２５】すなわち、空調制御手順の所定ステップ
は、予め記憶部１５に格納したソフトウエアを制御手段
２１が実行することにより、流れ図として出力装置の表
示部１７に表示することができる。この流れ図は、情報
処理用流れ図の図記号である処理、判断、入出力、端子
等の記号を用いて表示する。
は、予め記憶部１５に格納したソフトウエアを制御手段
２１が実行することにより、流れ図として出力装置の表
示部１７に表示することができる。この流れ図は、情報
処理用流れ図の図記号である処理、判断、入出力、端子
等の記号を用いて表示する。
【００２６】制御手段２１は、出力装置の表示部１７の
図１に示した一つの表示画面に、異なる指定日時の、同
一系統全体の流れ図もしくは同一日時の複数系統の流れ
図を同時に表示する処理を可能としている。また、制御
手段２１は、出力装置の表示部１７の一つの表示画面
に、流れ図と、この流れ図の空調制御を行った時の設定
制御値Ｓ及び計測値Ｋに対応するデータを図１に示す設
定・計測データ表示部３３に同時に数値表示する処理を
可能としている。さらに、制御手段２１は、流れ図の空
調制御を行った時の設定制御値Ｓ及び計測値Ｋに対応す
るデータの推移を、出力装置の表示部１７の図４に示し
た表示画面のデータ表示部３９にグラフ表示する処理を
可能としている。
図１に示した一つの表示画面に、異なる指定日時の、同
一系統全体の流れ図もしくは同一日時の複数系統の流れ
図を同時に表示する処理を可能としている。また、制御
手段２１は、出力装置の表示部１７の一つの表示画面
に、流れ図と、この流れ図の空調制御を行った時の設定
制御値Ｓ及び計測値Ｋに対応するデータを図１に示す設
定・計測データ表示部３３に同時に数値表示する処理を
可能としている。さらに、制御手段２１は、流れ図の空
調制御を行った時の設定制御値Ｓ及び計測値Ｋに対応す
るデータの推移を、出力装置の表示部１７の図４に示し
た表示画面のデータ表示部３９にグラフ表示する処理を
可能としている。
【００２７】次に、このように構成した設備制御監視装
置３による設備制御監視方法の例を説明する。この例で
は、変風量ユニットの制御ロジックを時系列データを用
いて追跡（トレース）する場合を示すが、本発明に係る
設備制御監視方法によって表示する流れ図は、制御対
象、制御ロジック、流れ図形式、データ表示形式が本実
施の形態によって限定されるものではない。空調制御フ
ローは、図１に示す表示画面に表示する。この表示画面
は、流れ図を表示する制御フロー表示部３１と、設定・
計測データ表示部３３と、日時及び対象項目等を設定す
るトレースコントローラ３５とを有している。
置３による設備制御監視方法の例を説明する。この例で
は、変風量ユニットの制御ロジックを時系列データを用
いて追跡（トレース）する場合を示すが、本発明に係る
設備制御監視方法によって表示する流れ図は、制御対
象、制御ロジック、流れ図形式、データ表示形式が本実
施の形態によって限定されるものではない。空調制御フ
ローは、図１に示す表示画面に表示する。この表示画面
は、流れ図を表示する制御フロー表示部３１と、設定・
計測データ表示部３３と、日時及び対象項目等を設定す
るトレースコントローラ３５とを有している。
【００２８】流れ図は、処理、判断、入出力、端子等を
意味する記号、３７ａ〜３７ｄを、制御ロジックにした
がって線で結合して表示する。従来技術では、流れ図全
体を表示するだけであるが、本発明に係る設備制御監視
方法では、図１に示したトレースコントローラ３５で任
意の日時を指定することで、図５に示す制御パラメータ
の設定値と、図６に示す時系列データとを制御手段２１
が記憶部１５から読み込む。そして、制御手段２１は、
その時点での制御手順を表す流れ図Ｆ１と、過去の制御
手順を表す流れ図Ｆ２とを同時に、図１に示した制御フ
ロー表示部３１に表示する。
意味する記号、３７ａ〜３７ｄを、制御ロジックにした
がって線で結合して表示する。従来技術では、流れ図全
体を表示するだけであるが、本発明に係る設備制御監視
方法では、図１に示したトレースコントローラ３５で任
意の日時を指定することで、図５に示す制御パラメータ
の設定値と、図６に示す時系列データとを制御手段２１
が記憶部１５から読み込む。そして、制御手段２１は、
その時点での制御手順を表す流れ図Ｆ１と、過去の制御
手順を表す流れ図Ｆ２とを同時に、図１に示した制御フ
ロー表示部３１に表示する。
【００２９】この場合の表示は、例えば流れ図の特定箇
所をなぞることにより表示を行う。すなわち、なぞった
流れ図上にある記号及び線の色彩や線種を、他の部分と
変えることにより視覚的に識別可能にして表示する。例
えば、黄色の記号と太字の黒線で現時点の制御履歴を示
し、赤字の記号と赤線で１０分前の制御履歴を示す。
所をなぞることにより表示を行う。すなわち、なぞった
流れ図上にある記号及び線の色彩や線種を、他の部分と
変えることにより視覚的に識別可能にして表示する。例
えば、黄色の記号と太字の黒線で現時点の制御履歴を示
し、赤字の記号と赤線で１０分前の制御履歴を示す。
【００３０】また、図４に示したデータ表示部３９の時
系列グラフ４１と連動させて、図１に示した流れ図表示
時点での計測データを同時に表示することで、制御装置
７の制御履歴を把握することができる。なお、制御フロ
ーが複数あった場合には、制御ロジックのトレースを行
いたい流れ図を、図４に示した制御ロジック表示対象設
定部４３に入力することで、流れ図の選定を可能にす
る。但し、入力手段はこれに限定されるものではなく、
例えばトレースコントローラ３５でも入力可能である。
また、制御ロジックのトレースを行う日時は、図１に示
したトレースコントローラ３５の他、図４に示したデー
タ表示部３９の時系列グラフ上でも指定できるようにし
ている。なお、グラフの表示方法、表示場所は図４に限
定されるものではない。
系列グラフ４１と連動させて、図１に示した流れ図表示
時点での計測データを同時に表示することで、制御装置
７の制御履歴を把握することができる。なお、制御フロ
ーが複数あった場合には、制御ロジックのトレースを行
いたい流れ図を、図４に示した制御ロジック表示対象設
定部４３に入力することで、流れ図の選定を可能にす
る。但し、入力手段はこれに限定されるものではなく、
例えばトレースコントローラ３５でも入力可能である。
また、制御ロジックのトレースを行う日時は、図１に示
したトレースコントローラ３５の他、図４に示したデー
タ表示部３９の時系列グラフ上でも指定できるようにし
ている。なお、グラフの表示方法、表示場所は図４に限
定されるものではない。
【００３１】さらに、設備制御監視装置３は、空調シス
テム１に異常が発生し、空調システム１の制御装置７か
ら制御手段２１が異常信号を受けると、その異常信号を
トリガー信号として自動で処理動作を開始する。すなわ
ち、設備制御監視装置３は、制御手段２１によって異常
発生を出力装置の表示部１７に表示すると共に、必要に
応じてこの異常発生時点と、当該異常と同種の過去の異
常の制御履歴とを所定ステップの流れ図として出力装置
の表示部１７に同時に表示する。この場合、例えば、黄
色の記号と太字の黒線で現時点の異常の制御履歴を示
し、赤字の記号と赤線で過去の異常の制御履歴を示す。
テム１に異常が発生し、空調システム１の制御装置７か
ら制御手段２１が異常信号を受けると、その異常信号を
トリガー信号として自動で処理動作を開始する。すなわ
ち、設備制御監視装置３は、制御手段２１によって異常
発生を出力装置の表示部１７に表示すると共に、必要に
応じてこの異常発生時点と、当該異常と同種の過去の異
常の制御履歴とを所定ステップの流れ図として出力装置
の表示部１７に同時に表示する。この場合、例えば、黄
色の記号と太字の黒線で現時点の異常の制御履歴を示
し、赤字の記号と赤線で過去の異常の制御履歴を示す。
【００３２】この設備制御監視方法によれば、制御装置
７の行った空調制御の手順を記憶部１５に記憶し、指定
日時における空調制御手順の所定ステップを流れ図によ
って表示する。したがって、制御ロジックを視覚的に追
跡できるよう（辿ることができるよう）になる。これに
より、従来、ブラックボックスとなっていた制御ロジッ
クや設定パラメータが把握できるようになり、かつ制御
ロジックに起因する動作不具合の原因究明が容易とな
る。
７の行った空調制御の手順を記憶部１５に記憶し、指定
日時における空調制御手順の所定ステップを流れ図によ
って表示する。したがって、制御ロジックを視覚的に追
跡できるよう（辿ることができるよう）になる。これに
より、従来、ブラックボックスとなっていた制御ロジッ
クや設定パラメータが把握できるようになり、かつ制御
ロジックに起因する動作不具合の原因究明が容易とな
る。
【００３３】また、出力装置の表示部１７の一つの表示
画面に、異なる指定日時の同一系統の流れ図Ｆを表示で
きる。更に、ある部屋が高温異常となったとき、その制
御ロジックと近似する正常運転を行った過去の空調制御
手順の流れ図Ｆ’も同時に表示することで、動作制御の
手順や計測値Ｋ（結果）が比較可能となり、制御ロジッ
クや設定制御値Ｓ（設定パラメータ）の良否判定が迅速
かつ容易に行える。
画面に、異なる指定日時の同一系統の流れ図Ｆを表示で
きる。更に、ある部屋が高温異常となったとき、その制
御ロジックと近似する正常運転を行った過去の空調制御
手順の流れ図Ｆ’も同時に表示することで、動作制御の
手順や計測値Ｋ（結果）が比較可能となり、制御ロジッ
クや設定制御値Ｓ（設定パラメータ）の良否判定が迅速
かつ容易に行える。
【００３４】さらに、出力装置の表示部１７の一つの表
示画面に、流れ図と、この流れ図の空調制御を行った時
の設定制御値Ｓ及び計測値Ｋに対応するデータを設定・
計測データ表示部３３に同時に数値表示できる。すなわ
ち、流れ図による動作制御の視覚的な把握と、数値によ
る設定パラメータや結果の数量的な把握とが同時に行
え、動作制御の容易かつ的確な追跡を可能にすることが
できる。
示画面に、流れ図と、この流れ図の空調制御を行った時
の設定制御値Ｓ及び計測値Ｋに対応するデータを設定・
計測データ表示部３３に同時に数値表示できる。すなわ
ち、流れ図による動作制御の視覚的な把握と、数値によ
る設定パラメータや結果の数量的な把握とが同時に行
え、動作制御の容易かつ的確な追跡を可能にすることが
できる。
【００３５】そして、ある日時における動作制御を流れ
図によって表示したとき、その動作制御を行った時の設
定制御値Ｓ及び計測値Ｋに対応するデータの推移をデー
タ表示部３９にグラフ表示することができる。この場合
のグラフは、例えば折れ線グラフ、棒グラフ、円グラフ
等の一般的なグラフを用いることができる。これによ
り、動作制御に伴う設定値及び計測値Ｋの推移が視覚的
に把握可能になり、制御ロジックの良否判断を迅速かつ
容易に行うことができるようになる。
図によって表示したとき、その動作制御を行った時の設
定制御値Ｓ及び計測値Ｋに対応するデータの推移をデー
タ表示部３９にグラフ表示することができる。この場合
のグラフは、例えば折れ線グラフ、棒グラフ、円グラフ
等の一般的なグラフを用いることができる。これによ
り、動作制御に伴う設定値及び計測値Ｋの推移が視覚的
に把握可能になり、制御ロジックの良否判断を迅速かつ
容易に行うことができるようになる。
【００３６】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る設備制御監視方法によれば、制御装置の行った制御の
手順を記憶し、指定日時における制御手順の所定ステッ
プを流れ図によって表示するので、制御ロジックを視覚
的に追跡できるようになる。この結果、従来、ブラック
ボックスとなっていた制御ロジックや設定パラメータが
把握できるようになり、制御ロジックに起因する動作不
具合の原因を容易に究明できるようになる。
る設備制御監視方法によれば、制御装置の行った制御の
手順を記憶し、指定日時における制御手順の所定ステッ
プを流れ図によって表示するので、制御ロジックを視覚
的に追跡できるようになる。この結果、従来、ブラック
ボックスとなっていた制御ロジックや設定パラメータが
把握できるようになり、制御ロジックに起因する動作不
具合の原因を容易に究明できるようになる。
【００３７】本発明に係る設備制御監視装置によれば、
動作制御値、設定制御値及び計測値を所定時間ごとに記
憶する記憶部と、表示装置及び入力装置と、指定日時に
おける制御動作値の所定ステップを流れ図として表示す
る制御手段とを備えたので、被制御対象機の動作履歴を
動作制御値として記憶部に蓄積し、その中から所望の日
時における動作履歴を、制御手段によって抽出しかつ流
れ図として表示装置に表示させることができる。この結
果、任意の日時における制御ロジックを視覚的に追跡で
きるようになる。
動作制御値、設定制御値及び計測値を所定時間ごとに記
憶する記憶部と、表示装置及び入力装置と、指定日時に
おける制御動作値の所定ステップを流れ図として表示す
る制御手段とを備えたので、被制御対象機の動作履歴を
動作制御値として記憶部に蓄積し、その中から所望の日
時における動作履歴を、制御手段によって抽出しかつ流
れ図として表示装置に表示させることができる。この結
果、任意の日時における制御ロジックを視覚的に追跡で
きるようになる。
【図１】本発明に係る設備制御監視方法によって表示さ
せた表示画面例の説明図である。
せた表示画面例の説明図である。
【図２】図１に示した流れ図の拡大図である。
【図３】本発明に係る設備制御監視方法を実施する設備
制御監視装置のブロック図の一例である。
制御監視装置のブロック図の一例である。
【図４】制御ロジックを構成する制御パラメータ設定値
を表示した表示画面例の説明図である。
を表示した表示画面例の説明図である。
【図５】制御パラメータの設定値を表示した表示画面例
の説明図である。
の説明図である。
【図６】時系列データを表示した表示画面例の説明図で
ある。
ある。
１…空調システム（設備）、３…設備制御監視装置、５
…空調機（被制御対象機）、７…制御装置、９…設定機
器、１１…センサ、１５…記憶部、１７…出力装置の表
示部、１９…入力装置、２１…制御手段、Ｄ…動作制御
値、Ｆ１、Ｆ２…複数系統の流れ図、Ｋ…計測値、Ｓ…
設定制御値
…空調機（被制御対象機）、７…制御装置、９…設定機
器、１１…センサ、１５…記憶部、１７…出力装置の表
示部、１９…入力装置、２１…制御手段、Ｄ…動作制御
値、Ｆ１、Ｆ２…複数系統の流れ図、Ｋ…計測値、Ｓ…
設定制御値
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 相楽 典泰
東京都港区元赤坂一丁目２番７号 鹿島建
設株式会社内
(72)発明者 坪田 祐二
神奈川県横浜市鶴見区江ヶ崎町４−１ 東
京電力株式会社電力技術研究所内
Ｆターム(参考） 5H223 AA11 BB02 CC08 DD03 EE30
Claims (5)
- 【請求項１】 被制御対象機と、該被制御対象機を動作
制御する制御装置と、該制御装置に設定制御値を送出す
る設定機器と、前記制御装置へ前記被制御対象機の作動
状態計測値を送出するセンサとを備えた設備における前
記制御装置の行う制御を監視する設備制御監視方法であ
って、 前記制御装置の行った制御の手順を記憶し、 任意の日時を指定することで該指定日時以降における前
記制御の手順の所定ステップを、流れ図によって表示装
置に表示することを特徴とする設備制御監視方法。 - 【請求項２】 前記表示装置の一つの表示画面に、異な
る複数系統の前記流れ図を同時に表示することを特徴と
する請求項１記載の設備制御監視方法。 - 【請求項３】 前記表示装置の一つの表示画面に、前記
流れ図と、該流れ図の制御を行った時の前記設定制御値
及び前記計測値を同時に数値表示することを特徴とする
請求項１記載の設備制御監視方法。 - 【請求項４】 前記流れ図の制御を行った時の前記設定
制御値及び前記計測値の推移を、前記表示装置の表示画
面にグラフ表示することを特徴とする請求項１記載の設
備制御監視方法。 - 【請求項５】 被制御対象機と、該被制御対象機を動作
制御する制御装置と、該制御装置に設定制御値を送出す
る設定機器と、前記制御装置へ前記被制御対象機の作動
状態計測値を送出するセンサとを備えた設備における前
記制御装置の行う制御を監視する設備制御監視装置であ
って、 前記制御装置が前記被制御対象機及び諸制御機器へ送出
したそれぞれの動作制御値に加え、該動作制御値の送出
時間に並行して推移した前記設定制御値及び前記計測値
を所定時間ごとに記憶する記憶部と、 表示装置及び入力装置と、 該入力装置に入力した該入力時点に至るまでの任意の日
時を指定する日時指定入力値に基づいて、前記記憶部か
ら当該日時指定入力値に対応する日時の前記制御動作値
を検索して、該制御動作値の所定ステップを制御手順の
流れ図として前記表示装置に表示させる制御手段とを具
備することを特徴とする設備制御監視装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001328984A JP3735754B2 (ja) | 2001-10-26 | 2001-10-26 | 設備制御監視方法及び設備制御監視装置 |
| PCT/JP2002/011132 WO2003036403A1 (fr) | 2001-10-26 | 2002-10-28 | Procede et appareil de surveillance de la commande d'une installation |
| US10/822,266 US7280877B2 (en) | 2001-10-26 | 2004-04-08 | Facility control monitor method and facility control monitor apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001328984A JP3735754B2 (ja) | 2001-10-26 | 2001-10-26 | 設備制御監視方法及び設備制御監視装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003131733A true JP2003131733A (ja) | 2003-05-09 |
| JP3735754B2 JP3735754B2 (ja) | 2006-01-18 |
Family
ID=19144957
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001328984A Expired - Lifetime JP3735754B2 (ja) | 2001-10-26 | 2001-10-26 | 設備制御監視方法及び設備制御監視装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US7280877B2 (ja) |
| JP (1) | JP3735754B2 (ja) |
| WO (1) | WO2003036403A1 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
| JP2005195542A (ja) * | 2004-01-09 | 2005-07-21 | Hino Motors Ltd | エンジンの過渡試験装置および方法 |
| JP2005194977A (ja) * | 2004-01-09 | 2005-07-21 | Hino Motors Ltd | 内燃機関の過渡特性試験装置および方法 |
| WO2011121726A1 (ja) * | 2010-03-30 | 2011-10-06 | 株式会社 東芝 | 異常検出装置 |
| CN103149484A (zh) * | 2013-03-01 | 2013-06-12 | 南京南瑞继保电气有限公司 | 一种换流器触发控制装置功能的检测方法 |
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|---|---|---|---|---|
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| GB0415144D0 (en) * | 2004-07-06 | 2004-08-11 | Attar Software Ltd | Method and system for detecting events in process operating data and identifying associations between related events |
| US20070233285A1 (en) * | 2004-09-14 | 2007-10-04 | Kakuya Yamamoto | Apparatus Control System and Apparatus Control Method |
| JP2007040905A (ja) * | 2005-08-04 | 2007-02-15 | Hitachi High-Technologies Corp | クロマトグラフデータ処理装置 |
| US7937169B2 (en) * | 2006-08-25 | 2011-05-03 | The Boeing Company | System and method for compartment control |
| US8418149B2 (en) * | 2006-12-28 | 2013-04-09 | International Business Machines Corporation | Differential comparison system and method |
| WO2014023335A1 (en) | 2012-08-07 | 2014-02-13 | Siemens Aktiengesellschaft | A system and a method for configuring an intelligent electronic device |
| US9411326B2 (en) * | 2012-08-21 | 2016-08-09 | General Electric Company | Plant control optimization system including visual risk display |
| CN104697104A (zh) * | 2013-12-04 | 2015-06-10 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空调器自运行控制方法及系统 |
| CN106054646A (zh) * | 2016-07-08 | 2016-10-26 | 无锡市华东电力设备有限公司 | 智能家居控制方法 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04338744A (ja) | 1991-05-15 | 1992-11-26 | Konica Corp | ハロゲン化銀写真乳剤及び写真感光材料 |
| JP2779574B2 (ja) * | 1992-12-18 | 1998-07-23 | 株式会社日立製作所 | プラント監視装置の監視画面表示方法 |
| JPH10171531A (ja) * | 1996-12-10 | 1998-06-26 | Toshiba Corp | プラント監視表示装置 |
| JP2001154711A (ja) * | 1999-11-29 | 2001-06-08 | Omron Corp | 工程歩進型プログラムのデバッグ方法および装置 |
| JP2001216019A (ja) * | 2000-02-04 | 2001-08-10 | Toshiba Corp | プロセス監視装置 |
-
2001
- 2001-10-26 JP JP2001328984A patent/JP3735754B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
2002
- 2002-10-28 WO PCT/JP2002/011132 patent/WO2003036403A1/ja active Application Filing
-
2004
- 2004-04-08 US US10/822,266 patent/US7280877B2/en not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005195542A (ja) * | 2004-01-09 | 2005-07-21 | Hino Motors Ltd | エンジンの過渡試験装置および方法 |
| JP2005194977A (ja) * | 2004-01-09 | 2005-07-21 | Hino Motors Ltd | 内燃機関の過渡特性試験装置および方法 |
| WO2011121726A1 (ja) * | 2010-03-30 | 2011-10-06 | 株式会社 東芝 | 異常検出装置 |
| US8577649B2 (en) | 2010-03-30 | 2013-11-05 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Anomaly detecting apparatus |
| JP5337909B2 (ja) * | 2010-03-30 | 2013-11-06 | 株式会社東芝 | 異常検出装置 |
| CN103149484A (zh) * | 2013-03-01 | 2013-06-12 | 南京南瑞继保电气有限公司 | 一种换流器触发控制装置功能的检测方法 |
Also Published As
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|---|---|
| US7280877B2 (en) | 2007-10-09 |
| US20040193294A1 (en) | 2004-09-30 |
| JP3735754B2 (ja) | 2006-01-18 |
| WO2003036403A1 (fr) | 2003-05-01 |
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