JP2003131616A - 表示装置及び表示制御装置 - Google Patents

表示装置及び表示制御装置

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JP2003131616A
JP2003131616A JP2001328503A JP2001328503A JP2003131616A JP 2003131616 A JP2003131616 A JP 2003131616A JP 2001328503 A JP2001328503 A JP 2001328503A JP 2001328503 A JP2001328503 A JP 2001328503A JP 2003131616 A JP2003131616 A JP 2003131616A
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JP
Japan
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signal
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line
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Pending
Application number
JP2001328503A
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English (en)
Inventor
Shigehiko Kasai
成彦 笠井
Shigeyuki Nishitani
茂之 西谷
Yoshiaki Mikami
佳朗 三上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Electroluminescent Light Sources (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Control Of El Displays (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】発光時間と非発光時間を組み合わせる、いわゆ
るパルス幅変調方式によって多階調表示を行う表示装置
において、擬似輪郭現象のない高画質な駆動方式を提供
する。 【解決手段】自発光素子ディスプレイ18上に、1フレ
ーム期間の中で階調情報のビット数に対応した発光、非
発光の組合せによって多階調表示を行うパルス幅変調方
式を用いた表示装置において、走査線多重駆動手段16
が、走査線ごとに上記発光、非発光の組合せを異ならせ
ることにより、パルス幅変調方式特有の「擬似輪郭現
象」を抑える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発光ダイオード
(LED)や有機EL(Electro Lumine
cence)等の自発光素子を利用した表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】発光ダイオード(LED)や有機EL等
に代表される自発光素子において階調表示を行う手段と
して、「パルス幅変調方式」と呼ばれる方式がある。こ
の方式は、階調信号に従って、画素に印加する電圧のパ
ルス幅(印加時間)を制御する方式であり、主にプラズ
マディスプレイ(PDP)において用いられている方式
である。この方式は、日経エレクトロニクス1999.
10.4号掲載の論文「新駆動法の採用でPDPの画質
を上げる」P156や特開平11−175020号公報
等に開示されている技術であり、ある単位時間(例えば
1フレーム期間)をサブフィールドと呼ばれる期間に分
割し、その分割した時間ごとにオン、オフを制御、組み
合わせることにより、1フレーム内の発光時間を決定す
る方式である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来技術
では、同論文P157記載のとおり、視線を移動したと
きに、自然画や、グラデーションのように滑らかな階調
変化をしている部分に、縦縞状のノイズが発生する「擬
似輪郭現象」を生じることが開示されている。また、並
べて記載されている新しい駆動方式に関しても、P16
1記載のとおり、階調数が減少することが開示されてい
る。また、特開平11−175020号公報に記載の技
術でも、走査線ごとの発光タイミングが同一であるた
め、「擬似輪郭現象」を抑制するには十分でない。
【0004】本発明は、擬似輪郭の発生を抑制した表示
装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数ビットで
構成される階調信号の各ビット数に対応した数の、各ビ
ットに対応した時間幅を有するサブフィールドを、走査
線ごとに異なる順番で、垂直方向に順次発光させるよう
パルス信号を生成する走査駆動手段と、上記パルス信号
を供給する走査駆動線と、上記階調信号を上記ビットを
一水平期間内にシリアル化したデータ線駆動信号を出力
するデータ線制御手段と、上記データ線駆動信号を供給
するデータ駆動線と、上記走査駆動線と、上記データ駆
動線との交点に、スイッチング素子と、それによって電
圧を印加、非印加を制御する自発光素子を、マトリクス
状に配置した自発光素子表示部を備える。
【0006】上記走査駆動手段、および走査駆動線によ
り、走査線ごとに異なるサブフィールドの順番で自発光
素子を発光させることにより、視線を移動したときに生
じるノイズを分散させ、縦縞状のノイズとなる「擬似輪
郭現象」を解消する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を、図面を
用いて詳細に説明する。
【0008】図1は本発明の一実施形態である自発光素
子表示装置の例である。
【0009】図1において、1は垂直同期信号、2は水
平同期信号、3はデータイネーブル信号、4は表示デー
タ、5は同期クロックであり、垂直同期信号1は表示一
画面周期(1フレーム)の信号、水平同期信号2は一水
平周期の信号、データイネーブル信号3は表示データ4
が有効である期間を示す信号で、全て同期クロック5に
同期して入力される。本実施形態では、これら表示デー
タが、一画面分が左上端の画素から順次ラスタスキャン
形式で転送され、1画素分の情報は4ビットの階調デー
タからなるものとして以下説明する。6は表示制御部、
7はデータ線駆動信号、8は走査線多重駆動信号、9は
格納・読出しコマンド信号、10は格納・読出しアドレ
ス、11は格納データ、12は画面格納手段、13は画
面読出しデータであり、表示制御部6は、自発光素子デ
ィスプレイ(後述)の少なくとも一画面分の表示データ
4を格納可能な画面格納手段12へ、一旦格納するため
の格納・読出しコマンド信号9、格納・読出しアドレス
10、格納データ11を生成する。また、自発光素子デ
ィスプレイの表示タイミングに合わせて一画面分の表示
データを読み出すよう、格納・読出しコマンド信号9、
格納・読出しアドレス10を生成する。画面格納手段1
2は格納・読出しコマンド9、格納・読出しアドレスに
従って、格納データ11を格納、あるいは画面読出しデ
ータ13を読み出す。表示制御部6は画面読出しデータ
13から、データ線駆動用信号7、走査線多重駆動信号
8を生成する。14はデータ線駆動手段、15はデータ
線駆動信号、16は走査線多重駆動手段、17は走査線
多重駆動信号、18は自発光素子ディスプレイであり、
自発光素子ディスプレイ18への表示動作は、走査線多
重駆動手段16から出力される走査線多重駆動信号17
によって選択された画素に、データ線駆動手段14から
出力されるデータ線駆動信号15に従った表示を行う。
本実施例では、自発光素子ディスプレイ18は320×
240ドットの解像度を持つものとして以下説明する。
【0010】図2は図1記載の自発光素子ディスプレイ
18の内部構成の一実施例である。
【0011】図2において、19は第1データ線、20
は第2データ線、21は第1走査線、22は第2走査
線、23は第1行第1列画素、24は第1行第2列画
素、25は第2行第1列画素、26は第2行第2列画素
であり、各々の走査線によって選択された行の画素に、
各々のデータ線を介して駆動電圧が供給される。ここで
は、画素の内部の構成を第1行第1列画素23にのみ示
しているが、第1行第2列画素24、第2行第1列画素
25、第2行第2列画素26についても同様の構成であ
る。27はスイッチングトランジスタ、28は書き込み
容量、29は駆動トランジスタ、30は有機ELであ
り、スイッチングトランジスタ27は、第1走査線21
によってオンとなり、書込み容量に第1データ線19か
ら供給される駆動電圧を蓄積し、蓄積された電圧によっ
て駆動トランジスタ29のオン、オフを制御する。駆動
トランジスタ29がオンのとき、電圧−電流特性に従っ
た電流が有機EL30に流れることにより、有機EL3
0が発光する図3は図2記載の有機EL30を、階調表
示する場合の概念を示した図である。
【0012】図3において、30は走査線駆動信号、3
1はデータ線データ、32は1フレーム期間、33はビ
ット0発光サブフィールド、34はビット1発光サブフ
ィールド、35はビット2発光サブフィールド、36は
ビット3発光サブフィールドであり、一つの自発光素子
は、1フレーム期間32中、4ビットの表示データの
“1”であるビットのサブフィールド期間中発光する。
また、各々のサブフィールド期間は、ビットの上位、下
位によって重み付けをしている。本発明では、ビット0
発光サブフィールド33の長さを“1”としたとき、ビ
ット1発光サブフィールド34を“2”、ビット2発光
サブフィールド35を“4”、ビット3発光サブフィー
ルド36を“8”とするものとして、以下説明する。3
7はデータ線ビット0データ、38はデータ線ビット1
データ、39はデータ線ビット2データ、40はデータ
線ビット3データであり、各々のサブフィールド期間中
に、表示データの4ビットの階調情報のうち1ビットが
データ線を介して入力される。ここでは、データ線デー
タ31が、ビット0サブフィールド期間33でビット0
情報、ビット1サブフィールド期間34でビット1情
報、ビット2サブフィールド期間35でビット2情報、
ビット3サブフィールド期間36でビット3情報が、各
々入力されていること示している。41はデータ0発光
状態、42はデータ1発光状態、43はデータ2発光状
態、44はデータ3発光状態、45はデータ4発光状
態、46はデータ5発光状態、47はデータ6発光状
態、48はデータ7発光状態、49はデータ8発光状
態、50はデータ9発光状態、51はデータ10発光状
態、52はデータ11発光状態、53はデータ12発光
状態、54はデータ13発光状態、55はデータ14発
光状態、56はデータ15発光状態であり、黒表示をデ
ータ0表示、白表示をデータ15表示としたときの、4
ビットの階調情報で表現可能な16階調表示の各々のサ
ブフィールドの発光状態を示している。57はデータ0
表示状態、58はデータ1表示状態、59はデータ2表
示状態、60はデータ3表示状態、61はデータ4表示
状態、62はデータ5表示状態、63はデータ6表示状
態、64はデータ7表示状態、65はデータ8表示状
態、66はデータ9表示状態、67はデータ10表示状
態、68はデータ11表示状態、69はデータ12表示
状態、70はデータ13表示状態、71はデータ14表
示状態、72はデータ15表示状態であり、データ0発
光状態41からデータ15発光状態56各々に対する見
かけの表示輝度状態を示している。本発明では、各々の
発光サブフィールドの順番を複数用意し、制御すること
を特徴としているが、本実施例では6種類を制御するも
のとして、以下説明する。
【0013】図4は図1記載の表示制御部6の内部構成
の一実施例である。
【0014】図4において、73は格納制御部、74は
表示制御信号生成部、75はデータ読出し指示信号、7
6はディスプレイ表示データであり、格納制御部73
は、自発光素子ディスプレイ18の表示タイミングに合
わせて、ディスプレイ表示データ76を出力するよう、
格納・読出しコマンド9、格納・読出しアドレス10を
生成し、画面格納手段12から、画面読出しデータ13
を読出すとともに、表示データ4を格納するために、格
納・読出しコマンド9、格納・読出しアドレス10、格
納データ11を生成する。表示制御信号生成部74は、
自発光素子ディスプレイ18の表示タイミングを生成す
るタイミングにあわせてデータ読出し指示信号75を生
成し、読み出されたディスプレイ表示データ76とあわ
せて、データ線駆動手段14が動作するためのデータ、
タイミング信号としてデータ線駆動用信号7を出力し、
走査線駆動手段16が動作するためのタイミング信号を
含む走査線駆動用信号8を生成する。
【0015】図5は図4記載の表示制御信号生成部74
の内部構成の一実施例である。
【0016】図5において、77は基本クロック生成手
段、78は基本クロックであり、基本クロック78は、
自発光素子ディスプレイ18を表示するため、以降で生
成する制御信号の基本のクロックとなる。79は水平カ
ウンタ、80は水平カウント値、81は垂直カウントタ
イミングであり、水平カウンタ79は、基本クロック7
8に従って一水平期間中カウントアップを続け、水平カ
ウント値80として出力するカウンタである。一水平期
間が終了すると、水平カウント値80をリセットし、垂
直カウントタイミング81を出力する。82は垂直カウ
ンタ、83は垂直カウント値であり、垂直カウンタ82
は、垂直カウントタイミング81に従って1フレーム期
間中カウントアップを続け、垂直カウント値83として
出力する。1フレーム期間が終了すると垂直カウント値
をリセットする。84は格納データ読出しタイミング制
御手段であり、水平カウント値80、垂直カウント値8
3の値に従って格納手段12に格納された表示データを
読み出すよう、データ読出し指示信号75を生成する。
85はデータタイミング調整手段、86はデータ線駆動
データ、87はデータ線駆動制御手段、88は1ライン
ラッチパルス、89はビットイネーブル信号であり、デ
ータ線駆動制御手段87は、水平カウント値80、垂直
カウント値83から、一水平内、1フレーム内の任意の
タイミングで、後述するデータ線駆動手段14で1ライ
ン分のデータをラッチするための1ラインラッチパルス
88と、4ビットの階調情報をシリアル化するためのビ
ットイネーブル信号89を生成する。データタイミング
調整手段88は、水平カウント値80、垂直カウント値
83から、一水平内、1フレーム内の任意のタイミング
で、上記1ラインラッチパルス88、ビットイネーブル
信号89とのタイミングも合わせながら、ディスプレイ
表示データ76のタイミングを調整し、データ線駆動デ
ータ86として出力する。基本クロック78、データ線
駆動データ86、ビットイネーブル信号89が、データ
線駆動信号7を構成する。90は走査線多重駆動制御手
段、91は第1走査開始信号、92は第2走査開始信
号、93は第3走査開始信号、94は第4走査開始信
号、95は第5走査開始信号、96は第6走査開始信号
であり、走査線多重駆動制御手段90は、水平カウント
値80から、1フレーム内の異なるタイミングで走査の
駆動を開始するよう、各々第1走査開始信号91、第2
走査開始信号92、第3走査開始信号93、第4走査開
始信号94、第5走査開始信号95、第6走査開始信号
96を生成する。本発明では、第1走査開始信号91を
第1走査線の開始信号、第2走査開始信号92を第2走
査線の開始信号、第3走査開始信号93を第3走査線の
開始信号、第4走査開始信号94を第4走査線の開始信
号、第5走査開始信号95を第5走査線の開始信号、第
6走査開始信号96を第6走査線の開始信号として以下
説明する。97は走査シフトクロック制御手段、98は
走査シフトクロックであり、走査シフトクロック制御手
段97は、垂直カウントタイミング81から、上記走査
開始信号を、一水平ごとに異なる走査線にシフトして出
力するよう、走査シフトクロック98を生成する。
【0017】図6は図1記載の走査線多重駆動手段16
の内部構成および自発光素子ディスプレイ18との接続
の一実施例である。
【0018】図6において、99は第1走査駆動手段、
100は第1走査線信号、101は第7走査線信号、
102は第235走査線信号であり、第1走査駆動手段
99は、第1走査開始信号91、走査シフトクロック9
8、ビットイネーブル信号89から、走査線駆動信号1
7のなかの、6走査線ごとの走査駆動信号となる第1走
査線信号100、第7走査線信号101から、第235
走査線信号102まで、40本の走査線信号を生成す
る。103は第2走査駆動手段、104は第2走査線信
号、105は第8走査線信号、106は第236走査線
信号であり、第2走査駆動手段103は、第2走査開始
信号92、走査シフトクロック98、ビットイネーブル
信号89から、6走査線ごとの走査駆動信号となる第2
走査線信号104、第8走査線信号105から、第23
6走査線信号106まで、40本の走査線信号を生成す
る。107は第3走査駆動手段、 108は第3走査線
信号、109は第9走査線信号、110は第237走査
線信号であり、第3走査駆動手段107は、第3走査開
始信号93、走査シフトクロック98、ビットイネーブ
ル信号89から、6走査線ごとの走査駆動信号となる第
3走査線信号108、第9走査線信号109から、第2
37走査線信号110まで、40本の走査線信号を生成
する。111は第6走査駆動手段、 112は第6走査
線信号、113は第12走査線信号、114は第240
走査線信号であり、第6走査駆動手段111は、第6走
査開始信号96、走査シフトクロック98、ビットイネ
ーブル信号89から、6走査線ごとの走査駆動信号とな
る第6走査線信号112、第12走査線信号113か
ら、第240走査線信号114まで、40本の走査線信
号を生成する。なお、図には記載しないが、第4走査駆
動手段は第4走査開始信号94、走査シフトクロック9
8、ビットイネーブル信号89から、第5走査駆動手段
は第5走査開始信号95、走査シフトクロック98、ビ
ットイネーブル信号89から、6走査線ごとの走査線信
号を同様に生成する。
【0019】図7は図6記載の第1走査駆動手段99の
内部構成の一実施例である。
【0020】図7において、115はビット3第1走査
開始信号、116はビット2第1走査開始信号、117
はビット1第1走査開始信号、118はビット0第1走
査開始信号であり、第1走査開始信号91を構成する信
号である。図3記載の、1フレーム期間内の、各々の階
調情報のビットに対応した発光サブフィールドの開始タ
イミングを、別々に生成した信号である。119はビッ
ト3イネーブル信号、120はビット2イネーブル信
号、121はビット1イネーブル信号、122はビット
0イネーブル信号であり、ビットイネーブル信号89を
構成する信号である。一水平期間内を4つに分割し、4
ビットの階調情報のうち1ビットのみを有効とするため
の信号である。123はビット3_6クロックシフト手
段、124はビット3第1シフト出力、125はビット
3第2シフト出力、126はビット3第3シフト出力、
127はビット3第4シフト出力、128はビット3第
5シフト出力、129はビット3第39シフト出力、1
30はビット3第40シフト出力であり、ビット3_6
クロックシフト手段123は、ビット3第1走査開始信
号115を、走査シフトクロック98に従って6走査線
分ずつシフトし、各々ビット3第1シフト出力124、
ビット3第2シフト出力125、ビット3第3シフト出
力126、ビット3第4シフト出力127、ビット3第
5シフト出力128、ビット3第39シフト出力12
9、ビット3第40シフト出力130として出力する。
131はビット2_6クロックシフト手段、132はビ
ット2第1シフト出力、133はビット2第2シフト出
力、134はビット2第3シフト出力、135はビット
2第4シフト出力、136はビット2第5シフト出力、
137はビット2第39シフト出力、138はビット2
第40シフト出力であり、ビット2_6クロックシフト
手段131は、ビット2第1走査開始信号116を、走
査シフトクロック98に従って6走査線分ずつシフト
し、各々ビット2第1シフト出力132、ビット2第2
シフト出力133、ビット2第3シフト出力134、ビ
ット2第4シフト出力135、ビット2第5シフト出力
136、ビット2第39シフト出力137、ビット2第
40シフト出力138として出力する。139はビット
1_6クロックシフト手段、140はビット1第1シフ
ト出力、141はビット1第2シフト出力、142はビ
ット1第3シフト出力、143はビット1第4シフト出
力、144はビット1第5シフト出力、145はビット
1第39シフト出力、146はビット1第40シフト出
力であり、ビット1_6クロックシフト手段139は、
ビット1第1走査開始信号117を、走査シフトクロッ
ク98に従って6走査線分ずつシフトし、各々ビット1
第1シフト出力140、ビット1第2シフト出力14
1、ビット1第3シフト出力142、ビット1第4シフ
ト出力143、ビット1第5シフト出力144、ビット
1第39シフト出力145、ビット1第40シフト出力
146として出力する。147はビット0_6クロック
シフト手段、148はビット0第1シフト出力、149
はビット0第2シフト出力、150はビット0第3シフ
ト出力、151はビット0第4シフト出力、152はビ
ット0第5シフト出力、153はビット0第39シフト
出力、154はビット0第40シフト出力であり、ビッ
ト0_6クロックシフト手段147は、ビット0第1走
査開始信号118を、走査シフトクロック98に従って
6走査線分ずつシフトし、各々ビット0第1シフト出力
148、ビット0第2シフト出力149、ビット0第3
シフト出力150、ビット0第4シフト出力151、ビ
ット0第5シフト出力152、ビット0第39シフト出
力153、ビット0第40シフト出力154として出力
する。図には記載していないが、すべてのシフト手段に
おいて、第6〜38シフト出力は存在する。155はビ
ット3期間選択手段、156はビット3第1走査線信
号、157はビット3第2走査線信号、158はビット
3第3走査線信号、159はビット3第4走査線信号、
160はビット3第5走査線信号、161はビット3第
39走査線信号、162はビット3第40走査線信号で
あり、ビット3期間選択手段155は、ビット3イネー
ブル信号119に従ったイネーブル期間のみ、ビット3
第1シフト出力124、ビット3第2シフト出力12
5、ビット3第3シフト出力126、ビット3第4シフ
ト出力127、ビット3第5シフト出力128から、ビ
ット3第39シフト出力129、ビット3第40シフト
出力130を選択し、各々ビット3第1走査線信号15
6、ビット3第2走査線信号157、ビット3第3走査
線信号158、ビット3第4走査線信号159、ビット
3第5走査線信号160から、ビット3第39走査線信
号161、ビット3第40走査線信号162として出力
する。163はビット2期間選択手段、164はビット
2第1走査線信号、165はビット2第2走査線信号、
166はビット2第3走査線信号、167はビット2第
4走査線信号、168はビット2第5走査線信号、16
9はビット2第39走査線信号、170はビット2第4
0走査線信号であり、ビット2期間選択手段163は、
ビット2イネーブル信号120に従ったイネーブル期間
のみ、ビット2第1シフト出力132、ビット2第2シ
フト出力133、ビット2第3シフト出力134、ビッ
ト2第4シフト出力135、ビット2第5シフト出力1
36から、ビット3第39シフト出力137、ビット3
第40シフト出力138を選択し、各々ビット2第1走
査線信号164、ビット2第2走査線信号165、ビッ
ト2第3走査線信号166、ビット2第4走査線信号1
67、ビット2第5走査線信号168から、ビット2第
39走査線信号169、ビット2第40走査線信号17
0として出力する。171はビット1期間選択手段、1
72はビット1第1走査線信号、173はビット1第2
走査線信号、174はビット1第3走査線信号、175
はビット1第4走査線信号、176はビット1第5走査
線信号、177はビット1第39走査線信号、178は
ビット1第40走査線信号であり、ビット1期間選択手
段171は、ビット1イネーブル信号121に従ったイ
ネーブル期間のみ、ビット1第1シフト出力140、ビ
ット1第2シフト出力141、ビット1第3シフト出力
142、ビット1第4シフト出力143、ビット1第5
シフト出力144から、ビット1第39シフト出力14
5、ビット1第40シフト出力146を選択し、各々ビ
ット1第1走査線信号172、ビット1第2走査線信号
173、ビット1第3走査線信号174、ビット1第4
走査線信号175、ビット1第5走査線信号176か
ら、ビット1第39走査線信号177、ビット1第40
走査線信号178として出力する。179はビット0期
間選択手段、180はビット0第1走査線信号、181
はビット0第2走査線信号、182はビット0第3走査
線信号、183はビット0第4走査線信号、184はビ
ット0第5走査線信号、185はビット0第39走査線
信号、186はビット0第40走査線信号であり、ビッ
ト0期間選択手段179は、ビット0イネーブル信号1
22に従ったイネーブル期間のみ、ビット0第1シフト
出力148、ビット0第2シフト出力149、ビット0
第3シフト出力150、ビット0第4シフト出力15
1、ビット0第5シフト出力152から、ビット0第3
9シフト出力153、ビット0第40シフト出力154
を選択し、各々ビット0第1走査線信号180、ビット
0第2走査線信号181、ビット0第3走査線信号18
2、ビット0第4走査線信号183、ビット0第5走査
線信号184から、ビット0第39走査線信号185、
ビット0第40走査線信号186として出力する。ここ
でも、図には記載していないが、すべての選択手段にお
いて、第6〜38走査線信号は存在する。187は第1
走査線OR手段、188は第2走査線OR手段、189
は第3走査線OR手段、190は第4走査線OR手段、
191は第5走査線OR手段、192は第39走査線O
R手段、193は第40走査線OR手段であり、各OR
手段は、4ビットの階調情報ごとに別々である走査線信
号を一つの信号として出力する。第1走査線OR手段1
87は、ビット3第1走査線信号156、ビット2第1
走査線信号164、ビット1第1走査線信号172、ビ
ット0第1走査線信号180のORをとり、第1走査線
信号100として出力する。第2走査線OR手段188
は、ビット3第2走査線信号157、ビット2第2走査
線信号165、ビット1第2走査線信号173、ビット
0第2走査線信号181のORをとり、第2走査線信号
101として出力する。第40走査線OR手段193
は、ビット3第40走査線信号162、ビット2第40
走査線信号170、ビット1第40走査線信号178、
ビット0第40走査線信号186のORをとり、第40
走査線信号102として出力する。
【0021】図8は図4記載の表示制御信号生成部74
の、データ線駆動信号7、走査線多重駆動信号8を生成
する動作の詳細の一実施例を示す図である。
【0022】図8において、基本クロック78に従って
水平カウント値80がカウントアップされ、水平カウン
ト値80の値によって、垂直カウントタイミング81、
ビット0イネーブル信号122、ビット0イネーブル信
号121、ビット0イネーブル信号120、ビット0イ
ネーブル信号119、1ラインラッチパルス88を生成
するタイミングを示している。ここで、本実施例では、
水平カウント値“0”で垂直カウントタイミング81、
“0”から“93”でビット0イネーブル信号122、
“95”から“188”でビット1イネーブル信号12
1、“190”から“283”でビット2イネーブル信
号120、“285”から“379”でビット3イネー
ブル信号119、“381”で1ラインラッチパルス8
8を“1”とするものとし、水平カウント値80を“3
83”でリセットするものとして、以下説明する。あわ
せて、垂直カウントタイミング81に従って垂直カウン
ト値がカウントアップされ、垂直カウント値83の値に
よって、ビット0第1走査開始信号118、ビット1第
1走査開始信号117、ビット2第1走査開始信号11
6、ビット3第1走査開始信号115を生成するタイミ
ングも示している。ここで、本実施例では、垂直カウン
ト値83が“0”でビット0第1走査開始信号118、
“32”でビット1第1走査開始信号117、“96”
でビット3第1走査開始信号115、“352”でビッ
ト2第1走査開始信号116を“1”とするものとし、
垂直カウント値83を“479”でリセットするものと
して、以下説明する。
【0023】図9は、図7記載の第1走査駆動手段99
の、第1走査線信号100を生成する動作の詳細の一実
施例である。
【0024】図9において、ビット0第1シフト出力1
48、ビット1第1シフト出力140、ビット2第1シ
フト出力132、ビット3第1シフト出力124の各々
の間隔から、発光サブフィールドの順番がビット0発光
サブフィールド33、ビット1発光サブフィールド3
4、ビット3発光サブフィールド36、ビット2発光サ
ブフィールド35となっていることを示している。あわ
せて、各々のシフト出力を、各ビットイネーブル信号の
イネーブル期間のみ“1”とし、各々ビット0第1走査
線信号180、ビット1第1走査線信号172、ビット
2第1走査線信号164、ビット3第1走査線信号15
6として出力し、これらのORをとり、第1走査線信号
100とすることを示している。
【0025】図10は図7記載のビット3_6クロック
シフト手段123、ビット2_6クロックシフト手段1
31、ビット1_6クロックシフト手段139、ビット
0_6クロックシフト手段147各々の、ビット0第1
シフト出力148、ビット0第2シフト出力149、ビ
ット0第3シフト出力150、ビット1第1シフト出力
140、ビット1第2シフト出力141、ビット1第3
シフト出力142、ビット2第1シフト出力132、ビ
ット2第2シフト出力133、ビット2第3シフト出力
134、ビット3第1シフト出力124、ビット3第2
シフト出力125、ビット3第3シフト出力126を生
成する動作の詳細の一実施例である。図10において、
194は走査シフト量であり、すべてのシフト出力にお
いて、第1と第2、第2と第3、各々走査シフト量19
4の分、シフトされていることを示している。ここで、
本実施例では、先に説明したとおり、発光サブフィール
ド順を6種類制御することから、走査シフト量194を
6走査線分として、以下説明する。
【0026】図11は図7記載の第1走査線信号10
0、第2走査線信号104、第3走査線信号108、第
4走査線信号(図7には未記載)、第5走査線信号(図
7には未記載)、第6走査線信号112の動作タイミン
グの一実施例である。
【0027】図11において、6種類の発光サブフィー
ルド順を制御するため、6種類の走査線信号を生成する
ことを示している。ここで、本実施例では、第1走査線
信号100による発光サブフィールド順を、ビット0発
光サブフィールド33、ビット1発光サブフィールド3
4、ビット3発光サブフィールド36、ビット2発光サ
ブフィールド35とし、第2走査線信号104による発
光サブフィールド順を、ビット1発光サブフィールド3
4、ビット0発光サブフィールド33、ビット3発光サ
ブフィールド36、ビット2発光サブフィールド35と
し、第3走査線信号108による発光サブフィールド順
を、ビット0発光サブフィールド33、ビット3発光サ
ブフィールド36、ビット1発光サブフィールド34、
ビット2発光サブフィールド35とし、第4走査線信号
による発光サブフィールド順を、ビット1発光サブフィ
ールド34、ビット3発光サブフィールド36、ビット
0発光サブフィールド33、ビット2発光サブフィール
ド35とし、第5走査線信号による発光サブフィールド
順を、ビット2発光サブフィールド35、ビット0発光
サブフィールド33、ビット3発光サブフィールド3
6、ビット1発光サブフィールド34とし、第6走査線
信号112による発光サブフィールド順を、ビット2発
光サブフィールド35、ビット3発光サブフィールド3
6、ビット0発光サブフィールド33、ビット1発光サ
ブフィールド34とするものとして、以下説明する。
【0028】図12は図1記載のデータ線駆動手段14
の内部構成の一実施例である。
【0029】図12において、195はデータシフト手
段、196はシフトデータであり、データシフト手段1
95は、基本クロック78に同期して順次送られてくる
データ線駆動データ86を、データ線の左側から順次出
力するようシフトし、シフトデータ196として出力す
る。197は1ラインラッチ手段、198は1ラインラ
ッチデータであり、1ラインラッチ手段197は、シフ
トデータ196が1ライン分出力されたタイミングで、
1ラインラッチパルス88でラッチし、1ラインラッチ
データ198として出力する。ここまでは、従来の液晶
駆動回路とも同様の動作である。199はビットシリア
ル化手段、200はビットシリアルデータであり、ビッ
トシリアル化手段199は、ここまで4ビットパラレル
で送られてくる1ラインラッチデータ198を、一水平
期間内でシリアル化し、ビットシリアルデータ200と
して出力する。201は駆動電圧変換手段であり、1ビ
ットで構成されるビットシリアルデータ200を、オ
ン、オフに従った2種類の電圧に変換する。
【0030】図13は図5記載のデータタイミング手段
85がデータ線駆動データ86を生成する動作、データ
線駆動制御手段87が1ラインラッチパルス88、ビッ
トイネーブル信号89を生成する動作、ならびに、図1
記載のデータ線駆動手段14がデータ線駆動信号15を
生成する動作タイミングの詳細の一実施例を合わせて示
した図である。
【0031】図13において、202は表示無効デー
タ、203は1ライン目有効データ、204は2ライン
目有効データ、205は3ライン目有効データ、206
は4ライン目有効データであり、1ライン目有効データ
203の後、このデータをラッチする1ライン目ラッチ
パルス88が出力され、2ライン目有効データ204が
送られてくる間、1ライン目の1ラインラッチデータ1
98の4ビットのうち、ビット0をビット0イネーブル
信号122、ビット1をビット1イネーブル信号12
1、ビット2をビット2イネーブル信号120、ビット
3をビット3イネーブル信号119に従って選択し、シ
リアル化したビットシリアルデータ200を出力してい
ることを示している。
【0032】図14は従来の方式による表示の課題を示
した図である。
【0033】図14において、207は時間経過、20
8は視線固定時視点トレース、209は視線固定時表示
状態、210は視線移動時視点トレース、211は視線
移動時表示状態であり、横方向にデータ0からデータ1
5までを並べたグラデーション表示を行ったときの発光
状態を、時間経過を縦方向にとって示している。この発
光状態に見る人間の視点の動きをあわせて示すと、視線
が動かないときは、縦方向の時間経過207に対し、横
方向の位置がずれないため、視線固定時視点トレース2
08は垂直に下がる矢印となる。したがって、矢印上の
発光状態から、各画素の表示状態は、表示状態57から
72と同様となり、視線固定時表示状態209のよう
に、グラデーション表示となる。対して、視線が右側に
動いたときは、縦方向の時間経過207に対し、横方向
の位置が右側にずれるため、視線移動時視点トレース2
10は右下に下がっていく矢印となる。したがって、矢
印上の発光状態のうち、左から8番目の矢印上は常に発
光状態となることから、各画素の表示状態は、視線移動
時表示状態211のように、グラデーション表示のなか
に白いノイズのような表示が混在することを示してい
る。
【0034】図15は図14記載の課題に対する本発明
の効果を示す図である。
【0035】図15において、212は第1走査時発光
状態、213は第1走査視線固定時表示状態、214は
第1操作視線移動時表示状態、215は第2走査時発光
状態、216は第2走査視線固定時表示状態、217は
第2走査視線移動時表示状態、218は第3走査時発光
状態、219は第3走査視線固定時表示状態、220は
第3走査視線移動時表示状態、221は第4走査時発光
状態、222は第4走査視線固定時表示状態、223は
第4走査視線移動時表示状態、 224は第5走査時発
光状態、225は第5走査視線固定時表示状態、226
は第5操作視線移動時表示状態、227は第6走査時発
光状態、228は第6走査視線固定時表示状態、229
は第6走査視線移動時表示状態であり、第1走査時発光
状態212、第2走査時発光状態215、第3走査時発
光状態218、第4走査時発光状態221、第5走査時
発光状態224、第6走査時発光状態227の6種類の
異なるサブフィールド順における、視線固定時と視線移
動時の表示状態を示している。第1走査視線固定時表示
状態213、第2走査視線固定時表示状態216、第3
走査視線固定時表示状態219、第4走査視線固定時表
示状態222、第5走査視線固定時表示状態225、第
6走査視線固定時表示状態228は、発光サブフィール
ドの順番による違いは見られないのに対し、第1走査視
線移動時表示状態214、第2走査視線移動時表示状態
217、第3走査視線移動時表示状態220、第4走査
視線移動時表示状態223、第5走査視線移動時表示状
態226、第6走査視線移動時表示状態229は、発光
サブフィールドの順番によって異なっていることを示し
ている。本発明では、この6種類の状態が走査線、つま
り水平ラインごとに異なるため、視線を動かしたときの
ノイズが一水平ラインごとに異なることを示している。
【0036】以下、図1〜13を用いて、本実施形態に
おける走査線多重駆動について説明する。
【0037】まず、図1を用いて、表示データの流れを
説明する。
【0038】図1で、表示制御部6は、表示データ4を
一画面分、画面格納手段12に格納データ11として一
旦格納する。そして、自発光素子ディスプレイ18の表
示タイミングに合わせて、画面格納手段12から表示デ
ータを画面読出しデータ13として読出し、データ線駆
動信号7、走査線多重駆動信号8を生成する。詳細は後
で説明する。画面格納手段12は、通常、入力される表
示データ4と、表示する自発光素子ディスプレイの表示
解像度やタイミングが異なるときに用いられるため、タ
イミングが全く同様の場合には省略することも可能であ
る。データ線駆動手段14は、4ビットの階調情報を含
むデータ線駆動信号7を1ライン分ラッチし、4ビット
シリアル化し、自発光素子ディスプレイ18の画素をオ
ン、オフするための2レベルの電圧に変換し、データ線
駆動信号15として出力する。詳細は後で説明する。走
査線多重駆動手段16は、同じ階調レベルでも走査線ご
とに階調制御を異なる制御とするよう、走査線多重制御
信号17を出力する。詳細は後で説明する。自発光素子
ディスプレイ18は、走査線多重制御信号17によって
選択された走査線上の画素が、データ線駆動信号7の2
レベルのオン、オフ電圧に従って発光する。詳細は後で
説明する。
【0039】図2、3を用いて、図1記載の自発光素子
ディスプレイ18の発光動作の詳細について説明する。
【0040】図2で、第1走査線21を介して、走査線
選択電圧が供給されると、スイッチングトランジスタ2
7がオン状態となり、第1データ線19を介してデータ
のオン、オフいずれかの電圧を書き込み容量28に蓄積
し、駆動トランジスタ29が有機EL30に電流を流す
ためのスイッチングトランジスタとして動作する。オン
電圧のときに駆動トランジスタ29の電圧−電流特性に
従った電流が有機EL30に流れることにより、有機E
L30は発光する。駆動トランジスタ29がスイッチと
して動作するため、表示はオン、オフの2種類のみとな
る。
【0041】図3を用いて、オン、オフの2種類で、本
実施例に示す4ビットの階調情報に従った16階調表示
を行う動作概念を説明する。
【0042】図3で、走査選択電圧は1フレーム内で4
回供給され、その4回各々のタイミングで、4ビットの
階調情報のうちの1ビットの状態が供給される。まず1
回目のタイミングとなるビット0発光サブフィールド3
3では、ビット0が“1”か、“0”かの情報を示すデ
ータ線ビット0データ37が供給され、2回目のタイミ
ングとなるビット1発光サブフィールド34では、ビッ
ト1が“1”か、“0”かの情報を示すデータ線ビット
1データ38が供給され、3回目のタイミングとなるビ
ット2発光サブフィールド35では、ビット2が“1”
か、“0”かの情報を示すデータ線ビット2データ39
が供給され、4回目のタイミングとなるビット3発光サ
ブフィールド36では、ビット3が“1”か、“0”か
の情報を示すデータ線ビット3データ40が供給され
る。各々のサブフィールドの長さはビットによって異な
る長さとし、データが“0”のときは黒で示した非発
光、“1”のときは白で示した発光状態とする。異なる
発光時間の長さの組合せにより、データ0表示状態57
からデータ15表示状態72までの16階調を表現す
る。なお、本実施例では、4ビット16階調表示として
説明しているが、本発明はビット数を限定するものでは
なく、増えた場合でもサブフィールドの数を増やすこと
によって対応可能である。
【0043】図4〜13を用いて、図1記載の表示制御
部6の動作について説明する。
【0044】まず、図4を用いて、動作の概要について
説明する。
【0045】図4で、拡大制御部73は、入力される表
示データ4の表示解像度、表示タイミングが、データを
表示する表示装置のものと異なる場合、一画面分のデー
タを入力データ4のタイミングで一旦格納して、表示装
置のタイミングで読み出すことにより、解像度、および
表示タイミングの変換を行うときに用いる。したがっ
て、書き込み時は、垂直同期信号1、水平同期信号2デ
ータイネーブル信号3、表示データ4、同期クロック5
に従って、格納・読出しコマンド9、格納・読出しアド
レス10を書き込みのものとして格納データ11ととも
に出力する。読み出し時は、自発光素子ディスプレイ1
8の表示タイミングに従ったデータ読出し指示信号75
に従って、格納・読出しコマンド9、格納・読出しアド
レス10を読み出しのものとして出力し、画面読み出し
データ13を格納手段12から読み出し、ディスプレイ
表示データ76として出力する。先程も説明したが、本
実施例では格納手段12を設けているが、本発明は格納
手段を必須とするものではなく、入力表示データ4、時
発光素子ディスプレイ18の表示タイミングが全く同様
の場合は、データの格納が不要のため、拡大制御部73
は不要でも構わない。表示制御信号生成手段74は、自
発光素子ディスプレイ18の表示タイミングに従った水
平方向タイミング信号を生成するとともに、ディスプレ
イ表示データ76のタイミングを調整し、データ線駆動
信号7として出力する。また、垂直方向のタイミング信
号を生成し、走査線多重動作信号8として出力する。詳
細は後で説明する。
【0046】図5、8を用いて、図4記載の表示制御信
号生成手段74の、データ線駆動信号7に関する動作の
詳細について説明する。
【0047】図5で、基本クロック生成手段77は、自
発光素子ディスプレイ18の表示タイミングを生成する
ための基本クロック78を生成する。以降の回路はすべ
てこの基本クロック78に従って動作する。水平カウン
タ79は、一水平期間中、基本クロック79に従ってカ
ウントアップ、一水平期間が終了するとリセット動作を
し、水平カウント値80として出力する。また、水平カ
ウント値80の先頭のタイミングで、垂直カウントタイ
ミング81を出力する。垂直カウンタ82は、垂直カウ
ントタイミング81に従ってカウントアップ、1フレー
ム期間が終了するとリセット動作をし、垂直カウント値
83として出力する。格納データ読み出しタイミング制
御手段84は、水平カウント値80、垂直カウント値8
3に従って、自発光素子ディスプレイ18の表示タイミ
ングにあわせて格納手段12から一旦格納した表示デー
タを読み出すよう、データ読み出し指示信号75を出力
する。データタイミング調整手段85は、水平カウント
値80、垂直カウント値83から、一水平内、1フレー
ム内の任意のタイミングで“1”となる、1ラインラッ
チパルス88、ビットイネーブル信号89を生成する。
データタイミング調整手段88は、水平カウント値8
0、垂直カウント値83から、一水平内、1フレーム内
の任意のタイミングで、1ラインラッチパルス88、ビ
ットイネーブル信号89とのタイミングとも合わせるよ
う、ディスプレイ表示データ76のタイミングを調整
し、データ線駆動データ86として出力する。
【0048】図8で、垂直カウントタイミング81は、
水平カウント値80が“0”のとき“1”となり、ビッ
ト0イネーブル信号122は、水平カウント値80が
“0”から“93”までの間“1”となり、ビット1イ
ネーブル信号121は、水平カウント値80が“95”
から“188”までの間“1”となり、ビット2イネー
ブル信号120は、水平カウント値80が“190”か
ら“283”までの間“1”となり、ビット3イネーブ
ル信号119は、水平カウント値80が“285”から
“379”までの間“1”となり、1ラインラッチパル
ス88は、水平カウント値80が“381”のとき
“1”となる信号であることを示している。基本クロッ
ク78、データ線駆動データ86、ビットイネーブル信
号89で、データ線駆動信号7を構成する。
【0049】再び、図5、8を用いて、図4記載の表示
制御信号生成手段74の、走査線多重駆動信号8に関す
る動作の詳細について説明する。
【0050】図5で、走査線多重駆動制御手段90は、
水平カウント値80から、一フレーム内の異なるタイミ
ングで、各々第1走査開始信号91、第2走査開始信号
92、第3走査開始信号93、第4走査開始信号94、
第5走査開始信号95、第6走査開始信号96を生成す
る。走査シフトクロック制御手段97は、垂直カウント
タイミング81から、走査開始信号を、一水平ごとに異
なる走査線にシフトして出力するよう、走査シフトクロ
ック98を生成する。
【0051】図8で、ビット0第1走査開始信号118
は、垂直カウント値83が“0”のとき“1”となり、
ビット1第1走査開始信号117は、垂直カウント値8
3が“32”のとき“1”となり、ビット2第1走査開
始信号116は、垂直カウント値83が“352”のと
き“1”となり、ビット3第1走査開始信号115は、
垂直カウント値83が“96”のとき“1”となること
を示している。データイネーブル信号89、第1走査開
始信号91、第2走査開始信号92、第3走査開始信号
93、第4走査開始信号94、第5走査開始信号95、
第6走査開始信号96、走査シフトクロック98で、走
査線多重駆動信号8を構成する。
【0052】次に、図6、7、9〜11を用いて、図1
記載の走査線多重駆動手段16の動作の詳細について説
明する。
【0053】図6で、第1走査駆動手段99は、第1走
査開始信号91を、走査シフトクロック98に従ってシ
フトし、第1走査線信号100、第2走査線信号101
から、第40走査線信号102まで順次、ビットイネー
ブル信号89の有効期間に従って出力し、40本の走査
線を駆動する。詳細は後で説明する。第2走査駆動手段
103、第3走査駆動手段107から第6走査駆動手段
111は、入力される第2走査開始信号92、第3走査
開始信号93から第6走査開始信号96のタイミングが
異なるだけで、シフト動作は同様で、各々40本の走査
線を駆動し、合計で240本の走査線を駆動する走査線
駆動信号17とする。
【0054】図7、9〜11を用いて、図6記載の第1
走査駆動手段99の動作の詳細について説明する。
【0055】まず、図7、10を用いて、ビット3_6
クロックシフト手段123の動作の詳細について説明す
る。
【0056】図7で、ビット3_6クロックシフト手段
123はビット3第1走査開始信号115を、走査シフ
トクロック98に従って、6クロック分シフトし、ビッ
ト3第1シフト出力124、ビット3第2シフト出力1
25、ビット3第3シフト出力126、ビット3第4シ
フト出力127、ビット3第5シフト出力128から、
ビット3第39シフト出力129、ビット3第40シフ
ト出力130まで、順次出力する。ビット2_6クロッ
クシフト手段131、ビット1_6クロックシフト手段
139、ビット0_6クロックシフト手段147も同様
の動作である。
【0057】図10で、ビット0第1シフト出力14
8、ビット1第1シフト出力140、ビット2第1シフ
ト出力132、ビット3第1シフト出力124のタイミ
ングが異なるだけで、各々、第2シフト、第3シフト出
力が、6走査線分の走査シフト量194の分シフトして
出力されていることを示している。
【0058】次に、図7、9を用いて、ビット3期間選
択手段155の動作の詳細について説明する。
【0059】図7で、ビット3期間選択手段155は、
ビット3第1シフト出力124、ビット3第2シフト出
力125、ビット3第3シフト出力126、ビット3第
4シフト出力127、ビット3第5シフト出力128か
ら、ビット3第39シフト出力129、ビット3第40
シフト出力130を、ビット3イネーブル信号119の
有効期間のみ選択し出力する。ビット2期間選択出力手
段163、ビット1期間選択出力手段171、ビット0
期間選択出力手段179は、各々ビット2イネーブル信
号120、ビット1イネーブル信号121、ビット0イ
ネーブル信号122に従った選択出力動作となる。詳細
は後で説明する。第1走査線OR手段187は、4ビッ
トの階調情報別に生成されてくる、ビット3第1走査線
信号156、ビット2第1走査線信号164、ビット1
第1走査線信号172、ビット第1走査線信号180の
ORをとり、1本の第1走査線信号100として出力す
る。第2走査線OR手段188、第3走査線OR手段1
89、第4走査線OR手段190、第5走査線OR手段
191から、第39走査線OR手段192、第40走査
線OR手段193の動作も同様である。
【0060】図9で、ビット0第1シフト出力148
は、1フレーム期間中を4分割したうちの1番目の期間
で“1”となるビット0イネーブル信号122に従っ
て、ビット0第1走査線信号180を出力することを示
している。その他のビット0走査線信号も、このビット
0イネーブル信号122に従う。ビット1第1シフト出
力140は、1フレーム期間中を4分割したうちの2番
目の期間で“1”となるビット1イネーブル信号121
に従って、ビット1第1走査線信号172を出力するこ
とを示している。その他のビット1走査線信号も、この
ビット1イネーブル信号121に従う。ビット2第1シ
フト出力132は、1フレーム期間中を4分割したうち
の3番目の期間で“1”となるビット2イネーブル信号
120に従って、ビット2第1走査線信号164を出力
することを示している。その他のビット2走査線信号
も、このビット2イネーブル信号120に従う。ビット
3第1シフト出力124は、1フレーム期間中を4分割
したうちの4番目の期間で“1”となるビット3イネー
ブル信号119に従って、ビット3第1走査線信号15
6を出力することを示している。その他のビット3走査
線信号も、このビット3イネーブル信号119に従う。
最後に、これら第1走査線信号のORをとり、第1走査
線信号100としていることを示している。
【0061】次に、図11を用いて、第1〜第6走査線
信号による、各走査線の発光動作の詳細について説明す
る。
【0062】図11で、第1走査線信号100により、
第1走査線は、発光サブフィールドの順番が、ビット0
発光サブフィールド33、ビット1発光サブフィールド
34、ビット3発光サブフィールド36、ビット2発光
サブフィールド35の順で発光、非発光の動作が行われ
ることを示している。以下、第2走査線は、ビット1発
光サブフィールド34、ビット0発光サブフィールド3
3、ビット3発光サブフィールド36、ビット2発光サ
ブフィールド35の順、第3走査線は、ビット0発光サ
ブフィールド33、ビット3発光サブフィールド36、
ビット1発光サブフィールド34、ビット2発光サブフ
ィールド35の順、第4走査線は、ビット1発光サブフ
ィールド34、ビット3発光サブフィールド36、ビッ
ト0発光サブフィールド33、ビット2発光サブフィー
ルド35の順、第5走査線は、ビット2発光サブフィー
ルド35、ビット0発光サブフィールド33、ビット3
発光サブフィールド36、ビット1発光サブフィールド
34の順、第6走査線は、ビット2発光サブフィールド
35、ビット3発光サブフィールド36、ビット0発光
サブフィールド33、ビット1発光サブフィールド34
の順で各々発光、非発光の動作が行われることを示して
いる。
【0063】なお、本実施例では、6種類の発光サブフ
ィールド順を制御しているが、本発明は、走査線ごとに
発光フィールド順を異ならせるものであり、制御する発
光サブフィールド順の種類の数、および制御する発光サ
ブフィールド順を限定するものではない。また、本実施
例では、6種類の走査開始信号を走査シフトクロックで
順次シフトすることにより走査線を駆動したが、本発明
は、走査線の駆動を順次走査することに限定するもので
はなく、走査線駆動信号をランダムに発生する制御手段
を設けても良い。
【0064】次に、図12、13を用いて、図1記載の
データ線駆動手段14の動作の詳細について説明する。
【0065】図12で、データシフト手段195は、基
本クロック78に同期して順次送られてくるデータ線駆
動データ86を、データ線の左側から順次出力するよう
シフトし、シフトデータ196として出力する。1ライ
ンラッチ手段197は、シフトデータ196を1ライン
ラッチパルス88でラッチし、1ラインラッチデータ1
98として出力する。ここまでは、従来の液晶駆動回路
とも同様の動作となる。ビットシリアル化手段199
は、4ビットパラレルで送られてくる1ラインラッチデ
ータ198を、ビット3イネーブル信号119、ビット
2イネーブル信号120、ビット1イネーブル信号12
1、ビット0イネーブル信号122に従って、各々のビ
ットを一水平期間内でシリアル化し、ビットシリアルデ
ータ200として出力する。詳細は後で説明する。駆動
電圧変換手段201は、1ビットで構成されるビットシ
リアルデータ200を、オン、オフに従った2種類の電
圧に変換する。
【0066】図13で、1ライン目有効データ203は
1ラインラッチパルス88でラッチされた後、一水平期
間を4分割した1番目の期間で“1”となるビット0イ
ネーブル信号122のタイミングでビット0(b0)を
出力し、一水平期間を4分割した2番目の期間で“1”
となるビット1イネーブル信号121のタイミングでビ
ット1(b1)を出力し、一水平期間を4分割した3番
目の期間で“1”となるビット2イネーブル信号120
のタイミングでビット2(b2)を出力し、一水平期間
を4分割した4番目の期間で“1”となるビット3イネ
ーブル信号119のタイミングでビット3(b3)を出
力し、シリアル化したビットシリアルデータ200とな
ることを示している。なお、本実施例では、階調情報を
4ビットとしているが、本発明は、ビット数を制限する
ものではなく、階調数が増えた場合には、ビット別の走
査開始信号の数、ビットイネーブル信号の数を増やすこ
とにより対応可能である。また、自発光素子の発光、非
発光をオン、オフの2レベルのみの発光とし、発光時間
の制御を行っているが、本発明は発光レベル数を限定す
るものではなく、発光レベルを複数設け、各々の発光時
間を制御することにより、さらに階調数を増やす場合に
も、同様の効果を得ることができる。
【0067】以上で、ビットイネーブル信号によって、
4ビットの階調情報は、一水平期間内の4分割した期間
ごとに、ビット別に走査線駆動信号とデータ線駆動信号
のタイミングを合わせているため、各ビットに対する発
光時間を制御し、階調表示を実現している。
【0068】最後に、図14、15を用いて、本発明の
課題となる「擬似輪郭現象」について説明する。
【0069】図14で、横方向にデータ0から15まで
の表示を行うグラデーション表示において、1フレーム
内の発光サブフィールド順が、ビット0、1、2、3の
順に発光する場合の発光状態を示している。その発光状
態の上に、縦方向の時間経過207に対する、視線を移
動しないときの視点の位置を示す視線固定時視点トレー
ス208を重ねあわせ、その矢印上の発光、非発光の組
合せから表示状態は視線固定時表示状態209のとおり
となるのに対し、時間経過207に対する、視線を移動
したときの視点の位置を示す視線移動時視点トレース2
10を重ね合わせると、矢印上の発光、非発光の組合せ
から表示状態は視線移動時表示状態211のとおり、グ
ラデーションの中に白いノイズが生じる。従来の方式で
は、全ての走査線において、発光サブフィールドの順番
が同じであるため、このノイズが縦縞状となり、「擬似
輪郭」となる。
【0070】図15では、走査線によって6種類の発光
サブフィールドの順番とした場合の、各々の発光、非発
光の状態を示しており、各々第1走査発光状態212、
第2走査発光状態215、第3走査発光状態218、第
4走査発光状態221、第5走査発光状態224、第6
走査発光状態227となる。先程と同様に、時間経過に
対する視点の位置を矢印で表すと、視線移動時の表示状
態が、各々第1走査視線移動時表示状態214、第2走
査視線移動時表示状態217、第3走査視線移動時表示
状態220、第4走査視線移動時表示状態223、第5
走査視線移動時表示状態226、第6走査視線移動時表
示状態229に示すように、走査方法によって表示の明
るさが異なっている。したがって、走査線ごとにノイズ
の明るさが異なるため、縦縞状の「擬似輪郭」は解消さ
れることとなる。
【0071】
【発明の効果】本発明によれば、走査線ごとに異なる発
光サブフィールドの組合せとすることにより、視線を移
動したときに生じるノイズを分散させることとなり、
「擬似輪郭現象」と呼ばれる縦縞状のノイズを低減でき
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である自発光素子表示装置
の例である。
【図2】図1記載の自発光素子ディスプレイ18の内部
構成の一実施例である。
【図3】図2記載の有機EL30を、階調表示する場合
の概念を示した図である。
【図4】図1記載の表示制御部6の内部構成の一実施例
である。
【図5】図4記載の表示制御信号生成部74の内部構成
の一実施例である。
【図6】図1記載の走査線多重駆動手段16の内部構成
および自発光素子ディスプレイ18との接続の一実施例
である。
【図7】図6記載の第1走査駆動手段99の内部構成の
一実施例である。
【図8】図4記載の表示制御信号生成部74の、データ
線駆動信号7、走査線多重駆動信号8を生成する動作の
詳細の一実施例を示す図である。
【図9】図7記載の第1走査駆動手段99の、第1走査
線信号100を生成する動作の詳細の一実施例である。
【図10】図7記載のビット3_6クロックシフト手段
123、ビット2_6クロックシフト手段131、ビッ
ト1_6クロックシフト手段139、ビット0_6クロ
ックシフト手段147各々の、ビット0第1シフト出力
148、ビット0第2シフト出力149、ビット0第3
シフト出力150、ビット1第1シフト出力140、ビ
ット1第2シフト出力141、ビット1第3シフト出力
142、ビット2第1シフト出力132、ビット2第2
シフト出力133、ビット2第3シフト出力134、ビ
ット3第1シフト出力124、ビット3第2シフト出力
125、ビット3第3シフト出力126を生成する動作
の詳細の一実施例である。
【図11】図7記載の第1走査線信号100、第2走査
線信号104、第3走査線信号108、第4走査線信号
(図7には未記載)、第5走査線信号(図7には未記
載)、第6走査線信号112の動作タイミングの一実施
例である。
【図12】図1記載のデータ線駆動手段14の内部構成
の一実施例である。
【図13】図5記載のデータタイミング手段85がデー
タ線駆動データ86を生成する動作、データ線駆動制御
手段87が1ラインラッチパルス88、ビットイネーブ
ル信号89を生成する動作、ならびに、図1記載のデー
タ線駆動手段14がデータ線駆動信号15を生成する動
作タイミングの詳細の一実施例を合わせて示した図であ
る。
【図14】従来の方式による表示の課題を示した図であ
る。
【図15】図14記載の課題に対する本発明の効果を示
す図である。
【符号の説明】
1…垂直同期信号、2…水平同期信号、3…データイネ
ーブル信号、4…表示データ、5…同期クロック、6…
表示制御部、7…データ線駆動信号、8…走査線多重駆
動信号、9…格納・読出しコマンド信号、10…格納・
読出しアドレス、11…格納データ、12…画面格納手
段、13…画面読出しデータ、14…データ線駆動手
段、15…データ線駆動信号、16…走査線多重駆動手
段、17…走査線多重駆動信号、18…自発光素子ディ
スプレイ、19…第1データ線、20…第2データ線、
21…第1走査線、22…第2走査線、23…第1行第
1列画素、24…第1行第2列画素、25…第2行第1
列画素、26…第2行第2列画素、27…スイッチング
トランジスタ、28…書き込み容量、29…駆動トラン
ジスタ、30…有機EL、30…走査線駆動信号、31
…データ線データ、32…1フレーム期間、33…ビッ
ト0発光サブフィールド、34…ビット1発光サブフィ
ールド、35…ビット2発光サブフィールド、36…ビ
ット3発光サブフィールド、37…データ線ビット0デ
ータ、38…データ線ビット1データ、39…データ線
ビット2データ、40…データ線ビット3データ、41
…データ0発光状態、42…データ1発光状態、43…
データ2発光状態、44…データ3発光状態、45…デ
ータ4発光状態、46…データ5発光状態、47…デー
タ6発光状態、48…データ7発光状態、49…データ
8発光状態、50…データ9発光状態、51…データ1
0発光状態、52…データ11発光状態、53…データ
12発光状態、54…データ13発光状態、55…デー
タ14発光状態、56…データ15発光状態、57…デ
ータ0表示状態、58…データ1表示状態、59…デー
タ2表示状態、60…データ3表示状態、61…データ
4表示状態、62…データ5表示状態、63…データ6
表示状態、64…データ7表示状態、65…データ8表
示状態、66…データ9表示状態、67…データ10表
示状態、68…データ11表示状態、69…データ12
表示状態、70…データ13表示状態、71…データ1
4表示状態、72…データ15表示状態、73…格納制
御部、74…表示制御信号生成部、75…データ読出し
指示信号、76…ディスプレイ表示データ、77…基本
クロック生成手段、78…基本クロック、79…水平カ
ウンタ、80…水平カウント値、81…垂直カウントタ
イミング、82…垂直カウンタ、83…垂直カウント
値、84…格納データ読出しタイミング制御手段、85
…データタイミング調整手段、86…データ線駆動デー
タ、87…データ線駆動制御手段、88…1ラインラッ
チパルス、89…ビットイネーブル信号、90…走査線
多重駆動制御手段、91…第1走査開始信号、92…第
2走査開始信号、93…第3走査開始信号、94…第4
走査開始信号、95…第5走査開始信号、96…第6走
査開始信号、97…走査シフトクロック制御手段、98
…走査シフトクロック、 99…第1走査駆動手段、1
00…第1走査線信号、101…第7走査線信号、10
2…第235走査線信号、103…第2走査駆動手段、
104…第2走査線信号、105…第8走査線信号、1
06…第236走査線信号、107…第3走査駆動手
段、108…第3走査線信号、109…第9走査線信
号、110…第237走査線信号、111…第6走査駆
動手段、 112…第6走査線信号、113…第12走
査線信号、114…第240走査線信号、115…ビッ
ト3第1走査開始信号、116…ビット2第1走査開始
信号、117…ビット1第1走査開始信号、118…ビ
ット0第1走査開始信号、119…ビット3イネーブル
信号、120…ビット2イネーブル信号、121…ビッ
ト1イネーブル信号、122…ビット0イネーブル信
号、123…ビット3_6クロックシフト手段、124
…ビット3第1シフト出力、125…ビット3第2シフ
ト出力、126…ビット3第3シフト出力、127…ビ
ット3第4シフト出力、128…ビット3第5シフト出
力、129…ビット3第39シフト出力、130…ビッ
ト3第40シフト出力、131…ビット2_6クロック
シフト手段、132…ビット2第1シフト出力、133
…ビット2第2シフト出力、134…ビット2第3シフ
ト出力、135…ビット2第4シフト出力、136…ビ
ット2第5シフト出力、137…ビット2第39シフト
出力、138…ビット2第40シフト出力、139…ビ
ット1_6クロックシフト手段、140…ビット1第1
シフト出力、141…ビット1第2シフト出力、142
…ビット1第3シフト出力、143…ビット1第4シフ
ト出力、144…ビット1第5シフト出力、145…ビ
ット1第39シフト出力、146…ビット1第40シフ
ト出力、147…ビット0_6クロックシフト手段、1
48…ビット0第1シフト出力、149…ビット0第2
シフト出力、150…ビット0第3シフト出力、151
…ビット0第4シフト出力、152…ビット0第5シフ
ト出力、153…ビット0第39シフト出力、154…
ビット0第40シフト出力、155…ビット3期間選択
手段、156…ビット3第1走査線信号、157…ビッ
ト3第2走査線信号、158…ビット3第3走査線信
号、159…ビット3第4走査線信号、160…ビット
3第5走査線信号、161…ビット3第39走査線信
号、162…ビット3第40走査線信号、163…ビッ
ト2期間選択手段、164…ビット2第1走査線信号、
165…ビット2第2走査線信号、166…ビット2第
3走査線信号、167…ビット2第4走査線信号、16
8…ビット2第5走査線信号、169…ビット2第39
走査線信号、170…ビット2第40走査線信号、17
1…ビット1期間選択手段、172…ビット1第1走査
線信号、173…ビット1第2走査線信号、174…ビ
ット1第3走査線信号、175…ビット1第4走査線信
号、176…ビット1第5走査線信号、177…ビット
1第39走査線信号、178…ビット1第40走査線信
号、179…ビット0期間選択手段、180…ビット0
第1走査線信号、181…ビット0第2走査線信号、1
82…ビット0第3走査線信号、183…ビット0第4
走査線信号、184…ビット0第5走査線信号、185
…ビット0第39走査線信号、186…ビット0第40
走査線信号、187…第1走査線OR手段、188…第
2走査線OR手段、189…第3走査線OR手段、19
0…第4走査線OR手段、191…第5走査線OR手
段、192…第39走査線OR手段、193…第40走
査線OR手段、194…走査シフト量、195…データ
シフト手段、196…シフトデータ、197…1ライン
ラッチ手段、198…1ラインラッチデータ、199…
ビットシリアル化手段、200…ビットシリアルデー
タ、201…駆動電圧変換手段、202…表示無効デー
タ、203…1ライン目有効データ、204…2ライン
目有効データ、205…3ライン目有効データ、206
…4ライン目有効データ、207…時間経過、208…
視線固定時視点トレース、209…視線固定時表示状
態、210…視線移動時視点トレース、211…視線移
動時表示状態、212…第1走査時発光状態、213…
第1走査視線固定時表示状態、214…第1操作視線移
動時表示状態、215…第2走査時発光状態、216…
第2走査視線固定時表示状態、217…第2走査視線移
動時表示状態、218…第3走査時発光状態、219…
第3走査視線固定時表示状態、220…第3走査視線移
動時表示状態、221…第4走査時発光状態、222…
第4走査視線固定時表示状態、223…第4走査視線移
動時表示状態、224…第5走査時発光状態、225…
第5走査視線固定時表示状態、226…第5操作視線移
動時表示状態、227…第6走査時発光状態、228…
第6走査視線固定時表示状態、229…第6走査視線移
動時表示状態。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三上 佳朗 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 Fターム(参考) 3K007 AB02 AB17 BA06 DB03 GA02 GA04 5C080 AA06 BB05 DD30 EE19 EE29 FF11 JJ02 JJ04

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示素子がマトリックス状に配置された
    ディスプレイと、入力表示データに応じた階調信号を前
    記表示素子へ供給するデータ線駆動部と、前記階調信号
    を供給する前記表示素子のラインを選択するための走査
    駆動信号を前記ディスプレイへ供給する走査線駆動部
    と、前記入力表示データの1フレーム期間に前記階調信
    号のビット数の数だけ含まれるサブフィールド期間に対
    応して前記表示素子が発光又は非発光するように、前記
    走査線駆動部を制御する表示制御部とを備えた表示装置
    において、 前記表示制御部は、前記表示素子のラインに応じて、前
    記表示素子の発光又は非発光のタイミングを制御する表
    示装置。
  2. 【請求項2】 前記サブフィールド期間は、前記階調信
    号の各ビットに対応した時間幅を有する請求項1に記載
    の表示装置。
  3. 【請求項3】 前記階調信号の各ビットに対応した時間
    幅は、下位ビットから上位ビットへ長くなる請求項2に
    記載の表示装置。
  4. 【請求項4】 前記階調信号の各ビットに対応した時間
    幅は、上位ビットの時間幅が下位ビットの時間幅の2n
    倍(nは整数)である請求項2に記載の表示装置。
  5. 【請求項5】 前記表示制御部は、前記表示素子の発光
    又は非発光のタイミングを複数種設け、所定の周期で、
    前記表示素子のラインごとに前記複数種のタイミングを
    繰り返し設定する請求項1に記載の表示装置。
  6. 【請求項6】 前記表示装置の発光又は非発光のタイミ
    ングは、隣接する前記表示素子のライン間で異なる請求
    項1に記載の表示装置。
  7. 【請求項7】 入力表示データの1フレーム期間に階調
    信号のビット数の数だけ含まれるサブフィールド期間に
    対応して、マトリックス状に配置された表示素子の発光
    又は非発光を制御する表示装置において、 前記表示素子のラインに応じて、前記表示素子の発光又
    は非発光のタイミングを制御する表示制御装置。
  8. 【請求項8】 前記サブフィールド期間は、前記階調信
    号の各ビットに対応した時間幅を有する請求項7に記載
    の表示制御装置。
  9. 【請求項9】 前記階調信号の各ビットに対応した時間
    幅は、下位ビットから上位ビットへ長くなる請求項8に
    記載の表示制御装置。
  10. 【請求項10】 前記階調信号の各ビットに対応した時
    間幅は、上位ビットの時間幅が下位ビットの時間幅の2
    n倍(nは整数)である請求項8に記載の表示制御装
    置。
  11. 【請求項11】 前記表示制御部は、前記表示素子の発
    光又は非発光のタイミングを複数種設け、所定の周期
    で、前記表示素子のラインごとに前記複数種のタイミン
    グを繰り返し設定する請求項7に記載の表示制御装置。
  12. 【請求項12】 前記表示装置の発光又は非発光のタイ
    ミングは、隣接する前記表示素子のライン間で異なる請
    求項7に記載の表示制御装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006162762A (ja) * 2004-12-03 2006-06-22 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 表示装置、パネル、モジュール、携帯端末、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、ディスプレイ及びテレビジョン装置
JP2018025829A (ja) * 2012-11-01 2018-02-15 アイメック・ヴェーゼットウェーImec Vzw アクティブマトリックスディスプレイのデジタル駆動
CN112002277A (zh) * 2020-08-14 2020-11-27 昀光微电子(上海)有限公司 扫描方法、扫描装置和电子设备

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